Login| Sign Up| Help| Contact|

Patent Searching and Data


Title:
WIRELESS COMMUNICATION BASE STATION DEVICE AND WIRELESS COMMUNICATION METHOD
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/119067
Kind Code:
A1
Abstract:
Provided is a wireless communication base station device that can avert PHICH collisions between mobile stations when using a frequency hopping retransmission method in combination with a PHICH grouping method. A base station (100) is used in a wireless transmission system in which uplink data is allocated to multiple resource blocks, each M consecutive resource blocks form a block (M being an integer greater than 1), and each N consecutive resource blocks form a group (N being an integral multiple of M). A demultiplexer (115) follows a hopping pattern which changes the frequency for each block of multiple resource blocks, and extracts from the resource blocks uplink data for each of multiple mobile stations. Also, a mapping unit (103) maps PHICHs, to which response signals for uplink data for each mobile station are allocated, to downlink resources in accordance with associations between groups and PHICHs.

Inventors:
FUKUOKA MASARU
NISHIO AKIHIKO
IMAMURA DAICHI
Application Number:
PCT/JP2009/001287
Publication Date:
October 01, 2009
Filing Date:
March 24, 2009
Export Citation:
Click for automatic bibliography generation   Help
Assignee:
PANASONIC CORP (JP)
FUKUOKA MASARU
NISHIO AKIHIKO
IMAMURA DAICHI
International Classes:
H04W28/04; H04B1/713; H04J11/00; H04L1/16; H04W72/04
Domestic Patent References:
WO2007083584A12007-07-26
Other References:
"PHICH Assignment for TDD and FDD E-UTRA", 3GPP TSG RAN1 #52, February 2008 (2008-02-01), pages 1 - 4
"PHICH Index Mapping for Uplink Transmisson for E-UTRA", 3GPP TSG RAN WG1 MEETING #52, February 2008 (2008-02-01), pages 1 - 9
Attorney, Agent or Firm:
WASHIDA, KIMIHITO (JP)
Koichi Washida (JP)
Download PDF:
Claims:
 上り回線データが割り当てられる複数のリソースブロックが、連続する複数M個(Mは自然数)のリソースブロック毎に複数のブロックにブロック化されるとともに、連続する複数N個(Nは自然数)のリソースブロック毎に複数のグループにグループ化される無線通信システムにおいて使用される無線通信基地局装置であって、
 前記複数のリソースブロックを前記複数のブロック毎にホッピングさせるホッピングパターンに従って、前記複数のリソースブロックから複数の無線通信移動局装置毎に上り回線データを抽出する抽出手段と、
 前記複数のグループと複数の制御チャネルとの関連付けに従って、前記上り回線データに対する応答信号が割り当てられた前記複数の制御チャネルを下り回線リソースにマッピングするマッピング手段と、を具備し、
 前記Mは前記Nの自然数倍である、
 無線通信基地局装置。
 前記Mと前記Nとが同数である、
 請求項1記載の無線通信基地局装置。
 上り回線データが割り当てられる複数のリソースブロックが、連続する複数M個(Mは自然数)のリソースブロック毎に複数のブロックにブロック化されるとともに、連続する複数N個(Nは自然数)のリソースブロック毎に複数のグループにグループ化される無線通信システムにおいて使用される無線通信方法であって、
 前記複数のリソースブロックを前記複数のブロック毎にホッピングさせるホッピングパターンに従って、前記複数のリソースブロックから複数の無線通信移動局装置毎に上り回線データを抽出し、
 前記複数のグループと複数の制御チャネルとの関連付けに従って、前記上り回線データに対する応答信号が割り当てられた前記複数の制御チャネルを下り回線リソースにマッピングする無線通信方法であって、
 前記Mは前記Nの自然数倍である、
 無線通信方法。
Description:
無線通信基地局装置および無線 信方法

 本発明は、無線通信基地局装置および無 通信方法に関する。

 近年、無線通信、特に移動体通信では、 声以外に画像やデータなどの様々な情報が 送の対象になっている。今後は、高速な伝 に対する要求がさらに高まるであろうと予 される。高い伝送効率を実現する無線通信 術として、現在、3GPP(3rd Generation Partnership Project)において、次世代移動通信システムで あるLTE(Long Term Evolution)の検討が進められて る。LTEの上り回線アクセス方式として、SC-F DMA(Single-carrier FDMA)が議論されている。

 SC-FDMAでは、上り回線データが無線通信移 動局装置(以下、単に移動局という)毎にシス ム帯域のRB(Resource Block)に割り当てられ、移 動局間の上り回線データが周波数分割多重さ れる。このため、移動局間で上り回線データ が衝突せずに通信することができる。

 また、移動体通信では、上り回線で移動 から無線通信基地局装置(以下、単に基地局 という)へ伝送される上り回線データに対し ARQ(Automatic Repeat reQuest)が適用され、上り回 データの誤り検出結果を示す応答信号が下 回線で移動局へフィードバックされる。基 局は上り回線データに対しCRC(Cyclic Redundancy  Check)判定を行って、CRC=OK(誤り無し)であれ ACK(Acknowledgment)信号を、CRC=NG(誤り有り)であ ばNACK(Negative Acknowledgment)信号を応答信号と て移動局へフィードバックする。

 ここで、上り回線データに同期HARQ(Synchron ous Hybrid ARQ)を適用することが検討されてい 。同期HARQでは、基地局は上り回線データの 受信後、所定時間経過後に応答信号を移動局 へフィードバックし、移動局は、基地局から NACK信号がフィードバックされた場合には、NA CK信号の受信後、所定時間経過後に、予め決 されたRBを用いて上り回線データを基地局 再送する。

 また、同期HARQにおける再送方法として、 初回送信時と再送時とで上り回線データを割 り当てるRBを周波数領域でホッピングさせる 波数ホッピング(FH:Frequency Hopping)再送方法 ある。FH再送方法では、初回送信時に上り回 線データを割り当てるRBと、再送時に上り回 データを割り当てるRBとが異なるため、周 数ダイバーシチ効果を得ることができる。 お、基地局および移動局では、予め設定さ たFHパターンをそれぞれが所有することで、 周波数ホッピングを行った再送時の上り回線 データが割り当てられたRBを判別して通信を っている。

 FH再送方法で用いるFHパターンとして、上 り回線データが割り当てられる複数のRBが、 続する複数個のRB毎に複数のブロックにブ ック化され、複数のRBをブロック毎にホッピ ングさせるFHパターンと、RBをミラーリング せるFHパターンとが検討されている(例えば 非特許文献1参照)。RBをブロック毎にホッピ グさせるFHパターンでは、例えば、すべて 上り回線RBを半分に分割して2つのブロック ブロック化し、上り回線RBをブロック毎にホ ッピングさせる。この場合、再送時の上り回 線データは、初回送信時に割り当てられたRB 構成するブロックと異なるブロックのRBに り当てられる。また、RBをミラーリングさせ るFHパターンでは、RB番号がより小さいRBほど 、RB番号がより大きいRBにホッピングされる すなわち、再送時の上り回線データは、初 送信時に割り当てたRBのRB番号と鏡像関係に るRB番号のRBに割り当てられる。

