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Patent Searching and Data


Title:
REFRIGERATOR
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/048023
Kind Code:
A1
Abstract:
A refrigerator has a storage compartment (3) for cooling and storing articles, a cooler (5) for generating cool air, a discharge passage (20) allowing the cool air generated by the cooler (5) to flow along the rear surface of the storage compartment (3) and having a discharge opening (20c) for discharging the cool air, a return passage (23) placed parallel to the discharge passage (20), having return openings (23a, 23b) into which the cool air flows from the storage compartment (3), and allowing the cool air flowing from the return ports (23a, 23b) to return to the cooler (5), and a member (27) formed of a good thermal conductor disposed on those sides of the discharge passage (20) and the return passage (23) which face the storage compartment (3). The discharge passage (20) and the return passage (23) are merged together on the downstream side of the return ports (23a, 23b).

Inventors:
KANAYAMA ZAIYUH
YOSHIMURA HIROSHI
Application Number:
PCT/JP2008/068037
Publication Date:
April 16, 2009
Filing Date:
October 03, 2008
Export Citation:
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Assignee:
SHARP KK (JP)
KANAYAMA ZAIYUH
YOSHIMURA HIROSHI
International Classes:
F25D17/08; F25D19/00
Foreign References:
JPS4864859U1973-08-17
JPH063028A1994-01-11
JP2002098465A2002-04-05
JP2003121043A2003-04-23
JP3892814B22007-03-14
JP2005241244A2005-09-08
JPS4916048A1974-02-13
Attorney, Agent or Firm:
SANO, Shizuo (Bekkan 2-6, Tenmabashi-Kyomachi,Chuo-Ku, Osaka-Shi, Osaka 32, JP)
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Claims:
 貯蔵物を冷却保存する貯蔵室と、冷気を生成する冷却器と、前記冷却器で生成された冷気を貯蔵室の背面に沿って流通させるとともに冷気を吐出する吐出口を有した吐出通路と、前記吐出通路に並設されるとともに前記貯蔵室から冷気が流入する戻り口を有して前記戻り口から流入した冷気を前記冷却器に戻す戻り通路と、前記吐出通路及び前記戻り通路の前記貯蔵室に面した側に配された熱良導体から成る部材とを備え、前記戻り口の下流側で前記吐出通路と前記戻り通路とを合流させたことを特徴とする冷蔵庫。
 前記戻り通路の両側方にそれぞれ前記吐出通路を配置し、前記吐出通路を前記戻り口の近傍でU字状に屈曲して前記戻り通路に合流させたことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
 前記戻り口近傍に配された上下に延びる冷気案内板により前記吐出通路と前記戻り通路とを仕切るとともに、前記戻り通路は前記冷気案内板の上方で拡幅した拡幅部を有し、前記吐出通路と前記拡幅部とを仕切るリブを前記冷気案内板の側方に延設したことを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
 前記戻り口を前記戻り通路の下部に配置するとともに、前記吐出口を前記戻り口よりも上方に設けたことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の冷蔵庫。
 前記貯蔵室の上部に隔離室を設け、前記吐出口を前記隔離室に開口するとともに前記隔離室に吐出された冷気が前記隔離室の前方から流出して降下することを特徴とする請求項4に記載の冷蔵庫。
 上下に延びる複数の通路を有して前記貯蔵室の背面に取り付けられるダクトにより前記吐出通路と前記戻り通路とを一体に形成したことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
 前記貯蔵室の上方に冷凍室を設け、前記冷却器を前記冷凍室の背面に配置したことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
Description:
冷蔵庫

 本発明は、冷却器で生成した冷気を貯蔵 に吐出する吐出通路と貯蔵室から冷却器に 気を戻す戻り通路とを有した冷蔵庫に関す 。

 従来の冷蔵庫は特許文献1に開示されてい る。図9、図10はこの冷蔵庫の概略構成を示す 正面断面図及び側面断面図である。冷蔵庫1 上部に冷凍室2が設けられ、冷凍室2の下方に は冷蔵室3が設けられる。冷凍室2と冷蔵室3と は断熱材を充填した仕切壁4により仕切られ 。冷凍室2の前面は扉2aにより開閉され、冷 室3の前面は扉3aにより開閉される。

 冷凍室2の背面には冷気を生成する冷却器 5が配され、冷却器5の上方には送風ファン6が 配される。冷却器5及び送風ファン6は冷凍室2 の背面に設けた冷凍室ダクト(不図示)内に配 れる。冷凍室ダクトには冷凍室3に臨んで開 口する戻り口(不図示)が冷却器5の下方に設け られる。

