Login| Sign Up| Help| Contact|

Patent Searching and Data


Title:
IMAGE DISPLAY DEVICE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/041622
Kind Code:
A1
Abstract:
Provided is an image display device wherein a case portion where vibration is applied is specified and an image is changed by being related to such portion. A vibration applied portion specifying section (19) specifies a portion of a case where vibration is applied, based on output from a vibration detecting element (17). An operation change command generating section (20) outputs an operation change command, including portion information on the portion specified by the vibration applied portion specifying section (19). An image display changing section (21) changes the image to be related to the portion, based on the portion information when the operation change command, including the portion information, is inputted.

Inventors:
INOUE MANABU
Application Number:
PCT/JP2008/067500
Publication Date:
April 02, 2009
Filing Date:
September 26, 2008
Export Citation:
Click for automatic bibliography generation   Help
Assignee:
KONAMI DIGITAL ENTERTAINMENT (JP)
INOUE MANABU
International Classes:
A63F13/00; A63F13/06; A63F13/08; G06F3/038
Domestic Patent References:
WO1999012129A11999-03-11
Foreign References:
JPH0689086A1994-03-29
JP2002298160A2002-10-11
JP2000335199A2000-12-05
Attorney, Agent or Firm:
NISHIURA, Tsuguharu (Sankaido Building 8F9-13, Akasaka 1-chom, Minato-ku Tokyo 52, JP)
Download PDF:
Claims:
 画像表示部と、
 前記画像表示部を保持するケースと、
 振動を入力として検出する振動入力部と、
 振動以外の入力を検出する非振動入力部と、
 前記振動入力部からの入力と画像データとに基づいて、前記画像表示部に画像を表示し、前記振動入力部からの前記入力に応じて前記画像を変更する画像表示制御部とを具備し、
 前記振動入力部は、前記ケースに外部から直接加えられる振動を検出する1以上の振動検出素子と、前記振動検出素子の出力に基づき、前記振動が加えられた前記ケースの部位を特定して前記部位についての部位情報を出力する振動加入部位特定部とからなり、
 前記画像表示制御部は、前記画像表示部に表示する前記画像の前記画像データを記憶する画像データ記憶部と、前記非振動入力部からの入力に応じて動作変更指令を発生し、かつ前記振動入力部からの入力により前記振動加入部位特定部が特定した前記部位についての前記部位情報を含む動作変更指令を発生するように構成された動作変更指令発生部と、前記画像データ記憶部に記憶された前記画像データに基づいて前記画像表示部に前記画像を表示し、前記動作変更指令が入力されると該動作変更指令に基づいて前記画像を変更する画像表示変更部とからなり、
 前記動作変更指令発生部は、前記部位情報に加えて前記部位に加えられる前記振動の大きさに関する振動大きさ情報も含んだ前記動作変更指令を発生するように構成され、
 前記画像表示変更部は、前記部位情報に基づいて、前記画像表示部に表示されている画像主体が、前記部位情報により特定される前記部位から離れるまたは前記部位に近付く動作をし、前記振動大きさ情報に基づいて前記画像主体の動作速度を変更するように前記画像を変更することを特徴とする画像表示装置。
 前記画像表示変更部はさらに、前記部位情報に基づいて、前記画像表示部に表示されている画像主体に向かって、前記部位情報により特定される前記部位から追加画像が進行し、前記振動大きさ情報に基づいて前記追加画像の大きさ、量または速度を変更するように前記画像を変更することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
 前記画像表示変更部はさらに、前記部位情報に基づいて、前記画像表示部に表示されている画像主体を、前記部位情報により特定される前記部位を中心にして変形させ、前記振動大きさ情報に基づいて前記画像主体の変形の度合いを変更するように前記画像を変更することを特徴とする請求項2に記載の画像表示装置。
 画像表示部と、
 前記画像表示部を保持するケースと、
 振動を入力として検出する振動入力部と、
 前記振動入力部からの入力と画像データとに基づいて、前記画像表示部に画像を表示し、前記振動入力部からの前記入力に応じて前記画像を変更する画像表示制御部とを具備し、
 前記振動入力部は、前記ケースに外部から直接加えられる振動を検出する1以上の振動検出素子と、前記振動検出素子の出力に基づき、前記振動が加えられた前記ケースの部位を特定して前記部位についての部位情報を出力する振動加入部位特定部とからなり、
 前記画像表示制御部は、前記振動加入部位特定部が特定した前記部位についての前記部位情報に基づいて前記ケースの前記部位と関連するように前記画像を変更することを特徴とする画像表示装置。
 振動以外の入力を検出する非振動入力部を更に備え、
 前記画像表示制御部は、
 前記画像表示部に表示する前記画像の前記画像データを記憶する画像データ記憶部と、
 前記非振動入力部からの入力に応じて動作変更指令を発生し、また前記振動入力部からの入力により前記振動加入部位特定部が特定した前記部位についての前記部位情報を含む動作変更指令を発生するように構成された動作変更指令発生部と、
 前記画像データ記憶部に記憶された前記画像データに基づいて前記画像表示部に前記画像を表示し、前記動作変更指令が入力されると該動作変更指令に基づいて前記画像を変更する画像表示変更部とを具備している請求項4に記載の画像表示装置。
 前記動作変更指令発生部は、前記部位情報に加えて前記部位に加えられる前記振動の大きさに関する振動大きさ情報も含んだ前記動作変更指令を発生するように構成されている請求項5に記載の画像表示装置。
 前記1以上の振動検出素子は、前記画像表示部の表示画面に対する垂線が延びる第1の方向に発生する振動を検出するように配置された第1の一軸振動検出素子と、
 前記表示画面と直交する第1の仮想面に対する垂線が延びる第2の方向に発生する振動を検出するように配置された第2の一軸振動検出素子と、
 前記表示画面及び前記第1の仮想面と直交する第2の仮想面に対する垂線が延びる第3の方向に発生する振動を検出するように配置された第3の一軸振動検出素子とからなる請求項4に記載の画像表示装置。
 前記ケースは、多面体形状を有しており、前記画像表示部の前記表示画面は、前記多面体の一面に露出するように構成された請求項7に記載の画像表示装置。
 前記ケースは、非多面体形状を有している請求項7に記載の画像表示装置。
 前記画像表示制御部は、前記部位情報に基づいて、前記画像表示部に表示されている画像主体が、前記部位情報により特定される前記部位から離れるまたは前記部位に近付く動作をするように前記画像を変更することを特徴とする請求項4に記載の画像表示装置。
 前記画像表示制御部は、前記部位情報に基づいて、前記画像表示部に表示されている画像主体から、前記部位情報により特定される前記部位に向かって追加画像が進行するように前記画像を変更することを特徴とする請求項4に記載の画像表示装置。
 前記画像表示変更部は、前記部位情報に基づいて、前記画像表示部に表示されている画像主体から、前記部位情報により特定される前記部位に向かって追加画像が進行し、前記振動大きさ情報に基づいて前記追加画像の大きさ、量または速度を変更するように前記画像を変更することを特徴とする請求項6に記載の画像表示装置。
 前記画像表示変更部は、前記部位情報に基づいて、前記部位情報により特定される前記部位の近傍に追加画像が発生するように前記画像を変更することを特徴とする請求項4に記載の画像表示装置。
 前記画像表示変更部は、前記部位情報に基づいて、前記部位情報により特定される前記部位の近傍に追加画像が発生し、前記振動大きさ情報に基づいて前記追加画像の大きさ、量または速度を変更するように前記画像を変更することを特徴とする請求項6に記載の画像表示装置。
 前記画像表示制御部は、前記部位情報に基づいて、前記画像表示部に表示されている画像主体に向かって、前記部位情報により特定される前記部位から追加画像が進行するように前記画像を変更することを特徴とする請求項4に記載の画像表示装置。
 前記画像表示変更部は、前記部位情報に基づいて、前記画像表示部に表示されている画像主体に向かって、前記部位情報により特定される前記部位から追加画像が進行し、前記振動大きさ情報に基づいて前記追加画像の大きさ、量または速度を変更するように前記画像を変更することを特徴とする請求項6に記載の画像表示装置。
 前記画像表示制御部は、前記部位情報に基づいて、前記画像表示部に表示されている画像主体を、前記部位情報により特定される前記部位を中心にして変形させるように前記画像を変更することを特徴とする請求項4に記載の画像表示装置。
 前記画像表示変更部は、前記部位情報に基づいて、前記画像表示部に表示されている画像主体を、前記部位情報により特定される前記部位を中心にして変形させ、前記振動大きさ情報に基づいて前記画像主体の変形の度合いを変更するように前記画像を変更することを特徴とする請求項6に記載の画像表示装置。
Description:
画像表示装置

