JPH04267484A | 1992-09-24 | |||
KR20100086883A | 2010-08-02 | |||
JP2001101430A | 2001-04-13 | |||
JP2019033758A | 2019-03-07 |
\¥02020/175013 16 卩(:17 2020/003716 請求の範囲 [請求項 1 ] 予め板金を切断することによって作成された見積もり対象のパーツ と、 寸法基準マーカとを撮影するカメラと、 前記カメラによって撮影された前記パーツのエッジを抽出してエッ ジデータを生成し、 前記カメラによって撮影された前記寸法基準マー 力の大きさに基づいて、 前記エッジデータを、 前記パーツの実サイズ に対応した大きさとなるように拡大または縮小する画像処理部と、 前記パーツの実サイズに対応した前記エッジデータのエッジに基づ いて板金より前記パーツを切り出すための切断線の長さを算出し、 前 記板金の材質及び板厚に対応して、 前記切断線を切断して前記パーツ を作成するための加工時間を算出する加工時間算出部と、 を備える加工見積もり装置。 [請求項 2] 前記加工時間算出部は、 前記板金にピアスを開ける時間と、 前記ピ アスから前記切断線までのアプローチを切断する時間と、 前記切断線 を断線する時間との合計時間に基づいて、 前記加工時間を算出する請 求項 1 に記載の加工見積もり装置。 [請求項 3] 前記加工時間算出部は、 前記合計時間に、 前記板金にレーザビーム を射出して前記板金を切断する加工へッ ドの移動時間を加えた時間を 前記加工時間とするために、 前記合計時間に 1以上の係数を乗算する 請求項 2に記載の加工見積もり装置。 [請求項 4] 外部のサーバに蓄積された係数を読み出す通信部をさらに備え、 前記加工時間算出部は、 前記合計時間に、 前記通信部が前記サーバ から読み出した係数を乗算する請求項 3に記載の加工見積もり装置。 [請求項 5] 前記加工時間算出部によって算出された前記加工時間に基づいて、 前記パーツの加エコストを算出する加エコスト算出部をさらに備える 請求項 1〜 4のいずれか 1項に記載の加工見積もり装置。 [請求項 6] 予め板金を切断することによって作成された見積もり対象のパーツ と、 寸法基準マーカとをカメラによって撮影し、 \¥02020/175013 17 卩(:171?2020/003716 画像処理部が、 前記カメラによって撮影された前記パーツのエッジ を抽出してエッジデータを生成し、 前記画像処理部が、 前記カメラによって撮影された前記寸法基準マ —力の大きさに基づいて、 前記エッジデータを、 前記パーツの実サイ ズに対応した大きさとなるように拡大または縮小し、 加工時間算出部が、 前記パーツの実サイズに対応した前記エッジデ —夕のエッジに基づいて板金より前記パーツを切り出すための切断線 の長さを算出し、 前記板金の材質及び板厚に対応して、 前記切断線を 切断して前記パーツを作成するための加工時間を算出する 加工見積もり方法。 [請求項 7] コンビュータに、 予め板金を切断することによって作成された見積もり対象のパーツ と、 寸法基準マーカとをカメラによって撮影した撮影画像データに基 づいて、 前記パーツのエッジを抽出してエッジデータを生成するステ ップと、 前記撮影画像データにおける前記寸法基準マーカの大きさに基づい て、 前記エッジデータを、 前記パーツの実サイズに対応した大きさと なるように拡大または縮小するステップと、 前記パーツの実サイズに対応した前記エッジデータのエッジに基づ いて板金より前記パーツを切り出すための切断線の長さを算出するス テップと、 前記板金の材質及び板厚に対応して、 前記切断線を切断して前記パ —ツを作成するための加工時間を算出するステップと、 を実行させる加工見積もりプログラム。 [請求項 8] 前記コンピュータに、 前記板金にピアスを開ける時間と、 前記ピア スから前記切断線までのアプローチを切断する時間と、 前記切断線を 断線する時間との合計時間に基づいて、 前記加工時間を算出するステ ップを実行させる請求項 7に記載の加工見積もりプログラム。 \¥02020/175013 18 卩(:171?2020/003716 [請求項 9] 前記コンピュータに、 前記合計時間に、 前記板金にレーザビームを 射出して前記板金を切断する加工へッ ドの移動時間を加えた時間を前 記加工時間とするために、 前記合計時間に 1以上の係数を乗算するス テップを実行させる請求項 8に記載の加工見積もりプログラム。 [請求項 10] 前記コンピュータに、 外部のサーバに蓄積された係数を読み出すステップと、 前記合計時間に、 前記サーバから読み出された係数を乗算するステ ップと、 をさらに実行させる請求項 9に記載の加工見積もりプログラム。 [請求項 1 1 ] 前記コンピュータに、 算出された前記加工時間に基づいて、 前記パ —ツの加エコストを算出するステップをさらに実行させる請求項 7〜 1 〇のいずれか 1項に記載の加工見積もりプログラム。 |
発明の名称 :
加工見積もり装置、 加工見積もり方法、 及び加工見積もりプログラム
