Login| Sign Up| Help| Contact|

Patent Searching and Data


Title:
CHANNEL ARRANGEMENT METHOD AND WIRELESS COMMUNICATION BASE STATION DEVICE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/087744
Kind Code:
A1
Abstract:
It is an object to provide a wireless communication base station device that can prevent the decline of a system throughput due to the degradation of a utilization efficiency of a communication resource of a channel for carrying out a frequency diversity transmission when a frequency scheduling transmission and a frequency diversity transmission are concurrently carried out in multiple carrier communication. In the wireless communication base station device, a modulation unit (12) carries out modulation processing for Dch data after coding to generate a Dch data symbol. A modulation unit (22) carries out modulation processing for Lch data after coding to generate an Lch data symbol. An allocation unit (103) allocates the Dch data symbol and Lch data symbol to each sub-carrier composing an OFDM symbol and outputs the allocated sub-carrier to a multiplex unit (104). In this case, the allocation unit (103) allocates the Dch data symbol to a plurality of resource blocks where one Dch is arranged at an interval equal to integral multiples of the number of resource blocks composing a resource block group.

Inventors:
NISHIO AKIHIKO
WENGERTER CHRISTIAN
SUZUKI HIDETOSHI
HIRAMATSU KATSUHIKO
Application Number:
PCT/JP2008/004010
Publication Date:
July 16, 2009
Filing Date:
December 26, 2008
Export Citation:
Click for automatic bibliography generation   Help
Assignee:
PANASONIC CORP (JP)
NISHIO AKIHIKO
WENGERTER CHRISTIAN
SUZUKI HIDETOSHI
HIRAMATSU KATSUHIKO
International Classes:
H04W72/04; H04J11/00; H04W28/06
Domestic Patent References:
WO2008020623A12008-02-21
Foreign References:
JP2008000198A2008-01-10
JP2008062970A2008-03-21
Other References:
"3GPP TSG RAN WG1 Meeting #49, R1-072431", May 2007, article NTT DOCOMO ET AL.: "Comparison between RB-level and Sub-carrier-level Distributed Transmission for Shared Data Channel in E-UTRA Downlink", pages: 2 - 6, XP008132019
NEC GROUP: "DL Distributed Resource Singalling for EUTRA", TSG-RAN WG1 #51, R1-074722, 2007.11, pages 1 - 2, XP050108197
"3GPP TSG-RAN WG1 Meeting #51, R1-074920", November 2007, article PANASONIC: "DVRB-pair to PRB-pari assignment and signaling", pages: 1 - 2, XP008132020
"Comparison between RB-level and Sub-carrier-level Distributed Transmission for Shared Data Channel in E-UTRA Downlink", RI-072431, 5070720
See also references of EP 2229030A4
Attorney, Agent or Firm:
WASHIDA, Kimihito (Shintoshicenter Bldg.24-1, Tsurumaki 1-chom, Tama-shi Tokyo 34, JP)
Download PDF:
Claims:
 マルチキャリア信号を構成する複数のサブキャリアを複数のリソースブロックに分け、
 前記複数のリソースブロックを複数のグループにグループ化し、
 前記複数のリソースブロックにおいて、1つのグループを構成するリソースブロック数の整数倍の間隔で1つのディストリビューテッドチャネルを配置する、
 チャネル配置方法。
 採りうる前記間隔のうち最大の間隔で前記1つのディストリビューテッドチャネルを配置する、
 請求項1記載のチャネル配置方法。
 チャネル番号が連続する複数のディストリビューテッドチャネルを1つのリソースブロックに配置する、
 請求項1記載のチャネル配置方法。
 チャネル番号が連続する複数のディストリビューテッドチャネルを1つのグループを構成する異なるリソースブロックにそれぞれ配置する、
 請求項1記載のチャネル配置方法。
 チャネル番号が不連続である複数のディストリビューテッドチャネルを、互いに隣接するグループをそれぞれ構成する複数のリソースブロックのうち互いに隣接するリソースブロックにそれぞれ配置する、
 請求項4記載のチャネル配置方法。
 複数のグループにグループ化された複数のリソースブロックに分けられた、複数のサブキャリアからなるマルチキャリア信号を送信する無線通信基地局装置であって、
 周波数ダイバーシチ送信の対象となるデータを、1つのグループを構成するリソースブロック数の整数倍の間隔で1つのディストリビューテッドチャネルが配置された前記複数のリソースブロックに割り当てる割当手段と、
 前記データが割り当てられた前記マルチキャリア信号を送信する送信手段と、
 を具備する無線通信基地局装置。
Description:
チャネル配置方法および無線通 基地局装置

 本発明は、マルチキャリア通信における ャネル配置方法および無線通信基地局装置 関する。

 近年、無線通信、特に移動体通信では、 声以外に画像やデータなどの様々な情報が 送の対象になっている。今後は、さらに高 な伝送に対する要求がさらに高まるであろ と予想され、高速伝送を行うために、限ら た周波数資源をより効率よく利用して、高 伝送効率を実現する無線伝送技術が求めら ている。

 このような要求に応え得る無線伝送技術 一つにOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexin g)がある。OFDMは、多数のサブキャリアを用い てデータを並列伝送するマルチキャリア伝送 技術であり、高い周波数利用効率、マルチパ ス環境下のシンボル間干渉低減などの特徴を 持ち、伝送効率の向上に有効であることが知 られている。

 このOFDMを下り回線に用い、複数の無線通 信移動局装置(以下、単に移動局という)への ータを複数のサブキャリアに周波数多重す 場合に、周波数スケジューリング送信およ 周波数ダイバーシチ送信を行うことが検討 れている。

 周波数スケジューリング送信では、無線 信基地局装置(以下、単に基地局という)が 移動局での周波数帯域毎の受信品質に基づ て各移動局に対して適応的にサブキャリア 割り当てるため、最大限のマルチユーザダ バーシチ効果を得ることができ、非常に効 良く通信を行うことができる。このような 波数スケジューリング送信は、主に、移動 の低速移動時のデータ通信または高速デー 通信に適した方式である。一方で、周波数 ケジューリング送信には各移動局からの受 品質情報のフィードバックが必要となるた 、周波数スケジューリング送信は移動局の 速移動時のデータ通信には不向きである。 た、周波数スケジューリングは、通常、サ フレームと呼ばれる送信時間単位で、隣接 るサブキャリアをいくつかまとめてブロッ 化したリソースブロック(RB:Resource Block)毎に 行われる。このような周波数スケジューリン グ送信を行うためのチャネルはLocalized Channel (以下、Lchという)と呼ばれる。

 これに対し、周波数ダイバーシチ送信は 各移動局へのデータを全帯域のサブキャリ に分散させて割り当てるため、高い周波数 イバーシチ効果を得ることができる。また 周波数ダイバーシチ送信は、移動局からの 信品質情報を必要としないため、上記のよ に周波数スケジューリング送信が適用困難 状況において有効な方式である。一方で、 波数ダイバーシチ送信は、各移動局での受 品質と無関係に行われるため、周波数スケ ューリング送信のようなマルチユーザダイ ーシチ効果を得られない。このような周波 ダイバーシチ送信を行うためのチャネルはD istributed Channel(以下、Dchという)と呼ばれる。

