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Patent Searching and Data


Title:
HYDROGENATED NBR COMPOSITION
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2020/175151
Kind Code:
A1
Abstract:
Provided is a hydrogenated NBR composition which is obtained by adding about 30-200 parts by weight of a titanium oxide and about 1-8 parts by weight of a magnesium oxide to 100 parts by weight of a hydrogenated NBR. By forming a crosslinked rubber layer of this rubber composition on a metal sheet, kneadability on rolls is improved without decreasing the rubber strength of the hydrogenated NBR, and a gasket material having excellent blister resistance is formed. Also, this rubber composition is effective as a rubber raw material used for soft metal or as a hydrogenated NBR material which has high hardness and is difficult to knead.

Inventors:
WATANABE ISAO (JP)
TAKEKAWA DAIKI (JP)
Application Number:
PCT/JP2020/005543
Publication Date:
September 03, 2020
Filing Date:
February 13, 2020
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Assignee:
NOK CORP (JP)
International Classes:
C08L9/02; C08K3/22; C08L15/00; F16J15/10; F16J15/12
Foreign References:
JP2010285611A2010-12-24
CN102432929A2012-05-02
Attorney, Agent or Firm:
YOSHIDA Toshio et al. (JP)
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Claims:
〇 2020/175151 1 1 卩(:171? 2020 /005543

請求の範囲

[請求項 1 ] 水素化 酸化チタン 30〜 200重量部および酸化 マグネシウム 1 組成物。

[請求項 2] ナイロン微粒子および無水マレイン酸基含有エチレン系共重合体を 含有しない請求項 組成物。

[請求項 3] 請求項 1記載の水素化 組成物の架橋ゴム層を金属板上に形成さ せたガスケッ ト素材。

[請求項 4] 金属板上と架橋ゴム層との間に、 プライマー層および樹脂系加硫接 着剤層を介在させた請求項 3記載のガスケッ ト素材。

[請求項 5] 150 7619-1に対応する 0デュロメータで測定した 0硬度が 35以上

65以下である請求項 3記載のガスケッ ト素材。

[請求項 6] シリンダへッ ドガスケッ トとして用いられる請求項 3または 5記載 のガスケッ ト素材。

Description:
\¥02020/175151 卩(:17 2020/005543

明 細 書

発明の名称 : 水素化 N 8 組成物

技術分野

[0001 ] 本発明は、 水素化 組成物に関する。 さらに詳しくは、 耐プリスタ性を改 善させたガスケッ ト素材を与え得る、 口ール混練性を良化させた水素化 組 成物に関する。

背景技術

[0002] シリンダヘッ ドガスケッ トは、 金属板上にゴムを積層して、 エンジンとブ ロックとの間をシールする部品である。 それの使用に際しては、 エンジンの 冷却水がガスケッ トに触れるため耐水性が求められており、 耐水性が悪いと プリスタの発生がみられる。

[0003] エンジン内でブリスタが発生すると、 プリスタ発生個所のゴム材が剥離し てしまう可能性がある。 この剥離したゴム材が冷却系内に入ってしま うと、 冷却系のトラブルが発生し、 エンジンの故障につながる。

[0004] プリスタ性改善の方法として、 充填剤の配合量を増やすことが考えられる 。 充填剤としては、 一般的に炭酸カルシウム、 タルク、 クレー、 シリカ、 マ イカ、 ウォラストナイ ト等が用いられるが、 これらはいずれも耐プリスタ性 を満足させない。 また、 充填剤を高充填しすぎるとゴム硬度が高くな り、 シ —ル性を悪化させる。

[0005] さらに、 ゴム材料としては、 フッ素ゴムは耐プリスタ性にはすぐれている が、 コストが高いというデメリッ トがある。

[0006] 特許文献 1 には、 金属板上に表面処理剤層、 接着剤層およびゴム層を順次 積層したゴム-金属積層ガスケッ トにおいて、 表面処理層としてフッ素非含有 チタン化合物-アルミナ混合物を使用し、 高温度条件下における耐 性を改 善せしめることが記載されている。

[0007] 特許文献 2には、 水素化 本来の耐熱性、 耐摩耗性を維持しながら、 機械 的物性のさらなる向上を図ることができるゴ ム組成物として、 水素化 マト 〇 2020/175151 2 卩(:171? 2020 /005543

