FUJIWARA TAKESHI (JP)
SHIMADA MASATOSHI (JP)
OKUMURA SOICHIRO (JP)
JP2018008068A | 2018-01-18 | |||
JPH0312179A | 1991-01-21 | |||
JP2007530151A | 2007-11-01 | |||
JP2017124099A | 2017-07-20 | |||
US20030054327A1 | 2003-03-20 | |||
US20020115047A1 | 2002-08-22 | |||
JP2004166790A | 2004-06-17 | |||
JPH08178789A | 1996-07-12 |
\¥02020/174985 14 卩(:171?2020/003058 請求の範囲 [請求項 1 ] ゴルフスイング訓練方法であって、 スイング中の足裏にかかる部位毎の圧力を検出して表示する圧力検 出手段と、 クラブのフェース面における打点を検出する打点検出手段と、 前記打点検出手段により検出された前記打点に基づいて、 スイング 中の体重配分の調整方法を設定して訓練対象者に指示する指示手段と を用い、 前記指示手段により設定された前記調整方法に従って、 前記訓練対 象者がスイング中の体重配分を調整することを特徴とするゴルフスイ ング訓練方法。 [請求項 2] 検出した前記圧力を画像として表示することと、 前記調整方法に従った体重配分によるスイングを行った場合に足裏 にかかる部位毎の圧力を画像として例示することと、 を備える請求項 1 に記載のゴルフスイング訓練方法。 [請求項 3] 検出した前記打点を画像として表示することを備える請求項 1又は 請求項 2に記載のゴルフスイング訓練方法。 [請求項 4] 前記調整方法は、 予め設定された前記打点と前記調整方法との関係 情報に基づいて、 前記打点検出手段により検出された前記打点から設 定される、 請求項 1〜 3のいずれか 1項に記載のゴルフスイング訓練 方法。 [請求項 5] 検出した前記圧力のスイング中の経時的な変化を動画として表示す ることと、 前記調整方法に従った体重配分によるスイングを行った場合に足裏 にかかる部位毎の圧力の経時的な変化を動画として表示することと、 を備える請求項 1〜 4のいずれか 1項に記載のゴルフスイング訓練方 法。 |
発明の名称 : ゴルフスイング訓練方法
技術分野
[0001 ] 本開示は、 ゴルフスイング訓練方法に関する。
背景技術
[0002] 特許文献 1 には、 ゴルフスイング矯正装置が開示されている。 該ゴルフス イング矯正装置は、 靴底に敷かれた半導体圧カセンサを備え、 該半導体圧力 センサで使用者のスイング時の体重移動の状 態を検出するように構成されて いる。 そして、 検出したスイング時の体重移動のデータと、 基本となるスイ ング時の体重移動のデータとを比較すること でスイングの良否判定を行い、 その判定結果を音や振動、 画像等で使用者に報知するように構成されて いる
[0003] 特許文献 2には、 クラブのフェース面における打点を解析する 解析装置が 開示されている。 該解析装置は、 ゴルフクラブのシャフト部に配置されるセ ンサを備え、 スイング時のシャフト部に発生する角速度の 変化及び加速度の 変化に基づいて、 クラブのフェース面における打点を解析する ように構成さ れている。
先行技術文献
特許文献
[0004] 特許文献 1 :特開 2 0 0 9 _ 1 0 6 3 8 8号公報
特許文献 2 :特開 2 0 1 8 _ 1 1 7 6 7 0号公報
発明の概要
発明が解決しようとする課題
[0005] 特許文献 1及び特許文献 2に開示される従来の構成の場合、 使用者は、 ス イング時の体重移動の良否及び打点の良否を 把握できるのみであり、 どのよ うにすればスイングを改善できるかという点 が具体的に分からない。 そのた め、 従来の構成では、 スイングの修正を適切に支援することができ ない。 \¥02020/174985 2 卩(:171?2020/003058