 また、Lchにおける周波数スケジューリン 送信とDchにおける周波数ダイバーシチ送信 を同時に行うことが考えられる。すなわち 1OFDMシンボルの複数のサブキャリア上にお てLchに使用されるRBとDchに使用されるRBとを 波数多重することが考えられる。この際、 RBとLchとの対応付け、および、各RBとDchとの 対応付けが予めなされており、サブフレーム 単位でどのRBをLchまたはDchとして使用するの を制御する。

 また、Dchに使用されるRBをさらに複数のサ ブロックに分割し、異なるRBのサブブロック の組み合わせにより1つのDchを構成すること 検討されている(例えば、非特許文献1参照) 具体的には、RBを2つのサブブロックに分割 る場合、1つのDchは、2つの分散したサブブロ ックに配置される。
R1-072431 “Comparison between RB-level and Sub- carrier-level Distributed Transmission for Shared Data Channel in E-UTRA Downlink”3GPP TSG RAN WG1 LTE M eeting ,Kobe, Japan, 7-11 May, 2007

 上記従来技術では、1つのDchが割り当てら れるRBの間隔(以下、RB間隔という)は予め決定 されている。例えば、1つのDchは、RB間隔がflo or(全RB数/2)である2つのRBのサブブロックに配 される。ここで、演算子floor(x)はxを超えな 最大の整数を表す。これにより、Dchのチャ ル番号のみを基地局から移動局に通知すれ よいため、制御情報量を少なく抑えること できる。さらに、すべてのRBに対してDchを 等な間隔で割り当てることができる。この うに、1つのDchが配置されるRBのRB間隔は予め 決定されているため、Dch割当とLch割当との衝 突を防ぐために、基地局は、Dchをリソースブ ロックに割り当てた後にLchをリソースブロッ クに割り当てる。

 ここで、基地局が1つの移動局に複数のDch を割り当てる場合、どのDchがリソースブロッ クに割り当てられても周波数ダイバーシチ効 果はほとんど変わらないため、連続したチャ ネル番号の複数のDchを割り当てる。これによ り、連続したチャネル番号のうち先頭のチャ ネル番号および末尾のチャネル番号のみを基 地局から移動局に通知することで、移動局は 自局に割り当てられたDchを判断することがで きる。よって、Dchの割当結果を通知するため の制御情報を削減することができる。

 一方で、基地局がLchを割り当てる際、品 の良好なRBにLchを割り当てるために、ビッ マップ型の割当通知により基地局から移動 に対してLchを割り当てたRBを通知する。ここ で、基地局は、複数のRBを複数のRBグループ グループ化し、RBグループ単位でLchを割り当 てることにより、Lchの割当結果を通知するた めの制御情報を削減することができる。例え ば、14RBのシステムにおいて、RB毎の割り当て では14ビットの制御情報が必要であるが、2RB 構成されるRBグループ単位の割り当てでは7 ットの制御情報で済む。

 しかしながら、DchとLchとが混在する場合 1つのDchが割り当てられるRBのRB間隔をfloor( RB数/2)とすると、LchがRBグループ単位で割り てられない場合が生じる。そのため、RBに きが生じることがあり、通信リソースの利 効率が低下してしまう可能性がある。その 果、システムスループットが低下してしま 。ここで、使用されず空きとなるRBをLchに割 り当てるためには、RB単位でのLch割当が必要 なる。しかし、Lchの割当結果を通知するた の制御情報量が膨大となり、結果としてシ テムスループットが低下してしまう。

 例えば、周波数領域で連続する14個のRB#1~ #14の各々が2つのサブブロックに分割され、 続するチャネル番号のDch#1~#14とRB#1~#14とを対 応付ける場合、1つのDchは、7(=floor(14/2))RB間隔 で配置される。つまり、RB#1~#7の一方のサブ ロックにDch#1~#7がそれぞれ対応付けられ、RB# 1~#7の他方のサブブロックにDch#8~#14がそれぞ 対応付けられる。同様に、RB#8~#14の一方のサ ブブロックにDch#1~#7がそれぞれ対応付けられ RB#8~#14の他方のサブブロックにDch#8~#14がそ ぞれ対応付けられる。これにより、Dch#1は、 RB#1のサブブロックとRB#8のサブブロックとに り構成され、Dch#2は、RB#2のサブブロックとR B#9のサブブロックとにより構成される。Dch#3~ #14についても同様である。

 ここで、2つのDch(例えば、Dch#1およびDch#2) を割り当てる場合、RB#1,#2,#8,#9にDchが割り当 られ、残りのRBにLchが割り当てられる。Lchが 2RBのRBグループ単位で割り当てられる場合、( RB#3,#4)、(RB#5,#6)、(RB#11,#12)および(RB#13,#14)のRB ループにLchが割り当てられる。しかしなが 、RB#7およびRB#10は、それぞれのRBグループ 構成する他方のRBがDchに割り当てられている ため、Lchを割り当てることができなくなる。 このように、使用されず空きとなるRBが生じ 、通信リソースの利用効率が低下すること システムスループットが低下してしまう可 性がある。ここで、使用されず空きとなるR B(RB#7およびRB#10)をLchに割り当てるためには、 RB単位でのLch割当が必要となる。しかし、RB 位でのLch割当では、Lchの割当結果を通知す ための制御情報量が膨大となり、結果とし システムスループットが低下してしまう。

 本発明の目的は、マルチキャリア通信に いて周波数スケジューリング送信と周波数 イバーシチ送信とを同時に行う際に、通信 ソースの利用効率の低下によるシステムス ープットの低下を防ぐことができる周波数 イバーシチ送信用チャネル配置方法および 地局を提供することである。

 本発明のチャネル配置方法は、マルチキ リア信号を構成する複数のサブキャリアを 数のリソースブロックに分け、前記複数の ソースブロックを複数のグループにグルー 化し、前記複数のリソースブロックにおい 、1つのグループを構成するリソースブロッ ク数の整数倍の間隔で1つのディストリビュ テッドチャネルを配置するようにした。

 本発明によれば、マルチキャリア通信に いて周波数スケジューリング送信と周波数 イバーシチ送信とを同時に行う際に、通信 ソースの利用効率の低下を防ぐことができ 。

本発明の実施の形態に係る基地局の構 を示すブロック図 本発明の実施の形態に係る移動局の構 を示すブロック図 本発明の実施の形態に係るLchの配置方 本発明の実施の形態の配置方法1に係る Dchの配置方法 本発明の実施の形態の配置方法1に係る 割当例 本発明の実施の形態の配置方法1に係る Dchの配置方法(3分割の場合) 本発明の実施の形態の配置方法2に係る Dchの配置方法 本発明の実施の形態の配置方法2に係る 割当例 本発明の実施の形態の配置方法3に係る Dchの配置方法(配置方法1を用いた場合) 本発明の実施の形態の配置方法3に係 Dchの配置方法(配置方法2を用いた場合) 本発明の実施の形態の配置方法4に係 Dchの配置方法(配置方法1を用いた場合) 本発明の実施の形態の配置方法4に係 Dchの配置方法(配置方法2を用いた場合) 本発明の実施の形態の配置方法5に係 Dchの配置方法(配置方法1を用いた場合) 本発明の実施の形態の配置方法5に係 Dchの配置方法(配置方法2を用いた場合)

 以下、本発明の実施の形態について、添 図面を参照して詳細に説明する。

 本実施の形態に係る基地局100の構成を図1 に示す。基地局100は、マルチキャリア信号で あるOFDMシンボルを構成する複数のサブキャ アを複数のRBに分け、それら複数のRBにおい 、RB毎にDchおよびLchを使用する。また、同 サブフレームでは、1つの移動局に対してDch たはLchのいずれかが割り当てられる。

