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Patent Searching and Data


Title:
BODY FRAME STRUCTURE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/008426
Kind Code:
A1
Abstract:
An automobile compartment (13) has an octagonal shape constituted to include side sills (14) extending in the longitudinal direction of the body, a dashboard lower cross-member (22) and a middle cross-member (24) extending in the width direction of the body, and four inclined members (30b and 38), so that the compartment (13) can retain sufficient rigidities against the collision loads in the longitudinal and width directions of the body thereby to minimize its deformation. In front of the compartment (13), moreover, front side frames (12) and a front bumper beam (21) constitute a U-shaped frame curved in the U-letter shape in the longitudinal directions of the body, so that the collision loads containing an offset collision in the longitudinal directions of the body can be effectively absorbed by the collapse of the highly rigid U-shaped frame, thereby to prevent the deformation of the compartment (13) more effectively.

Inventors:
YASUHARA SHIGETO (JP)
EGAWA YASUHISA (JP)
YASUI KEN (JP)
Application Number:
JP2008/062335
Publication Date:
January 15, 2009
Filing Date:
July 08, 2008
Export Citation:
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Assignee:
HONDA MOTOR CO LTD (JP)
YASUHARA SHIGETO (JP)
EGAWA YASUHISA (JP)
YASUI KEN (JP)
International Classes:
B62D25/20; B62D25/08
Foreign References:
JPH0966864A1997-03-11
JP2005231436A2005-09-02
JP2006347348A2006-12-28
Attorney, Agent or Firm:
OCHIAI, Takeshi et al. (6-3 Taito 2-chom, Taito-ku Tokyo 16, JP)
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Claims:
 自動車の車体の保護エリア(13,15)が、車体前後方向に延びる左右一対の縦部材(14,17)と、車幅方向に延びる前後一対の横部材(22,24,25)と、前記縦部材(14,17)および横部材(22,24,25)の端部を斜めに連結する4個の傾斜部材(30b,38,39,25a)とを有する八角形フレームを備え、前記保護エリア(13,15)に接続されて車体前後方向端部に位置するエネルギー吸収エリア(11,16)が、車体前後方向に向けてU字状に湾曲するU字状フレームを備えることを特徴とする車体フレーム構造。
 前記保護エリアが車室(13)であり、前記エネルギー吸収エリアがエンジンルーム(11)であることを特徴とする、請求項1に記載の車体フレーム構造。
 前記保護エリアが燃料タンク収納部(15)であり、前記エネルギー吸収エリアがトランクルーム(16)であることを特徴とする、請求項1に記載の車体フレーム構造。
 前記U字状フレームが、フロントバンパービーム(21)と左右のアッパーメンバ(19)とで構成されることを特徴とする、請求項1~請求項3の何れか1項に記載の車体フレーム構造。
 前記U字状フレームが、フロントバンパービーム(21)と左右のフロントサイドフレーム(12)とで構成されることを特徴とする、請求項1~請求項3の何れか1項に記載の車体フレーム構造。
 エンジンルーム(11)の左右両側に車体前後方向に配置されるフロントサイドフレーム(12)と、車室(13)の左右両側に車体前後方向に配置されるサイドシル(14)と、車室(13)の車幅方向中央部に車体前後方向に配置されるセンターフレーム(29)と、前記フロントサイドフレーム(12)の後端、前記サイドシル(14)の前端および前記センターフレーム(29)の前端を連結する連結部材(30)とを備えた車体フレーム構造において、
 前記連結部材(30)は、前記フロントサイドフレーム(12)の後端から車両幅方向外側に向かって斜め後方に延びて前記サイドシル(14)の前端に連なるアウトリガー(30b)と、前記フロントサイドフレーム(12)の後端から車両幅方向内側に向かって斜め後方に延びて前記センターフレーム(29)の前端に連なるセンターフレームエクステンション(30c)とを備えることを特徴とする車体フレーム構造。
 前記連結部材(30)のセンターフレームエクステンション(30c)の前端に、フロントサブフレーム(31)の後端を取り付けるフロントサブフレーム取付部(30a)を設けたことを特徴とする、請求項6に記載の車体フレーム構造。
 前記連結部材(30)の前記アウトリガー(30b)、前記センターフレームエクステンション(30c)および前記フロントサブフレーム取付部(30a)を連続する一部材で形成したことを特徴とする、請求項7に記載の車体フレーム構造。
Description:
車体フレーム構造