 本発明は、画像表示部を保持するケース 振動が加えられると画像表示部に表示され 画像が変化する画像表示装置に関するもの ある。

  特開2002-298160号公報(特許文献1)に示される ように、従来の画像表示装置には、画像表示 装置と操作用コントローラとが一体になって おり、加速度センサからなる回転検出センサ を備えて、コントローラの傾きまたは回転動 作に応じて表示画面上の画像を変更するもの がある。しかしながら従来、画像表示部を備 えた画像表示装置のケースに振動が加えられ たときに、画像が変化する画像表示装置はな かった。なお特開2002-239963号公報(特許文献2) 示されたロボット装置では、ロボット装置 本体内に振動センサが配置されて、本体に 部から付与された外力を振動センサで検出 て、加えられた外力の方向及び大きさ等の 報を特定し、特定した外力の情報に対応し 所定の動作を行うロボット装置が開示され いる。しかしこのロボット装置では、画像 示部がなく、振動が加わった部位との関係 画像表示部の画像が変わるということはな 。

特開2002-298160号公報

特開2002-239963号公報

 特許文献1に示された画像表示装置では、 画像表示装置と一体になったコントローラ自 体を動かして、画像を変化させているだけで 、画像表示装置に振動を加えることはなかっ た。しかしながら画面を見ている操作者が、 例えばゲームに夢中になっているとき等には 、衝動的にケースに振動を加えることがある 。もしこのようなときに、加えられた振動に 応じて画像が変化したとすると、今までにな い楽しみを味わうことができる。しかしなが ら従来の画像表示装置では、このような楽し みを得ることはできなかった。