技術分野
[0001] 本開示は、 パーツを加工する加工時間を見積もるための 加工見積もり装置 、 加工見積もり方法、 及び加工見積もりプログラムに関する。
背景技術
[0002] パーツを加工する加工時間を見積もるために は、 次のような工程が必要で ある。 パーツの図形データがあるときには、 CAD (Computer Aided Design ) プログラムがパーツの図形データを読み込み 、 図形データがなく紙の図面 しかないときには、 C A Dプログラムで図面のパーツをトレースして 形デ —夕を作成する。 加えて、 CAM (Computer Aided Manufacturing) プログ ラムが、 図形データに基づいてパーツに対して加工の 割り付け処理を実行し て、 シミュレーシヨンソフトウェアが加工時間を 算出する。
[0003] 特許文献 1 には、 加工見積もり方法の一例が記載されている。
先行技術文献
特許文献
[0004] 特許文献 1 :特開 2002— 203007号公報
発明の概要
[0005] 従来、 セールスパーソンが加工機の使用者または購 入予定者である顧客に 見積書を提示するためには、 上述した加工見積もり方法によって加工時間 を 見積もり、 見積書の書面を作成する必要がある。 見積書の書面を作成して、 顧客に提示するには複数日の時間がかかり、 セールスパーソンが顧客に即座 に見積書を提示することができない。
[0006] 1 またはそれ以上の実施形態は、 パーツを加工する加工時間を即座に見積 もって見積書を提示することができる加工見 積もり装置、 加工見積もり方法 、 及び加工見積もりプログラムを提供すること を目的とする。 \¥02020/175013 2 卩(:171?2020/003716
[0007] 1 またはそれ以上の実施形態の第 1の態様によれば、 予め板金を切断する ことによって作成された見積もり対象のパー ツと、 寸法基準マーカとを撮影 するカメラと、 前記カメラによって撮影された前記パーツの エッジを抽出し てエッジデータを生成し、 前記カメラによって撮影された前記寸法基準 マー 力の大きさに基づいて、 前記エッジデータを、 前記パーツの実サイズに対応 した大きさとなるように拡大または縮小する 画像処理部と、 前記パーツの実 サイズに対応した前記エッジデータのエッジ に基づいて板金より前記パーツ を切り出すための切断線の長さを算出し、 前記板金の材質及び板厚に対応し て、 前記切断線を切断して前記パーツを作成する ための加工時間を算出する 加工時間算出部とを備える加工見積もり装置 が提供される。
[0008] 1 またはそれ以上の実施形態の第 2の態様によれば、 予め板金を切断する ことによって作成された見積もり対象のパー ツと、 寸法基準マーカとをカメ ラによって撮影し、 画像処理部が、 前記カメラによって撮影された前記パー ツのエッジを抽出してエッジデータを生成し 、 前記画像処理部が、 前記カメ ラによって撮影された前記寸法基準マーカの 大きさに基づいて、 前記エッジ データを、 前記パーツの実サイズに対応した大きさとな るように拡大または 縮小し、 加工時間算出部が、 前記パーツの実サイズに対応した前記エッジ デ —夕のエッジに基づいて板金より前記パーツ を切り出すための切断線の長さ を算出し、 前記板金の材質及び板厚に対応して、 前記切断線を切断して前記 パーツを作成するための加工時間を算出する 加工見積もり方法が提供される
[0009] 1 またはそれ以上の実施形態の第 3の態様によれば、 コンビュータに、 予 め板金を切断することによって作成された見 積もり対象のパーツと、 寸法基 準マーカとをカメラによって撮影した撮影画 像データに基づいて、 前記パー ツのエッジを抽出してエッジデータを生成す るステップと、 前記撮影画像デ —夕における前記寸法基準マーカの大きさに 基づいて、 前記エッジデータを 、 前記パーツの実サイズに対応した大きさとな るように拡大または縮小する ステップと、 前記パーツの実サイズに対応した前記エッジ データのエッジに \¥02020/175013 3 卩(:171?2020/003716
基づいて板金より前記パーツを切り出すた めの切断線の長さを算出するステ ップと、 前記板金の材質及び板厚に対応して、 前記切断線を切断して前記パ —ツを作成するための加工時間を算出するス テップとを実行させる加工見積 もりプログラムが提供される。
[0010] 1 またはそれ以上の実施形態の加工見積もり装 置、 加工見積もり方法、 及 び加工見積もりプログラムによれば、 パーツを加工する加工時間を即座に見 積もって見積書を提示することができる。
図面の簡単な説明
[001 1] [図 1]図 1は、 1 またはそれ以上の実施形態の加工見積もり装 置を示すブロッ ク図である。
[図 2]図 2は、 見積もり対象のパーツの一例を示す平面図で ある。
[図 3]図 3は、 加工時間を見積もるための各種の情報を入力 する入カウィンド ウを含む表示画像の一例を示す図である。
