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Title:
CHARGE SYSTEM FAILURE JUDGING DEVICE AND FAILURE JUDGING METHOD
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/034883
Kind Code:
A1
Abstract:
A pilot signal CPLT is outputted when a charge cable is connected to a power source of a plug-in hybrid vehicle and an external power source. If the output of the pilot signal CPLT is in a stop state (YES in S100) and a voltage VAC (an absolute value of the voltage VAC) of the external power source which is detected by a voltmeter arranged inside the plug-in hybrid vehicle is greater than zero (NO in S114), an ECU executes a program containing a step (S118) which judges whether a pilot line for transmitting the pilot signal CPLT to the ECU is disconnected.

Inventors:
MITSUTANI NORITAKE (JP)
FUJITAKE YOSHINORI (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/065759
Publication Date:
March 19, 2009
Filing Date:
September 02, 2008
Export Citation:
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Assignee:
TOYOTA MOTOR CO LTD (JP)
MITSUTANI NORITAKE (JP)
FUJITAKE YOSHINORI (JP)
International Classes:
H02J7/00; B60L50/16; H01M10/44; B60L3/00
Foreign References:
JPH07123519A1995-05-12
JPH077860A1995-01-10
Other References:
"Electric Vehicle Conductive Charging System General Requirements", JAPAN ELECTRIC VEHICLE ASSOCIATION STANDARDS, 29 March 2001 (2001-03-29)
"SAE Electric Vehicle Conductive Charge Coupler", SAE STANDARDS, SAE INTERNATIONAL, November 2001 (2001-11-01)
See also references of EP 2211439A4
Attorney, Agent or Firm:
FUKAMI, Hisao et al. (Nakanoshima Central Tower 22nd Floor, 2-7, Nakanoshima 2-chome, Kita-ku, Osaka-sh, Osaka 05, JP)
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Claims:
 車両および前記車両の外部の電源(402)に接続された場合にパイロット信号を出力するEVSE(300)により前記車両および前記電源(402)が連結された状態において、前記車両に搭載されたバッテリ(150)に前記電源(402)から、前記EVSE(300)を介して電力を供給して前記バッテリ(150)を充電する充電システムの異常判定装置であって、
 前記電源(402)の電圧を前記車両の内部で検出する電圧センサ(172)と、
 制御ユニット(170)とを備え、
 前記制御ユニット(170)は、前記パイロット信号の出力状態および検出される電圧に応じて、異常の有無を判定する、充電システムの異常判定装置。
 前記制御ユニット(170)は、予め定められた条件が満たされた場合に、前記パイロット信号の出力状態および検出される電圧に応じて、異常の有無を判定する、請求の範囲1に記載の充電システムの異常判定装置。
 前記条件は、前記バッテリ(150)と前記電圧センサ(172)との間における電力の供給が停止されたという条件、前記EVSE(300)が車両に接続されているという条件および前記バッテリ(150)と前記電圧センサ(172)との間に設けられたコンデンサ(282)の電荷が零であるという条件のうちの少なくともいずれか一つである、請求の範囲2に記載の充電システムの異常判定装置。
 前記制御ユニット(170)は、前記パイロット信号が出力されておらず、かつ検出される電圧がしきい値よりも大きい場合、前記EVSE(300)に異常があると判定する、請求の範囲1に記載の充電システムの異常判定装置。
 前記EVSE(300)には、前記電源(402)から前記車両に電力を供給する経路(350)を開閉するリレー(332)が設けられ、
 前記充電システムは、前記リレー(332)を作動するための指令を出力し、
 前記制御ユニット(170)は、前記パイロット信号が出力されており、かつ検出される電圧がしきい値より小さい場合、前記EVSE(300)において前記電源(402)から前記車両に電力を供給する経路(350)、前記リレー(332)、および前記指令を伝達する経路(340)のうちのいずれかに異常があると判定する、請求の範囲1に記載の充電システムの異常判定装置。
 前記EVSE(300)には、前記電源(402)から前記車両に電力を供給する経路(350)を開閉するリレー(332)が設けられ、
 前記充電システムは、前記リレー(332)を作動するための指令を出力し、
 前記制御ユニット(170)は、前記パイロット信号が出力されており、かつ検出される電圧が零である場合、前記EVSE(300)において前記電源(402)から前記車両に電力を供給する経路(350)、前記リレー(332)、および前記指令を伝達する経路(340)のうちのいずれかに異常があると判定する、請求の範囲1に記載の充電システムの異常判定装置。
 前記車両には、前記バッテリ(150)に充電する電力を制御する充電器(290)が搭載される、請求の範囲1に記載の充電システムの異常判定装置。
 車両および前記車両の外部の電源(402)に接続された場合にパイロット信号を出力するEVSE(300)により前記車両および前記電源(402)が連結された状態において、前記車両に搭載されたバッテリ(150)に前記電源(402)から、前記EVSE(300)を介して電力を供給して前記バッテリ(150)を充電する充電システムの異常判定方法であって、
 前記電源(402)の電圧を前記車両の内部に設けられた電圧センサ(172)を用いて検出するステップと、
 前記パイロット信号の出力状態および検出される電圧に応じて、異常の有無を判定するステップとを備える、充電システムの異常判定方法。
 前記異常の有無を判定するステップは、予め定められた条件が満たされた場合に、前記パイロット信号の出力状態および検出される電圧に応じて、異常の有無を判定するステップを含む、請求の範囲8に記載の充電システムの異常判定方法。
 前記条件は、前記バッテリ(150)と前記電圧センサ(172)との間における電力の供給が停止されたという条件、前記EVSE(300)が車両に接続されているという条件および前記バッテリ(150)と前記電圧センサ(172)との間に設けられたコンデンサ(282)の電荷が零であるという条件のうちの少なくともいずれか一つである、請求の範囲9に記載の充電システムの異常判定方法。
 前記異常の有無を判定するステップは、前記パイロット信号が出力されておらず、かつ検出される電圧がしきい値よりも大きい場合、前記EVSE(300)に異常があると判定するステップを含む、請求の範囲8に記載の充電システムの異常判定方法。
 前記EVSE(300)には、前記電源(402)から前記車両に電力を供給する経路(350)を開閉するリレー(332)が設けられ、
 前記充電システムは、前記リレー(332)を作動するための指令を出力し、
 前記異常の有無を判定するステップは、前記パイロット信号が出力されており、かつ検出される電圧がしきい値より小さい場合、前記EVSE(300)において前記電源(402)から前記車両に電力を供給する経路(350)、前記リレー(332)、および前記指令を伝達する経路(340)のうちのいずれかに異常があると判定するステップを含む、請求の範囲8に記載の充電システムの異常判定方法。
 前記EVSE(300)には、前記電源(402)から前記車両に電力を供給する経路(350)を開閉するリレー(332)が設けられ、
 前記充電システムは、前記リレー(332)を作動するための指令を出力し、
 前記異常の有無を判定するステップは、前記パイロット信号が出力されており、かつ検出される電圧が零である場合、前記EVSE(300)において前記電源(402)から前記車両に電力を供給する経路(350)、前記リレー(332)、および前記指令を伝達する経路(340)のうちのいずれかに異常があると判定するステップを含む、請求の範囲8に記載の充電システムの異常判定方法。
 前記車両には、前記バッテリ(150)に充電する電力を制御する充電器(290)が搭載される、請求の範囲8に記載の充電システムの異常判定方法。
 車両および前記車両の外部の電源(402)に接続された場合にパイロット信号を出力するEVSE(300)により前記車両および前記電源(402)が連結された状態において、前記車両に搭載されたバッテリ(150)に前記電源(402)から、前記EVSE(300)を介して電力を供給して前記バッテリ(150)を充電する充電システムの異常判定装置であって、
 前記電源(402)の電圧を前記車両の内部で検出する電圧センサ(172)と、
 前記パイロット信号の出力状態および検出される電圧に応じて、異常の有無を判定するための判定手段(170)とを備える、充電システムの異常判定装置。
 前記判定手段(170)は、予め定められた条件が満たされた場合に、前記パイロット信号の出力状態および検出される電圧に応じて、異常の有無を判定するための手段を含む、請求の範囲15に記載の充電システムの異常判定装置。
 前記条件は、前記バッテリ(150)と前記電圧センサ(172)との間における電力の供給が停止されたという条件、前記EVSE(300)が車両に接続されているという条件および前記バッテリ(150)と前記電圧センサ(172)との間に設けられたコンデンサ(282)の電荷が零であるという条件のうちの少なくともいずれか一つである、請求の範囲16に記載の充電システムの異常判定装置。
 前記判定手段(170)は、前記パイロット信号が出力されておらず、かつ検出される電圧がしきい値よりも大きい場合、前記EVSE(300)に異常があると判定するための手段を含む、請求の範囲15に記載の充電システムの異常判定装置。
 前記EVSE(300)には、前記電源(402)から前記車両に電力を供給する経路(350)を開閉するリレー(332)が設けられ、
 前記充電システムは、前記リレー(332)を作動するための指令を出力し、
 前記判定手段(170)は、前記パイロット信号が出力されており、かつ検出される電圧がしきい値より小さい場合、前記EVSE(300)において前記電源(402)から前記車両に電力を供給する経路(350)、前記リレー(332)、および前記指令を伝達する経路(340)のうちのいずれかに異常があると判定するための手段を含む、請求の範囲15に記載の充電システムの異常判定装置。
 前記EVSE(300)には、前記電源(402)から前記車両に電力を供給する経路(350)を開閉するリレー(332)が設けられ、
 前記充電システムは、前記リレー(332)を作動するための指令を出力し、
 前記判定手段(170)は、前記パイロット信号が出力されており、かつ検出される電圧が零である場合、前記EVSE(300)において前記電源(402)から前記車両に電力を供給する経路(350)、前記リレー(332)、および前記指令を伝達する経路(340)のうちのいずれかに異常があると判定するための手段を含む、請求の範囲15に記載の充電システムの異常判定装置。
 前記車両には、前記バッテリ(150)に充電する電力を制御する充電器(290)が搭載される、請求の範囲15に記載の充電システムの異常判定装置。
 車両および前記車両の外部の電源(402)に接続された場合に信号を出力する連結器(300)により前記車両および前記電源(402)が連結された状態において、前記車両に搭載された蓄電機構(150)に前記電源(402)から、前記連結器(300)を介して電力を供給して前記蓄電機構(150)を充電する充電システムの異常判定装置であって、
 前記電源(402)の電圧を前記車両の内部で検出する電圧センサ(172)と、
 制御ユニット(170)とを備え、
 前記制御ユニット(170)は、前記信号の出力状態および検出される電圧に応じて、異常の有無を判定する、充電システムの異常判定装置。
 車両および前記車両の外部の電源(402)に接続された場合に信号を出力する連結器(300)により前記車両および前記電源(402)が連結された状態において、前記車両に搭載された蓄電機構(150)に前記電源(402)から、前記連結器(300)を介して電力を供給して前記蓄電機構(150)を充電する充電システムの異常判定方法であって、
 前記電源(402)の電圧を前記車両の内部に設けられた電圧センサ(172)を用いて検出するステップと、
 前記信号の出力状態および検出される電圧に応じて、異常の有無を判定するステップとを備える、充電システムの異常判定方法。
 車両および前記車両の外部の電源(402)に接続された場合に信号を出力する連結器(300)により前記車両および前記電源(402)が連結された状態において、前記車両に搭載された蓄電機構(150)に前記電源(402)から、前記連結器(300)を介して電力を供給して前記蓄電機構(150)を充電する充電システムの異常判定装置であって、
 前記電源(402)の電圧を前記車両の内部で検出する電圧センサ(172)と、
 前記信号の出力状態および検出される電圧に応じて、異常の有無を判定するための判定手段(170)とを備える、充電システムの異常判定装置。
Description:
充電システムの異常判定装置お び異常判定方法

