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Title:
JIG FOR BENCH CIRCULAR SAW MACHINE AND BENCH CIRCULAR SAW MACHINE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/130938
Kind Code:
A1
Abstract:
Provided is a jig for a bench circular saw machine, in which a batten can be easily used without requiring much labor. A jig (30) for a bench circular saw machine comprises a holder (31) mounted onto the side surface of the base (2) of a bench circular saw machine (1) and a work support (32) connected to the holder (31). The work support (2) is placed on the base (2) in such a state that the holder (31) is mounted to the base (2), and is movable between the position of the batten where the upper surface of the support is parallel to the upper surface of the base (2) and a retreatment position where the work support retreats to the outside of the base (2).

Inventors:
SHIBATA YOSHINORI (JP)
AOYAMA SYUJI (JP)
Application Number:
PCT/JP2009/053044
Publication Date:
October 29, 2009
Filing Date:
February 20, 2009
Export Citation:
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Assignee:
MAKITA CORP (JP)
SHIBATA YOSHINORI (JP)
AOYAMA SYUJI (JP)
International Classes:
B27B5/29; B23D45/04
Foreign References:
JP2004299034A2004-10-28
JPS6330104U1988-02-27
DE19706408A11998-08-20
JP3286725B22002-05-27
JPH0517202Y21993-05-10
JP3193225B22001-07-30
JP3193225B22001-07-30
JPS6353621U1988-04-11
Other References:
See also references of EP 2248642A4
Attorney, Agent or Firm:
ISHIDA, YOSHIKI (JP)
Yoshiki Ishida (JP)
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Claims:
 卓上丸鋸盤用治具であって、
 卓上丸鋸盤のベースの側面に装着される装着体と、
 前記装着体に連結され、前記装着体の前記ベースへの装着状態で、前記ベース上に載置して上面が前記ベースの上面と平行となる当て木位置と、前記ベースの外側に退避する退避位置との間を移動可能な当て木板と
 を備えたことを特徴とする卓上丸鋸盤用治具。
 前記当て木板に、前記当て木位置で前記当て木板と上面同士が同一高さとなる補助当て木板を、前記当て木板に隣接する隣接位置と、前記当て木板から離れる突出位置との間を移動可能に連結した
 ことを特徴とする請求項1に記載の卓上丸鋸盤用治具。
 前記補助当て木板に、前記ベース上に水平回転可能に載置されたターンテーブルの上面に係合する係合部を設けて、前記補助当て木板を前記ターンテーブルの回転に追従して移動可能とした
 ことを特徴とする請求項2に記載の卓上丸鋸盤用治具。
 前記当て木板は、前記退避位置では前記ベースと上面同士が同一高さとなる
 ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の卓上丸鋸盤用治具。
 前記装着体を、前記ベースの側面へ前記当て木板の厚み分だけ前記ベース上面より低くなる位置で水平に装着されるものとして、前記当て木板は、前記退避位置では前記装着体上にセットされて前記ベースと上面同士が同一高さとなる
 ことを特徴とする請求項4に記載の卓上丸鋸盤用治具。
 前記装着体に、前記退避位置の前記当て木板に当接してその高さを調整可能な調整ネジを螺合させた
 ことを特徴とする請求項5に記載の卓上丸鋸盤用治具。
 前記装着体は、平面視コ字状に折曲された金属製の棒体で、その両端部をベースの側面に形成された装着孔に差し込むことで前記側面に装着される
 ことを特徴とする請求項1に記載の卓上丸鋸盤用治具。
 前記当て木板は、前記棒体の両端部にリンクを介して連結されて、前記当て木位置と退避位置との間を回転移動可能となる
 ことを特徴とする請求項7に記載の卓上丸鋸盤用治具。
 前記補助当て木板を前記当て木板に対して水平回転可能に連結すると共に、前記当て木板との隣接位置では、前記当て木板の端縁に形成した突条と、前記補助当て木板の端縁に形成した溝との嵌合によって両者が一体化される
 ことを特徴とする請求項2に記載の卓上丸鋸盤用治具。
 卓上丸鋸盤であって、
 ベースと、
 前記ベースの上方で上下動可能に備えられ、モータ駆動で回転する鋸刃を有する本体と、を含み、
 前記ベースの左右の側面の少なくとも一方に、請求項1に記載の卓上丸鋸盤用治具を装着した
 ことを特徴とする卓上丸鋸盤。
 卓上丸鋸盤であって、
 ベースと、
 モータ駆動で回転する鋸刃を備えて前記ベースの上方で上下動可能に備えられ、下降操作によって前記ベース上にセットした被切断材を切断可能な本体と、
 前記ベースに設けられ、前記ベース上面と平行な上面が前記ベース上面以下となる下降位置から、前記上面が前記ベース上面よりも上方となる突出位置へ移動操作可能な補助ベースと、を含む
 ことを特徴とする卓上丸鋸盤。
 前記ベースに、前記補助ベースを前記突出位置で保持可能なストッパ機構を設けた
 ことを特徴とする請求項11に記載の卓上丸鋸盤。
 前記補助ベースを、前記ベースに形成された凹部内で上下動可能且つ回転可能に設けられたロッドと、そのロッドの上端に一端が連結され、前記下降位置で前記凹部内にあって上面が前記ベース上面と同じ高さとなり、前記突出位置で前記上面が前記ベース上面よりも上方となる旋回アームとから構成した
 ことを特徴とする請求項11又は12に記載の卓上丸鋸盤。
 前記ベースに、被切断材を位置決めするガイドフェンスを左右方向へ架設すると共に、前記ガイドフェンスに、上面が前記突出位置での前記補助ベースの上面と同じ高さとなる段部を形成して、前記補助ベースと段部とに跨って前記被切断材を載置可能とした
 ことを特徴とする請求項11又は12に記載の卓上丸鋸盤。
 前記凹部は、前記ベースの前方部で前記ベースに設けた刃口板の左右両側に夫々形成されて、各凹部に前記補助ベースが設けられる
 ことを特徴とする請求項13に記載の卓上丸鋸盤。
 前記ストッパ機構を、前記ベースの下面で水平回転可能に設けられ、コイルバネによって前記ベースにおける前記ロッドの貫通孔の下方を横切る係止位置に付勢されるストッパとして、前記補助ベースの下降位置では、前記貫通孔から下方へ突出した前記ロッドの側面に当接する退避位置で前記ストッパの回転が規制される
 ことを特徴とする請求項12に記載の卓上丸鋸盤。
Description:
卓上丸鋸盤用治具及び卓上丸鋸

