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Title:
BRAKE HYDRAULIC PRESSURE CONTROLLER
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2019/145820
Kind Code:
A1
Abstract:
The present invention provides a brake hydraulic pressure controller capable of eliminating a process of assembling an accumulator and a check valve to a housing by integrating the accumulator and the check valve and capable of downsizing a hydraulic unit. The brake hydraulic pressure controller (20) includes an accumulator unit (71,150) that is attached to a position where one end of each of a first internal channel (131) and a second internal channel (133) of a housing (130) is opened. The accumulator unit (71,150) includes: a base (151) having a first circulation hole (151a) and a second circulation hole (151b) and which is fixed to the housing (130); a sleeve member (153) fixed to the base (151); a piston (155) retained in the sleeve member (153) in a reciprocating manner in an axial direction and receiving a brake fluid; an urging member (157) urging the piston (155) toward one end side; and a check valve (69). The check valve (69) has: a valve body (161) abutting a seat (151c) provided at an opening end of the second circulation hole (151b); and a plate spring (163;170) fixed to the base (151) and urging the valve body (161) toward the seat (151c).

Inventors:
NINBARI TSUTOMU (JP)
Application Number:
PCT/IB2019/050289
Publication Date:
August 01, 2019
Filing Date:
January 15, 2019
Export Citation:
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Assignee:
BOSCH GMBH ROBERT (DE)
International Classes:
B60T8/36
Foreign References:
DE102012219054A12014-04-24
US20100327652A12010-12-30
Other References:
None
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Claims:
【書類名】特許請求の範囲

【請求項 1】

ブレ-キ液圧回路の液圧を制御するブレ-キ液圧制御装置(20)であって、

前記ブレ-キ液圧回路の一部を構成する第 1の内部流路(131)及び第 2の内部流路(13 3)を有し、前記第 1の内部流路(131)及び前記第 2の内部流路(133)の一端が外面 に開口したハウジング(130)と、

前記ハウジング(130)の前記第 1の内部流路(131)及び前記第 2の内部流路(13 3)の一端が開口する位置に取り付けられたアキュムレータユニット(150)とを備え、

前記アキュムレータユニット(150)は、

第 1の流通孔(151 a)及び第 2の流通孔(151 b)を有し前記ハウジング(130)に 固定される基部(151)と、

前記基部(151)に固定されるスリ-ブ部材(153)と、

前記スリ-ブ部材(153)の内部に軸線方向に往復移動可能に保持され、前記軸線方向の一 端側の面で前記第 1の内部流路(131)を介して流入するブレ-キ液を受けるピストン(155) と、

前記ピストン(155)を前記一端側に向かって付勢する付勢部材(157)と、

前記スリ-ブ部材(153)の内部から前記第 2の内部流路(133)へのブレ-キ液の流れを 許容する一方、前記第 2の内部流路(133)から前記スリ-ブ部材(153)の内部へのブレ- キ液の流れを遮断する逆止弁(69)とを備え、

前記第 1の流通孔(151 a) は、前記第 1の内部流路(131) と前記スリ-ブ部材(15 3)の内部とを連通し、

前記第 2の流通孔(151 b) は、前記第 2の内部流路(133) と前記スリ-ブ部材(15 3)の内部とを連通し、

前記逆止弁(69)は、

前記第 2の流通孔(151匕)の開口端に設けられたシ-卜部(151〇) に当接する弁体( \¥02019/145820 卩(:17132019/050289

161) と、

前記基部 (151) に固定され、前記弁体 (161) を前記シ-卜部 (151〇) に向けて付 勢する板ばね(163) とを有する

ブレ-キ液圧制御装置。

【請求項 2】

前記ハウジング(130) は、前記第 1の内部流路 (131) 及び前記第 2の内部流路(1 33) の一端が開口する位置に凹部 (1306) を有し、

前記アキュムレ-タユニット(150)が、前記凹部 (1306) に固定される

請求項 1に記載のブレ-キ液圧制御装置。

【請求項 3】

前記スリ-ブ部材 (153) の少なくとも一咅5が、前記アキュムレ-タユニット(150)が取り付け られる前記ハウジング(130) の外面の位置よりも外側に配置される

請求項 1又は 2に記載のブレ-キ液圧制御装置。

Description:
【書類名】明細書

【発明の名称】ブレ-キ液圧制御装置

【技術分野】

[0 0 0 1]

本発明は、ブレ-キ液圧制御装置に関する。

【背景技術】

[0 0 02]

従来、制動部へ供給されるブレ-キ液の液圧 液圧回路で制御してブレ-キ制御を行うブレ- キ液圧 制御装置が知られている。

[0003]

ブレ-キ液圧制御装置は開閉自在の調整弁及 調整弁と連動して動作するポンプ等を有し いる。 ブレ-キ液圧制御装置は電子制御されて自動 に動作し、ブレ-キ液圧回路内の液圧を増減 せること で車輪に発生する制動力を制御する。

[0004]

このようなブレ-キ液圧制御装置にはブレ-キ の減圧及び一時的なブレ-キ液の貯蔵に用い られるピ ストン型リザーパとしてのアキュムレータが 設けられている。また、ブレーキ液圧制御装 置の一態様である E S P (Electronic Stability Program) 制御装置ではアキュムレ-夕に貯蔵されたブ -キ液が供給 される流路の途中に逆止弁が設けられている (例えば、特許文献 1を参照) 。

【先行技術文献】

【特許文献】

[0005]

【特許文献 1】特開 2015 -205686号公報

【発明の概要】

【発明が解決しようとする課題】

[0 0 06] \¥0 2019/145820 卩(:17132019/050289 従来のブレーキ液圧制御装置においてアキュ ムレータは液圧ユニットのハウジングの外面 に形成された凹 咅5の内咅5に収容されたピストン及びスプリ グを有し、当該凹咅5の開口に対してカパー をカシメることにより 形成されている。逆止弁は例えばケージ、パ ルプシートディスク、弁体及びスプリングを 有し、アキュムレータと 同様にハウジングに組み付けられている。こ のためブレーキ液圧制御装置の製造時におい てはアキュムレータ と逆止弁とをそれぞれ組み付ける工程が必要 になっている。

[0007]

