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Title:
LIGHTING SYSTEM FOR DISPLAY APPARATUS AND DISPLAY APPARATUS
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/078428
Kind Code:
A1
Abstract:
A lighting system for display apparatus characterized by having multiple tubular light sources (17) disposed in parallel relationship and light reflective plate (14) disposed on the side opposite to the light exit side of the tubular light sources (17), wherein the light reflective plate (14) is provided with angular reflective parts (40) with two inclined planes (41,42) each positioned between adjacent tubular light sources (17), and wherein with respect to first inclined plane (41) facing the inner side of the alignment of the tubular light sources (17) among the two inclined planes (41,42) of the angular reflective parts (40), the angle of inclination (θ1) of first inclined plane (41a) of first angular reflective part (40a) is greater than the angle of inclination (θ2) of first inclined plane (41b) of second angular reflective part (40b) positioned inside the alignment of the tubular light sources (17) as compared with the first angular reflective part (40a).

Inventors:
SUMIDA AKIRA
Application Number:
PCT/JP2007/065251
Publication Date:
July 03, 2008
Filing Date:
August 03, 2007
Export Citation:
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Assignee:
SHARP KK (JP)
SUMIDA AKIRA
International Classes:
F21V7/09; F21S2/00; G02F1/13357; F21Y103/00
Foreign References:
JP2006259750A2006-09-28
JP2004063459A2004-02-26
JP2004102119A2004-04-02
JP2005292575A2005-10-20
JP2006196456A2006-07-27
JP2006260931A2006-09-28
JP2006339136A2006-12-14
Attorney, Agent or Firm:
GORO, Kazuo et al. (5th Floor Nittochi Nagoya Bldg.,1-1, Sakae 2-chome,Naka-ku, Nagoya-shi, Aichi, JP)
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Claims:
 並列配置された複数の管状光源と、前記管状光源の光出射側とは反対側に配設された光反射板と、を備え、
 前記光反射板には、隣接する前記管状光源の間に位置して、2つの傾斜面を備える山型反射部が形成されており、
 前記山型反射部の2つの傾斜面のうち前記管状光源の配列の内側に面する第1傾斜面について、第1山型反射部の当該第1傾斜面の傾斜角が、前記第1山型反射部よりも前記管状光源の配列の内側に位置する第2山型反射部の当該第1傾斜面の傾斜角よりも大きいことを特徴とする表示装置用照明装置。
 前記傾斜面が、前記管状光源の長手方向に沿って帯状に形成されてなることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の表示装置用照明装置。
 前記山型反射部は、各管状光源の間に位置して並列配置されていることを特徴とする請求の範囲第1項又は第2項に記載の表示装置用照明装置。
 前記並列配置された各山型反射部の前記第1傾斜面の傾斜角は、配列の中心位置を挟んで対称な角度とされていることを特徴とする請求の範囲第3項に記載の表示装置用照明装置。
 前記管状光源は、それぞれ等間隔で配列されていることを特徴とする請求の範囲第1項ないし第4項のいずれか1項に記載の表示装置用照明装置。
 前記山型反射部は、全ての前記管状光源の間に位置してなることを特徴とする請求の範囲第1項ないし第5項のいずれか1項に記載の表示装置用照明装置。
 前記山型反射部の前記光反射板からの高さについて、前記第1山型反射部の当該高さが前記第2山型反射部の当該高さよりも大きく構成されてなることを特徴とする請求の範囲第1項ないし第6項のいずれか1項に記載の表示装置用照明装置。
 前記各管状光源は、前記光反射板の板面に対して平行な面からなる平面内に形成されていることを特徴とする請求の範囲第1項ないし第7項のいずれか1項に記載の表示装置用照明装置。
 前記光反射板は、樹脂製の基材上に反射性金属板部材を形成したものからなり、前記山型反射部は前記反射性金属板部材を折り曲げ加工して形成されてなることを特徴とする請求の範囲第1項ないし第8項のいずれか1項に記載の表示装置用照明装置。
 前記反射性金属板部材は、金属板部材上に反射性塗膜が形成された構成であることを特徴とする請求の範囲第9項に記載の表示装置用照明装置。
 請求の範囲第1項ないし第10項のいずれか1項に記載の表示装置用照明装置と、
 前記表示装置用照明装置からの光を利用して表示を行う表示パネルと、を備えることを特徴とする表示装置。
 前記表示パネルが液晶を用いた液晶パネルであることを特徴とする請求の範囲第11項に記載の表示装置。
Description:
表示装置用照明装置、表示装置

