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Title:
BASE STATION DEVICE, MOBILE STATION, RADIO COMMUNICATION SYSTEM, AND COMMUNICATION CONTROL METHOD
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/099807
Kind Code:
A1
Abstract:
A radio communication system includes: a mobile station and a base station device which performs communication with the mobile station in the uplink by using the SC-FDMA method. The radio communication system has: means used by the mobile station to transmit a first signal or a second signal; and sounding reference signal (RS) transmission means used by the mobile station to set a transmission band of the sounding RS according to the mapping information in the first signal or the second signal.

Inventors:
NISHIKAWA DAISUKE (JP)
ISHII HIROYUKI (JP)
KAWAMURA TERUO (JP)
HIGUCHI KENICHI (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/052258
Publication Date:
August 21, 2008
Filing Date:
February 12, 2008
Export Citation:
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Assignee:
NTT DOCOMO INC (JP)
NISHIKAWA DAISUKE (JP)
ISHII HIROYUKI (JP)
KAWAMURA TERUO (JP)
HIGUCHI KENICHI (JP)
International Classes:
H04J11/00; H04J1/00; H04L27/01; H04W72/08
Foreign References:
JP2005354326A2005-12-22
JPH11252040A1999-09-17
JP2006345274A2006-12-21
JP2007035526A2007-02-08
JP2007077900A2007-03-29
Other References:
NTT DOCOMO, MITSUBISHI ELECTRIC, NEC, SHARP: "PUCCH Structure Considering Sounding RS Transmission in E-UTRA Uplink", 3GPP TSG RAN WG1 MEETING #50, vol. R1-073700, 24 August 2007 (2007-08-24), pages 1 - 3, XP008115620
NTT DOCOMO, MITSUBISHI ELECTRIC, NEC, SHARP: "PRACH Multiplexing Method and Slot Configuration for E-UTRA Uplink", 3GPP TSG RAN WG1 MEETING #50, vol. R1-073690, 24 August 2007 (2007-08-24), pages 1 - 4, XP008115659
NTT DOCOMO, FUJITSU, MITSUBISHI ELECTRIC, NEC, PANASONIC, SHARP: "Necessity of Multiple Bandwidths for Sounding Reference Signals", 3GPP TSG RAN WG1 MEETING #47BIS, vol. R1-070090, 19 January 2007 (2007-01-19), pages 1 - 10, XP008115619
QUALCOMM EUROPE: "Proposed Structure for UL ACK and CQI", 3GPP TSG RAN1 #47-BIS, vol. R1-070437, 19 January 2007 (2007-01-19), pages 1 - 3, XP008115660
See also references of EP 2129022A4
Attorney, Agent or Firm:
ITOH, Tadahiko (Yebisu Garden Place Tower20-3, Ebisu 4-chom, Shibuya-ku Tokyo, JP)
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Claims:
 移動局と、前記移動局と上りリンクにおいてSC-FDMA方式を用いて通信を行う基地局装置とを具備する無線通信システムであって:
 前記移動局が、第1の信号または第2の信号の少なくとも1つを送信する手段;
 前記移動局が、前記第1の信号または前記第2の信号の少なくとも1つのマッピング情報に基づいて、サウンディング用のリファレンス信号(Sounding RS)の送信帯域を設定するSounding RS送信手段;
 を備えることを特徴とする無線通信システム。
 請求項1に記載の無線通信システムであって:
 前記Sounding RS送信手段は、前記第1の信号の送信帯域と前記第2の信号の送信帯域の少なくとも1つを避けてSounding RSを送信することを特徴とする無線通信システム。
 請求項1に記載の無線通信システムであって:
 Sounding RSが送信されないRB(Resource Block)が存在する場合に、そのRBのSIRは、隣接するRB、もしくは直近の、Sounding RSが送信されるRBのSIRを代用することを特徴とする無線通信システム。
 請求項1に記載の無線通信システムであって:
 前記第1の信号は、上りリンクの制御チャネル(PUCCH)であること、前記第2の信号は、ランダムアクセスチャネル(PRACH)であることを特徴とする無線通信システム。