 本発明は、充電システムの異常判定装置 よび異常判定方法に関し、特に、車両に搭 されたバッテリに車両の外部の電源から電 を供給して充電する充電システムの異常を 定する技術に関する。

 従来より、ハイブリッド車、電気自動車 燃料電池車など、電動モータを駆動源とし 用いる車両が知られている。このような車 には、電動モータに供給する電力を蓄える ッテリなどの蓄電機構が搭載される。バッ リには、回生制動時に発電された電力、も くは車両に搭載された発電機が発電した電 が蓄えられる。

 ところで、たとえば家屋の電源など、車 の外部の電源から車両に搭載されたバッテ に電力を供給して充電する車両もある。家 に設けられたコンセントと、車両に設けら たコネクタ(インレット)とをケーブルで連 することにより、家屋の電源から車両のバ テリに電力が供給される。以下、車両の外 に設けられた電源により車両に搭載された ッテリを充電する車両をプラグイン車とも 載する。

 プラグイン車の規格は、日本においては 電気自動車用コンダクティブ充電システム 般要求事項」(非特許文献1)により制定され アメリカ合衆国においては「エスエーイー エレクトリック ビークル コンダクティブ チャージ カプラ」(非特許文献2)により制定 される。

 「電気自動車用コンダクティブ充電システ 一般要求事項」および「エスエーイー エ クトリック ビークル コンダクティブ チ ージ カプラ」においては、一例として、コ ントロールパイロットに関する規格を定める 。コントロールパイロットは、コントロール パイロット線に発振器から方形波信号(以下 パイロット信号とも記載する)を送ることに って、EVSE(Electric Vehicle Supply Equipment)がエ ルギー(電力)を供給できる状態にあること 車両に指示する機能を有する。EVSEは、外部 電源と車両とを連結する機器である。たと ば、EVSEのプラグが車両の外部の電源に接続 され、かつEVSEのコネクタが車両に設けられ コネクタに接続されると、パイロット信号 出力される。パイロット信号のパルス幅に り、供給可能な電流容量がプラグイン車に 知される。プラグイン車は、パイロット信 を検出すると、充電を開始するための準備( レーを閉じるなど)を行なう。
「電気自動車用コンダクティブ充電シス テム一般要求事項」、日本電動車両協会規格 (日本電動車両規格)、2001年3月29日 「エスエーイー エレクトリック ビー ル コンダクティブ チャージ カプラ(SAE El ectric Vehicle Conductive Charge Coupler)」、(アメ カ合衆国)、エスエーイー規格(SAE Standards)、 エスエーイー インターナショナル(SAE Interna tional)、2001年11月

