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Patent Searching and Data


Title:
COMPOUND
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2020/175392
Kind Code:
A1
Abstract:
A compound which has a molecular weight of 3,000 or less, while having a partial structure that is represented by formula (X). (In formula (X), ring W1 represents a ring structure that does not have aromaticity, while having at least one double bond as a constituent of the ring; and R3 represents a heterocyclic ring group, a halogen atom, a nitro group, a cyano group, a hydroxy group, a thiol group, a carboxy group, -SF5, -SF3, -SO3H, -SO2H, an optionally substituted aliphatic hydrocarbon group having 1-25 carbon atoms or an optionally substituted aromatic hydrocarbon group having 6-18 carbon atoms.)

Inventors:
ASATSU YUJI (JP)
OZAWA SHOICHI (JP)
KOBASHI AI (JP)
Application Number:
PCT/JP2020/007178
Publication Date:
September 03, 2020
Filing Date:
February 21, 2020
Export Citation:
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Assignee:
SUMITOMO CHEMICAL CO (JP)
International Classes:
C07C255/46; C07C253/30; C07D205/04; C07D211/46; C07D215/12; C07D295/155; C07F7/18; C09K3/00; G02B1/04
Other References:
DATABASE REGISTRY 16 November 1984 (1984-11-16), retrieved from STN Database accession no. RN 60138-83-2
DATABASE REGISTRY 16 November 1984 (1984-11-16), retrieved from STN Database accession no. RN 67244-19-3
DATABASE REGISTRY 30 December 1984 (1984-12-30), retrieved from STN Database accession no. RN 93897-28-0
DATABASE REGISTRY 20 September 2006 (2006-09-20), retrieved from STN Database accession no. RN 907968-46-1
DATABASE RN 1803439-05-5 8 September 2015 (2015-09-08), retrieved from STN Database accession no. REGISTRY
DATABASE REGISTRY 15 February 2018 (2018-02-15), retrieved from STN Database accession no. RN 2173589-75-6
DATABASE REGISTRY 15 February 2018 (2018-02-15), retrieved from STN Database accession no. RN 2173589-79-0
NOGUCHI, MICHIHIKO ET AL.: "Stereoselective Azepine-Ring Formation Through Ene Reactions of 3- (Alk-2-enyl)amino-2-cyanoacrolein Derivatives", EUROPEAN JOURNAL OF ORGANIC CHEMISTRY, vol. 2000, no. 8, 2000, pages 1489 - 1496, XP002593334, ISSN: 1434-193X
CHIKHALIKAR SANDIP, BHAWE VIJAY, GHOTEKAR BHAUSAHEB, JACHAK MADHUKAR, GHAGARE MARUTI: "Synthesis of Pyridin- 2(lH)-one Derivatives via Enamine Cyclization", JOURNAL OF ORGANIC CHEMISTRY, vol. 76, no. 10, 2011, pages 3829 - 3836, XP055735122, ISSN: 0022-3263
KAMITANAKA, TOHRU: "New Utilization of Hypervalent Sulfur: development of new electrophilic reactant", FARUMASHIA, vol. 52, no. 4, 2016, pages 342, ISSN: 0014-6801
Attorney, Agent or Firm:
NAKAYAMA, Tohru et al. (JP)
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Claims:
\¥02020/175392 180 卩(:17 2020 /007178

請求の範囲

[請求項 1] 分子量が 3000以下であり、 かつ式 (X) で表される部分構造を 有する化合物。

[式 (X) 環の構成要素として少なくとも 1つの二重 結合を有し、 かつ芳香族性を有さない環構造を表す。

は、 複素環基、 ハロゲン原子、 ニトロ基、 シアノ基、 ヒドロキ シ基、 チオール基、 カルボキシ基、 一 3 5、 一 3 3、 一 3〇31~1、 -30^, 置換基を有していてもよい炭素数 1〜 25の脂肪族炭化 水素基又は置換基を有していてもよい炭素数 6〜 1 8の芳香族炭化水 素基を表し、 該脂肪族炭化水素基又は芳香族炭化水素基に含まれる一

_〇〇_〇_、 _〇_〇〇_、 一〇一〇〇一〇一、 一〇〇 [¾2八一 、 一〇 _〇〇_ [¾3 _、 〇一、 〇一〇

、 _3_〇〇_ [¾8八_、 _ [¾9八_〇〇_3—、 -03-, _〇 -03-, -03-0-, _ 1〇 〇3 _ 1 1 〇3_

3—、 - 3 - 03 - % - 03 - 3 - % - 3 03 3 % —3〇—又 は一 3〇 2—に置換されていてもよい。 それぞれ独立して、 水素原子又は炭素数 1〜 6のア ルキル基を表す。 ]

[請求項 2] 分子量が 3000以下であり、 かつ式 (X) で表される部分構造を 有する化合物が、 式 (丨) で表される化合物〜式 (V I I I) で表さ \¥02020/175392 181 卩(:17 2020 /007178 れる化合物のいずれかである請求項 1 に記載の化合物。

[式 ( I) 〜式 (V I I I) 中、 \¥02020/175392 182 卩(:170? 2020 /007178

の構成要素とし 2つ有する環を 表す。

それぞれ独立して、 構成要素として窒素 原子を少なくとも 1つ有する環を表す。

1111011 1、 、 2、 2、 [¾52、 [¾62、 [¾72、 [¾82、 [¾92、 [¾102及び[¾1 12は、 それぞれ 独立して、 水素原子、 複素環基、 ハロゲン原子、 ニトロ基、 シアノ基 、 ヒドロキシ基、 チオール基、 カルボキシ基、 一 3 5、 一 3 3

— 3〇31~1、 一 3〇21~1、 置換基を有していてもよい炭素数 1〜 25 の脂肪族炭化水素基又は置換基を有していてもよい炭素数 6〜 1 8の 芳香族炭化水素基を表し、 該脂肪族炭化水素基又は芳香族炭化水素基 に含まれる一〇1~12 -又は一〇!!=は、 一 [¾12八一、 一 3〇2 -、 一 〇〇_、 _〇_、 _〇〇〇_、 _〇〇〇_、 _〇〇 [¾13八_、 ^ -〇〇-、 一3 -、 -30-, -〇 2 -又は一〇 1~1 ーに置 換されていてもよい。

3、 33333333、 〇3及び は、 それぞれ独立して、 複素環基、 ハロゲン原子、 二卜 口基、 シアノ基、 ヒドロキシ基、 チオール基、 カルボキシ基、 一 5、 _ 3 3、 _3〇31~1、 _3〇21~1、 置換基を有していてもよい炭 素数 1〜 25の脂肪族炭化水素基又は置換基を有していてもよい炭素 数 6〜 1 8の芳香族炭化水素基を表し、 該脂肪族炭化水素基又は芳香 族炭化水素基に含まれる一◦ !~12—又は一 01~1 =は、 一〇一、 一3—

、 _〇〇一、 _〇〇_〇_、 _〇_〇〇_、 -0-0 〇_〇一、 _〇〇 [¾2八_、 _〇_〇〇_ [¾3八_、 \¥02020/175392 183 卩(:170? 2020 /007178

__ 1^5/'1 _〇〇 ___ 1^6/'1 _〇〇 _ 1^7/'1 __〇〇 _ 3 _ , _ 3 _〇〇 _ 3 _、 _ 3 _〇〇 _ 1^8* _、 _ 1^9/'1 _〇 〇_3—、 -03-, 一〇 _〇3—、 -03-0-, _ [¾10八_〇 3 -、 一 1 〇3-3 -、 -3-03-, -03-3-, - 3

03— 3— % — 3〇一又は一 3〇 2—に置換されていてもよい。

八、 八、 八、 八、 八、 八、 八、 八、 八、

〇八、 [^ 八、 [¾13八及び[^^は、 それぞれ独立して、 水素 原子又は炭素数 1〜 6のアルキル基を表す。

^4、 4、 R 24 ^4、 4、 4、 4、 ^4、 4、 4

、 [¾104、 [¾1 14、 [¾55、 [¾25、 [¾35、 [¾75及び[¾85は、 それ それ独立して、 電子求引性基を表す。

して環を形成してもよい。

は互いに結合して環を形成してもよい。

は互いに結合して環を形成してもよい。

は互いに結合して環を形成してもよい。

は互いに結合して環を形成してもよい。 は互いに結合して環を形成してもよい。

は互いに結合して環を形成してもよい。 い。

して環を形成してもよい。 \¥0 2020/175392 184 卩(:170? 2020 /007178

それぞれ独立して、 2価の連結基を表す。

単結合又は 2価の連結基を表す。

9及び[^〇は、 それぞれ独立して、 3価の連結基を表す。

4価の連結基を表す。 ]

[請求項 3] 及び から選ばれる少なくとも一方が、 ニトロ基、 シアノ基

、 ハロゲン原子、 _〇〇 3、 一 3〇 3、 _ 3 5、 _ 3 3、 フル オロアルキル基、 フルオロアリール基、 一〇〇一〇一 [¾ 2 2 2、 —3 0 2— [^ 2 2 2又は—〇〇— [^ 2 2 2 ([^ 2 2 2は、 水素原子、 置換基を有して いてもよい炭素数 1〜 2 5のアルキル基又は置換基を有していてもよ い炭素数 6〜 1 8の芳香族炭化水素基を表す。 ) である請求項 2に記 載の化合物。

[請求項 4] 及び から選ばれる少なくとも一方が、 ニトロ基、 シアノ基

、 フッ素原子、 塩素原子、 _〇〇 3、 一 3〇 3、 フルオロアルキ ル基、 _◦〇_〇_ [¾ 2 2 2又は一 3〇2 _ [¾ 2 2 2 ([¾ 2 2 2は、 水素原子 、 置換基を有していてもよい炭素数 1〜 2 5のアルキル基又は置換基 を有していてもよい炭素数 6〜 1 8の芳香族炭化水素基を表す。 ) で ある請求項 2又は 3に記載の化合物。

[請求項 5] 及び から選ばれる少なくとも一方が、 シアノ基、 _〇〇一 ([^ 2 2 2は、 水素原子、 置換基を有し ていてもよい炭素数 1〜 2 5のアルキル基又は置換基を有していても よい炭素数 6〜 1 8の芳香族炭化水素基を表す。 ) である請求項 2〜 4のいずれかに記載の化合物。 \¥02020/175392 185 卩(:170? 2020 /007178

[請求項 6] 及び から選ばれる少なくとも一方が、 シアノ基である請求 項 2〜 5のいずれかに記載の化合物。

[請求項 7]

シアノ基、 _〇〇_〇_ [¾ 222又は一 3〇2_ [¾ 222 ([¾22 2は、 水素原子、 置換基を有していてもよい炭素数 1〜 25のアルキ ル基又は置換基を有していてもよい炭素数 6〜 1 8の芳香族炭化水素 基を表す。 ) である請求項 2〜 6のいずれかに記載の化合物。

[請求項 8] ともにシアノ基である請求項 2〜 7のいずれかに記 載の化合物。

[請求項 9] 及び が、 それぞれ独立して、 置換基を有していてもよい炭 素数 1〜 25の脂肪族炭化水素基である請求項 2〜 8のいずれかに記 載の化合物。

[請求項 10] 1及び 2が、 互いに連結して環を形成する請求項 2〜 8のいず れかに記載の化合物。

[請求項 11] 1及び 2が互いに連結して形成する環が、 脂肪族環である請求 項 1 〇に記載の化合物。

[請求項 12] 環 2、 環 3、 環 4、 環 5、 環 6、 環 7、 環 8、 環 \/\/9、 環 が、 それぞれ独立して、 芳香族性を有さな い環である請求項 2〜 1 1のいずれかに記載の化合物。

[請求項 13] 環 \/\/2、 環 \/\/3、 環 \/\/6、 環 \^/7、 環 \/\/8、 環 \/\/9、 環 それぞれ独立して、 5〜 7員環構造で ある請求項 2〜 1 2のいずれかに記載の化合物。

[請求項 14] 環 \/\/2、 環 \/\/3、 環 \/\/6、 環 \^/7、 環 \/\/8、 環 \/\/9、 環 それぞれ独立して、 6員環構造である 請求項 1 3に記載の化合物。

[請求項 15] がニトロ基、 シアノ基、 ハロゲン原子、 _〇〇 3、 一 3〇 3 、 一 3 5、 一 3 3、 フルオロアルキル基、 フルオロアリール基、 それぞれ独立して、 ハロゲン原子を有していてもよい炭素数 1〜 24 のアルキル基を表す。 ) である請求項 1〜 1 4のいずれかに記載の化 合物。

[請求項 16] R 3がシアノ基、 フッ素原子、 塩素原子、 一〇C F3、 一 SC F3、 フルオロアルキル基、 _C〇_〇_ R 1 1 1 A又は一 S〇2_ R 1 12A ( R1 1 1 A及び R1 12Aは、 それぞれ独立して、 ハロゲン原子を有してい てもよい炭素数 1〜 24のアルキル基を表す。 ) である請求項 1〜 1 5のいずれかに記載の化合物。

[請求項 17] R3がシアノ基である請求項 1〜 1 6のいずれかに記載の化合物。 [請求項 18] 環 Wiが 5〜 7員環である請求項 1〜 1 7のいずれかに記載の化合 物。

[請求項 19] 環 W1が 6員環である請求項 1 8に記載の化合物。

[請求項 20] ス maxにおけるグラム吸光係数 sが 0. 5以上である請求項 1〜 1

9のいずれかに記載の化合物。

Umaxは、 分子量が 3000以下であり、 かつ式 (X) で表される 部分構造を有する化合物における極大吸収波長 [n m] を表す。 )

[請求項 21] 式 (B) を満たす請求項 1〜 20のいずれかに記載の化合物。

£ ( A max) / £ ( Amax+ 3 Onm) ³ 5 ( B)

[£ (ス max) は、 分子量が 3000以下であり、 かつ式 (X) で表 される部分構造を有する化合物における極大吸収波長 [n m] におけ るグラム吸光係数を表す。

£ (ス max+30 n m) は、 分子量が 3000以下であり、 かつ式 (X) で表される部分構造を有する化合物の (極大吸収波長 +3 O n m) の波長 [n m] におけるグラム吸光係数を表す。 ]

[請求項 22] 請求項 1〜 2 1のいずれかに記載の化合物を含む組成物。

[請求項 23] 請求項 22に記載の組成物から形成される成形物。

[請求項 24] 請求項 1〜 2 1のいずれかに記載の化合物を含む眼鏡レンズ用組成 物。 \¥02020/175392 187 卩(:170? 2020 /007178

[請求項 25] 請求項 24に記載の眼鏡レンズ用組成物から形成される眼鏡レンズ

[請求項 26] 式 ( I - 1 ) で表される化合物と、 式 ( I - 2) で表される化合物 とを反応させる工程を含む式 (丨 ) で表される化合物の製造方法。

1つの二重結合を有し、 かつ芳香族性を有さない環構造を表す。

及び は、 それぞれ独立して、 水素原子、 複素環基、 ハロゲ ン原子、 ニトロ基、 シアノ基、 ヒ ドロキシ基、 チオール基、 カルボキ シ基、 _3 5、 _3 3、 _S〇3H、 -30^, 置換基を有して いてもよい炭素数 1〜 25の脂肪族炭化水素基又は置換基を有してい てもよい炭素数 6〜 1 8の芳香族炭化水素基を表し、 該脂肪族炭化水 素基又は芳香族炭化水素基に含まれる _ 01~12—又は一〇 1~1 =は、 一 _3〇2—、 _〇〇一、 一〇一、 _〇〇〇_、 -000 -、 一〇〇 [¾ 13 一、 一 [¾ 14 一〇〇一、 一3 -、 一3〇一、 一 〇 2—又は一〇 1~1 ーに置換されていてもよい。

して環を形成してもよい。

、 、 ゲン原子、 ニトロ基、 シアノ基、 ヒドロキ シ基、 チオール基、 カルボキシ基、 一 3 5、 一 3 3、 一 3〇31~1、 -30^, 置換基を有していてもよい炭素数 1〜 25の脂肪族炭化 水素基又は置換基を有していてもよい炭素数 6〜 1 8の芳香族炭化水 素基を表し、 該脂肪族炭化水素基又は芳香族炭化水素基に含まれる一 〇 ^^-又は一〇㈠二は、 ___3_、 — 00— s

_〇〇_〇_、 _〇_〇〇_、 一〇一〇〇一〇一、 一〇〇 [¾2八一 \¥02020/175392 188 卩(:17 2020 /007178

__ 00 _ 1^3__ 1^4_ 00 __ 1^5_ 00 _

、 _ 3— 00— 1^8 _、 _ 1^9八 _ 00— 3—、 一 03—、 一〇 -03-, -03-0-, _ 1〇 〇3_、 _ 1 1 〇3_

3—、 3 03 % 03 3 % 3 03 3 % —3〇—又 は一 3〇 2—に置換されていてもよい。

2及び 3は互いに結合して環を形成してもよい。

1八、 2八、 3八、 4八、 5八、 6八、 7八、 8八、 9八、 1 〇八、 八、 12八、 ^八及び 八は、 それぞれ独立して、 水素 原子又は炭素数 1 〜 6のアルキル基を表す。 ]

[式 ( I _ 2) 中、 及び は、 それぞれ独立して、 電子求引性 基を表す。 [¾4及び 5は互いに結合して環を形成してもよい。 ]

[式 ( 丨 ) 中、 環 \^/1、 、 、 [¾3、 及び[¾5は、 前記と同じ 意味を表す。 ]

[請求項 27] 式 ( 丨 _3) で表される化合物と、 式 ( I _4) で表される化合物 とを反応させて式 ( 丨 _ 1 ) で表される化合物を得る工程をさらに含 む請求項 26に記載の製造方法。

\¥02020/175392 189 卩(:170? 2020 /007178

[式 (丨 _3) 中、 環 \^/1、 は前記と同じ意味を表す。 ] 一日 (1-4)

[式 (丨 _4) 中、 は前記と同じ意味を表す。 巳】は脱離基を表 す。 ]

[請求項 28] 式 (丨 _5) で表される化合物と、 式 (丨 _6) で表される化合物 とを反応させて式 (丨 _3) で表される化合物を得る工程をさらに含 む請求項 27に記載の製造方法。

[式 ( I _5) 前記と同じ意味を表す。 ]

(卜 6)

[式 (丨 _6) 中、 じ意味を表す。 ]

[請求項 29] 式 (丨 _7) で表される化合物と、 式 (丨 _6) で表される化合物 とを反応させる工程を含む式 (丨) で表される化合物の製造方法。

1つの二重結合を有し、 かつ芳香族性を有さない環構造を表す。

は、 複素環基、 ハロゲン原子、 ニトロ基、 シアノ基、 ヒドロキ シ基、 チオール基、 カルボキシ基、 一 3 5、 一 3 3、 一 3〇31~1、 -30^, 置換基を有していてもよい炭素数 1〜 25の脂肪族炭化 水素基又は置換基を有していてもよい炭素数 6〜 1 8の芳香族炭化水 \¥02020/175392 190 卩(:17 2020 /007178

素基を表し、 該脂肪族炭化水素基又は芳香族炭化水素基に含まれる一

、 _ 3— 00— 1^8 _、 _ 1^9八 _ 00— 3—、 一 03—、 一〇

-03-, -03-0-, _ 1〇 〇3_、 _ 1 1 〇3_

3—、 3 03— — 03 3— — 3 03 3 —3〇—又 は一 3〇 2—に置換されていてもよい。

1八、 2八、 3八、 4八、 5八、 6八、 7八、 8八、 9八、 1 それぞれ独立して、 水素原子又は炭素数 1〜 6のア ルキル基を表す。

4及び 5は、 それぞれ独立して、 電子求引性基を表す。

4及び 5は互いに結合して環を形成してもよい。 ]

(卜 6)

[式 ( I - 6) 中、

及び[¾2は、 それぞれ独立して、 水素原子、 複素環基、 ハロゲ ン原子、 ニトロ基、 シアノ基、 ヒドロキシ基、 チオール基、 カルボキ シ基、 _3 5、 _3 3、 _S〇3H、 -30^, 置換基を有して いてもよい炭素数 1〜 25の脂肪族炭化水素基又は置換基を有してい てもよい炭素数 6〜 1 8の芳香族炭化水素基を表し、 該脂肪族炭化水 素基又は芳香族炭化水素基に含まれる _ 01~12—又は一〇 1~1 =は、 一 _3〇2—、 _〇〇一、 一〇一、 _〇〇〇_、 -000 -、 一〇〇 [¾13 一、 一1\114 一〇〇一、 一3 -、 -30-, - 3

2—、 _2—又は一〇1~1 ーに置換されていてもよい。

して環を形成してもよい。 \¥02020/175392 191 卩(:170? 2020 /007178 [¾13 及び[¾ 14 は、 それぞれ独立して、 水素原子又は炭 素数 1〜 6のアルキル基を表す。 ]

[式 (丨) 中、 環 \^、 、 、 [¾3、 前記と同じ 意味を表す。 は互いに結合して環を形成してもよい。 ]

[請求項 30] 式 (丨 _8) で表される化合物と式 (丨 _4) で表される化合物と を反応させて式 (丨 _7) で表される化合物を得る工程をさらに含む 請求項 29に記載の製造方法。

(卜8)

[式 (丨 _8) 中、 環 \^/1、 は前記と同じ意味を表す。 ]

[式 (丨 _4) 中、 は前記と同じ意味を表す。 巳】は脱離基を表 す。 ]

[請求項 31] 式 (丨 _5) で表される化合物と式 (丨 _2) で表される化合物と を反応させて式 (丨 _8) で表される化合物を得る工程をさらに含む 請求項 30に記載の製造方法。

[式 ( | - 5) 中、 環 は前記と同じ意味を表す。 ] \¥0 2020/175392 192 卩(:17 2020 /007178

[式 (丨 _ 2) 中、 は前記と同じ意味を表す。 ]

[請求項 32] 式 ( I _ 5 _ 1) で表される化合物と、 式 ( I _ 6) で表される化 合物とを反応させて式 (丨 _ 1) で表される化合物を得る工程をさら に含む請求項 2 6に記載の製造方法。

[請求項 33] 式 ( I _ 5 _ 1) で表される化合物と式 (丨 _ 2) で表される化合 物とを反応させて式 (丨 - 7) で表される化合物を得る工程をさらに 含む請求項 2 9に記載の製造方法。

\¥02020/175392 193 卩(:17 2020 /007178

[請求項 34] 式 (丨 _5) で表される化合物と、 式 (丨 _4) で表される化合物 とを反応させて式 (丨 _ 5 _ 1) で表される化合物を得る工程をさら に含む請求項 32又は 33に記載の製造方法。

[式 ( I _5) 前記と同じ意味を表す。 ]

一已·! (1-4)

[式 (丨 _4) 中、 は前記と同じ意味を表す。 巳】は脱離基を表 す。 ]

Description:
\¥0 2020/175392 1 卩(:17 2020 /007178 明 細 書

発明の名称 : 化合物

技術分野

[0001 ] 本発明は、 化合物に関する。

背景技術

[0002] 従来から、 人体や樹脂材料を紫外線による劣化から守る ため、 様々な用途 製品で紫外線吸収剤が使用されている。 紫外線吸収剤は、 大別して無機系 紫外線吸収剤と有機系吸収剤に分けられる。 無機系紫外線吸収剤は耐光性や 耐熱性等の耐久性が良好である反面、 吸収波長の制御や有機材料との相溶性 に劣る傾向にある。 _方、 有機系紫外線吸収剤は、 無機系紫外線吸収剤より も耐久性の点では劣るが、 有機系紫外線吸収剤における分子の構造の自 由度 から、 吸収波長や有機材料との相溶性等のコントロ ールが可能で、 日焼け止 めや塗料、 光学材料や建材、 自動車材等、 幅広い分野で使用される。

[0003] 有機系紫外線吸収剤としては、 一般的に、 トリアゾール骨格、 ベンゾフエ ノン骨格、 トリアジン骨格、 シアノアクリレート骨格を有する化合物が挙 げ られる。 しかしながら、 前記骨格を有する有機系紫外線吸収剤の多く が極大 吸収波長 (ス〇^乂) を波長 3 6 0 1^〇!以下に持つため波長 3 8 0〜 4 0 0 11 111 の紫外〜近紫外線領域を効率よく吸収できず 、 この領域の光を十分に吸収す るためには使用量を非常に多くする必要があ った。 また、 前記骨格を有する 化合物の多くがブロードな吸収スぺクトルを 有し、 波長 3 8 0〜 4 0 0 の光を十分に吸収するようにすると、 波長 3 8 0〜 4 0 0 の波長領域だ けではなく 4 2 0 n 以上の光にも吸収が生じてしまい、 紫外線吸収剤を含 む組成物が着色してしまうという課題があっ た。

[0004] 上記課題を解決するための手段として、 例えば特許文献 1 には、 有機系紫 外線吸収剤として下記式で表されるようなメ ロシアニン骨格を有する化合物 が提案されている。 特許文献 1 には、 下記式で表されるメロシアニン骨格を 有する化合物を含む膜は波長 3 9 0 n 付近における光線透過率が低いこと \¥0 2020/175392 卩(:17 2020 /007178

が記載されている。

先行技術文献

特許文献

[0005] 特許文献 1 :特開 2 0 1 0 _ 1 1 1 8 2 3号公報

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0006] しかしながら、 メロシアニン骨格を有する化合物は耐久性 (特に耐候性) が低く、 厳しい耐候性が要求される用途には適用が困 難であった。

本発明の目的は、 波長 3 8 0〜 4 0 0 n の光を効率よく吸収し、 良好な 耐候性を有する紫外〜近紫外線吸収剤として 利用することができるメロシア ニン骨格を有する新規化合物を提供すること である。

課題を解決するための手段

[0007] 本発明は以下の発明を含む。

[1] 分子量が 3 0 0 0以下であり、 かつ式 (X) で表される部分構造を有 する化合物。

[式 (X) 環の構成要素として少なくとも 1つの二重結合を有 し、 かつ芳香族性を有さない環構造を表す。 \¥02020/175392 3 卩(:170? 2020 /007178

は、 複素環基、 ハロゲン原子、 ニトロ基、 シアノ基、 ヒドロキシ基、 チ 才ール基、 カルボキシ基、 _ 3 5 、 _ 3 3 、 _3〇 3 1 ~ 1、 _3〇 2 1 ~ 1、 置換 基を有していてもよい炭素数 1〜 25の脂肪族炭化水素基又は置換基を有し ていてもよい炭素数 6〜 1 8の芳香族炭化水素基を表し、 該脂肪族炭化水素 基又は芳香族炭化水素基に含まれる _〇一、 一、 _〇〇一、 _〇〇_〇_、 _〇_〇〇_、 一〇一〇〇一〇 一、 _〇〇 [¾ 2 _、 一〇 _〇〇_ [¾ 3 _、 〇一、

それぞれ独立して、 水素原子又は炭素数 1〜 6のアルキル基を表す

[2] 分子量が 3000以下であり、 かつ式 (X) で表される部分構造を有 する化合物が、 式 (丨) で表される化合物〜式 (V I I I) で表される化合 物のいずれかである [1] に記載の化合物。

\¥02020/175392 5 卩(:170? 2020 /007178

[式 ( I) 〜式 (V I I I) 中、

及び環 \^/ 12 は、 それぞれ独立して、 環の構成要素として少なくとも 1つ の二重結合を有する環構造を表す。

構成要素として窒素原子を少なくとも 2つ有する環を表す。 13 は、 それぞれ独立して、 構成要素として窒素原子を少 なくとも 1つ有する環を表す。

1 1 1 1 01 1 1 、 、 2 2 2 、 [¾ 62 、 [¾ 72 、 [¾ 82 、 [¾ 92 、 [¾ 102 及び[¾ 1 12 は、 それぞれ独立して、 水素 原子、 複素環基、 ハロゲン原子、 ニトロ基、 シアノ基、 ヒドロキシ基、 チオ —ル基、 カルボキシ基、 _ 3 5 、 _ 3 3 、 _3〇 3 1 ~ 1、 _3〇 2 1 ~ 1、 置換基 \¥02020/175392 6 卩(:170? 2020 /007178

を有していてもよい炭素数 1〜 25の脂肪族炭化水素基又は置換基を有して いてもよい炭素数 6〜 1 8の芳香族炭化水素基を表し、 該脂肪族炭化水素基 又は芳香族炭化水素基に含まれる

- 30 2 -, _〇〇_、 _〇_、 _〇〇〇_、 _〇〇〇_、 _〇〇 [¾ 13 八_

されていてもよい。

^13、 ^23、 ^33、 ^43、 ^53、 ^63、 ^73、 ^83、 ^93、 [¾1。3及び

[¾ 1 13 は、 それぞれ独立して、 複素環基、 ハロゲン原子、 ニトロ基、 シアノ基 、 ヒドロキシ基、 チオール基、 カルボキシ基、 一 3 5 、 一 3 3 、 一 3〇 3 1 ~ 1 、 -30^, 置換基を有していてもよい炭素数 1〜 25の脂肪族炭化水素基 又は置換基を有していてもよい炭素数 6〜 1 8の芳香族炭化水素基を表し、 該脂肪族炭化水素基又は芳香族炭化水素基に 含まれる 又は _◦!! = は、 一〇一、 一3 -、 一 [^ 一、 一〇〇一、 一〇〇一〇一、 -0-00- 、 _〇_〇〇_〇_、 _〇〇 [¾ 2 八_、 _〇_〇〇_ [¾ 3 八_、

〇〇一、 〇一〇一、 -00-3- , -3-00-3 -, _3_〇〇_ [¾ 8 八_、 _ [¾ 9 八_〇〇_3—、 _〇 3 -, -0-03 -, -03-0-, _ [¾ 1 ( ^_〇3_、

— 3—、 — 3— 03— % — 03— 3 — 3— 03— 3— % — 3〇—又は—

3〇 2 —に置換されていてもよい。

1八、 [¾1 、 [¾1 3 及び[ ¾ 1 4 は、 それぞれ独立して、 水素原子又は炭素数 1 〜 6のアルキル基を表す。

4 4 4 4 4 4 4 4 4 04 、 [¾5、 [^5、 [¾25、 [¾35、 [¾75及び[^85は、 それぞれ独立して、 電子求引性基を表す。

\¥02020/175392 7 卩(:170? 2020 /007178

6 2 及び 63 は互いに結合して環を形成してもよい。

い。

は互いに結合して環を形成してもよい。

は互いに結合して環を形成してもよい。 は互いに結合して環を形成してもよい。

8 4 及び 85 は互いに結合して環を形成してもよい。

それぞれ独立して、 2価の連結基を表す。

単結合又は 2価の連結基を表す。

9 及び[^〇は、 それぞれ独立して、 3価の連結基を表す。

4価の連結基を表す。 ]

[3] から選ばれる少なくとも一方が、 ニトロ基、 シアノ基、 ハ ロゲン原子、 _〇〇 3 、 一 3〇 3 、 _3 5 、 _3 3 、 フルオロアルキル 基、 フルオロアリール基、 _〇〇一〇 _[¾ 222

