TATEISHI ATSUHIRO (JP)
EP3335955A1 | 2018-06-20 | |||
DE102019200209A1 | 2020-07-16 | |||
DE102019214121A1 | 2021-03-18 | |||
US20190248367A1 | 2019-08-15 | |||
US20150120181A1 | 2015-04-30 | |||
US20200398841A1 | 2020-12-24 |
〇 2022/229791 卩(:17132022/053667 【書類名】請求の範囲 【請求項 1】 モータサイクル (1) の挙動を芾 I】御する芾 I】御装置 (2 0) であって、 前記モータサイクル ( 1) のライダーによるカロ減速操作によらずに前記モータサイクル ( 1) の速度を 自動で制御し、前記モ-タサイクル ( 1) と目標車両との車間距離を目標距離に維持する車間距離 維持制御が行われるアダプティブクル-ズコント □-ルを、前記モ-タサイクル ( 1) の周囲環境情報に基 づいて実行する実行咅5 (2 2) を備え、 複数のモータサイクルで構成されるグループが走行するグループ走行を自車両 ( 1) と同一のグループで 実施中の他車両 (2) が写された撮像デ-夕を、前記自車両 ( 1) に搭載されたカメラ ( 1 5) の出 力結果に基づいて取得する取得部 (2 1) と、 前記取得部 (2 1) により取得された前記撮像デ-夕に基づいて、前記他車両 (2) を特定する 特定部 (2 3) と、 を更に備え、 前記実行部 (2 2) は、前記グル-プ走行中に行われる前記アダプティブクル-ズコントロ-ルのモ-ド であるグル-プ走行モ-ドを、前記特定咅^ (2 3) により特定された前記他車両 (2) の走行状態情 報に基づいて実行する、 制御装置。 【請求項 2】 前記実行部 (2 2) は、複数の前記他車両 (2) の前記走行状態情報に基づいて、前記グル_ プ走行モードを実行する、 請求項 1に記載の制御装置。 【請求項 3】 前記実行部 (2 2) は、前記グル-プ走行モ-ドにおいて、前記複数の他車両 (2) の前記走行 状態情報に基づいて、前記車間距離維持制御を実行する、 請求項 2に記載の制御装置。 〇 2022/229791 卩(:17132022/053667 【請求項 4】 前記特定部 (2 3) は、前記撮像デ-夕に基づいて前記他車両 (2) の固有情報を他車両固有 情報として抽出し、抽出した前記他車両固有情報と、予め取得されている前記グル-プ内の車両の前 記固有情報であるグル-プ車両固有情報とを比較することによって、前記他車両 (2) を特定する、 請求項 1〜 3のいずれか一項に記載の制御装置。 【請求項 5】 前記固有情報は、ナンパ-プレ-卜 (1 9) の情報を含む、 請求項 4に記載の制御装置。 【請求項 6】 前記固有情報は、形状の情報を含む、 請求項 4又は 5に記載の制御装置。 【請求項 7】 前記固有情報は、色の情報を含む、 請求項 4〜 6のいずれか一項に記載の制御装置。 【請求項 8】 前記固有情報は、模様の情報を含む、 請求項 4〜 7のいずれか一項に記載の制御装置。 【請求項 9】 前記固有情報は、寸法の情報を含む、 請求項 4〜 8のいずれか一項に記載の制御装置。 【請求項 1 0】 前記特定部 (2 3) は、前記他車両 (2) の特定に用いられる前記固有情報の種類を、前記グ ループを構成するモータサイクルの組み合わせに応じて設定する、 請求項 4〜 9のいずれか一項に記載の制御装置。 【請求項 1 1】 〇 2022/229791 卩(:17132022/053667 前記特定部 (2 3) は、前記他車両 (2) の特定に用いられる前記固有情報の種類を、前記ラ イダーによる設定操作によらずに、前記グループを構成するモータサイクルの組み合わせに応じて自動で設 定する、 請求項 1 0に記載の制御装置。 【請求項 1 2】 前記取得部 (2 1) は、前記ライダ-による設定操作の情報に基づいて、前記グル-プ車両固有情 報を取得する、 請求項 4〜 1 1のいずれか一項に記載の制御装置。 【請求項 1 3】 前記取得部 (2 1) は、前記ライダ-による設定操作によらずに、前記グル-プ車両固有情報を自 動で取得する、 請求項 4〜 1 1のいずれか一項に記載の制御装置。 【請求項 1 4】 モータサイクル (1) の挙動の芾 I】御方法であつて、 制御装置 (2 0) の実行咅5 (2 2) が、前記モータサイクル ( 1) のライダーによるカロ減速操作に よらずに前記モータサイクル (1) の速度を自動で制御し、前記モータサイクル ( 1) と目標車両との車 間距離を目標距離に維持する車間距離維持制御が行われるアダプティブクル-ズコントロ-ルを、前記モ -タサイクル (1) の周囲環境情報に基づいて実行し、 更に、前記制御装置 (2 0) の取得部 (2 1) が、複数のモ-タサイクルで構成されるグル-プが 走行するグル-プ走行を自車両 ( 1) と同一のグル-プで実施中の他車両 (2) が写された撮像デ_ 夕を、前記自車両 ( 1) に搭載されたカメラ ( 1 5) の出力結果に基づいて取得し、 前記制御装置 (2 0) の特定部 (2 3) が、前記取得部 (2 1) により取得された前記撮像デ -夕に基づいて、前記他車両 (2) を特定し、 前記実行部 (2 2) は、前記グル-プ走行中に行われる前記アダプティブクル-ズコントロ-ルのモ-ド であるグル-プ走行モ-ドを、前記特定咅^ (2 3) により特定された前記他車両 (2) の走行状態情 \¥0 2022/229791 卩(:17162022 /053667 報に基づいて実行する、 制御方法。 |
【書類名】明細書
【発明の名称】制御装置及び制御方法 【技術分野】
[ 0 0 0 1 ] この開示は、グループ走行においてアダプテ ィブクルーズコントロールを適正化すること ができる制御装置 及び制御方法に関する。
【背景技術】
[ 0 0 0 2 ] 従来、モータサイクルのライダーの運転を支 援する種々の技術が提案されている。例えば 、特許文献 1 では、走行方向又は実質的に走行方向にある 障害物を検出するセンサ装置により検出され た情報に基 づいて、不適切に障害物に接近していること をモータサイクルのライダーへ警告する運転 者支援システムが 開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
[ 0 0 0 3 ]
【特許文献 1】特開 2 0 0 9 — 1 1 6 8 8 2号公報 【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
[ 0 0 0 4 ] ところで、運転を支援するための技術として 、運転者によるカロ減速操作によらずに車両 の速度を自動 で制御し、 目標車両との車間距離を目標距離に維持する 車間距離維持制御が行われるアダブティブク ルーズコント □—ルがある。このようなアダプティブクル ーズコント □—ルを、モータサイクルに適用することが 考えら れる。アダプティブクル-ズコント □-ルは、 自車両の周囲の交通状況に応じて適切に実行 されることが重 要である。ここで、複数のモータサイクルで 構成されるグループが走行するグループ走行 が行われる場合があ る。グル-プ走行が行われている場合には、 ル-プ走行が行われていない場合と比べて、 自車両の周囲 \¥02022/229791 卩(:17132022/053667 の交通状況が異なる。そこで、このようなグ ループ走行におけるアダプティブクルーズコ ントロールを適正化する ための提案が望まれている。
[ 0 0 0 5 ] 本発明は、上述の課題を背景としてなされた ものであり、グループ走行においてアダプテ ィブクルーズコント 口-ルを適正化することができる制御装置及 制御方法を得るものである。
【課題を解決するための手段】