 パイロット信号を出力するための発振器 異常であったり、パイロット信号を伝達す ハーネスが断線した場合、パイロット信号 検出されなくなる。したがって、パイロッ 信号が停止すると、何等かの異常が発生し と考えられる。ところが、異常が無くても 家屋に設けられたコンセントから外部の電 と車両とを連結する機器(EVSEなど)のプラグ 外されたり、停電した場合においても、パ ロット信号が停止する。したがって、パイ ット信号に基づいて異常の有無を判定する とは困難である。

 しかしながら、「電気自動車用コンダク ィブ充電システム一般要求事項」、「エス ーイー エレクトリック ビークル コンダ ティブ チャージ カプラ」のいずれにも、 どのように異常の有無を判定するかについて の詳細な規格は本願の出願時点では制定され ていない。

 本発明の目的は、異常の有無を判定する とができる充電システムの異常判定装置お び異常判定方法を提供することである。

 ある局面に係る異常判定装置は、車両お び車両の外部の電源に接続された場合にパ ロット信号を出力するEVSEにより車両および 電源が連結された状態において、車両に搭載 されたバッテリに電源から、EVSEを介して電 を供給してバッテリを充電する充電システ の異常判定装置である。この異常判定装置 、電源の電圧を車両の内部で検出する電圧 ンサと、制御ユニットとを備える。制御ユ ットは、パイロット信号の出力状態および 出される電圧に応じて、異常の有無を判定 る。

 この構成によると、車両に搭載されたバ テリには、EVSEにより車両および車両の外部 の電源が連結された状態において、電源から EVSEを介して電力が供給される。EVSEは、車両 よび電源に接続された場合にパイロット信 を出力する。電源の電圧は、車両の内部に いて電圧センサにより検出される。EVSEが正 常であると、EVSEからのパイロット信号の出 状態と検出される電圧の挙動が同期する。 なわち、EVSEからパイロット信号が出力され 場合、車両と電源とがEVSEにより接続されて いるため、検出される電圧が零より大きくな る。EVSEからパイロット信号が出力されない 合、車両と電源と遮断されているため、検 される電圧が零になる。一方、EVSEからのパ ロット信号の出力状態と検出される電圧の 動とがずれる場合、異常があるといえる。 こで、EVSEからのパイロット信号の出力状態 および検出される電圧に応じて、異常の有無 が判定される。たとえば、パイロット信号が 出力されておらず、かつ検出される電圧がし きい値よりも大きい場合、もしくは、パイロ ット信号が出力されており、かつ検出される 電圧がしきい値より小さい場合、異常がある と判定される。これにより、異常の有無を判 定することができる。

 好ましくは、制御ユニットは、予め定め れた条件が満たされた場合に、パイロット 号の出力状態および検出される電圧に応じ 、異常の有無を判定する。

 この構成によると、予め定められた条件 満たされた場合に、パイロット信号の出力 態および検出される電圧に応じて、異常の 無が判定される。たとえば、バッテリと電 センサとの間における電力の供給が停止さ たという条件、EVSEが車両に接続されている という条件およびバッテリと電圧センサとの 間に設けられたコンデンサの電荷が零である という条件のうちの少なくともいずれか一つ が満たされると、異常の有無が判定される。 これにより、バッテリもしくはコンデンサの 電圧を電源の電圧として誤って検出しないよ うにすることができる。また、EVSEが車両に 続されていない場合、すなわち必然的に外 の電源の電圧を車両の内部において検出で ない場合において、異常の有無を判定しな ようにすることができる。これにより、異 の有無を誤って判定しないようにすること できる。

 さらに好ましくは、条件は、バッテリと 圧センサとの間における電力の供給が停止 れたという条件、EVSEが車両に接続されてい るという条件およびバッテリと電圧センサと の間に設けられたコンデンサの電荷が零であ るという条件のうちの少なくともいずれか一 つである。

 この構成によると、バッテリと電圧セン との間における電力の供給が停止されたと う条件、EVSEが車両に接続されているという 条件およびバッテリと電圧センサとの間に設 けられたコンデンサの電荷が零であるという 条件のうちの少なくともいずれか一つが満た されると、異常の有無が判定される。これに より、バッテリもしくはコンデンサの電圧を 、電源の電圧として誤って検出しないように することができる。また、EVSEが車両に接続 れていない場合、すなわち必然的に外部の 源の電圧を車両の内部において検出できな 場合において、異常の有無を判定しないよ にすることができる。これにより、異常の 無を誤って判定しないようにすることがで る。

 さらに好ましくは、制御ユニットは、パ ロット信号が出力されておらず、かつ検出 れる電圧がしきい値よりも大きい場合、EVSE に異常があると判定する。

 この構成によると、EVSEに異常があるとEVS Eからのパイロット信号の出力状態と検出さ る電圧の挙動とがずれるため、パイロット 号が出力されておらず、かつ検出される電 がしきい値よりも大きい場合、EVSEに異常が ると判定される。これにより、EVSEにおける 異常を検出することができる。

 さらに好ましくは、EVSEには、電源から車 両に電力を供給する経路を開閉するリレーが 設けられる。充電システムは、リレーを作動 するための指令を出力する。制御ユニットは 、パイロット信号が出力されており、かつ検 出される電圧がしきい値より小さい場合、EVS Eにおいて電源から車両に電力を供給する経 、リレー、および指令を伝達する経路のう のいずれかに異常があると判定する。

 この構成によると、EVSEには、電源から車 両に電力を供給する経路を開閉するリレーが 設けられる。EVSEに異常があるとEVSEからのパ ロット信号の出力状態と検出される電圧の 動とがずれるため、パイロット信号が出力 れており、かつ検出される電圧がしきい値 り小さい場合、EVSEにおいて電源から車両に 電力を供給する経路、リレー、および指令を 伝達する経路のうちのいずれかに異常がある と判定される。これにより、EVSEにおける異 を検出することができる。

 さらに好ましくは、EVSEには、電源から車 両に電力を供給する経路を開閉するリレーが 設けられる。充電システムは、リレーを作動 するための指令を出力する。制御ユニットは 、パイロット信号が出力されており、かつ検 出される電圧が零である場合、EVSEにおいて 源から車両に電力を供給する経路、リレー および指令を伝達する経路のうちのいずれ に異常があると判定する。

 この構成によると、EVSEには、電源から車 両に電力を供給する経路を開閉するリレーが 設けられる。EVSEに異常があるとEVSEからのパ ロット信号の出力状態と検出される電圧の 動とがずれるため、パイロット信号が出力 れており、かつ検出される電圧が零である 合、EVSEにおいて電源から車両に電力を供給 する経路、リレー、および指令を伝達する経 路のうちのいずれかに異常があると判定され る。これにより、EVSEにおける異常を検出す ことができる。

 さらに好ましくは、車両には、バッテリ 充電する電力を制御する充電器が搭載され 。

 この構成によると、車両に搭載された充 器を用いてバッテリを充電することができ 。

 本発明によると、EVSEからのパイロット信 号の出力状態および車両の外部の電源の電圧 に応じて、異常の有無を判定することができ る。

プラグインハイブリッド車を示す概略 成図である。 動力分割機構の共線図を示す図である プラグインハイブリッド車の電気シス ムを示す図(その1)である。 プラグインハイブリッド車の電気シス ムを示す図(その2)である。 プラグインハイブリッド車の電気シス ムを示す図(その3)である。 ECUの機能ブロック図(その1)である。 ECUが実行するプログラムの制御構造を すフローチャート(その1)である。 プラグインハイブリッド車の電気シス ムを示す図(その4)である。 ECUの機能ブロック図(その2)である。 ECUが実行するプログラムの制御構造を 示すフローチャート(その2)である。 プラグインハイブリッド車の電気シス テムを示す図(その5)である。 プラグインハイブリッド車の電気シス テムを示す図(その6)である。 ECUが実行するプログラムの制御構造を 示すフローチャート(その3)である。

