YANO KOJI (JP)
IMAMURA GENICHI (JP)
YANO KOJI (JP)
JP2006054679A | 2006-02-23 | |||
JPH0855213A | 1996-02-27 | |||
JP2006262446A | 2006-09-28 | |||
US5455620A | 1995-10-03 | |||
US20040218044A1 | 2004-11-04 | |||
US20050052534A1 | 2005-03-10 | |||
US20040263627A1 | 2004-12-30 | |||
US5307087A | 1994-04-26 | |||
US20050140690A1 | 2005-06-30 | |||
US20040165067A1 | 2004-08-26 | |||
US5311295A | 1994-05-10 |
映像信号を監視する装置であって、 X、Y及びZ成分を有する映像信号(X(video),Y(video),Z(video))を入力する手段(11)と、 所定の変換式に従って前記映像信号から、2次元座標に基づく色度図上の横軸成分及び縦軸成分を有する位置を算出する手段(13)と、 前記位置を表示する手段(14)と、 を備える装置。 |
請求項1に記載の装置であって、前記色度図は、xy色度図であり、前記手段(13)は、xy色度図上のx及びy成分を有する(x(video),y(video))を算出する、装置。 |
請求項1に記載の装置であって、 前記所定の変換式を記憶する手段(12)を さらに備える装置。 |
請求項1に記載の装置であって、 前記手段(14)は、横軸(22、71)及び/又は縦軸(23、72)を表示する、装置。 |
請求項4に記載の装置であって、 前記手段(14)は、各軸の目盛り(24)及び/又は目盛り数値(25)を表示する、装置。 |
請求項2に記載の装置であって、 前記手段(14)は、所定の色基準系に属するR、G及びB成分のそれぞれに対応する3つのxy値を結ぶ三角形のマーカー(31)を表示する、装置。 |
請求項6に記載の装置であって、 所定の色基準系は、ITU-R709(sRGB)、及び各種方式のRGB表示器の中の少なくとも1つを含む。 |
請求項2に記載の装置であって、 前記手段(14)は、所定の色基準系に属する最大のR、G及びB成分に対応する3つのxy値((x(Rmarker),y(Rmarker));(x(Gmarker),y(Gmarker));(x(Bmarker),y(Bmarker)))を表示する、装置。 |
請求項1に記載の装置であって、 前記手段(14)は、色度図上で人間が視覚可能な範囲及び/又はxvYCC表示系の範囲のマーカー(41、42、73)を表示する、装置。 |
請求項2に記載の装置であって、 前記手段(14)は、前記映像信号の色((x(video),y(video))が所定の範囲の外側にあるか否かを表す、装置。 |
請求項10に記載の装置であって、 前記所定の範囲は、xy色度図上で人間が視覚可能な範囲及び/又はxvYCC表示系の範囲である、装置。 |
請求項10に記載の装置であって、 前記所定の範囲は、所定の色基準系に属するR、G及びB成分のそれぞれに対応する3つのxy値を結ぶ三角形の範囲である、装置。 |
請求項10に記載の装置であって、 前記手段(14)は、ランプ(51、52、53、54)、マーカー(56、50、57、58)、及び映像信号の表示(59)の中の少なくとも1つを利用する、装置。 |
請求項1に記載の装置であって、前記色度図は、UCS色度図であり、前記手段(13)は、UCS色度図上のu’及びv’成分を有する(u’(video),v’(video))を算出する、装置。 |
請求項1に記載の装置であって、 前記手段(14)は、X、Y及びZ成分から算出されたR、G及びB成分を利用するベクトル表示ないしレベル表示(62)を表示する、装置。 |
映像信号を監視する方法であって、 X、Y及びZ成分を有する映像信号(X(video),Y(video),Z(video))を準備するステップ(11、12)と、 所定の変換式に従って前記映像信号から、2次元座標に基づく色度図上の横軸及び縦軸成分を有する位置を算出するステップ(13)と、 前記位置を表示するステップ(14)と、 を含む方法。 |
請求項16に記載の方法であって、 前記ステップ(14)は、所定の色基準系に属する最大のR、G及びB成分のそれぞれに対応する色度図上の3つの値を結ぶ三角形のマーカー(31)を表示するステップを含む、方法。 |