 冷却器5の側方には送風ファン6の排気側 連結される連通路7が設けられる。冷蔵室3の 背面の左右方向の中央部には連通路7に連通 る吐出通路8が鉛直方向に延びて設けられる 吐出通路8の両側部には冷気を吐出する吐出 口8aが開口する。仕切壁4内には冷蔵室3の前 に開口する戻り口9aを有した戻り通路9が設 られる。戻り通路9は冷却器5の下方で冷凍室 3の冷凍室ダクトに接続される。

 上記構成の冷蔵庫1において、冷却器5と 交換して生成される冷気は送風ファン6の駆 によって矢印D1に示すように冷凍室2内に吐 される。冷凍室2に吐出された冷気は冷凍室 2内を流通して貯蔵物を冷却し、冷凍室ダク の戻り口を介して冷却器5に戻る。

 また、冷凍室ダクトを流通する冷気は送 ファン6の排気側で分岐し、矢印D2に示すよ に連通路7を流通して吐出通路8を流通する 吐出通路8を流通する冷気は吐出口8aから矢 D3に示すように冷蔵室3内に吐出される。冷 室3内に吐出された冷気は冷蔵室3内を流通し て貯蔵物を冷却し、矢印D4に示すように冷蔵 3の前部で戻り口9aから戻り通路9に流入する 。戻り通路9を流通する冷気は矢印D5に示すよ うに冷凍室3の冷凍室ダクトを介して冷却器5 戻る。

特許第3892814号公報(第4頁-第8頁、第1図)

 しかしながら、上記従来の冷蔵庫1による と、戻り通路9を流通する冷気は冷蔵室3内を 通する間に貯蔵物の水分等を含むため、凍 し易くなる。このため、仕切壁4内の戻り通 路9の上下に所定の厚みの断熱材を設ける必 があり、仕切壁4の厚みが大きくなる。従っ 、冷蔵庫1の内容積が小さくなり、容積効率 が低くなる問題があった。

 本発明は、容積効率を向上できる冷蔵庫 提供することを目的とする。

 上記目的を達成するために本発明は、貯 物を冷却保存する貯蔵室と、冷気を生成す 冷却器と、前記冷却器で生成された冷気を 蔵室の背面に沿って流通させるとともに冷 を吐出する吐出口を有した吐出通路と、前 吐出通路に並設されるとともに前記貯蔵室 ら冷気が流入する戻り口を有して前記戻り から流入した冷気を前記冷却器に戻す戻り 路と、前記吐出通路及び前記戻り通路の前 貯蔵室に面した側に配された熱良導体から る部材とを備え、前記戻り口の下流側で前 吐出通路と前記戻り通路とを合流させたこ を特徴としている。

 この構成によると、冷却器で生成された 気は貯蔵室の背面に設けた吐出通路を流通 、一部の冷気が吐出口から貯蔵室内に吐出 れる。貯蔵室内に吐出された冷気は貯蔵室 を流通して貯蔵物を冷却し、吐出通路に並 された戻り通路に戻り口を介して流入する 吐出通路を流通する残りの冷気は戻り口の 流で戻り通路に合流する。戻り通路を流通 る冷気は冷却器に戻される。また、吐出通 及び戻り通路を流通する冷気の冷熱が金属 等の熱良導体から成る部材を介して貯蔵室 に放出される。

 また本発明は、上記構成の冷蔵庫におい 、前記戻り通路の両側方にそれぞれ前記吐 通路を配置し、前記吐出通路を前記戻り口 近傍でU字状に屈曲して前記戻り通路に合流 させたことを特徴としている。この構成によ ると、貯蔵室の背面の中央部に戻り通路が設 けられ、戻り通路の左右に吐出通路が設けら れる。吐出通路を流通する冷気は一端でU字 に屈曲して戻り通路に合流する。

 また本発明は、上記構成の冷蔵庫におい 、前記戻り口近傍に配された上下に延びる 気案内板により前記吐出通路と前記戻り通 とを仕切るとともに、前記戻り通路は前記 気案内板の上方で拡幅した拡幅部を有し、 記吐出通路と前記拡幅部とを仕切るリブを 記冷気案内板の側方に延設したことを特徴 している。

 この構成によると、吐出通路を流通する 気は拡幅部との間を仕切るリブに沿って流 し、一端でU字型に屈曲して冷気案内板に沿 って流通する。戻り口から戻り通路に流入す る冷気は拡幅部よりも狭い両冷気案内板間の 通路を流通し、拡幅部で吐出通路を流通する 冷気と合流して冷却器に戻る。

 また本発明は、上記構成の冷蔵庫におい 、前記戻り口を前記戻り通路の下部に配置 るとともに、前記吐出口を前記戻り口より 上方に設けたことを特徴としている。この 成によると、吐出通路の上部に配された吐 口から貯蔵室に吐出された冷気が貯蔵室内 降下して戻り口に導かれる。

