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Title:
MOBILE TERMINAL DEVICE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/087950
Kind Code:
A1
Abstract:
First, it is judged in step (S14) whether or not a started-up application is in a second display state (laterally long display).If it is not the laterally long display, the processing is advanced to a step (S15), and the allocation of keys (b1-b6) are set to key operation functions allocated to the respective keys (b1-b6) of “a turn close state (length)” in an allocation table. If the started-up application is judged to be the laterally long display at the step (S14), the processing is advanced to a step (S16), and the allocation of keys (b1-b6) are set to key operation functions allocated to the respective keys (b1-b6) of “a turn close state (width)” in an allocation table, so that a mobile terminal device is realized to provide a key operating unit in the turn close state with a function equivalent to a cross key (15a) and can be used without a feeling of wrongness.

Inventors:
HASEGAWA JUNICHI
HONDA NATSUHITO
ODA YOSHIKAZU
Application Number:
PCT/JP2008/050381
Publication Date:
July 24, 2008
Filing Date:
January 15, 2008
Export Citation:
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Assignee:
KYOCERA CORP (JP)
HASEGAWA JUNICHI
HONDA NATSUHITO
ODA YOSHIKAZU
International Classes:
G06F3/023; G06F3/02; H03M11/04; H03M11/22
Foreign References:
JP2005277775A2005-10-06
JP2006121449A2006-05-11
Attorney, Agent or Firm:
NAITO, Teruo et al. (7-13 Nishi-Shimbashi 1-chome, Minato-k, Tokyo 03, JP)
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Claims:
正面部に上下方向操作キーと左右方向操作キーとを含む第1操作部を備えた第1筐体と、
 正面部に表示部を備えた第2筐体と、
 前記第1筐体と前記第2筐体とを、前記第1筐体の正面部及び前記第2筐体の正面部とが露出する第1状態と、前記第1筐体の正面部が前記第2筐体に被覆されて該第2筐体の正面部が露出する第2状態とに変形自在に連結する連結機構部と、
 前記第2状態のときに、前記第1筐体または前記第2筐体の露出する位置に配置される、前記表示部の長手方向に沿って配置される1対の第1操作キーと短手方向に沿って配置される1対の第2操作キーからなる第2操作部と、
 を備え、
 前記第2操作部は、前記第2状態のときに、前記第1操作キーまたは前記第2操作キーの内の一方に前記第1操作部の上下方向操作キーとしての操作機能が割り当てられ、前記第1操作キーまたは前記第2操作キーの内の他方に前記第1操作部の左右方向操作キーとしての操作機能が割り当てられる携帯端末装置。
前記第2操作部である短手方向に沿って配置される1対の第2操作キーは、前記第1状態のときに操作無効とされる請求項1に記載の携帯端末装置。
前記連結機構部は、前記第1筐体と前記第2筐体とを、前記第1筐体の正面部が前記第2筐体の正面部と対向した状態で該第2筐体に被覆される第3状態に変形自在に連結し、
 前記第3状態において、前記第2操作部である前記第1操作キー及び前記第2操作キーの操作機能は、前記上下方向操作キー及び前記左右方向操作キーの有する操作機能とは異なった操作機能が割り当てられる請求項1に記載の携帯端末装置。
前記第2状態のとき、前記第2操作部としての前記第1操作キーまたは前記第2操作キーに加え、該第1操作キーまたは前記第2操作キーが配置される部位に対して直線上に一列に、選択、決定、取り消し、及びリターンのうちいずれかのための操作機能が割り当てられた第3操作キーがさらに配設される請求項1に記載の携帯端末装置。
前記連結機構部は、前記第2筐体の前記表示部の表示面と平行な回動軸を有する回動連結部によって前記第2筐体に連結されており、前記第2状態のときに露出する前記表示部と同一平面上に位置する部位の表面に、前記第2操作キーが配設される請求項1に記載の携帯端末装置。
前記表示部は、前記第2筐体の長手方向または短手方向の何れかに表示方向が切り替えられるように表示制御され、
 前記第2操作部である前記第1操作キー及び第2操作キーに割り当てられる前記上下方向操作キー及び前記左右方向操作キーの操作機能は、前記表示部の前記表示方向に応じて変更される請求項1に記載の携帯端末装置。
筐体と、
 前記筐体に配置された表示部と、
 前記表示部の長手方向に沿って配置された1対の第1操作キーと、
 前記表示部の短手方向に沿って配置された1対の第2操作キーと、
 前記第1操作キーと前記第2操作キーのキー割り当てを制御する操作制御部と、
 前記表示部の表示を制御する表示制御部と、
 を備え、
 前記表示制御部は、所定形態の選択項目が前記長手方向に並んで表示される第1表示状態または前記所定形態と同一形態の選択項目が前記短手方向に並んで表示される第2表示状態に切り替えて制御し、
 前記操作制御部は、前記第1表示状態のときに前記第1操作キーでの操作により前記選択項目の選択操作が行えるようにキー割り当てを行うと共に、前記第2表示状態のときに前記第2操作キーでの操作により前記選択項目の選択操作が行えるようにキー割り当てを行う携帯端末装置。
前記筐体は、正面部に第1操作部が配設される第1筐体と、
 正面部に前記表示部が配設される第2筐体と、
 前記第1筐体及び前記第2筐体を、前記第1操作部と前記表示部とが同一方向に向けて両筐体を展開させる第1状態から、前記表示部を露出させた状態で前記第1操作部を前記第2筐体により被覆する第2状態までを、遷移可能に連結する連結機構部と、
 を備えて構成され、
 前記第2操作キーは、前記第2状態において露出する前記表示部と同一平面上にある前記連結機構部の表面に、前記表示部に対して短手方向に沿って配置される請求項7に記載の携帯端末装置。
前記第1操作キーは、前記第2状態において露出される前記第1筐体または前記第2筐体の側面であって、前記表示部の長手方向に対応した該側面に沿って配置される請求項8に記載の携帯端末装置。
前記表示制御部は、前記第1表示状態のときに前記長手方向が表示の上下方向となり、前記第2表示状態のときに前記短手方向が表示の上下方向となるように、表示方向を制御し、
 前記操作制御部は、前記第2状態且つ前記第1表示状態のときに前記第1操作キーでの操作により前記長手方向に並んで表示される前記所定形態と同一形態の選択項目の選択操作が行えるようにキー割り当てを行うと共に、前記第2状態且つ前記第2表示状態のときに前記第2操作キーでの操作により前記短手方向に並んで表示される前記所定形態と同一形態の選択項目の選択操作が行えるようにキー割り当てを行う請求項9に記載の携帯端末装置。
前記第1操作部は、前記第1状態且つ前記第1表示状態において前記表示部の短手方向に対応した左右方向操作キー及び前記第1状態且つ前記第1表示状態において前記表示部の長手方向に対応した上下方向操作キーを備えて構成され、
 前記操作制御部は、前記第2状態且つ前記第1表示状態である場合には前記上下方向操作キーの操作機能と前記第1操作キーの操作機能とが同一となるように且つ前記左右方向操作キーの操作機能と前記第2操作キーの操作機能とが同一となるようにキー割り当てを行い、前記第2状態且つ前記第2表示状態である場合には前記上下方向操作キーの操作機能と前記第2操作キーの操作機能とが同一となるように且つ前記左右方向操作キーの操作機能と前記第1操作キーの操作機能とが同一となるようにキー割り当てを行う
 請求項9に記載の携帯端末装置。
複数のキーからなる第1のキーグループと、前記第1のキーグループに属さない少なくとも1つのキーからなる第2のキーグループとを有する操作部と、
 前記操作部により操作可能なアプリケーションプログラムを実行中にキー操作を受け付けると当該キーに対応して処理を行う制御部と、
 前記アプリケーションプログラムを記憶する記憶部と、を備え、
 前記制御部は、
 前記第1のキーグループに属するキーによってのみ操作可能な第1種アプリケーションプログラムと、前記第1および第2のキーグループのいずれによっても操作可能な第2種アプリケーションプログラムのいずれをも実行可能であり、
 前記第2種アプリケーションプログラムが実行されている場合に前記操作部のいずれかのキーが操作されると、操作されたキーに対応したキー信号を生成して前記第2種アプリケーションプログラムにて処理し、
 前記第1種アプリケーションプログラムが実行されている場合に前記操作部のいずれかのキーが操作されると、操作されたキーが前記第1のキーグループに属するキーならば操作されたキーに対応するキー信号を生成して前記第1種アプリケーションプログラムにて処理し、操作されたキーが前記第2のキーグループに属するキーならば前記第1のキーグループのいずれかのキーに対応するキー信号を生成して前記第1種アプリケーションプログラムにて処理する携帯端末装置。
前記記憶部は、
 前記第2のキーグループに属するそれぞれのキーに、前記第1のキーグループに属するぞれぞれのキーに対応した第1のキー信号のいずれかを対応付けて記憶し、
 前記制御部は、
 前記第1種アプリケーションプログラムが実行されている状態にて前記第2のキーグループのいずれかのキーが操作されると、前記記憶部を参照して、操作されたキーに対応付けられたキー信号を生成する請求項12に記載の携帯端末装置。
公衆通信網に接続可能な通信部をさらに備え、
 前記制御部は、
 前記通信部により前記第1種アプリケーションプログラムを取得し、前記記憶部に記憶する請求項12に記載の携帯端末装置。
前記制御部は、
 前記第2のキーグループに属するキーのいずれかが押圧された際に前記第1種アプリケーションプログラムが実行中ならば、キー押圧の発生から押圧が解除されることなく所定時間が経過したときに第1のキー信号を生成し、
 前記第2のキーグループに属するキーのいずれかが押圧された際に前記第2種アプリケーションプログラムが実行中ならば、キー押圧の発生から押圧が解除されることなく所定時間が経過したときに第2のキー信号を生成する
 請求項12に記載の携帯端末装置。
前記制御部は、
 前記第2のキーグループに属するキーのいずれかが押圧された際に前記第2種アプリケーションプログラムが実行中ならば、キー押圧の発生後に押圧が解除されると第2のキー信号を生成し、
 前記第2のキーグループに属するキーのいずれかが押圧された際に前記第1種アプリケーションプログラムが実行中ならば、キー押圧の発生から押圧が解除されることなく所定時間が経過したときに第1のキー信号を生成する
 請求項12に記載の携帯端末装置。
前記制御部は、
 前記第2のキーグループに属するキーのいずれかが操作された際に前記第1種アプリケーションプログラムが実行中ならば、操作されたキーが所定のキーである場合には、操作開始としてキー押下開始時にはキー信号の生成を行わず、当該キーの押下解放あるいは押下開始から所定時間経過してからキー信号の生成を行う
請求項12に記載の携帯端末装置。
前記制御部は、
 前記所定のキーの押下が当該キーの押下開始から前記所定時間内に解放された場合に生成するキー信号と、前記所定のキーの押下が前記押下開始から前記所定時間経過した後に解放された場合に生成するキー信号とを、前記第1のキーグループに属するキーのうちの対応するキー信号を異ならせる
請求項17に記載の携帯端末装置。
Description:
携帯端末装置

