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Patent Searching and Data


Title:
CHARGING SYSTEM FOR ELECTRIC VEHICLE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/090813
Kind Code:
A1
Abstract:
A charge indicator (300) installed in a space (340) such as an indoor space in which the security is secured reads key information (ID) stored in a vehicle key (150) held in a key holding section (350) and transmits the read ID to an electric vehicle (100). The electric vehicle (100) performs authentication by checking the ID transmitted from the charge indicator (300) against previously stored registration information. The result of the authentication is then transmitted from the electric vehicle (100) to the charge indicator (300). The charge indicator (300) permits a charger (200) to charge the vehicle (100) according to the result of the authentication transmitted from the vehicle (100).

Inventors:
TONEGAWA HIROMI (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/072650
Publication Date:
July 23, 2009
Filing Date:
December 12, 2008
Export Citation:
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Assignee:
TOYOTA MOTOR CO LTD (JP)
TONEGAWA HIROMI (JP)
International Classes:
B60L11/18; B60R16/04; E05B49/00; H01M10/42; H01M10/44; H02J7/00; H02J7/02
Foreign References:
JP2007252016A2007-09-27
JPH10262304A1998-09-29
JP2007193732A2007-08-02
JP2001312772A2001-11-09
JPH09198571A1997-07-31
JPH06343204A1994-12-13
Attorney, Agent or Firm:
FUKAMI, Hisao et al. (Nakanoshima Central Tower 22nd Floor, 2-7, Nakanoshima 2-chome, Kita-ku, Osaka-sh, Osaka 05, JP)
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Claims:
 蓄電装置(102)を搭載した電動車両(100)と、
 前記蓄電装置を前記電動車両の外部の外部電源(202)により充電するための充電装置(200)と、
 前記電動車両の車両キー(150)に記憶されたキー情報に基づいて、前記外部電源による前記蓄電装置への外部充電の可否を指示する充電指示装置(300)とを備え、
 前記電動車両は、
 前記キー情報を受信するための第1の受信部(116)と、
 前記第1の受信部により受信された前記キー情報と予め記憶された登録情報とを照合することによって認証情報を生成する認証部(114)と、
 生成された前記認証情報を送信するための第1の送信部(117)とを含み、
 前記充電指示装置は、
 前記車両キーを保持するキー保持部(350)と、
 前記キー保持部に保持された車両キーから前記キー情報を読出す読出部(312)と、
 読出した前記キー情報を前記電動車両に対して送信するための第2の送信部(307)と、
 前記第1の送信部からの前記認証情報を受信するための第2の受信部(306)と、
 前記第2の受信部により受信された前記認証情報に基づいて、前記外部充電の可否を判定する判定部(315)と、
 前記判定部による判定結果を前記充電装置へ対して送信するための第3の送信部(308)とを含み、
 前記充電装置は、
 前記第3の送信部からの前記判定結果を受信するための第3の受信部(218)と、
 前記第3の受信部により受信された前記判定結果に基づいて、前記判定部によって前記外部充電が許可されているときに、電力線(160)を介して当該充電装置と接続された前記電動車両に対して前記外部電源から給電する給電部(204)とを含む、電動車両の充電システム。
 前記充電指示装置(300)は、電子認証に基づいて出入を許可するための施錠機構(330)が設けられた空間に設置される、請求の範囲第1項に記載の電動車両の充電システム。
 前記充電指示装置(300)は、
 前記キー保持部(350)での前記車両キー(150)の保持に応答して、前記施錠機構を開錠する際の電子認証に用いる媒体を発行する認証媒体発行部(370)をさらに含む、請求の範囲第2項に記載の電動車両の充電システム。
  前記キー保持部(350)は、前記車両キー(150)を保持するとともに当該保持状態をロックするように構成され、
 前記充電指示装置(300)は、
 前記外部充電による電力料金を算出する料金算出部(314)と、
 前記電力料金の支払に応答して、前記キー保持部における前記車両キーのロックを解除するロック制御部(313)とをさらに含む、請求の範囲第1項に記載の電動車両の充電システム。
 前記充電指示装置(300)は、
 前記充電装置(200)による前記外部充電が許可された前記電動車両(100)に対応する認証情報を予め登録するための充電許可対象記憶部(309)をさらに含み、
 前記判定部(315)は、前記第2の受信部(306)により受信された前記認証情報が前記充電許可対象記憶部に登録された前記認証情報と不一致である場合には、前記外部充電を不許可とする、請求の範囲第1項に記載の電動車両の充電システム。
 前記充電装置(200)は、
 前記充電指示装置(300)から前記電動車両(100)へ送信される前記キー情報および前記電動車両から前記充電指示装置へ送信される前記認証情報を、前記電力線(160)を介して当該充電装置と接続された前記電動車両および前記充電指示装置の間で中継する機構(205)を含む、請求の範囲第1項に記載の電動車両の充電システム。
 電動車両(100)に搭載された蓄電装置(102)を、前記電動車両の外部の外部電源(202)により充電するための充電装置(200)と、
 前記電動車両の車両キー(150)に記憶されたキー情報に基づいて、前記外部電源による前記蓄電装置への外部充電の可否を指示する充電指示装置(300)とを備え、
 前記充電指示装置は、
 前記車両キーから前記キー情報を読出す読出部(312)と、
 前記読出部により読出された前記キー情報と、前記充電装置による前記外部充電が許可された前記電動車両を示すための予め記憶された登録情報とを照合することによって認証情報を生成する認証部(318)と、
 前記認証部によって生成された前記認証情報に基づいて、前記外部充電の可否を判定する判定部(315)とを含み、
 前記充電装置(200)は、
 前記判定部によって前記外部充電が許可された場合に、電力線(160)を介して当該充電装置と接続された前記電動車両に対して前記外部電源から給電する給電部(204)を含む、電動車両の充電システム。
 前記給電部による前記電動車両への給電中に前記電力線(160)が切り離されたことを検出する検出部(210)をさらに備え、
 前記判定部(315)は、前記検出部により前記電力線の切離しが検知されたときに、前記外部充電の許可を取消す、請求の範囲第7項に記載の電動車両の充電システム。
 電動車両(100)に搭載された蓄電装置(102)を、前記電動車両の外部の外部電源(202)により充電するための充電装置(200)と、
 前記電動車両の車両キー(150)に記憶されたキー情報に基づいて、前記外部電源による前記蓄電装置への外部充電の可否を指示する充電指示装置(300)とを備え、
 前記充電指示装置は、
 前記車両キーを保持するキー保持部(350)と、
 前記キー保持部に保持された車両キーから前記キー情報を読出す読出部(312)と、
 読出した前記キー情報を前記電動車両に対して送信するためのキー情報送信部(307)と、
 前記電動車両における前記キー情報と所定の登録情報との照合によって生成され、かつ、前記電動車両から送信された認証情報を受信するための認証情報受信部(306)と、
 受信された前記認証情報に基づいて、前記外部充電の可否を判定する判定部(315)と、
 前記判定部による判定結果を前記充電装置へ対して送信するための判定結果送信部(308)とを含み、
 前記充電装置は、
 前記充電指示装置からの前記判定結果を受信するための判定結果受信部(218)と、
 受信された前記判定結果に基づいて、前記判定部によって前記外部充電が許可されているときに、電力線(160)を介して当該充電装置と接続された前記電動車両に対して前記外部電源から給電する給電部(204)とを含む、電動車両の充電システム。
 前記充電指示装置(300)は、電子認証に基づいて出入を許可するための施錠機構(330)が設けられた空間に設置される、請求の範囲第9項記載の電動車両の充電システム。
  前記充電指示装置(300)は、
 前記キー保持部(350)での前記車両キー(150)の保持に応答して、前記施錠機構を開錠する際の電子認証に用いる媒体を発行する認証媒体発行部(370)をさらに含む、請求の範囲第10項に記載の電動車両の充電システム。
  前記キー保持部(350)は、前記車両キー(150)を保持するとともに当該保持状態をロックするように構成され、
 前記充電指示装置(300)は、
 前記外部充電による電力料金を算出する料金算出部(314)と、
 前記電力料金の支払に応答して、前記キー保持部における前記車両キーのロックを解除するロック制御部(313)とをさらに含む、請求の範囲第10項に記載の電動車両の充電システム。
 前記充電指示装置(300)は、
 前記充電装置(200)による前記外部充電が許可された前記電動車両(100)に対応する認証情報を予め登録するための充電許可対象記憶部(309)をさらに含み、
 前記判定部(315)は、前記認証情報受信部(306)により受信された前記認証情報が前記充電許可対象記憶部に登録された前記認証情報と不一致である場合には、前記外部充電を不許可とする、請求の範囲第9項に記載の電動車両の充電システム。
 前記充電装置(200)は、
 前記充電指示装置(300)から前記電動車両(100)へ送信される前記キー情報および前記電動車両から前記充電指示装置へ送信される前記認証情報を、前記電力線(160)を介して当該充電装置と接続された前記電動車両および前記充電指示装置の間で中継する機構(205)を含む、請求の範囲第9項に記載の電動車両の充電システム。
 前記車両キー(150)は、前記電動車両(100)を起動するための車両起動用キーと共通である、請求の範囲第1~14項のいずれか1項に記載の電動車両の充電システム。
Description:
電動車両の充電システム