 また、基地局は、上り回線データを送信 た移動局に対する応答信号を下り回線でフ ードバックするための制御チャネルとしてP HICH(Physical Hybrid-ARQ Indicator Channel)を用いる PHICHは、基地局で下り回線の他のチャネルと 多重され、移動局に送信される。また、PHICH 、移動局毎に必要な制御チャネルであり、 動局毎にPHICHを割り当てる必要がある。

 また、同期HARQにおいて、下り回線の通信 リソースを効率良く使用するために、上り回 線データを割り当てる上り回線RBに、下り回 で応答信号を伝送するためのPHICHを関連付 ることが検討されている。例えば、上り回 データを割り当てる上り回線RBのRB番号と、P HICHのチャネル番号とを1対1で関連付ける方法 が検討されている(例えば、非特許文献2参照) 。これにより、移動局は、PHICHの割当情報を 途通知されなくても、基地局からの上り回 RBの割当情報に従って自局宛てのPHICHを判断 することができるため、シグナリング量を削 減することができる。なお、上り回線データ が複数のRBに割り当てられる場合、RB番号が も小さいRBに関連付けられたPHICHを使用する

 また、複数のRBが連続する複数個のRB毎に複 数のグループにグループ化され、グループ毎 に1つのPHICHを関連付けることにより、PHICHの リソース量をさらに削減するPHICHグループ 方法が用いられる。
3GPP RAN WG1 Meeting document, R1-080683, “Fre quency Hopping Pattern for PUSCH”, Samsung, LGE, NE C, Qualcomm, ZTE 3GPP RAN WG1 Meeting document, R1-070932, “Ass ignment of Downlink ACK/NACK channel”, Panasonic

 最近検討されているFH再送方法とPHICHグル ープ化方法とを組み合わせて用いることが考 えられる。以下、具体的なRB割当例について 明する。以下の説明では、基地局は、図1に 示す上り回線RB#1~#10のいずれかを用いて移動 から送信された上り回線データを受信する そして、基地局は、上り回線データに対す 応答信号(ACK信号またはNACK信号)を図1に示す PHICH#1~#5に割り当てて移動局へ送信するもの する。ここで、図1に示すように、RB#1~#10は 連続する2RB毎に複数のグループにグループ され、グループ毎に1つのPHICHが関連付けら る。例えば、図1に示すように、RB#1およびRB# 2がグループ化され、RB#1とRB#2とからなるグル ープにPHICH#1が関連付けられる。同様に、RB#3 よびRB#4がグループ化され、RB#3とRB#4とから るグループにPHICH#2が関連付けられる。RB#5~# 10についても同様である。

 図2は、RB#1~#10を複数のブロックにブロッ 化して、複数のRBをブロック毎にホッピン させるFHパターンを示す。具体的には、図2 示す上り回線RB#1~#10は、5RBずつにブロック化 され、RB#1~#5からなるブロックおよびRB#6~#10か らなるブロックに分割される。そして、初回 送信時に1つのブロックを構成するRB#1~#5は、 送時にはRB#6~#10にそれぞれホッピングされ 。同様にして、初回送信時に1つのブロック 構成するRB#6~#10は、再送時にはRB#1~#5にそれ れホッピングされる。

 例えば、図3上段に示すように、初回送信 時に、移動局1の上り回線データがRB#1~#4に割 当てられ、移動局2の上り回線データがRB#10 割り当てられた場合について説明する。図3 上段に示すように、移動局1の上り回線デー が割り当てられたRB#1~#4のうちRB番号が最も さいRBはRB#1である。そこで、移動局1の初回 信時の上り回線データに対する応答信号は 図1に示す関連付けより、PHICH#1に割り当て れる。同様にして、移動局2の初回送信時の り回線データに対する応答信号は、図1に示 す関連付けより、PHICH#5に割り当てられる。

 ここで、上り回線データに誤りがあり、 り回線データの再送が必要である場合、図3 下段に示すように、移動局1の再送時の上り 線データは、図2に示すFHパターンに従って RB#6~#9に割り当てられる。また、移動局2の再 送時の上り回線データは、図2に示すFHパター ンに従って、RB#5に割り当てられる。ここで 図3下段に示すように、移動局1の上り回線デ ータが割り当てられたRB#6~#9のうちRB番号が最 も小さいRBはRB#6である。そこで、移動局1の 送時の上り回線データに対する応答信号は RB#6に関連付けられたPHICH#3に割り当てられる 。同様にして、移動局2の再送時の上り回線 ータに対する応答信号は、RB#5に関連付けら たPHICH#3に割り当てられる。すなわち、移動 局1および移動局2の初回送信時の上り回線デ タに対する応答信号が互いに異なるPHICHに り当てられたにもかかわらず、再送時には 移動局1の上り回線データに対する応答信号 、移動局2の上り回線データに対する応答信 号とが同一のPHICH#3に割り当てられてしまう このため、移動局間でPHICHの衝突が発生して しまう。

 次に、図4は、複数のRBをミラーリングさ るFHパターンを示す。具体的には、図4に示 上り回線RB#1~#10では、RB番号がより小さいRB ど、RB番号がより大きいRB番号のRBにホッピ グされる。例えば、初回送信時のRB#1は、再 送時にはRB#10にホッピングされる。同様にし 、初回送信時のRB#2は、再送時にはRB#9にホ ピングされる。RB#3~#10についても同様である 。

 例えば、図5上段に示すように、初回送信 時に、移動局1の上り回線データがRB#1~#3に割 当てられ、移動局2の上り回線データがRB#4 割り当てられた場合について説明する。図5 段に示すように、移動局1の上り回線データ が割り当てられたRB#1~#3のうちRB番号が最も小 さいRBはRB#1である。そこで、移動局1の初回 信時の上り回線データに対する応答信号は 図1に示す関連付けより、PHICH#1に割り当てら れる。同様にして、移動局2の初回送信時の り回線データに対する応答信号は、図1に示 関連付けより、PHICH#2に割り当てられる。

 ここで、上り回線データに誤りがあり、 り回線データの再送が必要である場合、図5 下段に示すように、再送時には、移動局1の り回線データは、図4に示すFHパターンに従 て、RB#10~#8に割り当てられる。また、移動局 2の上り回線データは、図4に示すFHパターン 従って、RB#7に割り当てられる。図5下段に示 すように、移動局1の上り回線データが割り てられたRB#10~#8のうちRB番号が最も小さいRB RB#8である。そこで、移動局1の再送時の上り 回線データに対する応答信号は、RB#8に関連 けられたPHICH#4に割り当てられる。同様にし 、移動局2の再送時の上り回線データに対す る応答信号は、RB#7に関連付けられたPHICH#4に り当てられる。すなわち、移動局1および移 動局2の初回送信時の上り回線データに対す 応答信号が互いに異なるPHICHに割り当てられ たにもかかわらず、再送時には、移動局1の り回線データに対する応答信号と、移動局2 上り回線データに対する応答信号とが同一 PHICH#4に割り当てられてしまう。このため、 移動局間でPHICHの衝突が発生してしまう。

 このように、FH再送方法とPHICHグループ化 方法とを組み合わせて用いる場合、各移動局 の上り回線データが割り当てられるRBによっ は、再送時に、移動局間でPHICHが衝突して まう可能性がある。

