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Patent Searching and Data


Title:
CONVEYOR BELT
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/110459
Kind Code:
A1
Abstract:
Disclosed is a conveyor belt that can protect electronic components from heat, has excellent durability and is resistant to damage to built-in electronic components as well as to breakage of the rubber belt. A conveyor belt (1) is characterized by a built-in electronic component (3) embedded into the conveyor belt (1), comprising an electronic component (4) and a ceramic case (5) that covers the electronic component (4), wherein the ceramic case (5) inside the built-in electronic component (3) is formed in the shape of a rectangle; and the built-in electronic component (3) is embedded into a rubber belt (20) of the conveyor belt (1) so that the longitudinal direction (A) of the ceramic case (5) extends along the width direction (B) of the conveyor belt (1).

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Inventors:
FURUKAWA KAZUYA (JP)
Application Number:
PCT/JP2009/053950
Publication Date:
September 11, 2009
Filing Date:
March 03, 2009
Export Citation:
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Assignee:
BRIDGESTONE CORP (JP)
FURUKAWA KAZUYA (JP)
International Classes:
B65G15/30; B65G15/08; B65G43/02; B65G43/08
Foreign References:
JP2006052039A2006-02-23
JPH11334852A1999-12-07
JPH0648533A1994-02-22
JP2006315858A2006-11-24
Attorney, Agent or Firm:
MIYAZONO, Junichi (JP)
Junichi Miyazono (JP)
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Claims:
 電子部品と電子部品を覆うセラミック筐体とを備えた電子部品内蔵装置が埋め込まれたコンベヤベルトにおいて、電子部品内蔵装置におけるセラミック筐体が一方向に長い形状に形成され、電子部品内蔵装置は、セラミック筐体の長手方向がコンベヤベルトの幅方向に沿って延長する向きとなるようにコンベヤベルトのゴムベルトに埋め込まれたことを特徴とするコンベヤベルト。
 コンベヤベルトがベルトコンベヤ装置の機体により幅方向において屈曲するコンベヤベルトであり、電子部品内蔵装置が前記コンベヤベルトの屈曲する部分よりも当該コンベヤベルトの幅方向内側及び/又は幅方向外側に設けられたことを特徴とする請求項1に記載のコンベヤベルト。
 電子部品内蔵装置は、コンベヤベルトの幅方向の中間部に設けられたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコンベヤベルト。
Description:
コンベヤベルト

 本発明は、コンベヤベルトの性状を検出 るためのベルトモニタリングシステムに用 られるコンベヤベルトであって、トランス ンダ等の電子部品を内蔵した電子部品内蔵 置が埋め込まれたコンベヤベルトに関する

 トランスポンダ、温度センサ、圧力センサ どの電子部品がゴムベルトに埋め込まれた ンベヤベルトが知られている(例えば、特許 文献1など参照)。
 また、トランスポンダとトランスポンダを うセラミック筐体とを備えた電子部品内蔵 置が埋め込まれたタイヤやゴム支承が知ら ている(例えば、特許文献2乃至4など参照)。

特開2006-52039号公報

特開平9-237398号公報

特開2006-103124号公報

特開平10-25710号公報

 加硫時の熱対策を目的としてセラミック筐 を備えた上記電子部品内蔵装置をゴムベル に埋め込んでコンベヤベルトを形成するこ が考えられる。しかしながら、コンベヤベ トは、ベルトコンベヤ装置に使用された場 にベルトコンベヤ装置の機体のプーリやキ リアのような部位で屈曲するので、屈曲に って、電子部品内蔵装置のセラミック筐体 よび電子部品が破損したり、セラミック筐 の破損部位を起点としてゴムベルトに亀裂 生じ易くなってゴムベルトが破断する等の 題がある。
 本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの 、電子部品を熱から保護できるとともに、 子部品内蔵装置の破損及びゴムベルトの破 を生じにくくできて耐久性に優れたコンベ ベルトを提供することを目的とする。