 移動局と、前記移動局と上りリンクにおいてSC-FDMA方式を用いて通信を行う基地局装置とを具備する無線通信システムであって:
 Sounding RSの送信帯域の一部または全てが、第1の信号または第2の信号の送信帯域の一部または全てと重なる場合に、前記Sounding RSを送信しないことを特徴とする移動通信システム。
 請求項5に記載の無線通信システムであって:
 Sounding RSが送信されないRB(Resource Block)が存在する場合に、そのRBのSIRは、隣接するRB、もしくは直近の、Sounding RSが送信されるRBのSIRを代用することを特徴とする無線通信システム。
 請求項5に記載の無線通信システムであって:
 前記第1の信号は、上りリンクの制御チャネル(PUCCH)であること、前記第2の信号は、ランダムアクセスチャネル(PRACH)であることを特徴とする無線通信システム。
 移動局と、前記移動局と上りリンクにおいてSC-FDMA方式を用いて通信を行う基地局装置とを具備する無線通信システムにおける基地局装置であって:
 第1の信号および第2の信号を受信する手段;
 前記第1の信号および前記第2の信号のマッピング情報に基づいて送信帯域が設定されるSounding RSを受信するSounding RS受信手段;
 を備えることを特徴とする基地局装置。
 請求項8に記載の基地局装置であって:
 前記第1の信号は、PUCCHであること、前記第2の信号は、PRACHであることを特徴とする基地局装置。
 請求項8に記載の基地局装置であって:
 PUCCHでは、CQIまたは、HARQ ACK informationまたは、CQIとHARQ ACK informationが送信されることを特徴とする基地局装置。
 移動局と、前記移動局と上りリンクにおいてSC-FDMA方式を用いて通信を行う基地局装置とを具備する無線通信システムにおける基地局装置であって:
 同一サブフレームにおいて、第1の信号と第3の信号の受信機会が与えられている場合に、前記第1の信号と前記第3の信号のいずれか1つを受信することを特徴とする基地局装置。
 請求項11に記載の基地局装置であって:
 前記第1の信号は、PUCCHであること、前記第3の信号は、Sounding RSであることを特徴とする基地局装置。
 請求項11に記載の基地局装置であって:
 PUCCHでは、CQIまたは、HARQ ACK informationまたは、CQIとHARQ ACK informationが送信されることを特徴とする基地局装置。
 移動局と、前記移動局と上りリンクにおいてSC-FDMA方式を用いて通信を行う基地局装置とを具備する無線通信システムにおける基地局装置であって:
 同一サブフレームにおいて、第1の信号と第3の信号の受信機会が与えられている場合に、前記第3の信号と前記第1の信号の一部を受信することを特徴とする基地局装置。
 請求項14に記載の基地局装置であって:
 前記第1の信号の一部は、前記第3の信号を受信するSC-FDMAシンボルを除いたものであることを特徴とする基地局装置。
 請求項14に記載の基地局装置であって:
 前記第1の信号は、PUCCHであること、前記第3の信号は、Sounding RSであることを特徴とする基地局装置。
 請求項14に記載の基地局装置であって:
 PUCCHでは、CQIまたは、HARQ ACK informationまたは、CQIとHARQ ACK informationが送信されることを特徴とする基地局装置。
 移動局と、前記移動局と上りリンクにおいてSC-FDMA方式を用いて通信を行う基地局装置とを具備する無線通信システムにおける移動局であって:
 第1の信号および第2の信号を送信する手段;
 前記第1の信号および前記第2の信号のマッピング情報に基づいて送信帯域が設定されるSounding RSを送信するSounding RS送信手段;
 を備えることを特徴とする移動局。
 請求項18に記載の移動局であって:
 前記第1の信号は、PUCCHであること、前記第2の信号は、PRACHであることを特徴とする移動局。
 請求項18に記載の移動局であって:
 PUCCHでは、CQIまたは、HARQ ACK informationまたは、CQIとHARQ ACK informationが送信されることを特徴とする移動局。
 移動局と、前記移動局と上りリンクにおいてSC-FDMA方式を用いて通信を行う基地局装置とを具備する無線通信システムにおける移動局であって:
 同一サブフレームにおいて、第1の信号と第3の信号の送信機会が与えられている場合に、前記第1の信号と前記第3の信号のいずれか1つを送信することを特徴とする移動局。
 請求項21に記載の移動局であって:
 前記第1の信号は、PUCCHであること、前記第3の信号は、Sounding RSであることを特徴とする移動局。
 請求項21の何れか1項に記載の移動局であって:
 PUCCHでは、CQIまたは、HARQ ACK informationまたは、CQIとHARQ ACK informationが送信されることを特徴とする移動局。
 移動局と、前記移動局と上りリンクにおいてSC-FDMA方式を用いて通信を行う基地局装置とを具備する無線通信システムにおける移動局であって:
 同一サブフレームにおいて、第1の信号と第3の信号の送信機会が与えられている場合に、前記第3の信号と前記第1の信号の一部を送信することを特徴とする移動局。
 請求項24に記載の移動局であって:
 前記第1の信号の一部は、前記第3の信号を送信するSC-FDMAシンボルを除いたものであることを特徴とする移動局。
 請求項24に記載の移動局であって:
 前記第1の信号は、PUCCHであること、前記第3の信号は、Sounding RSであることを特徴とする移動局。
 請求項24に記載の移動局であって:
 PUCCHでは、CQIまたは、HARQ ACK informationまたは、CQIとHARQ ACK informationが送信されることを特徴とする移動局。
 移動局と、前記移動局と上りリンクにおいてSC-FDMA方式を用いて通信を行う基地局装置とを具備する無線通信システムにおける通信制御方法であって:
 前記移動局が、第1の信号および第2の信号のマッピング情報に基づいて、Sounding RSの送信帯域を設定するステップ;
 前記移動局が、前記第1の信号、前記第2の信号および前記Sounding RSの少なくとも一つを送信するステップ;
 を有することを特徴とする通信制御方法。
 請求項28に記載の通信制御方法であって:
 前記第1の信号は、PUCCHであること、前記第2の信号は、PRACHであることを特徴とする通信制御方法。
Description:
基地局装置、移動局、無線通信 ステム及び通信制御方法