また液圧ユニットを設計するにあたり車両に 応じた適切なサイズのアキュムレータを実現 するためには八ウ ジングのサイズを変更して凹咅5の深さや大 さを変更する必要がある。凹咅5の深さを深 するために八ウジ ングのサイズを大きくした場合には、素材コ ストや重量、液圧ユニットのサイズが大きく なるおそれがある。

[0008]

本発明は上記問題に鑑みてなされたものであ り、アキュムレータと逆止弁とを一体化して 八ウジングへの 組付工程を減らすことができ、かつ、液圧ユ ニットのサイズを小型化することが可能なブ レ-キ液圧制御装 置を提供する。

【課題を解決するための手段】

[0009]

本発明のある観点によれば、ブレ-キ液圧回 の液圧を制御するブレ-キ液圧制御装置であ て、ブレ -キ液圧回路の一部を構成する第 1の内部流路及び第 2の内部流路を有し、第 1の内部流路及び 第 2の内部流路の一端が外面に開口したハウジ グと、ハウジングの第 1の内部流路及び第 2の内部 流路の一端が開口する位置に取り付けられた アキュムレータユニットとを備え、アキュム レータユニットは、第 1の流通孔及び第 2の流通孔を有しハウジングに固定される基 と、基部に固定されるスリ-ブ部材と 、スリ-ブ部材の内部に軸線方向に往復移動 能に保持され、軸線方向の一端側の面で第 1の内部 流路を介して流入するブレーキ液を受けるピ ストンと、ピストンを一端側に向かって付勢 する付勢咅^才と、 スリ-ブ部材の内部から第 2の内部流路へのブレ-キ液の流れを許容する 方、第 2の内部流路からス リ-ブ部材の内部へのブレ-キ液の流れを遮断 る逆止弁とを備え、第 1の流通孔は、第 1の内部流路 とスリーブ咅^才の内咅5とを連通し、第 2の流通孔は、第 2の内咅5流路とスリーブ部材の内咅5とを連通 し \¥0 2019/145820 卩(:17132019/050289

、逆止弁は、第 2の流通孔の開口端に設けられたシ-卜部に当 する弁体と、基部に固定され、弁体を シ-卜部に向けて付勢する板ばねとを有する レ-キ液圧制御装置が提供される。

【発明の効果】

[ 0 0 1 0 ]

以上説明したように本発明によれば、アキュ ムレータと逆止弁とを一体化して八ウジング への組付工程を 減らすことができ、かつ、液圧ユニットのサ イズを小型化することができる。

【図面の簡単な説明】

[ 0 0 1 1 ]

【図 1】本発明の実施の形態に係るブレ-キ用油圧 路を示す回路図である。

【図 2】ブレ-キ液圧制御装置を示す斜視図である

【図 3】同実施形態に係るアキュムレ-タユニット 構成例を示す断面図である。

【図 4】同実施形態に係るアキュムレータユニッ を示、す余斗視図である。

【図 5】同実施形態に係るアキュムレータユニッ を示、す余斗視図である。

【図 6】同実施形態に係るアキュムレ-タユニット 示す分解斜視図である。

【図 7】他の板ばねの構成例を示す斜視図である

【図 8】他の板ばねの構成例を示す斜視図である

【図 9】従来のアキュムレータユニットを示、す 面図である。

【図 1 0】ハウジングのサイズを比較する説明図で る。

【図 1 1】アキュムレータユニットのサイズを異な せた例を示、す説明図である。

【図 1 2】アキュムレータユニットの設置位置を示 説明図である。

【図 1 3】アキュムレータユニットの設置位置を示 説明図である。

【図 1 4】アキュムレータユニットの設置位置を示 説明図である。

【発明を実施するための形態】

[ 0 0 1 2 ]

以下に添付図面を参照しながら本発明の好適 な実施の形態について詳細に説明する。なお 本明細 \¥02019/145820 卩(:17132019/050289 書及び図面において実質的に同一の機能構成 を有する構成要素については同一の符号を付 することに より重複説明を省略する。

[0013]

< 1. ブレ-キ用油圧回路 ñ

図 1を参照して本実施形態に係るブレ-キ液圧制 装置 20を適用可能なブレ-キ用油圧回路 1 の構成例について説明する。

[0014]

本実施形態に係るブレ-キ用油圧回路 1は倍力装置を用いずに運転者によるブレ-キ ダル 1 0の 踏力を増幅してホイールシリンダに伝差する ブレーキシステムに適用されている。図 1に示したブレーキシステ ムは四輪車用のブレーキシステムであって巳 5 制御を実行可能に構成されている。

[0015]

ブレ-キペダル 10は車両を制動する場合に運転者によって踏 込み操作が行われる。運転者のブレ -キ要求を入力可能な要素であればブレ-キペ ル 10の操作要素に置き換えられてもよい。

[0016]

ブレーキペダル 10はピストン□ッド 1 1に接続されている。ピストン□ッド 1 1には当該ピストン□ッド 1 1の軸方向変位量であるスト□-ク量を検出す ためのスト□-クセンサ 8が設けられている。

[0017]

リザーパタンク 16は液圧を発生させる流体としての作動油を 持する。リザーパタンク 16はマスタシ リンダ 14に接続され、作動油をマスタシリンダ 14内に供給する。

[0018]

マスタシリンダ 14はプライマリピストン 123及びセカンダリピストン 12匕を進退動可能に保持する 。図 1に示したマスタシリンダ 14はタンデム型のマスタシリンダ 14であり、プライマリピストン 123及び セカンダリピストン 12匕により画定された二つの圧力室 133, 13匕を有する。

[0019]

プライマリピストン 123はピストン□ッド 1 1の先端に設けられている。セカンダリピス ン 12匕は圧力 \¥02019/145820 卩(:17132019/050289 室 13 3 に酉己置されたコイルスプリング 15 3 を介してプライマリピストン 12 3 に接続されている。圧力 室 13匕にはセカンダリピストン 12匕に接続されたコイルスプリング 15匕が配置されている。例えば二 つのコイルスプリング 15 3 , 15匕のばね力は同一となっている。

[0 0 20]

二つの圧力室 13 3 , 13匕のそれぞれの容量はピストン□ッド 11のスト□-ク量に応じて変化する 。二つの圧力室 13 3 , 13 3 はそれぞれ液圧回路 28, 30に接続されている。ブレ-キペダル 1 0の操作によりピストン□ッド 11を介してプライマリピストン 12 3 及びセカンダリピストン 12匕が押圧さ れて、液圧回路 28, 30に作動油が移動する。