 本発明は、キー・アサイン機能を具備す 携帯端末装置に関する。

 携帯端末装置は、携帯性の向上という観 から、より小型軽量であることが求められ いる。ところが、操作性を考慮すれば、操 キーの小型化には限界がある。加えて、表 画面の画面サイズについては大型化が求め れている。このような相反する要求を両立 せるため、近年の携帯端末装置では、表示 面が設けられた表示筐体と、操作キーが設 られた操作筐体とをヒンジによって連結し 表示筐体の表示画面を含む表示パネルと、 作筐体の操作キーを含む操作パネルとを対 させて、折り畳む(通常クローズ状態:フォ ダ閉状態とも称する)ことができるものが主 となっている。

 さらに、折り畳み用の第1回転軸だけでな く、第1回転軸に直交する第2回転軸を有する2 軸ヒンジを用い、第2回転軸を中心として操 筐体及び表示筐体を相対的に回転可能にし 携帯端末装置が提案されている。このよう 折り畳み式携帯端末装置では、表示パネル 外側に向け、操作パネルを内側に向けて折 畳む(ターンクローズ状態と称する)ことによ り、携帯端末装置全体をコンパクトにした状 態で、表示画面を閲覧することができる。

 しかし、表示パネルを外側に向けて折り畳 だ状態、すなわち、ターンクローズ状態で 、操作パネルが内側となるので、当該操作 ーのキー操作を行うことができないという 題があった。そこで、従来より、表示パネ 上に操作キー(十字キー)を設けることによ 、表示パネルを外側にして折り畳んだ(ター クローズ)状態でもキー操作入力を可能とし た携帯端末装置が提案されている(例えば、 許文献1参照)。

特開2006-020273号公報

 しかしながら、従来技術では、表示部の 長方向での使用にのみ対応した十字キーの ー構成を、そのままメイン表示画面側また 携帯端末装置の側面に配置しているため、 えば、表示部を横長方向で使用した場合等 は、操作に違和感があり、また、十字キー 外の用途に当該十字キーを使用した場合、 作に違和感があり、使い辛いという問題が った。

 本発明は、上記問題に鑑みて成されたも であり、筐体のコンパクト化が図れ、また ディスプレイの大画面化が図れる携帯端末 置を提供することを目的とする。

 本発明に係る携帯端末装置は、上記目的 達成するため、正面部に上下方向操作キー 左右方向操作キーとを含む第1操作部を備え た第1筐体と、正面部に表示部を備えた第2筐 と、前記第1筐体と前記第2筐体とを、前記 1筐体の正面部及び前記第2筐体の正面部とが 露出する第1状態と、前記第1筐体の正面部が 記第2筐体に被覆されて該第2筐体の正面部 露出する第2状態とに変形自在に連結する連 機構部と、前記第2状態のときに、前記第1 体または前記第2筐体の露出する位置に配置 れる、前記表示部の長手方向に沿って配置 れる1対の第1操作キーと短手方向に沿って 置される1対の第2操作キーからなる第2操作 と、を備え、前記第2操作部は、前記第2状態 のときに、前記第1操作キーまたは前記第2操 キーの内の一方に前記第1操作部の上下方向 操作キーとしての操作機能が割り当てられ、 前記第1操作キーまたは前記第2操作キーの内 他方に前記第1操作部の左右方向操作キーと しての操作機能が割り当てられることを特徴 とする。

 また、上記携帯端末装置では、前記第2操 作部である短手方向に沿って配置される1対 第2操作キーは、前記第1状態のときに操作無 効とされるものである。

 また、上記携帯端末装置では、前記連結 構部は、前記第1筐体と前記第2筐体とを、 記第1筐体の正面部が前記第2筐体の正面部と 対向した状態で該第2筐体に被覆される第3状 に変形自在に連結し、前記第3状態において 、前記第2操作部である前記第1操作キー及び 記第2操作キーの操作機能は、前記上下方向 操作キー及び前記左右方向操作キーの有する 操作機能とは異なった操作機能が割り当てら れるものである。

 また、上記携帯端末装置では、前記第2操 作部としての前記第1操作キーまたは前記第2 作キーに加え、該第1操作キーまたは前記第 2操作キーが配置される部位に対して直線上 一列に、選択、決定、取り消し、及びリタ ンのうちいずれかのための操作機能が割り てられた第3操作キーがさらに配設されるも である。

 また、上記携帯端末装置では、前記連結 構部は、前記第2筐体の前記表示部の表示面 と平行な回動軸を有する回動連結部によって 前記第2筐体に連結されており、前記第2状態 ときに露出する前記表示部と同一平面上に 置する部位の表面に、前記第2操作キーが配 設されるものである。

 また、上記携帯端末装置では、前記表示 は、前記第2筐体の長手方向または短手方向 の何れかに表示方向が切り替えられるように 表示制御され、前記第2操作部である前記第1 作キー及び第2操作キーに割り当てられる前 記上下方向操作キー及び前記左右方向操作キ ーの操作機能は、前記表示部の前記表示方向 に応じて変更されるものである。

 また、本発明に係る携帯端末装置は、上 課題を解決するために、筐体と、前記筐体 配置された表示部と、前記表示部の長手方 に沿って配置された1対の第1操作キーと、 記表示部の短手方向に沿って配置された1対 第2操作キーと、前記第1操作キーと前記第2 作キーのキー割り当てを制御する操作制御 と、前記表示部の表示を制御する表示制御 と、を備え、前記表示制御部は、所定形態 選択項目が前記長手方向に並んで表示され 第1表示状態または前記所定形態と同一形態 の選択項目が前記短手方向に並んで表示され る第2表示状態に切り替えて制御し、前記操 制御部は、前記第1表示状態のときに前記第1 操作キーでの操作により前記選択項目の選択 操作が行えるようにキー割り当てを行うと共 に、前記第2表示状態のときに前記第2操作キ での操作により前記選択項目の選択操作が えるようにキー割り当てを行うことを特徴 する。

 また、上記携帯端末装置では、前記筐体 、正面部に第1操作部が配設される第1筐体 、正面部に前記表示部が配設される第2筐体 、前記第1筐体及び前記第2筐体を、前記第1 作部と前記表示部とが同一方向に向けて両 体を展開させる第1状態から、前記表示部を 露出させた状態で前記第1操作部を前記第2筐 により被覆する第2状態までを、遷移可能に 連結する連結機構部と、を備えて構成され、 前記第2操作キーは、前記第2状態において露 する前記表示部と同一平面上にある前記連 機構部の表面に、前記表示部に対して短手 向に沿って配置されるものである。

 また、上記携帯端末装置では、前記第1操 作キーは、前記第2状態において露出される 記第1筐体または前記第2筐体の側面であって 、前記表示部の長手方向に対応した該側面に 沿って配置されるものである。

 また、上記携帯端末装置では、前記表示 御部は、前記第1表示状態のときに前記長手 方向が表示の上下方向となり、前記第2表示 態のときに前記短手方向が表示の上下方向 なるように、表示方向を制御し、前記操作 御部は、前記第2状態且つ前記第1表示状態の ときに前記第1操作キーでの操作により前記 手方向に並んで表示される前記所定形態と 一形態の選択項目の選択操作が行えるよう キー割り当てを行うと共に、前記第2状態且 前記第2表示状態のときに前記第2操作キー の操作により前記短手方向に並んで表示さ る前記所定形態と同一形態の選択項目の選 操作が行えるようにキー割り当てを行うも である。

 また、上記携帯端末装置では、前記第1操 作部は、前記第1状態且つ前記第1表示状態に いて前記表示部の短手方向に対応した左右 向操作キー及び前記第1状態且つ前記第1表 状態において前記表示部の長手方向に対応 た上下方向操作キーを備えて構成され、前 操作制御部は、前記第2状態且つ前記第1表示 状態である場合には前記上下方向操作キーの 操作機能と前記第1操作キーの操作機能とが 一となるように且つ前記左右方向操作キー 操作機能と前記第2操作キーの操作機能とが 一となるようにキー割り当てを行い、前記 2状態且つ前記第2表示状態である場合には 記上下方向操作キーの操作機能と前記第2操 キーの操作機能とが同一となるように且つ 記左右方向操作キーの操作機能と前記第1操 作キーの操作機能とが同一となるようにキー 割り当てを行うものである。

 また、本発明の携帯端末装置は、複数のキ からなる第1のキーグループと、前記第1の ーグループに属さない少なくとも1つのキー らなる第2のキーグループとを有する操作部 と、前記操作部により操作可能なアプリケー ションプログラムを実行中にキー操作を受け 付けると当該キーに対応して処理を行う制御 部と、前記アプリケーションプログラムを記 憶する記憶部と、を備え、
 前記制御部は、前記第1のキーグループに属 するキーによってのみ操作可能な第1種アプ ケーションプログラムと、前記第1および第2 のキーグループのいずれによっても操作可能 な第2種アプリケーションプログラムのいず をも実行可能であり、前記第2種アプリケー ョンプログラムが実行されている場合に前 操作部のいずれかのキーが操作されると、 作されたキーに対応したキー信号を生成し 前記第2種アプリケーションプログラムにて 処理し、
 前記第1種アプリケーションプログラムが実 行されている場合に前記操作部のいずれかの キーが操作されると、操作されたキーが前記 第1のキーグループに属するキーならば操作 れたキーに対応するキー信号を生成して前 第1種アプリケーションプログラムにて処理 、操作されたキーが前記第2のキーグループ に属するキーならば前記第1のキーグループ いずれかのキーに対応するキー信号を生成 て前記第1種アプリケーションプログラムに 処理する。

 また、本発明の携帯端末装置において、 記記憶部は、前記第2のキーグループに属す るそれぞれのキーに、前記第1のキーグルー に属するぞれぞれのキーに対応した第1のキ 信号のいずれかを対応付けて記憶し、前記 御部は、前記第1種アプリケーションプログ ラムが実行されている状態にて前記第2のキ グループのいずれかのキーが操作されると 前記記憶部を参照して、操作されたキーに 応付けられたキー信号を生成するように構 してもよい。

 また、本発明の携帯端末装置において、 衆通信網に接続可能な通信部をさらに備え 前記制御部は、前記通信部により前記第1種 アプリケーションプログラムを取得し、前記 記憶部に記憶するように構成してもよい。

 また、本発明の携帯端末装置において、 記制御部は、前記第2のキーグループに属す るキーのいずれかが押圧された際に前記第1 アプリケーションプログラムが実行中なら 、キー押圧の発生から押圧が解除されるこ なく所定時間が経過したときに第1のキー信 を生成し、前記第2のキーグループに属する キーのいずれかが押圧された際に前記第2種 プリケーションプログラムが実行中ならば キー押圧の発生から押圧が解除されること く所定時間が経過したときに第2のキー信号 生成するように構成してもよい。

 また、本発明の携帯端末装置において、 記制御部は、前記第2のキーグループに属す るキーのいずれかが押圧された際に前記第2 アプリケーションプログラムが実行中なら 、キー押圧の発生後に押圧が解除されると 2のキー信号を生成し、前記第2のキーグルー プに属するキーのいずれかが押圧された際に 前記第1種アプリケーションプログラムが実 中ならば、キー押圧の発生から押圧が解除 れることなく所定時間が経過したときに第1 キー信号を生成するように構成してもよい