[0006] 本開示の目的は、 ゴルフのスイングを修正するための調整方法 を、 訓練対 象者が容易に理解できるゴルフスイング訓練 方法を提供することにある。 課題を解決するための手段
[0007] 上記課題を解決するゴルフスイング訓練方法 は、 スイング中の足裏にかか る部位毎の圧力を検出して表示する圧力検出 手段と、 クラブのフェース面に おける打点を検出する打点検出手段と、 前記打点検出手段により検出された 前記打点に基づいて、 スイング中の体重配分の調整方法を設定して 訓練対象 者に指示する指示手段とを用い、 前記指示手段により設定された前記調整方 法に従って、 前記訓練対象者がスイング中の体重配分を調 整する。
[0008] 上記構成によれば、 訓練対象者は、 前回のスイングにおいて検出された足 裏にかかる部位毎の圧力に基づいて、 前回のスイング中の体重配分を把握で きる。 そして、 前回のスイング中の体重配分を把握した訓練 対象者に対して 、 クラブのフェース面における打点に基づく体 重配分の調整方法、 例えば、 インパクト時に左足のつま先側にかける圧力 を大きくする等が指示される。 したがって、 訓練対象者は、 スイング中の体重配分をどのように調整すれ ば スイングを修正できるかを容易に理解できる 。 また、 定量的な打点に基づい て、 スイング中の体重配分を定量的に調整できる ため、 訓練対象者は、 調整 後のスイングを具現化しやすい。
[0009] 上記ゴルフスイング訓練方法は、 検出した前記圧力を画像として表示する ことと、 前記調整方法に従った体重配分によるスイン グを行った場合に足裏 にかかる部位毎の圧力を画像として例示する ことと、 を備えることが好まし い。
[0010] 上記構成によれば、 訓練対象者は、 前回のスイングにおける体重配分と、 調整された体重配分との違いを視覚的に確認 することができる。 そのため、 訓練対象者は、 スイング中の体重配分をどのように調整すれ ばスイングを修 正できるかを更に容易に理解できる。
[001 1 ] 上記ゴルフスイング訓練方法は、 検出した前記打点を画像として表示する ことを備えることが好ましい。 \¥02020/174985 3 卩(:171?2020/003058
[0012] 上記構成によれば、 訓練対象者は、 前回のスイング時の打点を視覚的に確 認することができる。
[0013] 上記ゴルフスイング訓練方法において、 前記調整方法は、 予め設定された 前記打点と前記調整方法との関係情報に基づ いて、 前記打点検出手段により 検出された前記打点から設定されることが好 ましい。
[0014] 上記構成によれば、 より適切な調整方法を設定することができる 。
[0015] 上記ゴルフスイング訓練方法は、 検出した前記圧力のスイング中の経時的 な変化を動画として表示することと、 前記調整方法に従った体重配分による スイングを行った場合に足裏にかかる部位毎 の圧力の経時的な変化を動画と して表示することと、 を備えることが好ましい。
[0016] 上記構成によれば、 訓練対象者は、 前回のスイングにおける体重配分がど うであったかを容易に把握できる。 また、 訓練対象者は、 スイング中の体重 配分をどのように調整すればスイングを修正 できるかを更に容易に理解でき る。
発明の効果
[0017] 本開示によれば、 ゴルフのスイングを修正するための調整方法 を、 訓練対 象者が容易に理解できる。
図面の簡単な説明
[0018] [図 1]訓練装置のブロック図。
[図 2]訓練装置の配置を示す模式図。
[図 3]圧力検出部の配置を示す模式図。
[図 4]打点と調整方法の関係情報の説明図。
[図 5]クラブのフェース面の説明図。
