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Title:
DISCHARGE LAMP ELECTRON BALLAST
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/014204
Kind Code:
A1
Abstract:
A discharge lamp electron ballast includes a power conversion circuit having an inverter circuit and a resonance circuit, a drive circuit, a frequency control circuit, a prediction circuit, and a correction circuit. The inverter circuit applies a load voltage to a load circuit containing a lamp via the resonance circuit. The prediction circuit predicts a resonance frequency of a combination of the resonance circuit and the load circuit after lamp ignition. The resonance frequency is predicted according to an input signal expressing a load voltage in a period from the start of the inverter circuit operation frequency sweep to the moment immediately after the lamp ignition. A correction circuit modifies the end frequency of the sweep to the resonance frequency.

Inventors:
MAKIMURA SHINJI (JP)
KIDO HIROSHI (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/063372
Publication Date:
January 29, 2009
Filing Date:
July 25, 2008
Export Citation:
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Assignee:
PANASONIC ELEC WORKS CO LTD (JP)
MAKIMURA SHINJI (JP)
KIDO HIROSHI (JP)
International Classes:
H05B41/24; H05B41/392
Foreign References:
JP2004127656A2004-04-22
JP2005135642A2005-05-26
JP2003109785A2003-04-11
JP2003332090A2003-11-21
Other References:
See also references of EP 2175699A4
Attorney, Agent or Firm:
NISHIKAWA, Yoshikiyo et al. (Umeda Square Bldg. 9F12-17, Umeda 1-chome, Kita-ku, Osaka-shi, Osaka 01, JP)
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Claims:
 インバータ回路及び共振回路を含み、インバータ回路でDC電源回路からのDC電圧をAC電圧に変換し、該共振回路を経由して、該AC電圧を、少なくとも放電ランプを含む負荷回路に印加するように構成される電力変換回路と、
 制御信号に従って、該インバータ回路の動作周波数を調整するように構成される駆動回路と、
 該制御信号を該駆動回路に供給して、該インバータ回路の動作周波数を開始周波数から終了周波数にスイープすることにより、該負荷回路に印加される該AC電圧である負荷電圧を増大するように構成される周波数制御回路と
 を備える放電ランプ用電子バラストであって、
 該電子バラストは、更に、
 該放電ランプの点火後の該共振回路及び該負荷回路の組合せの共振周波数を予測するように構成され、該共振周波数は、該動作周波数のスイープの開始から該放電ランプの点火直後の時点までの期間内における該負荷電圧を表す入力信号に基づいて、予測される予測回路と、
 前記終了周波数を該共振周波数に変更するように構成される補正回路と
を備える
 放電ランプ用電子バラスト。
 該予測回路は、
 (A) 前記期間内における該負荷電圧を表す入力信号と該入力信号に対応する該インバータ回路の動作周波数との各組合せに直線又は曲線近似を使い、
 (B) 該電力変換回路の実質的な最大AC電圧との該直線又は曲線の交点に対応する周波数から、前記組合せの共振周波数を得る
ように構成され、
 該インバータ回路の動作周波数は、該制御信号から引き出される
 請求項1記載の放電ランプ用電子バラスト。
 該予測回路は、実変化率を計算し、特定の相関関係と同じ相関関係を該実変化率と持つ共振周波数から、前記組合せの共振周波数を得るように構成され、
 該実変化率は、特定の期間の最初と最後に得られる該負荷電圧を表す入力信号の変化率であり、
 該特定の相関関係は、特定の期間の最初と最後に予め得られた該負荷電圧を表す入力信号の変化率と、前記組合せの予め得られた共振周波数との間の相関関係であり、
 該特定の期間は、該動作周波数のスイープの開始から該放電ランプの点火前の時点までの期間である
 請求項1記載の放電ランプ用電子バラスト。
 該予測回路は、該動作周波数のスイープの開始に該負荷電圧を表す入力信号を受信し、特定の相関関係と同じ相関関係を該入力信号と持つ共振周波数から、前記組合せの共振周波数を得るように構成され、
 該特定の相関関係は、該動作周波数のスイープの開始に予め得られた該負荷電圧を表す入力信号と、前記組合せの予め得られた共振周波数との間の相関関係である
 請求項1記載の放電ランプ用電子バラスト。
 該予測回路は、
 (a) 該制御信号から、特定の電圧に等しい該負荷電圧を表す入力信号に対応する、該インバータ回路の動作周波数を引き出し、
 (b) 特定の相関関係と同じ相関関係を該動作周波数と持つ共振周波数から、前記組合せの共振周波数を得る
ように構成され、
 該特定の相関関係は、該制御信号から予め引き出された、該特定の電圧に等しい該負荷電圧を表す入力信号に対応する、該インバータ回路の動作周波数と、前記組合せの予め得られた共振周波数との間の相関関係である
 請求項1記載の放電ランプ用電子バラスト。
 該予測回路は、
 (i) 該制御信号から、該放電ランプの点火直後の時点での該負荷電圧を表す入力信号に対応する、該インバータ回路の動作周波数を引き出し、
 (ii)特定の相関関係と同じ相関関係を該動作周波数と持つ共振周波数から、前記組合せの共振周波数を得る
ように構成され、
 該特定の相関関係は、該制御信号から予め引き出された、該放電ランプの点火直後の時点での該負荷電圧を表す入力信号に対応する、該インバータ回路の動作周波数と、前記組合せの予め得られた共振周波数との間の相関関係である
 請求項1記載の放電ランプ用電子バラスト。
 該周波数制御回路は、該負荷電圧のフィードバック制御により、該負荷電圧が目標電圧と等しくなるように該インバータ回路の動作周波数を調整するための制御信号を該駆動回路に供給する請求項1から6の何れか1項に記載の放電ランプ用電子バラスト。
 該周波数制御回路は、調光信号に従って、該インバータ回路の動作周波数を該開始周波数から該終了周波数に周期的にスイープすることにより、該放電ランプを周期的にオン及びオフするように構成される請求項1から6の何れか1項に記載の放電ランプ用電子バラスト。
 該負荷回路は、該電力変換回路の出力と接続される誘導コイルと、該誘導コイルに隣接した無電極放電ランプとを備える請求項1から6の何れか1項に記載の放電ランプ用電子バラスト。
 請求項1から6の何れか1項に記載の放電ランプ用電子バラストを備える照明器具。
Description:
放電ランプ用電子バラスト