 基地局100において、Dchデータのための符 化部11および変調部12からなる符号化・変調 部101-1~101-n、Lchデータのための符号化部21お び変調部22からなる符号化・変調部102-1~102-n および、復調部31および復号部32からなる復 調・復号部115-1~115-nは、基地局100が通信可能 移動局(MS)の数nだけ備えられる。

 符号化・変調部101-1~101-nにおいて、符号 部11は、移動局#1~#n毎のDchデータ#1~#nに対し ターボ符号等の符号化処理を行い、変調部12 は、符号化後のDchデータに対して変調処理を 行ってDchデータシンボルを生成する。

 符号化・変調部102-1~102-nにおいて、符号 部21は、移動局#1~#n毎のLchデータ#1~#nに対し ターボ符号等の符号化処理を行い、変調部22 は、符号化後のLchデータに対して変調処理を 行ってLchデータシンボルを生成する。このと きの符号化率および変調方式は、適応制御部 116から入力されるMCS(Modulation and Coding Scheme: MCS)情報に従う。

 割当部103は、適応制御部116からの制御に って、DchデータシンボルおよびLchデータシ ボルを、OFDMシンボルを構成する各サブキャ リアに割り当てて多重部104に出力する。この 際、割当部103は、DchデータシンボルおよびLch データシンボルを、RB毎にそれぞれまとめて り当てる。さらに、割当部103は、Lchデータ ンボルを割り当てる際、複数のRBを複数の ループにグループ化し、RBグループ単位でLch を割り当てる。また、割当部103は、1つの移 局のDchデータシンボルに複数のDchを使用す 場合、連続したチャネル番号のDchを使用す 。また、割当部103は、Dchデータシンボルを 1つのRBグループを構成するRB数の整数倍の間 隔で1つのDchが配置された複数のRBに割り当て る。なお、各RBではDchおよびLchの配置位置が め対応付けられている。つまり、割当部103 、DchおよびLchと、RBとの対応付けである配 パターンを予め保持し、配置パターンに従 てDchデータシンボルおよびLchデータシンボ を各RBに割り当てる。本実施の形態における Dchの配置方法の詳細については後述する。ま た、割当部103は、Dchデータシンボルの割当情 報(どの移動局のDchデータシンボルをどのRBに 割り当てたかを示す情報)およびLchデータシ ボルの割当情報(どの移動局のLchデータシン ルをどのRBに割り当てたかを示す情報)を制 情報生成部105に出力する。例えば、Dchデー シンボルの割当情報には、連続したチャネ 番号のうち先頭のチャネル番号および末尾 チャネル番号のみが含まれる。

 制御情報生成部105は、Dchデータシンボル 割当情報、Lchデータシンボルの割当情報、 よび、適応制御部116から入力されるMCS情報 含む制御情報を生成して符号化部106に出力 る。

 符号化部106は、制御情報に対して符号化 理を行い、変調部107は、符号化後の制御情 に対して変調処理を行って多重部104に出力 る。

 多重部104は、割当部103から入力される各 ータシンボルに制御情報を多重してIFFT(Inver se Fast Fourier Transform)部108に出力する。なお 制御情報の多重は、例えばサブフレーム毎 行われる。また、本実施の形態においては 制御情報の多重は、時間多重または周波数 重のいずれでもよい。

 IFFT部108は、制御情報およびデータシンボ ルが割り当てられた複数のRBを構成する複数 サブキャリアに対してIFFTを行って、マルチ キャリア信号であるOFDMシンボルを生成する

 CP(Cyclic Prefix)付加部109は、OFDMシンボルの 後尾部分と同じ信号をCPとしてOFDMシンボルの 先頭に付加する。

 無線送信部110は、CP付加後のOFDMシンボル 対しD/A変換、増幅およびアップコンバート の送信処理を行ってアンテナ111から各移動 へ送信する。

 一方、無線受信部112は、最大n個の移動局 から同時に送信されたn個のOFDMシンボルをア テナ111を介して受信し、これらのOFDMシンボ ルに対しダウンコンバート、A/D変換等の受信 処理を行う。

 CP除去部113は、受信処理後のOFDMシンボル らCPを除去する。

 FFT(Fast Fourier Transform)部114は、CP除去後の OFDMシンボルに対してFFTを行って、周波数領 で多重された移動局毎の信号を得る。ここ 、各移動局は互いに異なるサブキャリアま は互いに異なるRBを用いて信号を送信してお り、移動局毎の信号にはそれぞれ、各移動局 から報告されるRB毎の受信品質情報が含まれ いる。なお、各移動局では、RB毎の受信品 を、受信SNR、受信SIR、受信SINR、受信CINR、受 信電力、干渉電力、ビット誤り率、スループ ット、所定の誤り率を達成できるMCS等により 測定することができる。また、受信品質情報 は、CQI(Channel Quality Indicator)またはCSI(Channel  State Information)等と表されることがある。

 復調・復号部115-1~115-nにおいて、復調部31 は、FFT後の信号に対して復調処理を行い、復 号部32は、復調後の信号に対して復号処理を う。これにより、受信データが得られる。 信データのうち受信品質情報が適応制御部1 16に入力される。

 適応制御部116は、各移動局から報告され RB毎の受信品質情報に基づいてLchデータに する適応制御を行う。すなわち、適応制御 116は、RB毎の受信品質情報に基づいて、符号 化・変調部102-1~102-nに対しては、所要誤り率 満たすことができるMCSの選択をRBグループ に行ってMCS情報を出力し、割当部103に対し は、Max SIR法やProportional Fairness法等のスケ ューリングアルゴリズムを用いて、Lchデー #1~#nの各々をどのRBグループに割り当てるか 決定する周波数スケジューリングを行う。 た、適応制御部116は、RBグループ毎のMCS情 を制御情報生成部105に出力する。

 次に、本実施の形態に係る移動局200の構 を図2に示す。移動局200は、複数のRBに分け れた複数のサブキャリアで構成されるOFDMシ ンボルであるマルチキャリア信号を基地局100 (図1)から受信する。また、複数のRBにおいて RB毎にDchおよびLchが使用される。また、同 サブフレームでは、移動局200に対してDchま はLchのいずれかが割り当てられる。

 移動局200において、無線受信部202は、基 局100から送信されたOFDMシンボルをアンテナ 201を介して受信し、OFDMシンボルに対しダウ コンバート、A/D変換等の受信処理を行う。

 CP除去部203は、受信処理後のOFDMシンボル らCPを除去する。

 FFT部204は、CP除去後のOFDMシンボルに対し FFTを行って、制御情報およびデータシンボ が多重された受信信号を得る。

 分離部205は、FFT後の受信信号を制御信号 データシンボルとに分離する。そして、分 部205は、制御信号を復調・復号部206に出力 、データシンボルをデマッピング部207に出 する。

 復調・復号部206において、復調部41は、 御信号に対して復調処理を行い、復号部42は 、復調後の信号に対して復号処理を行う。こ こで、制御情報は、Dchデータシンボルの割当 情報、Lchデータシンボルの割当情報、および 、MCS情報を含む。そして、復調・復号部206は 、制御情報のうち、Dchデータシンボルの割当 情報およびLchデータシンボルの割当情報をデ マッピング部207に出力する。