符号の説明

 100 エンジン、110 第1MG、120 第2MG、130  力分割機構、140 減速機、150 バッテリ、160 前輪、170 ECU、172 電圧計、200 コンバータ 210 第1インバータ、220 第2インバータ、230  DC/DCコンバータ、240 補機バッテリ、242 補機 、270 コネクタ、280 LCフィルタ、282 コンデ サ、290 充電器、292 AC/DC変換回路、294 DC/AC 変換回路、296 絶縁トランス、298 整流回路 300 充電ケーブル、310 コネクタ、312 スイ チ、320 プラグ、330 CCID、332 リレー、334  ントロールパイロット回路、336 パイロット 線、340,350 経路、400 コンセント、402 電源 700 電圧検出部、710,712 判定部。

 以下、図面を参照しつつ、本発明の実施 形態について説明する。以下の説明では、 一の部品には同一の符号を付してある。そ らの名称および機能も同一である。したが て、それらについての詳細な説明は繰返さ い。

 第1の実施の形態
 図1を参照して、本発明の第1の実施の形態 係る異常判定装置を搭載したプラグインハ ブリッド車について説明する。この車両は エンジン100と、第1MG(Motor Generator)110と、第2M G120と、動力分割機構130と、減速機140と、バ テリ150とを備える。

 この車両は、エンジン100および第2MG120の ちの少なくともいずれか一方からの駆動力 より走行する。なお、プラグインハイブリ ド車の代わりに、その他、モータからの駆 力のみで走行する電気自動車もしくは燃料 池車を用いるようにしてもよい。

 エンジン100、第1MG110および第2MG120は、動 分割機構130を介して接続されている。エン ン100が発生する動力は、動力分割機構130に り、2経路に分割される。一方は減速機140を 介して前輪160を駆動する経路である。もう一 方は、第1MG110を駆動させて発電する経路であ る。

 第1MG110は、U相コイル、V相コイルおよびW コイルを備える、三相交流回転電機である 第1MG110は、動力分割機構130により分割され エンジン100の動力により発電する。第1MG110 より発電された電力は、車両の走行状態や バッテリ150のSOC(State Of Charge)の状態に応じ て使い分けられる。たとえば、通常走行時で は、第1MG110により発電された電力はそのまま 第2MG120を駆動させる電力となる。一方、バッ テリ150のSOCが予め定められた値よりも低い場 合、第1MG110により発電された電力は、後述す るインバータにより交流から直流に変換され る。その後、後述するコンバータにより電圧 が調整されてバッテリ150に蓄えられる。

 第1MG110が発電機として作用している場合 第1MG110は負のトルクを発生している。ここ 、負のトルクとは、エンジン100の負荷とな ようなトルクをいう。第1MG110が電力の供給 受けてモータとして作用している場合、第1 MG110は正のトルクを発生する。ここで、正の ルクとは、エンジン100の負荷とならないよ なトルク、すなわち、エンジン100の回転を シストするようなトルクをいう。なお、第2 MG120についても同様である。

 第2MG120は、U相コイル、V相コイルおよびW コイルを備える、三相交流回転電機である 第2MG120は、バッテリ150に蓄えられた電力お び第1MG110により発電された電力のうちの少 くともいずれかの電力により駆動する。

 第2MG120の駆動力は、減速機140を介して前 160に伝えられる。これにより、第2MG120はエ ジン100をアシストしたり、第2MG120からの駆 力により車両を走行させたりする。なお、 輪160の代わりにもしくは加えて後輪を駆動 るようにしてもよい。

 プラグインハイブリッド車の回生制動時 は、減速機140を介して前輪160により第2MG120 駆動され、第2MG120が発電機として作動する これにより第2MG120は、制動エネルギを電力 変換する回生ブレーキとして作動する。第2 MG120により発電された電力は、バッテリ150に えられる。

 動力分割機構130は、サンギヤと、ピニオ ギヤと、キャリアと、リングギヤとを含む 星歯車から構成される。ピニオンギヤは、 ンギヤおよびリングギヤと係合する。キャ アは、ピニオンギヤが自転可能であるよう 支持する。サンギヤは第1MG110の回転軸に連 される。キャリアはエンジン100のクランク ャフトに連結される。リングギヤは第2MG120 回転軸および減速機140に連結される。

 エンジン100、第1MG110および第2MG120が、遊 歯車からなる動力分割機構130を介して連結 れることで、エンジン100、第1MG110および第2 MG120の回転数は、図2に示すように、共線図に おいて直線で結ばれる関係になる。

 図1に戻って、バッテリ150は、複数のバッ テリセルを一体化したバッテリモジュールを 、さらに複数直列に接続して構成された組電 池である。バッテリ150の電圧は、たとえば200 V程度である。バッテリ150には、第1MG110およ 第2MG120の他、車両の外部の電源から供給さ る電力が充電される。

 エンジン100、第1MG110、第2MG120は、ECU(Electr onic Control Unit)170により制御される。なお、E CU170は複数のECUに分割するようにしてもよい

 図3を参照して、プラグインハイブリッド 車の電気システムについてさらに説明する。 プラグインハイブリッド車には、コンバータ 200と、第1インバータ210と、第2インバータ220 、DC/DCコンバータ230と、補機バッテリ240と SMR(System Main Relay)250と、DFR(Dead Front Relay)260 と、コネクタ(インレット)270と、LCフィルタ28 0とが設けられる。

 コンバータ200は、リアクトルと、二つのn pn型トランジスタと、二つダイオードとを含 。リアクトルは、バッテリ150の正極側に一 が接続され、2つのnpn型トランジスタの接続 点に他端が接続される。

 2つのnpn型トランジスタは、直列に接続さ れる。npn型トランジスタは、ECU170により制御 される。各npn型トランジスタのコレクタ-エ ッタ間には、エミッタ側からコレクタ側へ 流を流すようにダイオードがそれぞれ接続 れる。

 なお、npn型トランジスタとして、たとえ 、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)を用いる とができる。npn型トランジスタに代えて、 ワーMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field-Effect Tr ansistor)等の電力スイッチング素子を用いるこ とができる。

 バッテリ150から放電された電力を第1MG110 しくは第2MG120に供給する際、電圧がコンバ タ200により昇圧される。逆に、第1MG110もし は第2MG120により発電された電力をバッテリ1 50に充電する際、電圧がコンバータ200により 圧される。

 コンバータ200と、第1インバータ210および 第2インバータ220との間のシステム電圧VHは、 電圧計180により検出される。電圧計180の検出 結果は、ECU170に送信される。

 第1インバータ210は、U相アーム、V相アー およびW相アームを含む。U相アーム、V相ア ムおよびW相アームは並列に接続される。U アーム、V相アームおよびW相アームは、それ ぞれ、直列に接続された2つのnpn型トランジ タを有する。各npn型トランジスタのコレク -エミッタ間には、エミッタ側からコレクタ へ電流を流すダイオードがそれぞれ接続さ る。そして、各アームにおける各npn型トラ ジスタの接続点は、第1MG110の各コイルの中 点112とは異なる端部にそれぞれ接続される