 本発明は一般に電子バラスト、より詳細 はインバータ回路の動作周波数を開始周波 から終了周波数にスイープして負荷電圧を 大するように構成される放電ランプ用電子 ラストに関するものである。

 図1は、従来技術の放電ランプ用電子バラス トを示す。該バラストは、DC(直流)電源回路1 電力変換回路2、負荷回路3、駆動回路4及び 波数制御回路5を含む。DC電源回路1は、AC電 VinからのAC(交流)電圧をDC電圧V 1 に変換するように構成される。電力変換回路 2は、インバータ回路20及び共振回路25を含む 回路2は、インバータ回路20でDC電源回路1か のDC電圧をAC電圧に変換し、共振回路25を経 して、AC電圧を、少なくとも放電ランプを む負荷回路3に印加するように構成される。 荷回路3は、電力変換回路2の出力と接続さ る誘導コイル30と、コイル30に隣接した無電 放電ランプ31とを含む。一例において、図2 示すように、負荷回路3は、回路2の出力と 続される蛍光ランプ32と、ランプ32の両フィ メント間に接続されるキャパシタ33とを含 ことができる。

 駆動回路4は、周波数制御回路5からの制御 号に従って、インバータ回路20の動作周波数 を調整するように構成される。周波数制御回 路5は、実質的に該制御信号を駆動回路4に供 して、インバータ回路20の動作周波数を開 周波数から終了周波数にスイープすること より、負荷回路3に印加される該AC電圧(即ち 荷電圧)V 3 を増大するように構成される。例えば、終了 周波数は、放電ランプの点火(即ちランプ点 )後の共振回路25及び負荷回路3の組合せの共 周波数に設定される一方、開始周波数は、 振周波数よりも高い周波数に設定される。 れ故に、インバータ回路20の動作周波数が 始周波数から終了周波数にスイープされる 果、負荷電圧が増大される。このように、 荷電圧を増大することにより、放電ランプ 、負荷インピーダンスの変化の影響下でも 尾よく始動することができる。

 しかしながら、放電ランプを共振により点 する構成では、上記組合せに対応する共振 性は、周囲温度の変動;構成要素のばらつき 及び経年変化;及びバラストを含む照明器具 金属筐体(反射板等)等の種々の要因によって 変化し得る。特に、放電ランプが無電極放電 ランプ31であれば、ランプ31は蛍光ランプよ も高いQを必要とするので、負荷インピーダ スが、図4に示すようにランプ31への反射板9 0の近接によって、顕著に変化する。また、 荷電圧も変化する。即ち、反射板90に起因す るインダクタンス成分が誘導コイル30と並列 接続されるので、誘導電流I 90 が、コイル30からの電磁誘導によって該イン クタンス成分を流れる。その結果、図3に示 すように、始動及び動作モードの共振特性が 高周波側に、つまり“負荷インピーダンスに 変化なし”の共振特性から“負荷インピーダ ンスに変化あり”の共振特性にシフトする。 このように、動作モードの共振周波数に設定 されるべき終了周波数feが、該共振周波数よ も低い周波数にシフトすれば、放電ランプ 自然にオフされ得る(即ち立消えが発生し得 る)ので、ランプの点灯動作を維持すること 困難となる。