[0021 ]

ブレ-キ液圧制御装置 20は同一の構成を有する二つの液圧回路 28, 30を含む。一方の液圧 回路 28にはマスタシリンダ 14の一方の圧力室 13 3 から作動油が供給される。他方の液圧回 路 30にはマスタシリンダ 14の他方の圧力室 13匕から作動油が供給される。

[0022]

本実施形態に係るブレ-キ用油圧回路 1はそれぞれの液圧回路 28, 30により車両の対角の位 置にある一つの前輪及び一つの後輪を組とし て油圧を制御する、いわゆる X型配管方式に構成されてい る

[0023]

図 1に示した例では、右前輪 (「 R) の液圧ブレ-キ 22 3 のホイ-ルシリンダ 38 3 及び左後輪 ( R 1_) の液圧ブレ-キ 22匕のホイ-ルシリンダ 38匕には液圧回路 28を介して作動液が供給され る

[0024]

また左前輪 (「 1_) の液圧ブレ-キ 22。のホイ-ルシリンダ 38。及び右後輪 (R R) の液圧ブ レ-キ 22 1のホイ-ルシリンダ 38 1には液圧回路 30を介して作動液が供給される。

[0025]

なおブレーキシステムは X型配管方式に限られない。またブレーキシ テムは四輪車用のブレーキシステム に限られず、二輪車用あるいはそれ以外の車 両のブレーキシステムであってもよい。

[ 0 0 2 6 ]

本実施形態に係るブレ-キ用油圧回路 1では液圧回路 3 0は液圧回路 2 8と同様の構成を有し ている。以下液圧回路 2 8について説明し液圧回路 3 0の説明を省略する。

[ 0 0 2 7 ]

マスタシリンダ 1 4の圧力室 1 3 aから作動油が供給される液圧回路 2 8は複数の制御弁を備え る。制御弁は、常閉型でリニア制御可能な回 路制御弁 3 6と、常閉型でオンオフ制御される吸入制御 弁 3 4と、常開型でリニア制御可能な増圧弁 5 8 a, 5 8 bと、常閉型でオンオフ制御される減圧 弁 5 4 a, 5 4 bとを含む。

[ 0 0 2 8 ]

液圧回路 2 8はモータ 9 6により駆動されるポンプエレメント 4 4を備える。また液圧回路 2 8はアキ ュムレータ 7 1及びダンパ 7 3を備える。

[ 0 0 2 9 ]

回路制御弁 3 6はマスタシリンダ 1 4と増圧弁 5 8 a, 5 8 bとの間を連通又は遮断する。吸入 制御弁 3 4はマスタシリンダ 1 4とポンプエレメント 4 4の吸引側との間を連通又は遮断する。回路 御弁 3 6及び吸入制御弁 3 4の駆動は図示しない電子制御ユニット ( E C U : Electronic Control Unit) により芾 1 J御される。

[ 0 0 3 0 ]

回路制御弁 3 6は逆止弁 4 0を備えたパイパス流路 4 1を有する。逆止弁 4 0は、マスタシリンダ 1 4側から右前輪の液圧ブレ-キ 2 2 a及び左後輪の液圧ブレ-キ 2 2 b側へのパイパス流路 4 1を 介して作動油の移動を可能にする。一方逆止 弁 4 0は、右前輪の液圧ブレ-キ 2 2 a及び左後輪の 液圧ブレ-キ 2 2 b側からマスタシリンダ 1 4側へのパイパス流路 4 1を介した作動油の移動を不可能 にする。

[ 0 0 3 1 ]

逆止弁 4 0は、例えば回路制御弁 3 6の故障に起因して回路制御弁 3 6が閉弁状態となったとき \¥02019/145820 ?€1/162019/050289 にマスタシリンダ 1 4側から右前輪の液圧ブレ-キ 2 2 3 及び左後輪の液圧ブレ-キ 2 2 [ 3 側への作動 油の移動を保障する。

[ 0 0 3 2 ]

増圧弁 5 8 3 及び減圧弁 5 4 3 は右前輪の液圧ブレ-キ 2 2 3 のホイ-ルシリンダ 3 8 3 に連通す る内部流路に設けられている。増圧弁 5 8 3 及び減圧弁 5 4 3 は右前輪の液圧ブレ-キ 2 2 3 の制 御に用いられる。

[ 0 0 3 3 ]

増圧弁 5 8匕及び減圧弁 5 4匕は左後輪の液圧ブレ-キ 2 2匕のホイ-ルシリンダ 3 8匕に連通す る油路に設けられている。増圧弁 5 8匕及び減圧弁 5 4匕は左後輪の液圧ブレ-キ 2 2匕の制御に 用いられる。増圧弁 5 8 3 , 5 8匕及び減圧弁 5 4 3 , 5 4匕の駆動は図示しない巳(: IIにより 制御される。

[ 0 0 3 4 ]

増圧弁 5 8 3 は回路制御弁 3 6と右前輪の液圧ブレ-キ 2 2 3 との間に設けられている。増圧弁 5 8 3 はリニア制御可能になっており、マスタ シリンダ 1 4及び回路制御弁 3 6側から右前輪の液圧ブ レ-キ 2 2 3 のホイ-ルシリンダ 3 8 3 側への作動油の流量を連続的に調整する 。

[ 0 0 3 5 ]

増圧弁 5 8 3 は逆止弁 6 0 3 を備えたパイパス流路 6 1 3 を有する。逆止弁 6 0 3 は、右前輪の 液圧ブレ-キ 2 2 3 側からマスタシリンダ 1 4及び回路制御弁 3 6側へのパイパス流路 6 1 3 を介した 作動油の移動を可能にする。一方逆止弁 6 0 3 は、マスタシリンダ 1 4及び回路制御弁 3 6側から 右前輪の液圧ブレ-キ 2 2 3 側へのパイパス流路 6 1 3 を介した作動油の移動を不可能にする。

[ 0 0 3 6 ]

