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Title:
BAG MAKING AND PACKAGING MACHINE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/047967
Kind Code:
A1
Abstract:
A technique that reduces electric current consumption of a bag making and packaging machine for making bags and packaging articles by using the bags. The bag making and packaging machine has a seal jaw for sealing a film as a packaging material, a heater (201F) for heating the seal jaw, a heater drive section (260) for driving the heater (201F), and a motor drive section (270) as a regenerative current supply section for supplying regenerative current generated by a motor to the heater (201F).

Inventors:
MIYAMOTO HIDESHI (JP)
YOSHIKAWA TAKAO (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/066738
Publication Date:
April 16, 2009
Filing Date:
September 17, 2008
Export Citation:
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Assignee:
ISHIDA SEISAKUSHO (JP)
MIYAMOTO HIDESHI (JP)
YOSHIKAWA TAKAO (JP)
International Classes:
B65B51/10; B65B9/10; B65B57/00
Foreign References:
JP2004155465A2004-06-03
JPS61132319A1986-06-19
JP2004155465A2004-06-03
JP2007084082A2007-04-05
Other References:
See also references of EP 2199218A4
Attorney, Agent or Firm:
YOSHITAKE, Hidetoshi et al. (Sumitomo-seimei OBPPlaza Bldg., 4-70 Shiromi 1-chome,Chuo-ku, Osaka-sh, Osaka 01, JP)
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Claims:
 袋(PC)を形成し、当該袋を用いて物品(X)を包装する製袋包装機(100)であって、
 包材(FL)をシールするシール機構(160a,191B,191F,192B,191F)と、
 前記シール機構を加熱するヒータ部(160b,201B,201F,202B,202F)と、
 前記ヒータ部を駆動するヒータ駆動部(260)と、
 モータ(198)と、
 前記モータで発生する回生電流(IS)を前記ヒータ部に供給する回生電流供給部(270)と
を備える、製袋包装機。
 請求項1に記載の製袋包装機であって、
 前記ヒータ駆動部は、前記ヒータ部に前記回生電流が供給されている場合には、当該ヒータ部に流す電流(IM)を低減する、製袋包装機。
Description:
製袋包装機

 本発明は、袋を形成し、当該袋を用いて 品を包装する製袋包装機に関する。

 従来から製袋包装機に関して様々な技術 提案されている。例えば、特許文献1の技術 では、ヒータ及びモータの通電期間がオーバ ーラップしないように駆動機器を動作させる ことによって、当該駆動機器の電力負荷の低 減を図っている。また特許文献2にも、製袋 装機に関する技術が開示されている。

特開2004-155465号公報

特開2007-84082号公報

 上述の特許文献1の技術では、ヒータ及び モータの通電期間を単にずらしているだけで あるため、ある瞬間での消費電流は低減され るが、トータルの消費電流は低減されない。

 本発明は、上記の点に鑑みてなされたも であり、製袋包装機の消費電流を低減する とが可能な技術を提供することを目的とす 。

 上記の課題を解決するため、この発明に る製袋包装機の第1の態様は、袋を形成し、 当該袋を用いて物品を包装する製袋包装機で あって、包材をシールするシール機構と、前 記シール機構を加熱するヒータ部と、前記ヒ ータ部を駆動するヒータ駆動部と、モータと 、前記モータで発生する回生電流を前記ヒー タ部に供給する回生電流供給部とを備える。

 また、この発明に係る製袋包装機の第2の 態様は、第1の態様であって、前記ヒータ駆 部は、前記ヒータ部に前記回生電流が供給 れている場合には、当該ヒータ部に流す電 を低減する。

 この発明に係る製袋包装機の第1及び第2 態様によれば、ヒータ駆動部だけではなく モータで発生した回生電流を使用してシー 機構を加熱することができるため、本製袋 装機の消費電流を低減することができる。