 図1に示すように、可変抵抗VRを周波数制 回路5に接続すれば、終了周波数feを抵抗VR 調整することができる。従って、終了周波 feを、“負荷インピーダンスに変化あり”の 共振特性における共振周波数に調整すること ができる。しかしながら、様々な照明器具の 型が存在するので、全ての照明器具が終了周 波数のマニュアル調整を必要とし、製造コス トがより高くなる。

 2003年11月21日公開の日本国特許出願公開 号2003-332090に開示された装置は、発振手段の 出力周波数に関連した周波数に応じて電力増 幅器の出力の設定値(目標値)を変化させる手 を含む。

 本発明の目的は、インバータ回路の動作 波数のスイープの終了周波数をマニュアル 調整することなく、点火後の放電ランプの 作を安定に維持することにある。

 本発明の放電ランプ用電子バラストは、 力変換回路、駆動回路及び周波数制御回路 備える。電力変換回路は、インバータ回路 び共振回路を含む。電力変換回路は、イン ータ回路でDC電源回路からのDC電圧をAC電圧 変換し、共振回路を経由して、該AC電圧を 少なくとも放電ランプを含む負荷回路に印 するように構成される。駆動回路は、周波 制御回路からの制御信号に従って、インバ タ回路の動作周波数を調整するように構成 れる。周波数制御回路は、該制御信号を駆 回路に供給して、インバータ回路の動作周 数を開始周波数から終了周波数にスイープ ることにより、負荷回路に印加される該AC電 圧(即ち負荷電圧)を増大するように構成され 。本発明の特徴に従って、該電子バラスト 、予測回路及び補正回路を更に備える。予 回路は、放電ランプの点火後の共振回路及 負荷回路の組合せの共振周波数を予測する うに構成される。該共振周波数は、該動作 波数のスイープの開始から放電ランプの点 直後の時点までの期間内における該負荷電 を表す入力信号に基づいて、予測される。 正回路は、前記終了周波数を該共振周波数 変更するように構成される。この発明では 終了周波数が、放電ランプの点火後の共振 路及び負荷回路の組合せの共振周波数に自 的に変更される。従って、インバータ回路 動作周波数のスイープの終了周波数をマニ アルで調整することなく、点火後の放電ラ プの動作を安定に維持することができる。

 一実施形態において、予測回路は、(A)  記期間内における該負荷電圧を表す入力信 と該入力信号に対応するインバータ回路の 作周波数との各組合せに直線又は曲線近似 使い、(B) 電力変換回路の実質的な最大AC電 との該直線又は曲線の交点に対応する周波 から、前記組合せの共振周波数を得るよう 構成される。インバータ回路の動作周波数 、該制御信号から引き出される。

 一実施形態において、予測回路は、実変 率を計算し、特定の相関関係と同じ相関関 を該実変化率と持つ共振周波数から、前記 合せの共振周波数を得るように構成される 実変化率は、特定の期間の最初と最後に得 れる該負荷電圧を表す入力信号の変化率で る。特定の相関関係は、特定の期間の最初 最後に予め得られた該負荷電圧を表す入力 号の変化率と、該組合せの予め得られた共 周波数との間の相関関係である。特定の期 は、該動作周波数のスイープの開始から放 ランプの点火前の時点までの期間である。

 一実施形態において、予測回路は、該動 周波数のスイープの開始に該負荷電圧を表 入力信号を受信し、特定の相関関係と同じ 関関係を該入力信号と持つ共振周波数から 前記組合せの共振周波数を得るように構成 れる。特定の相関関係は、該動作周波数の イープの開始に予め得られた該負荷電圧を す入力信号と、前記組合せの予め得られた 振周波数との間の相関関係である。

 一実施形態において、予測回路は、(a)  制御信号から、特定の電圧に等しい該負荷 圧を表す入力信号に対応する、インバータ 路の動作周波数を引き出し、(b) 特定の相関 関係と同じ相関関係を該動作周波数と持つ共 振周波数から、前記組合せの共振周波数を得 るように構成される。特定の相関関係は、該 制御信号から予め引き出された、該特定の電 圧に等しい該負荷電圧を表す入力信号に対応 する、インバータ回路の動作周波数と、前記 組合せの予め得られた共振周波数との間の相 関関係である。

 一実施形態において、予測回路は、(i)  制御信号から、放電ランプの点火直後の時 での該負荷電圧を表す入力信号に対応する インバータ回路の動作周波数を引き出し、(i i)特定の相関関係と同じ相関関係を該動作周 数と持つ共振周波数から、前記組合せの共 周波数を得るように構成される。特定の相 関係は、該制御信号から予め引き出された 放電ランプの点火直後の時点での該負荷電 を表す入力信号に対応する、インバータ回 の動作周波数と、前記組合せの予め得られ 共振周波数との間の相関関係である。