リックス中にナイロン微粒子が分散して存 在し、 無水マレイン酸基含有エチ レン系共重合体を含有するゴム組成物が提案 されており、 官能基含有エチレ ン系共重合体を架橋可能な酸化マグネシウム をさらに含有し得るとされ、 酸 化マグネシウムはステアリン酸と共に用いら れている。 そして、 ナイロン微 粒子および無水マレイン酸基含有エチレン系 共重合体のいずれか一方を含ま ないものは、 比較例とされている。 また、 そのフィラーとして、 酸化チタン 等が例示されている。

[0008] また、 特許文献 3には、 水素化 およびアロイ水素化 に、 酸化マグネ シウム加工補助剤を用い、 加硫速度を促進させることが記載されている 。 先行技術文献

特許文献

[0009] 特許文献 1 : 〇 201 4 /2081 1 3 八 1

特許文献 2 :特開平 1 0— 25 1 452号公報

特許文献 3 :特開 201 7 - 1 4477号公報

特許文献 4 :特開平 7 - 1 65953号公報

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0010] 本発明の目的は、 水素化 のゴム強度を低下させることなく、 口ールでの 混練性を良化させ、 耐プリスタ性にすぐれたガスケッ ト素材を与え得る、 組成物を提供することにある。

課題を解決するための手段

[0011] かかる本発明の目的は、 水素化 100重量部に対し、 酸化チタン 30〜 200 重量部および酸化マグネシウム 1〜 8重量部を配合した水素化 組成物によつ て達成され、 ナイロン微粒子および無水マレイン酸基含有 エチレン系共重合 体を含有しない。

発明の効果

[0012] シリンダへッ ドガスケッ ト等の 架橋物の耐プリスタ性を改善せしめる酸 〇 2020/175151 3 卩(:171? 2020 /005543

化チタンに加えて、 酸化マグネシウムを水素化 100重量部に対して 1〜 8重 量部、 好ましくは 2〜 7重量部、 特に好ましくは 3〜 5重量部配合することによ り、 口ールでの混練性を良化することができ、 加工性、 作業性の改善が図ら れる。

[0013] 酸化マグネシウムは、 従来の加工助剤、 例えば粘着性付与剤とは異なり、 強度低下を生じさせないことから、 ガスケッ ト素材に必要な特性を低下させ ることなく、 ゴムの混練性を改善させる。 また、 水素化 は、 フッ素ゴム対 比で低コストというメリッ トもある。

[0014] このようなゴム組成物の架橋ゴム層を金属板 上に形成させることにより、 ガスケッ ト素材を形成させる。 また、 ソフトメタルに使用するゴム原料とし て、 あるいは高硬度で混練加工が難しい水素化 材料として、 本発明のゴム 組成物は有効である。

発明を実施するための形態

[0015] ガスケッ ト素材として用いる場合、 金属板としては、 軟鋼板、 ステンレス 鋼板、 アルミニウム板、 アルミニウムダイキヤスト板等が用いられる 。 ステ ンレス鋼板としては、 31^301、 31^3011 31^304、 31^430等が用いられる。 そ の板厚は、 ガスケッ ト用途であるので、 一般に約 0. 1〜 21ä程度のものが用い られる。 この際、 金属板は好ましくは粗面化処理および/また アルカリ脱 脂処理された上で用いられる。

[0016] 金属板上には好ましくはプライマー層が形成 される。 プライマー層として は、 系皮膜、 リン酸亜鉛皮膜、 リン酸鉄皮膜、 塗布型クロメート皮膜 、 バナジウム、 ジルコニウム、 チタニウム、 モリブデン、 タングステン、 マ ンガン、 亜鉛、 セリウム等の金属の化合物、 特にこれら金属の酸化物等の無 機系被膜、 シラン、 フエノール樹脂、 エポキシ樹脂、 ポリウレタン等の有機 系被膜など、 一般に市販されている薬液あるいは公知技術 をそのまま用いる ことができるが、 好ましくは少なくとも 1個以上のキレート環とアルコキシ ル基を有する有機金属化合物を含んだプライ マー層、 さらにこれに金属酸化 物またはシリカを添加したプライマー層、 さらに好ましくはこれらのプライ \¥0 2020/175151 4 卩(:17 2020 /005543

マー層形成成分にアミノ基含有アルコキシ シランとビニル基含有アルコキシ シランとの加水分解縮合生成物を加えたプラ イマー層が用いられる。 この加 水分解縮合生成物は、 単独でも用いられる。