 また、本発明の携帯端末装置において、 記制御部は、前記第2のキーグループに属す るキーのいずれかが操作された際に前記第1 アプリケーションプログラムが実行中なら 、操作されたキーが所定のキーである場合 は、操作開始としてキー押下開始時にはキ 信号の生成を行わず、当該キーの押下解放 るいは押下開始から所定時間経過してから ー信号の生成を行うように構成してもよい

 また、本発明の携帯端末装置において、 記制御部は、前記所定のキーの押下が当該 ーの押下開始から前記所定時間内に解放さ た場合に生成するキー信号と、前記所定の ーの押下が前記押下開始から前記所定時間 過した後に解放された場合に生成するキー 号とを、前記第1のキーグループに属するキ ーのうちの対応するキー信号を異ならせるよ うに構成してもよい。

 本発明によれば、第2状態において、露出 する部位に設けられた第2操作部に対して、 1状態での第1操作部における上下方向操作キ ーと左右方向操作キーに応じた操作機能の割 り当てを行うことにより、筐体のコンパクト 化又は表示の大画面化が図れ、第2状態のと にも第1状態のときと同等な機能の操作を行 ことができ、これにより、違和感の無いキ 操作が可能となる。

 また、本発明によれば、違和感のない操 感覚にて、所定形態の選択項目(サブメニュ ー等)の表示や選択操作等を、筐体(携帯端末 置)の肥大化や製造コストの上昇を招くこと なく実現することができる。

 また、本発明によれば、アプリケーショ プログラムに応じてキーの特性を生かすキ 制御を行い、操作性を向上させることによ 、他社と差別化をはかることができる。

本発明に係る携帯端末装置の開いた状 における正面図である。 本発明に係る携帯端末装置の開いた状 における側面図である。 本発明に係る携帯端末装置の開いた状 における背面図である。 本発明に係る携帯端末装置の開いた状 における斜視図である。操作部側筐体部に 蔵される部材の分解斜視図である。 本発明に係る携帯端末装置の表示部側 体部と操作部側筐体部を、閉じた状態(クロ ーズ状態)における平面図である。 本発明に係る携帯端末装置の表示部側 体部を、連結部の回動軸を中心にして180° 動した状態(ターン状態)における斜視図であ る。 図6に示す表示部側筐体部を、連結部の 開閉軸を中心に閉回転し、閉じた状態(ター クローズ状態)における斜視図である。 本発明に係る携帯端末装置の使用形態 示す図である。 本発明に係る携帯端末装置の機能ブロ ク図である。 本発明に係る携帯端末装置のキー割り 当て判定フローチャートである。 本発明に係る携帯端末装置のキー割り 当てテーブルを示した図である。 本発明に係る携帯端末装置のキー割り 当て判定フローチャートである。 本発明に係る携帯端末装置のキー割り 当てテーブルを示した図である。 縦表示でのカメラプレビュー及びカメ ラメニューの表示状態の一例を示した図であ る。 横表示でのカメラプレビュー及びカメ ラメニューの表示状態の一例を示した図であ る。 本発明の実施の形態に係る携帯端末装 置の外観構造の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る携帯端末装 置の内部構成を示すブロック図である。 図17に示す制御部の内部構成を機能展 して示してブロック図である。 本発明の実施の形態に係る携帯端末装 置の動作を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態に係る携帯端末装 置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る携帯端末装 置で使用されるキー割り当ての一例を表形式 で示した図である。 本発明の他の実施の形態に係る携帯端 末装置で使用されるキー割り当ての一例を表 形式で示した図である。 本発明の他の実施の形態に係る携帯端 末装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施の形態に係る携帯端 末装置の動作を示すシーケンス図である。

符号の説明

1 携帯電話装置(携帯端末装置)(携帯電話機) 2 操作部側筐体部(送話筐体)、2a、3a フロン トパネル、2b、3b リアパネル、3 表示部側筐 体部(受話筐体)、4 連結部(2軸ヒンジ機構)、1 1 操作キー群(第1操作部)、12 音声入力部、13  機能設定操作キー、14 入力操作キー、14a  リアキー、15a 決定キー、15b 十字キー、16 インターフェース、17 ヘッドホン/マイク端 子、18 インターフェース、19 充電端子、20  サイドキー、21 操作キー、22 アンテナ、23  カメラ部、24 ライト部、25 バッテリーリッ 、30 ディスプレイ、31 音声出力部、32 サ ディプレイ、33 第2操作キー群、300 制御部 、301 ROM、302 RAM、303 無線通信部、304 使用 態検出部、305 表示方向検出部、307 副操作 部、308 表示制御部、309 音声入出力部、a1~a6 ,b1~b6 操作キー、
110…携帯電話機、111…通信部、112…制御部、 113…記憶部、114…音声処理部、115…表示部、 116…操作部、121…アプリケーションプログラ ム実行制御部(アプリ実行制御部)、122…キー 号生成部、123…筐体状態検知部。

 以下、図面を参照して本発明を実施するた の最良の形態を説明する。
<携帯端末装置の構成>

 図1は、本発明に係る携帯端末装置の一例 である携帯電話装置1の開いた状態における 面図を示す。また、図2(A)は、携帯電話装置1 を開いた状態における左側面図を示し、図2(B )は、携帯電話装置1を開いた状態における右 面図を示す。また、図3は、携帯電話装置1 開いた状態における背面図を示す。

 携帯電話装置1は、表面がフロントパネル 2aとリアパネル2bにより構成される操作部側 体部(第1筐体)2と、表面がフロントパネル3a リアパネル3bにより構成される表示部側筐体 部(第2筐体)3と、を備えて構成される。操作 側筐体部2は、フロントパネル2a表面に、操 キー群(第1操作部としての主操作部)11と、携 帯電話装置1の使用者が通話時に発した音声 入力される音声入力部12とが露出するように 構成される。また、操作キー群11は、各種設 や電話帳機能やメール機能などの各種機能 作動させるための機能設定操作キー13と、 話番号の数字やメールなどの文字などを入 するためのテンキーなどの入力操作キー14(14 aはクリアキー)と、各種操作における決定を う決定キー15aと、上下方向のスクロールや 右方向のスクロール等を行う十字キー(上下 方向操作キー、左右方向操作キー)15bと、か 構成されている。

 また、操作キー群11を構成する各キーに 、操作部側筐体部2と表示部側筐体部3の変形 状態(オープン状態、クローズ状態、ターン ローズ状態)や起動されているアプリケーシ ンの種類に応じて、所定の機能の割り当て( キー・アサイン)が行われる。また、使用者 より操作キー群11を構成する各キーの押圧動 作がされることにより、割り当てられている 機能に応じた動作が実行される。

 また、操作部側筐体部2の一方の側面には 、図2(A)に示すように、外部機器(例えば、ホ ト装置)とデータの送受信を行うためのイン ターフェース16と、ヘッドホン/マイク端子17 、着脱可能な外部メモリのインターフェー 18と、充電端子19とが設けられている。なお 、インターフェース16、ヘッドホン端子17及 インターフェース18は、着脱可能な防塵対策 用のキャップで覆われている。

 また、操作部側筐体部2の他方の側面には 、図2(B)に示すように、一対のサイドキー(第1 操作キー)20と、撮像用の操作キー21と、受信 度の調整可能な放送波受信用のアンテナ22 を備えている。また、サイドキー20には、操 作部側筐体部2と表示部側筐体部3の変形状態( オープン状態、クローズ状態、ターンクロー ズ状態)や起動されているアプリケーション 種類に応じて、所定の機能の割り当て(キー アサイン)が行われる。また、使用者により サイドキー20の押圧動作が行われることによ 、割り当てられている機能に応じた動作が 行される。

 また、表示部側筐体部3のフロントパネル 3a表面には、各種情報を表示するための所定 状のディスプレイ30と、通話の相手側の音 を出力する音声出力部31とが露出するように 構成される。

 また、操作部側筐体部2のリアパネル2b表 には、図3に示すように、被写体を撮像する カメラ部23と、被写体に光を照射するライト 24と、が露出して形成されている。また、 作部側筐体部2のリアパネル2bには、バッテ ーが着脱可能に格納されているバッテリー 納部を覆うバッテリーリッド25が設けられて いる。

 また、表示部側筐体部3のリアパネル3b表 には、各種情報を表示するための所定形状 サブディスプレイ32が露出して形成されて る。

 また、ディスプレイ30及びサブディスプ イ32は、液晶パネルと、この液晶パネルを駆 動する駆動回路と、この液晶パネルの背面側 から光を照射するバックライト等の光源部と から構成される。

 また、操作部側筐体部2の上端部と表示部 側筐体部3の下端部とは、図1乃至図3に示すよ うに、連結部(連結機構部)4により連結されて いる。連結部4の一方面側には、図3に示すよ に、一列に配列されて構成されている副操 キー群33を備えている。また、副操作キー 33を構成する各キーには、操作部側筐体部2 表示部側筐体部3の変形状態(オープン状態、 クローズ状態、ターンクローズ状態)や起動 れているアプリケーションの種類に応じて 所定の機能の割り当て(キー・アサイン)が行 われる。また、使用者により副操作キー群33 構成する各キーの押圧動作が行われること より、割り当てられている機能に応じた動 が実行される。

 ここで、連結部4の構造と動作について図 4乃至図7を用いて説明する。図4は、携帯電話 装置1を開いた状態(オープン状態)における斜 視図を示す。図5は、図4に示すオープン状態 ら携帯電話装置1の表示部側筐体部2と操作 側筐体部3を、連結部4の開閉軸Aを中心に矢 A2方向に閉回転し、閉じた状態(クローズ状 )の平面図を示す。図6は、図4に示すオープ 状態から携帯電話装置1の表示部側筐体部2を 、連結部4の回動軸Bを中心にして矢印B2方向 180°回動した状態(ターンオープン状態)の斜 図を示す。図7は、図6に示すターンオープ 状態から携帯電話装置1の表示部側筐体部2を 、連結部4の開閉軸Aを中心に矢印A2方向に閉 転し、閉じた状態(ターンクローズ状態)の斜 視図を示す。

 連結部4は、操作部側筐体部2と表示部側 体部3とを、開閉軸Aを中心にして任意の角度 で開閉自在に支持し、且つ回動軸Bを中心に 意の角度で回動自在に支持する2軸ヒンジ機 により構成されている。

 また、連結部4は、一方端側4aが図示しな 連結部材により操作部側筐体部2の上端部と 連結されており、他方端側4bが図示しない連 部材により表示部側筐体部3の下端部と連結 されている。

 連結部4の一方端4aには、該連結部4におけ る表面から垂直に突出するように形成される 凸形状の開閉部4cが形成されている。そして 操作部側筐体2の上端部には、この凸形状の 開閉部4cが挿嵌される凹形状の切り欠き部2c 形成されている。

