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Title:
BFFFER STOP MADE OF METAL PIPE AND METHOD FOR STOPPING AUTOMIBILE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/147783
Kind Code:
A1
Abstract:
Provided is a buffer stop for an automobile, in which power can be supplied easily to a parked electric automobile without disposing an electric outlet device on the side of a parking lot. The buffer stop made of a metal pipe has a central elongation portion elongating with a predetermined length to abut onto a wheel, first and second bending ends formed integrally at the opposite ends of the central elongation portion by bending the metal pipe at an angle of about 90 degrees relative to the elongation direction of the metal pipe, and plate portions bonded to the other ends of the first and second bending ends and being fixed onto the floor surface.  The buffer stop further includes an electric cable disposed in the metal pipe, and an electric outlet fixed to the outer surface of the metal pipe and connected with the electric cable to be connected with an electric automobile, and the electric outlet is connected with a power supply cable elongated from an electric automobile.

Inventors:
MIKI SADAO (JP)
Application Number:
PCT/JP2009/002017
Publication Date:
December 10, 2009
Filing Date:
May 08, 2009
Export Citation:
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Assignee:
MEC CO LTD (JP)
MIKI SADAO (JP)
International Classes:
E01F13/02; E04H6/42
Foreign References:
JP2001088667A2001-04-03
JPS5890206U1983-06-18
JPH0428893Y21992-07-14
JP2003061266A2003-02-28
JPH06231361A1994-08-19
FR2289678A11976-05-28
EP0849400A11998-06-24
Attorney, Agent or Firm:
HAYAHARA, Shigeki (JP)
早原 Shigeki (JP)
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Claims:
 駐車場の床面に設置され、当接した車輪の乗り越えを阻止する電気自動車用の車止めであって、
 金属管によって構成され、前記車輪が当接するように所定長さで伸長する中央伸長部と、
 前記金属管を伸長方向に対してほぼ90度に曲げ、前記中央伸長部の両端にそれぞれ一体に設けられた第1の曲げ端部及び第2の曲げ端部と、
 第1の曲げ端部及び第2の曲げ端部各々の他方の端に接合され、前記床面に固定設置するための平板部と、
 前記金属管に内設される電気ケーブルと、
 前記金属管の外表面に取り付けられ、且つ、前記電気ケーブルに接続されている電気自動車接続用の電気コンセントと
を有し、
 前記電気コンセントは、電気自動車から伸長する給電ケーブルが接続されるものであることを特徴とする電気自動車用の車止め。
 更なる金属管をほぼ90度に曲げ、前記中央伸長部の伸長部分に対して、前記車輪の当接強度に対抗する方向となる、ほぼ垂直に接合された第3の曲げ端部と、
 第3の曲げ端部の他方の端に接合された平板部と
を更に有することを特徴とする請求項1に記載の電気自動車用の車止め。
 前記車輪の当接強度に応じて、第3の曲げ端部の数を複数にすることを特徴とする請求項2に記載の電気自動車用の車止め。
 金属管によって構成され、前記車輪が当接するように所定長さで伸長する中央伸長部と、
 前記金属管を伸長方向に対してほぼ90度に曲げ、前記中央伸長部の両端にそれぞれ一体に設けられた第1の曲げ端部及び第2の曲げ端部と、
 第1の曲げ端部及び第2の曲げ端部各々の他方の端に接合された平板部と、
 前記金属管に内設される電気ケーブルと、
 前記金属管の外表面に取り付けられ、且つ、前記電気ケーブルに接続されている電気自動車用の電気コンセントと
を有する部材を、前記中央伸長部と前記床面との間が離隔すると共に、前記平板部が前記駐車場の床面に固定設置し、
 電気自動車の車輪が、前記中央伸長部に当接することによって車輪の乗り越えを阻止し、
 前記電気コンセントは、電気自動車から伸長する給電ケーブルが接続されるものであることを特徴とする電気自動車の車止め方法。
Description:
金属管によって構成された車止 及び車止め方法

 本発明は、駐車場の床面に載置され、当 した車輪の乗り越えを阻止する車止め及び 止め方法に関する。

 駐車場の床面には、車止めが載置されて り、当接した車輪の乗り越えを阻止する。 般に、駐車される車の車輪毎に、2つの車止 めが、直線上に且つ所定間隔を設けて並設さ れている。所定間隔を設けることによって、 雨水等が溜まることを防止している。通常、 車止めは、角柱状のコンクリート部材であっ て、アスファルトの床面に、ボンドによって 接着される。コンクリート部材の車止めは、 アスファルトと同様の灰色である。

