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Title:
PHASE COMPARATOR AND CLOCK DATA REGENERATION CIRCUIT USING THE SAME
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/041102
Kind Code:
A1
Abstract:
An identifying means generates a regenerative signal by identifying an input signal with the timing of a clock signal and outputs the regenerative signal with an adjustable phase. An error pulse generating means generates an error pulse signal having a pulse width corresponding to phase difference between the input signal and the regenerative signal output from the identifying means. A reference pulse generating means generates a reference pulse signal corresponding to the error pulse signal generated by the error pulse generating means and having a constant pulse width. A differential signal generating means generates a phase comparison signal indicating the results of phase comparison by taking difference between the error pulse signal and the reference pulse signal. A phase adjusting means adjusts the phase with which the identifying means outputs the regenerative signal.

Inventors:
NOGUCHI HIDEMI (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/057745
Publication Date:
April 02, 2009
Filing Date:
April 22, 2008
Export Citation:
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Assignee:
NEC CORP (JP)
NOGUCHI HIDEMI (JP)
International Classes:
H03K5/26; H03D13/00; H03L7/085
Foreign References:
JPH11112335A1999-04-23
JPH10112639A1998-04-28
JPH0918307A1997-01-17
Attorney, Agent or Firm:
MIYAZAKI, Teruo et al. (16th Kowa Bldg.9-20, Akasaka 1-chome,Minato-k, Tokyo 52, JP)
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Claims:
 入力信号とクロック信号との位相を比較する位相比較器であって、
 前記入力信号を前記クロック信号のタイミングで識別することにより再生信号を生成し、前記再生信号を調整可能な位相で出力する識別手段と、
 前記入力信号と前記識別手段から出力された前記再生信号との位相差に応じたパルス幅を有する誤差パルス信号を生成する誤差パルス生成手段と、
 前記誤差パルス生成手段で生成される前記誤差パルス信号に対応し、一定のパルス幅を有するリファレンスパルス信号を生成するリファレンスパルス生成手段と、
 前記誤差パルス信号と前記リファレンスパルス信号の差分をとることにより、位相比較の結果を示す位相比較信号を生成する差分信号生成手段と、
 前記識別手段が前記再生信号を出力する位相を調整する位相調整手段と、を有する位相比較器。
 前記識別手段は、
 前記クロック信号を1/2分周した分周クロックの立上りタイミングで、前記入力信号を識別することにより得た第1の識別信号を出力する第1の識別器と、
 前記分周クロックの立下りタイミングで前記入力信号を識別することにより得た第2の識別信号を出力する第2の識別器と、
 前記第1の識別器から出力された前記第1の識別信号と、前記第2の識別器から出力された前記第2の識別信号とを、与えられた位相規定信号に応じた位相で交互に選択して多重化することにより、前記再生信号を生成する多重化回路と、を有する、請求項1に記載の位相比較器。
 前記位相調整手段は、前記クロック信号を1/2分周した位相の異なる2つの分周クロック信号を基にして、前記2つの分周クロック信号の中間位相の前記位相規定信号を生成する位相補間器を含む、請求項2に記載の位相比較器。
 前記リファレンスパルス生成手段は、前記第1の識別器から出力された前記第1の識別信号と、前記第2の識別器から出力された前記第2の識別信号との排他的論理和をとることにより、前記リファレンスパルス信号を生成する、請求項2に記載の位相比較器。
 入力信号をクロック信号のタイミングで識別することにより再生信号を生成し、前記再生信号を調整可能な位相で出力する識別手段と、前記入力信号と前記識別手段から出力された前記再生信号との位相差に応じたパルス幅を有する誤差パルス信号を生成する誤差パルス生成手段と、前記誤差パルス生成手段で生成される前記誤差パルス信号に対応し、一定のパルス幅を有するリファレンスパルス信号を生成するリファレンスパルス生成手段と、前記誤差パルス信号と前記リファレンスパルス信号の差分をとることにより、位相比較の結果を示す位相比較信号を生成する差分信号生成手段と、前記識別手段が前記再生信号を出力する位相を調整する位相調整手段と、を有する位相比較器と、
 前記位相比較器で生成された前記位相比較信号に基づいて位相を制御した前記クロック信号を生成するクロック発生回路と、を有するクロック・データ再生回路。
 前記識別手段は、
 前記クロック信号を1/2分周した分周クロックの立上りタイミングで、前記入力信号を識別することにより得た第1の識別信号を出力する第1の識別器と、
 前記分周クロックの立下りタイミングで前記入力信号を識別することにより得た第2の識別信号を出力する第2の識別器と、
 前記第1の識別器から出力された前記第1の識別信号と、前記第2の識別器から出力された前記第2の識別信号とを、与えられた位相規定信号に応じた位相で交互に選択して多重化することにより、前記再生信号を生成する多重化回路と、を有する、請求項5に記載のクロック・データ再生回路。
 前記位相調整手段は、前記クロック信号を1/2分周した位相の異なる2つの分周クロック信号を基にして、前記2つの分周クロック信号の中間位相の前記位相規定信号を生成する位相補間器を含む、請求項6に記載のクロック・データ再生回路。
 前記リファレンスパルス生成手段は、前記第1の識別器から出力された前記第1の識別信号と、前記第2の識別器から出力された前記第2の識別信号との排他的論理和をとることにより、前記リファレンスパルス信号を生成する、請求項6に記載のクロック・データ再生回路。
Description:
位相比較器およびそれを用いた ロック・データ再生回路