 この開閉部4cの開閉軸A方向における両側 れぞれには、図示しない孔部Aが形成される 。また、操作部側筐体2の切り欠き部2cにおけ る両内側面には、図示しない孔部Bが形成さ る。そして、凸形状の開閉部4cが、凹形状の 切り欠き部2cに挿嵌された状態において、孔 Aと孔部Bとは互いに近接して対向するよう 配置されると共に、孔部Aと孔部Bとの双方に 円筒状の開閉連結部材が挿通される。これに より、操作部側筐体2と連結部4とは、開閉可 に連結される。なお、開閉部4cは、操作部 筐体部2の上端部に挿嵌される形状であれば く、特に凸形状に限られず、また、操作部 筐体部2の上端部の形状も凹形状に限られな い。

 また、連結部4の他方端側4bと表示側筐体 3の下端部とは、回動連結部材により回動自 在に軸着されている。連結部4における表示 側筐体部3側の側面には図示しない孔部Cが形 成される。また、表示部側筐体3における連 部4側の側面には、孔部Dが形成される。そし て、孔部Cと孔部Dとの双方に回動連結部材が 通されることで、操作部側筐体2と連結部4 が回動軸Bを中心に回動可能に連結される。

 携帯電話装置1は、上述したように、操作部 側筐体部2と表示部側筐体部3とが連結部4によ り連結されているので、開閉軸Aを中心にし 、相対的に開閉動作させたり、回動軸Bを中 にして回動動作をさせたりすることにより 々な状態に変形することができ、該携帯電 機1を開(オープン)状態及び閉(クローズ)状 にすると共に、開状態及び閉状態それぞれ おいて操作部側筐体2を回転開(ターンオープ ン)状態と回転閉(ターンクローズ)状態とに切 り替えることができる。
 ここで、閉状態とは両筐体が互いに重なる うに配置された状態であり、開状態とは両 体が互いに重ならないように配置された状 をいう。そして、回転開状態とは、後述す 表示部側筐体3におけるディスプレイ30が配 される表面と、操作部側筐体2における操作 キー群11が配置される表面とが同じ側を向く うに配置された状態であり、回転閉状態と 、操作部側筐体2における表面と表示部側筐 体3における表面とが反対側を向くように配 された状態をいう。

 例えば、開閉軸Aを中心にして、矢印A1方 に相対的に開動作をさせることにより、操 部側筐体部2と表示部側筐体部3とを互いに いた状態(開放(通常オープン)状態(第1状態)) することができる。

 また、開閉軸Aを中心にして、矢印A2方向 相対的に閉動作をさせることにより、操作 側筐体部2と表示部側筐体部3とを折り畳ん 状態(折畳み(通常クローズ)状態)にすること できる(図5を参照)。

 また、通常オープン状態において、回動 Bを中心に表示部側筐体部3を矢印B2方向に180 °回動させた状態(ターンオープン状態、図6 参照)や、このターンオープン状態から開閉 Aを中心にして表示部側筐体部3を矢印A2方向 に閉動作させてクローズ状態にすることによ り、表示部側筐体部3のフロントパネル3aが外 側に露出したまま折畳んだ状態(回転折畳み( ーンクローズ)状態)にすることができる(図7 を参照)。

 なお、本実施形態においては、連結部4に よる折り畳み式の携帯電話装置1の説明をし いるが、折り畳み式ではなく、両筐体2、3を 重ね合わせた状態から一方の筐体を一方向に スライドさせるようにしたスライド式や、重 ね合せ方向に沿う軸線を中心に一方の筐体を 回転させるようにした回転(リボルバ)式でも い。

 操作部側筐体部2は、フロントケース2aと 上述した操作キー群11を構成するキーシー と、キースイッチ用のフレキシブルプリン 配線基板と、シールドケースと、基準電位 ターン層及び携帯電話機用のRF(Radio Frequency) モジュール等の各種電子部品を備える回路基 板と、アンテナ部と、リアケースと、バッテ リーと、バッテリーリッドと、を備える。ま た、バッテリーは、リアケース2bの外側から 脱可能に収納される。

 また、フロントケース2aとリアケース2bと は、互いの凹状の内側面が向き合うように配 置され、互いの外周縁が重なり合うようにし て結合される。また、フロントケース2aとリ ケース2bとの間には、キーシートと、フレ シブルプリント配線基板と、シールドケー と、回路基板と、アンテナ部と、がこの順 で構成されている。つまり、フレキシブル リント配線基板を覆うようにしてシールド ースが積層配置され、また、フレキシブル リント配線基板の上面にキーシートが積層 置される。

 フロントケース2aには、携帯電話装置1を折 畳んだ状態で表示部側筐体部3のディスプレ イ30と対向する内側面に、キー孔が複数形成 れる。複数のキー孔それぞれからは、機能 定操作キー13、入力操作キー14及び十字キー 15bの押圧面が露出する。この露出した操作キ ー群11を構成する機能設定操作キー13、入力 作キー14及び十字キー15bの押圧面を押し下げ るように押圧することで、対応するキースイ ッチのそれぞれにおけるメタルドーム(椀状 状)の頂点が押圧され、スイッチ端子に接触 て電気的に導通する。
<本発明の要部の説明>

 次に、本発明の要点について詳細に説明 行う。

 図8は、本発明の携帯端末装置の使用形態 を示す図である。図8に示すように、本発明 携帯端末装置の使用形態は、携帯端末装置 て起動されているアプリケーションの種類 応じて、例えば、4種類の使用形態に分類す ことができる。そして、この使用形態に応 て、最適な操作キーの割り当て(キー・アサ イン)が行われる(後述)。以下、この4形態に いて説明する。

 図8(A)は、一般にオープン状態(第1状態)と 呼ばれるフォルダ開状態(縦方向での使用)を していて、これは、電話機能やメール機能 使用する場合における最適な使用形態であ 。この形態でのキー操作は、操作部側筐体 (第1筐体)2に設けられた決定キー15a(操作キ a3)、十字キー15b(操作キーa1,a2,a4,a5)及びクリ キー14a(操作キーa6)を含んだ、操作キー群( 操作部)11により行われる。キー操作の結果 、表示部側筐体部(第2筐体)3に設けられたデ スプレイ(表示部)30に反映される。

 図8(B)は、第2状態であるターンクローズ 態(縦方向での使用)を示していて、例えば、 写真機能やゲーム機能を使用する場合におけ る使用形態である。この形態でのキー操作は 、副操作キー群(左右方向操作キー)及びサイ キー(上下方向操作キー)からなる第2操作部 しての副操作部307にて行われる。キー操作 結果は、表示部30に反映される。

 図8(C)は、第2状態であるターンクローズ 態(横方向での使用)を示していて、例えば、 写真機能やテレビ機能を使用する場合におけ る最適な使用形態である。この形態でのキー 操作は、副操作キー群(上下方向操作キー)及 サイドキー(左右方向操作キー)からなる副 作部307にて行われる。キー操作の結果は、 示部30に反映される。

 図8(D)は、一般にクローズ状態(第3状態)と 呼ばれるフォルダ閉状態を示していて、表示 部30を使用しない機能、例えば、ミュージッ プレイヤー機能等を使用する場合に最適な 用形態である。この形態でのキー操作は、 操作部307により行われる。キー操作の結果 、サブディスプレイ(副表示部)32に反映され る。

 図9は、上述の携帯端末装置1の各使用形 に応じ、直感的なキー操作が可能となるよ に、最適な操作キーの割り当て(キー・アサ ン)を行うために必要なキー割り当て動作を 行うための、携帯端末装置の機能ブロック図 を示したものである。

 図9に示すように、携帯端末装置1のキー り当て等に必要な機能ブロック図は、制御 300、ROM301、RAM302、ディスプレイ(表示部)30、 ブディスプレイ32、無線通信部303、使用形 検出部304、表示方向検出部305、主操作部11( 作キー群)、副操作部307、表示制御部308、音 入出力部309により構成される。

 制御部300は、ROM301及びRAM302と連携して、 帯端末装置1全体を制御する。ROM301には、携 帯端末装置1の制御プログラム、各種アプリ ーションプログラム、キー割り当てテーブ 等が予め記憶されている。そして、制御部30 0は、ROM301に記録された制御プログラムに基 いて各機能ブロックの制御を行う。また、RO M301に記録されている各種アプリケーション ログラムの起動/停止及び制御等を行う。

 無線通信部303及び音声入出力部309は、携 電話装置としての機能を実現するための機 ブロックである。ディスプレイ30及びサブ ィスプレイ32は、各種アプリケーションによ って様々な表示が行われる。

 使用形態検出部304は、携帯端末装置1が、 前述の4形態(3状態(オープン/クローズ/ターン クローズ)のうちの何れの形態(状態)であるか は、例えば、携帯端末装置1の各所に設けら た磁気センサ等により検出し、ターンクロ ズ状態での縦横使用形態は、アプリケーシ ンの種類により検出)のうちの何れの形態で るかを検出するものである。形態が変化す と、その検出結果を制御部300に通知する。 れにより、制御部300は、該検出結果を、RAM3 02に、「現在の携帯端末装置の使用形態」と て記憶する。

 表示方向検出部305は、現在稼動している プリケーションプログラムから、ディスプ イ30が、縦方向(長手方向が表示の上下方向 ある形態)で使用されているのか、または、 横方向(短手方向が表示の上下方向である形 )で使用されているのかを検出し、その検出 果を制御部300に通知する。ディスプレイ30 、縦方向(長手方向)で使用されているのか、 または、横方向(短手方向)で使用されている かの検出は、例えば、制御部300から送信さ る表示方向検出部305に対する制御信号中に まれる現在稼動しているアプリケーション ログラムの情報から検出される。これによ 、制御部300は、該検出結果を、RAM302に、「 在の携帯端末装置の表示方向」として記憶 る。

 主操作部11及び副操作部307は、それぞれ 作キーが押圧動作されると、その情報を制 部300に通知する。

 表示制御部308は、例えばワンチップコン ュータからなり、アプリケーションプログ ム毎に決まった表示方向に基づいて、ディ プレイ30に表示される画像を、縦方向また 横方向にて表示する。

 また、音声入出力部309は、稼動している プリケーションプログラムに従って、必要 される音声を出力する。

 次に、図10及び図11を参照して、前述の携 帯端末装置1の各使用形態(4形態)に応じ、ユ ザにとって、直感的なキー操作が可能とな ような、最適な操作キーの割り当て(キー・ サイン)を行うための手順(方法)について説 を行う。尚、図10は、キー割り当てを行う めの手順を示したフローチャートであり、 11は、具体的なキー割り当てテーブルを示し たものである。

 先ず、制御部300は、ステップS10にて、現 の携帯端末装置の使用形態を検出する。具 的には、制御部300がRAM302の「現在の携帯端 装置の使用形態」を参照し、現在の携帯端 装置の使用形態を判定する。ステップS10で フォルダ開状態であると判定された場合、 御部300は、処理をステップS11に移す。

