Login| Sign Up| Help| Contact|

Patent Searching and Data


Title:
PROCESSING ESTIMATION DEVICE, PROCESSING ESTIMATION METHOD, AND PROCESSING ESTIMATION PROGRAM
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2020/175013
Kind Code:
A1
Abstract:
According to the present invention, a camera (11) captures images of parts of an object to be estimated, which are generated by cutting a sheet metal in advance, and dimension reference markers. An image processing unit (12) generates edge data by extracting edges of the parts that are image-captured by the camera (11), and enlarges or contracts, on the basis of the sizes of the dimension reference markers that are image-captured by the camera (11), the edge data so as to be sizes corresponding to the actual sizes of the parts. A processing time calculation unit (13) calculates the lengths of cutting lines for cutting the parts from the sheet metal on the basis of the edges of the edge data corresponding to the actual sizes of the parts, and calculates, in correspondence to a material and a sheet thickness of the sheet metal, a processing time for constructing the parts by cutting the cutting lines.

Inventors:
YAMADA YOSHINORI (JP)
Application Number:
PCT/JP2020/003716
Publication Date:
September 03, 2020
Filing Date:
January 31, 2020
Export Citation:
Click for automatic bibliography generation   Help
Assignee:
AMADA HOLDINGS CO LTD (JP)
International Classes:
B23K26/03; B23K26/38; B23K26/382; G06Q30/06; G06Q50/04
Foreign References:
JPH04267484A1992-09-24
KR20100086883A2010-08-02
JP2001101430A2001-04-13
JP2019033758A2019-03-07
Other References:
See also references of EP 3932607A4
Attorney, Agent or Firm:
MIYOSHI Hidekazu et al. (JP)
Download PDF:
Claims:
\¥02020/175013 16 卩(:17 2020/003716

請求の範囲

[請求項 1 ] 予め板金を切断することによって作成された見積もり対象のパーツ と、 寸法基準マーカとを撮影するカメラと、

前記カメラによって撮影された前記パーツのエッジを抽出してエッ ジデータを生成し、 前記カメラによって撮影された前記寸法基準マー 力の大きさに基づいて、 前記エッジデータを、 前記パーツの実サイズ に対応した大きさとなるように拡大または縮小する画像処理部と、 前記パーツの実サイズに対応した前記エッジデータのエッジに基づ いて板金より前記パーツを切り出すための切断線の長さを算出し、 前 記板金の材質及び板厚に対応して、 前記切断線を切断して前記パーツ を作成するための加工時間を算出する加工時間算出部と、

を備える加工見積もり装置。

[請求項 2] 前記加工時間算出部は、 前記板金にピアスを開ける時間と、 前記ピ アスから前記切断線までのアプローチを切断する時間と、 前記切断線 を断線する時間との合計時間に基づいて、 前記加工時間を算出する請 求項 1 に記載の加工見積もり装置。

[請求項 3] 前記加工時間算出部は、 前記合計時間に、 前記板金にレーザビーム を射出して前記板金を切断する加工へッ ドの移動時間を加えた時間を 前記加工時間とするために、 前記合計時間に 1以上の係数を乗算する 請求項 2に記載の加工見積もり装置。

[請求項 4] 外部のサーバに蓄積された係数を読み出す通信部をさらに備え、 前記加工時間算出部は、 前記合計時間に、 前記通信部が前記サーバ から読み出した係数を乗算する請求項 3に記載の加工見積もり装置。

[請求項 5] 前記加工時間算出部によって算出された前記加工時間に基づいて、 前記パーツの加エコストを算出する加エコスト算出部をさらに備える 請求項 1〜 4のいずれか 1項に記載の加工見積もり装置。

[請求項 6] 予め板金を切断することによって作成された見積もり対象のパーツ と、 寸法基準マーカとをカメラによって撮影し、 \¥02020/175013 17 卩(:171?2020/003716

画像処理部が、 前記カメラによって撮影された前記パーツのエッジ を抽出してエッジデータを生成し、

前記画像処理部が、 前記カメラによって撮影された前記寸法基準マ —力の大きさに基づいて、 前記エッジデータを、 前記パーツの実サイ ズに対応した大きさとなるように拡大または縮小し、 加工時間算出部が、 前記パーツの実サイズに対応した前記エッジデ —夕のエッジに基づいて板金より前記パーツを切り出すための切断線 の長さを算出し、 前記板金の材質及び板厚に対応して、 前記切断線を 切断して前記パーツを作成するための加工時間を算出する

加工見積もり方法。

[請求項 7] コンビュータに、

予め板金を切断することによって作成された見積もり対象のパーツ と、 寸法基準マーカとをカメラによって撮影した撮影画像データに基 づいて、 前記パーツのエッジを抽出してエッジデータを生成するステ ップと、

前記撮影画像データにおける前記寸法基準マーカの大きさに基づい て、 前記エッジデータを、 前記パーツの実サイズに対応した大きさと なるように拡大または縮小するステップと、

前記パーツの実サイズに対応した前記エッジデータのエッジに基づ いて板金より前記パーツを切り出すための切断線の長さを算出するス テップと、

前記板金の材質及び板厚に対応して、 前記切断線を切断して前記パ —ツを作成するための加工時間を算出するステップと、

を実行させる加工見積もりプログラム。

[請求項 8] 前記コンピュータに、 前記板金にピアスを開ける時間と、 前記ピア スから前記切断線までのアプローチを切断する時間と、 前記切断線を 断線する時間との合計時間に基づいて、 前記加工時間を算出するステ ップを実行させる請求項 7に記載の加工見積もりプログラム。 \¥02020/175013 18 卩(:171?2020/003716