 本発明は、シリアルデータを送受信する 信システムに広く用いられるクロック・デ タ再生回路、およびその構成要素である位 比較器に関する。

 通信システムの受信装置においてクロッ ・データ再生回路(CDR:Clock and Data Recovery) 広く用いられている。クロック・データ再 回路は、受信したデータ信号からクロック 号成分を抽出し、抽出したクロック信号を いてデータを識別あるいは再生する。クロ ク・データ再生回路は、その構成要素とし 位相比較器を備えている。

 図1は、位相比較器の一例であるHogge型位 比較器を示すブロック図である。図2は、図 1に示したHogge型位相比較器の動作を示すタイ ミングチャートである。図3は、図1に示したH ogge型位相比較器の位相比較特性を示すグラ である。

 図1を参照すると、位相比較器は、Dフリ プフロップ91、遅延器92、排他的論理和回路9 3,94、および減算回路95を有している。図1お び図2を参照して位相比較器の動作について 明する。

 Dフリップフロップ91はフルレートクロッ CKの立上りタイミングで入力信号DINを識別 ることにより再生データDOUTを生成する。排 的論理和回路94は入力信号DINと再生データDO UTとの排他的論理和(EXOR)をとって誤差パルス( Err. pulse)を生成する。

 また、遅延器92は再生データDOUTを1/2UI(UI:U nit Interval)だけ遅延させることにより、遅延 ータDOUT_delayを生成する。排他的論理和回路 93は再生データDOUTと遅延データDOUT_delayとの 他的論理和をとってリファレンスパルス(Ref.  pulse)を生成する。

 そして、減算回路95は、誤差パルス(Err. p ulse)とリファレンスパルス(Ref. pulse)との差を とることにより位相比較特性出力(PD OUT)を生 成する。減算回路95からの位相比較出力は図2 の最下段に示されている。

 誤差パルス(Err. pulse)のパルス幅は入力信 号DINとクロックCKとの位相差に比例した値と る。一方、リファレンスパルス(Ref. pulse)の パルス幅は位相差に関係なく1/2UIという一定 となる。したがって、理想的には、位相比 特性出力(PD OUT)は図3に実線で示すように、 位相差に対してリニアな特性を示す。

 しかしながら、実際の位相比較器の回路 は各ブロック内での伝播遅延(Tpd)、あるい ブロック間の配線での伝播遅延により、信 は理想的なタイミングよりも遅延する。こ 遅延のミスマッチが位相比較特性に直接的 影響を及ぼす。その影響により実際の位相 較特性出力(PD OUT)には図3に点線で示すよう 入力位相オフセットが生じてしまう。この 力位相オフセットの影響で通信システムのB ER(Bit Error Rate)やジッタトレランスが低下す ことが考えられる。

 その対策として、設計段階で、積極的に 延バッファ等を挿入したり、負荷を調整し りしてタイミングを調整し、遅延のミスマ チによる入力位相オフセットを補償すると う方法があった。