[ 0 0 0 6 ] 本発明に係る制御装置は、モ-タサイクルの 動を制御する制御装置であって、前記モ-タ イクルの ライダーによるカロ減速操作によらずに前記 モータサイクルの速度を自動で制御し、前記 モータサイクルと目 標車両との車間距離を目標距離に維持する車 間距離維持制御が行われるアダプティブクル -ズコントロ -ルを、前記モータサイクルの周囲環境情報 基づいて実行する実行咅5を備え、複数のモ タサイクルで 構成されるグル-プが走行するグル-プ走行を 車両と同一のグル-プで実施中の他車両が写 された撮 像デ-夕を、前記自車両に搭載されたカメラ 出力結果に基づいて取得する取得部と、前 取得部によ り取得された前記撮像デ-夕に基づいて、前 他車両を特定する特定部と、を更に備え、 記実行部 は、前記グループ走行中に行われる前記アダ プティブクルーズコントロールのモードであ るグループ走行モードを 、前記特定部により特定された前記他車両の 走行状態情報に基づいて実行する。
[ 0 0 0 7 ] 本発明に係る制御方法は、モ-タサイクルの 動の制御方法であって、制御装置の実行部 、前記 モータサイクルのライダーによる加減速操作 によらずに前記モータサイクルの速度を自動 で制御し、前記モー クサイクルと目標車両との車間距離を目標距 離に維持する車間距離維持制御が行われるア ダプティブ クル-ズコント □-ルを、前記モ-タサイクルの周囲環境情報 基づいて実行し、更に、前記制御装置の 取得部が、複数のモータサイクルで構成され るグループが走行するグループ走行を自車両 と同一のグループ で実施中の他車両が写された撮像デ-夕を、 記自車両に搭載されたカメラの出力結果に づいて取 得し、前記制御装置の特定部が、前記取得部 により取得された前記撮像デ-夕に基づいて 前記他車 雨を特定し、前記実行部は、前記グル-プ走 中に行われる前記アダプティブクル-ズコン ロ-ルのモ-ド \¥0 2022/229791 卩(:17162022 /053667 であるグル-プ走行モ-ドを、前記特定部によ 特定された前記他車両の走行状態情報に基 いて実 行 1 する。
【発明の効果】
[ 0 0 0 8 ] 本発明に係る制御装置及び制御方法では、制 御装置の実行部が、モ-タサイクルのライダ- よるカロ 減速操作によらずにモータサイクルの速度を 自動で制御し、モータサイクルと目標車両と の車間距離を目 標距離に維持する車間距離維持制御が行われ るアダプティブクル-ズコントロ-ルを、モ-タ サイクルの周 囲環境情報に基づいて実行し、更に、制御装 置の取得部が、複数のモ-タサイクルで構成 れるグル-プ が走行するグル-プ走行を自車両と同一のグ -プで実施中の他車両が写された撮像デ-夕を 、 自車両 に搭載されたカメラの出力結果に基づいて取 得し、制御装置の特定部が、取得部により取 得された撮 像データに基づいて、他車両を特定し、実行 咅5は、グループ走行中に行われるアダプテ ブクルーズコントロ -ルのモードであるグループ走行モードを、 定咅5により特定された他車両の走行状態情 に基づいて実 行する。それにより、グループ走行が行われ ている場合に、 自車両の周囲の交通状況に応じて、グループ 走行モードを適切に実行することができる。 ゆえに、グループ走行においてモータサイク ルのアダプティブクル_ ズコントロールを適切に実行することができ る。
【図面の簡単な説明】
[ 0 0 0 9 ]
【図 1】本発明の実施形態に係るモ-タサイクルの 略構成を示す模式図である。
【図 2】本発明の実施形態に係る制御装置の機能 成の一例を示すブロック図である。
【図 3】本発明の実施形態に係るモータサイクル 含むグループがグループ走行している様子 示す図で ある。
【図 4】本発明の実施形態に係る制御装置が行う ル-プ走行に関する処理の流れの一例を示す □—チヤートである。
【図 5】本発明の実施形態に係るモ-タサイクルを むグル-プが直進走行している様子を示す図 であ る \¥02022/229791 卩(:17162022 /053667
【図 6】本発明の実施形態に係るモータサイクル 含むグループが力ーブ走行している様子を す図であ る
【図 7】本発明の実施形態に係るモータサイクル より行われるアダプティブクルーズコント ールに用いら れる周囲環境情報の検出範囲が変化する様子 を示す図である。
【発明を実施するための形態】
[0 0 1 0] 以下に、本発明に係る制御装置について、図 面を用いて説明する。
[0 0 1 1] なお、以下では、二輪のモータサイクルに用 いられる制御装置について説明しているが (図 1中のモータ サイクル 1を参照) 、本発明に係る制御装置は、二輪のモ-タサ クル以外のモ-タサイクル (例えば、 三車侖のモータサイクル等) に用いられるものであってもよい。モータサ イクルには、エンジンを谁進源とする車 雨、電気モータを谁進源とする車両等が含ま れ、例えば、才ートパイ、スクーター、電動 スクーター等が含ま れる。
[00 12] また、以下では、車輪を駆動するための動力 を出力可能な駆動源としてエンジン (具体的には、後述 される図 1中のエンジン 1 1) が搭載されている場合を説明しているが、駆 動源としてエンジン以外の他 の駆動源 (例えば、電気モ-夕) が搭載されていてもよく、複数の駆動源が搭 載されていてもよい。
[0 0 1 3] また、以下で説明する構成及び動作等は一例 であり、本発明に係る制御装置及び制御方法 は、そ のような構成及び動作等である場合に限定さ れない。
[0 0 1 4] また、以下では、同一の又は類イ以する説明 を適宜簡略化又は省略している。また、各図 において、同 一の又は類似する咅 才又は咅5分については、符号を付すことを 略しているか、又は同一の符号を付し ている。また、細かい構造については、適宜 図示を簡略化又は省略している。
[0 0 1 5] \¥02022/229791 卩(:17132022/053667
<モータサイクルの構成> 図 1〜図 3を参照して、本発明の実施形態に係るモー サイクル 1の構成について説明する。
[ 0 0 1 6 ] 図 1は、モータサイクル 1の相 各構成を示、す模式図である。図 1に示、されるように、モータサイクル 1は 、エンジン 1 1と、液圧制御ユニット 1 2と、表示装置 1 3と、周囲環境センサ 1 4と、カメラ 1 5と、 入力装置 1 6と、前輪車輪速センサ 1 7と、後輪車輪速センサ 1 8と、ナンパ-プレ-卜 1 9と、制御 装置 (巳 (3 II) 2 0とを備える。なお、本明細書では、モ-タサ クル 1を自車両 1とも呼ぶ ' 。
[ 0 0 1 7 ] エンジン 1 1は、モ-タサイクル 1の駆動源の一例に相当し、車輪を駆動する めの動力を出力可能 である。例えば、エンジン 1 1には、内部に燃焼室が形成される 1又は複数の気筒と、燃焼室に向けて 燃料を噴射する燃料噴射弁と、点火プラグと が設けられている。燃料噴射弁から燃料が噴 射されること により燃焼室内に空気及び燃料を含む混合気 が形成され、 当該混合気が点火プラグにより点火されて 燃焼する。それにより、気筒内に設けられた ピストンが往復運動し、クランクシャフトが 回転するようになって いる。また、エンジン 1 1の吸気管には、スロットル弁が設けられて り、スロットル弁の開度であるスロット ル開度に応じて燃焼室への吸気量が変化する ようになっている。
[ 0 0 1 8 ] 液圧制御ユニット 1 2は、車輪に生じる制動力を制御する機能を うユニットである。例えば、液圧 制御ユニット 1 2は、マスタシリンダとホイールシリンダと 接続する油路上に設けられ、ホイールシリ ダの ブレーキ液圧を制御するためのコンポーネン ト (例えば、制御弁及びポンプ) を含む。液圧制御ユニット 1 2 のコンポ-ネントの動作が制御されることに って、車輪に生じる制動力が制御される。 お、液圧制御 ユニット 1 2は、前輪及び後輪の双方に生じる制動力を れぞれ制御するものであってもよく、前輪 び 後車侖の一方に生じる芾 I】動力のみを芾 I】御するものであってもよい。
[ 0 0 1 9 ] 表示装置 1 3は、情報を視覚的に表示する表示機能を有 る。表示装置 1 3としては、例えば、 液晶ディスプレイ又はランプ等が挙げられる 。 \¥02022/229791 卩(:17132022/053667
[ 0 0 2 0 ] 周囲環境センサ 1 4は、モ-タサイクル 1の周囲の環境に関する周囲環境情報を検出 る。具体的 には、周囲環境センサ 1 4は、モータサイクル 1の月同体の前咅5(こ設けられており、 自車両 1よりも前方の 周囲環境情報を検出する。