 本発明の目的は、FH再送方法とPHICHグルー プ化方法とを組み合わせて用いる場合に、移 動局間のPHICHの衝突を回避することができる 線通信基地局装置および無線通信方法を提 することである。

 本発明の無線通信基地局装置は、上り回 データが割り当てられる複数のリソースブ ックが、連続する複数M個(Mは自然数)のリソ ースブロック毎に複数のブロックにブロック 化されるとともに、連続する複数N個(Nは自然 数)のリソースブロック毎に複数のグループ グループ化される無線通信システムにおい 使用される無線通信基地局装置であって、 記複数のリソースブロックを前記複数のブ ック毎にホッピングさせるホッピングパタ ンに従って、前記複数のリソースブロック ら複数の無線通信移動局装置毎に上り回線 ータを抽出する抽出手段と、前記複数のグ ープと複数の制御チャネルとの関連付けに って、前記上り回線データに対する応答信 が割り当てられた前記複数の制御チャネル 下り回線リソースにマッピングするマッピ グ手段と、を具備し、前記Mは前記Nの自然数 倍である構成を採る。

 本発明によれば、FH再送方法とPHICHグルー プ化方法とを組み合わせて用いる場合に、移 動局間のPHICHの衝突を回避することができる

複数の上り回線RBと複数のPHICHとの関連 付けを示す図 複数のRBを複数のブロックにブロック させた場合のFHパターンを示す図 複数のRBを複数のブロックにブロック させたFHパターンを用いる場合のRB割当例を す図 複数のRBをミラーリングさせたFHパター ンを示す図 複数のRBをミラーリングさせたFHパター ンを用いる場合のRB割当例を示す図 本発明の実施の形態1に係る基地局の構 成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係るFHパターン 示す図(MがNの2倍の場合) 本発明の実施の形態1に係るRB割当例を す図 本発明の実施の形態1に係るFHパターン 示す図(MとNとが同数の場合) 本発明の実施の形態1に係るRB割当例を 示す図 本発明の実施の形態2に係るRB割当例を 示す図 本発明の実施の形態3に係る複数の上 回線RBと複数のPHICHとの関連付けを示す図 本発明の実施の形態3に係るRB割当例を 示す図

 以下、本発明の実施の形態について、添 図面を参照して詳細に説明する。以下の説 では、下り回線データはODFM(Orthogonal Frequenc y Division Multiplexing)により伝送され、上り回 データはSC-FDMAにより伝送されるものとする 。

 (実施の形態1)
 本実施の形態に係る基地局100の構成を図6に 示す。以下の説明では、基地局100は、上り回 線データが割り当てられる複数のRBが、連続 る複数M個(Mは自然数)のRB毎に複数のブロッ にブロック化されるとともに、連続する複 N個(Nは自然数)のRB毎に複数のグループにグ ープ化される無線通信システムにおいて使 される。

 なお、説明が煩雑になることを避けるた に、図6では、本発明と密接に関連する上り 回線データの受信、および、その上り回線デ ータに対する応答信号の下り回線での送信に 係わる構成部を示し、本実施の形態では、下 り回線データの送信に係わる構成部の図示お よび説明を省略する。

 基地局100において、PHICH用の変調部102-1~10 2-n、SCCH(Shared Control Channel;共有制御チャネル )用の符号化部11および変調部12からなる符号 ・変調部105-1~105-n、および、データチャネ 用のIDFT(Inverse Discrete Fourier Transform)部21、 調部22、復号部23、再送制御部24およびCRC(Cycl ic Redundancy Check)部25からなる復調・復号部116 -1~116-nは、基地局100が通信可能な移動局の数n だけ移動局1~nにそれぞれ対応して備えられる 。

 PHICH生成部101には、各移動局の上り回線 ータに対する応答信号(ACK信号またはNACK信号 )が入力される。PHICH生成部101は、各移動局の 上り回線データに対する応答信号を送信する PHICHを移動局毎に生成して、生成したPHICHを れぞれ対応する変調部102に出力する。

 変調部102-1~102-nは、移動局毎のPHICHで送信 される、移動局毎の応答信号(ACK信号またはNA CK信号)に対して変調処理を行って、変調後の 応答信号をマッピング部103に出力する。

 マッピング部103には、上り回線データが り当てられる複数の上り回線RBがグループ された複数のグループと複数のPHICHとの関連 付けを示すPHICHグループ化情報が予め入力さ ている。マッピング部103は、各移動局の上 回線データへの割当RBを各移動局へ指示す 割当情報、および、PHICHグループ化情報に従 って、移動局毎の上り回線データに対する応 答信号を、OFDMシンボルを構成する複数のサ キャリアのいずれかにマッピングする。つ り、マッピング部103は、移動局毎の上り回 データに対する応答信号が割り当てられた 数のPHICHを、OFDMシンボルを構成する複数の ブキャリアのいずれかにマッピングする。 た、マッピング部103は、1つの移動局の上り 線データが複数のRBに割り当てられている 合、RB番号が最も小さいRBに関連付けられたP HICHを使用する。マッピング部103でのマッピ グ処理の詳細については後述する。

 制御信号生成部104には、各移動局の上り 線データへの割当RBを各移動局へ指示する 当情報が入力される。制御信号生成部104は 割当情報を含む制御信号を移動局毎に生成 て、それぞれ対応する符号化部11に出力する 。

 符号化・変調部105-1~105-nにおいて、各符 化部11は、移動局毎のSCCHで送信される、移 局毎の制御信号に対して符号化処理を行い 各変調部12は、符号化後の制御信号に対して 変調処理を行ってマッピング部106に出力する 。

 マッピング部106は、各移動局への制御信 を、OFDMシンボルを構成する複数のサブキャ リアのいずれかにマッピングして多重部107に 出力する。つまり、マッピング部106は、移動 局毎の複数のSCCHを、OFDMシンボルを構成する 数のサブキャリアのいずれかにマッピング る。

 多重部107は、マッピング部103から入力さ る応答信号、マッピング部106から入力され 制御信号を時間多重してIFFT(Inverse Fast Fouri er Transform)部108に出力する。

 IFFT部108は、複数のサブキャリアにマッピ ングされた応答信号または制御信号に対して IFFTを行ってOFDMシンボルを生成する。

 CP(Cyclic Prefix)付加部109は、OFDMシンボルの 後尾部分と同じ信号をCPとしてOFDMシンボルの 先頭に付加する。

 無線送信部110は、CP付加後のOFDMシンボル 対しD/A変換、増幅およびアップコンバート の送信処理を行ってアンテナ111から各移動 へ送信する。

 一方、無線受信部112は、最大n個の移動局 から同時に送信されたn個のSC-FDMAシンボルを ンテナ111を介して受信し、これらのSC-FDMAシ ンボルに対しダウンコンバート、A/D変換等の 受信処理を行う。

 CP除去部113は、受信処理後のOFDMシンボル らCPを除去する。

 FFT(Fast Fourier Transform)部114は、CP除去後の OFDMシンボルに対してFFTを行って、周波数領 で多重された移動局毎の信号を得る。なお 各移動局は互いに異なるRBを用いて信号を送 信している。