 また本発明は、上記構成の冷蔵庫におい 、前記貯蔵室の上部に隔離室を設け、前記 出口を前記隔離室に開口するとともに前記 離室に吐出された冷気が前記隔離室の前方 ら流出して降下することを特徴としている この構成によると、吐出通路の上部に配さ た吐出口から隔離室に吐出された冷気が隔 室前方から流出し、貯蔵室内を降下して戻 口に導かれる。

 また本発明は、上記構成の冷蔵庫におい 、上下に延びる複数の通路を有して前記貯 室の背面に取り付けられるダクトにより前 吐出通路と前記戻り通路とを一体に形成し ことを特徴としている。

 また本発明は、上記構成の冷蔵庫におい 、前記貯蔵室の上方に冷凍室を設け、前記 却器を前記冷凍室の背面に配置したことを 徴としている。

 本発明によると、貯蔵室の背面に冷気を 出する吐出通路と冷気を冷却器に戻す戻り 路とを並設したので、他の貯蔵室との仕切 に戻り通路を設ける必要がなく仕切壁の厚 を小さくすることができる。従って、冷蔵 の容積効率を向上することができる。また 吐出通路及び戻り通路を流通した冷気の冷 が部材を熱伝導して貯蔵室の背面の広い範 から放出されるため、貯蔵室内を均一に冷 することができる。加えて、戻り口の下流 で吐出通路と戻り通路とが合流するので、 出口から貯蔵室に吐出される冷気量を削減 て貯蔵物は主として部材から放出される冷 により間接冷却される。従って、貯蔵物の 燥を低減することができる。

 また本発明によると、戻り通路の両側方 吐出通路を配置して吐出通路を戻り口の近 でU字状に屈曲して戻り通路に合流させたの で、吐出通路を広い範囲に形成することがで きる。従って、より広い範囲から部材を介し て貯蔵室に冷熱を放出することができ、貯蔵 室の温度分布をより均一にできる。

 また本発明によると、吐出通路と戻り通 の拡幅部とを仕切るリブを戻り口の近傍に けた冷気案内板の側方まで延設したので、U 字型に屈曲して戻り口の下流で戻り通路に合 流する吐出通路を簡単に実現することができ る。

 また本発明によると、戻り口を戻り通路 下部に配置して吐出口を戻り口よりも上方 設けたので、吐出口から吐出された冷気が 重により降下して戻り口に導かれる。従っ 、貯蔵室内に冷気を容易に流通させること できる。

 また本発明によると、貯蔵室の上部の隔 室に吐出口を開口して隔離室に吐出された 気が隔離室の前方から流出して降下するの 、隔離室を他の領域よりも容易に低温に維 することができる。また、貯蔵室上部の吐 口から吐出された冷気が貯蔵室下部の戻り から流出するためショートサーキットを防 することができる。

 また本発明によると、複数の通路を有し 壁面に取り付けられるダクトにより吐出通 と戻り通路とを一体に形成したので、部品 数を削減して吐出通路と戻り通路とを並設 た冷蔵庫を簡単に実現することができる。

 また本発明によると、貯蔵室の上方に設 た冷凍室の背面に冷却器を配置したので、 却器から吐出通路に冷気が容易に導かれ、 り通路から冷却器に冷気が容易に導かれる 従って、冷気が流通する経路の圧力損失を 減することができる。また、貯蔵室と冷凍 とを仕切る仕切壁に戻り通路を設けると低 の冷凍室により冷気内の水分が凍結し易く るが、戻り通路が背面に設けられるため容 に凍結を防止できる。

本発明の実施形態の冷蔵庫を示す側面 面図 本発明の実施形態の冷蔵庫を示す正面 面図 図2のA-A断面図 図3の要部詳細図 本発明の実施形態の冷蔵庫の突出部の 細を示す側面断面図 本発明の実施形態の冷蔵庫の吐出通路 通る断面を示す側面断面図 図2のB-B断面図 本発明の実施形態の冷蔵庫の戻り通路 通る断面を示す側面断面図 従来の冷蔵庫を示す正面断面図 従来の冷蔵庫を示す側面断面図

符号の説明

   1  冷蔵庫
   2  冷凍室
   3  冷蔵室
   4  仕切壁
   5  冷却器
   6  送風ファン
   7  連通路
   8、20 吐出通路
   8a、20a 吐出口
   9、23 戻り通路
   9a、23a、23b 戻り口
  10  冷凍室ダクト
  11  ドレンパン
  12  排水パイプ
  13  載置棚
  14  仕切部
  14b 開口部
  15  収納ケース
  16  野菜室
  17  ダンパ
  18  低温ケース
  20  吐出通路
  20c 吐出口
  21  左通路
  22  右通路
  23  戻り通路
  23c、23d 冷気案内板
  23g 拡幅部
  23e 連通部
  24  第1分岐路
  25  第2分岐路
  26  ダクト
  26d、26e リブ
  27  部材
  30  ランプ
  31  ランプカバー
  33、36 パネル
  33a 突出部
  34  受け部材
  34a 凹部
  35  断熱箱体
  35a 内箱