 本発明は、自動車の車室や燃料タンク収 部を衝突荷重から保護するための車体フレ ム構造に関する。

 また本発明は、エンジンルームの左右両 に車体前後方向に配置されるフロントサイ フレームと、車室の左右両側に車体前後方 に配置されるサイドシルと、車室の車幅方 中央部に車体前後方向に配置されるセンタ フレームと、前記フロントサイドフレーム 後端、前記サイドシルの前端および前記セ ターフレームの前端を連結する連結部材と 備えた車体フレーム構造に関する。

 車体前部にU字型フレームよりなる衝突力 吸収分散手段およびV字型フレームよりなる 突力分散補強手段を前後方向に並置し、U字 フレームの変形により正面衝突の荷重を吸 するとともに、V字型フレームにより衝突荷 重をエンジンクロスメンバからフロントフレ ームに伝達することで、フロントフレームの 変形を抑制して該フロントフレームの車室内 侵入を防止するものが、下記特許文献1によ 公知である。

 またエンジンルームに配置したフロントサ ドフレームの後端および車室の側部に配置 たサイドシルの前端を、車幅方向に延びる ウトリガーで接続したフレーム構造(従来例 )と、エンジンルームに配置したフロントサ ドフレームの後端および車室の中央部に配 したフロアフレームの前端を、車幅方向に びるアウトリガーで接続したフレーム構造( 1、第2実施例)とが、下記特許文献2により公 知である。

日本特開平11-157468号公報

日本特許第3137881号公報

 ところで上記特許文献1に記載されたもの は、車体前部のエンジンルームに、既存のフ ロントフレーム以外にU字型フレームおよびV 型フレームを追加して設ける必要があるた 、車体重量が増加して燃料消費量が増加す だけでなく、車体中心線上に配置されたU字 型フレームおよびV字型フレームがエンジン 載の邪魔になり、しかもエンジンルームが 後方向に長くなって車室の空間を圧迫する 題があった。

 また上記特許文献2に記載されたものは、 アウトリガーが車幅方向に配置されているの で、フロントサイドフレームに入力された荷 重でアウトリガーが容易に変形してしまい、 フロントサイドフレームに入力された前記荷 重を効率的にサイドシルあるいはフロアフレ ームに伝達して吸収することができない可能 性があった。

 本発明は前述の事情に鑑みてなされたも で、車両の衝突時の衝突荷重の吸収と車室 保護とを、車体重量を増加させることなく 立させることを第1の目的とする。

 また本発明は、フロントサイドフレーム 入力された衝突荷重をサイドシルおよびセ ターフレームに効率的に伝達して吸収する とを第2の目的とする。

 上記第1の目的を達成するために、本発明 の第1の特徴によれば、自動車の車体の保護 リアが、車体前後方向に延びる左右一対の 部材と、車幅方向に延びる前後一対の横部 と、前記縦部材および横部材の端部を斜め 連結する4個の傾斜部材とを有する八角形フ ームを備え、前記保護エリアに接続されて 体前後方向端部に位置するエネルギー吸収 リアが、車体前後方向に向けてU字状に湾曲 するU字状フレームを備えることを特徴とす 車体フレーム構造が提案される。

 また本発明の第2の特徴によれば、上記第 1の特徴に加えて、前記保護エリアが車室で り、前記エネルギー吸収エリアがエンジン ームであることを特徴とする車体フレーム 造が提案される。

 また本発明の第3の特徴によれば、上記第 1の特徴に加えて、前記保護エリアが燃料タ ク収納部であり、前記エネルギー吸収エリ がトランクルームであることを特徴とする 体フレーム構造が提案される。

 また本発明の第4の特徴によれば、上記第 1~第3の何れかの特徴に加えて、前記U字状フ ームが、フロントバンパービームと左右の ッパーメンバとで構成されることを特徴と る車体フレーム構造が提案される。

 また本発明の第5の特徴によれば、上記第 1~第3の何れかの特徴に加えて、前記U字状フ ームが、フロントバンパービームと左右の ロントサイドフレームとで構成されること 特徴とする車体フレーム構造が提案される