[ 0 0 2 1 ] 周囲環境センサ 1 4により検出される周囲環境情報は、モ-タサ クル 1の周辺に位置する被検体 までの距離又は方位に関連する情報 (例えば、相対位置、相対距離、相対速度、 相対加速度等) であってもよく、また、モ-タサイクル 1の周辺に位置する被検体の特徴 (例えば、被検体の種別、被検 体自体の形状、被検体に付されているマーク 等) であってもよい。周囲環境センサ 1 4は、例えば、レーダ - . I \ 6 3 「センサ、超音波センサ、カメラ等である。
[ 0 0 2 2 ] カメラ 1 5は、モータサイクル 1の月同体の前咅5に設けられており、前方を く。カメラ 1 5は、モータサイク ル 1の前方を撮像する。なお、以下では、モー サイクル 1の前方を撮像するカメラ 1 5がモータサイクル 1 に設けられる例を主に説明する。ただし、後 述されるように、カメラ 1 5の撮像方向は、モータサイクル 1 の前方に限定されない。なお、カメラ 1 5を周囲環境センサ 1 4として機能させてもよい。その場合、カメ ラ 1 5の機能と、周囲環境センサ 1 4の機能とが同一の装置によって実現され得 。
[ 0 0 2 3 ] 入力装置 1 6は、ライダ-による各種操作を受け付ける。 力装置 1 6は、例えば、ハンドルに設けら れ、ライダーの操作に利用される押しボタン 等を含む。入力装置 1 6を用いたライダーの操作に関する情 報は、制御装置 2 0に出力される。
[ 0 0 2 4 ] 前輪車輪速センサ 1 7は、前輪の車輪速 (例えば、前輪の単位時間当たりの回転数 [「 卩 ] 又は単位時間当たりの移動距離 [ /卜 ] 等) を検出する車輪速センサであり、検出結果を 出 力する。前輪車輪速センサ 1 7が、前輪の車輪速に実質的に換算可能な他 物理量を検出するもの であってもよい。前車侖車車侖速センサ 1 7は、前車侖に設けられている。 〇 2022/229791 卩(:17132022/053667
[ 0 0 2 5 ] 後輪車輪速センサ 1 8は、後輪の車輪速 (例えば、後輪の単位時間当たりの回転数 [「 卩 ] 又は単位時間当たりの移動距離 [ /卜 ] 等) を検出する車輪速センサであり、検出結果を 出 力する。後輪車輪速センサ 1 8が、後輪の車輪速に実質的に換算可能な他 物理量を検出するもの であってもよい。後車侖車車侖速センサ 1 8は、後車侖に設けられている。
[ 0 0 2 6 ] ナンパープレート 1 9は、モータサイクル 1の月同体の後咅5に設けられている。ナンパ プレート 1 9には、車 両固有の識別番号が表示されている。
[ 0 0 2 7 ] 制御装置 2 0は、モ-タサイクル 1の挙動を制御する。例えば、制御装置 2 0の一部又は全ては、マ イコン、マイク □プロセッサユニット等で構成されている。 また、例えば、芾 I】御装置 2 0の一咅5又は全ては、 ファームウエア等の更新可能なもので構成さ れてもよく、 0 II等からの指令によって実行されるプログラ モジュール等であってもよい。芾 I】御装置 2 0は、例えば、 1つであってもよく、また、複数に分かれて てもよ い。
[ 0 0 2 8 ] 図 2は、制御装置 2 0の機能構成の一例を示すブロック図である 図 2に示されるように、制御装 置 2 0は、例えば、取得咅5 2 1と、実行咅5 2 2と、特定咅5 2 3とを備える。また、制御装置 2 0は、 モータサイクル 1の各装置と通イ言する。
[ 0 0 2 9 ] 取得部 2 1は、モ-タサイクル 1の各装置から情報を取得し、実行部 2 2及び特定部 2 3へ出力 する。例えば、取得部 2 1は、周囲環境センサ 1 4、カメラ 1 5、入力装置 1 6、前輪車輪速センサ 1 7及び後輪車輪速センサ 1 8から情報を取得する。なお、本明細書にお て、情報の取得には、情 報の抽出又は生成等が含まれ得る。
[ 0 0 3 0 ] 特に、取得部 2 1は、グル-プ走行を自車両 1と同一のグル-プで実施中の他車両が写され 撮像 \¥02022/229791 卩(:17132022/053667 デ-夕を、カメラ 1 5の出力結果に基づいて取得する。他車両が された撮像デ-夕は、特定部 2 3によ る他車両の特定処理に用いられる。
[ 0 0 3 1 ] 実行咅5 2 2は、モータサイクル 1の各装置の動作を制御することによって、 種制御を実行する。実 行部 2 2は、例えば、エンジン 1 1、液圧制御ユニット 1 2及び表示装置 1 3の動作を制御する。
[ 0 0 3 2 ] ここで、実行咅5 2 2は、アダプティブクルーズコントロールを 行することができる。アダプティブクルー コン トロールでは、実行咅5 2 2は、ライダーによるカロ減速操作 (つまり、アクセル操作及びブレーキ操作) によ らずにモ-タサイクル 1の速度を自動で制御する。実行部 2 2は、例えば、前輪の車輪速及び後輪の車 車侖速に基づいて取得されるモータサイクル 1の速度のイ直を監視することによって、モ タサイクル 1の速度を 、予め設定された上限速度を超えない速度に 制御することができる。
[ 0 0 3 3 ] また、アダプティブクルーズコントロールで は、実行咅5 2 2は、モータサイクル 1と目標車両との車間距離 を目標距離に維持する車間距離維持制御を行 う。実行部 2 2は、周囲環境センサ 1 4により検出さ れる周囲環境情報に基づいて、車間距離維持 制御を行う。周囲環境センサ 1 4は、モ-タサイクル 1の 前方を走行する先行車両とモータサイクル 1との車間 £巨離、及び、先行車両に対するモータサイ ル 1の 相対速度を検出することができる。実行部 2 2は、例えば、車間距離維持制御において、 行車両を 目標車両に設定し、先行車両との車間距離が 目標距離に維持されるよう(こ、モ-タサイ ル 1の速度を 制御する。なお、車間距離は、車線 (具体的には、モータサイクル 1の走行レーン) に沿う方向の距離を 意味してちよく、直線 £巨離を意味してちよい。
[ 0 0 3 4 ] 実行咅5 2 2は、例えば、入力装置 1 6を用いたライダーによる操作に応じてアダ ティブクルーズコント □—ルを実行する。ここで、モータサイクル 1では、ライダーが、アダプティブクルーズ ント □—ルのモードとして、 グループ走行モードを選択できるようになっ ている。グループ走行モードが選択されると 、実行咅5 2 2は、グル
-プ走行モードを実行する。グループ走行 ードは、グループ走行中に選択されて実行 れる。つまり、グルー \¥02022/229791 卩(:17132022/053667 プ走行モードは、グループ走行中に行われる アダプティブクルーズコントロールのモード である。グループ走行モー ドは、アダプティブクルーズコントロールの うち、特にグループ走行に適したモードであ る。例えば、グループ走行 モ-ドでは、車間距離維持制御における目標 離が小さめに設定されている。
[ 0 0 3 5 ] 特定部 2 3は、グル-プ走行を自車両 1と同一のグル-プで実施中の他車両が写され 撮像デ-夕に 基づいて、他車両を特定する。特定部 2 3は、特定結果を実行部 2 2に出力する。グル-プ走行では 、複数のモータサイクルで構成されるグルー プが複数車歹 I」で走行する。以下、図 3を参照して、グループ走 行の彳既要について説明する。
[ 0 0 3 6 ] 図 3は、モータサイクル 1 (つまり、 自車両 1) を含むグループがグループ走行している様子 を示す図で ある。図 3では、 自車両 1と、グループを構成する他車両 2 (つまり、グループ内の自車両 1以外のモー クサイクル) のうちの一部の他車両 2 3、 2 匕、 2 〇、 2 ¢1とが示されている。
[ 0 0 3 7 ] 図 3に示されるように、グル-プ走行では、複数 モ-タサイクルが同ーレ-ン内の左側の車列 右側の 車列の 2車歹 I」で走行する。図 3の例では、他車両 2 匕及び他車両 2 〇が左側の車列を構成している 。他車両 2 匕及び他車両 2 は、前方からこの順」こ並んでいる。一方、 他車両 2 8、 自車両 1及び 他車両 2 ¢1が右側の車列を構成している。他車両 2 3、 自車両 1及び他車両 2 ¢1は、前後方向に おいて前方からこの川頁に並んでいる。
[ 0 0 3 8 ] また、図 3に示されるように、グループ走行では、左 の車歹 0を構成するモータサイクルと、右側の車歹 0 を構成するモ-タサイクルとが前後方向にお て交互に並ぶ ' 配置 (つまり、ジグザグ状の配置) で、複数 のモ-タサイクルが走行する。図 3の例では、右側の車列中の他車両 2 3、左側の車列中の他車両 2 匕、右側の車列中の自車両 1、左側の車列中の他車両 2 〇、右側の車列中の他車両 2 ¢1が、前方 からこの順に並んでいる。