 本発明は、表示装置用照明装置、及びそ を用いた表示装置に関する。

 液晶表示装置に代表される非発光型の光学 子を用いた表示装置においては、液晶パネ 等の表示パネルに対して光を照射すべく、 該表示パネルの背面にはバックライト装置 設けられている(例えば特許文献1参照)。

特開2005-347062公報

(発明が解決しようとする課題)
 特許文献1には、表示画面中央部分の輝度を 向上させ、かつ表示画面周辺部分に輝度低下 を補正し、表示画面の輝度均一性を維持させ る技術が開示されている。具体的には、複数 の蛍光ランプの配列間隔を表示パネルの表示 画面中央部に対応する中央部分で当該表示画 面周辺部に対応する周辺部分よりも狭くして 設置し、且つ複数の蛍光ランプと拡散板との 間の間隔を中央部分で周辺部分よりも広くし て設置することにより、表示画面の中央部分 の輝度向上及び表示画面の輝度均一性を達成 している。

 また、特に表示画面の周辺部での輝度ムラ 補正する他の手段として、輝度ムラの発生 る部位に位置する反射板の底面には、蛍光 ンプの長さ方向に沿って断面が山形状の反 体を一体的に設置している。
 しかしながら、複数設置された反射体の各 形状がそれぞれ同形状とされているため、 の反射方向は一定であり、反射光による中 輝度向上が十分に実現されていない。

 本発明は、このような背景に基づいてな れたものであって、光源からの光を効率良 中央に集めることで、表示画面中央部分の 度を向上させることが可能な表示装置用照 装置を提供することを目的としている。ま 、本発明は、そのような表示装置用照明装 を用いた高画質の表示装置を提供すること 目的としている。

(課題を解決するための手段)
 上記課題を解決するために、本発明の表示 置用照明装置は、並列配置された複数の管 光源と、前記管状光源の光出射側とは反対 に配設された光反射板と、を備え、前記光 射板には、隣接する前記管状光源の間に位 して、2つの傾斜面を備える山型反射部が形 成されており、前記山型反射部の2つの傾斜 のうち前記管状光源の配列の内側に面する 1傾斜面について、第1山型反射部の当該第1 斜面の傾斜角が、前記第1山型反射部よりも 記管状光源の配列の内側に位置する第2山型 反射部の当該第1傾斜面の傾斜角よりも大き ことを特徴とする。

 このような表示装置用照明装置によると 管状光源の配列の外側に位置する第1山型反 射部ほど傾斜角の大きい第1傾斜面を備える め、中央への集光が一層高められることと る。つまり、管状光源の間に配設する各山 反射部は輝度ムラの発生を抑制するもので るが、当該山型反射部の傾斜面(第1傾斜面) 同一傾斜角で形成すると、各山型反射部か 反射される光は平行な方向に反射されて、 央に集光させることはできない。その点、 発明のように各山型反射部の第1傾斜面を外 の山型反射部ほど傾斜角を大きく形成する とで、より中央に反射光を集光させること 可能となり、当該表示装置用照明装置を用 た表示装置においては、表示中央部の輝度 向上させることが可能となるのである。な 、本発明における傾斜角とは、山型反射部 形成されている基面に対して第1傾斜面がな す角度のことを意味している。

 本発明の表示装置用照明装置において、前 傾斜面が、前記管状光源の長手方向に沿っ 帯状に形成されてなるものとすることがで る。
 このように山型反射部の傾斜面を、管状光 の長手方向に沿って延びる帯状の傾斜面と れば、当該長手状の管状光源からの光を配 中央側に集光させた状態で好適に反射させ ことが可能となる。

 また、前記山型反射部は、各管状光源の間 位置して並列配置されているものとするこ ができる。
 このように山型反射部を各管状光源の間に 列配置することで、各管状光源からの光を 率良く反射させることが可能となる。

 前記並列配置された各山型反射部の前記第1 傾斜面の傾斜角は、配列の中心位置を挟んで 対称な角度とされているものとすることがで きる。
 このように第1傾斜面の傾斜角を配列の中心 位置を挟んで対称な角度とすれば、配列の中 心位置を挟んで両端側の各管状光源からの光 を好適に配列中央側に集光させることが可能 となる。