 ステップS11にて、制御部300は、操作キーa 1~a6の割り当てを、ROM301に記憶されたキー割 当てテーブルの「フォルダ開状態(縦)」の操 作キーa1~a6各々に割り当てられたキー操作機 とする。尚、このキー割り当ては、携帯端 装置1の基準となる状態(通常キー・アサイ )であって、このキー割り当ては、当該携帯 末装置1固有のものである。そして、この操 作キーa1~a6の各々が有するキー操作機能が、 降の操作キーb1~b6に割り当てられることに る。

 一方、ステップS10にて、フォルダ閉状態 あると判定された場合には、制御部300は、 理をステップS12に移す。

 ステップS12にて、制御部300は、操作キーb 1~b6の割り当てを、ROM301に記憶されたキー割 当てテーブルの「フォルダ閉状態」の操作 ーb1~b6各々に割り当てられたキー操作機能と する。この場合、操作キーb1~b6の割り当ては これから起動するアプリケーション、また 、起動されたアプリケーションによって決 される。例えば、操作キーb1の押圧動作を ることにより、ミュージックプレイヤーが 動される等である。尚、以降、操作キーb5,b6 を第1操作キー、操作キーb2,b3を第2操作キー 操作キーb4を第3操作キー、操作キーb1を第4 作キーとも称する。

 一方、ステップS10にて、ターンクローズ 態であると判定された場合には、制御部300 、処理をステップS13に移す。

 ステップS13にて、制御部300は、ディスプ イ(表示部)30に表示された画像が、待ち受け 中初期画面か否かの判定を行う。ここで、待 ち受け中初期画面は、携帯端末装置1がター クローズする前に起動させたいアプリケー ョンの選択を行わなかった場合に表示され 。ステップS13にて、表示部30の表示が待ち受 け中初期画面であった場合、制御部300は、処 理をステップS17へ移す。

 ステップS17にて、制御部300は、操作キーb 1~b6の割り当てを、ROM301に記憶されたキー割 当てテーブルの「ターンクローズ状態(待ち け中初期画面)」の操作キーb1~b6各々に割り てられたキー操作機能とする。この場合、 作キーb1~b6の割り当ては、これから起動す アプリケーション、または、起動されたア リケーションによって決まっている。例え 、操作キーb2の押圧動作をすることにより、 カメラが起動される等である。

 一方、ステップS13にて、待ち受け中初期 面が表示されていない場合、すなわち、携 端末装置1がターンクローズする前に起動さ せたいアプリケーションの選択がすでに行わ れていた場合、又は、ターンクローズ状態か ら特定のアプリケーションが起動された場合 、処理をステップS14に移す。

 ステップS14では、起動されたアプリケー ョンが、制御部300により、横長表示(第2表 状態)であるか否か、即ち、ディスプレイ30 短手方向(図8(C)における上下方向)が画像表 の上下方向であるか否かが判定される。横 表示で無く、縦長表示(第1表示状態)である 即ち、ディスプレイ30の長手方向(図8(B)にお る上下方向)が画像表示の上下方向であると 判定された場合には、処理をステップS15に移 す。

 ステップS15にて、制御部300は、操作キーb 1~b6の割り当てを、ROM301に記憶されたキー割 当てテーブルの「ターンクローズ状態(縦)」 の操作キーb1~b6各々に割り当てられたキー操 機能とする。詳しくは、操作キーb1の操作 能として操作キーa6の機能(取り消し(クリア) または戻る)が割り当てられ、操作キーb2の操 作機能として操作キーa2の機能(左へ移動)が り当てられ、操作キーb3の操作機能として操 作キーa4の機能(右へ移動)が割り当てられ、 作キーb4の操作機能として操作キーa3の機能( 選択または決定)が割り当てられ、操作キーb5 の操作機能として操作キーa1の機能(上へ移動 )が割り当てられ、操作キーb6の操作機能とし て操作キーa5の機能(下へ移動)がそれぞれ割 当てられる。

 一方、ステップS14にて、起動されたアプ ケーションが、制御部300により、第2表示状 態(横長表示)であると判定された場合には、 理をステップS16に移す。

 ステップS16にて、制御部300は、操作キーb 1~b6の割り当てを、ROM301に記憶されたキー割 当てテーブルの「ターンクローズ状態(横)」 の操作キーb1~b6各々に割り当てられたキー操 機能とする。詳しくは、操作キーb1の操作 能として操作キーa6の機能(取り消し(クリア) または戻る)が割り当てられ、操作キーb2の操 作機能として操作キーa5の機能(下へ移動)が り当てられ、操作キーb3の操作機能として操 作キーa1の機能(上へ移動)が割り当てられ、 作キーb4の操作機能として操作キーa3の機能( 選択または決定)が割り当てられ、操作キーb5 の操作機能として操作キーa2の機能(左へ移動 )が割り当てられ、操作キーb6の操作機能とし て操作キーa4の機能(右へ移動)がそれぞれ割 当てられる。

 以上のように構成された携帯端末装置1に よれば、以下の効果がある。

 フォルダ開状態における十字キー15b、決 キー15a及びクリアキー14aの有する操作性を フォルダ閉状態やターンクローズ状態にお る副操作部307に持たせることができ、副操 部307を、十字キー15b、決定キー15a及びクリ キー14aと同様に、違和感無く使用すること できる。

 また、従来例のように、フォルダ閉状態 ターンクローズ状態において、露出する部 に十字キーを設ける場合と比べ、副操作部3 07が占有するスペースを小さくすることがで 、筐体のコンパクト化または画面(表示部) 大型化が図れる。

 さらに、副操作部307の各キーを、十字キ 15b、決定キー15a及びクリアキー14aの有する 途以外の用途で使用した場合でも、違和感 無いキー操作が可能となる。

 また、携帯端末装置のレイアウト(縦/横) 従って、視覚的に認識のしやすいキー・ア インを実現できる。

 次に、図12乃至図15を参照して、前述の携帯 端末装置1の各使用形態(図8における(A)~(C)の3 態)に応じ、ユーザにとって、直感的なキー 操作が可能となるような、最適な操作キーの 割り当て(キー・アサイン)及び最適なサブメ ューのリスト表示やスクロールを実現する めの手順(方法)について説明を行う。尚、 12は、キー割り当て及びサブメニューのリス ト表示及び選択を行うための手順を示したフ ローチャートであり、図13は、具体的なキー り当てテーブルを示したものであり、図14 、縦表示でのカメラプレビュー及びカメラ ニューの表示状態の一例を示したものであ 、図15は、横表示でのカメラプレビュー及び カメラメニューの表示状態の一例を示したも のである。
 なお、使用形態検出部304は、携帯端末装置1 が、前述の3形態(2状態(オープン/クローズ)の うちの何れの形態(状態)であるかは、例えば 携帯端末装置1の各所に設けられた磁気セン サ等により検出し、ターンクローズの縦横表 示は、アプリケーションの種類により検出さ れる)のうちの何れの形態であるかを検出す ものである。形態が変化すると、その検出 果を制御部300に通知する。これにより、制 部300は、該検出結果を、RAM302に、「現在の 帯端末装置の使用形態」として記憶する。 、アプリケーションプログラムからの前述 状態(ターンクローズの縦横表示状態)の検出 は、例えば、制御部300から使用形態検出部304 への制御データ情報に含まれるアプリケーシ ョンプログラム稼動状況に基づいて行う。以 降も同様とする。

 表示方向検出部305は、現在稼動している プリケーションプログラムから、ディスプ イ30が、縦方向(長手方向に選択項目である ブメニューを並べて表示する第1表示状態) 表示すべきか、または、横方向(短手方向に 択項目であるサブメニューを並べて表示す 第2表示状態)に表示すべきかを検出し、そ 検出結果を制御部300に通知する。これによ 、制御部300は、該検出結果を、RAM302に、「 在の携帯端末装置の表示方向」として記憶 る。

 主操作部11及び副操作部307は、それぞれ 操作キーの押圧動作がなされると、その情 を制御部300に通知する。

 表示制御部308は、例えばワンチップコン ュータからなり、アプリケーションプログ ム毎に決まった表示方向、すなわち、制御 300が、RAM302から読み出し、制御データの一 として送られてきた、「現在の携帯端末装 の表示方向」に基づいて、ディスプレイ30 表示される画像(サブメニューのリスト等)を 、縦方向または横方向にて表示する。

 先ず、制御部300は、ステップS20にて、現 の携帯端末装置の使用形態を検出する。具 的には、制御部300がRAM302の「現在の携帯端 装置の使用形態」を参照し、現在の携帯端 装置の使用形態を判定する。ステップS20で フォルダ開状態であると判定された場合、 御部300は、処理をステップS21に移す。

 ステップS21にて、制御部300は、操作キーa 1~a6のキー割り当てを、ROM301に記憶されたキ 割り当てテーブルの「フォルダ開状態(縦)」 の操作キーa1~a6各々に割り当てられたキー操 機能とし、処理をステップS22に移す。尚、 のキー割り当ては、携帯端末装置1の基準と なる状態(通常キー・アサイン)であって、こ キー割り当ては、当該携帯端末装置1固有の ものである。そして、この操作キーa1~a6の各 が有するキー操作機能が、以降の操作キーb 1~b6各々に割り当てられることになる。

 ステップS22にて、制御部300(表示制御部308 )は、サブメニューの表示が行われるとサブ ニューの表示リストを、ディスプレイ30の縦 (長手)方向に並べて表示し、処理をステップS 23に移す。

 ステップS23では、ディスプレイ30に表示 れたサブメニューの表示リストの中から、 作キーa1(上方向)及び操作キーa5(下方向)を用 いて所望のリストの選択を行い、処理をステ ップS24に移す。

 ステップS24では、選択された内容を、決 キーa3を押圧動作することで決定する。

 一方、ステップS20にて、現在の携帯端末 置の使用形態がターンクローズ状態である 判定された場合には、制御部300は、処理を テップS25に移す。

 ステップS25にて、制御部300は、現在のア リケーションプログラムのディスプレイ30 の画像の表示方向(横長表示か縦長表示か)を 検出する。具体的には、制御部300がRAM302の「 現在の携帯端末装置の表示方向」を参照し、 現在の携帯端末装置の表示方向を判定する。 ステップS25で、縦長表示であると判定された 場合、制御部300は、処理をステップS26に移す 。

 ステップS26にて、制御部300は、操作キーb 1~b6のキー割り当てを、ROM301に記憶されたキ 割り当てテーブルの「ターンクローズ状態( )」の操作キーb1~b6各々に割り当てられたキ 操作機能とする。詳しくは、操作キーb1の 作機能として操作キーa6の機能(取り消し(ク ア)または戻る)が割り当てられ、操作キーb2 の操作機能として操作キーa2の機能(左へ移動 )が割り当てられ、操作キーb3の操作機能とし て操作キーa4の機能(右へ移動)が割り当てら 、操作キーb4の操作機能として操作キーa3の 能(選択または決定)が割り当てられ、操作 ーb5の操作機能として操作キーa1の機能(上へ 移動)が割り当てられ、操作キーb6の操作機能 として操作キーa5の機能(下へ移動)がそれぞ 割り当てられる。