222 ([¾ 2 22 は、 水素原子、 置換基を有していてもよい炭素数 1〜 25の \¥0 2020/175392 8 卩(:170? 2020 /007178

アルキル基又は置換基を有していてもよい 炭素数 6〜 1 8の芳香族炭化水素 基を表す。 ) である [2] に記載の化合物。

[4] から選ばれる少なくとも一方が、 ニトロ基、 シアノ基、 フ ッ素原子、 塩素原子、 一〇〇 3 、 一 3〇 3 、 フルオロアルキル基、 一〇〇 ([^ 2 2 2は、 水素原子、 置換基を有していて もよい炭素数 1〜 2 5のアルキル基又は置換基を有していてもよ 炭素数 6 〜 1 8の芳香族炭化水素基を表す。 ) である [2] 又は [3] に記載の化合 物。

[5] から選ばれる少なくとも一方が、 シアノ基、 _◦〇_〇_

[¾ 2 2 2 又は一 3〇 2 —[¾ 2 2 2 ([¾ 2 2 2 は、 水素原子、 置換基を有していてもよい 炭素数 1〜 2 5のアルキル基又は置換基を有していてもよ 炭素数 6〜 1 8 の芳香族炭化水素基を表す。 ) である [2] 〜 [4] のいずれかに記載の化 合物。

[6] から選ばれる少なくとも一方が、 シアノ基である [2] 〜

[5] のいずれかに記載の化合物。

[7] がシアノ基であり、

シアノ基、 _〇〇_〇_[¾ 2 2 2 又は一 3〇 2 _[¾ 2 2 2 2 2 2 は、 水 素原子、 置換基を有していてもよい炭素数 1〜 2 5のアルキル基又は置換基 を有していてもよい炭素数 6〜 1 8の芳香族炭化水素基を表す。 ) である [ 2] 〜 [6] のいずれかに記載の化合物。

がともにシアノ基である [2] 〜 [7] のいずれかに記載 の化合物。

[9] が、 それぞれ独立して、 置換基を有していてもよい炭素数 1〜 2 5の脂肪族炭化水素基である [2] 〜 [8] のいずれかに記載の化合 物。

[1 0] 互いに連結して環を形成する [2] 〜 [8] のいず れかに記載の化合物。

[1 1] 及び Vが互いに連結して形成する環が、 脂肪族環である [1 〇 \¥02020/175392 9 卩(:170? 2020 /007178

] に記載の化合物。

1〇、 及び環 が、 それぞれ独立して、 芳香族性を有さない環である

[2] 〜 [1 1] のいずれかに記載の化合物。

それぞれ独立して、 5〜 7員環構造である [2] 〜 [1 2] のいずれかに記載の化合物。

それぞれ独立して、 6員環構造である [1 3] に シアノ基、 ハロゲン原子、 _〇〇 3 、 一 3〇 3 、 _ 3 5 、 _ 3 3 、 フルオロアルキル基、 フルオロアリール基、 _〇〇一〇 ([¾ 1 1 1 八及び 1 12 八は、 それぞれ独立して、 ハロゲン原子を有していてもよい炭素数 1〜 24のアルキル基を表す。 ) で ある [1] 〜 [1 4] のいずれかに記載の化合物。

[1 6] がシアノ基、 フッ素原子、 塩素原子、 一〇〇 3 、 一 3〇 3 、 フ ルオロアルキル基、 ([¾ 1 1 1 ;^及び

[¾ 1 12 は、 それぞれ独立して、 ハロゲン原子を有していてもよい炭素数 1〜 24のアルキル基を表す。 ) である [1] 〜 [1 5] のいずれかに記載の化 合物。

である [1] 〜 [1 6] のいずれかに記載の化合物。 員環である [1] 〜 [1 7] のいずれかに記載の化合 物

である [1 8] に記載の化合物。

[20] ス 1113乂におけるグラム吸光係数 ^が〇. 5以上である [1] 〜 [1 9 ] のいずれかに記載の化合物。

(ス 1113乂は、 分子量が 3000以下であり、 かつ式 (X) で表される部分構造 を有する化合物における極大吸収波長 [n m] を表す。 ) \¥02020/175392 10 卩(:17 2020 /007178

[2 1] 式 (B) を満たす [1] 〜 [20] のいずれかに記載の化合物。

£ ( A max) / £ ( Amax+ 3 Onm) ³ 5 ( B)

[£ (ス max) は、 分子量が 3000以下であり、 かつ式 (X) で表される部 分構造を有する化合物における極大吸収波長 [n m] におけるグラム吸光係 数を表す。

£ (ス max+30 n m) は、 分子量が 3000以下であり、 かつ式 (X) で 表される部分構造を有する化合物の (極大吸収波長 +30 n m) の波長 [n m] におけるグラム吸光係数を表す。 ]

[22] [1] 〜 [2 1] のいずれかに記載の化合物を含む組成物。

[23] [22] に記載の化合物を含む組成物から形成される 成形物。

[24] [1] 〜 [2 1] のいずれかに記載の化合物を含む眼鏡レンズ 用組 成物。

[25] [24] に記載の眼鏡レンズ用組成物から形成される 眼鏡レンズ。

[26] 式 ( I _ 1) で表される化合物と、 式 (丨 _ 2) で表される化合物 とを反応させる工程を含む式 (丨) で表される化合物の製造方法。

1つの二重結合を有し、 かつ芳香 族性を有さない環構造を表す。

及び は、 それぞれ独立して、 水素原子、 複素環基、 ハロゲン原子、 ニトロ基、 シアノ基、 ヒドロキシ基、 チオール基、 カルボキシ基、 _3 5 、 — 3 3 、 一 3〇 3 1 ~ 1、 一 3〇 2 1 ~ 1、 置換基を有していてもよい炭素数 1〜 25 の脂肪族炭化水素基又は置換基を有していて もよい炭素数 6〜 1 8の芳香族 炭化水素基を表し、 該脂肪族炭化水素基又は芳香族炭化水素基に 含まれる一

0 ^1 2 _ 又は _ 〇 ^1=は、 一 12 八一、 — 30 2 % —0〇一、 一〇一、 — 0 \¥02020/175392 11 卩(:170? 2020 /007178

〇〇一、 一〇〇〇一、 一〇〇 [¾ 13 八一、 一 [¾ 14 八一〇〇一、 一3 -、 - 3

〇一、 一〇 2 —又は一〇 1 ~ 1 ーに置換されていてもよい。

して環を形成してもよい。

、 、 ゲン原子、 ニトロ基、 シアノ基、 ヒドロキシ基、 チ 才ール基、 カルボキシ基、 _ 3 5 、 _ 3 3 、 _3〇 3 1 ~ 1、 _3〇 2 1 ~ 1、 置換 基を有していてもよい炭素数 1〜 25の脂肪族炭化水素基又は置換基を有し ていてもよい炭素数 6〜 1 8の芳香族炭化水素基を表し、 該脂肪族炭化水素 基又は芳香族炭化水素基に含まれる _〇一、 一、 _〇〇一、 _〇〇_〇_、 _〇_〇〇_、 一〇一〇〇一〇 一、 _〇〇 [¾ 2 _、 一〇 _〇〇_ [¾ 3 _、 〇一、

八、 八、 八、 八、 八、 八、 八、 八、 八、 〇八、

1八、 [¾1 、 [¾1 3 及び[ ¾ 1 4 は、 それぞれ独立して、 水素原子又は炭素数 1 〜 6のアルキル基を表す。 ]

[式 ( I _2) 中、 及び は、 それぞれ独立して、 電子求引性基を表す 。 てもよい。 ]

\¥0 2020/175392 12 卩(:170? 2020 /007178

[式 (丨) 中、 環 \^/ 1 、 、 、 、 V及び は、 前記と同じ意味を表 す。 ]

[2 7] 式 ( I _ 3) で表される化合物と、 式 ( I _ 4) で表される化合物 とを反応させて式 (丨 _ 1) で表される化合物を得る工程をさらに含む [2

6] に記載の製造方法。

[式 (丨 _ 3) 中、 環 \^/ 1 、 は前記と同じ意味を表す。 ] 一已 · ! (1-4)

[式 (丨 _ 4) 中、 は前記と同じ意味を表す。 巳!は脱離基を表す。 ]

[2 8] 式 (丨 _ 5) で表される化合物と、 式 ( I _ 6) で表される化合物 とを反応させて式 (丨 _ 3) で表される化合物を得る工程をさらに含む [2

7] に記載の製造方法。

[2 9] 式 ( I _ 7) で表される化合物と、 式 (丨 _ 6) で表される化合物 とを反応させる工程を含む式 (丨) で表される化合物の製造方法。

\¥02020/175392 13 卩(:17 2020 /007178

[式 (丨 _7) 中、

環の構成要素として少なくとも 1つの二重結合を有し、 かつ芳香 族性を有さない環構造を表す。

は、 複素環基、 ハロゲン原子、 ニトロ基、 シアノ基、 ヒドロキシ基、 チ 才ール基、 カルボキシ基、 _ 3 5 、 _ 3 3 、 _3〇 3 1 ~ 1、 _3〇 2 1 ~ 1、 置換 基を有していてもよい炭素数 1〜 25の脂肪族炭化水素基又は置換基を有し ていてもよい炭素数 6〜 1 8の芳香族炭化水素基を表し、 該脂肪族炭化水素 基又は芳香族炭化水素基に含まれる _〇一、 一、 _〇〇一、 _〇〇_〇_、 _〇_〇〇_、 一〇一〇〇一〇 一、 _〇〇 [¾ 2 _、 一〇 _〇〇_ [¾ 3 _、 〇一、

アルキル基を表す

[式 ( I - 6) 中、

及び は、 それぞれ独立して、 水素原子、 複素環基、 ハロゲン原子、 ニトロ基、 シアノ基、 ヒドロキシ基、 チオール基、 カルボキシ基、 _3 5

— 3 3 、 一 3〇 3 1 ~ 1、 一 3〇 2 1 ~ 1、 置換基を有していてもよい炭素数 1〜 25 の脂肪族炭化水素基又は置換基を有していて もよい炭素数 6〜 1 8の芳香族 \¥02020/175392 14 卩(:170? 2020 /007178

炭化水素基を表し、 該脂肪族炭化水素基又は芳香族炭化水素基に 含まれる一 〇1 ~ 1 2 _ 又は _ 〇1 _ 1 = は、 一 ?^ 12 *-、 _ 3〇 2 _ 、 00 0 0 〇〇一、 一〇〇〇一、 一〇〇 [¾ 13 八一、 一1\1 14 八一〇〇一、 一3 -、 -30 —、 一 3〇 2 —、 一〇 2 —又は一〇 1 ~ 1 ーに置換されていてもよい。

して環を形成してもよい。

は、 それぞれ独立して、 水素原子又は炭素数 1〜

6のアルキル基を表す。 ]

[式 (丨) 中、 環 \^、 、 、 、 V及び は、 前記と同じ意味を表 す。 は互いに結合して環を形成してもよい。 ]

[30] 式 ( I _8) で表される化合物と式 (丨 _4) で表される化合物と を反応させて式 (丨 _7) で表される化合物を得る工程をさらに含む [29 ] に記載の製造方法。

(卜 8)

[式 (丨 _8) 中、 環 \^/ 1 、 は前記と同じ意味を表す。 ]

一已 · ! (1-4)

[式 (丨 _4) 中、 は前記と同じ意味を表す。 巳!は脱離基を表す。 ]

[3 1] 式 ( I _ 5) で表される化合物と式 (丨 _ 2) で表される化合物と を反応させて式 (丨 _8) で表される化合物を得る工程をさらに含む [30 ] に記載の製造方法。 \¥02020/175392 15 卩(:17 2020 /007178

[式 ( | - 5) 中、 環 は前記と同じ意味を表す。 ]

[式 (丨 _2) 中、 は前記と同じ意味を表す。 ]

[32] 式 ( 1 —5— 1) で表される化合物と、 式 ( I _ 6) で表される化 合物とを反応させて式 (丨 _ 1) で表される化合物を得る工程をさらに含む [26] に記載の製造方法。

[33] 式 ( I _ 5 _ 1) で表される化合物と式 (丨 _ 2) で表される化合 物とを反応させて式 (丨 _7) で表される化合物を得る工程をさらに含む [ 29] に記載の製造方法。

\¥02020/175392 16 卩(:17 2020 /007178

[式 (丨 _2) 中、 は前記と同じ意味を表す。 ]

[34] 式 ( I _ 5) で表される化合物と、 式 (丨 _4) で表される化合物 とを反応させて式 (丨 _5_ 1) で表される化合物を得る工程をさらに含む [32] 又は [33] に記載の製造方法。

[式 ( I -5) 中、 環 は、 前記と同じ意味を表す。 ]

[式 (丨 _4) 中、 は前記と同じ意味を表す。 巳!は脱離基を表す。 ] 発明の効果

[0008] 本発明は、 波長 380〜 400 n の短波長の可視光に対する高い吸収選 択性を有するメロシアニン骨格を有する新規 化合物を提供する。 また、 本発 明の化合物は良好な耐候性を有する。

発明を実施するための形態

[0009] <化合物 (X) >

本発明の化合物は、 分子量が 3000以下であり、 かつ式 (X) で表され る部分構造を有する化合物 (以下、 化合物 (X) という場合がある。 ) であ る。

[式 (X) 環の構成要素として少なくとも 1つの二重結合を有 し、 かつ芳香族性を有さない環構造を表す。

は、 複素環基、 ハロゲン原子、 ニトロ基、 シアノ基、 ヒドロキシ基、 チ 才ール基、 カルボキシ基、 _ 3 5 、 _ 3 3 、 _3〇 3 1 ~ 1、 _3〇 2 1 ~ 1、 置換 \¥0 2020/175392 17 卩(:170? 2020 /007178

基を有していてもよい炭素数 1〜 2 5の脂肪族炭化水素基又は置換基を有し ていてもよい炭素数 6〜 1 8の芳香族炭化水素基を表し、 該脂肪族炭化水素 基又は芳香族炭化水素基に含まれる _〇一、

それぞれ独立して、 水素原子又は炭素数 1〜 6のアルキル基を表す

[0010] 本明細書において、 炭素数は、 置換基の炭素数を含まず、 _〇1 ~ 1 2 —又は一 〇1 ~ 1 =が例えば上記のように置換されている場合 置換される前の炭素数を いう。

[001 1 ] 環の構成要素として二重結合を 1つ以上有する環であり、 かつ芳 香族性を有さない環であれば特に限定されな い。 は単環であってもよい し、 縮合環であってもよい。

は、 環の構成要素としてへテロ原子 (例えば、 酸素原子、 硫黄原子、 窒素原子等) を含む複素環であってもよいし、 炭素原子と水素原子とからな る脂肪族炭化水素環であってもよい。

に含ま れる二重結合は、 通常 1〜 4であり、 1〜 3であることが好ましく、 1又は 2であることがより好ましく、 1 つであることがさらに好ましい。

[0012] は、 通常、 炭素数 5〜 1 8の環であり、 5〜 7員環構造であることが 好ましく、 6員環構造であることがより好ましい。

単環であることが好ましい。 \¥0 2020/175392 18 卩(:170? 2020 /007178

[0013] は、 置換基を有していてもよい。 前記置換基としては、 フッ素原子、 塩素原子、 臭素原子、 ヨウ素原子等のハロゲン原子; メチル、 エチル基、 プ ロピル基、 プチル基、 ペンチル基、 ヘキシル基、 ヘプチル基、 オクチル基、 ノニル基等の炭素数 1〜 1 2のアルキル基; フルオロメチル基、 ジフルオロ メチル基、 トリフルオロメチル基、 2—フルオロエチル基、 2 , 2—ジフル オロエチル基、 2 , 2 , 2—トリフルオロエチル基、 1 , 1 , 2 , 2—テト ラフルオロエチル基、 1 , 1 , 2 , 2 , 2—ペンタフルオロエチル基等の炭 素数 1〜 1 2のハロゲン化アルキル基; メ トキシ基、 エトキシ基、 プロポキ シ基、 ブトキシ基、 ペンチルオキシ基、 ヘキシルオキシ基等の炭素数 1〜 1 2のアルコキシ基; メチルチオ基、 エチルチオ基、 プロピルチオ基、 プチル チオ基、 ペンチルチオ基、 ヘキシルチオ基等の炭素数 1〜 1 2のアルキルチ 才基;モノフルオロメ トキシ基、 ジフルオロメ トキシ基、 トリフルオロメ ト キシ基、 2 -フルオロエトキシ基、 1 , 1 , 2 , 2 , 2 -ペンタフルオロエ トキシ基等の炭素数 1〜 1 2のフッ素化アルコキシ基; アミノ基、 メチルア ミノ基、 エチルアミノ基、 ジメチルアミノ基、 ジエチルアミノ基、 メチルエ チル等の炭素数 1〜 6のアルキル基で置換されていてもよいアミ 基; メチ ルカルボニルオキシ基、 エチルカルボニルオキシ基等の炭素数 2〜 1 2のア ルキルカルボニルオキシ基; メチルスルホニル基、 エチルスルホニル基等の 炭素数 1〜 1 2のアルキルスルホニル基; フヱニルスルホニル基等の炭素数 6〜 1 2のアリールスルホニル基;シアノ基;二ト 基;水酸基;チオール 基;カルボキシ基; 一 3 3 ; - 3 5 等が挙げられる。

が有していてもよい置換基は、 炭素数 1〜 1 2のアルキル基、 炭素数 1〜 1 2のアルコキシ基、 炭素数 1〜 1 2のアルキルチオ基又は炭素数 1〜

6のアルキル基で置換されていてもよいア ノ基であることが好ましい。

[0014] としては、 例えば、 下記に記載の基が挙げられる。

[0015] \¥0 2020/175392 20 卩(:170? 2020 /007178

[式中、 * 1は窒素原子との結合手を表し、 * 2は炭素原子との結合手を表 す。 ]

[0017] で表される複素環基としては、 ピリジル基、 ピロリジル基、 テトラヒド ロフルフリル基、 テトラヒドロチオフエン基、 ピロール基、 フリル基、 チオ フエノ基、 ピぺリジン基、 テトラヒドロピラニル基、 テトラヒドロチオピラ ニル基、 チアピラニル基、 イミダゾリノ基、 ピラゾール基、 オキサゾール基 、 チアゾリル基、 ジオキサニル基、 モルホリノ基、 チアジニル基、 トリアゾ \¥0 2020/175392 21 卩(:170? 2020 /007178

—ル基、 テトラゾール基、 ジオキソラニル基、 ピリダジニル基、 ピリミジニ ル基、 ピラジニル基、 インドリル基、 イソインドリル基、 ベンゾイミダゾリ ル基、 プリニル基、 ベンゾトリアゾリル基、 キノリニル基、 イソキノリニル 基、 キナゾリニル基、 キノキサリニル基、 シンノリニル基、 プテリジニル基 、 ベンゾピラニル基、 アントリル基、 アクリジニル基、 キサンテニル基、 力 ルバゾリル基、 テトラセニル基、 ポルフィニル基、 クロリニル基、 コリニル 基、 アデニル基、 グアニル基、 シトシル基、 チミニル基、 ウラシル基、 キノ リル基、 チオフエニル基、 イミダゾリル基、 オキサゾリル基、 チアゾリル基 等の炭素数 3〜 1 6の脂肪族複素環及び炭素数 3〜 1 6の芳香族複素環基が 挙げられ、 ピロリジル基、 ピペリジル基、 テトラヒドロフルフリル基、 テト ラヒドロピラニル基、 テトラヒドロチオフエノ基、 テトラヒドロチオピラニ ル基又はピリジル基であることが好ましい。

[0018] 3 で表される炭素数 1〜 2 5の脂肪族炭化水素基としては、 メチル基、 エ チル基、 n -プロピル基、 イソプロピル基、 门ープチル基、 6 「 1: -プチ ル基、 3 ㊀〇—ブチル基、 ペンチル基、 イソペンチル基、 _ヘキシル 基、 イソヘキシル基、 |-| _オクチル基、 イソオクチル基、 _ノニル基、 イ ソノニル基、 n _デシル基、 イソデシル基、 门 _ドデシル基、 イソドデシル 基、 ウンデシル基、 ラウリル基、 ミリスチル基、 セチル基、 ステアリル基等 の炭素数 1〜 2 5の直鎖状又は分岐鎖状のアルキル基:シク プロピル基、 シクロブチル基、 シクロペンチル基、 シクロヘキシル基等の炭素数 3〜 2 5 のシクロアルキル基;シクロヘキシルメチル 基等の炭素数 4〜 2 5のシクロ アルキルアルキル基等が挙げられる。

3 で表される炭素数 1〜 2 5の脂肪族炭化水素基は、 炭素数 1〜 1 5のア ルキル基であることが好ましく、 炭素数 1〜 1 2のアルキル基であることが より好ましい。

で表される脂肪族炭化水素基が有していても よい置換基としては、 ハロ ゲン原子、 水酸基、 ニトロ基、 シアノ基、 一3〇 3 1 ~ 1等が挙げられる。

[0019] 3 で表される炭素数 1〜 2 5の脂肪族炭化水素基に含まれる 1 ~ 1 2 _又 \¥0 2020/175392 22 卩(:170? 2020 /007178

, , , , 、

1 03-3 3 03 03 3 3 03-3 -30 —又は一 3〇 2 —に置換されていてもよい。

前記炭素数 1〜 2 5の脂肪族炭化水素基に含まれる

が置換される場合、 一〇一、 一3—、 一 0〇一〇一又は一 3〇 2 —で置換され ることが好ましい。

前記炭素数 1〜 2 5の脂肪族炭化水素基に含まれる

が一〇一で置換された場合、 当該脂肪族炭化水素基は、 _〇_[¾’ ([¾’ は ハロゲン原子を有していてもよい炭素数 1〜 2 4のアルキル基) で表される アルコキシ基であることが好ましい。 また、 ポリエチレンオキシ基やポリプ ロピレンオキシ基等のポリアルキレンオキシ 基であってもよい。 一〇一 で表されるアルコキシ基としては、 例えば、 メ トキシ基、 エトキシ基、 一〇 〇 3 基、 ポリエチレンオキシ基、 ポリプロピレンオキシ基等が挙げられる。 前記炭素数 1〜 2 5の脂肪族炭化水素基に含まれる

が _ 3 _で置換された場合、 当該脂肪族炭化水素基は、 は ハロゲン原子を有していてもよい炭素数 1〜 2 4のアルキル基) で表される アルキルチオ基であることが好ましい。 また、 ポリエチレンチオ基やポリプ ロピレンチオ基等のポリアルキレンチオ基で あってもよい。 一 ’ で表 されるアルキルチオ基としては、 例えば、 メチルチオ基、 エチルチオ基、 一 3〇 3 基、 ポリエチレンチオ基、 ポリプロピレンチオ基等が挙げられる。 前記炭素数 1〜 2 5の脂肪族炭化水素基に含まれる

が一〇〇〇一で置換された場合、 当該脂肪族炭化水素基は、 _〇〇〇_[¾’ ([¾, はハロゲン原子を有していてもよい炭素数 1〜 2 4のアルキル基) で 表される基であることが好ましい。 \¥02020/175392 23 卩(:170? 2020 /007178

前記炭素数 1〜 25の脂肪族炭化水素基に含まれる

が一 3〇 2 —で置換された場合、 当該脂肪族炭化水素基は、 _3〇 2 _8’ (

[¾, はハロゲン原子を有していてもよい炭素数 1〜 24のアルキル基) で表 される基であることが好ましく、 _3〇 2 〇1 ~ 1 2 基、 _3〇 2 〇1 ~ 1 2 基等で あってもよい。

1 1 八で表される炭素数 1〜 6のアルキル基としては、 メチル基、 エチル基、 门 -プロピル基、 イソプロピル基、 门ーブチル基、 6 「 1: -プチル基、 36 〇 _ブチル基、 ペンチル基、 ヘキシル基、 1 —メチルブチル基等の 直鎖状又は分岐鎖状の炭素数 1〜 6のアルキル基が挙げられる。

[0021] で表される炭素数 6〜 1 8の芳香族炭化水素基としては、 フヱニル基、 ナフチル基、 アントラセニル基、 テトラセニル基、 ペンタセニル基、 フエナ ントリル基、 クリセニル基、 トリフエニレニル基、 テトラフエニル基、 ピレ ニル基、 ペリレニル基、 コロネニル基、 ビフエニル基等の炭素数 6〜 1 8の アリール基;ベンジル基、 フエニルエチル基、 ナフチルメチル基等の炭素数 7〜 1 8のアラルキル基等が挙げられ、 炭素数 6〜 1 8のアリール基である ことが好ましく、 フエニル基又はベンジル基であることがより 好ましい。

[0022] で表される炭素数 6〜 1 8の芳香族炭化水素基が有していてもよい置 基としては、 ハロゲン原子;水酸基;チオール基; アミノ基;ニトロ基;シ アノ基; _3〇 3 1 ~ 1基等が挙げられる。

[0023] で表される炭素数 6〜 1 8の芳香族炭化水素基に含まれる 1 ~ 1 2 —又 は一〇!!=は、 一〇一、 一3—、 一〇〇一、 一〇〇一〇一、 一 〇_〇〇_、 一〇一〇〇一〇一、 一〇〇 [¾ 2 八一、 一〇 _〇〇_ [¾ 3 八一、 , , , , 、

1 03-3 3 03 03 3 3 03-3 -30 —又は一 3〇 2 —に置換されていてもよい。 \¥0 2020/175392 24 卩(:170? 2020 /007178

前記炭素数

が置換される場合、 一〇一又は一 3 0 2 で置換されることが好ましい。 前記炭素数

が _〇_で置換された場合、 当該芳香族炭化水素基は、 フエノキシ基等の炭 素数 6〜 1 7のアリールオキシ基; フエノキシエチル基、 フエノキシジエチ レングリコール基、 フエノキシポリアルキレングリコール基のア リールアル コキシ基等であることが好ましい。

前記炭素数

が一 3〇 2 —で置換された場合、 当該芳香族炭化水素基は、 _ 3〇 2 _ 8” ( は炭素数 6〜 1 7のアリール基又は炭素数 7〜 1 7のアラルキル基を表 す。 ) で表される基であることが好ましい。

[0024] で表されるハロゲン原子としては、 フッ素原子、 塩素原子、 臭素原子、 ヨウ素原子等が挙げられる。

[0025] ニトロ基;シアノ基;ハロゲン原子;

5 ; — 3 3 ; フルオロアルキル基 (好ましくは、 炭素数 1〜 2 5) ; フル オロアリール基 (好ましくは、 炭素数 6〜 1 8) ; _〇〇_〇_ [¾ 1 1 ^又は それぞれ独立して、 ハロゲン原子 を有していてもよい炭素数 1〜 2 4のアルキル基を表す。 ) であることが好 ましく、

シアノ基; フッ素原子;塩素原子; _〇〇 3 ; — 3〇 3 ; フルオロアル キル基 (好ましくは、 炭素数 1〜 1 2)

それぞれ独立して、 ハロゲン原子を有して いてもよい炭素数 1〜 2 4のアルキル基を表す。 ) であることがより好まし シアノ基であることが特に好ましい。

[0026] 化合物 (X) の分子量は、 好ましくは 2 5 0 0以下であり、 より好ましく は 2 0 0 0以下であり、 さらに好ましくは 1 5 0 0以下であり、 特に好まし くは 1 0 0 0以下である。 \¥0 2020/175392 25 卩(:17 2020 /007178

また、 好ましくは 1 〇〇以上であり、 1 5 0以上であり、 2 0 0以上である 化合物 (X) は分子量が 3 0 0 0以下であれば、 コボリマーであってもよ いが、 単量体であることが好ましい。

[0027] 化合物 (X) は、 波長 3 7 0 n 以上 4 2 0 n 以下に極大吸収波長を示 すことが好ましい。 化合物 (X) が波長 3 7 0 n 以上 4 2 0 n 以下に極 大吸収波長を示すと、 波長 3 8 0 1^〇!以上 4 0 0 1^ 以下の範囲の紫外〜近 紫外光を効率よく吸収することができる。 化合物 (X) の極大吸収波長 (ス 〇13乂) は、 好ましくは波長 m以下であり、 より好ま しくは波長 3 7 5 n 以上 4 1 0 n 以下であり、 さらに好ましくは波長 3 8 0 1^〇!以上 4 0 0 1^〇!以下である。

[0028] 化合物 (X) は、 ス 1113乂におけるグラム吸光係数 ^が〇. 5以上であること が好ましく、 より好ましくは〇. 7 5以上、 特に好ましくは 1 . 0以上であ る。 上限は特に制限されないが、 一般的には 1 0以下である。 なお、 ス 1113乂は 、 化合物 (X) の極大吸収波長を表す。

化合物 (X) のス 1113乂におけるグラム吸光係数 ^が〇. 5以上であると、 少 量の添加量であっても波長 3 8 0〜 4 0 0 〇!の範囲の紫外〜近紫外光を効 率よく吸収することができる。

化合物 (X) は、 £ (ス 1113乂) / £ (ス 1113乂+ 3〇 11 111) が 5以上であること が好ましく、 よく好ましくは 1 0以上、 特に好ましくは 2 0以上である。 上 限は特に制限されないが、 一般的には 1 0 0 0以下である。 £ (ス 1113乂) は、 化合物 (X) の極大吸収波長 [〇 0!] におけるグラム吸光係数を表し、 £ ( ス 1113乂+ 3〇 11 111) は、 化合物 (X) の (極大吸収波長 [1^ 111] + 3 0 11 111) の波長 [门 ] におけるグラム吸光係数を表す。

£ (ス 1113乂) / £ (ス 1113乂+ 3〇 11 111) が 5以上であると、 4 2 0 01以上の 波長における副吸収を最小限にすることがで きるため、 着色が生じにくい。 なお、 グラム吸光係数の単位は、 1- / ( 9 〇 01) である。

[0029] 化合物 (X) としては、 式 (丨) で表される化合物〜式 (V I I I) で表 \¥0 2020/175392 26 卩(:17 2020 /007178

される化合物のいずれかであることが好ま しく、 式 (丨) で表される化合物 であることがより好ましい。

\¥02020/175392 27 卩(:170? 2020 /007178

[式 ( I) 〜式 (V I I I) 中、

及び環 \^/ 12 は、 それぞれ独立して、 環の構成要素として少なくとも 1つ の二重結合を有する環構造を表す。

構成要素として窒素原子を少なくとも 2つ有する環を表す。 13 は、 それぞれ独立して、 構成要素として窒素原子を少 なくとも 1つ有する環を表す。

1 1 1 1 01 1 1 、 、 2 2 2 、 [¾ 62 、 [¾ 72 、 [¾ 82 、 [¾ 92 、 [¾ 102 及び[¾ 1 12 は、 それぞれ独立して、 水素 原子、 複素環基、 ハロゲン原子、 ニトロ基、 シアノ基、 ヒドロキシ基、 チオ —ル基、 カルボキシ基、 _3 5 、 _ 3 3 、 _3〇 3 1 ~ 1、 _3〇 2 1 ~ 1、 置換基 \¥02020/175392 28 卩(:170? 2020 /007178

