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Title:
DEVICE FOR GENERATING PROGRAM FOR COMBINED MACHINES ENABLING WATER-JET MACHINING AND WIRE ELECTRIC DISCHARGE MACHINING
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/008155
Kind Code:
A1
Abstract:
A program generating device (30) for combined machines (1) comprises an input unit (1) for selecting one of a first machining method for “only water-jet machining”, a second machining method for “only wire electric discharge machining”, and a third machining method for “water-jet machining and wire electric discharge machining” for each of partial shapes (straight lines OP, PQ, QR, RS, SO) into which the machining shape is divided, a first partial program generating unit (52, 62) for generating a first partial program (40) for machining by a water jet the partial shapes for which the first or third machining method is selected, a second partial program generating unit (54, 64) for generating a second partial program (50) for machining by wire electric discharge the partial shapes for which the second or third machining method is selected, and a partial program merging unit (70) for merging the first and second partial programs.

Inventors:
MOTOYA KYOKATSU (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/001810
Publication Date:
January 15, 2009
Filing Date:
July 07, 2008
Export Citation:
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Assignee:
SODICK CO LTD (JP)
MOTOYA KYOKATSU (JP)
International Classes:
B23Q15/00; B23H5/00; B23H7/20; B24C5/02; G05B19/4093
Foreign References:
JP2006110697A2006-04-27
JPS62140742A1987-06-24
JPS62224550A1987-10-02
JPH06161530A1994-06-07
Attorney, Agent or Firm:
KIMURA, Kaoru (12-1, Nakamachidai 3-chome,Tsuzuki-ku, Yokohama-sh, Kanagawa 22, JP)
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Claims:
ジェットノズルを用いたウォータジェット加工とワイヤ電極を用いたワイヤ放電加工を行なうことができる複合加工装置によってワークに加工形状を形成するための加工プログラムを生成するプログラム生成装置において、
前記加工形状を複数の部分形状に分割し、「ウォータジェット加工のみ」を表す第1の加工方法、「ワイヤ放電加工のみ」を表す第2の加工方法および「ウォータジェット加工とワイヤ放電加工」を表す第3の加工方法のうち1つを前記複数の部分形状に対し指定する入力装置と、
第1又は第3の加工方法が指定された部分形状にウォータジェット加工を行う第1の部分プログラムを作成する第1の部分プログラム作成部と、
第2又は第3の加工方法が指定された部分形状にワイヤ放電加工を行う第2の部分プログラムを作成する第2の部分プログラム作成部と、
第1および第2の部分プログラムを合成する部分プログラム合成部を含むプログラム生成装置。
前記加工形状を複数の部分形状に分割する分割点が前記入力装置に指定される請求の範囲第1項に記載のプログラム生成装置。
前記ジェットノズル又は前記ワイヤ電極が前記部分形状に接近するためのアプローチ点が前記分割点ごとに前記入力装置に指定され、前記アプローチ点は前記第1および第2の部分プログラム作成部へ提供される請求の範囲第2項に記載のプログラム生成装置。
前記加工形状の形成のために前記ジェットノズル又は前記ワイヤ電極が移動する加工方向が前記入力装置に指定され、前記加工方向は前記第1および第2の部分プログラム作成部へ提供される請求の範囲第1項に記載のプログラム生成装置。
前記加工方向は「時計回り」と「反時計回り」から選択される請求の範囲第4項に記載のプログラム生成装置。
前記加工形状の形成が開始される開始点が前記入力装置に指定され、前記開始点は前記第1および第2の部分プログラム作成部へ提供される請求の範囲第1項に記載のプログラム生成装置。
ウォータジェット加工とワイヤ放電加工の優先度が前記入力装置に指定され、前記優先度は部分プログラム合成部へ提供される請求の範囲第1項に記載のプログラム生成装置。
Description:
ウォータジェット加工とワイヤ 電加工が可能な複合加工装置のためのプロ ラム生成装置