 分離部115には、複数の移動局の上り回線 ータが割り当てられる複数のRBを複数のブ ック毎にホッピングさせるFHパターンが予め 入力されている。分離部115は、移動局に通知 した割当情報、再送制御部24から入力される 送回数および再送時のFHパターンに従って 上り回線データが割り当てられた複数のRBか ら複数の移動局毎に上り回線データを抽出す ることで、上り回線データを複数の移動局毎 のデータに分離する。そして、分離部115は、 移動局毎の上り回線データをそれぞれ対応す る復調・復号部116-1~116-nに出力する。分離部1 15での分離処理の詳細については後述する。

 復調・復号部116-1~116-nにおいて、各IDFT部2 1は、FFT後の上り回線データに対してIDFT処理 行い、時間領域の信号に変換する。各復調 22は、IDFT後の上り回線データに対して復調 理を行い、各復号部23は、復調後の上り回 データまたはパケット合成後の上り回線デ タに対して復号処理を行う。また、各再送 御部24は、再送回数に応じて、復号後の上り 回線データに対してパケット合成を行い、パ ケット合成後の上り回線データ(受信ビット 度)を復号部23に出力する。また、各再送制 部24は、再送時の上り回線データが入力され る度に再送回数をカウントし、再送回数を分 離部115に出力する。また、各CRC部25は、復号 の上り回線データに対してCRCを行って、上 回線データに誤り無しであればACK信号を、 り有りであればNACK信号を応答信号としてPHI CH生成部101に出力する。

 一方、各移動局には、基地局100と同一のP HICHグループ化情報およびFHパターンが報知チ ャネルで予め報知されている。各移動局では 、基地局から自局宛ての上り回線RBを示す割 情報を受信した場合、割当情報に従って送 データ、すなわち、上り回線データを基地 に送信する。そして、各移動局は、前回の り回線データの送信に用いたRBおよびPHICHグ ループ化情報に従って、自局宛てに割り当て られたRBに関連付けられたPHICHに割り当てら た応答信号を受信する。ここで、各移動局 は、どのPHICHがどの下り回線リソースに対応 しているかを上位レイヤで指示されるか、予 め規定される。そして、各移動局は、応答信 号がACK信号である場合、次の上り回線データ を送信するために、基地局から自局宛ての割 当情報が送信されるまで待機する。一方、各 移動局は、応答信号がNACK信号である場合、 り回線データを再送する。また、各移動局 、上り回線データを再送する場合、FHパター ンに従って、前回送信した上り回線データを 上り回線RBに割り当てる。

 次に、マッピング部103でのマッピング処 および分離部115での分離処理の詳細につい 説明する。

 本実施の形態では、基地局100は、図1に示 す上り回線RB#1~#10のいずれかを用いて移動局 ら送信された上り回線データを受信する。 して、基地局100は、図1に示すPHICH#1~#5に上 回線データに対する応答信号(ACK信号またはN ACK信号)を割り当てて移動局へ送信するもの する。

 また、図1に示すように、RB#1~#10は、連続 る複数N個(Nは自然数)毎にグループ化され、 グループ毎に1つのPHICHが関連付けられる。具 体的には、N=2の場合、図1に示すように、RB#1 よびRB#2がグループ化され、RB#1とRB#2とから るグループにPHICH#1が関連づけられる。同様 に、RB#3およびRB#4がグループ化され、RB#3とRB# 4とからなるグループにPHICH#2が関連づけられ 。RB#5~#10についても同様である。

 また、本実施の形態では、図1に示すRB#1~# 10が連続する複数M個(Mは自然数)のRB毎に複数 ブロックにブロック化され、各RBをブロッ 毎にホッピングさせるFHパターンに従って、 上り回線データがRBに割り当てられる。本実 の形態におけるFHパターンでは、1ブロック ブロック化されるRBの個数(M個)は、1グルー にグループ化されるRBの個数(N個)の自然数 となる。つまり、本実施の形態のFHパターン では、同一のPHICHを使用するRBの個数(N個)の 然数倍のRB数(M個)からなるブロック単位で周 波数ホッピングが行われる。ここでは、1グ ープにグループ化されるRB数が2個であるの N=2となる。以下、ホッピング方法1および2に ついて説明する。

 <ホッピング方法1(図7)>
 本ホッピング方法におけるFHパターンでは 1つのブロックにブロック化されるRBの個数(M 個)を、1つのグループにグループ化されるRB 個数(N個)の2倍とする。すなわち、1つのブロ ックにブロック化されるRBの個数(M個)は4個(=N ×2=4)となる。

 1つのブロックにブロック化するRBの個数( M個)を4個とした場合のFHパターンを図7に示す 。

 図7に示すように、上り回線RB#1~#10は4RB毎 複数のブロックにブロック化される。具体 には、図7に示すように、RB#1~#4の4RBが1つの ロックにブロック化され、RB#7~#10の4RBが1つ ブロックにブロック化される。そして、図7 に示すように、初回送信時の一方のブロック を構成するRB#1~#4は、再送時にはRB#7~#10にそれ ぞれホッピングされる。同様にして、初回送 信時に一方のブロックを構成するRB#7~#10は、 送時にはRB#1~#4にそれぞれホッピングされる 。

 次いで、例えば、図8上段に示すように、 初回送信時に、移動局1の上り回線データがRB #1~#4に割り当てられ、移動局2の上り回線デー タがRB#10に割り当てられた場合について説明 る。すなわち、基地局100から各移動局に通 される割当情報には、移動局1の上り回線デ ータがRB#1~#4に割り当てられ、移動局2の上り 線データがRB#10に割り当てられることが示 れる。

 まず、分離部115は、入力される割当情報 り、移動局1の上り回線データが図8上段に すRB#1~#4に割り当てられ、移動局2の上り回線 データが図8上段に示すRB#10に割り当てられて いることを特定する。そして、分離部115は、 移動局1の上り回線データおよび移動局2の上 回線データをそれぞれ抽出して、移動局毎 上り回線データをそれぞれ対応する復調・ 号部116-1~116-nに出力する。

 ここで、移動局1および移動局2の上り回 データに誤りがあり、各移動局の上り回線 ータに対する応答信号としてNACK信号を各移 局へフィードバックする必要があるとする この場合、マッピング部103は、各移動局の り回線データに対する応答信号(NACK信号)を 各移動局の初回送信時の上り回線データが り当てられたRBに関連付けられたPHICHが配置 された下り回線リソースにマッピングする。 なお、マッピング部103は、1つの移動局の上 回線データが複数のRBに割り当てられた場合 、複数のRBのうちRB番号が最も小さいRBに関連 付けられたPHICHを使用する。具体的には、図8 上段に示すように、移動局1の初回送信時の り回線データが割り当てられたRB#1~#4のうちR B番号が最も小さいRBはRB#1である。そこで、 ッピング部103は、移動局1の初回送信時の上 回線データに対する応答信号を、RB#1に関連 付けられたPHICH#1が配置された下り回線リソ スにマッピングする。同様に、図8上段に示 ように、移動局2の初回送信時の上り回線デ ータが割り当てられたRBはRB#10である。そこ 、マッピング部103は、移動局2の初回送信時 上り回線データに対する応答信号を、RB#10 関連付けられたPHICH#5が配置された下り回線 ソースにマッピングする。

