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Patent Searching and Data


Title:
MEDICAL INFORMATION MANAGEMENT NETWORK SYSTEM
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/136283
Kind Code:
A1
Abstract:
A medical information management network system enabling effective use of an image display device installed in a facility is provided. Workstations (4A to 4N) are connected to a medical information management server (21) through a network (22) to build a network system. An information management section (51a) of the medical information management server (21) integrally collects equipment and material information such as the numbers of uses of capsule endoscopes and the numbers of uses of batteries (35) for receivers (3) transmitted from the workstations (4A to 4N). Thus, centralized management of the stock and used states of capsule endoscopes and batteries in the facility is possible, and the equipment and material information is used for prediction of ordering time. Further, by integrally collecting individual identification information on the capsule endoscope used for the examination of each subject, the receiver (3), and the workstations (4A to 4N) in the medical information management server (21) and by centralizedly managing the information, traceability of equipment and materials is ensured.

Inventors:
ODA YASUHARU (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/057605
Publication Date:
November 13, 2008
Filing Date:
April 18, 2008
Export Citation:
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Assignee:
OLYMPUS MEDICAL SYSTEMS CORP (JP)
ODA YASUHARU (JP)
International Classes:
G06Q10/00; A61B1/00; G06Q50/00; G16H30/20; G16H40/67
Foreign References:
JP2006020971A2006-01-26
JP2004313242A2004-11-11
JP2007075163A2007-03-29
JP2006280828A2006-10-19
JP2006119855A2006-05-11
JP2007151809A2007-06-21
JP2006061627A2006-03-09
Attorney, Agent or Firm:
SAKAI, Hiroaki (Kasumigaseki Building2-5, Kasumigaseki 3-chome,Chiyoda-k, Tokyo 20, JP)
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Claims:
 被検体内に導入された被検体内導入装置で撮像された被検体内画像を蓄積する受信装置と、
 該受信装置に接続し該受信装置に蓄積された被検体内画像を取得して所定の処理を行う1以上の画像表示装置と、
 該画像表示装置とネットワークを介して接続されている1以上の医療情報管理サーバと、
 を備え、
 前記医療情報管理サーバは、1以上の前記画像表示装置から転送される情報を集約して一元管理する管理手段を備えることを特徴とする医療情報管理ネットワークシステム。
 前記画像表示装置から転送される情報は、前記被検体内導入装置の使用数に関する情報であることを特徴とする請求項1に記載の医療情報管理ネットワークシステム。
 前記画像表示装置から転送される情報は、前記被検体導入装置の個体識別情報であることを特徴とする請求項1に記載の医療情報管理ネットワークシステム。
 前記画像表示装置から転送される情報は、前記受信装置に内蔵された電池の使用回数に関する情報であることを特徴とする請求項1に記載の医療情報管理ネットワークシステム。
 前記画像表示装置から転送される情報は、前記受信装置に内蔵された電池の使用期間に関する情報であることを特徴とする請求項1に記載の医療情報管理ネットワークシステム。
 前記画像表示装置から転送される情報は、前記受信装置に内蔵された電池の個体識別情報であることを特徴とする請求項1に記載の医療情報管理ネットワークシステム。
 前記画像表示装置から転送される情報は、前記受信装置の個体識別情報であることを特徴とする請求項1に記載の医療情報管理ネットワークシステム。
 前記画像表示装置から転送される情報は、前記画像表示装置の個体識別情報であることを特徴とする請求項1に記載の医療情報管理ネットワークシステム。
 前記画像表示装置から転送される情報は、診断結果であることを特徴とする請求項1に記載の医療情報管理ネットワークシステム。
 前記診断結果は、前記受信装置から取得した被検体内画像を観察して付与されたコメントであることを特徴とする請求項9に記載の医療情報管理ネットワークシステム。
 前記画像表示装置から転送される情報は、前記受信装置から取得した被検体内画像であることを特徴とする請求項1に記載の医療情報管理ネットワークシステム。
 前記医療情報管理サーバは、前記被検体内導入装置の使用数が所定数に達したとき、前記被検体内導入装置の在庫数が少ないことを警告することを特徴とする請求項2に記載の医療情報管理ネットワークシステム。
 前記医療情報管理サーバは、前記受信装置に内蔵された電池の使用回数が所定数に達したとき、前記受信装置に内蔵された電池が寿命間近であることを通知することを特徴とする請求項4に記載の医療情報管理ネットワークシステム。
 前記医療情報管理サーバは、前記受信装置に内蔵された電池の使用期間が所定の期間に達したとき、前記受信装置に内蔵された電池が寿命間近であることを通知することを特徴とする請求項5に記載の医療情報管理ネットワークシステム。
 前記医療情報管理サーバは、前記受信装置の個体識別情報を使用して該受信装置の稼働率を統計処理することを特徴とする請求項7に記載の医療情報管理ネットワークシステム。
 前記医療情報管理サーバは、診断結果の統計処理を行うことを特徴とする請求項9に記載の医療情報管理ネットワークシステム。
Description:
医療情報管理ネットワークシス ム

