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Patent Searching and Data


Title:
SLIDE DOOR DEVICE AND ELEVATOR
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/146360
Kind Code:
A1
Abstract:
In a slide device, a first doorway is opened and closed by a first door, and a second doorway facing the first doorway is opened and closed by a second door. At a side portion of a space between the first doorway and the second doorway, a side light emitter is provided. At an upper portion of the space between the doorways, an upper light emitter is provided. At a lower portion of a side portion of the space between the doorways on the opposite side to the side light emitter across the space between the doorways, an imaging means for imaging the side light emitter and the upper light emitter is provided. An image processing and determination section determines, according to image data from the imaging means, whether there is an obstacle in the space.

Inventors:
MASUDA TOSHIO (JP)
Application Number:
PCT/JP2007/060882
Publication Date:
December 04, 2008
Filing Date:
May 29, 2007
Export Citation:
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Assignee:
MITSUBISHI ELECTRIC CORP (JP)
MASUDA TOSHIO (JP)
International Classes:
B66B13/26; E05F15/14
Foreign References:
JP2004338846A2004-12-02
JPH0243195A1990-02-13
JPH0769571A1995-03-14
JPS60202075A1985-10-12
JPS471260Y11972-01-17
JPH04358685A1992-12-11
Attorney, Agent or Firm:
SOGA, Michiteru et al. (8th Floor Kokusai Building,1-1, Marunouchi 3-chom, Chiyoda-ku Tokyo 05, JP)
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Claims:
 水平に摺動されることにより第1の出入口を開閉する第1のドア、
 上記第1のドアとともに水平に摺動されることにより、上記第1の出入口に対向する第2の出入口を開閉する第2のドア、
 上記第1の出入口と上記第2の出入口との間の空間である出入口間空間の側方に配置され、かつ上記出入口間空間に対向し上下方向に長尺な第1の発光面を有する側部発光器、
 上記出入口間空間の上方に配置され、かつ上記出入口間空間に対向し上記第1の出入口の幅方向に長尺な第2の発光面を有する上部発光器、
 上記出入口間空間を挟んで上記側部発光器とは反対側で上記出入口間空間の側方の下部に配置され、上記第1及び第2の発光面を撮像する撮像手段、及び
 上記撮像手段からの画像データに基づいて上記出入口間空間内の障害物の有無を判定する画像処理判定部を有し、障害物の有無に応じて上記第1及び第2のドアの開閉を制御する制御装置
 を備えているスライドドア装置。
 かご出入口を有し、昇降路内を昇降されるかご、
 上記かごに設けられ、水平に摺動されることにより上記かご出入口を開閉するかごドア、
 乗場に設けられ、上記かごドアとともに水平に摺動されることにより、乗場出入口を開閉する乗場ドア、
 上記かご出入口と上記乗場出入口との間の空間である出入口間空間の側方に配置され、かつ上記出入口間空間に対向し上下方向に長尺な第1の発光面を有する側部発光器、
 上記出入口間空間の上方に配置され、かつ上記出入口間空間に対向し上記かご出入口の幅方向に長尺な第2の発光面を有する上部発光器、
 上記出入口間空間を挟んで上記側部発光器とは反対側で上記出入口間空間の側方の下部に配置され、上記第1及び第2の発光面を撮像する撮像手段、及び
 上記撮像手段からの画像データに基づいて上記出入口間空間内の障害物の有無を判定する画像処理判定部を有し、障害物の有無に応じて上記かごドア及び上記乗場ドアの開閉を制御する制御装置
 を備えているエレベータ。
Description:
スライドドア装置及びエレベー

 この発明は、ドアを自動で水平に移動さ るスライドドア装置、及びそれを用いたエ ベータに関するものである。

 従来のスライドドア装置では、出入口の 右の縦枠のいずれか一方に、長尺かつ連続 発光面を有する発光器が設けられていると もに、発光器に対向する縦枠に発光面を撮 するカメラが設けられている(例えば、特許 文献1参照)。

特開2004-338846号公報

 上記のような従来のスライドドア装置で 、発光器及びカメラが縦枠に設けられてい ため、乗客や荷物の一部がドアに近付くと 実際にドアに挟まれない位置であっても障 物として検出されることがある。このため このスライドドア装置をエレベータに適用 た場合、戸閉時に何度も反転戸開されるこ があり、運転効率が低下する。

 この発明は、上記のような課題を解決す ためになされたものであり、実際にドアに まれる障害物をより確実に検出することが きるスライドドア装置、及びそれを用いた レベータを得ることを目的とする。

