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Patent Searching and Data


Title:
TESTER AND MANUFACTURING METHOD
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/028040
Kind Code:
A1
Abstract:
A tester for testing a device under test comprises a main period generating section for generating a main period signal indicating a test period, a sub-period generating section for generating a sub-period signal indicating a sub-period in which the test period is divided for each test period, a level comparator for comparing an output signal outputted from the device under test with a threshold to output a comparison signal expressing the logical value according to the result of the comparison, a window period specifying section for specifying a plurality of window periods indicating different phase ranges during the test period on the basis of the sub-period signal, and a window timing comparing section for detecting whether or not the comparison signal reaches a predetermined logical value in each of the window periods.

Inventors:
WATANABE NAOYOSHI (JP)
Application Number:
PCT/JP2007/066566
Publication Date:
March 05, 2009
Filing Date:
August 27, 2007
Export Citation:
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Assignee:
ADVANTEST CORP (JP)
WATANABE NAOYOSHI (JP)
International Classes:
G01R31/319
Foreign References:
JP2000304832A2000-11-02
JP3519329B22004-04-12
JP2002196051A2002-07-10
JPH09231743A1997-09-05
JPH07151824A1995-06-16
US6708298B22004-03-16
Attorney, Agent or Firm:
RYUKA, Akihiro (22-1 Nishi-Shinjuku 6-chome, Shinjuku-k, Tokyo 05, JP)
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Claims:
 被試験デバイスを試験する試験装置であって、
 試験周期を示すメイン周期信号を発生するメイン周期発生部と、
 前記試験周期毎に試験周期を分割したサブ周期を示すサブ周期信号を発生するサブ周期発生部と、
 前記被試験デバイスから出力された出力信号を閾値と比較して、比較結果に応じた論理値を表す比較信号を出力するレベルコンパレータと、
 前記サブ周期信号を基準として、前記試験周期中の異なる位相範囲を示す複数のウィンドウ期間を指定するウィンドウ期間指定部と、
 前記複数のウィンドウ期間のそれぞれにおいて前記比較信号が所定論理値となったか否かを検出するウィンドウタイミング比較部と
 を備える試験装置。
 前記ウィンドウタイミング比較部による検出結果に基づき、前記被試験デバイスのクラスを判定する判定部を更に備える請求項1に記載の試験装置。
 前記ウィンドウ期間指定部は、前記複数のウィンドウ期間を示す複数のウィンドウストローブ信号を発生し、
 前記ウィンドウタイミング比較部は、
 前記複数のウィンドウストローブ信号に対応して設けられ、それぞれが、対応する前記ウィンドウストローブ信号に示された前記ウィンドウ期間において前記比較信号が前記所定論理値となっているタイミングを含むことを条件として、対応する前記ウィンドウ期間において前記比較信号が前記所定論理値となったことを表す値を出力する複数のウィンドウ比較回路と
 を有する請求項1に記載の試験装置。
 前記ウィンドウ期間指定部は、前記複数のウィンドウ期間のそれぞれの境界タイミングを示す複数のエッジ信号を生成し、
 前記ウィンドウタイミング比較部は、
 前記複数のエッジ信号の各タイミングにおいて前記比較信号の論理値を入力して、入力した複数の論理値を入力順に記憶するシフトレジスタと、
 前記シフトレジスタに記憶された前記複数の論理値に基づき、前記複数のウィンドウ期間のそれぞれについて前記比較信号が前記所定論理値となったか否かを表す値を出力する出力部と
 を有する請求項1に記載の試験装置。
 前記試験周期中の指定された位相を示すエッジストローブ信号を発生するエッジストローブ発生部と、
 前記エッジストローブ信号により示された位相において、前記比較信号が前記所定論理値となっているか否かを検出するエッジタイミング比較部と、
 エッジストローブモードの場合、前記エッジタイミング比較部による検出結果に基づき、前記被試験デバイスの良否を判定し、ウィンドウストローブモードの場合、前記ウィンドウタイミング比較部による検出結果に基づき、前記被試験デバイスのクラスを判定する判定部とを更に備える
 請求項1に記載の試験装置。
 デバイスを製造する製造方法であって、
 デバイスを製造する製造段階と、
 製造されたデバイスを、請求項1に記載の試験装置により試験して選別する選別段階と
 を備える製造方法。
Description:
試験装置および製造方法

 本発明は、試験装置および製造方法に関 る。本発明は、特に、被試験デバイスを試 する試験装置およびデバイスを製造する製 方法に関する。

 半導体等の試験装置は、試験のための基 となる周期(試験周期)毎に、被試験デバイ から出力された出力信号の値を取り込む。 して、試験装置は、取り込んだ値を期待値 比較して被試験デバイスの良否を判定する

 試験装置は、出力信号の値の取り込みタ ミングを示す信号として、エッジストロー 信号およびウィンドウストローブ信号を発 する。エッジストローブ信号は、試験周期 における指定された位相の瞬時タイミング 示す。ウィンドウストローブ信号は、試験 期中における指定された位相範囲の期間(ウ ィンドウ期間)を示す。