 本発明は、LTE(Long Term Evolution)システム 関し、特に基地局装置、移動局、及び通信 御方法に関する。

 W-CDMAやHSDPAの後継となる通信方式、すな ちLTE(Long Term Evolution)システムが、W-CDMAの標 準化団体3GPPにより検討され、無線アクセス 式として、下りリンクについてはOFDMA(Orthogon al Frequency Division Multiple Access)、上りリンク についてはSC-FDMA(Single-Carrier Frequency Division  Multiple Access)が検討されている(例えば、非特 許文献1参照)。

 OFDMAは、周波数帯域を複数の狭い周波数 域(サブキャリア)に分割し、各周波数帯上に データを載せて伝送を行う方式であり、サブ キャリアを周波数上に、一部重なりあいなが らも互いに干渉することなく密に並べること で、高速伝送を実現し、周波数の利用効率を 上げることができる。

 SC-FDMAは、周波数帯域を分割し、複数の移 動局間で異なる周波数帯域を用いて伝送する ことで、移動局間の干渉を低減することがで きる伝送方式である。SC-FDMAでは、送信電力 変動が小さくなる特徴を持つことから、移 局の低消費電力化及び広いカバレッジを実 できる。

 LTEは、上りリンク、下りリンクともに1つ ないし2つ以上の物理チャネルを複数の移動 で共有して通信を行うシステムである。上 複数の移動局で共有されるチャネルは、一 に共有チャネルと呼ばれ、LTEにおいては、 りリンクにおいてはPhysical Uplink Shared Channe l (PUSCH)であり、下りリンクにおいてはPhysical  Downlink Shared Channel(PDSCH)である。

 上りリンクにおいては、上記共有チャネ の他に、制御チャネル(PUCCH: Physical Uplink C ontrol Channel)やランダムアクセスチャネル(PRAC H: Physical Random Access Channel)、そして、パイ ット信号として、データ復調用のリファレ ス信号(Demodulation RS: Demodulation Reference Sign al)と、サウンディング用のリファレンス信号 (Sounding RS: Sounding Reference Signal)などが送信 れる。

 尚、PUCCHには、PUSCHと時間多重されるチャ ネルと、周波数多重されるチャネルの2種類 ある。

 上述したような共有チャネルを用いた通 システムにおいては、サブフレーム毎に、 の移動局に対して上記共有チャネルを割り てるかを決める、スケジューリングを行う 要があり、上記スケジューリングは、Soundin g RSにより得られる通信品質などの情報に基 いて行われる。

 LTEの上りリンクでは、上記Sounding RSは、一 に、システム帯域全域において、移動局そ ぞれに種々の帯域幅をもって送信される。 た、PUSCHとは時間的に多重されて送信され 。
3GPP TR 25.814 (V7.1.0), "Physical Layer Aspects  for Evolved UTRA," September 2006

 しかしながら、上述した背景技術には以 の問題がある。

 すなわち、LTEの上りリンクでは、上記Soun ding RSと、上述したPRACHとPUCCHとが、同一のタ イムスロットで送信されるため、Sounding RSの 送信帯域とPUCCHやPRACHの送信帯域が重なる場 には、互いに干渉となるという問題点があ 。

 本発明は上述した従来技術の問題点を解 するためになされたものであり、その目的 、LTEの上りリンクにおいて、Sounding RSの送 帯域とPUCCHやPRACHの送信帯域が重なる場合に 、適切にSounding RSの送信制御を行うことので きる基地局装置,移動局,無線通信システム及 通信制御方法を提供することにある。

 上記課題を解決するため、本発明の無線通 システムは、
 移動局と、前記移動局と上りリンクにおい SC-FDMA方式を用いて通信を行う基地局装置と を具備する無線通信システムであって:
 前記移動局が、第1の信号または第2の信号 少なくとも1つを送信する手段と、
 前記移動局が、前記第1の信号または前記第 2の信号の少なくとも1つのマッピング情報に づいて、サウンディング用のリファレンス 号(Sounding RS)の送信帯域を設定するSounding R S送信手段と
 を備えることを特徴の1つとする。

 このようにすることにより、PUCCHやPRACHの 送信帯域が重なる場合に、適切にSounding RSの 送信制御を行うことができる。

 本発明の他の無線通信システムは、
 移動局と、前記移動局と上りリンクにおい SC-FDMA方式を用いて通信を行う基地局装置と を具備する無線通信システムであって:
 Sounding RSが送信されないRB(Resource Block)が存 在する場合に、そのRBのSIRは、隣接するRB、 しくは直近の、Sounding RSが送信されるRBのSIR を代用する手段
 を備えることを特徴の1つとする。

 このようにすることにより、PUCCHやPRACHの 送信帯域が重なる場合に、適切にSounding RSの 送信制御を行うことができる。

 本発明の他の無線通信システムは、
 移動局と、前記移動局と上りリンクにおい SC-FDMA方式を用いて通信を行う基地局装置と を具備する無線通信システムであって:
 Sounding RSの送信帯域の一部または全てが、 1の信号または第2の信号の送信帯域の一部 たは全てと重なる場合に、前記Sounding RSを 信しないことを特徴の1つとする。

 本発明の基地局装置は、
 移動局と、前記移動局と上りリンクにおい SC-FDMA方式を用いて通信を行う基地局装置と を具備する無線通信システムにおける基地局 装置であって:
 第1の信号および第2の信号を受信する手段 、
 前記第1の信号および前記第2の信号のマッ ング情報に基づいて送信帯域が設定されるSo unding RSを受信するSounding RS受信手段と
 を備えることを特徴の1つとする。

 本発明の他の基地局装置は、
 移動局と、前記移動局と上りリンクにおい SC-FDMA方式を用いて通信を行う基地局装置と を具備する無線通信システムにおける基地局 装置であって:
 同一サブフレームにおいて、第1の信号と第 3の信号の受信機会が与えられている場合に 前記第1の信号と前記第3の信号のいずれか1 を受信することを特徴の1つとする。

 本発明の他の基地局装置は、
 移動局と、前記移動局と上りリンクにおい SC-FDMA方式を用いて通信を行う基地局装置と を具備する無線通信システムにおける基地局 装置であって:
 同一サブフレームにおいて、第1の信号と第 3の信号の受信機会が与えられている場合に 前記第3の信号と前記第1の信号の一部を受信 することを特徴の1つとする。

 本発明の移動局は、
 移動局と、前記移動局と上りリンクにおい SC-FDMA方式を用いて通信を行う基地局装置を 具備する無線通信システムにおける移動局で あって:
 第1の信号および第2の信号を送信する手段 、
 前記第1の信号および前記第2の信号のマッ ング情報に基づいて送信帯域が設定されるSo unding RSを送信するSounding RS送信手段と
 を備えることを特徴の1つとする。

 本発明の他の移動局は、
 移動局と、前記移動局と上りリンクにおい SC-FDMA方式を用いて通信を行う基地局装置と を具備する無線通信システムにおける移動局 であって:
 同一サブフレームにおいて、第1の信号と第 3の信号の送信機会が与えられている場合に 前記第1の信号と前記第3の信号のいずれか1 を送信することを特徴の1つとする。