 この発明は、電動車両の充電システムに し、より特定的には、電動車両に搭載され 蓄電装置を電動車両の外部電源により充電 るシステムに関する。

 近年、環境に優しい車両として、蓄電装 を搭載し駆動装置としてモータを搭載する 気自動車、ハイブリッド自動車および燃料 池自動車などの電動車両が注目を浴びてい 。特に、電動車両では、車両外部の電源(以 下、外部電源と称する)によって、蓄電装置 充電することが提案されており、とりわけ 深夜電力を用いて電動車両の蓄電装置を充 することによる、トータル走行コストの抑 やCO2排出削減への寄与が期待されている。

 特開平10-262303号公報(特許文献1)では、車 共有システムにおいて電気自動車の車両キ をICカードとし、このICカードを充電装置に 挿入することによって充電可能となる充電装 置が開示されている。このようにすると、充 電装置の使用者を識別して、他人の使用を防 止することができる。

 また、特開2006-262570号公報(特許文献2)には 電気自動車のバッテリを充電する際に、電 線搬送通信を用いて情報のやり取りを行な ことにより、認証や課金処理を行なう電力 給システムが提案されている。具体的には 電源ケーブルに電力線搬送信号を入出力す PLC(Power Line Communications)モデムを用いること により、別途通信線を設けることなく、情報 の送受信を容易に実現できる。

特開平10-262303号公報

特開2006-262570号公報

 上記のように、電動車両に搭載された充 装置を外部電源によって充電する外部充電 ためのシステムでは、充電を行なった車両 対して電力料金を正確に課金するために、 電対象車両を正確に特定する認証動作を行 った上で、充電を許可することが不可欠で る。

 しかしながら、充電開始時のみに認証動 を要求するシステム構成とすると、外部充 の途中でケーブルをつなぎかえて他の車両 充電することが可能となってしまうため問 がある。このため、認証用の車両キーを充 装置に挿入した状態を維持して、外部充電 実行するシステム運用が好ましい。

 一方で、外部充電時には充電装置および 動車両をケーブル等により電気的に接続す 必要があるため、充電装置は、車両の駐車 ペースの近傍に設けることが好ましい。こ ため、充電装置は、屋外に設置されること 多くなる。したがって、特許文献1等におい て、充電装置に認証用の車両キーを残したま まとすることは、セキュリティ上問題がある 。

 特に、ユーザの使い勝手を良くするため 、充電用の車両キーと車両起動用キーとを 通化した場合には、上記のシステム運用下 は、車両自体も盗難に遭う可能性があるた 問題はさらに大きくなる。

 また、特許文献2の電力供給システムでは 、バッテリへの電源供給開始に応答して、自 動的に車両から利用者情報が読出され、読出 した利用情報が、予め登録された利用者情報 と一致したときに充電を許可する。

 しかしながら、不特定多数の車両によっ 共用される店舗の駐車場等で、外部充電の めのシステムを構成する場合には、予め登 された車両(利用者)に対してのみ充電を許 する運用ではユーザの使い勝手が悪く、充 対象車両の正確な特定に配慮した認証動作 行なう必要がある。また、ケーブルの接続 応答して、利用者情報が車両から自動的に 出されるため、認証情報の読出にセキュリ ィが十分とはいえない。

 この発明は、このような問題点を解決す ためになされたものであって、この発明の 的は、簡便かつ確実に充電対象車両を認証 た上で外部電源による蓄電装置の充電を許 することが可能な電動車両の充電システム 提供することである。

 この発明による電動車両の充電システム 、蓄電装置を搭載した電動車両と、蓄電装 を電動車両の外部の外部電源により充電す ための充電装置と、電動車両の車両キーに 憶されたキー情報に基づいて外部電源によ 蓄電装置への外部充電の可否を指示する充 指示装置とを備える。電動車両は、キー情 を受信するための第1の受信部と、第1の受 部により受信されたキー情報と予め記憶さ た登録情報とを照合することによって認証 報を生成する認証部と、生成された認証情 を送信するための第1の送信部とを含む。充 指示装置は、車両キーを保持するキー保持 と、キー保持部に保持された車両キーから ー情報を読出す読出部と、読出したキー情 を電動車両に対して送信するための第2の送 信部と、第1の送信部からの認証情報を受信 るための第2の受信部と、第2の受信部により 受信された認証情報に基づいて、外部充電の 可否を判定する判定部と、判定部による判定 結果を充電装置へ対して送信する第3の送信 とを含む。充電装置は、第3の送信部からの 定結果を受信するための第3の受信部と、給 電部とを含む。給電部は、第3の受信部によ 受信された判定結果に基づいて、判定部に って外部充電が許可されているときに、電 線を介して当該充電装置と接続された電動 両に対して外部電源から給電するように構 される。

 本発明の他の局面による電動車両の充電 ステムは、電動車両に搭載された蓄電装置 電動車両の外部の外部電源により充電する めの充電装置と、電動車両の車両キーに記 されたキー情報に基づいて、外部電源によ 蓄電装置への外部充電の可否を指示する充 指示装置とを備える。充電指示装置は、車 キーを保持するキー保持部と、キー保持部 保持された車両キーからキー情報を読出す 出部と、読出したキー情報を電動車両に対 て送信するためのキー情報送信部と、電動 両におけるキー情報と所定の登録情報との 合によって生成され、かつ、電動車両から 信された認証情報を受信するための認証情 受信部と、受信された認証情報に基づいて 外部充電の可否を判定する判定部と、判定 による判定結果を充電装置へ対して送信す ための判定結果送信部とを含む。充電装置 、充電指示装置からの判定結果を受信する めの判定結果受信部と、受信された判定結 に基づいて、判定部によって外部充電が許 されているときに、電力線を介して当該充 装置と接続された電動車両に対して外部電 から給電する給電部とを含む。