[請求項 9] 前記コンピュータに、 前記合計時間に、 前記板金にレーザビームを 射出して前記板金を切断する加工へッ ドの移動時間を加えた時間を前 記加工時間とするために、 前記合計時間に 1以上の係数を乗算するス テップを実行させる請求項 8に記載の加工見積もりプログラム。

[請求項 10] 前記コンピュータに、

外部のサーバに蓄積された係数を読み出すステップと、

前記合計時間に、 前記サーバから読み出された係数を乗算するステ ップと、

をさらに実行させる請求項 9に記載の加工見積もりプログラム。

[請求項 1 1 ] 前記コンピュータに、 算出された前記加工時間に基づいて、 前記パ

—ツの加エコストを算出するステップをさらに実行させる請求項 7〜 1 〇のいずれか 1項に記載の加工見積もりプログラム。

Description:
明 細 書

発明の名称 :

加工見積もり装置、 加工見積もり方法、 及び加工見積もりプログラム

技術分野

[0001] 本開示は、 パーツを加工する加工時間を見積もるための 加工見積もり装置 、 加工見積もり方法、 及び加工見積もりプログラムに関する。

背景技術

[0002] パーツを加工する加工時間を見積もるために は、 次のような工程が必要で ある。 パーツの図形データがあるときには、 CAD (Computer Aided Design ) プログラムがパーツの図形データを読み込み 、 図形データがなく紙の図面 しかないときには、 C A Dプログラムで図面のパーツをトレースして 形デ —夕を作成する。 加えて、 CAM (Computer Aided Manufacturing) プログ ラムが、 図形データに基づいてパーツに対して加工の 割り付け処理を実行し て、 シミュレーシヨンソフトウェアが加工時間を 算出する。

[0003] 特許文献 1 には、 加工見積もり方法の一例が記載されている。

先行技術文献

特許文献

[0004] 特許文献 1 :特開 2002— 203007号公報

発明の概要

[0005] 従来、 セールスパーソンが加工機の使用者または購 入予定者である顧客に 見積書を提示するためには、 上述した加工見積もり方法によって加工時間 を 見積もり、 見積書の書面を作成する必要がある。 見積書の書面を作成して、 顧客に提示するには複数日の時間がかかり、 セールスパーソンが顧客に即座 に見積書を提示することができない。

[0006] 1 またはそれ以上の実施形態は、 パーツを加工する加工時間を即座に見積 もって見積書を提示することができる加工見 積もり装置、 加工見積もり方法 、 及び加工見積もりプログラムを提供すること を目的とする。 \¥02020/175013 2 卩(:171?2020/003716

[0007] 1 またはそれ以上の実施形態の第 1の態様によれば、 予め板金を切断する ことによって作成された見積もり対象のパー ツと、 寸法基準マーカとを撮影 するカメラと、 前記カメラによって撮影された前記パーツの エッジを抽出し てエッジデータを生成し、 前記カメラによって撮影された前記寸法基準 マー 力の大きさに基づいて、 前記エッジデータを、 前記パーツの実サイズに対応 した大きさとなるように拡大または縮小する 画像処理部と、 前記パーツの実 サイズに対応した前記エッジデータのエッジ に基づいて板金より前記パーツ を切り出すための切断線の長さを算出し、 前記板金の材質及び板厚に対応し て、 前記切断線を切断して前記パーツを作成する ための加工時間を算出する 加工時間算出部とを備える加工見積もり装置 が提供される。

[0008] 1 またはそれ以上の実施形態の第 2の態様によれば、 予め板金を切断する ことによって作成された見積もり対象のパー ツと、 寸法基準マーカとをカメ ラによって撮影し、 画像処理部が、 前記カメラによって撮影された前記パー ツのエッジを抽出してエッジデータを生成し 、 前記画像処理部が、 前記カメ ラによって撮影された前記寸法基準マーカの 大きさに基づいて、 前記エッジ データを、 前記パーツの実サイズに対応した大きさとな るように拡大または 縮小し、 加工時間算出部が、 前記パーツの実サイズに対応した前記エッジ デ —夕のエッジに基づいて板金より前記パーツ を切り出すための切断線の長さ を算出し、 前記板金の材質及び板厚に対応して、 前記切断線を切断して前記 パーツを作成するための加工時間を算出する 加工見積もり方法が提供される

[0009] 1 またはそれ以上の実施形態の第 3の態様によれば、 コンビュータに、 予 め板金を切断することによって作成された見 積もり対象のパーツと、 寸法基 準マーカとをカメラによって撮影した撮影画 像データに基づいて、 前記パー ツのエッジを抽出してエッジデータを生成す るステップと、 前記撮影画像デ —夕における前記寸法基準マーカの大きさに 基づいて、 前記エッジデータを 、 前記パーツの実サイズに対応した大きさとな るように拡大または縮小する ステップと、 前記パーツの実サイズに対応した前記エッジ データのエッジに \¥02020/175013 3 卩(:171?2020/003716

基づいて板金より前記パーツを切り出すた めの切断線の長さを算出するステ ップと、 前記板金の材質及び板厚に対応して、 前記切断線を切断して前記パ —ツを作成するための加工時間を算出するス テップとを実行させる加工見積 もりプログラムが提供される。