を有していてもよい炭素数 1〜 25の脂肪族炭化水素基又は置換基を有して いてもよい炭素数 6〜 1 8の芳香族炭化水素基を表し、 該脂肪族炭化水素基 又は芳香族炭化水素基に含まれる

- 30 2 _〇〇_、 _〇_、 _〇〇〇_、 _〇〇〇_、 _〇〇 [¾ 13 八_

されていてもよい。

^13、 ^23、 ^33、 ^43、 ^53、 ^63、 ^73、 ^83、 ^93、 [¾1。3及び

[¾ 1 13 は、 それぞれ独立して、 複素環基、 ハロゲン原子、 ニトロ基、 シアノ基 、 ヒドロキシ基、 チオール基、 カルボキシ基、 一 3 5 、 一 3 3 、 一 3〇 3 1 ~ 1 、 -30^, 置換基を有していてもよい炭素数 1〜 25の脂肪族炭化水素基 又は置換基を有していてもよい炭素数 6〜 1 8の芳香族炭化水素基を表し、 該脂肪族炭化水素基又は芳香族炭化水素基に 含まれる 又は _◦!! = は、 一〇一、 一3 -、 一 [^ 一、 一〇〇一、 一〇〇一〇一、 -0-00- 、 _〇_〇〇_〇_、 _〇〇 [¾ 2 八_、 _〇_〇〇_ [¾ 3 八_、

〇〇一、 〇一〇一、 -00-3- , -3-00-3 -, _3_〇〇_ [¾ 8 八_、 _ [¾ 9 八_〇〇_3—、 _〇 3 -, -0-03 -, -03-0-, _ [¾ 1 ( ^_〇3_、

— 3—、 — 3— 03— % — 03— 3 — 3— 03— 3— % — 3〇—又は—

3〇 2 —に置換されていてもよい。

1八、 [¾1 、 [¾1 3 及び[ ¾ 1 4 は、 それぞれ独立して、 水素原子又は炭素数 1 〜 6のアルキル基を表す。

4 4 4 4 4 4 4 4 4 04 、 [¾5、 [^5、 [¾25、 [¾35、 [¾75及び[^85は、 それぞれ独立して、 電子求引性基を表す。

\¥0 2020/175392 29 卩(:170? 2020 /007178

に結合して環を形成してもよい。

に結合して環を形成してもよい。

に結合して環を形成してもよい。

に結合して環を形成してもよい。

ぞれ独立して、 2価の連結基を表す。

価の連結基を表す。

9 及び[^〇は、 それぞれ独立して、 3価の連結基を表す。

[¾ は、 4価の連結基を表す。 ]

及び環 は、 それぞれ独立して、 環の構成要素として二重結合を 1つ 以上有する環であれば特に限定されない。 環 2 〜環 はそれぞれ単環であ ってもよいし、 縮合環であってもよい。 また、 は脂肪族環であ \¥0 2020/175392 30 卩(:170? 2020 /007178

ってもよいし、 芳香環であってもよい。

は、 環の構成要素としてへテロ原子 (例えば、 酸素原子、 硫 黄原子、 窒素原子等) を含む複素環であってもよい。

[0031 ] 環の構成要素として二重結合を 1つ以上有するが、 環 2 ~環\^/ 1 2 に含まれる二重結合は、 それぞれ独立して、 通常 1〜 4であり、 1 〜 3であることが好ましく、 1又は 2であることがより好ましく、 1つであ ることがさらに好ましい。

[0032] 環 \/\/ 2 ~環\^ 1 2 は、 それぞれ独立して、 通常、 炭素数 5〜 1 8の環であり、

5〜 7員環構造であることが好ましく、 6員環構造であることがより好まし い。

は、 それぞれ独立して、 単環であることが好ましい。 また環 2〜環 1 2 はそれぞれ独立して芳香族性を有さない 環であることが好ましい は、 置換基を有していてもよい。 前記置換基としては、 環 1が有していてもよい置換基と同じものが挙 られる。

[0033] 環 \/\/ 2 ~環\^ 1 2 が有していてもよい置換基としては、 炭素数 1〜 1 2のアル キル基、 炭素数 1〜 1 2のアルコキシ基、 炭素数 1〜 1 2のアルキルチオ基 又は炭素数 1〜 6のアルキル基で置換されていてもよいアミ 基であること が好ましい。

[0034] の具体例としては、 の具体例と同じものが挙げられる

[0035] 環の構成要素として窒素原子を

、 単環であってもよいし、 縮合環であってもよいが、 単環であることが好ま しい。

通常 5〜 1 0員環であり、 5〜 7員環であることが好ましく、

5員環又は 6員環であることがより好ましい。

基としては、 水酸基;チオール基; アルデヒド基; メチル基、 エチル基等の \¥02020/175392 31 卩(:170? 2020 /007178

炭素数 1 〜 6のアルキル基; メ トキシ基、 エトキシ基等の炭素数 1 〜 6のア ルコキシ基; メチルチオ基、 エチルチオ基等の炭素数 1 〜 6のアルキルチオ 基; アミノ基、 メチルアミノ基、 ジメチルアミノ基、 メチルエチル等の炭素

て水素原子又は炭素数 1 〜 6のアルキル基 を は炭素数 1 〜 6のアルキル基を表す。 ) ; —〇33[¾ 4 干 (?¾ 4 は炭素数 1 〜 6のアルキル基を表す。 ) ; 一〇3〇[¾ 5 干 は炭素数 1 〜 6のアルキル基を表す。 ) ; _S〇 2 R 6 f (R 5 f は炭素 数 6〜 1 2のアリール基又はフッ素原子を有していて よい炭素数 1 〜 6の アルキル基を表す。 ) 等が挙げられる。

[0036] としては、 例えば下記に記載の環等が挙げられる。

[0037] 13 は、 それぞれ独立して、 環の構成要素として窒素原子 を 1 つ含む環である。 13 は、 それぞれ独立して、 単環であ ってもよいし、 縮合環であってもよいが、 単環であることが好ましい。

それぞれ独立して、 通常 5〜 1 0員環であり、 5 〜 7員環であることが好ましく、 5員環又は 6員環であることがより好まし い。 \¥02020/175392 32 卩(:170? 2020 /007178 置換基を有していてもよい。 環 112及び環 11 3が有していてもよい置換基としては、 の置換基と同じものが挙げられ る。

[0038] 環 \/\/ 1 12 及び環 \/\/ 1 13 としては、 例えば下記に記載の環等が挙げられる。

[0039] [¾ 4 4 、 [¾ 24 、 [¾ 34 、 [¾ 44 、 [¾ 54 、 [¾ 64 、 [¾ 74 、 [¾ 84 、 [¾ 94 、 〇 4

、 [¾ 1 14 、 [¾ 5 、 [¾ 15 、 [¾ 25 、 [¾ 35 、 [¾ 75 及び[¾ 85 で表される電子求引性基 としては、 例えば、 ハロゲン原子、 ニトロ基、 シアノ基、 カルボキシ基、 ハ ロゲン化アルキル基、 ハロゲン化アリール基、 一〇〇 3 、 一 3〇 3 、 一 3 5、 _3 3 、 _3〇 3 1 ~ 1、 _3〇 2 1 ~ 1、 _3〇 2 3 、 _3〇 2 〇 1 ~ 1 2 、 _ 3〇 2 〇1 ~ 1 2 、 式 (乂一 1) で表される基が挙げられる。 寧

1—# 22 (X »

[式 (X— 1) 中、

X 1 は、 _ 0〇 _ _ 0〇〇 _ _ 〇0〇 _ 03 % 033 % 0 03-, -030-, - 3〇 2 -、 一 223〇〇一又は一〇〇 224 -を 表す。

8 222 は、 水素原子、 置換基を有していてもよい炭素数 1〜 25のアルキル 基又は置換基を有していてもよい炭素数 6〜 1 8の芳香族炭化水素基を表す

[¾ 223 及び[¾ 224 は、 それぞれ独立して、 水素原子、 炭素数 1〜 6のアルキ \¥0 2020/175392 33 卩(:170? 2020 /007178

ル基又はフエニル基を表す。

氺は、 結合手を表す。 ]

[0040] ハロゲン原子としては、 フッ素原子、 塩素原子、 臭素原子、 ヨウ素原子が 挙げられる。

ハロゲン化アルキル基としては、 例えば、 トリフルオロメチル基、 ベルフ ルオロエチル基、 ペルフルオロプロピル基、 ペルフルオロイソプロピル基、 ペルフルオロブチル基、 ペルフルオロ 3㊀〇—ブチル基、 ペルフルオロ ㊀ 「 ーブチル基、 ペルフルオロペンチル基及びペルフルオロヘ キシル基等の フルオロアルキル基等が挙げられ、 ペルフルオロアルキル基であることが好 ましい。 ハロゲン化アルキル基の炭素数としては、 通常 1〜 2 5であり、 好 ましくは炭素数 1〜 1 2である。 ハロゲン化アルキル基は、 直鎖状であって もよいし、 分岐鎖状であってもよい。

ハロゲン化アリール基としては、 フルオロフエニル基、 クロロフエニル基 、 ブロモフエニル基等が挙げられフルオロアリ ール基であることが好ましく 、 ペルフルオロアリール基であることがより好 ましい。 ハロゲン原子を含む アリール基の炭素数としては、 通常 6〜 1 8であり、 好ましくは炭素数 6〜

1 2である。

[0041 ] X 1 は、 一〇〇〇一又は一 3〇 2 -であることが好ましい。

2 2 2 で表される炭素数 1〜 2 5のアルキル基としては、 メチル基、 エチル 基、 门 _プロピル基、 イソプロピル基、 门 _プチル基、 6 「 1: _プチル基 、 3㊀〇—ブチル基、 ペンチル基、 ヘキシル基、 1 —メチルブチル 基、 3—メチルブチル基、 —オクチル基、 —デシル、 2—ヘキシルーオ クチル基等の直鎖状又は分岐鎖状の炭素数 1〜 2 5のアルキル基が挙げられ る。 [¾ 2 2 2 は、 炭素数 1〜 1 2のアルキルであることが好ましい。

していてもよい置換基と しては、 ハロゲン原子、 ヒドロキシ基等が挙げられる。

2 2 2 で表される炭素数 6〜 1 8の芳香族炭化水素基としては、 フヱニル基 、 ナフチル基、 アントラセニル基、 ビフエニル基等の炭素数 6〜 1 8のアリ \¥02020/175392 34 卩(:170? 2020 /007178

—ル基;ベンジル基、 フエニルエチル基、 ナフチルメチル基等の炭素数 7〜

1 8のアラルキル基等が挙げられる。

していてもよい置 換基としては、 ハロゲン原子、 ヒドロキシ基等が挙げられる。

しては、 メチル基 、 エチル基、 门ープロピル基、 イソプロピル基、 门ーブチル基、 6 「 1:— ブチル基、 3㊀〇—ブチル基、 ペンチル基、 ヘキシル基、 1 —メチ ルプチル基、 3 -メチルプチル基等が挙げられる。

[0042] [¾ 4 4 、 [¾ 24 、 [¾ 34 、 [¾ 44 、 [¾ 54 、 [¾ 64 、 [¾ 74 、 [¾ 84 、 [¾ 94

^ 104 、 ^ 1 14 、 ^ 5 、 ^ 15 、 ^25、 ^35、 [¾75及び[ ¾ 85 で表される電子求引 性基としては、 それぞれ独立して、 ニトロ基、 シアノ基、 ハロゲン原子、 一 〇〇 3 、 一 3〇 3 、 一 3 5 、 一 3 3 、 フルオロアルキル基 (好ましくは 、 炭素数 1〜 25) 、 フルオロアリール基 (好ましくは、 炭素数 6〜 1 8)

、 一〇〇一〇一[¾ 222 、 一3〇 2 -[¾ 222 又は一〇〇一[¾ 222 ([¾ 222 は、 水素 原子、 置換基を有していてもよい炭素数 1〜 25のアルキル基又は置換基を 有していてもよい炭素数 6〜 1 8の芳香族炭化水素基を表す。 ) であること が好ましく、

ニトロ基、 シアノ基、 フッ素原子、 塩素原子、 _〇〇 3 、 一 3〇 3 、 フ ルオロアルキル基、 _◦〇_〇_[¾ 222 又は一 3〇 2 _[¾ 222 ([¾ 222 は、 水素 原子、 置換基を有していてもよい炭素数 1〜 25のアルキル基又は置換基を 有していてもよい炭素数 6〜 1 8の芳香族炭化水素基を表す。 ) であること がより好ましく、 シアノ基であることがさらに好ましい。

及び のうちの少なくとも一方がシアノ基であるこ とが好ましく、 がシアノ基であり、 かつ、 がシアノ基、 _〇〇_〇_[¾ 222 又は一 3〇 2 — [¾ 222 ([¾ 222 は、 それぞれ独立して、 水素原子、 ハロゲン原子を有していて もよい炭素数 1〜 25のアルキル基又はハロゲン原子を有してい もよい炭 素数 6〜 1 8の芳香族炭化水素基を表す。 ) であることがより好ましい。

[0043] して環を形成してもよい。 いに結 \¥0 2020/175392 35 卩(:170? 2020 /007178

合して形成する環は、 単環であってもよいし、 縮合環であってもよいが、 単 環であることが好ましい。 また、 が互いに結合して形成する環は 、 環の構成要素としてへテロ原子 (窒素原子、 酸素原子、 硫黄原子) 等を含 んでいてもよい。

及び が互いに結合して形成する環は、 通常 3〜 1 0員環であり、 5 〜 7員環であることが好ましく、 5員環又は 6員環であることがより好まし い。

及び が互いに結合して形成する環としては、 例えば、 下記に記載の 構造が挙げられる。

[式中、 *は、 炭素原子との結合手を表す。 は、 それぞれ独立し て、 水素原子又は置換基を表す。 ]

[0044] して形成する環は、 置換基 (上記式中の

6 £ ) を有していてもよい。 前記置換基は、 例えば、 が有していてもよい 置換基と同じものが挙げられる。 前記 [¾ 1 £ 〜[¾ 1 6 £ は、 それぞれ独立して、 好 ましくは炭素数 1〜 1 2のアルキル基であり、 より好ましくは炭素数 1〜 6 のアルキル基であり、 さらに好ましくはメチル基である。

[0045] が互いに結合し て形成する環と同じものが挙げられる。

て形成する環と同じものが挙げられる。

て形成する環と同じものが挙げられる。

が互いに結合し て形成する環と同じものが挙げられる。 \¥02020/175392 36 卩(:170? 2020 /007178

て形成する環と同じものが挙げられる。

[0046] 、 1 1 1 1 01 1 1 、 、 2 2 2

は、 [¾ 3 で表される複素環基と同じものが挙げら れ、 ピロリジル基、 ピベリジ ル基、 テトラヒドロフルフリル基、 テトラヒドロピラニル基、 テトラヒドロ チオフエノ基、 テトラヒドロチオピラニル基又はピリジル基 であることが好 ましい。

[0047] 、 1 1 1 1 01 1 1 、 、 2 2 2

2 2 2 2 02 1 2 3 3 3 3

53 、 [¾ 63 、 [¾ 73 、 [¾ 83 、 [¾ 93 、 [¾ 103 及び 13 で表される炭素数 1〜 25 の脂肪族炭化水素基としては、 で表される炭素数 1〜 25の脂肪族炭化水 素基と同じものが挙げられる。

前記炭素数 1〜 25の脂肪族炭化水素基は、 炭素数 1〜 1 5のアルキル基 であることが好ましく、 炭素数 1〜 1 2のアルキル基であることがより好ま しい。

[0048] 、 1 1 1 1 01 1 1 、 、 2 2 2

2 2 2 2 02 1 2 3 3 3 3

53 、 [¾ 63 、 [¾ 73 、 [¾ 83 、 [^ 3 、 で表される脂肪族炭化水素 基が有していてもよい置換基としては、 ハロゲン原子、 水酸基、 ニトロ基、 シアノ基、 一3〇 3 1 ~ 1等が挙げられる。

[0049] また、 、 [¾ 41 、 [¾ 51 、 [¾ 61 、 [¾ 91 01 1 1 、 [¾ 2 2 、 [¾ 42

30 2 -, _〇〇_、 _〇_、 _〇〇〇_、 _〇〇〇_、 _〇〇 [¾ 13 八_、

れていてもよい。 \¥02020/175392 37 卩(:170? 2020 /007178 3、 [¾ 23 、 [¾ 33 、 [¾ 43 、 [¾ 53 、 [¾ 63 、 [¾ 73 、 [¾ 83 、 [¾ 93 、 [¾ 103 及び

, , , , 、

1 03 3 3 03 03 3 3 03 3 -30 —又は一 3〇 2 —に置換されていてもよい。

前記炭素数 1〜 25の脂肪族炭化水素基に含まれる

が置換される場合、 一〇一、 一3—、 一 0〇一〇一又は一 3〇 2 —で置換され ることが好ましい。

前記炭素数 1〜 25の脂肪族炭化水素基に含まれる

が一〇一で置換された場合、 当該脂肪族炭化水素基は、 _〇_[¾’ ([¾’ は ハロゲン原子を有していてもよい炭素数 1〜 24のアルキル基) で表される アルコキシ基であることが好ましい。 また、 ポリエチレンオキシ基やポリプ ロピレンオキシ基等のポリアルキレンオキシ 基であってもよい。 一〇一 で表されるアルコキシ基としては、 例えば、 メ トキシ基、 エトキシ基、 一〇 〇 3 基等が挙げられる。

前記炭素数 1〜 25の脂肪族炭化水素基に含まれる

が _ 3 _で置換された場合、 当該脂肪族炭化水素基は、 一 は ハロゲン原子を有していてもよい炭素数 1〜 24のアルキル基) で表される アルキルチオ基であることが好ましい。 また、 ポリエチレンチオ基やポリプ ロピレンチオ基等のポリアルキレンチオ基で あってもよい。 一 ’ で表 されるアルキルチオ基としては、 例えば、 メチルチオ基、 エチルチオ基、 一 3〇 3 基、 ポリエチレンチオ基、 ポリプロピレンチオ基等が挙げられる。 前記炭素数 1〜 25の脂肪族炭化水素基に含まれる

が一〇〇〇一で置換された場合、 当該脂肪族炭化水素基は、 _〇〇〇_[¾’ \¥02020/175392 38 卩(:170? 2020 /007178

([¾, はハロゲン原子を有していてもよい炭素数 1〜 24のアルキル基) で 表される基であることが好ましい。

前記炭素数 1〜 25の脂肪族炭化水素基に含まれる

が一 3〇 2 —で置換された場合、 当該脂肪族炭化水素基は、 _3〇 2 _8’ ( はハロゲン原子を有していてもよい炭素数 1〜 24のアルキル基) で表 される基であることが好ましく、 _3〇 2 〇1 ~ 1 2 基、 _3〇 2 〇1 ~ 1 2 基等で あってもよい。 、 は 、 で表される炭素数 1〜 6のアルキル基と同じものが挙げられる。

[0051] 、 1 1 1 1 01 1 1 、 、 2 2 2

2 2 2 2 02 1 2 3 3 3 3

53 、 [¾ 63 、 [¾ 73 、 [¾ 83 、 [¾ 93 、 [¾ 103 及び 13 で表される炭素数 6〜 1 8 の芳香族炭化水素基としては、 8 3 で表される炭素数 6〜 1 8で表される芳香 族炭化水素基と同じものが挙げられ、 炭素数 6〜 1 8のアリール基であるこ とが好ましく、 フエニル基又はベンジル基であることがより 好ましい。

前記炭素数 6〜 1 8の芳香族炭化水素基が有していてもよい置 基として は、 ハロゲン原子;水酸基;チオール基; アミノ基;ニトロ基;シアノ基; -3〇 3 1 ~ 1基等が挙げられる。

1 1 1 1 01 1 1 、 、 2 2 2 、 [¾62、 [¾72、 [^82^92、 [^102、 の芳香 族炭化水素基に含まれる _〇1 ~ 1 2 —又は _〇!!=は、 -30 2 - 、 一〇〇一、 一〇一、 一〇〇〇一、 一〇〇〇一、 一〇〇 [¾ 13 八一、 一 [¾ 14 八一〇〇一、 一3—、 一3〇一、 一〇 2 —又は一〇 1 ~ 1 ーに置換されていて もよい。

3、 [¾ 23 、 [¾ 33 、 [¾ 43 、 [¾ 53 、 [¾ 63 、 [¾ 73 、 [¾ 83 、 [¾ 93 、 [¾ 103 及び

は一〇!!=は、 一〇一、 一3—、 一〇〇一、 一〇〇一〇一、 一 \¥02020/175392 39 卩(:170? 2020 /007178

〇_〇〇_、 一〇一〇〇一〇一、 一〇〇 [¾ 2 八一、 一〇 _〇〇_ [¾ 3 八一、 , , , , 、

1 03 3 3 03 03 3 3 03 3 -30 —又は一 3〇 2 —に置換されていてもよい。

前記炭素数 6〜 1 8の芳香族炭化水素基に含まれる _〇1 ~ 1 2 —又は _◦!! = が置換される場合、 一〇一又は一 30 2 で置換されることが好ましい。 前記炭素数 6〜 1 8の芳香族炭化水素基に含まれる _〇1 ~ 1 2 —又は _◦!! = が _〇_で置換された場合、 当該芳香族炭化水素基は、 フエノキシ基等の炭 素数 6〜 1 7のアリールオキシ基; フエノキシエチル基、 フエノキシジエチ レングリコール基、 フエノキシポリアルキレングリコール基のア リールアル コキシ基等であることが好ましい。

前記炭素数

が一 3〇 2 —で置換された場合、 当該芳香族炭化水素基は、 _3〇 2 _8” ( は炭素数 6〜 1 7のアリール基又は炭素数 7〜 1 7のアラルキル基を表 す。 ) で表される基であることが好ましい。 、 は 、 で表される炭素数 1〜 6のアルキル基と同じものが挙げられる。

[0053] 及び は、 互いに連結して環を形成してもよい。 及び が連結し て形成される環の構成要素として、 を構成する二重結合を含む。 つまり 、 及び Vが連結して形成される環と環 とで縮合環を形成する。 及 び 8 3 が連結して形成される環と環 とが形成する縮合環としては、 具体的 には、 以下に記載の環構造が挙げられる。 \¥02020/175392 40 卩(:170? 2020 /007178

成される環の構成要素として、 環 2 を構成する二重結合を含む。 つまり、

12 及び 13 が互いに結合して形成する環と環 2 とで縮合環を形成する。 具体 的には、 及び が連結して形成される環と環 とが形成する縮合環と同 じものが挙げられる。

二重結合を含む。 つまり、 とで縮合環を形成する。 具体 的には、 及び が連結して形成される環と環 とが形成する縮合環と同 じものが挙げられる。

成される環の構成要素として、 環 6 を構成する二重結合を含む。 つまり、

52 及び 53 が互いに結合して形成する環と環 6 とで縮合環を形成する。 具体 的には、 及び が連結して形成される環と環 とが形成する縮合環と同 じものが挙げられる。

成される環の構成要素として、 を構成する二重結合を含む。 つまり、

62 及び 63 が互いに結合して形成する環と環 7 とで縮合環を形成する。 具体 的には、 及び が連結して形成される環と環 とが形成する縮合環と同 じものが挙げられる。

二重結合を含む。 つまり、 とで縮合環を形成する。 具体 \¥02020/175392 41 卩(:170? 2020 /007178

的には、 及び が連結して形成される環と環 とが形成する縮合環と同 じものが挙げられる。

成される環の構成要素として、 環 9 を構成する二重結合を含む。 つまり、

82 及び 83 が互いに結合して形成する環と環 9 とで縮合環を形成する。 具体 的には、 及び が連結して形成される環と環 とが形成する縮合環と同 じものが挙げられる。

して形

具体的には、 して形成される環と環 1 とが形成する縮合環 と同じものが挙げられる。

して形成される環の構成要素として、 を構成する二重結合を含む。 つ

成する。 具体的には、 が連結して形成される環と環 とが形成す る縮合環と同じものが挙げられる。

して形成される環の構成要素として、 を構成する二重結合を含む。 つ

成する。 具体的には、 が連結して形成される環と環 とが形成す る縮合環と同じものが挙げられる。

[0055] 及び は、 互いに結合して環を形成してもよい。 及び が互いに 結合して形成する環は、 環の構成要素として窒素原子を 1つ含む。 及び 2が互いに結合して形成する環は、 単環であってもよいし、 縮合環であっても よいが、 単環であることが好ましい。 1 及び 2 が互いに結合して形成する 環は、 環の構成要素としてさらにへテロ原子 (酸素原子、 硫黄原子、 窒素原 子等) を含んでいてもよい。 及び 2 が互いに結合して形成する環は、 月旨 \¥0 2020/175392 42 卩(:170? 2020 /007178

肪族環であることが好ましく、 不飽和結合を有さない脂肪族環であることが より好ましい。

及び が互いに結合して形成する環は、 通常 3〜 1 0員環であり、 5 〜 7員環であることが好ましく、 5員環又は 6員環であることがより好まし い。

1 及び 2 が互いに結合して形成する環は置換基を 有していてもよく、 例 えば、 環 2 〜環 1 2 が有していてもよい置換基と同じものが 挙げられる。

及び が互いに結合して形成する環としては、 例えば、 下記に記載の 環が挙げられる。

[0056] [¾ 4 1 及び 2 が互いに結合して形成する環は、 が互いに結合し て形成する環と同じものが挙げられる。

に結合し て形成する環と同じものが挙げられる。

に結合し て形成する環と同じものが挙げられる。

に結合し て形成する環と同じものが挙げられる。

して形成する環と同じものが挙げられる。

して形成する環と同じものが挙げられる。

[0057] される 2価の連結基としては、 置換基を有していても よい炭素数 1〜 1 8の 2価の脂肪族炭化水素基又は置換基を有して てもよ い炭素数 6〜 1 8の 2価の芳香族炭化水素基を表す。 前記 2価の脂肪族炭化 \¥0 2020/175392 43 卩(:170? 2020 /007178

水素基及び _〇一、 _ 3 _ 、 は水素原子又は炭素数 ]〜6のアルキル基を表す) 、 一 〇〇一、 一 3〇 2 —、 一3〇一、 一 〇 3 —で置換されていてもよい。

また、 前記 2価の脂肪族炭化水素基及び 2価の芳香族炭化水素基が有して いてもよい置換基としては、 ハロゲン原子、 水酸基、 カルボキシ基、 アミノ 基等が挙げられる。

[0058] される 2価の連結基は、 それぞれ独立して、 置換基を 有していてもよい炭素数 1〜 1 8の 2価の脂肪族炭化水素基であることが好 ましく、 置換基を有していてもよい炭素数 1〜 1 2の 2価の脂肪族炭化水素 基であることがより好ましい。

[0059] される 2価の連結基の具体例としては、 以下に記載の 連結基が挙げられる。 式中、 *は結合手を表す。

[0060]

[0061]

[0062]

\¥0 2020/175392 47 卩(:170? 2020 /007178

[0065]

[0066] 及び は、 それぞれ独立して、 置換基を有していてもよい炭素数 1〜

1 8の 2価の脂肪族炭化水素基又は下記式で表され 連結基であることが好 ましく、 置換基を有していてもよい炭素数 1〜 1 2の 2価の脂肪族炭化水素 基又は下記式で表される連結基であることが より好ましい。 \¥0 2020/175392 48 卩(:170? 2020 /007178

[0067] は、 置換基を有していてもよい炭素数 1〜 1 8の 2価の脂肪族炭化水素 基又は下記式で表される連結基であることが 好ましい。

[0068] としては、 それぞれ独立して、 置換基 を有していてもよい炭素数 1〜 1 8の 3価の脂肪族炭化水素基又は置換基を 有していてもよい炭素数 6〜 1 8の 3価の芳香族炭化水素基が挙げられる。 前記 3価の脂肪族炭化水素基に含まれる _ 0 1 ~ 1 2 —は、 _〇一、 _ 3 _、 _〇 3 _〇〇一、 - 3 0

6のアルキル基を表す。 ) で置き換わっていてもよい。

前記 3価の脂肪族炭化水素基及び前記 3価の芳香族炭化水素基が有してい てもよい置換基としては、 ハロゲン原子、 水酸基、 カルボキシ基、 アミノ基 等が挙げられる。

9 及び で表される 3 価の連結基は、 それぞれ独立して、 置換基を有し ていてもよい炭素数 1〜 1 2の 3価の脂肪族炭化水素基であることが好まし い。

。で表される 3 価の連結基の具体例としては、 以下に記載の連結 基が挙げられる。 \¥0 2020/175392 49 卩(:170? 2020 /007178

[0069] 1 で表される 4価の連結基としては、 置換基を有していてもよい炭素数

1〜 1 8の 4価の脂肪族炭化水素基又は置換基を有して てもよい炭素数 6 〜 1 8の 4価の芳香族炭化水素基が挙げられる。 前記 4価の脂肪族炭化水素 ¾に含まれる _〇 1 ~ 1 2 _(よ、 _〇_、 — 3— % — 0 3— % _〇〇_、 —3 0— 、 は水素原子又は炭素数 1〜 6のアルキル基を表す。 ) で置き換わっていてもよい。

前記 4価の脂肪族炭化水素基及び前記 4価の芳香族炭化水素基が有してい てもよい置換基としては、 ハロゲン原子、 水酸基、 カルボキシ基、 アミノ基 等が挙げられる。

それぞれ独立して、 置換基を有していて もよい炭素数 1〜 1 2の 4価の脂肪族炭化水素基であることが好まし 。 しては、 以下に記載の連結基が挙 \¥0 2020/175392 50 卩(:17 2020 /007178 げられる。

[0070] は、 炭素数 1 〜 1 5のアルキル基であることが好ましく、 炭素数 1 〜 1

0のアルキル基であることがより好ましい。

8 2 は、 炭素数 1 〜 1 5のアルキル基であることが好ましく、 炭素数 1 〜 1

0のアルキル基であることがより好ましい \¥0 2020/175392 51 卩(:170? 2020 /007178

1 2 とは互いに連結して環を形成することが 好ましく、 脂肪族環を形 成することがより好ましく、 不飽和結合を有さない脂肪族環であることが さ らに好ましく、 ピロリジン環またはピペリジン環構造を有す ることが特に好 ましい。

ニトロ基、 シアノ基、 ハロゲン原子、 一〇〇 3 、 一 3〇 3 、 5、 一 3 3 、 フルオロアルキル基 (好ましくは、 炭素数 1〜 2 5) 、 フル オロアリール基 (好ましくは、 炭素数 6〜 1 8) 、 _〇〇_〇_ [¾ 1 1 ^又は

アルキル基を表す。 ) であることが好ましく、

シアノ基、 フッ素原子、 塩素原子、 _〇〇 3 、 一 3〇 3 、 フルオロアル キル基、

それぞれ独立して、 ハロゲン原子を有していてもよい炭素数 1〜 2 4のアル キル基を表す。 ) であることがより好ましく、 シアノ基、 フッ素原子である ことがさらに好ましく、 特に好ましくはシアノ基である。