[0017] 有機金属化合物としては、 エチルアセトアセテートアルミニウムジイソ プ ロピレート、 アルミニウムトリス(エチルアセトアセテー ト)、 アルミニウム- モノアセチルアセトネート-ビス(エチルア トアセテート)、 アルミニウムト リス(アセチルアセテート)等の有機アルミ ニウム化合物、 イソプロポキシチ タンビス(エチルアセトアセテート)、 1 , 3 -プロパンジオキシチタンビス(エチ ルアセトアセテート)、 ジイソプロポキシチタンビス(アセチルアセ トネート) 、 チタンテトラ(アセチルアセトネート)等の 有機チタン化合物、 ジ ブトキ シジルコニウムビス(アセチルアセトネート )、 ジ〇 -ブトキシジルコニウムビ ス(エチルアセトアセテート)等の有機ジル コニウム化合物などが挙げられ、 好ましくは一般式

ル基

门 : 1〜 4の整数

で表されるキレート環およびアルコキシル基 から構成される有機チタン化合 物が用いられる。

[0018] プライマー層を形成する表面処理剤は、 金属板表面上に浸潰、 噴霧、 はけ 〇 2020/175151 5 卩(:171? 2020 /005543

刷り、 口ールコートなどの方法によって約 30〜 1 , 0001119/|11 2 、 好ましくは約 100 〜 1 , 0001119/|11 2 の片面塗布量(目付量)で塗布され、 室温または温風で乾燥され た後、 約 100〜 250°〇で約 1〜 20分間焼付け処理される。

[0019] 金属板上に塗布され、 乾燥処理を行ったプライマー層上には、 ゴム用接着 剤として、 熱硬化性のフエノール樹脂、 エポキシ樹脂等の樹脂系加硫接着剤 が塗布される。 熱硬化性フエノール樹脂としては、 クレゾールノポラック型 フエノ _ル樹脂、 クレゾールレゾール型フエノール樹脂、 アルキル変性型フ エノール樹脂等の任意の熱硬化性フエノール 樹脂を用いることができる。 ま た、 エポキシ樹脂としては好ましくはクレゾール ノポラック型エポキシ樹脂 が用いられ、 この場合にはビスフエノールノボラック型フ エノール樹脂を硬 化剤とし、 またイミダソール化合物が硬化触媒として用 いられる。

[0020] これらの樹脂系加硫接着剤は、 一般にメタノール、 エタノール、 イソプロ パノール等のアルコール系有機溶剤またはア セトン、 メチルエチルケトン、 メチルイソプチルケトン等のケトン系有機溶 剤を単独または混合溶剤として 、 その成分濃度が約 1〜 5重量%の有機溶剤溶液として調製され、 表面処理剤の 場合と同様の塗布方法により、 約 100〜 2, 5001119/ III 2 の片面目付量(塗布量)で塗 布され、 室温または温風で乾燥された後、 約 100〜 250 ° 〇で約 1〜 20分間焼付処 理される。

[0021 ] このようにして形成された加硫接着剤層上に は、 未加硫のゴムコンパウン ドが約 5〜 120 >11程度の片面厚さの加硫物層を両面に形成 しめるように、 ゴ ムコンパウンドの有機溶剤溶液として塗布さ れる。

[0022] 塗布された未加硫ゴム層は、 室温乃至約 100°〇の温度で約 1〜 15分間程度乾 燥し、 有機溶剤として用いられたメタノール、 エタノール等のアルコール類 、 メチルエチルケトン、 メチルイソプチルケトン等のケトン類、 トルエン、 キシレン等の芳香族炭化水素類またはこれら の混合溶剤などを揮発させた後 、 約 150〜 230 ° 〇で約 0. 5〜 30分間加熱加硫し、 その際必要に応じて加圧して加 硫することも行われる。