請求項16に記載の方法であって、 前記ステップ(14)は、前記映像信号の色が所定の範囲の外側にあるか否かを表すステップを含む、方法。 |
請求項16に記載の方法であって、 第2の所定の変換式に従って前記映像信号から、R、B及びG成分を算出するステップを、 さらに含む方法。 |
請求項16に記載の方法であって、 前記ステップ(14)は、色度図上で人間が視覚可能な範囲及び/又はxvYCC表示系の範囲を表示するステップを含む、方法。 |
本発明は、一般に、映像信号を監視する 置及び方法に関連し、より詳細には、X、Y びZ成分を有する映像信号(X,Y,Z)の色再現領域 (カラー・ガマット:Color Gamut)を監視する装 及び方法に関連する。
映像信号の色を監視する従来の手法は、例
ば、以下に示すものを含む:
(1)Y、Cb及びCr成分を利用するベクトル表示;
(2)R、G及びB成分を利用するベクトル表示;
(3)R、G及びB成分を利用するレベル表示;及び
(4)R、G及びB成分を利用するガマット表示。
Y、Cb及びCr成分を利用するベクトル表示は
例えば、以下に示す特許文献1の図3、特許文
献2の図1、特許文献3の図2及び図5、並びに、
許文献4の図4及び図5に示される。R、G及びB
分を利用するベクトル表示は、例えば、特
文献5の図1及び特許文献6の図1に示される。
R、G及びB成分を利用するレベル表示は、例え
ば、特許文献6の図12及び図14に示される。R、
G及びB成分を利用するガマット表示は、例え
、特許文献2の図4、特許文献7の図2a、図2b及
び図2c、並びに、特許文献8の図1に示される
テレビ局における映像信号は、従来、Y、 Cb及びCr成分ないしR、G及びB成分を有してい 。映像信号のコンテンツは、例えば、テレ 、映画などを含む。2005年7月20日、DCI(Digital Cinema Initiatives)は、デジタルシネマ(Digital Cinema)の規格(V1.0)を発表し、映画を記録す 映像信号の色空間(Color Space)として、SMPTE(S ociety of Motion Picture and Television Engi neers) XYZを採用した。なお、SMPTE XYZは、CIE(19 31) XYZと同じであり、CIE(Commission International de L'Eclairage)(1931) XYZは、CIEによって1931年 定められた、色を表現するための刺激値で る。上記特許文献1~8に開示される装置又は 法だけでは、X、Y及びZ成分を有する映像信 を監視することはできない。
本発明の目的は、以下の事項の少なくとも1
つを含む:
デジタルシネマ規格に従う映像信号の色を
視する装置(又は方法)の提供;
簡易に映像信号を監視する装置(又は方法)
提供;及び
以下に述べる実施形態及び添付の図面を参
することによって、当業者に明らかになる
項。
本発明の装置は、X、Y及びZ成分を有する 像信号(X(video),Y(video),Z(video))を入力する手段 (11)と、所定の変換式に従って前記映像信号 ら、xy色度図上のx及びy成分を有する位置(x(v ideo),y(video))を算出する手段(13)と、前記位置 表示する手段(14)と、を備える。
前記手段(14)は、所定の色基準系に属する R、G及びB成分のそれぞれに対応する3つのxy値 を結ぶ三角形のマーカー(31)を表示すること できる。また、前記手段(14)は、xy色度図上 人間が視覚可能な範囲及び/又はxvYCC表示系 範囲のマーカー(41、42)を表示することがで る。
前記手段(14)は、前記映像信号の色((x(video ),y(video))が所定の範囲の外側にあるか否かを すことができる。
本発明の方法は、X、Y及びZ成分を有する 像信号(X(video),Y(video),Z(video))を準備するステ ップ(11、12)と、所定の変換式に従って前記映 像信号から、xy色度図上のx及びy成分を有す 位置(x(video),y(video))を算出するステップ(13)と 、前記位置を表示するステップ(14)と、を含 。
xy色度図は、例えば、UCS色度図に変更す こともできる。
