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Patent Searching and Data


Title:
DOUGH DIVIDER
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/044442
Kind Code:
A1
Abstract:
A dough divider comprises a dough discharge member (26) extending in a substantially horizontal direction and having a front end surface (30) with a recessed surface (28) of a circular shape in its cross section and a dough discharge hole (34) with an outlet (32) opened to the front end surface, a cutter (38) having an edge (36) extending in the length direction of the recessed surface (28) and a cutter drive device (40). The cutter drive device (40) causes the edge (36) to act a circular motion while holding the cutter in a specified attitude, and periodically slides the edge (36) along the recessed surface and in the direction from the upper side to the lower side of the recessed surface, thereby cutting and dividing the dough continuously extruded from the outlet (32).

Inventors:
OKI YUZURU (JP)
UMETSU MASAMI (JP)
HASEGAWA TAKAHIRO (JP)
Application Number:
PCT/JP2007/069192
Publication Date:
April 09, 2009
Filing Date:
October 01, 2007
Export Citation:
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Assignee:
OSHIKIRI MACHINERY LTD (JP)
OKI YUZURU (JP)
UMETSU MASAMI (JP)
HASEGAWA TAKAHIRO (JP)
International Classes:
A21C5/00
Foreign References:
US4948611A1990-08-14
JPS62134066A1987-06-17
US5270070A1993-12-14
JPS584194U1983-01-11
JPS4930959Y11974-08-21
Attorney, Agent or Firm:
ITOH, Shigeru (21-18 1-chome, Toranomon, Minato-k, Tokyo 01, JP)
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Claims:
 ほぼ水平方向に延びる横断面が円弧状の細長い凹面を有する前端面と、該前端面に開口する出口を有する生地排出孔とを有する生地排出部材と、
 該凹面の長さ方向に延びるエッジを有するカッタと、
 該カッタをその姿勢を一定に保ちながら該エッジに円運動を生じさせ、該エッジが該凹面上に沿って該凹面の上方から下方に周期的に摺動して、該出口から連続的に押し出される生地を切断分割するようにしたカッタ駆動装置と、
 を有する生地分割装置。
 該カッタ駆動装置が、該カッタを支持して該エッジに円運動をさせる平行リンク機構を備える請求項1に記載の生地分割装置。
 該平行リンク機構が、
 該生地排出部材の上方位置に設けられた静止フレームと、
 該凹面の長さ方向に平行にして、該静止フレームに回転可能に取り付けられた第1回転軸と、
 該第1回転軸に平行にして該静止フレームに回転可能に取り付けられた第2回転軸と、
 該第1及び第2回転軸に固定されて、該第1及び第2回転軸とともに回転される、相互に平行にされた第1及び第2リンクと、
 該第1及び第2リンクの間に設けられて、それらリンクの先端に回転連接された第3のリンクと
 を有し、
 該第1及び第2回転軸の少なくとも一方が回転駆動されるようになされており、
 該カッタが該第3リンクに連結されて該第3リンクと共に動かされ、該エッジが円運動するようにされた請求項2に記載の生地分割装置。
 該第1及び第2回転軸が、それぞれ、第1及び第2ベルトプーリを有し、該第1及び第2ベルトプーリに掛けられる駆動ベルトにより回転駆動されるようにした請求項3に記載の生地分割装置。
 該出口の下端が上端よりも後方位置とされている請求項1乃至4のいずれかに記載の生地分割装置。
 該生地排出部材が、該生地排出孔を該凹部の長さ方向で相互に間隔をあけて複数有する請求項1に記載の生地分割装置。
 該生地排出部材が、該凹面の長さ方向で相互に整列された複数のブロック状部材を有し、各ブロック状部材が該凹面の長さ方向で相互に整合されて該前端面を構成する面を有し、該生地排出孔がそれぞれ該ブロック状部材の該面に開口するようになされている請求項6に記載の生地分割装置。
Description:
生地分割装置