 当該試験装置がエッジストローブモード 動作する場合、取込部(例えばタイミングコ ンパレータ)は、エッジストローブ信号によ 指定されたタイミングで出力信号の論理値 検出する。また、当該試験装置がウィンド ストローブモードで動作する場合、取込部 、ウィンドウストローブ信号により指定さ たウィンドウ期間中において出力信号の値 所定の論理値となったか否かを検出する。

 また、試験装置は、被試験デバイスの1つの 端子から出力された出力信号に対して、複数 の取込部を備え、複数の取込部に対して互い に異なるウィンドウ期間を示すウィンドウス トローブ信号を与えてもよい。これにより、 試験装置は、いずれのウィンドウ期間におい て所定論理値となったか、または、いずれの ウィンドウ期間において所定論理値とならな かったかを検出して、被試験デバイスのクラ ス分けをすることができる。

特開2000-304832号公報

 ところで、複数のウィンドウストローブ 号を同時に発生させるためには、試験装置 、複数のウィンドウストローブ信号のそれ れに対応したタイミング発生器を備えなけ ばならなかった。しかしながら、タイミン 発生器は、多数のレジスタおよび多数の遅 器を有するので、回路規模が大きい。従っ 、多数のウィンドウストローブ信号を同時 発生することが可能な試験装置は、装置規 が大きくなってしまっていた。

 上記課題を解決するために、本発明の第1 の形態においては、被試験デバイスを試験す る試験装置であって、試験周期を示すメイン 周期信号を発生するメイン周期発生部と、試 験周期毎に試験周期を分割したサブ周期を示 すサブ周期信号を発生するサブ周期発生部と 、被試験デバイスから出力された出力信号を 閾値と比較して、比較結果に応じた論理値を 表す比較信号を出力するレベルコンパレータ と、サブ周期信号を基準として、試験周期中 の異なる位相範囲を示す複数のウィンドウ期 間を指定するウィンドウ期間指定部と、複数 のウィンドウ期間のそれぞれにおいて比較信 号が所定論理値となったか否かを検出するウ ィンドウタイミング比較部とを備える試験装 置を提供する。

 本発明の第2の形態においては、デバイス を製造する製造方法であって、デバイスを製 造する製造段階と、製造されたデバイスを、 本発明の第1の形態の試験装置により試験し 選別する選別段階とを備える製造方法を提 する。

 なお、上記の発明の概要は、本発明の必 な特徴の全てを列挙したものではない。ま 、これらの特徴群のサブコンビネーション また、発明となりうる。

図1は、本発明の実施形態に係る試験装 置10の構成を被試験デバイス200と共に示す。 図2は、本発明の実施形態に係る取得部 14の構成を示す。 図3は、取得部14内の各信号の一例を示 。 図4は、エッジタイミング比較部30およ ウィンドウタイミング比較部34による比較 果の一例を示す。 図5は、本発明の実施形態に係るウィン ドウ期間指定部32の構成の一例を示す。 図6は、図5に示した回路内の信号の一 を示す。 図7は、本発明の実施形態に係るウィン ドウ回路38の構成の一例を示す。 図8は、図7に示したウィンドウ回路38内 の信号の第1例を示す。 図9は、図7に示したウィンドウ回路38内 の信号の第2例を示す。 図10は、本発明の実施形態の第1変形例 に係るウィンドウ期間指定部32およびウィン ウタイミング比較部34の構成を示す。 図11は、図10に示したウィンドウ期間 定部32およびウィンドウタイミング比較部34 信号の第1例を示す。 図12は、図10に示したウィンドウ期間 定部32およびウィンドウタイミング比較部34 信号の第2例を示す。 図11は、図10に示したウィンドウ期間 定部32およびウィンドウタイミング比較部34 信号の第3例を示す。

符号の説明

10 試験装置
12 試験信号供給部
14 取得部
16 判定部
22 レベルコンパレータ
24 メイン周期発生部
26 サブ周期発生部
28 エッジストローブ発生部
30 エッジタイミング比較部
32 ウィンドウ期間指定部
34 ウィンドウタイミング比較部
36 セレクタ
38 ウィンドウ回路
42 カウンタ
44 エッジ発生部
46 SRラッチ
52 AND回路
54 遅延器
56 フリップフロップ
58 反転器
60 ウィンドウ比較部内前段SRラッチ
62 ウィンドウ比較部内前段AND回路
64 立上り検出部
66 立下り検出部
68 第1遅延素子
70 ウィンドウ比較部内後段AND回路
72 立上り側SRラッチ
74 立下り側SRラッチ
76 OR回路
78 第2遅延素子
80 立上り側シフトレジスタ
82 立下り側シフトレジスタ
84 デコーダ
200 被試験デバイス
510 試験信号
520 出力信号
530 比較信号
540 メイン周期信号
550 サブ周期信号
560 エッジストローブ信号
570 ウィンドウストローブ信号
580 エッジ信号
590 判定期間信号
600 AND信号

 以下、発明の実施の形態を通じて本発明 説明するが、以下の実施形態は請求の範囲 かかる発明を限定するものではない。また 実施形態の中で説明されている特徴の組み わせの全てが発明の解決手段に必須である は限らない。