 この発明によるスライドドア装置は、水平 摺動されることにより第1の出入口を開閉す る第1のドア、第1のドアとともに水平に摺動 れることにより、第1の出入口に対向する第 2の出入口を開閉する第2のドア、第1の出入口 と第2の出入口との間の空間である出入口間 間の側方に配置され、かつ出入口間空間に 向し上下方向に長尺な第1の発光面を有する 部発光器、出入口間空間の上方に配置され かつ出入口間空間に対向し第1の出入口の幅 方向に長尺な第2の発光面を有する上部発光 、出入口間空間を挟んで側部発光器とは反 側で出入口間空間の側方の下部に配置され 第1及び第2の発光面を撮像する撮像手段、及 び撮像手段からの画像データに基づいて出入 口間空間内の障害物の有無を判定する画像処 理判定部を有し、障害物の有無に応じて第1 び第2のドアの開閉を制御する制御装置を備 ている
 また、この発明によるエレベータは、かご 入口を有し、昇降路内を昇降されるかご、 ごに設けられ、水平に摺動されることによ かご出入口を開閉するかごドア、乗場に設 られ、かごドアとともに水平に摺動される とにより、乗場出入口を開閉する乗場ドア かご出入口と乗場出入口との間の空間であ 出入口間空間の側方に配置され、かつ出入 間空間に対向し上下方向に長尺な第1の発光 面を有する側部発光器、出入口間空間の上方 に配置され、かつ出入口間空間に対向しかご 出入口の幅方向に長尺な第2の発光面を有す 上部発光器、出入口間空間を挟んで側部発 器とは反対側で出入口間空間の側方の下部 配置され、第1及び第2の発光面を撮像する撮 像手段、及び撮像手段からの画像データに基 づいて出入口間空間内の障害物の有無を判定 する画像処理判定部を有し、障害物の有無に 応じてかごドア及び乗場ドアの開閉を制御す る制御装置備えている。

この発明の実施の形態1によるエレベー タのスライドドア装置の要部を示す平面図で ある。 図1のかごドア装置を乗場側から見た正 面図である。 図1のスライドドア装置の制御回路を示 す概略のブロック図である。 図1の主制御部の戸閉時の動作を示すフ ローチャートである。

 以下、この発明の好適な実施の形態につい 図面を参照して説明する。
 実施の形態1.
 図1はこの発明の実施の形態1によるエレベ タのスライドドア装置の要部を示す平面図 図2は図1のかごドア装置を乗場側から見た正 面図であり、それぞれ全戸開状態を示してい る。図において、かご1の前面には、第1の出 口であるかご出入口2が設けられている。各 階の乗場3には、第2の出入口である乗場出入 4が設けられている。

 かご出入口2は、第1のドアであるかごド 5,6により開閉される。かごドア5,6は、かご1 上部に設けられたドア駆動装置(図示せず) より駆動される。かごドア5,6は、開閉動作 には互いに逆方向へ動作する。

 各乗場出入口4は、第2のドアである乗場 ア7,8により開閉される。乗場ドア7,8は、か 1が乗場3に着床した際にかごドア5,6と係合す ることにより、かごドア5,6とともに開閉動作 される。

 かご1には、側部発光器9、上部発光器10、 及び撮像手段としてのカメラ11が搭載されて る。側部発光器9は、戸開時にかごドア6を 納する戸袋部近傍に配置されている。また 側部発光器9は、かご出入口2と乗場出入口4 の間の空間である出入口間空間12の側方に配 置されている。さらに、側部発光器9は、出 口間空間12に対向し上下方向に長尺な第1の 光面9aを有している。

 上部発光器10は、かご出入口2の上枠に対 て固定されている。また、上部発光器10は 出入口間空間12の上方に配置されている。さ らに、上部発光器10は、出入口間空間12に対 しかご出入口2の幅方向(図1及び図2の左右方 )に長尺な第2の発光面10aを有している。第2 発光面10aは、かごドア6の戸袋部上方、即ち 側部発光器9の上方まで延在されている。即 、上部発光器10の一端部は、側部発光器9の 端部に近接して配置されている。

 カメラ11は、出入口間空間12を挟んで側部 発光器9とは反対側で出入口間空間12の側方の 下部に配置され、第1及び第2の発光面9a,10aを 像する。カメラ11による監視領域は、カメ 11を頂点として第1の発光面9aを底辺とする三 角形の第1の監視領域11aと、カメラ11を頂点と して第2の発光面10aを底辺とする三角形の第2 監視領域11bとを組み合わせた領域である。

 また、側部発光器9、上部発光器10及びカ ラ11は、第1及び第2の監視領域11a,11bにより 入口間空間12全体がカバーされるように配置 されている。カメラ11の視野には、出入口間 間12の下端部から出入口間空間12のかごドア 5側の上隅部までが含まれている。