[図 6]調整方法の設定のフローチヤート。
[図 7]表示部の説明図。 発明を実施するための形態
[0019] 以下、 ゴルフスイング訓練方法の一実施形態を説明 する。
[0020] 先ず、 本実施形態のゴルフスイング訓練方法に用い るゴルフスイング訓練 \¥02020/174985 4 卩(:171?2020/003058
装置について説明する。 なお、 以下では、 訓練対象者が右打ちである場合に ついて説明する。
[0021 ] 図 1及び図 2に示すように、 ゴルフスイング訓練装置は、 スイング中の足 裏にかかる部位毎の圧力を検出して表示する 圧力検出手段 1 0と、 クラブの フェース面における打点を検出する打点検出 手段 2 0と、 スイング中の体重 配分の調整方法を設定して訓練対象者 に指示する指示手段 3 0とを備えて いる。 また、 訓練装置は、 訓練対象者八のスイングを撮影して記録する 撮影 手段 4 0と、 撮影手段 4 0により撮影された映像を含む各種の表示を う表 示部 5 0とを備えている。 撮影手段 4 0はカメラ等から構成されている。 図 7に示すように、 表示部 5 0は、 ディスプレイ等から構成されている。 表示 部 5 0は、 撮影手段 4 0により撮影された映像を表示するスイング 示部 5 1 を備えている。 スイング表示部 5 1は、 表示部 5 0の表示面の一範囲とし て設けられている。
[0022] 圧力検出手段 1 0は、 足裏にかかる部位毎の圧力を検出する複数の 圧力検 出部 1 1 と、 スイング中の足裏にかかる部位毎の圧力を示 す画像を作成して 記録する画像処理部 1 2と、 画像処理部 1 2により作成された画像を表示す る圧力表示部 1 3とを備えている。
[0023] 図 2及び図 3に示すように、 圧力検出部 1 1は、 ゴルフシューズの中敷き
1 4に対して複数、 取り付けられている。 圧力検出部 1 1は、 縦横に並設さ れた複数の圧カセンサ 1 1 3からなり、 中敷き 1 4における指の付け根部分 及び踵部分にそれぞれ配置されている。
[0024] 圧カセンサ 1 1 3としては、 圧電素子等を用いた公知の感圧センサを用い ることができる。 特に、 足裏に配置されるという使用状況に鑑みると 、 伸縮 性及び耐久性の観点から、 誘電エラストマーを利用したエラストマー製 の圧 電素子を用いることが好ましい。 上記誘電エラストマーとしては、 例えば、 架橋されたポリロタキサン、 シリコーンエラストマー、 アクリルエラストマ —、 ウレタンエラストマーが挙げられる。
[0025] 画像処理部 1 2は、 検出された足裏にかかる部位毎の圧力の情報 を含む画 \¥02020/174985 5 卩(:171?2020/003058
像データを作成し、 当該画像データに応じた画像を記録するとと もに圧力表 示部 1 3に表示させる。
[0026] 図 7に示すように、 圧力表示部 1 3は、 表示部 5 0の表示面の一範囲とし て設けられている。 圧力表示部 1 3は、 圧力検出部 1 1 により検出した足裏 にかかる部位毎の圧力について、 その強弱を色の濃淡により表示するととも に、 スイング中の経時的な変化を動画として表示 する。
[0027] 図 1及び図 2に示すように、 打点検出手段 2 0は、 スイング中におけるク ラブ巳のシャフト部分に発生する角速度及び 加速度を検出する慣性センサ 2 1 を備えている。 慣性センサ 2 1は、 3軸の各軸方向に生じる加速度と 3軸 の各軸回りに生じる角速度を計測可能である 。 慣性センサ 2 1は、 3つの検 出軸 (例えば、 X軸, ソ軸, å軸) のうちの 1軸をシャフト部分の長軸方向 に合わせて、 グリップ部分を含めたシャフト部分の一部に 取り付けられる。