 前記管状光源は、それぞれ等間隔で配列さ ているものとすることができる。
 このように各管状光源を等間隔で配列する 、一般的には出射される光量は略均等とな が、本発明においては、上述のように傾斜 がそれぞれ異なる山型反射部を形成するこ で、等間隔配列の管状光源であっても中央 輝度を好適に高めることが可能となる。

 前記山型反射部は、全ての前記管状光源の に位置してなるものとすることができる。
 このように全ての管状光源の間に位置して 型反射部を形成することで、各管状光源か の光を漏れなく効率良く反射させることが 能となる。

 前記山型反射部の前記光反射板からの高さ 、前記第1山型反射部が前記第2山型反射部 りも大きく構成されてなるものとすること できる。
 このように配列の外側にある第1山型反射部 の高さを大きくすることで、傾斜角の大きい 山型反射部を形成し易くなるとともに、内側 にある第2山型反射部の高さを小さくするこ で、外側の山型反射部で反射された光が当 内側の第2山型反射部によって反射されるこ を防止することが可能となる。その結果、 射光を好適に中央側に集光させることが可 となる。

 前記各管状光源は、前記光反射板の板面に して平行な面からなる平面内に形成されて るものとすることができる。
 上述した各傾斜角を有した第1傾斜面を備え る山型反射部が具備する効果は、このように 光反射板の板面に対して平行な面からなる平 面内に各管状光源を形成する場合に特に顕著 となる。つまり、各管状光源を光反射板の板 面に対して非平行に配列した場合には、上記 構成の山型反射部を形成したとしても中央へ の集光が若干劣る場合があるが、光反射板の 板面に対して平行な同一面上に各管状光源を 形成することで、中央への集光度合いが高ま ることとなるのである。

 前記光反射板は、樹脂製の基材上に反射性 属板部材を形成したものからなり、前記山 反射部は前記反射性金属板部材を折り曲げ 工して形成されてなるものとすることがで る。
 このような光反射板により山型反射部を簡 且つ確実に形成することが可能となる。

 前記反射性金属板部材は、金属板部材上に 射性塗膜が形成された構成であるものとす ことができる。
 この場合、加工性及び光反射性をそれぞれ 途に適宜設計することが可能となり、種々 条件に沿った表示装置用照明装置を提供す ことが可能となる。

 次に、上記課題を解決するために、本発 の表示装置は、上記記載の表示装置用照明 置と、前記表示装置用照明装置からの光を 用して表示を行う表示パネルと、を備える のとすることができる。

 このような表示装置によると、表示画面 央の輝度が高く、当該中央において明るい 示を実現することが可能となる。

 前記表示パネルとしては液晶パネルを例 することができる。このような表示装置は 晶表示装置として、種々の用途、例えばテ ビやパソコンのデスクトップ画面等に適用 き、特に大型画面用として好適である。

(発明の効果)
 本発明の表示装置用照明装置によると、光 からの光を効率良く中央に集めることで、 示画面中央部分の輝度を向上させることが 能となる。また、本発明の表示装置による 、表示画面中央の輝度が高く、当該中央に いて明るい表示を実現することが可能とな 。

本発明の実施形態に係る液晶表示装置 概略構成を示す分解斜視図。 図1の液晶表示装置の断面図。 バックライト装置の構成と作用効果に いて示す説明図。 バックライト装置のベース(光反射板) 構成を模式的に示す断面図。 バックライト装置のベース(光反射板) 一変形例を模式的に示す断面図。

符号の説明

 10...液晶表示装置(表示装置)、11...液晶パ ル(表示パネル)、12...バックライト装置(表 装置用照明装置)、14...ベース(光反射板)、17. ..冷陰極管(管状光源)、40...山型反射部、40a... 第1山型反射部、40b...第2山型反射部、41...傾 面(第1傾斜面)、42...傾斜面(第2傾斜面)、θ(θ1 ,θ2)...傾斜角

 以下、本発明を具体化した実施形態につい 、図面を参照しつつ説明する。
 図1は本発明の実施形態に係る液晶表示装置 の概略構成を示す分解斜視図、図2は同じく 晶表示装置の概略構成を示す断面図、図3は 実施形態の液晶表示装置が備えるバックラ ト装置の構成と作用効果について示す説明 である。また、図4はバックライト装置のベ ース(光反射板)の構成を模式的に示す断面図 図5はバックライト装置のベース(光反射板) 一変形例を模式的に示す断面図である。