 デマッピング部207は、復調・復号部206か 入力される割当情報に基づいて、分離部205 ら入力されるデータシンボルが割り当てら ている複数のRBから、自局に割り当てられ データシンボルを抽出する。なお、基地局10 0(図1)と同様、各RBでは、DchおよびLchの配置位 置が予め対応付けられている。つまり、デマ ッピング部207は、基地局100の割当部103と同一 の配置パターンを予め保持し、配置パターン に従ってDchデータシンボルおよびLchデータシ ンボルを複数のRBから抽出する。また、デマ ピング部207は、Lchデータシンボルを抽出す 際、複数のRBが複数のグループにグループ された、RBグループ単位でLchを抽出する。ま た、上述したように、基地局100の割当部103( 1)では、1つの移動局のDchデータシンボルに 数のDchを使用する場合、連続したチャネル 号のDchを使用する。また、基地局100からの 御情報に含まれる割当情報には、Dchデータ ンボルに使用されたDchの連続したチャネル 号のうち先頭のチャネル番号および末尾の ャネル番号のみが示されている。そこで、 マッピング部207は、割当情報に示される先 のチャネル番号および末尾のチャネル番号 基づいて、自局に割り当てられたDchデータ ンボルに使用されたDchを特定する。具体的 は、デマッピング部207は、割当情報に示さ る先頭のチャネル番号から、割当情報に示 れる末尾のチャネル番号までの連続する複 のDchを、自局に割り当てられたDchデータシ ボルに使用されたDchであると特定する。そ て、デマッピング部207は、特定されたDchの ャネル番号と対応付けられたRBを抽出し、抽 出したRBに割り当てられているデータシンボ を復調・復号部208に出力する。

 復調・復号部208において、復調部51は、 マッピング部207から入力されたデータシン ルに対して復調処理を行い、復号部52は、復 調後の信号に対して復号処理を行う。これに より、受信データが得られる。

 一方、符号化・変調部209において、符号 部61は、送信データに対してターボ符号等 符号化処理を行い、変調部62は、符号化後の 送信データに対して変調処理を行ってデータ シンボルを生成する。ここで、移動局200は、 他の移動局と互いに異なるサブキャリアまた は互いに異なるRBを用いて送信データを送信 ており、送信データには、RB毎の受信品質 報が含まれている。

 IFFT部210は、符号化・変調部209から入力さ れるデータシンボルが割り当てられた複数の RBを構成する複数のサブキャリアに対してIFFT を行って、マルチキャリア信号であるOFDMシ ボルを生成する。

 CP付加部211は、OFDMシンボルの後尾部分と じ信号をCPとしてOFDMシンボルの先頭に付加 る。

 無線送信部212は、CP付加後のOFDMシンボル 対しD/A変換、増幅およびアップコンバート の送信処理を行ってアンテナ201から基地局1 00(図1)へ送信する。

 次に、本実施の形態におけるDchのチャネ の配置方法について説明する。以下の説明 は、図3に示すように、1OFDMシンボルを構成 る複数のサブキャリアがRB#1~#14の14個のRBに 等に分割して構成される場合を一例に挙げ 説明する。また、各RBによりLch#1~#14またはDc h#1~#14が構成され、適応制御部116により、各 動局が使用するチャネルを制御する。また 各移動局へのLch割当は、RBグループ単位で行 われる。ここでは、図3に示すように、RB#1~#14 をグループ化してRBグループRBG#1~#7を構成す 。ここで、1つのRBグループを構成するRB数( 下、RBグループサイズという)を2とする。よ て、図3に示すように、RBG#1を構成するRB#1お よびRB#2にそれぞれ配置されたLch#1とLch#2とは ず同時に割り当てられ、RBG#2を構成するRB#3 よびRB#4にそれぞれ配置されたLch#3とLch#4と 必ず同時に割り当てられる。RBG#3~#7をそれぞ れ構成するLch#5~#14についても同様である。ま た、図3に示す各RBにおけるLchの構成、および 、以下に示す各RBにおけるDchの構成は、割当 103に予め対応付けられている。

 ここで、LchについてはRB単位で周波数ス ジューリングが行われるため、Lchに使用さ る各RBには、それぞれ1つの移動局だけへのLc hデータシンボルが含まれる。つまり、1つのR Bにより1つの移動局に対する1つのLchが構成さ れる。よって、図3に示すように、RB#1~#12にLch #1~#12がそれぞれ配置される。つまり、各Lchの 割当単位は「1RB×1サブフレーム」である。

 一方、Dchについては周波数ダイバーシチ 信が行われるため、Dchに使用されるRBには それぞれ、複数のDchデータシンボルが含ま る。ここでは、Dchに使用される各RBは2つの ブブロックに時間分割され、各サブブロッ に異なるDchがそれぞれ配置される。つまり 1RBでは複数の異なるDchが時間多重される。 た、異なる2つのRBのサブブロックにより1つ Dchが構成される。つまり、各Dchの割当単位 「(1RB×1/2サブフレーム)×2」であり、各Lchの 割当単位と同一である。

 <配置方法1(図4)>
 本配置方法では、複数のRBにおいて、RBグル ープサイズの整数倍の間隔で1つのDchを配置 る。

 つまり、1つのDchが配置されるRBのRB間隔Gap 、次式(1)で与えられる。
 ただし、Nrbは総RB数であり、Ndは1RBあたりの サブブロック分割数であり、RBGsizeはRBグルー プサイズである。

 次いで、Dchのチャネル番号とそのDchが配置 れるRBのRB番号との関係式を示す。Dch#k (k=1~ 12)が配置されるNd個のRB番号(インデックス)j 、次式(2)で与えられる。

 ここでは、Nrb=14、Nd=2、RBGsize=2であるので 、RB間隔Gapは、式(1)より、6(=floor((14/2)/2)×2)と なる。よって、上式(2)は、j=(((k-1)+6・p)mod 12)  +1 (p=0,1)となる。ただし、k=1,2,…,12である これにより、1つのDchは、周波数領域で6RBの 隔で離れたRB#(k)およびRB#(k+6)の2RBに分散配 される。換言すると、1つのDchは、周波数領 でRBグループサイズ(RBGsize=2)の整数倍(ここ は3倍)の6RB間隔だけ離れたRBに分散配置され 。このRB間隔(RB間隔6)は、RBグループサイズ( RBGsize=2)の整数倍の間隔のうち、Nrb/Nd(=14/2)以 の最大の間隔となる。

 具体的には、図4に示すように、Dch#1,#7がR B#1(RB#7)に配置され、Dch#2,#8がRB#2(RB#8)に配置さ れ、Dch#3,#9がRB#3(RB#9)に配置され、Dch#4,#10がRB# 4(RB#10)に配置され、Dch#5,#11がRB#5(RB#11)に配置 れ、Dch#6,#12がRB#6(RB#12)に配置される。つまり 、本配置方法では、割当部103がRBに割り当て ことができる最大のDch数は12個となる。

 次に、1つの移動局のDchデータシンボルに 対して、4つのDchを割り当てる場合の基地局10 0の割当部103(図1)における割当例を図5に示す ここでは、説明を簡略にするため、Dchに使 するRBで半端なサブブロックが生じないよ に、Dch#1,#2,#7,#8を割り当てる。また、割当部 103は、図4に示すDchの配置パターンを予め保 し、図4に示す配置パターンに従ってDchデー シンボルをRBに割り当てる。

