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Patent Searching and Data


Title:
COMMUNICATION TERMINAL AND IMAGE DATA TRANSFER METHOD
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/102434
Kind Code:
A1
Abstract:
A communication terminal capable of easily transferring image data of a taken image and rapidly transferring the image data by using wireless LAN ad-hoc mode communication. In the terminal, a transmission section (109) transmits a beacon signal through a switching section (108) and an antenna (107) to search a terminal of the communication party. A WLAN wireless control unit (112) outputs the beacon signal, an ATIM signal, and the image data to the transmission section (109) and also outputs image data inputted from a reception section (110) to a WLAN interface (114) after the activation. When detecting the activation of a camera module (119), an application control block (116) requests to activate the wireless LAN ad-hoc mode communication. The camera module (119) takes an image by the key depression of an operation section (120) after the activation.

Inventors:
SATOU MITSURU
Application Number:
PCT/JP2007/053095
Publication Date:
August 28, 2008
Filing Date:
February 20, 2007
Export Citation:
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Assignee:
MATSUSHITA ELECTRIC IND CO LTD (JP)
SATOU MITSURU
International Classes:
H04M1/00; H04B7/26; H04M11/00; H04N5/225; H04N5/232
Foreign References:
JP2007028219A2007-02-01
JP2003264729A2003-09-19
JP2006303637A2006-11-02
JP2006148471A2006-06-08
JP2004328289A2004-11-18
JP2004328269A2004-11-18
JP2005251134A2005-09-15
JP2003125451A2003-04-25
Attorney, Agent or Firm:
WASHIDA, Kimihito (Shintoshicenter Bldg. 24-1, Tsurumaki1-chome, Tama-sh, Tokyo 34, JP)
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Claims:
 撮像する撮像手段と、
 前記撮像手段の起動を検出する起動検出手段と、
 前記起動検出手段で起動を検出した際に送信または受信する標識信号を契機として通信相手端末と直接通信する無線LANのアドホックモード通信で通信可能な通信相手端末を所定の周期で検索する検索手段と、
 前記検索手段での検索により前記通信相手端末が見つかった場合に前記撮像手段で撮像した画像の画像データを前記通信相手端末に対して無線LANのアドホックモード通信で転送する転送手段と、
 を具備する通信端末装置。
 前記通信相手端末を識別するための情報である識別情報を記憶する記憶手段を具備し、
 前記検索手段は、前記記憶手段に前記識別情報を記憶している場合には、前記記憶手段に前記識別情報を記憶していない場合に比べて前記周期を短くする請求項1記載の通信端末装置。
 前記撮像手段は、カメラ起動ボタンが押下された際に起動し、
 前記起動検出手段は、前記カメラ起動ボタンが押下された際に前記起動を検出する請求項1記載の通信端末装置。
 前記転送手段は、前記記憶手段に前記画像データを記憶する場合に前記通信相手端末に対して前記画像データを転送する請求項1記載の通信端末装置。
 前記検索手段は、所定時間内に前記通信相手端末を見つけられなかった場合には、前記検索を停止する請求項1記載の通信端末装置。
 前記検索手段での検索により前記通信相手端末が見つかった場合に、前記通信相手端末で撮像中の画像の画像データを無線LANのアドホックモード通信で受信する受信手段と、
 受信した前記画像データをモニタ画像として表示する表示手段と、
 を具備する請求項1記載の通信端末装置。
 前記画像データを送信する前記通信相手端末における前記撮像中の画像の撮像処理を制御するための制御信号を生成する撮像制御手段と、
 前記撮像制御手段で生成した前記制御信号を無線LANのアドホックモード通信で前記通信相手端末へ送信する送信手段と、
 を具備する請求項6記載の通信端末装置。
 前記モニタ画像を表示するか否かを選択する選択手段を具備し、
 前記受信手段は、前記選択手段で前記モニタ画像を表示することが選択された場合に前記画像データを受信する請求項6記載の通信端末装置。
 通信端末装置に設けられた撮像手段で撮像するステップと、
 前記撮像手段の起動を検出するステップと、
 前記通信端末装置が、前記起動を検出した際に、送信または受信する標識信号を契機として通信相手端末と直接通信する無線LANのアドホックモード通信で通信可能な通信相手端末を所定の周期で検索するステップと、
 前記検索により前記通信相手端末が見つかった場合に前記撮像手段で撮像した画像の画像データを前記通信端末装置から前記通信相手端末に対して無線LANのアドホックモード通信で転送するステップと、
 を具備する画像データ転送方法。
 前記通信相手端末が見つかった場合に前記通信相手端末で撮像中の画像の画像データをモニタ画像として前記通信端末装置が無線LANのアドホックモード通信で受信するステップを具備する請求項9記載の画像データ転送方法。
Description:
通信端末装置及び画像データ転 方法