 本発明は、医療情報管理ネットワークシ テムに関するものである。

 近年、内視鏡の分野において、撮像機能 無線通信機能とを備えたカプセル型内視鏡 登場している。また、かかるカプセル型内 鏡を用いて被検体の臓器内部の画像を撮像 、撮像した画像を受信装置によって順次受 し、受信装置によって受信された被検体内 画像をワークステーション等の画像表示装 によって順次表示して、被検体内の観察(検 査)を行うカプセル型内視鏡システムが提案 れている。

 かかるカプセル型内視鏡システムにおい 、ワークステーション等の画像表示装置に 動で入力された患者情報、検査情報は、受 装置に転送される。受信装置は、画像表示 置から取り外され、被検体の体表に装着さ た後、嚥下されたカプセル型内視鏡から送 されてくる最大約8時間分(約60000枚)の画像 蓄積する。カプセル型内視鏡による撮影後 受信装置は、被検体から取り外され、再び 像表示装置に接続される。画像表示装置は 受信装置が接続されると、受信装置に蓄積 れている大量の画像の転送を受け、画像の 察および診断レポートの作成に供する。

特開2006-61627号公報

 しかしながら、このようなワークステー ョン等による画像表示装置は、従来にあっ は、スタンドアロンで稼動している(例えば 、特許文献1参照)。このため、病院等の施設 に複数台のワークステーションが設置され いても、他のワークステーションと連携す 機能がなく、カプセル型内視鏡検査による 々の診断結果を診断レポートとして発行し る程度に過ぎず、施設内においてワークス ーションの活用が不十分な現状にある。

 本発明は、上記に鑑みてなされたもので って、施設内に設置された画像表示装置を 効活用し得る医療情報管理ネットワークシ テムを提供することを目的とする。

 上述した課題を解決し、目的を達成する めに、本発明にかかる医療情報管理ネット ークシステムは、被検体内に導入された被 体内導入装置で撮像された被検体内画像を 積する受信装置と、該受信装置に接続し該 信装置に蓄積された被検体内画像を取得し 所定の処理を行う1以上の画像表示装置と、 該画像表示装置とネットワークを介して接続 されている1以上の医療情報管理サーバと、 備え、前記医療情報管理サーバは、1以上の 記画像表示装置から転送される情報を集約 て一元管理する管理手段を備えることを特 とする。

 また、本発明にかかる医療情報管理ネッ ワークシステムは、上記発明において、前 画像表示装置から転送される情報は、前記 検体内導入装置の使用数に関する情報であ ことを特徴とする。

 また、本発明にかかる医療情報管理ネッ ワークシステムは、上記発明において、前 画像表示装置から転送される情報は、前記 検体導入装置の個体識別情報であることを 徴とする。

 また、本発明にかかる医療情報管理ネッ ワークシステムは、上記発明において、前 画像表示装置から転送される情報は、前記 信装置に内蔵された電池の使用回数に関す 情報であることを特徴とする。

 また、本発明にかかる医療情報管理ネッ ワークシステムは、上記発明において、前 画像表示装置から転送される情報は、前記 信装置に内蔵された電池の使用期間に関す 情報であることを特徴とする。

 また、本発明にかかる医療情報管理ネッ ワークシステムは、上記発明において、前 画像表示装置から転送される情報は、前記 信装置に内蔵された電池の個体識別情報で ることを特徴とする。

 また、本発明にかかる医療情報管理ネッ ワークシステムは、上記発明において、前 画像表示装置から転送される情報は、前記 信装置の個体識別情報であることを特徴と る。

 また、本発明にかかる医療情報管理ネッ ワークシステムは、上記発明において、前 画像表示装置から転送される情報は、前記 像表示装置の個体識別情報であることを特 とする。