 しかしながら、遅延バッファの挿入や負 の調整による遅延調整では、プロセスのバ ツキや動作条件の違いなどにより、設計上 遅延量と実際の回路での遅延量との間に差 が生じる。そのため、通信システムの動作 度が速くなるにつれ、高精度の遅延調整が 難となり、入力位相オフセットを良好な精 に補償することが困難になってきている。

 本発明の目的は、位相比較特性を改善し 位相比較器およびそれを用いたクロック・ ータ再生回路を提供することである。

 上記目的を達成するために、本発明の一態 による位相比較器は、入力信号とクロック 号との位相を比較する位相比較器であって
 前記入力信号を前記クロック信号のタイミ グで識別することにより再生信号を生成し 前記再生信号を調整可能な位相で出力する 別手段と、
 前記入力信号と前記識別手段から出力され 前記再生信号との位相差に応じたパルス幅 有する誤差パルス信号を生成する誤差パル 生成手段と、
 前記誤差パルス生成手段で生成される前記 差パルス信号に対応し、一定のパルス幅を するリファレンスパルス信号を生成するリ ァレンスパルス生成手段と、
 前記誤差パルス信号と前記リファレンスパ ス信号の差分をとることにより、位相比較 結果を示す位相比較信号を生成する差分信 生成手段と、
 前記識別手段が前記再生信号を出力する位 を調整する位相調整手段と、を有している

 本発明の一態様によるクロック・データ再 回路は、
 入力信号をクロック信号のタイミングで識 することにより再生信号を生成し、前記再 信号を調整可能な位相で出力する識別手段 、前記入力信号と前記識別手段から出力さ た前記再生信号との位相差に応じたパルス を有する誤差パルス信号を生成する誤差パ ス生成手段と、前記誤差パルス生成手段で 成される前記誤差パルス信号に対応し、一 のパルス幅を有するリファレンスパルス信 を生成するリファレンスパルス生成手段と 前記誤差パルス信号と前記リファレンスパ ス信号の差分をとることにより、位相比較 結果を示す位相比較信号を生成する差分信 生成手段と、前記識別手段が前記再生信号 出力する位相を調整する位相調整手段と、 有する位相比較器と、
 前記位相比較器で生成された前記位相比較 号に基づいて位相を制御した前記クロック 号を生成するクロック発生回路と、を有し いる。

位相比較器の一例であるHogge型位相比 器を示すブロック図である。 図1に示したHogge型位相比較器の動作を すタイミングチャートである。 図1に示したHogge型位相比較器の位相比 特性を示すグラフである。 第1の実施形態による位相比較器を示す 回路図である。 第1の実施形態による位相比較器の動作 を示すタイミングチャートである。 第1の実施形態による位相比較器の位相 比較特性を示すグラフである。 第1の実施形態のクロック・データ再生 回路を示すブロック図である。 第2の実施形態による位相比較器を示す 回路図である。 第2の実施形態による位相比較器の動作 を示すタイミングチャートである。

 本発明の実施形態について図面を参照し 詳細に説明する。

 (第1の実施形態)
 図4は第1の実施形態による位相比較器を示 回路図である。図5は第1の実施形態による位 相比較器の動作を示すタイミングチャートで ある。図4および図5を参照して、位相比較器 構成および動作について説明する。

 本実施形態の位相比較器はクロック・デ タ再生回路(CDR:Clock and Data Recovery)の構成 素である。位相比較器は入力信号DINの位相 入力クロック信号Full-rate CLKの位相を比較し 、比較結果である位相比較信号PD OUTを出力 る。この位相比較信号PD OUTは、クロック・ ータ再生回路におけるクロック再生に用い れる。

 図4参照すると、第1の実施形態の位相比 器は、データ識別部11、誤差パルス生成部21 リファレンスパルス生成部22、差分信号生 部23、および位相調整部24を有している。

 データ識別部11は、入力クロック信号Full- rate CLKに基づくタイミングで入力データDINを 識別することにより再生データDOUTを生成す 。データ識別部11は、再生データDOUTの位相 整が可能な構成である。