 本発明は、通信端末装置及び画像データ 送方法に関し、特に無線LANのアドホックモ ド通信を用いて画像データを転送する通信 末装置及び画像データ転送方法に関する。

 従来、携帯電話またはデジタルカメラ等 カメラで撮像した画像を他の機器へ転送す 際に、撮像した画像の画像データを一旦記 媒体に記憶させ、画像データを記憶した記 媒体を転送先の機器と接続して画像データ 転送するものが知られている。

 また、従来、カメラで撮影した画像の画 データを携帯電話に転送するものが知られ いる(例えば、特許文献1)。特許文献1のカメ ラシステムでは、通信機能を備えたカメラに 携帯電話機の電話番号を登録しておく。携帯 電話機からカメラに電話をかけると、登録し てある電話番号によって接続相手の認証が行 われ、登録済み電話番号の携帯電話機に限り 、カメラとの間で画像や制御信号などのデー タの送受信が許可される。

 また、従来、オンデマンド型の通信とし 、無線LANのアドホックモード(ad hoc mode)通 の研究が盛んに行われている。

 無線LANのアドホックモード通信とは、基 局やアクセスポイントを必要とせず、無線 接続できる無線端末(パソコン、PDA、携帯電 話等)のみで構成された自立分散型の無線ネ トワークによる通信である。このため、無 LANのアドホックモード通信は、アクセスポ ント等のインフラ(Infrastructure)が存在しない 所でも簡易にネットワークを構築して通信 ることができる。

 この無線LANのアドホックモード通信は、IEEE (Institute of Electrical and Electronics Engineers)802. 11やBluetooth(登録商標)などの技術を用いて、 末同士が通信する。

特開2004-361464号公報

 しかしながら、従来の装置においては、 憶媒体を介して画像データを転送する場合 は、画像データの転送が面倒であるという 題がある。例えば、カメラ付き携帯電話ま はデジタルカメラで集合写真を撮影した際 、集合写真に写っている人物全員に対して 記憶媒体を介して撮影した写真を渡すのは 間が掛かり面倒であるという問題がある。

 また、特許文献1のカメラシステムにおい ては、カメラに電話番号を登録する電話番号 登録処理を行う必要があり、カメラから携帯 電話に画像データを転送することができるよ うになるまでの処理が面倒であるという問題 がある。また、カメラから携帯電話へ画像デ ータを転送する際の通信方式は、FDMA、TDMA、C DMA及びW-CDMAであり、何れも、画像データはカ メラから基地局を介して携帯電話に転送され るものであるため、画像データの転送に時間 を要するという問題がある。

 本発明の目的は、無線LANのアドホックモ ド通信を用いることにより、撮影した画像 画像データの転送を容易に行うことができ とともに、画像データの転送を迅速に行う とができる通信端末装置及び画像データ転 方法を提供することである。

 本発明の通信端末装置は、撮像する撮像 段と、前記撮像手段の起動を検出する起動 出手段と、前記起動検出手段で起動を検出 た際に送信または受信する標識信号を契機 して通信相手端末と直接通信する無線LANの ドホックモード通信で通信可能な通信相手 末を所定の周期で検索する検索手段と、前 検索手段での検索により前記通信相手端末 見つかった場合に前記撮像手段で撮像した 像の画像データを前記通信相手端末に対し 無線LANのアドホックモード通信で転送する 送手段と、を具備する構成を採る。