 特に、第2の態様によれば、効率よくシー ル機構を加熱することができる。

 この発明の目的、特徴、局面、および利 は、以下の詳細な説明と添付図面とによっ 、より明白となる。

本発明の実施の形態に係る製袋包装機 機械的な構成を示す側面図である。 本発明の実施の形態に係る横シール装 の機械的な構成を示す側面図である。 本発明の実施の形態に係る製袋包装機 電気的な構成を主として示すブロック図で る。 本発明の実施の形態に係るヒータ部の 成を示す図である。 本発明の実施の形態に係るヒータ部の 動方法を示す図である。

 図1は本発明の実施の形態に係る製袋包装 機100の機械的な構成を示す側面図である。図 2は本製袋包装機100が備える横シール装置190 機械的な構成を詳細に示す側面図である。 3は本製袋包装機100の電気的な構成を主とし 示すブロック図である。本実施の形態に係 製袋包装機100は、袋PCを形成し、当該袋PCを 用いて物品Xを包装する縦型製袋包装機であ 。なお、以下の説明では、本製袋包装機100 前後方向、左右方向及び上下方向を、それ れX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向とするXYZ直 座標系を用いる。

 図1に示されるように、本実施の形態に係 る製袋包装機100には、投入される物品Xを受 止めて下方へ案内するチューブ140と、包材 る長尺のフィルムFLを筒状に曲成するフォー マ150とが設けられている。

 チューブ140は、上部が漏斗形状となって り、下部が円筒形状となっている。チュー 140の上部の漏斗形状の部分は、投入された 品Xを受け止めてチューブ140の内部に導く集 合シュートとして機能する。チューブ140は、 内部の物品X及び外面に巻きつけられた筒状 フィルムFLを下方へ案内する。

 フォーマ150は、チューブ140が貫通する湾 面を有しており、当該湾曲面とチューブ140 の間には、供給されたフィルムFLを通過さ ることができる間隙が設けられている。フ ーマ150は、供給されたフィルムFLを当該湾曲 面に密接させた後に当該間隙を通過させるこ とにより、フィルムFLを筒状に曲成された状 でチューブ140の外面に巻きつける。

 また、本製袋包装機100には、チューブ140 巻きつけられた筒状のフィルムFLの縦方向( さ方向)に延びる重ね合わせ部分をシール( 着)する縦シール装置160と、筒状のフィルムF Lを下方に搬送するプルダウン装置170とが設 られている。プルダウン装置170は、チュー 140の左右両側に配置された一対のプルダウ ベルト171(図中では一方のみが示されている) と、プルダウンベルト171を駆動するプルダウ ン用サーボモータ172とを備えている。一対の プルダウンベルト171は、図示しない真空ポン プによって筒状のフィルムFLを左右から吸引 ながら、プルダウン用サーボモータ172で駆 されることによって当該フィルムFLを下方 搬送する。

 縦シール装置160は、フィルムFLの搬送に 従して走行するとともにチューブ140との間 フィルムFLを挟み込むベルト部材160aを備え いる。さらに、縦シール装置160は、図3に示 れるように、フィルムFLの重ね合わせ部分 シールするためにベルト部材160aを加熱する ータ部160bと、ベルト部材160aの温度を測定 る温度センサ160cとを備えている。温度セン 160cは例えば熱電対等で構成されている。

 縦シール装置160及びプルダウン装置170の 方には、筒状のフィルムFLの内部に投入さ た物品Xの嵩密度を高めるシェーキング装置1 80が配置されている。シェーキング装置180の 方には、筒状のフィルムFLを前後両側から み付けて、当該フィルムFLの所定位置をシー ルするとともに、物品Xが収容された筒状の ィルムFLの上端部をシールして袋PCを形成す 横シール装置190が配置されている。

 シェーキング装置180は、横シール装置190 よって底部が形成され、かつ物品Xが投入さ れた筒状のフィルムFLを、前後一対のシャッ 部材181で挟み込んだ状態で、当該シャッタ 材181を上下に振動させることにより、物品X の嵩密度を高める。シェーキング装置180には 、一対のシャッタ部材181を開閉するシャッタ 開閉用シリンダ182と、一対のシャッタ部材181 を上下に振動させる振動用サーボモータ183が 設けられている。なお図1では、筒状のフィ ムFLがシャッタ部材181で挟み込まれていない 状態を実線で示しており、筒状のフィルムFL シャッタ部材181で挟み込まれた状態を二点 線で示している。