 本発明は、卓上丸鋸盤を使用する際に用 られる卓上丸鋸盤用治具と、ベース上に載 した被切断材を上方から下降させた鋸刃で 断する卓上丸鋸盤とに関する。

 卓上丸鋸盤は、特許文献1に開示のように、 ベースの上方に、モータ駆動で回転する鋸刃 を有する本体を上下動可能に備え、ベース上 に架設されたガイドフェンスに被切断材を押 し当てて位置決めした状態で本体を下降させ ることで、鋸刃による被切断材の切断が可能 となっている。特に同文献では、本体を、ベ ースの後方に立設したアームの先端で前後へ スライド可能に保持させて、前後に幅広とな る被切断材でも本体を前後にスライドさせて 切断可能としている。
 このような卓上丸鋸盤においては、前後方 の幅が大きい被切断材や厚みの薄い被切断 でも切断できるように、当て木が用いられ ことがある。例えば特許文献2に開示される 補助定規のように、ベース上で被切断材の下 にセットして被切断材をベースの上面より上 方で支持することで、鋸刃の中心に近い部位 で切断可能とするものである。

特許第3193225号公報

実開昭63-53621号公報

 しかし、この補助定規は、ガイドフェン に対してネジ固定されるため、補助定規の 用不使用に合わせていちいち着脱する手間 生じ、使い勝手が悪くなってしまう。また 卓上丸鋸盤と別体となることで、保管の手 が必要となる上、紛失のおそれも生じる。

 そこで、本発明は、当て木として手間無 簡単に使用でき、使い勝手に優れる卓上丸 盤用治具と、必要時には簡単に当て板機能 得られて使い勝手が良好となり、当て板の 管の手間や紛失のおそれも生じない卓上丸 盤とを提供することを目的としたものであ 。

 上記目的を達成するために、請求項1に記載 の発明は、卓上丸鋸盤用治具であって、
 卓上丸鋸盤のベースの側面に装着される装 体と、装着体に連結され、装着体のベース の装着状態で、ベース上に載置して上面が ースの上面と平行となる当て木位置と、ベ スの外側に退避する退避位置との間を移動 能な当て木板とを備えたことを特徴とする のである。
 さらに、請求項2に記載の発明は、請求項1 構成において、当て木板を用いた際も高い 断精度維持するために、当て木板に、当て 位置で当て木板と上面同士が同一高さとな 補助当て木板を、当て木板に隣接する隣接 置と、当て木板から離れる突出位置との間 移動可能に連結したことを特徴とするもの ある。
 請求項3に記載の発明は、請求項2の構成に いて、角度切りを行う際にも良好な切断精 を確保するために、補助当て木板に、ベー 上に水平回転可能に載置されたターンテー ルの上面に係合する係合部を設けて、補助 て木板をターンテーブルの回転に追従して 動可能としたことを特徴とするものである
 請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何 かの構成において、当て木板をベースの外 での被切断材の支持にも利用可能とするた に、ベースの外側での当て木板は、退避位 ではベースと上面同士が同一高さとなるこ を特徴とするものである。
 請求項5に記載の発明は、請求項4の構成に いて、当て木板の使い勝手を向上させるた に、装着体を、ベースの側面へ当て木板の み分だけベース上面より低くなる位置で水 に装着して、当て木板は、退避位置では装 体上にセットされてベースと上面同士が同 高さとなることを特徴とするものである。
 請求項6に記載の発明は、請求項5の構成に いて、退避位置での当て木板とベースとの 面同士を精度良く一致させるために、装着 に、退避位置の当て木板に当接してその高 を調整可能な調整ネジを螺合させたことを 徴とするものである。
 上記目的を達成するために、請求項10に記 の発明は、卓上丸鋸盤であって、
 ベースと、ベースの上方で上下動可能に備 られ、モータ駆動で回転する鋸刃を有する 体と、を含み、ベースの左右の側面の少な とも一方に、請求項1に記載の卓上丸鋸盤用 治具を装着したことを特徴とするものである 。