 本発明の目的は、ケースに加えられた振 の部位を特定して、その部位と関係を持っ 画像を変更することができる画像表示装置 提供することにある。

 上記目的に加えて、本発明の他の目的は ケースに加えられた振動の大きさに応じて 像を変更することができる画像表示装置を 供することにある。

 本発明の更に他の目的は、画像表示部に 示された画像中の画像主体が、振動を加え れた部位から離れるまたは振動を加えられ 部位に近付く方向に向けて移動する動作を る画像表示装置を提供することにある。

 本発明の更に他の目的は、振動を加えら た部位に向かって追加画像が進行するよう 表示をすることが可能な画像表示装置を提 することにある。

 本発明の更に他の目的は、振動を加えら た部位から画像主体に向けて追加画像が進 する画像を表示することが可能な画像表示 置を提供することにある。

 本発明の更に他の目的は、振動を加えら た部位を中心として、画像主体が変形した 像を表示することが可能な画像表示装置を 供することにある。

 本発明の画像表示装置は、画像表示部と 画像表示部を保持するケースと、振動を入 として検出する振動入力部と、画像表示制 部とを有している。画像表示制御部は、振 入力部からの入力と画像データとに基づい 、画像表示部に画像を表示し、振動入力部 らの入力に応じて画像を変更する。なお本 明細書において、画像とは、静止画像及び 画像のいずれをも含むものである。本発明 おいては、振動入力部は、ケースに外部か 直接加えられる振動を検出する1以上の振動 検出素子と、振動検出素子の出力に基づき、 振動が加えられたケースの部位を特定して部 位情報を出力する振動加入部位特定部とを備 えている。そして画像表示制御部は、振動加 入部位特定部が特定したケースの部位につい ての部位情報に基づいて振動が加えられたケ ースの部位と関連するように画像を変更する 。本願明細書においては、振動が加えられた 「ケースの部位と関連するように画像を変更 する」とは、画像の変更が、振動が加えられ た部位と、何らかの関連(または関係)を持っ 変わるものであればよく、その画像の変更 様子またはパターンは、特定のものに限定 れるものではない。言い換えると、「ケー の部位と関連するように画像を変更する」 は、特定された「ケースの部位」について 位情報を画像変更に使用されるパラメータ 一つとして用いることを意味する。

 なお具体的な画像表示制御部は、画像表 部に表示する画像の画像データを記憶する 像データ記憶部と、動作変更指令発生部と 画像表示変更部とを具備している。また具 的な画像表示装置では、前述の振動入力部 は別に、振動以外の入力を検出する非振動 力部を備えていてもよい。動作変更指令発 部は、非振動入力部からの入力に応じて動 変更指令を発生し、また振動加入部位特定 が特定した部位についての部位情報を含む 作変更指令を発生する。そして画像表示変 部は、画像データ記憶部に記憶された画像 ータに基づいて画像表示部に画像を表示し 動作変更指令が入力されるとこの動作変更 令に基づいて画像を変更する。

 本発明によれば、画像表示部には、振動 加えられたケースの部位と関連する画像の 化が表示されるので、画像表示部を見てい 者に、ケースに振動を加えると画像が変化 るというおもしろさを実感させることがで 、従来にない楽しみを得ることができる画 表示装置を提供することができる。なお振 が加えられたケースの部位と関連する画像 変化には、例えば、振動を加えたケースの 位が画像表示部の周囲の枠体の一部である した場合には、その枠体の一部から画面上 シャボン玉が吹き出たり、水が噴き出すよ な画像の変化が含まれる。また振動が加え れたケースの部位と関連する画像の変化に 、画面の所定部位に振動を加えると、振動 加わった画面の部位に孔があいたような状 になり、その孔から液体が噴き出すような 像の変化も含まれる。本発明によれば、振 が加わった部位との関係で画像が変更され ため、振動を加える部位の選択のしかたに って、予想外の画像の変化を楽しむことが きる。

 動作変更指令発生部は、部位情報に加え 、振動が加わる部位に加えられた振動の大 さに関する振動大きさ情報も含んだ動作変 指令を発生するように構成してもよい。こ ようにすると、振動の大きさに応じても画 が変化するため、振動を加える部位の選択 けでなく、振動の大きさも、画像変更のパ メータとすることができるので、画像の変 の態様をさらに多様化することができる。

 1以上の振動検出素子は、一軸方向に発生 する振動を検出する一軸振動検出素子を3個( 1の一軸振動検出素子、第2の一軸振動検出 子及び第3の一軸振動検出素子)備えるように 構成してもよい。この場合には、第1の一軸 動検出素子を、画像表示部の表示画面に対 る垂線が延びる第1の方向に発生する振動を 出するように配置する。第2の一軸振動検出 素子は、表示画面と直交する第1の仮想面に する垂線が延びる第2の方向に発生する振動 検出するように配置する。そして、第3の一 軸振動検出素子を表示画面及び第1の仮想面 直交する第2の仮想面に対する垂線が延びる 3の方向に発生する振動を検出するように配 置する。このようにすると、簡単な構成の振 動検出素子を採用することができ、しかも配 置する素子の数を少なくすることができるの で、振動が加わった部位の検出を安価な構成 で行うことができる。さらにこのような構成 を採用すると、表示画面が露出する面が平面 であれば、ケースの形状は多面体形状とする ことができる。または、ケースの形状を、例 えば球形状のように非多面体形状とすること ができる。

