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Patent Searching and Data


Title:
BOURDON TUBE PRESSURE GAUGE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/014023
Kind Code:
A1
Abstract:
Provided is a Bourdon tube pressure gauge comprising a tube support (5) of a resin having a pressure introducing passage (3) for supporting a Bourdon tube (1). The tube support (5) has a tube end fitting hole (H) extending from a side face (5a) and communicating with the opening (3a) of the pressure introducing passage (3), and a first through hole (h1) extending from an upper face (5b) through the confronting hole walls (W) of the tube end fitting hole (H). The Bourdon tube (1) has such second through holes (h2) in the confronting tube walls (w) of an end side (1b) as register with the first through hole (h1) when the tube end (1b) is inserted into the tube end fitting hole (H), and has a safety pin (8) press-fitted from the upper face (5b) into the first through hole (h1) and the second through holes (h2). An adhesive material (M) can exist between the outer face of the tube end (1b) of the Bourdon tube (1) and the inner face of the tube end fitting hole (H), thereby to prevent the pressure release.

Inventors:
MIYASAKA TERUAKI (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/062693
Publication Date:
January 29, 2009
Filing Date:
July 14, 2008
Export Citation:
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Assignee:
YUGENGAISHA FUJI BOURDON SEISA (JP)
MIYASAKA TERUAKI (JP)
International Classes:
G01L7/04
Foreign References:
JPS61184937U1986-11-18
JPS61180008A1986-08-12
JPS4614894Y11971-05-25
US3757582A1973-09-11
DE838657C1952-05-12
JP2007218758A2007-08-30
Attorney, Agent or Firm:
YAMADA, Minoru (Honjo Bldg. 3rd Fl.13-11, Honjo 1-chom, Matsumoto-shi Nagano 14, JP)
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Claims:
圧力導入路を備えブルドン管を支持する管支持体を有するブルドン管圧力計において、
 前記管支持体は、第1の外面から前記圧力導入路の開口に連通する管端取着穴と、第2の外面から前記管端取着穴の相対向した穴壁を貫く第1の貫通穴とを有し、前記ブルドン管は前記管端側の相対向する管壁に当該管端を前記管端取着穴に差し込んだ状態で前記第1の貫通穴に整合する第2の貫通穴を有し、前記第2の外面側から前記第1の貫通穴と前記第2の貫通穴とに挿通してなる抜け止め体を備えていることを特徴とするブルドン管圧力計。
請求項1に記載のブルドン管圧力計において、前記管支持体は、前記第2の外面側で前記第1の貫通穴の開口にOリングを定置する凹状座部を有し、この凹状座部と前記抜け止め体の頭部とで前記Oリングを挟み込んでなることを特徴とするブルドン管圧力計。
請求項1又は請求項2に記載のブルドン管圧力計において、一端が前記圧力導入路の開口に差し込んで他端が前記管端内へ入り込んだ詰まり止め管を有することを特徴とするブルドン管圧力計。
請求項3に記載のブルドン管圧力計において、前記詰まり止め管は前記抜け止め体と交差してなることを特徴とするブルドン管圧力計。
圧力導入路を備えブルドン管を支持する管支持体を有するブルドン管圧力計において、
 前記管支持体は、外面から前記圧力導入路の開口に連通し前記ブルドン管を差し込む管端取着穴を有し、一端が前記圧力導入路の開口に差し込んで他端が前記管端内へ入り込んだ詰まり止め管とを備え、前記管端取着穴内において前記管端の内面と前記詰まり止め管の外面との間に接着材が充填されてなることを特徴とするブルドン管圧力計。
Description:
ブルドン管圧力計

 本発明は、ブルドン管圧力計に関し、特 、ブルドン管とこれを支持する管支持体と 接合構造に関する。

 特開2000-280604号公報に開示のブルドン管圧 計においては、金属製のブルドン管の管端( 定端)を管支持体に接合する方法としては、 管支持体で圧力導入路に連通する管端取着穴 に管端を差し込んだ後、管端取着穴の内周面 と管端の外周面とを半田などで溶接固着する ことが知られている。ところが、この管支持 体は黄銅などの金属製であり、材料費が嵩ん だ上、重量化を招き、しかもフラックスによ り作業環境が悪化するため、樹脂製の管支持 体を用い、その管端取着穴に接着材で管端を 接合する構造が知られている。

特開2000-280604号公報(図3)