[0010] 1 またはそれ以上の実施形態の加工見積もり装 置、 加工見積もり方法、 及 び加工見積もりプログラムによれば、 パーツを加工する加工時間を即座に見 積もって見積書を提示することができる。

図面の簡単な説明

[001 1] [図 1]図 1は、 1 またはそれ以上の実施形態の加工見積もり装 置を示すブロッ ク図である。

[図 2]図 2は、 見積もり対象のパーツの一例を示す平面図で ある。

[図 3]図 3は、 加工時間を見積もるための各種の情報を入力 する入カウィンド ウを含む表示画像の一例を示す図である。

[図 4]図 4は、 パーツ撮影用マッ ト上に見積もり対象のパーツとマーカ板とを 配置した状態を示す平面図である。

[図 5]図 5は、 パーツ撮影用マッ ト上に配置した見積もり対象のパーツとマー 力板をカメラで撮影した撮影画像を示す図で ある。

[図 6]図 6は、 見積もり対象のパーツのエッジを実サイズに 対応した大きさと なるように拡大または縮小したエッジデータ を示す図である。

[図 7]図 7は、 見積もり対象のパーツの切断線と、 板金より見積もり対象のパ —ツを切断するために必要なピアス及びアプ ローチを示す図である。

[図 8]図 8は、 1 またはそれ以上の実施形態の加工見積もり装 置、 加工見積も り方法、 及び加工見積もりプログラムによる加工見積 もり画像の一例を示す 図である。

[図 9]図 9は、 図 8に示す加工見積もり画像において、 ダウンロードボタンを 操作した場合に表示されるダウンロード選択 ボタンを示す図である。

[図 10]図 1 0は、 プリンタによって印刷される加工見積シミュ レーシヨンレ ポートの _ 例を示す図である。 \¥02020/175013 4 卩(:171?2020/003716

[図 1 1]図 1 1は、 1 またはそれ以上の実施形態の加工見積もりプ ログラムを 実行するコンビュータの一構成例を示すブロ ック図である。

[図 12八]図 1 2八は、 1 またはそれ以上の実施形態の加工見積もり装 置の動作 、 _実施形態の加工見積もり方法、 及び一実施形態の加工見積もりプログラ ムによる処理を示すフローチヤートである。

[図 128]図 1 2巳は、 1 またはそれ以上の実施形態の加工見積もり装 置の動作 、 _実施形態の加工見積もり方法、 及び一実施形態の加工見積もりプログラ ムによる処理を示すフローチヤートである。

発明を実施するための形態

[0012] 以下、 1 またはそれ以上の実施形態の加工見積もり装 置、 加工見積もり方 法、 及び加工見積もりプログラムについて、 添付図面を参照して説明する。 [0013] 図 1 において、 加工見積もり装置 1 0は、 カメラ 1 1、 画像処理部 1 2、 加工時間算出部 1 3、 加エコスト算出部 1 4、 入力部 1 5、 表示制御部 1 6 、 表示部 1 7、 記憶部 1 8、 通信部 1 9、 計時部 1 0 1 を備える。 加工見積 もり装置 1 0は、 コンビュータ端末、 タブレッ ト端末、 またはスマートフォ ンで構成することができる。 加工見積もり装置 1 〇には、 プリンタ 4 0が接 続されることがある。

[0014] 加工見積もり装置 1 0は、 サーバ 2 0と接続されている。 サーバ 2 0は、 加工見積もり装置 1 0が各種のパーツを加工する加工時間または エコスト を見積もった見積もり結果を蓄積する蓄積部 2 1 と、 後述する係数を算出す る係数算出部 2 2を備える。 加工見積もり装置 1 0をサーバ 2 0に接続する ことは必須ではないが、 加工見積もり装置 1 0をサーバ 2 0に接続すること が好ましい。 サーバ 2 0には、 〇八1\/1プログラムを実行するコンビュータ 器 3 0が接続されている。

[0015] 図 2に示すパーツ 1 を例として、 加工見積もり装置 1 0がパーツを見積 もる場合の動作、 加工見積もり装置 1 〇で実行される加工見積もり方法を説 明する。 パーツ 1は見積もり対象のパーツの一例であって、 所定の加工機 で予め板金を切断することによって作成され ている。 図 2に示すように、 パ \¥02020/175013 5 卩(:171?2020/003716

_ツ 1は、 横 1 8 0 01 01、 の矩形の内部に、

円形の穴 ! ! 1 と、 一辺の長さが である正方形の穴!· I 2を有する。

[0016] セールスパーソン等の加工見積もり装置 1 0の操作者は、 入力部 1 5によ って、 板金を切断してパーツ 1 を作成する加工機の機種と、 パーツ 1 を 切り出す板金の材質及び板厚、 加工方法を入力する。 加工機は、 例えばレー ザビームによって板金を切断するレーザ加工 機である。 レーザ加工機は、 板 金にレーザビームを射出して板金を切断する 加工へッ ドを備える。 入力部 1 5によって入力する加工機の機種は、 顧客に導入を提案する提案機種である