 本発明の他の移動局は、
 移動局と、前記移動局と上りリンクにおい SC-FDMA方式を用いて通信を行う基地局装置と を具備する無線通信システムにおける移動局 であって:
 同一サブフレームにおいて、第1の信号と第 3の信号の送信機会が与えられている場合に 前記第3の信号と前記第1の信号の一部を送信 することを特徴の1つとする。

 本発明の通信制御方法は、
 移動局と、前記移動局と上りリンクにおい SC-FDMA方式を用いて通信を行う基地局装置と を具備する無線通信システムにおける通信制 御方法であって:
 前記移動局が、第1の信号および第2の信号 マッピング情報に基づいて、Sounding RSの送 帯域を設定するステップと、
 前記移動局が、前記第1の信号、前記第2の 号および前記Sounding RSの少なくとも一つを 信するステップと
 を有することを特徴の1つとする。

 本発明の実施例によれば、LTEの上りリン において、Sounding RSの送信帯域とPUCCHやPRACH の送信帯域が重なる場合に、適切にSounding RS の送信制御を行うことのできる基地局装置、 移動局、無線通信システム及び通信制御方法 を実現できる。

本発明の実施例に係る無線通信システ の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例に係るスロット及びサ フレームの構成を示す説明図である。 本発明の実施例に係るSounding RSの送信 域を示す説明図である。 本発明の実施例に係る上りリンクのマ ピングを示す説明図である。 本発明の実施例に係るPUCCHがシステム 域の両端にマッピングされている場合のSound ing RSの送信帯域を示す説明図である。 本発明の実施例に係るPRACHがマッピン されている場合のSounding RSの送信帯域を示 説明図である。 本発明の実施例に係るPUCCHとSounding RS 送信法を示す説明図(その1)である。 本発明の実施例に係るPUCCHとSounding RS 送信法を示す説明図(その2)である。 本発明の実施例に係る基地局装置を示 部分ブロック図である。 本発明の実施例に係る移動局を示す部 分ブロック図である。 本発明の実施例に係る通信制御方法を 示すフロー図である。 本発明の実施例に係る通信制御方法を 示すフロー図である。 本発明の実施例に係る通信制御方法を 示すフロー図である。

符号の説明

50 セル
100 1 、100 2 、100 3 、100 n  移動局
102 送受信アンテナ
104 アンプ部
106 送受信部
108 ベースバンド処理部
110 呼処理部
112 アプリケーション部
200 基地局装置
202 送受信アンテナ
204 アンプ部
206 送受信部
208 ベースバンド処理部
210 呼処理部
212 伝送路インターフェース
300 アクセスゲートウェイ装置
400 コアネットワーク
1000 無線通信システム

 次に、本発明を実施するための最良の形 を、以下の実施例に基づき図面を参照しつ 説明する。

 尚、実施例を説明するための全図におい 、同一機能を有するものは同一符号を用い 繰り返しの説明は省略する。

 本発明の実施例に係る基地局装置が適用 れる無線通信システムについて、図1を参照 して説明する。

 無線通信システム1000は、例えばEvolved UTRA  and UTRAN(別名:LTE(Long Term Evolution)、或いは、S uper 3G)が適用されるシステムであり、基地局 装置(eNB:eNode B)200と複数の移動局(UE:User Equipm ent)100 n (100 1 、100 2 、100 3 、・・・100 n 、nはn>0の整数)とを備える。基地局装置200 、上位局、例えばアクセスゲートウェイ装 300と接続され、アクセスゲートウェイ装置3 00は、コアネットワーク400と接続される。こ で、移動局100 n はセル50において基地局装置200とEvolved UTRA a nd UTRANにより通信を行う。

 以下、移動局100 n (100 1 、100 2 、100 3 、・・・100 n )については、同一の構成、機能、状態を有 るので、以下では特段の断りがない限り移 局100 n として説明を進める。

 無線通信システム1000は、無線アクセス方 式として、下りリンクについてはOFDMA(直交周 波数分割多元接続)、上りリンクについてはSC -FDMA(シングルキャリア-周波数分割多元接続) 適用される。上述したように、OFDMAは、周 数帯域を複数の狭い周波数帯域(サブキャリ )に分割し、各周波数帯上にデータを載せて 伝送を行う方式である。SC-FDMAは、周波数帯 を分割し、複数の端末間で異なる周波数帯 を用いて伝送することで、端末間の干渉を 減することができる伝送方式である。

 ここで、LTEにおける通信チャネルについ 説明する。

 下りリンクについては、各移動局100 n で共有して使用される下り共有物理チャネル (PDSCH: Physical Downlink Shared Channel)と、下り制 御チャネル(PDCCH: Physical Downlink Control Channel )とが用いられる。下りリンクでは、下り制 チャネルにより、下り共有物理チャネルに ッピングされるユーザの情報やトランスポ トフォーマットの情報、上り共有物理チャ ルにマッピングされるユーザの情報やトラ スポートフォーマットの情報、上り共有物 チャネルの送達確認情報(HARQ ACK information) どが通知され、下り共有物理チャネルによ ユーザデータが伝送される。なお、上記送 確認情報が伝送されるチャネルは、PHICH(Physi cal Hyblid-ARQ Indicator Channel)とも呼ばれる。

 上りリンクについては、各移動局100 n で共有して使用される上り共有物理チャネル (PUSCH: Physical Uplink Shared Channel)と、上り制 チャネル(PUCCH: Physical Uplink Control Channel)と が用いられる。

 上りリンクでは、上り制御チャネルによ 、下りリンクにおける共有物理チャネルの ケジューリング、適応変復調・符号化(AMC:  Adaptive Modulation and Coding)、送信電力制御(TPC:  Transmission Power Control)に用いるための下り ンクの品質情報(CQI: Channel Quality Indicator)及 び下りリンクの共有物理チャネルの送達確認 情報が伝送される。また、上り共有物理チャ ネルによりユーザデータが伝送される。