 基地局100から応答信号(NACK信号)をそれぞ 受信した移動局1および移動局2は、上り回 データを再送する。ここで、各移動局は、 7に示すFHパターンに従って、再送時の上り 線データを上り回線RBに割り当てる。すなわ ち、初回送信時に上り回線データをRB#1~#4に り当てた移動局1は、図8下段に示すように、 再送時の上り回線データをRB#7~#10に割り当て 。同様に、初回送信時に上り回線データをR B#10に割り当てた移動局2は、図8下段に示すよ うに、再送時の上り回線データをRB#4に割り てる。

 そして、各移動局からの再送時の上り回 データが入力された分離部115は、各移動局 同様にして、図7に示すFHパターンに従って RB#7~#10に割り当てられた移動局1の再送時の り回線データ、および、RB#4に割り当てられ た移動局2の再送時の上り回線データを抽出 る。

 また、マッピング部103は、初回送信時と 様、各移動局の再送時の上り回線データに する応答信号(ACK信号またはNACK信号)をPHICH 配置された下り回線リソースにマッピング る。具体的には、図8下段に示すように、移 局1の再送時の上り回線データが割り当てら れたRB#7~#10のうちRB番号が最も小さいRBはRB#7 ある。そこで、マッピング部103は、移動局1 再送時の上り回線データに対する応答信号 、RB#7に関連付けられたPHICH#4が配置された り回線リソースにマッピングする。同様に て、図8下段に示すように、移動局2の再送時 の上り回線データが割り当てられたRBはRB#4で ある。そこで、マッピング部103は、移動局2 再送時の上り回線データに対する応答信号 、RB#4に関連付けられたPHICH#2が配置された下 り回線リソースにマッピングする。

 よって、再送時においても、移動局1の上 り回線データに対する応答信号と、移動局2 上り回線データに対する応答信号とは、そ ぞれ異なるPHICHを使用して送信されるため、 移動局間でのPHICHの衝突が発生しない。

 このように、本ホッピング方法によれば 初回送信時に異なるPHICHを使用した移動局 再送時に同一PHICHを使用することがなくなる ため、移動局間でのPHICHの衝突を回避するこ ができる。

 <ホッピング方法2(図9)>
 本ホッピング方法におけるFHパターンでは 1つのブロックにブロック化されるRBの個数(M 個)を、1つのグループにグループ化されるRB 個数(N個)の1倍とする。つまり、1つのブロッ クにブロック化されるRBの個数(M個)と、1つの グループにグループ化されるRBの個数(N個)と 同数となる。ここでは、N=2であるので、1つ のブロックにブロック化されるRBの個数(M個) 2個(=N×1=2)となる。

 1つのブロックにブロック化するRBの個数( M個)を2個とした場合のFHパターンを図9に示す 。

 図9に示すように、上り回線RB#1~#10は2RB毎 複数のブロックにブロック化される。具体 には、図9に示すように、RB#1、#2の2RBが1つ ブロックにブロック化される。同様にして RB#3、#4の2RBが1つのブロックにブロック化さ る。RB#5~#10についても同様である。

 そして、図9に示すように、初回送信時に 1ブロックを構成するRB#1、#2は、再送時にはRB #5、#6にそれぞれホッピングされる。同様に て、初回送信時に1ブロックを構成するRB#3、 #4は、再送時にはRB#7、#8にそれぞれホッピン される。RB#5~#10についても同様である。

 次いで、例えば、図10上段に示すように ホッピング方法1と同様、初回送信時に、移 局1の上り回線データがRB#1~#4に割り当てら 、移動局2の上り回線データがRB#10に割り当 られた場合について説明する。

 まず、分離部115は、ホッピング方法1と同 様にして、移動局1の上り回線データ(図10上 に示すRB#1~#4)および移動局2の上り回線デー (図10上段に示すRB#10)を特定し、移動局毎に り回線データを抽出する。

 ここで、移動局1および移動局2の上り回 データに誤りがあり、各移動局の上り回線 ータに対する応答信号としてNACK信号を各移 局へフィードバックする必要があるとする この場合、図10上段に示すように、マッピ グ部103は、ホッピング方法1と同様にして、 動局1の初回送信時の上り回線データに対す る応答信号をPHICH#1が配置された下り回線リ ースにマッピングし、移動局2の初回送信時 上り回線データに対する応答信号をPHICH#5が 配置された下り回線リソースにマッピングす る。

 基地局100から応答信号(NACK信号)をそれぞ 受信した移動局1および移動局2は、上り回 データを再送する。ここで、各移動局は、 9に示すFHパターンに従って、再送時の上り 線データを上り回線RBに割り当てる。すなわ ち、初回送信時に上り回線データをRB#1~#4に り当てた移動局1は、図10下段に示すように 再送時の上り回線データをRB#5~#8に割り当て 。同様に、初回送信時に上り回線データをR B#10に割り当てた移動局2は、図10下段に示す うに、再送時の上り回線データをRB#4に割り てる。

 そして、各移動局からの再送時の上り回 データが入力された分離部115は、各移動局 同様にして、図9に示すFHパターンに従って RB#5~#8に割り当てられた移動局1の再送時の り回線データ、および、RB#4に割り当てられ 移動局2の再送時の上り回線データを抽出す る。

 また、マッピング部103は、初回送信時と 様、各移動局の再送時の上り回線データに する応答信号(ACK信号またはNACK信号)をPHICH 配置された下り回線リソースにマッピング る。具体的には、図10下段に示すように、移 動局1の再送時の上り回線データが割り当て れたRB#5~#8のうちRB番号が最も小さいRBはRB#5 ある。そこで、マッピング部103は、移動局1 再送時の上り回線データに対する応答信号 、RB#5に関連付けられたPHICH#3が配置された り回線リソースにマッピングする。同様に て、図10下段に示すように、移動局2の再送 の上り回線データが割り当てられたRBはRB#4 ある。そこで、マッピング部103は、移動局2 再送時の上り回線データに対する応答信号 、RB#4に関連付けられたPHICH#2が配置された り回線リソースにマッピングする。

 よって、ホッピング方法1と同様、再送時 においても、移動局1の上り回線データに対 る応答信号と、移動局2の上り回線データに する応答信号とは、それぞれ異なるPHICHを 用して送信されるため、ホッピング方法1と 様、移動局間でのPHICHの衝突が発生しない

 このようにして、本ホッピング方法でも ホッピング方法1と同様にして、移動局間の PHICHの衝突を回避することができる。

 以上、ホッピング方法1、2について説明 た。

 このようにして、本実施の形態では、FH ターンにおいて1つのブロックにブロック化 るRBの個数(M個)を、1つのPHICHに関連付けら たグループにグループ化されるRBの個数(N個) の自然数倍とする。換言すると、1つのブロ クにブロック化するRBの個数(M個)は、1つのPH ICHに関連付けられたグループにグループ化さ れるRBの個数(N個)で割り切れる。つまり、1つ のブロックがPHICHに関連付けられた複数のグ ープで構成されるため、複数のRBがブロッ 単位でホッピングされることは、PHICHに関連 付けられたグループ単位でホッピングされる ことと等価である。つまり、1つのグループ 構成するN個のRBと、そのグループに関連付 られたPHICHとの関係を維持した状態で各RBが ッピングされる。換言すると、複数のRBが ロック毎(グループ毎)にホッピングされるの に対して、複数のグループ毎に関連付けられ たPHICHも、複数のRBのホッピングと同期して ッピングされる。つまり、PHICHをホッピング させるホッピングパターンを想定して、複数 のRBをホッピングさせるFHパターンと、複数 グループ毎に関連付けられたPHICHをホッピン グさせるFHパターンとを同期させることと等 である。これにより、初回送信時に互いに なるPHICHが使用された移動局間では、再送 でも互いに異なるPHICHが使用される。すなわ ち、初回送信時に、異なる移動局間でPHICHが 突しないようにRBを割り当てさえすれば、 送時でも、異なる移動局間でPHICHが衝突する ことがなくなる。