 一実施形態において、周波数制御回路は 該負荷電圧のフィードバック制御により、 負荷電圧が目標電圧と等しくなるようにイ バータ回路の動作周波数を調整するための 御信号を該駆動回路に供給する。

 一実施形態において、周波数制御回路は 調光信号に従って、インバータ回路の動作 波数を該開始周波数から該終了周波数に周 的にスイープすることにより、放電ランプ 周期的にオン及びオフするように構成され 。

 一実施形態において、負荷回路は、電力 換回路の出力と接続される誘導コイルと、 導コイルに隣接した無電極放電ランプとを える。

 本発明の照明器具は、前記電子バラスト 備える。

 本発明の好ましい実施形態をさらに詳細に 述する。本発明の他の特徴および利点は、 下の詳細な記述および添付図面に関連して 層良く理解されるものである。
従来技術の放電ランプ用電子バラスト 概要図である。 負荷回路の一例を例示する。 図1の電子バラストの課題の説明図であ る。 該課題の説明図である。 本発明の第1実施形態による放電ランプ 用電子バラストの概要図である。 第1実施形態の予測説明図である。 第1実施形態の動作説明図である。 第1実施形態の動作説明図である。 予測の代替例を例示する。 本発明の第2実施形態による放電ラン 用電子バラストの予測説明図である。 第2実施形態の予測説明図である。 本発明の第3実施形態による放電ラン 用電子バラストの予測説明図である。 本発明の第4実施形態による放電ラン 用電子バラストの予測説明図である。 本発明の第5実施形態による放電ラン 用電子バラストの予測説明図である。 本発明の第6実施形態による放電ラン 用電子バラストの概要図である。 本発明の第7実施形態による放電ラン 用電子バラストの動作説明図である。 予測動作の代替例を例示する。 照明器具を例示する。 照明器具を例示する。

 (第1実施形態)
 図5は本発明の第1実施形態による放電ラン 用電子バラストを示す。該バラストは、DC電 源回路1、電力変換回路2、負荷回路3、駆動回 路4及び周波数制御回路5を、図1のバラストと 同様に含む。

 DC電源回路1は、交流電源VinからのAC電圧をDC 電圧V 1 に変換するように構成される。例えば、回路 1は、全波整流器10及び昇圧コンバータ11を含 。コンバータ11は、インダクタ12、スイッチ ング装置(例えばFET)13、ダイオード14、キャパ シタ15及び昇圧制御回路16から構成される。

 電力変換回路2は、インバータ回路20及び共 回路25を含む。この回路2は、インバータ回 20でDC電源回路1からのDC電圧V 1 をAC電圧に変換し、共振回路25を経由して、AC 電圧を、負荷回路3に印加するように構成さ る。例えば、インバータ回路20は、ハーフブ リッジインバータであり、スイッチング装置 (例えばFET)21及び22を含む。共振回路25は、例 ばインダクタ26及びキャパシタ27及び28を含 。

 負荷回路3は、少なくとも放電ランプを含 む。図5の例では、負荷回路3は、電力変換回 2の出力と接続される誘導コイル30と、コイ 30に隣接した無電極放電ランプ31とを含む。 ランプ31は、不活性ガス及び金属蒸気等の放 ガス(例えば水銀及び希ガス)を充填された ガラス・バルブ又はガラス球等のエンベロ プを持つ。エンベロープは、透明であるか いはその内面に塗布された蛍光体を含む。 お、これに限らず、本発明の負荷回路は、 えば、図2と同様に、蛍光ランプ32及びキャ シタ33を含んでもよい。

 駆動回路4は、実質的に周波数制御回路5か の制御信号I 5 に従って、インバータ回路20の動作周波数を 整するように構成される。例えば、回路4は 、分圧器41及びVCO(電圧制御発振器)40等を含む 。分圧器41は、基準電圧源E1とグランドとの に直列に接続される抵抗42及び43から構成さ る。抵抗42及び43の接合点は、実質的に周波 数制御回路5からの制御信号I 5 を受信するための端子Tinと、VCO40の入力端子 に接続される。それ故に、制御信号I 5 に対応する端子Tinの電圧が、VCO40の入力端子 印加される。VCO40は、制御信号I 5 、即ち端子Tinの電圧に対応する発振周波数を 持つ方形波状の駆動信号を、スイッチング装 置21及び22の各ゲートに供給する。第1実施形 では、端子Tinの電圧が増大又は低減されれ 、発振周波数は、それぞれ低減又は増大さ る。また、両駆動信号は、約180°の位相差 持ち、端子H OUT 及びH GND と端子L OUT 及びL GND とに印加される。それ故に、スイッチング装 置21及び22が、制御信号I 5 に対応する発振周波数を持つ駆動信号によっ て交互にオン及びオフされる。その結果、イ ンバータ回路20は、制御信号I 5 に対応する周波数(即ち動作周波数)で動作す 。