逆止弁 6 0 3 は、例えば運転者のブレ-キ動作を解除 る際に、右前輪の液圧ブレ-キ 2 2 3 側か らマスタシリンダ 1 4及び回路制御弁 3 6側へのパイパス流路 6 1 3 を開放することで抵抗なく作動油 を移動させ、ブレ-キペダル 1 0を速やかに定位置に戻す機能を有する。

[ 0 0 3 7 ] \¥0 2019/145820 卩(:17132019/050289 減圧弁 5 4 3 は、全開及び全閉のみに切換可能な制御 弁である。減圧弁 5 4 3 は右前輪の液圧 ブレーキ 2 2 3 のホイールシリンダ 3 8 3 とアキュムレータ 7 1との間に設けられている。減圧弁 5 4 3 は 開弁状態で右前輪の液圧ブレ-キ 2 2 3 のホイ-ルシリンダ 3 8 3 に供給された作動油を、第 1の内部

[ 0 0 3 8 ]

アキュムレ-夕 7 1は減圧弁 5 4 3 , 5 4 1 3 を介して供給される作動油の圧力に応じ て容積を変化 させながら作動油を蓄積又は放出する。

[ 0 0 3 9 ]

なお減圧弁 5 4 3 は断続的に開閉を繰り返すことにより右 前輪の液圧ブレ-キ 2 2 3 のホイ-ルシリ ンダ 3 8 3 からアキュムレータ 7 1に流れる作動油の流量を調節することがで る。

[ 0 0 4 0 ]

増圧弁 5 8匕は回路制御弁 3 6と増圧弁 5 8 3 とを接続する内部流路と、左後輪の液圧 ブレ- キ 2 2匕のホイールシリンダ 3 8匕との間に設けられている。増圧弁 5 8匕はリニア制御可能になっており 、マスタシリンダ 1 4、回路制御弁 3 6、増圧弁 5 8 3 及び右前輪の液圧ブレ-キ 2 2 3 のホイ-ルシ リンダ 3 8 3 側から左後輪の液圧ブレ-キ 2 2匕のホイ-ルシリンダ 3 8匕側への作動油の流量を連続 的に調整する。

[ 0 0 4 1 ]

増圧弁 5 8匕は逆止弁 6 0匕を備えたパイパス流路 6 1匕を有する。逆止弁 6 0 1 3 は、左後輪の 液圧ブレ-キ 2 2匕側からマスタシリンダ 1 4及び回路制御弁 3 6側へのパイパス流路 6 1匕を介した 作動油の移動を可能にする。一方逆止弁 6 0 1 3 は、マスタシリンダ 1 4及び回路制御弁 3 6側から 左後輪の液圧ブレ-キ 2 2匕側へのパイパス流路 6 1匕を介した作動油の移動を不可能にする。

[ 0 0 4 2 ]

逆止弁 6 0 1 3 は、例えば運転者のブレ-キ動作を解除 る際に、左後輪の液圧ブレ-キ 2 2 1 3 側か らマスタシリンダ 1 4及び回路制御弁 3 6側へのパイパス流路 6 1匕を開放することで抵抗なく作動油 を移動させ、ブレーキペダル 1 0を速やかに定位置に戻す機能を有する。 \¥0 2019/145820 卩(:17132019/050289

[ 0 0 4 3 ]

減圧弁 5 4匕は、全開及び全閉のみに切換可能な制御 である。減圧弁 5 4匕は左後輪の液圧 ブレーキ 2 2匕のホイールシリンダ 3 8匕とアキュムレータ 7 1との間に設けられている。減圧弁 5 4匕は 開弁状態で左後輪の液圧ブレ-キ 2 2 1 3 のホイ-ルシリンダ 3 8 1 3 に供給された作動油を、第 1の内部 を介してアキュムレータ 7 1に供給することにより減圧する。

[ 0 0 4 4 ]

なお減圧弁 5 4匕は断続的に開閉を繰り返すことにより左 輪の液圧ブレ-キ 2 2匕のホイ-ルシリ ンダ 3 8匕からアキュムレータ 7 1に流れる作動油の流量を調節することがで る。

[ 0 0 4 5 ]

ポンプエレメント 4 4はモータ 9 6により駆動されて作動油を吐出する。モー 9 6の駆動は図示しない 巳 IIにより制御される。なおポンプエレメント 4 4の数は一つに限られない。

[ 0 0 4 6 ]

ポンプエレメント 4 4の吐出側は回路制御弁 3 6と増圧弁 5 8 3 , 5 8匕とを接続する内部流路 に接続されている。ポンプエレメント 4 4の吐出側にはダンパ 7 3が設けられている。ダンパ 7 3は液圧回 路 2 8内の作動油の流量の変化に伴う振動あるい 振動音を低減する機能を有する。

[ 0 0 4 7 ]

回路制御弁 3 6と増圧弁 5 8 3 , 5 8匕とを接続する内部流路と、ダンパ 7 3との間には可変絞 り 3 1と逆止弁 3 2とが設けられている。可変絞り 3 1はダンパ 7 3を介して供給されてくる作動油の 流量を調整する。

[ 0 0 4 8 ]

逆止弁 3 2は、ダンパ 7 3側から回路制御弁 3 6と増圧弁 5 8 3 , 5 8匕とを接続する内部流 路側への作動油の移動を可能にする一方、そ の逆方向への作動油の移動を不可能にする。

[ 0 0 4 9 ]

アキュムレ-夕 7 1とポンプエレメント 4 4の吸引側とを接続する第 2の内部流路 1 3 3には逆止弁 6 9が設けられている。逆止弁 6 9はアキュムレ-夕 7 1側からポンプエレメント 4 4の吸引側への作動 \¥0 2019/145820 卩(:17132019/050289 油の移動を可能にする一方、その逆方向への 作動油の移動を不可能にする。

[ 0 0 5 0 ]

マスタシリンダ 1 4の圧力室 1 3 3 に連通する内部流路には第 1の圧カセンサ 2 4が設けられている 。第 1の圧カセンサ 2 4は圧力室 1 3 3 内の圧力 (マスタシリンダ圧) を検出する。

[ 0 0 5 1 ]

右前輪の液圧ブレ-キ 2 2 3 のホイ-ルシリンダ 3 8 3 に連通する内部流路には第 2の圧カセンサ 2 6が設けられている。第 2の圧カセンサ 2 6はホイールシリンダ圧を検出する。なお第 2の圧カセンサ 2 6は左後輪の液圧ブレーキ 2 2匕のホイールシリンダ 3 8匕に連通する内咅5流路に設けられていても い