 本発明によるコンベヤベルトは、電子部品 電子部品を覆うセラミック筐体とを備えた 子部品内蔵装置が埋め込まれたコンベヤベ トにおいて、電子部品内蔵装置におけるセ ミック筐体が一方向に長い形状に形成され 電子部品内蔵装置は、セラミック筐体の長 方向がコンベヤベルトの幅方向に沿って延 する向きとなるようにコンベヤベルトのゴ ベルトに埋め込まれたことを特徴とする。
 コンベヤベルトがベルトコンベヤ装置の機 により幅方向において屈曲するコンベヤベ トであり、電子部品内蔵装置が前記コンベ ベルトの屈曲する部分よりも当該コンベヤ ルトの幅方向内側及び/又は幅方向外側に設 けられたことも特徴とする。
 電子部品内蔵装置は、コンベヤベルトの幅 向の中間部に設けられたことも特徴とする

 本発明によれば、セラミック筐体が電子部 内蔵装置内の電子部品を熱から保護し、か 、セラミック筐体の長手方向がコンベヤベ トの幅方向に沿って延長する向きとなるよ にコンベヤベルトのゴムベルトに電子部品 蔵装置が埋め込まれたので、電子部品内蔵 置の破損及びゴムベルトの破断を生じにく できて耐久性に優れたコンベヤベルトを得 ことができる。
 コンベヤベルトがベルトコンベヤ装置の機 により幅方向において屈曲するコンベヤベ トであり、電子部品内蔵装置が前記コンベ ベルトの屈曲する部分よりも当該コンベヤ ルトの幅方向内側及び/又は幅方向外側に設 けられたので、コンベヤベルトが機体により 屈曲しても、電子部品内蔵装置の破損及びゴ ムベルトの破断を生じにくくできて耐久性に 優れたコンベヤベルトを得ることができる。
 電子部品内蔵装置がコンベヤベルトの幅方 の中間部に設けられたことで、電子部品内 装置がコンベヤベルトの幅方向の側部に設 られた場合に比べて、電子部品内蔵装置が ンベヤベルトの屈曲の影響を受けにくくな 、電子部品内蔵装置の破損及びゴムベルト 破断を生じにくくできて耐久性に優れたコ ベヤベルトを得ることができる。

コンベヤベルトの平面図(最良の形態1) コンベヤベルトの断面図(最良の形態1) コンベヤベルトを示す図(最良の形態1) コンベヤベルトの製造方法を示す図(最 良の形態1)。 コンベヤベルトの断面図(最良の形態2)

符号の説明

 1 コンベヤベルト、2 電子部品内蔵装置付 ゴムベルト、3 電子部品内蔵装置、4 電子 品、5 セラミック筐体、20 ゴムベルト、31 屈曲する部分、
A セラミック筐体の長手方向、B コンベヤベ ルトの幅方向、
D コンベヤベルトの幅方向の中間部。

 図1乃至図4は最良の形態を示し、図1はコ ベヤベルトの平面を示し、図2はコンベヤベ ルトの断面を示し、図3はコンベヤベルトを し、図4はコンベヤベルトの製造方法を示す

 コンベヤベルト1の構造を説明する。図3に すように、コンベヤベルト1は、電子部品内 装置3を埋め込んだ電子部品内蔵装置付きゴ ムベルト2が無端状に形成されたものである
 図1及び2に示すように、電子部品内蔵装置3 、ICタグ(トランスポンダ)のような電子部品 4とこの電子部品4を覆うセラミック筐体5とに より形成される。換言すれば、電子部品内蔵 装置3は、例えば、セラミックコーティング 施したICタグにより形成される。このICタグ しては、例えば、特許文献1乃至4に開示さ たトランスポンダと同じ構成のものを用い ばよい。このようなICタグを備えた電子部品 内蔵装置3がゴムベルト20(図2参照)に埋め込ま れて形成されたコンベヤベルト1をベルトモ タリングシステムに用いることによって、 ンベヤベルト1の製造履歴管理や修理履歴管 が可能となる。