 また、本発明にかかる医療情報管理ネッ ワークシステムは、上記発明において、前 画像表示装置から転送される情報は、診断 果であることを特徴とする。

 また、本発明にかかる医療情報管理ネッ ワークシステムは、上記発明において、前 診断結果は、前記受信装置から取得した被 体内画像を観察して付与されたコメントで ることを特徴とする。

 また、本発明にかかる医療情報管理ネッ ワークシステムは、上記発明において、前 画像表示装置から転送される情報は、前記 信装置から取得した被検体内画像であるこ を特徴とする。

 また、本発明にかかる医療情報管理ネッ ワークシステムは、上記発明において、前 医療情報管理サーバは、前記被検体内導入 置の使用数が所定数に達したとき、前記被 体内導入装置の在庫数が少ないことを警告 ることを特徴とする。

 また、本発明にかかる医療情報管理ネッ ワークシステムは、上記発明において、前 医療情報管理サーバは、前記受信装置に内 された電池の使用回数が所定数に達したと 、前記受信装置に内蔵された電池が寿命間 であることを通知することを特徴とする。

 また、本発明にかかる医療情報管理ネッ ワークシステムは、上記発明において、前 医療情報管理サーバは、前記受信装置に内 された電池の使用期間が所定の期間に達し とき、前記受信装置に内蔵された電池が寿 間近であることを通知することを特徴とす 。

 また、本発明にかかる医療情報管理ネッ ワークシステムは、上記発明において、前 医療情報管理サーバは、前記受信装置の個 識別情報を使用して該受信装置の稼働率を 計処理することを特徴とする。

 また、本発明にかかる医療情報管理ネッ ワークシステムは、上記発明において、前 医療情報管理サーバは、診断結果の統計処 を行うことを特徴とする。

 本発明にかかる医療情報管理ネットワー システムは、画像表示装置をネットワーク 介して医療情報管理サーバに接続してネッ ワークシステムを構築し、医療情報管理サ バが備える管理手段によって、画像表示装 から転送される情報を集約して一元管理す ので、画像表示装置を有効利用して施設内 被検体内導入装置の使用数、受信装置用の 池の使用回数等の情報を医療情報管理サー に集約させて一元管理することで、施設内 の被検体内導入装置や電池の在庫管理が可 となり、これらの発注時期の予測に活用す ことができるという効果を奏する。また、 像表示装置から転送される情報として、被 体毎に検査に適用した被検体内導入装置、 信装置並びに画像表示装置それぞれの個体 別情報を医療情報管理サーバに集約させて 元管理することで、これら機材のトレーサ リティを確保することができるという効果 奏する。

図1は、本発明の実施の形態に用いられ るカプセル内視鏡システムの一例を示す模式 図である。 図2は、本実施の形態の医療情報管理ネ ットワークシステムの構成の一例を示す概略 図である。 図3は、本実施の形態の医療情報管理ネ ットワークシステムの概略構成例を示すブロ ック図である。 図4は、カプセルDB部の一例を示す説明 である。 図5は、電池DB部の一例を示す説明図で る。 図6は、履歴DB部の一例を示す説明図で る。

符号の説明

 1 被検体
 2 カプセル型内視鏡
 3 受信装置
 4A~4N ワークステーション
 21 医療情報管理サーバ
 22 ネットワーク
 35 電池
 51a 情報管理部
 51b 統計管理部

 以下、図面を参照して、本発明にかかる 療情報管理ネットワークシステムの好適な 施の形態を詳細に説明する。本発明は、実 の形態に限らず、本発明の趣旨を逸脱しな 範囲であれば、種々の変形が可能であり、 施の形態によってこの発明が限定されるも ではない。

 本実施の形態の医療情報管理ネットワー システムの説明に先立ち、カプセル型内視 システムの概略について説明する。図1は、 カプセル内視鏡システムの一例を示す模式図 である。図1に示すように、カプセル型内視 システム10は、患者等の被検体1の被検体内 像を撮像するカプセル型内視鏡2と、このカ セル型内視鏡2から被検体1の被検体内画像 報を受信して蓄積する受信装置3と、受信装 3が受信し蓄積した被検体1の被検体内画像 報を取得して表示、その他の所定の処理を うワークステーション4と、受信装置3とワー クステーション4との間のデータの受け渡し 行うための可搬型の記録媒体5とを備える。