 しかしながら、上記の樹脂製管支持体を いるブルドン管圧力計においては、接着材 用いることから、導入圧力が0.4メガパスカ 程度ではブルドン管の管端が管端取着穴か 抜けてしまうため、高耐圧仕様には不向き あり、圧力計としての信頼性に乏しい。

 そこで、上記問題点に鑑み、本発明の課 は、樹脂製の管支持体を用いながら高圧で ブルドン管が管端取着穴から外れ難いブル ン管圧力計を提供することにある。

 上記課題を解決するため、本発明の第1の 手段は、圧力導入路を備えブルドン管を支持 する管支持体を有するブルドン管圧力計にお いて、管支持体は、第1の外面から圧力導入 の開口に連通する管端取着穴と、第2の外面 ら管端取着穴の相対向した穴壁を貫く第1の 貫通穴とを有し、ブルドン管は管端側の相対 向する管壁に当該管端を管端取着穴に差し込 んだ状態で第1の貫通穴に整合する第2の貫通 を有し、第2の外面側から第1の貫通穴と第2 貫通穴とに挿通してなる抜け止め体を備え いることを特徴とする。

 このブルドン管と管支持体との接合作業 おいては、ブルドン管の管端の外面又は管 取着穴の内面に接着材を塗布して管端を管 取着穴に差し込んでから、管支持体の第1の 貫通穴と管端の第2の貫通穴とを整合した後 抜け止め体を第1の貫通穴と第2の貫通穴とに 挿通して固定する。この抜け止め体の管端貫 通の係止効果により、管端を管端取着穴から 確実に抜け止めできるため、導入圧力が高圧 でもブルドン管が管端取着穴から外れ難くな り、樹脂製の管支持体を用いることができる 。

 抜け止め体の第1の貫通穴と第2の貫通穴 の挿通は圧入としても良いが、抜け止め体 第1の貫通穴との隙間を介して圧力抜けが生 る虞れがある。そこで、管支持体は、第2の 外面側で第1の貫通穴の開口にOリングを定置 る凹状座部を有し、この凹状座部と抜け止 体の頭部とでOリングを挟み込んでなること が望ましい。Oリングで第1の貫通穴の開口を 実に封止でき、圧力抜けを防止できる。

 接着材を用いた場合、管端取着穴の穴底 接着材が付着したときなどは圧力導入路の 口に接着材が浸入して目詰まりを生じる虞 がある。そこで、一端が圧力導入路の開口 差し込んで他端が管端取着穴内へ入り込ん 詰まり止め管を設けることが望ましい。詰 り止め管が圧力導入路に差し込んであるた 、圧力導入路の開口に接着材が浸入せず、 た詰まり止め管の他端口が管端取着穴の穴 よりも管端取着穴の開口側に位置している め、接着材が詰まり止め管の他端口にも浸 せずに済む。

 長い詰まり止め管を用いてその他端口を きるだけ管端取着穴の開口側に位置させる は、詰まり止め管は抜け止め体と交差して ることが望ましい。そのためには、第1の貫 通穴を管端の中心線からずらして形成するか 、圧力導入路の開口を管端取着穴の穴底の中 心からずらして形成すれば良い。勿論、可撓 性の詰まり止め管を用いても良い。

 本発明の第2の手段は、圧力導入路を備え ブルドン管を支持する管支持体を有するブル ドン管圧力計において、管支持体は、外面か ら前記圧力導入路の開口に連通しブルドン管 を差し込む管端取着穴を有し、一端が圧力導 入路の開口に差し込んで他端が管端取着管内 へ入り込んだ詰まり止め管とを備え、管端取 着穴内において管端の内面と詰まり止め管の 外面との間に接着材が充填されてなることを 特徴とする。

 このブルドン管と管支持体との接合作業 おいては、詰まり止め管の一端を圧力導入 の開口に差し込み、管端取取着穴に接着材 詰まり止め管の他端が埋まらない程度に注 してから、ブルドン管の管端を管端取着穴 差し込む。管端の外面と管端の内面との間 接着材が介在すると同時に、管端の内面と まり止め管の外面との間に接着材が介在す ことになるため、管端の内外両面で接着固 されて抜け耐力が向上すると共に、接着材 圧力導入路の開口と詰まり止め管の口に浸 することがない。また、詰まり止め管の1部 品だけを追加するだけで済むので、低コスト 化を図ることができる。