[図 4]図 4は、 パーツ撮影用マッ ト上に見積もり対象のパーツとマーカ板とを 配置した状態を示す平面図である。
[図 5]図 5は、 パーツ撮影用マッ ト上に配置した見積もり対象のパーツとマー 力板をカメラで撮影した撮影画像を示す図で ある。
[図 6]図 6は、 見積もり対象のパーツのエッジを実サイズに 対応した大きさと なるように拡大または縮小したエッジデータ を示す図である。
[図 7]図 7は、 見積もり対象のパーツの切断線と、 板金より見積もり対象のパ —ツを切断するために必要なピアス及びアプ ローチを示す図である。
[図 8]図 8は、 1 またはそれ以上の実施形態の加工見積もり装 置、 加工見積も り方法、 及び加工見積もりプログラムによる加工見積 もり画像の一例を示す 図である。
[図 9]図 9は、 図 8に示す加工見積もり画像において、 ダウンロードボタンを 操作した場合に表示されるダウンロード選択 ボタンを示す図である。
[図 10]図 1 0は、 プリンタによって印刷される加工見積シミュ レーシヨンレ ポートの _ 例を示す図である。 \¥02020/175013 4 卩(:171?2020/003716
[図 1 1]図 1 1は、 1 またはそれ以上の実施形態の加工見積もりプ ログラムを 実行するコンビュータの一構成例を示すブロ ック図である。
[図 12八]図 1 2八は、 1 またはそれ以上の実施形態の加工見積もり装 置の動作 、 _実施形態の加工見積もり方法、 及び一実施形態の加工見積もりプログラ ムによる処理を示すフローチヤートである。
[図 128]図 1 2巳は、 1 またはそれ以上の実施形態の加工見積もり装 置の動作 、 _実施形態の加工見積もり方法、 及び一実施形態の加工見積もりプログラ ムによる処理を示すフローチヤートである。
発明を実施するための形態
[0012] 以下、 1 またはそれ以上の実施形態の加工見積もり装 置、 加工見積もり方 法、 及び加工見積もりプログラムについて、 添付図面を参照して説明する。 [0013] 図 1 において、 加工見積もり装置 1 0は、 カメラ 1 1、 画像処理部 1 2、 加工時間算出部 1 3、 加エコスト算出部 1 4、 入力部 1 5、 表示制御部 1 6 、 表示部 1 7、 記憶部 1 8、 通信部 1 9、 計時部 1 0 1 を備える。 加工見積 もり装置 1 0は、 コンビュータ端末、 タブレッ ト端末、 またはスマートフォ ンで構成することができる。 加工見積もり装置 1 〇には、 プリンタ 4 0が接 続されることがある。
[0014] 加工見積もり装置 1 0は、 サーバ 2 0と接続されている。 サーバ 2 0は、 加工見積もり装置 1 0が各種のパーツを加工する加工時間または エコスト を見積もった見積もり結果を蓄積する蓄積部 2 1 と、 後述する係数を算出す る係数算出部 2 2を備える。 加工見積もり装置 1 0をサーバ 2 0に接続する ことは必須ではないが、 加工見積もり装置 1 0をサーバ 2 0に接続すること が好ましい。 サーバ 2 0には、 〇八1\/1プログラムを実行するコンビュータ 器 3 0が接続されている。
[0015] 図 2に示すパーツ 1 を例として、 加工見積もり装置 1 0がパーツを見積 もる場合の動作、 加工見積もり装置 1 〇で実行される加工見積もり方法を説 明する。 パーツ 1は見積もり対象のパーツの一例であって、 所定の加工機 で予め板金を切断することによって作成され ている。 図 2に示すように、 パ \¥02020/175013 5 卩(:171?2020/003716
_ツ 1は、 横 1 8 0 01 01、 の矩形の内部に、
円形の穴 ! ! 1 と、 一辺の長さが である正方形の穴!· I 2を有する。
[0016] セールスパーソン等の加工見積もり装置 1 0の操作者は、 入力部 1 5によ って、 板金を切断してパーツ 1 を作成する加工機の機種と、 パーツ 1 を 切り出す板金の材質及び板厚、 加工方法を入力する。 加工機は、 例えばレー ザビームによって板金を切断するレーザ加工 機である。 レーザ加工機は、 板 金にレーザビームを射出して板金を切断する 加工へッ ドを備える。 入力部 1 5によって入力する加工機の機種は、 顧客に導入を提案する提案機種である
[0017] 図 3に示すように、 入力部 1 5は、 一例として、 表示制御部 1 6が表示部
1 7に表示する、 各種の情報を入力する入カウィンドウ 1 5 0を含む表示画 像である。 入力部 1 5は、 表示部 1 7の画面上に装着されたタッチパネルで あってもよい。 入カウィンドウ 1 5 0は、 提案機種を入力する機種入力領域 1 5 1 と、 板金の材質を入力する材質入力領域 1 5 2と、 板金の板厚を入力 する板厚入力領域 1 5 3と、 加工方法を入力する加工方法入力領域 1 5 4と を有する。