 カプセル型内視鏡2は、被検体1の体内画 を撮像するためのものであり、被検体1の臓 内部に導入可能なカプセル型筐体の内部に 像機能と無線通信機能とを有する。具体的 は、カプセル型内視鏡2は、被検体1の口か 飲込まれた後、臓器の蠕動運動等によって 検体1の臓器内部を移動しつつ、所定の間隔( 例えば0.5秒間隔)で体内画像を順次撮像する そして、カプセル型内視鏡2は、被検体1の体 内画像を含む被検体内情報を外部の受信装置 3に対して順次無線送信する。また、カプセ 型内視鏡2は、自身を特定する個体識別情報 あるカプセルIDを有し、撮像した画像デー を含む画像信号にカプセルIDを付加する。こ のようなカプセル型内視鏡2は、体内画像等 画像データとともに自身のカプセルIDを外部 の受信装置3に対して順次無線送信する。

 受信装置3は、カプセル型内視鏡2が撮像 た被検体1の体内画像を無線で受信して蓄積 るためのものである。具体的には、受信装 3は、複数の受信アンテナ3a~3hを有し、カプ ル型内視鏡2を臓器内部に導入する被検体1 装着(携帯)される。受信装置3は、受信アン ナ3a~3hを介して、カプセル型内視鏡2が無線 信した画像信号を順次受信して、この画像 号に含まれる画像データとカプセルIDとを取 得する。また、受信装置3は、記録媒体5を有 、カプセル型内視鏡2から受信した被検体1 体内画像とカプセルIDとをこの記録媒体5に 納する。

 ワークステーション4は、記録媒体5を介 て被検体1の体内画像等の各種データを取得 、この取得した各種データをディスプレイ に表示する画像表示装置としての機能を有 る。医師または看護師等のユーザは、ワー ステーション4が表示した被検体1の体内画 を観察(検査)することによって、被検体1を 断する。また、ワークステーション4は、被 体1の診断結果等を示す診断レポートを作成 するレポート作成機能を有し、この作成した 診断レポートをディスプレイ上に表示する。

 記録媒体5は、可搬型の記録媒体であり、 上述した受信装置3とワークステーション4と 間のデータの受け渡しを行うためのもので る。具体的には、記録媒体5は、受信装置3 よびワークステーション4に対して着脱可能 あって、両者に対する挿着時にデータの出 および記録が可能な構造を有する。このよ な記録媒体5は、受信装置3に挿着された場 、受信装置3がカプセル型内視鏡2から受信し た被検体1の体内画像等を記録し、ワークス ーション4に挿着された場合、被検体1の体内 画像等の記録データをワークステーション4 送出する。なお、本実施の形態では、可搬 の記録媒体5を介して受信装置3・ワークステ ーション4間のデータの授受を行うものであ 、記録媒体5を受信装置3の一部として扱うが 、受信装置3を直接ワークステーション4に接 してデータの授受を行うこととしてもよい

 なお、かかる記録媒体5が記録する各種デ ータは、例えば、被検体1の体内画像群、こ ら体内画像群に含まれる各体内画像の時間 報(撮像時刻、受信時刻等)、この被検体1の 内画像群を撮像したカプセル型内視鏡2のカ セルID、被検体1の患者情報、被検体1の検査 情報等である。ここで、被検体1の患者情報 、被検体1を特定する特定情報であり、例え 、被検体1の患者名、患者ID、生年月日、性 、年齢等である。また、被検体1の検査情報 は、被検体1に対して実施されるカプセル型 視鏡検査(臓器内部にカプセル型内視鏡2を導 入して臓器内部を観察するための検査)を特 する特定情報であり、例えば、検査毎に異 る検査識別情報である検査ID、検査日等であ る。

 このような受信装置3(記録媒体5を含む)や ワークステーション4を用いて構成される、 実施の形態の医療情報管理ネットワークシ テムについて説明する。図2は、本実施の形 の医療情報管理ネットワークシステムの構 の一例を示す概略図である。この医療情報 理ネットワークシステム20は、1台の医療情 管理サーバ21と、複数台のワークステーシ ン4A,4B,…,4Nと、ネットワーク22と、後述の受 信装置3とにより構築されている。このよう 医療情報管理ネットワークシステム20は、例 えば同一病院内なる、或る施設内において構 築され、複数台のワークステーション4A,4B,… ,4Nは適宜箇所に設置される。なお、医療情報 管理ネットワークシステム20を構成する医療 報管理サーバ21は複数台であってもよく、 ークステーションは1台であってもよい。