[ 0 0 3 9 ] \¥02022/229791 卩(:17132022/053667 上記のように、複数のモータサイクルによる グループ走行では、複数のモータサイクルが ジグザグ状の配置 で走行する。それにより、複数のモ-タサイ ルが 1車列で走行する場合と比べて、各車両間の 後方 向での距離を短くすることができる。ゆえに 、グループが信号機によって分断されること を抑制できる。
[ 0 0 4 0 ] 本実施形態では、実行部 2 2は、グル-プ走行中に行われるアダプティブ ル-ズコントロ-ルのモ-ドで あるグループ走行モードを、特定咅5 2 3により特定された他車両 2の走行状態情報に基づいて実行する 。ここで、特定部 2 3は、他車両 2が写された撮像デ-夕に基づいて、他車両 2を特定する。それにより、 グループ走行においてモータサイクル 1のアダプティブクルーズコントロールを適 に実行することが実現される 。なお、走行状態情報は、車両の走行状態に 関する種々の情報 (例えば、車両の位置、速度又は加 速度等) を含み得る。このような制御装置 2 0が行うグル-プ走行に関する処理の詳細につ ては後述 する。
[ 0 0 4 1 ]
<制御装置の動作> 図 4〜図 7を参照して、本発明の実施形態に係る制御 置 2 0の動作について説明する。
[ 0 0 4 2 ] 上述したように、特定咅5 2 3は、他車両 2が写された撮像データに基づいて、他車両 2を特定する。 具体的には、特定部 2 3は、他車両 2が写された撮像デ-夕に基づいて他車両 2の固有情報を他車 両固有情報として抽出する。そして、特定部 2 3は、抽出した他車両固有情報と、予め取得 れている グル-プ内の車両の固有情報であるグル-プ車 固有情報とを比較することによって、他車 2を特定 する。
[ 0 0 4 3 ] なお、詳細には、取得される撮像デ-夕には 他車両 2が写らない場合も想定される。ゆえに、特 部 2 3は、撮像デ-夕に写された車両 (つまり、他車両 2の候補である他車両候補) の固有情報を他車 両固有情報として抽出し、抽出した他車両固 有情報がグル-プ車両固有情報に含まれるい れかの固 有情報と一致又は類似する場合、撮像デ-夕 写された車両を他車両 2として特定する。 〇 2022/229791 卩(:17132022/053667
[ 0 0 4 4 ] 固有情報は、車両ごとに付与された固有の情 報であり、各車両を識別可能な情報である。 以下では 、図 4に示される制御フローを参照して、固有情 としてナンパープレート 1 9の情報 (以下、ナンパープレ -卜情報とも呼ぶ ' ) が用いられる例を主に説明する。ただし、後 述されるように、特定部 2 3は、ナンパ- プレ-卜情報以外の固有情報を用いて、他車 2の特定処理を実行してもよい。
[ 0 0 4 5 ] 図 4は、制御装置 2 0が行うグループ走行に関する処理の流れの 例を示すフローチヤートである。図 4 に示される制御フロ-は、例えば、予め設定 れた時間間隔で繰り返し実行される。図 4におけるステッ プ5 1 0 1は、図 4に示される芾 I】御フローの開始に対応する。図 4におけるステップ 5 1 0 8は、図 4に 示される芾 I〗御フローの終了に対応する。
[ 0 0 4 6 ] 図 4に示される芾 I】御フローが開始されると、ステップ 5 1 0 2において、制御装置 2 0は、グループ走 行モードが実行中であるか否かを半 定する。グループ走行モードが実行中である と半 定された場合 (ステッ プ5 1 0 2 /丫巳 5) 、ステップ 5 1 0 3に進む。一方、グル-プ走行モ-ドが実行中で ないと判定さ れた場合 (ステップ 5 1 0 2 / 1\1 0) 、図 4に示される制御フロ-は終了する。
[ 0 0 4 7 ] ステップ 5 1 0 2で丫 巳 5と半 定された場合、ステップ 5 1 0 3において、制御装置 2 0の取得部 2 1は、カメラ 1 5の出力結果に基づいて撮像データを取得す 。それにより、取得部 2 1は、他車両 2 が写された撮像データを、カメラ 1 5の出力結果に基づいて取得することができ 。
[ 0 0 4 8 ] 詳細には、ステップ 5 1 0 3では、取得部 2 1は、カメラ 1 5により得られる撮像デ-夕に他車両 2が 写されているか否かに関わらず、撮像データ を取得する。カメラ 1 5の視野内に他車両 2が位置している 場合に、取得される撮像デ-夕に他車両 2が写る。なお、カメラ 1 5の視野内に他車両 2が位置してい ない場合には、取得される撮像デ-夕に他車 2は写らない。なお、ステップ 5 1 0 3の時点では、撮像 データに写された車両は、あくまでも他車両 候補 (つまり、他車両 2の候補) である。つまり、撮像データ \¥02022/229791 卩(:17132022/053667 に映る車両は、他車両 2である可能性もあり、グループ外の車両で る可能性もある。
[ 0 0 4 9 ] 次に、ステップ 5 1 0 4において、制御装置 2 0の特定部 2 3は、ステップ 5 1 0 3で取得された撮 像データに基づいて、撮像データに写された 車両のナンパープレート情報を他車両固有情 報として抽出する 。例えば、特定部 2 3は、ステップ 5 1 0 3で取得された撮像デ-夕から車両を抽出し、 像デ-夕のう ち当該車両が写る領域内からナンパ-プレ-卜 報を抽出する。
[ 0 0 5 0 ] ナンパープレート情報は、ナンパープレート 1 9に表示されている識別番号を示す情報であ 。特定咅5 2 3 は、取得された撮像データに対して画像処理 を施すことによって、当該撮像データに写る 車両のナンパー プレート 1 9に表示されている識別番号を認識すること できる。具体的には、特定咅5 2 3は、パターンマ ッチング処理等の手法を利用することによっ て、撮像データに写るナンパープレート 1 9の識別番号を認識 することができる。
[ 0 0 5 1 ] 次に、ステップ 5 1 0 5において、制御装置 2 0の特定部 2 3は、他車両 2の特定処理を実行する 。他車両 2の特定処理では、特定部 2 3は、ステップ 5 1 0 4で抽出したナンパ-プレ-卜情報 (つまり 、他車両固有情報) と、予め取得されているグル-プ内の車両の ンパ-プレ-卜情報 (つまり、グル-プ 車両固有情報) とを比較することによって、他車両 2を特定する。
[ 0 0 5 2 ] ここで、取得部 2 1は、図 4に示される制御フローが実行されるよりも 前に、グループ内の各車両のナ ンパ-プレ-卜情報をグル-プ車両固有情報とし て予め取得している。取得部 2 1は、例えば、 自車両 1 のライダーによる設定操作の情報に基づいて 、グループ内の各車両のナンパープレート情 報をグループ車両 固有情報として取得する。設定操作は、各種 情報を設定するための操作であり、例えば、 入力装置 1 6 によって受け付けられる。例えば、 自車両 1を含むグループが出発する前に、グループ の各車両のナン パープレート 1 9の識別番号を示す情報が入力装置 1 6を用いてライダーによって入力される。こ ように 入力された情報は、グル-プ車両固有情報と て制御装置 2 0の記憶素子に記憶される。 \¥02022/229791 卩(:17132022/053667
[ 0 0 5 3 ] なお、設定操作を受け付ける入力画面が表示 装置 1 3に表示され、 当該入力画面を用いて設定 操作が行われてもよい。また、設定操作は、 モータサイクル 1に搭載された入力装置 1 6に替えて、ライダ -の着用物 (例えば、ヘルメット等) 又はライダ-により携帯される無線端末 (例えば、スマ-トフォン等 ) を用いて行われてもよい。また、設定操作は 、ライダーの指による操作であってもよく、 音声入力による操 作であってもよい。