 図1は、本実施形態に係る試験装置10の構 を被試験デバイス200と共に示す。試験装置1 0は、半導体メモリ等の被試験デバイス200を 験する。

 試験装置10は、試験信号供給部12と、取得 部14と、判定部16とを備える。試験信号供給 12は、被試験デバイス200を試験するための試 験信号510を被試験デバイス200に供給する。取 得部14は、被試験デバイス200が試験信号510に じて出力する出力信号520を取得する。判定 16は、取得部14が取得した出力信号520に基づ いて被試験デバイス200の良否を判定する。こ れに代えて又はこれに加えて、判定部16は、 得部14が取得した出力信号520に基づいて被 験デバイス200のクラスを判定する。

 図2は、本実施形態に係る取得部14の構成 示す。取得部14は、レベルコンパレータ22と 、メイン周期発生部24と、サブ周期発生部26 、エッジストローブ発生部28と、エッジタイ ミング比較部30と、ウィンドウ期間指定部32 、ウィンドウタイミング比較部34と、セレク タ36とを備える。

 レベルコンパレータ22は、被試験デバイ 200から出力された出力信号520を入力して、 値と比較する。そして、レベルコンパレー 22は、出力信号520と閾値との比較結果に応じ た論理値を有する比較信号530を出力する。本 実施形態において、レベルコンパレータ22は 出力信号520が閾値以上の場合にはH論理(又 L論理)となり、比較信号530が閾値より小さい 場合にはL論理(又はH論理)となる比較信号530 出力する。

 メイン周期発生部24は、試験のための基 となる周期(試験周期)を示すメイン周期信号 540を発生する。サブ周期発生部26は、試験周 毎に、試験周期を分割したサブ周期を示す ブ周期信号550を発生する。

 エッジストローブ発生部28は、試験周期 に、試験周期中における指定された位相の 時タイミングを示すエッジストローブ信号56 0を発生する。エッジストローブ発生部28は、 一例として、メイン周期信号540を外部から与 えられた時間分遅延して、エッジストローブ 信号560を生成してよい。

 エッジタイミング比較部30は、エッジス ローブ信号560により示された位相において 比較信号530が所定論理値となっているか否 を検出する。本実施形態において、エッジ イミング比較部30は、エッジストローブ信号 560のタイミングにおいて比較信号530が所定論 理値(例えばH論理)の場合、フェイルを出力す る。また、エッジタイミング比較部30は、エ ジストローブ信号560のタイミングにおいて 較信号530が所定論理値ではない場合(例えば L論理)の場合、パスを出力する。

 ウィンドウ期間指定部32は、サブ周期信 550を基準として、試験周期中の異なる位相 囲を示す複数のウィンドウ期間を指定する ウィンドウ期間指定部32は、一例として、複 数のウィンドウ期間を示す複数のウィンドウ ストローブ信号570を発生してよい。本実施形 態において、ウィンドウ期間指定部32は、試 周期中の3つの異なる位相範囲を示す第1~第3 のウィンドウストローブ信号570-1~570-3を発生 る。また、本実施形態において、ウィンド 期間指定部32は、ウィンドウ期間においてH 理となり、ウィンドウ期間以外においてL論 理となるウィンドウストローブ信号を発生す る。

 ウィンドウタイミング比較部34は、複数 ウィンドウ期間のそれぞれにおいて比較信 530が所定論理値となったか否かを検出する ウィンドウ期間指定部32は、一例として、複 数のウィンドウストローブ信号570に対応して 設けられた複数のウィンドウ回路38を有して い。本実施形態においては、ウィンドウタ ミング比較部34は、第1~第3のウィンドウス ローブ信号570-1~570-3に対応した第1~第3のウィ ンドウ回路38-1~38-3を有する。

 複数のウィンドウ回路38のそれぞれは、 応するウィンドウストローブ信号570に示さ たウィンドウ期間において、比較信号530が 定論理値となっているタイミングを含むこ を条件として、対応するウィンドウ期間に いて比較信号530が所定論理値となったこと 表す値を出力する。本実施形態において、 数のウィンドウ回路38のそれぞれは、対応す るウィンドウストローブ信号570に示されたウ ィンドウ期間において、比較信号530が少なく とも所定論理値(例えばH論理)となっている期 間を含む場合、フェイルを出力する。また、 本実施形態において、複数のウィンドウ回路 38のそれぞれは、対応するウィンドウストロ ブ信号570により示されたウィンドウ期間に いて、比較信号530が所定論理値(例えばH論 )となっている期間を含まない場合、パスを 力する。

 セレクタ36は、当該試験装置10がエッジス トローブ信号560により比較信号530を検出した 結果により被試験デバイス200を判定する動作 モード(エッジストローブモード)により動作 る場合、エッジタイミング比較部30による 出結果を選択する。また、セレクタ36は、当 該試験装置10がウィンドウストローブ信号570 より比較信号530を検出した結果により被試 デバイス200を判定する動作モード(ウィンド ウストローブモード)により動作する場合、 ィンドウタイミング比較部34による検出結果 を選択する。