[0017] 図 3に示すように、 入力部 1 5は、 一例として、 表示制御部 1 6が表示部

1 7に表示する、 各種の情報を入力する入カウィンドウ 1 5 0を含む表示画 像である。 入力部 1 5は、 表示部 1 7の画面上に装着されたタッチパネルで あってもよい。 入カウィンドウ 1 5 0は、 提案機種を入力する機種入力領域 1 5 1 と、 板金の材質を入力する材質入力領域 1 5 2と、 板金の板厚を入力 する板厚入力領域 1 5 3と、 加工方法を入力する加工方法入力領域 1 5 4と を有する。

[0018] 機種入力領域 1 5 1は、 予め登録されている加工機の機種をプルダウ ンに よって選択して入力する入力領域であっても よい。 材質入力領域 1 5 2は、 冷間圧延鋼板 (3 〇) 、 ステンレス鋼板、 アルミニウム板またはアルミニ ウム合金板等の複数の材質から板金の材質を プルダウンによって選択して入 力する入力領域であってもよい。 板厚入力領域 1 5 3は、 板厚の数値を直接 的に入力する入力領域であってもよいし、 プルダウンによって板厚の数値を 選択して入力する入力領域であってもよい。

[0019] 加工方法入力領域 1 5 4は、 複数の加工方法からいずれかの加工方法をプ ルダウンによって選択して入力する入力領域 であってもよい。 加工方法とは 、 アシストガスの種類として、 窒素を用いる加工方法、 酸素を用いる加工方 法、 空気を用いる加工方法等である。

[0020] また、 入カウィンドウ 1 5 0は、 顧客が既に導入している機種であって、 \¥02020/175013 6 卩(:171?2020/003716

機種入力領域 1 5 1 に入力した提案機種と比較すべき比較機種の 加工機で、 パーツ 1 を作成するのに要する時間を入力する比較加 工時間入力領域 1 5 5を有する。 さらに、 入カウィンドウ 1 5 0は、 比較機種を選択して設定す るための比較機種設定領域 1 5 6を有する。 比較機種設定領域 1 5 6は、 比 較機種をプルダウンによって選択して設定す る領域であってもよい。

[0021 ] 表示部 1 7には、 入力部 1 5として、 比較機種の加工機で実際に板金を切 断してパーツ 1 を作成する時間を計時するための計時ボタン 1 5 7と、 力 メラ 1 1 を動作させるためのカメラボタン 1 5 8とが表示されている。 比較 機種の加工機で板金の切断開始時に計時ボタ ン 1 5 7を操作すると、 計時部 1 0 1が計時を開始する。 切断終了時に計時ボタン 1 5 7を再び操作すると 、 計時部 1 0 1が計時した時間が比較加工時間として比較 工時間入力領域 1 5 5に入力される。 計時部 1 0 1 を動作させることなく、 比較加工時間入 力領域 1 5 5に直接、 比較加工時間を入力してもよい。

[0022] 操作者は、 比較機種設定領域 1 5 6によって比較機種を選択する。 比較機 種が他社製の機種である場合には、 比較機種設定領域 1 5 6の選択肢が他社 製の機種を含まないことがある。 この場合には、 他社製の比較機種と同等の 自社製の機種を比較機種として選択すること により、 比較機種のおおよその 加エコストを算出することができる。

[0023] 入カウィンドウ 1 5 0に、 提案機種、 板金の材質及び板厚、 加工方法、 比 較加工時間の入力を完了すると、 操作者は、 次のようにしてカメラ 1 1 によ ってパーツ 1 を撮影する。 図 4に示すように、 操作者は、 パーツ撮影用マ ッ ト 5 0上に、 パーツ 1 と、 マーカ板 5 1 とを配置する。 パーツ撮影用マ ッ ト 5 0は、 パーツ 1の撮影画像データに基づいてパーツ 1のエッジを 抽出しやすい色のマッ トであるのがよく、 例えば黒色のマッ トである。

[0024] マーカ板 5 1 には、 寸法基準マーカ 5 2が刻印または印刷されている。 一 例として、 寸法基準マーカ 5 2は一辺 2 の正方形である。 寸法基準マー 力 5 2は、 寸法基準マーカであることを示すコードを有 する。 例えば、 寸法 基準マーカであることを示すコードは八 マーカよりなる。 図 4に示す例で \¥02020/175013 7 卩(:171?2020/003716

は、 マーカ板 5 1の一部に寸法基準マーカ 5 2が設けられているが、 マーカ 板 5 1が寸法基準マーカ 5 2と同じ寸法であってもよい。

[0025] 操作者が図 4に示すパーツ撮影用マッ ト 5 0上のパーツ 1及びマーカ板

5 1 を撮影するためにカメラボタン 1 5 8を操作すると、 カメラ 1 1が起動 する。 カメラ 1 1 による撮影画像データは、 画像処理部 1 2に供給される。 画像処理部 1 2は、 撮影画像データを表示制御部 1 6に供給する。 これによ り、 図 5に示すように、 表示部 1 7には入カウィンドウ 1 5 0に代えてカメ ラ 1 1 によるスルー画像である撮影画像 1 1 0が表示される。 このとき、 表 示部 1 7には、 入力部 1 5として、 カメラ 1 1 による撮影を決定するための 決定ボタン 1 1 1 と戻りボタン 1 1 2とが表示される。