 図3は図1のスライドドア装置の制御回路 示す概略のブロック図である。図において ドア駆動装置は、開閉制御部21により制御さ れる。即ち、かごドア5,6及び乗場ドア7,8の開 閉動作は、開閉制御部21により制御される。 閉制御部21は、かご1上に搭載されている。

 カメラ11からの信号は、画像処理判定部22 に送られる。画像処理判定部22は、カメラ11 らの信号に基づいて、戸閉時に側部発光器9 び上部発光器10からの光が障害物により遮 されるかどうかを判定する。

 側部発光器9、上部発光器10、開閉制御部2 1及び画像処理判定部22は、主制御部23により 御される。主制御部23は、少なくとも戸閉 作時に側部発光器9及び上部発光器10により 入口間空間12に光を照射させる。また、主制 御部23は、戸閉動作時に画像処理判定部22に り障害物が検出されると、かごドア5,6及び 場ドア7,8を反転戸開させる。

 開閉制御部21、画像処理判定部22及び主制 御部23は、それぞれマイクロコンピュータに り構成されている。また、開閉制御部21、 像処理判定部22及び主制御部23のうちの少な とも2つを、共通のコンピュータにより構成 することも可能である。制御装置は、開閉制 御部21、画像処理判定部22及び主制御部23を有 している。

 次に、画像処理判定部22による障害物の 出方法について説明する。まず、発光器9,10 点灯していないときのカメラ11からの画像 ータαと、発光器9,10が点灯しているときの 像データβとを画像処理判定部22に取り込む そして、画像データβから画像データαを引 いた差分画像γを演算する。障害物の監視を 行する際には、このような動作を繰り返す

 このような差分処理を行うと、差分画像 には発光面9a,10aの像のみが残る。従って、 1及び第2の監視領域11a,11b内に障害物が存在 ない場合、差分画像γには、ほぼ連続した1 の直線状の発光面像が残る。

 これに対して、監視領域内に障害物が存 する場合、発光面9a,10aからの光の一部が遮 されるため、差分画像γとして得られる発 面像は、複数に分断されて不連続になった 、長さが通常時よりも短くなったりする。 像処理判定部22は、発光面9a,10aの像が不連続 になったこと、短くなったこと、又は消失し たことを検出すると、障害物が存在すると判 定し、その旨の信号を主制御部23に送る。

 図4は図3の主制御部23の戸閉時の動作を示 すフローチャートである。主制御部23は、戸 から所定の時間が経過すると、監視領域内 障害物が存在するかどうかを確認する(ステ ップS1)。障害物が存在しなければ、戸閉動作 を開始する(ステップS2)。障害物が存在する 合、障害物が無くなるまで待機し、障害物 無くなってから戸閉動作を開始する。

 戸閉動作の開始後は、監視領域内に障害 が存在するかどうかを確認し(ステップS3)、 障害物が存在しなければ戸閉動作を継続し( テップS4)、かごドア5,6及び乗場ドア7,8が全 閉位置に達したかどうかを確認する(ステッ S5)。即ち、戸閉動作中は、全戸閉状態にな まで障害物の有無を繰り返し確認する。

 戸閉動作中に障害物が検出されると、か ドア5,6及び乗場ドア7,8を反転戸開させ(ステ ップS6)、最初の動作に戻る。障害物が検出さ れないまま、全戸閉状態になると、図4の動 は終了する。

 このようなスライドドア装置及びエレベー では、側部発光器9が出入口間空間12の側方 配置され、上部発光器10が出入口間空間12の 上方に配置され、カメラ11が出入口間空間12 側方の下部に配置されているので、実際に ア5,6,7,8に挟まれる障害物をより確実に検出 ることができる。
 また、誤検出による反転動作の頻発を防止 きるので、エレベータに適用する場合に、 転効率を向上させることができる。
 さらに、エレベータに適用する場合、側部 光器9、上部発光器10及びカメラ11をかご1に み搭載すればよいので、全ての乗場3に設け る場合に比べてコストを低減できる。

 さらにまた、側部発光器9の第1の発光面9a と上部発光器10の第2の発光面10aとを用いたの で、1台のカメラ11で出入口間空間12全体の障 物を検出することができ、コストを低減す ことができる。また、カメラ11が1台で済む め、製品の故障率を低下させることもでき 。

 なお、上記の例では、両開き式のスライド ア装置について説明したが、片開き式であ てもこの発明は適用でき、かごドア及び乗 ドアの枚数も特に限定されない。
 また、上記の例では、側部発光器9及び上部 発光器10をかご1に設けたが、乗場3側に設け ことも可能である。
 さらに、上記の例では、この発明をエレベ タに適用したが、例えば建物に設けられた 重扉式のドア装置や、列車のドアとプラッ ホームのドアとを含むドア装置など、エレ ータ以外のスライドドア装置にもこの発明 適用できる。