 上記目的を達成するために、請求項11に記 の発明は、卓上丸鋸盤であって、
 ベースと、モータ駆動で回転する鋸刃を備 てベースの上方で上下動可能に備えられ、 降操作によってベース上にセットした被切 材を切断可能な本体と、ベースに設けられ ベース上面と平行な上面がベース上面以下 なる下降位置から、上面がベース上面より 上方となる突出位置へ移動操作可能な補助 ースと、を含むことを特徴とするものであ 。
 さらに、請求項12に記載の発明は、請求項11 の構成において、ベースに、補助ベースを突 出位置で保持可能なストッパ機構を設けたこ とを特徴とするものである。
 請求項13に記載の発明は、請求項11又は12の 成において、使い勝手の一層の向上を図る めに、補助ベースを、ベースに形成された 部内で上下動可能且つ回転可能に設けられ ロッドと、そのロッドの上端に一端が連結 れ、下降位置で凹部内にあって上面がベー 上面と同じ高さとなり、突出位置で上面が ース上面よりも上方となる旋回アームとか 構成したことを特徴とするものである。
 請求項14に記載の発明は、請求項11又は12の 成において、ベースの上方で被切断材をよ 安定状態で支持するために、ベースに、被 断材を位置決めするガイドフェンスを左右 向へ架設すると共に、ガイドフェンスに、 面が突出位置での補助ベースの上面と同じ さとなる段部を形成して、補助ベースと段 とに跨って被切断材を載置可能としたこと 特徴とするものである。
 なお、請求項11の発明でいう「ベース」に 、いわゆる角度切りのためにベース上へ回 可能に設けられるターンベース(ターンテー ルとも称される)も含まれる。

 請求項1及び10に記載の発明によれば、卓上 鋸盤用治具の当て木板を当て木として手間 く簡単に利用できる。而も、ベースに装着 た状態で当て木板の使用不使用が選択でき ため、紛失のおそれもなく、使い勝手に優 る。
 請求項2に記載の発明によれば、請求項1の 果に加えて、補助当て木板を利用してより 刃に近い位置で被切断材を支持でき、当て 板を用いた際も高い切断精度を維持できる
 請求項3に記載の発明によれば、請求項2の 果に加えて、角度切りを行う際にも鋸刃に する位置を変えずに補助当て木板による被 断材の支持が可能となり、良好な切断精度 確保できる。
 請求項4に記載の発明によれば、請求項1乃 3の何れかの効果に加えて、当て木板をベー の外側での被切断材の支持に利用でき、ベ スからはみ出すような長尺の被切断材であ ても当て木板を用いて確実に位置決め可能 なる。
 請求項5に記載の発明によれば、請求項4の 果に加えて、退避位置へ移動した当て木板 そのままベースと同一高さにセットされて 切断材の支持が可能となり、使い勝手が向 する。
 請求項6に記載の発明によれば、請求項5の 果に加えて、退避位置での当て木板の上面 ベースの上面と精度良く一致させることが きる。
 請求項11に記載の発明によれば、必要時に 補助ベースを利用して簡単に当て板機能が られ、使い勝手が良好となる。而も、補助 ースを取り外す必要がないので、補助ベー の保管の手間や紛失のおそれも生じない。
 請求項12に記載の発明によれば、請求項11の 効果に加えて、ストッパ機構によって補助ベ ースを突出位置で確実に保持可能となる。
 請求項13に記載の発明によれば、請求項11又 は12の効果に加えて、被切断材の形状や寸法 合わせて旋回アームを任意の向きに回転さ て被切断材を安定状態で支持可能となり、 い勝手がより向上する。
 請求項14に記載の発明によれば、請求項11又 は12の効果に加えて、ガイドフェンスを利用 てベースの上方で被切断材をより安定状態 支持可能となる。

 以下、本発明の実施の形態を図面に基づい 説明する。
[形態1]
 図1は、本発明の卓上丸鋸盤用治具を用いた 卓上丸鋸盤の正面図、図2は本体を省略した 面図である。
 まず卓上丸鋸盤1は、ベース2の中央にター テーブル4を水平回転可能に載置し、そのタ ンテーブル4の後方(図2の上側)に設けた連結 部5に、アーム6(図4に図示)の下端を左側へ傾 可能に連結し、アーム6の上端に本体7を上 動可能に軸着している。この本体7は、右側 設けたモータ8によって回転する円盤状の鋸 刃9を前後方向に向けて備え、常態では、ア ム6との連結部分に設けられた図示しないコ ルバネによって上限位置に付勢されている 10は上下操作用のハンドルである。