[0026] 画像処理部 1 2は、 寸法基準マーカ 5 2を認識すると寸法基準マーカ 5 2 に例えば青色の太枠を重畳し、 パーツ 1のエッジを抽出して、 エッジを例 えば緑色のグラフィックの線分で表示する。 画像処理部 1 2は、 パーツ 1 の外周である外周エッジと、 穴!· I 1及び!· I 2の端部である内周エッジとを抽 出する。 操作者は、 寸法基準マーカ 5 2に太枠が重畳されていることを確認 し、 パーツ 1のエッジがグラフィックの線分で表示され ことを確認して 、 決定ボタン 1 1 1 を操作すればよい。

[0027] 操作者が決定ボタン 1 1 1 を操作すると、 画像処理部 1 2は、 決定ボタン

1 1 1 を操作した時点の外周エッジ及び内周エッジ を含むエッジデータを生 成して、 加工時間算出部 1 3に供給する。 操作者が戻りボタン 1 1 2を操作 すると、 図 3の状態に戻される。

[0028] ところで、 カメラ 1 1がパーツ 1及びマーカ板 5 1 を撮影するとき、 力 メラ 1 1からパーツ 1 までの距離は一定ではなく、 パーツ 1 を斜めから 撮影することもある。 よって、 撮影されたパーツ 1及びマーカ板 5 1の大 きさは一定ではない。 そこで、 画像処理部 1 2は、 寸法基準マーカ 5 2の一 辺が実寸で であるから、 撮影画像 1 1 0における寸法基準マーカ 5 2 の一辺の大きさに基づいて、 パーツ 1のエッジデータを実サイズに対応し た大きさとなるように拡大または縮小して、 加工時間算出部 1 3に供給する \¥02020/175013 8 卩(:171?2020/003716

。 例えば、 撮影画像 1 1 0における寸法基準マーカ 5 2の一辺の大きさが 1 〇 01であれば、 パーツ 1のエッジデータを 2倍に拡大すればパーツ 1の 実サイズとなる。

[0029] 図 6は、 操作者が図 5に示す決定ボタン 1 1 1 を操作した後に、 寸法基準 マーカ となるように図 5の撮影画像 1 1 0が縮小された 状態のエッジデータを示している。 このとき、 表示部 1 7には、 入力部 1 5 として、 決定ボタン 1 1 1 に代えて計算を開始するための計算ボタン 1 1 3 が表示される。 図 6に示すように、 撮影画像 1 1 0のエッジデータは、 パー ツ 1の外周 1 〇のエッジ 1 〇 6 , 穴!· I 1及び 1 ~ 1 2のエッジ 1 ~ 1 1 ㊀及び 1 ~ 1 2 6、 寸法基準マーカ 5 2のエッジ 5 2 6を含む。 エッジデータは、 加工 時間算出部 1 3に供給される。

[0030] 操作者が計算ボタン 1 1 3を操作すると、 加工時間算出部 1 3は、 次のよ うにしてパーツ 1の加工時間を算出する。 加工時間算出部 1 3は、 パーツ 1のエッジデータを直線と円弧の線分に変換 る。 図 7に示すように、 加 エ時間算出部 1 3は、 パーツ 1の外周 1 〇を切断するための切断線 (外 周切断線) が 5 6 の直線の線分であると認識する。 加工時間算出部 1

3は、 穴!· I 1 を形成するための切断線が 1 5 7 の円弧の線分であると認 識し、 の直線の線分であると認 識する。 加工時間算出部 1 3は、 パーツ 1 を作成するために合計 9 1 7 01の切断線を切断する必要があることを認識 る。

[0031 ] 図 7に示すように、 板金からパーツ 1 を切り出すためには、 パーツ 1 の外部にピアス 3 1 を開け、 ピアス 3 1から外周 1 〇 (外周切断線) までのアプローチ八 1 を切断する必要がある。 また、 穴!· I 1及び!· I 2とな る閉じた領域内にそれぞれピアス 3 1及び 3 2を開け、 ピアス 3 1及び 3 2から穴!· I 1及び!· I 2の切断線までのアプローチ八 1及 び八 2を切断する必要がある。 アプローチ八 1、 八 1及び八 であるとする。

[0032] 記憶部 1 8には、 提案機種ごとに、 板金の材質及び板厚に対応して、 ピア \¥02020/175013 9 卩(:171?2020/003716

スを開けるのに必要な時間と、 アプローチを切断する際の加工速度、 パーツ の外周切断線を直線状または円弧状に切断す る際の加工速度、 パーツ内に穴 を形成するために板金を直線状に切断する際 の加工速度、 パーツ内に穴を形 成するために板金を円弧状に切断する際の加 工速度とを含む加工条件表が記 憶されている。

[0033] 図 3で入力した提案機種で、 ピアスを開けるのに必要な時間が〇. 2秒、 アプローチを切断する際の加工速度が 6 〇!/分、 パーツの外周切断線を直 線状に切断する際の加工速度が 670101/分であるとする。 また、 パーツ内 に穴を形成するために板金を直線状に切断す る際の加工速度が 830!0!/分 、 パーツ内に穴を形成するために板金を円弧状 に切断する際の加工速度が 7 5〇! 01/分であるとする。

[0034] パーツ 1の外周 1 〇を切断するのに要する時間は、 ピアス 31 を開 ける時間の〇. 2秒と、 アプローチ八 1の長さ 5 を加工速度 60101/ 分で除算した〇. 8秒と、 の外周 1 〇を 670101/分で除算し た 8. 4秒との合計の 9. 4秒である。 穴!· I 1 を形成するのに要する時間は 、 ピアス 3 1 を開ける時間の〇. 2秒と、 アプローチ八 1の長さ 5 の切断線を 7 分で除算した 2. 1秒との合計の 3. 1秒である。 穴!· I 2を形成す るのに要する時間は、 ピアス 3 2を開ける時間の〇. 2秒と、 アプロー 工速度 60101/分で除算した〇. 8秒と、 20 分で除算した 2. 4秒との合計の 3. 4秒であ る。