[ 0 0 5 4 ] 特定部 2 3は、撮像デ-夕から抽出されたナンパ-プレ- 情報がグル-プ車両固有情報として予め取 得されているグループ内の各車両のナンパー プレート情報のうちのいずれかと一致又は類 似する場合、撮像 データに写された車両を他車両 2として特定する。ここで、撮像データから 出されたナンパープレート情報 が、撮像デ-夕に写るナンパ-プレ-卜 1 9の識別番号のうちの一部のみである場合が 定される。例えば 、抽出されたナンパ-プレ-卜情報により示さ る識別番号の桁数が、ナンパ-プレ-卜 1 9に実際に表示 されている識別番号の桁数よりも少ない場合 が想定される。この場合、グル-プ車両固有 報として記 憶されている識別番号の中に、撮像デ-夕か 抽出された識別番号と一部が一致する識別 号が存在 する場合、特定咅5 2 3は、撮像データに写された車両を他車両 2として特定してもよい。
[ 0 0 5 5 ] 上記では、 自車両 1のライダーによる設定操作の情報に基づい 、グループ内の各車両のナンパープレ_ 卜情報がグル-プ車両固有情報として取得さ る例を説明した。ただし、取得部 2 1は、 自車両 1のラ イダ-による設定操作によらずに、グル-プ内 各車両のナンパ-プレ-卜情報をグル-プ車両 有情報とし て自動で取得してもよい。例えば、取得咅5 2 1は、図 4に示される制御フローとは別の処理として カメラ 1 5によって走行中に得られる撮像データから ンパープレート情報を抽出する。そして、 一のナンパープレ -卜情報が所定時間以上に亘って継続して抽 された場合、取得咅5 2 1は、そのナンパープレート情報を グル-プ車両固有情報として取得する。この うに、 自動でグル-プ車両固有情報が取得されて構 され てちよい。
[ 0 0 5 6 ] \¥02022/229791 卩(:17132022/053667 次に、ステップ 5 1 0 6において、制御装置 2 0は、他車両 2が特定部 2 3により特定されたか否か を判定する。他車両 2が特定部 2 3により特定されたと判定された場合 (ステップ 5 1 0 6 /丫巳 5 ) 、ステップ 5 1 0 7に進む。一方、他車両 2が特定部 2 3により特定されていないと判定された場合 (ステップ 5 1 0 6 / 1\1 0) 、図 4に示される制御フロ-は終了する。
[ 0 0 5 7 ] ステップ 5 1 0 6で丫巳 5と判定された場合、ステップ 5 1 0 7において、制御装置 2 0の実行部 2 2は、特定部 2 3により特定された他車両 2の走行状態情報に基づいて、グル-プ走行モ- ドを実行 し、図 4に示される制御フロ-は終了する。
[ 0 0 5 8 ] 本実施形態では、他車両 2が写された撮像デ-夕に基づいて、他車両 2が特定部 2 3によって特定 される。取得部 2 1は、例えば、周囲環境センサ 1 4の出力結果に基づいて、特定部 2 3により特定 された他車両 2の走行状態情報を取得することができる。 えに、実行部 2 2は、特定部 2 3により特 定された他車両 2の走行状態情報に基づいて、グループ走行 ードを実行することができる。ここで、例 ば、 レーダーにより得られる周囲環境情報に基づ いて他車両 2を特定しようとした場合、グループ外の車 雨が誤って他車両 2として特定されるおそれがある。一方、本 施形態では、カメラ 1 5により得られる 撮像デ-夕に基づいて他車両 2が特定されるので、他車両 2を適切に特定することができる。よって、 ル -プ走行が行われている場合に、 自車両 1の周囲の交通状況に応じて、グループ走行 ードを適切に実 行することができる。
[ 0 0 5 9 ] ここで、 自車両 1の周囲の交通状況に応じてグループ走行モ ドをより適切に実行する観点では、実 行咅5 2 2は、複数の他車両 2の走行状態情報に基づいて、グループ走行 ードを実行することが好まし い。例えば、実行咅5 2 2は、グループ走行モードにおいて、複数の 車両 2の走行状態情報に基づいて 、車間距離維持制御を実行する。以下、複数 の他車両 2の走行状態情報に基づいて車間距離維持 制御が実行される例について説明する。
[ 0 0 6 0 ] \¥02022/229791 卩(:17132022/053667 なお、以下では、グル-プ内で自車両 1が位置する車列を自車列とも呼ぶ ' 。 自車列中の他車両 2 ( 図 3の例では、他車両 2 8及び他車両 2 ¢0 を自車列車両とも呼ぶ ' 。グル-プ内で自車両 1が位置 する車列と異なる車列を他車列とも呼ぶ ' 。他車列中の他車両 2 (図 3の例では、他車両 2 13及び他 車両 2 〇) を他車列車両とも呼ぶ ' 。実行部 2 2は、例えば、特定部 2 3により特定された他車両 2 の自車両 1に対する相対位置に基づいて、 自車列車両と他車列車両とを判別することが できる。
[ 0 0 6 1 ] 実行咅5 2 2は、グループ走行モードにおいて、特定咅5 2 3により特定された他車両 2の走行状態情 報に基づいて、車間距離維持制御の目標車両 を設定してもよい。例えば、実行部 2 2は、グル-プ走 行モ-ドにおいて、 自車列車両を車間距離維持制御の目標車両に 設定し、特定の状況下において、 目 標車両を自車列車両から他車列車両に切り替 えてもよい。以下、 図 5及び図 6を参照して、 目標車 雨の切り替えが行われる状況の例を説明する 。
[ 0 0 6 2 ] 図 5は、モータサイクル 1 (つまり、 自車両 1) を含むグループが直進走行している様子を示 す図であ る。図 5の例では、 自車両 1と、他車両 2 8、 2 13、 2 (;、 2 <^とが、図 3と同様の配置で直進路を 走行している。なお、直進路は、モータサイ クル 1の運転操作に影響を及ぼすことがない程度 大きな曲 率半径を有する走行路である。 自車列は右側の車列となっており、他車列は 左側の車列となっている。 他車両 2 8、 2 が自車列車両に相当し、他車両 2 13、 2 が他車列車両に相当する。
[ 0 0 6 3 ] 図 5の例では、実行部 2 2は、基本的には、 自車両 1よりも前方に位置する自車列車両のうち自 車両 1に最も近い車両である他車両 2 3を車間距離維持制御の目標車両に設定する この場合、 自車両 1と他車両 2 3 との車間距離が目標距離に維持される。
[ 0 0 6 4 ] ここで、実行部 2 2は、 自車両 1と他車列車両との車間距離が距離下限値を 回る状態で (つま り、下回る場合に) 、 当該他車列車両を車間距離維持制御の目標車 両に設定する。図 5の例では、 実行部 2 2は、 自車両 1よりも前方に位置する他車列車両のうち自 両 1に最も近い車両である他 \¥02022/229791 卩(:17132022/053667 車両 2 13と自車両 1との車間距離口 1が距離下限値を下回った場合に、 目標車両を他車両 2 3か ら他車両 2 匕に切り替える。距離下限値は、他車両 2 匕を追い越してしまう可能性が生じる程度に 自 車両 1が他車両 2 匕に接近していると半 斤し得る値に設定される。
[ 0 0 6 5 ] 他車両 2 13が目標車両に設定されると、 自車両 1と他車両 2 13との車間距離が目標距離に維持 される。具体的には、実行部 2 2は、車間距離維持制御において、 自車両 1と他車両 2 との車間 距離、及び、他車両 2 13に対する自車両 1の相対速度に基づいて、 自車両 1の速度を制御する。そ れにより、 自車両 1が他車両 2 匕を追い越してしまうことが抑制されるので 、 自車両 1を含むグループが ジグザグ状の配置で走行する状態が維持され る。
[ 0 0 6 6 ] 図 6は、モータサイクル 1 (つまり、 自車両 1) を含むグループが力ーブ走行している様子を 示す図であ る。図 6の例では、 自車両 1と、他車両 2 3、 2 匕、 2 。、 2 ¢1とが、図 3と同様の配置で力-ブ路を 走行している。なお、力ーブ路は、モータサ イクル 1の運転操作に影響を及ぼす程度に小さな曲 半径を 有する走行路である。 自車列は右側の車列となっており、他車列は 左側の車列となっている。他車両 2 8 、 2 が自車列車両に相当し、他車両 2 13、 2 が他車列車両に相当する。
[ 0 0 6 7 ] 実行咅5 2 2は、 自車両 1を含むグループが力ーブ走行中の状態で (つまり、力ーブ走行中の場合に)
、他車列車両を車間距離維持制御の目標車 両に設定する。例えば、他車両 2 3が目標車両に設定 されている状態で直進走行していたグループ が、力ーブ路に進入して図 6に示す状態となった場合、実行 部 2 2は、 自車両 1よりも前方に位置する他車列車両のうち自 両 1に最も近い車両である他車両 2 匕を目標車両に設定する。つまり、 目標車両が、他車両 2 3から他車両 2 匕に切り替えられる。