 割当部103は、図5に示すように、Dchデータ シンボルを、Dch#1を構成するRB#1のサブブロッ クおよびRB#7のサブブロックと、Dch#2を構成す るRB#2のサブブロックおよびRB#8のサブブロッ と、Dch#7を構成するRB#1のサブブロックおよ RB#7のサブブロックと、Dch#8を構成するRB#2の サブブロックおよびRB#8のサブブロックとに り当てる。すなわち、Dchデータシンボルは 図5に示すように、RB#1,#2,#7,#8に割り当てられ る。よって、4つのDchは、RBG#1を構成するRB#1,# 2およびRBG#4を構成するRB#7,#8でRBのサブブロッ クに、RBを余すことなく割り当てられている

 また、割当部103は、図5に示すように、Dch データシンボルが割り当てられたRB以外の残 のRB#3~#6およびRB#9~#14にLchデータシンボルを り当てる。上述したように、各Lchは、RBグ ープ単位で割り当てられる。そこで、割当 103は、図5に示すように、Lchデータシンボル 、Lch#3およびLch#4がそれぞれ配置されたRBG#2 構成するRB#3およびRB#4と、Lch#5およびLch#6が れぞれ配置されたRBG#3を構成するRB#5およびR B#6と、Lch#9およびLch#10がそれぞれ配置されたR BG#5を構成するRB#9およびRB#10と、Lch#11およびLc h#12がそれぞれ配置されたRBG#6を構成するRB#11 よびRB#12と、Lch#13およびLch#14がそれぞれ配 されたRBG#7を構成するRB#13およびRB#14とに割 当てる。つまり、図3に示すLch#3~#6およびLch#9 ~#14がLchデータシンボルに使用される。これ より、LchデータシンボルをDchデータシンボ が割り当てられたRB以外のRBに割り当てる際 割当部103は、Lchデータシンボルを、RBを余 ことなくRBグループ単位で割り当てることが できる。

 次いで、移動局200に対して、4つのDchを使 用したDchデータシンボルが割り当てられた場 合の、移動局200のデマッピング部207(図2)にお ける抽出例について説明する。ここでは、説 明を簡略にするため、RBで半端なサブブロッ が生じないように、Dch#1,#2,#7,#8がDchデータ ンボルに使用される。また、デマッピング 207は、割当部103と同様、図4に示すDchの配置 ターンを予め保持し、図4に示す配置パター ンに従ってDchデータシンボルを複数のRBから 出する。

 デマッピング部207は、割当部103と同様に て、図5に示すように、RB#1のサブブロック よびRB#7のサブブロックで構成されるDch#1と RB#2のサブブロックおよびRB#8のサブブロック で構成されるDch#2と、RB#1のサブブロックおよ びRB#7のサブブロックで構成されるDch#7と、RB# 2のサブブロックおよびRB#8のサブブロックで 成されるDch#8とを抽出する。すなわち、デ ッピング部207は、図5に示すように、RB#1,#2,#7 ,#8に割り当てられたDchデータシンボルを自局 宛てのデータシンボルとして抽出する。換言 すると、デマッピング部207は、図5に示すよ に、RB#1,#2で構成されるRBG#1、および、RB#7,#8 構成されるRBG#4に、RBを余すことなく割り当 てられた4つのDchを自局宛てのデータシンボ として抽出する。

 このように、本配置方法では、1つのDchが 配置されるRBのRB間隔が、Lch割当に用いるRBグ ループのRBグループサイズの整数倍(本配置方 法では3倍)に設定される。これにより、Dchが り当てられた後の残りのRBにLchを割り当て 際、基地局は、使用できないRBが生じること なく、RBグループ単位でLchを割り当てること できる。よって、本配置方法によれば、周 数スケジューリング送信と周波数ダイバー チ送信とを同時に行う場合でも、通信リソ スの利用効率の低下によるシステムスルー ットの低下を防止することができる。また 本配置方法によれば、空きRBが生じること くLchを割り当てることができるため、Lchの ループットを向上することができる。また 本配置方法によれば、LchがRBグループ単位で 割り当てられるため、Lchの割当結果を通知す るための制御情報量を削減することができる 。

 ここで、図4に示す14RB(RB#1~#14)では最大14 のDchが割当可能である。これに対し、本配 方法では、上述したように最大12個のDchが割 当可能となる。つまり、本配置方法では割当 可能なDch数は最大でRBグループサイズ分(図4 は2個のDch)だけ減少する。しかし、Dchの用途 は、移動局の高速移動時のデータ通信などに 限られるため、すべてのRBにDchが割り当てら ることは極めて稀である。よって、本配置 法による割当可能なDch数の減少によるシス ムスループットの低下はほとんどない。ま 、上記システムスループットの低下よりも 本配置方法によって空きRBが生じることな Lchを割り当てられることによるシステムス ープットの向上の方がより大きくなる。

 なお、本配置方法では、Dchを使用する場 に1RBを2分割する場合について説明したが、 1RBの分割数は2に限らず、1RBを3分割以上に分 してもよい。例えば、Dchを使用する場合に1 RBを3分割する場合の配置方法を図6に示す。 6に示す配置方法では、例えば、6個のDchを割 り当てる場合、RBのサブブロックを余すこと くRBグループ内にDchを割り当てることがで るため、本配置方法と同様の効果を得るこ ができる。また、図6に示すように、1Dchは3RB に分散して構成されるため、2分割の場合よ もダイバーシチ効果を向上することができ 。

 <配置方法2(図7)>
 本配置方法では、複数のRBにおいて、RBグル ープサイズの整数倍の間隔で1つのDchを配置 る点は配置方法1と同じであるが、RBグルー サイズの整数倍の間隔で採りうる間隔のう 最大の間隔で1つのDchを配置する点が配置方 1と相違する。

 つまり、1つのDchが配置されるRBのRB間隔Gap 、次式(3)で与えられる。
 ここで、Wgap=floor((Nrb/Nd)/RBGsize)・RBGsizeであ 、式(1)と等価である。

 そして、Dch#k (k=1~12)が配置されるNd個のRB番 号(インデックス)jは、式(4)で与えられる。
 ただし、k=1,2,…,WgapのDchは、前半のRBのサブ ブロックに配置され、k=Wgap+1,Wgap+2,…,Wgap×Nd Dchは、後半のRBのサブブロックに配置される 。

 ここでは、Nrb=14、Nd=2、RBGsize=2、Wgap=6であ るので、RB間隔Gapは、式(3)より、8(=floor((14/2)/ 2)×2+6)となる。よって、上式(4)は、j=((k-1)mod(6 )) +8×p (p=0,1)となる。ただし、k=1,2,…,12であ る。これにより、1つのDchは、周波数領域で8R Bの間隔で離れたRB#(k)およびRB#(k+8)の2RBに分散 配置される。換言すると、1つのDchは、周波 領域でRBグループサイズ(RBGsize=2)の整数倍(こ こでは4倍)の8RB間隔だけ離れたRBに分散配置 れる。また、配置方法1のRB間隔(式(1))と比較 して、本配置方法(式(3))では、Dchが割り当て れないRBグループのRB数だけRB間隔が大きく る。具体的には、配置方法1(図4)では、RB#13, #14の2RBにDchが配置されない。よって、本配置 方法におけるRB間隔Gapは、配置方法1のRB間隔6 RBより2RBだけ大きい8RBとなる。これは、配置 法1(図4)では、Dchを配置しないRBがRB全体の に割り当てられたのに対し、本配置方法で 、Dchを配置しないRBがRB全体の中心部分に割 当てられたためである。