 まず、液晶表示装置(表示装置)10の全体構 成について説明する。液晶表示装置10は、図1 及び図2に示すように、矩形をなす液晶パネ 11と、外部光源であるバックライト装置12と 備え、これらがベゼル13などにより一体的 保持されるようになっている。このうち、 晶パネル11は、一対のガラス基板が所定のギ ャップを空けた状態で貼り合わせられるとと もに、両ガラス基板間に液晶が封入された構 成とされる。一方のガラス基板には、互いに 直交するソース配線とゲート配線とに接続さ れたスイッチング素子(例えばTFT)と、そのス ッチング素子に接続された画素電極等が設 られ、他方のガラス基板には、対向電極と R,G,B等の各色からなるカラーフィルタ等が けられている。

 次に、バックライト装置12について説明す 。なお、バックライト装置12は、所謂直下型 のバックライト装置であって、液晶パネル11 パネル面(表示面)の背面直下に、当該パネ 面に沿って光源(ここでは冷陰極管17)が並列 置された構成を具備している。
 バックライト装置12は、上面側が開口した 箱型をなす金属製のベース(光反射板)14と、 ース14の開口部を覆うようにして取り付け れる複数の光学部材15(図示下側から順に拡 板、拡散シート、レンズシート、光学シー )と、これら光学部材15をベース14に保持する ためのフレーム16と、ベース14内に収容され ランプである冷陰極管(管状光源)17と、冷陰 管17群を一括して覆うランプホルダ19と、を 備える。なお、当該バックライト装置12にお ては、冷陰極管17よりも光学部材15側が光出 射側となっている。

 略箱型のベース14は、図4に示したような 成を具備しており、すなわち樹脂や金属材 からなる板状の基材140上に金属板金141が接 された構成を具備している。金属板金141の 面には反射性樹脂塗膜142が形成されており これら金属板金141及び反射性樹脂塗膜142が 射性金属板部材を構成している。このよう 反射性樹脂塗膜142により構成される光反射 14aを含むベース(光反射板)14により、冷陰極 管17から出射された光を拡散板等の光学部材1 5(以下、拡散板15等とも言う)側に反射させる とが可能となっている。なお、ベース14は 図5に示すように基材140を省略し、成形加工 た金属板金141上に反射性樹脂塗膜142を形成 た構成とすることも可能である。

 冷陰極管17は、一方向に細長い管状をな ており、その長さ方向(軸線方向)をベース14 長辺方向に一致させた状態で、且つ多数本( 図1では18本)互いに平行に且つ等間隔で並ん 状態(並列配置した状態)でベース14内に収容 れている。特に、ベース14が具備する光反 面14aに対して、冷陰極管17の並列方向が平行 となるように配列されており、また拡散板等 を含む光学部品15の板面(光出射面)15aに対し も当該並列方向は平行とされている。すな ち、冷陰極管17は、それぞれ等間隔で配列さ れて、ベース14の特に基材140の板面に対して 行な面からなる平面内に並列配置されてい 。なお、ベース14の光反射面14aと、光学部 15の板面15aとについてもそれぞれ平行に設置 されている。

 ここで、ベース14には、全ての隣接する 陰極管17,17の間に位置して山型反射部40が複 形成されている。山型反射部40は、図2等に すように2つの傾斜面41,42を備え、当該傾斜 41,42が冷陰極管17の長手方向に沿って帯状に 形成されるべく、各冷陰極管17,17の間に位置 てストライプ状に並列配置されている。な 、本実施形態では、図4及び図5に示したよ に、金属板金141を一部山型に成形加工(折り げ加工)し、当該金属板金141の表面に反射性 樹脂塗膜141を形成したものを基材140上に取り 付けることで、当該山型反射部40を備えるベ ス14が供されている。このように複数並列 置された山型反射部40について、本実施形態 では、それぞれ配置位置毎に異なる構成のも のが採用されている。詳細は以下の通りであ る。