 本発明の画像データ転送方法は、通信端 装置に設けられた撮像手段で撮像するステ プと、前記撮像手段の起動を検出するステ プと、前記通信端末装置が、前記起動を検 した際に、送信または受信する標識信号を 機として通信相手端末と直接通信する無線L ANのアドホックモード通信で通信可能な通信 手端末を所定の周期で検索するステップと 前記検索により前記通信相手端末が見つか た場合に前記撮像手段で撮像した画像の画 データを前記通信端末装置から前記通信相 端末に対して無線LANのアドホックモード通 で転送するステップと、を具備するように た。

 本発明によれば、無線LANのアドホックモ ド通信を用いることにより、撮影した画像 画像データの転送を容易に行うことができ とともに、画像データの転送を迅速に行う とができる。

本発明の実施の形態に係る通信端末装 の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態に係る通信端末装 の動作を示すフロー図 本発明の実施の形態に係るアドホック ード通信の状況を示す図 本発明の実施の形態に係るアドホック ード通信する場合のタイミングチャート図 本発明の実施の形態に係る通信端末装 の動作を示すフロー図 本発明の実施の形態に係るアドホック ード通信する場合のタイミングチャート図

 以下、本発明の実施の形態について、図 を参照して詳細に説明する。

 (実施の形態)
 図1は、本発明の実施の形態に係る通信端末 装置100の構成を示すブロック図である。

 アンテナ101、切替部102、送信部103、受信 104、セルラー電源部105及びセルラー無線制 部106は、セルラー通信部150を構成する。ま 、アンテナ107、切替部108、送信部109、受信 110、WLAN電源部111及びWLAN無線制御部112は、WL AN通信部160を構成する。また、セルラーイン フェース113、WLANインタフェース114、メモリ 115、アプリケーション制御ブロック116、WLAN 動要求ブロック117及び撮像制御部118は、ア リケーション通信制御部170を構成する。

 アンテナ101は、セルラー通信方式の信号 受信して切替部102へ出力するとともに、切 部102から入力したセルラー通信方式の送信 号を送信する。

 切替部102は、アンテナ101から入力した受 信号の受信部104への出力と、送信部103から 力した送信信号のアンテナ101への出力とを り替える。

 送信部103は、セルラー無線制御部106から 力した送信信号をベースバンド周波数から 線周波数にアップコンバートして切替部102 出力する。

 受信部104は、切替部102から入力した受信 号を無線周波数からベースバンド周波数に ウンコンバートしてセルラー無線制御部106 出力する。

 セルラー電源部105は、セルラー無線制御 106に電力を供給する。

 セルラー無線制御部106は、セルラー電源 105から電力の供給を受けることにより、セ ラーインタフェース113から入力した送信信 を変調して送信部103へ出力する。また、セ ラー無線制御部106は、受信部104から入力し 受信信号を復調してセルラーインタフェー 113へ出力する。

 アンテナ107は、無線LANのアドホックモー 通信の信号を、無線アドホックネットワー を介して受信して切替部108へ出力するとと に、切替部108から入力した無線LANのアドホ クモード通信の送信信号を、無線アドホッ ネットワークを介して送信する。

 切替部108は、アンテナ107から入力した受 信号の受信部110への出力と、送信部109から 力した送信信号のアンテナ107への出力とを り替える。

 転送手段である送信部109は、WLAN無線制御 部112から入力した送信信号をベースバンド周 波数から無線周波数にアップコンバートして 切替部108へ出力する。

 受信部110は、切替部108から入力した受信 号を無線周波数からベースバンド周波数に ウンコンバートしてWLAN無線制御部112へ出力 する。

 WLAN電源部111は、操作部120から検索開始信 号が入力した場合に、WLAN無線制御部112に電 を供給する。

 検索手段であるWLAN無線制御部112は、WLAN 源部111から電力の供給を受けることにより 動する。また、WLAN無線制御部112は、起動後 、通信相手端末が送信したビーコン信号が 信部110から入力しない場合に、ビーコン信 を生成して、生成したビーコン信号を送信 109へ出力する。この際に、WLAN無線制御部112 は、ビーコンを送信する周期を短くするビー コン周期制御信号がWLANインタフェース114か 入力した場合に、ビーコン周期制御信号に じた周期でビーコンが送信されるタイミン で、生成したビーコンを送信部109へ出力す 。一方、WLAN無線制御部112は、起動後に、通 相手端末が送信したビーコン信号が受信部1 10から入力した場合に、トラフィック発生通 メッセージ(Announcement Traffic Indication Message :以下「ATIM」という)信号を生成して、生成し たATIM信号を送信部109へ出力する。