本発明は、ワークにウォータジェット加工 とワイヤ放電加工を行なうことができる複合 加工装置に関する。特に、本発明は、複合加 工装置においてワークに加工形状を形成する 加工プログラムを生成する装置に関する。

超硬合金のような導電性の難切削材を複雑 な形状に加工できるワイヤ放電加工が知られ ている。工具としてのワイヤ電極は放電エネ ルギによって非接触でワークを加工するので 、形状精度が数μm以下で面粗さが数μmRz以下 極めて高精度な加工が可能である。

一方、砥粒を混入させた高圧水をジェット ノズルから噴射させてワークを切断するアブ レーシブウォータジェット加工が知られてい る。アブレーシブウォータジェット加工は、 ワイヤ放電加工の10倍近い速度で材料を除去 きる。しかしながら、ウォータジェット加 のようにウォータジェットを工具として使 する加工方法は、ワイヤ放電加工のように い形状精度や微小な面粗さを達成できない

特許文献1は、ウォータジェット加工の高 加工性能とワイヤ放電加工の高精度を生か べく、ウォータジェット加工とワイヤ放電 工を1台の加工装置で実施できるようにした 合加工装置を開示している。

特開2006-110697号公報

従来の複合加工装置は、ウォータジェット 加工を制御する第1の制御装置とワイヤ放電 工を制御する第2の制御装置を備えている。 1の制御装置は第1のプログラム生成装置を み、第2の制御装置は第2のプログラム生成装 置を含み、第1と第2のプログラム生成装置は 立して加工プログラムを生成する。ある形 を1つのワークに加工するためウォータジェ ット加工とワイヤ放電加工の両方が行われる 場合、作業者は加工形状のような共通情報を 第1と第2のプログラム生成装置に重複して入 することがある。これは加工プログラムの 成の効率を低下させてしまう。

本発明はこのような事情に鑑みてなされた もので、複合加工装置において効率よく加工 プログラムを生成することができるプログラ ム生成装置を提供することを目的とする。

本発明は、ジェットノズル(2)を用いたウォ ータジェット加工とワイヤ電極(8)を用いたワ イヤ放電加工を行なうことができる複合加工 装置によってワーク(9)に加工形状を形成する ための加工プログラムを生成するプログラム 生成装置に係わる。先の目的を達成するため に、本発明のプログラム生成装置(30)は、前 加工形状を複数の部分形状に分割し、「ウ ータジェット加工のみ」を表す第1の加工方 、「ワイヤ放電加工のみ」を表す第2の加工 方法および「ウォータジェット加工とワイヤ 放電加工」を表す第3の加工方法のうち1つを 記複数の部分形状に対し指定する入力装置( 31)と、第1又は第3の加工方法が指定された部 形状にウォータジェット加工を行うウォー ジェット加工プログラム(40)を作成する第1 部分プログラム作成部(52、62)と、第2又は第3 の加工方法が指定された部分形状にワイヤ放 電加工を行うワイヤ放電加工プログラム(50) 作成する第2の部分プログラム作成部(54、64) 、第1および第2の部分プログラムを合成す 部分プログラム合成部(70)を含む。

加工形状を複数の部分形状に分割する分割 点が入力装置(31)に指定されるようにしても い。更に、ジェットノズル又はワイヤ電極 前記部分形状に接近するためのアプローチ が前記分割点ごとに入力装置(31)に指定され そのアプローチ点は前記第1および第2の部 プログラム作成部へ提供されるようにして よい。

前記加工形状の形成のためにジェットノズ ル又はワイヤ電極が移動する加工方向が入力 装置(31)に指定され、前記加工方向は前記第1 よび第2の部分プログラム作成部へ提供され るようにしてもよい。また、前記加工形状の 形成が開始される開始点(O)が入力装置(31)に 定され、開始点(O)は前記第1および第2の部分 プログラム作成部へ提供されるようにしても よい。また、ウォータジェット加工とワイヤ 放電加工の優先度が入力装置(31)に指定され その優先度は部分プログラム合成部(70)へ提 されるようにしてもよい。

