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Title:
ELECTRIC CIRCUIT OPENING AND CLOSING OPERATION DEVICE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/130763
Kind Code:
A1
Abstract:
An electric circuit opening and closing operation device which allows the operator to grasp the operation knob correctly with no individual variation and stably perform the opening and closing operation. The operation knob (6b) is formed with a dent (6d) which allows the operator to grasp the operation knob (6b) with his thumb's side naturally fit in with the dent (6d) and easily turn the operation knob (6b) clockwise with his hands grasping the operation knob (6b) to turn the electric circuit opening and closing operation device from an OFF state to an ON state. By providing a nail slip-in preventing means between a design panel (6c) and the operation knob (6b), the slip-in of the operator's nail can be prevented.

Inventors:
ONISHI KENJI (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/057765
Publication Date:
October 29, 2009
Filing Date:
April 22, 2008
Export Citation:
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Assignee:
MITSUBISHI ELECTRIC CORP (JP)
ONISHI KENJI (JP)
International Classes:
H01H73/02
Foreign References:
JP2005026106A2005-01-27
JPS596225U1984-01-14
JPS51103672U1976-08-19
JPS56109134U1981-08-24
JPH065191A1994-01-14
Attorney, Agent or Firm:
OIWA, Masuo et al. (JP)
Masuo Oiwa (JP)
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Claims:
 遮断器を電気的に開閉操作する操作取っ手を有し、前記操作取っ手にはそれを掴む操作員の親指の位置を指定する窪みが設けられていることを特徴とする電気回路開閉操作装置。
 前記操作取っ手とこれに対向する本体の外面との対向間に、前記操作員の爪の入り込みを防止する爪入り込み防止手段を有することを特徴とする請求項1記載の電気回路開閉操作装置。
 前記爪入り込み防止手段は、前記操作取っ手とこれに対向する本体の外面との対向間に挿設されたスペーサであり、前記スペーサは前記操作取っ手と係合し、前記操作取っ手の回動に伴って回動するように構成したことを特徴とする請求項2記載の電気回路開閉操作装置。
 前記遮断器は、配線用遮断器であることを特徴とする請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の電気回路開閉操作装置。
Description:
電気回路開閉操作装置

 この発明は、コントロールセンタの機能 ニットに設けられた電気回路開閉操作装置 関する。

 JEM-1195(JEM:日本電機工業会規格)には、コ トロールセンタの機能ユニットとは、ある 能を満たすのに必要な主回路および補助回 の機器を備えたモータコントロールセンタ 一回路構成単位と規定されている。この機 ユニット内には、通常、短絡時の電流を安 に遮断する目的で、遮断器が搭載されてい 。遮断器には、この遮断器の開閉操作を簡 にすると共に遮断器がON状態では、機能ユニ ットを引出せなくするインタロック機能を持 たせるために操作取っ手を有する外部の電気 回路開閉操作装置が設けられている。

 特許文献1には、配線用遮断器に外部操作 ハンドル装置(電気回路開閉操作装置)を取り けるのに、取付座を設けてこれをネジによ 配線用遮断器と一緒に盤パネルに締め付け 次いでこの取付座に外部操作ハンドル装置 ネジで締め付けているものが開示されてい 。

 ところで、コントロールセンタの機能ユニ トに設けられた操作取っ手を操作する際、 述の図10~図14を用いて詳述するように、個 差により操作取っ手の握り方が異なって、 った握り方で操作をしようとすると、必要 力が入らず操作できない場合や、操作がで た場合でも手指に痣を生じる場合がある。 型の電気回路開閉操作装置の場合には、操 荷重が大きくなるので上記の問題が一層大 くなる。
 また正しい握り方で操作した場合でも、操 員の爪の長さによっては操作取っ手と操作 っ手と対向する位置に存在する意匠パネル の間に、爪が入り込んで引っ掛かる場合が る。

特開平6―5191号

 この発明は、上記問題点に鑑み、操作取っ を掴む操作員に操作取っ手を扱い易く、力 入り易い握り方を感知させる電気回路開閉 作装置を提供することを目的とするもので る。
 また、爪が引っ掛かることを防止して電気 路開閉操作装置を安定且つ確実に操作でき ものを提供することを目的とするものであ 。

 この発明の電気回路開閉操作装置は、遮断 を電気的に開閉操作する操作取っ手を有し 前記操作取っ手にはそれを掴む操作員の親 の位置を指定する窪みが設けられているも である。
 また、この発明の電気回路開閉操作装置は 前記操作取っ手とこれに対向する本体の外 との対向間に操作員の爪の入り込みを防止 る爪入り込み防止手段を有するものである

 この発明に係る電気回路開閉操作装置によ ば、操作取っ手に窪みを設けることにより それを掴む操作員に操作取っ手を扱い易く 力が入り易い握り方を感知させる効果があ 。
 また爪入り込み防止手段を設けることによ 、爪が引っ掛かることを防止して電気回路 閉操作装置を安定且つ確実に操作できる。
 この発明の上記以外の目的、特徴、観点及 効果は、図面を参照する以下のこの発明の 細な説明から、さらに明らかになるであろ 。