 また、WLAN無線制御部112は、ATIM信号に対 るACKが受信部110から入力した場合に、WLANイ タフェース114から入力した画像データを変 して送信部109へ出力する。また、WLAN無線制 御部112は、受信部110から入力した受信信号の 各フレームに含まれているBSSIDを参照し、現 の自分に割り当てられているBSSIDと同じBSSID を含むフレームの画像データだけを処理する 。そして、WLAN無線制御部112は、処理した画 データをWLANインタフェース114へ出力する。 こで、BSSID(Basic Service Set ID)とは、アクセ ポイントまたは基地局を識別する識別子で るが、本実施の形態では、通信端末装置を ループ化した際のグループを識別する識別 報としての役割を有する。なお、この場合 WLAN無線制御部112から送信部109へ出力する画 像データは、カメラモジュール119で撮像した 通信相手端末に転送するための画像の画像デ ータであり、受信部110からWLAN無線制御部112 入力する画像データは、通信相手端末が撮 中の画像の画像データをLCD121にモニタ画像 して表示するためのものである。さらに、WL AN無線制御部112は、WLANインタフェース114から 入力した、通信相手端末が撮像する際の撮像 処理を遠隔操作するための制御信号を変調し て送信部109へ出力する。

 セルラーインタフェース113は、セルラー 線制御部106から入力した受信信号をアプリ ーション制御ブロック116へ出力する。また セルラーインタフェース113は、アプリケー ョン制御ブロック116から入力した送信信号 セルラー無線制御部106へ出力する。

 WLANインタフェース114は、WLAN起動要求ブ ック117から起動を要求された場合に、WLAN無 制御部112に対して、起動を要求する。また WLANインタフェース114は、起動の要求後に、 アプリケーション制御ブロック116から入力し た画像データをWLAN無線制御部112へ出力し、 像制御部118から入力した制御信号をWLAN無線 御部112へ出力するとともに、WLAN無線制御部 112から入力した画像データをアプリケーショ ン制御ブロック116へ出力する。また、WLANイ タフェース114は、ビーコンを送信する周期 短くするビーコン周期制御信号がアプリケ ション制御ブロック116から入力した場合に 入力したビーコン周期制御信号をWLAN無線制 部112へ出力する。

 記憶手段であるメモリ115は、特定の通信 手端末の宛先の情報である電話帳情報(識別 情報)を記憶することができる。具体的には メモリ115は、IBSS(Independent Basic Service Set)の BSSIDを電話帳情報として記憶している。また メモリ115は、アプリケーション制御ブロッ 116から入力した、カメラモジュール119で撮 した画像の画像データを記憶する。ここで IBSSとは、送信機が送信元であり、受信機が 相手先である、アクセスポイントを使用しな い無線LANネットワークである。

 起動検出手段であるアプリケーション制 ブロック116は、操作部120からカメラ起動信 が入力した場合に、カメラモジュール119の 動を検出し、WLAN起動要求ブロック117に対し て、所定の周期で無線LANのアドホックモード 通信を起動することを指示する。その際に、 アプリケーション制御ブロック116は、メモリ 115を参照して、メモリ115に電話帳情報が記憶 されている場合には、メモリ115に電話帳情報 が記憶されていない場合に比べて、ビーコン を送信する周期を短くするビーコン周期制御 信号をWLANインタフェース114へ出力する。ま 、アプリケーション制御ブロック116は、起 を要求した後に、カメラモジュール119から 力した画像データをWLANインタフェース114へ 力する。また、アプリケーション制御ブロ ク116は、WLANインタフェース114から入力した 画像データをLCD121へ出力する。また、アプリ ケーション制御ブロック116は、操作部120のキ ー操作に応じた信号が操作部120から入力した 場合に、キー操作に応じた所定のアプリケー ション処理を行う。また、アプリケーション 制御ブロック116は、所定のアプリケーション 処理を行うことにより、セルラーインタフェ ース113との間でセルラー通信方式の信号の入 出力を行う。また、アプリケーション制御ブ ロック116は、後述する操作部120から入力した 指示信号に従って、カメラモジュール119から 入力した画像データをメモリ115に記憶する。

