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Title:
DEVICE FOR DETECTING BRAKAGE OF WINDOW GLASS
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/153918
Kind Code:
A1
Abstract:
A device for detecting breakage of window glass can, when the window glass is broken, detect the breakage even if the window glass is not totally broken and a part of the window glass remains in place.  The device is mounted to window glass and is provided with a wireless communication section which, when the window glass is broken, wirelessly communicates with an informing device having a wireless communication function for informing of the breakage, a power source section which supplies electric power to the wireless communication section, and electric power supplying elastic section which is an elastic body and is wiring for supplying electric power from the electric power source section to the wireless communication section and which, when the window glass is broken, breaks a partial region of the window glass by elastic force of the elastic body to stop the supply of the electric power to the wireless communication section.

Inventors:
OTA HIDEAKI (JP)
Application Number:
PCT/JP2009/002246
Publication Date:
December 23, 2009
Filing Date:
May 21, 2009
Export Citation:
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Assignee:
TOYOTA JIDOSHOKKI KK (JP)
OTA HIDEAKI (JP)
International Classes:
B60J1/00; B60R25/10; B60R25/102; B60R25/30; B60R25/34; E06B7/28; G08B13/00; G08B13/04; H04B5/02
Foreign References:
JP2009061820A2009-03-26
US4230918A1980-10-28
US5627509A1997-05-06
Attorney, Agent or Firm:
OSUGA, Yoshiyuki (JP)
Yoshiyuki Osuge (JP)
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Claims:
 ウィンドウガラスに取り付けられ、前記ウィンドウガラスの破損を検出するために用いられるウィンドウガラス破損検出装置であって、
 前記ウィンドウガラスが破損したときに、破損したことを通報する無線通信機能を備えた通報装置と無線通信をする無線通信部と、
 前記無線通信部へ電力を供給する電源部と、
 前記電源部から前記無線通信部に電力を供給する配線でありかつ弾性体である電力供給弾性部と、
 を備え、
前記電力供給弾性部が、前記ウィンドウガラスに破損が生じたときに前記ウィンドウガラスの一部領域を前記弾性体の弾性力により破壊し、前記無線通信部への電力供給を停止することを特徴とする、
ウィンドウガラス破損検出装置。
 前記電力供給弾性部には、
 前記ウィンドウガラスを破壊するときに前記ウィンドウガラスを破壊しやすくする突起を前記ウィンドウガラスに接触する部分に設けることを特徴とする請求項1に記載のウィンドウガラス破損検出装置。
 前記電力供給弾性部は、板ばねであることを特徴とする請求項1に記載のウィンドウガラス破損検出装置。
 前記無線通信部と前記通報装置間の無線通信は、RFID方式を用いた通信であることを特徴とする請求項1に記載のウィンドウガラス破損検出装置。
 前記ウィンドウガラス破損検出装置は、
 前記ウィンドウガラスに複数取り付けることを特徴とする請求項1に記載のウィンドウガラス破損検出装置。
Description:
ウィンドウガラス破損検出装置

 本発明は、ウィンドウガラスの破損検出 係り、特に、ひび割れ程度の破損でも検出 る技術に関する。

 従来のガラス割れ検出装置は、ウィンド ガラスの破壊時に発生する衝撃音を車内に けたマイクロホンからなる検出手段により 出し、この検出手段が作動した時に警報を するものが提案されている。従来技術の構 によると、検出される衝撃音は専ら可聴周 数帯域の音波であり、窓ガラスの破壊音の ならず車外の騒音(他車のクラクション音や 広報者からの拡声音等)をも誤検出してしま 、警報手段の誤動作を生じさせ易く、実用 即しないという問題がある。

 特許文献1によれば、窓ガラスの表面若し くは内部に抵抗体を設置し、電源電圧の分圧 値を検出する回路を構成する。ガラスが割れ る場合には、ガラスの表面若しくは内部に設 置された抵抗体が電源との間で断線するため 、分圧値を検出する回路にて検出されていた 分圧が変化することになる。このように、分 圧の変化を検出することによりガラス割れを 判断する手法が提案されている。

 しかしながら、この提案では抵抗体が完全 断線しないと分圧が変化しないため、ガラ が割れたことを検知できないという問題点 ある。
 特許文献2によれば、中央で分割された各電 極帯に高電圧バッテリからコントローラ及び 各導電線を通り給電して抵抗性被膜を加熱す る。電流検出器が検出する不均衡電流が所定 レベルを越えた場合に、コントローラが抵抗 性被膜への給電を停止する。電極帯を分割す ることで、電流の不均衡を検出してウィンド ウガラスのひび割れを精度良く検知すること ができるウィンドウガラス加熱装置が開示さ れている。また、特許文献3、特許文献4など 開示されている。

特開2003-141649号公報

特開平7-101239号公報

特開2005-115409号公報

特開2006-188823号公報

 本発明の目的は、ウィンドウガラスの破損 特にひび割れ程度のガラス割れでも検出す ことができるウィンドウガラス破損検出装 を提供することである。
 上記目的を達成するために、本発明の一様 では、ウィンドウガラスに取り付けられ、 記ウィンドウガラスの破損を検出するため 用いられるウィンドウガラス破損検出装置 、無線通信部、電源部、電力供給弾性部を えている。