[0035] 以上より、 板金からパーツ 1 を切り出すために要する時間は、 9. 4秒 と 3. 1秒と 3. 4秒とを合計した 1 5. 9秒となる。 この 1 5. 9秒なる 時間は、 パーツ 1の外周 1 〇である外周切断線を切断する時間と、 穴 1 ~ 1 1及び!· I 2を形成するために穴!· I 1及び!· I 2の切断線を切断する時間との合 計時間であり、 加工へッ ドが移動する時間は含まれていない。 例えば、 穴 1 ~ 1 1 を形成した後に穴!· I 2を形成し、 最後に外周 1 〇を切断する場合を例と \¥02020/175013 10 卩(:171?2020/003716 する。 この場合、 1 5 . 9秒の他に、 穴!· I 1の切断線を切断した後に加工へ ッ ドがピアス 3 2の直上に移動する時間と、 穴!· I 2の切断線を切断した 後に加工へッ ドがピアス 3 1の直上に移動する時間とが必要となる。

[0036] そこで、 加工時間算出部 1 3は、 板金からパーツ 1 を切り出すために要 する時間 (合計時間) の 1 5 . 9秒に 1以上の所定の係数を乗算することに よって、 加エヘッ ドが移動する時間を含めた推定の加工時間を 算出する。 一 例として、 係数を 1 . 0 8とすると、 加工時間算出部 1 3は、 パーツ 1の 加工時間を 1 7 . 2秒と算出する。 加工時間算出部 1 3は、 係数を保持して いてもよいし、 後述するように、 通信部 1 9を介してサーバ 2 0より係数を 読み出してもよい。

[0037] このように、 加工時間算出部 1 3は、 実際にパーツを切断するための切断 時間の合計時間に、 加工へッ ドの移動時間を加えた時間を加工時間とする た めに、 合計時間に係数を乗算する。 係数は、 板金の材質、 板厚、 切断方法、 パーツ内部の穴数、 パーツの大きさ、 パーツの形状に応じて設定されるのが よい。 材質、 板厚、 切断方法に応じて係数を設定する理由は、 同じ穴数、 同 じ大きさ、 同じ形状のパーツであっても、 加工時間が異なるからである。 板 金の材質、 板厚、 切断方法、 パーツ内部の穴数、 パーツの大きさ、 パーツの 形状の組み合わせごとに係数を設定すること が好ましい。

[0038] 記憶部 1 8には、 提案機種及び比較機種ごとに、 加工方法に対応して、 板 金を 1 切断するのに要するコストを含むコスト計算 表が記憶されている。 図 3で入力した提案機種及び加工方法で 1 当たりのコストが 3 8円である とする。 加エコスト算出部 1 4は、 (〇. に 3 8円を 乗算して、 パーツ 1の加エコストを 3 4 . 9円と算出する。

[0039] 図 8に示すように、 表示制御部 1 6は、 表示部 1 7に見積もり結果 (シミ ユレーシヨン結果) を示す加工見積もり画像 1 6 0を表示するよう制御する 。 加工見積もり画像 1 6 0は、 パーツ 1及びマーカ板 5 1の撮影画像 1 6 1 と、 画像処理部 1 2が抽出したパーツ 1のエッジ画像 1 6 2と、 比較機 種と提案機種との加工時間を比較する加工時 間比較グラフ 1 6 3と、 比較機 \¥02020/175013 11 卩(:171?2020/003716

種と提案機種との加エコストを比較する加 エコスト比較グラフ 1 6 4とを含 む。 撮影画像 1 6 1は、 図 6に示す撮影画像 1 1 0と同様の画像である。

[0040] 加エコスト比較グラフ 1 6 4は、 加エコストとして、 消耗品代、 アシスト ガス代、 電気代とに分けてコストを表示するのがよい 。 加工時間比較グラフ 1 6 3は、 比較機種を提案機種に置き換えることによる 加工時間の削減率ま たは削減時間を表示してもよい。 加エコスト比較グラフ 1 6 4は、 比較機種 を提案機種に置き換えることによる加エコス トの削減率または削減コストを 表示してもよい。

[0041 ] 表示制御部 1 6は、 見積もり結果を記憶部 1 8に供給する。 記憶部 1 8は 、 パーツ 1及びその他のパーツの見積もり結果を記憶 る。 記憶部 1 8に 記憶された見積もり結果はサーバ 2 0に転送され、 蓄積部 2 1は見積もり結 果を蓄積する。

[0042] 図 8において、 表示部 1 7には、 再撮影ボタン 1 6 5と、 戻りボタン 1 6

6と、 ダウンロードボタン 1 6 7とが表示される。 操作者が再撮影ボタン 1 6 5を操作すると、 図 5の状態に戻される。 操作者が戻りボタン 1 6 6を操 作すると、 図 3の状態に戻される。 図 9に示すように、 操作者がダウンロー ドボタン 1 6 7を操作すると、 ダウンロードボタン 1 6 7の上方には、 ダウ ンロード選択ボタン 1 6 8が表示される。 ダウンロード選択ボタン 1 6 8は 、 “見積データ” 、 “口乂 データ” 、 “画像データ” と表示されているボ タンを有する。