 医療情報管理サーバ21は、ワークステー ョン4A~4Nから転送される各種情報を一元管理 するためのものである。また、ネットワーク 22は、インターネット、イントラネット、有 LAN、または無線LAN等によって実現される。

 ここで、このようなシステムを構成する 療情報管理サーバ21、ワークステーション4A ~4N、さらには受信装置3の概略構成例につい 図3を参照して説明する。図3は、医療情報管 理ネットワークシステム20の概略構成例を示 ブロック図である。

 まず、受信装置3(記録媒体5)の構成につい て説明する。受信装置3は、カプセル型内視 2が無線送信した画像信号を受信する受信部3 1と、この画像信号を基に被検体1の体内画像 生成する画像処理部32と、上述の記録媒体5 挿着される記憶部33と、受信装置3の各構成 を制御する制御部34と、受信装置3の各構成 に電力を供給する電池35とを有する。ここ 、記録媒体5に相当する記憶部33は、検査に 立ちワークステーション4A側から転送設定さ れた患者情報、検査情報(検査IDを含む)を格 する格納欄33a,33bを有する。また、また、受 装置3は、自身を特定する個体識別情報であ る受信装置IDを有し、この受信装置IDを格納 る格納欄33cを有する。さらに、カプセル型 視鏡2から送信されるカプセルIDを格納する 納欄33dを有する。また、この受信装置3に装 された電池35に関する使用回数等の電池情 を格納する格納欄33eを有する。さらに、検 実行に伴いカプセル型内視鏡2から取得した 像データ群を格納する格納欄33fを有する。

 つぎに、例えばワークステーション4Aの 成について説明する。他のワークステーシ ン4B~4Nの構成も同様である。ワークステーシ ョン4Aは、各種情報を入力する入力部41と、 検体1の体内画像等を表示する表示部42と、 録媒体5を挿着するカードインターフェース( I/F)43とを有する。また、ワークステーション 4は、ネットワーク22を介して医療情報管理サ ーバ21と情報通信を行うためのインターフェ ス(I/F)44と、被検体1の体内画像等の各種デ タを記憶する記憶部45と、ワークステーショ ン4Aの各構成部を制御する制御部46とを有す 。

 入力部41は、キーボードおよびマウス等 入力デバイスを用いて実現される。入力部41 は、ユーザが行う入力操作に応じて、制御部 46に各種情報を入力する。表示部42は、液晶 ィスプレイ等の各種ディスプレイを用いて 現され、制御部46によって表示指示された各 種情報を表示する。表示部42は、例えば、カ セル型内視鏡2が撮像した被検体1の体内画 、被検体1の診断レポート等を表示する。カ ドI/F43は、記録媒体5が着脱可能に挿着され 挿着された記録媒体5と制御部46との間のデ タの入出力を行う。インターフェース44は ネットワーク22を介して医療情報管理サーバ 21と通信接続され、この医療情報管理サーバ2 1と情報通信を行う。

 記憶部45は、RAM、EEPROM、フラッシュメモ 、またはハードディスク等の書き換え可能 データを保存する各種記憶メディアを用い 実現される。記憶部45は、制御部46が記憶指 した各種データを記憶し、記憶した各種デ タの中から制御部46が読み出し指示したデ タを制御部46に送出する。このような記憶部 45は、ワークステーション(WS)4A自身を特定す 個体識別情報であるWSIDを格納する格納欄45a や、入力設定された患者情報、検査情報をそ れぞれ格納する格納欄45b,45cを有するととも 、受信装置3(記録媒体5)側から転送されるカ セルIDや受信装置IDを格納する格納欄45d,45e 画像データ群を格納する格納欄45f、並びに 複数の被検体の症例データ群を格納した格 欄45gとを有する。症例データ群に含まれる つの被検体の症例データは、その被検体の 内画像群、患者情報、検査情報、各体内画 の時間情報、診断レポート情報等を含む。