 セレクタ36は、選択した検出結果を判定 16に出力する。そして、セレクタ36から検出 果が与えられた判定部16は、エッジストロ ブモードの場合、エッジタイミング比較部30 による検出結果に基づき被試験デバイス200の 良否を判定する。判定部16は、ウィンドウス ローブモードの場合、ウィンドウタイミン 比較部34による検出結果に基づき被試験デ イス200のクラスを判定する。

 以上のような構成の取得部14は、複数の ィンドウ期間を、サブ周期信号550を基準と て指定する。これにより取得部14によれば、 回路構成が大きい複数のタイミング発生器を 備えることなく、複数のウィンドウ期間を生 成することができる。この結果、試験装置10 よれば、小さい回路構成で被試験デバイス2 00のクラスを判定することができる。

 なお、取得部14は、一例として、出力信 520がH論理か否かを判定するためのH論理判定 用のレベルコンパレータ22と、出力信号520がL 論理か否かを判定するためのL論理用判定用 を別個に有してよい。この場合、取得部14は 、エッジタイミング比較部30、ウィンドウタ ミング比較部34およびセレクタ36についても 、H論理判定用とL論理用判定用とをそれぞれ 個に有してよい。また、H論理判定用のレベ ルコンパレータ22とL論理判定用のレベルコン パレータ22とは、互いに異なる閾値が与えら てよい。

 図3は、取得部14内の各信号の一例を示す 図3の(A)は、メイン周期信号540を示す。図3 (B)は、エッジストローブ信号560を示す。図3 (C)は、サブ周期信号550を示す。図3の(D)は、 第1ウィンドウストローブ信号570-1を示す。図 3の(E)は、第2ウィンドウストローブ信号570-2 示す。図3の(F)は、第3ウィンドウストローブ 信号570-3を示す。

 メイン周期信号540は、一例として、図3の (A)に示されるように、試験周期の境界を示す 。エッジストローブ信号560は、一例として、 図3の(B)に示されるように、試験周期中にお る指定された位相にパルス波形を有する。

 サブ周期信号550は、一例として、試験周 の1/N(Nは2以上の整数、本例の場合N=4)のサブ 周期を示す。サブ周期信号550は、一例として 、図3の(C)に示されるように、サブ周期の境 にパルス波形を有する。

 メイン周期発生部24およびサブ周期発生 26は、共通の基準クロックに基づきメイン周 期信号540およびサブ周期信号550を生成してよ い。また、メイン周期発生部24は、サブ周期 生部26により生成されたサブ周期信号550を 周して、メイン周期信号540を生成してもよ 。

 ウィンドウ期間指定部32は、試験周期毎 、例えばサブ周期信号550により示されたタ ミングを境界(開始点および終了点)とした異 なる複数のウィンドウ期間を指定する。そし て、ウィンドウ期間指定部32は、一例として 指定した複数のウィンドウ期間のそれぞれ ついて、開始タイミングにおいてL論理から H論理に立ち上がり、終了タイミングにおい H論理からL論理に立ち下がるウィンドウスト ローブ信号570を発生する。

 本例においては、ウィンドウ期間指定部3 2は、図3の(D)に示されるように、試験周期毎 、1番目のサブ周期信号550で立ち上がり4番 のサブ周期信号550で立ち下がる第1ウィンド ストローブ信号570-1を発生する。また、ウ ンドウ期間指定部32は、図3の(E)に示される うに、試験周期毎に、2番目のサブ周期信号5 50で立ち上がり4番目のサブ周期信号550で立ち 下がる第2ウィンドウストローブ信号570-2を発 生する。また、ウィンドウ期間指定部32は、 3の(F)に示されるように、試験周期毎に、3 目のサブ周期信号550で立ち上がり4番目のサ 周期信号550で立ち下がる第3ウィンドウスト ローブ信号570-3を発生する。なお、ウィンド 期間指定部32は、図3に示すような位相範囲 示すウィンドウ期間に代えて、例えば、開 点が共通して、終了点が異なる複数のウィ ドウ期間を発生してもよい。

 図4は、エッジタイミング比較部30および ィンドウタイミング比較部34による比較結 の一例を示す。図4の(A)は、比較信号530の一 を示す。図4の(B)および(C)は、エッジストロ ーブ信号560の一例を示す。図4の(D)、(E)およ (F)は、第1~第3ウィンドウストローブ信号570-1 ~570-3の一例を示す。

 本例において、エッジタイミング比較部3 0は、図4の(B)に示されるように、エッジスト ーブ信号560のタイミングにおいて比較信号5 30が所定論理値(例えばH論理)の場合、フェイ を出力する。また、本例において、エッジ イミング比較部30は、図4の(C)に示されるよ に、エッジストローブ信号560のタイミング おいて比較信号530が所定論理値(H論理)では い場合(L論理の場合)、パスを出力する。

 本例において、ウィンドウ回路38は、図4 (D)および(E)に示されるように、ウィンドウ トローブ信号570により指定されたウィンド 期間において、比較信号530が少なくとも所 論理値(H論理)となっている期間を含む場合 フェイルを出力する。また、ウィンドウ回 38は、図4の(F)に示されるように、ウィンド ストローブ信号570により指定されたウィン ウ期間において、比較信号530が所定論理値( H論理)となっている期間を含まない場合(全て L論理の場合)、パスを出力する。