[0043] “見積データ” のボタンは、 加工時間比較グラフ 1 6 3及び加エコスト比 較グラフ 1 6 4のデータを、 コンビュータ端末、 タブレッ ト端末、 またはス マートフォンの口ーカルの記憶媒体にダウン ロードするためのボタンである 。 図 1 に示すハードディスクドライブ 6 0は、 口ーカルの記憶媒 体の一例である。

[0044] ίί D X Fデータ” のボタンは、 エッジ画像 1 6 2を〇八〇用の〇乂 デー 夕として 1 ~ 1 0 0 6 0にダウンロードするためのボタンである。 “画像データ ” のボタンは、 撮影画像 1 6 1の画像データを ! ! 0 0 6 0にダウンロードす \¥02020/175013 12 卩(:171?2020/003716

るためのボタンである。 操作者は、 ダウンロードすべきデータを選択してダ ウンロードボタン 1 6 7を再び操作することによって、 選択されたデータを 1 ~ 1 0 0 6 0にダウンロードすることができる。

[0045] 操作者が所定の操作によって図 8に示す見積もり結果をプリンタ 4 0によ って印刷するよう指示すると、 プリンタ 4 0は、 図 1 0に示すような加工見 積シミュレーシヨンレポート 4 0 0を印刷する。 加工見積シミュレーシヨン レポ—卜 4 0 0には、 図 8と同様の、 撮影画像 1 6 1 と、 エッジ画像 1 6 2 と、 加工時間比較グラフ 1 6 3と、 加エコスト比較グラフ 1 6 4とが印刷さ れている。

[0046] 操作者は、 顧客に図 8に示す加工見積もり画像 1 6 0を見せるか、 図 1 0 に示す加工見積シミュレーシヨンレポート 4 0 0を手渡すことによって、 顧 客に即座に見積書を提示することができる。

[0047] 上記のように、 加工時間算出部 1 3が通信部 1 9を介してサーバ 2 0より 係数を読み出す場合には、 サーバ 2 0は次のように構成されることが好まし い。 コンビュータ機器 3 0は、 〇八 IV!プログラムによって、 パーツ 1及び その他のパーツの加工時間を算出して、 サーバ 2 0の係数算出部 2 2に供給 する。 コンビュータ機器 3 0が〇八 IV!プログラムによって算出する加工時間 はほぼ実加工時間となる。

[0048] 係数算出部 2 2は、 蓄積部 2 1 に蓄積されている加工見積もり装置 1 0に よって算出された加工時間を読み出す。 係数算出部 2 2は、 加工見積もり装 置 1 0によって算出された加工時間と、 コンピュータ機器 3 0が算出した加 エ時間とを比較することによって、 パーツの切断時間を実際の加工時間に近 付けるための係数を算出する。 係数算出部 2 2が算出した係数は蓄積部 2 1 に蓄積される。

[0049] コンピュータ機器 3 0がパーツの加工時間を算出する処理を実行 、 係数 算出部 2 2が係数を算出する処理を実行すればするほ 、 蓄積部 2 1 には、 パーツの切断時間を実際の加工時間に近付け ることができる、 より正確な係 数が蓄積されることになる。 加工時間算出部 1 3は、 通信部 1 9によって蓄 \¥02020/175013 13 卩(:171?2020/003716

積部 2 1 に蓄積された係数を読み出すことによって、 常に最新の係数を用い て加工時間を算出することができる。

[0050] 図 1 において、 少なくとも、 画像処理部 1 2、 加工時間算出部 1 3、 加工 コスト算出部 1 4は、 コンピュータの中央処理装置 (〇 11) が、 加工時間 及び加エコストを見積もる加工見積もりプロ グラムを実行することによって 構成することができる。 画像処理部 1 2、 加工時間算出部 1 3、 加エコスト 算出部 1 4、 表示制御部 1 6、 通信部 1 9、 計時部 1 0 1が、 加工見積もり プログラムによる機能として構成されていて もよい。

[0051 ] 図 1 1 に示すように、 コンビュータ端末、 タブレッ ト端末、 またはスマー トフォンが備える非一時的記憶媒体 2 0 0は、 加工見積もりプログラムをァ プリケーションプログラムとして記憶する。 〇 11 1 0 0は、 加工見積もり プログラムをメインメモリ 3 0 0に口ードして、 加工見積もりプログラムで 記述されている各命令を実行する。 図 1 2 及び図 1 2巳は、 〇 II 1 0 0 が加工見積もりプログラムで記述されている 各命令を実行した場合の処理を 示す。 図 1 2八及び図 1 2巳は、 加工見積もり装置 1 0の動作、 加工見積も り装置 1 〇で実行される加工見積もり方法の処理を示 す。

[0052] 図 1 2八において、 〇 リ 1 0 0は、 ステップ 3 1 にて、 加工見積もりプ ログラムが起動されたか否かを判定する。 加工見積もりプログラムが起動さ れなければ (N0) 、 〇 リ 1 0 0はステップ 3 1の処理を繰り返す。 加工見 積もりプログラムが起動されれば (丫£3) 、 〇 11 1 0 0は、 ステップ 3 2に て、 図 3に示すような入カウィンドウ 1 5 0を表示部 1 7に表示させる。