 データ識別部11は、シングルエッジトリ のD-FF(Dフリップフロップ)である2つの識別器 DEC0,識別器DEC180と、それら2つのD-FFの出力を 重化する多重化回路MUXとを有するデュアル ッジトリガD-FFである。

 識別器DEC0は、入力クロック信号Full-rate C LKを1/2分周した分周クロック信号CK0のタイミ グの立上りタイミングで入力信号DINを識別 る。識別器DEC180は、分周クロック信号CK0の イミングの立下りタイミングで入力データD INを識別する。これにより、図5に示すように 、識別器DEC0の出力信号DOUT0と識別器DEC180の出 力信号DOUT180は互いに位相が180°異なるハーフ レートのデータ信号であり、入力データDINの データが信号DOUT0と信号DOUT180に交互に現れる 。

 多重化回路MUXは、識別器DEC0から出力され た信号DOUT0と識別器DEC180から出力された信号D OUT180を位相規定信号CKmuxに応じた位相で交互 選択して多重化することにより、フルレー の再生データDOUTを生成する。図5に双方向 印で示されているように、位相規定信号CKmux の位相を調整することにより、再生データDOU Tの出力位相を調整することができる。

 誤差パルス生成部21は、入力データDINを 定時間だけ遅延させた信号DIN_delayと再生デ タDOUTとの排他的論理和をとることにより、 差パルス信号Err.pulseを生成する。この誤差 ルス信号Err.pulseは、入力信号DINと本位相比 器に入力されるクロック信号full-rate CLKと 位相差に応じたパルス幅のパルス信号とな 。

 この構成では、再生データDOUTの出力位相 を調整することは、誤差パルス信号Err.pulseの パルス幅を変化させることと等価なので、そ の調整によって位相比較器の入出力オフセッ トを調整することができる。

 リファレンスパルス生成部22は、再生デ タDOUTと、再生データDOUTを(1/2)UI(UI:Unit Interva l)だけ遅延させた信号DOUT_delayとの排他的論理 和をとることにより、リファレンスパルス信 号Ref.pulseを生成する。このリファレンスパル ス信号Ref.pulseは、入力信号DINに応じた一定の パルス幅のパルス信号となる。

 差分信号生成部23は、誤差パルス信号Err.p ulseとリファレンスパルス信号Ref.pulseとの差 をとることにより、位相比較信号PD OUTを生 する。

 位相調整部24は、データ識別部11が再生デ ータを出力するタイミングを調整する。その 調整量は、外部から与えられる調整信号Phase Offset ADJにより可変である。

 具体的には位相調整部24は1/2分周器DIVと 相調整器(Phase Interpolator)PIとを有している。 1/2分周器DIVは入力クロック信号Full-rate CLKを1 /2分周した、互いに90°位相の異なる分周クロ ック信号CK0,CK90を生成する。

 位相調整器PIは、1/2分周器DIVからの2つの 周クロックCK0,CK90を基にして、再生データDO UTの出力位相を規定する位相規定信号CKmuxを 成し、データ識別部11の多重化回路MUXに供給 する。その際、位相調整器PIは、位相規定信 CKmuxの位相を調整信号Phase Offset ADJに応じ 設定する。

 より具体的には、位相調整部PIは、互い 90°位相の異なるI/Qクロック(CK0,CK90)を調整信 号Phase Offset ADJに応じた重み付けで重み付け 加算することにより、I/Qクロックの中間位相 のクロック信号を生成する構成である。この 重み付け加算のブレンド比を精度良く可変す ることで高精度な位相調整を実現することが できる。

 上述の誤差パルス生成部21で、入力デー DINと一定時間だけ遅延させるのは、デュア エッジトリガD-FFにおける伝播遅延を補償す ためである。しかし、プロセスのバラツキ 動作条件の違いなどによりデュアルエッジ リガD-FFの伝播遅延を正確に補償することは 困難なので、信号DIN_delayと再生データDOUTと 間には遅延のミスマッチが生じる。

 本実施形態では、データ識別部11におけ 再生データDOUTの出力位相を調整することに り、誤差パルス生成部21で生成される誤差 ルス信号Err.pulseのパルス幅を調整し、その 整によって入力位相オフセットを補償する とができるので、位相比較器の位相比較特 を改善することができる。その結果として 信システムのBER(Bit Error Rate)やジッタトレ ンスの向上が見込まれる。