[ 0 0 6 8 ] なお、実行部 2 2は、例えば、 自車両 1が力-ブ走行中であるか否かを判定し、 自車両 1が力-ブ走 行中であると半 定した場合に、 自車両 1を含むグループが力ーブ走行中であるとみ すことができる。 自車 両 1が力-ブ走行中であるか否かの判定は、例え 、慣性計測装置 ( I 又は力-ナビゲ-シヨン \¥02022/229791 卩(:17132022/053667 装置等を用いることによって実現され得る。
[ 0 0 6 9 ] 自車両 1を含むグル-プが力-ブ走行中の状態では、安 全性を向上させる目的で、 当該グル-プが直 進走行中の状態と比べて、車間距離が広くな る傾向がある。ゆえに、図 6の例において、他車両 2 3 が 自車両 1の周囲環境センサ 1 4によって検出できない程度に自車両 1から遠ざかってしまう場合が想定 されるので、他車両 2 匕を目標車両に設定することによって、 目標車両が検出されなくなることを抑制で 含る。
[ 0 0 7 0 ] なお、実行部 2 2は、力-ブ走行の安全性を向上させる観点で 、 自車両 1を含むグル-プが力-ブ 走行中の状態で、 当該グル-プが直進走行中である状態と比較 て、車間距離維持制御の目標距離 を長くすることが好ましい。 自車両 1を含むグループが力ーブ走行中の状態では 安全性を確保するために は、 当該グループが直進走行中の状態と比べて、 車間距離を広くする必要がある。よって、グ ループが力一 ブ走行中であるか否かに応じて、車間距離維 持制御の目標距離を上記のように変化させる ことによって、 安全性を向上させることができる。
[ 0 0 7 1 ] 実行部 2 2は、グル-プ走行モ-ドにおいて、特定部 2 3により特定された他車両 2の走行状態情 報に基づいて、車間距離維持制御の目標距離 を設定してもよい。
[ 0 0 7 2 ] 実行部 2 2は、例えば、特定部 2 3により特定された他車両 2の自車両 1に対する相対位置に基 づいて、車間距離維持制御の目標距離を変化 させてもよい。
[ 0 0 7 3 ] 具体的には、実行部 2 2は、他車列車両と自車両 1との車幅方向の距離に応じて、 目標距離を 変化させてもよい。例えば、図 3の例において、他車両 2 3が車間距離維持制御の目標車両に設定さ れている場合、実行部 2 2は、他車両 2 13と自車両 1との車幅方向の距離が短いほど、他車両 2 3 と自車両 1との車間距離の目標値である目標距離を長 してもよい。それにより、グル-プ内の車両 \¥02022/229791 卩(:17132022/053667 士が過度に近づくことが抑制され、 自車両 1を含むグル-プがジグザグ状の配置で走行す 状態が維持 されやすくなる。
[ 0 0 7 4 ] 後述されるように、固有情報としてナンパー プレート情報以外の情報が用いられる場合に は、モータサイ クル 1の後方を撮像するカメラ 1 5が他車両 2の特定に用いられ得る。この場合、特定咅5 2 3は、モー クサイクル 1の後方を撮像するカメラ 1 5により得られる撮像データに基づいて、 自車両 1よりも後方の 他車両 2も特定することができる。この場合には、 行咅 5 2 2は、 自車両 1よりも後方の他車両 2と自 車両 1との車間距離に応じて、 目標距離を変化させてもよい。例えば、図 3の例において、他車両 2 匕 が車間距離維持制御の目標車両に設定されて いる場合、実行部 2 2は、他車両 2 〇と自車両 1と の車間距離が長いほど、他車両 2 匕と自車両 1との車間距離の目標値である目標距離を長 してもよ い。それにより、グル-プ内での車間距離が 一化され、 自車両 1を含むグル-プがジグザグ状の配置で 走行する状態が維持されやすくなる。
[ 0 0 7 5 ] また、実行部 2 2は、例えば、特定部 2 3により特定された他車両 2同士の位置関係に基づいて、 車間距離維持制御の目標距離を変化させても よい。具体的には、実行部 2 2は、他車両 2同士の 車間距離に基づいて、車間距離維持制御の目 標距離を設定してもよい。例えば、図 3の例において、 他車両 2 3が車間距離維持制御の目標車両に設定され いる場合、実行部 2 2は、左側の車列の うち他車両 2 13の前方の他車両 2 (図示省略) と他車両 2 13との車間距離に近い値となるように、 他車両 2 3と自車両 1との車間距離の目標値である目標距離を設 してもよい。それにより、グル-プ 内での車間距離が均一化され、 自車両 1を含むグル-プがジグザグ状の配置で走行す 状態が維持さ れやすくなる。
[ 0 0 7 6 ] 上記では、複数の他車両 2の走行状態情報に基づいて、グル-プ走行モ- ドが実行される例を説明し た。ただし、実行咅5 2 2は、 1つの他車両 2の走行状態情報に基づいて、グループ走行 ードを実行して もよい。例えば、実行咅5 2 2は、グループ走行モードにおいて、グルー が力ーブ走行中であるか否か等の状 \¥02022/229791 卩(:17132022/053667 況によらずに、他車両 2 3及び他車両 2 13のうちのいずれか一方を車間距離維持制御 目標車両に 設定してちよい。
[ 0 0 7 7 ] 上記では、グル-プ走行モ-ドにおいて、特定 2 3により特定された他車両 2の走行状態情報に基 づいて、車間距離維持制御が実行される例に ついて説明した。ただし、実行咅5 2 2は、グループ走行モー ドにおいて、特定部 2 3により特定された他車両 2の走行状態情報に基づいて、車間距離維持 御 以外の処理を行ってもよい。
[ 0 0 7 8 ] 例えば、実行部 2 2は、特定部 2 3により特定された他車両 2の自車両 1に対する相対位置に基 づいて、アダプティブクル-ズコント □-ルに用いられる周囲環境情報の検出範囲 変化させてもよい。具体 的には、実行部 2 2は、特定部 2 3により特定された他車両 2の自車両 1に対する相対位置に基づ いて、 自車列が左側の車列か右側の車列かを判定し 、 自車列の判定結果に基づいて、周囲環境セン サ 1 4により検出される周囲環境情報の検出範囲 変化させる。
[ 0 0 7 9 ] 図 7は、モータサイクル 1により行われるアダプティブクルーズコン ロールに用いられる周囲環境情報の 検出範囲が変化する様子を示す図である。図 7では、周囲環境センサ 1 4の検出範囲 8 1について、 変化前の範囲が破線により示されており、変 化後の範囲が実線により示されている。
[ 0 0 8 0 ] 図 7に示されるように、周囲環境センサ 1 4の検出範囲 R 1は、モ-タサイクル 1の前部から前方に 放射状に広がっている。周囲環境センサ 1 4は、検出範囲 R 1内の周囲環境情報を検出することがで きる。つまり、周囲環境センサ 1 4により検出される周囲環境情報の検出範囲 、周囲環境センサ 1 4 の検出範囲 R 1と基本的に一致する。ただし、後述される う(こ、周囲環境センサ 1 4の検出範囲 R 1を変化させずに、周囲環境センサ 1 4により検出される周囲環境情報の検出範囲 変化させるこ ともできるので、これらの範囲を区別して説 明する。
[ 0 0 8 1 ] \¥02022/229791 卩(:17132022/053667 実行部 2 2は、例えば、周囲環境センサ 1 4の検出範囲 R 1を変化させることによって、周囲環境 センサ 1 4により検出される周囲環境情報の検出範囲 変化させる。具体的には、実行部 2 2は、周 囲環境センサ 1 4の検出範囲 R 1の中心(3 1 (例えば、放射状に広がる範囲の中心軸) を、 自車 両 1の走行軌跡を基準とする他車列車両の存在 る側に位置させる。それにより、周囲環境 ンサ 1 4 により検出される周囲環境情報の検出範囲の 中心が、 自車両 1の走行軌跡を基準とする他車列 車両の存在する側に位置する。なお、検出範 囲 R 1の中心 0 1は、検出範囲 R 1を変化させる前に おいて、破線で/亍、されるように、 自車両 1の走行 1 軌跡上に位置している。