 周波数制御回路5は、該制御信号を駆動回路 4に供給することにより、駆動回路4を介して ンバータ回路20の動作周波数を調整するよ に構成される。例えば、回路5は、該制御信 を駆動回路4に供給して、インバータ回路20 動作周波数を開始周波数から終了周波数に イープすることにより、負荷回路3に印加さ れる該AC電圧、即ち負荷電圧V 3 を増大する。負荷電圧V 3 は、ランプ31を始動及び再始動するための始 電圧及び再始動電圧よりも低い電圧からそ 始動電圧及び再始動電圧よりも高い電圧に 大される。

 図5の例では、周波数制御回路5は、スイ チ装置50、キャパシタ51、抵抗52-56、ダイオ ド57及び演算増幅器(オペ・アンプ)58から構 される。スイッチ装置50は、始動信号Vstに従 って、周波数制御回路5をオン又はオフする 例えば、周波数制御回路5はスイッチ装置50 オフされればオンされる一方、周波数制御 路5はスイッチ装置50がオンされればオフさ る。キャパシタ51及び抵抗52は、積分回路を 成し、基準電圧源E1の基準電圧が供給され 。抵抗54及び55及びオペ・アンプ58は、非反 増幅器を構成し、積分回路の出力を増幅す 。また、ダイオード57によって、周波数制御 回路5は、非反転増幅器の出力電圧が端子Tin 電圧以下である間作動する。詳しくは、非 転増幅器の出力電圧は、負荷回路3がインピ ダンスに変化を持たない(例えばバラストが 金属筐体(図4の反射板90)を持たない)ときに、 基準電圧源E1の電圧のみによる抵抗43の電圧 上になるように設定される。

 駆動回路4及び周波数制御回路5の動作原理 説明する。周波数制御回路5において、スイ チ装置50が始動信号Vstに従ってオフされる 積分回路が作動される。続いて、キャパシ 51の電圧が積分回路の時定数に応じて増大( イープ)される一方、非反転増幅器の出力電 V 58 が積分回路の出力に応じて増大される。それ により、非反転増幅器の出力と端子Tinとの間 の電位差が低減されるので、制御信号(即ち 子Tinから引き抜かれる電流)が減少される一 、抵抗43を流れる電流が増大されて、抵抗43 の電圧が増大される。その結果、スイッチン グ装置21及び22のゲートに供給される駆動信 の各発振周波数が低減される。即ち、イン ータ回路20の動作周波数が、積分回路の出力 に応じて、開始周波数から終了周波数に低減 (スイープ)される。それにより、負荷電圧V 3 は、始動電圧及び再始動電圧よりも低い電圧 から始動電圧及び再始動電圧よりも高い電圧 に増大される。また、数十kHzから数MHzの範囲 内の高周波電流が誘導コイル30に供給される それ故に、ランプ31は、動作周波数が終了 波数に増大される前に点灯される。この時 高周波プラズマ電流がランプ31内でコイル30 らの高周波電磁界によって発生され、ラン 31は紫外線又は可視光を発する。

 本発明の特徴に従って、電子バラストは 検出回路6、予測回路7及び補正回路8を更に む。これら回路は、図1の可変抵抗VRに代え 、該バラストに組み込まれる。

 検出回路6は、負荷電圧V 3 を表す検出信号(アナログ電圧信号)を予測回 7に供給するように構成される。図5の例で 、回路6は、分圧器、半端整流器及び平滑キ パシタ65を含む。分圧器は、抵抗61及び62か 構成される。半端整流器は、ダイオード63 び64から構成される。

 予測回路7は、放電ランプの点火後における 共振回路25及び負荷回路3の組合せの共振周波 数を予測し、終了周波数を該共振周波数に変 更するための補正信号を補正回路8に供給す ように構成される。共振周波数は、インバ タ回路の動作周波数のスイープの開始から 電ランプの点火直後の時点までの期間内に ける負荷電圧V 3 を表す入力信号に基づいて、予測される。以 下、該共振周波数及び期間をそれぞれ“予測 共振周波数”及び“最大検出期間”という。

 例えば、予測回路7は、A/D変換器71、D/A変換 72及びMPU(マイクロプロセッサユニット)70を む。A/D変換器71は、検出回路6からの検出信 をデジタル信号に変換し、該デジタル信号 MPU70のデジタル入力端子に供給するように 成される。それにより、MPU70は、負荷電圧V 3 を表すデジタル信号(入力信号)を受信するこ ができる。D/A変換器72は、MPU70のデジタル出 力端子からの補正信号をアナログ電圧信号に 変換し、該アナログ電圧信号を補正回路8に 給するように構成される。