 11は、ターンテーブル4上で左右方向に架 されるガイドフェンスで、ターンテーブル4 の左右で同一面上に位置するベース2の両側 3,3にボルトで固定される左右フェンス12,13と 、左右フェンス12,13の中央側の端部同士をタ ンテーブル4上で連結する円弧状の迂回部14 からなる。ここで、左右フェンス12,13は、 ーンテーブル4及び側部3の上面と直角のガイ ド面15を夫々前面に備えるが、右フェンス13 、下降させた本体7との干渉を回避するよう 上端が切欠き形状となる一方、左フェンス1 2は、本体7が最大角度(45度)傾動した際(図1の Lが傾斜した鋸刃9の位置となる)の本体7との 干渉を回避するように中央側が大きく切り欠 かれている。

 よって、左フェンス12には、先端にガイ 面15と同一面上に位置する補助ガイド面17を 成した補助フェンス16の基端が回転可能に 結されており、本体7を傾動させない際には 実線で示すように補助ガイド面17を中央側 位置させ、本体7を傾動させる際には、図3で 二点鎖線で示すように補助ガイド面17を左フ ンス12の外側へ位置させることで、鋸刃9の 側でのガイド面の確保を可能としている。

 一方、ターンテーブル4は、鋸刃9が貫通す スリット19を半径方向に形成した刃口板18を し、前方に突設した操作ハンドル20によっ 、スリット19がガイドフェンス11のガイド面1 5に対して直角となる位置から、図2のように 右に45度ずつ傾斜する範囲で水平回転操作 可能となっている。
 よって、操作ハンドル20を把持してターン ーブル4を水平回転させると、これに追従し 本体7も水平回転し、鋸刃9の角度が変更さ 、ガイド面15に対して直角方向から傾斜する 角度切りが可能となる。また、連結部5に設 たレバー21の操作によってアーム6を左側へ 動させると、本体7もこれに追従して左側へ 動し、鋸刃9の角度が鉛直方向から傾斜する 。よって、ターンテーブル4の上面に対して 直方向から傾斜する傾斜切断が可能となる

 そして、ベース2において、左右の側部3,3に は、夫々卓上丸鋸盤用治具(以下単に「治具 という。)30が設けられている。この治具30は 、側部3の側面に装着される装着体としての ルダ31と、そのホルダ31に連結される当て木 としてのワークサポート32と、ワークサポ ト32に連結される補助当て木板としてのサブ ワークサポート33とを備えてなる。なお、両 具30はサブワークサポート33を除いて左右対 称の形状であるため、専ら左側の治具30で説 する。
 まずホルダ31は、金属製の棒体を平面視コ 状に折曲してなり、両端部34,34を側部3の側 に形成された図示しない装着孔に差し込む とで、側部3の上面より下方位置で当該上面 平行に装着可能となっている。また、ホル 31の基端部35の中央には、上下方向に調整ネ ジ36が螺合されて、調整ネジ36のねじ込みに り基端部35の上面から突出可能となっている 。

 さらに、ホルダ31の端部34,34には、前後の リンク37,37を介してワークサポート32が連結 れている。このリンク37は、一方の端部寄り の中央に長孔38を有し、その長孔38及び端部34 を貫通するネジ軸39によって端部34に対して 転可能且つ長孔38の範囲内で長手方向へ移動 可能に連結されている。40は前側のリンク37 前方でネジ軸39の先端に螺合されたツマミネ ジで、ツマミネジ40のねじ込みによってリン 37,37を端部34,34に固定可能となっている。こ のリンク37,37における長孔38側と反対側の端 に、ワークサポート32の基端がネジ41によっ 回転可能に連結される。

 ワークサポート32は、ガイドフェンス11の前 方で側部3の上面に載置可能な板体で、長孔38 の下端にネジ軸39が位置するリンク37の上限 置で側部3側に回転させると、図1,2のように 部3の上面にセットされる当て木位置となる 。一方、長孔38の上端にネジ軸39が位置する ンク37の下限位置で外側(側部3側と反対側)に 回転させると、図3,4のようにホルダ31の上面 セットされる退避位置となる。ワークサポ ト32の厚みは、側部3の上面とホルダ31の上 との間の段差と等しく設定されているので 退避位置でワークサポート32の上になる面は 側部3の上面と同じ高さとなる。
 また、ワークサポート32の先端は、当て木 置において、角度切りの左側への最大角度( イド面15との直角位置から45°回転した位置) に合わせて後方へ行くに従って徐々に中央に 近づく傾斜状となっている。

 そして、サブワークサポート33は、ワー サポート32と同じ厚みを有する棒状体で、図 5に示すように、ワークサポート32の傾斜端縁 の先端に突設された連結片42に、上下方向の ン43によって水平回転可能に連結される。 ークサポート32の傾斜端縁には、図6に示す うに、連結片42と連続する突条44が形成され 一方、サブワークサポート33におけるワー サポート32の傾斜端縁側の側面には、突条44 嵌合する溝45が形成されている。よって、 ブワークサポート33がワークサポート32の傾 端縁に沿う隣接位置では、突条44と溝45との 嵌合によってワークサポート32と一体化する とになる。