[0023] 水素化 としては、 任意の水素化度を有するものが用いられる。 水素化 〇 2020/175151 6 卩(:171? 2020 /005543

は、 有機過酸化物で架橋される。 有機過酸化物としては、 例えば第 3プチル ハイ ドロパーオキサイ ド、 1 , 1 , 3, 3 -テトラメチルプチルハイ ドロパーオキサ イ ド、 卩 -メンタンハイ ドロパーオキサイ ド、 クメンハイ ドロパーオキサイ ド 、 ジイソプロピルベンゼンハイ ドロパーオキサイ ド、 2, 5 -ジメチルヘキサン- 2, 5 -ジハイ ドロパーオキサイ ド、 ジ第 3プチルパーオキサイ ド、 ジクミルパー オキサイ ド、 第 3プチルクミルパーオキサイ ド、 1 , 1 -ジ(第 3プチルパーオキシ )シクロドデカン、 2, 2 -ジ(第 3プチルパーオキシ)オクタン、 1 , 1 -ジ(第 3プチ ルパーオキシ)シクロヘキサン、 2, 5 -ジメチル- 2, 5 -ジ(第 3プチルパーオキシ) ヘキサン、 2, 5 -ジメチル- 2, 5 -ジ(第 3プチルパーオキシ)ヘキシン- 3、 1 , 3 -ビ ス(第 3プチルパーオキシイソプロピル)ベンゼン 2, 5 -ジメチル- 2, 5 -ジ(ベン ゾイルパーオキシ)ヘキサン、 1 , 1 -ジ(第 3プチルパーオキシ)-3, 3, 5 -トリメチ ルシクロヘキサン、 -ブチル- 4, 4 -ジ(第 3プチルパーオキシ)パ ' レレート、 ベ ンゾイルパーオキサイ ド、 111-トルイルパーオキサイ ド、 -クロロベンゾイル パーオキサイ ド、 2, 4 -ジクロロベンゾイルパーオキサイ ド、 第 3プチルパーオ キシイソプチレート、 第 3プチルパーオキシ -2 -エチルへキサノエート、 第 3ブ チルパーオキシベンゾエート、 第 3プチルパーオキシイソプロピルカーボネー 卜、 第 3プチルパーオキシアリルカーボネート等が 水素化

り約 0. 5〜 10重量部、 好ましくは約 1〜 8重量部の割合で用いられる。

[0024] これらの水素化 には、 それの 100重量部当り約 30〜 200重量部、 好ましく は約 70〜 150重量部の酸化チタンおよび約 1〜 8重量部、 好ましくは約 2〜 7重量 部、 特に好ましくは約 3〜 5重量部の酸化マグネシウムが配合される。

[0025] 酸化チタンの平均粒子径は特に限定されず、 例えば約 0. 15〜 0. 30 >11程度の ものが用いられる。 これよりも少ない配合割合では、 耐プリスタ性の改善効 果はみられず、 一方これよりも多い配合割合では、 ゴム硬度が高くなりすぎ 、 シール性が悪化する。

[0026] 酸化マグネシウムは、 その平均粒子径は特に限定されず、 例えば約 1 . 0〜 30 . 0 111程度のものが用いられる。 また、 脂肪酸表面処理品の如く、 表面処理を 行ったものでもよい。 これより少ない配合割合では、 口ールの卷付性が悪く 〇 2020/175151 7 卩(:171? 2020 /005543

、 作業性も悪く、 パギングなどを生ずる。 一方、 これよりも多い配合割合で は、 口ールへの粘着性が強くなり、 作業性が悪化する。

[0027] 炭酸カルシウム、 シリカ等の他の充填剤の使用は、 本発明の目的を損なわ ない限り許容される。 なお、 シール性を確保するためには、 130 7619-1に対 応する

しい。

[0028] したがって、 特定割合の酸化チタンおよび酸化マグネシウ ムを配合するこ とによって、 口ールでの混練性が改善され、 またそれから加硫成形されたシ リンダへッ ドガスケッ ト等の耐プリスタ性を向上させることができ る。 その 結果、 ェンジン内でのガスケッ トからのゴム剥れが無くなり、 不具合が改善 される。

[0029] 酸化チタンおよび酸化マグネシウム含有水素 化 は、 架橋ゴム層として金 属板上に形成される。 また、 粘着防止が必要な場合には、 その表面に粘着防 止剤を塗布することもできる。

[0030] 粘着防止剤は、 ゴム同士やゴムと金属との粘着を防止する目 的で使用され 、 加硫ゴム層上に被膜を形成し得るものであれ ば任意のものを用いることが でき、 例えばシリコーン系、 フッ素系、 グラファイ ト系、 アミ ド、 パラフィ ン等のワックス系、 ポリオレフィン系またはポリブタジェン系の もの等が挙 げられるが、 好ましくは液状の 1 , 2 -ポリブタジェン水酸基含有物、 1 , 2 -ポリ ブタジェンイソシアネート基含有物およびポ リオレフィン系樹脂の有機溶剤 分散液からなる粘着防止剤が用いられる(特 許文献 4)。

実施例

[0031 ] 次に、 実施例について本発明を説明する。

[0032] 実施例 1〜 8、 比較例 1〜 4、 参考例

脱脂したステンレス鋼板(厚さ 0. 2m.ii)の両面上に丁 I /八 I系プライマ _(丁 I化 合物:マツモトファインケミカル製品 0(^八丁^ 丁〇100/八 匕合物: 日産化学 工業製品八3-520-八)を塗布し、 200°〇で 10分間焼付け処理して、 下部プライマ 一層を形成させる。 下部プライマー層上に、 ェポキシ樹脂を主成分とした接 〇 2020/175151 8 卩(:171? 2020 /005543