 ところで、今、携帯端末装置のアプリケ ションプログラムとして、カメラ(縦長表示 )が選択されているとすると、ディスプレイ30 には、図14(A)に示すように、カメラプレビュ 表示状態の画像が表示される。この場合、 ー割り当ては完了しているので、例えば、 作キーb5(上方向)及び操作キーb6(下方向)は カメラのズーム調整キーとして機能し、操 キーb2(左方向)及び操作キーb3(右方向)は、カ メラの輝度調整キーとして機能する。その後 、図14(A)下方の「メニュー」アイコンに対応 る操作キー(例えば、操作キーb1または操作 ーb4等)が押圧動作されることにより、制御 300は、処理をステップS27に移す。

 ステップS27において、制御部300は、サブ ニューの表示指示が行われると、サブメニ ーの表示リスト(選択項目325)を、ディスプ イ30の縦(長手)方向に並べて表示し(図14(B)参 )、処理をステップS28に移す。

 ステップS28では、ディスプレイ30に表示 れたサブメニューの表示リストの中から、 作キーb5(上方向)及び操作キーb6(下方向)を用 いてカーソル(ハイライトバー等)を移動させ 所望のリストの選択を行い、処理をステッ S29に移す。

 ステップS29では、選択された内容を、決 キーb4を押圧動作することで決定する。

 一方、ステップS25にて、現在のアプリケ ションプログラムによる表示方向が、横長 示であると判定された場合には、制御部300 、処理をステップS30に移す。

 ステップS30にて、制御部300は、操作キーb 1~b6のキー割り当てを、ROM301に記憶されたキ 割り当てテーブルの「ターンクローズ状態( )」の操作キーb1~b6各々に割り当てられたキ 操作機能とする。詳しくは、操作キーb1の 作機能として操作キーa6の機能(取り消し(ク ア)または戻る)が割り当てられ、操作キーb2 の操作機能として操作キーa5の機能(下へ移動 )が割り当てられ、操作キーb3の操作機能とし て操作キーa1の機能(上へ移動)が割り当てら 、操作キーb4の操作機能として操作キーa3の 能(選択または決定)が割り当てられ、操作 ーb5の操作機能として操作キーa2の機能(左へ 移動)が割り当てられ、操作キーb6の操作機能 として操作キーa4の機能(右へ移動)がそれぞ 割り当てられる。

 ところで、今、携帯端末装置のアプリケ ションプログラムとして、カメラ(横長表示 )が選択されているとすると、ディスプレイ30 には、図15(A)に示すように、カメラプレビュ 表示状態の画像が表示される。この場合、 ー割り当ては完了しているので、例えば、 作キーb3(上方向)及び操作キーb2(下方向)は カメラのズーム調整キーとして機能し、操 キーb5(左方向)及び操作キーb6(右方向)は、カ メラの輝度調整キーとして機能する。その後 、図15(A)右方の「メニュー」アイコンに対応 る操作キー(例えば、操作キーb1または操作 ーb4等)が押圧動作されることにより、制御 300は、処理をステップS31に移す。

 ステップS31において、制御部300は、サブ ニューの表示指示が行われると、サブメニ ーの表示リスト(選択項目325)を、ディスプ イ30の横(短手)方向に並べて表示し(図15(B)参 )、処理をステップS32に移す。

 ステップS32では、ディスプレイ30に表示 れたサブメニューの表示リストの中から、 作キーb3(上方向)及び操作キーb2(下方向)を用 いてカーソル(ハイライトバー等)を移動させ 所望のリストの選択を行い、処理をステッ S33に移す。

 ステップS33では、選択された内容を、決 キーb4を押圧動作することで決定する。

 以上のように構成された携帯端末装置1に よれば、以下の効果がある。

 フォルダ開状態における十字キー15bの有 る操作性を、ターンクローズ状態における 操作部307にも持たせることができ、副操作 307を、十字キー15bと同様に、違和感無く使 することができる。

 また、従来例のように、フォルダ閉状態 ターンクローズ状態において、露出する部 に十字キーを設ける場合と比べ、副操作部3 07が占有するスペースを小さくすることがで 、筐体のコンパクト化または画面(表示部) 大型化が図れる。

 さらに、横長表示の場合、通常表示状態( オープン状態:縦長方向)で表示していたサブ ニューの表示リストを、そのまま(アイコン 表示等にしないで)使えるため、見やすく、 つソフトウェアの変更量を少なくすること できる。

 また、携帯端末装置のレイアウト(縦/横) 従って、視覚的に認識のしやすいキー割り てを実現できるため、サブメニューの表示 ストの選択操作を、違和感を持つこと無く うことができる。

 また、アプリケーションプログラムとし 、カメラ(ターンクローズ横長表示)を選択 た場合等、操作キーb3(上方向)及び操作キーb 2(下方向)を上下の設定値(例えばズーム)の変 用に、さらに、操作キーb5(左方向)及び操作 キーb6(右方向)を左右の設定値(例えば輝度)の 変更用に利用することができるため、操作性 の向上が期待できる。

 以上、実施例について説明したが、本発 はこれに限られるものではない。

 例えば、以上の説明において、第2表示状 態(横長表示)であるか否かの判定は、起動さ るアプリケーションの種類によって決まる して説明したが、これに限定されることは く、例えば、携帯端末装置1内に設けられた モーションセンサによって判定するようにし ても良い。

 また、本発明のキー割り当て(キー・アサ イン)機能は、携帯端末装置のみならず、他 機器(装置)にも適用することが可能である。 例えば、PHS(Personal Handy phone System)、PDA(Person al Digital Assistant)、ポータブルナビゲーショ 装置、ノートパソコン等のアンテナを備え 他の携帯無線機などである。

 図16は、本発明の別の実施の形態に係る 帯端末装置の外観構造の一例を示す図であ 。ここでは、携帯端末装置として携帯電話 が例示されており、キーデバイスを含む本 が実装される送話筐体1と、メインティスプ イが実装される受話筐体2とが2軸ヒンジ機 3により結合され、使い方(アプリケーション )により様々な形状に変化させることのでき 筐体構造を持つ折畳式携帯電話機が示され いる。

 図16において、図16(a)は、送話筐体1と受話2 を開状態に設定してメインディスプレイを 開き状態に設定した例、図16(b)は、図16(a)に 示す送話筐体1と受話筐体2とを裏面から見た 、図16(c)は、図16(b)に示す状態から、受話筐 体2を、2軸ヒンジ機構3を介して横方向に回転 させてメインディスプレイを見開き状態に設 定した例である。
 また、図16(d)は、送話筐体1を受話筐体2で覆 い閉状態に設定した例、図16(e)は、図16(a)に される受話筐体2を、2軸ヒンジ機構4を介し 横方向に回転させて閉じた状態に設定した (以下、ターンクローズ状態という)、図16(f) 、図16(e)に示した筐体を横置きに設定した のそれぞれを示す。これらの筐体構造はい れも2軸ヒンジによる回転機構によって実現 可能である。

 なお、図16(a)の状態において出現する、送 筐体2に実装配置された、テンキー、カーソ キー、ソフトキーを便宜上第1のキーグルー プと定義する。
 また、送話筐体2と受話筐体3とを閉状態に 定した図16(d)~(f)の状態で使用される背面キ (ア)~(オ)と、開状態、閉状態のいずれにおい ても使用可能なサイドキー(カ)と(キ)を含む ーグループを第2のキーグループと定義する
 ここでは、背面キー(ア)~(エ)は、それぞれ 定キー、右キー、左キー、クリアキーとし メーカ独自の仕様が割当てられ、また、サ ドキー(カ)と(キ)は、それぞれ上キー、下キ として、メーカ独自の仕様が割当てられる のとする。

 図17は、本発明の実施の形態に係る携帯 末装置の内部構成を示すブロック図である

 携帯端末装置としての携帯電話機110は、 17に示されるように、通信部111と、制御部11 2と、記憶部113と、音声処理部114と、表示部11 5と、操作部116とにより構成される。

 通信部111は、不図示の基地局のいずれか よって割り当てられるチャネルを用いて当 基地局との間で公衆回線を介し無線信号の 受信を行う。

 制御部112は、後述する操作部116に割り当 られたキーグループにより操作可能なアプ ケーションプログラムを実行中にキー操作 受け付けると当該キーに対応して処理を行 。

 なお、記憶部113には、アプリケーション ログラムが格納され、例えば、不揮発性の 憶デバイス(不揮発性半導体メモリ、ハード ディスク装置、光ディスク装置など)やラン ムアクセス可能な記憶デバイス(例えばSRAM、 DRAM)等が実装される。

 制御部112は、上記した第1のキーグループ に属するキーによってのみ操作可能な第1種 プリケーションプログラム(電話帳等の一般 プリ)と、第1および第2のキーグループのい れによっても操作可能な第2種アプリケーシ ョンプログラム(例えば、共通仕様アプリ)の ずれをも実行可能であり、複数のキーのい れかが操作されたとき、第2種アプリケーシ ョンプログラムが実行されている場合には、 操作されたキーに対応したキー信号を生成し 、第1種アプリケーションプログラムが実行 れている場合には、操作されたキーが第1の ーグループならば操作されたキーに対応す キー信号を生成し、操作されたキーが第2の キーグループならば第1のキーグループのい れかのキーに対応するキー信号を生成する 詳細は後述する。

 音声処理部114は、スピーカ(SP)から出力され る音声信号やマイクロフォン(MIC、以下、マ クという)において入力される音声信号の処 を行う。
 すなわち、音声処理部114は、マイクから入 される音声を増幅し、アナログ/デジタル変 換を行い、更に符号化等の信号処理を施し、 デジタルの音声データに変換して制御部12に 力する。
 また、音声処理部114は、制御部112から供給 れる音声データに復号化、デジタル/アナロ グ変換、増幅等の信号処理を施し、アナログ の音声信号に変換してスピーカに出力する。

 表示部115は、例えば、液晶表示パネルや有 EL(Electro-Luminescence)パネルなどの表示デバイ を用いて構成されており、制御部112から供 される映像信号に応じた画像を表示する。
 表示部115は、例えば、発信時における発信 の電話番号、着信時における着信相手の電 番号、受信メールや送信メールの内容、日 、時刻、バッテリ残量、発信成否、待ち受 画面などの各種の情報や画像を表示する。

 操作部116は、上記した第1のキーグループ と第2のキーグループに相当する複数のキー 割当てられ、これらのキーがユーザによっ 操作(押圧および解放)された場合に、その操 作内容に対応する信号を発生し、これをユー ザの指示として制御部112に入力する。

 制御部112は、図18にその内部構成が機能 開して示されるように、アプリケーション ログラム実行制御部121(以下、アプリ実行制 部121という)と、キー信号生成部122と、筐体 状態検知部123とにより構成される。

 アプリ実行制御部121は、記憶部13に記憶 れた第1のキーグループに属するキーによっ のみ操作可能な第1種アプリケーションプロ グラム(一般アプリ)と、第1および第2のキー ループのいずれによっても操作可能な第2種 プリケーションプログラム(共通アプリ)の ずれをも実行可能である。