[ 0 0 5 2 ]

なおマスタシリンダ 1 4の圧力室 1 3 1 3 から作動油が供給される他方の液圧回路 3 0は左前輪の 液圧ブレ-キ 2 2〇及び右後輪の液圧ブレ-キ 2 2 1を制御する。液圧回路 3 0は、上記の液圧回 路 2 8の説明における右前輪の液圧ブレ-キ 2 2 3 のホイ-ルシリンダ 3 8 3 を左前輪の液圧ブレ-キ 2 2。のホイ-ルシリンダ 3 8。に置き換え、左後輪の液圧ブレ-キ 2 2匕のホイ-ルシリンダ 3 8匕を 右後輪の液圧ブレ-キ 2 2 1のホイ-ルシリンダ 3 8 1に置き換える以外、液圧回路 2 8と同様に構 成される。

[ 0 0 5 3 ]

< 2 . ブレ-キ液圧制御装置 >

図 2は、本実施形態に係るブレ-キ液圧制御装置 2 0の一例を示す斜視図である。ブレ-キ液圧制 御装置

[ 0 0 5 4 ]

図 1の液圧回路に示した回路制御弁 3 6、吸入制御弁 3 4、増圧弁 5 8 3 , 5 8 1 3 、減圧弁

5 4 3 , 5 4匕、ポンプエレメント 4 4、モータ 9 6、第 1の圧カセンサ 2 4及び第 2の圧カセンサ 2 6はそれぞれ八ウジング 1 3 0の外面に形成された開口に装着されている

[ 0 0 5 5 ] \¥02019/145820 卩(:17132019/050289 八ウジング 130の一側面 130 3 にはモ-夕 96が装着されている。側面 130 3 から垂直に連 続する側面 130〇にはポンプエレメント 44が装着されている。側面 130 3 から垂直に連続し側面 130。の背面に位置する側面にはもう一方のポ ンプエレメント 44が装着されている。

[0056]

モ-夕 96が装着された側面 130 3 及びポンプエレメント 44が装着された側面 130〇それぞれ からともに垂直に連続する下面 130匕には二つのアキュムレータユニット 150が装着されている。二つ のアキュムレータユニット 150はそれぞれ図 1の液圧回路に示したアキュムレータ 71及び逆止弁 69を 有している。

[0057]

モ-夕 96が取り付けられた側面 130 3 の背面には回路制御弁 36、吸入制御弁 34、増圧弁 58 3 , 58匕、減圧弁 54 3 , 54匕、第 1の圧カセンサ 24及び第 2の圧カセンサ 26が装 着されている。またモ-夕 96が取り付けられた側面 130 3 の背面側には巳(3 II 140が取り付けら れている。

[0058]

巳(: II 140はモ-夕 96の駆動の制御並びに回路制御弁 36、吸入制御弁 34、増圧弁 58 3 , 58匕及び減圧弁 54 3 , 54匕の開閉制御等を行う電子制御基板を有す 。巳(3 II 14 0は巳 5 の作動時において回路制御弁 36、吸入制御弁 34、増圧弁 58 3 , 58匕及び減 圧弁 54 3 , 541 3 の開閉を制御して左右の前輪及び後輪の ブレ-キカを制御している。

[0059]

<3. アキュムレータユニット >

次に本実施形態に係るブレーキ液圧制御装置 20に備えられたアキュムレータユニット 150について 詳細に説明する。ここでは液圧回 3各 28に設けられたアキュムレータユニット 150を例に採って説明する

[0 0 60]

(3 - 1. アキユムレータユニットの構成) \¥02019/145820 卩(:17132019/050289 図 3〜図 6はアキュムレータユニット 150の構成例を示、す説明図である。図 3は八ウジング 130に 固定されたアキュムレータユニット 150の断面図である。図 4はアキュムレータユニット 150を基咅^15 1側から見た斜視図であり、図 5はアキュムレータユニット 150をスリーブ部材 153側から見た斜視 図である。図 6はアキュムレータユニット 150の分角军余斗視図である。

[0 0 6 1 ]

アキュムレ-タユニット 150は八ウジング 130の下面 130匕に形成された凹部 130 6 に取り 付けられている。凹部 130 6 には減圧弁 54 3 , 54匕を介してホイ-ルシリンダ 38 3 , 38匕に 通じる第 1の内部流路 131及びポンプエレメント 44の吸引側に通じる第 2の内部流路 133が 開口している。

[0 0 62]

凹部 130 6 は下面 1301 3 に開口する大径部分と大径部分の底面に 連続して同軸に設けられ た小径部分とを有している。第 1の内部流路 131は凹部 130 6 の大径部分の底面に開口してい る。第 2の内部流路 133は凹部 130 6 の小径部分の底面に開口している。

[0063]

アキュムレータユニット

環状シ-ル部材 159、弁体 161及び板ばね 163を備えて構成されている。本実施形態にお いて アキュムレ-タユニット 150は一体的に組み立てられて八ウジング 130に形成された凹部 130 6 に 装着されている。

[0064]

本実施形態において基部 151は突出部 151 §、嵌合部 151 1及び小径部 151干を有 する。突出部 151 §、嵌合部 151 1及び小径部 151干は軸線方向に沿ってこの順に配置され ている。

[0065]

嵌合部 151 1はハウジング 130の凹部 130 6 に嵌合されるとともに凹咅5130 6 の周縁部 に接合される部分である。小径部 151干はスリ-ブ部材 153の内周の直径と略同一の直径を有し \¥02019/145820 卩(:17132019/050289 ておりスリ-ブ部材 153が嵌合されて接合される。

[0066]

突出部 151 §は嵌合部 151 1の八ウジング 130側の端面から軸方向に突出して形成されて いる。突出部 151 の外周面は八ウジング 130の凹部 130 6 の小径部分の内周面に液密に 接合される。これにより第 1の内部流路 131と第 2の内部流路 133とが凹部 130 6 を介して 連通しないようになっている。

[0067]

凹部 130 6 の大径部の底面と嵌合部 151 1とは離間され液ギヤラリ 135が形成されている。 凹部 130 6 の小径部の底面と突出部 151 とは離間され液ギヤラリ 137が形成されている。