 以下に本発明の実施形態を図面を参照し 説明する。説明の便宜上、前述の図9、図10 示す従来例と同様の部分には同一の符号を している。図1、図2は一実施形態の冷蔵庫 示す側面断面図及び正面断面図である。冷 庫1は上部に冷凍室2が設けられ、冷凍室2の 方には冷蔵室3(貯蔵室)が設けられる。冷凍 2と冷蔵室3とは断熱材を充填した仕切壁4に り仕切られる。冷凍室2の前面は扉2aにより 閉され、冷蔵室3の前面は扉3aにより開閉さ る。

 冷凍室2の背面には冷凍室ダクト10が設け れる。冷凍室ダクト10の前面側の上部には 出口10aが設けられ、下部には戻り口10bが設 られる。冷凍室ダクト10内には冷気を生成す る冷却器5が配され、冷却器5の上方に送風フ ン6が配される。冷却器5の下方には冷却器5 除霜水を回収するドレンパン11が設けられ 。また、冷凍室ダクト10は送風ファン6の排 側で分岐して冷却器5の右方に配された連通 7を有している。

 冷蔵室3の上部にはチルド温度帯等の低温 保存が可能な低温ケース18が配される。低温 ース18の背面は開口し、後述する吐出口20c ら冷気が流入する。低温ケース18の下方には 樹脂成形品から成る仕切棚13bが設けられる。 低温ケース18の前方は上端で枢支されたケー ドア18aにより覆われる。

 低温ケース18を前方に引き出すと、低温 ース18の曲面から成る前面に沿ってケースド ア18aが回動して開かれる。従って、ケースド ア18a及び仕切棚13bによって冷蔵室3の上部に 離室18bが形成され、低温ケース18は隔離室18b 内に収納される。

 仕切棚13bの下方には透明な樹脂成形品に り形成して貯蔵物を載置する複数の載置棚1 3が設けられる。載置棚13は冷蔵室3の側壁に 設された複数のレール13aの上面に載せられ 高さ方向の位置を貯蔵物に合わせて適宜変 られるようになっている。

 冷蔵室3の下部には隔離室から成る野菜室 16が設けられる。野菜室16は樹脂成形品によ 形成された板状の仕切部14により冷蔵室3の 部と仕切られる。仕切部14の上下は仕切部14 前方の連通部14aで連通する。また、仕切部1 4の後端には開口部14bが設けられる。野菜室16 内には仕切部14により上面が塞がれる収納ケ ス15が出し入れ自在に配される。収納ケー 15は野菜室16の壁面との間に冷気が流通する 間16aを有して配される。

 冷蔵室3の背面には鉛直方向に延びた吐出 通路20及び戻り通路23が並設される。吐出通 20及び戻り通路23は複数の通路を有したダク 26を冷蔵室3の背壁に取り付けて形成される 吐出通路20は隔離室18b(図1参照)に臨む上部 吐出口20cが開口し、戻り通路23の左右にそれ ぞれ配された左通路21及び右通路22を有して る。

 吐出通路20及び戻り通路23の下端には前方 に突出して横方向に延びる横通路28が設けら る。横通路28の前面及び下面にはそれぞれ り口23a、23b(図5参照)が開口する。横通路28は 連通部23e(図5参照)を介して戻り通路23に連通 る。戻り口23a、23bから横通路28に流入する 気は連通部23eを介して戻り通路23を流通する 。

 戻り通路23は連通部23eが設けられる下部23 fの上方に通路幅を拡幅した拡幅部23gが設け れる。下部23fはダクト6と一体の冷気案内板2 3c、23dによって左通路21及び右通路22と仕切ら れる。拡幅部23gはダクト6と一体のリブ26d、26 eにより左通路21及び右通路22と仕切られる。

 リブ26d、26eは冷気案内板23c、23dの側方ま 下方に延設される。これにより、左通路21 び右通路22は下端でU字型に屈曲し、戻り口23 a、23bよりも下流側で戻り通路23の拡幅部26fに 合流する。

 戻り通路23の上部前方には前面を透明な ンプカバー31で覆われたランプ30が配される 載置棚13が透明な樹脂から成るためランプ30 の出射光は各載置棚13を透過する。これによ 、冷蔵室3の下部まで照明することができる 。また、ランプ30は後述する金属製の部材27 上方に配される。このため、ランプ30の出射 光は部材27で反射し、冷蔵室3内をより明るく することができる。

 載置棚13に開口を設けると、冷蔵室3の下 まで照明光が届きやすくすることができる また、各載置棚13間の冷気を下段に導いて 蔵物をより冷却することができる。この時 載置棚13の開口の周囲に補強のためのリブ状 の突起を設けるとよい。また、透明なランプ カバー31をランプ30下方まで覆うように配置 ると、ランプ30の出射光が冷蔵室3の下部ま 届きやすくなる。