[0071 ] 及び は、 それぞれ独立して、 ニトロ基、 シアノ基、 ハロゲン原子、 —〇〇 3 、 一 3〇 3 、 一 3 5 、 一 3 3 、 フルオロアルキル基、 フルオロ アリール基、 _〇〇_〇_ [¾ 2 2 2 又は一 3〇 2 _ [¾ 2 2 2 ([¾ 2 2 2 は、 水素原子、 置換基を有していてもよい炭素数 1〜 2 5のアルキル基又は置換基を有して いてもよい炭素数 6〜 1 8の芳香族炭化水素基を表す。 ) であることが好ま しく、

ニトロ基、 シアノ基、 フッ素原子、 塩素原子、 _〇〇 3 、 一 3〇 3 、 フ ルオロアルキル基、 _◦〇_〇_ [¾ 2 2 2 又は一 3〇 2 _ [¾ 2 2 2 ([¾ 2 2 2 は、 水素 原子、 置換基を有していてもよい炭素数 1〜 2 5のアルキル基又は置換基を 有していてもよい炭素数 6〜 1 8の芳香族炭化水素基を表す。 ) であること がより好ましく、

シアノ基、 _〇〇_〇_ [¾ 2 2 2 又は一 3〇 2 _ [¾ 2 2 2 ([¾ 2 2 2 は、 水素原子、 置換基を有していてもよい炭素数 1〜 2 5のアルキル基又は置換基を有して いてもよい炭素数 6〜 1 8の芳香族炭化水素基を表す。 ) であることがさら \¥02020/175392 52 卩(:170? 2020 /007178

に好ましく、 シアノ基であることが特に好ましい。

及び のうちの少なくとも一方がシアノ基であるこ とが好ましく、 がシアノ基であり、 かつ、 がシアノ基、 _〇〇_〇_[¾ 222 又は一 3〇 2 — [¾ 222 ([^ 222は、 水素原子、 置換基を有していてもよい炭素数 1〜 25のア ルキル基又は置換基を有していてもよい炭素 数 6〜 1 8の芳香族炭化水素基 を表す。 ) であることがより好ましい。

同じ構造を有することが好ましい。

ともにシアノ基であることが好ましい。

[0072] [¾ 、 [¾ 61 、 [ ¾ 91 、 [¾1〇1及び[¾111は、 それぞれ独立して、 炭素 数 1〜 1 5のアルキル基であることが好ましく、 炭素数 1〜 1 0のアルキル 基であることがより好ましい。

^12, ^42、 ^52、 ^62、 ^72、 ^82、 ^92、 [¾1〇2及び ^112は、 それ それ独立して、 炭素数 1〜 1 5のアルキル基であることが好ましく、 炭素数 1〜 1 0のアルキル基であることがより好ましい。

とは、 互いに連結して環を形成することが好ましく 、 脂肪族環 を形成することがより好ましく、 不飽和結合を有さない脂肪族環であること がさらに好ましく、 特に好ましくはピロリジン環またはピペリジ ン環構造を 有することが好ましい。

とは、 互いに連結して環を形成することが好ましく 、 脂肪族環 を形成することがより好ましく、 不飽和結合を有さない脂肪族環であること がさらに好ましく、 特に好ましくはピロリジン環またはピペリジ ン環構造を 有することが好ましい。

とは、 互いに連結して環を形成することが好ましく 、 脂肪族環 を形成することがより好ましく、 不飽和結合を有さない脂肪族環であること がさらに好ましく、 特に好ましくはピロリジン環またはピペリジ ン環構造を 有することが好ましい。

とは、 互いに連結して環を形成することが好ましく 、 脂肪族環 を形成することがより好ましく、 不飽和結合を有さない脂肪族環であること \¥02020/175392 53 卩(:170? 2020 /007178

がさらに好ましく、 特に好ましくはピロリジン環またはピペリジ ン環構造を 有することが好ましい。

とは、 互いに連結して環を形成することが好ましく 、 脂肪族 環を形成することがより好ましく、 不飽和結合を有さない脂肪族環であるこ とがさらに好ましく、 特に好ましくはピロリジン環またはピペリジ ン環構造 を有することが好ましい。

と[¾ 1 12 とは、 互いに連結して環を形成することが好ましく 、 脂肪族 環を形成することがより好ましく、 不飽和結合を有さない脂肪族環であるこ とがさらに好ましく、 特に好ましくはピロリジン環またはピペリジ ン環構造 を有することが好ましい。

[0073] 3 、 [¾ 23 、 [¾ 33 、 [¾ 43 、 [¾ 53 、 [¾ 63 、 [¾ 73 、 [¾ 83 、 [¾ 93 、 [¾ 103 及び

[¾ 1 13 は、 それぞれ独立して、 ニトロ基;シアノ基;ハロゲン原子; 一〇〇 3 ; _3〇 3 ; _3 5 ; _3 3 ; 炭素数 1〜 25のフルオロアルキル基; 炭素数 6〜 1 8のフルオロアリール基;

1 12/ ^ 12 は、 それぞれ独立して、 ハロゲン原子を有してい てもよい炭素数 1〜 24のアルキル基を表す。 ) であることが好ましく、 シアノ基; フッ素原子;塩素原子; 一〇〇 3 ; — 3〇 3 ; 炭素数 1〜 1 2のフルオロアルキル基

は、 それぞれ独立して、 ハロゲン原子を有していてもよい炭素 数 1〜 24のアルキル基を表す。 ) であることがより好ましく、

シアノ基であることが特に好ましい。

[0074] 4 4 4 4 4 4 4 4 4 04

1 4、 [¾ 1 5、 [¾ 25、 [¾ 3 5、 [¾ 75及び[^ 85は、 それぞれ独立して、 ニトロ基、 シアノ基、 ハロゲン原子、 一〇〇 3 、 一 3〇 3 、 一 3 5 、 一 3 3 、 一〇 〇—〇 _[¾ 222、 _3〇 2 _[¾ 222 ([^ 222は、 ハロゲン原子を有していてもよ い炭素数 1〜 25のアルキル基を表す) 、 炭素数 1〜 25のフルオロアルキ ル基又は炭素数 6〜 1 8のフルオロアリール基であることが好まし 、 ニトロ基、 シアノ基、 フッ素原子、 塩素原子、 _〇〇 3 、 一 3〇 3 、 フ \¥02020/175392 54 卩(:170? 2020 /007178

ルオロアルキル基、 _〇〇_〇_ [¾ 222 又は一 3〇 2 _ [¾ 222 ([¾ 222 は、 ハロ ゲン原子を有していてもよい炭素数 1〜 25のアルキル基を表す) ことがよ り好ましく、

シアノ基、 _〇〇_〇_ [¾ 222 又は一 3〇 2 _ [¾ 222 ([¾ 222 は、 ハロゲン原 子を有していてもよい炭素数 1〜 25のアルキル基を表す) であることがさ らに好ましく、

シアノ基であることが特に好ましい。

24 25 とは同じ構造であることが好ましい。

34 35 とは同じ構造であることが好ましい。

74 75 とは同じ構造であることが好ましい。

とは同じ構造であることが好ましい。

[0076] 式 ( I) で表される化合物は、 式 ( I _ 1 ) で表される化合物、 式 ( I _2 ) で表される化合物又は式 (丨 - 3 ) で表される化合物の何れかで あることがより好ましい。

[^父!、 [¾父 2 、 8x 3 、 8x 4 、 8x 5 、 8父 6 、 8x 7 及び ^?父 8 は、 それぞ れ独立して、 水素原子又は置換基を表す。

〇! 1は〇〜 4の整数を表し、 012は〇〜 5の整数を表す。 ]

していてもよい置換基 と同じものが挙げられる。

それぞれ独立して、 0又は 1であることが好ましい。

[0077] 式 (丨 丨) で表される化合物は、 式 (丨 丨 _八) で表される化合物である \¥02020/175392 55 卩(:17 2020 /007178

ことが好ましい。

[式中、 、 、 、 、 、 2 3 、 [¾ 14 及び[¾ 15 は、 上記と 同じ局、味を表す。

8x9、 8x1。、 8x11及び 8x12は、 それぞれ独立して、 水素原子又は置換 基を表す。 ]

していてもよい置換基 と同じものが挙げられる。

[0078] 式 ( I I I) で表される化合物は、 式 (丨 丨 丨 _八) で表される化合物で あることが好ましい。

記と同じ意味を表す。

8x13、 8x14、 ^ >< 15 及び^ ><16 は、 それぞれ独立して、 水素原子又は置 換基を表す。 ]

しては、 環 1 が有していてもよい置換 基と同じものが挙げられる。

[0079] 式 ( I) で表される化合物 (以下、 化合物 (丨) という場合がある。 ) と しては、 例えば、 以下に記載の化合物が挙げられる。

化合物 (丨) は、 式 ( 1 1) 〜式 (1 4) 、 式 (1 _7) 、 式 ( 1 — 8) 、 式 (1 — 1 0) 、 式 (1 — 1 2) 、 式 (1 —20) 〜式 (1 —25) 、 式 (1 —54) 〜式 (1 —57) 、 式 (1 —59) 、 式 (1 —63) 〜式 (1 —68) 、 式 (1 —70) 〜式 (1 —78) 、 式 (1 —80) 、 式 (1 \¥02020/175392 56 卩(:17 2020 /007178

_ 1 24) 〜式 (1 — 1 32) 、 式 (1 — 1 35) 、 式 (1 — 1 37) 〜式 (1 — 1 42) 、 式 (1 — 1 58) 〜式 (1 — 1 72) 、 式 (1 —2 1 8) 〜式 (1 —229) で表される化合物であることが好ましく、

式 (1 — 1) 、 式 (1 — 2) 、 式 (1 — 4) 、 式 (1 — 7) 、 式 (1 — 1 〇) 、 式 (1 — 1 2) 、 式 (1 _20) 、 式 (1 _22) 、 式 (1 _54) 〜式 (1 _56) 、 式 (1 _59) 、 式 (1 _63) 〜式 (1 _65) 、 式 (1 —66) 、 式 (1 —7 1) 、 式 (1 — 1 24) 、 式 (1 — 1 25) 、 式 (1 — 1 26) 、 式 (1 — 1 28) 、 式 (1 — 1 3 1

) 、 式 (1 — 1 58) 、 式 (1 — 1 60) 、 式 (1 — 1 64) 、 式 (1 — 1 69) 、 式 (1 —2 1 8) 〜式 (1 —227) で表される化合物であること がより好ましく、

式 (1 _54) 〜式 (1 _56) 、 式 (1 _59) 、 式 (1 _64) 、 式 (1 — 1 25) 、 式 (1 _2 1 8) 〜式 (1 _229) で表される化合物で あることがさらに好ましい。

[0080]

[0081]

[0082]

[0083]

[0084]

[0085]

[0086]

[0087] \¥02020/175392 65 卩(:170? 2020 /007178

[0089] 式 ( I I) で表される化合物 (以下、 化合物 (丨 丨) という場合がある。

) としては、 例えば、 以下に記載の化合物が挙げられる。

化合物 (丨 丨) としては、 式 (2- 1) 、 式 (2-2) 、 式 (2-5) 〜 式 (2_ 1 2) 、 式 (2_24) 〜式 (2_28) 、 式 (2_32) 、 式 ( 2— 33) 、 式 (2— 38) 〜式 (2— 44) 、 式 (2— 70) 、 式 (2— 7 1) 、 式 (2- 1 03) 〜式 (2- 1 06) で表される化合物であること が好ましく、 式 (2— 1) 、 式 (2— 2) 、 式 (2— 5) 〜式 (2— 1 0) 、 式 (2— 1 03) 〜式 (2— 1 06) で表される化合物であることがより 好ましい。

[0090]

[0091]

[0092]

[0093]

[0094]

[0095]

[0096] \¥02020/175392 72 卩(:170? 2020 /007178

[0098] 式 (丨 丨 丨) で表される化合物 (以下、 化合物 ( 1 1 1) という場合があ る。 ) としては、 例えば、 以下に記載の化合物が挙げられる。

[0099] 式 (丨 V) で表される化合物 (以下、 化合物 ( I V) という場合がある。

) としては、 例えば、 以下に記載の化合物が挙げられる。 \¥02020/175392 73 卩(:170? 2020 /007178

[0100] 式 (V) で表される化合物 (以下、 化合物 (V) という場合がある。 ) と しては、 例えば、 以下に記載の化合物が挙げられる。

化合物 (V) としては、 式 (5- 1) 〜式 (5-3) 、 式 (5-6) 、 式 (5— 7) 、 式 (5— 9) 、 式 (5— 1 5) 、 式 (5— 2 1) 、 式 (5— 2 3) 、 式 (5-25) 、 式 (5-26) 、 式 (5-32) 、 式 (5-36) 、 式 (5— 38) で表される化合物であることが好ましく、 式 (5— 1) 〜 式 (5— 3) 、 式 (5— 2 1) 、 式 (5— 25) 、 式 (5— 36) で表され る化合物であることがより好ましい。

[0101]

[0102]

[0103]

[0104]

[0105] \¥02020/175392 79 卩(:17 2020 /007178

[0106] 式 (V I) で表される化合物 (以下、 化合物 (V I) という場合がある。

) としては、 例えば、 以下に記載の化合物が挙げられる。

化合物 (V I) としては、 式 (6— 1) 、 式 (6— 2) 、 式 (6— 4) 、 式 (6_5) 、 式 (6_7) 、 式 (6_8) 、 式 (6_9) 、 式 (6_ 1 2 ) 、 式 (6_ 1 5) 、 式 (6_ 1 8) 、 式 (6_ 1 9) 、 式 (6_22) 、 式 (6_23) 、 式 (6_50) 、 式 (6_57) 、 式 (6_69) 、 式 ( 6— 80) 式 (6— 85) 、 式 (6— 94) で表される化合物であることが 好ましく、 式 (6_ 1) 、 式 (6_2) 、 式 (6_4) 、 式 (6_8) 、 式 (6— 1 5) 、 式 (6— 22) 、 式 (6— 80) で表される化合物であるこ とがより好ましい。

[0107]

[0108]

[0109]

[0110]

[0111] [2110]

SLlLOO/OZOZd£/l^d 16£^11/0101〇丛

[0113]

[0114]

[0115]

[0116] \¥0 2020/175392 89 卩(:17 2020 /007178

る。 ) としては、 例えば、 以下に記載の化合物が挙げられる。 \¥02020/175392 90 卩(:17 2020 /007178 化合物 (V I I) としては、 式 (7— 1) 〜式 (7— 9) 、 式 (7— 1 2 ) 、 式 (7— 1 4) 、 式 (7— 1 7) 、 式 (7—42) 〜式 (7—44) 、 式 (7— 57) で表される化合物であることが好ましく、 式 (7— 1) 〜式

(7 -8) , で表される化合物であることがより好ましい 。

[0118]

[0119]

[0120]

(7-23)

(7-24)

[0121]

[0122]

(7-38)

[0123]

(7-47)

(7-46)

[0124]

(7-56)

[0125] \¥02020/175392 97 卩(:17 2020 /007178

(7-63) {7-64)

[0126] 式 (V I I I) で表される化合物 (以下、 化合物 (V I I I) という場合 がある。 ) としては、 例えば、 以下に記載の化合物が挙げられる。

化合物 (V I I I) としては、 式 (8— 1) 、 式 (8— 2) 、 式 (8— 4 ) 、 式 (8_5) 、 式 (8_ 1 1) 、 式 (8_ 1 3) 〜式 (8_ 1 7) 、 式 (8— 25) 、 式 (8— 26) 、 式 (8— 47) 、 式 (8— 48) で表され \¥02020/175392 98 卩(:17 2020 /007178

る化合物であることが好ましく、 式 (8— 1) 、 式 (8— 4) 、 式 (8— 5 ) 、 式 (8_ 1 5) 、 式 (8_ 1 7) 、 式 (8_25) で表される化合物で あることがより好ましい。

[0127]

[0128]

[0129]

[0130]

[0131]

[0132]

[0133]

[0134]

[0135]

[0136] \¥0 2020/175392 107 卩(:17 2020 /007178

[0137] <化合物 ( I) の製造方法>

化合物 (丨) は、 例えば、 式 (丨 一 1) で表される化合物 (以下、 化合物 \¥0 2020/175392 108 卩(:170? 2020 /007178

( I - 1) という場合がある。 ) と式 (丨 _ 2) で表される化合物 (以下、 化合物 (丨 _ 2) という場合がある。 ) とを反応させることにより得ること ができる。

[式中、 環 \^/ 1 、 じ意味を表す。 ]

[0138] 化合物 ( I - 1) と化合物 (丨 一2) との反応は、 通常、 化合物 ( 1 - 1 ) と化合物 (丨 _ 2) とを混合することにより実施され、 化合物 (丨 _ 1) に化合物 (丨 - 2) を加えることが好ましい。

また、 化合物 (丨 _ 1) と化合物 (丨 _ 2) との反応は、 塩基及びメチル 化剤の存在下で化合物 ( I - 1) と化合物 (丨 _ 2) とを混合することが好 ましく、

化合物 (1 _ 1) 、 化合物 (丨 _ 2) 、 塩基及びメチル化剤を混合するこ とが好ましく、

化合物 (1 _ 1) とメチル化剤との混合物に、 化合物 ( I - 2) と塩基と を混合することがより好ましく、

化合物 (1 _ 1) 及びメチル化剤の混合物に、 化合物 ( I - 2) 及び塩基 の混合物を加えることがさらに好ましい。

[0139] 塩基としては、 水酸化ナトリウム、 水酸化リチウム、 水酸化カリウム、 水 酸化セシウム、 水酸化ルビシウム、 水酸化カルシウム、 水酸化バリウム、 水 酸化マグネシウム等の金属水酸化物 (好ましくはアルカリ金属水酸化物) ; ナトリウムメ トキシド、 カリウムメ トキシド、 リチウムメ トキシド、 ナトリ ウムエトキシド、 ナトリウムイソプロポキシド、 ナトリウムターシャリーブ トキシド、 カリウムターシャリーブトキシド等の金属ア ルコキシド (好まし くはアルカリ金属アルコキシド) ;水素化リチウム、 水素化ナトリウム、 水 \¥0 2020/175392 109 卩(:170? 2020 /007178

素化カリウム、 水素化リチウムアルミニウム、 水素化ホウ素ナトリウム、 水 素化アルミニウム、 水素化アルミニウムナトリウム等の金属水素 化物;酸化 カルシウム、 酸化マグネシウム等の金属酸化物;炭酸水素 ナトリウム、 炭酸 ナトリウム、 炭酸カリウム等の金属炭酸塩 (好ましくはアルカリ土類金属炭 酸塩) ; ノルマルプチルリチウム、 夕ーシャリーブチルリチウム、 メチルリ チウム、 グリニャール試薬等の有機アルキル金属化合 物; アンモニア、 トリ エチルアミン、 ジイソプロピルエチルアミン、 エタノールアミン、 ピロリジ ン、 ピぺリジン、 ジアザビシクロウンデセン、 ジアザビシクロノネン、 グア ニジン、 水酸化テトラメチルアンモニウム、 水酸化テトラエチルアンモニウ ム、 ピリジン、 アニリン、 ジメ トキシアニリン、 酢酸アンモニウム、 /3 -アラ ニン等のアミン化合物 (好ましくはトリエチル

アミン、 ジイソプロピルエチルアミン等の 3級アミン) ; リチウムジイソプ ロピルアミ ド、 ナトリウムアミ ド、 カリウムヘキサメチルジシラジド等の金 属アミ ド化合物 (好ましくはアルカリ金属アミ ド) ;水酸化トリメチルスル ホニウム等のスルホニウム化合物;水酸化ジ フエニルヨードニウム等のヨー ドニウム化合物; フォスファゼン塩基等が挙げられる。

塩基の使用量としては、 化合物 (丨 _ 1) 1モルに対して、 通常〇. 1〜 5モルであり、 〇. 5〜 2モルであることが好ましい。

[0140] メチル化剤としては、 ヨードメタン、 硫酸ジメチル、 メタンスルホン酸メ チル、 フルオロスルホン酸メチル、 パラトルエンスルホン酸メチル、 トリフ ルオロメタンスルホン酸メチル、 トリメチルオキソニウムテトラフルオロボ レート等が挙げられる。

メチル化剤の使用量としては、 化合物 (丨 _ 1) 1モルに対して、 通常 0 . 1〜 5モルであり、 〇. 5〜 2モルであることが好ましい。

[0141 ] 化合物 ( I _ 1) と化合物 (丨 _ 2) との反応は、 溶媒の存在下で行って もよい。 溶媒としては、 アセトニトリル、 ベンゼン、 トルエン、 アセトン、 酢酸エチル、 クロロホルム、 ジクロロエタン、 モノクロロベンゼン、 メタノ —ル、 エタノール、 イソプロパノール、 6 1^ 1: _ブタノール、 2—ブタノ \¥0 2020/175392 1 10 卩(:170? 2020 /007178

ン、 テトラヒドロフラン、 ジエチルエーテル、 ジメチルスルホキシド、 1\1 ,

1\]—ジメチルアセトアミ ド、 1\1 , 1\1 -ジメチルホルムアミ ド、 水等が挙げられ る。 好ましくはアセトニトリル、 テトラヒドロフラン、 クロロホルム、 ジク ロロメタン、 ジエチルエーテルであり、 より好ましくはアセトニトリル、 テ トラヒドロフラン、 クロロホルムであり、 さらに好ましくはアセトニトリル である。

また、 溶媒は脱水溶媒であることが好ましい。

[0142] 化合物 ( I _ 1) と化合物 (丨 _ 2) との反応時間は、 通常〇. 1〜 1 0 時間であり、 好ましくは、 〇. 2〜 3時間である。

化合物 (丨 _ 1) と化合物 (丨 _ 2) との反応温度は、 通常一 5 0〜 1 5 0 °〇であり、 好ましくは一 2 0〜 1 0 0 °〇である。

化合物 (丨 _ 2) の使用量は、 化合物 (丨 _ 1) 1モルに対して、 通常 0 . 1〜 1 0モルであり、 〇. 5〜 5モルであることが好ましい。

[0143] 化合物 ( I - 1) としては、 例えば、 下記に記載の化合物等が挙げられる

の化合物等が挙げられる。 \¥02020/175392 111 卩(:17 2020 /007178

[0145] 化合物 ( I - 1 ) は、 例えば、 式 ( 丨 一3) で表される化合物 (以下、 化 合物 ( 丨 _3) という場合がある。 ) と式 ( 丨 _4) で表される化合物 (以 下、 化合物 ( 丨 _4) という場合がある。 ) とを反応させて得ることができ る。 3—巳 1

(1-4)

[式 ( | _3) 中、 環 \^/ 1 、 は前記と同じ意味を表す。 脱離基を表す。 ]

[0146] 巳 1 で表される脱離基としては、 ハロゲン原子、 トルエンスルホニル基 、 トリフルオロメチルスルホニル基等が挙げら れる。

[0147] 化合物 ( I _3) と化合物 ( I -4) との反応は、 化合物 ( I _3) と化 合物 ( 丨 _4) とを混合することにより実施される。

化合物 ( 丨 _4) の使用量は、 化合物 ( 丨 _3) 1 モルに対して通常〇.

1 〜 5モルであり、 〇. 5〜 2モルであることが好ましい。

化合物 ( 丨 _3) と化合物 ( 丨 _4) との反応は、 溶媒の存在下で行って もよい。 溶媒としては、 アセトニトリル、 ベンゼン、 トルエン、 アセトン、 酢酸ェチル、 クロロホルム、 ジクロロェタン、 モノクロロベンゼン、 メタノ \¥0 2020/175392 1 12 卩(:170? 2020 /007178

—ル、 エタノール、 イソプロパノール、 6 1^ 1: _ブタノール、 2—ブタノ ン、 テトラヒドロフラン、 ジエチルエーテル、 ジメチルスルホキシド、 1\1 ,

1\1—ジメチルアセトアミ ド、 1\1 , 1\1—ジメチルホルムアミ ド、 水等が挙げら れる。 好ましくはアセトニトリル、 テトラヒドロフラン、 クロロホルム、 ジ クロロメタン、 ジエチルエーテルであり、 より好ましくはアセトニトリル、 テトラヒドロフラン、 クロロホルムであり、 さらに好ましくはメタノール、 エタノール、 イソプロパノール、 アセトニトリルである。

化合物 (丨 _ 3) と化合物 ( I - 4) との反応時間は、 通常〇. 1〜 1 0 時間である。

化合物 (丨 _ 3) と化合物 ( I - 4) との反応温度は、 通常一 5 0〜 1 5 0 °◦である。

[0148] 化合物 (丨 一3) としては、 例えば、 下記に記載の化合物が挙げられる。

[0149] 化合物 (丨 一4) は、 市販品を用いてもよい。 例えば、 クロロシアン、 ブ ロモシアン、 パラトルエンスルホニルシアニド、 トリフルオロメタンスルホ ニルシアニド、 1 —クロロメチルー 4—フルオロー 1 , 4—ジアゾニアビシ クロ [2. 2. 2]オクタン ビス (テトラフルオロボラート (セレクトフルオロ (八 _ 8门〇1 0116111 _108 の登録商標) ともいう) 、 ベンゾイル (フエニル ヨードニオ) (トリフルオロメタンスルホニル) メタニド、 2 , 8—ジフル オロー5— (トリフルオロメチル) 一 5 1 ~ 1—ジベンゾ [匕, ]チオフエンー 5 —イウムトリフルオロメタンスルホナート、 1\1 _ブロモスクシンイミ ド、

-クロロスクシンイミ ド、 1\1 -ヨードスクシンイミ ド等が挙げられる。

[0150] 化合物 ( I _ 3) は、 式 ( I _ 5) で表される化合物 (以下、 化合物 ( I \¥02020/175392 113 卩(:17 2020 /007178

-5) という場合がある。 ) と式 (丨 _6) で表される化合物 (以下、 化合 物 (丨 _6) という場合がある。 ) とを反応させることにより得ることがで きる。

(1-5) (1-6)

[式中、 環 \^/ 1 、 [¾ 1 、 及び 2 は前記と同じ意味を表す。 ]

[0151] 化合物 ( I _5) と化合物 (丨 _6) との反応は、 化合物 (丨 _5) と化 合物 (丨 _6) とを混合することにより実施される。

化合物 (丨 _6) の使用量は、 化合物 (丨 _5) 1モルに対して通常〇.

1〜 5モルであり、 〇. 5〜 2モルであることが好ましい。

化合物 (丨 _5) と化合物 (丨 _6) との反応は、 溶媒の存在下で行って もよい。 アセトニトリル、 ベンゼン、 トルエン、 アセトン、 酢酸エチル、 ク ロロホルム、 ジクロロエタン、 モノクロロベンゼン、 メタノール、 エタノー ル、 イソプロパノール、 夕ーシャリーブタノール、 2—ブタノン、 テトラヒ ドロフラン、 ジエチルエーテル、 ジメチルスルホキシド、 1\1, 1\1_ジメチル アセトアミ ド、 1\1, 1\1 -ジメチルホルムアミ ド、 水等が挙げられる。 好まし くはベンゼン、 トルエン、 エタノール、 アセトニトリルである。

化合物 (丨 _5) と化合物 (丨 _6) との反応時間は、 通常〇. 1〜 1 0 時間である。

化合物 (丨 _5) と化合物 (丨 _6) との反応温度は、 通常一 50〜 1 5 0°◦である。

[0152] 化合物 ( I - 5) としては、 例えば、 下記に記載の化合物等が挙げられる

\¥02020/175392 114 卩(:170? 2020 /007178

[0153] 化合物 (丨 一6) としては、 アンモニア; メチルアミン、 エチルアミン、 エタノールアミン、 4 -ヒロキシブチルアミン等の 1級アミン;ジメチルア ミン、 ジエチルアミン、 ジブチルアミン、 ピロリジン、 ピペリジン、 3—ヒ ドロキシピロリジン、 4 -ヒドロキシピペリジン、 アゼチジン等の 2級アミ ンが挙げられる。

[0154] また、 化合物 ( I _ 1) は、 式 ( I _ 5 _ 1) で表される化合物 (以下、 化合物 (丨 _5_ 1) という場合がある。 ) と化合物 (丨 _6) とを反応さ せて得ることもできる。

[式 ( I _5_ 1) 前記と同じ意味を表す。 ]

[0155] 化合物 ( I _ 5 _ 1) と化合物 (丨 _ 6) との反応は、 化合物 ( I _ 5—

1) と化合物 (丨 _6) とを混合することにより実施される。

化合物 (丨 _6) の使用量は、 化合物 ( I _5_ 1) 1モルに対して通常 〇. 1〜 5モルであり、 〇. 5〜 2モルであることが好ましい。

化合物 (丨 _5_ 1) と化合物 (丨 _6) との反応は、 溶媒の存在下で行 つてもよい。 アセトニトリル、 ベンゼン、 トルエン、 アセトン、 酢酸エチル 、 クロロホルム、 ジクロロエタン、 モノクロロベンゼン、 メタノール、 エタ ノール、 イソプロパノール、 夕ーシャリーブタノール、 2—ブタノン、 テト ラヒドロフラン、 ジエチルエーテル、 ジメチルスルホキシド、 1\1, 1\1_ジメ チルアセトアミ ド、 1\1, 1\1 -ジメチルホルムアミ ド、 水等が挙げられる。 好 ましくはベンゼン、 トルエン、 エタノール、 アセトニトリルである。

化合物 (丨 _5_ 1) と化合物 (丨 _6) との反応時間は、 通常 0. 1〜 1 0時間である。

化合物 (丨 _5_ 1) と化合物 (丨 _6) との反応温度は、 通常一 50〜 1 50°◦である。

[0156] 式 ( I -5- 1) で表される化合物は、 例えば、 下記に記載の化合物等が \¥02020/175392 115 卩(:170? 2020 /007178

挙げられる。

[0157] 化合物 (丨) は、 式 ( I _7) で表される化合物 (以下、 化合物 ( I - 7 ) という場合がある。 ) と化合物 (丨 _6) とを反応させることにより得る こともできる。

[式 (丨 _7) 中、 環 \^/ 1 、 は上記と同じ意味を表す。 ] [0158] 化合物 ( I -7) と化合物 ( I _6) との反応は、 通常、 化合物 ( I _7 ) と化合物 (丨 _6) とを混合することにより実施され、 化合物 (丨 _7) に化合物 (丨 -6) を加えることが好ましい。

また、 化合物 (丨 _7) と化合物 (丨 _6) との反応は、 塩基及びメチル 化剤の存在下で化合物 (丨 _7) と化合物 ( I _6) とを混合することによ り実施されることが好ましく、