[0018] 機種入力領域 1 5 1は、 予め登録されている加工機の機種をプルダウ ンに よって選択して入力する入力領域であっても よい。 材質入力領域 1 5 2は、 冷間圧延鋼板 (3 〇) 、 ステンレス鋼板、 アルミニウム板またはアルミニ ウム合金板等の複数の材質から板金の材質を プルダウンによって選択して入 力する入力領域であってもよい。 板厚入力領域 1 5 3は、 板厚の数値を直接 的に入力する入力領域であってもよいし、 プルダウンによって板厚の数値を 選択して入力する入力領域であってもよい。
[0019] 加工方法入力領域 1 5 4は、 複数の加工方法からいずれかの加工方法をプ ルダウンによって選択して入力する入力領域 であってもよい。 加工方法とは 、 アシストガスの種類として、 窒素を用いる加工方法、 酸素を用いる加工方 法、 空気を用いる加工方法等である。
[0020] また、 入カウィンドウ 1 5 0は、 顧客が既に導入している機種であって、 \¥02020/175013 6 卩(:171?2020/003716
機種入力領域 1 5 1 に入力した提案機種と比較すべき比較機種の 加工機で、 パーツ 1 を作成するのに要する時間を入力する比較加 工時間入力領域 1 5 5を有する。 さらに、 入カウィンドウ 1 5 0は、 比較機種を選択して設定す るための比較機種設定領域 1 5 6を有する。 比較機種設定領域 1 5 6は、 比 較機種をプルダウンによって選択して設定す る領域であってもよい。
[0021 ] 表示部 1 7には、 入力部 1 5として、 比較機種の加工機で実際に板金を切 断してパーツ 1 を作成する時間を計時するための計時ボタン 1 5 7と、 力 メラ 1 1 を動作させるためのカメラボタン 1 5 8とが表示されている。 比較 機種の加工機で板金の切断開始時に計時ボタ ン 1 5 7を操作すると、 計時部 1 0 1が計時を開始する。 切断終了時に計時ボタン 1 5 7を再び操作すると 、 計時部 1 0 1が計時した時間が比較加工時間として比較 工時間入力領域 1 5 5に入力される。 計時部 1 0 1 を動作させることなく、 比較加工時間入 力領域 1 5 5に直接、 比較加工時間を入力してもよい。
[0022] 操作者は、 比較機種設定領域 1 5 6によって比較機種を選択する。 比較機 種が他社製の機種である場合には、 比較機種設定領域 1 5 6の選択肢が他社 製の機種を含まないことがある。 この場合には、 他社製の比較機種と同等の 自社製の機種を比較機種として選択すること により、 比較機種のおおよその 加エコストを算出することができる。
[0023] 入カウィンドウ 1 5 0に、 提案機種、 板金の材質及び板厚、 加工方法、 比 較加工時間の入力を完了すると、 操作者は、 次のようにしてカメラ 1 1 によ ってパーツ 1 を撮影する。 図 4に示すように、 操作者は、 パーツ撮影用マ ッ ト 5 0上に、 パーツ 1 と、 マーカ板 5 1 とを配置する。 パーツ撮影用マ ッ ト 5 0は、 パーツ 1の撮影画像データに基づいてパーツ 1のエッジを 抽出しやすい色のマッ トであるのがよく、 例えば黒色のマッ トである。
[0024] マーカ板 5 1 には、 寸法基準マーカ 5 2が刻印または印刷されている。 一 例として、 寸法基準マーカ 5 2は一辺 2 の正方形である。 寸法基準マー 力 5 2は、 寸法基準マーカであることを示すコードを有 する。 例えば、 寸法 基準マーカであることを示すコードは八 マーカよりなる。 図 4に示す例で \¥02020/175013 7 卩(:171?2020/003716
は、 マーカ板 5 1の一部に寸法基準マーカ 5 2が設けられているが、 マーカ 板 5 1が寸法基準マーカ 5 2と同じ寸法であってもよい。
[0025] 操作者が図 4に示すパーツ撮影用マッ ト 5 0上のパーツ 1及びマーカ板
5 1 を撮影するためにカメラボタン 1 5 8を操作すると、 カメラ 1 1が起動 する。 カメラ 1 1 による撮影画像データは、 画像処理部 1 2に供給される。 画像処理部 1 2は、 撮影画像データを表示制御部 1 6に供給する。 これによ り、 図 5に示すように、 表示部 1 7には入カウィンドウ 1 5 0に代えてカメ ラ 1 1 によるスルー画像である撮影画像 1 1 0が表示される。 このとき、 表 示部 1 7には、 入力部 1 5として、 カメラ 1 1 による撮影を決定するための 決定ボタン 1 1 1 と戻りボタン 1 1 2とが表示される。
[0026] 画像処理部 1 2は、 寸法基準マーカ 5 2を認識すると寸法基準マーカ 5 2 に例えば青色の太枠を重畳し、 パーツ 1のエッジを抽出して、 エッジを例 えば緑色のグラフィックの線分で表示する。 画像処理部 1 2は、 パーツ 1 の外周である外周エッジと、 穴!· I 1及び!· I 2の端部である内周エッジとを抽 出する。 操作者は、 寸法基準マーカ 5 2に太枠が重畳されていることを確認 し、 パーツ 1のエッジがグラフィックの線分で表示され ことを確認して 、 決定ボタン 1 1 1 を操作すればよい。
[0027] 操作者が決定ボタン 1 1 1 を操作すると、 画像処理部 1 2は、 決定ボタン
