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Patent Searching and Data


Title:
CHAIR TYPE MASSAGE MACHINE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/041327
Kind Code:
A1
Abstract:
A chair type massage machine in which treatment sections provide a user with an improved massage effect, that has enhanced safety, that is reduced in cost, and in which a cushion can be easily mounted on and removed from a backrest. The chair type massage machine has a massage unit (5) capable of vertically moving in the backrest (2). The treatment sections (7) are arranged on the backrest (2) in a forwardly projecting manner. The cushion (4) formed in a generally U-shape is placed on the front surface of the backrest (2). The treatment sections (7) moving vertically together with the massage unit (5) are disposed in an opening (8) of the cushion (4). The treatment sections (7) are movable in the opening (8) of the cushion (4). The massage machine further has fixation means for fixing the cushion (4) to the front surface of the backrest (2). The fixation means have surface fasteners (10, 11) separated from each other when a downward external force of a specified magnitude or higher is applied to the lower edge of the opening (8) of the cushion (4).

Inventors:
TSUTSUI SHINJI (JP)
TERADA KOJI (JP)
SHIMIZU KEISUKE (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/066744
Publication Date:
April 02, 2009
Filing Date:
September 17, 2008
Export Citation:
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Assignee:
PANASONIC ELEC WORKS CO LTD (JP)
TSUTSUI SHINJI (JP)
TERADA KOJI (JP)
SHIMIZU KEISUKE (JP)
International Classes:
A61H15/00; A61H7/00
Foreign References:
JP2000350758A2000-12-19
JP2006320630A2006-11-30
JPH10146372A1998-06-02
Attorney, Agent or Firm:
ONDA, Hironori et al. (Ohmiya-cho 2-chomeGifu-sh, Gifu 31, JP)
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Claims:
 背もたれ部を備える椅子型マッサージ機であって、
 前記背もたれ部内を昇降可能なマッサージユニットと、
 前記マッサージユニットに設けられ、前記背もたれ部から前方に突出する施療部と、
 略U字状に形成され、前記背もたれ部の前面に配置されるクッションであって、内部に区画される開口部に前記施療部が移動自在に配置されるクッションと、
 前記クッションを前記背もたれ部の前面に固定するための固定手段と、
を備え、前記固定手段は、
 前記開口部の下縁に対して下向きの一定量以上の外力が加わった際に剥がれる少なくとも一対の第1の面ファスナーを含むことを特徴とする椅子型マッサージ機。
 請求項1に記載の椅子型マッサージ機において、
 前記第1の面ファスナーは、前記開口部の下縁よりも上方の位置で前記背もたれ部及び前記クッションに設けられることを特徴とする椅子型マッサージ機。
 請求項2に記載の椅子型マッサージ機において、
 前記固定手段はさらに、
 前記開口部の下縁よりも下方の位置で前記背もたれ部及び前記クッションに設けられ、前記開口部の下縁に対して下向きの一定量以上の外力が加わった際に剥がれる少なくとも一対の第2の面ファスナーを含み、
 前記第1の面ファスナーは、前記第2の面ファスナーよりも接着力が弱いことを特徴とする椅子型マッサージ機。
Description:
椅子型マッサージ機

 本発明は背もたれ部の前面にクッション 設けた椅子型マッサージ機に関する。

 従来、例えば特許文献1に示すような背も たれ部内を昇降可能なマッサージユニットを 備えると共に該マッサージユニットに背もた れ部から前方に突出する施療部を設けた椅子 型マッサージ機が知られている。ところで、 この特許文献1のマッサージ機は背もたれ部 前面に亘って略長方形状のクッションを設 てあり、前記施療部によるマッサージをク ションを介して行うものであるため施療部 よる効果的なマッサージを行えないという 題がある。

 また、他の従来例として、図4のように背 もたれ部2の前面の一側部と他側部と下部中 部の夫々に面ファスナーによりクッション4a ~4cを固定し、これら3個のクッション4a~4cを略 U字状に配置し、これら全体で略U字状をなす3 個のクッション4a~4cで形成される開口部8に施 療部7を配置して該施療部7を開口部8内におい て移動自在としたものが知られている。

 ここで、図4において中央下部のクッショ ン4bを両側のクッション4a、4cと別体としたの は以下の理由による。上記のように背もたれ 部2の前面に配置される前記3個のクッション4 a~4cを略U字状のクッションとして一体に形成 た場合には、背もたれ部2から前方に突出す る施療部7が開口部8を下方に移動した時に該 療部7と開口部8の下縁(クッションの下部)と の間に小さな子供の首等が挟まれる恐れがあ る。そこで、図4に示すものはクッション4bを 別体とすることで、施療部7とクッション4bと の間に小さな子供の首等が挟まれた場合にク ッション4bのみが背もたれ部2から外れるよう にし、これにより上記問題を解決している。