 図5は、本実施形態に係るウィンドウ期間 指定部32の構成の一例を示す。図6は、図5に した回路内の信号の一例を示す。ウィンド 期間指定部32は、一例として、カウンタ42と エッジ発生部44と、複数のSRラッチ46(本例に おいては、第1~第3のSRラッチ46-1~46-3)とを有す る。

 カウンタ42は、図6の(A)に示されるような ブ周期信号550を入力する。カウンタ42は、 験周期毎に、サブ周期信号550をカウントす 。すなわち、一例として、カウンタ42は、試 験周期の開始タイミングにおいてカウント値 をリセットして、サブ周期信号550が発生され る毎にカウント値を1ずつ増加する。本例に いて、カウンタ42は、図6の(B)に示されるよ に、サブ周期信号550が発生される毎に、1か 4までの値を巡回的にカウントする。

 エッジ発生部44は、サブ周期信号550およ カウンタ42のカウント値に基づき、生成すべ き複数のウィンドウ期間のそれぞれの境界タ イミング(開始タイミングおよび終了タイミ グ)を示す複数のエッジ信号580を生成する。 例において、エッジ発生部44は、図6の(C)に されるような第1ウィンドウ期間の開始タイ ミングを示す第1エッジ信号580-1、図6の(D)に されるような第2ウィンドウ期間の開始タイ ングを示す第2エッジ信号580-2を生成する。 た、本例において、エッジ発生部44は、図6 (E)に示されるような第3ウィンドウ期間の開 始タイミングを示す第3エッジ信号580-3、図6 (F)に示されるような、第1ウィンドウ期間、 2ウィンドウ期間および第3ウィンドウ期間 終了タイミングを示す第4エッジ信号580-4を 成する。

 エッジ発生部44は、一例として、複数の ッジ信号580のうちの次に発生すべきエッジ 号580を、カウンタ42のカウント値に基づき選 択する。そして、エッジ発生部44は、選択し エッジ信号580を、サブ周期信号550のタイミ グに同期させて出力する。

 複数のSRラッチ46は、発生すべき複数のウ ィンドウストローブ信号570のそれぞれに対応 して設けられる。複数のSRラッチ46のそれぞ は、対応するウィンドウ期間の開始タイミ グを示すエッジ信号580を、セット端子に入 する。また、複数のSRラッチ46のそれぞれは 対応するウィンドウ期間の終了タイミング 示すエッジ信号580を、リセット端子に入力 る。このような複数のSRラッチ46のそれぞれ は、対応するウィンドウ期間の開始タイミン グで例えばL論理からH論理に立ち上がり、対 するウィンドウ期間の終了タイミングでH論 理からL論理に立ち下がるウィンドウストロ ブ信号570を発生することができる。

 本例において、第1SRラッチ46-1は、第1エ ジ信号580-1をセット端子に、第4エッジ信号58 0-4をリセット端子にそれぞれ入力して、第1 ィンドウストローブ信号570-1を出力する。第 2SRラッチ46-2は、第2エッジ信号580-2をセット 子に、第4エッジ信号580-4をリセット端子に れぞれ入力して、第2ウィンドウストローブ 号570-2を出力する。第3SRラッチ46-3は、第3エ ッジ信号580-3をセット端子に、第4エッジ信号 580-4をリセット端子にそれぞれ入力して、第3 ウィンドウストローブ信号570-3を出力する。

 このようにして、ウィンドウ期間指定部3 2は、サブ周期信号550を基準として、複数の ィンドウストローブ信号570を発生すること できる。これにより、試験装置10によれば、 小さい回路構成で複数のウィンドウストロー ブ信号570を発生して、被試験デバイス200のク ラスを判定することができる。なお、ウィン ドウ期間指定部32は、動作モードがウィンド ストローブモードでないことを条件として 当該ウィンドウ期間指定部32の動作を停止 せるマスク回路を更に有してもよい。

 図7は、本実施形態に係るウィンドウ回路 38の構成の一例を示す。ウィンドウ回路38は 一例として、AND回路52と、遅延器54と、フリ プフロップ56と、反転器58とを含む。

 ウィンドウ回路38は、レベルコンパレー 22から出力された比較信号530、および、ウィ ンドウ期間指定部32から出力された複数のウ ンドウストローブ信号570のうちの対応する1 つのウィンドウストローブ信号570を入力する 。AND回路52は、当該ウィンドウ回路38が入力 た比較信号530およびウィンドウストローブ 号570のAND演算結果を表す信号を出力する。 延器54は、AND回路52から出力された信号を微 遅延した信号をフリップフロップ56のリセ ト端子に与える。

 フリップフロップ56は、H論理の固定値が 力端子に与えられ、当該ウィンドウ回路38 入力したウィンドウストローブ信号570がク ック端子に与えられる。この結果、フリッ フロップ56は、ウィンドウストローブ信号570 がL論理からH論理に立ち上がったタイミング 内部にH論理をセットする。また、フリップ フロップ56は、リセット端子に遅延器54から 力された信号が入力されるので、ウィンド ストローブ信号570がH論理の期間において比 信号530がH論理の期間を含んでいる場合、内 部の値をL論理にリセットする。そして、フ ップフロップ56は、内部に格納している値に 応じた論理の信号を出力する。