 好ましくは、充電装置は、充電指示装置 ら電動車両へ送信されるキー情報および電 車両から充電指示装置へ送信される認証情 を、電力線を介して当該充電装置と接続さ た電動車両および充電指示装置の間で中継 る機構を含む。

 上記電動車両の充電システムによれば、 動車両と接続が必要な外部電源(充電装置) は別の個所に設けられた充電指示装置と電 車両との間でキー情報および認証情報を授 することによって、充電指示装置により車 キーからキー情報を読出す構成によって、 電対象となる電動車両の認証を行なうこと できる。この結果、電動車両の駐車スペー 近傍に設置される充電装置ではなく、充電 示装置に車両キーを残して、充電期間を通 て継続的に認証を行なう運用とすることが きる。したがって、充電指示装置を屋内等 セキュリティが確保された空間に配置する とによって、車両キーを用いた簡便な認証 作を、セキュリティを確保した上で実行す ことが可能となる。

 好ましくは、充電指示装置は、電子認証 基づいて出入を許可するための施錠機構が けられた空間に設置される。

 このような構成とすれば、充電指示装置 電子施錠された空間に設置できるので、シ テムのセキュリティをさらに高めることが きる。

 さらに好ましくは、充電指示装置は、認 媒体発行部をさらに含む。認証媒体発行部 、キー保持部での車両キーの保持に応答し 、施錠機構を開錠する際の電子認証に用い 媒体を発行する。

 このような構成とすることにより、充電 示装置に車両キーを残したままで、充電指 装置が設置された空間を電子施錠により高 キュリティ化するシステムを円滑に運用で る。

 また好ましくは、キー保持部は、車両キ を保持するとともに当該保持状態をロック るように構成される。そして、充電指示装 は、外部充電による電力料金を算出する料 算出部と、ロック制御部とをさらに含む。 ック制御部は、電力料金の支払に応答して キー保持部における車両キーのロックを解 する。

 このように構成すれば、外部充電中は車 キーの保持をロックするとともに、充電終 後には充電料金の支払と引換えにロックを 除できる。したがって、店舗の駐車場等に 置される、不特定の複数車両による共用に した充電システムを構成することができる

 あるいは好ましくは、充電指示装置は、 電装置による外部充電が許可された電動車 に対応する認証情報を予め登録するための 電許可対象記憶部をさらに含む。そして、 定部は、第2の受信部または認証情報受信部 により受信された認証情報が充電許可対象記 憶部に登録された認証情報と不一致である場 合には、外部充電を不許可とする。

 このような構成とすると、充電指示装置 よって電動車両が予め登録された充電許可 両であるか否かの認証をさらに行なうこと できる。したがって、共同住宅の駐車場等 設置される、特定の複数車両による共用に した充電システムを構成することができる

 本発明のさらに他の局面による電動車両 充電システムは、電動車両に搭載された蓄 装置を電動車両の外部の外部電源により充 するための充電装置と、電動車両の車両キ に記憶されたキー情報に基づいて外部電源 よる蓄電装置への外部充電の可否を指示す 充電指示装置とを備える。充電指示装置は 車両キーからキー情報を読出す読出部と、 証部と、判定部とを含む。認証部は、読出 により読出されたキー情報と、充電装置に る外部充電が許可された電動車両を示すた の予め記憶された登録情報とを照合するこ によって認証情報を生成する。判定部は、 証部によって生成された認証情報に基づい 、外部充電の可否を判定する。充電装置は 判定部によって外部充電が許可された場合 、電力線を介して当該充電装置と接続され 電動車両に対して外部電源から給電する給 部を含む。

 上記電動車両の充電システムによれば、 電指示装置によって車両キーから読出した ー情報に基づいて、電動車両が予め登録さ た充電許可車両であるか否かの認証を行な た上で、充電装置から電動車両への充電を 可するシステムを構成することができる。 れにより、共同住宅の駐車場等に設置され 、特定の複数車両による共用に適した充電 ステムを構成することができる。

 好ましくは、充電システムは、給電部に る電動車両への給電中に電力線が切り離さ たことを検出する検出部をさらに備える。 して、判定部は、検出部により電力線の切 しが検知されたときに、外部充電の許可を 消す。

 このように構成すると、外部充電中に電 線が切り離されたときには新たな認証を要 することにより、認証された電動車両以外 の充電を防止することができる。

 あるいは好ましくは、車両キーは、電動 両を起動するための車両起動用キーと共通 ある。

 このように構成すると、本発明による充 システムのセキュリティの高さを活用して 共通のキーによって車両運転と外部充電時 認証とを実行できるので、ユーザの利便性 高めることができる。

 本発明による電動車両の充電システムに れば、簡便かつ確実に充電対象車両を認証 た上で外部電源による蓄電装置の充電を許 することが可能である。

本発明の実施の形態1による電動車両の 充電システムの構成を説明するための概念図 である。 図1に示した実施の形態1による充電シ テムの構成を詳細に説明するブロック図で る。 実施の形態1による充電システムにおけ る電動車両の認証および外部充電の処理手順 を説明するフローチャート(その1)である。 実施の形態1による充電システムにおけ る電動車両の認証および外部充電の処理手順 を説明するフローチャート(その2)である。 実施の形態1の変形例1による充電シス ムにおける充電指示装置の構成を説明する ロック図である。 図6に示す電子キーの生成を説明するフ ローチャートである。 電力料金の精算処理を説明するフロー ャートである。 実施の形態1の変形例2による充電シス ム(第1例)における充電指示装置の構成を説 するブロック図である。 実施の形態1の変形例2による充電シス ム(第2例)における充電指示装置の構成を説 するブロック図である。 本発明の実施の形態2による充電シス ムの構成を詳細に説明するブロック図であ 。 実施の形態2による充電システムにお る電動車両の認証および外部充電の処理手 を説明するフローチャートである。 図1に示した充電装置の構成の変形例 示す概念図である。

符号の説明

 100 電動車両、102 メインバッテリ(充電 置)、104 モータ駆動用インバータ、106 モー タ、108 車輪、110 充電用AC/DC変換部、114 主 御ECU、115 送受信機(電動車両)、116 受信部( 電動車両)、117 送信部(電動車両)、120 コネ タ接続検知部、122 充電リレー、124 充電コ クタ、129 イモビライザECU、130 不揮発メモ リ、132 キーホールリングアンテナ、150 車 キー、160 給電ケーブル、200 充電装置、202 外部電源、204 給電リレー、205 送受信機(充 電装置)、206,216,218 受信部(充電装置)、207,217 送信部(充電装置)、210 ECU(充電装置)、220 充 電プラグ、250 通信ケーブル、300 充電指示 置、305 送受信機(充電指示装置)、306 受信 、307,308 送信部、310 ECU(充電指示装置)、312 イモビライザID読取部、313 ロック制御部、3 14 電気料金算出部、315 判定部、318 認証部 330 施錠機構、340 空間(セキュリティ確保) 350 キー保持部、360 受金部、370 認証媒体 行部、375 電子キー、390 IDデータベース。