 また、戻り通路23を流通する冷気の冷熱 後述するパネル33(図4参照)を介してランプカ バー31内に放出される。これにより、ランプ3 0を冷却してランプ30の発熱による冷蔵室3の 温を低減することができる。ランプ30の駆動 を制御する制御部をランプカバー31内に設け ランプカバー31内を電装ボックスとしても い。この場合も、電装ボックス内の発熱が り通路23を流通する冷気の冷熱によって冷却 される。

 また、戻り通路23に臨む開口部をランプ バー31内に設けてもよい。これにより、開口 部を介してランプカバー31内の空気が戻り通 23に吸い込まれる。このため、ランプ30の発 熱による冷蔵室3の昇温をより低減すること できる。

 図3は図2のA-A断面図を示している。ダク 26は発泡断熱材等の断熱材から成り、リブ26d 、26e及び冷気案内板23c、23dはダクト26と一体 形される。これにより、吐出通路20と戻り 路23とが一体に形成され、部品点数を削減す ることができる。

 ダクト26の各通路は断熱材から成るリブ26 d、26e及び冷気案内板23c、23dによって隔てら る。このため、吐出通路20を流通する冷気と 戻り通路23を流通する冷気に温度差があって 、これらの間の冷熱の受け渡し量が少ない このため、吐出通路20を流通する冷気の冷 が戻り通路23を流通する冷気に伝達されるこ とによる冷蔵室3の冷却効率の低下を防止す ことができる。

 図4は図3の要部詳細図を示している。ダ ト26の前面側は樹脂成形品のパネル33により われる。ダクト26とパネル33とは夫々に設け た凹部と凸部(いずれも不図示)とが係合して 体となり、冷蔵室3の背面に着脱自在に取り 付けられている。パネル33は両側端部が後方 屈曲し、ダクト26の側面を覆う。

 パネル33の前面側は板状の部材27により覆 われている。部材27はアルミニウムやステン ス等の金属板や、熱伝導率の高い樹脂板等 熱良導体により形成される。部材27は両側 部が後方に屈曲してパネルの側面を覆う。

 部材27によって吐出通路20及び戻り通路23 流通する冷気の冷熱が冷蔵室3内に放出され る。これにより、冷蔵室3の温度分布を均一 することができる。この時、吐出通路20を流 通する冷気の温度(約-12~-8℃)は戻り通路23を 通する冷気の温度(約-2~1℃)よりも低くなっ いる。しかし、吐出通路20及び戻り通路23が 設されるため部材27の表面が熱伝導によっ 一様な温度になり、冷蔵室3の温度分布を容 に均一にすることができる。

 また、ダクト26には戻り通路23に面した断 熱材の背面側に凹部26cが設けられる。これに より、吐出通路20に面した部分よりも戻り通 23に面した部分の断熱材の厚みが薄く形成 れる。このため、戻り通路23から部材27に伝 る単位面積当たりの冷熱量と吐出通路20か 部材27に伝わる単位面積当たり冷熱量とを同 程度にできる。従って、部材27の表面温度の らつきを更に低減できるため、冷蔵室3の温 度分布をより均一にすることができる。また 、より低温の冷気が流通する吐出通路20に面 た断熱材の厚みを厚くして部材27表面の結 を抑制することができる。

 尚、凹部26cを複数設けてもよい。また、 部26cに替えて貫通孔を断熱材に形成しても い。同様に、パネル33の厚みを吐出通路20に 面した部分よりも戻り通路23に面した部分を く形成してもよい。

 パネル33の下部には前方に突出する突出 33aが設けられている。図5は突出部33aの詳細 示す側面断面図である。突出部33aによって 通路28が形成され、突出部33aの前面及び下 に戻り口23a、23bが形成される。戻り口23bは 口部14bに面して形成され、戻り口23a、23bは 切部14の上側に配される。

 突出部33aの下面前部には下方に突出する 部33bが設けられる。突出部33aは断熱箱体35 内箱35aに形成した段差部35bに後端が係止さ 、凸部33bが仕切部14の上面に当接する。これ により、突出部33aが安定して支持される。

 突出部33aは部材27よりも前方に延びて部 27の下方に形成される。部材27の下端は突出 33aの上方でパネル33から前方に延びた支持 33cにより支持される。突出部33aの上面には 欠き部33dが形成され、切欠き部33dに受け部 34が取り付けられる。

 受け部材34は樹脂成形品から成り、上面 開口した凹部34aが形成される。凹部34aの周 には外側に突出した突出部34cが形成される 前部の突出部34cの下方には凸部34bが設けら る。後部の突出部34cをパネル33の垂直面に設 けた溝部33eに差し込み、凸部34bが切欠き部33d に押し込まれる。これにより、前部の突出部 34cと凸部34bによって切欠き部33dの前端が挟ま れ、受け部材34が取り付けられる。