本発明によれば、ワークに加工形状を形成 するための加工プログラムを効率よく生成す ることができる。また、ウォータジェット加 工プログラムとワイヤ放電加工プログラムが 合成されるので、加工プログラムが効率よく 管理される。

図1は本発明のプログラム生成装置を備 えた複合加工装置を示す斜視図である。 図2は図1の複合加工装置を示すブロッ 図である。 図3はプログラム生成装置を示すブロッ ク図である。 図4はワーク中の加工形状の一例を示す 平面図である。 図5は図3のプログラム生成装置の表示 面の一例を示す。 図6はワークに形成された切り口のテー パを示す。 図7はノズルオフセットを示す。 図8はワイヤオフセットを示す。 図9は図3のプログラム生成装置の動作 示すフローチャートである。 図10はプログラム生成装置により生成 れた加工プログラムの一例を示す。 図11はプログラム生成装置の他の例を すブロック図である。

符号の説明

1 複合加工装置、2 ジェットノズル、3 上 ガイドアッセンブリ、4 下ガイドアッセンブ リ、5 ウォータジェット、6 加工槽、7 ワー クスタンド、8 ワイヤ電極、9 ワーク、10  電性液供給装置、11 高圧水発生装置、12 電 源装置、13 NC装置、14 切り口、16 回転軸、1 8 ギャップ、30 プログラム生成装置、31 入 装置、32 表示装置、33 記憶部、34 処理部 40 ウォータジェット加工プログラム、42  ォータジェット加工条件データベース、50  イヤ放電加工プログラム、51 部分形状抽出 部、52 ノズル経路抽出部、54 ワイヤ経路抽 部、56 切り落とし経路抽出部、58 ウォー ジェット加工条件設定部、59 ノズルオフセ ト演算部、60 切り落としプログラム、62  ォータジェット加工プログラム生成部、64  イヤ放電加工プログラム生成部、66 切り落 としプログラム生成部、68 ワイヤ放電加工 件設定部、69 ワイヤオフセット演算部、70  部分プログラム合成部、70 プログラム生成 置、71 入力装置、72 ネットワーク回線。

図1、2および3を参照して、本発明のプログ ラム生成装置を備えた複合加工装置が説明さ れる。ウォータジェット加工とワイヤ放電加 工が可能な複合加工装置1は、ジェットノズ 2と上下ガイドアッセンブリ3、4を含んでい 。ワーク9に向けてウォータジェットを形成 るほぼ円筒形状のジェットノズル2が垂直に 設けられている。ワイヤ電極8を精密に支持 る上下ワイヤガイドがそれぞれ上下ガイド ッセンブリ3、4中に収容されている。上下ガ イドアッセンブリ3、4はワーク9へ誘電性液を 噴射するそれぞれのノズルを備えている。ワ ーク9を載置するワークスタンド7が加工槽6中 に固定されている。

ジェットノズル2は直交する3軸の方向に移 可能である。更に、向きを変えるためジェ トノズル2は直交するA軸とB軸に関して回転 能である。上下ガイドアッセンブリ3、4は 交する3軸の方向に移動可能である。ジェッ ノズル2と上下ガイドアッセンブリ3、4の移 はNC装置13によって制御される。高圧水を発 生しジェットノズル2へ供給する高圧水発生 置11が設けられている。加工槽6と上下ガイ アッセンブリ3、4の中へ誘電性液を供給する 誘電性液供給装置10が設けられている。ワイ 電極8とワーク9との間に形成されるギャッ 18に放電を発生させるため電流パルスを発生 する電源装置12が設けられている。NC装置13は 電源装置12、誘電性液供給装置10および電源 置12も制御している。

複合加工装置1の動作が簡単に説明される ウォータジェット加工に先立って、ジェッ ノズル2はその待避位置からワーク9に接近し た動作位置へ移動させられ、高圧水発生装置 11が起動させられる。ウォータジェット加工 、ウォータジェット、言い換えればジェッ ノズル2が所定の経路に沿って移動させられ る。ワイヤ放電加工に先立って、ジェットノ ズル2はその待避位置へ移動させられる。上 ガイドアッセンブリ3、4がそれらの待避位置 からワーク9に接近した動作位置へ移動させ れる。ワイヤ電極8は上下ガイドアッセンブ 3、4間に張架され、誘電性液供給装置10およ び電源装置12が起動させられる。ワイヤ放電 工中、ワイヤ電極8、言い換えれば上下ワイ ヤガイドが所定の経路に沿って移動させられ る。