化合物 (丨 _7) 、 化合物 ( I _6) 、 塩基及びメチル化剤を混合するこ とがより好ましく、

化合物 (丨 _7) とメチル化剤と塩基との混合物に化合物 (丨 _6) を混 合することがさらに好ましい。

[0159] 塩基としては、 化合物 (丨 _ 1) と化合物 (丨 _2) との反応に用いられ る塩基と同じものが挙げられる。

塩基の使用量としては、 化合物 (丨 _7) 1モルに対して、 通常〇. 1〜 \¥02020/175392 116 卩(:170? 2020 /007178

5モルであり、 〇. 5〜 2モルであることが好ましい。

メチル化剤としては、 化合物 (丨 _ 1) と化合物 (丨 _2) との反応に用 いられるメチル化剤と同じものが挙げられる 。

メチル化剤の使用量としては、 化合物 (丨 _7) 1モルに対して、 通常 0 . 1〜 5モルであり、 〇. 5〜 2モルであることが好ましい。

化合物 ( I -6) の使用量は、 化合物 ( I -7) 1モルに対して、 通常 0 . 1〜 1 0モルであり、 〇. 5〜 5モルであることが好ましい。

[0160] 化合物 (丨 _7) と化合物 (丨 _6) との反応は、 溶媒の存在下で行って もよい。 溶媒としては、 化合物 (丨 _ 1) と化合物 (丨 _2) との反応に用 いられる溶媒と同じもの等が挙げられる。 好ましくは、 メタノール、 ェタノ —ル、 イソプロパノール、 トルエン、 アセトニトリルである。

[0161] 化合物 (丨 _7) と化合物 ( I _6) との反応時間は、 通常〇. 1〜 1 0 時間である。

化合物 (丨 _7) と化合物 ( I -6) との反応温度は、 通常一 50〜 1 5 0°◦である。

[0162] 化合物 ( 1 -7) としては、 例えば下記に記載の化合物が挙げられる。

[0163] 化合物 ( I _7) は、 式 ( I -8) で表される化合物と化合物 (丨 -4) とを反応させることにより得ることもできる 。 \¥02020/175392 117 卩(:170? 2020 /007178

(卜 8)

[式 (丨 _8) 中、 環 \^/ 1 、 は前記と同じ意味を表す。 ]

[0164] 化合物 ( I _8) と化合物 ( I -4) との反応は、 化合物 ( I _8) と化 合物 (丨 _4) とを混合することにより実施することができ る。

化合物 (丨 _8) と化合物 (丨 _4) との反応は、 塩基の存在下で行うこ とが好ましい。 塩基としては、 化合物 (丨 _ 1) と化合物 (丨 _2) との反 応に用いられる塩基と同じものが挙げられる 。 好ましくは、 金属水酸化物 ( より好ましくはアルカリ金属水酸化物) 、 金属アルコキシド (より好ましく はアルカリ金属アルコキシド) 、 アミン化合物、 金属アミ ド化合物 (より好 ましくはアルカリ金属アミ ド) である。

塩基の使用量は、 化合物 (丨 _8) 1モルに対して、 通常〇. 1〜 1 0モ ルであり、 〇. 5〜 2モルであることが好ましい。

化合物 (丨 _8) と化合物 (丨 _4) との反応は溶媒の存在下で行っても よい。 溶媒としては、 化合物 (丨 _ 1) と化合物 (丨 _2) との反応に用い られる溶媒と同じものが挙げられる。 好ましくは、 トルエン、 アセトニトリ ル、 メタノ _ル、 エタノール、 イソプロパノールである。

化合物 (丨 _8) と化合物 ( I -4) との反応時間は、 通常〇. 1〜 1 0 時間である。

化合物 (丨 _8) と化合物 ( I -4) との反応温度は、 通常一 50〜 1 5 0°◦である。

[0165] 化合物 ( I - 8) は、 例えば、 下記に記載の化合物等が挙げられる。

[0166] 化合物 ( I _8) は、 化合物 ( I _5) と化合物 (丨 _2) とを反応させ \¥02020/175392 118 卩(:170? 2020 /007178

ることにより得ることもできる。 化合物 (丨 一5) と化合物 (丨 一2) との 反応は、 化合物 (丨 _5) と化合物 (丨 _2) とを混合することにより実施 することができる。

化合物 (丨 _5) と化合物 (丨 _2) との反応は、 塩基の存在下で行うこ とが好ましい。 塩基としては、 化合物 (丨 _ 1) と化合物 (丨 _2) との反 応に用いられる塩基と同じものが挙げられる 。 塩基の使用量は、 化合物 (丨 — 5) 1モルに対して通常〇. 1〜 5モルであり、 0. 5〜 2モルであるこ とが好ましい。

化合物 (丨 _5) と化合物 (丨 _2) との反応は、 溶媒の存在下で行って もよい。 溶媒としては、 化合物 (丨 _ 1) と化合物 (丨 _2) との反応に用 いられる溶媒と同じものが挙げられる。 好ましくは、 メタノール、 エタノー ル、 イソプロパノール、 トルエン、 アセトニトリルである。

化合物 (丨 _5) と化合物 (丨 _2) との反応時間は、 通常〇. 1〜 1 0 時間である。

化合物 (丨 _5) と化合物 (丨 _2) との反応温度は、 通常一 50〜 1 5 0°◦である。

化合物 (丨 _2) の使用量は、 化合物 (丨 _5) 1モルに対して通常〇.

1〜 1 0モルであり、 〇. 5〜 2モルであることが好ましい。

[0167] また、 化合物 ( I _7) は、 化合物 ( I _5_ 1) と化合物 ( I _2) と を反応させることにより得ることもできる。

化合物 (丨 _ 5 _ 1) と化合物 (丨 _ 2) との反応は、 化合物 ( I _ 5— 1) と化合物 (丨 _2) とを混合することにより実施される。

化合物 (丨 _2) の使用量は、 化合物 ( I _5_ 1) 1モルに対して通常 〇. 1〜 5モルであり、 〇. 5〜 2モルであることが好ましい。

化合物 (丨 _5_ 1) と化合物 (丨 _2) との反応は、 溶媒の存在下で行 ってもよい。 アセトニトリル、 ベンゼン、 トルエン、 アセトン、 酢酸エチル 、 クロロホルム、 ジクロロエタン、 モノクロロベンゼン、 メタノール、 エタ ノール、 イソプロパノール、 夕ーシャリーブタノール、 2—ブタノン、 テト \¥02020/175392 119 卩(:17 2020 /007178

ラヒドロフラン、 ジエチルエーテル、 ジメチルスルホキシド、 1\1, 1\1_ジメ チルアセトアミ ド、 1\1, 1\1 -ジメチルホルムアミ ド、 水等が挙げられる。 好 ましくはベンゼン、 トルエン、 エタノール、 アセトニトリルである。

化合物 (丨 _5_ 1) と化合物 (丨 _2) との反応時間は、 通常 0. 1〜 1 0時間である。

化合物 (丨 _5_ 1) と化合物 (丨 _2) との反応温度は、 通常一 50〜 1 50°◦である。

[0168] <化合物 ( I I) 〜化合物 (V I I I) の製造方法>

化合物 (丨 丨) は、 例えば、 化合物 (丨 _7) 2モル当量と式 ( 1 1 - 1 ) で表される化合物 1モル当量とを反応させることにより得るこ ができる

[式中、 じ意味を表す。 ]

[0169] 式 ( I I _ 1) で表される化合物としては、 例えば、 以下に記載の化合物 等が挙げられる。

[0170] 化合物 ( I I I) は、 例えば、 化合物 (丨 _7) 2モル当量と式 ( I I I - 1) で表される化合物 1モル当量とを反応させることにより得るこ がで きる。

[式中、 環 \^/ 1 1 1 は前記と同じ意味を表す。 ]

[0171] 式 (丨 丨 丨 _ 1) で表される化合物としては、 例えば、 以下に記載の化合 物等が挙げられる。 \¥0 2020/175392 120 卩(:170? 2020 /007178

[0172] 化合物 (丨 V) は、 例えば、 化合物 ( I _ 7) 2モル当量と式 ( I V— 1 ) で表される化合物 1モル当量とを反応させることにより得るこ ができる

[式中、 は前記と同じ意味を表す。 ]

[0173] 式 (丨 V— 1) で表される化合物としては、 例えば、 以下に記載の化合物 等が挙げられる。

[0174] 化合物 (V) は、 例えば、 化合物 ( I - 1) 2モル当量と式 (V - 1) で 表される化合物 1モル当量とを反応させることにより得るこ ができる。 ハ、#〆へ # 4 (V · ])

[式中、 ]

[0175] 式 (V— ·!) で表される化合物としては、 例えば、 以下に記載の化合物等 が挙げられる。

[0176] 化合物 (V I) は、 例えば、 化合物 ( I - 1) 3モル当量と式 (V I -】

) で表される化合物 1モル当量とを反応させることにより得るこ ができる \¥02020/175392 121 卩(:17 2020 /007178

[式中、 じ意味を表す。 ]

[0177] 式 (V I _ 1) で表される化合物としては、 例えば、 以下に記載の化合物 等が挙げられる。

[0178] 化合物 (V I I) は、 例えば、 化合物 ( I - 7) 3モル当量と式 (V I I - 1) で表される化合物 1モル当量とを反応させることにより得るこ がで きる。

[式中、 [¾ 2 、 [¾ 1 〇、 ]

[0179] 式 (V I 1 — 1) で表される化合物としては、 例えば、 下記に記載の化合 物等が挙げられる。

[0180] 化合物 (V I I I) は、 例えば、 化合物 ( I _7) 4モル当量と式 (V I

1 1 - 1) で表される化合物 1モル当量とを反応させることにより得るこ ができる。 \¥0 2020/175392 122 卩(:17 2020 /007178

[式中、 [¾ 4、 [¾ 1 1、 [¾ 94、 ]

[0181] 式 (V 丨 丨 I - 1) で表される化合物としては、 例えば、 下記に記載の化 合物等が挙げられる。

[0182] <化合物 (X) を含む組成物>

本発明は、 化合物 (X) (好ましくは化合物 (丨) 〜化合物 (V I I I) のうちのいずれか) を含有する組成物も含む。

本発明の化合物 (X) (好ましくは化合物 (丨) 〜化合物 (V I I I) の うちのいずれか) を含む組成物は、 化合物 (X) (好ましくは化合物 (丨) 〜化合物 (V I I I) のうちのいずれか) と樹脂とを含む樹脂組成物である ことが好ましい。

[0183] 上記組成物は全ての用途に使用可能であるが 、 中でも日光又は紫外線を含 む光に晒される可能性のある用途に特に好適 に使用できる。 具体例としては 、 例えばガラス代替品とその表面コーティング 材;住居、 施設、 輸送機器等 の窓ガラス、 採光ガラス及び光源保護ガラス用のコーティ ング材;住居、 施 設、 輸送機器等のウインドウフィルム;住居、 施設、 輸送機器等の内外装材 及び内外装用塗料及び該塗料によって形成さ せる塗膜; アルキド樹脂ラッカ —塗料及び該塗料によって形成される塗膜; アクリルラッカー塗料及び該塗 料によって形成される塗膜;蛍光灯、 水銀灯等の紫外線を発する光源用部材 ;精密機械、 電子電気機器用部材、 各種ディスプレイから発生する電磁波等 の遮断用材;食品、 化学品、 薬品等の容器又は包装材;ボトル、 ボックス、 \¥0 2020/175392 123 卩(:170? 2020 /007178

プリスター、 カップ、 特殊包装用、 コンパクトディスクコート、 農工業用シ —卜又はフィルム材;印刷物、 染色物、 染顔料等の退色防止剤;ポリマー支 持体用 (例えば、 機械及び自動車部品のようなプラスチック製 部品用) の保 護膜;印刷物オーバーコート ;インクジェッ ト媒体被膜;積層艶消し;オプ ティカルライ トフィルム;安全ガラス/フロントガラス中 層;エレクトロ クロミック/フォトクロミック用途;才ーバ ラミネートフィルム;太陽熱 制御膜; 日焼け止めクリーム、 シャンプー、 リンス、 整髪料等の化粧品;ス ポーツウェア、 ストッキング、 帽子等の衣料用繊維製品及び繊維;力ーテン 、 絨毯、 壁紙等の家庭用内装品; プラスチックレンズ、 コンタクトレンズ、 義眼等の医療用器具;光学フィルタ、 バックライ トディスプレーフィルム、 プリズム、 鏡、 写真材料等の光学用品;金型膜、 転写式ステッカー、 落書き 防止膜、 テープ、 インク等の文房具;標示板、 標示器等とその表面コーティ ング材等を挙げることができる。

[0184] 上記樹脂組成物より形成した高分子成型品の 形状は、 平膜状、 粉状、 球状 粒子状、 破砕粒子状、 塊状連続体、 繊維状、 管状、 中空糸状、 粒状、 板状、 多孔質状などのいずれの形状であってもよい 。

[0185] 上記樹脂組成物に用いられる樹脂としては、 公知の各種成形体、 シート、 フィルム等の製造に従来から使用されている 熱可塑性樹脂及び熱硬化性樹脂 等が挙げられる。

熱可塑性樹脂としては、 例えば、 ポリエチレン樹脂、 ポリプロピレン樹脂 、 ポリシクロオレフィン樹脂等のオレフィン系 樹脂、 ポリ (メタ) アクリル 酸エステル系樹脂、 ポリスチレン系樹脂、 スチレンーアクリロニトリル系樹 月旨、 アクリロニトリルーブタジエンースチレン系 樹脂、 ポリ塩化ビニル系樹 月旨、 ポリ塩化ビニリデン系樹脂、 ポリ酢酸ビニル系樹脂、 ポリビニルプチラ —ル系樹脂、 エチレンー酢酸ビニル系共重合体、 エチレンービニルアルコー ル系樹脂、 ポリエチレンテレフタレート樹脂、 ポリプチレンテレフタレート 樹脂、 液晶ポリエステル樹脂等のポリエステル系樹 脂、 ポリアセタール樹脂 、 ポリアミ ド樹脂、 ポリカーボネート樹脂、 ポリウレタン樹脂及びポリフェ \¥0 2020/175392 124 卩(:170? 2020 /007178

ニレンサルファイ ド樹脂等が挙げられる。 これらの樹脂を一種又は二種以上 のポリマープレンドあるいはポリマーアロイ として使用してもよい。

[0186] 熱硬化性樹脂としては、 例えば、 エポキシ樹脂、 メラミン樹脂、 不飽和ポ リエステル樹脂、 フエノール樹脂、 尿素樹脂、 アルキド樹脂、 熱硬化性ポリ イミ ド樹脂等が挙げられる。

[0187] 上記樹脂組成物を紫外線吸収フィルタや紫外 線吸収膜として用いる場合、 樹脂は透明樹脂であることが好ましい。

[0188] 上記樹脂組成物は、 化合物 (X) と樹脂とを混合することにより得ること ができる。 化合物 (X) は、 所望の性能を付与するために必要な量を含有 す ればよく、 例えば、 樹脂 1 〇〇質量部に対して〇. 0 1〜 2 0質量部等含有 することができる。

本発明の組成物は、 必要に応じて、 溶剤、 架橋触媒、 タツキファイヤー、 可塑剤、 軟化剤、 染料、 顔料、 無機フィラー等その他添加物を含んでいても よい。

[0189] 上記組成物及び上記樹脂組成物は、 眼鏡レンズ用組成物であってもよい。

眼鏡レンズ用組成物を用いて成型等すること により眼鏡レンズを形成するこ とができる。 眼鏡レンズ用組成物の成型方法は、 射出成型であってもよいし 、 注型重合成型であってもよい。 なお、 注型重合成型とは、 主にモノマー又 はオリゴマー樹脂からなる眼鏡レンズ用組成 物をレンズモールドに注入し、 熱又は光によって眼鏡レンズ用組成物を硬化 してレンズに成型する方法であ る。

眼鏡レンズ用組成物は、 その成型方法に合わせて適した組成にすれば よい 。 例えば、 射出成型により眼鏡レンズを形成する場合は 、 樹脂と化合物 (X ) とを含む眼鏡レンズ用樹脂組成物であっても よい。 また、 注型重合成型に より眼鏡レンズを形成する場合は、 熱又は光により硬化する硬化性モノマー と化合物 (X) とを含む眼鏡レンズ用組成物であってもよい 。

[0190] 眼鏡レンズ用組成物に含まれる樹脂としては 上記した樹脂が挙げられ、 透 明樹脂であることが好ましい。 眼鏡レンズ用組成物に含まれる樹脂は、 ポリ \¥0 2020/175392 125 卩(:170? 2020 /007178

(メタ) アクリル酸エステル系樹脂、 ポリカーボネート樹脂、 ポリアミ ド樹 月旨、 ポリウレタン樹脂、 及びポリチオウレタン樹脂のうちの一種又は 二種以 上のポリマープレンドあるいはポリマーアロ イとして使用することが好まし い。 また、 ポリマーのみではなくモノマー成分を含んで いてもよい。

[0191] 眼鏡用レンズ組成物は、 硬化性モノマーと化合物 (X) とを含む組成物で あってもよい。 硬化性モノマーは 2種以上含んでいてもよい。 具体的には、 ポリオール化合物及びイソシアネート化合物 の混合物、 チオール化合物及び イソシアネート化合物の混合物であってもよ く、 チオール化合物及びイソシ アネートの混合物であることが好ましく、 多官能チオール化合物及び多官能 イソシアネート化合物の混合物であることが より好ましい。

[0192] チオール化合物は、 分子内に少なくとも 1つのチオール基を有する化合物 であれば、 特に限定されない。 鎖状であっても環状であってもよい。 また、 分子内に、 スルフイ ド結合、 ポリスルフイ ド結合、 さらには他の官能基を有 していてもよい。 具体的なチオール化合物としては、 脂肪族ポリチオール化 合物、 芳香族ポリチオール化合物、 チオール基含有環状化合物、 チオール基 含有スルフイ ド化合物等の特開 2 0 0 4 _ 3 1 5 5 5 6号公報に記載の 1分 子中にチオール基を 1個以上有するチオール基含有有機化合物が げられる 。 これらのうち、 光学材料の屈折率及びガラス転移温度が向上 する点で、 チ オール基を 2個以上有する多官能チオール化合物が好ま く、 チオール基を 2個以上有する脂肪族ポリチオール化合物、 チオール基を 2個以上含有する スルフイ ド化合物がより好ましく、 ビス (メルカプトメチル) スルフイ ド、 1 , 2—ビス [ (2—メルカプトエチル) チオ] _ 3—メルカプトプロパン 、 ペンタエリスリ トールテトラキスチオプロビオネート、 4 , 8—ジメルカ プトメチルー 1 , 1 1 —メルカプトー 3 , 6 , 9—トリチアウンデカンがさ らに好ましい。 また、 前記チオール系化合物は単独で用いても 2種以上を併 用してもよい。

[0193] イソシアネート化合物としては、 分子内に少なくとも 2個のイソシアナト 基 (一 N(3〇) を有する多官能イソシアネート化合物が好ま しく、 例えば、 \¥0 2020/175392 126 卩(:170? 2020 /007178

脂肪族イソシアネート系化合物 (例えばヘキサメチレンジイソシアネート等 ) 、 脂環族イソシアネート系化合物 (例えばイソホロンジイソシアネート、 水添ジフェニルメタンジイソシアネート、 水添キシリレンジイソシアネート ) 、 芳香族イソシアネート系化合物 (例えばトリレンジイソシアネート、 キ シリレンジイソシアネート、 ジフェニルメタンジイソシアネート、 ナフタレ ンジイソシアネート、 トリフェニルメタントリイソシアネート等) 等が挙げ られる。 また、 前記イソシアネート化合物の多価アルコール 化合物による付 加体 (アダクト体) [例えば、 グリセロール、 トリメチロールプロパン等に よる付加体] 、 イソシアヌレート化物、 ビユレッ ト型化合物、 ポリエーテル ポリオール、 ポリエステルポリオール、 アクリルポリオール、 ポリブタジエ ンポリオール、 ポリイソプレンポリオール等と付加反応させ たウレタンプレ ポリマー型のイソシアネート化合物等の誘導 体であってもよい。

[0194] 眼鏡用レンズ組成物が硬化性モノマーを含む 場合、 硬化性を向上するため に硬化触媒を含んでいてもよい。 硬化触媒としては、 ジブチル錫クロライ ド 等の錫化合物や、 特開 2 0 0 4— 3 1 5 5 5 6号公報に記載のアミン類、 フ ォスフィン類、 第 4級アンモニウム塩類、 第 4級ホスホニウム塩類、 第 3級 スルホニウム塩類、 第 2級ヨードニウム塩類、 鉱酸類、 ルイス酸類、 有機酸 類、 ケイ酸類、 四フッ化ホウ酸類、 過酸化物、 アゾ系合物、 アルデヒドとア ンモニア系化合物の縮合物、 グアニジン類、 チオ尿素類、 チアゾール類、 ス ルフェンアミ ド類、 チウラム類、 ジチオカルバミン酸塩類、 キサントゲン酸 塩類、 酸性リン酸エステル類等が挙げられる。 これらの硬化触媒は単独で用 いても 2種以上を併用してもよい。

[0195] 眼鏡レンズ用組成物中の化合物 (X) の含有量は、 眼鏡レンズ用組成物が 樹脂組成物である場合、 例えば樹脂 1 〇〇質量部に対して〇. 0 1〜 2 0質 量部含有することができる。 また、 眼鏡レンズ組成物が硬化性組成物である 場合、 例えば、 化合物 (X) の含有量は、 硬化性成分 1 〇〇質量部に対して 〇. 0 0 0 0 1〜 2 0質量部含有することができる。 化合物 (X) の含有量 は、 樹脂又は硬化性成分 1 〇〇質量部に対して、 好ましくは〇. 0 0 0 1〜 \¥0 2020/175392 127 卩(:17 2020 /007178

1 5質量部であり、 より好ましくは〇. 0 0 1〜 1 0質量部であり、 さらに 好ましくは〇. 0 1〜 5質量であり、 特に好ましくは〇. 1〜 3質量部であ る。

硬化触媒の添加量は眼鏡用レンズ組成物 1 〇〇質量%に対して〇. 0 0 0 1〜 1 〇. 0質量%であることが好ましく、 〇. 0 0 1 ~ 5 . 0質量%であ ることがより好ましい。

眼鏡レンズ用組成物には、 上記した添加剤が含まれていてもよい。

実施例

[0196] 以下、 実施例及び比較例を示して本発明をさらに具 体的に説明するが、 本 発明はこれらの例によって限定されるもので はない。 例中、 含有量ないし使 用量を表す%及び部は、 特に断りのない限り質量基準である。

[0197] (実施例 1) 式 (11 八_ 1) で表される化合物の合成

1) ジムロート冷却管及び温度計を設置した 3 0 0 01 1_ _四ツロフラスコ内を 窒素雰囲気とし、 2 -メチル 1 , 3 -シクロヘキサンジオン 5部、 ピベリジ ン 3 . 7部、 トルエン 5 0部を仕込み、 5時間還流撹拌させた。 得られた混 合物から溶媒を留去し精製を行い、 式 で表される化合物を 6 . 8 部得た。

窒素雰囲気下で、 得られた式 で表される化合物、 ジメチル硫酸 1 . 3部及びアセトニトリル 4部を混合し、 2 0〜 3 0 °〇で 3時間撹拌させ た。 得られた混合物に、 マロノニトリル〇. 7 5部、 トリエチルアミン 1 .

2部及びイソプロパノール 4部を加えて 2 0〜 3 0 °〇で 3時間撹拌させた。 得られた混合物から溶媒を留去し、 精製して、 式 (11 八_ 1) で表される \¥02020/175392 128 卩(:170? 2020 /007178

化合物〇. 3部を得た。

[0198] 1_〇一1\/13測定及び 1 1 ~ 1— 1\/|[¾解析を行い、 式 (リ 八一 1) で表される 化合物が生成したことを確認した。

1 | ~ 1— 1\/|[¾ (重ジメチルスルホキシド (以下、 〇という場合がある ) 5 : 1. 68- 1. 75 (〇1、 81 ~ 1) 、 2. 1 6 、 31 ~ 1) 、 2. 50 -2. 62 、 41 ~ 1) 3. 40-3. 43 (1:、 41 ~ 1)

!_〇一1\/13 ; [1\/1+ !!] + = 242. 5

[0199] <極大吸収波長及びグラム吸光係数 £測定>

得られた式 (11 八_ 1) で表される化合物の 2—ブタノン溶液 (0. 0 〇 6 9 /!_) の石英セルに入れ、 石英セルを分光光度計 II V— 24 50 (株式会社島津製作所製) にセッ トし、 ダブルビーム法により 1 n mス テップ毎に 300〜 800 n の波長範囲の吸光度を測定した。 得られた吸 光度の値と、 溶液中の式 (11 _ 1) で表される化合物の濃度、 石英セル の光路長から、 波長ごとのグラム吸光係数を算出した。

£ (ス) =八 (ス) /〇!_

〔式中、 £ (ス) は波長ス n における式 (11 八_ 1) で表される化合物 のグラム吸光係数 (I - / (9 〇 ) ) を表し、 八 (ス) は波長ス n mにお ける吸光度を表し、 〇は濃度 (9/1_) を表し、 !_は石英セルの光路長 (〇 111) を表す。 〕

得られた式 (II 1) で表される化合物の極大吸収波長は 4 1 2. 9 门 01であった。 得られた式 (11 八_ 1) で表される化合物の £ (ス 1113乂) は 1. 946 !-/ (9 - 〇〇!) % £ は〇. 1 381-/ (9 〇 01) 、 £ (21113乂) / £ (ス 1113乂+ 30 01) は 1 4. 1であつた。

[0200] (実施例 2) 式 (11 _2) で表される化合物の合成

\¥02020/175392 129 卩(:170? 2020 /007178

窒素雰囲気とし、 2 -メチル 1 , 3 -シクロペンタンジオン 5部、 ピベリジ ン 4. 2部、 トルエン 50部を仕込み、 5時間還流撹拌させた。 得られた混 合物から溶媒を留去し精製を行い、 式 (!\/!_2) で表される化合物を 4部得 た。

窒素雰囲気下で、 得られた式 (1\/1_2) で表される化合物、 ジメチル硫酸 1. 7部及びアセトニトリル 4. 5部を混合し、 20〜 30°〇で 3時間撹拌 させた。 得られた混合物に、 (2—エチルプチル) シアノアセテート 2. 4 部、 トリエチルアミン 1. 4部及びイソプロパノール 4. 5部を加えて 20 〜 30 ° 〇で 3時間撹拌させた。 得られた混合物から溶媒を留去し、 精製して 、 式 (11 _2) で表される化合物 1. 5部を得た。

[0202] 解析を行い、 式 (11 八_2) で表される 化合物が生成したことを確認した。

[0203] また、 上記と同様にして、 極大吸収波長及びグラム吸光係数を測定した 。

得られた式 (11 _2) で表される化合物の極大吸収波長は 382. 6 n 01であった。 得られた式 (11 八_2) で表される化合物の £ (ス 1113乂) は 1 . 9 !_/ (9 - 〇〇!) % £ (ス 1113乂+3〇 11111) は〇. 0571_/ ( 9 〇 ) % £ (ス 1113乂) /£ (ス 1113乂+3〇 11111) は 33. 3であつた。

[0204] (実施例 3) 式 (11 _3) で表される化合物の合成 \¥02020/175392 130 卩(:17 2020 /007178

窒素雰囲気下で、 式 (1\/1_2) で表される化合物 2部、 ジメチル硫酸 1.

5部及びアセトニトリル 4部を混合し、 20〜 30°〇で 3時間撹拌させた。 さらに得られた混合物に、 マロノニトリル〇. 8部、 トリエチルアミン 1.