 また、ここで、従来のFHパターン(図2)と 実施の形態におけるFHパターン(9)とを比較す る。図2に示すFHパターンでは、初回送信時の RB(例えば、図2に示すRB#1)と、再送時にホッピ ングされたRB(例えば、図2に示すRB#6)とは、5RB だけ離れている。これに対し、図9に示すFHパ ターンでは、初回送信時のRB(例えば、図9に すRB#1)と、再送時にホッピングされたRB(例え ば、図9に示すRB#5)とは、4RBだけ離れている。 つまり、図2に示すFHパターンの方が、図9に すFHパターンよりも大きな周波数ダイバーシ チ効果が得られる。しかし、複数個のRB毎に 数のグループにグループ化され、グループ に1つのPHICHを関連付けるような場合には、 動局の数が少ないことが予想され、RB#1~#10 すべてのRBが使用される確率は小さい。その ため、他の移動局に割り当てられないRBが存 する場合には、上り回線データを割り当て 必要がある移動局に対して割り当てRB数を やすことができる。これにより、図9に示すF Hパターンを用いる場合でも、図2に示すFHパ ーンと比較して周波数ダイバーシチ効果が られにくくなるものの、移動局毎の割り当 RB数を増やすことによって受信特性の劣化を 防止することができる。つまり、本実施の形 態に係るFHパターンを用いることで、受信特 を劣化することなく、移動局間でのPHICHの 突を回避することができる。

 このように、本実施の形態によれば、FH ターンにおいて1つのブロックにブロック化 れるRBの個数(M個)を、1つのグループにグル プ化されるRBの個数(N個)の自然数倍とする これにより、PHICHと、PHICHに関連付けられた ループを構成するRBとの間の対応関係がホ ピング前後で維持される。このため、初回 信時(ホッピング前)に各移動局間で異なるPHI CHを使用する場合には、再送時(ホッピング後 )でも各移動局間でPHICHの衝突は発生しない。 よって、本実施の形態によれば、FH再送方法 PHICHグループ化方法とを組み合わせて用い 場合に、移動局間のPHICHの衝突を回避するこ とができる。

 なお、本実施の形態では、1つのブロック にブロック化されるRBの個数(M個)を、1つのグ ループにグループ化されるRBの個数(N個)の自 数倍とする場合について説明した。しかし 本発明は、逆に、1つのグループにグループ 化されるRBの個数(N個)を、1つのブロックにブ ロック化されるRBの個数(M個)より求めてもよ 。この場合でも、本実施の形態と同様の効 を得ることができる。

 (実施の形態2)
 本実施の形態では、複数のRBをミラーリン させるFHパターンを用いる場合について説明 する。

 以下、本実施の形態について具体的に説 する。

 本実施の形態に係るマッピング部103(図6) 、1つの移動局の上り回線データが複数のRB 割り当てられる場合、再送回数に応じて、 なるRBに関連付けられたPHICHを使用する。具 体的には、マッピング部103は、1つの移動局 上り回線データが複数のRBに割り当てられる 場合、初回送信時には、実施の形態1と同様 RB番号が最も小さいRBに関連付けられたPHICH 使用するのに対し、再送時には、RB番号が最 も大きいRBに関連付けられたPHICHを使用する

 以下、具体的に説明する。本実施の形態 は、実施の形態1と同様、基地局100は、図1 示す上り回線RB#1~#10のいずれかを用いて移動 局から送信された上り回線データを受信する 。そして、基地局100は、図1に示すPHICH#1~#5に り回線データに対する応答信号(ACK信号また はNACK信号)を配置して移動局へ送信するもの する。

 また、実施の形態1と同様、図1に示すよ に、RB#1~#10は隣接する2RB毎にグループ化され 、グループ毎に1つのPHICHが関連付けられる。

 また、本実施の形態では、図4に示すよう に、複数のRBをミラーリングさせるFHパター を用いる。つまり、初回送信時のRB番号がよ り小さいRBほど、再送時には、RB番号がより きいRB番号のRBにホッピングされる。具体的 は、図4に示すように、初回送信時のRB#1は 再送時にはRB#10にホッピングされる。同様に 、初回送信時のRB#2は、再送時にはRB#9にホッ ングされる。RB#3~#10についても同様である

 次いで、例えば、図11に示すように、初 送信時に、移動局1の上り回線データがRB#1~#3 に割り当てられ、移動局2の上り回線データ RB#4に割り当てられた場合について説明する すなわち、基地局100から各移動局に通知さ る割当情報には、移動局1の上り回線データ がRB#1~#3に割り当てられ、移動局2の上り回線 ータがRB#4に割り当てられることが示される 。

 まず、分離部115は、実施の形態1と同様に して、移動局1の上り回線データ(図11に示すRB #1~#3)および移動局2の上り回線データ(図11に すRB#4)を特定し、移動局毎に上り回線データ を抽出する。

 ここで、移動局1および移動局2の上り回 データに誤りがあり、各移動局の上り回線 ータに対する応答信号としてNACK信号を各移 局へフィードバックする必要があるとする この場合、マッピング部103は、1つの移動局 の初回送信時の上り回線データが複数のRBに り当てられる場合、実施の形態1と同様にし て、RB番号が最も小さいRBに関連付けられたPH ICHを使用する。具体的には、図11上段に示す うに、移動局1の初回送信時の上り回線デー タが割り当てられたRB#1~#3のうちRB番号が最も 小さいRBはRB#1である。そこで、マッピング部 103は、移動局1の初回送信時の上り回線デー に対する応答信号を、RB#1に関連付けられたP HICH#1が配置された下り回線リソースにマッピ ングする。また、図11上段に示すように、マ ピング部103は、移動局の初回送信時の上り 線データに対する応答信号を、RB#4に関連付 けられたPHICH#2が配置された下り回線リソー にマッピングする。

 基地局100から応答信号(NACK信号)をそれぞ 受信した移動局1および移動局2は、上り回 データを再送する。ここで、各移動局は、 4に示すFHパターンに従って、再送時の上り 線データを上り回線RBに割り当てる。すなわ ち、初回送信時に上り回線データをRB#1~#3に り当てた移動局1は、図11下段に示すように 再送時の上り回線データをRB#10~#8に割り当て る。同様に、初回送信時に上り回線データを RB#4に割り当てた移動局2は、図11下段に示す うに、再送時の上り回線データをRB#7に割り てる。

 そして、各移動局からの再送時の上り回 データが入力された分離部115は、各移動局 同様にして、図4に示すFHパターンに従って RB#10~#8に割り当てられた移動局1の再送時の り回線データ、および、RB#7に割り当てられ た移動局2の再送時の上り回線データを抽出 る。