 反転器58は、フリップフロップ56から出力 された信号を論理反転した信号を、セレクタ 36に対して出力する。反転器58は、H論理の場 にフェイル、L論理の場合にパスを表す信号 を出力する。

 図8は、図7に示したウィンドウ回路38内の 信号の第1例を示す。図9は、図7に示したウィ ンドウ回路38内の信号の第2例を示す。

 図8および図9の(A)は、比較信号530を示す (B)は、ウィンドウストローブ信号570を示す (C)はAND回路52から出力された信号を示す。(D) は、遅延器54から出力された信号を示す。(E) 、フリップフロップ56の出力信号を示す。(F )は、反転器58から出力された信号を示す。

 図8の(A)および(B)に示されるように、ウィ ンドウストローブ信号570のH論理の期間(ウィ ドウ期間)において、比較信号530がH論理と っている期間を含む場合、図8の(C)に示され ように、AND回路52から出力される信号は、 該期間中においてL論理からH論理へと立ち上 がる。そして、AND回路52から出力された信号 立ち上がりエッジは、図8の(D)に示されるよ うに、遅延器54により微小時間遅延される。 れにより、遅延器54は、フリップフロップ56 のセット端子およびリセット端子へ同時に信 号が与えられることを防止することができる 。

 この結果、フリップフロップ56から出力 れる信号は、図8の(E)に示されるように、ウ ンドウストローブ信号570の立ち上がりタイ ングで立ち上がった後、遅延器54から出力 れた信号の立ち上がりタイミングで立ち下 る。従って、ウィンドウストローブ信号570 H論理の期間において比較信号530がH論理とな っている期間を含む場合、図7に示されるウ ンドウ回路38は、図8の(F)に示されるような 試験周期の最終タイミングにおいてフェイ を表す信号を出力することができる。

 また、図9の(A)および(B)に示されるように 、ウィンドウストローブ信号570のH論理の期 において、比較信号530がH論理となっている 間を含まない場合、図9の(C)に示されるよう に、AND回路52から出力される信号は、当該期 においてL論理からH論理へと立ち上がらな 。この結果、フリップフロップ56がリセット されないので、フリップフロップ56から出力 れる信号は、図9の(E)に示されるように、ウ ィンドウストローブ信号570の立ち上がりタイ ミングで立ち上がった後、立ち下がらない。 従って、ウィンドウストローブ信号570のH論 の期間において比較信号530がH論理となって る期間を含まない場合、図7に示されるウィ ンドウ回路38は、図9の(F)に示されるような、 試験周期の最終タイミングにおいてパスを表 す信号を出力することができる。

 このようにして、ウィンドウ回路38は、 ィンドウ期間において比較信号530がH論理と っているタイミングを含むことを条件とし フェイルを出力することができる。また、 ィンドウ回路38は、ウィンドウ期間におい 比較信号530がH論理となっているタイミング 含まないことを条件としてパスを出力する とができる。なお、ウィンドウ回路38は、 作モードがウィンドウストローブモードで いことを条件として、当該ウィンドウ回路38 の動作を停止させるマスク回路を更に有して もよい。

 図10は、本実施形態の第1変形例に係るウ ンドウ期間指定部32およびウィンドウタイ ング比較部34の構成を示す。本変形例に係る 試験装置10は、図1~図9を参照して説明した本 施形態に係る試験装置10と略同一の構成お び機能を採る。以下、図1~図9において説明 た部材および信号と略同一の構成および機 を有する部材および信号については、図中 同一符号を付け、以下相違点を除き説明を 略する。

 本変形例に係るウィンドウ期間指定部32 、サブ周期発生部26から出力されたサブ周期 信号550を基準として、複数のウィンドウ期間 のそれぞれの境界タイミングを示す複数のエ ッジ信号580を生成する。ウィンドウタイミン グ比較部34は、ウィンドウ比較部内前段SRラ チ60と、ウィンドウ比較部内前段AND回路62と 立上り検出部64と、立下り検出部66と、第1 延素子68と、ウィンドウ比較部内後段AND回路 70と、立上り側SRラッチ72と、立下り側SRラッ 74と、OR回路76と、第2遅延素子78と、立上り シフトレジスタ80と、立下り側シフトレジ タ82と、デコーダ84と有する。

 ウィンドウ比較部内前段SRラッチ60は、複 数のウィンドウ期間のうち最初に開始される ウィンドウ期間の開始タイミングを示すエッ ジ信号580-1を、セット端子に入力する。また ウィンドウ比較部内前段SRラッチ60は、複数 のウィンドウ期間のうち最後に終了されるウ ィンドウ期間の終了タイミングを示すエッジ 信号580-4を、リセット端子に入力する。この うなウィンドウ比較部内前段SRラッチ60は、 最初に開始されるウィンドウ期間の開始タイ ミングで例えばL論理からH論理に立ち上がり 最後に終了されるウィンドウ期間の終了タ ミングでH論理からL論理に立ち下がる判定 間信号590を出力する。