X、Y及びZ成分を有する映像信号の色再現 域(カラー・ガマット:Color Gamut)を監視す 場合、3次元空間を利用することができる。 かしながら、本発明者らは、3次元空間によ って色を監視することは、困難であると認識 した。言い換えれば、本発明者らは、3次元 間内に表現される位置から色を把握するこ は、困難であると認識した。そこで、本発 者らは、色を特定ないし把握し易い2次元座 系(具体的にはxy色度図、UCS色度図など)を用 いることによって、ユーザは映像信号を簡易 に監視することができるであろうと認識した 。
( 1.x及びy成分を利用するベクトル
示
)
図1は、本発明の装置のブロック図の概略を
示す。図1に示すように、本発明の装置10(例
ば、波形表示装置(waveform monitor)など)は、X
Y及びZ成分を有する映像信号(X(video),Y(video),Z(
video))を入力する手段11(例えば、入力端子な
)と、変換式を記憶する手段12(例えば、メモ
、HDD(Hard Disk Drive)など)と、変換式を読み
し、映像信号(X(video),Y(video),Z(video))からxy色
図上のx及びy成分を有する位置(x(video),y(video)
)を算出する手段13(例えば、CPUなど)と、位置(
x(video),y(video))を表示する手段14(例えば、ディ
スプレイなど)と、を有する。
X、Y及びZ成分からx及びy成分への変換式は
以下の通りである;
x=X/(X+Y+Z);及び
y=Y/(X+Y+Z)。
xy色度図上の位置は、色相と彩度を表す で、ユーザは、xy色度図上の位置の色を容易 に把握することができる。言い換えれば、本 発明の装置10は、xy色度図上に映像信号を描 ことによって、簡易に映像信号を監視する 置である。
図2は、ユーザが視覚することができる手 段14の表示例を示す。上述の通り、手段14は 位置(x(video),y(video))を表示する(矢印21参照)。 なお、映像信号のX、Y及びZ成分は、一般に、 動的であるので、図2中の位置(21)は、動き回 。手段14は、位置(x(video),y(video))を所定の時 だけ表示することにより、位置の残像を表 することができる。言い換えれば、手段14 、映像信号を雲(動き回る点の集合)のように 表示することができる。
位置(x(video),y(video))の色は、単色(例えば 緑色)であってもよく、xy色度図上の色に対 して変化する色であってもよい。
( 2.xy座標表示
)
図2に示すように、手段14は、x座標軸(矢印22
)及びy座標軸(矢印23)を表示することができる
。手段12は、x座標軸データ及びy座標軸デー
を記憶し、手段13は、x座標軸データ及びy座
軸データを読み出し、手段14に出力する。
いは、手段13は、x座標軸データ及びy座標軸
ータを生成する。x座標軸データ及びy座標
データのそれぞれの範囲は、0~1に設定する
とができる。なお、x座標軸データ及びy座標
軸データのそれぞれの最大値は、1よりも小
くしてもよい。或いは、x座標軸データ及びy
座標軸データのそれぞれの最大値は、xy色度
上で人間が視覚可能な範囲の最大値の近く(
例えば、x=0.75、y=0.85)に設定してもよい。
手段14はさらに、目盛り(矢印24)(及び目盛 り数値(矢印25))を表示することができる。手 12(或いは手段13)は、x座標軸データ及びy座 軸データのそれぞれの範囲に対応する目盛 データ(及び目盛り数値データ)を記憶(或い 生成)する。目盛りデータは、例えば、0.1を 位する。目盛り数値データは、例えば、0.5 単位する。
x座標軸、y座標軸、目盛り及び数値の色 、任意の色とすることが可能であり、例え 、白色に設定することができる。x座標軸、y 座標軸、目盛り、及び/又は数値が表示され ことによって、ユーザは、xy色度図上の位置 の色をより容易に把握することができる。
( 3.色基準マーカー表示
)
図3は、ユーザが視覚することができる手段
14の表示例を示す。図3に示すように、手段14
、所定の色基準系に属する最大のR、G及びB
分に対応する3つのxy値を結ぶ三角形のマー
ー(矢印31)を表示することができる。所定の
基準系は、例えば、ITU-R709(sRGB)、RGBで表示す
各種表示装置(例えば映写用プロジェクタ)
特性を含む。所定の基準系が表示されるこ
によって、ユーザは、xy色度図上の位置の色
をより容易に把握することができる。