 以下に本発明の実施の形態について図面 参照して詳細に説明する。なお以下図中の 一または相当部分には同一符号を付してそ 説明は原則的に繰返さないものとする。

 (実施の形態1)
 図1は、本発明の実施の形態1による電動車 の充電システムの構成を説明するための概 図である。

 図1を参照して、実施の形態1による充電 ステムは、電動車両100と、充電装置200と、 電指示装置300とを含む。

 電動車両100は、図示しない蓄電装置を搭 しており、さらに、車両認証のためのイモ ライザシステム(図示せず)を搭載している イモビライザシステムは、IDコードを書込ん だトランスポンダを内蔵するトランスポンダ キーを認識して、エンジン始動装置等の車両 の始動装置に始動許可を行なう。

 充電装置200は、個人住宅や集合住宅の駐 場、契約駐車場、あるいは店舗等の駐車場 設けられ、電動車両100に搭載された蓄電装 を充電するための外部電源202を備える。充 装置200は、電動車両100と外部電源202とを、 電力線」である給電ケーブル160によって接 することによって、外部電源202による蓄電 置の充電(以下、単に、「外部充電」とも称 する)を行なう。

 なお、外部電源202としては、代表的には 統電源システムが用いられるが、太陽光発 パネル等の他の発電機構による発電電力を 積および/または変換する電源システムによ って構成されてもよい。本実施の形態では、 外部電源202は、これらの電源システムから給 電ケーブル160によって電動車両100へ電力を取 り出すことが可能な電源ノードを示している 。

 外部充電の際には、充電装置200に接続さ た充電対象の電動車両を正確に認識する認 動作を行なった上で、充電を許可すること 不可欠である。この際に、認証の精度を高 るためには、外部充電の開始時のみに止ま ず、充電期間を通じて認証動作を継続的に 行することが好ましい。

 一方で、充電装置200は、給電ケーブル160 よる接続の必要性から、電動車両100の駐車 置の近傍、一般的には屋外に配置される。 たがって、本実施の形態1による充電システ ムでは、屋内等のセキュリティが確保された 空間340に、充電指示装置300がさらに設けられ る。空間340は、施錠可能な屋内スペースに設 けられる。なお、店舗等の駐車場では、監視 員等によってセキュリティが配置されてもよ い。好ましくは、空間340は、電子認証による 施錠機構330により施錠される空間である。

 充電指示装置300は、車両キー150を保持す ためのキー保持部350を含む。車両キー150は 電動車両100を特定するためのIDコードが書 まれた電子キーである。車両キー150は、た えば、イモビライザシステムのトランスポ ダキーによって構成され、好ましくは、電 車両100の起動用キーと共通である。

 充電指示装置300は、キー保持部350に保持 れた車両キー150に記憶されたキー情報(IDコ ド)を読出す機能を有する。読出されたIDコ ドは、充電装置200によって中継されて、電 車両100へ送信される。

 そして、電動車両100では、充電指示装置3 00から送信されたIDコード(キー情報)を、予め 記憶された登録情報(ID)と照合することによ 認証を行なうことができる。そして、認証 果を示す認証情報は、充電装置200によって 継されて、充電指示装置300へ送信される。

 充電指示装置300は、電動車両100から送信 れた認証情報に基づいて、充電装置200によ 電動車両100の充電を許可する。すなわち、 証情報が正常であり、給電ケーブル160によ 充電装置200に接続された電動車両100が正し 識別されている場合には、充電装置200に対 て充電許可を発生する。充電装置200は、充 指示装置300からの充電許可に応答して、外 電源202による電動車両100の蓄電装置の充電 開始し、電力を供給する。

 このように、実施の形態1による充電シス テムでは、屋外に設置されることが好適な充 電装置200ではなく、セキュリティが確保され た空間340に設置された充電指示装置300に、車 両キー150を保持した状態を維持することによ って、充電期間を通じた継続的な認証を可能 とした上で外部充電を実行できる。

 図2は、図1に示した実施の形態1による充 システムの構成を詳細に説明するブロック である。

 図2を参照して、電動車両100は、車輪108と 、車輪108を駆動するモータ106と、モータ106に 三相交流電力を与えるインバータ104とインバ ータ104に直流電力を供給するメインバッテリ 102と、インバータ104の制御を行なう主制御ECU 114と、送受信機115とを含む。メインバッテリ 102は、電動車両100に搭載された「蓄電装置」 に対応する。

 電動車両100は、メインバッテリ102(蓄電装 置)に蓄積された電力によって車両駆動力を 生するモータ106を搭載している。すなわち 本発明において、電動車両100は、一般的に ータのみによって車両駆動力を発生する電 自動車や燃料電池自動車を始め、駆動用に ータとエンジンとを併用するハイブリッド 動車等をも含むものである。

 電動車両100は、キーホールリングアンテ 132と、イモビライザECU(Electronic Control Unit)1 29と、不揮発メモリ130とを含む。トランスポ ダキーを挿入する鍵穴の周囲に設けられた ーホールリングアンテナ132は、トランスポ ダキーのIDコードを電磁結合によって非接 で読取ることができる。

 イモビライザECU129は、車両所有者が所有 るトランスポンダキーに記憶されたIDコー をキー情報として読出して、キー情報が予 不揮発メモリ130に登録された登録情報と一 するときに主制御ECU114に対して車両始動を 可する。すなわち、上記トランスポンダキ は、電動車両100の起動用キーに相当する。 お、上述のように、当該トランスポンダキ を、外部充電の認証用の車両キー150として 用することができる。

 電動車両100は、メインバッテリ102を車両 部から充電可能な構成を有する。たとえば 電動車両100は、外部から交流100Vなどの商用 電源を与える端子が設けられた充電コネクタ 124と、充電コネクタ124に与えられた交流電力 を直流電力に変換してメインバッテリ102に与 える充電用AC/DC変換部110と、充電コネクタ124 充電用AC/DC変換部110とを接続する充電リレ 122と、充電コネクタ124が給電ケーブル160を して充電装置200と電気的に接続されたこと 検知するコネクタ接続検知部120とを含む。

 なお、外部充電可能な電動車両の他の構 として、モータ駆動用インバータ104を交直 逆変換が可能なインバータとして、当該イ バータを逆変換動作させることで、AC/DC変 を実現してもよい。さらに、ジェネレータ よびジェネレータ用インバータをさらに搭 し、モータ106のステータコイルの中性点と 該ジェネレータのステータコイルの中性点 、外部電源202とを電気的に接続して外部充 を実行する構成であってもよい。

 主制御ECU114は、メインバッテリ102の充電状 (残存容量)を示す値であるSOC(State Of Charge) 監視し、かつ、コネクタ接続検知部120によ て、給電
ケーブル160を介した充電コネクタ124および充 電装置200(充電プラグ220)の電気的な接続(給電 ケーブル接続)を検知する。主制御ECU114は、 電コネクタ124に給電ケーブル160が接続され おり、かつ、SOCが所定値より低いときには 充電リレー122をオフからオンに遷移させ、 電用AC/DC変換部110を動作させてメインバッテ リ102の充電を行なう。

 さらに、送受信機115は、充電装置200から 信されたキー情報(ID)を受信する受信部116と 、充電指示装置300に送信されるべき認証結果 を送信するための送信部117とを含む。なお、 受信部116および送信部117は、送受信機115によ って実行される受信動作および送信動作に対 応する機能ブロックとして示される。

