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Patent Searching and Data


Title:
MASSAGE CHAIR
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/041325
Kind Code:
A1
Abstract:
A massage chair (10) comprises an ottoman (14) which is installed on the front side of a seat part (12) and capable of tilting about a rotating shaft (22) and a lift mechanism (15) which generates a force to rotate the ottoman (14) upward by driving a motor (26) and is so locked to the ottoman (14) that its driving connection with the ottoman can be disconnected. The lift mechanism (15) comprises hooking parts (32, 33) provided between the ottoman (14) and the motor (26), and a coiled spring (34) for restraining the separation of the hooking parts (32, 33) from each other.

Inventors:
MIZOGUCHI SOICHIRO (JP)
NISHITANI NOBUYUKI (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/066741
Publication Date:
April 02, 2009
Filing Date:
September 17, 2008
Export Citation:
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Assignee:
PANASONIC ELEC WORKS CO LTD (JP)
MIZOGUCHI SOICHIRO (JP)
NISHITANI NOBUYUKI (JP)
International Classes:
A61H7/00; A47C7/50; A61H15/00
Foreign References:
JP2007167460A2007-07-05
JP2002065393A2002-03-05
JP2000037255A2000-02-08
JP2000060995A2000-02-29
Attorney, Agent or Firm:
ONDA, Hironori et al. (Ohmiya-cho 2-chomeGifu-sh, Gifu 31, JP)
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Claims:
 座部と、
 前記座部の後側に設けられ、マッサージ機構が組み込まれた背もたれ部と、
 前記座部の前側において前記座部と一体に設けられ、回動軸の周りで傾動可能なオットマンと、
 モータの駆動により前記オットマンを上側に回動する力を付与するとともに前記オットマンに対して駆動連結が切り離し可能に係止されたリフト機構とを備えるマッサージ椅子であって、
 前記リフト機構には、前記オットマンと前記モータとの間に設けられた第1及び第2連結部と、前記第1連結部と前記第2連結部とを接続し、前記第1及び第2連結部同士の離間を抑制するための付勢部材とが備えられることを特徴とするマッサージ椅子。
 請求項1に記載のマッサージ椅子において、
 前記リフト機構は、直動動作するように構成されるものであり、
 前記付勢部材は、引っ張りコイルばねを含み、前記引っ張りコイルばねは、その軸線方向が前記リフト機構の直動動作方向に沿うように配置されていることを特徴とするマッサージ椅子。
 請求項1に記載のマッサージ椅子において、前記リフト機構は、
 前記モータと剛体的に連結され、前記モータが動作したときに、前記モータとともに移動する第1筒状フレームと、
 前記モータまたは前記第1筒状フレームに設けられた前記第1連結部と、
 前記第2連結部を有する第2筒状フレームであって、前記付勢部材を介して前記モータまたは前記第1筒状フレームに対して弾性的に連結された第2筒状フレームとを含み、
 前記オットマンを上側に回動するときには、前記モータの動作によって、前記第2筒状フレームは前記第1筒状フレームと一体に第1の方向に移動し、
 前記オットマンを下側に回動するときには、前記モータによって前記第1筒状フレームは第2の方向に移動し、前記第2筒状フレームは、前記オットマンの自重と、前記第1筒状フレームの動作によって発生する前記付勢部材の復元力とにより前記第2の方向に移動することを特徴とするマッサージ椅子。
Description:
マッサージ椅子

 本発明は、使用者の足を置くことのでき オットマンを備えたマッサージ椅子に関す ものである。

 背もたれ部にマッサージ機構を組み込ん マッサージ椅子は、背中のつぼや経絡にマ サージ機構の施療子を当てて所定の動作を せ、血行を促進させることで肩や背中の凝 を解消させるものであって、従来より提案 れており、このようなマッサージ椅子は一 家庭・公的施設等にも広く普及している。 のようなマッサージ椅子には、座部の前部 備えられた格納式のオットマンを有するも がある。

 例えば、特許文献1に開示されたマッサージ 椅子においては、座部の下側に設けたリフト 機構がモータの駆動によって作動することで オットマンを上方向及び下方向に傾動させる 。特に、リフト機構が前方に延伸する時には オットマンが上方向に傾動され、その延伸位 置からリフト機構が後方に収縮する時にはオ ットマンが下方向に傾動されて、最終的に格 納される。

特開2007-167460号公報

 ところで、オットマンを上方向に傾動す 際には、モータの駆動力を利用するが、オ トマンを下方向に傾動する際には、オット ンと座部との間に物が挟まることで起こり るオットマンやマッサージ椅子の破損を抑 するため、オットマンは自重によって下方 傾動し、格納状態となる。しかし、オット ンを被覆している皮革等の表皮材の張力や ットマンの重心位置によってはオットマン 格納状態まで完全に復帰できず、座部とオ トマンとの間に大きな隙間が生じることが る。

 本発明は、上記課題を解決するためにな れたものであって、その目的は、オットマ をリフト機構にて上動させるとともに格納 には自重の作用により格納させる構成のマ サージ椅子であって、その格納時のオット ンと座部側との間に生じる隙間の発生を抑 することができるマッサージ椅子を提供す ことにある。