 突出部33aは部材27の下方に配されるため 部材27で発生した結露は凹部34aに流下する。 これにより、凹部34aに貯溜された結露水が蒸 発して冷蔵室3内の乾燥を抑制することがで る。受け部材34と切欠き部33dとをシール材等 による接着や溶着すると、突出部33a内部への 結露水の侵入を防止することができる。

 部材27の前面に水平方向に延びた凹凸を け、部材27で発生した結露を該凹凸で保持し てもよい。これにより、部材27表面の凹凸に 持された結露水が蒸発して冷蔵室3内の乾燥 を更に抑制することができる。

 尚、凹部34aと突出部33aの下面の凸部33bに 指を掛けてパネル33を容易に着脱すること できる。

 図6は吐出通路20を通る断面を示す側面断 図である。吐出通路20は上部でダンパ17を介 して連通路7に連通する。また、図7は図2のB-B 断面図を示している。吐出通路20はダンパ17 下方で戻り通路23の前面側に配された分岐部 20aを有している。吐出通路20は分岐部20aで左 の左通路21及び右通路22(図2参照)に分岐する 。

 図2において、戻り通路23は拡幅部23gの上 で左右に分岐した第1、第2分岐路24、25を有 ている。図8は戻り通路23を通る断面を示す 面断面図である。第1、第2分岐路24、25は冷 室ダクト10の背面側に配される。冷却器5の 方で冷凍室ダクト10の背面側に開口した連 口24a、25aを介して冷凍室ダクト10と第1、第2 岐路24、25とが連通する。

 ドレンパン11の排水口11aの下方には排水 イプ12の受け部12aが配される。図8に示すよ に、受け部12aは第1、第2分岐路24、25の前方 配される。排水パイプ12は受け部12aから第1 第2分岐路24、25の間を通って後方に延び、戻 り通路23の背後に配されて下方に延びる。ド ンパン11に溜まる除霜水は排水パイプ12を介 して蒸発皿(不図示)に排水される。従って、 り通路23は第1、第2分岐路24、25に分岐して 路面積が縮小されず、戻り通路23と排水パイ プ12の干渉を簡単に防止することができる。

 また、前述の図4において、排水パイプ12 冷蔵室3側の断熱層は排水パイプ12の周面に って約20mmの厚みに形成される。これにより 、戻り通路23を流れる冷気の温度が-3℃前後 あっても、排水パイプ12内の除霜水の凍結に よる排水パイプ12の詰まりを防止することが きる。更に、除霜水による戻り通路23の冷 の温度上昇を抑制して熱ロスの低減し、省 ネルギー化を図ることができる。

 上記構成の冷蔵庫1において、送風ファン 6の駆動によって冷凍室ダクト10を流通する空 気は冷却器5と熱交換して冷気が生成される 冷却器5により生成された冷気は吐出口10aか 矢印E1(図1参照)に示すように冷凍室2内に吐 される。冷凍室2に吐出された冷気は冷凍室 2内を流通して貯蔵物を冷却し、戻り口10bを して冷却器5に戻る。

 また、送風ファン6の排気側で冷気は矢印 E2(図2、図6参照)に示すように分岐し、連通路 7を流通する。連通路7を流通する冷気はダン 17を介して吐出通路20に流入し、分岐部20aで 分岐する。吐出通路20に流入した冷気の一部 矢印E3(図1参照)に示すように分岐部20aから 出口20cを介して低温ケース18及び隔離室18b内 に吐出される。

 低温ケース18及び隔離室18bはダンパ17を通 過した冷気が直ちに多量に供給されるため低 温に維持される。低温ケース18及び隔離室18b を流通した冷気は隔離室18bの下部の前面側 び仕切棚13bの後方から冷蔵室3内に流出する 。

 尚、隔離室18b内の冷気の冷熱や冷却され 貯蔵物の冷熱は仕切棚13bの下面から下方へ 出される。仕切棚13bの下方に配された貯蔵 は仕切棚13bの前方及び後方から降下する冷 により直接冷却されるとともに、仕切棚13b 下面から放出される冷熱により間接冷却さ る。

 分岐部20aで分岐した冷気は吐出通路20の 通路21及び右通路22を矢印E4、E5(図2、図6参照 )に示すようにリブ26d、26eに沿って流下する 左通路21及び右通路22を流下する冷気は下端 向きを変えて冷気案内板23c、23dに沿って上 する。左通路21及び右通路22を上昇する冷気 は拡幅部23gで戻り通路20に合流する。

 冷気案内板23c、23dにより、左通路21及び 通路22を流下して中央側に向きを変える冷気 流(E4、E5)の衝突による渦流の発生を防止でき る。また、戻り口23a、23bからの冷気の漏れを 防止できる。従って、送風効率の低下や冷却 効率の低下を抑制できる。