[0068]

基部 151と八ウジング 130との接合方法は特に限定されない。例えば 基部 151と八ウジング 1 30とは機械的結合、カシメ、摩擦溶接、超音 溶接又は接着材接合により接合されてよい

[0069]

基部 151は第 1の流通孔 151 3 、第 2の流通孔 151匕、シ-卜部 151〇及び弁収容部 151 6 を有する。第 1の流通孔 151 3 は基部 151の嵌合部 151 1及び小径部 151干 を貫通して軸線方向の両端に開口した軸方向 孔である。第 1の流通孔 151 8 は第 1の内部流路 131とスリーブ部材 153の内部とを連通する。

[0070]

本実施形態において 4つの第 1の流通孔 151 3 が軸回りに 90度等間隔に設けられている。 4 つの第 1の流通孑し 151 3 は液ギヤラリ 135を介して第 1の内咅5流路 131に連通している。

[0071 ]

弁収容部 151 6 は八ウジング 130側の端面に開口し突出部 151 及び嵌合部 151 1に 渡って形成された段付きの凹部である。第 2の流通孔 151匕は弁収容部 151 6 の底面と基咅51 51のスリ-ブ部材 153側の端面とに開口した軸方向孔である。弁 収容部 151 6 は液ギヤラリ 1 37側に開放されており、弁収容部 151 6 及び第 2の流通孔 151匕は第 2の内部流路 133 \¥02019/145820 ?€1/162019/050289 とスリーブ部材 153の内部とを連通する。

[0072]

シ-卜咅5151〇は弁収容部 151 6 と第 2の流通孔 151匕との接続部分に形成され弁収容 咅5151 6 側に拡径するテーパ形状を有する。シー ト咅5151〇には逆止弁 69を構成する弁体 16 1が当接する。弁体 161がシート咅5151〇に当接することで第 2の流通孔 151匕が遮断され、 弁体 161がシ-卜咅5151〇から離間することで第 2の流通孔 151匕が開放される。

[0073]

本実施形態では弁収容部 151 6 、シ-卜部 151〇及び第 2の流通孔 151匕は基部 15

第 2の流通孔 151匕が形成され、その周囲に 4つの第 1の流通孔 151 3 が形成されている。

[0074]

弁体 161及び板ばね 163は弁収容部 151 6 に収容され逆止弁 69を構成する。板ばね 1 63は外縁部において弁収容部 151 6 の段差部分に接合されている。板ばね 163は弁体 161 をシ-卜咅5151〇側に付勢する。板ばね 163はブレ-キ液の流通を許容する隙間を有し おり、ブレ -キ液の流通は板ばね 163によって妨げられることがないようになっ ている。

[0075]

板ばね 163を用いて逆止弁 69が構成されることにより、逆止弁 69の軸方向長さが小さくされて いる。これにより基咅 5151の軸方向長さが小さくなり、ひいては八 ジング 130の凹部 130 6 の深 さを小さくすることができる。その結果八ウ ジング 130の大きさを小さくすることができる。

[0076]

なお本実施形態において渦巻き状に構成され た板ばね 163が用いられているが板ばねの形態は特 に限定されない。例えば図 7及び図 8に示すように弁収容部 151 6 に接合される周縁部 171,

181と弁体 161を押圧する押圧部 173, 183とを備えて構成された板ばね 170, 18

0であつてもよい。

[0077] \¥02019/145820 ?€1/162019/050289 スリ-ブ部材 1 5 3は軸方向の一端側が開口端として形成され 端側が閉塞端として形成された円 筒形状の部材である。スリ-ブ部材 1 5 3の開口端は基部 1 5 1の小径部 1 5 1干に嵌合され接合 される。

[ 0 0 7 8 ]

基部 1 5 1とスリ-ブ部材 1 5 3との接合方法は特に限定されない。例えば 部 1 5 1とスリ-ブ 部材 1 5 3とはカシメ、レ-ザ-溶接、又は接着材接合に より接合されてよい。

[ 0 0 7 9 ]

ピストン 1 5 5はスリ-ブ部材 1 5 3の内部を軸線方向に移動可能に配置されて る。ピストン 1 5 5とスリ-ブ部材 1 5 3の底部 1 5 3 3 との間にはスプリング 1 5 7が圧縮状態で収容されている。こ れによりピストン 1 5 5は軸線方向に沿って基部 1 5 1側に向かって付勢されている。

[0080]

ピストン 1 5 5は基部 1 5 1側の端面で第 1の流通孔 1 5 1 3 を介してスリーブ咅5材 1 5 3の内 咅5に流入するブレーキ液を受ける。ピスト 1 5 5が受ける圧力によるピストン 1 5 5の付勢力がスプリン グ 1 5 7によるピストン 1 5 5の付勢力を上回るとピストン 1 5 5は図示の下方に移動する。つまりスリ -ブ部材 1 5 3の内部に流入するブレーキ液の圧力に応じ ピストン 1 5 5の位置が変化してスリーブ部 材 1 5 3内に保持されるブレ-キ液の容積が変化する

[0081 ]

なおスプリング 1 5 7は本発明における付勢部材の一態様であっ 、付勢部材はスプリング 1 5 7に 限られない。例えば付勢部材は板ばねや弾性 ゴム等によって構成されていてもよい。

[0082]

環状シ-ル部材 1 5 9はピストン 1 5 5の外周面に形成された環状溝 1 5 5 3 に酉己置されている。 環状シ-ル部材 1 5 9はスリ-ブ部材 1 5 3の内周部とピストン 1 5 5の外周部との間に配置されてス リ-ブ部材 1 5 3の内周面上を摺動しつつスプリング 1 5 7が収容された空間へのブレ-キ液の漏出を 防ぐ機能を有する。

[ 0 0 8 3 ] \¥0 2019/145820 卩(:17132019/050289 アキュムレータ 7 1及び逆止弁 6 9の機能を有するアキュムレータユニット 1 5 0は図 4〜図 6に示し たようにあらかじめ一体的に組み立てられた 後に液圧ユニット 1 1 0のハウジング 1 3 0の凹部 1 3 0 6 に接合されてよい。

[ 0 0 8 4 ]

(3 - 2 . アキュムレータサイズの変更)