 また、本実施形態によれば、入力データD INをハーフレートの分周クロック信号CK0の立 りタイミングで識別することにより得た信 DOUT0と、立下りタイミングで識別すること より得た信号DOUT180とを多重化回路MUXで交互 選択し、再生データDOUTとして出力する構成 において、多重化回路MUXの選択切り替えのタ イミングを調整するので、高精度の調整が可 能であり、位相比較器の位相比較特性を高精 度で改善することができる。

 また、本実施形態によれば、位相の異な 2つの分周クロック信号CK0と分周クロック信 号CK90とを重みの変更可能な重み付け加算す ことにより、分周クロック信号CK0と分周ク ック信号CK90の中間位相のクロック信号(位相 規定信号CKmux)を生成し、その信号で多重化回 路MUXを切り替えるので、重み付けの変更によ り高精度の調整が可能であり、位相比較器の 位相比較特性を高精度で改善することができ る。

 図6は、第1の実施形態による位相比較器 位相比較特性を示すグラフである。図4に示 た構成の位相比較器によれば、図6に点線で 示した入力位相オフセットの生じた位相比較 特性を、実線で示した理想的な位相比較特性 に近づけるように、高精度で位相を調整する ことができる。

 図7は、第1の実施形態のクロック・デー 再生回路を示すブロック図である。図7を参 すると、クロック・データ再生回路は位相 較器31とクロック発生回路32を有している。

 位相比較器31は図4に示した構成であり、 力データDINとクロック信号CLKとの位相を比 し、比較結果として位相比較信号PD OUTを出 力する。また、位相比較器31は入力データDIN クロック信号CLKのタイミングで識別するこ により再生データDOUTを生成する。

 クロック発生回路32は、位相比較器31から の位相比較信号PD OUTに基づいて位相を制御 たフルレートのクロック信号CLKを生成する クロック信号CLKは位相比較器31に入力される 。

 (第2の実施形態)
 図8は第2の実施形態による位相比較器を示 回路図である。図9は第2の実施形態による位 相比較器の動作を示すタイミングチャートで ある。図8および図9を参照して、位相比較器 構成および動作について説明する。

 図9を参照すると、第2の実施形態の位相 較器は、データ識別部11、誤差パルス生成部 21、リファレンスパルス生成部41、差分信号 成部42、および位相調整部24を有している。 ータ識別部11、誤差パルス生成部21、および 位相調整部24は図4に示した第1の実施形態と じものである。

 リファレンスパルス生成部41は、データ 別部11の識別器DEC0から出力された信号DOUT0と 、識別器DEC180から出力された信号DOUT180との 他的論理和をとることにより、リファレン パルスHalf-rate Ref.pulseを生成する。このリフ ァレンスパルス信号Half-rate Ref.pulseは、入力 号DINに応じた一定のパルス幅であり、その ルス幅が、図9に示すように、フルレートに 対して2倍のパルス信号となる。

 差分信号生成部42は、誤差パルス生成部21 で生成された誤差パルスと、リファレンスパ ルス生成部41で生成されたリファレンスパル とをそれぞれの振幅を1対0.5に重み付けし、 重み付けした誤差パルスと重み付けしたリフ ァレンスパルスとの差分をとることにより、 図9に示すような位相比較信号PD OUTを生成す 。

 以上説明したように、本実施形態によれ 、再生データDOUTを(1/2)UIだけ遅延させるた の遅延器が不要となり、第1の実施形態より 回路規模が縮小される。また、遅延器の遅 量のバラツキによるリファレンスパルスの ルス幅のバラツキが無く、かつ識別器DEC0と 識別器DEC180の出力をとるという対称的でバラ ンスのよい回路構成なので、入力位相オフセ ットのバラツキが低減される。

 以上、実施形態(および実施例)を参照し 本発明を説明したが、本発明は実施形態(お び実施例)に限定されるものではない。クレ ームに定義された本発明の構成や詳細には、 発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々 な変更をすることができる。

 この出願は、2007年9月27日に出願された日 本出願特願2007-251123を基礎として優先権の利 を主張するものであり、その開示の全てを 用によってここに取り込む。