[0028] また、 打点検出手段 2 0は、 慣性センサ 2 1からの検出信号に基づいて、 クラブ巳のフェース面における打点を算出す る打点解析部 2 2と、 打点解析 部 2 2により算出された打点を示す画像を作成し 記録する画像処理部 2 3 と、 画像処理部 2 3により作成された画像を表示する打点表示 2 4とを備 えている。
[0029] 打点解析部 2 2は、 慣性センサ 2 1 により検出された、 スイング中におけ るクラブ巳のシャフト部分に発生する角速度 及び加速度の情報に基づいて、 クラブ巳のフェース面における打点を算出す る。 打点の算出方法としては、 例えば、 特許文献 2に開示されるような公知の算出方法を適用 きる。
[0030] 画像処理部 2 3は、 算出された打点の情報を含む画像データを作 成し、 当 該画像データに応じた画像を記録するととも に打点表示部 2 4に表示させる
[0031 ] 図 7に示すように、 打点表示部 2 4は、 表示部 5 0の表示面の一範囲とし て設けられている。 打点表示部 2 4は、 クラブ巳のフェース面を示す画像 2 4 3の上に、 打点解析部 2 2により算出された打点を示すマーク 2 4匕を重 ねて表示する。 \¥02020/174985 6 卩(:171?2020/003058
[0032] 図 1 に示すように、 指示手段 3 0は、 圧力検出部 1 1からの検出信号及び 打点解析部 2 2により算出された打点に基づいて、 スイング中の体重配分の 調整方法を設定する調整方法設定部 3 1 を備えている。 調整方法設定部 3 1 には、 クラブ巳のフェース面における打点とスイン グ中の体重配分の調整方 法との関係情報が予め記憶されており、 調整方法設定部 3 1は、 上記関係情 報に基づいて調整方法を設定する。
[0033] 上記関係情報の一例を図 4に示す。 ここでは、 クラブ巳のフェース面にお けるスイートスポッ ト以外の部分を 4つの領域 1 ~ 4に区分けし、 領域 毎にそれぞれ異なる体重配分の具体的な調整 方法 1〜 4が対応付けられ ている。
[0034] 図 5に示すように、 領域 1は、 クラブ巳のフェース面におけるスイート スポッ トよりもトゥ側の領域である。 領域 2は、 スイートスポッ トよりも ヒール側の領域である。 領域 は、 クラブ巳のフェース面におけるスイー トスポッ トよりもソール側の領域であり、 打点が領域 3に位置することは トップの状態に該当する。 領域 は、 クラブ巳のフェース面におけるスイ —トスポッ トよりもクラウン側の領域であり、 打点が領域 に位置するこ とはダフリの状態に該当する。 上記関係情報に基づいて調整方法を設定する フローの一例を図 6に示す。
[0035] 図 6のフローチヤートに示すように、 調整方法設定部 3 1は、 先ず、 打点 解析部 2 2から入力された打点が領域 1 に位置するか否かを判定する (ス テップ3 1) 。 ステップ 3 1 において、 打点が領域 1 に位置している場合 (丫巳3) 、 調整方法として調整方法 1 を設定する。
[0036] ステップ 3 1 において、 打点が領域 1 に位置していない場合 (N 0) 、 打点解析部 2 2から入力された打点が領域 2に位置するか否かを判定する (ステップ 3 2) 。 ステップ 3 2において、 打点が領域 2に位置している 場合 (丫日3) 、 調整方法として調整方法 2を設定する。
[0037] ステップ 3 2において、 打点が領域 2に位置していない場合 (1\1〇) 、 打点解析部 2 2から入力された打点が領域 3に位置するか否かを判定する \¥02020/174985 7 卩(:171?2020/003058
(ステップ 3 3) 。 ステップ 3 3において、 打点が領域 3に位置している 場合 (丫日3) 、 圧力検出部 1 1からの検出信号に基づいて右足から左足へ の体重移動のタイミング丁が、 インパクト時を基準とする所定のタイミング 丁 3よりも早いか否かを判定する (ステップ 3 4) 。