 キー信号生成部122は、操作部116に割り当 られた複数のキーのいずれかが操作された き、第2種アプリケーションプログラム(一 アプリ)が実行されている場合には、操作さ たキーに対応したキー信号を生成し、第1種 アプリケーションプログラム(共通アプリ)が 行されている場合には、操作されたキーが 1のキーグループならば操作されたキーに対 応するキー信号を生成し、操作されたキーが 第2のキーグループならば第1のキーグループ いずれかのキーに対応するキー信号を生成 る。

 筐体状態検知部123は、図16に示した筐体 状態(開状態、閉状態、ターンクローズ状態) を、例えば、2軸ヒンジ機構4の近傍に設置さ るセンサ等により検知して制御部12へ通知 る。

 なお、記憶部113には、上記した第1種、第 2種アプリが記憶されるプログラム領域131の に、筐体の状態(開状態、閉状態、ターンク ーズ状態)や、実行中のアプリの種別(第1種/ 第2種)がフラグとして記憶されるワーク領域1 32と、キーテーブル領域133とが割り付けられ 憶される。

 ここで、「キーテーブル」とは、操作部1 16にマトリクス状に配置されたキースイッチ 、アプリ種別、筐体の状態、キーの押下状 (長押し/短押し)等の条件により割当てられ キーコードが格納されるデータである。ま 、操作部116には、上記した第1キーグループ (テンキー、カーソルキー、ソフトキー)、第2 キーグループ(独自の背面キーおよびサイド ー)に相当する、それぞれのキースイッチ161 162、163が配置されている。

 図19は、本発明の別の実施形態に係る携帯 末装置の動作を説明するために示した動作 ーケンス図であり、キースイッチ、キード イバ、アプリケーションにおけるそれぞれ 動作が示されている。なお、キースイッチ 、図18における操作部16(のキーマトリクス) 対応し、また、キードライバはキー信号生 部122、アプリケーションはアプリ実行制御 121がそれぞれ実行するプログラムである。
 以下、図19の動作シーケンス図を参照しな ら図16~図18に示す携帯電話機の概略動作につ いて説明する。

 アプリケーションが認識可能なキースイ チは既に決められており、そのため、メー が独自に付加するキースイッチ(例えば、図 16のア~キ)については、キードライバがアプ ケーションの特性とキースイッチの配置な を考慮して操作性が良くなるように従来の 通化されたキーに置換してアプリケーショ にキー情報の配信を行う。ここでは、メー が独自に付加するキースイッチを特殊キー 称して説明を行う。

 まず、キードライバは、アプリケーション 対して実行するアプリケーションの状態を い合わせ(S401)、その種別(例えば、第1種ア リ)に関する情報を取得する(S401)。
 トライバは、マトリクス配置されたキース ッチを定期的にスキャンすることにより電 値(電圧値)の変化を監視している。ドライ は、ユーザが特殊キーを押下することによ 検知される特殊キープレス信号によりマト クス上の座標を取得し、当該座標を基に記 部13に記憶されたキーテーブル領域133を参照 し、対応するキー情報を得てアプリケーショ ンへ配信する(S403)。
 このことによりアプリケーションは、第1種 アプリで認識可能な、例えば、「上キー押圧 」としての操作を認識することができ、対応 する処理を開始する(S404)。

 続いて、ユーザが特殊キーの押下を解放(リ リース)した場合、ドライバはキースイッチ ら特殊キーリリース信号(デフォルト設定さ た電流値)を取得して対応するキー情報をア プリケーションに配信する(S406)。
 このことによりアプリケーションは、実行 アプリで認識可能な「上キー解放」として 操作を認識することができる(S407)。
 なお、特殊キープレス信号が、例えば1秒以 上経過した場合、アプリケーションは「上キ ー長押し」と認識することができる(S405)。
 なお、アプリケーションはキー信号を認識 ると、対応する処理を行う。

 一方、実行アプリが第1種アプリ(一般ア リ)から第2種アプリ(メーカ仕様アプリ)や他 第1種アプリに変更されることも当然起こり うる。このような実行中のアプリ種別の確認 は、キードライバが、随時、アプリケーショ ンに対して実行中アプリの種別を問い合わせ ることにより知ることができる(S408、S409)。

 問い合わせ結果により、キードライバは、 用するキーテーブルを変更する。詳細は後 する。
 キードライバは、この場合も上記同様、キ スイッチをスキャンしてキー配信を行う。 なわち、特殊キープレス信号を受信してキ 配信を行い(S410、S411)、特殊キーリリース信 号を受信してキー配信を行うが(S413、S414)、 のとき配信されるキー信号は、「上キー」 ら「1キー」に関する信号に変更される。そ て、アプリケーションは、「1キーの短押し 」、「1キーの長押し」操作がなされたもの してそれぞれ認識する。
 また、特殊キープレス信号が1秒以上経過し た場合、アプリケーションは1キー長押しと 識することができる(S412)。
 すなわち、実行中アプリケーションの種別 変化して、1キーの入力を期待する状態に変 わった場合に、特殊キーの割り当てを従来の テンキーに変更することにより、各アプリケ ーションに応じたキー入力を行うことが可能 になる。
 具体的には、図16に示す折畳式の携帯電話 において、閉状態で操作を行う場合、テン ーや上下左右キーのキースイッチが使えな ため、閉状態での上下左右操作ができなく る。そこでターンクローズ状態でも使える 殊キー(図16のア~エ)を付加し、上下左右のカ ーソルキー操作に割り当てることにより新た な操作を可能とするものである。

 図20は、本発明の別の実施形態に係る携 端末装置の動作を示すフローチャートであ 。以下、図20に示すフローチャートを参照し ながら図16~図18に示す本発明の別の実施の形 に係る携帯端末装置の動作について詳細に 明する。

 まず、アプリ実行制御部121は、実行中アプ の状態(種別)を判別して記憶部13のワーク領 域132にフラグ設定する。キー信号生成部122は 、このフラグを参照することによりアプリケ ーションの状態を取得し(S501)、かつ、アプリ 実行制御部121を介し、筐体状態検知部123から 通知される筐体の状態(開状態、閉状態、タ ンクローズ状態)も取得する(S502)。
 続いて、キー信号生成部122は、特殊キーの 存のキーへの割り当てを決定し、その割り てにしたがって用意されるキーテーブルを 憶部13のキーテーブル領域133から選択し(S503 )、キー押下待ちとする。

 ここで、選択されるキーテーブルとは、 えば、図21に示されるように、アプリ種別( 般アプリ、ラジオ、テレビ縦向き、テレビ 向き)と、筐体の状態(開状態、閉状態、タ ンクローズ状態)と、キーの長押し/短押しの 別により、特殊キー(第2キーグループ)として 独自に実装される背面決定キー、背面右キー 、背面左キー、背面クリアキー、そしてサイ ドキーの上下キーのそれぞれに割当てられる 既存のキーとの関係が定義されたものである 。

 次に、実行中のアプリが第1種アプリであっ た場合を例に説明を行う。キー信号生成部122 は、キー押下を検出すると(S504)、押下された キースイッチが第2キーグループ(特殊キー)以 外であるか、すなわち第1のキーグループか かを判定する(S505)。
 ここで、押下されたキースイッチが特殊キ でないと判定された場合は(S505“YES”)、記 部13のキーテーブル領域133に記憶されたキ テーブルを参照し、アプリ実行制御部121(ア リケーション)に対してそのキースイッチに 応じて定義されたキー情報を配信する(S506)。
 一方、押下されたキースイッチが特殊キー あると判定された場合は(S505“NO”)、記憶 13のキーテーブル領域133に記憶されたキーテ ーブルを参照することにより置換された既存 のキー情報(第1キーグループのキーに対応)を アプリ実行制御部121(アプリケーション)に配 してキーの解放待ちとする(S507)。
 なお、特殊キーであるか否かは、キースキ ンにより取得されるキースイッチの座標値 より判定が可能である。

 次に、キー信号生成部122は、不図示のタ マ等によりキーの押下時間を監視して、例 ば、1秒以上経過した場合にキーの長押しと 判定し(S508)、記憶部13のキーテーブル領域133 記憶されたキーテーブルを参照して対応す キー情報をアプリ実行制御部121に配信して 再度キーの解放待ちに設定する(S509)。

 続いて、キー信号生成部122は、キーの解 (リリース)を検出することにより(S510)、そ 座標に基づき解放されたキースイッチが第1 ーグループか否か、すなわち特殊キーの判 を行う(S511)。

 ここで、解放されたキーが第1キーグルー プのキーであり、先に押下されたキースイッ チと同じ特殊キーでなかった場合は(S511“YES )、記憶部13のキーテーブル領域133に記憶さ たキーテーブルを参照し、アプリ実行制御 121(アプリケーション)に対してそのキース ッチに応じて定義されたキー情報を配信し(S 512)、一方、特殊キーであった場合は(S511“NO )、記憶部13のキーテーブル領域133に記憶さ たキーテーブルを参照することにより置換 れた既存のキー情報(第2キーグループのキ に対応)をアプリ実行制御部121(アプリケーシ ョン)に引き渡す(S513)。

 図21は、本発明の別の実施形態に係る携 端末装置で使用されるキー割り当ての一例 表形式にて示した図である。

 図21に示されるように、第1種アプリ、す わち一般アプリを実行中(トップピジブル状 態)、筐体状態検知部123が、筐体がターンク ーズ状態になっていることを検知した場合 アプリ実行制御部121は、独自に付加された 殊キー(第2グループキー)であるア~オを、短 下、長押下ともに、決定キー、右キー、左 ー、クリアキーといった既存キー(第1グル プキー)としてそれぞれ認識し、また、同様 サイド上キー(カ)、サイド下キー(キ)を、短 押下、長押下ともに、方向キーの上、下に置 換してそれぞれ認識することができる。

 一方、FMラジオアプリ、テレビアプリ(縦置 )を実行中、筐体状態検知部123が、筐体が開 状態になっていることを検出した場合、アプ リ実行制御部121は、独自に付加された特殊キ ーである背面右キーを短押下、長押下ともに 、左キー、背面左キーを右キーとしてそれぞ れ認識し、これらは、例えば、チャンネル変 更に利用することができる。また、サイド上 キーを上(サイドキー)、サイド下キーを下(サ イドキー)として認識し、これらは、例えば ボリュームのアッブダウン用に割り付ける とができる。
 なお、背面クリアキーをSPECIALとして示して あるのは、既存のキーへの変換ではなく、例 えば、Web接続を行う場合に使用する等、特別 な処理が必要なことを示す。

 また、筐体状態検知部123が、筐体がター クローズ状態になっていることを検知した 合、アプリ実行制御部121は、独自に付加さ た特殊キーであるア~オを、短押下、長押下 ともに、決定キー、右キー、左キー、クリア キー(但し、長押下の場合はSPECIAL)としてそれ ぞれ認識し、また、サイド上キー(カ)、サイ 下キー(キ)を、短押下、長押下ともに、方 キーの上、下に置換してそれぞれ認識する とができる。