 ウィンドウ比較部内前段AND回路62は、比 信号530および判定期間信号590のAND演算結果 表すAND信号600を出力する。立上り検出部64は 、AND信号600の立上りエッジにおいてパルスを 発生して、発生したパルスを立上り側SRラッ 72のセット端子に与える。立上り検出部64は 、一例として、AND信号600と、微小遅延後のAND 信号600とのAND演算結果を出力してよい。

 立下り検出部66は、AND信号600の立下りエ ジにおいてパルスを発生して、発生したパ スをウィンドウ比較部内後段AND回路70に与え る。立上り検出部64は、一例として、AND信号6 00の反転信号と、微小遅延後のAND信号600とのA ND演算結果を出力してよい。第1遅延素子68は 判定期間信号590を立下り検出部66における 路遅延時間遅延して、ウィンドウ比較部内 段AND回路70に与える。ウィンドウ比較部内後 段AND回路70は、立下り検出部66により発生さ たパルスと第1遅延素子68により遅延された 定期間信号590とAND演算結果を出力して、立 り側SRラッチ74のセット端子に与える。

 立上り側SRラッチ72は、最初に開始される ウィンドウ期間の開始タイミングを示すエッ ジ信号580-1がリセット端子に与えられる。立 り側SRラッチ72は、立上り検出部64から出力 れたパルスでH論理にセットされ、最初に開 始されるウィンドウ期間の開始タイミングで L論理にリセットされる信号を、立上り側シ トレジスタ80に与える。

 立下り側SRラッチ74は、最初に開始される ウィンドウ期間の開始タイミングを示すエッ ジ信号580-1がリセット端子に与えられる。立 り側SRラッチ74は、ウィンドウ比較部内後段 AND回路70から出力されたパルスでH論理にセッ トされ、最初に開始されるウィンドウ期間の 開始タイミングでL論理にリセットされる信 を、立下り側シフトレジスタ82に与える。

 OR回路76は、ウィンドウ期間指定部32から 力された複数のエッジ信号580(580-1~580-3)のOR 算結果を表す信号を出力する。第2遅延素子 78は、OR回路76から出力された信号を経路遅延 時間だけ遅延する。

 立上り側シフトレジスタ80は、立上り側SR ラッチ72が出力した信号を入力端子から入力 る。また、立上り側シフトレジスタ80は、 2遅延素子78が出力した信号をクロック端子 ら入力する。このような立上り側シフトレ スタ80は、立上り側SRラッチ72が出力した信 の論理値を、複数のエッジ信号580の各タイ ングにおいて入力して、入力した論理値を 番に格納する。また、立上り側シフトレジ タ80は、メイン周期信号540をリセット端子か ら入力して、メイン周期信号540のタイミング において内部の値をリセットする。

 立下り側シフトレジスタ82は、立下り側SR ラッチ74が出力した信号を入力端子から入力 る。また、立下り側シフトレジスタ82は、 2遅延素子78が出力した信号をクロック端子 ら入力する。このような立下り側シフトレ スタ82は、立下り側SRラッチ74が出力した信 の論理値を、複数のエッジ信号580の各タイ ングにおいて入力して、入力した論理値を 番に格納する。また、立下り側シフトレジ タ82は、メイン周期信号540をリセット端子か ら入力して、メイン周期信号540のタイミング において内部の値をリセットする。

 デコーダ84は、試験周期毎に、立上り側 フトレジスタ80および立下り側シフトレジス タ82内に順番に格納された論理値のパターン 応じて、複数のウィンドウ期間のそれぞれ ついて、比較信号530が所定論理値となった 否かを表す値を出力する。デコーダ84は、 例として、試験期間の最後のエッジ信号580-4 のタイミングにおいて、立上り側シフトレジ スタ80および立下り側シフトレジスタ82内に 納された論理値を読み出してよい。デコー 84は、立上り側シフトレジスタ80から読み出 た論理値のパターンに基づき比較信号530の ち上がりタイミングを判定する。また、デ ーダ84は、立下り側シフトレジスタ82から読 み出した論理値のパターンに基づき比較信号 530の立ち下がりタイミングを判定する。そし て、デコーダ84は、複数のウィンドウ期間の れぞれについて比較信号530が所定論理値と ったか否かを判定してよい。

 図11、図12および図13は、図10に示したウ ンドウ期間指定部32およびウィンドウタイミ ング比較部34の信号の一例を示す。ウィンド 期間指定部32は、一例として、時刻t1におい て開始され、時刻t2において終了される第1ウ ィンドウ期間(図11~図13の(A))を指定する。ま 、ウィンドウ期間指定部32は、一例として、 時刻t2において開始され、時刻t3において終 される第2ウィンドウ期間(図11~図13の(B))を指 定する。また、ウィンドウ期間指定部32は、 例として、時刻t3において開始され時刻t4に おいて終了される第3ウィンドウ期間(図11~図1 3の(C))を指定する。