 具体的には、図7に示すように、Dch#1,#7がR B#1(RB#9)に配置され、Dch#2,#8がRB#2(RB#10)に配置 れ、Dch#3,#9がRB#3(RB#11)に配置され、Dch#4,#10がR B#4(RB#12)に配置され、Dch#5,#11がRB#5(RB#13)に配置 され、Dch#6,#12がRB#6(RB#14)に配置される。つま 、本配置方法では、配置方法1と同様、割当 部103がRBに割り当てることができる最大のDch は12個となる。また、配置方法1(図4)では、D chが配置されないRBは、RB#1~#14の最後尾のRB#13, #14であるのに対し、本配置方法では、図7に すように、Dchが配置されないRBは、RB#7,#8と る。すなわち、RB全体の中心部分にはいずれ のDchも配置されない。これにより、各Dchを構 成する2つのRBのサブブロックが、RB#7,#8を挟 で、RB#1~#6とRB#9~#14とに最大限に広がって配 される。つまり、14RBにおいて、RBグループ イズの整数倍の間隔で採りうる間隔のうち 最大の間隔(8RB間隔)でDch#1~#12が配置される。

 次に、配置方法1と同様、1つの移動局のDc hデータシンボルに対して、4つのDchを使用す 場合の割当例を図8に示す。ここでは、配置 方法1と同様、Dch#1,#2,#7,#8を割り当てる。また 、割当部103は、図7に示すDchの配置パターン 予め保持し、図7に示す配置パターンに従っ DchデータシンボルをRBに割り当てる。

 割当部103は、図8に示すように、Dchデータ シンボルを、Dch#1を構成するRB#1のサブブロッ クおよびRB#9のサブブロックと、Dch#2を構成す るRB#2のサブブロックおよびRB#10のサブブロッ クと、Dch#7を構成するRB#1のサブブロックおよ びRB#9のサブブロックと、Dch#8を構成するRB#2 サブブロックおよびRB#10のサブブロックとに 割り当てる。すなわち、Dchデータシンボルは 、図8に示すように、RB#1,#2,#9,#10に割り当てら れる。つまり、4つのDchは、RBG#1を構成するRB# 1,#2およびRBG#5を構成するRB#9,#10に、RBのサブ ロックを余すことなく割り当てられている

 また、割当部103は、図8に示すように、Dch データシンボルが割り当てられたRB以外の残 のRB#3~#8およびRB#11~#14にLchデータシンボルを 割り当てる。ここで、割当部103は、配置方法 1と同様にして、Lchデータシンボルを、RBグル ープ単位で割り当てる。具体的には、割当部 103は、図8に示すように、Lchデータシンボル 、RBG#2,#3,#4,#6,#7を構成する2つのRBにそれぞれ 割り当てる。つまり、図3に示すLch#3~#8および Lch#11~#14がLchデータシンボルに使用される。 れにより、LchデータシンボルをDchデータシ ボルが割り当てられたRB以外のブロックに割 り当てる際、割当部103は、配置方法1と同様 Lchデータシンボルを、RBを余すことなくRBグ ープ単位で割り当てることができる。

 次いで、移動局200に対して、4つのDchを使 用したDchデータシンボルが割り当てられた場 合の、移動局200のデマッピング部207(図2)にお ける抽出例について説明する。ここでは、配 置方法1と同様、Dch#1,#2,#7,#8がDchデータシンボ ルに使用される。また、デマッピング部207は 、割当部103と同様、図7に示すDchの配置パタ ンを予め保持し、図7に示す配置パターンに ってDchデータシンボルを複数のRBから抽出 る。

 デマッピング部207は、割当部103と同様に て、図8に示すように、RB#1のサブブロック よびRB#9のサブブロックで構成されるDch#1と RB#2のサブブロックおよびRB#10のサブブロッ で構成されるDch#2と、RB#1のサブブロックお びRB#9のサブブロックで構成されるDch#7と、RB #2のサブブロックおよびRB#10のサブブロック 構成されるDch#8とを抽出する。すなわち、デ マッピング部207は、図8に示すように、RB#1,#2, #7,#8に割り当てられたDchデータシンボルを自 宛てのデータシンボルとして抽出する。換 すると、デマッピング部207は、図8に示すよ うに、RB#1,#2で構成されるRBG#1、および、RB#9,# 10で構成されるRBG#5に、RBを余すことなく割り 当てられた4つのDchを自局宛てのデータシン ルとして抽出する。

 ここで、図8では、配置方法1(図5)と同様 、Dchデータシンボルが4つのRBに割り当てら 、Lchデータシンボルが10個のRBに割り当てら る。ただし、本配置方法では、図8に示すよ うに、DchデータシンボルがRB#1、RB#2、RB#9およ びRB#10に分散して割り当てられるため、Dchが 置されないRB間隔(RB#7,#8の2RB間隔)分だけ配 方法1(図5)よりも間隔が大きくなる。よって 本配置方法によれば、周波数ダイバーシチ 果を向上することができる。

 このようにして、本配置方法では、RBグ ープサイズの整数倍の間隔で採りうる間隔 うち最大の間隔(図7ではRBグループサイズ4倍 の8RB間隔)で1つのDchを配置する。これにより 1つのDchのRB間隔を最大にしつつ、使用でき いRBが生じることなく、RBグループ単位でLch を割り当てることができる。よって、本配置 方法によれば、配置方法1と同様の効果を得 ことができ、かつ、配置方法1よりも周波数 イバーシチ効果を向上することができる。

 なお、本配置方法では、Dchを使用する場 に1RBを2分割する場合について説明したが、 配置方法1と同様、1RBの分割数は2に限らず、1 RBを3分割以上に分割してもよい。

 <配置方法3(図9)>
 本配置方法では、複数のRBにおいて、RBグル ープサイズの整数倍の間隔で1つのDchを配置 る点は配置方法1と同じであるが、チャネル 号が連続する複数のDchを1RBに配置する点が 置方法1と相違する。

 以下、具体的に説明する。ここでは、配 方法1(図4)と同様、1つのDchが6RB間隔で分散 置された2つのRBに配置される。

 図9に示すように、チャネル番号が連続す るDch#1,#2がRB#1(RB#7)に配置される。同様に、Dch #3,#4がRB#2(RB#8)に配置され、Dch#5,#6がRB#3(RB#9)に 配置され、Dch#7,#8がRB#4(RB#10)に配置され、Dch#9 ,#10がRB#5(RB#11)に配置され、Dch#11,#12がRB#6(RB#12) に配置される。

 これにより、1つのDchは、6RB間隔の2つのRB に配置されるため、配置方法1と同様にして Dchが割り当てられた後の残りのRBにLchを割り 当てる際、使用できないRBが生じることなく RBグループ単位でLchを割り当てることがで る。また、チャネル番号が連続する複数のDc hが1RBに配置されるため、1つの移動局が複数 Dchを使用する場合、1つのRBのサブブロック すべて使用された後に別のRBが使用される よって、1RBを構成する複数のサブブロック うち、一部のサブブロックにデータシンボ が割り当てられる一方、それ以外のサブブ ックが使用されなくなることを最小限にす ことができる。これにより、Dchのリソース 用効率を向上することができる。

 また、配置方法1と同様にして、基地局100 の割当部103(図1)および移動局200のデマッピン グ部207(図2)は、RBとDchとの対応付けである、 9に示すDchの配置パターンを予め保持する。 そして、基地局100の割当部103は、図9に示すDc hの配置パターンに従って、Dchデータシンボ をRBに割り当てる。一方、移動局200のデマッ ピング部207は、割当部103と同様、図9に示すDc hの配置パターンに従って、複数のRBから自局 宛てのDchデータシンボルを抽出する。