 第1インバータ210は、バッテリ150から供給 される直流電流を交流電流に変換し、第1MG110 に供給する。また、第1インバータ210は、第1M G110により発電された交流電流を直流電流に 換する。

 第2インバータ220は、U相アーム、V相アー およびW相アームを含む。U相アーム、V相ア ムおよびW相アームは並列に接続される。U アーム、V相アームおよびW相アームは、それ ぞれ、直列に接続された2つのnpn型トランジ タを有する。各npn型トランジスタのコレク -エミッタ間には、エミッタ側からコレクタ へ電流を流すダイオードがそれぞれ接続さ る。そして、各アームにおける各npn型トラ ジスタの接続点は、第2MG120の各コイルの中 点122とは異なる端部にそれぞれ接続される

 第2インバータ220は、バッテリ150から供給 される直流電流を交流電流に変換し、第2MG120 に供給する。また、第2インバータ220は、第2M G120により発電された交流電流を直流電流に 換する。

 各インバータにおいて、U相コイルとU相 ームの組、V相コイルとV相アームの組および W相コイルとW相アームの組は、それぞれコン ータ200と同様の構成を有する。したがって 第1インバータ210および第2インバータ220は 電圧を昇圧できる。本実施の形態において 、車両外部の電源から供給された電力をバ テリ150に充電する際、第1インバータ210およ 第2インバータ220は、電圧を昇圧する。たと えば、100Vの電圧が200V程度の電圧に昇圧され 。

 DC/DCコンバータ230は、バッテリ150と、コ バータ200との間において、コンバータ200と 列に接続される。DC/DCコンバータ230は、直流 電圧を降圧する。DC/DCコンバータ230から出力 れる電力は、補機バッテリ240に充電される 補機バッテリ240に充電された電力は、電動 イルポンプ等の補機242およびECU170に供給さ る。

 SMR(System Main Relay)250は、バッテリ150とDC/D Cコンバータ230との間に設けられる。SMR250は バッテリ150と電気システムとを接続した状 および遮断した状態を切換えるリレーであ 。SMR250が開いた状態であると、バッテリ150 電気システムから遮断される。SMR250が閉じ 状態であると、バッテリ150が電気システム 接続される。SMR250の状態は、ECU170により制 される。たとえば、ECU170が起動すると、SMR25 0が閉じられる。ECU170が休止する際、SMR250が かれる。

 DFR(Dead Front Relay)260は、第1MG110の中性点11 2および第2MG120の中性点122に接続される。DFR26 0は、プラグインハイブリッド車の電気シス ムと外部の電源とを接続した状態および遮 した状態を切換えるリレーである。DFR250が いた状態であると、プラグインハイブリッ 車の電気システムが外部の電源から遮断さ る。DFR250が閉じた状態であると、プラグイ ハイブリッド車の電気システムが外部の電 に接続される。

 コネクタ270は、たとえばプラグインハイ リッド車の側部に設けられる。後述するよ に、コネクタ270には、プラグインハイブリ ド車と外部の電源とを連結する充電ケーブ のコネクタが接続される。LCフィルタ280は DFR260とコネクタ270との間に設けられる。図4 示すように、LCフィルタ280には、コンデン 282が設けられる。

 プラグインハイブリッド車と外部の電源 を連結する充電ケーブル300は、コネクタ310 、プラグ320と、CCID(Charging Circuit Interrupt De vice)330とを含む。充電ケーブル300は、EVSEに相 当する。

 充電ケーブル300のコネクタ310は、プラグ ンハイブリッド車に設けられたコネクタ270 接続される。コネクタ310には、スイッチ312 設けられる。充電ケーブル300のコネクタ310 、プラグインハイブリッド車に設けられた ネクタ270に接続された状態でスイッチ312が じると、充電ケーブル300のコネクタ310が、 ラグインハイブリッド車に設けられたコネ タ270に接続された状態であることを表わす ネクタ信号CNCTがECU170に入力される。

 スイッチ312は、充電ケーブル300のコネク 310をプラグインハイブリッド車のコネクタ2 70に係止する係止金具(図示せず)に連動して 閉する。係止金具(図示せず)は、コネクタ310 に設けられたボタン(図示せず)を操作者が押 ことにより揺動する。

 たとえば、充電ケーブル300のコネクタ310 プラグインハイブリッド車に設けられたコ クタ270に接続した状態で、操作者がボタン ら指を離した場合、係止金具がプラグイン イブリッド車に設けられたコネクタ270に係 するとともに、スイッチ312が閉じる。操作 がボタンを押すと、係止金具とコネクタ270 の係合が解除されるとともに、スイッチ312 開く。なお、スイッチ312を開閉する方法は れに限らない。

 充電ケーブル300のプラグ320は、家屋に設 られたコンセント400に接続される。コンセ ト400には、プラグインハイブリッド車の外 の電源402から交流電力が供給される。

 CCID330は、リレー332およびコントロールパ イロット回路334を有する。リレー332が開いた 状態では、プラグインハイブリッド車の外部 の電源402からプラグインハイブリッド車へ電 力を供給する経路が遮断される。リレー332が 閉じた状態では、プラグインハイブリッド車 の外部の電源402からプラグインハイブリッド 車へ電力を供給可能になる。リレー332の状態 は、充電ケーブル300のコネクタ310がプラグイ ンハイブリッド車のコネクタ270に接続された 状態でECU170により制御される。ECU170からCCID33 0への指令は、経路340を介して伝達される。

 コントロールパイロット回路334は、充電 ーブル300のプラグ320がコンセント400、すな ち外部の電源402に接続され、かつコネクタ3 10がプラグインハイブリッド車に設けられた ネクタ270に接続された状態において、コン ロールパイロット線にパイロット信号(方形 波信号)CPLTを送る。パイロット信号CPLTは、パ イロット線336を介してECU170に伝達される。

 パイロット信号は、コントロールパイロ ト回路334内に設けられた発振器から発振さ る。パイロット信号は、発振器の動作が遅 る分だけ遅れて出力されたり停止されたり る。

 コントロールパイロット回路334は、充電 ーブル300のプラグ320がコンセント400に接続 れると、コネクタ310がプラグインハイブリ ド車に設けられたコネクタ270から外されて ても、一定のパイロット信号CPLTを出力し得 る。ただし、コネクタ310がプラグインハイブ リッド車に設けられたコネクタ270から外され た状態で出力されたパイロット信号CPLTを、EC U170は検出できない。

 充電ケーブル300のプラグ320がコンセント4 00に接続され、かつコネクタ310がプラグイン イブリッド車のコネクタ270に接続されると コントロールパイロット回路334は、予め定 られたパルス幅(デューティサイクル)のパ ロット信号CPLTを発振する。

 パイロット信号CPLTのパルス幅により、供 給可能な電流容量がプラグインハイブリッド 車に通知される。たとえば、充電ケーブル300 の電流容量がプラグインハイブリッド車に通 知される。パイロット信号CPLTのパルス幅は 外部の電源402の電圧および電流に依存せず 一定である。

 一方、用いられる充電ケーブルの種類が なれば、パイロット信号CPLTのパルス幅は異 なり得る。すなわち、パイロット信号CPLTの ルス幅は、充電ケーブルの種類毎に定めら 得る。