図3中に示されるように、NC装置13はプログ ム生成装置30としての機能も有しており、 ログラム生成装置30は入力装置31、表示装置3 2、記憶部33および処理部34から構成されてい 。入力装置31は、例えば、キーボード、マ ス、或いはタッチパネル等で構成されてお 、ウォータジェット加工プログラム、ワイ 放電加工プログラムおよび切り落としプロ ラムの生成に際して必要となる各種情報を 定する共通の手段として機能する。

各種情報20~29は図3の入力装置31に示され、 4を参照して説明される。「ウォータジェッ ト加工仕様」20は、ウォータジェット加工に 求される仕様、例えば寸法精度や面粗さを している。「ウォータジェット加工仕様」2 0は、ワークと工具に関する情報、例えばワ ク9の材質と厚さ、ジェットノズル2の径等を 含んでもよい。「加工形状」21は、ワーク9に 形成される加工形状を特定する情報である。 図4では、点P、Q、RおよびSによって囲まれた 方形が加工形状である。製品は、ワーク9の うち加工形状の外側である。「分割点」22は 加工形状を部分形状へ分割する点を表して る。加工形状は分割点O、P、Q、RおよびSに って5つの部分形状OP、PQ、QR、RSおよびSOへ分 割されている。

「加工方向」23は、加工形状の形成のため 工具が移動する方向を表している。「加工 向」23は「時計回り」と「反時計回り」か 選択される。「開始点」24は、加工形状の形 成が開始される点を表している。図4中の加 形状に対し「開始点」24は点Oである。

「加工方法」25は、各部分形状に適用され 加工方法を表している。加工方法は、少な とも、「ウォータジェット加工のみ」、「 イヤ放電加工のみ」および「ウォータジェ ト加工とワイヤ放電加工」から選ばれる。 般に、ワイヤ放電加工は高速ワイヤ放電加 とカットワイヤ放電加工(以下、単に「セカ ンドカット」と言う)に分けられる。高速ワ ヤ放電加工はファーストカットとも言う。 速ワイヤ放電加工では、大きな電気エネル ーによってワーク9に形状が形成される。セ ンドカットはウォータジェット加工又は高 ワイヤ放電加工の後に行われる。ほとんど 場合、セカンドカットは、切断面を所望の さに仕上げるための複数のステップを含む セカンドカットでは、電気エネルギーが段 的に減少させられる。好ましくは、加工方 は「ウォータジェット加工のみ」、「高速 イヤ放電加工のみ」、「高速ワイヤ放電加 とセカンドカット」および「ウォータジェ ト加工とセカンドカット」から選ばれる。 分形状OP、QRおよびSOはウォータジェット加 だけで形成される。部分形状PQはウォータ ェット加工とセカンドカットによって形成 れる。部分形状RSは高速ワイヤ放電加工とセ カンドカットによって形成される。

「アプローチ点」26は、ジェットノズル2又 はワイヤ電極8が部分形状に接近するための を表し、分割点ごとに指定される。例えば 分割点Pのアプローチ点は点Kであり、直線KP アプローチ経路と呼ばれる。アプローチ経 はジェットノズル2又はワイヤ電極8が部分 状から待避するためにも使用される。「橋 部」27は、製品をワーク9の残部へ接続する 絡部に相当する部分形状を表している。図4 の橋絡部は部分形状SOである。「優先度」28 は、ウォータジェット加工、ワイヤ放電加工 および切り落としに優先度を定めている。「 ワイヤ放電加工仕様」29はワイヤ放電加工に 求される仕様、例えば寸法精度や面粗さを している。「ワイヤ放電加工仕様」29は、 ークと工具に関する情報、例えばワーク材 、ワイヤ径等を含んでもよい。