 本発明によれば、樹脂製の管支持体を用 ながら高圧でもブルドン管が管端取着穴か 外れ難いブルドン管圧力計を提供できる。

 次に、本発明の実施例を添付図面に基づ て説明する。

 図1は本発明の実施例1に係るブルドン管 力計を示す正面図、図2は同ブルドン管圧力 においてブルドン管の管端を管支持体に接 する状態を示す組み付け図、図3(A)は図2の 合状態を示す部分断面図、図3(B)は図2の接合 状態を管端側から見た部分断面図である。

 本例のブルドン管圧力計は、円環状で伸 品である肉薄の扁平形ブルドン管1を収めた 扁平円柱状の表示器2と、ブルドン管1に連通 る圧力導入路3を備えて圧力源側の螺子穴に 螺合する雄ネジ部4を持つ樹脂製の管支持体( わゆる下部)5とを組み立ててなり、ブルド 管1の自由端1aから指針軸に固定されたピニ ン6までが変位拡大機構7となっている。

 管支持体5は、一側面5aから圧力導入路3の開 口に連通してブルドン管1の管端(固定端)1bが て嵌まる斜め穴の管端取着穴Hと、上面5bか 管端取着穴Hの相対向した穴壁Wを貫く第1の 通穴h 1 とを有する。第1の貫通穴h 1 は管端取着穴Hまで達する上側穴部Aと管端取 穴Hから下に掘り下げた下側穴部Bとからな 。管端取着穴Hの穴底Gの略中央には圧力導入 路の開口3aが位置している。

 ブルドン管1は、管端1bの相対向する管壁wに 第2の貫通穴h 2 が形成されている。この2つの第2の貫通穴h 2 は管端1bを管端取着穴Hに差し込んだ状態で第 1の貫通穴h 1 に整合するように形成されている。この第1 貫通穴h 1 に第2の貫通穴h 2 が整合し、管端1bの外面と管端取着穴Hの内面 との間に接着材Mが介在した状態で、抜け止 ピン8が第1の貫通穴h 1 と第2の貫通穴h 2 と圧入固定されている。管支持体5は、上面 で第1の貫通穴h 1 の開口にOリング9を定置する凹状座部5cを有 、この凹状座部5cと抜け止めピン8の頭部フ ンジ8aとでOリング9が挟まれている。

 このブルドン管1と管支持体5との接合作業 おいては、まず、ブルドン管1の管端1bの外 又は管端取着穴Hの内面に接着材Mを塗布して 管端1bを管端取着穴Hに差し込んでから、管支 持体5の第1の貫通穴h 1 と管端の第2の貫通穴h 2 とが通るように整合する。しかる後、Oリン 9を嵌めた抜け止ピン8を第1の貫通穴h 1 と第2の貫通穴h 2 とに圧入する。接着材Mはブルドン管1の管端1 bの外面と管端取着穴Hの内面との間に介在し 圧力抜けを防止できる。この抜け止めピン8 はその下部が下側穴部Bに嵌って閂式に管端1b を係止しているため、接着材に対する剥離力 を緩和でき、管端1bを管端取着穴Hから確実に 抜け止めできる。導入圧力が高圧でもブルド ン管1が管端取着穴Hから外れ難い接合構造で るため、樹脂製の管支持体5を用いることが できる。

 ここで、抜け止めピン8と第1の貫通穴h 1 との隙間を介して圧力抜けの生じる虞れがあ るものの、管支持体5は、第1の貫通穴h 1 の開口にOリング9を定置する凹状座部5cを有 、この凹状座部5cと抜け止めピン6の頭部フ ンジ8aとでOリング9が挟み込まれているため Oリング9で第1の貫通穴h 1 の開口を確実に封止でき、圧力抜けを防止で きる。

 図4は本発明の実施例2においてブルドン の管端を管支持体に接合する状態を示す組 付け図、図5は図4の接合状態を示す部分断面 図である。なお、図4及び図5において図2及び 図3に示す部分と同一部分には同一参照符号 付し、その説明は省略する。