 尚、電子部品内蔵装置3としては、特許文 献1に開示されたトランスポンダ(ICタグ)と温 センサと圧力センサとこれら電子部品4の全 てを覆うセラミック筐体5とにより形成され 電子部品内蔵装置を用いても良い。このよ な温度センサや圧力センサを備えた電子部 内蔵装置3がゴムベルト20(図2参照)に埋め込 れて形成されたコンベヤベルト1をベルトモ タリングシステムに用いることによって、 ルトコンベヤ装置におけるコンベヤベルト1 のキャリアローラの回転不良やコンベヤベル ト1の温度を検出することが可能となる。ま 、特許文献2に開示されたトランスポンダ(IC グ)と圧電素子とこれら電子部品4の全てを うセラミック筐体5とにより形成された電子 品内蔵装置3を用いてもよい。また、特許文 献3に開示されたトランスポンダ(ICタグ)と圧 素子又は熱電素子とこれら電子部品4の全て を覆うセラミック筐体5とにより形成された 子部品内蔵装置3を用いてもよい。

 セラミック筐体5は、厚さが薄く、一方向 に長い長方形の平板状に形成される。セラミ ック筐体5の寸法は、例えば、厚さ1.0mm、長方 形の長辺の長さ100mm、長方形の短辺の長さ15mm に形成される。

 電子部品内蔵装置3は、コンベヤベルト1 中心線Cに沿ったコンベヤベルト1の幅方向B 中央部Dにおいて、セラミック筐体5の長手方 向Aがコンベヤベルト1の幅方向Bに沿って延長 する向きとなるように、コンベヤベルト1の ムベルト20に埋め込まれる。即ち、コンベヤ ベルト1は、電子部品内蔵装置3が、セラミッ 筐体5の長手方向Aがコンベヤベルト1の幅方 Bに沿って延長する向きとなるように、かつ 、コンベヤベルト1の中心線Cに沿ったコンベ ベルト1の幅方向Bの中間部Dに埋め込まれた 成を備える。

 図2に示すように、電子部品内蔵装置付き ゴムベルト2のゴムベルト20は、例えば、上面 または下面を形成するカバーゴム21;22と、そ らの間に設けられた補強層23とにより構成 れる。補強層23は帆布あるいはスチールを用 いる。

 コンベヤベルト1の製造方法を説明する。 例えば、図4に示すように、カバーゴム21を巻 いた巻枠8から巻き出されたカバーゴム21と補 強層23を巻いた巻枠9から巻き出された補強層 23とカバーゴム22を巻いた巻枠10から巻き出さ れたカバーゴム22とが重ねられた状態で圧着 ーラ11;11に通された後に、これらカバーゴ 21と補強層23とカバーゴム22とが互いに圧着 れて形成されたゴムベルトが加硫機12に送ら れて加硫されるゴムベルト製造工程において 、カバーゴム21と補強層23とカバーゴム22とが 圧着ローラ11;11により圧着される前に、カバ ゴム21、補強層23、カバーゴム22のいずれか 上に電子部品内蔵装置3が設置された後に、 カバーゴム21と補強層23とカバーゴム22とが圧 着ローラ11;11に通されることによって、電子 品内蔵装置3が埋め込まれた状態のゴムベル ト2が形成される。この際、電子部品内蔵装 3は、図1に示すように、コンベヤベルト1の 心線Cに沿ったコンベヤベルト1の幅方向Bの 央部Dにおいて、セラミック筐体5の長手方向 Aがコンベヤベルト1の幅方向Bに沿って延長す る向きとなるように設置される。電子部品内 蔵装置3の設置作業は、専用のロボット、あ いは、作業員による手作業によって行う。