 また、サブワークサポート33の自由端側 は、長手方向に伸びるガイド孔46が形成され 、そのガイド孔46内に、係合部となる頭付ピ 47が、ガイド孔46に沿ってスライド可能に設 けられている。この頭付ピン47は、図6に示す ように、その頭部と下端に設けたクリップ48 により、当て木位置でサブワークサポート3 3の下面から下方へ出没可能になっており、 ーンテーブル4の刃口板18の外周寄りに形成 れた有底孔49に差し込み係合させることで、 ターンテーブル4の回転に連れて刃口板18に追 従して回転するものとなる。

 この頭付ピン47の回転に伴い、サブワー サポート33も、図2に二点鎖線で示すように ガイド孔46内で頭付ピン47を摺動させること 、ワークサポート32の傾斜端縁から離れて 平回転するため、常にスリット19に沿った位 置を維持することになる。なお、ここでは、 傾斜切断の際の干渉を回避するために左側の サブワークサポート33は鋸刃9側の側面を斜め に切り欠いた形状としているが、本体7が左 両方に傾動する場合は、右側のサブワーク ポート33も同様の切欠き形状となる。逆に傾 斜切断ができない丸鋸盤の場合は、どちらも 右側のサブワークサポート33のように鋸刃9側 の側面をターンテーブル4の上面と直角にし もよい。

 以上の如く構成された卓上丸鋸盤1におい ては、ベース2に装着した治具30を当て木とし て使用する場合は、図1,2のようにワークサポ ート32を側部3の上面側の当て木位置に回転さ せた後、ツマミネジ40をねじ込んで上限位置 リンク37,37を固定する。すると、ワークサ ート32が側部3の上面からターンテーブル4の 面にかけて左右方向で覆うようにセットさ る。このとき、サブワークサポート33も同 に回転してターンテーブル4の上面にセット れるため、そのまま刃口板18側へ水平回転 せて頭付ピン47を有底孔49に位置させれば、 付ピン47が自重によって下降して下端を有 孔49に挿入させる。よって、サブワークサポ ート33はスリット19に沿った位置で固定され 。これは左右の治具30共に同様であるが、何 れか一方のみを使用しても差し支えない。

 次に、被切断材Wを左右のワークサポート32, 32上に亘ってセットし、そのままガイドフェ ス11のガイド面15に押し当てて位置決めすれ ば、被切断材Wは側部3及びターンテーブル4の 上面よりも上方位置で支持される。よって、 ハンドル10を把持して鋸刃9を回転させた本体 7を下降させれば、左右のサブワークサポー 33,33の間で被切断材Wをガイド面15と直角に切 断することができる。
 また、角度切りを行う場合は、ターンテー ル4の回転に追従してサブワークサポート33 回転し、スリット19に接近した位置を維持 る。よって、鋸刃9に近い位置で被切断材Wを 支持でき、安定した切断が可能となる。勿論 本体7を左側へ傾動させて傾斜切断を行って 、サブワークサポート33と干渉することはな い。
 但し、サブワークサポート33の使用は任意 あり、被切断材Wの寸法等によっては頭付ピ 47を有底孔49に差し込まずに、ワークサポー ト32の傾斜端縁に沿った位置にセットしたま 切断を行ってもよい。

 一方、長尺の被切断材Wを切断する場合は 、図3,4のようにワークサポート32を側部3の外 側の退避位置に回転させる。このときツマミ ネジ40によるリンク37の固定は任意である。 の退避位置では、ワークサポート32がホルダ 31の上面でホルダ31と平行姿勢で支持され、 ークサポート32の上面が側部3の上面と同一 さとなる。ここで、側部3の上面とワークサ ート32の上面とに誤差がある場合は、ホル 31の調整ネジ36を回転操作してワークサポー 32の高さを調整すればよい。よって、長尺 被切断材Wを左右のワークサポート32,32も利 してセット可能となり、安定した切断が可 となる。

 また、このとき、サブワークサポート33 同様に外側に回転して上面がワークサポー 32の上面と同一高さに位置するため、サブワ ークサポート33の上面も合わせて被切断材Wを 支持することができる。ここで、被切断材W 寸法が長い場合は、図4の二点鎖線に示すよ にワークサポート32の傾斜端縁に沿った位 からサブワークサポート33を外側へ回転させ れば、サブワークサポート33の上面がワーク ポート32からさらに外側に位置して支持面 左右方向へ長くなるため、長尺の被切断材W も支障なくセットできる。なお、サブワー サポート33が外側に回転した際には、頭付 ン47が自重により下降するが、ここでサブワ ークサポート33の上になる面には、ガイド孔4 6に沿った一回り大きい長溝50が凹設されてい るため、図3,4のようにクリップ48が長溝50の 面に係止するまで頭付ピン47が下降して、サ ブワークサポート33の上面より上方に突出し い。