1 1 1 を操作した時点の外周エッジ及び内周エッジ を含むエッジデータを生 成して、 加工時間算出部 1 3に供給する。 操作者が戻りボタン 1 1 2を操作 すると、 図 3の状態に戻される。
[0028] ところで、 カメラ 1 1がパーツ 1及びマーカ板 5 1 を撮影するとき、 力 メラ 1 1からパーツ 1 までの距離は一定ではなく、 パーツ 1 を斜めから 撮影することもある。 よって、 撮影されたパーツ 1及びマーカ板 5 1の大 きさは一定ではない。 そこで、 画像処理部 1 2は、 寸法基準マーカ 5 2の一 辺が実寸で であるから、 撮影画像 1 1 0における寸法基準マーカ 5 2 の一辺の大きさに基づいて、 パーツ 1のエッジデータを実サイズに対応し た大きさとなるように拡大または縮小して、 加工時間算出部 1 3に供給する \¥02020/175013 8 卩(:171?2020/003716
。 例えば、 撮影画像 1 1 0における寸法基準マーカ 5 2の一辺の大きさが 1 〇 01であれば、 パーツ 1のエッジデータを 2倍に拡大すればパーツ 1の 実サイズとなる。
[0029] 図 6は、 操作者が図 5に示す決定ボタン 1 1 1 を操作した後に、 寸法基準 マーカ となるように図 5の撮影画像 1 1 0が縮小された 状態のエッジデータを示している。 このとき、 表示部 1 7には、 入力部 1 5 として、 決定ボタン 1 1 1 に代えて計算を開始するための計算ボタン 1 1 3 が表示される。 図 6に示すように、 撮影画像 1 1 0のエッジデータは、 パー ツ 1の外周 1 〇のエッジ 1 〇 6 , 穴!· I 1及び 1 ~ 1 2のエッジ 1 ~ 1 1 ㊀及び 1 ~ 1 2 6、 寸法基準マーカ 5 2のエッジ 5 2 6を含む。 エッジデータは、 加工 時間算出部 1 3に供給される。
[0030] 操作者が計算ボタン 1 1 3を操作すると、 加工時間算出部 1 3は、 次のよ うにしてパーツ 1の加工時間を算出する。 加工時間算出部 1 3は、 パーツ 1のエッジデータを直線と円弧の線分に変換 る。 図 7に示すように、 加 エ時間算出部 1 3は、 パーツ 1の外周 1 〇を切断するための切断線 (外 周切断線) が 5 6 の直線の線分であると認識する。 加工時間算出部 1
3は、 穴!· I 1 を形成するための切断線が 1 5 7 の円弧の線分であると認 識し、 の直線の線分であると認 識する。 加工時間算出部 1 3は、 パーツ 1 を作成するために合計 9 1 7 01の切断線を切断する必要があることを認識 る。
[0031 ] 図 7に示すように、 板金からパーツ 1 を切り出すためには、 パーツ 1 の外部にピアス 3 1 を開け、 ピアス 3 1から外周 1 〇 (外周切断線) までのアプローチ八 1 を切断する必要がある。 また、 穴!· I 1及び!· I 2とな る閉じた領域内にそれぞれピアス 3 1及び 3 2を開け、 ピアス 3 1及び 3 2から穴!· I 1及び!· I 2の切断線までのアプローチ八 1及 び八 2を切断する必要がある。 アプローチ八 1、 八 1及び八 であるとする。
[0032] 記憶部 1 8には、 提案機種ごとに、 板金の材質及び板厚に対応して、 ピア \¥02020/175013 9 卩(:171?2020/003716
スを開けるのに必要な時間と、 アプローチを切断する際の加工速度、 パーツ の外周切断線を直線状または円弧状に切断す る際の加工速度、 パーツ内に穴 を形成するために板金を直線状に切断する際 の加工速度、 パーツ内に穴を形 成するために板金を円弧状に切断する際の加 工速度とを含む加工条件表が記 憶されている。
[0033] 図 3で入力した提案機種で、 ピアスを開けるのに必要な時間が〇. 2秒、 アプローチを切断する際の加工速度が 6 〇!/分、 パーツの外周切断線を直 線状に切断する際の加工速度が 670101/分であるとする。 また、 パーツ内 に穴を形成するために板金を直線状に切断す る際の加工速度が 830!0!/分 、 パーツ内に穴を形成するために板金を円弧状 に切断する際の加工速度が 7 5〇! 01/分であるとする。
[0034] パーツ 1の外周 1 〇を切断するのに要する時間は、 ピアス 31 を開 ける時間の〇. 2秒と、 アプローチ八 1の長さ 5 を加工速度 60101/ 分で除算した〇. 8秒と、 の外周 1 〇を 670101/分で除算し た 8. 4秒との合計の 9. 4秒である。 穴!· I 1 を形成するのに要する時間は 、 ピアス 3 1 を開ける時間の〇. 2秒と、 アプローチ八 1の長さ 5 の切断線を 7 分で除算した 2. 1秒との合計の 3. 1秒である。 穴!· I 2を形成す るのに要する時間は、 ピアス 3 2を開ける時間の〇. 2秒と、 アプロー 工速度 60101/分で除算した〇. 8秒と、 20 分で除算した 2. 4秒との合計の 3. 4秒であ る。