 また、マッピング部103は、初回送信時と 様、各移動局の再送時の上り回線データに する応答信号(ACK信号またはNACK信号)をPHICH 配置された下り回線リソースにマッピング る。ただし、マッピング部103は、1つの移動 の再送時の上り回線データが複数のRBに割 当てられる場合、RB番号が最も大きいRBに関 付けられたPHICHを使用する。具体的には、 11下段に示すように、移動局1の再送時の上 回線データが割り当てられたRB#10~#8のうちRB 号が最も大きいRBはRB#10である。そこで、マ ッピング部103は、移動局1の再送時の上り回 データに対する応答信号を、RB#10に関連付け られたPHICH#5が配置された下り回線リソース マッピングする。また、図11下段に示すよう に、移動局2の再送時の上り回線データが割 当てられたRBはRB#7である。そこで、マッピ グ部103は、移動局2の再送時の上り回線デー に対する応答信号を、RB#7に関連付けられた PHICH#4が配置された下り回線リソースにマッ ングする。

 すなわち、実施の形態1と同様、再送時に おいて、移動局1の上り回線データに対する 答信号と、移動局2の上り回線データに対す 応答信号とは、それぞれ異なるPHICHを使用 て送信されるため、実施の形態1と同様、移 局間でのPHICHの衝突が発生しない。

 このように、本実施の形態では、1つの移 動局に複数のRBが割り当てられた場合、初回 信時には、RB番号が最も小さいRBに関連付け られたPHICHが使用されるのに対し、再送時に 、RB番号が最も大きいRBに関連付けられたPHI CHが使用される。換言すると、初回送信時にP HICHと関連付けたRB番号をミラーリングしたRB 号のRBに関連付けられたPHICHが再送時に使用 される。すなわち、1つの移動局に割り当て れる複数のRBのうち、初回送信時に、RB番号 より小さいRB(図11では最小のRB番号)に関連 けられたPHICHを使用する場合、再送時では、 RB番号がより大きいRB(図11では最大のRB番号) 関連付けられたPHICHを使用する。換言すると 、複数のRBがミラーリングによりホッピング れるのに対し、複数のグループ毎に関連付 られたPHICHも、複数のRBのホッピングに同期 させてホッピングされる。つまり、PHICHをホ ピングさせるホッピングパターンを想定し 、実施の形態1と同様、複数のRBをホッピン させるFHパターンと、複数のグループ毎に 連付けられたPHICHをホッピングさせるFHパタ ンとを同期させることと等価である。これ より、再送時において、RBと、使用するPHICH との対応関係は、RB番号およびPHICHのチャネ 番号が初回送信時に対して鏡像関係になる のの、初回送信時と同一の関係となる。つ り、初回送信時に移動局間でのPHICHの衝突が 発生しないようにスケジューリングされた場 合、再送時でも移動局間でのPHICHの衝突を回 することができる。

 このようにして、本実施の形態によれば 複数のRBをミラーリングさせるFHパターンを 用いる場合でも、実施の形態1と同様にして FH再送方法とPHICHグループ化方法とを組み合 せて用いる場合に、移動局間のPHICHの衝突 回避することができる。

 なお、本実施の形態では、マッピング部1 03は、1つの移動局の上り回線データが複数の RBに割り当てられる場合、再送回数に応じて 最小のRB番号のRBに関連付けられたPHICHを使 するか、最大のRB番号のRBに関連付けられた PHICHを使用するかを切り替える場合について 明した。しかし、本発明では、マッピング 103は、1つの移動局の上り回線データが複数 のRBに割り当てられる場合、再送単位、例え 、RTT(Round Trip Time)分のサブフレーム毎に、 最小のRB番号のRBに関連付けられたPHICHを使用 するか、最大のRB番号のRBに関連付けられたPH ICHを使用するかを切り替えてもよい。ここで 、各移動局は、RTT分のサブフレーム間隔で同 時に上り回線データ(送信データ)を基地局に 信する。同一時刻であっても移動局毎に再 回数は異なるため、再送回数に基づく場合 は、最小のRB番号のRBに関連付けられたPHICH 用いる移動局と、最大のRB番号のRBに関連付 けられたPHICHを用いる移動局とが存在してし う可能性がある。これに対し、再送単位で るRTT分のサブフレームに基づく場合には、 移動局間で共通の切り替えに従ってPHICHを 用することができる。すなわち、同一時刻 は、いずれの移動局でも、最小のRB番号(ま は、最大のRB番号)のRBに関連付けられたPHICH 用いる。これにより、移動局間でのPHICHの 突をさらに回避することができる。

 (実施の形態3)
 本実施の形態では、複数のRBをミラーリン させるFHパターンを用いる点については、実 施の形態2と同じであるが、上り回線データ 割り当てに使用される頻度が低いRBのみをグ ループ化して、グループ毎にPHICHを関連付け 点が実施の形態2と異なる。

 図4に示すFHパターンにおいて、RB#1~#10の ち両端に位置するRB、例えば、RB#1(#10)は、9RB だけ離れたRB#10(#1)にホッピングされ、RB#2(#9) 、7RBだけ離れたRB#9(#2)にホッピングされる このように、RB#1~#10のうち両端に位置するRB は、周波数ホッピングによる大きな周波数 イバーシチ効果が得られる。よって、RB#1~#1 0のうち両端に位置するRBは、スケジューリン グによって、移動局の上り回線データが優先 的に割り当てられる。すなわち、両端に位置 するRBは、周波数ホッピングに使用される頻 が高くなる。

 これに対し、図4に示すFHパターンにおい 、RB#1~#10のうち中心付近に位置するRB、例え ば、RB#3~#8は、最大でも5RBだけ離れたRBにホッ ピングされる。そのため、RB#1~#10のうち中心 近に位置するRBでは、両端に位置するRBと比 較すると、周波数ホッピングによる周波数ダ イバーシチ効果が小さくなる。よって、中心 付近に位置するRBは、スケジューリングによ て、移動局の上り回線データが割り当てら にくくなる。すなわち、中心付近に位置す RBは、両端に位置するRBと比較すると、周波 数ホッピングに使用される頻度が低くなる。

 そこで、本実施の形態では、中心付近のR Bのみを、1つのPHICHと関連付けるグループの ループ化対象とする。換言すると、中心付 以外のRB、つまり、両端に位置するRBを、グ ープ化対象としない。

 以下、具体的に説明する。本実施の形態 は、基地局100は、図12に示す上り回線RB#1~#10 のいずれかを用いて移動局から送信された上 り回線データを受信する。そして、基地局100 は、図12に示すPHICH#1~#7に上り回線データに対 する応答信号(ACK信号またはNACK信号)を配置し て移動局へ送信するものとする。

 また、図12に示すように、RB#1~#10のうち、 RB#3~#8(中心付近に位置するRB)のみを複数のグ ープにグループ化してPHICHに関連付ける対 とする。よって、図12に示すように、RB#3~#8 、連続する2RB毎に3個のグループにグループ され、グループ毎に1つのPHICHが関連付けら る。具体的には、図12に示すように、RB#3お びRB#4がグループ化され、RB#3とRB#4とからな グループにPHICH#3が関連づけられ、RB#5およ RB#6がグループ化され、RB#5とRB#6とからなる ループにPHICH#4が関連づけられ、RB#7およびRB# 8がグループ化され、RB#7とRB#8とからなるグル ープにPHICH#5が関連づけられる。