 画像表示制御部が、部位情報に基づいて 像を変更する態様は任意である。画像表示 御部は、部位情報に基づいて、画像表示部 表示されている画像主体が、部位情報によ 特定される部位から離れるまたは部位に近 く動作をするように画像を変更してもよい ここで画像主体とは、画像データ記憶部に 憶されて、画像表示制御部により画像表示 に表示される画像のうち、画像を見ている の注意を特に惹きつける画像であって、例 ばゲームにおけるキャラクタや、移動体や 建造物や、背景などとすることができる。 のように構成すると、画像主体が動物のキ ラクタ等の場合には、特定された部位に与 られた振動に驚いて振動を加えた部位から ャラクタが逃げる画像を表示したり、特定 れた部位に与えられた振動に興味を示して 動を加えた部位へキャラクタが近づく画像 表示することができるので、画像を見てい 者は、ケースに振動を加えたことに対する 像主体の反応を楽しむことができる。

 このような場合には、動作変更指令発生 は、部位情報に加えて、振動が加わる部位 加えられた振動の大きさに関する振動大き 情報も含んだ動作変更指令を発生するよう 構成してもよい。このように構成すると、 像表示変更部は例えば、振動の大きさに応 て、画像主体が特定された部位から離れる 度及び特定された部位に近づく速度(動作速 度)を変更することができるので、画像を見 いる者は、ケースに加えられた振動を、変 する画像から直感的に把握することができ 。

 画像表示制御部は、部位情報に基づいて 加画像が発生するように画像を変更しても い。ここで追加画像とは、画像データ記憶 に記憶されて、画像表示制御部により画像 示部に表示される画像のうち、画像主体以 の画像であって、部位情報に基づいて発生 る画像である。追加画像には、例えばゲー において画像主体を攻撃する攻撃手段など 含まれる。このように構成すると、振動が えられた部位と関連する追加画像が表示さ るので、画像を見ている者に、より多様化 れた画像の変形態様を見せることができる

 なお、このような場合には、画像表示変 部は、振動の大きさ情報に基づいて追加画 の大きさ、量または速度を変更するように 像を変更してもよい。このように構成する 、加えられた振動の大きさに応じて追加画 の大きさ、量または速度が変化するので、 像を見ている者は、多様な画像の変化を楽 むことができるだけでなく、例えば対戦ゲ ムにおいては攻撃の戦略のバリエーション 増やすことができる。

 部位情報に基づいて発生する追加画像の 状や動作は任意である。例えば、画像表示 に表示されている画像主体に向かって、部 情報により特定される部位から追加画像が 行するように画像を変更してもよい。この うに画像を変更すると、振動が加えられた 位から画像主体に向けて追加画像が進行す 画像が表示されるので、例えば対戦ゲーム 場合には、振動を加えた部位から画像主体 攻撃を加える画像を、見ている者に表示す ことができる。その結果、画像を見ている に、より多様化された画像の変形態様を見 ることができる。また画像表示部に表示さ ている画像主体から、部位情報により特定 れる部位に向かって追加画像が進行するよ に画像を変更してもよいのは勿論である。 らに部位情報により特定される部位の近傍 追加画像が発生するように画像を変更して よいのは勿論である。

 なお、上記のように追加画像を表示する 合にも、画像表示変更部は、振動の大きさ 報に基づいて追加画像の大きさ、量または 度を変更するように画像を変更してもよい は勿論である。このように構成すると、加 られた振動の大きさに応じて画像主体に向 て進行する追加画像、画像主体から離れる うに進行する追加画像または特定される部 の近傍に発生する追加画像の大きさ、量ま は速度が変化するので、画像を見ている者 、多様な画像の変化を楽しむことができる けでなく、例えば対戦ゲームにおいては攻 の戦略のバリエーションを増やすことがで る。

 また画像表示制御部は、部位情報に基づ て、画像表示部に表示されている画像主体 、部位情報により特定される部位を中心に て変形させるように画像を変更してもよい このように構成すると、例えば、特定され 部位を中心にして広がるように形成された 紋により画像主体が変形する画像を表示す ことができる。その結果、画像を見ている に、より多様化された画像の変形態様を見 ることができる。なお、この場合にも、画 表示変更部は、振動の大きさ情報に基づい 画像主体が変形する度合いを変更するよう 画像を変更してもよい。このように画像を 更すると、加えられた振動の大きさに応じ 画像主体の変形の度合いが変化するので、 きな振動を与えることにより、画像を見て る者は、画像主体が大きく変形する画像を しむことができる。

本発明の画像表示装置の実施の形態の 例の構成を示す図である。 図1の実施の形態における画像表示装置 の主要部のブロック図である。 図1の実施の形態における一軸振動検出 素子の配置を説明するための図である。 図1の実施の形態をコンピュータを用い て実現する場合に用いるプログラムのアルゴ リズムを示すフローチャートである。 図1の実施の形態における画像表示の変 更の一例を示す図である。 図1の実施の形態における画像表示の変 更の一例を示す図である。 (A)及び(B)は、図1の実施の形態における 画像表示の変更の一例を示す図である。 図1の実施の形態における画像表示の変 更の一例を示す図である。 図1の実施の形態における画像表示の変 更の一例を示す図である。 図1の実施の形態における画像表示の 更の一例を示す図である。 (A)及び(B)は、 図1の実施の形態におけ る画像表示の変更の一例を示す図である。 図1の実施の形態における画像表示の 更の一例を示す図である。 図1の実施の形態における画像表示の 更の一例を示す図である。