 本発明の一実施形態は、座部と、前記座 の後側に設けられる、マッサージ機構が組 込まれた背もたれ部と、前記座部の前側に いて前記座部と一体に設けられ、回動軸の りで傾動可能なオットマンと、モータの駆 により前記オットマンを上側に回動する力 付与するとともに前記オットマンに対して 動連結が切り離し可能に係止されたリフト 構を備えるマッサージ椅子であって、前記 フト機構には、前記オットマンと前記モー との間に設けられた第1及び第2連結部と、 記第1連結部と前記第2連結部とを接続し、前 記第1及び第2連結部同士の離間を抑制するた の付勢部材とが備えられる。

 本発明の一実施形態のマッサージ椅子で 、前記リフト機構には、直動動作するよう 構成されるものであり、前記付勢部材は、 っ張りコイルばねを含み、前記引っ張りコ ルばねは、その軸線方向が前記リフト機構 直動動作方向に沿うように配置されている

 本発明の一実施形態のマッサージ椅子で 、リフト機構は、モータと剛体的に連結さ て、モータが動作したときに、モータとと に移動する第1筒状フレームと、モータまた は第1筒状フレームに設けられた第1連結部と 第2連結部を有する第2筒状フレームであっ 、付勢部材を介してモータまたは第1筒状フ ームに対して弾性的に連結された第2筒状フ レームとを含み、オットマンを上側に回動す るときには、モータの動作によって、第2筒 フレームは第1筒状フレームと一体に第1の方 向に移動し、オットマンを下側に回動すると きには、モータによって第1筒状フレームは 2の方向に移動し、第2筒状フレームは、オッ トマンの自重と、第1筒状フレームの動作に って発生する付勢部材の復元力とにより第2 方向に移動する。

本発明の代表的な実施形態におけるマ サージ椅子の断面図である。 図1のマッサージ椅子の部分断面図であ る。 図1のマッサージ椅子の部分断面図であ る。 図1のマッサージ椅子のリフト機構の外 観図である。 図4のリフト機構の断面図である。

 以下、本発明の代表的な実施形態に従うマ サージ椅子を図面に従って説明する。
 図1に示すように、マッサージ椅子10の脚部1 1は、図示しない床面に載置される。脚部11の 上部には座部12が固定されている。その座部1 2の後側には、背もたれ部13が傾動可能に設け られる。座部12の前側にはオットマン14が設 られている。オットマン14は格納式であり、 回動軸(支軸22)にて傾動可能に支持され、リ ト機構15によって支軸22の周りで傾動可能で る。オットマン14は、図1の上動位置と図2の 格納位置との間の任意の位置に使用すること ができる。肘掛け16は、座部12の両側におい 、背もたれ部13から座部12の前方にかけて設 られている。

 背もたれ部13は、硬質樹脂材料等からな 本体ケース17を備える。本体ケース17の前面 は、収容凹部が設けられている。収容凹部 は、マッサージ機構18とガイドレール19が収 容されている。マッサージ機構18はガイドレ ル19に沿って背もたれ部13の下部から上部に かけて往復移動可能である。マッサージ機構 18は、座部12に着座した使用者の背中のマッ ージを行うように制御される。マッサージ 構18には、モータ20を含む各種駆動モータが えられており、これら各種の駆動モータの 動によってマッサージ機構18の傾動や該マ サージ機構18に備えられる一対の施療子18aの 所定施療動作が行われる。このようなマッサ ージ機構18を有する背もたれ部13(本体ケース1 7)、座部12、及びオットマン14は、一体的に縫 製された皮革等からなる表皮材21によって被 されている。そして、施療子18aが本体ケー 17から前方に突出して背もたれ部13の表皮材 21の内側面と摺接し、該施療子18aが表皮材21 介して使用者に刺激を与えることで、使用 の肩や腰、背中といった各施療部位に対し 揉み、擦り、叩き等の各種マッサージを施 。

 次に、オットマン14を傾動させるリフト 構15について図1、図4、図5を用いて説明する 。図4はリフト機構15を図2のマッサージ椅子10 の下側から見た側面図であり、図5は図4のA-A に沿った断面図を示している。

 座部12の下側に位置する座部フレーム12a 、支持フレーム12bにて所定高さに支持され いる。座部フレーム12aの先端には、マッサ ジ椅子10の幅方向に延びる支軸22にてオット ン14の上部が回動可能に連結されている。 ットマン14は、支軸22の周りで傾動可能であ 。図4、5に示すように、オットマン14の姿勢 (傾斜角度)を調整するリフト機構15の基端に 、基端連結部23が設けられている。基端連結 部23は、座部フレーム12aの前後方向中央部に 固定されている。ウォーム軸24は基端連結 23に対して回転可能且つ軸方向に移動不能に 連結されている。