本実施形態に係るアキュムレ-タユニット 1 5 0において基咅5 1 5 1の嵌合部 1 5 1 1及び突出部 1 5 1 の直径が一定とされて八ウジング 1 3 0の凹部 1 3 0㊀に接合可能となっていれば、その他の 設計寸法を変更することによってアキュムレ ータ 7 1の容積を変更することができる。

[ 0 0 8 5 ]

例えば図 3に示したアキュムレータユニット 1 5 0のうち基咅5 1 5 1の厚さを変更したり基咅5 1 5 1の 第 1の 通孑し 1 5 1 3 又は第 2の ¾¾通孑し 1 5 1匕の少なくとも一方の直径を変更したりす ことで八 ウジング 1 3 0の設計を変更することなくアキュムレータ 7 1の容積を変更することができる。

[ 0 0 8 6 ]

またスリーブ部材 1 5 3の軸方向長さを変更することで八ウジング 1 3 0の設計を変更することなくアキ ュムレータ 7 1の容積の変化量を調節することができる。 の際にスプリング 1 5 7の弾性力を変更しても よい。

[ 0 0 8 7 ]

このように本実施形態に係るブレ-キ液圧制 装置 2 0ではアキュムレ-タユニット 1 5 0の構成部品 の設計を変更することによって液圧ユニット 1 1 0の八ウジング 1 3 0の設計を変更することなく異なるサ イズのアキュムレータユニット 1 5 0を液圧ユニット 1 1 0に設けることができる。これにより液圧ユ ット 1 1 0の八ウジング 1 3 0を共用しつつアキュムレータユニット 1 5 0のサイズの設計の自由度を向上させる ことができる。

[ 0 0 8 8 ]

(3— 3 . ハウジングサイズ)

本実施形態に係るアキュムレータユニット 1 5 0ではスリーブ部材 1 5 3がハウジング 1 3 0の取付面 \¥0 2019/145820 卩(:17132019/050289 の位置よりも外側で基咅5 1 5 1に固定されている。このため八ウジング 1 3 0に形成した凹咅5内にピスト ン及びスプリングを収容して凹咅5の内周咅5 シリンダとしてアキュムレータを構成する 来の液圧ユニットに 比べて八ウジングのサイズを小さくすること ができる。

[ 0 0 8 9 ]

図 9は従来のアキュムレ-夕 2 5 0の構成を示す断面図である。従来のアキュ レ-夕 2 5 0は液圧ユ ニットの八ウジング 2 6 1における第 1の内咅^流路 2 6 7及び第 2の内部流路 2 6 9が開口する位 置に形成された凹部 2 6 3を利用して構成されている。

[ 0 0 9 0 ]

ハウジング 2 6 1の凹部 2 6 3の内部にはピストン 2 5 5及びスプリング 2 5 7が収容されている。 凹部 2 6 3の開口部にはプラグ 2 5 1がカシメられて装着されている。ピストン 2 5 5の外周面には環 状シール咅 才 2 5 9が設けられている。

[ 0 0 9 1 ]

スプリング 2 5 7はピストン 2 5 5とプラグ 2 5 1との間に圧縮状態で配置されており、ピス ン 2 5 5 を凹部 2 6 3の底面側に付勢している。ピストン 2 5 5は凹部 2 6 3の底面側の端面で第 1の内部 流路 2 6 7を介して流入するブレーキ液を受けて移動 る。これによりアキュムレータ 2 5〇がブレーキ液を 保持する。

[ 0 0 9 2 ]

なお図 9に示、した従来のアキュムレータ 2 5 0は逆止弁を備えていないために、逆止弁は キュムレータ 2 5 0とは別にハウジング 2 6 1に対して組み付けられる必要がある。

[ 0 0 9 3 ]

図 1 0は従来の液圧ユニットのハウジング 2 6 1の大きさと本実施形態に係る液圧ユニット 1 1 0の 八ウジング 1 3 0の大きさとを比較した説明図である。図 9に示したように従来の液圧ユニットでは八 ジ ング 2 6 1に形成された凹部 2 6 3を利用してアキュムレータ 2 5 0が構成されている。

[ 0 0 9 4 ]

これに対して本実施形態に係る液圧ユニット 1 1 0では八ウジング 1 3 0に対してアキュムレータユニッ \¥02019/145820 ?€1/162019/050289 卜 1 5 0が外付けされるために長さ 1_ 1分八ウジング 1 3 0の寸法を小さくすることができる。またア ュム レータユニット 1 5 0には逆止弁 6 9が一体化されているため逆止弁 6 9を組み付けるスペースが不要に なる。

[ 0 0 9 5 ]

さらにアキュムレータユニット 1 5 0に組み込まれた逆止弁 6 9は板ばね 1 6 3を用いて構成されてい ることから八ウジング 1 3 0の凹部 1 3 0㊀の深さを浅くすることができ、八ウジン 1 3 0の寸法を小さく することができる。これにより八ウジング 1 3 0の素材コストや重量、液圧ユニット 1 1 0のサイズを小さくす ることができる。

[ 0 0 9 6 ]

図 1 1は本実施形態に係る液圧ユニット 1 1 0においてアキュムレータユニット 1 5 0のサイズを異な らせた例を示している。本実施形態に係るブ レーキ液圧制御装置ではアキュムレータユニ ット 1 5 0のサイ ズを異ならせた場合であっても液圧ユニット 1 1 0の八ウジング 1 3 0の変更を必須としない。

[ 0 0 9 7 ]

つまり図 1 0及び図 1 1に示した;夜圧ユニット 1 1 0では設けられたアキュムレータユニット 1 5 0のサ イズが異なっているものの共通の八ウジング 1 3 0が用いられている。したがって液圧ユニッ 1 1 0の八ウ ジング 1 3 0を共用しつつアキュムレータユニット 1 5 0のサイズの設計の自由度を向上させること できる

[ 0 0 9 8 ]

(3— 4 . アキュムレータユニットの設置位置)

本実施形態に係るブレーキ液圧制御装置 2 0は液圧ユニット 1 1 0のハウジング 1 3 0に対してアキ ュムレータユニット 1 5 0が外付けされる構成であることからアキュ レータユニット 1 5 0の設置位置の自 由度を向上させることができる。

[ 0 0 9 9 ]