 制御部46は、ワークステーション4の各構 部(入力部41、表示部42、カードI/F43、インタ ーフェース44、および記憶部45)を制御し、各 成部間における信号の入出力を制御する。 た、制御部46は、入力部41によって入力され た指示情報に基づいて、症例データ群の中か ら所望の被検体の症例データを読み出し、こ の読み出した症例データに含まれる被検体の 体内画像群等を表示部42に表示させる。この うな本実施の形態の制御部46は、転送処理 46aとレポート処理部46bとを備える。転送処 部46aは、検査終了後の医療情報管理サーバ21 への診断結果等の転送に際して、記憶部45や 信装置3(記録媒体5)を参照して、各種情報を 付加する処理を行うためのものである。

 ここで、転送処理部46aによって付加され 情報の一つは、カプセル型内視鏡2の使用数 に関する情報である。カプセル型内視鏡2は 被検体1に対する1回の検査毎に使い捨てされ るものであり、それぞれのカプセル型内視鏡 システム10においては、1以上のカプセル型内 視鏡が使用される。よって、検査に使用した カプセル型内視鏡2から無線送信されたカプ ルIDの情報を受信装置3から取得することに り、ワークステーション4Aでは、検査毎に使 用したカプセル型内視鏡のカプセルIDを把握 得る。また、カプセル型内視鏡2には、大腸 用、小腸用、胃用などの種類を有するが、そ の種類もカプセルIDによって区別することが 能である。

 また、転送処理部46aによって付加される の情報の一つは、受信装置3に内蔵された電 池35の使用回数に関する情報である。カプセ 型内視鏡2を用いた検査では、1回の検査に 低限8時間かかるが、受信装置3に内蔵の電池 35は、使用に伴い経時的に劣化するものであ 、一定回数の使用が限度であり、連続8時間 の駆動を保証できなくなる前に交換する必要 がある。例えば、10回の使用回数が限度とし 場合、使用回数が8回に達すると電池交換の ための発注時期とされる。このような電池35 使用回数に関する情報としては、検査に使 された電池35を特定し得る電池IDでよい。こ の電池ID情報は、電池の使用回数に関する情 として受信装置3の電池情報の格納欄33eに格 納されており、検査終了後に受信装置3がワ クステーション4Aに接続されたときに転送処 理部46aによって取得することができる。

 さらに、転送処理部46aによって付加され 情報の一つは、被検体1毎に検査に適用した カプセル型内視鏡2、受信装置3、ワークステ ション4Aそれぞれの個体識別情報であるカ セルID、受信装置ID、WSIDである。これらの情 報は、検査終了後に受信装置3がワークステ ション4Aに接続されたときに格納欄33d,33cや 自身の格納欄45aから転送処理部46aによって 得することができる。

 また、レポート処理部46bは、症例データ の中から選択された被検体の症例データ等 もとに、この被検体の診断レポートを診断 果として作成するレポート作成部として機 する。レポート処理部46bは、例えば、被検 1の体内画像群、この被検体1の体内画像群 撮像したカプセル型内視鏡2のカプセルID、 検体1の患者名、性別、年齢、生年月日、患 ID等の患者情報、被検体1に対する検査日、 査ID等の検査情報、および被検体1の診断結 (病名)等を観察により付与されたコメント して掲載した診断レポートを統一フォーマ トで作成する。

 また、医療情報管理サーバ21の構成につ て説明する。医療情報管理サーバ21は、制御 部51とデータベース(DB)52とインターフェース( I/F)53とを備える。インターフェース53は、医 情報管理サーバ21をネットワーク22に接続す るためのものである。制御部51は、情報管理 51aと統計管理部51bとを有する。

 情報管理部51aは、複数のワークステーシ ン4A~4Nから転送される各種情報、特に転送 理部46aによって付加された情報を集約して 元管理するためのものである。情報管理部51 aは、例えば複数のワークステーション4A~4Nか ら転送されるカプセル型内視鏡2の使用数に する情報に基づき施設内でのカプセル型内 鏡2の在庫数をカプセルDB部52aによって一元 理する。図4は、カプセルDB部52aの一例を示 説明図である。また、情報管理部51aは、例 ば複数のワークステーション4A~4Nから転送さ れる電池35の使用回数に関する情報に基づき 設内での電池35の使用状況を電池DB部52bによ って一元管理する。図5は、電池DB部52bの一例 を示す説明図である。また、情報管理部51aは 、例えば複数のワークステーション4A~4Nから 送される被検体1毎に検査に適用したカプセ ル型内視鏡2、受信装置3、ワークステーショ 4A~4Nそれぞれの個体識別情報であるカプセ ID、受信装置ID、WSIDに基づき検査履歴を履歴 DB部52cによって一元管理する。図6は、履歴DB 52cの一例を示す説明図である。