手段12は、所定の基準系に属する最大のR G及びB成分(Rmax(marker),Gmax(marker),Bmax(marker))に 応するXYZ値又はxy値を記憶することができ 。XYZ値が記憶される場合、手段13は、変換式 を用いて、XYZ値(X(marker),Y(marker),Z(marker))からxy 色度図上のx及びy値(x(marker),y(marker))を算出す 。
最大のR成分に関して、XYZ値は、(X(Rmarker), Y(Rmarker),Z(Rmarker)として表すことができる。最 大のG成分に関して、XYZ値は、(X(Gmarker),Y(Gmarke r),Z(Gmarker)として表すことができる。最大のB 分に関して、XYZ値は、(X(Bmarker),Y(Bmarker),Z(Bma rker)として表すことができる。最大のR成分に 関して、xy値は、(x(Rmarker),y(Rmarker))として表 ことができる。最大のG成分に関して、xy値 、(x(Gmarker),y(Gmarker))として表すことができる 。最大のB成分に関して、xy値は、(x(Bmarker),y(B marker))として表すことができる。
手段12(或いは手段13)は、複数の所定の基準
に対応するXYZ値又はxy値を記憶(或いは算出)
することができる。具体的には、(第1の)所定
の基準系がITU-R709(sRGB)である場合、XYZ値とRGB
との関係は、以下の通りである:
X=0.412×R+0.358×G+0.181×B;
Y=0.213×R+0.715×G+0.072×B;及び
Z=0.019×R+0.119×G+0.951×B。
この式に従えば、(第1の)所定の基準系がITU-
R709(sRGB)である場合、最大のR、G及びB成分に
応するXYZ値、又は、このXYZ値から算出され
xy値は、以下の通りである:
最大R成分について
X(Rmarker1)=0.412,
Y(Rmarker1)=0.213,
Z(Rmarker1)=0.019,又は
x(Rmarker1)=0.640,
y(Rmarker1)=0.330;
最大G成分について
X(Gmarker1)=0.358,
Y(Gmarker1)=0.715,
Z(Gmarker1)=0.119,又は
x(Gmarker1)=0.300,
y(Gmarker1)=0.600;及び
最大B成分について
X(Bmarker1)=0.181,
Y(Bmarker1)=0.072,
Z(Bmarker1)=0.951,又は
x(Bmarker1)=0.150,
y(Bmarker1)=0.060。
手段14は、複数の所定の色基準系に対応 る複数の三角形のマーカーを表示すること できる。代替的に、手段14は、複数の所定の 色基準系の中からユーザによって選択された 1つに対応する1つの三角形のマーカーを表示 ることができる。所定の色基準系に対応す 三角形のマーカーの色は、任意の色とする とができ、例えば、青色である。例えば、2 つの三角形のマーカーが表示される場合、例 えば、第1のマーカーの色は、青色であり、 2のマーカーの色は、緑色である。
( 4.視覚可能範囲マーカー表示、xvYC
C表示可能マーカー表示系
)
図4は、ユーザが視覚することができる手段
14の表示例を示す。図4に示すように、手段14
、xy色度図上で人間が視覚可能な範囲のマ
カー(矢印41)を表示することができる。手段1
4は、このマーカー(矢印41)に代えて、或いは
このマーカー(矢印41)に加えて、xvYCC(IEC61966-
2-4)に基づくxy色度図上の色再現範囲のマーカ
ー(矢印42)を表示することができる。なお、xv
YCC(IEC61966-2-4)は、IEC(International Electrotechnical
Commission)によって定められた動画用拡張色
空間である。
xy色度図上で人間が視覚可能な範囲のマ カーが表示されることによって、ユーザは xy色度図上の位置の色をより容易に把握する ことができる。xvYCC(IEC61966-2-4)に基づくxy色度 図上の色再現範囲のマーカーが表示されるこ とによって、ユーザは、xy色度図上に写像さ た、動画用拡張色空間内の位置の色を容易 把握することができる。
これらのマーカーは、範囲の外縁だけを すものであってもよく、範囲のすべてを表 ものであってもよい。マーカーが、範囲の 縁だけを表す場合、その外縁の色は、単色( 例えば、白色)であってもよく、そのマーカ が、人間によって視覚可能な範囲を示す場 、その外縁の色は、xy色度図上の色に対応し て変化する色であってもよい。マーカーが、 範囲のすべて(内側を含む)を表す場合、その 部の色は、単色(例えば、白色)であっても く、そのマーカーが、人間によって視覚可 な範囲を示す場合、その内部の色は、xy色度 図上の色に対応して変化する色であってもよ い。