 本実施の形態においては、充電ケーブル3 00によりプラグインハイブリッド車と外部の 源402とが連結された状態において、外部の 源402から供給された電力がバッテリ150に充 される。電力は、リレー332を含む経路350に り伝達される。

 外部の電源402の交流電圧VACは、プラグイ ハイブリッド車の内部に設けられた電圧計1 72により検出される。

 以下、外部の電源402によりバッテリ150を 電する際におけるコンバータ200、第1インバ ータ210および第2インバータ220の動作につい 説明する。図5に、図3および図4に示す回路 のうちの充電に関する部分を示す。

 図5では、図1の第1インバータ210および第2 インバータ220のうちのU相アーム212,222が代表 して示されている。第1MG110および第2MG120の イルのうちのU相コイル114,124が代表として されている。他の2相の回路は、U相の回路と 同様に作動する。そのため、ここではそれら の詳細な説明は繰り返さない。

 前述したように、第1MG110のU相コイル114と 第1インバータ210のU相アーム212との組、およ 第2MG120のU相コイル124と第2インバータ220のU アーム222との組は、それぞれコンバータ200 同様の構成を有する。

 外部の電源402の電圧VAC>0である場合、 なわちライン410の電圧VXがライン420の電圧VY りも高い場合、コンバータ200のトランジス 501はON状態にされ、トランジスタ502はOFF状 にされる。第1インバータ210のトランジスタ5 12が外部の電源402の電圧VACに応じた周期およ デューティー比でスイッチングされる。ト ンジスタ511がOFF状態またはダイオード611の 通に同期して導通されるスイッチング状態 制御される。第2インバータ220のトランジス タ521はOFF状態にされ、トランジスタ522はON状 にされる。

 第1インバータ210のトランジスタ512がON状 であると、電流がU相コイル114、トランジス タ512、ダイオード622、U相コイル124の順で流 る。U相コイル114およびU相コイル124に蓄積さ れたエネルギは、第1インバータ210のトラン スタ512がOFF状態になると放出される。放出 れたエネルギ、すなわち電力は、第1インバ タ210のダイオード611およびコンバータ200の ランジスタ501を経由してバッテリ150に供給 れる。

 なお、第1インバータ210のダイオード611に よる損失を低減させるために、ダイオード611 の導通期間に同期させてトランジスタ511を導 通させても良い。外部の電源の電圧VACおよび システム電圧(コンバータ200とインバータと 間における電圧)VHの値に基づいて、第1イン ータ210のトランジスタ512のスイッチングの 期およびデューティー比が定められる。

 外部の電源402の電圧VAC<0である場合、 なわちライン410の電圧VXがライン420の電圧VY りも低い場合、コンバータ200のトランジス 501はON状態にされ、トランジスタ502はOFF状 にされる。第2インバータ220ではトランジス 522が電圧VACに応じた周期およびデューティ 比でスイッチングされ、トランジスタ521がO FF状態またはダイオード621の導通に同期して 通されるスイッチング状態にされる。第1イ ンバータ210のトランジスタ511はOFF状態にされ 、トランジスタ512はON状態にされる。

 第2インバータ220のトランジスタ522がON状 であると、電流がU相コイル124、トランジス タ522、ダイオード612、U相コイル114の順で流 る。U相コイル114およびU相コイル124に蓄積さ れたエネルギは、第2インバータ220のトラン スタ522がOFF状態になると放出される。放出 れたエネルギ、すなわち電力は、第2インバ タ220のダイオード621およびコンバータ200の ランジスタ501を経由してバッテリ150に供給 れる。

 なお、第2インバータ220のダイオード621に よる損失を低減させるために、ダイオード621 の導通期間に同期させてトランジスタ521を導 通させても良い。外部の電源の電圧VACおよび システム電圧VHの値に基づいて、トランジス 522のスイッチングの周期およびデューティ 比が定められる。

 図6を参照して、ECU170の機能ついて説明す る。なお、以下に説明する機能はソフトウエ アにより実現するようにしてもよく、ハード ウェアにより実現するようにしてもよい。

 ECU170は、電圧検出部700と、判定部710とを む。電圧検出部700は、電圧計172から送信さ た信号に基づいて、外部の電源402の電圧VAC 検出する。

 判定部710は、パイロット信号CPLTの出力状 態および電圧検出部700において検出される電 圧VACに応じて、充電ケーブル300における異常 の有無を判定する。判定部710は、たとえば、 バッテリ150と電圧計172との間における電力の 供給が停止され、充電ケーブル300がプラグイ ンハイブリッド車に接続され、かつバッテリ 150と電圧計172との間に設けられたLCフィルタ2 80のコンデンサ282の電荷が零であるという条 が満たされると、異常の有無を判定する。

 DFR260が開かれている場合、もしくは第1イ ンバータ210および第2インバータ220の作動(ス ッチング)が停止している場合(ゲートがOFF ある場合)、バッテリ150と電圧計172との間に ける電力の供給が停止されたと判断される すなわち、バッテリ150と電圧計172との間で 力を供給する経路が遮断された場合、バッ リ150と電圧計172との間における電力の供給 停止されたと判断される。

 コネクタ信号CNCTが検出されている場合、 充電ケーブル300がプラグインハイブリッド車 に接続されていると判断される。外部の電源 402によるバッテリ150の充電が中断されてから 予め定められた時間が経過した場合、LCフィ タ280のコンデンサ282の電荷が零であると判 される。

 なお、異常の有無を判定するための条件 これらに限らない。また、バッテリ150と電 計172との間における電力の供給が停止され という条件、充電ケーブル300がプラグイン イブリッド車に接続されているという条件 よびバッテリ150と電圧計172との間に設けら たLCフィルタ280のコンデンサ282の電荷が零 あるという条件のうちの少なくともいずれ 一つが満たされると異常の有無を判定する うにしてもよい。

 判定部710は、パイロット信号CPLTが出力さ れておらず、かつ外部の電源402の電圧VAC(電 VACの絶対値)が零よりも大きい場合、充電ケ ブル300に異常があると判定する。より具体 には、パイロット信号CPLTをECU170に伝達する パイロット線336が断線していると判定される 。

 図7を参照して、ECU170が実行するプログラ ムの制御構造について説明する。なお、ECU170 により実行されるプログラムをCD(Compact Disc) DVD(Digital Versatile Disc)などの記録媒体に記 して市場に流通させてもよい。

 ステップ(以下、ステップをSと略す)100に 、ECU170は、パイロット信号CPLTの出力が停止 中であるかを判断する。すなわち、パイロッ ト信号CPLTが出力されていないかを判断する パイロット信号CPLTの出力が停止中であると( S100にてYES)、処理はS102に移される。もしそう でないと(S100にてNO)、処理はS100に戻される。 S102にて、ECU170は、AC電力の供給を停止すると 判定する。すなわち、バッテリ150の充電を中 断し、中断した状態で待機すると判定される 。

 S104にて、ECU170は、DFR260を開き、CCID330内 リレー332を開き、かつ第1インバータ210およ 第2インバータ220の作動(スイッチング)を停 する。

 S106にて、ECU170は、今回、充電を中断した 状態で待機している間に、パイロット信号CPL Tの異常が無いことをチェック済みであるか 判断する。パイロット信号CPLTの異常が無い とをチェック済みであると(S106にてYES)、処 はS108に移される。もしそうでないと(S106に NO)、処理はS110に移される。