この発明の実施の形態1における電気回 路開閉操作装置の正面図である。 図1の側面図である。 図1の部分拡大図である。 図3の拡大側面図である。 図4において操作員が操作取っ手を正し く握った状態の説明図である。 実施の形態2における図1の部分拡大図 ある。 図6の拡大側面図である。 図7において操作員が操作取っ手を正し く握った状態の説明図である。 実施の形態2で意匠パネルからスペーサ ー付き操作取っ手を取外して示す斜視図であ る。 従来の電気回路開閉操作装置における 部分拡大図である。 図10の拡大側面図である。 図11に示す操作取っ手を握った状態の 明図である。 図11に示す操作取っ手を握った他の状 の説明図である。 従来の電気回路開閉操作装置において 操作取っ手を握った状態の一例の説明図であ る。

実施の形態1.
 図1~図5は、この発明の電気回路開閉操作装 について実施の形態1を説明するもので、図 1は電気回路開閉操作装置(以下単に開閉操作 置と略称する)の正面図、図2は図1の側面図 図3は図1の部分拡大図、図4は図3の拡大側面 図、図5は図4において操作員が操作取っ手を しく握った状態の説明図である。一方、図1 0は従来の開閉操作装置における、前記図3に 応する部分拡大図、図11は前記図4に対応す 拡大側面図、図12および図13は図11に示す操 取っ手を握った状態の説明図である。

 図1および図2において、コントロールセ タの機能ユニット1aは、電源と接続される接 続子1bを有し、また配線用遮断器1c、この発 の開閉操作装置の一例としての開閉操作装 1d、電流センサ・零相変流器1e、電磁開閉器1 f、制御回路保護ヒューズ1g、制御回路用端子 台1h、各種シーケンスを実現するための電磁 電器1j、および機能ユニットから負荷へ電 を送るためのコネクタ1kを備えている。

 図3~図5、図10および図11において、開閉操 作装置1dは、操作取っ手6b、操作取っ手6bに設 けられた窪み6d、および開閉操作装置1dのON-OF F状態を表示する意匠パネル6cから構成されて いる。

 図3においては、窪み6dは操作取っ手6bの 手方向の左側面(図3では下側面)に設けられ いるので、右利き腕の取っ手操作員は、図5 示すように、その親指の腹面を自然に窪み6 dに嵌り込ませる状態として操作取っ手6bを握 ることになる。その状態で操作取っ手6bを容 に右回転操作してOFF状態からON状態とする とができる。なお取っ手操作員が左利きで る場合には、操作取っ手6bの右側面(図3では 側面)上に前記窪み6dに代わる窪みを設けて 回転操作できるようにするとよい。さらに っ手操作員が、右利き者と左利き者とが入 替わることがある場合には、操作取っ手6b 左右面のそれぞれに窪み6dを設けておくとよ い。ON状態からOFF状態とする際には、右手ま は左手で操作取っ手6bを左回転操作するこ になる。なお窪み6dの面積、最大深さ、およ び形状などに関しては特に制限はなく、要は 操作取っ手6bを握った操作員が自然にその位 を認識可能であれば良い。

 前記に対して窪み6dが設けられていない 来技術では、取っ手操作員は操作取っ手6bを 図12に示すように指先で摘んだり、あるいは 13に示すように逆手で摘んだりすることに って、その結果、力が入り難くまた指や腕 痛くなる問題が生じ、無理に操作すると、 指に痣ができるなどの問題が生じる。

実施の形態2.
 図6~図9は、この発明の開閉操作装置につい の実施の形態2を説明するものであって、図 6は前記図3と同様の、前記図1の部分拡大図、 図7は図6の拡大側面図、図8は図7において操 員が操作取っ手を正しく握った状態の説明 である。図9は意匠パネルからスペーサー付 操作取っ手を取外して示す斜視図である。 方、図14は従来の開閉操作装置において操 取っ手を握った状態の一例の説明図である

 図6,図7及び図9において、意匠パネル6cと 作取っ手6bとの間には、爪入り込み防止手 である盛上体の一例としての円盤状のスペ サー6eが挿設されていて、スペーサー6eは操 取っ手6bと係合して結合され、操作取っ手6b の回動と共にスペーサー6eも回動する。図9に 示すように、窪み6dの輪郭は略楕円状である 図8に示すように、操作員の爪の入り込みが 防止され、且つ操作員の親指が窪み6d内に位 するように操作取っ手6bを握ることにより 実施の形態1で説明した効果も得られる。こ に対して、操作取っ手6bに窪み6dがなく、ま たスペーサー6eもない従来の操作取っ手6bの 合には、図14に示すように、意匠パネル6cと 作取っ手6bとの間に操作員の爪が入り込ん 、操作取っ手6bの正確な操作ができなくなる のみならず、爪を痛める事故さえ起きる問題 がある。

 以上、この発明を実施の形態1,2により詳 に説明したが、この発明は実施の形態1、2 限定されるものではなく、この発明が解決 ようとする課題並びに解決手段の精神に則 た各種の変型形態をも包含する。操作取っ としても、図3や図6に示す形状以外の形状の ものであってもよい。