[0038] ステップ 3 4において、 体重移動のタイミング丁が、 タイミング丁 3より も早い場合 (丫巳3) 、 調整方法として調整方法 3 3を設定する。 ステッ プ3 4において、 体重移動のタイミング丁が、 タイミング丁 3よりも早くな い場合 (N 0) 、 調整方法として調整方法 3匕を設定する。
[0039] ステップ 3 3において、 打点が領域 3に位置していない場合 (N 0) 、 打点解析部 2 2から入力された打点が領域 4に位置するか否かを判定する (ステップ 3 5) 。 ステップ 3 5において、 打点が領域 4に位置している 場合 (丫日3) 、 圧力検出部 1 1からの検出信号に基づいて右足から左足へ の体重移動のタイミング丁が、 インパクト時を基準とする所定のタイミング 丁匕よりも遅いか否かを判定する (ステップ 3 6) 。
[0040] ステップ 3 6において、 体重移動のタイミング丁が、 タイミング丁匕より も遅い場合 (丫巳3) 、 調整方法として調整方法 4 3 を設定する。 ステッ プ3 6において、 体重移動のタイミング丁が、 タイミング丁匕よりも遅くな い場合 (N 0) 、 調整方法として調整方法 4匕を設定する。 ステップ 3 5 において、 打点が領域 4に位置していない場合 (N 0) 、 調整方法として 調整不要を設定する。
[0041 ] なお、 上記のフローチヤートでは、 領域 1又は領域 2と領域 3又は 領域 4とが重なる部分に打点が位置する場合、 領域 1又は領域 2に応 じた調整方法が設定されるが、 領域 1又は領域 2に応じた調整方法と領 域 3又は領域 4に応じた調整方法の両方が設定されるよう してもよい
[0042] また、 図 1 に示すように、 指示手段 3 0は、 調整方法設定部 3 1 により設 定された調整方法を示す画像を作成して記録 する画像処理部 3 2と、 画像処 理部 3 2により作成された画像を表示する指示表示 3 3とを備えている。 [0043] なお、 上記の画像処理部 1 2、 打点解析部 2 2、 画像処理部 2 3、 調整方 法設定部 3 1、 及び画像処理部 3 2は、 1) コンピュータプログラム (ソフ トウェア) に従って動作する 1つ以上のプロセッサ、 2) 各種処理のうち少 なくとも一部の処理を実行する特定用途向け 集積回路 (A S I C) 等の 1つ 以上の専用のハードウェア回路、 或いは 3) それらの組み合わせ、 を含む回 路 (c i rcu i t ry) として構成し得る。 プロセッサは、 C P U並びに、 R A M及 び R O M等のメモリを含み、 メモリは、 処理を C P Uに実行させるように構 成されたプログラムコードまたは指令を格納 している。 メモリすなわちコン ピュータ可読媒体は、 汎用または専用のコンピュータでアクセスで きるあら ゆる利用可能な媒体を含む。 画像処理部 1 2、 打点解析部 2 2、 画像処理部
2 3、 調整方法設定部 3 1、 及び画像処理部 3 2は、 それら全てが一つの機 器内に設けられていてもよいし、 それぞれが別々の機器内に設けられていて もよい。
[0044] 画像処理部 3 2には、 調整方法設定部 3 1 により設定された調整方法、 及 び圧力検出手段 1 0の画像処理部 1 2により作成された画像データが入力さ れる。 そして、 画像処理部 3 2は、 これらの入力情報に基づいて、 設定され た調整方法に従った体重配分によるスイング を行った場合に足裏にかかる部 位毎の圧力の情報を含む画像データを作成し 、 当該画像データに応じた画像 を記録するとともに指示表示部 3 3に例示させる。
[0045] 例えば、 調整方法として調整方法 A 1が設定されている場合、 画像処理部