特開2003-074025号公報

 近年、電気自動車の普及が進みつつあり 駐車場で給電をすることが一般的となるで ろう。駐車場に駐車された電気自動車に対 て給電するには、電気コンセント設備を、 車場の側部に配置しなければならない。利 者は、電気自動車から伸長する電気ケーブ を、電気コンセント設備に接続しなければ らない。この場合、電気ケーブルを、少な とも2m程度、引き回す必要がある。そのた に、人が電気ケーブルに引っかかることに って生じるケガや機器損傷も危惧される。

 また、バックミラーを見ながら後方に駐 しようとしている運転者にとって、車止め 、駐車場と異なる明るい色となっているこ は、視覚的な判別のためには好ましい。し しながら、車止めが、コンクリート部材で る場合、彩色のために彩色剤を混合させる 要があり、低コストでの生産が難しい。特 、夜間に駐車しようとしている運転者にと て、灰色の車止めを、視覚的に判別するこ は更に困難である。コンクリート部材の車 めには、反射板を接着しているものも多く 自動車の後方ライトに反射させて、運転者 判別をさせようとしている。

 コンクリート部材の車止めは、重量が重 、可搬が容易でない。また、コンクリート 材の車止めは、アスファルトに対してボン で接着されているために、ボンドの劣化か 恒久的に固定することができず、アスファ トから外れる場合がある。車止めが外れた 態で放置されている駐車場を、見ることも い。

 そこで、本発明は、電気コンセント機器 駐車場の側部に配置することなく、駐車さ た電気自動車に容易に給電することができ 車止めを提供することを目的とする。また この車止めは、彩色可能性、可搬容易性及 強固定性を有することも目的とする。

 本発明によれば、駐車場の床面に設置され 当接した車輪の乗り越えを阻止する電気自 車用の車止めであって、
 金属管によって構成され、車輪が当接する うに所定長さで伸長する中央伸長部と、
 金属管を伸長方向に対してほぼ90度に曲げ 中央伸長部の両端にそれぞれ一体に設けら た第1の曲げ端部及び第2の曲げ端部と、
 第1の曲げ端部及び第2の曲げ端部各々の他 の端に接合され、床面に固定設置するため 平板部と、
 金属管に内設される電気ケーブルと、
 金属管の外表面に取り付けられ、且つ、電 ケーブルに接続されている電気自動車用の 気コンセントと
を有し、
 電気コンセントは、電気自動車から伸長す 給電ケーブルが接続されるものであること 特徴とする。

 本発明の電気自動車用の車止めにおける の実施形態によれば、更なる金属管をほぼ9 0度に曲げ、中央伸長部の伸長部分に対して 車輪の当接強度に対抗する方向となる、ほ 垂直に接合された第3の曲げ端部と、第3の曲 げ端部の他方の端に接合された平板部とを更 に有することも好ましい。

 本発明の電気自動車用の車止めにおける の実施形態によれば、車輪の当接強度に応 て、第3の曲げ端部の数を複数にすることも 好ましい。

 本発明の車止め方法によれば、金属管によ て構成され、車輪が当接するように所定長 で伸長する中央伸長部と、
 金属管を伸長方向に対してほぼ90度に曲げ 中央伸長部の両端にそれぞれ一体に設けら た第1の曲げ端部及び第2の曲げ端部と、
 第1の曲げ端部及び第2の曲げ端部各々の他 の端に接合された平板部と、
 金属管に内設される電気ケーブルと、
 金属管の外表面に取り付けられ、且つ、電 ケーブルに接続されている電気自動車用の 気コンセントと
を有する部材を、中央伸長部と床面との間が 離隔すると共に、平板部が駐車場の床面に固 定設置し、
 電気自動車の車輪が、中央伸長部に当接す ことによって車輪の乗り越えを阻止し、
 電気コンセントは、電気自動車から伸長す 給電ケーブルが接続されるものであること 特徴とする。

 本発明の車止めによれば、金属管に電気 ーブルを内設し、その金属管に電気自動車 の電気コンセントを備えることによって、 気コンセント機器を駐車場の側部に配置す ことなく、駐車された電気自動車に給電す ことができる。また、この車止めは、金属 によって構成されているために、彩色可能 、可搬容易性及び強固定性も有する。