[0035] 以上より、 板金からパーツ 1 を切り出すために要する時間は、 9. 4秒 と 3. 1秒と 3. 4秒とを合計した 1 5. 9秒となる。 この 1 5. 9秒なる 時間は、 パーツ 1の外周 1 〇である外周切断線を切断する時間と、 穴 1 ~ 1 1及び!· I 2を形成するために穴!· I 1及び!· I 2の切断線を切断する時間との合 計時間であり、 加工へッ ドが移動する時間は含まれていない。 例えば、 穴 1 ~ 1 1 を形成した後に穴!· I 2を形成し、 最後に外周 1 〇を切断する場合を例と \¥02020/175013 10 卩(:171?2020/003716 する。 この場合、 1 5 . 9秒の他に、 穴!· I 1の切断線を切断した後に加工へ ッ ドがピアス 3 2の直上に移動する時間と、 穴!· I 2の切断線を切断した 後に加工へッ ドがピアス 3 1の直上に移動する時間とが必要となる。
[0036] そこで、 加工時間算出部 1 3は、 板金からパーツ 1 を切り出すために要 する時間 (合計時間) の 1 5 . 9秒に 1以上の所定の係数を乗算することに よって、 加エヘッ ドが移動する時間を含めた推定の加工時間を 算出する。 一 例として、 係数を 1 . 0 8とすると、 加工時間算出部 1 3は、 パーツ 1の 加工時間を 1 7 . 2秒と算出する。 加工時間算出部 1 3は、 係数を保持して いてもよいし、 後述するように、 通信部 1 9を介してサーバ 2 0より係数を 読み出してもよい。
[0037] このように、 加工時間算出部 1 3は、 実際にパーツを切断するための切断 時間の合計時間に、 加工へッ ドの移動時間を加えた時間を加工時間とする た めに、 合計時間に係数を乗算する。 係数は、 板金の材質、 板厚、 切断方法、 パーツ内部の穴数、 パーツの大きさ、 パーツの形状に応じて設定されるのが よい。 材質、 板厚、 切断方法に応じて係数を設定する理由は、 同じ穴数、 同 じ大きさ、 同じ形状のパーツであっても、 加工時間が異なるからである。 板 金の材質、 板厚、 切断方法、 パーツ内部の穴数、 パーツの大きさ、 パーツの 形状の組み合わせごとに係数を設定すること が好ましい。
[0038] 記憶部 1 8には、 提案機種及び比較機種ごとに、 加工方法に対応して、 板 金を 1 切断するのに要するコストを含むコスト計算 表が記憶されている。 図 3で入力した提案機種及び加工方法で 1 当たりのコストが 3 8円である とする。 加エコスト算出部 1 4は、 (〇. に 3 8円を 乗算して、 パーツ 1の加エコストを 3 4 . 9円と算出する。
[0039] 図 8に示すように、 表示制御部 1 6は、 表示部 1 7に見積もり結果 (シミ ユレーシヨン結果) を示す加工見積もり画像 1 6 0を表示するよう制御する 。 加工見積もり画像 1 6 0は、 パーツ 1及びマーカ板 5 1の撮影画像 1 6 1 と、 画像処理部 1 2が抽出したパーツ 1のエッジ画像 1 6 2と、 比較機 種と提案機種との加工時間を比較する加工時 間比較グラフ 1 6 3と、 比較機 \¥02020/175013 11 卩(:171?2020/003716
種と提案機種との加エコストを比較する加 エコスト比較グラフ 1 6 4とを含 む。 撮影画像 1 6 1は、 図 6に示す撮影画像 1 1 0と同様の画像である。
[0040] 加エコスト比較グラフ 1 6 4は、 加エコストとして、 消耗品代、 アシスト ガス代、 電気代とに分けてコストを表示するのがよい 。 加工時間比較グラフ 1 6 3は、 比較機種を提案機種に置き換えることによる 加工時間の削減率ま たは削減時間を表示してもよい。 加エコスト比較グラフ 1 6 4は、 比較機種 を提案機種に置き換えることによる加エコス トの削減率または削減コストを 表示してもよい。
[0041 ] 表示制御部 1 6は、 見積もり結果を記憶部 1 8に供給する。 記憶部 1 8は 、 パーツ 1及びその他のパーツの見積もり結果を記憶 る。 記憶部 1 8に 記憶された見積もり結果はサーバ 2 0に転送され、 蓄積部 2 1は見積もり結 果を蓄積する。
[0042] 図 8において、 表示部 1 7には、 再撮影ボタン 1 6 5と、 戻りボタン 1 6
6と、 ダウンロードボタン 1 6 7とが表示される。 操作者が再撮影ボタン 1 6 5を操作すると、 図 5の状態に戻される。 操作者が戻りボタン 1 6 6を操 作すると、 図 3の状態に戻される。 図 9に示すように、 操作者がダウンロー ドボタン 1 6 7を操作すると、 ダウンロードボタン 1 6 7の上方には、 ダウ ンロード選択ボタン 1 6 8が表示される。 ダウンロード選択ボタン 1 6 8は 、 “見積データ” 、 “口乂 データ” 、 “画像データ” と表示されているボ タンを有する。
[0043] “見積データ” のボタンは、 加工時間比較グラフ 1 6 3及び加エコスト比 較グラフ 1 6 4のデータを、 コンビュータ端末、 タブレッ ト端末、 またはス マートフォンの口ーカルの記憶媒体にダウン ロードするためのボタンである 。 図 1 に示すハードディスクドライブ 6 0は、 口ーカルの記憶媒 体の一例である。