 このように、上記形態1の治具30及び卓上 鋸盤1によれば、卓上丸鋸盤1のベース2の側 に装着されるホルダ31と、そのホルダ31に連 結され、ホルダ31のベース2への装着状態で、 ベース2上に載置して上面がベース2の上面と 行となる当て木位置と、ベース2の外側に退 避する退避位置との間を移動可能なワークサ ポート32とを備えてなる治具30を使用するこ で、ワークサポート32を当て木として手間無 く簡単に利用できる。而も、ベース2に装着 た状態でワークサポート32の使用不使用が選 択できるため、紛失のおそれもなく、使い勝 手に優れる。

 特にここでは、ワークサポート32に、当て 位置でワークサポート32と上面同士が同一高 さとなるサブワークサポート33を、ワークサ ート32に隣接する隣接位置と、ワークサポ ト32から離れる突出位置との間を移動可能に 連結したことで、サブワークサポート33を利 してより鋸刃9に近い位置で被切断材Wを支 でき、ワークサポート32を用いた際も高い切 断精度を維持できる。
 また、サブワークサポート33に、ベース2上 水平回転可能に載置されたターンテーブル4 の上面に係合する頭付ピン47を設けて、サブ ークサポート33をターンテーブル4の回転に 従して移動可能としたことで、角度切りを う際にも鋸刃9に対する位置を変えずにサブ ワークサポート33による被切断材Wの支持が可 能となり、良好な切断精度を確保できる。

 さらに、ワークサポート32は、退避位置で ベース2の側部3と上面同士が同一高さとなる ので、ベース2の外側での被切断材Wの支持に 用でき、ベース2からはみ出すような長尺の 被切断材Wであってもワークサポート32を用い て確実に位置決め可能となる。
 加えて、ホルダ31を、ベース2の側面へワー サポート32の厚み分だけベース2上面より低 なる位置で水平に装着して、ワークサポー 32は、退避位置ではホルダ31上にセットされ てベース2と上面同士が同一高さとなるよう したことで、退避位置へ移動したワークサ ート32がそのままベース2と同一高さにセッ されて被切断材Wの支持が可能となり、使い 手が向上する。
 そして、ホルダ31に、退避位置のワークサ ート32に当接してその高さを調整可能な調整 ネジ36を螺合させたことで、退避位置でのワ クサポート32をベース2の上面と精度良く一 させることができる。

 なお、上記形態1では、ベースの左右で夫々 治具を装着しているが、左右何れか一方のみ に装着しても差し支えない。
 また、当て木板の形態も上記ワークサポー に限定するものではなく、角度切りを行わ い卓上丸鋸盤用であれば傾斜端縁とする必 はないし、ホルダへの連結も端部の内側で ったり等の設計変更は可能である。補助当 木板も同様で、ターンテーブルがなければ て木板に対して左右方向でスライド可能に けたりしてもよい。勿論補助当て木板の省 も可能である。

 一方、装着体も、コ字状のホルダ以外に、 状のものも採用可能である。但し、卓上丸 盤には、先端を側部の上面に合わせて上方 折り曲げたサポート用のホルダが差し込み 着されることがあるため、そのような場合 サポート用のホルダが装着される既存の装 孔をそのままコ字状のホルダの装着に利用 きる利点がある。
 そして、上記形態では、ワークサポートの 避位置ではベースの外側で被切断材を支持 るようにしているが、このベース外側での 持は必須ではなく、当て木位置から単純に ースの外側へ退避させるような治具も考え れる。
 その他、卓上丸鋸盤の形態にあっても、前 のように本体が傾動しないタイプ、ターン ーブルがないタイプ、本体が前後方向にス イドするスライドタイプ等、他の卓上丸鋸 に対しても本発明の治具は採用可能である

[形態2]
 次に、本発明の他の形態を図面に基づいて 明する。
 図7は、卓上丸鋸盤の一例であるスライドマ ルノコの側面図で、スライドマルノコ100は、 ベース102の後端(図1の左側を後方とする。)に 、レバー104を備えたアーム103を左右方向へ回 転可能且つ任意の角度で固定可能に連結し、 アーム103の上端に設けた筒状のホルダ105に、 一対のポール106,106を前後方向へスライド可 に遊挿して、ポール106,106の前端に、支軸107 介して本体108を上下方向へ回転可能に連結 てなる。本体108には、図示しないモータの 動で回転する円盤状の鋸刃109が備えられて 支軸107に設けられた図示しないトーション ネによって、本体108は常態で図7の上限位置 に保持されている。110はハンドル、111は安全 カバーである。

 ベース102は、図8(A)にも示すように、中央に ターンベース112を回転可能に載置している。 このターンベース112は、平面視が円形状で、 前方側面には、半径方向に延長部113が突設さ れて、その延長部113からターンベース112の中 心に亘って上面に刃口板114が設けられている 。アーム103はターンベース112の後面に連結さ れている。
 また、ベース102において、ターンベース112 左右で上面が同一高さとなる載置部115,115間 には、ガイドフェンス116が架設されている。 このガイドフェンス116は、左右一対のガイド 部117,117と、刃口板114を後方で迂回して両ガ ド部117,117を連結する半円状の迂回部118とか なり、各ガイド部117の前面下方部分は、タ ンベース112の上面と直交する下ガイド面120 、ターンベース112の上面と平行な載置面121 を有する段部119が形成されている。さらに 各ガイド部117の前面で段部119の上方には、 ガイド面120と平行な上ガイド面122が形成さ ている。