 まず、山型反射部40が具備する傾斜面41の 傾斜角が、各山型反射部40で異なるものとさ ている。特に、山型反射部40の2つの傾斜面4 1,42のうち、並列配置された冷陰極管17の配列 の内側(図3に示した配列中心線(配列中心軸)O )に面する傾斜面が第1傾斜面41(図3では41a,41b ,・・・)とされ、配列の外側に面する傾斜面 第2傾斜面42(図3では42a,42b,・・・)とされて り、その配列の内側に面する第1傾斜面41に いて、図3に示すように、並列配置された冷 極管17の配列の外側に位置する第1山型反射 (例えば山型反射部40a)の当該第1傾斜面41aの 斜角θ1が、この第1山型反射部40aよりも冷陰 極管17の配列の内側に位置する第2山型反射部 40bの当該第1傾斜面41bの傾斜角θ2よりも大き ものとされている。

 つまり、図3において、各山型反射部40a,40 b,40c,40d,40e,40fはそれぞれ形状が異なり、特に 1傾斜面41a,41b,41c,41d,41e,41fの傾斜角θ1,θ2,θ3, 4,θ5,θ6について、θ1>θ2>θ3、及びθ6>θ 5>θ4の関係が成立している。なお、本実施 態における傾斜角θ(θ1,θ2・・・)とは、山 反射部40が形成されている基面(つまりベー 14の基材(金属板金141)の表面)に対して第1傾 面41がなす角度のことを意味している。

 また、各山型反射部40a,40b,40c,40d,40e,40fは 並列配置された冷陰極管17の配列中心線(中 軸)Oに対して対称な形状とされ、詳細には、 第1傾斜面41a,41b,41c,41d,41e,41fの傾斜角θ1,θ2,θ3, θ4,θ5,θ6が、それぞれ配列中心線(中心軸)Oに して対称な角度とされている。つまり、θ1= θ6、θ2=θ5、θ3=θ4の関係が成立している。な 、本実施形態では、第2傾斜面42a,42b,42c,42d,42 e,42fについても、それぞれ配列中心線(中心軸 )Oに対して対称な傾斜角を具備して構成され いるが、特にこれに限定されるものではな 。

 他方、山型反射部40のベース14(詳しくは 材140)からの高さhが、各山型反射部40で異な ものとされている。具体的には、図3に示す ように、並列配置された冷陰極管17の配列の 側に位置する第1山型反射部40aの高さh1が、 の第1山型反射部40aよりも冷陰極管17の配列 内側に位置する第2山型反射部40bの高さh2よ も大きいものとされている。つまり、図3に おいて、各山型反射部40a,40b,40c,40d,40e,40fの高 h1,h2,h3,h4,h5,h6について、h1>h2>h3、及びh6& gt;h5>h4の関係が成立している。なお、本実 形態における高さh(h1,h2・・・)とは、山型 射部40が形成されている基面(つまりベース14 の基材(金属板金141)の表面)から各山型反射部 40の頂部までの高さを意味している。

 また、各山型反射部40a,40b,40c,40d,40e,40fの さh1,h2,h3,h4,h5,h6は、並列配置された冷陰極管 17の配列中心線(中心軸)Oに対して対称とされ 詳細にはh1=h6、h2=h5、h3=h4の関係が成立して る。

 本実施形態の液晶表示装置は以上のような 成であり、続いてその作用及び効果を説明 る。
 まず、本実施形態の液晶表示装置10では、 ックライト装置12において、複数の冷陰極管 17が平面視(表示画面側から見た場合)におい 等間隔で並列配置されており、ベース14には 、隣接する冷陰極管17の間に対応する位置に 型反射部40が各々ストライプ状に形成され いる。そして、各山型反射部40(40a,40b・・・) の第1傾斜面41(41a,41b・・・)について、相対的 に配列外側に位置する第1山型反射部40aの当 第1傾斜面41aの傾斜角θ1が、相対的に配列内 に位置する第2山型反射部40bの当該第1傾斜 41bの傾斜角θ2よりも大きいものとされてい 。

 したがって、図3に示すように、冷陰極管 17から出射される光のうち、光出射側とは反 側の光反射面側(つまりベース14側)に出射さ れる光について、当該光の反射光は配列の中 央側(つまり配列中心線O側)に集光されること となる。つまり、各山型反射部40の第1傾斜面 41を外側の山型反射部(例えば山型反射部40a) ど傾斜角(例えばθ1)を大きく形成することで 、より中央に反射光を集光させることが可能 となり、当該バックライト装置12を用いた本 施形態の液晶表示装置10においては、表示 央部の輝度を向上させることが可能とされ いる。