 上りリンク伝送では、1スロット当たり7 のロングブロック(LB: Long Block)を用いる。 して、1サブフレームは、2スロットで構成さ れる。すなわち、1サブフレームは、図2に示 ように、14個のロングブロックにより構成 れる。上記14個のロングブロックの内の2個 ロングブロックには、データ復調用のリフ レンス信号(Demodulation RS: Demodulation Reference Signal)がマッピングされる。また、上記14個 ロングブロックの内、上述したDemodulation RS マッピングされているロングブロック以外 1つのロングブロックにおいて、スケジュー リングや上りリンクのAMC、TPCなど上り共有物 理チャネルの送信フォーマットの決定に用い られるサウンディング用のリファレンス信号 (Sounding RS: Sounding Reference Signal)が送信され 。ただし、上記Sounding RSは必ずしもすべて サブフレームにマッピングされる必要はな 。上記Sounding RSが送信されるロングブロッ においては、Code Division Multiplexing(CDM)によ 複数の移動局からのSounding RSが多重される 上記Demodulation RSは、例えば、1サブフレー 内の4番目のロングブロックと11番目のロン ブロックにマッピングされる。また、上記So unding RSは、例えば、1サブフレーム内の1番目 のロングブロックにマッピングされる。なお 、上記ロングブロックは、SC-FDMAシンボルと 呼ばれる。

 上りリンクにおいて、各移動局100 n は、周波数方向はRB(Resource Block)単位、時間 向はサブフレーム単位で送信を行う。LTEに いては、1RBあたりの周波数帯域は180kHzであ 、RBの数は、システム帯域幅が5MHzの場合は25 個であり、システム帯域幅が10MHzの場合は50 であり、システム帯域幅が20MHzの場合は100個 である。

 各移動局100 n は、1つのあるいは複数のRBに渡ってSounding RS を送信する。その送信帯域は、例えば、図3 示すように、送信帯域幅、送信周期、周波 ホッピング周期、周波数ホッピング間隔な により一意に決定される。尚、各移動局に する、上記送信帯域幅、送信周期、周波数 ッピング周期、周波数ホッピング間隔は、 えば、基地局装置200が管理し、通信開始時 、基地局200から移動局100 n にRRC messageにより通知される。

 例えば、図3のパターン1では、移動局は 時間方向に数回、周波数ホッピング周期に づいて、Sounding RSを送信する。そして、そ 後、隣の周波数帯域に遷移し、あらためて 時間方向に数回、周波数ホッピング周期に づいて、Sounding RSを送信する。上記どれだ 隣の周波数帯域に遷移するかは、上記周波 ホッピング間隔に相当する。

 一方、図4に示すように、PUSCHと周波数多重 れるPUCCHは、例えば、システム帯域の両端 RBにマッピングされる。尚、図4においては 上記PUCCHに、システム帯域の両端に1RBずつ割 り当てられている場合を示したが、システム 帯域の両端に2つ以上のRBずつ割り当てられて もよい。尚、各移動局100 n が、PUCCH内のどのリソースを用いてCQIを送信 るかに関する情報、すなわち、PUCCHのリソ スIDや送信周期、送信タイミング等は、例え ば、基地局装置200が管理し、基地局200から移 動局100 n にRRC messageにより通知されてもよい。また、 各移動局100 n が、PUCCH内のどのリソースを用いて、下りリ クの共有物理チャネルの送達確認情報を送 するかに関する情報は、例えば、基地局装 200が管理し、基地局200から移動局100 n にRRC messageや報知情報により通知されてもよ い。

 また、PRACHは、図4に示すように、周波数 ソースとしては、6個のRBが割り当てられる また、時間リソースとしては、例えば10サ フレームの内の1サブフレームが割り当てら る。例えば、10個のサブフレームから構成 れる1Radio Frame (10 ms)の内の、先頭のサブフ レームにおいて、PRACHの帯域が設定される。

 ここで、1つのサブフレームにおいて、PRA CHは、6個のRBを1つの単位として、2つ以上のPR ACHが設定されてもよい。すなわち、あるサブ フレームにおいて、2個のPRACHが設定された場 合には、合計12個のRBがPRACHのために割り当て られる。

 ここで、上記PUCCHとPRACHのマッピングは、一 般に、基地局装置200で設定される。あるいは 、無線通信システム1000における固定のパラ ータとして、事前に規定されていてもよい いずれにせよ、PUCCHとPRACHが、どのサブフレ ムにおいて、どのRBを用いて送信されるか 情報は、例えば報知チャネル等により、移 局100 n に通知される。すなわち、移動局100 n は、PUCCHとPRACHが、どのサブフレームにおい 、また、どのRBにおいて送信されるかの情報 を知っている。

 Sounding RSは、上記PUCCHがマッピングされ いる帯域を含まないように送信される。尚 Sounding RSの送信帯域は、1つに分割されても あるいは、複数に分割されてもよい。

 ここで、上記Sounding RSの送信帯域を複数 分割する場合、Sounding RSの帯域幅の種類に 限を設けず、上記PUCCHの帯域を除いた帯域 分割してもよい。例えば、図5(A)に示すよう Sounding RSの送信帯域を設定する。

 また、Sounding RSの帯域幅の種類を減らし 上記PUCCHの帯域を除いた帯域を可能な限り 等に分割してもよい。例えば、図5(B)に示す うにSounding RSの送信帯域を設定する。

 また、Sounding RSの帯域幅を固定し、上記P UCCHの帯域を除いた帯域を、周波数の小さい から順に埋めるように分割し、最後に余っ 帯域はSounding RSを送信しなくてもよい。例 ば、図5(C)に示すようにSounding RSの送信帯域 設定する。この場合、同図に示すように、S ounding RSが送信されない6個のRBが存在するこ になる。