 MPU70は、入力端子IN1及びIN2を更に有し、入 端子IN1及びIN2を介して、それぞれ始動信号Vs t及び非反転増幅器の出力電圧V 58 を受信する。電圧V 58 は、入力端子IN2の内蔵A/D変換器を介して受信 される。また、MPU70は記憶装置を含み、これ 、予測共振周波数を得るためのプログラム に加えて、第1及び第2テーブルを格納する 第1テーブルは、制御信号I 5 から得られる電圧V 58 のデジタル値と、該デジタル値に対応するイ ンバータ回路20の動作周波数との種々の組合 を含む。第2テーブルは、インバータ回路20 動作周波数(VCOの発振周波数)と該動作周波 に対応する端子Tinの電圧のデジタル値との 々の組合せを含む。

 第1実施形態では、図6に示すように、MPU70は 、直線近似によって予測共振周波数を得るよ うに構成される。即ち、MPU70は、最大検出期 内の特定の期間の間、A/D変換器71を介して 負荷電圧V 3 を表すデジタル信号V1-Vnを受信し、また入力 子IN2を介して、デジタル信号V1-Vnと同期し 電圧V 58 のデジタル値をそれぞれ得る。これらデジタ ル値は、第1テーブルによって、それぞれ動 周波数f1-fnに変換される。要するに、動作周 波数f1-fnは、VCO40の発振周波数を調整するた の制御信号I 5 から引き出される。また、MPU70は、信号V1-Vn 動作周波数f1-fnとの各組合せに直線近似を使 い、電力変換回路2の実質的な最大AC電圧Vmax の該直線の交点に対応する周波数から、予 共振周波数を得る。図6の例では、予測共振 波数は交点に対応する周波数である。図6の 近似式において、“y”及び“x”は、それぞ 負荷電圧及び動作周波数であり、“a”及び “b”の各々は係数である。また、MPU70は、第 2テーブルから、特定の、端子Tinの電圧(VCOの 力電圧)のデジタル値を得て、D/A変換器72を して該デジタル値を補正回路8に供給する。 つまり、補正信号が供給される。該特定のデ ジタル値は、第2テーブルにおいて、予測共 周波数に実質的に等しい動作周波数に対応 る。

 補正回路8は、該終了周波数を予測共振周波 数に変更するように構成される。例えば、回 路8は、ボルテージホロワ80、抵抗81及びダイ ード82から構成され、抵抗81及びダイオード 82を介して端子Tinに補正電圧を供給する。補 電圧は、予測共振周波数に対応する端子Tin 電圧である。要するに、回路8は、端子Tinの 電圧が補正電圧以上であるときにダイオード 82をオンして、端子Tinの電圧が補正電圧と等 くなるように端子Tinから電流I 8 を引き抜くように構成される。

 検出回路6、予測回路7及び補正回路8の動作 説明する。図7及び8に示すように、スイッ 装置50が始動信号Vstに従って“t1”でオフさ ると、インバータ回路20の動作周波数が、 動回路4及び周波数制御回路5を通じて、開始 周波数fsから低減される。その後、特定の期 の間、MPU70は、A/D変換器71を介して、負荷電 圧V 3 を表すデジタル信号V1-Vnを受信し、また入力 子IN2を介して、デジタル信号V1-Vnと同期し 電圧V 58 のデジタル値をそれぞれ得る。続いて、MPU70 、信号V1-Vnと第1テーブルから得られる動作 波数f1-fnとの各組合せに直線近似を使い、 大AC電圧Vmaxとの該直線の交点に対応する周 数、即ち予測共振周波数を得る。続いて、MP U70は、第2テーブルから、予測共振周波数に 応する端子Tinの電圧のデジタル値を得て、D/ A変換器72を介して補正回路8に該デジタル値 供給する。補正回路8は、“t2”で、予測共 周波数に対応する端子Tinの電圧を端子Tinに 給する。これにより、終了周波数fe0は、予 共振周波数feに変更される。続いて、インバ ータ回路20の動作周波数は、駆動回路4及び周 波数制御回路5を通じて、予測共振周波数feま で低減される。

 第1実施形態では、終了周波数fe0が、放電 ランプの点火後の共振回路25及び負荷回路3の 組合せの共振周波数feに自動的に変更される それ故に、インバータ回路の動作周波数の イープの終了周波数fe0をマニュアルで調整 ることなく、点火後の放電ランプの動作を 定に維持することができる。また、図1の可 変抵抗VRは不要である。

 代替例において、図9に示すように、予測回 路7は、直線近似に代えて、信号V1-Vnと動作周 波数f1-fnとの各組合せに曲線近似を使うよう 構成される。例えば、y=a・exp(b・x)+c、y=a・x 2 +b・x+c、又はy=a/x+bなどの近似式を使用するこ とができ、ここで、“a”、“b”及び“c”の 各々は係数である。近似式、特定の期間、及 び信号V1-Vnと動作周波数f1-fnとの組合せの数 、始動モードの実際の共振特性に基づいて 予測共振周波数と実際の共振周波数との差 減らすように選択される。