 実施例1においては、管端取着穴Hの穴底G 接着材Mが付着したときなどは圧力導入路3 開口3aに接着材Mが浸入して目詰まりを生じ 虞れがある。

 そこで、本例の管支持体5の圧力導入路3 開口3aには詰まり止め管10の一端が圧入され おり、その他端側が管端取着穴Hの穴底Gか 突出している。

 このブルドン管1と管支持体5との接合作業 おいては、まず、ブルドン管1の管端1bの外 又は管端取着穴Hの内面に接着材Mを塗布する と共に、詰まり止め管10の他端が埋まらない うに接着材mを穴底Gにも塗布して管端1bを管 端取着穴Hに差し込んでから、管支持体5の第1 の貫通穴h 1 と管端の第2の貫通穴h 2 とが通るように整合する。しかる後、Oリン 9を嵌めた抜け止ピン8を第1の貫通穴h 1 と第2の貫通穴h 2 とに圧入する。これにより、実施例1と同様 、管端1bを管端取着穴Hから確実に抜け止め きるが、詰まり止め管10が圧力導入路3に差 込んであるため、圧力導入路3の開口3aに接 材mが浸入せず、また詰まり止め管10の他端 が管端取着穴Hの穴底Gよりも管端取着穴Hの 口側に位置しているため、接着材mが詰まり め管の他端口にも浸入せずに済む。

 この詰まり止め管10は、図6に示す如く、 着材mの充填量を増やすために長くしても良 く、抜け止めピン9との干渉を避けるために 抜け止めピン9に対し交差状態としても良い そのためには、第1の貫通穴h1を管端1bの中 線からずらして形成するか、圧力導入路3の 口3aを管端取着穴Hの穴底Gの中心からずらし て形成すれば良く、勿論、可撓性の詰まり止 め管10を用いても構わない。

 このように、抜け止め管10の外面と管端1b の内面との間の介在する接着材Mの量が多く ると、ブルドン管1の抜け耐力も更に向上す 利点がある。

 図7は本発明の実施例3においてブルドン の管端を管支持体に接合した状態を示す部 断面図である。なお、図7において図6に示す 部分と同一部分には同一参照符号を付し、そ の説明は省略する。

 本例における管端1bは実施例1,2に示す第2の 通穴h 2 を有しておらず、また管支持体5は第1の貫通 h 1 を有していない。そのため、抜け止めピン9 不要となっている。それに引き替え、長め 詰まり止め管10の一端が圧力導入路3の開口 圧入されており、その他端が管端取着穴Hか 側面外方へと突出している。

 このブルドン管1と管支持体5との接合作 においては、詰まり止め管10の一端を圧力導 入路3の開口3aに差し込み、管端取取着穴Hに 着材を詰まり止め管10の他端が埋まらない程 度に注入してから、ブルドン管1の管端1bを管 端取着穴hに差し込む。管端1bの外面と管端1b 内面との間に接着材Mが介在すると同時に、 管端1bの内面と詰まり止め管10の外面との間 接着材mが充填されているため、管端1bの内 両面で接着固定されて抜け耐力が向上する 共に、接着材mが圧力導入路3の開口3aと詰ま 止め管10の口に浸入することがない。詰ま 止め管10の1部品だけを追加するだけで済む で、低コスト化を図ることができる。

 なお、上記各実施例のブルドン管圧力計 管支持体5が表示器2の外側に突出した形態 なっているが、本例の接合構造は表示器2の 央背面に雄ネジ部4が突出した、いわゆるバ ック式のものにも適用できる。

本発明の実施例1に係るブルドン管圧力 計を示す正面図である。 同ブルドン管圧力計においてブルドン の管端を管支持体に接合する状態を示す組 付け図である。 (A)は図2の接合状態を示す部分断面図、 (B)は図2の接合状態を管端側から見た部分断 図である。 本発明の実施例2においてブルドン管の 管端を管支持体に接合する状態を示す組み付 け図である。 図4の接合状態を示す部分断面図である 。 実施例2において抜け止めピンと詰まり 止め管との交差態様を示す部分断面図である 。 本発明の実施例3においてブルドン管の 管端を管支持体に接合した状態を示す部分断 面図である。

符号の説明

1…扁平形ブルドン管
1a…自由端
1b…管端(固定端)
2…表示器
3…圧力導入路
3a…開口
4…雄ネジ部
5…管支持体
5a…一側面
5b…上面
5c…凹状座部W…穴壁6…ピニオン
7…変位拡大機構
8…抜け止めピン
8a…頭部フランジ
9…Oリング
10…詰まり止め管
A…上側穴部
B…下側穴部
G…穴底G
H…管端取着穴
h 1 …第1の貫通穴
h 2 …第2の貫通穴
M,m…接着材
W…穴壁
w…管壁