3 2は、 画像処理部 1 2により作成された画像データを基礎データ して、 基礎データに対して、 インパクト時における左足のつま先側の圧力 を予め設 定された所定量、 大きく し、 踵側の圧力を予め設定された所定量、 小さく し た画像データを作成する。
[0046] 調整方法として調整方法 A 3 aが設定されている場合、 画像処理部 3 2は 、 上記基礎データに対して、 右足から左足への体重移動のタイミングを予 め 設定された所定時間、 遅く した画像データを作成する。 調整方法として調整 方法 A 3 bが設定されている場合、 上記基礎データに対して、 ダウンスイン \¥02020/174985 9 卩(:171?2020/003058
グ時における左足の踵側の圧力を予め設定 された所定量、 大きく し、 つま先 側の圧力を予め設定された所定量、 小さく した画像データを作成する。
[0047] また、 調整方法として調整方法 1及び調整方法 3 3が設定されている 場合、 画像処理部 3 2は、 画像処理部 1 2により作成された画像データを基 礎データとして、 基礎データに対して、 インパクト時における左足のつま先 側の圧力を予め設定された所定量、 大きく し、 踵側の圧力を予め設定された 所定量、 小さく し、 右足から左足への体重移動のタイミングを予 め設定され た所定時間、 遅く した画像データを作成する。
[0048] なお、 インパクト時やダウンスイング時等のスイン グ中の各タイミングは 、 スイング時のシャフト部に発生する加速度か ら特定する。 スイング時のシ ャフト部に発生する加速度から各タイミング を特定する方法としては、 例え ば、 特許文献 1及び特許文献 2に開示されるような公知の方法を適用でき
[0049] 図 7に示すように、 指示表示部 3 3は、 表示部 5 0の表示面の一範囲とし て設けられている。 指示表示部 3 3は、 圧力表示部 1 3と同様に、 足裏にか かる部位毎の圧力について、 その強弱を色の濃淡により表示するとともに 、 スイング中の経時的な変化を動画として表示 する。
[0050] 次に、 上記ゴルフスイング訓練装置を用いたゴルフ スイング訓練方法につ いて説明する。
[0051 ] 本実施形態のゴルフスイング訓練方法は、 スイング中の体重配分の調整に 適した方法であり、 特に、 スイングの基礎がある程度固まっている中級 又は 上級の訓練対象者が体重配分に重点をおいて 練習する場合に適用することが 好ましい。
[0052] 図 2に示すように、 先ず、 訓練対象者 は、 圧力検出部 1 1 を有する中敷 き 1 4が揷入されたゴルフシューズを装着する。 そして、 慣性センサ 2 1が 取り付けられたクラブ巳を用いてスイングを 行い、 ボール 0を打球する。
[0053] 訓練装置は、 訓練対象者八が行ったスイングに基づいて、 当該スイングに 関する種々の情報を表示部 5 0に表示する。 詳述すると、 圧力検出手段 1 0 \¥0 2020/174985 10 卩(:171? 2020 /003058
は、 スイング中の足裏にかかる部位毎の圧力を検 出し、 スイング中の足裏に かかる部位毎の圧力の経時的な変化を示す動 画を表示部 5 0の圧力表示部 1 3に表示する。
[0054] 打点検出手段 2 0は、 スイング中におけるクラブ巳のシャフト部分 に発生 する角速度及び加速度の情報に基づいて、 クラブ巳のフェース面における打 点を算出し、 その打点を打点表示部 2 4に表示する。 指示手段 3 0は、 打点 検出手段 2 0により算出された打点に基づいて、 スイング中の体重配分の調 整方法を設定し、 その調整方法を指示表示部 3 3に表示する。 また、 訓練装 置は、 撮影手段 4 0により撮影された映像をスイング表示部 5 1 に表示する