 本発明は、ミキサーで作られたパン生地 、焼成するための量に分割するための生地 割装置に関する。

 パンの製造においてミキサーで作られて ン生地は、焼成するための量に分割され、 間醗酵等の処理が行われる。

 そのような生地分割を行う装置としては 米国特許4948611号(特許文献1)に示されるもの がある。この装置では、ミキサーからの生地 を受け入れて複数の流れに分配するマニホル ドの出口から連続的に排出する生地を、該出 口端面上をその上方から下方に周期的に摺動 するブレードにより分割するようになってい る。具体的には、ブレードは、出口端面上を 摺動するエッジを備え、該エッジを出口端面 上で上方から下方に摺動するときには、該ブ レードがエッジから斜め上方に延びるような 状態とし、横断した時点で、該エッジを出口 端面から離すようにブレードを回動して当該 ブレードが略垂直になるようにしながら同ブ レードを上方へ動かすことにより、出口から の後続の生地の流れを邪魔しないようにして いる。

 米国特許5270070号(特許文献2)は、他の生地分 割装置を開示している。この装置では、マニ ホルドの出口端面に摺動可能に係合したエッ ジを備えるブレードを、該端面上で円運動さ せることにより、該エッジが上方から下方に 向かって円運動する過程で当該出口を横切る ようにして生地を切断するようになっている 。

米国特許4948611号

米国特許5270070号

 特許文献1に開示の装置では、ブレードを 上述のように動かす必要があるために、複雑 なリンク機構を必要とし、従ってまた、高速 での分割には適していない。

 特許文献2に開示の装置では、ブレードの 動きの上記のようなものであるための、該ブ レードが出口を塞ぐ時間が長く、後続の生地 が出口から排出されるのを邪魔する可能性が ある。これを防ぐためには、当該ブレードを 出口から外れた位置で一旦停めて間欠運動す るようにしたりする必要がある。また、上述 のようにブレードは円運動における上方から 下方に向かって動くのときに生地を切断する ようにしているので、該ブレードは横方向で の動きを伴っており、切断される生地には横 向きでの力が加わる。このため、切断されて ベルトコンベア上に落とされた生地は横方向 に動いてしまう可能性がある。

 本発明は、このような従来の生地分割装 の欠点を解消した装置を提供することを目 としている。

 すなわち、本発明は
 ほぼ水平方向に延びる横断面が円弧状の細 い凹面を有する前端面と、該前端面に開口 る出口を有する生地排出孔とを有する生地 出部材と、
 該凹面の長さ方向に延びるエッジを有する ッタと、
 該カッタをその姿勢を一定に保ちながら該 ッジに円運動を生じさせ、該エッジが該凹 上に沿って該凹面の上方から下方に周期的 摺動して、該出口から連続的に押し出され 生地を切断分割するようにしたカッタ駆動 置と、
 を有する生地分割装置を提供する。

 この装置では、生地排出孔の出口を、ほ 水平方向に延びる横断面が円弧状の凹面に 口するようにしたので、カッタを回転駆動 ることにより生地の切断を行うことができ 。従って、カッタは、回転駆動すればよく 駆動機構を簡単なものとすることができる 更に、カッタは、生地を切断した後、円軌 に沿って生地排出部材の前端面から離れる うに動くので、該カッタの回転運動をかな 遅いものとしても、切断された生地に続い 生地排出孔から生地が出ようとするのを邪 しないようにすることができる。

  該カッタ駆動装置が、該カッタを支持 て該エッジに円運動をさせる平行リンクを するものとすることができる。

 具体的には、該平行リンク機構は、
 該生地排出部材の上方位置に設けられた静 フレームと、
 該凹面の長さ方向に平行にして該静止フレ ムに回転可能に取り付けられた第1回転軸と 、
 該第1回転軸に平行にして該静止フレームに 回転可能に取り付けられた第2回転軸と、
 該第1及び第2回転軸に固定されて、該第1及 第2回転軸とともに回転される、相互に平行 にされた第1及び第2リンクと、
 該第1及び第2リンク間に設けられ、それら ンクの先端に回転連接された第3のリンクと
 を有し、
 該第1及び第2回転軸の少なくとも一方が回 するようにされており、
 該カッタが該第3リンクに連結されて該第3 ンクと共に動かされ、該エッジが円運動す ようにすることができる。

 すなわち、平行リンク機構を用いてエッ に円運動を行わせるようにしたので、前述 米国特許4948611号のものに比べて、その構造 を簡単なものにすることができ、高速での稼 動も可能となる。

 より具体的には、
 該第1及び第2回転軸が、それぞれ、第1及び 2ベルトプーリを有し、該第1及び第2ベルト ーリに掛けられる駆動ベルトにより回転駆 されるようにすることができる。