[ 0 0 8 2 ] 図 7の例では、例えば、他車両 2 匕が特定部 2 3により特定され、実行部 2 2は、車両 2 13の自 車両 1に対する相対位置に基づいて、 自車列が右側の車列であると判定する。この 場合、実行部 2 2 は、周囲環境センサ 1 4の検出範囲 R 1の中心(: 1を、実線で示されるように、 自車両 1の走行軌 跡を基準とする左側 (つまり、他車列車両である他車両 2 匕、 2 〇の存在する側) に位置させる。そ れにより、周囲環境センサ 1 4により検出される周囲環境情報の検出範囲 中心が、 自車両 1の走 行軌跡を基準とする左側に位置する。ゆえに 、図 7中で実線により示されるように、周囲環境 ンサ 1 4 の検出範囲 R l (つまり、周囲環境センサ 1 4により検出される周囲環境情報の検出範囲 を自 車両 1の走行レーン内に収めることができる。そ により、例えば、 自車両 1の走行レーンに隣接する隣接 レ-ンを走行する車両が検出範囲 R 1内に入り、車間距離維持制御における目標 両として誤って設 定されることを抑芾 | 】できる。
[ 0 0 8 3 ] なお、実行部 2 2は、周囲環境センサ 1 4の検出範囲 R 1を変化させずに、周囲環境センサ 1 4 により検出される周囲環境情報の検出範囲を 変化させてもよい。例えば、実行部 2 2は、検出範囲 R 1 内の特定の範囲 (例えば、図 7の例では、 自車両 1の走行軌跡を基準とする右側の範囲) に関す る情報を周囲環境情報としては検出しないよ う(こすることで、周囲環境情報の検出範囲 を変化させても よい。
[ 0 0 8 4 ] \¥02022/229791 卩(:17132022/053667 上記で図 4に示される制御フローを参照して説明した では、固有情報としてナンパープレート情 が 用いられた。ただし、特定部 2 3は、ナンパ-プレ-卜情報以外の固有情報を用 いて、他車両 2の特定 処理を実行してもよい。つまり、固有情報と して、ナンパープレート情報以外の情報が用 いられてもよい。
[ 0 0 8 5 ] 例えば、固有情報は、形状の情報 (以下、形状情報とも呼ぶ ' ) を含んでもよい。形状情報は、例え ば、車体の形状、又は、ライダーの形状を示 す情報である。なお、ライダーの形状を示す 情報には、ライダ_ 自体に関する形状にカロえて、ライダーの着 用物に関する形状を示す情報が含まれ得る。
[ 0 0 8 6 ] 固有情報として形状情報が用いられる場合、 特定部 2 3は、取得された撮像デ-夕に対して画像処 理を施すことによって、 当該撮像データに写る車両の形状情報を他車 両固有情報として抽出する。そして 、特定部 2 3は、撮像デ-夕から抽出された形状情報と、 ル-プ車両固有情報として予め取得されて いるグループ内の各車両の形状情報とを比較 することによって、他車両 2を特定する。具体的には、特定 部 2 3は、撮像デ-夕から抽出された形状情報がグ -プ車両固有情報として予め取得されている グル_ プ内の各車両の形状情報のうちのいずれかと 一致又は類似する場合、撮像デ-夕に写され 車両を他 車両 2として寺定する。
[ 0 0 8 7 ] また、例えば、固有情報は、色の情報 (以下、色情報とも呼ぶ ' ) を含んでもよい。色情報は、例えば 、車体の色、又は、ライダーの色を示す情報 である。なお、ライダーの色を示す情報には 、ライダー自体に関 する色にカロえて、ライダーの着用物に関す る色を示す情報が含まれ得る。また、色情報 には、色の組み合 わせを示す情報 (例えば、車体の色とライダ-の着用物の色 組み合わせ等を示す情報) も含まれ得 る
[ 0 0 8 8 ] 固有情報として色情報が用いられる場合、特 定部 2 3は、取得された撮像デ-夕に対して画像処理 を施すことによって、 当該撮像データに写る車両の色情報を他車両 固有情報として抽出する。そして、特 定部 2 3は、撮像デ-夕から抽出された色情報と、グ -プ車両固有情報として予め取得されている グル \¥02022/229791 卩(:17132022/053667
-プ内の各車両の色情報とを比較すること よって、他車両 2を特定する。具体的には、特定部 2 3は
、撮像デ-夕から抽出された色情報がグル- 車両固有情報として予め取得されているグ -プ内の各車 雨の色情報のうちのいずれかと一致又は類似 する場合、撮像デ-夕に写された車両を他車 2として特 定する。
[ 0 0 8 9 ] また、例えば、固有情報は、模様の情報 (以下、模様情報とも呼ぶ ' ) を含んでもよい。模様情報は 、例えば、車体の模様、又は、ライダ-の模 を示す情報である。なお、ライダ-の模様を す情報には、 ライダー自体に関する模様にカロえて、ライ ダーの着用物に関する模様を示す情報が含ま れ得る。
[ 0 0 9 0 ] 固有情報として模様情報が用いられる場合、 特定部 2 3は、取得された撮像デ-夕に対して画像処 理を施すことによって、 当該撮像デ-夕に写る車両の模様情報を他車 固有情報として抽出する。そして 、特定部 2 3は、撮像デ-夕から抽出された模様情報と、 ル-プ車両固有情報として予め取得されて いるグループ内の各車両の模様情報とを比較 することによって、他車両 2を特定する。具体的には、特定 部 2 3は、撮像デ-夕から抽出された模様情報がグ -プ車両固有情報として予め取得されている グル_ プ内の各車両の模様情報のうちのいずれかと 一致又は類似する場合、撮像デ-夕に写され 車両を他 車両 2として寺定する。
[ 0 0 9 1 ] また、例えば、固有情報は、寸法の情報 (以下、寸法情報とも呼ぶ ' ) を含んでもよい。寸法情報は 、車両の寸法に関する情報であり、例えば、 車体の高さ方向と幅方向との寸法比率を示す 情報、又は 、車体とライダ-との寸法比率を示す情報等 含まれ得る。
[ 0 0 9 2 ] 固有情報として寸法情報が用いられる場合、 特定部 2 3は、取得された撮像デ-夕に対して画像処 理を施すことによって、 当該撮像データに写る車両の寸法情報を他車 両固有情報として抽出する。そして 、特定部 2 3は、撮像デ-夕から抽出された寸法情報と、 ル-プ車両固有情報として予め取得されて いるグループ内の各車両の寸法情報とを比較 することによって、他車両 2を特定する。具体的には、特定 \¥02022/229791 卩(:17132022/053667 部 2 3は、撮像デ-夕から抽出された寸法情報がグ -プ車両固有情報として予め取得されている グル_ プ内の各車両の寸法情報のうちのいずれかと 一致又は類似する場合、撮像デ-夕に写され 車両を他 車両 2として寺定する。
[ 0 0 9 3 ] なお、固有情報としてナンパ-プレ-卜情報以 の情報が用いられる場合、特定部 2 3は、モ-タサイ クル 1の後方又は側方を撮像するカメラ 1 5により得られる撮像データから固有情報を 出することがで きる。このように、カメラ 1 5は、モータサイクル 1の後方又は側方を撮像してもよい。例えば モータサイクル 1 の前方を撮像するカメラ 1 5にカロえて、又は、替えて、モータサイク 1の後方を撮像するカメラ 1 5が モータサイクル 1に設けられてもよい。また、モータサイク 1の前方を撮像するカメラ 1 5にカロえて、又は、 替えて、モータサイクル 1の側方を撮像するカメラ 1 5がモータサイクル 1に設けられてもよい。
[ 0 0 9 4 ] 特定部 2 3は、他車両 2の特定処理において、 1種類の固有情報のみを用いてもよく、複数 種 類の固有情報を用いてもよい。ただし、他車 両 2を精度良く特定する観点では、特定部 2 3は、複数 の種類の固有情報を用いて、他車両 2の特定処理を行うことが好ましい。
[ 0 0 9 5 ] 例えば、他車両 2の特定処理において、ナンパ-プレ-卜情報及 び色情報が固有情報として用いられ る場合がある。この場合、特定咅5 2 3は、撮像データから抽出されたナンパープ ート情報がグループ車両 固有情報として予め取得されているグル-プ の各車両のナンパ-プレ-卜情報のうちのいず れかと一致又 は類似し、かつ、撮像デ-夕から抽出された 情報がグル-プ車両固有情報として予め取得 れているグ ル-プ内の各車両の色情報のうちのいずれか 一致又は類似する場合に、撮像デ-夕に写さ た車両を 他車両 2として寺定する。
[ 0 0 9 6 ] ここで、特定部 2 3は、他車両 2の特定に用いられる固有情報の種類を、グ -プを構成するモ -タサ イクルの組み合わせに応じて設定してもよい 。