 以下、本発明の画像表示装置を実施する めの最良の形態を、図面を参照して詳細に 明する。図1は、本実施の形態の画像表示装 置1の斜視図である。図2は、本実施の形態の 像表示装置1の主要部の構成を示すブロック 図である。図1に示した画像表示装置1は、略 方体形状のケース3を有している。ケース3 一面には、表示画面5が露出している。表示 面5は、図2に示す画像表示部11に含まれるも のである。図2に示すように、本実施の形態 画像表示装置1は、画像表示部11と、画像表 制御部12と、2種類の入力部13A及び13Bとを備 ている。なお本実施例においては、入力部13 Aが本発明の非振動入力部を構成し、入力部13 Bが本発明の振動入力部を構成している。画 表示制御部12は、2種類の入力部13Aまたは13B らの入力と画像データとに基づいて、画像 示部11に画像を表示し、入力部13Aまたは13Bか らの入力に応じて画像表示部に表示する画像 を変更するように構成されている。具体的に は、画像表示制御部12は、後述する動作変更 令発生部20と、画像表示変更部21と、画像デ ータ記憶部23とから構成されている。

 図1に戻って、ケース3には、表示画面5が 出している前方壁部3Aに、4つのスイッチ7a~7 dが設けられている。これらのスイッチ7a~7dは 、電源スイッチ7aと表示画面に表示される画 を変更するための動作変更指令を発生する めに操作される入力部13Aの一つとしての操 スイッチ7b~7dである。これら操作スイッチ7b ~7dの出力及び後述する振動加入部位特定部19 らの出力は、動作変更指令発生部20に入力 れる。動作変更指令発生部20は、画像表示変 更部21に対して、入力部13A(7b~7d)及び13Bから入 力される指令に基づいて、動作変更指令を発 生する。

 またケース3の前方壁部3Aには、スピーカ 放音孔9が2箇所形成されている。スピーカ らは、表示画面5に表示される画像の変化等 応じて音声・効果音・音楽等が出力される 画像表示部11の表示画面5には、図2の画像表 示変更部21から出力される画像信号に基いて 像が表示される。ケース3の内部には、ケー ス3の3組の対向する一対壁部(3A及び3B、3C及び 3D、3E及び3F)の一方の壁部に、外部からケー 3に直接加えられる振動を検出する振動検出 子としての一軸振動検出素子がそれぞれ設 られている。一軸振動検出素子は、一つの 方向の振動のみを検出して、その振動に応 た信号を出力するものであり、例えば、板 の圧電振動素子を片持ち支持した構造を有 、圧電振動素子に誘起される電圧を検出信 として出力するものを用いることができる これら一軸振動検出素子は、図2の振動検出 素子17を構成するものである。本実施の形態 は、振動検出素子17と振動加入部位特定部19 とにより入力部13Bが構成されている。

 図3は、本実施の形態における、一軸振動 検出素子A乃至Cの配置を説明するためにケー 3を立方体として簡易的に示した図である。 図3には図1に示したケース3の壁部に対応する 位置に図1に示した符号を付してある。本実 の形態においては、一軸方向に発生する振 を検出する3個の一軸振動検出素子A乃至Cが ース3の壁部3A、3C及び3F内に設けられている 一軸振動検出素子Aは、表示画面5が露出す 壁部3Aの内側に設けられている。この一軸振 動検出素子Aは、表示画面5に対する垂線L1が びる第1の方向に発生する振動を検出するよ に配置されている。一軸振動検出素子B及び Cは、表示画面5と直交し、かつ、互いに直交 るケースの壁部3C及び3Fの内側に設けられて いる。一軸振動検出素子B及びCは、表示画面5 と直交し且つ互いに直交する2つの仮想面PS1 びPS2に対する垂線L2及びL3が延びる第2及び第 3の方向をそれぞれ一軸方向とするように配 されている。したがって一軸振動検出素子B びCは、図1の画像表示装置1の上面または下 (3F,3E)、若しくは側面(3C,3D)に垂直な方向の ずれかの方向の振動をそれぞれ検出する。

 本実施の形態においては、一軸振動検出 子A~Cは、振動の有無を検出するだけでなく 検出した振動の大きさを特定して、出力す 機能を有している。なお、一軸振動検出素 A~Cは、一方向に発生する振動を検出して、 出した振動の大きさを出力することができ ばどのような構成であってもよく、市販さ ている既存の一軸振動検出素子を用いるこ ができる。