 一例において、電子バラストは、負荷電圧V 3 を表すデジタル信号Vnを受信した直後に積分 路出力のスイープ速度を低下させる。この では、予測回路7及び補正回路8の動作時間 延長することができる。

 (第2実施形態)
 図10は本発明の第2実施形態による放電ラン 用電子バラストの予測説明図である。第2実 施形態におけるバラストは、第1実施形態に けるそれとほぼ同様に構成され、予測共振 波数を得るためのオペレーションによって 徴付けられる。明瞭のため、同様の要素に 、第1実施形態で表されたのと同じ符号が割 当てられる。

 図10に示すように、予測回路7のMPU70は、実 化率を計算し、特定の相関関係と同じ相関 係を該実変化率と持つ共振周波数(予測共振 波数)から、共振回路25及び負荷回路3の組合 せの共振周波数を得るように構成される。実 変化率は、特定の期間の最初と最後に得られ る負荷電圧V 3 を表す入力信号の変化率であり、(Vd-Vs)/δfに り与えられる。特定の相関関係は、特定の 間の最初と最後に予め得られた負荷電圧を す入力信号の変化率(δV 0 /δf)と、該組合せの予め得られた共振周波数( fe0)との間の相関関係である。また、図11に示 すように、特定の相関関係は、負荷回路3が ンピーダンスに変化を持たない(例えばバラ トが金属筐体(図4の反射板90)を持たない)と に予め得られる。特定の期間は、インバー 回路の動作周波数のスイープの開始から放 ランプの点火前の時点までの期間(fs-fd)であ る。第2実施形態では、予測共振周波数が、 振回路25及び負荷回路3の組合せの共振周波 として使用される。

 第2実施形態では、第1実施形態と比較し 、負荷電圧を表す入力信号のサンプリング を低減することができ、それにより予測共 周波数を得るための演算時間を短縮するこ ができる。その結果、補正回路8を迅速に作 させることができる。

 (第3実施形態)
 図12は本発明の第3実施形態による放電ラン 用電子バラストの予測説明図である。第3実 施形態におけるバラストは、第1実施形態に けるそれとほぼ同様に構成され、予測共振 波数を得るためのオペレーションによって 徴付けられる。明瞭のため、同様の要素に 、第1実施形態で表されたのと同じ符号が割 当てられる。

 図12に示すように、予測回路7のMPU70もま 、共振回路25及び負荷回路3の組合せの共振 波数を得るように構成される。即ち、MPU70は 、インバータ回路の動作周波数のスイープの 開始に負荷電圧(Vs1)を表す入力信号を受信す 。また、MPU70は、特定の相関関係と同じ相 関係を該入力信号と持つ共振周波数(予測共 周波数)から、該組合せの共振周波数を得る 。特定の相関関係は、動作周波数のスイープ の開始に予め得られた負荷電圧(Vs0)を表す入 信号と、該組合せの予め得られた共振周波 (fe0)との間の相関関係である。また、特定 相関関係は、負荷回路3がインピーダンスに 化を持たない(例えばバラストが金属筐体を 持たない)ときに予め得られる。第3実施形態 は、予測共振周波数が、共振回路25及び負 回路3の組合せの共振周波数として使用され 。

 第3実施形態では、負荷電圧を表す入力信 号が動作周波数のスイープの開始にのみ取得 されるので、予測共振周波数を得るための演 算時間をより短縮することができる。その結 果、補正回路8をより迅速に作動させること できる。このため、第3実施形態は、高速出 スイープの積分回路を含むバラストにも適 可能である。

 (第4実施形態)
 図13は本発明の第4実施形態による放電ラン 用電子バラストの予測説明図である。第4実 施形態におけるバラストは、第1実施形態に けるそれとほぼ同様に構成され、予測共振 波数を得るためのオペレーションによって 徴付けられる。明瞭のため、同様の要素に 、第1実施形態で表されたのと同じ符号が割 当てられる。

 図13に示すように、予測回路7のMPU70もま 、共振回路25及び負荷回路3の組合せの共振 波数を得るように構成される。即ち、MPU70は 、制御信号から、特定の電圧(Vm)に等しい負 電圧を表す入力信号に対応する、インバー 回路20の動作周波数(fm)を引き出す。また、MP U70は、特定の相関関係と同じ相関関係を該動 作周波数と持つ共振周波数(予測共振周波数) ら、該組合せの共振周波数を得る。特定の 圧は、放電ランプの始動電圧及び再始動電 よりも低い電圧である。特定の相関関係は 制御信号から予め引き出された、特定の電 に等しい負荷電圧を表す入力信号に対応す 、インバータ回路20の動作周波数と、該組 せの予め得られた共振周波数(fe0)との間の相 関関係(δfc)である。また、特定の相関関係は 、負荷回路3がインピーダンスに変化を持た い(例えばバラストが金属筐体を持たない)と きに予め得られる。第4実施形態では、予測 振周波数は、fm-δfcによって与えられ、共振 路25及び負荷回路3の組合せの共振周波数と て使用される。