 また、グループ化対象以外のRB、すなわ 、両端に位置するRB#1、#2、#9、#10は、それぞ れ1つのPHICHが関連付けられる。具体的には、 図12に示すように、RB#1にPHICH#1が関連付けら 、RB#2にPHICH#2が関連付けられ、RB#9にPHICH#6が 連付けられ、RB#10にPHICH#7が関連付けられる

 次いで、例えば、図13上段に示すように 実施の形態1と同様、初回送信時に、移動局1 の上り回線データがRB#1~#4に割り当てられ、 動局2の上り回線データがRB#10に割り当てら た場合について説明する。また、ここでは 実施の形態1と同様、分離部115にて抽出され 移動局1および移動局2の上り回線データに りがあり、各移動局の上り回線データに対 る応答信号としてNACK信号を各移動局へフィ ドバックする必要がある場合について説明 る。

 この場合、図13上段に示すように、移動 1の初回送信時の上り回線データが割り当て れたRB#1~#4のうちRB番号が最も小さいRBはRB#1 ある。そこで、マッピング部103は、移動局1 の初回送信時の上り回線データに対する応答 信号を、RB#1に関連付けられたPHICH#1が配置さ た下り回線リソースにマッピングする。同 にして、マッピング部103は、移動局2の初回 送信時の上り回線データに対する応答信号を 、RB#10に関連付けられたPHICH#7が配置された下 り回線リソースにマッピングする。

 次いで、再送時には、各移動局からの再 時の上り回線データが入力された分離部115 、図13下段に示すRB#10~#7に割り当てられた移 動局1の再送時の上り回線データ、および、RB #4に割り当てられた移動局2の再送時の上り回 線データを抽出する。

 そして、マッピング部103は、初回送信時 同様、各移動局の再送時の上り回線データ 対する応答信号(ACK信号またはNACK信号)をPHIC Hが配置された下り回線リソースにマッピン する。具体的には、図13下段に示すように、 移動局1の再送時の上り回線データが割り当 られたRB#10~#7のうちRB番号が最も小さいRBはRB #7である。そこで、マッピング部103は、移動 1の再送時の上り回線データに対する応答信 号を、RB#7に関連付けられたPHICH#5が配置され 下り回線リソースにマッピングする。同様 して、図13下段に示すように、移動局2の再 時の上り回線データが割り当てられたRBはRB #1である。そこで、マッピング部103は、移動 2の再送時の上り回線データに対する応答信 号を、RB#1に関連付けられたPHICH#1が配置され 下り回線リソースにマッピングする。

 このように、上り回線データの割り当て 使用される頻度がより高い、両端に位置す RB(図12に示すRB#1、#2、#9、#10)では、複数の 動局に同時に使用される場合、それぞれのRB とPHICHとが1対1で関連付けられるため、PHICHの 衝突は発生しない。

 また、上り回線データの割り当てに使用 れる頻度がより低い、中心付近に位置するR B(図12に示すRB#3~#8)では、実施の形態2と同様 してFH再送方法とPHICHグループ化方法とを組 合わせて用いることで、実施の形態2と同様 、PHICHの衝突を回避することができる。また 中心付近に位置するRB(図12に示すRB#3~#8)では 、複数の移動局に同時に使用される確率は小 さい。よって、異なる移動局間でのPHICHが衝 する確率も小さくなり、システム全体に及 す影響は少ない。

 このようにして、本実施の形態によれば 上り回線データに使用される頻度が高いRB は、RBとPHICHとを1対1で関連付け、上り回線 ータに使用される頻度が低いRBでは、複数個 のRB毎にグループ化された複数のグループと 数のPHICHとを関連付ける。これにより、上 回線データに使用される頻度が高いRBを用い る移動局が使用するPHICHと、他の移動局が使 するPHICHとが衝突することがなくなる。ま 、上り回線データに使用される頻度が低いRB を用いる移動局が使用するPHICHが、他の移動 で使用され確率は小さいため、移動局間で PHICHの衝突の確率も小さくなる。よって、 実施の形態によれば、実施の形態2と同様に て、移動局間でのPHICHの衝突を回避するこ ができる。

 なお、本実施の形態では、上り回線デー を割り当てる上り回線RBを、使用される頻 に応じて2種類(使用される頻度が高いRBと使 される頻度が低いRB)に分ける場合について 明した。しかし、本発明では、上り回線デ タを割り当てる上り回線RBを、使用される 度に応じて3種類以上に分けてもよい。そし 、異なる種類に分けられたRB毎に、PHICHとの 関連付けを異ならせてもよい。

 以上、本発明の実施の形態について説明 た。

 なお、本発明では、上記実施の形態を組 合わせたものでもよい。例えば、実施の形 1と実施の形態2とを組み合わせて用いても い。具体的には、実施の形態1に基づいて上 回線RBを複数のブロックにブロック化し、 数のRBをブロック単位でホッピングするとと もに、各ブロック内では、さらに、実施の形 態2に基づいてRBをホッピングしてもよい。ま たは、実施の形態1に基づいて上り回線RBを複 数のブロックにブロック化し、実施の形態2 基づいて、複数のRBをブロック単位でホッピ ングしてもよい。

 また、上記説明で用いたサブフレームは 例えばタイムスロットやフレーム等、他の 信時間単位であってもよい。

 また、移動局はUE、基地局装置はNode B、 ブキャリアはトーンと称されることもある また、CPは、ガードインターバル(Guard Interv al:GI)と称されることもある。

 また、周波数多重の方法はOFDMおよびSC-FDM Aに限られない。

 また、上記実施の形態の説明で用いたSCCH は、上り回線データのリソース割当結果を通 知するための制御チャネルであれば如何なる チャネルであってもよい。例えば、SCCHに代 てPDCCH(Physical Downlink Control Channel)を用いて よい。

 また、上記実施の形態では、初回送信時 よび1回目の再送時までの動作について説明 したが、さらに上り回線データを再送する場 合には、再び初回送信時の動作に戻って再送 してもよい。

 また、上記実施の形態では、本発明をハ ドウェアで構成する場合を例にとって説明 たが、本発明はソフトウェアで実現するこ も可能である。

 また、上記実施の形態の説明に用いた各 能ブロックは、典型的には集積回路であるL SIとして実現される。これらは個別に1チップ 化されてもよいし、一部または全てを含むよ うに1チップ化されてもよい。ここでは、LSI したが、集積度の違いにより、IC、システム LSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されるこ ともある。

 また、集積回路化の手法はLSIに限るもの はなく、専用回路または汎用プロセッサで 現してもよい。LSI製造後に、プログラムす ことが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array) 、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成 能なリコンフィギュラブル・プロセッサー 利用してもよい。

 さらには、半導体技術の進歩または派生 る別技術によりLSIに置き換わる集積回路化 技術が登場すれば、当然、その技術を用い 機能ブロックの集積化を行ってもよい。バ オ技術の適用等が可能性としてありえる。

 2008年3月25日出願の特願2008-079032の日本出 に含まれる明細書、図面および要約書の開 内容は、すべて本願に援用される。

 本発明は、移動体通信システム等に適用 ることができる。