2部及びイソプロパノール 4部を加えて 20〜 30 °〇で 3時間撹拌させた。 得られた混合物から溶媒を留去し、 精製して、 式 (11 八_3) で表される 化合物 1. 7部を得た。

[0205] 解析を行い、 式 (11 八_3) で表される 化合物が生成したことを確認した。

[0206] また、 上記と同様にして、 極大吸収波長及びグラム吸光係数を測定した 。

得られた式 (11 _3) で表される化合物の極大吸収波長は 376. 8 n であった。 得られた式 (11 八_3) で表される化合物の £ (ス 1113乂) は 2 . 81 1-/ (9 - 〇 111) 、 £ は〇. 0581_/ (9 . 〇 01) 、 £ (ス 1113乂) /£ (ス 1113乂+3〇 11111) は 48. 4であつた。

[0207] (実施例 4) 式 (11 _4) で表される化合物の合成

窒素雰囲気下で、 1 , 7 -ジメチルー 1 -2, 3, 4, 6, 7, 8 -ヘキ サヒドロキノリンー 5 -オン ·! . 5部、 ジメチル硫酸 1. 1部、 ア セトニトリル 9部を仕込み、 20〜 30 ° 〇で 3時間撹拌させた。 得られた混 \¥02020/175392 131 卩(:170? 2020 /007178

合物に、 マロノニトリル〇. 6咅1 トリエチルアミン〇. 9部及びイソプロ パノール 9部を加えて、 20〜 30°〇で 3時間撹拌させた。 得られた混合物 から溶媒を留去し、 精製して、 式 (11 八_4) で表される化合物 1. 2部 を得た。

[0208] 解析を行い、 式 (11 八_4) で表される 化合物が生成したことを確認した。

2. 74 (〇1、 1 、 2. 81 -2. 93 (〇1、 21 ~ 1) 、 3. 1 2 、

3 、 3. 28-3. 37 (〇1、 2

1_〇一1\/13 ; [1\/1+ 1 ~ 1] + = 228. 2

[0209] また、 上記と同様にして、 極大吸収波長及びグラム吸光係数を測定した 。

得られた式 (11 _4) で表される化合物の極大吸収波長は 401. 8 n であった。 得られた式 (11 八_4) で表される化合物の £ (ス 1113乂) は 2 . 761-/ (9 - 〇 111) 、 £ は〇. 0551_/ (9 . 〇 01) 、 £ (ス 1113乂) / £ (ス 1113乂+ 30 01) は 5〇. 1であつた。

[0210] (実施例 5) 式 (11 _5) で表される化合物の合成

窒素雰囲気下で、 1 , 7 -ジメチルー 1 -2, 3, 4, 6, 7, 8 -ヘキ サヒドロキノリンー 5 -オン 1. 5部、 ジメチル硫酸 1. 1部及び アセトニトリル 9部を混合し、 20〜 30°〇で 3時間撹拌させた。 得られた 混合物に、 (2 -エチルプチル) シアノアセテート 1. 6咅1 トリエチルア ミン 0. 9部及びイソプロパノール 9部を加えて 20〜 30°〇で 3時間撹拌 させた。 得られた混合物から溶媒を留去し精製を行い 、 式 (11 八_5) で 表される化合物 1部を得た。 \¥02020/175392 132 卩(:170? 2020 /007178

[0211] 解析を行い、 式 (11 八一 5) で表される 化合物が生成したことを確認した。

- 1. 08 ( 31 ~ 1) 、 1. 36- 1. 48 (〇1、 41 ~ 1) 、 1. 57 - 1 . 62 (〇1、 31 ~ 1) 、 1. 82-2. 04 (〇1、 41 ~ 1) 、 2. 04-2. 2

、 3. 09 、 31 ~ 1) 、 3. 30-3. 33 (1:、 21 ~ 1) 、 4. 04 -4. 06 21 ~ 1)

!_〇一1\/13 ; [|\/|+ !!] + = : 33 1. 2

[0212] また、 上記と同様にして、 極大吸収波長及びグラム吸光係数を測定した 。

得られた式 (11 _5) で表される化合物の極大吸収波長は 4 1 2. 7 n 01であった。 得られた式 (11 八_5) で表される化合物の £ (ス 1113乂) は 1 . 36 !_/ ( 9 - 〇〇!) % £ (ス 1113乂+3〇 11111) は〇. 2021-/ (9 - 0 01) 、 £ (ス 1113乂) /£ (ス 1113乂+3〇 11111) は 6. 74であつた。

[0213] (実施例 6) 式 (11 _6) で表される化合物の合成

窒素雰囲気とし、 ジメ ドン 20部、 ピロリジン 1 1. 2部及びトルエン 20 0部を仕込み、 5時間還流撹拌させた。 得られた混合物から溶媒を留去し精 製を行い、 式 (1\/!_3) で表される化合物 27. 4部得た。

\¥02020/175392 133 卩(:170? 2020 /007178

窒素雰囲気下で、 得られた式 (1\/1_3) で表される化合物 1. 0部、 パラ トルエンスルホニルシアニド 2. 8部及びアセトニトリル 1 0部を混合した

。 得られた混合物を〇〜 5 ° 〇で 5時間撹拌させた。 得られた混合物から溶媒 を留去し、 精製して、 式 (1\/1_4) で表される化合物〇. 6部を得た。

[0215]

4} (瞧 * 6) 窒素雰囲気下で、 式 (1\/1_4) で表される化合物 4. 8部、 メチルトリフ ラート 4. 6部及びアセトニトリル 24部を混合し、 20~30°〇で3時間 撹拌させた。 得られた混合物にマロノニトリル 1. 9部、 トリエチルアミン 3部及びアセトニトリル 24部を加えて 20〜 30°〇で 3時間撹拌させた。 得られた混合物から溶媒を留去し、 精製して、 式 (11 八_6) で表される 化合物 2. 9部を得た。

[0216] 解析を行い、 式 (11 八一 6) で表される 化合物が生成したことを確認した。

(000 I 3 ) 5 : 〇. 99 、 61 ~ 1) 、 1. 90- 1. 96 (〇1、 41 ~ 1) 、 2. 48-2. 5 1 (〇1、 41 ~ 1) 、 3. 70-3. 88 I 41 ~ 1)

1_〇一1\/13 ; [1\/1+1 ~ 1] + =284. 5

[0217] また、 上記と同様にして、 極大吸収波長及びグラム吸光係数を測定した 。

得られた式 (11 _6) で表される化合物の極大吸収波長は 380 n で あった。 得られた式 (11 八一6) で表される化合物の £ (ス 1113乂) は 1. 7 5 !_/ (9 . 0111) 、 £ (ス 1113乂+3〇 11111) は〇. 0321_/ ( 〇〇1)

% £ (ス 1113乂) /£ (ス 1113乂+3〇 11111) は 54. 53であつた。

[0218] (実施例 7) 式 (11 _7) で表される化合物の合成 \¥02020/175392 134 卩(:17 2020 /007178

窒素雰囲気下で、 式 (1\/1_4) で表される化合物 1部、 メチルトリフラー 卜〇. 6部、 及びアセトニトリル 1 0部を混合し、 20〜 30 ° 〇で 3時間撹 拌させた。 得られた混合物に、 エチルシアノアセテート 5. 2咅1 トリエチ ルアミン 4. 6部及びアセトニトリル 1 0部を加えて、 20〜 30°〇で 3時 間撹拌させた。 得られた混合物から溶媒を留去し、 精製して、 式 (11 八_ 7) で表される化合物〇. 5部を得た。

[0219] 上記と同様にして、 解析を行い、 式 (II V 八_ 7) で表される化合物が生成したことを確認した 。

20- 1. 26 (〇1、 31 ~ 1) 、 1. 93 (〇1、 41 ~ 1) 、 2. 53-2. 9 1 (〇1、 41 ~ 1) 、 3. 77 -3. 81 (〇1、 41 ~ 1) 、 4. 1 0-4. 1 9 (〇1 、 21 ~ 1)

!_〇一1\/13 ; [1\/1+ !!] + = 3 1 4. 5 (+1 ~ 1)

[0220] また、 上記と同様にして、 極大吸収波長及びグラム吸光係数を測定した 。

得られた式 ( -7) で表される化合物の極大吸収波長は 382. 7 n 01であった。 得られた式 (11 八_7) で表される化合物の £ (ス 1113乂) は 1 . 08 !_/ (9 - 〇〇!) % £ (ス 1113乂+3〇 11111) は〇. 1 531_/ (9 . 〇

01) 、 £ (ス 1113乂) /£ (ス 1113乂+3〇 11111) は 7. 04であつた。

[0221] (実施例 8) 式 (11 _8) で表される化合物の合成

窒素雰囲気下で、 式 (1\/1_4) で表される化合物〇. 5部、 ジメチル硫酸 \¥02020/175392 135 卩(:170? 2020 /007178

〇. 5部及びアセトニトリル 5部を混合し、 20〜 30°〇で 3時間撹拌反応 させた。 さらにビバロイルアセトニトリル〇. 4咅1 トリエチルアミン〇.

5部、 アセトニトリル 5. 0部を加えて 20〜 30°〇で 3時間撹拌反応させ た。 反応終了後に溶媒を留去し精製を行い、 式 (1^八一8) で表される化 合物〇. 07部を得た。

[0222] 解析を行い、 式 (11 八_8) で表される 化合物が生成したことを確認した。

) 、 1. 90 、 41 ~ 1) 、 2. 55 (〇1、 41 ~ 1) 、 3. 64-3. 7 1 ( 〇1、 4

326. 5

[0223] また、 上記と同様にして、 極大吸収波長及びグラム吸光係数を測定した 。

得られた式 (

11 八_8) で表される化合物の極大吸収波長は 377. った。 得られた式 (11 八_8) で表される化合物の £ (ス 1113乂) は〇. 661-/ ( 9 〇〇!) 、 £ (ス 1113乂+3〇 11111) は〇. 3951-/ ( 9 - 0 111) 、 £ (2 〇^乂) / £ (ス 1113乂+ 30 01) は·! . 68であつた。

[0224] (実施例 9) 式 (11 _9) で表される化合物の合成

窒素雰囲気とし、 ジメ ドン 7〇. 0部、 マロノニトリル 1 0. 4部、 ジイソ プロピルェチルアミン 40. 6咅1 ェタノール 1 00. 0部仕込み、 3時間 加熱還流撹拌させた。 反応終了後に溶媒を留去し精製を行い、 式 (IV!- 5) で表される化合物 1 5. 1部を得た。

[0225] \¥02020/175392 136 卩(:170? 2020 /007178

窒素雰囲気下で、 式 (1\/1_5) で表される化合物 5部、 パラトルエンスル ホニルシアニド 5. 8部及びカリウム 6 「 1: _ブトキシド 3部及びエタノ —ル 50部を混合した。 得られた混合物を〇〜 5°〇で 3時間撹拌させた。 得 られた混合物から溶媒を留去し、 精製して、 式 (!\/1_6) で表される化合物 3. 3部を得た。

窒素雰囲気下で、 式 (1\/1_6) で表される化合物 1部、 メチルトリフラー 卜 1咅1 ジイソプロピルエチルアミン〇. 8部及びアセトニトリル 20部を 混合し、 20〜 30°〇で 3時間撹拌させた。 得られた混合物に、 ピぺリジン 1. 4部及びアセトニトリル 20部を加えて 20〜 30°〇で 3時間撹拌させ た。 得られた混合物から溶媒を留去し、 精製して、 式 (11 八_9) で表さ れる化合物〇. 5部を得た。

[0227] 解析を行い、 式 (11 八_9) で表される 化合物が生成したことが確認した。

) 、 2. 7 1 、 2 、 3. 80 (〇1、 4

1_〇一1\/13 ; [1\/1+ 1 ~ 1] + = 281. 5

[0228] また、 上記と同様にして、 極大吸収波長及びグラム吸光係数を測定した 。

得られた式 (11 _9) で表される化合物の極大吸収波長は 385. 6 n 01であった。 得られた式 (11 八_9) で表される化合物の £ (ス 1113乂) は 1 \¥02020/175392 137 卩(:170? 2020 /007178

. 651-/ (9 - 〇 111) 、 £ (ス 1113乂+3〇 11111) は〇. 0881-/ (9 - 0 01) 、 £ (ス 1113乂) / £ (ス 1113乂+ 30 01) は 1 8. 8であつた。

[0229] (合成例 1) 式 で表される化合物の合成

素雰囲気とし、 特開 201 4- 1 94508号公報を参考に合成した式 (IV! - 7) で表される化合物 1 0部、 無水酢酸 3. 6部、 (2 -プチルオクチル ) シアノアセテート 6. 9部及びアセトニトリル 60部を仕込み、 20〜 3 〇 ° 〇で撹拌させた。 得られた混合物に、 ジイソプロピルエチルアミン 4. 5 部を 1時間かけて滴下し、 2時間撹拌した。 得られた混合物から溶媒を留去 し精製して、 式 (11 八一八 1) で表される化合物 4. 6部を得た。

[0230] (合成例 2) 式 (11 _ 2) で表される化合物の合成

窒素雰囲気とし、 式 (1\/1_8) で表される化合物 6部、 ジブチルアミン 1 4 . 2部及びイソプロパノール 3 1. 3部を混合し、 加熱還流した後、 3時間 撹拌させた。 得られた混合物から溶媒を留去し精製して、 式 (11 -八2) で表される化合物 4. 6部を得た。

[0231] (合成例 3) 式 (11 _ 3) で表される化合物の合成

(«-8} \¥02020/175392 138 卩(:170? 2020 /007178

ジムロート冷却管及び温度計を設置した

窒素雰囲気とし、 マロンアルデヒ ドジアニリ ド塩酸塩 30部、 メルドラム酸 1 8. 4咅1 トリエチルアミン 1 2. 9咅1 メタノール 90部仕込み、 20

〜 30 ° 〇で 3時間撹拌反応させた。 反応終了後に溶媒を留去し精製を行い、 式 (1\/1_8) で表される化合物 24. 4部を得た。

[0232]

式 (IV!— 8) で表される化合物 6部、 ジベンジルアミン 2 1. 7部、 イソ プロパノール 3 1. 3部を混合し、 加熱還流した後、 3時間撹拌反応させた 。 得られた混合物から溶媒を留去し精製して、 式 (11 八_八 3) で表され る化合物 3. 5部を得た。

[0233] (合成例 4) 式 (11 _ 4) で表される化合物の合成

素雰囲気とし、 2—フエニルー 1 —メチルインドールー 3—カルボキシアル デヒド 5咅1 ピぺリジン 1 . 8咅1 マロノニトリル 1 . 5部及びエタノール 20部を混合し、 加熱還流した後 1 8時間撹拌させた。 得られた混合物を 8 〇 ° 〇まで加熱し、 80 ° 〇で 1 8時間保温した。 得られた混合物から溶媒を留 去し精製を行い、 式 (11 八_八4) で表される化合物 4. 9部を得た。

[0234] (実施例 1 0) 光選択吸収組成物 (1) の調製

各成分を以下の割合で混合して、 光選択吸収組成物 (活性エネルギー線硬 化性樹脂組成物) (1) を調製した。 \¥02020/175392 139 卩(:170? 2020 /007178 多官能ァクリレート ( 「八一 0 ? !!- 1 2巳」 :新中村化学工業株式会社製 ) 70部

ウレタンァクリレート ( 「11 V— 7650巳」 : 日本化学工業株式会社製)

30部

重合開始剤 ( 「N(3 I — 730」 :株式会社

3部

実施例 1で合成した式 (11 _ 1) で表される化合物

2部

メチルェチルケトン

34部

[0235] (実施例 1 1) 光選択吸収組成物 (2) の調製

式 (11 八_ 1) で表される化合物を式 (11 八_2) で表される化合物 とした以外は、 実施例 1 〇と同様にして光選択吸収組成物 (2) を調製した

[0236] (実施例 1 2) 光選択吸収組成物 (3) の調製

式 (11 八_ 1) で表される化合物を式 (11 八_3) で表される化合物 とした以外は、 実施例 1 〇と同様にして光選択吸収組成物 (3) を調製した

[0237] (実施例 1 3) 光選択吸収組成物 (4) の調製

式 (11 八_ 1) で表される化合物を式 (11 八_4) で表される化合物 とした以外は、 実施例 1 〇と同様にして光選択吸収組成物 (4) を調製した

[0238] (実施例 1 4) 光選択吸収組成物 (5) の調製

式 (11 八_ 1) で表される化合物を式 (11 八_5) で表される化合物 とした以外は、 実施例 1 〇と同様にして光選択吸収組成物 (5) を調製した

[0239] (実施例 1 5) 光選択吸収組成物 (6) の調製

式 (11 八_ 1) で表される化合物を式 (11 八_6) で表される化合物 \¥0 2020/175392 140 卩(:170? 2020 /007178

とした以外は、 実施例 1 〇と同様にして光選択吸収組成物 (6) を調製した

[0240] (実施例 1 6) 光選択吸収組成物 (7) の調製

式 (11 八_ 1) で表される化合物を式 (11 八_ 7) で表される化合物 とした以外は、 実施例 1 〇と同様にして光選択吸収組成物 (7) を調製した

[0241 ] (実施例 1 7) 光選択吸収組成物 (8) の調製

式 (11 八_ 1) で表される化合物を式 (11 八_ 8) で表される化合物 とした以外は、 実施例 1 〇と同様にして光選択吸収組成物 (8) を調製した

[0242] (実施例 1 8) 光選択吸収組成物 (9) の調製

式 (11 八_ 1) で表される化合物を式 (11 八_ 9) で表される化合物 とした以外は、 実施例 1 〇と同様にして光選択吸収組成物 (9) を調製した

[0243] (調製例 1) 光選択吸収組成物 (八 1) の調製

式 (11 八_ 1) で表される化合物を式 (11 八_八 1) で表される化合 物とした以外は、 実施例 1 〇と同様にして光選択吸収組成物 ( 1) を調製 した。

[0244] (調製例 2) 光選択吸収組成物 ( 2) の調製

式 (11 八_ 1) で表される化合物を式 (11 八_八2) で表される化合 物とした以外は、 実施例 1 〇と同様にして光選択吸収組成物 ( 2) を調製 した。

[0245] (調製例 3) 光選択吸収組成物 (八 3) の調製

式 (11 八_ 1) で表される化合物を式 (11 八_八4) で表される化合 物とした以外は、 実施例 1 〇と同様にして光選択吸収組成物 ( 3) を調製 した。

[0246] (実施例 1 9) 硬化層付きフィルム (1) の作製

厚み 2 3 の環状ポリオレフィン系樹脂からなる樹脂フ ィルム 〔商品名 \¥0 2020/175392 141 卩(:170? 2020 /007178

「2巳〇1\1〇[¾」 、 日本ゼオン (株) 製〕 の表面にコロナ放電処理を施し、 そのコロナ放電処理面に、 光選択吸収組成物 (6) をバーコーターを用いて 塗工した。 塗工したフィルムを乾燥オーブンに投入し 1 0 0 ° 〇で 2分間乾燥 した。 乾燥後の塗エフィルムを、 窒素置換ボックスに入れてボックス内に窒 素を 1分間封入したのち、 塗工面側から紫外線照射することで硬化層付 きフ ィルム (6) を得た。 なお、 硬化層の膜厚は約 6 . 0仰 であった。

紫外線照射装置としては、 ベルトコンベア付き紫外線照射装置 〔ランプは フュージョン II Vシステムズ社製の 「1 ~ 1バルブ」 使用〕 を用い、 積算光量が となるように紫外線を照射した。

[0247] (比較例 1) 硬化層付きフィルム (八 1) の作製

光選択吸収組成物 (6) を光選択吸収組成物 ( ·!) に代えた以外は実施 例 1 9と同様にして、 硬化層付きフィルム (八 1) を得た。

[0248] (比較例 2) 硬化層付きフィルム (八 2) の作製

光選択吸収組成物 (6) を光選択吸収組成物 ( 2) に代えた以外は実施 例 1 9と同様にして、 硬化層付きフィルム (八 2) を得た。

[0249] (比較例 3) 硬化層付きフィルム (八 3) の作製

光選択吸収組成物 (6) を光選択吸収組成物 ( 3) に代えた以外は実施 例 1 9と同様にして、 硬化層付きフィルム (八 3) を得た。

[0250] <硬化層付きフィルムの吸光度測定>

実施例 1 9で得られた硬化層付きフィルム (1) を 3 0 01 111 X 3 0 111 111の 大きさに裁断し、 サンプル (1) とした。 得られたサンプル (1) と無アル カリガラス 〔コーニング社製の商品名 乂〇” 〕 とをアクリル 系粘着剤を介して貼合し、 サンプル (2) とした。 作成したサンプル (2) の波長 3 0 0〜 8 0 0 n 範囲の吸光度を 1 n ステップ毎に、 分光光度計 (11 _ 2 4 5 0 :株式会社島津製作所製) を用いて測定した。 測定した波 長 3 9 5 〇!及び波長 4 3 0 〇!における吸光度を、 硬化層付きフィルム ( 1) の波長 3 9 5 1^〇!及び波長 4 3 0 1^ の吸光度とした。 その結果を表 1 に示す。 なお、 無アルカリガラスの波長 3 9 5 及び波長 4 3 0 にお ける吸光度はほぼ 0であり、 環状ポリオレフィン系樹脂からなる樹脂フィ ル ムの波長 3 9 5 1^〇!及び波長 4 3 0 1^ における吸光度はほぼ 0であり、 ア クリル系粘着剤の波長 3 9 5 n 及び波長 4 3 0 n における吸光度はほぼ 0である。

[0251 ] <硬化層付きフィルムの吸光度保持率の測 >

吸光度測定後のサンプル (2) を、 温度 6 3 ° 〇、 相対湿度

件でサンシャインウエザーメーター (スガ試験機株式会社製) に 4 8時間投 入し、 耐候性試験を実施した。 耐候性試験後のサンプル (2) の吸光度を上 記と同様の方法で測定した。 測定した吸光度から、 下記式に基づき、 波長 3 9 5 n mにおけるサンプル (2) の吸光度保持率を求めた。 結果を表 1 に示 す。 吸光度保持率が 1 〇〇に近い値ほど、 光選択吸収機能の劣化がなく良好 な耐候性を有することを示す。 八 (3 9 5) は波長 3 9 5 n における吸光 度を示す。

吸光度保持率 (%)

= (耐久試験後の八 (3 9 5) /耐久試験前の八 (3 9 5) ) X 1 0

0

[0252] 硬化層付フィルム (1) の代わりに、 硬化層付きフィルム (八 1) 、 硬化 層付きフィルム (八2) 、 及び硬化層付きフィルム (八 3) をそれぞれ用い て、 硬化層付きフィルム (1) と同様に評価を行った。 結果を表 1 に示す。

[0253] [表 1 ]

tab l e 1

[0254] (実施例 2 0) 光学フィルム (1) の作製

ポリメタクリル酸メチル樹脂 (住友化学社製:スミペックス1\/1 1 ~ 1) 7 0部 、 ポリメタクリル酸メチル樹脂 ( IV! IV!八) /ポリアクリル酸プチル樹脂 ( \¥0 2020/175392 143 卩(:170? 2020 /007178

巳八) のコアシェル構造からなる粒子径 2 5 0 n のゴム粒子 3 0部と、 式 (11 八_ 6) で表される化合物 2部、 及び 2—ブタノンとからなる樹脂 溶液 (固形分濃度: 2 5質量%) をミキシングタンクに投入し、 撹拌して各 成分を溶解した。

得られた溶解物を、 アプリケーターを用い、 ガラス支持体に均一に流延し 、 4 0 °〇の才ーブンで 1 0分間乾燥させたあと、 さらに 8 0 °〇の才ーブンで 1 〇分乾燥させた。 乾燥後、 ガラス支持体から光学フィルム (1) を剥離さ せ、 光選択吸収能を有する光学フィルム (1) を得た。 乾燥後の光学フィル ム (1) の膜厚は 3 0仰 であった。

[0255] (実施例 2 1) 光学フィルム (2) の作製

セルローストリアセテート (アセチル置換度: 2 . 8 7) 1 0 0咅0、 式 ( 6) で表される化合物 2部及びクロロホルムとエタノールとの混合 溶液 (質量比、 クロロホルム:エタノール = 9 0 : 1 0) とからなる樹脂溶 液 (固形分濃度: 7質量%) をミキシングタンクに投入し、 撹拌して各成分 を溶解した。

得られた溶解物を、 アプリケーターを用い、 ガラス支持体に均一に流延し 、 4 0 °〇の才ーブンで 1 0分間乾燥させたあと、 さらに 8 0 °〇の才ーブンで 1 〇分乾燥させた。 乾燥後、 ガラス支持体から光学フィルム (2) を剥離さ せ、 光選択吸収能を有する光学フィルム (2) を得た。 乾燥後の光学フィル ム (2) の膜厚は 3 0仰 であった。

[0256] (実施例 2 2) 光学フィルム (3) の作製

シクロオレフィンポリマー樹脂 4 5 2 0) 1 0 0部、 式 (11 八_ 6) で表される化合物 2部及びジクロロメタンとトル エンとの混合溶液 (質量比、 ジクロロメタン: トルエン = 5 0 : 5 0) とか らなる樹脂溶液 (固形分濃度: 2 0質量%) をミキシングタンクに投入し、 撹拌して各成分を溶解した。

得られた溶解物を、 アプリケーターを用い、 ガラス支持体に均一に流延し 、 4 0 °〇の才ーブンで 1 0分間乾燥させたあと、 さらに 8 0 °〇の才ーブンで \¥0 2020/175392 144 卩(:170? 2020 /007178

1 〇分乾燥させた。 乾燥後、 ガラス支持体から光学フィルム (3) を剥離さ せ、 光選択吸収能を有する光学フィルム (3) を得た。 乾燥後の光学フィル ム (3) の膜厚は 3 0仰 であった。

[0257] (比較例 4) 光学フィルム (4) の作製

式 (11 八_ 1) で表される化合物を式 (11 八_八 1) で表される化合 物に変更した以外は、 実施例 2 0と同様にして光学フィルム (4) を作製し た。

[0258] (比較例 5) 光学フィルム (5) の作製

式 (11 八_ 1) で表される化合物を式 (11 八_八 1) で表される化合 物に変更した以外は、 実施例 2 1 と同様にして光学フィルム (5) を作製し た。

[0259] (比較例 6) 光学フィルム (6) の作製

式 (11 八_ 1) で表される化合物を式 (11 八_八4) で表される化合 物に変更した以外は、 実施例 2 0と同様にして光学フィルム (6) を作製し た。

[0260] (比較例 7) 光学フィルム (7) の作製

式 (11 八_ 1) で表される化合物を式 (11 八_八4) で表される化合 物に変更した以外は、 実施例 2 1 と同様にして光学フィルム (7) を作製し た。

[0261 ] <光学フィルムの吸光度測定 >

実施例 2 0で得た光学フィルム ( 1) の片面にコロナ放電処理を施した後 、 アクリル系粘着剤をラミネーターにより貼り 合わせ、 温度 2 3 ° 〇、 相対湿 度 6 5 % [¾ 1 ~ 1の条件で 7日間養生し、 粘着剤付き光学フィルム (1) を得た 。 次いで、 粘着剤付き付光学フィルム (1) を 3 0〇1〇1 3 0 の大きさ に裁断し、 無アルカリガラス 〔コーニング社製の商品名 “巳八〇1_巳 乂〇 ” 〕 に貼合し、 サンプル (3) を作製した。 作成したサンプル (3) の波長 3 0 0〜 8 0 0 n 範囲の吸光度を 1 n mステップ毎に、 分光光度計 (II V - 2 4 5 0 :株式会社島津製作所製) を用いて測定した。 測定した波長 3 9 ィルム (1) の波長 3 9 。 果を表 2に示す。 なお、 無アルカリガラスの波長 3 9 5 n 及び波長 4 3 0 n における吸光度はほ ぼ 0であり、 アクリル系粘着剤の波長 3 9 5 n 及び波長 4 3 0 n におけ る吸光度はほぼ〇である。

[0262] 吸光度測定後のサンプル (3) を、 温度 6 3 °〇、 相対湿度

件でサンシャインウエザーメーター (スガ試験機株式会社製) に投入し、 2 0 0時間の耐候性試験を実施した。 耐候性試験後のサンプル (3) の吸光度 を上記と同様の方法で測定した。 測定した吸光度から、 下記式に基づき、 波 長 3 9 5 n におけるサンプルの吸光度保持率を求めた。 結果を表 2に示す 。 吸光度保持率が 1 0 0に近い値ほど、 光選択吸収機能の劣化がなく良好な 耐候性を有することを示す。

吸光度保持率 (%)

= (耐久試験後の八 (3 9 5) /耐久試験前の八 (3 9 5) ) X 1 0

0

[0263] 光学フィルム (1) の代わりに、 光学フィルム (2) 〜光学フィルム (7 ) をそれぞれ用いて、 光学フィルム (1) と同様に評価を行った。 結果を表 2に示す。

[0264] [表 2]

table 2

[0265] (実施例 2 3) 粘着剤組成物 ( 1) の作製

<アクリル樹脂 ( ) の調製>

冷却管、 窒素導入管、 温度計および撹拌機を備えた反応容器に、 溶媒とし て酢酸エチル 8 1 . 8部、 単量体としてアクリル酸プチル 7 0 . 4部、 アク \¥0 2020/175392 146 卩(:170? 2020 /007178

リル酸メチル 2〇. 0部、 およびアクリル酸 2 -フエノキシエチル 8 . 0部 、 アクリル酸 2 -ヒドロキシエチル 1 . 0部、 アクリル酸〇. 6部の混合溶 液を仕込み、 窒素ガスで反応容器内の空気を置換して酸素 不含としながら内 温を 5 5 ° 〇に上げた。 その後、 アゾビスイソプチロニトリル (重合開始剤) 〇. 1 4部を酢酸エチル 1 0部に溶かした溶液を全量添加した。 開始剤を添 加した後 1時間この温度で保持し、 次いで内温を 5 4〜 5 6 ° 〇に保ちながら 酢酸エチルを添加速度 1 7 . 3部/ II 「で反応容器内へ連続的に加え、 アク リル樹脂の濃度が 3 5 %となった時点で酢酸エチルの添加を止め、 さらに酢 酸エチルの添加開始から 1 2時間経過するまでこの温度で保温した。 最後に 酢酸エチルを加えてアクリル樹脂の濃度が 2 0 %となるように調節し、 アク リル樹脂の酢酸エチル溶液を調製した。 得られたアクリル樹脂は、 〇 〇に よるポリスチレン換算の重量平均分子量 IV! が 1 4 2万、

2であった。 これをアクリル樹脂 (八) とする。

[0266] <粘着剤組成物 ( 1) の調製>

上記で合成したアクリル樹脂 ( ) の酢酸エチル溶液 ( 1) (樹脂濃度:

2 0 %) の固形分 1 0 0部に対して、 架橋剤 (トリレンジイソシアネートの トリメチロールプロパンアダクト体の酢酸エ チル溶液 (固形分濃度 7 5 %)

、 東ソー株式会社製、 商品名 「コロネート!·」 ) 〇. 5部、 シラン化合物 (3 —グリシドキシプロピルトリメ トキシシラン、 信越化学工業株式会社製、 商 品名 「<巳1\/1 4 0 3」 ) 〇. 5部、 式 (11 八一 1 ) で表される化合物 2 .