 隔離室18bから冷蔵室3内に流入する冷気は 載置棚13の前方で矢印E8(図1、図6参照)に示す うに降下する。冷蔵室3の前部を降下する冷 気の一部は仕切部14上を矢印E9(図1参照)に示 ように後方へ流通する。仕切部14上を流通す る冷気は正面側の戻り口23aから横通路28に流 し、連通部23eを介して戻り通路23に導かれ 。

 また、冷蔵室3の前部を降下する冷気の一 部は仕切部14の前方の連通部14aを介して野菜 16内に流入する。野菜室16に流入した冷気は 矢印E10(図1参照)に示すように収納ケース15の 囲の隙間16aを流通する。尚、隙間16aは収納 ース15の側方にも設けられる。

 収納ケース15の周囲を流通する冷気は後 の開口部14bを介して仕切部14の上方に流通す る。そして、該冷気は横通路28の下面側の戻 口23bから横通路28に流入し、連通部23eを介 て戻り通路23に導かれる。収納ケース15は上 を塞ぐ仕切部14に沿って流通する冷気(E9)と 周囲の隙間16aを流通する冷気(E10)によって 部の貯蔵物が間接冷却される。

 戻り通路23に流入した冷気は矢印E11(図2、 図8参照)に示すように上昇する。戻り通路23 上昇する冷気は吐出通路20を上昇する冷気と 拡幅部23gで合流して更に上昇する。そして、 矢印E12、E13(図2、図8参照)に示すように第1、 2分岐路24、25に分岐する。第1、第2分岐路24 25を流通する冷気は連通口24a、25aを介して 凍室ダクト10に流入し、冷却器5に戻る。

 左右に設けた連通口24a、25aを介して冷気 冷却器5に戻すため、連通口24a、25aの開口面 積を適切に形成することによって冷却器5に る冷気量を調整できる。これにより、冷却 5の霜付きの状態を容易に調整することがで 、左右方向で均一に霜を付着させることが きる。

 従って、除霜の効率を向上することがで 、除霜時間の短縮による省電力化を図るこ ができる。特に、冷却器5の左右方向の幅が 大きい場合に該効果が大きい。このため、冷 却器5の左右方向の幅を大きくすると、冷却 5の熱交換量が増加して冷却効率の向上が図 れるとともに除霜時の電力消費を抑制する とができる。

 また、吐出通路20及び戻り通路23を流通す る冷気の冷熱が部材27を介して冷蔵室3に放出 される。これにより、冷蔵室3内が間接冷却 れる。部材27で間接冷却された冷気は部材27 前面に沿って自重により降下する。部材27 より冷却された冷気は貯蔵物を冷却しなが 載置棚13の上面を前方に流れる。

 このため、仕切棚13bと載置棚13とで挟ま た空間、隣接する載置棚13で挟まれた空間、 載置棚13と仕切部14とで挟まれた空間の上部 空気は前方から後方へ流れて部材27で間接冷 却される。これにより、各空間に対流が生じ る。載置棚13の上面を前方に流れる冷気は載 棚13の前方を流下する冷気流(E8)に合流して 方へ流れる。

 これにより、冷蔵室3の広い範囲から一様 に放出される部材27からの冷熱によって各空 の間接冷却も行われ、各空間を均一に冷却 ることができる。従って、冷気が貯蔵物に 接当ることによる貯蔵物の乾燥を極力抑制 きるようになる。特に生もの等の貯蔵物(例 えば、ショートケーキ、生菓子、野菜、果物 等)の乾燥による劣化を抑制することができ 。

 また、冷蔵室3の扉3a近傍の比較的暖かい 内の空気の一部は扉3aに沿って上昇し、冷 室3の上部の仕切棚13bから前方に流通する冷 と混ざり合って下方に流れる。このため、 3aと仕切棚13b及び載置棚13との間に対流して 循環流が生じる。これにより、冷蔵室3の前 が循環流によって庫内が撹拌され、庫内温 をより均一にする。

 尚、前述の図6に一点鎖線で示すように、 吐出通路20から冷蔵室3内に少量の冷気を吐出 する吐出口20bを設けてもよい。各仕切棚13bの 間に設けた吐出口20bから吐出された冷気は矢 印E6、E7に示すように各仕切棚13b間を流通す 。これにより、冷蔵室3内の各仕切棚13b間を り攪拌できるとともに冷却することができ 。

 特に、冷蔵室3の背面に沿って上方から下 方へ流下するように冷気を吐出口20bから少量 吐出すると、より大きな効果を奏する。吐出 口20bを設けると部材27によって間接冷却する とによる乾燥の抑制効果は低下する。しか 、後述するように結露による保湿効果を有 るように部材27を形成すると、乾燥の抑制 果の低下を小さくできる。