 WLAN起動要求ブロック117は、アプリケーシ ョン制御ブロック116からの指示により、WLAN ンタフェース114に対して、起動を要求する

 撮像制御部118は、操作部120から入力した 通信相手端末が撮像する際の撮像処理を遠 操作するための制御を行う制御信号を生成 、生成した制御信号をWLANインタフェース114 へ出力する。例えば、撮像制御部118は、フォ ーカスを調整するための制御信号、またはカ メラの視野角を調整するための制御信号を生 成する。また、撮像制御部118は、操作部120か ら選択信号が入力した場合には、通信相手端 末が撮像中の画像の画像データをモニタ画像 として送信することを要求する制御信号を生 成する。

 撮像手段であるカメラモジュール119は、 動スイッチを有しており、起動スイッチが されることにより起動する。そして、カメ モジュール119は、起動後に、被写体を撮像 、撮像した被写体の画像の画像データをア リケーション制御ブロック116へ出力する。

 選択手段である操作部120は、操作用キー 有しており、外部から操作用キーが操作さ ることにより、キー操作に応じた信号をア リケーション制御ブロック116へ出力する。 た、操作部120は、キー操作が、通信相手端 が撮像する際の撮像処理を遠隔操作するた の制御である場合には、キー操作に応じた 隔操作のための信号を撮像制御部118へ出力 る。また、操作部120は、キー操作が、通信 手端末が撮像中の画像をモニタ画像として 示することを選択する場合には、モニタ画 を表示することを選択する選択信号を撮像 御部118へ出力する。また、操作部120は、キ 操作が、カメラモジュール119で撮像した画 の画像データを記憶することを指示する場 には、画像データを記憶することを指示す 指示信号をアプリケーション制御ブロック1 16へ出力する。また、操作部120は、カメラ起 スイッチとWLAN通信相手端末の検索開始スイ ッチを有している。そして、操作部120は、カ メラ起動スイッチが押下された際に、カメラ 起動信号をアプリケーション制御ブロック116 へ出力する。また、操作部120は、WLAN通信相 端末の検索開始スイッチが押下された際に 検索開始信号をWLAN電源部111へ出力する。

 表示手段であるLCD121は、アプリケーショ 制御ブロック116から入力した画像データの 像を表示する。この際に、LCD121は、アプリ ーション制御ブロック116から入力した画像 ータが通信相手端末の撮像中の画像の画像 ータである場合には、通信相手端末で撮像 の画像のモニタ画像として表示する。

 次に、撮像した画像の画像データを通信 手端末に転送する場合における通信端末装 100の動作について、図2を用いて説明する。 図2は、通信端末装置100の動作を示すフロー である。

 最初に、通信端末装置100は、ユーザー操 を受け付ける(ステップST201)。

 次に、通信端末装置100のアプリケーショ 制御ブロック116は、カメラモジュール119の メラが起動されたか否かを判定する(ステッ プST202)。

 カメラが起動されていない場合には、通 端末装置100は、再びユーザー操作を受け付 る(ステップST201)。

 一方、カメラが起動された場合には、通 端末装置100のアプリケーション制御ブロッ 116は、無線LAN(WLAN)を起動するか否かを判定 る(ステップST203)。

 無線LANを起動しない場合には、通信端末 置100は、カメラモジュール119のみ起動を継 する(ステップST204)。

 一方、ステップST203において、無線LANを 動する場合には、アプリケーション制御ブ ック116は、メモリ115に電話帳情報が記憶さ ていて電話帳情報を検索する必要があるか かを判定する(ステップST205)。

 電話帳情報を検索する必要がある場合に 、アプリケーション制御ブロック116は、ビ コン送信周期を短い周期に変更することを 定する(ステップST206)。

 一方、電話帳情報を検索する必要がない 合には、アプリケーション制御ブロック116 、ビーコン送信周期を通常の周期、即ち、 テップST206で設定したビーコン周期よりも いビーコン周期を設定する(ステップST207)。