[0044] ίί D X Fデータ” のボタンは、 エッジ画像 1 6 2を〇八〇用の〇乂 デー 夕として 1 ~ 1 0 0 6 0にダウンロードするためのボタンである。 “画像データ ” のボタンは、 撮影画像 1 6 1の画像データを ! ! 0 0 6 0にダウンロードす \¥02020/175013 12 卩(:171?2020/003716
るためのボタンである。 操作者は、 ダウンロードすべきデータを選択してダ ウンロードボタン 1 6 7を再び操作することによって、 選択されたデータを 1 ~ 1 0 0 6 0にダウンロードすることができる。
[0045] 操作者が所定の操作によって図 8に示す見積もり結果をプリンタ 4 0によ って印刷するよう指示すると、 プリンタ 4 0は、 図 1 0に示すような加工見 積シミュレーシヨンレポート 4 0 0を印刷する。 加工見積シミュレーシヨン レポ—卜 4 0 0には、 図 8と同様の、 撮影画像 1 6 1 と、 エッジ画像 1 6 2 と、 加工時間比較グラフ 1 6 3と、 加エコスト比較グラフ 1 6 4とが印刷さ れている。
[0046] 操作者は、 顧客に図 8に示す加工見積もり画像 1 6 0を見せるか、 図 1 0 に示す加工見積シミュレーシヨンレポート 4 0 0を手渡すことによって、 顧 客に即座に見積書を提示することができる。
[0047] 上記のように、 加工時間算出部 1 3が通信部 1 9を介してサーバ 2 0より 係数を読み出す場合には、 サーバ 2 0は次のように構成されることが好まし い。 コンビュータ機器 3 0は、 〇八 IV!プログラムによって、 パーツ 1及び その他のパーツの加工時間を算出して、 サーバ 2 0の係数算出部 2 2に供給 する。 コンビュータ機器 3 0が〇八 IV!プログラムによって算出する加工時間 はほぼ実加工時間となる。
[0048] 係数算出部 2 2は、 蓄積部 2 1 に蓄積されている加工見積もり装置 1 0に よって算出された加工時間を読み出す。 係数算出部 2 2は、 加工見積もり装 置 1 0によって算出された加工時間と、 コンピュータ機器 3 0が算出した加 エ時間とを比較することによって、 パーツの切断時間を実際の加工時間に近 付けるための係数を算出する。 係数算出部 2 2が算出した係数は蓄積部 2 1 に蓄積される。
[0049] コンピュータ機器 3 0がパーツの加工時間を算出する処理を実行 、 係数 算出部 2 2が係数を算出する処理を実行すればするほ 、 蓄積部 2 1 には、 パーツの切断時間を実際の加工時間に近付け ることができる、 より正確な係 数が蓄積されることになる。 加工時間算出部 1 3は、 通信部 1 9によって蓄 \¥02020/175013 13 卩(:171?2020/003716
積部 2 1 に蓄積された係数を読み出すことによって、 常に最新の係数を用い て加工時間を算出することができる。
[0050] 図 1 において、 少なくとも、 画像処理部 1 2、 加工時間算出部 1 3、 加工 コスト算出部 1 4は、 コンピュータの中央処理装置 (〇 11) が、 加工時間 及び加エコストを見積もる加工見積もりプロ グラムを実行することによって 構成することができる。 画像処理部 1 2、 加工時間算出部 1 3、 加エコスト 算出部 1 4、 表示制御部 1 6、 通信部 1 9、 計時部 1 0 1が、 加工見積もり プログラムによる機能として構成されていて もよい。
[0051 ] 図 1 1 に示すように、 コンビュータ端末、 タブレッ ト端末、 またはスマー トフォンが備える非一時的記憶媒体 2 0 0は、 加工見積もりプログラムをァ プリケーションプログラムとして記憶する。 〇 11 1 0 0は、 加工見積もり プログラムをメインメモリ 3 0 0に口ードして、 加工見積もりプログラムで 記述されている各命令を実行する。 図 1 2 及び図 1 2巳は、 〇 II 1 0 0 が加工見積もりプログラムで記述されている 各命令を実行した場合の処理を 示す。 図 1 2八及び図 1 2巳は、 加工見積もり装置 1 0の動作、 加工見積も り装置 1 〇で実行される加工見積もり方法の処理を示 す。
[0052] 図 1 2八において、 〇 リ 1 0 0は、 ステップ 3 1 にて、 加工見積もりプ ログラムが起動されたか否かを判定する。 加工見積もりプログラムが起動さ れなければ (N0) 、 〇 リ 1 0 0はステップ 3 1の処理を繰り返す。 加工見 積もりプログラムが起動されれば (丫£3) 、 〇 11 1 0 0は、 ステップ 3 2に て、 図 3に示すような入カウィンドウ 1 5 0を表示部 1 7に表示させる。