 横シール装置190は、前後一対の横シール 190F,190Bを備えており、横シール部190F,190Bが い協同して動作することにより、筒状のフ ルムFLが横方向(幅方向)にシールされて切断 される。

 前方側の横シール部190F(以後、「前方側 シール部190F」と呼ぶ)は、シールジョー191F,1 92Fと、時計回りに回転運動するとするととも に前後方向に往復直線運動する回転軸193Fと シールジョー191F,192Fと回転軸193Fとを連結す 連結部材194Fとを備えている。また、後方側 の横シール部190B(以後、「後方側横シール部1 90B」と呼ぶ)は、シールジョー191B,192Bと、反 計回りに回転運動するとするとともに前後 向に往復直線運動する回転軸193Bと、シール ョー191B,192Bと回転軸193Bとを連結する連結部 材194Bとを備えている。

 さらに、横シール装置190には、回転軸193F を時計回りに回転させるとともに、回転軸193 Bを反時計回りに回転させる回転駆動用サー モータ197が設けられている。また、横シー 装置190には、回転軸193B,193Fを、フィルムFLの 搬送方向(Z軸方向)に垂直な水平方向(X軸方向) に独立して往復直線運動させる水平駆動用サ ーボモータ198が設けられている。

 <横シール装置の詳細な構成>
 次に、横シール装置190の構成を詳細に説明 る。本実施の形態では、前方側横シール部1 90F及び後方側横シール部190Bは、前後対称の 等の構成を有しているため、以下では、主 前方側横シール部190Fの構成について説明す 。

 図2に示されるように、前方側横シール部 190Fは、連結部材194Fと、シールジョー191F,192F 、ベース部材301,302と、回動部材311,312と、 動軸321,322とを備えている。

 連結部材194Fは、回転軸193Fの往復直線運 に追随して運動するとともに、回転軸193Fの 転運動に追随して運動する。

 連結部材194Fの両端部のシールジョー191F,1 92Fは、それぞれ、後方側横シール部190Bのシ ルジョー191B,192Bと対になって筒状のフィル FLを挟み込み、挟み込んだ筒状のフィルムFL シール(溶着)して切断する。シールジョー19 1F,192Fの内部には、筒状のフィルムFLを溶着す るためのヒータ部201F,202Fがそれぞれ設けられ ている(図3参照)。シール機構たるシールジョ ー191F,192Fは、ヒータ部201F,202Fによってそれぞ れ加熱される。また、シールジョー191F,192Fの いずれか一方には、当該いずれか一方の温度 を測定する温度センサ203Fが内蔵されている( 3参照)。

 なお、後方側横シール部190Bのシールジョ ー191B,192Bの内部にも、ヒータ部201B,202Bがそれ ぞれ設けられており、シールジョー191B,192Bの いずれか一方には、当該いずれか一方の温度 を測定する温度センサ203Bが内蔵されている( 3参照)。温度センサ203B,203Fは例えば熱電対 で構成されている。

 また、前方側横シール部190Fのシールジョ ー191F,192Fのそれぞれ、あるいは後方側横シー ル部190Bのシールジョー191B,192Bのそれぞれに 、ソレノイド等によって駆動され、フィル FLにおける横方向にシールされた部分を横方 向に切断するカッタ(図示せず)が収容されて る。

 ベース部材301,302は、シールジョー191F,192F をそれぞれ保持する。ベース部材301,302は、 動軸321,322にそれぞれ結合され、回動軸321,322 のまわりに連結部材194Fに対して相対的に回 可能である。

 回動部材311,312は、それぞれ、一方の端部 の近傍において回動軸321,322に結合され、回 軸321,322のまわりに連結部材194Fに対して相対 的に回動可能である。