 あるいは、帯域が余らないように一部重 するようにSounding RSの送信帯域を設定して よい。例えば、図5(D)に示すようにSounding RS の送信帯域を設定する。この場合、同図に示 すように、#1と#2、#2と#3、#3と#4、#4と#5のそ ぞれの境目に、重複する送信帯域が存在す ことになる。

 また、上記PUCCHの帯域を除かない帯域、 なわち、システム帯域を可能な限り均等に 割し、PUCCHの帯域と重なる部分は送信しない ように送信帯域を定めてもよい。例えば、図 5(E)に示すようにSounding RSの送信帯域を設定 る。この場合、#1と#5においては、その一部 送信帯域がPUCCHの帯域と重なるため、8個のR Bで送信され、#2と#3と#4においては、PUCCHの帯 域と重なる部分が存在しないため、10個のRB 送信される。

 尚、Sounding RSが送信されないRBが存在す 場合、そのRBのSIRは、隣接するRB、もしくは 近の、Sounding RSが送信されるRBのSIRを代用 てもよい。

 さらに、Sounding RSは、上記PRACHがマッピ グされている帯域を含まないように送信さ る。

 ここで、図6(A)に示すように、PRACHの帯域 、予め設定されたSounding RSの送信帯域に含 れる場合、例えば、PRACHの帯域を除いた2つ 帯域のうち、大きい方を新たにSounding RSの 信帯域として設定してもよい。あるいは、P RACHの帯域を除いた2つの帯域が等しい場合は 例えば、周波数の小さい方の帯域を新たにS ounding RSの送信帯域として設定してもよい。

 また、図6(B)に示すように、予め設定され たSounding RSの送信帯域の一部にPRACHの帯域が まれる場合、PRACHの帯域を除いた帯域を新 にSounding RSの送信帯域として設定してもよ 。

 また、図6(C)に示すように、予め設定され たSounding RSの送信帯域の全部にPRACHの帯域が まれる場合は、Sounding RSを送信しない。

 尚、予め設定されたSounding RSの送信帯域 PRACHの帯域が一部でも含まれる場合は、Sound ing RSを送信しない処理を行ってもよい。

 また、同一サブフレームにおいて、PUCCH 送信する制御信号とSounding RSが共に送信機 を与えられている場合、図7(A)に示すように UEは上記制御信号のみを送信し、Sounding RS 送信しない。すなわち、UEは、上記制御信号 の送信を優先する。言い換えれば、PUCCHで送 する制御信号の送信タイミングであり、か 、Sounding RSの送信タイミングであるサブフ ームにおいて、UEは、図7(A)に示すように、 記制御信号のみを送信し、Sounding RSは送信 ない。尚、PUCCHで送信する制御信号は、例 ば、CQIや、HARQ ACK information、Scheduling Request 等である。あるいは、PUCCHで送信する制御信 として、CQIやHARQ ACK informationの両方が送信 されてもよい。

 あるいは、同一サブフレームにおいて、P UCCHで送信する制御信号とSounding RSが共に送 機会を与えられている場合、図7(B)に示すよ に、UEは、上記制御信号を送信せずに、Sound ing RSのみを送信するという処理を行っても い。すなわち、UEは、上記Sounding RSの送信を 優先してもよい。言い換えれば、PUCCHで送信 る制御信号の送信タイミングであり、かつ Sounding RSの送信タイミングであるサブフレ ムにおいて、UEは、図7(B)に示すように、上 制御信号を送信せずに、Sounding RSのみを送 するという処理を行ってもよい。尚、PUCCH 送信する制御信号は、例えば、CQIや、HARQ AC K information、Scheduling Request等である。あるい は、PUCCHで送信する制御信号として、CQIやHARQ  ACK informationの両方が送信されてもよい。

 あるいは、同一サブフレームにおいて、P UCCHで送信する制御信号とSounding RSが共に送 機会を与えられている場合、図8(A)または図8 (B)に示すように、UEは、Sounding RSが送信され LBのみ、Sounding RSを送信し、上記制御信号 送信しない、という処理を行い、Sounding RS 送信されないLBにおいては、上記制御信号を 送信するという処理を行ってもよい。言い換 えれば、PUCCHで送信する制御信号の送信タイ ングであり、かつ、Sounding RSの送信タイミ グであるサブフレームにおいて、UEは、図8( A)または図8(B)に示すように、Sounding RSが送信 されるLBのみ、Sounding RSを送信し、上記制御 号を送信しない、という処理を行い、Soundin g RSが送信されないLBにおいては、上記制御 号を送信するという処理を行ってもよい。

 図8(A)または図8(B)においては、Sounding RS 送信されるLBはLB #1であるが、LB#1以外のLBに おいてSounding RSが送信されてもよい。

 図8(A)における動作に関して、さらに詳細 に説明する。図8(A)においては、PUCCHで送信さ れる制御信号は、HARQ ACK informationである。 の場合、LB#1におけるHARQ ACK informationの信号 は送信されない(DTXされる)ことになる。

 図8(B)における動作に関して、さらに詳細 に説明する。図8(B)においては、PUCCHで送信さ れる制御信号は、CQIである。この場合、LB#1 マッピングされるCQIの信号は、CQIの中で最 重要度の低いビット(Least significant bit)とし もよい。上記Least significant bitとは、例え 、CQIが5ビットで表される場合における1番低 い位を表すビットである。このようにSounding RSが送信されるLBに、CQIの中で最も重要度の いビットをマッピングすることにより、当 ビットが送信されないことによるCQIの特性 化を低減することが可能となる。