0部を混合し、 さらに固形分濃度が 1 4 %となるように酢酸エチルを添加し て粘着剤組成物 (1) を得た。 なお、 上記架橋剤の配合量は、 有効成分とし ての質量部数である。

[0267] (実施例 2 4) 粘着剤組成物 (2) の作製

式 (11 八_ 1) で表される化合物を式 (11 八_ 2) で表される化合物 に変更した以外は実施例 2 3と同様にして、 粘着剤組成物 (2) を得た。

[0268] (実施例 2 5) 粘着剤組成物 (3) の作製

式 (11 八_ 1) で表される化合物を式 (11 八_ 3) で表される化合物 \¥02020/175392 147 卩(:170? 2020 /007178 に変更した以外は実施例 23と同様にして、 粘着剤組成物 (3) を得た。

[0269] (実施例 26) 粘着剤組成物 (4) の作製

式 (11 八_ 1) で表される化合物を式 (11 八_4) で表される化合物 に変更した以外は実施例 23と同様にして、 粘着剤組成物 (4) を得た。

[0270] (実施例 27) 粘着剤組成物 (5) の作製

式 (11 八_ 1) で表される化合物を式 (11 八_5) で表される化合物 に変更した以外は実施例 23と同様にして、 粘着剤組成物 (5) を得た。

[0271] (実施例 28) 粘着剤組成物 (6) の作製

式 (11 八_ 1) で表される化合物を式 (11 八_6) で表される化合物 に変更した以外は実施例 23と同様にして、 粘着剤組成物 (6) を得た。

[0272] (実施例 29) 粘着剤組成物 (7) の作製

式 (11 八_ 1) で表される化合物を式 (11 八_7) で表される化合物 に変更した以外は実施例 23と同様にして、 粘着剤組成物 (7) を得た。

[0273] (実施例 30) 粘着剤組成物 (8) の作製

式 (11 八_ 1) で表される化合物を式 (11 八_8) で表される化合物 に変更した以外は実施例 23と同様にして、 粘着剤組成物 (8) を得た。

[0274] (実施例 3 1) 粘着剤組成物 (9) の作製

式 (11 八_ 1) で表される化合物を式 (11 八_9) で表される化合物 に変更した以外は実施例 23と同様にして、 粘着剤組成物 (9) を得た。

[0275] (比較例 8) 粘着剤組成物 (1 0) の作製

式 (11 八_ 1) で表される化合物を式 (11 八_八 1) で表される化合 物に変更した以外は実施例 23と同様にして、 粘着剤組成物 (1 0) を得た

[0276] (実施例 32) 粘着剤層 ( 1) 及び粘着剤シート ( 1) の作製

得られた粘着剤組成物 (6) を、 離型処理が施されたポリエチレンテレフ タレートフイルムからなるセパレートフイル ム 〔リンテツク株式会社から入 手した商品名 「 1_ [¾-382 1 90」 〕 の離型処理面に、 アプリケーター を用いて塗布し、 1 〇〇 で 1分間乾燥して粘着剤層 (1) を作製した。 得 \¥0 2020/175392 148 卩(:170? 2020 /007178

られた粘着剤層の厚みは 1 5 01であった。

[0277] 得られた粘着剤層 (1) をラミネーターにより、 2 3 の紫外線吸収剤 含有シクロオレフィンフィルム 〔日本ゼオン株式会社から入手した商品名 「 巳〇 1\1〇 [¾」 〕 に貼り合わせた後、 温度 2 3 °〇、 相対湿度 6 5〇/〇の条件で 7日間養生し、 粘着剤シート (1) を得た。

[0278] (実施例 3 3) 粘着剤層 (2) 及び粘着剤シート (2) の作製

粘着剤組成物 (6) を粘着剤組成物 (7) に変更した以外は、 実施例 3 2 と同様にして粘着剤層 (2) 及び粘着剤シート (2) を作製した。

[0279] (比較例 9) 粘着剤層 (3) 及び粘着剤シート (3) の作製

粘着剤組成物 (6) を粘着剤組成物 (1 0) に変更した以外は、 実施例 3 2と同様にして粘着剤層 (3) 及び粘着剤シート (3) を作製した。

[0280] <粘着剤シートの吸光度測定>

得られた粘着剤シート (1) の大きさに裁断し、 セ パレートフィルムを剥離して、 粘着剤層 (1) と無アルカリガラス 〔コーニ ング社製の商品名 “巳八〇!_巳 乂〇” 〕 とを貼合し、 これをサンプル (4 ) とした。 作成したサンプル (4) の波長 3 0 0〜 8 0 0 n 範囲の吸光度 を 1 n mステップ毎に、 分光光度計 (11 ー2 4 5 0 :株式会社島津製作所 製) を用いて測定した。 測定した波長 3 9 5 n 及び波長 4 3 0 n におけ る吸光度を、 粘着剤シート ( 1) の波長 3 9 5 n 及び波長 4 3 0 n の吸 光度とした。 その結果を表 3に示す。 なお、 シクロオレフィンフィルム単体 及び無アルカリガラス単体のいずれも、 波長 3 9 5 n 及び波長 4 3 0 n〇! の吸光度は〇である。

[0281 ] <粘着剤シートの吸光度保持率の測定>

吸光度測定後のサンプル (4) を、 温度 6 3 ° 〇、 相対湿度

件でサンシャインウエザーメーター (スガ試験機株式会社製) に 2 0 0時間 投入し、 耐候性試験を実施した。 取り出したサンプル (4) の吸光度を上記 と同様の方法で測定した。 測定した吸光度から、 下記式に基づき、 3 9 5 n におけるサンプルの吸光度保持率を求めた。 結果を表 3に示す。 吸光度保 持率が 1 00に近い値ほど、 光選択吸収機能の劣化がなく良好な耐候性を 有 することを示す。

吸光度保持率 (%)

= (耐久試験後の八 (395) /耐久試験前の八 (395) ) X 1 0

0

[0282] 粘着剤シート (1) の代わりに、 粘着剤シート (2) 及び粘着剤シート (

3) をそれぞれ用いて、 粘着剤シート (1) と同様に評価を行った。 結果を 表 3に示す。

[0283] [表 3]

table 3

[0284] (実施例 34) 式 (11 _ 1 0) で表される化合物の合成

窒素雰囲気下で、 式 (1\/1_9) で表される化合物 2. 5部、 ベンゾイル ( フエニルヨードニオ) (トリフルオロメタンスルホニル) メタニド 1 5. 1 部及び塩化銅 (丨) 〇. 4部及びジオキサン 1 00部を混合した。 得られた 混合物を 30 ° 〇で 3時間撹拌させた。 得られた混合物から溶媒を留去し、 精 製して、 式 で表される化合物 1. 7部を得た。

[0285]

{UVA-10) \¥02020/175392 150 卩(:170? 2020 /007178

窒素雰囲気下で、 式 0) で表される化合物 1. 5部、 メチルトリ フラート 1. 4部及びアセトニトリル 1 0部を混合し、 20~30°〇で3時 間撹拌させた。 得られた混合物に、 ジイソプロピルエチルアミン 1. 3部、 マロノニトリル〇. 7部を加えて 20〜 30°〇で 3時間撹拌させた。 得られ た混合物から溶媒を留去し、 精製して、 式 (11 八_ 1 0) で表される化合 物 1. 〇部を得た。

[0286] 上記と同様にして、 解析を行い、 式 (II V 八_ 1 0) で表される化合物が生成したことを確認した 。

) 、 1. 86 (〇1、 21 ~ 1) 、 2. 1 8 (〇1、 21 ~ 1) 、 2. 32〜 2. 9 1 ( 〇1、 41 ~ 1) 、 3. 50〜 4. 20 (〇1、 41 ~ 1)

343. 5

[0287] また、 上記と同様にして、 極大吸収波長及びグラム吸光係数を測定した 。

得られた式 (11 _ 1 0) で表される化合物の極大吸収波長は 384. 2 门 01であった。 得られた式 (11 八一 1 0) で表される化合物の £ (ス 1113乂)

〇 01) 、 £ (ス 1113乂) /£ (ス 1113乂+3〇 11111) は 1 7. 2であつた。

[0288] (実施例 35) 式 (11 _ 1 1) で表される化合物の合成

⑽ -8) 0^ 11) 窒素雰囲気下で、 式 (1\/1_6) で表される化合物 5部、 メチルトリフラー 卜 4. 9咅1 ジイソプロピルエチルアミン3. 8部及びアセトニトリル 1 0 部を混合し、 20〜 30 ° 〇で 3時間撹拌させた。 得られた混合物に、 ジメチ ルアミン 5部を加えて 20〜 30°〇で 3時間撹拌させた。 得られた混合物か ら溶媒を留去し、 精製して、 式 (11 八_ 1 1) で表される化合物 3. 1部 を得た。 \¥02020/175392 151 卩(:170? 2020 /007178

[0289] 上記と同様にして、 測定及び 解析を行い、 式 (II V 八_ 1 1) で表される化合物が生成したことを確認した 。

) 、 2. 55 、 2 、 3. 40 (〇1、 6

1_〇一1\/13 ; [1\/1+ 1 ~ 1] + = 24 1. 5

[0290] また、 上記と同様にして、 極大吸収波長及びグラム吸光係数を測定した 。

得られた式 (11 _ 1 1) で表される化合物の極大吸収波長は 379. 4 门 01であった。 得られた式 (11 八一 1 1) で表される化合物の £ (ス 1113乂)

〇 01) 、 £ (ス 1113乂) /£ (ス 1113乂+3〇 11111) は 3〇. 6であつた。

[0291] (実施例 36) 式 (11 _ 1 2) で表される化合物の合成

窒素雰囲気下で、 式 (1\/1_6) で表される化合物 5部、 メチルトリフラー 卜 4. 9咅1 ジイソプロピルエチルアミン3. 8部及びアセトニトリル 1 0 部を混合し、 20〜 30 ° 〇で 3時間撹拌させた。 得られた混合物に、 ジエチ ルアミン8. 4部を加えて 20〜 30°〇で 3時間撹拌させた。 得られた混合 物から溶媒を留去し、 精製して、 式 (11 八_ 1 2) で表される化合物 2.

9部を得た。

[0292] 上記と同様にして、 測定及び 解析を行い、 式 (II V 八_ 1 2) で表される化合物が生成したことを確認した 。

[0293] また、 上記と同様にして、 極大吸収波長及びグラム吸光係数を測定した 。

得られた式 (11 _ 1 2) で表される化合物の極大吸収波長は 380. 5 \¥02020/175392 152 卩(:17 2020 /007178 门 01であった。 得られた式 (11 八一 1 2) で表される化合物の £ (ス 1113乂) は 1. 75 !_/ (9 - 〇〇!) % £ は〇. 0981-/ (9 〇 01) 、 £ (ス 1113乂) /£ (ス 1113乂+3〇 11111) は 1 7. 6であつた。

[0294] (実施例 37) 式 (11 _ 1 3) で表される化合物の合成

窒素雰囲気下で、 式 (1\/1_6) で表される化合物 5部、 メチルトリフラー 卜 4. 9咅1 ジイソプロピルエチルアミン3. 8部及びアセトニトリル 1 0 部を混合し、 20〜 30 ° 〇で 3時間撹拌させた。 得られた混合物に、 ジブチ ルアミン 1 4. 8部を加えて 20〜 30°〇で 3時間撹拌させた。 得られた混 合物から溶媒を留去し、 精製して、 式 (11 八_ 1 3) で表される化合物 2 . 5部を得た。

[0295] 上記と同様にして、 解析を行い、 式 (II V 八_ 1 3) で表される化合物が生成したことを確認した 。

[0296] また、 上記と同様にして、 極大吸収波長及びグラム吸光係数を測定した 。

得られた式 (11 _ 1 3) で表される化合物の極大吸収波長は 382. 8 门 01であった。 得られた式 (11 八一 1 3) で表される化合物の £ (ス 1113乂) は 1. 42 !_/ (9 - 〇〇!) % £ は〇. 0951-/ (9 〇 01) 、 £ (21113乂) / £ (ス 1113乂+ 30 01) は 1 4. 9であつた。

[0297] (実施例 38) 式 (11 _ 1 4) で表される化合物の合成 \¥02020/175392 153 卩(:170? 2020 /007178

窒素雰囲気下で、 式 (1\/1_6) で表される化合物 5部、 炭酸カリウム 3.

6部、 メチルトリフラート 7. 7部及びメチルエチルケトン 40部を混合し 、 〇〜 5°〇で 4時間撹拌させた。 得られた混合物に、 アゼチジン 2部を加え て〇〜 5 ° 〇で 1 0分間撹拌させた。 得られた混合物から溶媒を留去し、 精製 して、 式 (11 八_ 1 4) で表される化合物 2. 6部を得た。

[0298] 解析を行い、 式 (11 八_ 1 4) で表され る化合物が生成したことを確認した。

[0299] また、 上記と同様にして、 極大吸収波長及びグラム吸光係数を測定した 。

得られた式 (II 1 4) で表される化合物の極大吸収波長は 377. 2 门 01であった。 得られた式 (11 八一 1 4) で表される化合物の £ (ス 1113乂)

〇 01) 、 £ (ス 1113乂) /£ (ス 1113乂+3〇 11111) は 68. 9であつた。

[0300] (実施例 39) 式 (11 _ 1 5) で表される化合物の合成

窒素雰囲気下で、 式 (1\/1_6) で表される化合物 4. 0部、 メチルトリフ ラート 3. 7部及びアセトニトリル 40部を混合し、 20~30°〇で3時間 撹拌させた。 得られた混合物に、 ジイソプロピルェチルアミン2. 9部、 メ \¥02020/175392 154 卩(:170? 2020 /007178

チルアミンをテトラヒドロフランに溶解さ せた溶液 40部 (メチルアミンの 濃度; 7質量%) を加えて 20〜 30 ° 〇で 3時間撹拌させた。 得られた混合 物から溶媒を留去し、 精製して、 式 (11 _ 1 5) で表される化合物 1 - 9部を得た。

[0301] 解析を行い、 式 (11 八_ 1 5) で表され る化合物が生成したことを確認した。

(〇1、 41 ~ 1) 、 3. 03 、 31 ~ 1) 、 9. 1 5 、 1 1 ~ 1)

!_〇一1\/13 ; [1\/1+ !!] + = 226. 5

[0302] また、 上記と同様にして、 極大吸収波長及びグラム吸光係数を測定した 。

得られた式 (11 _ 1 5) で表される化合物の極大吸収波長は 364. 8 门 01であった。 得られた式 (11 八一 1 5) で表される化合物の £ (ス 1113乂)

〇 01) 、 £ (ス 1113乂) /£ (ス 1113乂+3〇 11111) は 28. 2であつた。

[0303] (実施例 40) 式 (11 _ 1 6) で表される化合物の合成

窒素雰囲気下で、 式 (1\/1_6) で表される化合物 4. 0部、 メチルトリフ ラート 3. 7部及びアセトニトリル 40部を混合し、 20~30°〇で3時間 撹拌させた。 得られた混合物に、 ジイソプロピルエチルアミン2. 9部、 エ チルアミンをテトラヒドロフランに溶解させ た溶液 4〇咅^ (エチルアミンの 濃度; 1 〇質量%) を加えて 20〜 30 ° 〇で 3時間撹拌させた。 得られた混 合物から溶媒を留去し、 精製して、 式 (11 八_ 1 6) で表される化合物 1 . 5部を得た。

[0304] 解析を行い、 式 (11 八_ 1 6) で表され る化合物が生成したことを確認した。 \¥02020/175392 155 卩(:170? 2020 /007178

(〇1、 41 ~ 1) 、 3. 03 (1:、 31 ~ 1) 、 4. 2 1 (〇1、 21 ~ 1) 、 9. 1 5 (

3、 1

!_〇一1\/13 ; [1\/1+ !!] + = 24〇. 5

[0305] また、 上記と同様にして、 極大吸収波長及びグラム吸光係数を測定した 。

得られた式 (11 _ 1 6) で表される化合物の極大吸収波長は 364. 8 门 01であった。 得られた式 (11 八一 1 6) で表される化合物の £ (ス 1113乂) は 1. 80 !_/ (9 - 〇〇!) % £ は〇. 0741_/ ( 〇 01) 、 £ (ス 1113乂) /£ (ス 1113乂+3〇 11111) は 24. 4であつた。

[0306] (実施例 4 1) 式 で表される化合物の合成

窒素雰囲気下で、 式 (1\/1_6) で表される化合物 1. 7部、 メチルトリフ ラート 1. 6部及びアセトニトリル 1 7部を混合し、 20〜 30 °〇で 3時間 撹拌させた。 得られた混合物に、 ジイソプロピルエチルアミン 1. 2部、 ア ンモニアをテトラヒドロフランに溶解させた 溶液 1 〇〇咅6 (アンモニアのモ ル濃度; 〇. 4モル%) を加えて 20〜 30 ° 〇で 3時間撹拌させた。 得られ た混合物から溶媒を留去し、 精製して、 式 (11 八_ 1 7) で表される化合 物〇. 7部を得た。

[0307] 解析を行い、 式 (11 八_ 1 7) で表され る化合物が生成したことを確認した。

(〇1、 4 、 9. 1 5 (〇1、 2

1_〇一1\/13 ; [1\/1+ 1 ~ 1] + = 2 1 3. 5

[0308] また、 上記と同様にして、 極大吸収波長及びグラム吸光係数を測定した 。

得られた式 (11 _ 1 7) で表される化合物の極大吸収波長は 352. 6 \¥02020/175392 156 卩(:170? 2020 /007178 门 01であった。 得られた式 (11 八一 1 7) で表される化合物の £ (ス 1113乂) は 1. 751-/ (9 - 〇〇!) % £ は〇. 1 1 !_/ ( 〇〇!) % £ (ス 1113乂) /£ (ス 1113乂+3〇 11111) は 1 5. 9であつた。

[0309] (実施例 42) 式 (11 _ 1 8) で表される化合物の合成

窒素雰囲気下で、 式 (1\/1_6) で表される化合物 3. 5部、 メチルトリフ ラート 3. 2部及びアセトニトリル 35部を混合し、 20~30°〇で3時間 撹拌させた。 得られた混合物に、 炭酸カリウム 2. 2部、 !\1, !\1’ ージメチ ルエチレンジアミン〇. 8部を加えて 20〜 30°〇で 3時間撹拌させた。 得 られた混合物から溶媒を留去し、 精製して、 式 (11 八_ 1 8) で表される 化合物〇. 4部を得た。

[0310] 解析を行い、 式 (リ 八一 1 8) で表され る化合物が生成したことを確認した。

、 3. 44 (〇1、 81 ~ 1) 、 4. 05 (〇1、 61 ~ 1)

1_〇一1\/13 ; [|\/|+ 1 ~ 1] + = 479. 7

[0311] また、 上記と同様にして、 極大吸収波長及びグラム吸光係数を測定した 。

得られた式 (II 1 8) で表される化合物の極大吸収波長は 39 1. 4 门 01であった。 得られた式 (11 八一 1 8) で表される化合物の £ (ス 1113乂)

〇 01) 、 £ (ス 1113乂) /£ (ス 1113乂+3〇 11111) は 42. 2であつた。

[0312] (実施例 43) 式 (11 八_ 1 9) で表される化合物の合成

(1^6) ( 19) \¥02020/175392 157 卩(:170? 2020 /007178

窒素雰囲気下で、 式 (1\/1_6) で表される化合物 3. 5部、 メチルトリフ ラート 3. 2部及びアセトニトリル 35部を混合し、 20~30°〇で3時間 撹拌させた。 得られた混合物に、 炭酸カリウム 2. 2部、 1\1, 1\1’ ージメチ ルトリメチレンジアミン 1. 0部を加えて 20〜 30 ° 〇で 3時間撹拌させた 。 得られた混合物から溶媒を留去し、 精製して、 式 (11 八_ 1 9) で表さ れる化合物〇. 2部を得た。

[0313] 解析を行い、 式 (リ 八一 1 9) で表され る化合物が生成したことを確認した。

、 2. 66 (〇1、 61 ~ 1) 、 3. 32 (〇1、 61 ~ 1)

1_〇一1\/13 ; [1\/1+ 1 ~ 1] + = 493. 7

[0314] また、 上記と同様にして、 極大吸収波長及びグラム吸光係数を測定した 。

得られた式 (11 _ 1 9) で表される化合物の極大吸収波長は 384. 9 门 01であった。 得られた式 (11 八一 1 9) で表される化合物の £ (ス 1113乂)

〇 01) 、 £ (ス 1113乂) /£ (ス 1113乂+3〇 11111) は 45. 3であつた。

[0315] (実施例 44) 光選択吸収組成物 (1 0) の調製

式 で表される化合 物とした以外は、 実施例 1 〇と同様にして光選択吸収組成物 (1 〇) を調製 した。

[0316] (実施例 45) 光選択吸収組成物 (1 1) の調製

式 (11 八_ 1) で表される化合物を式 (11 八_ 1 1) で表される化合 物とした以外は、 実施例 1 〇と同様にして光選択吸収組成物 (1 1) を調製 した。

[0317] (実施例 46) 光選択吸収組成物 (1 2) の調製

式 で表される化合 物とした以外は、 実施例 1 〇と同様にして光選択吸収組成物 (1 2) を調製 した。 \¥0 2020/175392 158 卩(:170? 2020 /007178

[0318] (実施例 4 7) 光選択吸収組成物 (1 3) の調製

式 で表される化合 物とした以外は、 実施例 1 〇と同様にして光選択吸収組成物 (1 3) を調製 した。

[0319] (実施例 4 8) 硬化層付きフィルム (2) の作製

光選択吸収組成物 (1) を光選択吸収組成物 (1 1) に代えた以外は実施 例 1 9と同様にして、 硬化層付きフィルム (2) を得た。

[0320] (実施例 4 9) 硬化層付きフィルム (3) の作製

光選択吸収組成物 (1) を光選択吸収組成物 (1 2) に代えた以外は実施 例 1 9と同様にして、 硬化層付きフィルム (3) を得た。

[0321 ] <硬化層付きフィルムの吸光度測定及び吸光 度保持率の測定>

硬化層付きフィルム (1) の代わりに、 硬化層付きフィルム (2) 及び硬 化層付きフィルム (3) を用いたこと以外は、 上記した<硬化層付きフィル ムの吸光度測定>と同様にして吸光度を測定 した。

また、 サンシャインウェザーメーターへの投入時間 を 7 5時間としたこと 以外は、 上記した<硬化層付きフィルムの吸光度保持 率の測定>と同様にし て、 実施例 1 9で得られた硬化層付きフィルム ( 1) 及び比較例 3で得られ た硬化層付きフィルム ( 3) の吸光度保持率を測定した。

さらに、 硬化層付きフィルム (1) の代わりに、 硬化層付きフィルム (2 ) 及び硬化層付きフィルム (3) を用い、 サンシャインウェザーメーターへ の投入時間を 7 5時間としたこと以外は、 上記した<硬化層付きフィルムの 吸光度保持率の測定>と同様にして吸光度保 持率を測定した。

これらの結果を表 4に示す。 表 4には、 実施例 1 9で得られた硬化層付き フィルム (1) 及び比較例 3で得られた硬化層付きフィルム (八3) の吸光 度の値も示している。

[0322] \¥02020/175392 159 卩(:170? 2020 /007178

[表 4]

131)104

[0323] (実施例 50) 粘着剤組成物 ( 1 1 ) の作製

式 で表される化合 物に変更した以外は実施例 23と同様にして、 粘着剤組成物 ( 1 1 ) を得た

[0324] (実施例 5 1 ) 粘着剤組成物 ( 1 2) の作製

式 (11 八_ 1 ) で表される化合物を式 (11 八_ 1 1 ) で表される化合 物に変更した以外は実施例 23と同様にして、 粘着剤組成物 ( 1 2) を得た

[0325] (実施例 52) 粘着剤組成物 ( 1 3) の作製

式 で表される化合 物に変更した以外は実施例 23と同様にして、 粘着剤組成物 ( 1 3) を得た

[0326] (実施例 53) 粘着剤組成物 ( 1 4) の作製

式 で表される化合 物に変更した以外は実施例 23と同様にして、 粘着剤組成物 ( 1 4) を得た

[0327] (実施例 54) 粘着剤層 (4) 及び粘着剤シート (4) の作製

粘着剤組成物 (6) を粘着剤組成物 (9) に変更した以外は、 実施例 32 と同様にして粘着剤層 (4) 及び粘着剤シート (4) を作製した。

[0328] (実施例 55) 粘着剤層 (5) 及び粘着剤シート (5) の作製

粘着剤組成物 (6) を粘着剤組成物 ( 1 1 ) に変更した以外は、 実施例 3 2と同様にして粘着剤層 (5) 及び粘着剤シート (5) を作製した。 \¥0 2020/175392 160 卩(:170? 2020 /007178

[0329] (実施例 5 6) 粘着剤層 (6) 及び粘着剤シート (6) の作製

粘着剤組成物 (6) を粘着剤組成物 (1 2) に変更した以外は、 実施例 3 2と同様にして粘着剤層 (6) 及び粘着剤シート (6) を作製した。

[0330] (実施例 5 7) 粘着剤層 (7) 及び粘着剤シート (7) の作製

粘着剤組成物 (6) を粘着剤組成物 (1 3) に変更した以外は、 実施例 3 2と同様にして粘着剤層 (7) 及び粘着剤シート (7) を作製した。

[0331 ] (実施例 5 8) 粘着剤層 (8) 及び粘着剤シート (8) の作製

粘着剤組成物 (6) を粘着剤組成物 (1 4) に変更した以外は、 実施例 3 2と同様にして粘着剤層 (8) 及び粘着剤シート (8) を作製した。

[0332] (実施例 5 9) 粘着剤組成物 (1 5) の作製

式 で表される化合 物に変更し、 その含有量をアクリル樹脂 ( ) 1 0 0質量部に対して 1 . 0 質量部とした以外は実施例 2 3と同様にして、 粘着剤組成物 (1 5) を得た

[0333] (実施例 6 0) 粘着剤層 (9) 及び粘着剤シート (9) の作製

粘着剤組成物 (6) を粘着剤組成物 (1 5) に変更した以外は、 実施例 3 2と同様にして粘着剤層 (9) 及び粘着剤シート (9) を作製した。

[0334] <粘着剤シ_卜の吸光度測定及び吸光度保持 の測定>

粘着剤シート (1) の代わりに、 粘着剤シート (4) 〜粘着剤シート (9 ) を用いたこと以外は、 上記した<粘着剤シートの吸光度測定>及び <粘着 剤シートの吸光度保持率の測定>と同様にし て吸光度及び吸光度保持率を測 定した。 その結果を表 5に示す。

[0335] \¥02020/175392 161 卩(:17 2020 /007178

[表 5]

table h

[0336] (実施例 6 1) 式 (11 _20) で表される化合物の合成

窒素雰囲気下で、 式 (M—3) で表される化合物 1 7部、 炭酸カリウム 1 2. 2咅 P、 1 _クロロメチルー 4—フルオロー 1 , 4—ジアゾニアビシクロ [2. 2. 2. ] オクタン ビス (テトラフルオロボラード) (セレクトフ ルオロ、 A i r P r o d u c t s a n d C h e m i c a l sの登録商 標) 1 5. 9部及びメチルエチルケトン 85部を混合し、 氷浴中で 3時間撹 拌させた。 得られた混合物から溶媒を留去し、 精製して、 式 (M— 1 1) で 表される化合物 3. 7部を得た。

窒素雰囲気下で、 式 1) で表される化合物 1 8部、 メチルトリフ ラート 28部及びメチルエチルケトン 90部を混合し、 20〜 30°〇で 3時 間撹拌させた。 得られた混合物に、 炭酸カリウム 1 3. 0部、 マロノニトリ ル 8. 4部を加えて 20〜 30°〇で 3時間撹拌させた。 得られた混合物から \¥02020/175392 162 卩(:170? 2020 /007178

溶媒を留去し、 精製して、 式 (11 八_20) で表される化合物 5. 8部を 得た。

[0338] 解析を行い、 式 (11 八_20) で表され る化合物が生成したことを確認した。

[0339] また、 上記と同様にして、 極大吸収波長及びグラム吸光係数を測定した 。

得られた式 (11 _20) で表される化合物の極大吸収波長は 407. 5 门 であった。 得られた式 (II V八一 20) で表される化合物の £ (ス 1113乂)

〇 01) 、 £ (ス 1113乂) /£ (ス 1113乂+3〇 11111) は 56. 0であつた。

[0340] (実施例 62) 式 (11 八一2 1) で表される化合物の合成

(«-12) 窒素雰囲気下で 3 -ヒドロキシピペリジン 5部、 夕ーシャリープチルジフ エニルシリルクロリ ド 1 3. 6咅1 イミダゾール 6. 7部及びジクロロメタ ン 40部を混合し、 20〜 30°〇で 4時間撹拌させた。 得られた混合物から 溶媒を留去し、 精製して、 式 2) で表される化合物 1 〇. 5部を得 た。

[0341]

窒素雰囲気下で、 式 (1\/1_6) で表される化合物 4. 0部、 ジイソプロピ ルエチルアミン3. 2咅1 メチルトリフラート 4. 0部及びアセトニトリル \¥02020/175392 163 卩(:170? 2020 /007178

80部を混合し、 20〜 30°〇で 4時間撹拌させた。 得られた混合物に式 ( IV!— 1 2) で表される化合物 8. 3部を加えて 20〜 30°〇で 3時間撹拌さ せた。 得られた混合物から溶媒を留去し、 精製して、 式 (11 八_2 1) で 表される化合物 6. 5部を得た。

[0342] 1_〇一1\/13測定及び 1 1 ~ 1— 1\/|[¾解析を行ぃ、 式 (II V八一 2 1) で表され る化合物が生成したことを確認した。

) 、 1. 70 (〇1、 21 ~ 1) 、 1. 85 (〇1、 21 ~ 1) 、 2. 48 、 21 ~ 1)

、 2. 65 、 21 ~ 1) 、 3. 72 (〇1、 21 ~ 1) 、 3. 94 (〇1、 21 ~ 1) 、

4. 1 3 (〇1、 1 、 7. 42~7. 52 (〇1、 61 ~ 1) 、 7. 6 1 ~7.