図 1 2〜図 1 4はそれぞれアキュムレ-タユニット 1 5 0の設置位置の例を示す模式図である。図 1 2は図 3及び図 1 0等に示したハウジング 1 3 0の下面 1 3 0匕にアキュムレータユニット 1 5〇を設 \¥02019/145820 ?€1/162019/050289 置した例である。

[0 1 00]

図 13はモータ 96が取り付けられた八ウジング 130の側面 130 3 にアキュムレータユニット 15 0を設置した例である。図 13に示した構成例によればアキュムレータユ ット 150が八ウジング 130 の下面 1301 3 から下方に突き出すことがなくなる分、 図 12に示した構成例に比べてブレ-キ液圧制 御装置 20の図示の上下方向のサイズを小さくするこ ができる。

[0 1 0 1]

また図 13に示した構成例ではモータ 96が八ウジング 130から突き出す方向へとアキュムレータユニ ット 150が突き出しているためにブレ-キ液圧制御 置 20の図示の左右方向のサイズの増大を抑制 しつつ上下方向のサイズを小さくすることが できる。

[0102]

図 14はモ-夕 96が取り付けられたハウジング 130の側面 130 3 の背面 130 1であって巳 (: II 140が配置された八ウジング 130の背面 130 1にアキュムレ-タユニット 150を設置した例 である。図 14に示した構成例では巳(: II 140の八ウジング内にアキュムレータユニット 150が配置さ れている。

[0103]

図 14に示した構成例によればアキュムレータユ ット 150が八ウジング 130の下面 130匕から 下方に突き出すことがなくなる分、図 12に示した構成例に比べてブレ-キ液圧制御装 置 20の図示の 上下方向のサイズを小さくすることができる 。

[0104]

また図 14に示した構成例ではアキュムレータユニッ 150が巳(: II 140の八ウジング内に収容さ れるためにブレ-キ液圧制御装置 20の図示の左右方向のサイズを変更すること く上下方向のサイズ を小さくすることができる。

[0105]

図 12〜図 14に例示したアキュムレ-タユニット 150の設置位置は一例にすぎない。本実施形態 に係るブレーキ液圧制御装置 2 0では液圧ユニット 1 1 0のハウジング 1 3 0に、ピストンのシリンダとし て機能する凹咅 Pを形成する必要がないことから、アキュム ータユニット 1 5 0の設置位置の自由度が高 くなる。

[ 0 1 0 6 ]

以上説明したように本実施形態に係るブレ- 液圧制御装置 2 0は基咅 P 1 5 1、ピストン 1 5 5、 スプリング 1 5 7及びスリーブ部材 1 5 3を有するアキュムレータユニット 1 5 0を備えている。かかるアキュ ムレータユニット 1 5 0には逆止弁 6 9が一体化されている。このため液圧ユニッ 1 1 0のハウジング 1 3 0に対して同時にアキュムレータ 7 1及び逆止弁 6 9を組み付けることができる。

[ 0 1 0 7 ]

また本実施形態に係るブレーキ液圧制御装置 2 0においてアキュムレータユニット 1 5 0はあらかじめ 一体的に組み立てることができる。このため アキュムレータ 7 1及び逆止弁 6 9の組付け作業を効率化す ることができる。

[ 0 1 0 8 ]

また本実施形態に係るブレーキ液圧制御装置 2 0においてアキュムレータユニット 1 5 0に備えられた 逆止弁 6 9は板ばね 1 6 3を用いて構成されている。このため逆止弁 6 9の軸方向長さが小さくなって 、八ウジング 1 3 0のサイズを小さくすることができる。した って八ウジング 1 3 0の素材コストや重量、液 圧ユニットのサイズを低減することができる 。

[ 0 1 0 9 ]

また本実施形態に係るブレーキ液圧制御装置 2 0においてアキュムレータユニット 1 5 0はハウジング 1 3 0に外付けされている。このためアキュムレ タユニット 1 5 0の構成咅 P品の設計を変更することで八ウジ ング 1 3 0の設計を変更することなくアキュムレータ ニット 1 5 0のサイズを変更することができる。これに より液圧ユニット 1 1 0の八ウジング 1 3 0を共用しつつアキュムレータユニット 1 5 0の設計の自由度を 向上させることができる。

[ 0 1 1 0 ]

また本実施形態に係るブレーキ液圧制御装置 2 0ではハウジング 1 3 0に対してアキュムレータユニット 150が外付けされる構成であるためにピストン を収容する凹咅 Pを八ウジング 130に設ける必要がない 。このため八ウジング 130のサイズを小さくすることができ素材コス トや重量、液圧ユニットのサイズを低減 することができる。

[01 11]

また本実施形態に係るブレーキ液圧制御装置 20ではハウジング 130に対してアキュムレータユニット 150が外付けされる構成であるためにアキュム レータユニット 150の設置位置の自由度を高めること ができる。このためアキュムレータユニット 150の設置位置によってはブレーキ液圧制御装 置 20のサイズ を小さくすることができる。

[01 12]

以上、添付図面を参照しながら本発明の好適 な実施形態について詳細に説明したが、本発 明はか かる例に限定されない。本発明の属する技術 の分野における通常の知識を有する者であれ ば、特許請 求の範囲に記載された技術的思想の範疇内に おいて、各種の変更例または修正例に想到し 得ることは 明らかであり、これらについても、当然に本 発明の技術的範囲に属するものと了解される 。

[0113]

また上記実施形態では四輪の自動車に搭載さ れるブレ-キ液圧制御装置を例に採って説明 ている が本発明はかかる例に限定されず、その他の 乗り物に搭載されるブレーキ液圧制御装置で あってもよい。 【符号の説明】

【0114】

20 ···ブレ-キ液圧制御装置、 69 ···逆止弁、 71 アキュムレータ、 110 ···液圧ユニット、 1 31 · · ·第 1の内部流路、 133 · · ·第 2の内部流路、 130· 八ウジング、 130 a · 側面、 130 b . 下面、 130 e . 凹部、 140. 電子制御ユニット (E C U) 、 150 .アキュム レ-タユニット、 151 基部、 151 a ···第 1の流通孔、 151 b ···第 2の流通孔、 153· スリーブ部材、 155 ···ピストン、 157 スプリング、 159 環状シ-ル部材、 161 ···弁 体、 163 ···板ばね