 そして、ターンベース112の前方部で刃口 114の左右両側には、後面が左右方向に、中 側の側面が延長部113の側面と連続する前後 向に夫々切除される凹部123,123が形成され、 各凹部123に補助ベース125が設けられている。 この補助ベース125は、凹部123内でターンベー ス112に形成された貫通孔124を遊挿するロッド 126と、そのロッド126の上端に基端が連結され て先端へ行くほど先細り状となり、厚みが凹 部123の深さと等しい細板状の旋回アーム127と を有して、ロッド126を中心に旋回アーム127が 回転可能となっている。また、補助ベース125 は、常態では自重により、旋回アーム127が凹 部123の底面上に載置してロッド126を貫通孔124 の下方に突出させる下降位置にあり、このと き旋回アーム127の上面はターンベース112の上 面と同じ高さとなっている。

 一方、ターンベース112の下面には、スト パ機構128が設けられている。このストッパ 構128は、一端がターンベース112の下面にネ 130により水平回転可能に連結されて先端を ーンベース112の外側へ突出させる板状のス ッパ129と、そのストッパ129を外側(延長部113 から離れる方向)へ付勢する付勢手段として コイルバネ131とからなる。このコイルバネ13 1により、ストッパ129は、ターンベース112の 面に設けた図示しない係止突起に当接して 通孔124の下方を横切る係止位置まで付勢さ るが、補助ベース125の下降位置では、図9(A) 示すように、貫通孔124から下方へ突出した ッド126の側面に当接する退避位置で回転を 制されている。

 よって、ここから補助ベース125を上方へ き上げてロッド126によるストッパ129の回転 制を解除させると、図9(B)に示すように、ス トッパ129が係止位置まで回転して貫通孔124の 下面を閉塞する格好となるため、ここで補助 ベース125から手を離すと、図8(B)に示すよう 、補助ベース125は、ロッド126がストッパ129 上面に当接して下降が規制されることで、 回アーム127がターンベース112の上面よりも 方へ突出する突出位置で停止する。この突 位置では、旋回アーム127の上面はガイドフ ンス116の載置面121と同一高さとなっている 132は、ストッパ129の先端で上向きに折曲形 された操作片である。

 以上の如く構成されたスライドマルノコ100 おいては、ターンベース112の上面に被切断 を載置してガイドフェンス116の下ガイド面1 20に押し当てて位置決めした状態で、ハンド 110を把持して本体108を下降させれば、回転 た鋸刃109によって被切断材を切断すること できる。
 そして、被切断材W1の前後幅が大きい場合 、図10(A)に示すように、本体108を前方へスラ イドさせてから下降させ、被切断材W1の前端 切り込んだ後、そのまま本体108を後方へス イドさせる。すると、矢印で示すように本 108と共に鋸刃109が後方へ移動して、被切断 W1を切断することができる。このとき、補 ベース125の旋回アーム127は、図8(A)に二点鎖 で示すように、凹部123内で略90°の範囲で水 平回転可能であるため、被切断材W1のサイズ 合わせて向きを適宜変えれば、被切断材W1 前端まで確実に支持することができる。

 一方、前後幅がさらに大きい被切断材W2 場合は、図8(B)及び図10(B)に示すように、補 ベース125を上方へ引き上げると、前述のよ にストッパ129が係止位置へ移動し、補助ベ ス125を突出位置で保持させる。よって、被 断材W2をガイドフェンス116の載置面121と旋回 アーム127の上面とに跨ってターンベース112の 上面よりも高い位置で水平に支持させた状態 で、上ガイド面122に当接させて位置決めする ことができる。こうしてスライド切断を行え ば、鋸刃109の中心に近い部位(前後方向の寸 が長くなる部位)を利用して被切断材W2を切 可能となる。よって、図10(A)の場合と略同じ ストロークで鋸刃109をスライドさせて切断す ることができる。勿論この場合も図8(B)に二 鎖線で示すように旋回アーム127の向きを適 変えれば、被切断材W2を前端まで安定支持可 能となる。

 逆に、突出位置から補助ベース125を下降 置へ戻す場合は、操作片132を利用してスト パ129をコイルバネ131の付勢に抗して延長部1 13側へ押し戻せば、ストッパ129が貫通孔124の 方から退避するため、補助ベース125が自重 よって下降位置まで下降して、旋回アーム1 27が凹部123の底面上に載置される。ここでス ッパ129から手を離せば、コイルバネ131の付 により、貫通孔124から突出したロッド126の 面に当接する退避位置までストッパ129が回 する。

 なお、ガイドフェンス116に対して鋸刃109 平面視で直角以外となる角度で切断を行う 合は、ターンベース112を延長部113の前面に けたグリップ(図7に図示)を利用して水平回 させれば、ガイドフェンス116及び被切断材 そのままで本体108をターンベース112と共に 平回転させることができるため、図10(A)(B) れの場合も所望の角度で角度切りが行える また、正面視で鋸刃109が直角以外となる角 で切断する場合は、レバー104を操作してア ム103を回転させれば、本体108を傾動させる とができるため、図10(A)(B)何れの場合も所望 の角度で傾斜切断が行える。