手段12(或いは手段13)は、xy色度図上で人 が視覚可能な範囲(及び/又はxvYCC(IEC61966-2-4) 基づくxy色度図上の色再現範囲)のマーカー データを記憶(或いは生成)する。
( 5.x及びy成分を利用するガマット
示
)
図5は、ユーザが視覚することができる手段
14の表示例を示す。図5に示すように、手段14(
手段13)は、映像信号の色(xy色度図上のx及びy
分を有する位置(x(video),y(video)))が所定の範
の外側にあるか否かを表す(判定)ことができ
る。映像信号の色が所定の範囲の外側にある
か否かが自動的に表示されることによって、
ユーザは、xy色度図上の位置の色をより容易
把握することができる。所定の範囲は、例
ば、xy色度図上で人間が視覚可能な範囲、xv
YCC規格に基づく表示可能な範囲、所定の色基
準系に属する最大のR、G及びB成分に対応する
3つのxy値を結ぶ三角形の範囲などを含む。
具体的には、所定の範囲が、例えば、xy 度図上で人間が視覚可能な範囲である場合 手段14は、映像信号の色が、xy色度図上で人 が視覚可能な範囲の外側にあるか否かを、 えばランプ(矢印51)、マーカー(矢印56)、映 信号の表示(矢印59)などを用いて、表すこと できる。例えば、映像信号の色が、xy色度 上で人間が視覚可能な範囲の外側にある場 、手段14は、ランプの色を例えば赤色で点灯 又は点滅させ(矢印51);xy色度図上で人間が視 可能な範囲のマーカーの色を例えば赤色で 灯又は点滅させ(矢印56);及び/又は、映像信 の表示の色を例えば赤色で点灯又は点滅さ る(矢印59)。映像信号の色が、xy色度図上で 間が視覚可能な範囲の外側にない場合、手 14は、ランプの色を例えば緑色で点灯又は点 滅させ(矢印51);xy色度図上で人間が視覚可能 範囲のマーカーの色を例えば緑色で点灯又 点滅させ(矢印56);及び/又は、映像信号の表 の色を例えば白色で点灯又は点滅させる(矢 59)。なお、ランプ(矢印51)を識別するために 、手段14は、所定の範囲がxy色度図上で人間 視覚可能な範囲であることを表す目印(例え 、文字(例えば「visible(矢印55)」)、記号、図 形など)を表示することができる。
所定の範囲が、xvYCC規格に基づく表示可 な範囲(x≦1.0且つy≦1.0)である場合、手段14 、映像信号の色が、その範囲の外側にある 否かを、例えばランプ(矢印52)、マーカー(矢 印50)、映像信号の表示(矢印59)などを用いて 表すことができる。例えば、映像信号の色 、xvYCC規格に基づく表示可能な範囲の外側に ある場合、手段14は、ランプの色を例えば赤 で点灯又は点滅させ(矢印52);xvYCC規格に基づ く表示可能な範囲のマーカーの色を例えば赤 色で点灯又は点滅させ(矢印50);及び/又は、映 像信号の表示の色を例えば赤色で点灯又は点 滅させる(矢印59)。そうでない場合、手段14は 、ランプの色を例えば緑色で点灯又は点滅さ せ(矢印52);xvYCC規格に基づく表示可能な範囲 マーカーの色を例えば緑色で点灯又は点滅 せ(矢印50);及び/又は、映像信号の表示の色 例えば白色で点灯又は点滅させる(矢印59)。 お、ランプ(矢印52)を識別するために、手段 14は、所定の範囲がxvYCC規格に基づく表示可 な範囲であることを表す目印(例えば、文字( 例えば「xvYCC」)、記号、図形など)を表示す ことができる。
所定の範囲が、ITU-R709(sRGB)に属する最大 R、G及びB成分に対応する3つのxy値を結ぶ三 形の範囲である場合、手段14は、映像信号の 色が、sRGBに対応するその三角形の範囲の外 にあるか否かを、例えばランプ(矢印53)、マ カー(矢印57)、映像信号の表示(矢印59)など 用いて、表すことができる。例えば、映像 号の色が、sRGBに対応する三角形の範囲の外 にある場合、手段14は、ランプの色を例え 赤色で点灯又は点滅させ(矢印53);sRGBに対応 る三角形の範囲のマーカーの色を例えば赤 で点灯又は点滅させ(矢印57);及び/又は、映 信号の表示の色を例えば赤色で点灯又は点 させる(矢印59)。そうでない場合、手段14は ランプの色を例えば緑色で点灯又は点滅さ (矢印53);sRGBに対応する三角形の範囲のマー ーの色を例えば緑色で点灯又は点滅させ(矢 57);及び/又は、映像信号の表示の色を例え 白色で点灯又は点滅させる(矢印59)。なお、 ンプ(矢印53)を識別するために、手段14は、 定の範囲がsRGBに対応する三角形の範囲であ ることを表す目印(例えば、文字(例えば「sRGB 」)、記号、図形など)を表示することができ 。