 以下では、図面を用いて、本発明を実施 るための最良の形態について詳細に説明す 。

 図1は、駐車場に載置された車止めの位置 を表す概観図である。

 車止め1は、駐車場の後方の位置に載置さ れる。駐車される車の車輪毎に、2つの車止 が、直線上に且つ所定間隔を設けて並設さ る。また、本発明の車止めにおける車輪が 接する部分と、駐車場のアスファルト床面 の間は、隔離されている。従って、雨水等 溜まることもない。

 本発明の車止め1は、金属管によって構成 されている。車止めを、従来のコンクリート 部材から、金属管にすることによって、ペン キによって様々な色彩を施すことが可能とな る。色彩が施された車止めは、バックミラー を見ながら後方に駐車しようとしている運転 者にとっては、視覚的な判別を容易にする。

 図2は、本発明における第1の車止めを表 三面図である。

 図2(a)は、第1の車止めの正面図である。 属管から構成された本発明の車止め1は、車 が当接するように所定長さで伸長する中央 長部100と、金属管を伸長方向に対してほぼ9 0度に曲げられた第1の曲げ端部110及び第2の曲 げ端部120とを有する。第1の曲げ端部110及び 2の曲げ端部120は、中央伸長部100の両端にそ ぞれ一体に設けられる。第1の曲げ端部110、 中央伸長部100及び第2曲げ端部120は、金属管 0~180度で曲げることができるパイプベンダー 装置を用いて製造することもできる。車止め 1は、中央伸長部100と、駐車場床面との間が 隔するように、第1の曲げ端部110及び第2の曲 げ端部120の他方の端が固定設置される。この ような中央伸長部100と駐車場床面との間の離 隔は、雨水等が溜まることを防止できると共 に、チェーンロックを通して車両(自動車、 イク、自転車等)と結び付けることで盗難も 止できる。

 図2(a)によれば、車止め1における第1の曲 端部110の固定設置される端と、第2の曲げ端 部120の固定設置される端とにそれぞれ、平板 部111及び121が接合されている。車止め1は、 板部111及び121の係止孔112を通して、ボルト2 よって基礎コンクリート部3に嵌合される。 平板部111及び121と基礎コンクリート部3とは 駐車場の地中に埋設される。従来、砂利敷 車場では、床面への固定が困難となり、コ クリート部材の車止めを置くだけとなって た。本発明によれば、車止めに金属管を用 ることにより、その金属管に接合される平 部を基礎コンクリート部にボルト締めをす ことが可能となり、砂利敷駐車場であって 床面への固定が可能となる。

 図2(b)は、第1の車止めの平面図である。 1の曲げ端部110、中央伸長部100及び第2曲げ端 部120は、金属管として一体に構成され、第1 曲げ端部110の固定設置される端と、第2の曲 端部120の固定設置される端とにそれぞれ、 板部111及び121が接合されている。

 図2(c)は、第1の車止めの側面図である。 た、図2(d)は、第1の車止めの断面図である。 金属管は、外壁面が曲線で囲まれていること が好ましく、円状であってもよい。勿論、角 状であってもよいが、当接する車輪に対する 衝撃をできる限り分散させるためにも、曲線 であることが好ましい。

 図2(e)は、第1の車止めの底面図である。 板部112及び122には、金属管の中空形状に対 する孔113及び123が形成されている。また、 板部112及び122は、金属管の周囲に、ボルト 挿入することができる複数の係止孔112及び12 2が形成されている。

 図2に記載された車止めについて、具体的な 寸法例を表す。但し、本発明は、この寸法に 限定されるものでないことは当然である。
  (a1)760mm
  (a2)500mm
  (a3)133mm
  (a4)76mm
  (a5)57mm
  (a6)80mm
  (a7)6mm
  (b1)100mm
  (b2)150mm
  (d1)4mm

 図3は、本発明における車止めに電気ケー ブルを内設した正面図である。

 図3によれば、車止め1の金属管内に、電 ケーブル4が通されている。例えば、駐車場 アスファルト床面に埋設されている電気ケ ブルを、車止め1の金属管内に通す。

 本発明の他の実施形態である図3(a)によれ ば、電気ケーブル4に、電気機器として発光 子(LED)41が接続されている。発光素子41は、 光制御部43から、その発光が制御される。例 えば、発光制御部43が外の光度を検出し、夜 の場合にのみ、発光素子を発光させること できる。車止めの一部を発光させることに って、夜間に駐車しようとしている運転者 対して、車止めの視覚的な判別を容易にす 。