 S108にて、ECU170は、充電を中断した状態で 待機する。すなわち、充電の中断を継続する 。その後、処理はS100に戻される。

 S110にて、ECU170は、パイロット信号CPLTお び外部の電源402の電圧VACのモニター条件が 立したかを判断する。モニター条件は、た えば、バッテリ150と電圧計172との間におけ 電力の供給の経路が遮断され、コネクタ信 CNCTが検出され、かつ、充電を中断した状態 待機してから予め定められた時間が経過し という条件である。なお、モニター条件は れらに限らない。モニター条件が成立する (S110にてYES)、処理はS112に移される。もしそ うでないと(S112にてNO)、処理はS108に戻される 。

 S112にて、ECU170は、CCID330内のリレー332を じる(接続する)。S114にて、ECU170は、外部の 源402の電圧VACが零で安定しているかを判断 る。たとえば、電圧VACが零である状態が予 定められた時間以上経過した場合、電圧VAC 零で安定していると判断される。外部の電 402の電圧VACが零で安定していると(S114にてYES )、処理はS116に移される。もしそうでないと( S114にてNO)、処理はS118に移される。

 S116にて、ECU170は、異常が無いと判定する 。S118にて、ECU170は、パイロット信号CPLTをECU1 70に伝達するパイロット線336が断線している 判定する。その後、この処理は終了する。

 以上のような構造およびフローチャート 基づく、本実施の形態におけるECU170の動作 ついて説明する。

 図8に示すように、充電ケーブル300のコネ クタ310がプラグインハイブリッド車のコネク タ270に接続され、かつプラグ320がコンセント 400、すなわち外部の電源402に接続されている 場合、パイロット信号CPLTがECU170に入力され 。

 したがって、パイロット信号CPLTの出力が 停止中であると(S100にてNO)、充電ケーブル300 コネクタ310がプラグインハイブリッド車の ネクタ270から外された状態、プラグ320がコ セント400から外された状態、もしくは停電 ている状態のいずれかである。いずれの状 においても、外部の電源402によりバッテリ1 50を充電することができない。

 したがって、AC電力の供給を停止すると 定される(S102)。AC電力の供給を停止するため に、DFR260が開かれ、CID330内のリレー332が開か れ、かつ第1インバータ210および第2インバー 220の作動(スイッチング)が停止される(S104)

 今回、充電を中断した状態で待機してい 間に、パイロット信号CPLTの異常が無いこと がチェック済みであると(S106にてYES)、ECU170は 、充電を中断した状態で待機する(S108)。

 一方、パイロット信号CPLTの異常が無いこ とが未確認であると(S106にてNO)、パイロット 号CPLTおよび電源402の電圧VACのモニター条件 が成立したか否かが判断される(S110)。

 バッテリ150と電圧計172との間における電 の供給の経路が遮断されていれば、電圧計1 72の検出値に対してバッテリ150の電圧が与え 影響は小さい。コネクタ信号CNCTが検出され ている状態では、停電しておらず、かつ充電 ケーブル300において電力を伝達する経路350が 正常であれば、必然的に電源402の電圧VACが電 圧計172により検出される。

 充電を中断した状態で待機してから予め められた時間が経過すると、LCフィルタ280 コンデンサ282の電荷が零になり得る。この 合、コンデンサ282の電圧が電圧計172の検出 に対して与える影響が小さい。

 したがって、モニター条件、すなわち、 ッテリ150と電圧計172との間における電力の 給の経路が遮断され、コネクタ信号CNCTが検 出され、かつ、充電を中断した状態で待機し てから予め定められた時間が経過したという 条件が成立すると、電圧計172において精度よ く電源402の電圧VACを検出することができる。

 そのため、モニター条件が成立すると(S11 0にてYES)、電源402の電圧VACを検出するため、 かれていたCCID330内のリレー332が閉じられる (S112)。

 パイロット信号CPLTの出力が停止中であり 、かつコネクタ信号CNCTが検出されている状 において、充電ケーブル300が正常であれば プラグ320がコンセント400から外された状態 もしくは停電している状態のいずれかであ 。いずれの場合においても、検出される電 VACは零である。すなわち、パイロット信号CP LTの出力状態と電圧VACの挙動とが同期する。 って、外部の電源402の電圧VACが零で安定し いると(S114にてYES)、異常が無いと判定され (S116)。

 一方、電圧VACが零より大きいと(S114にてNO )、充電ケーブル300のプラグ320がコンセント40 0に接続され、かつ停電がない状態である。 の場合、パイロット信号CPLTが検出されなけ ばならい状態において、パイロット信号CPLT が検出されていないといえる。よって、パイ ロット信号CPLTをECU170に伝達するパイロット 336が断線していると判定される(S116)。

 以上のように、本実施の形態に係る異常 定装置によれば、パイロット信号CPLTの出力 が停止している状態において、プラグインハ イブリッド車の内部において検出される、外 部の電源の電圧VACが零より大きいと、充電ケ ーブルにおいてパイロット信号CPLTを伝達す パイロット線が断線していると判定される これにより、充電ケーブルにおける異常の 無を判定することができる。

 第2の実施の形態
 以下、本発明の第2の実施の形態について説 明する。本実施の形態は、パイロット信号CPL Tが出力されており、かつ外部の電源の電圧VA Cが零であると、充電ケーブルに関する異常 あると判定する点で、前述の第1の実施の形 と相違する。その他、プラグインハイブリ ド車自体の構造は、前述の第1の実施の形態 と同じである。それらの機能についても同じ である。したがって、ここではそれらの詳細 な説明は繰り返さない。

 図9を参照して、本実施の形態におけるECU 170の機能ついて説明する。なお、以下に説明 する機能はソフトウエアにより実現するよう にしてもよく、ハードウェアにより実現する ようにしてもよい。

 本実施の形態において、判定部712は、パ ロット信号CPLTが出力されており、かつ外部 の電源402の電圧VAC(電圧VACの絶対値)が零であ 場合、充電ケーブル300に関する異常がある 判定する。より具体的には、充電ケーブル3 00において電源402からプラグインハイブリッ 車に電力を供給する経路350、リレー332、お びCCID330指令を伝達する経路340のうちのいず れかに異常があると判定される。なお、電圧 VAC(電圧VACの絶対値)がしきい値(たとえば正値 のしきい値)よりも小さい場合に充電ケーブ 300に関する異常があると判定するようにし もよい。

 図10を参照して、本実施の形態においてEC U170が実行するプログラムの制御構造につい 説明する。なお、以下に説明するプログラ は、バッテリ150の充電中、すなわち、CCID330 のリレー332が閉じている状態において実行 れる。

 S200にて、ECU170は、パイロット信号CPLTが 力中であるかを判断する。パイロット信号CP LTが出力中であると(S200にてYES)、処理はS202に 移される。もしそうでないと(S200にてNO)、処 はS200に戻される。

 S202にて、ECU170は、外部の電源402の電圧VAC (電圧VACの絶対値)が零であるかを判断する。 部の電源402の電圧VACが零であると(S202にてYE S)、処理はS204に移される。もしそうでないと (S202にてNO)、処理はS206に移される。なお、外 部の電源402の電圧VAC(電圧VACの絶対値)が零で るかを判断する代わりに、しきい値(たとえ ば正値のしきい値)よりも小さいかを判断す ようにしてもよい。