 しかし、上記図4に示す椅子型マッサージ機 は3個のクッション4a~4cを別々に製造する必要 があるため製造コストが高いという問題があ り、またクッション4a~4cを背もたれ部に取り けたり、取り外したりするのが面倒である

特開2000-350758号公報

 本発明は、施療部により効果的にマッサ ジができると共に安全性を確保でき、尚且 コストを削減でき、背もたれ部に対するク ションの取り付け・取り外しを簡単に行う とのできる椅子型マッサージ機を提供する

 本発明の第1側面は、背もたれ部を備える 椅子型マッサージ機である。該マッサージ機 は、背もたれ部内を昇降可能なマッサージユ ニットと、マッサージユニットに設けられ、 背もたれ部から前方に突出する施療部と、略 U字状に形成され、背もたれ部の前面に配置 れるクッションであって、その内部に区画 れる開口部に施療部が移動自在に配置され クッションと、クッションを背もたれ部の 面に固定するための固定手段と、を備え、 定手段は、開口部の下縁に対して下向きの 定量以上の外力が加わった際に剥がれる少 くとも一対の第1の面ファスナーを含む。

本発明の実施の形態の一例の椅子型マ サージ機の斜視図である。 図1の椅子型マッサージ機の使用状態の 説明図である。 他例の椅子型マッサージ機の斜視図で る。 従来の椅子型マッサージ機の斜視図で る。

 以下、本発明の一実施形態の椅子型マッ ージ機を添付図面に基づいて説明する。図1 及び図2に示すように、本実施形態の一例の 子型マッサージ機は、四隅に設けた脚3を介 て床上に設置される座部1と、座部1の後端 ら立ち上がる背もたれ部2で主体を構成して り、合成樹脂製の筐体からなる背もたれ部2 の背もたれ面となる前面にはクッション性を 高めるためにクッション4が着脱自在に取り けられる。

 図1に示すように後傾となった背もたれ部 2には図示しない駆動手段により背もたれ部2 を昇降するマッサージユニット5を内蔵して いる。マッサージユニット5の両側には背も れ部2の前面に形成した縦長長方形状の孔部6 を介して背もたれ部2の前方に突出する施療 7を設けている。各施療部7の先端には揉み玉 からなる施療子7aを設けてある。マッサージ ニット5を昇降しながら又は所定の高さ位置 に配置した状態で、座部1に着座した被施療 の背中や腰に施療子7aを当てて施療部7を駆 することでマッサージが行われる。なお、 施療部7は孔部6を閉塞する布等のカバー材9 よって覆われているものとし、外部には露 しない。

 背もたれ部2の前面に沿って配置されるク ッション4はやや厚みのある板状で且つ上方 開口する略U字状に一体に形成されたもので り、幅方向の中央には上端から下方に向か て延びる縦長長方形状の開口部8が形成され ている。クッション4の開口部8は背もたれ部2 の孔部6の上部と重複し、クッション4の両側 分は背もたれ部2の前面の両側部分を覆う。 また、クッション4の両側部分を連結する下 中央の連結部は背もたれ部2の孔部6の下部を 覆う。すなわちクッション4は、背もたれ部2 前面の孔部6の上部を除く部分を覆う。

 上記クッション4を背もたれ部2の前面に 定するための固定手段は、クッション4の後 に設けた2つの面ファスナー10、10と、これ に対応して背もたれ部2の前面に設けた2つの 面ファスナー11、11とを含む。なお、1つの面 ァスナー10及び1つの面ファスナー11は、一 の面ファスナーを構成する。図示例ではク ション4の開口部8の下縁以上の高さに位置す る箇所、詳しくはクッション4の後面におい 開口部8を挟んだ両外側部分の上端部の夫々 、接着面がフック面となった雄の面ファス ー10、10を設けている。また、背もたれ部2 各面ファスナー10、10に対応する箇所、即ち 背もたれ部2の両側端部の上端部に、接着面 がループ面となった雌の面ファスナー11、11 設けている。そして、クッション4に設けた 面ファスナー10、10を対応する背もたれ部2 設けた面ファスナー11、11の夫々に着脱自在 取り付けている。なお、本実施形態では、 対の面ファスナー10、10及び11、11を設けた 、一対の面ファスナー10、11のみでもよい。 えば、クッション4の両側部分の上端を連結 する矩形状の面ファスナー10をクッション4に 設け、それに対応する矩形状の面ファスナー 11を背もたれ部2に設けてもよい。