 第4実施形態では、予測共振周波数がfm-δf cによって与えられるので、予測共振周波数 簡単な演算によって得ることができる。

 (第5実施形態)
 図14は本発明の第5実施形態による放電ラン 用電子バラストの予測説明図である。第5実 施形態におけるバラストは、第1実施形態に けるそれとほぼ同様に構成され、予測共振 波数を得るためのオペレーションによって 徴付けられる。明瞭のため、同様の要素に 、第1実施形態で表されたのと同じ符号が割 当てられる。

 図14に示すように、予測回路7のMPU70もま 、共振回路25及び負荷回路3の組合せの共振 波数を得るように構成される。即ち、MPU70は 、制御信号から、放電ランプの点火直後の時 点での負荷電圧を表す入力信号に対応する、 インバータ回路20の動作周波数(fi)を引き出す 。また、MPU70は、特定の相関関係と同じ相関 係を該動作周波数と持つ共振周波数(予測共 振周波数)から、該組合せの共振周波数を得 。特定の相関関係は、制御信号から予め引 出された、放電ランプの点火直後の時点で 負荷電圧を表す入力信号に対応する、イン ータ回路20の動作周波数(fi0)と、該組合せの め得られた共振周波数(fe0)との間の相関関 (δfc)である。また、特定の相関関係は、負 回路3がインピーダンスに変化を持たない(例 えばバラストが金属筐体を持たない)に予め られる。第5実施形態では、予測共振周波数 、fi-δfcによって与えられ、共振回路25及び 荷回路3の組合せの共振周波数として使用さ れる。放電ランプの点火は、負荷電圧を表す 入力信号のレベルの低下によって検出される 。

 第5実施形態では、予測共振周波数がfi-δf cによって与えられるので、予測共振周波数 簡単な演算によって得ることができる。

 (第6実施形態)
 図15は本発明の第6実施形態による放電ラン 用電子バラストの概要図である。第6実施形 態におけるバラストは、第1から第5実施形態 何れかとほぼ同様に構成される。明瞭のた 、同様の要素には、第1実施形態で表された のと同じ符号が割り当てられる。

 第6実施形態の特徴において、抵抗54の一 は、第1実施形態と同様に演算増幅器58の負 子に接続されるが、抵抗54の他端は、検出 路6の出力と接続される。それにより、周波 制御回路5は、負荷電圧のフィードバック制 御により、負荷電圧が目標電圧と等しくなる ようにインバータ回路20の動作周波数を調整 るための制御信号を駆動回路4に供給する。 目標電圧は、インバータ回路の動作周波数の スイープの終点周波数に対応する負荷電圧で ある。始動モードの共振曲線が急峻であって も、負荷電圧が徐々に増大されるので、始動 動作を安定化することができる。

 (第7実施形態)
 図16は本発明の第7実施形態による放電ラン 用電子バラストの動作説明図である。第7実 施形態におけるバラストは、第1から第6実施 態の何れかとほぼ同様に構成される。明瞭 ため、同様の要素には、第1実施形態で表さ れたのと同じ符号が割り当てられる。

 第7実施形態における周波数制御回路5は 調光信号Vstに従って、インバータ回路20の動 作周波数を開始周波数fsから終了周波数feに 期的にスイープすることにより、放電ラン を周期的にオン及びオフするように構成さ る。調光信号Vstの周期は、人の目に対する らつき感を抑えるように約100Hz以上に設定さ れる。

 一例において、図17に示すように、予測 路7のMPU70は、調光信号に応じて得た最初の 測共振周波数を、該調光信号の終了まで保 する。補正回路8がダイオード82を含むので 補正回路8は、最初の予測共振周波数を保持 ても、図16と同様に動作する。つまり、補 回路8は、端子Tinの電圧が補正電圧以上であ ときにのみ実質的に動作する。

 本発明の一実施形態による照明器具にお て、第1から第7の実施形態の何れかの放電 ンプ用電子バラストが、図4に示すようなダ ンライト9a、図18に示すような街路ランプ9b 図19に示すような防犯ランプ9c等の照明器具 に組み込まれる。

 本発明を幾つかの好ましい実施形態につ て記述したが、この発明の本来の精神およ 範囲を逸脱することなく、当業者によって 々な修正および変形が可能である。