 上記第2目的を達成するために、本発明の 第6の特徴によれば、エンジンルームの左右 側に車体前後方向に配置されるフロントサ ドフレームと、車室の左右両側に車体前後 向に配置されるサイドシルと、車室の車幅 向中央部に車体前後方向に配置されるセン ーフレームと、前記フロントサイドフレー の後端、前記サイドシルの前端および前記 ンターフレームの前端を連結する連結部材 を備えた車体フレーム構造において、前記 結部材は、前記フロントサイドフレームの 端から車両幅方向外側に向かって斜め後方 延びて前記サイドシルの前端に連なるアウ リガーと、前記フロントサイドフレームの 端から車両幅方向内側に向かって斜め後方 延びて前記センターフレームの前端に連な センターフレームエクステンションとを備 ることを特徴とする車体フレーム構造が提 される。

 また本発明の第7の特徴によれば、上記第 6の特徴に加えて、前記連結部材のセンター レームエクステンションの前端に、フロン サブフレームの後端を取り付けるフロント ブフレーム取付部を設けたことを特徴とす 車体フレーム構造が提案される。

 また本発明の第8の特徴によれば、上記第 7の特徴に加えて、前記連結部材の前記アウ リガー、前記センターフレームエクステン ョンおよび前記フロントサブフレーム取付 を連続する一部材で形成したことを特徴と る車体フレーム構造が提案される。

 尚、実施の形態のエンジンルーム11およ トランクルーム16は本発明のエネルギー吸収 エリアに対応し、実施の形態の車室13および 料タンク収納部15は本発明の保護エリアに 当し、実施の形態のサイドシル14およびリヤ サイドフレーム17は本発明の縦部材に対応し 実施の形態のダッシュボードロアクロスメ バ22、ミドルクロスメンバ24およびリヤクロ スメンバ25は本発明の横部材に相当し、実施 形態のアウトリガー30b、ガセット38,39およ 拡幅部25aは本発明の傾斜部材に対応する。

 本発明の第1の特徴によれば、自動車の車 体の保護エリアが、車体前後方向に延びる左 右一対の縦部材と、車幅方向に延びる前後一 対の横部材と、前記縦部材および横部材の端 部を斜めに連結する4個の傾斜部材とを有す 八角形フレームを備えるので、車体前後方 からの衝突荷重にも車体側方からの衝突荷 にも充分な剛性を確保して保護エリアの変 を最小限に抑えることができる。また保護 リアに接続されて車体前後方向端部に位置 るエネルギー吸収エリアが、車体前後方向 向けてU字状に湾曲するU字状フレームを備え るので、オフセット衝突を含む車体前後方向 からの衝突荷重を高剛性のU字状フレームの 壊で効果的に吸収し、保護エリアの変形を 層効果的に防止することができる。しかも 別の補強部材を設ける必要がないので、重 の増加を伴わずに衝突荷重の吸収と車室の 護とを両立させることができる。

 また本発明の第2の特徴によれば、車室を 保護エリアとし、エンジンルームをエネルギ ー吸収エリアとしたので、車体前方から入力 される衝突荷重をエンジンルームのU字状フ ームの圧壊で効果的に吸収し、かつ高剛性 八角形フレームで車室の変形を防止して乗 を保護することができる。

 また本発明の第3の特徴によれば、燃料タ ンク収納部を保護エリアとし、トランクルー ムをエネルギー吸収エリアとしたので、車体 後方から入力される衝突荷重をトランクルー ムのU字状フレームの圧壊で効果的に吸収し かつ高剛性の八角形フレームで燃料タンク 納部の変形を防止して燃料タンクを保護す ことができる。

 また本発明の第6の特徴によれば、エンジ ンルームに車体前後方向に配置されるフロン トサイドフレームの後端と、車室の側部に車 体前後方向に配置されるサイドシルの前端と 、車室の中央部に車体前後方向に配置される センターフレームの前端とを連結する連結部 材が、フロントサイドフレームの後端から車 両幅方向外側に向かって斜め後方に延びてサ イドシルの前端に連なるアウトリガーと、フ ロントサイドフレームの後端から車両幅方向 内側に向かって斜め後方に延びてセンターフ レームの前端に連なるセンターフレームエク ステンションとを備えているので、車両の衝 突時にフロントサイドフレームに入力された 後向きの衝突荷重を、連結部材のアウトリガ ーおよびセンターフレームエクステンション を介してサイドシルおよびセンターフレーム に分散し、衝突荷重による車室の変形を最小 限に抑えることができる。このとき、連結部 材のアウトリガーおよびセンターフレームエ クステンションは車幅方向に対して傾斜して いるので、それ自身が変形することなく衝突 荷重を効率的にサイドシルおよびセンターフ レームに伝達することができる。