表示装置32は、例えば、CRTディスプレイや 晶ディスプレイ等で構成されており、入力 置31中に入力された各種情報を表示するよ 機能する。入力情報は、図5に示されるよう 、図形や数値の形で表示される。

記憶部33は、例えば、ハードディスク、CD-R OM等で構成されており、ウォータジェット加 条件データベース42を記憶している。デー ベース42は、「ウォータジェット加工仕様」 20に関連付けられたデータ、例えばノズル移 速度Tおよびノズル傾斜角θを含んでいる。 ズル移動速度Tはジェットノズル2がXY平面を 移動する速度であり、言い換えれば工具とし てのウォータジェットの移動速度である。図 6中に示されるように、ウォータジェット5に ってワーク9中に形成された切り口14は、先 りの壁を有することが知られている。この うなテーパに因り、テーパ距離Dに相当する 材料がワーク9の底面上に残ってしまう。テ パ距離Dは、ノズル移動速度Tとワーク9の厚 に左右される。ノズル移動速度Tが大きくな とテーパ距離Dは大きくなる。図7中に示さ るように、切り口14の壁を垂直にするためジ ェットノズル2をA軸およびB軸のような回転軸 16を中心に角度θ傾斜させる必要がある。

更に、記憶部33は、ワイヤ放電加工条件デ タベース44を記憶している。データベース44 は、電源装置12がギャップ18に供給する電流 ルスに関する情報、例えば、電流パルスのON 時間(μs)、OFF時間(μs)および電流ピーク(A)を んでいる。更に、データベース44は、ギャッ プ18のサイズG(μm)を含んでいる。ギャップサ ズGは電流パルスのエネルギーによって左右 される。

処理部34はCPUから構成されている。入力装 31に入力された各種情報は処理部34へ提供さ れ、処理部34は加工プログラムを生成する。 理部34は、部分形状抽出部51、ノズル経路抽 出部52、ワイヤ経路抽出部54および切り落と 経路抽出部56を含んでいる。「加工形状」21 「分割点」22が部分形状抽出部51へ提供され ている。「加工方向」23、「開始点」24、「 工方法」25、「アプローチ点」26および「橋 部」27が、ノズル経路抽出部52およびワイヤ 経路抽出部54へ提供されている。「開始点」2 4、「加工方法」25、「アプローチ点」26およ 「橋絡部」27が、切り落とし経路抽出部56へ 提供されている。部分形状抽出部51は、ノズ 経路抽出部52、ワイヤ経路抽出部54および切 り落とし経路抽出部56へ接続されている。

処理部34は、ウォータジェット加工条件設 部58とノズルオフセット演算部59を含んでい る。「ウォータジェット加工仕様」20がウォ タジェット加工条件設定部58へ提供されて る。ウォータジェット加工条件設定部58は、 ウォータジェット加工条件、例えば、ノズル 移動速度Tとノズル傾斜角θを検索するため、 ウォータジェット加工条件データベース42へ 続されている。ノズルオフセット演算部59 、ジェットノズル2の径とノズル傾斜角θに づいてノズルオフセットeを演算するため、 ォータジェット加工条件設定部58へ接続さ ている。

処理部34は、ワイヤ放電加工条件設定部68 ワイヤオフセット演算部69を含んでいる。「 加工方法」25と「ワイヤ放電加工仕様」29が イヤ放電加工条件設定部68へ提供されている 。ワイヤ放電加工条件設定部68は、ギャップ イズGを含むワイヤ放電加工条件を検索する ため、ワイヤ放電加工条件データベース44へ 続されている。ワイヤオフセット演算部69 、図8中に示されるようにワイヤ電極8の径d ギャップサイズGに基づいてワイヤオフセッ を演算するため、ワイヤ放電加工条件設定 68へ接続されている。