 このように、上記形態2のスライドマルノ コ100によれば、ベース102に、上面がベース102 上面と同じ高さとなる下降位置から、上面が ベース102上面よりも上方となる突出位置へ移 動操作可能な補助ベース125と、その補助ベー ス125を突出位置で保持可能なストッパ機構128 とを設けたことで、必要時には補助ベース125 を利用して簡単に当て板機能が得られ、使い 勝手が良好となる。而も、補助ベース125を取 り外す必要がないので、補助ベース125の保管 の手間や紛失のおそれも生じない。

 特にここでは、補助ベース125を、ベース102 形成された凹部123内で上下動可能且つ回転 能に設けられたロッド126と、そのロッド126 上端に一端が連結され、下降位置で凹部123 にあって上面がベース102上面と同じ高さと り、突出位置で上面がベース102上面よりも 方となる旋回アーム127とから構成したこと 、被切断材の形状や寸法に合わせて旋回ア ム127を任意の向きに回転させて被切断材を 定状態で支持可能となり、使い勝手がより 上する。
 また、ベース102に、被切断材を位置決めす ガイドフェンス116を左右方向へ架設すると に、ガイドフェンス116に、上面が突出位置 の補助ベース125の上面と同じ高さとなる段 119を形成して、補助ベース125と段部119とに って被切断材を載置可能としているので、 イドフェンス116を利用してベース102の上方 被切断材をより安定状態で支持可能となる

 なお、補助ベースは上記形態に限らず、ロ ドの上端に、凹部の形状に合致した板状部 を連結して、旋回させることなく、板状部 が凹部に嵌合する下降位置から、上方へ移 する突出位置まで単純に上下動させるよう してもよい。また、左右一対の補助ベース ベース内で連結して、両者を連動して上下 させることもできる。勿論左右一対に限ら 、何れか一方のみに補助ベースを設けるこ は可能であるし、凹部及び補助ベースの設 位置もターンベースの前方部に限らず、側 側や中心側へ変更してよい。
 さらに、ターンベースに設けた凹部に補助 ースを設ける形態に限らず、ターンベース ベースの載置部の側面に補助ベースを上下 可能に突設しても差し支えない。

 一方、ストッパ機構も、例えばロッドの側 に突設した突起を貫通孔に連設した切欠き 係合させて突出位置での保持を図るように る等、適宜設計変更可能である。
 また、ガイドフェンスに段部を設けて補助 ースとに跨って被切断材を支持させる形態 限らず、ガイドフェンスの段部を省略して 突出位置の補助ベースのみで被切断材の支 を図るようにしてもよい。
 その他、上記形態2ではターンベースに補助 ベースを設けているが、載置部に設けること もできる。また、卓上丸鋸盤自体の構造も上 記形態に限らない。従って、ターンベースが ない場合はベースに直接凹部を設けて補助ベ ースを設置することもできるし、本体がスラ イドしないタイプであっても本発明は採用可 能である。

形態1の卓上丸鋸盤の正面図である(治 は当て木位置)。 形態1の卓上丸鋸盤の平面図である(治 は当て木位置)。 形態1の卓上丸鋸盤の正面図である(治 は退避位置)。 形態1の卓上丸鋸盤の平面図である(治 は退避位置)。 形態1のサブワークサポートの連結部分 の説明図である。 形態1のサブワークサポートの先端部分 の説明図である。 形態2のスライドマルノコの側面図であ る。 形態2のベースのみの斜視図で、(A)が補 助ベースの下降位置、(B)が補助ベースの突出 位置で夫々示している。 形態2のストッパ機構の説明図で、(A)が ストッパの退避位置、(B)がストッパの係止位 置で夫々示している。 形態2のスライド切断の説明図で、(A) 補助ベースを下降位置で、(B)が補助ベース 突出位置で夫々使用した状態である。

符号の説明

 1・・卓上丸鋸盤、2・・ベース、3・・側 、4・・ターンテーブル、7・・本体、9・・ 刃、11・・ガイドフェンス、12・・左フェン ス、13・・右フェンス、15・・ガイド面、18・ ・刃口板、19・・スリット、30・・卓上丸鋸 用治具、31・・ホルダ、32・・ワークサポー 、33・・サブワークサポート、36・・調整ネ ジ、37・・リンク、40・・ツマミネジ、43・・ ピン、44・・突条、45・・溝、46・・ガイド孔 、47・・頭付ピン、100・・スライドマルノコ 102・・ベース、103・・アーム、107・・支軸 108・・本体、109・・鋸刃、112・・ターンベ ス、113・・延長部、114・・刃口板、116・・ イドフェンス、117・・ガイド部、119・・段 、120・・下ガイド面、121・・載置面、122・ 上ガイド面、123・・凹部、124・・貫通孔、1 25・・補助ベース、126・・ロッド、127・・旋 アーム、128・・ストッパ機構、129・・スト パ、131・・コイルバネ。