 この場合、ウィンドウ期間指定部32は、 11~図13の(E)に示されるように、時刻t1のタイ ングを示す第1エッジ信号580-1を出力する。 た、ウィンドウ期間指定部32は、図11~図13の (F)に示されるように、時刻t2のタイミングを す第2エッジ信号580-2を出力する。また、ウ ンドウ期間指定部32は、図11~図13の(G)に示さ れるように、時刻t3のタイミングを示す第3エ ッジ信号580-1を出力する。また、ウィンドウ 間指定部32は、図11~図13の(H)に示されるよう に、時刻t4のタイミングを示す第4エッジ信号 580-4を出力する。

 ここで、図11の(J)に示されるように、比 信号530が時刻t2と時刻t3との間の時刻t5にお て立ち上がるとする。この場合、立上り検 部64は、図11の(L)に示されるように、時刻t5 おいてパルスを発生する。なお、立下り検 部66は、図11の(M)に示されるように、パルス 発生しない。

 また、立上り側シフトレジスタ80は、図11 の(N)に示されるように、時刻t5においてL論理 からH論理に立ち上がる信号を入力する。こ 結果、立上り側シフトレジスタ80は、図11の( P)に示されるように、L-H-Hという順で論理値 格納する。また、立下り側シフトレジスタ82 は、図11の(O)に示されるように、L論理のまま で変化しない信号を入力する。この結果、立 下り側シフトレジスタ82は、図11の(Q)に示さ るように、L-L-Lという順で論理値を格納する 。

 そして、デコーダ84は、このような立上 側シフトレジスタ80および立下り側シフトレ ジスタ82に格納された論理値に基づき、第1~ 3ウィンドウ期間のそれぞれについて、パス よびフェイルの判定をする。本例において 、デコーダ84は、図11の(R)に示されるように 、第1ウィンドウ期間において比較信号530が 定論理値(H論理)となっていない(パス)、第2 ィンドウ期間および第3ウィンドウ期間にお て比較信号530が所定論理値(H論理)となって る(フェイル)と判定する。

 また、図12の(J)に示されるように、比較 号530が時刻t2と時刻t3との間の時刻t5におい 立ち下がるとする。この場合、立上り検出 64は、図12の(L)に示されるように、時刻t1に いてパルスを発生する。また、立下り検出 66は、図12の(M)に示されるように、時刻t5に いてパルスを発生する。

 また、ここで、立上り側シフトレジスタ8 0は、図12の(N)に示されるように、時刻t1にお てL論理からH論理に立ち上がる信号を入力 る。この結果、立上り側シフトレジスタ80は 、図12の(P)に示されるように、H-H-Hという順 論理値を格納する。また、立下り側シフト ジスタ82は、図12の(O)に示されるように、時 t5においてL論理からH論理に立ち上がる信号 を入力する。この結果、立下り側シフトレジ スタ82は、図12の(Q)に示されるように、L-H-Hと いう順で論理値を格納する。そして、本例に おいては、デコーダ84は、図12の(R)に示され ように、第1ウィンドウ期間および第2ウィン ドウ期間において(フェイル)、第3ウィンドウ 期間において(パス)と判定する。

 また、ここで、図13の(J)に示されるよう 、比較信号530が、時刻t1と時刻t2との間の時 t6において立ち上がり、時刻t3と時刻t4との の時刻t7において立ち下がるとする。この 合、立上り検出部64は、図13の(L)に示される うに、時刻t6においてパルスを発生する。 た、立下り検出部66は、図13の(M)に示される うに、時刻t7においてパルスを発生する。

 また、立上り側シフトレジスタ80は、図13 の(N)に示されるように、時刻t6においてL論理 からH論理に立ち上がる信号を入力する。こ 結果、立上り側シフトレジスタ80は、図13の( P)に示されるように、H-H-Hという順で論理値 格納する。また、立下り側シフトレジスタ82 は、図13の(O)に示されるように、時刻t7にお てL論理からH論理に立ち上がる信号を入力す る。この結果、立下り側シフトレジスタ82は 図13の(Q)に示されるように、L-L-Hという順で 論理値を格納する。そして、本例においては 、デコーダ84は、図13の(R)に示されるように 第1ウィンドウ期間~第3ウィンドウ期間にお て(フェイル)と判定する。

 このような本変形例に係る取得部14によ ば、回路構成が大きい複数のタイミング発 器を備えることなく、複数のウィンドウ期 のそれぞれについて、比較信号530が所定論 値となっている期間を含むか否かを判断す ことができる。この結果、本変形例に係る 験装置10によれば、小さい回路構成で被試験 デバイス200のクラスを判定する。

 また、以上説明した本実施形態に係る試 装置10は、デバイスを製造する製造方法に いることができる。この製造方法は、デバ スを製造する製造段階と、製造されたデバ スを試験装置10により試験して選別する選別 段階とを備える。このような製造方法によれ ば、精度良く選別されたデバイスを製造する ことができる。

 以上、本発明を実施の形態を用いて説明 たが、本発明の技術的範囲は上記実施の形 に記載の範囲には限定されない。上記実施 形態に、多様な変更または改良を加えるこ が可能であることが当業者に明らかである その様な変更または改良を加えた形態も本 明の技術的範囲に含まれ得ることが、請求 範囲の記載から明らかである。