 次に、本発明の実施例に係る基地局装置2 00について、図9を参照して説明する。

 本実施例に係る基地局装置200は、送受信 ンテナ202と、アンプ部204と、送受信部206と ベースバンド信号処理部208と、呼処理部210 、伝送路インターフェース212とを備える。

 下りリンクにより基地局装置200から移動局1 00 n に送信されるパケットデータは、基地局装置 200の上位に位置する上位局、例えばアクセス ゲートウェイ装置300から伝送路インターフェ ース212を介してベースバンド信号処理部208に 入力される。

 ベースバンド信号処理部208では、パケッ データの分割・結合、RLC(Radio Link Control)再 送制御の送信処理などのRLCレイヤの送信処理 、MAC(Medium Access Control)再送制御、例えばHARQ( Hybrid Automatic Repeat reQuest)の送信処理、スケ ューリング、伝送フォーマット選択、チャ ル符号化、逆高速フーリエ変換(IFFT: Inverse Fast Fourier Transform)処理が行われて、送受信 206に転送される。

 送受信部206では、ベースバンド信号処理 208から出力されたベースバンド信号を無線 波数帯に変換する周波数変換処理が施され その後、アンプ部204で増幅されて送受信ア テナ202より送信される。

 一方、上りリンクにより移動局100 n から基地局装置200に送信されるデータについ ては、送受信アンテナ202で受信された無線周 波数信号がアンプ部204で増幅され、送受信部 206で周波数変換されてベースバンド信号に変 換され、ベースバンド信号処理部208に入力さ れる。

 ベースバンド信号処理部208では、入力さ たベースバンド信号に対して、高速フーリ 変換(FFT: Fast Fourier Transform)処理、誤り訂 復号、MAC再送制御の受信処理、RLCレイヤの 信処理がなされ、伝送路インターフェース21 2を介してアクセスゲートウェイ装置300に転 される。

 また、ベースベンド信号処理部208では、 力されたベースバンド信号に含まれる、PUCC Hで受信する制御信号に対しても、復調・復 処理が行われる。ここで、PUCCHで受信する制 御信号の受信タイミングであり、かつ、Soundi ng RSの受信タイミングであるサブフレームに おいて、基地局装置200におけるベースバンド 信号処理部208が受信する上記制御信号とSoundi ng RSに関する説明は、必然的に、図7、図8を いて行った、無線通信システム1000における 上記制御信号とSounding RSの送信に関する説明 に準ずるため、省略する。尚、PUCCHで受信す 制御信号は、例えば、CQIや、HARQ ACK informat ion、Scheduling Request等である。あるいは、PUCCH で受信する制御信号として、CQIやHARQ ACK info rmationの両方が受信されてもよい。

 また、基地局装置200におけるベースバンド 号処理部208は、PUCCHとPRACHのマッピング情報 に基づいて、Sounding RSを受信する。すなわち 、上記PUCCHとPRACHのマッピング情報に基づい 決定される、移動局100 n に関するSounding RSの送信帯域において、Soundi ng RSを受信する。尚、上記Sounding RSの送信帯 域に関する説明や受信方法は、必然的に、図 5、図6、図7、図8を用いて行った、無線通信 ステム1000におけるSounding RSの送信帯域の説 に準ずるため、省略する。また、ここで、 記PUCCHやPRACHがどの周波数帯域において送信 されるかの情報は、呼処理部210より取得する 。

 呼処理部210は、基地局装置200の状態管理 リソース割り当てを行う。

 呼処理部210は、PUCCHやPRACHがどの周波数帯域 において送信されるかを決定する。また、上 記PUCCHやPRACHがどの周波数帯域において送信 れるかの情報を、例えば、報知チャネルを いて、セル50における移動局100 n に通知する。あるいは、上記PUCCHやPRACHがど 周波数帯域において送信されるかは、無線 信システム1000における固定のパラメータと て、事前に定義されていてもよい。

 また、呼処理部210は、上記PUCCHやPRACHがど の周波数帯域において送信されるかの情報を 、ベースバンド信号処理部208に通知する。

 次に、本発明の実施例に係る移動局100 n について、図10を参照して説明する。

 同図において、移動局100 n は、送受信アンテナ102と、アンプ部104と、送 受信部106と、ベースバンド信号処理部108と、 呼処理部110と、アプリケーション部112とを備 える。

 下りリンクのデータについては、送受信 ンテナ102で受信された無線周波数信号がア プ部104で増幅され、送受信部106で周波数変 されてベースバンド信号に変換される。こ ベースバンド信号は、ベースバンド信号処 部108でFFT処理や、誤り訂正復号、再送制御 受信処理等がなされた後、アプリケーショ 部112に転送される。

 一方、上りリンクのパケットデータにつ ては、アプリケーション部112からベースバ ド信号処理部108に入力される。ベースバン 信号処理部108では、再送制御(HARQ (Hybrid ARQ ))の送信処理や、伝送フォーマット選択、チ ネル符号化、IFFT処理等が行われて送受信部 106に転送される。

 また、ベースバンド信号処理部108では、PUCC Hで送信する制御信号に関する送信処理が行 れる。ここで、PUCCHで送信する制御信号の送 信タイミングであり、かつ、Sounding RSの送信 タイミングであるサブフレームにおいて、移 動局100 n におけるベースバンド信号処理部108が送信す る上記制御信号とSounding RSに関する説明は、 必然的に、図7、図8を用いて行った、無線通 システム1000における上記制御信号とSounding RSの送信に関する説明に準ずるため、省略す る。尚、PUCCHで送信する制御信号は、例えば CQIや、HARQ ACK information、Scheduling Request等 ある。あるいは、PUCCHで送信する制御信号と して、CQIやHARQ ACK informationの両方が送信さ てもよい。

 送受信部106では、ベースバンド信号処理 108から出力されたベースバンド信号を無線 波数帯に変換する周波数変換処理が施され その後、アンプ部104で増幅されて送受信ア テナ102より送信される。