 主制御ECU114は、受信部116によって受信し キー情報(ID)を予め記憶された登録情報(ID) 照合することにより、認証結果を生成する 認証結果は、上述のように、送信部117によ 送信される。なお、ID照合結果がOKであり、 つ、外部充電のための条件が成立している 合には、外部充電を要求するために、認証 果が正常(OK)とされる。

 また、主制御ECU114は、イモビライザECUか IDが正しい旨の通知を受取った場合に、キ ホール付近のリングアンテナ(図示せず)から IDが伝達されてきた場合は、インバータ104や ータ106などの車両を走行させるための装備 始動させるが、この装備は他の経路からID 伝達されてきた場合には始動を禁止する。 た、主制御ECU114は、コネクタ接続検知部120 より充電コネクタ接続を検知した時も車両 走行させるための装備の始動を禁止する。 とえば、コネクタ接続検知部120として、車 充電口に給電ケーブル160の接続を検知する ンサを設ければよい。あるいは、給電ケー ル160のコネクタ部分に磁石を埋め込んでお 、その近接を磁気センサで検知したり、充 コネクタ124側に接触により押し込まれるス ッチをセンサとして設けたりしても良い。 れにより充電中や充電終了後にまだ充電ケ ブルを車両から外していないときに、電動 両100が誤って走行してしまうのを防ぐこと できる。

 充電装置200は、外部電源202と、給電リレ 204と、送受信機205と、ECU210と、充電プラグ2 20とを含む。充電プラグ220は、給電ケーブル1 60によって、電動車両100の充電コネクタ124と 気的に接続される。

 送受信機205は、充電指示装置300からキー 報(ID)を受信するための受信部216と、受信部 216により受信したキー情報(ID)を電動車両100 送信するための送信部207と、電動車両100か 認証結果を受信するための受信部206と、受 部206により受信した認証結果を充電指示装 300へ送信するための送信部217と、充電指示 置300から充電判定結果(充電許可)を受信する ための受信部218とを含む。受信部206,216,218お び送信部207,217は、送受信機205によって実行 される受信動作および送信動作に対応する機 能ブロックとして示される。

 なお、電動車両100(送受信機115)および充 装置200(送受信機205)の間の通信は、給電ケー ブル160を介して実行することが好ましい。ま た、図中では、外部電源202からの電力供給経 路と、キー情報(ID)等の情報通信経路とを同 経路で表記しているが、両経路は、電力線 信により共通の配線を用いて実現してもよ 、電力線と通信線とを別個の配線としても い。

 さらに、図12に示されるように、充電装 200の受信部206,216および送信部207,217に代えて 、通信ケーブル250を配設することによって、 給電ケーブル160を介して、充電指示装置300お よび電動車両100の間を相互に通信可能に接続 することも可能である。このようにすると、 充電装置200によって中継される、充電指示装 置300および電動車両100の間でのキー情報(ID) 認証結果の情報の送受信を、簡易な構成に って実現できる。

 また、充電装置200(送受信機205)および充 指示装置300(送受信機305)の間は、有線あるい は無線により双方向に通信が可能である。あ るいは、充電指示装置300(送受信機305)および 動車両100(送受信機115)の間で、無線により 接通信可能な構成とすることも可能である すなわち、充電装置200によって中継するこ なく、充電指示装置300および電動車両100の で、キー情報(ID)や認証結果を送受信しても い。

 ECU210は、充電指示装置300からの給電許可 応答して、給電リレー204をオンすることに って、外部電源202から電動車両100への電力 給を実行する。すなわち、充電指示装置300 よって給電が許可されていない場合には、 電リレー204はオフされて、外部電源202から 動車両100への電力供給が遮断される。なお 給電リレー204については、給電ケーブル160 途中に設ける構成としてもよい。

 なお、充電装置200は、充電プラグ220が給 ケーブル160によって充電コネクタ124と電気 に接続されているか否かを検知可能な機構 有する。たとえば、電動車両100との間の通 に基づいて、上記接続の有無は検知可能で る。

 充電指示装置300は、キー保持部350と、送 信機305と、ECU310と、イモビライザID読取部31 2とを含む。

 キー保持部350は、車両キー150を保持する キー保持部350による車両キー150の保持の有 は、ECU310により認識可能である。イモビラ ザID読取部312は、キー保持部350に保持され 車両キー150に記憶されたキー情報(ID)を読取 。イモビライザID読取部312によって読取ら たキー情報(ID)は、ECU310へ送出される。

 送受信機305は、車両キー150から読出した ー情報(ID)を電動車両100へ向けて送信するた めの送信部307と、電動車両100から発信された 認証結果を受信するための受信部306と、ECU310 による充電判定結果(充電許可)を充電装置200 送信するための送信部308とを含む。受信部3 06および送信部307,308は、送受信機305によって 実行される受信動作および送信動作に対応す る機能ブロックとして示される。

 ECU310は、認証結果に基づいて外部充電の 可判定を実行する判定部315を含む。判定部3 15は、ECU310による処理によって実現される機 ブロックに相当する。

 上記のように、実施の形態1による充電シ ステムでは、電動車両100および充電指示装置 300の間で、キー情報(ID)および認証結果を図1 示したように送受信するとともに、認証結 に基づく充電判定結果(充電許可)を充電装 200へ送信できる。

 なお、イモビライザシステムは盗難防止 ためのシステムであるため、実施の形態1に よる充電システムでは、セキュリティ面を考 慮して、電動車両100側にその認証を委ねるこ とによって、共用装置である充電装置200およ び充電指示装置300にIDコードの蓄積が不要と る構成としている。

 図3および図4は、実施の形態1による充電 ステムにおける電動車両の認証および外部 電の処理手順を説明するフローチャートで る。

 図3に示されるように、電動車両100、充電 装置200および充電指示装置300間での情報の授 受により、電動車両100の外部充電時の認証お よび充電が制御される。

 図3を参照して、電動車両100において、主 制御ECU114は、ステップS100により、充電コネ タ124に給電ケーブル160が接続されているか うか(給電ケーブル接続有無)を判定する。ス テップS100の判定は、コネクタ接続検知部120( 2)の検知に基づいて実行される。給電ケー ル接続が無い場合(S100のNO判定時)には、以下 のステップは実行されず外部充電を行なうこ となく処理は終了される。

 主制御ECU114は、給電ケーブル接続が有る 合(S100のYES判定時)には、ステップS120により 、イモビライザキー、すなわち、車両起動キ ーが車両のキーホールに装着されているかど うかを判定する。車両起動キーがキーホール に装着されている場合(S120のNO判定時)にも、 下のステップは実行されず外部充電を行な ことなく処理は終了される。

 これに対し、イモビライザキーがキーホ ルに非装着である場合(S120のYES判定時)には 主制御ECU114は、ステップS130により、走行用 のインバータ104を停止させて車両を走行しな い状態とする。たとえば、このときパーキン グポジションに強制的に移行させるようにし て、車輪108に機械的にロックをかけるように してもよい。

 一方、充電装置200では、ECU210は、ステッ S200により、ステップS100と同様に、充電プ グ220が給電ケーブル160によって充電コネク 124と電気的に接続されているかどうかを判 する。そして、給電ケーブル接続有りの場 (S200のYES判定時)には、以下のステップによ 外部充電を実行する準備が整えられる。

 充電指示装置300では、ECU310は、ステップS 300により、キー保持部350による車両キー150の 保持が認識されると、ステップS310により、 ー情報(ID)を読出す。すなわち、ステップS310 の処理は、図2のイモビライザID読取部312(「 出部」)の機能に対応する。