所定の範囲が、ITU-R709(sRGB)の三角形(第1三 角形)以外の第2三角形(例えば、x社の型番「XX 」プロジェクタ)の範囲である場合、手段14は 、映像信号の色が、第2三角形の範囲の外側 あるか否かを、例えばランプ(矢印54)、マー ー(矢印58)、映像信号の表示(矢印59)などを いて、表すことができる。
手段14は、映像信号の色が複数の所定の 囲のそれぞれの外側にあるか否かを表すこ ができる。映像信号の表示(矢印59)によって マット・エラーを表す場合、手段14は、複 の所定の範囲の中からユーザによって選択 れた1つに対応して、映像信号の表示の色を 灯又は点滅させることができる。
x座標軸データ及びy座標軸データのそれ れの最大値は、1よりも小さくしてもよい。 いは、なお、図5に示されるx座標軸データ びy座標軸データのそれぞれの最大値は、xy 度図上で人間が視覚可能な範囲の最大値の くであるが、他の値(例えば、1)に設定して よい。
( 6.R、G及びB成分を利用するベクト
表示ないしレベル表示
)
図6は、ユーザが視覚することができる手段
14の表示例を示す。図6に示すように、手段14
、X、Y及びZ成分から算出された(所定の色基
準系(例えば、sRGB、矢印61)に属する)R、G及びB
成分を利用するベクトル表示ないしレベル表
示(矢印62)を表示することができる。
手段12は、X、Y及びZ成分からR、G及びB成分
の変換式を記憶する。手段12は、複数の所定
の色基準系に対応する変換式を記憶すること
ができる。例えば、所定の色基準系がsRGBで
る場合、変換式は、以下の通りである;
R= 3.2410×X-1.537×Y-0.4986×Z;
G=-0.9692×X+1.876×Y+0.0416×Z;及び
B= 0.0556×X-0.204×Y+1.057×Z。
手段13は、(ユーザからの選択に従って)変 換式を読み出し、映像信号(X(video),Y(video),Z(vid eo))からR、G及びB成分を算出する。手段13は、 R、G及びB成分を利用するベクトル表示ないし レベル表示の内容に応じて、ガンマ補正、マ トリクス変換等の必要な計算を実行する。な お、R、G及びB成分から色差成分に変換する変 換式を用いるベクトル表示ないしレベル表示 は、当業者によって知られているので、その 説明を省略する。上記特許文献1~8に対応する 米国特許出願は、参照により本明細書に組み 入れられる。
R、G及びB成分を利用するベクトル表示な しレベル表示が表示されることによって、 ーザは、映像信号の色を簡易的に把握する とができる。
( 7.その他
)
なお、本発明は、上述の例示的な実施形態
限定されず、また、当業者は、上述の例示
な実施形態を特許請求の範囲に含まれる範
まで、容易に変更することができるであろ
。
例えば、上述の例示的な実施形態におい 使用されたxy色度図を、色空間を表す2次元 標に基づく色度図(例えば、UCS色度図)に変 してもよい。
UCS色度図は、CIEによって1976年に定められ、
以下のような関係式を示す:
u’=4X/(X+15Y+3Z)=4x(-2x+12y+3);及び
v’=9Y/(X+15Y+3Z)=9y(-2x+12y+3)。
図7は、図5におけるxy色度図から変更され たUCS色度図を表す。すなわち、図5におけるx 及びy軸は、図7におけるu’軸71及びv’軸72 対応する。また、図5中のxy色度図上で人間 視覚可能な範囲56は、図7中のUCS色度図上で 間が視覚可能な範囲73に対応する。なお、最 大R成分について、u’(Rmarker1)=0.448,v’(Rmarker1) =0.520;最大G成分について、u’(Gmarker1)=0.128,v’ (Gmarker1)=0.560;及び、最大B成分について、u’(B marker1)=0.176,v’(Bmarker1)=0.160である。
また、図5中のマーカー50、57、58及び映像 信号の表示59は、マーカー73と同様に、UCS色 図上に表すことができる。
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