 また、本実施形態の液晶表示装置10にお ては、第1傾斜面41が冷陰極管17の長手方向に 沿って帯状に形成されているため、当該長手 状の冷陰極管17からの光を配列中央側(中心線 O側)に集光させた状態で好適に反射させるこ が可能とされている。特に、各山型反射部4 0(40a,40b・・・)が各冷陰極管17の間に位置して 並列配置されているため、各冷陰極管17から 光を効率良く確実に反射させることが可能 されており、しかも当該山型反射部40は、 ての冷陰極管17の間に配設されているため、 各冷陰極管17からの光を漏れなく効率良く反 させることが可能とされている。

 また、本実施形態の液晶表示装置10にお ては、並列配置された各山型反射部40(40a,40b ・・)の第1傾斜面41(41a,41b・・・)の傾斜角θ( θ1,θ2・・・)は、配列の中心線Oを挟んで対称 な角度とされている。つまり、θ1=θ6、θ2=θ5 θ3=θ4の関係が成立している。したがって、 中心を挟んで配列の両端側の各冷陰極管17か の光を好適に配列中央側に集光させること 可能とされている。

 また、本実施形態の液晶表示装置10にお ては、各冷陰極管17が等間隔で配列されてい るため、一般的には出射される光量は出射面 内において略均等となるが、本実施形態では 各冷陰極管17の配列間に傾斜角θの異なる山 反射部40を各々形成することで、等間隔配列 の冷陰極管17であるにも拘らず、中央の輝度 好適に高められている。

 さらに、本実施形態の液晶表示装置10に いては、山型反射部40のベース14の基面から 高さ(つまり金属板金141の基面からの高さ)h ついて、配列外側の第1山型反射部40aの高さ h1が、第2山型反射部40bの高さh2よりも大きく 成されている。したがって、傾斜角θの違 を設計し易くなるとともに、内側にある第2 型反射部(例えば山型反射部40b)の高さを小 くすることで、外側の第1山型反射部(例えば 山型反射部40a)で反射された光が、当該内側 第2山型反射部(山型反射部40b)によって反射 れることを防止することが可能とされ、そ 結果、反射光を好適に中央側に集光させる とが可能とされている。

 また、本実施形態の液晶表示装置10にお ては、各冷陰極管17は、ベース14の板面(基面 )に対して平行な面からなる平面内に形成さ ている。上述した各傾斜角θが異なる第1傾 面41を備える山型反射部40が具備する効果(集 光効果)は、本実施形態のようにベース14の板 面(基面)に対して平行な面からなる平面内に 冷陰極管17を形成する場合に特に顕著とな ものとされている。つまり、各冷陰極管17を ベース14の板面(基面)に対して非平行な平面 に配列した場合には、上記構成の山型反射 40を形成したとしても中央への集光が若干劣 る場合があるが、ベース14の板面(基面)に対 て平行な同一平面上に各冷陰極管17を形成す ることで、中央への集光度合いが高まるもの とされている。

 なお、ベース14は、基材140上に金属板金14 1を形成したものからなり、各山型反射部40は 、その金属板金141を折り曲げ加工して形成さ れてなるものとされている。また、金属板金 141の表面には上述の通り光反射性塗膜として 反射性樹脂塗膜142が形成されており、これに より光反射面が形成されている。このような 構成のベース14により山型反射部40が簡便且 確実に供されるものとなっている。金属板 (金属板部材)141上に反射性樹脂塗膜142が形成 された構成であるため、加工性及び光反射性 をそれぞれ別途に適宜設計することが可能と なり、種々の条件に沿ったバックライト装置 12を提供することが可能とされている。

 以上、本発明に係る実施の形態を示した 、本発明は上記記述及び図面によって説明 た実施形態に限定されるものではなく、例 ば次のような実施形態も本発明の技術的範 に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸 しない範囲内で種々変更して実施すること できる。

 上記した実施形態では管状光源として冷 極管17を使用した場合を示したが、例えば 陰極管など他の種類の管状光源を用いたも も本発明に含まれる。また、冷陰極管17の配 置位置を規制する保持部材(ランプクリップ) ベース14に対して設置するものとしても良 。

 その他、本発明は、TFT以外のスイッチン 素子を用いた液晶表示装置にも適用可能で り、カラー表示する液晶表示装置以外にも 白黒表示する液晶表示装置にも適用可能で る。さらに、上記した実施形態では、液晶 示装置を示したが、液晶以外でバックライ 装置を用いる他の表示装置にも本発明は適 可能である。