 また本発明の第7の特徴によれば、連結部 材のセンターフレームエクステンションの前 端にフロントサブフレームの後端を取り付け るフロントサブフレーム取付部を設けたので 、車両の前面衝突時に前方からフロントサブ フレームに荷重が入力したとき、サイドシル およびセンターフレームに接続された連結部 材からフロントサブフレームに反力は作用さ せ、そのフロントサブフレームを確実に圧壊 させて衝突荷重を吸収することができる。

 また本発明の第8の特徴によれば、連結部 材のアウトリガー、センターフレームエクス テンションおよびフロントサブフレーム取付 部を連続する一部材で形成したので、それら を別部材で構成して結合する場合に比べて、 強度が向上して荷重の確実な伝達が可能にな るだけでなく、部品点数を削減してコストを 削減することができる。

図1は自動車の車体フレームを下面から 見た図である。(第1実施例) 図2は図1の2方向矢視図である。(第1実 例) 図3は図1の3部拡大図である。(第1実施 ) 図4は図3の4-4線断面図である。(第1実施 例) 図5は図1に保護エリアおよびエネルギ 吸収エリアの形状を書き加えた図である。( 1実施例) 図6は正面・後面衝突時および側面衝突 時の荷重伝達経路を示す図である。(第1実施 ) 図7は正面衝突時のフロントサブフレー ムの変形を説明する図である。(第1実施例)

符号の説明

11    エンジンルーム(エネルギー吸収エリ )
12    フロントサイドフレーム
13    車室(保護エリア)
14    サイドシル(縦部材)
15    燃料タンク収納部(保護エリア)
16    トランクルーム(エネルギー吸収エリ )
17    リヤサイドフレーム(縦部材)
19    アッパーメンバ
21    フロントバンパービーム
22    ダッシュボードロアクロスメンバ(横 材)
24    ミドルクロスメンバ(横部材)
25    リヤクロスメンバ(横部材)
25a   拡幅部(傾斜部材)
29    センターフレーム
30    連結部材
30a   フロントサブフレーム取付部
30b   アウトリガー(傾斜部材)
30c   センターフレームエクステンション
31    フロントサブフレーム
38    ガセット(傾斜部材)
39    ガセット(傾斜部材)

 以下、図1~図7に基づいて本発明の実施の 態を説明する。

 図1および図2に示すように、自動車の車 フレームは、エンジンルーム11の左右両側部 に沿って車体前後方向に延びる左右一対のフ ロントサイドフレーム12,12と、車室13の左右 側部に沿って車体前後方向に延びる左右一 のサイドシル14,14と、燃料タンク収納部15お びトランクルーム16の左右両側部に沿って 体前後方向に延びる左右一対のリヤサイド レーム17,17と、フロントサイドフレーム12,12 前端から後上方に延び、左右のサイドシル1 4,14の前端から立ち上がる左右一対のフロン ピラーロア18,18の上端に連結される左右一対 のアッパーメンバ19,19と、車幅方向に延びて ロントサイドフレーム12,12の前端にフロン サイドフレームエクステンション20…を介し て両端が接続されたフロントバンパービーム 21と、車幅方向に延びて左右のフロントサイ フレーム12,12の後端間を接続するダッシュ ードロアクロスメンバ22と、車幅方向に延び て左右のサイドシル14,14の前後方向中間部間 接続するフロントクロスメンバ23と、車幅 向に延びて左右のリヤサイドフレーム17,17の 前端間を接続するミドルクロスメンバ24と、 幅方向に延びて左右のリヤサイドフレーム1 7,17の前後方向中間部間を接続するリヤクロ メンバ25と、車幅方向に延びて左右のリヤサ イドフレーム17,17の後端間を接続するリヤバ パービーム26と、幅方向に延びてリヤクロ メンバ25およびリヤバンパービーム26間で左 のリヤサイドフレーム17,17を接続するリヤ ンドフレーム27と、ダッシュボードロアクロ スメンバ22からミドルクロスメンバ24へと延 るフロアトンネル28の左右両側に沿って延び る左右一対のセンターフレーム29,29と、フロ トサイドフレーム12,12、サイドシル14,14およ びセンターフレーム29,29を連結する左右一対 連結部材30,30と、左右のフロントサイドフ ーム12,12の下部に支持されるフロントサブフ レーム31とを備える。