 次に、通信端末装置100のWLAN無線制御部112 は、無線LAN接続機器との接続があるか否かを 判定する(ステップST208)。具体的には、WLAN無 制御部112は、設定したビーコン周期でビー ンを送信し、ビーコンの送信後にATIM信号を 送信する。そして、WLAN無線制御部112は、通 相手端末より、ATIM信号に対するACKを受け取 た場合に、無線LAN接続機器との接続がある のと判定する。または、WLAN無線制御部112は 、通信相手端末が送信したビーコン及びATIM 号を受け取った場合に、無線LAN接続機器と 接続があるものと判定する。

 図3は、アドホックモード通信を行う状況 を説明する図であり、図4は、アドホックモ ド通信する場合のタイミングチャート図で る。なお、図3及び図4において、通信端末装 置100は、図1と同一構成を有する。

 図3より、通信端末装置100は、通信相手端 末Bとアドホックモード通信を行い、通信相 端末Aとアドホックモード通信を行わないも とする。

 この場合、図4より、通信端末装置100は、 ビーコン#401を送信する。そして、通信端末 置100は、ビーコン#401の送信を契機として、 けて、通信相手端末Bに対して、ユニキャス トでATIM信号#402を送信する。ATIM信号#402を受 した通信相手端末Aは、通信端末装置100との ドホックモード通信には参加しない端末で るので応答信号は送信しない。一方、ATIM信 号#402を受信した通信相手端末Bは、通信端末 置100とのアドホックモード通信に参加する 末であり、受信したATIM信号#402は自分宛で るので、ATIM信号#402に対する応答としてACK#40 3を送信する。通信端末装置100がACK#403を受信 ることにより、通信端末装置100は、無線LAN 続機器との接続があると判定することがで る。なお、通信端末装置100がACK#403を受信で きない場合または通信相手端末BがACK#403を送 しない場合には、通信端末装置100は、無線L AN接続機器との接続がないと判定することが きる。

 図4において、通信端末装置100及び通信相 手端末A、Bは、前のビーコン間隔のちょうど 後の時刻にあたるターゲットビーコン送信 刻TBTTからバックオフと呼ばれるランダムな 待機時間だけ待機した後、ビーコン信号の発 信を試みる。通信端末装置100及び通信相手端 末A、Bが自身の送信時刻よりも前にビーコン 号を受け取ると、保留中のビーコン信号の 信はキャンセルされる。これにより、アド ックモード通信では、通信端末装置100及び 信相手端末A、Bの内の何れか1つの端末のみ ビーコン信号を送信する。

 また、ビーコンフレームは、通信端末装 100及び通信相手端末A、Bの各々により処理 れる必要があるため、TBTTの前には、通信端 装置100及び通信相手端末A、Bの全ての端末 立ち上がって、起動状態になる。また、ビ コンフレームには、タイムスタンプ、ビー ン間隔、ケーパビリティ情報、サービスセ トID、サポートレートなどの必須フィールド と、FHパラメータセット、DSパラメータセッ 、CFパラメータセット、IBSSパラメータセッ 、TIMなどのオプションフィールドとが含ま る。オプション情報は、使用する必要があ 場合のみ存在する。

 図2に戻って、ステップST208において、無 LAN接続機器との接続があると判定した場合 は、通信端末装置100は、無線LANのアドホッ モード通信を開始する(ステップST209)。

 次に、通信端末装置100は、無線LANのアド ックモード通信を開始した通信相手端末と ネゴシエーションを実行し、ネゴシエーシ ン接続できたか否かを判定する(ステップST2 10)。

 ネゴシエーション接続できた場合には、 信端末装置100と通信相手端末とは、無線LAN 続機器とのアドホックモード通信による接 状態になる(ステップST211)。

 次に、カメラモジュール119は、被写体を 像する(ステップST212)。

 次に、通信端末装置100のアプリケーショ 制御ブロック116は、カメラモジュール119で 像した画像の画像データをメモリ115に記憶 るか否か判定する(ステップST213)。

 メモリ115に記憶しない場合には、カメラ 示へ戻る(ステップST214)。

 一方、ステップST213において、メモリ115 記憶する場合には、アプリケーション制御 ロック116は、メモリ115に画像データを保存 る(ステップST215)。