 また、レポート作成部51aは、複数のワー ステーション4A~4Nから転送される被検体1毎 診断結果に基づき被検体1毎の診断レポート を統一フォーマットで作成する処理を行うた めのものである。この診断レポートには、被 検体1の患者名、性別、年齢、生年月日、患 ID等の患者情報、被検体1に対する検査日、 査ID等の検査情報、診断結果(病名)、診断に いた特徴的な抽出画像等が統一フォーマッ で含まれる。

 統計管理部51bは、検査終了後に複数のワ クステーション4A~4Nから転送される統一フ ーマットの診断レポートに含まれる診断結 を集約して統計管理する。この統計管理は 例えば診断結果に含まれる病名とその病名 特定させた特徴的なカプセル画像との関係 についての統計を累積的にとって管理する うな態様である。

 このようなシステム構成において、検査 先立ち、例えばワークステーション4Aに手 で入力された患者情報、検査情報は、受信 置3に転送される。受信装置3は、ワークステ ーション4Aから取り外され、被検体1の体表に 装着された後、嚥下されたカプセル型内視鏡 2から送信されてくる最大約8時間分(約60000枚) の画像を蓄積する。カプセル型内視鏡2によ 検査終了後、受信装置3は、被検体1から取り 外され、再びワークステーション4Aに接続さ る(記録媒体5が挿着される)。ワークステー ョン4Aは、受信装置3が接続される(記録媒体 5が挿着される)と、蓄積されている大量の画 の転送を受け、画像の観察および診断に供 る。他のワークステーション4B~4Nでも同様 ある。

 そして、ワークステーション4Aでは、検 が終了し、検査対象となった被検体1につい の診断レポートが作成されると、この診断 ポートを医療情報管理サーバ21に転送する 医療情報管理サーバ21中の統計管理部51bは、 診断レポートの転送を受けて、転送された診 断レポート中に含まれる特徴的なカプセル画 像データと病名との関係等について診断結果 統計管理DB部52dを利用して累積的に統計管理 る。これにより、格納欄45gに格納される症 データ群の更新等に役立て、診断結果の精 の向上を図ることができる。

 また、このような検査終了後のワークス ーション4A~4Nからの診断レポートの転送時 は、転送処理部46aが、これらワークステー ョン4A~4Nから医療情報管理サーバ21に対して カプセルIDの情報をカプセル型内視鏡2の使 数に関する情報を付加して転送する。情報 理部51cは、転送されたカプセルIDの情報に づき、カプセル種類を特定し、図4に示すよ なカプセルDB部52aにおいて該当するカプセ 種類の使用数欄に+1加算する一方、予め設定 されていた施設内での在庫数欄を-1減算する

 このように、カプセル型内視鏡2の使用数 を、施設内の全てのワークステーション4A~4N 有効活用して医療情報管理サーバ21に集約 せることで、施設内でのカプセル型内視鏡2 在庫の一元管理が可能となり、在庫数に応 てカプセル型内視鏡2の発注時期の予測に活 用することができる。よって、医療情報管理 サーバ21は、カプセル型内視鏡2の使用数が所 定数に達したとき、カプセル型内視鏡2の在 数が少ないことをユーザに対して警告する とが可能となる。

 また、検査終了後のワークステーション4 A~4Nからの診断レポートの転送時には、転送 理部46aが、これらワークステーション4A~4Nか ら医療情報管理サーバ21に対して、受信装置3 に内蔵された電池35を特定する電池IDの情報 受信装置3(記録媒体5)から読み出し付加して 送する。情報管理部51cは、図5に示すように 、転送された電池IDの情報に基づき電池DB部52 bにおいて該当する電池ID欄の使用回数欄に+1 算する。この際、当該電池35が装着されて る受信装置3を特定するために、受信装置3の 受信装置IDの情報も電池DB部52bにおいて更新 せる。

 このように、各電池35の使用回数を、施 内の全てのワークステーション4A~4Nを有効活 用して医療情報管理サーバ21に集約させるこ で、施設内での電池35の消耗状況の一元管 が可能となり、消耗状況に応じて交換すべ 電池35の発注時期の予測に活用することがで きる。例えば、10回の使用回数が限度とした 合、施設内において使用回数が限度に近い8 回に達した電池35の数が多くなったら、電池3 5の発注時期である如く予測し、受信装置3に 蔵された電池35が寿命間近であることをユ ザに通知させることができる。