[0053] 操作者は、 ステップ 3 3にて、 入カウィンドウ 1 5 0に見積もりのための 各条件を入力する。 図 1 1 に示すように、 入力部 1 5は表示部 1 7と一体的 なタッチパネルであるとする。 〇 11 1 0 0は、 ステップ 3 4にて、 カメラ ボタン 1 5 8が操作されたか否かを判定する。 カメラボタン 1 5 8が操作さ れなければ (N0) 、 〇 11 1 0 0はステップ 3 4の処理を繰り返す。 カメラ ボタン 1 5 8が操作されれば (丫£3) 、 〇 II 1 0 0は、 ステップ 3 5にて、 カメラ 1 1 を起動する。 \¥02020/175013 14 卩(:171?2020/003716
[0054] 〇 II 1 0 0は、 ステップ 3 6にて、 決定ボタン 1 1 1及び計算ボタン 1
1 3が操作されたか否かを判定する。 図 1 2八においては、 戻りボタン 1 1 2が操作されたか否かの判定及び戻りボタン 1 1 2が操作されたときの処理 を省略している。 決定ボタン 1 1 1及び計算ボタン 1 1 3が操作されなけれ ば (N0) 、 〇 11 1 0 0はステップ 3 6の処理を繰り返す。
[0055] ステップ 3 6にて決定ボタン 1 1 1及び計算ボタン 1 1 3が操作されれば (丫£3) 、 〇 11 1 0 0は、 ステップ 3 7にて、 加工時間を算出し、 続けて、 ステップ 3 8にて、 加エコストを算出する。 〇 リ 1 0 0は、 ステップ 3 9 にて、 シミュレーション結果を表示部 1 7に表示する。
[0056] 図 1 2巳に示すように、 0 9 1\ ^ 0 0は、 ステップ 3 1 0にて、 シミュレ —ション結果をダウンロードする操作がなさ れたか否かを判定する。 シミュ レーション結果をダウンロードする操作がな されれば (丫£3) 、 〇 11 1 0 0 は、 ステップ 3 1 1 にて、 シミュレーション結果を 1 ~ 1 6 0にダウンロー ドして、 処理をステップ 3 1 2に移行させる。 シミュレーション結果をダウ ンロードする操作がなされなければ (N0) 、 〇 リ 1 0 0は処理をステップ 3 1 2に移行させる。
[0057] 〇 リ 1 0 0は、 ステップ 3 1 2にて、 加工見積シミュレーションレポー 卜 4 0 0を印刷する操作がなされたか否かを判定す 。 加工見積シミュレー ションレポート 4 0 0を印刷する操作がなされれば (丫£3) 、 〇 II 1 0 0は 、 ステップ 3 1 3にて、 プリンタ 4 0に加工見積シミュレーションレポート 4 0 0の印刷を指示して、 処理をステップ 3 1 4に移行させる。 加工見積シ ミュレーションレポート 4 0 0を印刷する操作がなされなければ (N0) 、 〇 II 1 0 0は処理をステップ 3 1 4に移行させる。
[0058] 0 II 1 0 0は、 ステップ 3 1 4にて、 再撮影ボタン 1 6 5による再撮影 の操作がなされたか否かを判定する。 再撮影の操作がなされれば (丫£3) 、 〇 リ 1 0 0は、 図 1 2八に示すステップ 3 1 5にて、 図 5の撮影画像 1 1 0 に戻して、 処理をステップ 3 6に戻す。 再撮影の操作がなされなければ (N0 ) 、 〇 II 1 0 0は、 ステップ 3 1 6にて、 戻りボタン 1 6 6が操作された \¥02020/175013 15 卩(:171?2020/003716
か否かを判定する。 戻りボタン 1 6 6が操作されれば (丫£3) 、 0 9 11 ] 0 0 は処理を図 1 2八に示すステップ 3 2に戻す。
[0059] ステップ 3 1 6にて戻りボタン 1 6 6が操作されなければ (N0) 、 〇 II
1 0 0は、 ステップ 3 1 7にて、 加工見積もりプログラムを終了させる操作 がなされたか否かを判定する。 加工見積もりプログラムを終了させる操作が なされなければ (N0) 、 〇 リ 1 0 0は、 処理を図 1 2八に示すステップ 3 9に戻す。 加工見積もりプログラムを終了させる操作が なされれば (¥£5) , 〇 リ 1 0 0は、 処理を終了させる。
[0060] 本発明は以上説明した 1 またはそれ以上の実施形態に限定されるもの では なく、 本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々 変更可能である。 1 また はそれ以上の実施形態においては、 加エコスト算出部 1 4を備えて加エコス 卜を見積もっているが、 加エコストを見積もることは必須ではなく、 加工時 間のみを見積もってもよい。 但し、 加工時間及び加エコストの双方を見積も ることが好ましい。
[0061 ] 1 またはそれ以上の実施形態の加工見積もり装 置を構成する上で、 ハード ウェアとソフトウェアとの使い分けは任意で ある。 加工見積もりプログラム は、 インターネッ ト等のネッ トワークを介してコンビュータ端末、 タブレッ 卜端末、 またはスマートフォンに送信されてダウンロ ードされてもよい。
[0062] 本願の開示は、 2 0 1 9年2月 2 7日に出願された特願 2 0 1 9— 0 3 3
7 5 8号に記載の主題と関連しており、 それらの全ての開示内容は引用によ りここに援用される。