 そして、ECU310は、ステップS315により、ス テップS310で読出されたキー情報(ID)を充電装 200に対して送信する。すなわち、ステップS 315による処理は、図2の送信部307の機能(「第2 の送信部」または「キー情報送信部」)に対 する。

 充電装置200では、ECU210は、ステップS210に より、充電指示装置300(ステップS315)により送 信されたキー情報(ID)を受信し、ステップS215 より、受信したキー情報(ID)を電動車両100へ 送信する。すなわち、ステップS210の処理は 図2の受信部216の機能に対応し、ステップS215 の処理は、図2の送信部207の機能に対応する

 電動車両100では、主制御ECU114は、ステッ S140により、充電装置200により中継された充 電指示装置300からのキー情報を受信する。す なわち、ステップS140の処理は、図2の受信部1 16の機能(「第1の受信部」)に対応する。

 なお、図12に示したように、充電装置200 受信部206,216および送信部207,217に代えて、通 信ケーブル250が設けられる構成では、ステッ プS210およびS215の処理が省略された上で、ス ップS315により送信されたキー情報(ID)が、 信ケーブル250により中継されて、ステップS1 40により受信される。なお、充電指示装置300 よび電動車両100の間でキー情報(ID)を直接通 信する場合にも、ステップS220およびS225の処 が省略される。

 そして、主制御ECU114は、ステップS145によ り、受信したキー情報(ID)を予め記憶された 録情報と照合することにより、ID照合を行な う。このID照合に基づいて、電動車両100の認 結果が生成される。上述のように、ID照合 果がOKであり、かつ、外部充電のための条件 が成立している場合には、外部充電を要求す るために、認証結果が正常(OK)とされる。ス ップS145による処理は、主制御ECU114により実 される「認証部」の機能に対応する。

 さらに、主制御ECU114は、ステップS150によ り、生成した認証結果を充電装置200に対して 送信する。すなわち、ステップS150の処理は 図2の送信部117の機能(「第1の送信部」)に対 する。

 さらに、主制御ECU114は、ステップS160によ り、認証結果に基づいて外部充電の準備を進 める。具体的には、認証結果が正常(OK)であ 場合(S160のYES判定時)には、ステップS170によ 、充電リレー122がオンされる。これにより 外部電源202(充電装置200)から電力が供給さ ると、メインバッテリ102を充電できるよう なる。一方、認証結果が異常(NG)である場合( S160のNO判定時)には、以下のステップは実行 れず外部充電も非実行とされる。

 充電装置200では、ECU210は、ステップS220に より、電動車両100から送信された認証結果を 受信し、ステップS225により、受信した認証 果を充電指示装置300に対して送信する。す わち、ステップS220の処理は、図2の受信部206 の機能に対応し、ステップS225の処理は、図2 送信部217の機能に対応する。

 充電指示装置300では、ECU310は、ステップS 318により、充電装置200により中継された電動 車両100からの認証結果を受信する。すなわち 、ステップS318の処理は、図2の受信部306の機 (「第2の受信部」または「認証情報受信部 )に対応する。

 また、図12に示したように、充電装置200 受信部206,216および送信部207,217に代えて、通 信ケーブル250が設けられる構成では、ステッ プS220およびS225の処理が省略された上で、ス ップS150により電動車両100から送信された認 証結果が、通信ケーブル250により中継されて 、ステップS318により受信される。あるいは 充電指示装置300および電動車両100の間で認 結果を直接通信する場合にも、ステップS220 よびS225の処理が省略される。

 さらに、ECU310は、ステップS320により、受 信した認証結果が正常(OK)であるかどうかを 認する。そして、認証結果が正常である場 (S320のYES判定時)にはステップS330により外部 電を許可する。一方、認証結果が異常(NG)で ある場合(S320のNO判定時)には、ステップS335に より、外部充電は不許可とされる。すなわち 、S320~S335の処理は、図2の判定部315の機能に 応する。

 そして、ECU310は、ステップS340によって、 ステップS320~S335による充電可否の判定結果を 、充電装置200へ送信する。すなわち、ステッ プS340の処理は、図2の送信部308(「第3の送信 」または「判定結果送信部」)の機能に対応 る。

 充電装置200において、ECU210は、ステップS 230により、充電指示装置300からの充電判定結 果を受信する。すなわち、ステップS230の処 は、図2の受信部218(「第3の受信部」または 判定結果受信部」)の機能に対応する。

 そして、ECU210は、ステップS240により、充 電が許可されている場合(S240のYES判定時)には 、ステップS250により、給電リレー204をオン て外部電源202から電動車両100への給電を実 する。一方、充電指示装置300によって充電 不許可とされるとき(S240のNO判定時)には、充 電装置200においてステップS250以降の処理は キップされるので、外部充電は開始されな 。すなわち、ECU210によって制御される給電 レー204によって、「給電部」の機能が実現 れる。

 電動車両100では、ステップS250により電動 車両100への給電が開始されると、ステップS17 0により充電リレー122がオンされているため メインバッテリ102が外部電源202からの電力 より充電される。そして、主制御ECU114は、 インバッテリ102の充電中には、ステップS175 より、メインバッテリ102のSOCが充電完了を す所定値SOC♯に達しているかどうかを定期 に判定する。

 主制御ECU114は、SOCが所定容量SOC♯に達す までの間は、S175をNO判定として、メインバ テリ102の外部充電を継続する。一方、SOCが 定容量SOC♯に達したとき(S175のYES判定時)に 、主制御ECU114は、ステップS180により、充電 を停止する。これにより充電リレー122がオフ される。さらに、主制御ECU114は、ステップS18 5により、充電終了を充電指示装置300に対し 通知する。なお、図示は省略しているが、 の充電終了の通知についても、充電装置200 よって中継される態様で、電動車両100から 電指示装置300へ伝達することができる。

 充電指示装置300では、ECU310は、ステップS 340により充電許可を送信した後は、ステップ S360により、電動車両100での充電が終了した 否かを判定する。そして、ECU310は、電動車 100での充電終了通知を受信すると、ステッ S360をYES判定として、ステップS370により、給 電停止指示を充電装置200へ送信する。一方、 充電終了通知を受信するまでの間(S360のNO判 時)は、ECU310は、ステップS370を非実行とする ので、給電停止指示は発せられない。

 また、充電装置200では、ECU210は、ステッ S250による給電開始後、ステップS270により 充電指示装置300から給電停止指示が発せら たか否かを確認する。そして、ECU210は、給 停止指示が発せられるまでの間(S270のNO判定 )には、ステップS250による給電を継続する 一方、充電指示装置300により給電停止指示 発生されると(S275のYES判定時)には、ECU210は ステップS275により、給電を停止する。すな ち、給電リレー204がオフされる。

 このような一連の制御処理により、セキ リティが確保された充電指示装置300におい 車両キー150から読出したキー情報(ID)に基づ いて、給電ケーブル160によって充電装置200と 接続された電動車両100(充電対象)の認証を行 いつつ、充電装置200による外部充電を許可 るシステムを構成することが可能となる。

 さらに、実施の形態1による充電システム では、ECU310による充電許可(S340)以後の処理を 図4に示すようにすることにより、充電指示 置300に車両キー150を保持した状態を維持す ことによって、充電期間を通じた継続的な 証を可能とすることができる。

 図4を参照して、実施の形態1による充電 ステムでは、ステップS310,S315(充電指示装置3 00)、ステップS210,S215(充電装置200)、およびス ップS145~S150(電動車両100)の組合わせによる 証処理を、外部充電開始後にも定期的に実 する。