 回動軸321,322は、連結部材194Fの両端部に いて連結部材194Fを左右(Y軸方向)に貫通する うに設けられている。回動軸321,322は、連結 部材194Fに対して相対的に回動可能である。

 これにより、前方側横シール部190Fでは、 回動部材311,312が連結部材194Fに対して相対的 回動すれば、ベース部材301,302も連結部材194 Fに対して相対的に回動し、シールジョー191F, 192Fの連結部材194Fに対する角度が変化するこ になる。

 前方側横シール部190Fは、さらに、カム331 と、カムフォロア341,342と、スプリング351,352 を備えている。カム331は、回転軸193Fの往復 直線運動に追随して運動するが、回転軸193F 回転運動に対しては追随しないように設置 れている。したがって、回転軸193Fが回転し としても、カム331は回転しない。カムフォ ア341,342は、それぞれ、回動部材311,312に回 自在に取り付けられ、カム331のカム面3311に 接する。カムフォロア341,342は、それぞれ、 回動部材311,312において、回動軸321,322への結 位置よりも他方の端部よりの位置に取り付 られている。

 スプリング351,352は、連結部材194Fの側部 設けられている。スプリング351は、回動部 311の他方の端部と、連結部材194Fの回動部材3 11が設けられた端部とは回転軸193Fを挟んで反 対側の端部とに渡って配置されており、当該 スプリング351によってカムフォロア341はカム 面3311に向かって付勢される。同様に、スプ ング352は、回動部材312の他方の端部と、連 部材194Fの回動部材312が設けられた端部とは 転軸193Fを挟んで反対側の端部とに渡って設 けられており、当該スプリング352によってカ ムフォロア342はカム面3311に向かって付勢さ る。これにより、カム面3311の形状は、連結 材194Fに対するシールジョー191F,192Fの向きを 規定することになる。

 <製袋包装機の電気的構成>
 次に図3を参照して、本製袋包装機100の電気 的構成について詳細に説明する。図3に示さ るように、本製袋包装機100には、その全体 動作を制御する制御部として機能するコン ロールユニット250が設けられている。コン ロールユニット250はCPUやメモリなどで構成 れている。

 また、本製袋包装機100には、ヒータ駆動 260とモータ駆動部270とが設けられている。 ータ駆動部260は、コントロールユニット250 よる制御により、縦シール装置160のヒータ 160bと、横シール装置190のヒータ部201B,202B及 びヒータ部201F,202Fとを駆動する。コントロー ルユニット250は、縦シール装置160の温度セン サ160cでの検出結果に基づいてヒータ駆動部26 0を制御する。これにより、縦シール装置160 ベルト部材160aの温度が一定温度になるよう ヒータ部160bが駆動される。

 同様にして、コントロールユニット250は 前方側横シール部190Fの温度センサ203Fでの 出結果に基づいてヒータ駆動部260を制御す 。これにより、前方側横シール部190Fのシー ジョー191F,192Fの温度が一定温度になるよう ヒータ駆動部260によってヒータ部201F,202Fが れぞれ駆動される。

 同様にして、コントロールユニット250は 後方側横シール部190Bの温度センサ203Bでの 出結果に基づいてヒータ駆動部260を制御す 。これにより、後方側横シール部190Bのシー ジョー191B,192Bの温度が一定温度になるよう ヒータ駆動部260によってヒータ部201B,202Bが れぞれ駆動される。

 モータ駆動部270は、MOSトランジスタやダ オードなどで構成されており、コントロー ユニット250による制御により、横シール装 190の回転駆動用サーボモータ197及び水平駆 用サーボモータ198を駆動する。また、モー 駆動部270は、上述のプルダウン用サーボモ タ172及び振動用サーボモータ183も駆動する