 そして、電子部品内蔵装置3が埋め込まれ た状態のゴムベルト2が加硫機12に送られて加 硫される。尚、セラミック筐体5に前処理(セ ミックに接着剤をぬる)を施し、ゴム中に埋 め込み、加硫する事で、加硫接着する。この 際、セラミック筐体5が電子部品内蔵装置3内 電子部品4を熱から保護するので、熱による 電子部品4の損傷を防止できる。

 以上により、図1に示すように、電子部品 内蔵装置3が、コンベヤベルト1の中心線Cに沿 ったコンベヤベルト1の幅方向Bの中間部Dに、 電子部品内蔵装置3のセラミック筐体5の長手 向Aがコンベヤベルト1の幅方向Bに沿って延 する向きとなるように、ゴムベルト20に埋 込まれた電子部品内蔵装置付きゴムベルト2 製造される。電子部品内蔵装置付きゴムベ ト2は巻枠16で巻き取られる。

 このように形成された電子部品内蔵装置 きゴムベルト2が帯状となるように任意の長 さに切断され、その帯状の電子部品内蔵装置 付きゴムベルト2の一端と他端とがつなぎ合 されて無端状のコンベヤベルト1が形成され (図3参照)。

 最良の形態1によれば、電子部品内蔵装置 3のセラミック筐体5が、加硫時において電子 品4を熱から保護するので、電子部品内蔵装 置3の破損を防止できる。また、電子部品内 装置3は、セラミック筐体5の長手方向Aがコ ベヤベルト1の幅方向Bに沿って延長する向き となるようにコンベヤベルト1のゴムベルト20 に埋め込まれたので、電子部品内蔵装置3が ンベヤベルト1の屈曲時の影響を受けにくく るので、電子部品内蔵装置3の破損やコンベ ヤベルト1の破断を生じにくくできる。さら 、電子部品内蔵装置3がコンベヤベルト1の幅 方向Bの中間部Dに設けられたことで、電子部 内蔵装置3がコンベヤベルト1の幅方向Bの側 に設けられた場合に比べて、コンベヤベル 1の屈曲の影響を受けにくくなる。

最良の形態2
 図5に示すように、キャリア30のような機体 イアウトを備えたベルトコンベヤ装置に用 るコンベヤベルト1の場合、コンベヤベルト 1がキャリア30を通過する際に屈曲する部分31 避けて電子部品内蔵装置3がゴムベルト20に め込まれた構成のコンベヤベルト1とすれば よい。具体的には、図5に示すように、コン ヤベルトがベルトコンベヤ装置の機体によ 幅方向において屈曲するコンベヤベルト1で り、電子部品内蔵装置3が当該コンベヤベル ト1の屈曲する部分31よりも当該コンベヤベル ト1の幅方向内側及び/又は幅方向外側に設け れた構成とする。図5において、32はローラ ある。  
 例えば、最良の形態1と同様に、電子部品内 蔵装置3が、コンベヤベルト1の幅方向Bの中間 部Dに設けられ、かつ、セラミック筐体5の長 方向Aがコンベヤベルト1の幅方向Bに沿って 長する向きとなるようにゴムベルト20に埋 込まれたコンベヤベルト1としてもよい。
 最良の形態2によるコンベヤベルト1によれ 、コンベヤベルト1が機体により屈曲しても 電子部品内蔵装置3の破損及びゴムベルトの 破断を生じにくくできて耐久性に優れたコン ベヤベルト1を得ることができる。

 本発明の範囲及び精神から逸脱すること く、種々の修正及び変更が本発明にて可能 あることは、当業者により認識されるべき ある。例えば、上述した特定の構成部材は あらゆる種類の形状または形態を採用する とができる。本発明は、添付した特許請求 範囲及びその均等物の範囲内にあるような 正及び変更を有することが意図されている

 本発明のコンベヤベルト1は、コンベヤベ ルト1の製造履歴管理や修理履歴管理、コン ヤベルト1のキャリアローラ(リターンローラ )の回転不良、コンベヤベルト1の温度管理、 の他のコンベヤベルト1の情報を管理するた めのベルトモニタリングシステムに使用され る。