 図2に戻って、本実施の形態の画像表示装 置1の主要部の構成を示すブロック図を説明 る。本実施の形態の画像表示装置1は、画像 示部11と、振動検出素子17と振動加入部位特 定部19とからなる入力部13B(振動入力部)と、 作変更指令発生部20、画像表示変更部21及び 像データ記憶部23を有する画像表示制御部12 とを備えている。振動検出素子17は、ケース3 に外部から直接加えられる振動を検出して、 振動加入部位特定部19に出力する。本実施の 態においては、振動検出素子17を構成する3 の一軸振動検出素子A~Cは、互いに直交する 向の振動を検出して、検出した振動の大き を振動加入部位特定部19にそれぞれ出力す 。振動検出素子17及び振動加入部位特定部19 、入力部13Bを構成しており、3個の振動検出 素子A~Cの出力に基づいて、振動が加えられた ケースの部位を特定し、特定した部位につい ての部位情報を動作変更指令発生部20に出力 る。入力部としては、振動検出素子17と振 加入部位特定部19とからなる入力部13Bの他に 、画像を見ている者が操作することが可能な 図1に示す操作スイッチ7b~7dからなる入力部13A (非振動入力部)がある。動作変更指令発生部2 0は、振動加入部位特定部19の出力に応じて、 特定した部位についての部位情報を含む動作 変更指令を発生し、画像表示変更部21に出力 る。動作変更指令発生部20は、入力部13Bだ でなく、操作スイッチ7b~7d等の入力部13Aから の出力に応じて、動作変更指令を発生する。 なお本実施の形態の動作変更指令発生部20は 入力部13Bの振動加入部位特定部19から入力 れる入力信号に対して、閾値を設け、入力 号が閾値を越えた場合にのみ、その入力信 に応答して動作変更指令を発生するように 成してある。そのため操作スイッチ7b~7dを操 作したときに発生する通常の振動では、入力 部13Bからの入力信号に応じた画像の変化が生 じないようになっている。

 本実施の形態においては、動作変更指令 生部20は、振動加入部位特定部19が特定した 部位に加えられる振動の大きさに関する振動 大きさ情報も含んだ動作変更指令を発生して 画像表示変更部21に出力する。画像表示変更 21は、画像データ記憶部23に記憶された画像 データに基づいて画像表示部11に画像を表示 る。画像表示変更部21が画像を表示する態 は、任意であり、例えばプログラムに基づ て予め定められた表示動作モードに従って 像を表示するようにしてもよい。画像デー 記憶部23は、画像表示部11に表示する画像の 像データを記憶する。なお本願明細書にお て、画像とは、静止画像及び動画像のいず をも含むものである。画像表示変更部21は 動作変更指令が入力されると動作変更指令 応じて画像を変更する。特に、動作変更指 に振動加入部位特定部19により特定された部 位情報が含まれる場合には、画像表示変更部 21は、画像表示部11に表示する画像を、部位 報に基づいて振動が加わった部位と関連す ように画像を変更するように動作する。言 方を変えると、画像表示変更部21は、部位情 報をパラメータとして画像を変更する。

 なお図2においては、プログラムやデータ を記憶する記憶部、演算を実行するマイクロ コンピュータ等のハードウエアの表示は省略 してある。したがって図2に示した画像表示 置1に示した部は、具体的に画像表示装置1を 構成するすべての部ではない。

 図4は、図1の実施の形態をコンピュータ 用いて実現する場合に用いるプログラムの 部のアルゴリズム(主として振動加入部位を 定するアルゴリズム)の一例を示すフローチ ャートである。したがってこのアルゴリズム には、操作スイッチ7b~7dからの入力信号の処 ステップは含まれていない。このアルゴリ ムにおいては、振動加入部位特定部19を構 するステップでは、3つの一軸振動検出素子A ~Cが出力する信号の大きさを互いに単純に比 して、信号の大きさの大小関係から、ケー 3のいずれの面に振動が加えられたかを判定 する。

 まずステップST1では、振動検出素子17が 動を検出したか否かを判定する。このステ プST1において、前述の閾値による判別が実 されている。3つの一軸振動検出素子A~Cが閾 以上の振動を検出していない場合は、いわ る待機状態である。待機状態では、3つの一 軸振動検出素子A~Cのいずれかが振動を検出す るまで、画像表示変更部21は、予め定められ 表示動作モードに従い画像データ記憶部23 記憶された画像データに基づいて画像表示 11の表示画面5に画像を表示する。ステップST 1で、ケース3に加えられた閾値以上の振動を 出した場合には、ステップST2で、振動検出 子17の出力に基づいて振動加入部位特定部19 が振動が加えられたケースの部位の特定を開 始する。ステップST3では、図3の一軸振動検 素子Aが出力した振動の大きさFAと、一軸振 検出素子Bが出力した振動の大きさFBとを比 する。ステップST3でFA>FBである(YES)と判定 た場合には、ステップST4に進んで一軸振動 出素子Aが出力した振動の大きさFAと、一軸 動検出素子Cが出力した振動の大きさFCとを 較する。ステップST4でFA>FCである(YES)と判 定した場合には、ステップST5に進む。ステッ プST5では、振動加入部位特定部19は、一軸振 検出素子Aの出力が一軸振動検出素子B及びC 出力よりも大きいので、一軸振動検出素子A が配置された壁部3Aが他の壁部よりも大きく 動したと判定して、振動が加えられたケー の部位は、一軸振動検出素子Aが配置された ケースの壁部3Aであると特定する。ステップS T4で、FA>FCでない(NO)と判定した場合には、 テップST6に進む。ステップST6では、一軸振 検出素子Bの出力が一軸振動検出素子A及びC 出力よりも小さいので、一軸振動検出素子B が配置された壁部3Cが他の壁部よりも小さく 動したと判定する。その結果、振動が加え れたケースの部位は、一軸振動検出素子Bが 配置された壁部3Cと対向する壁部3Dであると 振動加入部位特定部19は特定する。