 なお、テレビアプリ(横置き)は、対応す 上下左右が逆になっている他は上記した縦 きと基本的には同様の割り当てになってい 。

 以上説明したように、本発明の別の実施 態に係る携帯端末装置によれば、新たな操 性を生み出すべく、独自のキースイッチを 装した場合、共通アプリでは、そのキース ッチを認識することはできないが、独自の ースイッチに関し、共通アプリに応じて既 のキー配列に割り当てを変更することによ 、メーカ独自に付加したキースイッチはそ 実装位置を生かした優れた操作性を得るこ ができる。

 なお、上記した第1種アプリ(一般アプリ) 、あらかじめ記憶部13のプログラム領域131 格納されてあるアプリケーションプログラ の他に、ユーザがWeb接続によりサーバから ウンロードにより取得する(制御部12が通信 11により公衆通信網を介して)、例えばナビ ーションプログラムや、ゲームなども含ま る。

 すなわち、どこのメーカのどの機種でも 作できるように、一般的なキーのみに対応 たナビゲーションプログラムやゲームなど 一般アプリは、通常、端末固有の特殊キー( 第2グループキー)には非対応であることが一 的である。(ただし、第2グループキーの中 も、サイドキーについてのみは、昨今標準 備されることが増えているので、対応して る場合もある。)本発明によれば、このよう 、本来非対応のはずの第2グループキーによ っても操作できるようにすることが出来る。 つまり、本発明を適用すれば、ターンクロー ズ状態のような「表示は見えるが第2グルー キーが露出していない状態」において、第2 ループキーが露出していないがために本来 作できないはずであるにもかかわらず、操 可能とすることが出来、ユーザの細かなニ ズに対応することが出来る。また、その一 で、このような一般アプリを供給する側(ア プリベンダー)にとって、各社の多数の端末 キー構成まで考慮したキー配信テーブルを 般アプリに持たせる必要がなくなるため、 プリベンダー側の作業負担の大幅な軽減に がるため、多数の一般アプリが市場に流通 やすくなり、ひいては端末販売の活性化に 繋がる。

 次に、第2のキーグループ(特殊キー)の数を く設けることが出来ない場合の例について 明を行う。一例として、図16における携帯 末装置に背面キーとして、(ア)(イ)(ウ)の3つ か設けられず、(エ)のキーが設けられなか た場合を想定する。
 本実施携帯においてはこの場合の筐体構成 図面については、(エ)のキーを削除したに ぎないため省略する。その他、各処理部の 成についても同様であるため、特には図示 ない。以下、図22から図24を用いて処理手順 ついて詳述する。なお、図23において、図20 のステップと共通のステップには同一のステ ップ番号を割り当てている。

 本実施例においては、図22に示すように 一般アプリ(第1種アプリ)の例として、全般 なものとテレビアプリ起動時のものを例に げて説明する。図21に示す例の場合に比べて 、背面キー(エ)が無いため、「クリア」の機 キーが足りなくなる。そこで、背面キー(ア )を短押下変換対象キーとして、その長押下 対して「クリア」機能をアサインしている

 図23は、本実施の形態に係る携帯端末装 の動作を示すフローチャートであり、図24は 、本発明の他の実施の形態に係る携帯端末装 置の動作を示すシーケンス図である。

 まず、アプリ実行制御部121およびキー信 生成部122は、実行中アプリの状態(種別)を 握する(S501)。また、アプリ実行制御部121を し、筐体状態検知部123から通知される筐体 状態(開状態、閉状態、ターンクローズ状態) も取得する(S502)。

 続いて、キー信号生成部122は、図20にて 明した例と同様に、特殊キーの既存のキー の割り当てを決定し、その割り当てにした って用意されるキーテーブル(一例として図2 2に示されるテーブル)を記憶部13のキーテー ル領域133から選択し(S503)、キー押下待ちと る。なお、実行中のアプリが第2種アプリで った場合には、背面キーなどの特殊キーへ 機能のアサインに関してはメーカ仕様に則 て、必要な機能がそれぞれ個別に割り当て れることは言うまでもない。

 次に、実行中のアプリが第1種アプリであ った場合を例に説明を行う。キー信号生成部 122は、キー押下を検出すると(S504)、押下され たキースイッチが第1のキーグループか否か 判定する(S505)。

 ここで、押下されたキースイッチが第1の キーグループに属している、すなわち特殊キ ーでないと判定された場合は(S505“YES”)、記 憶部13のキーテーブル領域133に記憶されたキ テーブルを参照し、アプリ実行制御部121(ア プリケーション)に対してそのキースイッチ 応じて定義されたキー情報を配信する(S506)

 一方、押下されたキースイッチが特殊キ であると判定された場合は(S505“NO”)、さ に、押下されたキーが背面キー(ア)であるか 、すなわち短押下変換対象キー(所定キー)で るかどうかを判定する(S801)。背面キー(ア) はないと判定されると(S801“NO”)、記憶部13 キーテーブル領域133に記憶されたキーテー ルを参照することにより置換された既存の ー情報(第1キーグループのキーに対応)をア リ実行制御部121(アプリケーション)に配信 てキーの解放待ちとする(S802)。そして、背 キー(ア)であると判定されると(S801“YES”)、 この時点でのキー信号の生成配信は行わず保 留し(S803)、キーの解放待ちとする(S802)。

 なお、特殊キーであるか否か、さらに短 下変換対象キー(所定キー)であるか否かキ スキャンにより取得されるキースイッチの 標値により判定が可能である。

 次に、キー信号生成部122は、不図示のタ マ等によりキーの押下時間を監視して、例 ば、1秒以上経過した場合にキーの長押しと 判定する(S804)。ここで、押下されているキー が第1グループキーであるか否か(S805)、さら 短押下対象キーであるか否かを判定する(S807 )。ここで、押下されているキーが第1グルー キーに属している、すなわち特殊キーでな 場合(S805“YES”)、あるいは押下されている ーが特殊キーではあるものの短押下変換対 キーではない場合(S806“NO”)には、記憶部13 のキーテーブル領域133に記憶されたキーテー ブルを参照して対応するキー情報をアプリ実 行制御部121に配信して、再度キーの解放待ち に設定する(S806、S808)。一方、押下されてい キーが特殊キーかつ短押下変換対象キーで る場合(S807“YES”)には、擬似短押下キー信 としてキーテーブルを参照して対応するキ の短押下信号を生成、配信する(S809)。また 短押下変換対象キーが、1秒以上の押下が生 ることなく解放された場合には、キーテー ルにおいて短押下変換対象キーの長押下に 応する第1グループのキーの短押下信号が生 成配信され、短押下変換対象キーが解放され た扱いとし、解放待ちとしない。

 一方、キー信号生成部122は、1秒経過する よりも前に、キーの解放(リリース)を検出し 場合には(S810)、その座標に基づき解放され キースイッチが第1キーグループか否か(S811) 判定する。

 ここで、解放されたキーが第1キーグルー プのキーであり、先に押下されたキースイッ チと同じ特殊キーでなかった場合は(S811“YES )、記憶部13のキーテーブル領域133に記憶さ たキーテーブルを参照し、アプリ実行制御 121(アプリケーション)に対してそのキース ッチに応じて定義されたキー情報を配信し(S 812)する。一方、特殊キーであった場合は(S811 “NO”)、さらに短押下対象キーであるか否か を判定する(S813)。解放されたキーが短押下対 象キーであった場合は(S813“YES”)、記憶部13 キーテーブル領域133に記憶されたキーテー ルを参照し、短押下変換対象キーの短押下 対応する第1グループのキーの短押下信号が 生成され、アプリ実行制御部121(アプリケー ョン)に対して配信する(S815)。

 すなわち、図22のキーテーブルの場合に 、図24にて示されるように、背面キー(ア)の 下が1秒以上継続することなく解放された場 合には「決定」キーの信号が生成配信され(ST 901)、1秒以上継続した場合には「クリア」キ の信号が生成配信される(ST902)ことになる。

 以上説明したように、本発明の実施の形 に係る携帯端末装置によれば、独自のキー イッチを実装する際に、そのキースイッチ 認識することのできない一般アプリに対し も、メーカ独自に付加したキースイッチは の実装位置を生かした優れた操作性を得る とができる。特に、独自のキースイッチの 量が少なくとも、短押下と長押下とで異な 機能のキーを対応付けることが出来るよう なる。すなわち、ターンクローズ状態のよ に、第1グループキーが満足に使用できない 状態であっても、第2グループのキーにより 種の操作を行うことを可能としている。

 また、第1種アプリケーションプログラム (一般アプリ)実行中における、短押下変換対 キーに対する操作については、短押下変換 象キーの押下発生時点でアプリケーション 短押下発生に対応するキー信号を生成配信 ず、1秒以内の解放発生、あるいは押下が所 定時間以上継続したときに初めて対応するキ ー信号を生成配信するように構成している。 これにより、長押下に対応するキー信号が生 成配信された段階で、すでに短押下に対応す るキー信号が配信されてしまっており、アプ リケーション側の処理に混乱を生じてしまう という問題も生じない。

 なお、上記した第1種アプリ(一般アプリ) 、あらかじめ記憶部13に格納されてあるア リケーションプログラムの他に、サーバか ダウンロードするようなメーカを問わず使 可能なアプリケーションプログラム、他メ カとの共通仕様として予め実装されるアプ ケーションプログラムであることは先の実 形態と同様であり、第1種アプリ側への構成 特殊な構成を要さないという効果を有して る。

 なお、上記した本発明のいずれの実施の 態においても、第2のキーグループを構成す るキー、短押下変換対象キーは少なくとも一 つ有れば本発明は実施可能であり、逆に多数 存在しても良い。

 なお、上記した本発明の実施の形態によ ば、携帯端末装置として携帯電話機を例示 たが、携帯電話機に限らず、PDA(Personal Digit al Assistants)、やゲーム機等にも同様に適用が 可能である。

 また、本発明の携帯端末装置が持つ各構 ブロックの機能は、全てをソフトウェアに って実現しても、あるいはその少なくとも 部をハードウエアで実現してもよい。例え 、アプリ実行制御部121、キー信号生成部122 筐体状態検知部123におけるデータ処理は、1 または複数のプログラムによりコンピュータ 上で実現してもよく、また、その少なくとも 一部をハードウエアで実現してもよい。

 本発明では、第2状態において、露出する部 位に設けられた副操作部に対して、第1状態 の主操作部における上下方向操作キーと左 方向操作キーに応じた操作機能の割り当て 行うことにより、筐体のコンパクト化又は 示の大画面化が図れ、第2状態のときにも第1 状態のときと同等な機能の操作を行うことが でき、これにより、違和感の無いキー操作が 可能となる。
 また、本発明によれば、違和感のない操作 覚にて、所定形態の選択項目(サブメニュー 等)の表示やスクロール操作等を、筐体(携帯 末装置)の肥大化や製造コストの上昇を招く ことなく実現することができる。
 また、本発明によれば、共通仕様のアプリ ーションプログラムであってもメーカ独自 付加されたキーの特性を生かすキー制御を い、操作性を向上させることにより、他社 差別化をはかることができる、という特有 作用・効果を奏するので、産業上の利用可 性は極めて大きい。