 次に、通信端末装置100のWLAN無線制御部112 は、ステップST211で接続状態にした通信相手 末に対して、無線LANのアドホックモード通 を用いて画像データの転送を開始する(ステ ップST216)。具体的には、図4に示すように、WL AN無線制御部112は、画像データ#403を転送し、 画像データ#403を受信した通信相手端末Bは、 信した画像データに対する応答であるACK(図 示省略)を送信する。

 一方、ステップST204でカメラモジュール11 9のみを起動する場合、ステップST208で無線LAN 接続機器との接続がないと判定した場合、ス テップST210でネゴシエーション接続できなか た場合、またはステップST214でカメラ表示 戻った場合に、通信端末装置100は、画像デ タの転送は行わない。

 次に、通信相手端末で撮像した画像をモ タ画像として表示する場合における通信端 装置100の動作について、図5を用いて説明す る。図5は、通信端末装置100の動作を示すフ ー図である。

 最初に、通信端末装置100は、ユーザー操 を受け付ける(ステップST501)。

 次に、通信端末装置100のカメラモジュー 119は、カメラが起動されたか否かを判定す (ステップST502)。

 カメラが起動されていない場合には、通 端末装置100は、再びユーザー操作を受け付 る(ステップST501)。

 一方、カメラが起動された場合には、通 端末装置100のアプリケーション制御ブロッ 116は、無線LAN(WLAN)を起動するか否かを判定 る(ステップST503)。

 無線LANを起動しない場合には、通信端末 置100は、カメラモジュール119のみ起動を継 する(ステップST504)。

 一方、ステップST504において、無線LANを 動する場合には、アプリケーション制御ブ ック116は、通信相手端末で撮像中の画像を ニタ画像として表示することを選択する信 が操作部120から入力したか否か、即ちカメ を共有するか否かを判定する(ステップST505)

 カメラを共有する場合には、アプリケー ョン制御ブロック116は、メモリ115に記憶さ ている電話帳情報を検索する(ステップST506) 。

 次に、アプリケーション制御ブロック116 、ビーコン送信周期を短い周期に変更する とを決定する(ステップST507)。

 次に、通信端末装置100のWLAN無線制御部112 は、無線LAN接続機器との接続があるか否かを 判定する(ステップST508)。具体的には、WLAN無 制御部112は、設定したビーコン周期でビー ンを送信し、ビーコンの送信後にATIM信号を 送信する。そして、WLAN無線制御部112は、通 相手端末より、ATIM信号に対するACKを受け取 た場合に、無線LAN接続機器との接続がある のと判定する。または、WLAN無線制御部112は 、通信相手端末が送信したビーコン及びATIM 号を受け取った場合に、無線LAN接続機器と 接続があるものと判定する。なお、判定の 法は、図3及び図4と同一であるのでその詳し い説明は省略する。

 ステップST508において、無線LAN接続機器 の接続があると判定した場合には、通信端 装置100は、無線LANのアドホックモード通信 開始する(ステップST509)。

 次に、通信端末装置100は、無線LANのアド ックモード通信を開始した通信相手端末と ネゴシエーションを実行し、ネゴシエーシ ン接続できたか否かを判定する(ステップST5 10)。

 ネゴシエーション接続できた場合には、 信端末装置100と通信相手端末とは、無線LAN 続機器とのアドホックモード通信による接 状態になる(ステップST511)。

 次に、通信端末装置100の撮像制御部118は 通信相手端末で撮像中の画像データの転送 要求する制御信号を生成する。そして、通 端末装置100は、通信相手端末で撮像中の画 データの転送を要求する制御信号を送信す 。

 図6は、アドホックモード通信する場合の タイミングチャート図である。なお、図6に いて、図4と同一の信号には同一の符号を付 て、その説明は省略する。

 図6より、通信端末装置100は、通信相手端 末で撮像中の画像データの転送を要求する制 御信号#601を送信し、制御信号#601を受信した 信相手端末Bは、制御信号#601の受信に対す 応答であるACK#602を送信する。