 なお、転送処理部46aによって付加される 報の一つとして、受信装置3の使用回数に関 する情報に代えて、または、使用回数に関す る情報とともに、受信装置3に内蔵された電 35の使用期間に関する情報を用いるようにし てもよい。カプセル型内視鏡2を用いた検査 は、1回の検査に最低限8時間かかるが、受信 装置3に内蔵の電池35は、使用に伴い経時的に 劣化するものであり、一定期間の使用が限度 であり、連続8時間の駆動を保証できなくな 前に交換する必要がある。例えば、80時間の 使用期間が限度とした場合、使用期間が70時 に達すると電池交換のための発注時期とさ る。このような電池35の使用期間に関する 報としては、検査に使用された電池35を特定 し得る電池IDと検査時間の情報とを転送処理 46aから取得して累計するようにすればよい

 そして、各電池35の使用期間の場合も同 に、検査終了後のワークステーション4A~4Nか らの診断レポートの転送時には、転送処理部 46aが、これらワークステーション4A~4Nから医 情報管理サーバ21に対して、受信装置3に内 された電池35を特定する電池IDの情報および 検査時間の情報を受信装置3(記録媒体5)から み出し付加して転送する。情報管理部51cは 転送された電池IDの情報および検査時間に基 づき電池DB部52bにおいて該当する電池ID欄の 用期間欄に検査時間を累計する。この際、 該電池35が装着されている受信装置3を特定 るために、受信装置3の受信装置IDの情報も 池DB部52bにおいて更新させる。

 このように、各電池35の使用期間を、施 内の全てのワークステーション4A~4Nを有効活 用して医療情報管理サーバ21に集約させるこ で、施設内での電池35の消耗状況の一元管 が可能となり、消耗状況に応じて交換すべ 電池35の発注時期の予測に活用することがで きる。よって、医療情報管理サーバ21は、受 装置3に内蔵された電池35の使用期間が所定 期間に達したとき、電池35の発注時期であ 如く予測し、受信装置3に内蔵された電池35 寿命間近であることをユーザに通知させる とができる。

 さらに、検査終了後のワークステーショ 4A~4Nからの診断レポートの転送時には、転 処理部46aが、これらワークステーション4A~4N から医療情報管理サーバ21に対して、被検体1 毎に検査に適用したカプセル型内視鏡2、受 装置3、ワークステーション4Aそれぞれのカ セルID、受信装置ID、WSIDを機材情報として付 加して転送する。情報管理部51cは、図6に示 ように、転送されたこれら個体識別情報や 診断結果中に含まれる患者情報、検査情報 を利用して、履歴DB部52cに検査毎に機材履歴 情報として順次累積する。よって、医療情報 管理サーバ21は、例えば受信装置3の個体識別 情報を使用してこの受信装置3の稼働率を統 処理することができる。

 このように、被検体1毎に検査に適用した カプセル型内視鏡2、受信装置3並びにワーク テーション4A~4Nそれぞれの個体識別情報を 施設内の全てのワークステーション4A~4Nを有 効活用して医療情報管理サーバ21の履歴DB部52 cに集約させて一元管理することで、これら 材のトレーサビリティを確保することがで る。特に、カプセル型内視鏡2は、検査に際 て被検体1の体内に導入され、検査終了後は 、被検体1外に排出されて廃棄されるので、 査後においては、誰がどのカプセル型内視 を使用して検査をしたかの履歴追跡を行う とが困難であるが、カプセルIDを含めて履歴 DB部52cで検査毎の履歴を管理することで、検 後であっても、必要に応じて、誰がどのカ セル型内視鏡を使用して検査をしたかの履 追跡が可能となり、トレーサビリティを確 することができる。よって、例えば、或る 査でカプセル型内視鏡2に問題があった場合 に、同一製造ロットで製造されたカプセル型 内視鏡を利用した検査の被検体を特定するこ とが可能となる。

 以上のように、本発明にかかる医療情報 理ネットワークシステムは、病院等の施設 に設置された画像表示装置を有効活用する に有用であり、特に、施設内でのカプセル 内視鏡や受信装置用の電池などの在庫管理 適している。