 無線通信部は、前記ウィンドウガラスが 損したときに、破損したことを通報する無 通信機能を備えた通報装置と無線通信をす 。電源部は、前記無線通信部へ電力を供給 る。電力供給弾性部は、前記電源部から前 無線通信部に電力を供給する配線でありか 弾性体である、前記ウィンドウガラスに破 が生じたときに前記ウィンドウガラスの一 領域を前記弾性体の弾性力により破壊し、 記無線通信部への電力供給を停止する機能 有する。

 上記構成によりウィンドウガラスの破損 伴いウィンドウガラスが完全に粉砕せずに るような場合でも、電力供給弾性部がウィ ドウガラスを破壊して、ウィンドウガラス 破損を検出することができる。

 また、前記電力供給弾性部には、前記ウィ ドウガラスを破壊するときに前記ウィンド ガラスを破壊しやすくする突起を前記ウィ ドウガラスに接触する部分に設ける。
 また、前記電力供給弾性部は、板ばねであ 。

 また、前記無線通信部と前記通報装置間の 線通信は、RFID方式を用いた通信である。
 また、前記ウィンドウガラスに複数取り付 る。

 本発明の一様態により、ウィンドウガラ の破損、特にひび割れ程度のガラス割れで 検出することができる。

ウィンドウガラス破損検出装置の斜視 である。 ウィンドウガラス破損検出装置と通報 置の概略図である。 ウィンドウガラス破損を検出するさい の弾性体の動きを示す図であり、ウィンドウ ガラスにひびが入ったときの図である。 ウィンドウガラス破損を検出するさい の弾性体の動きを示す図であり、ひびが入っ たのちウィンドウガラスを弾性体が破壊した ことを示す図である。 ウィンドウガラス破損検出装置を複数 り付けた時の斜視図である。

 以下図面に基づいて、本発明の実施形態に いて詳細を説明する。
(実施例1)
 図1に示すようにウィンドウガラス破損検出 装置1は、無線通信部2、電源部3、電力供給弾 性部4を備えている。また、図2にウィンドウ ラス破損検出装置1と通報装置12の構成を示 。

 無線通信部2は、ウィンドウガラス100が破 損したときに、破損したことを通報する無線 通信機能を備えた通報装置12と無線通信をす 。例えば、無線通信部2と通報装置12との間 無線通信は、RFID(Radio Frequency Identification) 用いる。

 電源部3(電池など)は配線8と、配線9から 力供給弾性部4と配線10を介して無線通信部2 電力を供給する。配線10は配線9とは直接接 させず、電力供給弾性部4を介して電力を供 給する。

 そこで、配線10と電力供給弾性部4の接着を 化するために、配線10の接触部に弾性を有 るようにしてもよい。
 電力供給弾性部4は、電源部3から無線通信 2に電力を供給する配線でありかつ弾性体で る、ウィンドウガラス100に破損が生じたと にウィンドウガラスの一部領域を弾性体の 性力により破壊する(図3A、図3B参照)。そし 、ウィンドウガラス100の一部領域が破壊す と配線10と電力供給弾性部4が接触しなくな ため無線通信部2への電力供給を停止する( 3A、図3B参照)。例えば、電力供給弾性部4は ばねなどであり、通常はウィンドウガラス10 0に開けられた孔(ウィンドウガラス破損検出 置1の取り付けるための孔部)に曲げられて 置されている。

 また、電力供給弾性部4にはウィンドウガ ラス100を破壊するときにウィンドウガラス100 を破壊しやすくする突起11をウィンドウガラ 100に接触する部分に設ける。例えば先端が 角の突起(楔)などが好ましい。本例では図2 図3A,Bなどに示すようにウィンドウガラス100 の孔部の上側壁面に三角形の楔を取り付けて いる。突起11(楔)は、ひび割れなどにより破 したウィンドウガラス100を弾性力で突き破 ことができる。

 また、電源部3の上部には絶縁材料により 製作されたプレート5が設けられている。プ ート5には配線10、無線通信部2の電源端子6、 7用に配線があり、電源部3の電力供給端子と 続するための配線8、9もある。

 通報装置12は、アンテナ13、受信機14、コン ローラ15、警報装置16を備えている。また、 通報装置12は例えば車両などに搭載されてい 。
 アンテナ13は、無線通信部2から予め設定さ た間隔で送信される送信信号(電磁波)を受 する。その後、受信した送信信号を受信機14 により復調する。復調した送信信号に基づい てコントローラ15が正常であるか否かを判定 て警報装置16に通知する。

 コントローラ15は、一定の間隔で無線通信 2か送信信号を受信している場合は警報を出 しないように制御信号を警報装置16に出力 る。
 警報装置16は、スピーカやライトを備えて り、大音量または発光などによりウィンド ガラスが破損したことを知らせる。

 なお、ウィンドウガラス破損検出装置1は、 図4に示すようにウィンドウガラス100に設け れた複数の取り付け孔41に複数取り付けても よい。
 また、本例では無線通信をRFIDを用いたが、 他の電磁波を発信する回路を使用することも 可能である。

 また、平常時は電波が停止し、ガラスにひ が入りバネが伸びた時に電波を発信するよ にしてもよい。
 また、本発明は、上記実施の形態に限定さ るものでなく、本発明の要旨を逸脱しない 囲内で種々の改良、変更が可能である。