 次に、通信端末装置100は、図6に示すよう に、通信相手端末から送信された画像データ #603を受信する(ステップST512)。

 次に、通信端末装置100のLCD121は、ステッ ST512で受信した画像データをモニタ画像と て表示する(ステップST513)。

 一方、ステップST504でカメラモジュール11 9のみを起動する場合、ステップST505でカメラ を共有しない場合、ステップST508で無線LAN接 機器との接続がないと判定した場合、また ステップST510でネゴシエーション接続でき かった場合に、通信端末装置100は、モニタ 像は表示しない。

 因みに、図4及び図6に示すように、無線LA Nのアドホックモード通信では、ビーコン信 は、標識信号であり、全ての無線端末に対 て送信される。ビーコンはアドホックモー 通信において予め設定された間隔で通信端 装置100及び通信相手端末A、Bのいずれかから 送信可能である。

 このビーコンに続いて、通信端末装置100 び通信相手端末A、Bでは、ATIMウィンドウと ばれる時間ウィンドウが開始される。このA TIMウィンドウは、ノード(ここでは、通信端 装置100及び通信相手端末A、B)がアクティブ 状態を保たなければならない時間である。

 アドホックモード通信では、通信端末装 100及び通信相手端末A、Bが、ATIMウィンドウ にATIM信号を送信することによって、ATIMウ ンドウの間は、通信相手端末Aは、電源をOFF することができず、電源をONにしてからIBSS 成時に決めた時間の経過後に終了する。

 また、無線端末Aは、ATIM信号を送信また 受信していないため、ATIMウィンドウの終了 、スリープ状態(省電力モード)に入ること できる。また、無線端末Aは、ビーコン送信 期内で、ビーコン信号を送信または受信す ために起動する。

 また、ビーコンを送信する通信端末装置1 00は、通信相手端末A、B以外の他の通信端末 置が、すでに構築されているネットワーク 参加を希望する際に、ネットワークに参加 希望する他の通信端末装置に対して、ネッ ワークへの参加の機会を与えるために、次 ビーコンを送信するまでスリープ状態に入 ない。

 一方、通信端末装置100及び通信相手端末B は、ATIMウィンドウ中にATIM信号の送受信を行 ているため、スリープ状態に入ることはで ない。

 また、ビーコンを発信した通信端末装置1 00は、アドホックモード通信に対する外部の 線端末の新規参入を受け付けるため、スリ プ状態に入ることができない。

 そして、次のビーコンが送信された際のA TIMウィンドウでは、通信端末装置100及び通信 相手端末A、BはATIM信号を送受信しなかったた め、ビーコンを送信した通信端末装置100以外 の通信相手端末A、Bは、ATIMウィンドウの終了 後スリープ状態に入っている。

 また、通信端末装置及びその他の機器が ロードキャストまたはマルチキャストされ データをチェックできるように、すべての レームにはBSSIDが格納されている。これに り、同じBSSIDに属する通信端末装置及びその 他の機器だけが、ブロードキャストまたはマ ルチキャストされたデータを受け取ることが できる。また、IBSSでは、3つのアドレスフィ ルドが使用される。最初のアドレスフィー ドには受信機のアドレスが格納されており IBSSの場合には通信相手先のアドレスと同一 である。また、2番目のアドレスフィールド は送信元のアドレスが格納されている。ま 、3番目のアドレスフィールドにはBSSIDが格 されている。また、IBSSは、1つのパラメータ 及びATIMウィンドウだけを有する。このフィ ルドはIBSSでのビーコンフレームのみで使用 れる。

 このように、本実施の形態によれば、無 LANのアドホックモード通信を用いて画像デ タを転送することにより、撮影した画像の 像データの転送を容易に行うことができる ともに、画像データの転送を迅速に行うこ ができる。また、本実施の形態によれば、 合写真等を配布する際に、容易に配布する とができる。また、本実施の形態によれば モニタ画像を見ながら通信相手端末を遠隔 作できるので、撮影を繰り返す手間を省く とができる。また、本実施の形態によれば 電話帳情報を記憶している場合には、ビー ン周期を短くするので、画像データの転送 したい相手に対して、迅速に画像データの 送をすることができる。

 本発明にかかる通信端末装置及び画像デ タ転送方法は、特に無線LANのアドホックモ ド通信を用いて画像データを転送するのに 適である。