64 (〇1、 4

[0343] (実施例 63) 式 (II V八一 22) で表される化合物の合成

窒素雰囲気下で、 式 (11 八_2 1) で表される化合物 4. 2部及びテト ラブチルアンモニウムフルオリ ド/テトラヒドロフラン 1 IV!溶液 50部を混 合し、 20〜 30°〇で 40時間撹拌させた。 得られた混合物から溶媒を留去 し、 精製して、 式 (11 八_22) で表される化合物 1. 8部を得た。

[0344] を行い、 式 (II V八一 22) で表され る化合物が生成したことを確認した。

) 、 1. 92 (〇1、 21 ~ 1) 、 2. 67 、 21 ~ 1) 、 3. 68〜 3. 95 ( 〇1、 4 、 4. 97 (〇1、 1

!_〇一1\/13 ; [1\/1+ !!] + = 297. 5

[0345] また、 上記と同様にして、 極大吸収波長及びグラム吸光係数を測定した 。 \¥02020/175392 164 卩(:170? 2020 /007178 得られた式 (11 _2 1) で表される化合物の極大吸収波長は 384. 6 门 01であった。 得られた式 (11 八_2 1) で表される化合物の £ (ス 1113乂) は 1. 43 !_/ (9 - 〇〇!) % £ は〇. 0851-/ (9 〇 01) 、 £ (ス 1113乂) /£ (ス 1113乂+3〇 11111) は 1 6. 8であつた。

[0346] (実施例 64) 式 (II V八一 23) で表される化合物の合成

窒素雰囲気下で、 式 (1\/1_6) で表される化合物 5. 0部、 炭酸カリウム 3. 6部、 メチルトリフラート 7. 7部、 アセトニトリル 40部を混合し、

20〜 30°〇で 4時間撹拌させた。 得られた混合物にアゼチジン 2. 0部を 加えて 20〜 30°〇で 4時間撹拌させた。 得られた混合物から溶媒を留去し 、 精製して、 式 (11 八一23) で表される化合物 2. 3部を得た。

[0347] 1_〇一1\/13測定及び 1 1 ~ 1— 1\/|[¾解析を行い、 式 (II V八一 23) で表され る化合物が生成したことを確認した。

[0348] また、 上記と同様にして、 極大吸収波長及びグラム吸光係数を測定した 。

得られた式 (11 _23) で表される化合物の極大吸収波長は 377. 2 门 であった。 得られた式 (II V八一 23) で表される化合物の £ (ス 1113乂)

〇 01) 、 £ (ス 1113乂) /£ (ス 1113乂+3〇 11111) は 68. 9であつた。

[0349] (実施例 65) 式 (11 八一24) で表される化合物の合成 \¥02020/175392 165 卩(:17 2020 /007178

窒素雰囲気下で、 式 (1\/1_6) で表される化合物 2. 5部、 炭酸カリウム 1. 6部、 メチルトリフラート 2. 3部、 アセトニトリル 25部を混合し、

20〜 30°〇で 4時間撹拌させた。 得られた混合物にピぺラジン〇. 6部を 加えて 20〜 30°〇で 4時間撹拌させた。 得られた混合物から溶媒を留去し 、 精製して、 式 (11 八_24) で表される化合物 1. 0部を得た。

[0350] 解析を行ぃ、 式 (11 八_24) で表され る化合物が生成したことを確認した。

、 1. 24 、 21 ~ 1) 、 2. 65 、 41 ~ 1) 、 4. 09 (〇1、 81 ~ 1 )

1_〇一1\/13 ; [|\/|+ 1 ~ 1] + = 477. 5

[0351] また、 上記と同様にして、 極大吸収波長及びグラム吸光係数を測定した 。

得られた式 (11 _24) で表される化合物の極大吸収波長は 390. 5 门 であった。 得られた式 (11 八一24) で表される化合物の £ (ス 1113乂)

〇 01) 、 £ (ス 1113乂) /£ (ス 1113乂+3〇 11111) は 58. 2であつた。

[0352] (実施例 66) 式 (11 _25) で表される化合物の合成

窒素雰囲気下で、 式 (1\/1_6) で表される化合物 2. 5部、 炭酸カリウム 1 - 6部、 メチルトリフラート 2. 3部、 メチルエチルケトン 25部を混合 し、 20〜 3〇 で 4時間撹拌させた。 得られた混合物に 1, 4—ビスアミ \¥02020/175392 166 卩(:170? 2020 /007178

ノメチルシクロヘキサン 1. 0部を加えて 20〜 30°〇で 4時間撹拌させた 。 得られた混合物から溶媒を留去し、 精製して、 式 (11 八_25) で表さ れる化合物 1. 〇部を得た。

[0353] 解析を行い、 式 (11 八_25) で表され る化合物が生成したことを確認した。

[0354] また、 上記と同様にして、 極大吸収波長及びグラム吸光係数を測定した 。

得られた式 (11 _25) で表される化合物の極大吸収波長は 372. 7 门 であった。 得られた式 (II V八一 25) で表される化合物の £ (ス 1113乂)

〇 01) 、 £ (21113乂) / £ (ス 1113乂+ 30 01) は 44. 1であつた。

[0355] (実施例 67) 式 (11 _26) で表される化合物の合成

(□¥4-26) 窒素雰囲気下で、 式 (1\/1_6) で表される化合物 2. 5部、 炭酸カリウム 1. 6部、 メチルトリフラート 2. 3部、 メチルエチルケトン 25部を混合 し、 20〜 30°〇で 4時間撹拌させた。 得られた混合物に 1 , 2—ビス (エ チルアミノ) エタン〇. 8部を加えて 20〜 30°〇で 4時間撹拌させた。 得 られた混合物から溶媒を留去し、 精製して、 式 (11 八_26) で表される 化合物〇. 9部を得た。

[0356] 解析を行い、 式 (11 八_26) で表され る化合物が生成したことを確認した。

\¥02020/175392 167 卩(:170? 2020 /007178

、 2. 56 、 41 ~ 1) 、 2. 70 、 41 ~ 1) 、 3. 85 (〇1、 、 4. 05 (〇1、 4

1_〇一1\/13 ; [1\/1+ 1 ~ 1] + = 507. 7

[0357] また、 上記と同様にして、 極大吸収波長及びグラム吸光係数を測定した 。

得られた式 (11 _26) で表される化合物の極大吸収波長は 390. 7 门 であった。 得られた式 (II V八一 26) で表される化合物の £ (ス 1113乂) は 1. 30 !_/ (9 - 〇〇!) % £ は〇. 0481-/ (9 〇 01) 、 £ (21113乂) / £ (ス 1113乂+ 30 01) は 27. 1であつた。

[0358] (実施例 68) 粘着剤組成物 (1 6) の作製

式 (11 八_ 1) で表される化合物を式 (11 八_23) で表される化合 物に変更し、 その含有量をアクリル樹脂 (八) 1 00部に対して〇. 5部と した以外は実施例 23と同様にして、 粘着剤組成物 (1 6) を得た。

[0359] (実施例 69) 粘着剤組成物 (1 7) の作製

式 (11 八_ 1) で表される化合物を式 (11 八_26) で表される化合 物に変更し、 その含有量をアクリル樹脂 (八) 1 00部に対して〇. 2部と した以外は実施例 23と同様にして、 粘着剤組成物 (1 7) を得た。

[0360] (実施例 70) 粘着剤層 (1 0) 及び粘着剤シート (1 0) の作製

粘着剤組成物 (6) を粘着剤組成物 (1 6) に変更した以外は、 実施例 3 2と同様にして粘着剤層 (1 0) 及び粘着剤シート (1 0) を作製した。

[0361] (実施例 7 1) 粘着剤層 (1 1) 及び粘着剤シート ( 1 1) の作製

粘着剤組成物 (6) を粘着剤組成物 (1 7) に変更した以外は、 実施例 3 2と同様にして粘着剤層 (1 1) 及び粘着剤シート (1 1) を作製した。

[0362] <粘着剤シ_卜の吸光度測定及び吸光度保持 の測定>

粘着剤シート ( 1) の代わりに、 粘着剤シート ( 1 0) 及び粘着剤シート (1 1) を用いたこと以外は、 上記した<粘着剤シートの吸光度測定>及び <粘着剤シートの吸光度保持率の測定>と同 様にして吸光度及び吸光度保持 率を測定した。 その結果を表 6に示す。

[0363] \¥0 2020/175392 168 卩(:17 2020 /007178

[表 6]

!:;¾[) 6

[0364] (実施例 7 2) 粘着剤組成物 (1 8) の作製

<アクリル樹脂 ( _ 2) の調製>

冷却管、 窒素導入管、 温度計および撹拌機を備えた反応容器に、 溶媒とし て酢酸エチル 8 1 . 8部、 単量体としてアクリル酸プチル 9 6部、 アクリル 酸 2 -ヒドロキシエチル 3部、 アクリル酸 1部の混合溶液を仕込み、 窒素ガ スで反応容器内の空気を置換して酸素不含と しながら内温を 5 5 ° 〇に上げた 。 その後、 アゾビスイソプチロニトリル (重合開始剤) 〇. 1 4部を酢酸エ チル 1 0部に溶かした溶液を全量添加した。 開始剤を添加した後 1時間この 温度で保持し、 次いで内温を 5 4〜 5 6 ° 〇に保ちながら酢酸エチルを添加速 度 1 7 . 3部/ II 「で反応容器内へ連続的に加え、 アクリル樹脂の濃度が 3 5 %となった時点で酢酸エチルの添加を止め、 さらに酢酸エチルの添加開始 から 1 2時間経過するまでこの温度で保温した。 最後に酢酸エチルを加えて アクリル樹脂の濃度が 2 0 %となるように調節し、 アクリル樹脂の酢酸エチ ル溶液を調製した。 得られたアクリル樹脂は、 ◦ 〇によるポリスチレン換 算の重量平均分子量 万であった。 8であった 。 これをアクリル樹脂 (八一2) とする。

[0365] <粘着剤組成物 (1 8) の調製>

上記で合成したアクリル樹脂 ( _ 2) の酢酸エチル溶液 (樹脂濃度: 2 0 %) の固形分 1 〇〇部に対して、 架橋剤 (トリレンジイソシアネートの卜 リメチロールプロパンアダクト体の酢酸エチ ル溶液 (固形分濃度 7 5 %) 、 東ソー株式会社製、 商品名 「コロネート!·」 ) 〇. 5部、 シラン化合物 (1 ,

6 -ビス (トリメ トキシシリル) ヘキサン、 信越化学工業株式会社製、 商品名 「<巳1\/1 3 0 6 6」 ) 〇. 3部、 式 (11 八一6) で表される化合物 3部を 混合し、 さらに固形分濃度が 1 4 %となるように酢酸エチルを添加して粘着 \¥0 2020/175392 169 卩(:170? 2020 /007178

剤組成物 (1 8) を得た。 なお、 上記架橋剤の配合量は、 有効成分としての 質量部数である。

[0366] (実施例 7 3) 粘着剤組成物 (1 9) の作製

<アクリル樹脂 ( _ 3) の調製>

冷却管、 窒素導入管、 温度計および撹拌機を備えた反応容器に、 溶媒とし て酢酸エチル 8 1 . 8部、 単量体としてアクリル酸メチル 6 0部、 アクリル 酸 2—ヒドロキシエチル 1 0部、 アクリル酸 1 0部及びアクリル酸 2—フエ ノキシエチル 2 0部の混合溶液を仕込み、 窒素ガスで反応容器内の空気を置 換して酸素不含としながら内温を 5 5 ° 〇に上げた。 その後、 アゾビスイソブ チロニトリル (重合開始剤) 0 . 1 4部を酢酸エチル 1 0部に溶かした溶液 を全量添加した。 開始剤を添加した後 1時間この温度で保持し、 次いで内温 を 5 4〜 5 6 °〇に保ちながら酢酸エチルを添加速度 1 7 . 3部/ II 「で反応 容器内へ連続的に加え、 アクリル樹脂の濃度が 3 5 %となった時点で酢酸エ チルの添加を止め、 さらに酢酸エチルの添加開始から 1 2時間経過するまで この温度で保温した。 最後に酢酸エチルを加えてアクリル樹脂の濃 度が 2 0 %となるように調節し、 アクリル樹脂の酢酸エチル溶液を調製した。 得られ たアクリル樹脂は、 ◦ 〇によるポリスチレン換算の重量平均分子量 IV! が 9 2万であった。 8であった。 これをアクリル樹脂 (八一

3) とする。

[0367] <粘着剤組成物 (1 9) の調製>

アクリル樹脂 (八一 2) に代えて、 上記で合成したアクリル樹脂 (八一3 ) を用いた以外は実施例 7 2と同様にして粘着剤組成物 (1 9) を得た。

[0368] (実施例 7 4) 粘着剤組成物 (2 0) の作製

<アクリル樹脂 ( _ 4) の調製>

冷却管、 窒素導入管、 温度計および撹拌機を備えた反応容器に、 溶媒とし て酢酸エチル 8 1 . 8部、 単量体としてアクリル酸プチル 1 0部、 アクリル 酸メチル 6 0咅1 アクリル酸 2 -ヒドロキシエチル 1 0咅1 アクリル酸 1 0 部及びアクリル酸 2—フエノキシエチル 1 0部の混合溶液を仕込み、 窒素ガ \¥0 2020/175392 170 卩(:170? 2020 /007178

スで反応容器内の空気を置換して酸素不含 としながら内温を 5 5 ° 〇に上げた 。 その後、 アゾビスイソプチロニトリル (重合開始剤) 〇. 1 4部を酢酸エ チル 1 0部に溶かした溶液を全量添加した。 開始剤を添加した後 1時間この 温度で保持し、 次いで内温を 5 4〜 5 6 ° 〇に保ちながら酢酸エチルを添加速 度 1 7 . 3部/ II 「で反応容器内へ連続的に加え、 アクリル樹脂の濃度が 3 5 %となった時点で酢酸エチルの添加を止め、 さらに酢酸エチルの添加開始 から 1 2時間経過するまでこの温度で保温した。 最後に酢酸エチルを加えて アクリル樹脂の濃度が 2 0 %となるように調節し、 アクリル樹脂の酢酸エチ ル溶液を調製した。 得られたアクリル樹脂は、 ◦ 〇によるポリスチレン換 算の重量平均分子量 IV! が 9 4万であった。 5であった。 これをアクリル樹脂 (八一4) とする。

[0369] <粘着剤組成物 (2 0) の調製>

アクリル樹脂 (八一 2) に代えて、 上記で合成したアクリル樹脂 (八一4 ) を用いた以外は実施例 7 2と同様にして粘着剤組成物 (2 0) を得た。

[0370] (実施例 7 5) 粘着剤組成物 (2 1) の作製

<アクリル樹脂 ( _ 5) の調製>

冷却管、 窒素導入管、 温度計および撹拌機を備えた反応容器に、 溶媒とし て酢酸エチル 8 1 . 8部、 単量体としてアクリル酸プチル 2 0部、 アクリル 酸メチル 5 0咅1 アクリル酸 2 -ヒドロキシエチル 1 0咅1 アクリル酸 1 0 部及びアクリル酸 2—フエノキシエチル 1 0部の混合溶液を仕込み、 窒素ガ スで反応容器内の空気を置換して酸素不含と しながら内温を 5 5 ° 〇に上げた 。 その後、 アゾビスイソプチロニトリル (重合開始剤) 〇. 1 4部を酢酸エ チル 1 0部に溶かした溶液を全量添加した。 開始剤を添加した後 1時間この 温度で保持し、 次いで内温を 5 4〜 5 6 ° 〇に保ちながら酢酸エチルを添加速 度 1 7 . 3部/ II 「で反応容器内へ連続的に加え、 アクリル樹脂の濃度が 3 5 %となった時点で酢酸エチルの添加を止め、 さらに酢酸エチルの添加開始 から 1 2時間経過するまでこの温度で保温した。 最後に酢酸エチルを加えて アクリル樹脂の濃度が 2 0 %となるように調節し、 アクリル樹脂の酢酸エチ \¥0 2020/175392 171 卩(:170? 2020 /007178

ル溶液を調製した。 得られたアクリル樹脂は、 ◦ 〇によるポリスチレン換 算の重量平均分子量 1\/1 が 9 1万であった。 これをアクリル樹脂 (八一5) とする。

[0371 ] <粘着剤組成物 (2 1) の調製>

アクリル樹脂 (八一 2) に代えて、 上記で合成したアクリル樹脂 (八一5 ) を用いた以外は実施例 7 2と同様にして粘着剤組成物 (2 1) を得た。

[0372] (実施例 7 6) 粘着剤組成物 (2 2) の作製

<アクリル樹脂 ( _ 6) の調製>

冷却管、 窒素導入管、 温度計および撹拌機を備えた反応容器に、 溶媒とし て酢酸エチル 8 1 . 8部、 単量体としてアクリル酸プチル 5 0部、 アクリル 酸メチル 1 0部、 アクリル酸 2 -ヒドロキシエチル 1 0部、 アクリル酸 1 0 部及びアクリル酸 2—フエノキシエチル 2 0部の混合溶液を仕込み、 窒素ガ スで反応容器内の空気を置換して酸素不含と しながら内温を 5 5 ° 〇に上げた 。 その後、 アゾビスイソプチロニトリル (重合開始剤) 〇. 1 4部を酢酸エ チル 1 0部に溶かした溶液を全量添加した。 開始剤を添加した後 1時間この 温度で保持し、 次いで内温を 5 4〜 5 6 ° 〇に保ちながら酢酸エチルを添加速 度 1 7 . 3部/ II 「で反応容器内へ連続的に加え、 アクリル樹脂の濃度が 3 5 %となった時点で酢酸エチルの添加を止め、 さらに酢酸エチルの添加開始 から 1 2時間経過するまでこの温度で保温した。 最後に酢酸エチルを加えて アクリル樹脂の濃度が 2 0 %となるように調節し、 アクリル樹脂の酢酸エチ ル溶液を調製した。 得られたアクリル樹脂は、 ◦ 〇によるポリスチレン換 算の重量平均分子量 IV! が 1 2 0万であった。 これをアクリル樹脂 (八一6 ) とする。

[0373] <粘着剤組成物 (2 2) の調製>

アクリル樹脂 (八一 2) に代えて、 上記で合成したアクリル樹脂 (八一6 ) を用いた以外は実施例 7 2と同様にして粘着剤組成物 (2 2) を得た。

[0374] (実施例 7 7) 粘着剤組成物 (2 3) の作製

<アクリル樹脂 ( _ 7) の調製> \¥0 2020/175392 172 卩(:170? 2020 /007178

冷却管、 窒素導入管、 温度計および撹拌機を備えた反応容器に、 溶媒とし て酢酸エチル 8 1 . 8部、 単量体としてアクリル酸プチル 6 0部、 アクリル 酸メチル 1 0部、 アクリル酸 2 -ヒドロキシエチル 1 0部、 アクリル酸 1 0 部及びアクリル酸 2—フエノキシエチル 1 0部の混合溶液を仕込み、 窒素ガ スで反応容器内の空気を置換して酸素不含と しながら内温を 5 5 ° 〇に上げた 。 その後、 アゾビスイソプチロニトリル (重合開始剤) 〇. 1 4部を酢酸エ チル 1 0部に溶かした溶液を全量添加した。 開始剤を添加した後 1時間この 温度で保持し、 次いで内温を 5 4〜 5 6 ° 〇に保ちながら酢酸エチルを添加速 度 1 7 . 3部/ II 「で反応容器内へ連続的に加え、 アクリル樹脂の濃度が 3 5 %となった時点で酢酸エチルの添加を止め、 さらに酢酸エチルの添加開始 から 1 2時間経過するまでこの温度で保温した。 最後に酢酸エチルを加えて アクリル樹脂の濃度が 2 0 %となるように調節し、 アクリル樹脂の酢酸エチ ル溶液を調製した。 得られたアクリル樹脂は、 ◦ 〇によるポリスチレン換 算の重量平均分子量 IV! が 1 1 8万であった。 これをアクリル樹脂 (八一 7 ) とする。

[0375] <粘着剤組成物 (2 3) の調製>

アクリル樹脂 (八一 2) に代えて、 上記で合成したアクリル樹脂 (八一 7 ) を用いた以外は実施例 7 2と同様にして粘着剤組成物 (2 3) を得た。

[0376] (実施例 7 8) 粘着剤組成物 (2 4) の作製

<アクリル樹脂 ( _ 8) の調製>

冷却管、 窒素導入管、 温度計および撹拌機を備えた反応容器に、 溶媒とし て酢酸エチル 8 1 . 8部、 単量体としてアクリル酸プチル 7 0部、 アクリル 酸 2—ヒドロキシエチル 1 0部、 アクリル酸 1 0部及びアクリル酸 2—フエ ノキシエチル 1 0部の混合溶液を仕込み、 窒素ガスで反応容器内の空気を置 換して酸素不含としながら内温を 5 5 ° 〇に上げた。 その後、 アゾビスイソブ チロニトリル (重合開始剤) 0 . 1 4部を酢酸エチル 1 0部に溶かした溶液 を全量添加した。 開始剤を添加した後 1時間この温度で保持し、 次いで内温 を 5 4〜 5 6 °〇に保ちながら酢酸エチルを添加速度 1 7 . 3部/ II で反応 \¥0 2020/175392 173 卩(:170? 2020 /007178

容器内へ連続的に加え、 アクリル樹脂の濃度が 3 5 %となった時点で酢酸エ チルの添加を止め、 さらに酢酸エチルの添加開始から 1 2時間経過するまで この温度で保温した。 最後に酢酸エチルを加えてアクリル樹脂の濃 度が 2 0 %となるように調節し、 アクリル樹脂の酢酸エチル溶液を調製した。 得られ たアクリル樹脂は、 ◦ 〇によるポリスチレン換算の重量平均分子量 IV! が 1 1 0万であった。 これをアクリル樹脂 (八一8) とする。

[0377] <粘着剤組成物 (2 4) の調製>

アクリル樹脂 (八一 2) に代えて、 上記で合成したアクリル樹脂 (八一8 ) を用いた以外は実施例 7 2と同様にして粘着剤組成物 (2 3) を得た。

[0378] <粘着剤層の結晶析出 (耐プリード性) 評価>

粘着剤組成物 (1 8) を、 離型処理が施されたポリエチレンテレフタレ ー トフィルムからなるセパレートフィルム 〔リンテツク株式会社から入手した 商品名 「 1_ [¾ - 3 8 2 1 9 0」 〕 の離型処理面に、 アプリケーターを用い て塗布し、 1 0 0 ° 〇で 1分間乾燥して粘着剤層を作製した。 この粘着剤層の もう一方の面にさらにセパレートフィルムを 積層させて両面セパレートフィ ルム付き粘着剤層を得た。 得られた粘着剤層の厚みは 1 5 〇1であった。

[0379] 得られた両面セパレートフィルム付き粘着剤 層を温度 2 3 °〇、 相対湿度 6

5 %の条件で 7日間養生した。 養生後の両面セパレートフィルム付き粘着剤 層を顕微鏡を用いて面内の化合物の結晶析出 の有無を確認した。 結晶析出が ない場合を 3と評価し、 結晶析出がある場合を と評価した。 評価結果を表 7の 「養生後」 の欄に示す。

また、 得られた両面セパレートフィルム付き粘着剤 層を温度 4 0 °〇の空気 下で 1 ヶ月保管した。 保管後の両面セパレートフィルム付き粘着剤 層を顕微 鏡を用いて面内の化合物の結晶析出の有無を 確認した。 結晶析出がない場合 を 3と評価し、 結晶析出がある場合を匕と評価した。 評価結果を表 7の 「4 0 °〇 1 1\/1」 の欄に示す。

[0380] 粘着剤組成物 (1 8) を、 粘着剤組成物 (1 9) 〜粘着剤組成物 (2 4) に代えた以外は同様にして、 結晶析出の有無を確認した。 結果を表 7に示す \¥02020/175392 174 卩(:170? 2020 /007178

[0381] [表 7]

[0382] (実施例 79) 粘着剤層 (1 2) 及び粘着剤シート (1 2) の作製

得られた粘着剤組成物 (1 8) を、 離型処理が施されたポリエチレンテレ フタレートフィルムからなるセパレートフィ ルム 〔リンテツク株式会社から 入手した商品名 「 1_ [¾_382 1 90」 〕 の離型処理面に、 アプリケータ 一を用いて塗布し、 1 〇〇 で 1分間乾燥して粘着剤層 (1 2) を作製した 。 得られた粘着剤層の厚みは 1 5仰 であった。

[0383] 得られた粘着剤層 (1 2) をラミネータにより、 23 の紫外線吸収剤 を含まないシクロオレフィンフィルムに貼り 合わせた後、 温度 23 ° 〇、 相対 湿度 65%の条件で 7日間養生し、 粘着剤シート (1 2) を得た。

[0384] (実施例 80) 粘着剤層 (1 3) 及び粘着剤シート (1 3) の作製

粘着剤組成物 (1 8) を粘着剤組成物 (1 9) に変更した以外は、 実施例 79と同様にして粘着剤層 (1 3) 及び粘着剤シート (1 3) を作製した。

[0385] (実施例 81) 粘着剤層 (1 4) 及び粘着剤シート ( 1 4) の作製

粘着剤組成物 (1 8) を粘着剤組成物 (20) に変更した以外は、 実施例 79と同様にして粘着剤層 (1 4) 及び粘着剤シート (1 4) を作製した。

[0386] (実施例 82) 粘着剤層 (1 5) 及び粘着剤シート (1 5) の作製

粘着剤組成物 (1 8) を粘着剤組成物 (2 1) に変更した以外は、 実施例 79と同様にして粘着剤層 (1 5) 及び粘着剤シート (1 5) を作製した。 \¥0 2020/175392 175 卩(:170? 2020 /007178

[0387] (実施例 8 3) 粘着剤層 (1 6) 及び粘着剤シート (1 6) の作製

粘着剤組成物 (1 8) を粘着剤組成物 (2 2) に変更した以外は、 実施例 7 9と同様にして粘着剤層 (1 6) 及び粘着剤シート (1 6) を作製した。

[0388] (実施例 8 4) 粘着剤層 (1 7) 及び粘着剤シート (1 7) の作製

粘着剤組成物 (1 8) を粘着剤組成物 (2 3) に変更した以外は、 実施例 7 9と同様にして粘着剤層 (1 7) 及び粘着剤シート (1 7) を作製した。

[0389] (実施例 8 5) 粘着剤層 (1 8) 及び粘着剤シート (1 8) の作製

粘着剤組成物 (1 8) を粘着剤組成物 (2 4) に変更した以外は、 実施例 7 9と同様にして粘着剤層 (1 8) 及び粘着剤シート (1 8) を作製した。

[0390] <粘着剤シートの吸光度保持率の測定>

得られた粘着剤シート (1 2) の大きさに裁断し、 セパレートフイルムを剥離して、 粘着剤層 (1 2) と無アルカリガラス [コ —ニング社製の商品名 “巳八〇!_巳 乂〇” ] とを貼合し、 これをサンプル (5) とした。 作成したサンプル (5) の波長 3 0 0〜 8 0 0 n 範囲の吸 光度を 1 n ステップ毎に、 分光光度計 (II V - 2 4 5 0 :株式会社島津製 作所製) を用いて測定した。 測定した波長 4 0 0 n における吸光度を、 粘 着剤シート (1 2) の波長 4 0 0 n の吸光度とした。 その結果を表 8に示 す。 なお、 シクロオレフインフイルム単体及び無アルカ リガラス単体のいず れも、 の吸光度は 0である。

[0391 ] 吸光度測定後のサンプル (5) を、 温度 6 3 °〇、 相対湿度

件でサンシャインウエザーメーター (スガ試験機株式会社製) に 1 5 0時間 投入し、 耐候性試験を実施した。 取り出したサンプル (5) の吸光度を上記 と同様の方法で測定した。 測定した吸光度から、 下記式に基づき、 波長 4 0 0 n におけるサンプルの吸光度保持率を求めた。 結果を表 8に示す。 吸光 度保持率が 1 0 0に近い値ほど、 光選択吸収機能の劣化がなく良好な耐候性 を有することを示す。

また、 サンプル ( 5) を、 温度 6 3 °〇、 相対湿度 5 0 % [¾ 1 ~ 1の条件でサン シャインウエザーメーター (スガ試験機株式会社製) に 2 2 5時間投入した 場合の吸光度保持率も求めた。

吸光度保持率 (%)

= (耐久試験後の八 (4 0 0) /耐久試験前の八 (4 0 0) ) X 1 0

0

[0392] 粘着剤シート (1 2) を、 粘着剤シート (1 3) 〜粘着剤シート (1 8) に代えた以外は同様にして吸光度保持率を測 定した。 結果を表 8に示す。

[0393] [表 8]

table 8

[0394] (実施例 8 6) 粘着剤シート (1 9) の作製

2 3 の紫外線吸収剤を含まないシクロオレフィン フィルムを、 2 3 の紫外線吸収剤含有シクロオレフィンフィル ムに変更した以外は、 実施例

7 9と同様にして粘着剤シート (1 9) を作製した。

[0395] (実施例 8 7) 粘着剤シート (2 0) の作製

2 3 の紫外線吸収剤を含まないシクロオレフィン フィルムを、 2 3 の紫外線吸収剤含有シクロオレフィンフィル ムに変更した以外は、 実施例

8 0と同様にして粘着剤シート (2 0) を作製した。

[0396] (実施例 8 8) 粘着剤シート (2 1) の作製

2 3 の紫外線吸収剤を含まないシクロオレフィン フィルムを、 2 3 の紫外線吸収剤含有シクロオレフィンフィル ムに変更した以外は、 実施例 8 1 と同様にして粘着剤シート (2 1) を作製した。

[0397] (実施例 8 9) 粘着剤シート (2 2) の作製 \¥0 2020/175392 177 卩(:170? 2020 /007178

2 3 の紫外線吸収剤を含まないシクロオレフィン フィルムを、 2 3 の紫外線吸収剤含有シクロオレフィンフィル ムに変更した以外は、 実施例 8 2と同様にして粘着剤シート (2 2) を作製した。

[0398] (実施例 9 0) 粘着剤シート (2 3) の作製

2 3 の紫外線吸収剤を含まないシクロオレフィン フィルムを、 2 3 の紫外線吸収剤含有シクロオレフィンフィル ムに変更した以外は、 実施例 8 3と同様にして粘着剤シート (2 3) を作製した。

[0399] (実施例 9 1) 粘着剤シート (2 4) の作製

2 3 の紫外線吸収剤を含まないシクロオレフィン フィルムを、 2 3 の紫外線吸収剤含有シクロオレフィンフィル ムに変更した以外は、 実施例 8 4と同様にして粘着剤シート (2 4) を作製した。

[0400] (実施例 9 2) 粘着剤シート (2 5) の作製

2 3 の紫外線吸収剤を含まないシクロオレフィン フィルムを、 2 3 の紫外線吸収剤含有シクロオレフィンフィル ムに変更した以外は、 実施例 8 5と同様にして粘着剤シート (2 5) を作製した。

[0401 ] <粘着剤シートの吸光度保持率の測定>

得られた粘着剤シート (1 9) の大きさに裁断し、 セパレートフィルムを剥離して、 粘着剤層 (1 9) と無アルカリガラス [コ —ニング社製の商品名 “巳八〇!_巳 乂〇” ] とを貼合し、 これをサンプル (6) とした。 作成したサンプル (5) の波長 3 0 0〜 8 0 0 n 範囲の吸 光度を 1 n ステップ毎に、 分光光度計 (II V - 2 4 5 0 :株式会社島津製 作所製) を用いて測定した。 測定した波長 4 0 5 n における吸光度を、 粘 着剤シート (1 9) の波長 4 0 5 n の吸光度とした。 その結果を表 9に示 す。 なお、 無アルカリガラス単体及びの波長 4 0 5 の吸光度は 0である

[0402] 吸光度測定後のサンプル (6) を、 温度 6 3 °〇、 相対湿度

件でサンシャインウエザーメーター (スガ試験機株式会社製) に 1 5 0時間 投入し、 耐候性試験を実施した。 取り出したサンプル (5) の吸光度を上記 と同様の方法で測定した。 測定した吸光度から、 下記式に基づき、 波長 4 0 5 n におけるサンプルの吸光度保持率を求めた。 結果を表 9に示す。 吸光 度保持率が 1 0 0に近い値ほど、 光選択吸収機能の劣化がなく良好な耐候性 を有することを示す。

また、 サンプル ( 6) を、 温度 6 3 °〇、 相対湿度 5 0 % [¾ 1 ~ 1の条件でサン シャインウエザーメーター (スガ試験機株式会社製) に 2 2 5時間投入した 場合の吸光度保持率も求めた。

吸光度保持率 (%)

= (耐久試験後の八 (4 0 5) /耐久試験前の八 (4 0 5) ) X 1 0

0

[0403] 粘着剤シート (1 9) を、 粘着剤シート (2 0) 〜粘着剤シート (2 5) に代えた以外は同様にして吸光度保持率を測 定した。 結果を表 9に示す。

[0404] [表 9]

table 9

[0405] (実施例 9 3)

<眼鏡レンズ用樹脂組成物の調製>

キシリレンジイソシアネート 4 0咅1 トリメチロールプロパントリス (チ オグリコラート) 6 0部、 式 (11 八_ 6) で表される化合物 1 . 6部、 離 型剤 (商品名 : 2巳 1_巳〇一11 1\1、 り入手 ) 0 . 2部、 ジブチルジクロロスズ〇. 0 3部を混合撹拌した。 得られた混 合物を真空乾燥機内で 1時間静置し、 脱気した。 得られた混合物をガラスモ —ルドに注入し、 1 2 0 ° 〇 1時間加熱した。 樹脂板のみを剥離し、 厚さ 2 〇1、 3〇〇! X 3〇〇!の樹脂板を作製した。

[0406] <樹脂板の吸光度保持率の測定 >

上記で得られた樹脂板の波長 3 0 0〜 8 0 0 〇!範囲の吸光度を 1 テツプ毎に、 分光光度計 (11 _ 2 4 5 0 :株式会社島津製作所製) を用い て測定した。

測定後の樹脂板を温度 6 3 °〇、 相対湿度 5 0 % [¾ 1 ~ 1の条件でサンシャイン ウエザーメーター (スガ試験機株式会社製) に 7 5時間投入し、 耐候性試験 を実施した。 取り出した樹脂板の吸光度を上記と同様の方 法で測定した。 測 定した吸光度から、 下記式に基づき、 波長 4 2 0 n におけるサンプルの吸 光度保持率を求めた。 結果を表 1 〇に示す。 吸光度保持率が 1 0 0に近い値 ほど、 光選択吸収機能の劣化がなく良好な耐候性を 有することを示す。 なお、 眼鏡レンズとしては、 健康に悪影響を及ぼしやすいブルーライ トの 光を効率よくカツ トするために波長 4 2 0 での吸光度保持率が良好であ ることが求められる。 また、 八 (4 2 0) /八 (4 8 0) の値が大きいほど 、 より少ない着色でブルーライ トをカツ トすることができる。

吸光度保持率 (%)

= (耐久試験後の八 (4 2 0) /耐久試験前の八 (4 2 0) ) X 1 0

0

[0407] [表 10]

tab le 10

[0408] 本発明のメロシアニン骨格を有する新規化合 物は、 波長 3 8 0〜 4 0 0 n

の短波長の可視光に対する高い吸収選択性を 有する。 また、 本発明の化合 物は耐候性試験後も高い吸光度保持率を有し 、 良好な耐候性を有する。




 
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