 このようにして、本配置方法では、チャ ル番号が連続する複数のDchを1RBに配置する め、Dchに使用されるRBのすべてのサブブロ クにデータシンボルが割り当てられる確率 高くなる。よって、配置方法1よりも通信リ ース利用効率の低下によるシステムスルー ットの低下を防ぐことができる。

 なお、本配置方法は、配置方法2(図7)と同 様にして、RBグループサイズの整数倍の間隔 採りうる間隔のうち最大の間隔で1つのDchを 配置してもよい。具体的には、図10に示すよ に、1つのDchが8RB間隔で分散配置されたRBに 置されてもよい。これにより、本配置方法 同様の効果を得つつ、配置方法2と同様のダ イバーシチ効果を得ることができる。

 <配置方法4(図11)>
 本配置方法では、複数のRBにおいて、RBグル ープサイズの整数倍の間隔で1つのDchを配置 る点は配置方法1と同じであるが、チャネル 号が連続する複数のDchを1つのRBグループを 成する異なるRBにそれぞれ配置する点が配 方法1と相違する。

 以下、具体的に説明する。ここでは、配 方法1(図4)と同様、1つのDchが6RB間隔で分散 置された2つのRBに配置される。

 図11に示すように、Dch#1,#3がRB#1(RB#7)に配 され、Dch#2,#4がRB#2(RB#8)に配置され、Dch#5,#7が RB#3(RB#9)に配置され、Dch#6,#8がRB#4(RB#10)に配置 れ、Dch#9,#11がRB#5(RB#11)に配置され、Dch#10,#12 RB#6(RB#12)に配置される。

 すなわち、図11に示すように、RBG#1(RBG#4) 構成するRB#1,#2(RB#7,#8)には、チャネル番号が 続するDch#1~#4が配置される。さらに、RBG#1(RB G#4)において、Dch#1~#4のうち、チャネル番号が 連続するDch#1(Dch#3)およびDch#2(Dch#4)は、RB#1,#2 異なるRBにそれぞれ配置される。また、図11 示すように、チャネル番号が連続するDch#3 よびDch#2も、RB#1,#2の異なるRBにそれぞれ配置 される。RBG#2(RBG#5)およびRBG#3(RBG#6)についても 同様である。

 このように、チャネル番号が連続する複 のDchが1つのRBグループに配置されるため、1 つの移動局が複数のDchを使用する場合でも、 Dchに対してRBグループ単位でRBが使用される そのため、Dchに使用されたRB以外のRBをLchに り当てる際、Lchに対してもRBグループ単位 RBが使用することができる。つまり、RBを余 ことなく使用できるため、配置方法1よりも 通信リソース利用効率の低下を防ぐことがで きる。また、RBグループにおいて、チャネル 号が連続するDchは、異なるRBに配置される め、ダイバーシチ効果を向上することがで る。

 また、配置方法1と同様にして、基地局100 の割当部103(図1)および移動局200のデマッピン グ部207(図2)は、RBとDchとの対応付けである、 11に示すDchの配置パターンを予め保持する そして、基地局100の割当部103は、図11に示す Dchの配置パターンに従って、Dchデータシンボ ルをRBに割り当てる。一方、移動局200のデマ ピング部207は、割当部103と同様、図11に示 Dchの配置パターンに従って、複数のRBから自 局宛てのDchデータシンボルを抽出する。

 このようにして、本配置方法では、チャ ル番号が連続する複数のDchを1つのRBグルー を構成する異なるRBにそれぞれ配置する。 れにより、複数のDchが使用される場合でも 複数のDchがRBグループ単位でまとめて割り当 てられる。つまり、1つの移動局が複数のDch 使用する場合でも、DchがRB単位で割り当てら れるため、Lchに対してもRBグループ単位で割 当てることができる。よって、配置方法1よ りも通信リソース利用効率の低下によるシス テムスループットの低下を防ぐことができる 。さらに、1RBグループ内では、チャネル番号 が連続する異なるDchが異なるRBに割り当てら るため、周波数ダイバーシチ効果を向上す ことができる。

 なお、本配置方法は、配置方法2(図7)と同 様にして、RBグループサイズの整数倍の間隔 採りうる間隔のうち最大の間隔で1つのDchを 配置してもよい。具体的には、図12に示すよ に、1つのDchが8RB間隔で分散配置されたRBに 置されてもよい。これにより、本配置方法 同様の効果を得つつ、配置方法2と同様のダ イバーシチ効果を向上することができる。

 <配置方法5(図13)>
 本配置方法では、チャネル番号が連続する 数のDchを、1つのRBグループを構成する異な RBにそれぞれ配置する点は配置方法4と同じ あるが、チャネル番号が不連続である複数 Dchを、互いに隣接するRBグループをそれぞ 構成する複数のRBのうち互いに隣接するRBに れぞれ配置する点が配置方法4と相違する。

 以下、具体的に説明する。ここでは、配 方法1(図4)と同様、1つのDchが6RB間隔で分散 置された2つのRBに配置される。

 図13に示すように、Dch#1,#7がRB#1(RB#7)に配 され、Dch#2,#8がRB#2(RB#8)に配置され、Dch#5,#11 RB#3(RB#9)に配置され、Dch#6,#12がRB#4(RB#10)に配 され、Dch#3,#9がRB#5(RB#11)に配置され、Dch#4,#10 RB#6(RB#12)に配置される。

 すなわち、図13に示すように、RBG#1を構成 するRB#1,#2では、チャネル番号が連続するDch#1 ,#2(Dch#7,#8)が配置される。同様に、RBG#2を構成 するRB#3,#4では、チャネル番号が連続するDch#5 ,#6(Dch#11,#12)が配置され、RBG#3を構成するRB#5,#6 では、チャネル番号が連続するDch#3,#4(Dch#9,#10 )が配置される。

 また、互いに隣接するRBG#1(RB#1,#2)とRBG#2(RB #3,#4)とをそれぞれ構成するRBのうち互いに隣 するRB(つまり、RBG#1とRBG#2との境界のRB)であ るRB#2およびRB#3には、チャネル番号が不連続 ある異なる複数のDchが配置される。具体的 は、図13に示すように、RB#2およびRB#3に、チ ャネル番号が不連続であるDch#2およびDch#5(Dch# 8およびDch#11)がそれぞれ配置される。同様に RBG#2を構成するRB#3,#4およびRBG#3を構成するRB #5,#6のうち互いに隣接するRB#4およびRB#5に、 ャネル番号が不連続であるDch#6およびDch#3(Dch #12およびDch#9)がそれぞれ配置される。RBG#4~RBG #6についても同様である。

 このようにして、1つのRBグループには、 ャネル番号が連続する2つのDchが少なくとも 1組配置される。また、互いに隣接するRBグル ープをそれぞれ構成する複数のRBのうち互い 隣接するRBに配置されたDchのチャネル番号 不連続となる。換言すると、異なるRBグルー プに配置されたDchのうちチャネル番号が連続 するDchは、周波数領域で分散されたRBに配置 れる。

 これにより、1つの移動局が使用するDchが 多い場合、割当部103は、Dchを周波数領域で分 散されたRBに割り当てるため、周波数ダイバ シチ効果を得ることができる。一方、1つの 移動局が使用するDchが少ない場合、割当部103 は、DchをRBグループ内にまとめて割り当てる とができる。これにより、Dchに使用されたR B以外のRBをLchに割り当てる際、Lchに対しても RBグループ単位でRBが使用することができる つまり、RBを余すことなく使用できるため、 通信リソース利用効率の低下を防ぐことがで きる。