 <シールジョーの運動軌跡>
 次に図1を参照しながら、シールジョー191F,1 92F及びシールジョー191B,192Bの運動の軌跡につ いて説明する。

 図1に示されるように、シールジョー191F,1 92Fのそれぞれは、側面視上において、位置A1 ら位置A2へ至る直線部分と位置A2から位置A1 と至る円弧を含む曲線部分とからなる略D字 形状の閉じた軌跡GFを繰り返し描くように、 転駆動用サーボモータ197及び水平駆動用サ ボモータ198によって駆動される。また、シ ルジョー191B,192Bのそれぞれは、側面視上に いて、位置B1から位置B2へ至る直線部分と位 置B2から位置B1へと至る円弧を含む曲線部分 からなる略D字形状の閉じた軌跡GBを繰り返 描くように、回転駆動用サーボモータ197及 水平駆動用サーボモータ198によって駆動さ る。

 回転駆動用サーボモータ197及び水平駆動 サーボモータ198による駆動により、筒状の ィルムFLについての前後対称の位置にある ールジョー191B,191Fの組みは、シールジョー19 1Fが軌跡GFの直線部分にあり、シールジョー19 1Bが軌跡GBの直線部分にあるときは、筒状の ィルムFLに追随して運動し、筒状のフィルム FLを前後両側から挟み込んで幅方向にシール るとともに、筒状のフィルムFLの切断を行 。一方で、シールジョー191B,191Fの組みは、 ールジョー191Fが軌跡GFの曲線部分にあり、 ールジョー191Bが軌跡GBの曲線部分にあると は、筒状のフィルムFLから離隔して運動する 。シールジョー192B,192Fの組みも同様に動作し 、筒状のフィルムFLを前後両側から挟み込ん 幅方向にシールするとともに、筒状のフィ ムFLの切断を行う。

 なお、シールジョー191B,191Fの組み、ある はシールジョー192B,192Fの組みが、Z軸方向に 直線運動をしているときに、互いに対向して 筒状のフィルムFLを適切に挟み込むことがで るように、カム331のカム面3311の形状は決め られている。

 <製袋包装機の包装動作>
 次に、本実施の形態に係る製袋包装機100の 装動作について説明する。まず、帯状のフ ルムFLはフォーマ150を介してチューブ140に きつけられて筒状に成形されながら、プル ウン装置170によって下方へ搬送される。そ て、筒状のフィルムFLの重ね合わせ部が縦シ ール装置160によってシールされる。このとき 、計量機などの装置から所定重量の物品Xが ューブ140を介して底部が形成された筒状の ィルムFLに投入されると、横シール装置190に よって、フィルムFLにおける物品Xが投入され ている部分の上方がシールされて、物品Xが 入された袋PCと同時に筒状のフィルムFLの新 な底部が形成される。そして、横シール装 190によって、フィルムFLの幅方向にシール れた部分の略中央部分が切断され、フィル FLから袋PCが切り離される。以後、同様の動 が繰り返して行われる。これにより、袋詰 商品が順次製造される。

 <ヒータ部の駆動方法>
 次に、縦シール装置160のヒータ部160b及び横 シール装置190のヒータ部201B,202B及びヒータ部 201F,202Fの構成及びそれらの駆動方法について 詳細に説明する。本実施の形態では、ヒータ 部160b、ヒータ部201B,202B及びヒータ部201F,202F 、同様の構成を有し、同様の方法で駆動さ るため、以下では、代表して、ヒータ部201F 構成及びその駆動方法について詳細に説明 る。

 図4はヒータ部201Fの構成を示す図である 図4に示されるように、ヒータ部201Fは、互い に独立して駆動されるメインヒータMH及びサ ヒータSHで構成されている。メインヒータMH はヒータ駆動部260によって駆動電流IMが通電 れ、サブヒータSHはモータ駆動部270によっ 駆動電流ISが通電される。