[0055] 図 7に示すように、 スイング後の訓練対象者 は、 表示部 5 0の圧力表示 咅^ 1 3に表示される、 前回のスイングにおいて検出された足裏にか かる部位 毎の圧力の動画を確認し、 前回のスイング中の体重配分を把握する。 そして 、 表示部 5 0の指示表示部 3 3に表示される、 前回のスイングの打点に基づ いて設定された体重配分の例示の動画を確認 し、 次回のスイングにおける体 重配分の参考とする。 このとき、 訓練対象者 は、 必要に応じて、 表示部 5 〇の打点表示部 2 4に表示される前回のスイング時の打点、 及びスイング表 示部 5 1 に表示される前回のスイングの映像を確認す る。
[0056] 次に、 本実施形態の効果について説明する。
[0057] ( 1 ) ゴルフスイング訓練方法は、 スイング中の足裏にかかる部位毎の圧 力を検出して表示する圧力検出手段 1 〇と、 クラブ巳のフェース面における 打点を検出する打点検出手段 2 0と、 打点検出手段 2 0により検出された打 点に基づいて、 スイング中の体重配分の調整方法を設定して 訓練対象者八に 指示する指示手段 3 0とを用いる。 訓練対象者 は、 指示手段 3 0により設 定された調整方法に従って、 スイング中の体重配分を調整する。
[0058] 上記構成によれば、 訓練対象者八は、 前回のスイングにおいて検出された 足裏にかかる部位毎の圧力に基づいて、 前回のスイング中の体重配分を把握 できる。 そして、 前回のスイング中の体重配分を把握した訓練 対象者 に対 \¥0 2020/174985 1 1 卩(:171? 2020 /003058
して、 クラブ巳のフェース面における打点に基づく 体重配分の調整方法が指 示される。 したがって、 訓練対象者八は、 スイング中の体重配分をどのよう に調整すればスイングを修正できるかを容易 に理解できる。 また、 定量的な 打点に基づいて、 スイング中の体重配分を定量的に調整できる ため、 訓練対 象者八は、 調整後のスイングを具現化しやすい。
[0059] ( 2 ) 圧力検出手段 1 0は、 検出した圧力を画像として表示する圧力表示 部 1 3を備える。 指示手段 3 0は、 調整方法に従った体重配分によるスイン グを行った場合に足裏にかかる部位毎の圧力 を画像として例示する指示表示 部 3 3を備える。 ゴルフスイング訓練方法は、 検出した圧力を画像として表 示することを備える。 さらに、 ゴルフスイング訓練方法は、 調整方法に従っ た体重配分によるスイングを行った場合に足 裏にかかる部位毎の圧力を画像 として例示することを備える。
[0060] 上記構成によれば、 訓練対象者八は、 前回のスイングにおける体重配分と 、 調整された体重配分との違いを視覚的に確認 することができる。 そのため 、 スイング中の体重配分をどのように調整すれ ばスイングを修正できるかを 、 訓練対象者八は更に容易に理解できる。
[0061 ] ( 3 ) 打点検出手段 2 0は、 検出した打点を画像として表示する打点表示 部 2 4を備える。 ゴルフスイング訓練方法は、 検出した打点を画像として表 示することを備える。
[0062] 上記構成によれば、 訓練対象者八は、 前回のスイング時の打点を視覚的に 確認することができる。
[0063] ( 4 ) 圧力表示部 1 3は、 圧力検出部 1 1 により検出した足裏にかかる部 位毎の圧力について、 スイング中の経時的な変化を動画として表示 する。 指 示表示部 3 3は、 調整方法に従った体重配分によるスイングを 行った場合に 足裏にかかる部位毎の圧力の経時的な変化を 動画として表示する。 ゴルフス イング訓練方法は、 検出した圧力のスイング中の経時的な変化を 動画として 表示することを備える。 さらに、 ゴルフスイング訓練方法は、 調整方法に従 った体重配分によるスイングを行った場合に 足裏にかかる部位毎の圧力の経 \¥0 2020/174985 12 卩(:171? 2020 /003058