 そして、ECU310は、ステップS350により、上 記認証結果が正常(OK)のまま維持されている 否かを判定する。たとえば、車両キー150を ー保持部350から取り去ったり、接続状態の 電ケーブル160を電動車両100および/または充 装置200から切り離すことにより、ステップS 350はNO判定とされる。

 ECU310は、認証結果が正常(OK)のまま維持さ れている状態(S350のYES判定時)には、図3に示 たステップS360およびS370によって、電動車両 100での充電終了に応答して、給電停止指示を 発生する。

 一方、ECU310は、ステップS340により充電判 定結果を一旦送信した後に、認証結果が異常 (NG)となると(S350のNO判定時)ステップS355によ 充電許可を取消すとともに、ステップS370に 理を進めて、給電停止指示を発する。

 このようにすると、充電指示装置300のキ 保持部350に車両キー150が保持された状態を 持する運用として、外部充電期間を通じて 充電対象の電動車両100を正確に特定するこ が可能な充電システムを構築できる。

 以上のように、実施の形態1による電動車 両の充電システムによれば、電動車両100の駐 車スペース近傍に設置される充電装置200では なく、充電指示装置300に車両キー150を残して 、充電期間を通じて継続的に認証を行なう運 用とすることができる。したがって、車両キ ー150を用いた簡便な認証動作を、セキュリテ ィを確保した上で外部充電期間を通じて実行 することが可能となる。

 これにより、個人住宅や集合住宅の駐車 や契約駐車場といった、特定の単数あるい 複数台の車両によって共用される充電シス ム、または、店舗の駐車場等の不特定の複 台の車両によって共用される充電システム おいて、外部充電の対象となっている電動 両100を、充電期間を通じて正確に特定する とが可能となる。

 (実施の形態1の変形例1)
 実施の形態1の変形例1では、不特定の複数 の車両による共有を前提とした充電システ に好適な付加的な構成についてさらに説明 る。

 以下に説明するように、実施の形態1の変 形例1による充電システムは、先に説明した 施の形態1による充電システムにおいて、充 指示装置300に付加的な構成を設けることに り実現される。したがって、実施の形態1の 変形例1による充電システムと、実施の形態1 よる充電システムとの間の相違点を説明す こととし、両者の共通点については説明を り返さない。

 図5を参照して、実施の形態1の変形例1に る充電システムにおいて、充電指示装置300 、図3に示した構成と比較して、受金部360と 、認証媒体発行部370とをさらに含む。そして 、キー保持部350には、車両キー150の保持を機 械的にロックするためのロック機構(図示せ )が設けられ、ECU310は、上記ロック機構によ ロックの実行/解除を制御するロック制御部 313と、電力料金算出部314を有する。ロック制 御部313および電力料金算出部314は、ECU310によ る処理によって実現される機能に相当する機 能ブロックである。

 さらに、図1に示した、充電指示装置300が 設置される空間340を施錠する施錠機構330は、 電子認証に基づく施錠を実行する。そして、 認証媒体発行部370は、施錠機構330による電子 施錠を解除するための電子キー375を、車両キ ー150のロック時に生成する。

 この場合には、図7に示すように、図3の ローチャートにおけるステップS330およびS340 の間、すなわち充電指示装置300による充電可 否判定が実行されて外部充電が開始される際 に、ECU310は、ステップS355により、電子キー37 5を発行する。

 このようにすると、充電指示装置300が配 される空間340を電子施錠できるので、外部 電期間を通じて、キー保持部350に車両キー1 50が保持された状態を維持する運用の下で、 キュリティを高めることができる。

 再び図5を参照して、電気料金算出部314は 、外部充電の終了時に、充電装置200から受取 った充電電力量に関する情報に基づいて、当 該外部充電による電力料金を算出する。算出 された電力料金は、図示しない表示部によっ て表示される。

 受金部360は、外部充電の終了時に、表示 れた電力料金の支払いを受けるとともに、 気料金の支払完了をECU310へ伝送する。ロッ 制御部313は、受金部360により外部充電によ 電力料金の支払完了が通知されると、キー 持部350による車両キー150のロックを解除す 。

 このような処理は、図3に示した充電指示 装置300の処理フローに、図7に示すフローチ ートを組み合わせることによって実現され 。

 図7を参照して、充電指示装置300では、ECU 310は、電動車両100での充電終了通知に応答し て給電停止指示を発すると(ステップS370)、ス テップS372に処理を進めて、充電装置200から 情報に基づいて外部充電による電力料金を 出する。そして、ECU310は、ステップS375によ 、ステップS372で算出した電力料金を表示し て利用者に通知する。さらに、ECU310は、ステ ップS380により、表示された電力料金の支払 完了したか否かを判定する。

 そして、ECU310は、電力料金の支払が完了 ると(S380のYES判定時)、ステップS385により、 キー保持部350による車両キー150のロックを解 除する。一方、電力料金が支払われるまでの 間(S380のNO判定時)には、ECU310は、ステップS385 を非実行とするので、キー保持部350による車 両キー150のロックが継続される。

 このようにすると、外部充電期間を通じ 車両キー150の保持による充電対象車両の継 的な認証をベースとした上で、外部充電に る電力料金の支払と引換えに、車両キー150 返却する充電システムを構成できる。この 果、店舗の駐車場等のような、不特定の複 車両による共用に適した充電システムを構 することができる。

 なお、ステップS380(受金部360)における電 料金の支払は、現金による支払に限定され 、プリペイドカードによる支払、あるいは ショッピングや施設利用等によって発生し 特典ポイントとの引換えによっても行なう とも可能である。また、上述のように、充 指示装置300が設置される空間340については 監視員の配置によって実現されても良い。

 (実施の形態1の変形例2)
 実施の形態1の変形例2では、個人住宅や集 住宅の駐車場等、充電装置200が事前登録さ たメンバーによって共用される、すなわち 特定の複数車両による共有を前提とした充 システムに好適な付加的な構成についてさ に説明する。

 以下に説明するように、実施の形態1の変 形例2による充電システムは、先に説明した 施の形態1による充電システムにおいて、充 指示装置300に付加的な構成を設けることに り実現される。したがって、実施の形態1の 変形例2による充電システムと、実施の形態1 よる充電システムとの間の相違点を説明す こととし、両者の共通点については説明を り返さない。

 図8は、実施の形態1の変形例2による充電 ステムにおける充電指示装置の構成を説明 るブロック図である。

 図8を参照して、実施の形態1の変形例2に う充電システムでは、充電指示装置300は、 2に示した構成と比較して、IDデータベース3 90をさらに含む。

 IDデータベース390は、充電装置200によっ 充電可能な電動車両100のID情報のリストを予 め記憶している。すなわち、IDデータベース3 90は、「充電許可対象記憶部」に対応する。

 ECU310は、図3のステップS320における認証 果の確認時に、認証された電動車両100が、ID データベース390に予め登録された電動車両( 電許可車両)に該当するかどうかの判断を加 る。

 この結果、実施の形態1の変形例2による 電システムでは、ステップS320において、実 の形態1の電動車両の充電システムと同様の 、充電対象となる電動車両100の特定のための 認証処理に加えて、さらに、認証された電動 車両100が予め登録された充電許可対象である かどうかが判断される。