 また、配置方法1と同様にして、基地局100 の割当部103(図1)および移動局200のデマッピン グ部207(図2)は、RBとDchとの対応付けである、 13に示すDchの配置パターンを予め保持する そして、基地局100の割当部103は、図13に示す Dchの配置パターンに従って、Dchデータシンボ ルをRBに割り当てる。一方、移動局200のデマ ピング部207は、割当部103と同様、図13に示 Dchの配置パターンに従って、複数のRBから自 局宛てのDchデータシンボルを抽出する。

 このようにして、本配置方法では、チャ ル番号が不連続である複数のDchを、互いに 接するRBグループをそれぞれ構成する複数 RBのうち互いに隣接するRBにそれぞれ配置す 。これにより、1つの移動局が使用するDchが 少ない場合には、配置方法1と同様、通信リ ース利用効率の低下によるシステムスルー ットの低下を防ぐことができ、かつ、1つの 動局が使用するDchが多い場合には、周波数 イバーシチ効果を向上することができる。

 なお、本配置方法は、配置方法2(図7)と同 様にして、RBグループサイズの整数倍の間隔 採りうる間隔のうち最大の間隔で1つのDchを 配置してもよい。具体的には、図14に示すよ に、1つのDchが8RB間隔で分散配置されたRBに 置されてもよい。これにより、本配置方法 同様の効果を得つつ、配置方法2と同様のダ イバーシチ効果を得ることができる。

 以上、本実施の形態における配置方法1~5 ついて説明した。

 このように、本実施の形態によれば、Lch おける周波数スケジューリング送信とDchに ける周波数ダイバーシチ送信とを同時に行 場合でも、通信リソースの利用効率の低下 防ぐことができる。

 以上、本発明の実施の形態について説明 た。

 なお、上記実施の形態では、DchをRBに配 するチャネル配置方法は、式(1)または式(3) 示すように、システム帯域幅によって決定 れる総RB数(Nrb)に依存する。そこで、基地局 よび移動局は、システム帯域幅毎にDchチャ ル番号とRB番号との対応表(例えば、図4,図7, 図9,図11,図13等)を保持しておき、Dchデータシ ボル割当の際に、Dchデータシンボルを割り てるシステム帯域幅に対応する対応表を参 するようにしてもよい。

 また、上記実施の形態では、基地局が受 する信号(すなわち、移動局が上り回線で送 信する信号)をOFDM方式で伝送されるものとし 説明したが、この信号は、例えばシングル ャリア方式またはCDMA方式等、OFDM方式以外 伝送方式で伝送されてもよい。

 また、上記実施の形態では、RBは、OFDMシ ボルを構成する複数のサブキャリアから構 される場合について説明したが、これには られず、連続する周波数で構成されるブロ クであればよい。

 また、上記実施の形態では、RBは周波数 域で連続して構成される場合について説明 たが、RBは時間領域に連続して構成されても よい。

 また、上記実施の形態では、基地局が送 する信号(すなわち、基地局が下り回線で送 信する信号)に対して適用する場合について 明したが、本発明は、基地局が受信する信 (すなわち、移動局が上り回線で送信する信 )に対して適用してもよい。この場合、基地 局が上り回線の信号に対するRB割当などの適 制御を行う。

 また、上記実施の形態では、Lchに対して み適応変調を行ったが、Dchに対しても同様 適応変調を行ってもよい。このとき、基地 では、各移動局から報告される全帯域の平 受信品質情報に基づいてDchデータに対する 応変調を行ってもよい。

 また、上記実施の形態では、Dchに使用す RBは時間領域で複数のサブブロックに分割 れるものとして説明したが、Dchに使用するRB は、周波数領域で複数のサブブロックに分割 されてもよく、時間領域および周波数領域で 複数のサブブロックに分割されてもよい。つ まり、1RBにおいて、複数のDchが周波数多重さ れてもよく、時間多重および周波数多重され てもよい。

 また、本実施の形態では、1移動局にチャ ネル番号が連続する異なる複数のDchを割り当 てる場合、先頭のチャネル番号および末尾の チャネル番号のみを基地局から移動局に通知 する場合について説明したが、例えば、先頭 のチャネル番号およびチャネル数を基地局か ら移動局に通知してもよい。

 また、本実施の形態では、1Dchを周波数領 域で等間隔に分散配置されたRBに配置する場 について説明したが、1Dchを配置するRBは、 波数領域で等間隔に分散配置されたRBに限 ない。

 また、上記実施の形態では、周波数ダイ ーシチ送信を行うためのチャネルにDchを使 したが、使用するチャネルはDchに限らず、 波数領域で、複数のRBまたは、複数のサブ ャリアに分散配置され、周波数ダイバーシ 効果を得ることができるチャネルであれば い。また、周波数スケジューリング送信を うためのチャネルにLchを使用したが、使用 るチャネルはLchに限らず、マルチユーザダ バーシチ効果を得ることができるチャネル あればよい。

 また、DchはDVRB(Distributed Virtual Resource Blo ck)、LchはLVRB(Localized Virtual Resource Block)と称 れることもある。また、Dchに使用されるRB DRBまたはDPRB(Distributed Physical Resource Block)と 称されることもあり、Lchに使用されるRBはLRB たはLPRB(Localized Physical Resource Block)と称さ ることもある。

 また、移動局はUE、基地局装置はNode B、 ブキャリアはトーンと称されることもある また、RBは、サブチャネル、サブキャリア ロック、サブキャリアグループ、サブバン 、または、チャンクと称されることもある また、CPは、ガードインターバル(Guard Interva l:GI)と称されることもある。また、サブフレ ムはスロット、フレームと称されることも る。サブブロックはスロットと称されるこ もある。

 また、上記実施の形態では、RBを時間領 で2つのサブブロックに分割してDchを割り当 る場合について説明したが、分割されたサ ブロックのことをRBと称することもある。 の場合、符号化および適応制御等が時間領 の2つのRBで行われる。

 また、上記実施の形態では、本発明をハ ドウェアで構成する場合を例にとって説明 たが、本発明はソフトウェアで実現するこ も可能である。

 また、上記実施の形態の説明に用いた各 能ブロックは、典型的には集積回路であるL SIとして実現される。これらは個別に1チップ 化されてもよいし、一部または全てを含むよ うに1チップ化されてもよい。ここでは、LSI したが、集積度の違いにより、IC、システム LSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されるこ ともある。

 また、集積回路化の手法はLSIに限るもの はなく、専用回路または汎用プロセッサで 現してもよい。LSI製造後に、プログラムす ことが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array) 、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成 能なリコンフィギュラブル・プロセッサを 用してもよい。

 さらには、半導体技術の進歩または派生 る別技術によりLSIに置き換わる集積回路化 技術が登場すれば、当然、その技術を用い 機能ブロックの集積化を行ってもよい。バ オ技術の適用等が可能性としてありえる。

 2008年1月4日出願の特願2008-000198および2008 3月12日出願の特願2008-062970の日本出願に含 れる明細書、図面および要約書の開示内容 、すべて本願に援用される。

 本発明は、移動体通信システム等に適用 ることができる。




 
Previous Patent: GAS OIL COMPOSITION

Next Patent: DISCHARGE LAMP