 ステップST3で、FA>FBでない(NO)と判定し 場合には、ステップST7に進んでFA<FBであ か否かを判定する。ステップST7でFA<FBであ る(YES)と判定した場合には、ステップST8に進 で、FA>FCであるか否かを判定する。ステ プST8で、FA>FCである(YES)と判定した場合に 、ステップST9に進む。ステップST9では、振 加入部位特定部19は、一軸振動検出素子Bの 力が一軸振動検出素子A及びCの出力よりも きいので、一軸振動検出素子Bが配置された 部3Cが他の壁部の振動よりも大きく振動し と判定して、振動が加えられたケースの部 は、一軸振動検出素子Bが配置されたケース 壁部3Cであると特定する。ステップST8で、FA >FCでない(NO)と判定した場合には、ステッ ST10に進む。ステップST10では、振動加入部位 特定部19は、一軸振動検出素子Aの出力が一軸 振動検出素子B及びCの出力よりも小さいので 一軸振動検出素子Aが配置された壁部3Aが他 壁部よりも小さく振動したと判定して、振 が加えられたケースの部位は、一軸振動検 素子Aが配置されたケースの壁部3Aと対向す 壁部3Bであると特定する。

 ステップST7でFA<FBでない(NO)と判定した 合には、ステップST11に進んで、FA>FCであ か否かを判定する。ステップST11でFA>FCで る(YES)と判定した場合には、ステップST12に む。ステップST12では、振動加入部位特定部 19は、一軸振動検出素子Cの出力が一軸振動検 出素子A及びBの出力よりも小さいので、一軸 動検出素子Cが配置された壁部3Fが他の壁部 りも小さく振動したと判定して、振動が加 られたケースの部位は、一軸振動検出素子C が配置されたケースの壁部3Fと対向する3Eで ると特定する。ステップST11で、FA>FCでな (NO)と判定した場合には、ステップST13に進む 。ステップST13では、振動加入部位特定部19は 、一軸振動検出素子Cの出力が一軸振動検出 子A及びBの出力よりも大きいので、一軸振動 検出素子Cが配置された壁部3Fが他の壁部より も大きく振動したと判定して、振動が加えら れたケースの部位は、一軸振動検出素子Cが 置されたケースの壁部3Fであると特定する。

 ステップST14では、画像表示変更部21は、 像表示部11に表示する画像を、ステップST5 ST6、ST9、ST10、ST12、ST13で特定したケースの 部と所定の関係を持った(壁部と関連する)画 像に変更する。ステップST15では、画像表示 終了するか否かを判定する。終了しない(NO) 合には、ステップST1に戻って再度振動を検 するまで待機状態となる。ステップST15で画 像表示を終了することが選択された場合(YES) は、画像表示を終了する。なお、面上の部 を詳細に特定したい場合には、例えば各一 振動検出素子の出力の大きさを比較して、 力の大きさに応じて力の合成ベクトルを計 し、力の合成ベクトルの指示方向と逆方向 延ばした延長線上に振動が加わった部位を 定するようにすればよい。

 図5は、本実施の形態において、画像表示 変更部21が、振動が加わった部位の部位情報 基づいて、この部位と関連するように(部位 情報をパラメータとして)、表示画面5に表示 せる画像の変化の一例を示す図である。図5 では、表示画面5に、画像主体(画像オブジェ ト)(S)として魚の画像が表示されている。図 5は、ケース3の壁部3Dに左側から振動を与え 場合における表示画面に表示される画像の 化の一例である。図5の例では、画像表示変 部21は、魚(S)が振動に驚いて、振動が与え れたケース3の部位(壁部3D)から逃げるような 画像を表示画面5に表示している。これに対 て図6の例では、図5に示した動作とは反対に 、魚(S)は、ケースに与えられた振動に興味を 示して、振動が与えられたケース3の部位(壁 3D)に近寄っていくように画像が変更される 図6ではまた、図5で与えられた振動よりも きな振動がケースに与えられているので、 6では、図5よりも魚(S)の移動速度が速い画像 が表示される。

 図7(A)及び(B)は、振動が加えられたケース の部位が、ケース3の上面または下面である 特定された場合に、画像表示変更部21が表示 する画像の一例を示す図である。図8は、振 が加えられたケース3上の部位が、表示画面5 が露出している面であると特定された場合に 、画像表示変更部21が表示する画像の一例を す図である。この例では、魚(S)が表示画面5 の奥に移動している様子を示している。この ように表示画面5に表示される画像を振動を えた部位と関係するように変更すると、画 を見ている者は、ケースに振動を加えたこ により変わる画像主体の変化または反応を 覚により楽しむことができる。