[0053] 操作者は、 ステップ 3 3にて、 入カウィンドウ 1 5 0に見積もりのための 各条件を入力する。 図 1 1 に示すように、 入力部 1 5は表示部 1 7と一体的 なタッチパネルであるとする。 〇 11 1 0 0は、 ステップ 3 4にて、 カメラ ボタン 1 5 8が操作されたか否かを判定する。 カメラボタン 1 5 8が操作さ れなければ (N0) 、 〇 11 1 0 0はステップ 3 4の処理を繰り返す。 カメラ ボタン 1 5 8が操作されれば (丫£3) 、 〇 II 1 0 0は、 ステップ 3 5にて、 カメラ 1 1 を起動する。 \¥02020/175013 14 卩(:171?2020/003716

[0054] 〇 II 1 0 0は、 ステップ 3 6にて、 決定ボタン 1 1 1及び計算ボタン 1

1 3が操作されたか否かを判定する。 図 1 2八においては、 戻りボタン 1 1 2が操作されたか否かの判定及び戻りボタン 1 1 2が操作されたときの処理 を省略している。 決定ボタン 1 1 1及び計算ボタン 1 1 3が操作されなけれ ば (N0) 、 〇 11 1 0 0はステップ 3 6の処理を繰り返す。

[0055] ステップ 3 6にて決定ボタン 1 1 1及び計算ボタン 1 1 3が操作されれば (丫£3) 、 〇 11 1 0 0は、 ステップ 3 7にて、 加工時間を算出し、 続けて、 ステップ 3 8にて、 加エコストを算出する。 〇 リ 1 0 0は、 ステップ 3 9 にて、 シミュレーション結果を表示部 1 7に表示する。

[0056] 図 1 2巳に示すように、 0 9 1\ ^ 0 0は、 ステップ 3 1 0にて、 シミュレ —ション結果をダウンロードする操作がなさ れたか否かを判定する。 シミュ レーション結果をダウンロードする操作がな されれば (丫£3) 、 〇 11 1 0 0 は、 ステップ 3 1 1 にて、 シミュレーション結果を 1 ~ 1 6 0にダウンロー ドして、 処理をステップ 3 1 2に移行させる。 シミュレーション結果をダウ ンロードする操作がなされなければ (N0) 、 〇 リ 1 0 0は処理をステップ 3 1 2に移行させる。

[0057] 〇 リ 1 0 0は、 ステップ 3 1 2にて、 加工見積シミュレーションレポー 卜 4 0 0を印刷する操作がなされたか否かを判定す 。 加工見積シミュレー ションレポート 4 0 0を印刷する操作がなされれば (丫£3) 、 〇 II 1 0 0は 、 ステップ 3 1 3にて、 プリンタ 4 0に加工見積シミュレーションレポート 4 0 0の印刷を指示して、 処理をステップ 3 1 4に移行させる。 加工見積シ ミュレーションレポート 4 0 0を印刷する操作がなされなければ (N0) 、 〇 II 1 0 0は処理をステップ 3 1 4に移行させる。

[0058] 0 II 1 0 0は、 ステップ 3 1 4にて、 再撮影ボタン 1 6 5による再撮影 の操作がなされたか否かを判定する。 再撮影の操作がなされれば (丫£3) 、 〇 リ 1 0 0は、 図 1 2八に示すステップ 3 1 5にて、 図 5の撮影画像 1 1 0 に戻して、 処理をステップ 3 6に戻す。 再撮影の操作がなされなければ (N0 ) 、 〇 II 1 0 0は、 ステップ 3 1 6にて、 戻りボタン 1 6 6が操作された \¥02020/175013 15 卩(:171?2020/003716

か否かを判定する。 戻りボタン 1 6 6が操作されれば (丫£3) 、 0 9 11 ] 0 0 は処理を図 1 2八に示すステップ 3 2に戻す。

[0059] ステップ 3 1 6にて戻りボタン 1 6 6が操作されなければ (N0) 、 〇 II

1 0 0は、 ステップ 3 1 7にて、 加工見積もりプログラムを終了させる操作 がなされたか否かを判定する。 加工見積もりプログラムを終了させる操作が なされなければ (N0) 、 〇 リ 1 0 0は、 処理を図 1 2八に示すステップ 3 9に戻す。 加工見積もりプログラムを終了させる操作が なされれば (¥£5) , 〇 リ 1 0 0は、 処理を終了させる。

[0060] 本発明は以上説明した 1 またはそれ以上の実施形態に限定されるもの では なく、 本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々 変更可能である。 1 また はそれ以上の実施形態においては、 加エコスト算出部 1 4を備えて加エコス 卜を見積もっているが、 加エコストを見積もることは必須ではなく、 加工時 間のみを見積もってもよい。 但し、 加工時間及び加エコストの双方を見積も ることが好ましい。

[0061 ] 1 またはそれ以上の実施形態の加工見積もり装 置を構成する上で、 ハード ウェアとソフトウェアとの使い分けは任意で ある。 加工見積もりプログラム は、 インターネッ ト等のネッ トワークを介してコンビュータ端末、 タブレッ 卜端末、 またはスマートフォンに送信されてダウンロ ードされてもよい。

[0062] 本願の開示は、 2 0 1 9年2月 2 7日に出願された特願 2 0 1 9— 0 3 3

7 5 8号に記載の主題と関連しており、 それらの全ての開示内容は引用によ りここに援用される。