 ウォーム軸24は駆動ギヤ25及びウォーム27 介してモータ26の回転軸と連結されている 具体的には、ウォーム軸24は、駆動ギヤ25の 心部に設けられる筒状ギヤ部25aと螺合して る。駆動ギヤ25の筒状ギヤ部25aには、フラ ジ状の円盤ギヤ部25bが形成されている。円 ギヤ部25bは、モータ26の駆動により回転する ウォーム27と噛合されている。

 モータ26には、第1筒状フレーム28が剛体 に固定されている。第1筒状フレーム28内に ウォーム軸24が収容されている。第2筒状フ ーム29は第1筒状フレーム28を覆い、第1筒状 レーム28に対してスライド可能である。図示 した例では、第2筒状フレーム29は、ウォーム 軸24の軸方向に沿ってスライド可能である。 2筒状フレーム29の先端部には連結孔31が形 されている。第2筒状フレーム29をオットマ 14と連結する連結ピン30は連結孔31に固定さ ている。第2筒状フレーム29には掛止部32が設 けられ、更にモータ26側(例えばモータ26の外 や、第1筒状フレーム28)にも掛止部33が設け れている。両掛止部32,33間には付勢部材と ての引っ張りコイルばね34が掛装されている 。引っ張りコイルばね34により、第1筒状フレ ーム28と第2筒状フレーム29とは弾性的に連結 れる。掛止部33はモータ側連結部または第1 結部と呼ぶことがあり、掛止部32はオット ン側連結部または第2連結部と呼ぶことがあ 。コイルばね34は、第1及び第2筒状フレーム 28,29の離間を抑制する付勢力を付与するもの ある。また、コイルばね34の軸線方向はウ ーム軸24の軸線、即ちリフト機構15の直動方 作に沿っており、第2筒状フレーム29に近接 て配置されている。

 オットマン14が格納位置(図2)から上動位 (図1)に移行する場合のリフト機構15の動作を 説明する。この場合、モータ26が正転し、ウ ーム軸24が正転し、第1筒状フレーム28がウ ーム軸24に沿って基端連結部23から遠ざかる 向(即ち、前方)に移動する。第2筒状フレー 29は第1筒状フレーム28に押されて、第1筒状 レーム28と一体に基端連結部23から遠ざかる 方向方向に移動して、リフト機構15は延伸す 。この第2筒状フレーム29の移動に伴って、 ットマン14は支軸22を回動中心として上方に 傾動する。

 一方、オットマン14が上動位置(図1)から 納位置(図2)に復帰する場合の、リフト機構15 の動作を説明する。この場合、モータ26が逆 し、ウォーム軸24が逆転し、第1筒状フレー 28がウォーム軸24に沿って基端連結部23に接 する方向(即ち、後方)に移動する。第2筒状 レーム29は、オットマン14の自重に加え、第 1筒状フレーム28の移動によって生じるコイル ばね34の張力(付勢力、復元力)を受けて、第1 状フレーム28に追従して移動して、リフト 構15は収縮する。この第2筒状フレーム29の移 動に伴い、オットマン14は支軸22を回動中心 して下方に傾動する。このとき、コイルば 34の付勢力によってオットマン14が確実に格 状態となるまで傾動する。よって、座部12 とオットマン14との間に隙間が発生するのを 抑制できる。

 次に、図3を参照して、オットマン14が上 位置から格納位置に復帰する途中で、オッ マン14が人の手で保持されたり異物を挟持 た場合のリフト機構15の動作を説明する。こ の場合、モータ26が逆転して第1筒状フレーム 28が後方に移動しても、第2筒状フレーム29は 1筒状フレーム28に対して弾性的にスライド 能なため第1筒状フレーム28に追従して移動 ない。このとき、コイルばね34には、第1筒 フレーム28の移動に伴って付勢力(復元力)が 生じ、そのコイルばね34の付勢力(復元力)が 2筒状フレーム29と第1筒状フレーム28に作用 る。コイルばね34の付勢力(復元力)は、オッ マン14を格納状態に維持するのに足りる程 に設定されているため、挟持した異物等に して過大な荷重を与えない。そのため、オ トマン14や座部12等、マッサージ椅子10の破 を抑制できる。

 次に、代表的な実施形態の特徴的な作用効 を記載する。
 (1)リフト機構15は、オットマン14とモータ26 の間に設けられた第1及び第2連結部間、図 した例では、第2筒状フレーム29の掛止部32と モータ26側の掛止部33との間に掛装されて、 結部間の離間を抑制するためのコイルばね34 を備える。格納時においてオットマン14がコ ルばね34によって座部12側に引っ張られるた め座部12側とオットマン14との間に隙間が発 するのを抑制することができる。これによ て、オットマン14の格納時のマッサージ椅子 10の見栄えが良好となる。

 (2)コイルばね34の軸線方向がウォーム軸24の 作動方向に沿うように配置したことで、コイ ルばね34をコンパクトに配置でき、リフト機 15の小型化に貢献できる。
 尚、代表的な実施形態は、以下のように変 してもよい。

 ・オットマン14は使用者の足をマッサージ るマッサージ装置を有してもよい。
 ・付勢部材としてコイルばね34を利用して るが、付勢部材は、例えば板ばねでもよい