 フロントサブフレーム31は、左右一対の フレーム32,32を前後一対の横フレーム33,34で 角枠状に接続して構成され、縦フレーム32,3 2の前端がゴムブッシュジョイント35,35を介し てフロントサイドフレーム12,12の前端下面に 性支持されるとともに、縦フレーム32,32の 端がゴムブッシュジョイント36,36を介して連 結部材30,30の下面に弾性支持される。

 次に、図1~図4を参照して連結部材30,30の 造を説明する。左右の連結部材30,30は鏡面対 称な形状を有するため、その一方について説 明する。

 図1に網掛けして示す連結部材30は、金属 ネルをプレス成形した単一の部材で構成さ るもので、前端に下向きにカップ状に突出 るフロントサブフレーム取付部30aを備え、 ロントサブフレーム取付部30aから車幅方向 側かつ後方に向かってアウトリガー30bが斜 に延びるとともに、フロントサブフレーム 付部30aから車幅方向内側かつ後方に向かっ センターフレームエクステンション30cが斜 に延びている。

 連結部材30のフロントサブフレーム取付 30aに隣接するセンターフレームエクステン ョン30cの車幅方向内面にダッシュボードロ クロスメンバ22の左右両端部が接続されると ともに、そこから斜め後方に延びるセンター フレームエクステンション30cの後端がセンタ ーフレーム29の前端に接続される。また連結 材30のアウトリガー30bの前端がフロントサ ドフレーム12の後端に接続され、後端がサイ ドシル14の前端に接続される。

 連結部材30のフロントサブフレーム取付 30aの内部には前記ゴムブッシュジョイント36 が収納され、それを貫通するボルト37にフロ トサブフレーム31の後部が支持される(図4参 照)。尚、フロントサブフレーム31の前部も、 同様の構造のゴムブッシュジョイント35(図1 照)を介してフロントサイドフレーム12の下 に支持される。

 図1および図5を併せて参照すると明らか ように、第1の保護領域である車室13を囲む レームは、平面視で八角形状に構成される 即ち、車体前後方向に延びる左右のサイド ル14,14と、車幅方向に延びるダッシュボード ロアクロスメンバ22およびミドルクロスメン 24と、サイドシル14,14の前端およびダッシュ ボードロアクロスメンバ22の左右両端を斜め 接続する左右のアウトリガー30b,30bと、サイ ドシル14,14の後端およびミドルクロスメンバ2 4の左右両端を斜めに接続する左右のガセッ 38,38とが、図5に太線Aで示すように全体とし 八角形を構成する。

 また第2の保護領域である燃料タンク収納 部15を囲むフレームは、平面視で八角形状に 成される。即ち、車体前後方向に延びる左 のリヤサイドフレーム17,17と、車幅方向に びるミドルクロスメンバ24およびリヤクロス メンバ25と、リヤサイドフレーム17,17の前端 よびミドルクロスメンバ24の左右両端を斜め に接続する左右のガセット39,39と、リヤサイ フレーム17,17に接続されるリヤクロスメン 25の左右両端を斜め前方に拡幅した拡幅部25a ,25aとが、図5に太線Bで示すように全体として 八角形を構成する。

 また車室13の前方に配置されて第1のエネ ギー吸収領域を構成するエンジンルーム11 囲むフレームは、平面視で概ねU字状に形成 れる。即ち、フロントバンパービーム21は 体前方側に凸に湾曲しているため、そのフ ントバンパービーム21と、その車幅方向両端 から車体後方に延びるフロントサイドフレー ム12,12およびアッパーメンバ19,19とは、図5に 線Cで示すように全体としてU字状を構成す 。

 また燃料タンク収納部15の後方に配置さ て第2のエネルギー吸収領域を構成するトラ クルーム16を囲むフレームは、平面視で概 U字状に形成される。即ち、リヤエンドフレ ム27は車体後方側に凸に湾曲しているため そのリヤエンドフレーム27と、その車幅方向 両端から車体前方に延びるリヤサイドフレー ム17,17とは、図5に太線Dで示すように全体と てU字状を構成する。

 次に、上記構成を備えた本発明の実施の 態の作用を説明する。

 図5および図6から明らかなように、車体 方側に凸に湾曲するフロントバンパービー 21と、その車幅方向両端から車体後方に延び るフロントサイドフレーム12,12およびアッパ メンバ19,19とは全体としてU字状を成すので 車両の衝突により車体前方から入力する衝 荷重に対して高い剛性を持ち、それが圧壊 る際に大きな衝撃吸収効果を発揮すること 、車室13の変形を最小限に抑えることがで る。