 庫内の貯蔵物から発せられる水分や、扉3 aの開閉によって流入した庫外空気の水分は 材27で冷却され、部材27の表面で結露する。 のとき、部材27の表面に凹凸形状を形成し いると、結露水を保持することができる。 れにより、隔離室18bから流れ出た乾燥冷気 部材27の冷熱によって冷却された比較的乾燥 した冷気に結露水が蒸発して溶け込む。この ため、庫内の湿度を適度に保持することがで き、庫内の貯蔵物を乾燥から保護でき、貯蔵 物の乾燥による劣化を防止することができる 。

 尚、本実施形態では吐出通路20及び戻り 路23の前面の一部のみに部材27を設けている 、部材27により吐出通路20及び戻り通路23の 部や前面を覆ってもよい。また、吐出通路2 0の側方等まで部材27を延設してもよい。これ により、冷熱をより広い範囲に放出して温度 分布をより均一にできる。

 また、前述の図5において、突出部33a内に フィルター等の通風抵抗体を設けるとより望 ましい。これにより、野菜室16を含む冷蔵室3 内の冷気は戻り口23a、23bから均一に横通路28 流入する。従って、野菜室16内の冷気も均 に循環させることができる。

 加えて、戻り口23a、23bを左右方向に離れ 複数設けると、庫内の冷気循環がより均一 なる。更に、戻り口23a、23bの開口面積によ て、戻り口23a、23bに流入する冷気の流量が 変される。本実施形態では、戻り口23aの開 面積を戻り口23bの開口面積よりも小さく約3 0%としている。このため、野菜室16を流通す 冷気(E10)の冷気の流量が仕切部14の上方を流 する冷気量よりも多くなり、野菜室16を充 冷却することができる。

 尚、左通路21及び右通路22の下端のコーナ ー部や、冷気案内板23c、23dで形成される戻り 通路23の下端のコーナー部を曲面にしてもよ 。これにより、冷気流の衝突による渦流発 を防止することができる。

 本実施形態によると、冷蔵室3の同じ壁面 である背面に冷気を吐出する吐出通路20と冷 を冷却器5に戻す戻り通路23とを並設したの 、従来例のように冷凍室2との仕切壁4に戻 通路を設ける必要がなく仕切壁4の厚みを小 くすることができる。従って、冷蔵庫1の容 積効率を向上することができる。

 特に、仕切壁4が低温の冷凍室2に隣接す ため仕切壁4に戻り通路を設けると冷気内の 分が凍結し易くなるが、戻り通路23が背面 設けられるため容易に凍結を防止できる。 た、冷却器5が冷凍室2の背面に配されるため 冷却器5から背面の吐出通路20に冷気が容易に 導かれ、背面の戻り通路23から冷却器5に冷気 が容易に導かれる。従って、冷気が流通する 経路の圧力損失を低減することができる。尚 、吐出通路20及び戻り通路23を貯蔵室の側壁 に並設してもよい。

 また、吐出通路20及び戻り通路23を流通し た冷気の冷熱が熱良導体から成る部材27を熱 導して冷蔵室3の背面の広い範囲から放出さ れるため、冷蔵室3内を均一に冷却すること できる。加えて、戻り口23a、23bの下流側で 出通路20と戻り通路23とが合流するので、吐 口20cから冷蔵室3に吐出される冷気量を削減 して貯蔵物は主として部材27から放出される 熱により間接冷却される。従って、貯蔵物 乾燥を低減することができる。

 また、戻り通路23の両側方に吐出通路20を 配置して吐出通路20を戻り口20aの近傍でU字状 に屈曲して戻り通路23に合流させたので、吐 通路20を下方まで広い範囲に形成すること できる。従って、より広い範囲から部材27を 介して冷蔵室3に冷熱を放出することができ 冷蔵室3の温度分布をより均一にできる。

 また、戻り口23a、23bを戻り通路23の下部 配置して吐出口20cを戻り口23a、23bよりも上 に設けたので、吐出口20cから吐出された冷 が自重により降下して戻り口23a、23bに導か る。従って、冷蔵室3内に冷気を容易に流通 せることができる。

 また、冷蔵室3の上部の隔離室18bに吐出口 20cを開口して隔離室18bに吐出された冷気が隔 離室18bの前方から流出して降下するので、隔 離室18bを他の領域よりも容易に低温に維持す ることができる。また、冷蔵室3上部の吐出 20cから吐出された冷気が冷蔵室3下部の戻り 23a、23bから流出するためショートサーキッ を防止することができる。

 本実施形態において、戻り通路23を野菜 16内まで延設して戻り口23bを野菜室16内に設 てもよい。

 本発明によると、冷気を吐出する吐出通 と冷気を冷却器に戻す戻り通路とを有する 蔵庫に利用することができる。




 
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