 また、この生地分割装置においては、該出 の下端が上端よりも後方位置とすることが きる。出口をこのようにすることにより、 地を自然に出口から切り離して下方位置に るベルトコンベア上に落下させることがで る。
 更に具体的には、
 該生地排出部材が、該生地排出孔を該凹部 長さ方向で相互に間隔をあけて複数有する うにすることができる。
 この場合、該生地排出部材が、該凹面の長 方向で相互に整列された複数のブロック状 材を有し、各ブロック状部材が該凹面の長 方向で相互に整合されて該前端面を構成す 面を有し、該生地排出孔が各ブロック状部 の該面に開口するようにすることができる

本発明に係る生地分割装置の取り付け 態を示す斜視図である。 図1の右側位置に示されている生地分配 器の断面平面図である。 図1の生地分割装置におけるカッタの動 作を示す説明図である。 駆動装置の平行リンク機構によるカッ の動きの軌跡を示す図である。

 以下、本発明に係る生地分割装置の実施 態を添付図面に基づき説明する。

 図1は、生地分配器12から供給される生地 切断分割してベルトコンベア14上に供給す 生地分割装置16を示している。

 図2に示すごとく、生地分配器12は、ミキ ーから供給される練り生地を、第1生地分配 器18で受入れ、2つの排出パイプ20を通して第2 生地分配器22に送り、これを更に各生地分配 22から延びる生地排出パイプ24を介して排出 することにより、4つの生地の流れとするよ になっている。

 生地分割装置16は、生地分配器12の4つの 地排出パイプ24に接続された生地排出部材26 有する。該生地排出部材26は、ほぼ水平方 に延びる横断面が円弧状の凹面28を有する前 端面30と、上記生地排出パイプ24に接続され 、前端面30に開口する出口32を有する生地排 孔34とを有する。生地分割装置16は、更に、 生地排出部材26の凹面28の長さ方向に延びる ッジ36を有するブレード状のカッタ38と、該 ッタを回転駆動し、エッジ36を凹面28上に沿 って該凹面の上方から下方に周期的に摺動さ せ、出口32から連続的に押し出される生地を 断分割するカッタ駆動装置40とを有する。

 図示の例では、各排出パイプ24に接続さ た4つのブロック状部材26´と、これら4つの ロック状部材26´を上下から挟んで一体的に 結する連結用板26´´とから構成されており 4つのブロック状部材26´は、それぞれが、 述の凹面28を有する前端面30と、該前端面に 口する出口32を有する生地排出孔34とを有し 、それらの前端面30が当該生地分割装置16の 断方向で相互に整合されるようにされてお 、各生地排出孔34に対応した4つのカッタ38が 設けられている。

 駆動装置40は、生地排出部材26の幅方向で 間隔をあけられた一対の平行リンク機構を44 している。すなわち、各平行リンク機構44 、生地排出部材の上方位置に設けられた静 フレーム(図示せず)と、生地排出部材26の凹 28の長さ方向に平行に延びて静止フレーム 回転可能に取り付けられた第1回転軸46と、 1回転軸46に平行にして静止フレームに回転 能に取り付けられた第2回転軸48と、第1及び 2回転軸46,48に固定されて、該第1及び第2回 軸とともに回転される、相互に平行にされ 第1及び第2リンク50,52と、該第1及び第2リン の間に設けられ、それらリンクの先端にピ ットピン64を介して回動可能に取り付けられ た第3のリンク54とを有する。該第1及び第2回 軸46,48には、それぞれ、第1及び第2ベルトプ ーリ56,58が設けられており、駆動ベルト60が けられて回転駆動されるようになっている カッタ38は第3リンク54の下方への延長部分62 に固定された支持板66に固定されており、 3リンク54とともに動かされて、そのエッジ36 が円運動するようになされている(図4)。

 図3に示されるように、生地排出部材26の 地排出孔34の出口32は、その下端が上端より も後方位置とされている。図示の例では、カ ッタ38のエッジ36の360°にわたる円運動のうち 、該エッジ36が出口32の面と摺動する角度範 αは約60°であり、円運動の1/6となっている

 生地分割装置16によって分割された生地D 、ベルトコンベア14によって図示しない丸 装置、ラウンダを通過後、中間醗酵装置と てのプルファーに送られる。