 また車室13を囲むサイドシル14,14と、ダッ シュボードロアクロスメンバ22およびミドル ロスメンバ24と、サイドシル14,14の前端およ びダッシュボードロアクロスメンバ22の左右 端を斜めに接続する左右のアウトリガー30b, 30bと、サイドシル14,14の後端およびミドルク スメンバ24の左右両端を斜めに接続する左 のガセット38,38とが八角形のフレームを構成 するので、四角形のフレームに比べて剛性が 増加して車室13の変形が更に効果的に抑制さ る。何故ならば、外力に対して最も変形し い形状は円形であり、八角形は四角形より 円形に近いからである。この八角形のフレ ム構造は、正面衝突時だけでなく、サイド ル14,14側から荷重が入力する側面衝突時に 車室13の変形を最小限に抑えることができる 。

 同様に、車体後方側に凸に湾曲するリヤ ンドフレーム27と、その車幅方向両端から 体前方に延びるリヤサイドフレーム17,17とは 全体としてU字状を成すので、車両の衝突に り車体後方から入力する衝突荷重に対して い剛性を持ち、それが圧壊する際に大きな 撃吸収効果を発揮することで、燃料タンク 納部15の変形を最小限に抑え、燃料タンクの 損傷を防止することができる。

 また燃料タンク収納部15を囲むリヤサイ フレーム17,17と、車幅方向に延びるミドルク ロスメンバ24およびリヤクロスメンバ25と、 ヤサイドフレーム17,17の前端およびミドルク ロスメンバ24の左右両端を斜めに接続する左 のガセット39,39と、リヤサイドフレーム17,17 に接続されるリヤクロスメンバ25の左右両端 斜め前方に拡幅した拡幅部25a,25aとが八角形 のフレームを構成するので、四角形のフレー ムに比べて剛性が増加して燃料タンク収納部 15の変形が更に効果的に抑制される。この八 形のフレーム構造は、後面衝突時だけでな 、リヤサイドフレーム17,17側から荷重が入 する側面衝突時にも燃料タンク収納部15の変 形を最小限に抑えることができる。

 車両の正面衝突時にフロントサイドフレ ム12に後向きの荷重が作用すると、図3に示 ように、その荷重は連結部材30を介してサ ドシル14およびセンターフレーム29に伝達さ て分散される。このとき、連結部材30のア トリガー30bは車幅方向外側に向かって斜め 方に延びているため、それが車幅方向に真 直ぐ延びている場合に比べて、フロントサ ドフレーム12からの荷重を効率的にサイドシ ル14に伝達することができる。また連結部材3 0のセンターフレームエクステンション30cは 幅方向内側に向かって斜め後方に延びてい ため、それが車幅方向に真っ直ぐ延びてい 場合に比べて、フロントサイドフレーム12か らの荷重を効率的にセンターフレーム29に伝 することができる。

 しかも連結部材30は、フロントサブフレ ム取付部30a、アウトリガー30bおよびセンタ フレームエクステンション30cよりなる単一 部材で構成されるので、それらを別部材で 成して一体に結合する場合に比べて部品点 を削減することができるだけでなく、連結 材30の強度も増加する。尚、連結部材30の強 が必要な部分にブランクを重ね合わせて補 することも可能である。

 また連結部材30のセンターフレームエク テンション30cの前端にフロントサブフレー 取付部30aを設けたので、正面衝突時に連結 材30側からフロントサブフレーム31に反力を 用させ、図7に示すように、フロントサブフ レーム31を折り曲げて衝突エネルギーを吸収 ながら、車室13の変形を抑制することがで る。

 更に、フロントサブフレーム31の後方に 左右の前席が配置されるが、それら前席に 座した乗員の脚部の下方に対応する位置が 度の高い連結部材30,30で補強されているので 、正面衝突の衝撃から乗員の脚部を保護する ことができる。

 以上、本発明の実施の形態を説明したが 本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々 設計変更を行うことが可能である。

 例えば、実施の形態では本発明のフレー 構造を、前側のエンジンルーム11および車 13と、後側のトランクルームおよび燃料タン ク収納部15とに適用しているが、その前後何 か一方だけに適用することができる。

 また実施の形態ではガセット38,39をミド クロスメンバ24と別部材で構成しているが、 それらをミドルクロスメンバ24の両端を拡幅 ることで一体に形成しても良い。

 また実施の形態の連結部材30はフロント ブフレーム取付部30aを備えているが、フロ トサブフレーム取付部30aは必ずしも必要で ない。