更に、処理部34は、ウォータジェット加工 ログラム生成部62、ワイヤ放電加工プログ ム生成部64、切り落としプログラム生成部66 よび部分プログラム合成部70を含んでいる ウォータジェット加工プログラム生成部62は ノズル経路抽出部52へ接続され、ワイヤ放電 工プログラム生成部64はワイヤ経路抽出部54 へ接続されている。切り落としプログラム生 成部66は切り落とし条件を記憶しており、切 落とし経路抽出部56へ接続されている。プ グラム生成部62、64および66は部分プログラ を生成するために設けられている。部分プ グラムを合成して加工プログラムを生成す ため、部分プログラム合成部70はプログラム 生成部62、64および66へ接続され、「優先度」 28が部分プログラム合成部70へ提供されてい 。部分プログラム合成部70が生成した加工プ ログラムは記憶部33に格納される。

図9を参照してプログラム生成装置30が図4 加工形状を形成するプログラムを生成する ロセスが説明される。ステップS1で、作業者 が「加工形状」21と「分割点」22を入力装置31 に入力する。例えば、「加工形状」21として 端点S、P、QおよびRのXY平面における座標と 辺の形状、すなわち「直線」が入力される 「分割点」22として、加工形状の上の点O、P 、Q、RおよびSのXY平面における座標が入力さ る。ステップS2で、部分形状抽出部51は、5 の直線OP、PQ、QR、RSおよびSOを部分形状とし 抽出する。

ステップS3で、作業者は、「加工方向」23 「開始点」24、「加工方法」25、「アプロー 点」26、「橋絡部」27および「優先度」28を 力装置31に入力する。「加工方向」23として 、加工形状に対し「時計回り」が選択される 。加えて、「加工方向」23として、複数のワ ヤ放電加工ステップが行われる一つの部分 状に対し「時計回りと反時計回りを交互に う」の指定が選択される。「開始点」24と て点Oが指定される。「加工方法」25として 部分形状OPとQRに対し「ウォータジェット加 のみ」が指定される。ワーク9から切り落と された材料が下ガイドアッセンブリ4に衝突 ないよう、橋絡部SOに対しては「ウォータジ ェット加工のみ」が指定されることが好まし い。部分形状SOに対し「加工しない」の指定 選択することもできる。部分形状PQに対し ウォータジェット加工とセカンドカット」 指定される。部分形状RSに対し「高速ワイヤ 放電加工とセカンドカット」が指定される。

「アプローチ点」26として、分割点O、P、Q RおよびSに対し、点J、K、L、MおよびNのXY平 における座標が入力される。「橋絡部」27 して部分形状SOが選択される。「優先度」28 して「ワイヤ放電加工に対しウォータジェ ト加工を優先する」および「切り落としは の全ての加工の終了後に行う」の規則が選 される。

ステップS41で、作業者は「ウォータジェッ ト加工仕様」20を入力装置31に入力する。「 ォータジェット加工仕様」20として、面粗さ 等が部分形状OP、PQおよびQRに対し指定される 。各ステップS42で、ウォータジェット加工条 件設定部58は一組のウォータジェット加工条 を設定する。ウォータジェット加工条件は ズル移動速度Tとノズル傾斜角θを含む。ス ップS43で、ノズル経路抽出部52は、部分形 OP、PQ、QR、RSおよびSOと、各種情報23、24、25 26および27に基づいて、ジェットノズル2の 路を抽出する。ノズル経路は「J→O→P→K→P →Q→L→Q→R→M」である。部分形状SOは橋絡 として指定されているので、ノズル経路か 除外されている。

ステップS44で、ノズルオフセット演算部58 ノズルオフセットeを演算する。ステップS45 で、ウォータジェット加工プログラム生成部 62が、ノズル経路とウォータジェット加工条 に基づいて、ウォータジェット加工プログ ム40を生成する。部分プログラム40の一例が 図10中に示されている。ノズル経路「J→O→P K→P→Q→L→Q→R→M」は、ノズルオフセット e分、加工形状の内側へ補正される。ウォー ジェット加工プログラム40は、ジェットノズ ル2の移動の他に、段取りプログラムを含む うにしてもよい。プログラム40は、例えば、 上下ガイドアッセンブリ3、4の退避位置への 動を含んでもよい。また、部分プログラム4 0は、例えば、高圧水発生装置11の起動および 停止を含んでもよい。