 S204にて、ECU170は、充電ケーブルに関する 異常があると判定する。S206にて、ECU170は、 常が無いと判定する。

 以上のような構造およびフローチャート 基づく、本実施の形態におけるECU170の動作 ついて説明する。

 パイロット信号CPLTが出力中であると(S200 てYES)、充電ケーブル300のコネクタ310がプラ グインハイブリッド車のコネクタ270に接続さ れ、かつプラグ320がコンセント400、すなわち 外部の電源402に接続され、かつ停電がない状 態であるといえる。

 この状態では、充電ケーブル300が正常で れば、電源402からプラグインハイブリッド に電力が供給される。したがって、外部の 源402の電圧VACが零でないと(S202にてNO)、す わち、外部の電源402からプラグインハイブ ッド車へ電力が供給されていると、異常が いと判定される(S206)。

 一方、充電ケーブル300において電源402か プラグインハイブリッド車に電力を供給す 経路350が断線している場合、リレー332の故 により開いたままである場合、またはCCID330 指令を伝達する経路340の断線によりリレー332 が開いたままである場合、電圧計172により検 出される電圧VACは零になる。

 そこで、外部の電源402の電圧VACが零であ と(S202)、充電ケーブル300に関する異常があ と判定される(S204)。これにより、充電ケー ル300の異常を検出することができる。

 なお、パイロット信号CPLTが出力されてお らず、かつ電圧計172により検出される電圧VAC が零である場合に、停電であると判定するよ うにしてもよい。停電であると判定された場 合は、予め定められた待機時間だけ充電を中 断するようにしてもよい。充電の中断中にパ イロット信号CPLTが出力され、かつ電圧VAC(電 VACの絶対値)がしきい値よりも大きくなった 場合は、充電を再開するようにしてもよい。

 充電の中断後、パイロット信号CPLTが出力 されておらず、かつ電圧計172により検出され る電圧VACが零である状態が待機時間以上継続 すると、充電を停止するためにイグニッショ ンスイッチをOFFにするようにしてもよい。

 停電により充電を開始できなかった場合 すなわち、充電ケーブル300のプラグ320をコ セント400に接続した時点で停電していた場 は、充電中に停電した場合に比べて、待機 間を短くするようにしてもよい。

 第3の実施の形態
 以下、本発明の第3の実施の形態について説 明する。本実施の形態は、コンバータ200、第 1インバータ210および第2インバータ220とは別 充電器290が設けられた点で、前述の第1の実 施の形態および第2の実施の形態と相違する

 図11を参照して、プラグインハイブリッ 車の電気システムには、バッテリ150に充電 る電力を制御する充電器290がさらに設けら る。バッテリ150への充電は、充電器290を用 て行なわれる。充電器290は、バッテリ150と ンバータ200との間に接続される。図12に示す ように、充電器290は、AC/DC変換回路292と、DC/A C変換回路294と、絶縁トランス296と、整流回 298とを含む。

 AC/DC変換回路292は、単相ブリッジ回路か 成る。AC/DC変換回路292は、ECU170からの駆動信 号に基づいて、交流電力を直流電力に変換す る。また、AC/DC変換回路292は、コイルをリア トルとして用いることにより電圧を昇圧す 昇圧チョッパ回路としても機能する。

 DC/AC変換回路294は、単相ブリッジ回路か 成る。DC/AC変換回路294は、ECU170からの駆動信 号に基づいて、直流電力を高周波の交流電力 に変換して絶縁トランス296へ出力する。

 絶縁トランス296は、磁性材から成るコア 、コアに巻回された一次コイルおよび二次 イルを含む。一次コイルおよび二次コイル 、電気的に絶縁されており、それぞれDC/AC 換回路294および整流回路298に接続される。 縁トランス296は、DC/AC変換回路294から受ける 高周波の交流電力を一次コイルおよび二次コ イルの巻数比に応じた電圧レベルに変換して 整流回路298へ出力する。整流回路298は、絶縁 トランス296から出力される交流電力を直流電 力に整流する。

 参考例
 以下、バッテリ150の充電を中断する場合に いて説明する。

 図13を参照して、ECU170が実行するプログラ の制御構造について説明する。
 S300にて、ECU170は、プラグインハイブリッド 車の外部の電源402によりバッテリ150を充電中 であるか否かを判断する。たとえば、DFR260お よびCCID330内のリレー332が閉じている場合、 ッテリ150が充電中であると判断される。な 、バッテリ150を充電中であるか否かを判断 る方法はこれに限らない。バッテリ150を充 中であると(S300にYES)、処理はS310に移される もしそうでないと(S300にてNO)、処理はS302に される。

 S302にて、ECU700は、DFR260が開いており、か つコネクタ信号がON(出力中)であるかを判断 る。DFR260が開いており、かつコネクタ信号 ONであると(S302にてYES)、処理はS304に移され 。もしそうでないと(S302にてNO)、処理はS300 戻される。S304にて、ECU170は、CCID330内のリレ ー332を閉じる。

 S306にて、ECU170は、電源402の電圧VACが第1 きい値よりも大きいかを判断する。すなわ 、電圧計172からの入力があるかが判断され 。電源402の電圧VACがしきい値よりも大きい (S306にてYES)、処理はS308に移される。もしそ でないと(S306にてNO)、処理はS300に戻される S308にて、ECU170は、DFR260を閉じ、充電を開始 する。

 S310にて、ECU170は、外部の電源402の電圧VAC が第2しきい値よりも小さいかを判断する。 なわち、電圧VACが略零であるかが判断され 。外部の電源402の電圧VACが第2しきい値より 小さいと(S310にてYES)、処理はS312に移される 。もしそうでないと(S300にてNO)、処理はS300に 戻される。S312にて、ECU170は、充電を中断す 。なお、充電を中断する代わりに、即座に 止するようにしてもよい。

 S314にて、ECU170は、充電を中断してから、 予め定められた待機時間が経過したかを判断 する。充電を中断してから待機時間が経過す ると(S314にてYES)、処理はS316に移される。も そうでないと(S314にてNO)、処理はS300に戻さ る。S316にて、ECU170は、充電を停止する。充 が停止されると、DFR260もしくはCCID330のリレ ー332が閉じていれば、開かれる。その後、処 理は終了する。

 以上のような構造およびフローチャート 基づくECU170の動作について説明する。バッ リ150の充電中(S300にてYES)、たとえば、充電 ーブル300のプラグ320がコンセント400から外 れると、電圧計172により検出される電圧VAC 、第2しきい値より小さくなる(S310にてYES)。 すなわち、電圧VACは略零になる。

 この場合、充電が中断される(S312)。電圧V ACがしきい値よりも小さい状態で、充電を中 してから待機時間が経過すると(S314にてYES) 充電が停止される(S316)。

 一方、バッテリ150の充電を行っていない 合において(S300にてNO)、DFR260が開いており かつコネクタ信号がONであると(S302にてYES)、 CCID330内のリレー332が閉じられる(S304)。この 態で、電源402の電圧VACが第1しきい値よりも きいと(S306)、DFR260が閉じられ、充電が開始 れる(S308)。これにより、充電を中断した後 待機時間が経過する前に、電源402からプラ インハイブリッド車への電力の供給が再開 れた場合には、充電を再開することができ 。

 今回開示された実施の形態は、すべての で例示であって制限的なものではないと考 られるべきである。本発明の範囲は上記し 説明ではなくて請求の範囲によって示され 請求の範囲と均等の意味および範囲内での べての変更が含まれることが意図される。