 また、上記マッサージユニット5と共に上 下動する施療部7は前記背もたれ部2の孔部6内 及び背もたれ部2の前面に取り付けたクッシ ン4の開口部8内に配置される。これにより施 療部7はマッサージユニット5の昇降範囲にお ては背もたれ部2やクッション4に接触する となく背もたれ部2の孔部6内及びクッション 4の開口部8内を昇降できるようになっている

 ここで、上記クッション4の背もたれ部2 の固定手段となる各面ファスナー10、11は、 着面の面積を変更したり、接着面の種類を えばモヘアタイプやループタイプなどに変 することで、その接着力をクッション4の開 口部8の下縁に対して下向きの一定量以上の 力が加わった際に剥がれるように設定して る。ここで言う接着力とは、通常被施療者 クッション4を介して背もたれ部2にもたれた 程度では各々の対の面ファスナー10、11が剥 れず、且つマッサージユニット5の下降時に いて各施療部7とクッション4の開口部8の下 との間に子供の首等が挟まった場合に外れ 程度に設定してある。なお、上記では対と る面ファスナー10、11を雌雄の面ファスナー 10、11で構成したが、接着面にフックとルー の両方を備えた雌雄の区別のない一対の面 ァスナーで構成しても良いものとする。

 一実施形態の椅子型マッサージ機は以下の 点を有する。
 (1)背もたれ部2の前面に略U字状をなすクッ ョン4を配置し、該クッション4の開口部8に ッサージユニット5と共に昇降する施療部7を 配置して該施療部7をクッション4の開口部8内 において移動自在とした。従って、施療部7 クッション4を介さずに直接的に被施療者の 中や腰に当てることができ、施療部7により 効果的にマッサージを行うことができる。

 (2)クッション4を背もたれ部2の前面に固 するための固定手段を、クッション4の開口 8の下縁に対して下向きの一定量以上の外力 が加わった際に剥がれる面ファスナー10、11 構成した。このため、万が一、図2の破線で すようにマッサージユニット5が下降して各 施療部7とクッション4の開口部8の下縁との間 に子供の首などが挟まったとしても、この際 にはクッション4に設けた面ファスナー10、10 背もたれ部1に設けた対応する面ファスナー 11、11から剥がれる。従って、クッション4が もたれ部2から外れて下方に移動することと なり、上記挟み込みを防止して安全性を確保 できる。

 (3)クッション4は略U字状に一体に形成され ものであるためコストを削減でき、また簡 にクッション4を背もたれ部2に取り付けたり 、取り外したりできる。
 なお、上記実施形態は以下のように変更し もよい。

 図3のように、図1と同様な2対の面ファス ー10、10及び11、11に加えて、クッション4の 面において開口部8の下縁よりも下方の位置 に2つの面ファスナー12、12を設けると共に、 もたれ部2の前面において面ファスナー12、1 2の対応する位置に面ファスナー12、12と対と る2つの面ファスナー13、13を設けても良い 具体的に図3の例では、接着面がフック面と った雄の面ファスナー12、12をクッション4 下端部の両側端部に設け、背もたれ部2の面 ァスナー12、12に対応する位置に接着面がル ープ面となった雌の面ファスナー13、13を設 ている。また、背もたれ部2の上端部に設け 各面ファスナー11の接着面は剥がれやすい ープタイプとしているのに対して、背もた 部2の下端部に設けた各面ファスナー13の接 面は剥がれ難いモヘアタイプとしている。 れにより面ファスナー12と面ファスナー13の 着力は面ファスナー10と面ファスナー11の接 着力よりも大きくしてある。なお、この面フ ァスナー10、11と面ファスナー12、13の接着力 違いは接着面の面積を異ならせることで行 ても良いものとする。なお、二対の面ファ ナー12、12及び13、13を設けたが、一対の面 ァスナー12、13のみでもよい。

 図3のマッサージ機では、クッション4を もたれ部2に確実に固定でき、またクッショ 4の紛失等を防止することもできる。また、 上記面ファスナー12、12はクッション4の開口 8の下縁よりも下方の位置に設けてあるため 、マッサージユニット5が下降して各施療部7 クッション4の開口部8の下縁との間に子供 首等が挟まった際には、図1の例と同様に面 ァスナー10、10を背もたれ部1に設けた対応 る面ファスナー11、11から支障なく剥がすこ ができて、安全性を高めることができる。