ステップS51で、作業者は「ワイヤ放電加工 仕様」29を入力装置31に入力する。「ワイヤ 電加工仕様」29として、面粗さ等が部分形状 PQとRSに対し指定される。ステップS52で、ワ ヤ放電加工条件設定部68は複数組のワイヤ放 電加工条件を設定する。レコードの数は、「 加工方法」25と「ワイヤ放電加工仕様」29に 右される。部分形状RSに対するセカンドカッ トが5つのステップを必要とする場合、6つの コードが部分形状RSに対して必要となる。 レコードはギャップサイズGを含んでいる。 テップS53で、ワイヤ経路抽出部54は、加工 件と、部分形状OP、PQ、QR、RSおよびSOと、各 情報23、24、25、26および27に基づいて、ワイ ヤ電極8の経路を抽出する。ワイヤ経路は「K P→Q→L(セカンドカット・ステップ1)→Q→P K(ステップ2)→P→Q→L(ステップ3)→Q→P→K(ス テップ4)→P→Q→L(ステップ5)→…、M→R→S→N (高速ワイヤ放電加工)→S→R→M(セカンドカッ ト・ステップ1)→R→S→N(ステップ2)→…」で る。

ステップS54で、ワイヤオフセット演算部68 ワイヤオフセットを演算する。ステップS55 、ワイヤ放電加工プログラム生成部64が、 イヤ経路とワイヤ放電加工条件に基づいて ワイヤ放電加工プログラム50を生成する。ワ イヤ経路は、ワイヤオフセット分、加工形状 の内側へ補正される。部分プログラム50の一 が図10中に示されている。「C102」と「H102」 は、それぞれ、セカンドカットのステップ1 おけるワイヤ放電加工条件とワイヤオフセ トを示している。「C101」と「H101」は、それ ぞれ、高速ワイヤ放電加工におけるワイヤ放 電加工条件とワイヤオフセットを示している 。ワイヤ放電加工プログラム50は、ワイヤ電 8の移動の他に、段取りプログラムを含むよ うにしてもよい。プログラム50は、例えば、 ェットノズル2の退避位置への移動を含んで もよい。また、部分プログラム50は、例えば 誘電性液供給装置10の起動および停止を含 でもよい。

ステップS61で、切り落とし経路抽出部56は 加工条件と、部分形状OP、PQ、QR、RSおよびSO と、各種情報24、25、26および27に基づいて、 り落とし経路を抽出する。切り落とし経路 、開始点Oのアプローチ点Jから始まる最短 路である。ジェットノズル2の切り落とし経 は「J→O→S→N」である。

ステップS62で、切り落としプログラム生成 部66が、切り落とし経路と切り落とし条件に づいて、切り落としプログラム60を生成す 。切り落とし経路は、ノズルオフセット分 加工形状の内側へ補正される。部分プログ ム60の一例が図10中に示されている。切り落 しプログラム60は、ジェットノズル2の移動 他に、上下ガイドアッセンブリ3、4の退避 置への移動、高圧水発生装置11の起動および 停止を含んでもよい。

ステップS9で、部分プログラム合成部70は 「優先度」28に基づいて、ウォータジェット 加工プログラム40、ワイヤ放電加工プログラ 50および切り落としプログラム60を順に合成 する。合成された加工プログラムはプログラ ムファイルとして記憶部33中に格納される。

なお、本発明は上述した実施例に限定され るものではなく、種々の変形が可能であるこ とは勿論である。例えば、図11中に示される うに、各種情報を入力するための入力装置7 1がネットワーク回線72等を介して複数のプロ グラム生成装置74、76および78へ接続されても よい。また、ウォータジェット加工条件設定 部58とワイヤ放電加工条件設定部68は、デー ベースに替えて、数式を利用して加工条件 設定するようにしてもよい。




 
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