 本発明の他の実施形態である図3(b)によれ ば、電気ケーブル4に、電気機器としてセン 素子42が接続されている。センサ素子42には センサ検出部44へ、車が接近してきたこと 通知する。これによって、駐車しようとす 車の存在を検出することができる。

本発明の他の実施形態である図3(c)によれ 、電気ケーブル4に、電気機器として発光素 41及びセンサ素子42が接続されている。ここ で、金属管内に、センサ素子42によって車の 近が検出された際に、発光素子41が外部に 光するように制御する発光制御部45を更に有 する。このように、車止め1の管内に電気ケ ブル4を通すことによって、様々な電気機器 取り付けることができる。

 本発明の特徴である図3(d)によれば、電気 ケーブル4に、電気機器として電気コンセン 46が接続されている。電気の給電を要する電 気自動車が今後増加したときは、車止めに電 気ケーブルを挿すことによって、電気を給電 することができる。特に、駐車場に駐車され た自動車に対して、電気コンセント機器を、 駐車場の側部に配置する必要がない。

 図4は、車止めに水道ホースを内設した正 面図である。

 図4によれば、車止め1の金属管内に、水 ホース5が通されている。車止め1の金属管の 側部に水道蛇口51を取り付け、その水道蛇口5 1は、水道ホース5に接続されている。これに り、駐車場に駐車された自動車に対して水 必要とするときも、短いホースで、直ぐに を洗車することもできる。水道蛇口を駐車 の側部に配置する必要もなく、長い水道ホ スも必要としない。

 図5は、本発明における第2の車止めを表 三面図である。

 図5によれば、第3の曲げ端部130が、車止 1の中央伸長部100の伸長部分にほぼ垂直に接 されている。第3の曲げ端部130は、第1の曲 端部110及び第2の曲げ端部120と同様に、金属 を伸長方向に対してほぼ90度に曲げられ、 3の曲げ端部の他方の端は固定設置される。 れによって、車の車輪の当接強度が強くて 、その強度に耐えることができる。金属管 、コンクリート部材より強度不足である問 を、このような形状によって解決すること できる。

 図6は、本発明における第3の車止めを表 三面図である。

 図6によれば、車輪の当接強度に応じて、 複数の第3の曲げ端部が、中央伸長部の伸長 分にほぼ垂直に接合されている。これによ て、更なる車輪の当接強度に対しても、そ 強度に耐えることができる。

 以上、詳細に説明したように、本発明の 止めは、金属管に電気ケーブルを内設し、 の電気ケーブルに電気コンセントを備え、 気自動車から伸長する電気ケーブルを接続 ることによって、電気コンセント機器を駐 場の側部に配置することなく、最短距離の 気ケーブルで、駐車された電気自動車に給 することができる。電気ケーブルを引き回 ないために、人が電気ケーブルに引っかか ことによって生じるケガや機器損傷を防止 ることができる。また、この車止めは、金 管によって構成されているために、彩色可 性、可搬容易性及び強固定性も有する。ま 、その車止めは、駐車場に敷設すべき設備 ためのケーブル等を内設することもできる 尚、本発明によれば、車止め方法としても 現できる。本発明の車止めを用いて、駐車 を運営管理することもできる。

 前述した本発明の種々の実施形態におい 、本発明の技術思想及び見地の範囲の種々 変更、修正及び省略は、当業者によれば容 に行うことができる。前述の説明はあくま 例であって、何ら制約しようとするもので ない。本発明は、特許請求の範囲及びその 等物として限定するものにのみ制約される

駐車場に載置された車止めの位置を表 概観図である。 本発明における第1の車止めを表す三面 図である。 本発明における車止めに電気ケーブル 内設した正面図である。 車止めに水道ホースを内設した正面図 ある。 本発明における第2の車止めを表す三面 図である。 本発明における第3の車止めを表す三面 図である。

 1 車止め
 100 中央伸長部
 110 第1の端部
 120 第2の端部
 130 第3の端部
 111、121、131 平板部
 112 係止孔
 113 孔
 2 ボルト
 3 基礎コンクリート部
 4 電気ケーブル
 41 発光素子
 42 センサ素子
 43 発光制御部
 44 センサ検出部
 45 発光制御部
 46 電気コンセント
 5 水道ホース
 51 水道蛇口
 6 車輪