 そして、この両者の条件が成立したとき 、ステップS320がYES判定とされて、ステップ S330以降の充電許可時の処理が実行される。 のようにすると、予め登録された特定の複 台の電動車両100に限定して外部充電を許可 る充電システムを簡易に構成することが可 となる。

 なお、充電システムのセキュリティを高 るためには、IDデータベース390に登録され ID情報(ID2とする)と、車両キー150から読出さ るキー情報(ID1とする)とを異なるものとす ことが好ましい。具体的には、実施の実施 形態1の変形例2による充電システムでは、充 電システムの運用者から充電対象として許可 された電動車両100に対してID2を付与するとと もに、電動車両100にID2を記憶しておく。そし て、電動車両100では、ステップS145,S150(図3)に より認証結果(OK)とともに、上記ID2を送信す 構成とすれば、車両キー150のキー情報(ID1)を 車両外に蓄積することなく、実施の形態1の 形例2による充電システムを運用することが 能となる。

 なお、実施の形態1の変形例2による充電 ステムは、図9に示すように、IDデータベー 390を、充電指示装置300の外部に設置するよ に構成することも可能である。

 図9のような構成とする場合には、ECU310と IDデータベース390の間をネットワーク等の通 手段で接続することにより、認証された電 車両100が充電許可対象であるかどうかの認 を実行することができる。このようにする 、複数の充電指示装置300間で共通の充電対 認証を共有することができるため、広範な ットワークを容易に構成することが可能と る。

 (実施の形態2)
 実施の形態2では、充電指示装置300と電動車 両100の間で充電装置200を介した情報の授受を 実行することなく、充電指示装置300のみによ って認証を実行する構成をバリエーションと して説明する。

 図10は、本発明の実施の形態2による充電 ステムの構成を説明するブロック図である

 図10を参照して、実施の形態2に従う充電 ステムは、図2に示した実施の形態1による 電システムと比較して、充電指示装置300に 認証部318およびIDデータベース390がさらに設 けられる点が異なる。その他の構成について は実施の形態1と同様であるので詳細な説明 繰返さない。認証部318は、ECU310による処理 よって実現される機能に相当する機能ブロ クである。IDデータベース390は、図8,9に示し たのと同様である。また、図10の構成におい も、図12と同様に、送受信機205に代えて、 信ケーブル250および受信部218を設ける構成 することができる。

 実施の形態2による充電システムでは、ECU 310により、イモビライザID読取部312によって 取られた車両キー150のキー情報(ID情報)が、 認証部318により認証される。そして、認証部 318での認証結果に従って、判定部315は、実施 の形態1と同様に、充電可否を判定する。

 すなわち、実施の形態2による充電システ ムでは、充電指示装置300と電動車両100との間 で情報を授受することによる認証は実行され ない。ただし、送受信機115,205,305により、相 間での双方向の通信は可能である。

 図11は、実施の形態2による充電システム おける電動車両の認証および外部充電の処 手順を説明するフローチャートである。

 図11のフローチャートを図3のフローチャ トと比較して、電動車両100では、ID照合に る認証処理を実行しなくなるため、主制御EC U114は、ステップS140,S150,S160の処理を省略する 。そして、主制御ECU114は、ステップS130の実 後には、ステップS165により、充電装置200か の給電開始通知に応答して、給電を開始す 。ステップS165により給電が開始されると(S1 60のYES判定)、主制御ECU114は、図3と同様のス ップS170以降の処理を実行して、メインバッ リ102を外部電源202からの電力により充電す 。

 一方、充電装置200においても、充電指示 置300および電動車両100の間でキー情報(ID)お よび認証結果を送受信する必要がなくなるた め、ステップS210,S215およびS220,S225の処理が省 略される。

 そして、ECU210は、充電指示装置300からの 電判定結果の通知に応答して、図3と同様の ステップS230,S240を実行する。そして、外部充 電が許可された場合(S240のYES判定時)には、ECU 210は、ステップS245により、給電開始を電動 両100に通知される。この通知は、上述のス ップS165での判定に反映される。

 ECU210は、ステップS245の後、図3と同様に テップS250により、給電リレー204をオンして 電を開始する。そして、給電開始後には、E CU210は、ステップS260により、給電ケーブル160 が、充電コネクタ124および充電プラグ220に接 続されているかどうかを監視する。そして、 給電ケーブル160が接続されている期間中(S260 YES判定時)には、図3と同様のステップS270お びS275により、充電指示装置300から給電停止 指示が発せられるまで電動車両100への給電を 実行する。

 これに対して、給電開始後に給電ケーブ 160が電動車両100および/または充電装置200か ら切離された場合(S260のNO判定時)には、ステ プS265により、給電ケーブル160の切離しを、 充電指示装置300に対して通知する。なお、図 示は省略するが、ステップS260による判定は 電動車両100側で給電ケーブル160が電動車両10 0および/または充電装置200から切離されたこ を検知して、電動車両100からの情報に基づ て実行してもよい。

 充電指示装置300では、ECU310は、図3と同様 のステップS300,S310により、車両キーからキー 情報(ID)を読出すと、ステップS312により、ID ータベース390の照合に基づく認証を行なう すなわち、ステップS312では、車両キー150に って特定される電動車両100が、予め登録さ た充電許可対象であるか否かを判定するこ ができる。

 ECU310は、ステップS312での認証結果に基づ き、図3と同様のステップS320~S340を実行する ECU310は、ステップS340により充電判定結果を 信した後は、ステップS350♯により、電動車 両100および充電装置200間で給電ケーブル160の 接続が維持されているか否かを判定する。

 給電ケーブル160の接続が維持されている 合(S350♯のYES判定時)には、ECU310は、図3,4と 様のステップS360,S370の処理により、電動車 100での充電終了に応答して、給電停止指示 発生する。

 これに対して、電動車両100側および/また は充電装置200側で給電ケーブル160が切離され たことが通知された場合には、ECU310は、ステ ップS350♯をNO判定として、図4と同様のステ プS355およびS370へ処理を進める。これにより 、充電判定が一旦実行された後に、給電ケー ブル160が切離されると、充電許可が取消され る(S355)とともにし、給電停止指示が発せられ る(S370)。すなわち、ステップS312による認証 果は、給電ケーブル160が取外されると無効 される。

 以上のように、実施の形態2による充電シ ステムでは、充電指示装置300単体により、車 両キー150から読出したキー情報(ID)に基づき 当該電動車両100が充電装置200による充電許 対象であるかどうかの認証を実行し、当該 証結果に基づいて充電装置200に対して外部 電の許可を与えることができる。すなわち 共同住宅の駐車場等に設置された、特定の 数車両による共用に適した充電システムを 簡易な認証基づいて構成することができる 特に、IDデータベース390をセキュリティが確 保された空間340に設置できるので、充電シス テムのセキュリティを高めることができる。

 しかしながら、実施の形態2による充電シ ステムでは、実施の形態1のように、外部充 期間中を通じて、電動車両100および充電指 装置300の間での情報の授受に基づいた充電 象車両を認証することができない。このた 、給電ケーブル160が切離されるごとに、認 を再度要求するようなシステム運用とする とによって、充電対象以外の電動車両100に 部充電が行なわれることを防止して、セキ リティを高めることができる。

 今回開示された実施の形態はすべての点 例示であって制限的なものではないと考え れるべきである。本発明の範囲は上記した 明ではなくて請求の範囲によって示され、 求の範囲と均等の意味および範囲内でのす ての変更が含まれることが意図される。