 また、ベースバンド信号処理部108におい 、DL L1/L2 Control Channelの復調・復号を行い DL L1/L2 Control Channelの情報を取得する処理 行われる。

 また、ベースバンド信号処理部108は、後 する呼処理部110より、PUCCHやPRACHがどの周波 数帯域において送信されるかの情報を取得す る。そして、ベースバンド信号処理部108は、 上記PUCCHやPRACHがどの周波数帯域において送 されるかの情報により決定されるSounding RS 送信帯域に基づいて、Sounding RSを生成し、 成されたSounding RSは、送受信部106、アンプ 104、送受信アンテナ102を介して、基地局装 200に送信される。尚、上記Sounding RSの送信 域や送信方法に関する説明は、必然的に、 5、図6、図7、図8を用いて行った、無線通信 ステム1000におけるSounding RSの送信帯域の説 明に準ずるため、省略する。ここで、上記PUC CHやPRACHがどの周波数帯域において送信され かの情報は、呼処理部110より取得する。

 呼処理部110は、基地局200との通信の管理 を行い、アプリケーション部112は、物理レ ヤやMACレイヤより上位のレイヤに関する処 等を行う。

 また、呼処理部110は、送受信アンテナ102 アンプ部104、送受信部106、ベースバンド信 処理部108を介して報知チャネルを受信し、 記報知チャネル内の、PUCCHやPRACHがどの周波 数帯域において送信されるかの情報を取得す る。そして、呼処理部110は、上記PUCCHやPRACH どの周波数帯域において送信されるかの情 を、ベースバンド処理部108に通知する。

 尚、上述した例においては、移動局100 n は、PUCCHやPRACHがどの周波数帯域において送 されるかの情報を、報知チャネルにより取 したが、代わりに、移動局100 n は、上記PUCCHやPRACHがどの周波数帯域におい 送信されるかの情報を、無線通信システム10 00における固定のパラメータとして、事前に っていてもよい。

 次に、本実施例に係る無線通信システム1 000における通信制御方法としての、Sounding RS の送信方法について、図11を参照して説明す 。

 Sounding RSの送信帯域は、PUCCHとPRACHのマッ ピング情報に基づいて設定される。

 システム帯域の両端にマッピングされて るPUCCHの送信帯域を含まないように、Sounding  RSの送信帯域を設定する(ステップS11)。尚、 Sounding RSの送信帯域設定の説明は、図5、図6 用いて行った、無線通信システム1000におけ るSounding RSの送信帯域の説明に準ずる。

 当該サブフレームにおいて、PRACHが送信 れるか否かを判定する(ステップS12)。

 当該サブフレームにおいてPRACHが送信さ る場合(ステップS12:YES)、PRACHの送信帯域を除 いた帯域でSounding RSを送信する。あるいは当 該サブフレームではSounding RSを送信しない( テップS13)。尚、PRACHの送信帯域の避け方の 明は、図5、図6を用いて行った、無線通信シ ステム1000におけるSounding RSの送信帯域の説 に準ずる。

 当該サブフレームにおいてPRACHが送信さ ない場合(ステップS12:NO)、ステップS11で設定 した送信帯域においてSounding RSを送信する( テップS14)。

 尚、上述した例においては、PUCCHとPRACHの 両方のマッピング情報に基づいて、上記Soundi ng RSの送信帯域が設定されたが、PUCCHとPRACH 内のどちらか一方のマッピング情報に基づ て、上記Sounding RSの送信帯域が設定されて よい。

 また、マッピング情報とは、例えば、当 信号が、どの周波数帯域において、あるい 、どのResource Block(RB)において、送信される かの情報に対応する。すなわち、当該信号の 送信帯域に対応する。

 続いて、本実施例に係る無線通信システ 1000における通信制御方法としての、PUCCHとS ounding RSの送信方法について、図12を参照し 説明する。

 当該サブフレームは、Sounding RSを送信す タイミングである(ステップS21)。

 当該サブフレームがPUCCHを用いて制御信 を送信するタイミングである場合(ステップS 22:YES)、UEは、Sounding RSを送信せず、PUCCHを用 て制御信号を送信する(ステップS23)。

 当該サブフレームがPUCCHを用いて制御信 を送信するタイミングでない場合(ステップS 22:NO)、UEは、Sounding RSを送信する(ステップS24 )。

 さらに、本実施例に係る無線通信システ 1000における通信制御方法としての、別のPUC CHとSounding RSの送信方法について、図13を参 して説明する。

 当該サブフレームは、PUCCHを用いて制御 号を送信するタイミングである(ステップS31) 。

 当該サブフレームがSounding RSを送信する イミングである場合(ステップS32:YES)、UEは PUCCHを用いた制御信号を送信せず、Sounding RS を送信する(ステップS33)。

 ただし、上記ステップS33において、Soundin g RSが送信されないLBにおいては、上記制御 号を送信するという処理を行ってもよい。 、上記制御信号の送信についての説明は、 7、図8を用いて行った、無線通信システム100 0における上記制御信号とSounding RSの送信方 に関する説明に準ずる。

 当該サブフレームがSounding RSを送信する イミングでない場合(ステップS32:NO)、UEは、 PUCCHを用いて制御信号を送信する(ステップS34 )。

 本発明の実施例によれば、LTEの上りリン において、Sounding RSの送信帯域とPUCCHやPRACH の送信帯域が重なる場合に、適切にSounding RS の送信制御を行うことのできる基地局装置、 移動局、無線通信システム及び通信制御方法 を実現できる。

 本国際出願は2007年2月15日に出願した日本 国特許出願2007-035526号及び2007年3月23日に出願 した日本国特許出願2007-077900号に基づく優先 を主張するものであり、2007-035526号及び2007- 077900号の全内容を本国際出願に援用する。