 ここで、上述のように、シールジョー191F ,192Fの位置を変化させる回転軸193F及びシール ジョー191B,192Bの位置を変化させる回転軸193B それぞれは、水平駆動用サーボモータ198に って駆動されることにより、前後方向に往 直線運動を行う。回転軸193B,193Fの運動方向 -X方向から+X方向、あるいは+X方向から-X方向 に変化する直前には、水平駆動用サーボモー タ198の回転に減速が生じる。一般的に、モー タの回転にブレーキがかかり、その回転速度 が低下すると、モータのコイルに蓄積された エネルギーによって回生電流が発生する。本 実施の形態に係るモータ駆動部270は、水平駆 動用サーボモータ198で発生する回生電流を、 自身が備えるダイオード等を通じて外部に取 り出すことができ、この取り出された回生電 流が、駆動電流ISとしてサブヒータSHに供給 れる。つまり、モータ駆動部270は、水平駆 用サーボモータ198で発生した回生電流をヒ タ部201Fに供給する回生電流供給部として機 する。

 図5はメインヒータMH及びサブヒータSHの 動方法を示す図である。ヒータ駆動部260は 水平駆動用サーボモータ198で回生電流が発 していない場合には、上述のように、温度 ンサ203Fでの検出結果に基づいて、シールジ ー191Fの温度が一定温度となるようにメイン ヒータMHに駆動電流IMを供給する。そして、 ータ駆動部260は、図5に示されるように、水 駆動用サーボモータ198で回線電流が発生し モータ駆動部270から駆動電流ISが出力され と、回生電流が発生している間、その回生 流の分だけ、メインヒータMHに流す駆動電流 IMを減少させる。

 ここで、コントロールユニット250は、モ タ駆動部270を通じて水平駆動用サーボモー 198を制御していることから、水平駆動用サ ボモータ198で回生電流が発生するタイミン と、水平駆動用サーボモータ198で回生電流 発生しなくなるタイミングとを特定するこ ができる。また、水平駆動用サーボモータ1 98に発生する回生電流の値は、事前に実験等 行うことによって求められ、コントロール ニット250に予め記憶されている。コントロ ルユニット250は、水平駆動用サーボモータ1 98で回生電流が発生するタイミングになると メインヒータMHに供給している駆動電流IMが 回生電流の分だけ減少するようにヒータ駆動 部260を制御する。そして、コントロールユニ ット250は、水平駆動用サーボモータ198で回生 電流が発生しなくなるタイミングになると、 メインヒータMHに供給している駆動電流IMが 加してもとに戻るようにヒータ駆動部260を 御する。これにより、ヒータ部201Fに回生電 (駆動電流IS)が供給されている間、ヒータ駆 動部260からヒータ部201Fに供給される駆動電 IMは低減する。

 なお、ヒータ部160b、ヒータ部201B,202B及び ヒータ部202Fについても、それぞれメインヒ タMHとサブヒータSHとを備えており、ヒータ 201Fと同様に、メインヒータMHにはヒータ駆 部260から駆動電流IMが供給され、サブヒー SHにはモータ駆動部270から回生電流が供給さ れる。

 以上のように、本実施の形態では、縦シ ル装置160のベルト部材160aや横シール装置190 のシールジョー191F,192F及びシールジョー191B,1 92Bなどのシール機構を、ヒータ駆動部260だけ ではなく、水平駆動用サーボモータ198で発生 した回生電流を使用して加熱することができ るため、本製袋包装機100の消費電流を低減す ることができる。

 また、ヒータ駆動部260は、ヒータ部160bや ヒータ部201Fなどのヒータ部に回生電流が供 されている場合には、当該ヒータ部に流す 流を低減するため、効率よくシール機構を 熱することができる。

 なお、本実施の形態では、本製袋包装機1 00が備える全てのヒータ部に回生電流を供給 ていたが、それらのうちの一部だけに回生 流を供給することによっても、本製袋包装 100の消費電流を低減することができる。

 また、本実施の形態では、ベルト部材160a 、シールジョー191F,192F及びシールジョー191B,1 92Bを加熱する際に、水平駆動用サーボモータ 198で発生した回生電流を利用したが、他のモ ータで回生電流が発生する場合には、その回 生電流を利用しても良い。

 この発明は詳細に説明されたが、上記し 説明は、すべての局面において、例示であ て、この発明がそれに限定されるものでは い。例示されていない無数の変形例が、こ 発明の範囲から外れることなく想定され得 ものと解される。




 
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