 図9及び図10は、本実施の形態において、 像表示変更部21が、ケース3に加わる振動の 位と関連するように(部位情報をパラメータ として)表示画面5に表示させる画像の変化の の例を示す図である。図9及び図10の例では 表示画面5に、画像主体(S)して戦車が表示さ れている。画像を見ている者は、ケースに向 かって左側からケースに振動を与える。図9 例では、画像表示変更部21は、画像表示部に 表示されている戦車(S)から部位情報により特 定される部位に向かって、追加画像としての 攻撃手段(弾丸)(A)の画像が進行するように画 を変更する。図9及び図10の例では、画像表 変更部21は、画像表示部に表示されている 車(S)に向かって、部位情報により特定され 部位から追加画像としての攻撃手段(弾丸)(A) の画像が進行するように画像を変更する。図 10ではまた、図9で与えられた振動よりも大き な振動がケースに与えられているので、図9 場合よりも、表示される攻撃手段(弾丸)(A)の 数が多くなる画像が表示される。なお、与え られた振動の大きさに応じて、追加画像の大 きさや(量や数)、画像主体に向けて進行する 度を変更してもよいのは勿論である。

 図9及び図10の場合には、振動が加えられ 部位から画像主体(S)に向けて追加画像(A)が 行するように画像が変化する。したがって 例えば対戦ゲーム等では、振動が加えられ 部位から画像主体(S)に対する攻撃手段が発 される部位となるように画像が変化するの 、対戦ゲーム等では、攻撃の態様をさらに 様化することができる。また加えられた振 の大きさに応じて追加画像(攻撃手段)(A)の きさ、数、量を変化させれば、攻撃の戦略 バリエーションをさらに増やすことができ 。

 図11は、振動が加えられた部位に向けて 像主体(S)から追加画像(弾丸)(A)が進行するよ うに画像が変化する。このようにしても、対 戦ゲーム等では、攻撃の態様をさらに多様化 することができる。この場合にも、加えられ た振動の大きさに応じて、追加画像(攻撃手 )(A)の大きさ、数及び量、並びに振動が加え れた部位に向けて進行する追加画像の速度 変化させてもよい。

 上記実施例においては、追加画像が画像 体と関連して進行するように画像を変更す 例について説明をした。しかし、部位情報 基づいてケースの部位と関連するように追 画像が表示されるように画像が変更されれ よく、上記の実施例に限定されるものでは い。例えば図11(B)に示すように、進行しな (動かない)追加画像(的として家の画像)を部 情報により特定される部位の近傍に表示す ように画像を変更してもよいのは勿論であ 。なお、この場合においても、振動の大き に応じて発生する追加画像(攻撃手段)(A)の きさ、数、量が変化する画像を表示するよ にしてもよい。

 更に、画像表示制御部は、部位情報に基 いて、画像表示部に表示されている画像主 を、部位情報により特定される部位を中心 して変形させるように画像を変更してもよ 。図12は、画像表示制御部が、特定された 位を中心にして広がるように形成された波 を画像主体(S)として、この波紋(画像主体)を 変形させて画像を表示している。このように すると、画像を見ている者に、より多様化さ れた画像の変形態様を見せることができる。

 なお、図12の例の場合にも、画像表示変 部は、振動の大きさ情報に基づいて画像主 が変形する度合いを変更するように画像を 更してもよい。このように構成すると、加 られた振動の大きさに応じて画像主体の変 の度合いが変化するので、大きな振動を与 ることにより、画像を見ている者は、画像 体が大きく変形する画像を楽しむことがで る。

 図13は、本実施の形態において、画像表 変更部21が表示画面5に表示させる画像を変 させる別の例を示す図である。図13の例にお いては、画像表示変更部21は、振動が与えら たケース3の部位を中心にして、画像主体S ある魚が生息している水面に、振動により 紋(追加画像)が変形された様子を示す画像で ある。このようにすると、画像を見ている者 に、より多様化された画像の変形態様を見せ ることができる。なお、この場合においても 、振動の大きさに応じて画像主体の変形の度 合いが変化する画像を表示するようにしても よい。

 本実施の形態においては、ケースのいず の壁部に振動が加えられたかを判定する場 について説明したが、ケースの一部を構成 る2つの壁部面同士が接触する辺またはケー スの角部の部位を特定できるように、1以上 振動検出素子を配置するようにしてもよい は勿論である。この場合には、振動検出素 の種類または数及び振動加入部位特定部の ルゴリズムを適宜変更すればよい。例えば 振動検出素子として多軸の振動を検出でき ものを用いてもよい。

 また、本実施の形態においては、多面体 状のケースについて説明をしたが、ケース 形状は、これらに限定されるものではなく 非多面体形状のケース等、任意の形状とす ことができる。

 本発明のように、振動が加えられたケー の部位と関連する画像の変化が表示される 像表示装置では、画像表示部を見ている者 、ケースに振動を加えると画像が変化する いうおもしろさを実感させることができ、 来にない楽しみを得ることができる画像表 装置を提供することができる。

 上記実施の形態では、電源スイッチ7a及 操作スイッチ7b~7dを備えているが、このよう なスイッチ7a~7dを設けることなく、前述の入 部13Bだけを用いて電源の操作及び動作変更 令を発生するための操作の入力を行うよう してもよいのは勿論である。

 本発明によれば、振動が加えられたケー の部位を特定して、特定した部位について 部位情報に基づいて、ケースの部位と関連 るように画像を変更するので、振動を加え 部位の選択のしかたによって、予想外の画 の変化を楽しむことができる。