[ 0 0 9 7 ] \¥02022/229791 卩(:17132022/053667 例えば、グループを構成する全てのモータサ イクルの車種が一致している場合、固有情報 として形状情 報、色情報、模様情報又は寸法情報が用いら れるよりも、固有情報としてナンパ-プレ-卜 報が用いら れる方が、他車両 2を精度良く特定することができる。ゆえに この場合、特定部 2 3は、例えば、他車 両 2の特定に用いられる固有情報の種類をナン ープレート情報に設定する。また、例えば グループを構 成する各モータサイクルの間でライダーの衣 服の色が互いに異なっている場合、特定部 2 3は、他車両 2 の特定に用いられる固有情報の種類を色情報 に設定する。それにより、他車両 2を精度良く特定するこ とができる。
[ 0 0 9 8 ] 特定部 2 3は、他車両 2の特定に用いられる固有情報の種類を、 自車両 1のライダ-による設定操 作によらずに、グループを構成するモータサ イクルの組み合わせに応じて自動で設定する ことができる。例え ば、特定咅5 2 3は、カメラ 1 5によって走行中に得られる撮像データを用 て、グループを構成する他車 両 2であると谁定される車両の特徴 (例えば、形状、色、模様及び寸法等) を抽出する。なお、他車 両 2であると谁定される車両は、上述した寺定 理によって他車両 2として寺定された車両であってもよ く、撮像データに所定時間以上に豆って継続 して写る車両であってもよい。そして、特定 咅5 2 3は、他車 両 2であると谁定される車両の特徴の抽出結果 用いることによって、グループを構成する ータサイクル の組み合わせに応じて、他車両 2の特定に用いられる固有情報の種類を設定 ることができる。
[ 0 0 9 9 ] なお、上記で説明した図 4のフローチャートでは、グループ走行モー が実行中であると半 定された場合 (ステップ 5 1 0 2 /丫巳 5) に、ステップ 5 1 0 3以降の処理が行われた。ただし、ステップ 5 1 0 3 以降の処理が実行される実行条件は、この例 に限定されない。上記の実行条件は、 自車両 1及び他 車両 2を含むグループがグループ走行していると 断できるような条件であればよい。例えば、 上記の実行 条件は、 自車両 1及び他車両 2がジグザグ状の配置で走行していると半 定されること等であってもよい。 制御装置 2 0は、例えば、他車両 2又はインフラストラクチャ設備との無線通 を介して、 自車両 1及 び他車両 2の位置関係を示す情報を取得し、その情報 用いて、 自車両 1及び他車両 2がジグザグ 状の配置で走行しているか否かを半 定することができる。 \¥02022/229791 卩(:17132022/053667
[ 0 1 0 0 ]
<制御装置の効果> 本発明の実施形態に係る制御装置 2 0の効果について説明する。
[ 0 1 0 1 ] 制御装置 2 0において、実行部 2 2は、グル-プ走行中に行われるアダプティブ ル-ズコントロ-ルの モードであるグループ走行モードを、特定咅 5 2 3により特定された他車両 2の走行状態情報に基づいて実 行する。ここで、特定咅5 2 3は、他車両 2が写された撮像データに基づいて、他車両 2を特定する。それ (こより、例えば、レ-ダ-により得られる周 環境情報に基づいて他車両 2を特定しようとした場合と比べ 、他車両 2を適切に特定することができる。ゆえに、 ル-プ走行が行われている場合に、 自車両 1の周 囲の交通状況に応じて、グループ走行モード を適切に実行することができる。よって、グ ループ走行において モータサイクル 1のアダプティブクルーズコントロールを適 に実行することができる。
[ 0 1 0 2 ] 好ましくは、制御装置 2 0において、実行部 2 2は、複数の他車両 2の走行状態情報に基づいて、 グループ走行モードを実行する。それにより 、 自車両 1の周囲の交通状況に関するより多くの情報 用い て、グループ走行モードを実行することがで きる。ゆえに、 自車両 1の周囲の交通状況に応じて、グループ 走行モードをより適切に実行することができ る。
[ 0 1 0 3 ] 好ましくは、制御装置 2 0において、実行咅5 2 2は、グループ走行モードにおいて、複数の 車両 2の 走行状態情報に基づいて、車間距離維持制御 を実行する。それにより、 自車両 1の周囲の交通状況 に関するより多くの情報を用いて、グループ 走行モードにおける車間距離維持制御を実行 することができる 。ゆえに、 自車両 1の周囲の交通状況に応じて、グル-プ走行モ- ドにおける車間距離維持制御を適切 に実行することができる。
[ 0 1 0 4 ] 好ましくは、制御装置 2 0において、特定部 2 3は、他車両 2が写された撮像デ-夕に基づいて他車 両 2の固有情報を他車両固有情報として抽出し 抽出した他車両固有情報と、予め取得され いる グル-プ内の車両の固有情報であるグル-プ車 固有情報とを比較することによって、他車 2を特定 する。それにより、カメラ 1 5により得られる撮像データを利用した他車 2の特定が、適切に実現される
[0 1 0 5] 好ましくは、制御装置 2 0において、固有情報は、ナンパープレート 1 9の情報 (つまり、ナンパープレー 卜情報) を含む。それにより、カメラ 1 5により得られる撮像デ-夕を利用した他車両 2の特定が、 自車 両 1の周囲の各車両の間でのナンパ-プレ-卜情報 の相違に着目して、より適切に実現される。
[0 1 06] 好ましくは、制御装置 2 0において、固有情報は、形状の情報 (つまり、形状情報) を含む。それに より、カメラ 1 5により得られる撮像デ-夕を利用した他車両 2の特定が、 自車両 1の周囲の各車両の 間での形状情報の相違に着目して、より適切 に実現される。
[0 1 0 7] 好ましくは、制御装置 2 0において、固有情報は、色の情報 (つまり、色情報) を含む。それにより、 カメラ 1 5により得られる撮像デ-夕を利用した他車両 2の特定が、 自車両 1の周囲の各車両の間での 色情報の相違に着目して、より適切に実現さ れる。
[0 1 08] 好ましくは、制御装置 2 0において、固有情報は、模様の情報 (つまり、模様情報) を含む。それに より、カメラ 1 5により得られる撮像デ-夕を利用した他車両 2の特定が、 自車両 1の周囲の各車両の 間での模様情報の相違に着目して、より適切 に実現される。
[0 1 0 9] 好ましくは、制御装置 2 0において、固有情報は、寸法の情報 (つまり、寸法情報) を含む。それに より、カメラ 1 5により得られる撮像デ-夕を利用した他車両 2の特定が、 自車両 1の周囲の各車両の 間での寸法情報の相違に着目して、より適切 に実現される。
[0 1 1 0] 好ましくは、制御装置 2 0において、特定部 2 3は、他車両 2の特定に用いられる固有情報の種類 を、グループを構成するモータサイクルの組 み合わせに応じて設定する。それにより、他 車両 2をより精度良 く特定することができる。
[01 11] 好ましくは、制御装置 2 0において、特定部 2 3は、他車両 2の特定に用いられる固有情報の種類 を、ライダーによる設定操作によらずに、グ ループを構成するモータサイクルの組み合わ せに応じて自動で設 定する。それにより、他車両 2の特定に用いられる固有情報の種類を容易 つ適切に設定することがで 含る。
[01 12] 好ましくは、制御装置 2 0において、取得部 2 1は、ライダ-による設定操作の情報に基づい 、グル -プ車両固有情報を取得する。それにより、 ル-プ車両固有情報を過不足なく取得するこ ができる。
[0 1 1 3] 好ましくは、制御装置 2 0において、取得咅 P 2 1は、ライダーによる設定操作によらずに、 ループ車両 固有情報を自動で取得する。それにより、グ ル-プ車両固有情報を容易に取得することが きる。
【0 1 1 4】 本発明は実施形態の説明に限定されない。例 えば、実施形態の一部のみが実施されてもよ い。 【符号の説明】
[0 1 1 5]
1 モ-タサイクル (自車両) 、 2 他車両、 2 a 他車両、 2 b 他車両、 2 c 他車両、 2 d 他車両、 1 1 エンジン、 1 2 液圧制御ユニット、 1 3 表示装置、 1 4 周囲環境センサ、 1 5 カメラ、 1 6 入力装置、 1 7 前輪車輪速センサ、 1 8 後輪車輪速センサ、 1 9 ナン パ-プレ-卜、 2 0 制御装置、 2 1 取得部、 2 2 実行部、 2 3 特定部、 C 1 中心、 D 1 車間距離、 R 1 検出範囲。
Next Patent: CONTROL DEVICE AND CONTROL METHOD FOR RIDER ASSISTANCE SYSTEM