時的な変化を動画として表示することを備 える。
[0064] 上記構成によれば、 訓練対象者 は、 前回のスイングにおける体重配分が どうであったかを容易に把握できる。 また、 訓練対象者八は、 スイング中の 体重配分をどのように調整すればスイングを 修正できるかを更に容易に理解 できる。
[0065] ( 5 ) 指示手段 3 0は、 予め設定された打点と調整方法との関係情報 に基 づいて、 打点検出手段 2 0により検出された打点から調整方法を設定 る。 ゴルフスイング訓練方法において、 調整方法は、 予め設定された打点と調整 方法との関係情報に基づいて、 打点検出手段により検出された打点から設定 される。
[0066] 上記構成によれば、 指示手段 3 0は、 定量的な打点に基づいて、 スイング 中の体重配分をより適切に指示できる。
[0067] なお、 本実施形態は、 以下のように変更して実施することができる 。 本実 施形態及び以下の変更例は、 技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせ て 実施することができる。
[0068] 圧力表示部 1 3及び指示表示部 3 3における、 スイング時の足裏にかか る部位毎の圧力の表示方法を変更してもよい 。 例えば、 数値やグラフとして 表示してもよいし、 インパクト時等の特定のタイミングにおける 圧力を静止 画として表示してもよい。 また、 圧力表示部 1 3及び指示表示部 3 3は、 !_ 巳口等を備え、 圧力に応じた明度でその !_巳口等を点灯するように構成され ていてもよい。
[0069] 足裏における圧力検出部 1 1の配置を変更してもよい。
[0070] 打点検出手段 2 0による打点の検出方法は、 慣性センサ 2 1 を用いた方 法に限定されない。 例えば、 ハイスピードカメラ等を用いて打点を検出し て もよい。
[0071 ] 指示手段 3 0によるスイング中の体重配分の調整方法を 練対象者八に 指示する方法は、 指示表示部 3 3に画像等を表示する方法に限定されない。 例えば、 指示手段 3 0は音声によって指示してもよいし、 指示表示部 3 3の \¥02020/174985 13 卩(:171?2020/003058
表示と音声とを組み合わせて指示してもよ い。
[0072] 上記実施形態では、 指示手段 3 0の調整方法設定部 3 1は、 圧力検出部
1 1からの検出信号及び打点解析部 2 2により算出された打点に基づいて、 スイング中の体重配分の調整方法を設定して いたが、 打点解析部 2 2により 算出された打点のみに基づいて調整方法を設 定してもよい。
[0073] 指示手段 3 0に関して、 打点と調整方法との関係情報は、 ウッ ドやアイ アン等のクラブの種類や番手毎にそれぞれ異 なっていてもよいし、 同じであ ってもよい。
[0074] 指示手段 3 0に関して、 入力手段を設ける等して、 訓練対象者 等が打 点と調整方法との関係情報を任意に設定でき るようにしてもよい。
[0075] 打点表示部 2 4を省略してもよい。 また、 撮影手段 4 0及びスイング表 示部 5 1 を省略してもよい。
[0076] 上記実施形態では、 圧力表示部 1 3、 打点表示部 2 4、 指示表示部 3 3
、 及びスイング表示部 5 1 を一つの表示部 5 0に設けたが、 圧力表示部 1 3 、 打点表示部 2 4、 指示表示部 3 3、 及びスイング表示部 5 1のそれぞれが 別々のディスプレイに設けられていてもよい 。 符号の説明
[0077] 訓練対象者、 巳 クラブ、 〇 ボール、 1 0 圧力検出手段、 1 1 圧力検出部、 1 1 3 圧カセンサ、 1 3 圧力表示部、 2 0 打点検出手段 、 2 1 慣性センサ、 2 4 打点表示部、 3 0 指示手段、 3 3 指示表示 咅1^。