着剤を塗布し、 200 ° 〇で 5分間焼付け処理して、 カバーコート層を形成する。 カバーコート層の上に、 ゴム糊コーティング液を塗布し、 190°〇で 8分間加硫 して、 ゴム層を形成する。 ゴム層の上に、 ワックスとグラフアイ トとを分散 させたコーティング液を塗布し、 200 ° 〇で 5分間焼付け処理して粘着防止層を 形成し、 ガスケッ ト素材を作製した。

[0033] ゴム糊コーティング液は、 次の組成を有する。

水素化 (ランクセス社製品テルバン 3446) 100重量部 力ーボンブラック(東海力ーボン製品シース ト 04) 80 // 酸化チタン(石原産業製品タイべーク八100) 所定量 酸化マグネシゥム(協和化学工業製品キヨー ワマグ 150、 //

50粒径 4. 2 〇0

ステアリン酸(ミヨシ油脂製品 1重量部 老化防止剤(大内新興化学製品ノクラック〇 〇八) 2 // 架橋助剤(日立化成製品タイク) 2 // 有機過酸化物(日本油脂製品パーブチル卩) 8 // 以上の各成分を、 二ーダおよびオープンロールで混練し、 得られた混練物(組 成物)をメチルエチルケトン、 トルエン、 酢酸エチル等に溶解 ·分散させ、 固 形分濃度 20重量%のゴム糊コーティング液を調製した

[0034] 作製されたガスケッ ト素材について、 次の各項目の評価および測定を行つ た。

硬度:

水素化 組成物を 170°〇で 20分間加硫して得られた厚さ 21äのゴムシ —卜について、 130

引張強さ :

」1 1<6251準拠

口ール加工性:

〇 : 口ール加工性が良好で、 混練が可能

△ : 口ール加工性はやや悪いが、 作業は可能 〇 2020/175151 9 卩(:171? 2020 /005543

X : 口ール加工性が悪く、 作業が困難

圧縮試験評価: ゴム積層体に、 ドーナツ状の凸形金具を 150 ° 〇、 10分間、

2501^3で圧縮した後のゴム層の状態を下記基準 で評価(評 価 4以上を〇とした)

5点:金属の露出がなく、 ゴムの流れも殆ど認められない

4点:金属の露出がなく、 ゴムの流れも少量である 3点: ゴムの流れは少なからず生じているが、 金属露出には至って いない

2点: ゴムの流れは大きいが、 金属の露出は少ない 1点: ゴムの流れ、 金属の露出共に大きい

[0035] 得られた結果は、 次の表 1〜 2に示される。 なお、 粒径 50粒径)は、 分散 媒エタノールに 1^0を分散させ、 日機装製粒度分布計 “マイクロトラック町30 00 II” を用いて測定された値である。 また、 比較例 1 (脂肪族(: 5 石油樹脂、 ク レイバレー製品町 丁八〇 95)および比較例 2(クマロン樹脂、 日塗化学製品二 ッ トレジン 0-90)は、 一般的に用いられている粘着付与剤であり、 水素化 - N 0 2 は粘着性が低下し、 バギングが発生するために添加されている。

酸化マグネシウム(スターマグ :神島化学工業製品、 050粒径 12. 4 111 脂肪酸表面処理酸化マグネシウム:神島化学 工業製品、 スターマグ〇乂150 表 1

〔添加成分〕

丁_1〇 2 (タイべーク八1 00) 100 100 30 100 200 100 100 100 1^0(キヨーワマグ 1 50) 1 3 5 5 5 8

1^0(スターマグ 3

1^0(スターマグ〇乂1 50) 3 〔測定結果〕

〇硬度 57 59 52 60 65 61 58 96 0/175151 10 卩(:171? 2020 /005543

引張強さ (1^3) 18.1 18.5 18.7 18.4 16.5 18.7 18.5 18.3 〔評価〕

口ール加工性 △ 〇 〇 〇 〇 △ 〇 〇 バギング 粘着

圧縮試験評価 5点 5点 4点 5点 5点 5点 5点 5点

0 0 0 0 0 0 0 0

表 2

〔添加成分〕

丁_1〇 2 (タイべーク八100) 100 100 100 100 100 1^0(キヨーワマグ 150) 0.5 10

石油樹脂 5

クマロン樹脂 5

〔測定結果〕

〇硬度 55 54 57 63 57 引張強さ 0^3) 16.4 16.3 18.2 19.1 18.2 〔評価〕

口ール加工性 〇 〇 X X X パギング 粘着 パギング 圧縮試験評価 3点 3点 5点 5点 5点

X X 〇 〇 〇