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Title:
HERBICIDAL COMPOSITIONS CONTAINING BENZOYLPYRAZOLE COMPOUNDS
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/093840
Kind Code:
A1
Abstract:
The invention provides a herbicidal composition which permits a lower dosage than that of single application of either herbicidal compound and is thus effective in environmental load reduction in and around the area of application and which is enlarged in weeding spectrum and can give a herbicidal effect persistent over a long period. A herbicidal composition containing both a herbicidal benzoyl- pyrazole compound (a) represented by the general formula (I) or a salt thereof: (I) (wherein Q is -C(O)SR3 or hydrogen; R1 is alkyl or cycloalkyl; R2 is hydrogen or alkyl; R3 is alkyl, cycloalkyl, or the like; R4 is alkyl, haloalkyl, or the like; R5 is hydrogen, alkyl, or the like; and R6 is haloalkyl, halogeno or the like) and other herbicidal compound (b) as the active ingredients.

Inventors:
SHIMOHARADA HIROSHI (JP)
TSUKAMOTO MASAMITSU (JP)
IKEGUCHI MASAHIKO (JP)
KIKUGAWA HIROSHI (JP)
NAGAYAMA SOUICHIRO (JP)
SANO MAKIKO (JP)
KITAHARA YOSHINORI (JP)
KOMINAMI HIDEMASA (JP)
OKITA TATSUYA (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/051663
Publication Date:
August 07, 2008
Filing Date:
February 01, 2008
Export Citation:
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Assignee:
ISHIHARA SANGYO KAISHA (JP)
SHIMOHARADA HIROSHI (JP)
TSUKAMOTO MASAMITSU (JP)
IKEGUCHI MASAHIKO (JP)
KIKUGAWA HIROSHI (JP)
NAGAYAMA SOUICHIRO (JP)
SANO MAKIKO (JP)
KITAHARA YOSHINORI (JP)
KOMINAMI HIDEMASA (JP)
OKITA TATSUYA (JP)
International Classes:
A01N43/56; A01N37/22; A01N37/34; A01N37/40; A01N39/04; A01N41/10; A01N43/10; A01N43/40; A01N43/58; A01N43/64; A01N43/653; A01N43/70; A01N43/824; A01N43/88; A01N47/06; A01N47/36; A01P13/02
Domestic Patent References:
WO1998056766A11998-12-17
WO2007069771A12007-06-21
WO2001028341A22001-04-26
WO2005092104A12005-10-06
Foreign References:
JP2002518303A2002-06-25
JP2005509656A2005-04-14
JPS6263503A1987-03-20
JPH04257503A1992-09-11
JP2002531562A2002-09-24
JPH02173A1990-01-05
JPS6452759A1989-02-28
JPS6263503A1987-03-20
EP0352543A11990-01-31
JP2007024866A2007-02-01
JP2007152676A2007-06-21
Other References:
See also references of EP 2106697A4
COLBY S.R., WEED, vol. 15, 1967, pages 20 - 22
Attorney, Agent or Firm:
SENMYO, Kenji et al. (SIA Kanda Square 17, Kanda-konyacho, Chiyoda-k, Tokyo 35, JP)
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Claims:
 (a)式(I):
{式中、Qは-C(O)SR 3 又は水素原子であり、R 1 はアルキル又はシクロアルキルであり、R 2 は水素原子又はアルキルであり、R 3 はアルキル;シクロアルキル;ハロアルキル;アルコキシアルキル;アルコキシカルボニルアルキル;アルケニル;又はR 8 で置換されてもよいアリールアルキルであり、R 4 はアルキル;ハロアルキル;アルコキシ;ハロゲン;ニトロ;シアノ;アルキルチオ;アルキルスルフィニル;又はアルキルスルホニルであり、R 5 は水素原子;アルキル;アルケニル;アルキニル;ハロゲン;シアノ;シアノアルキル;シアノアルケニル;ハロアルキル;アルコキシアルキル;ハロアルコキシアルキル;アルキル、シアノ、シアノアルキル、(アルキルチオ)カルボニルアルキル、アルキル(チオカルボニル)アルキル、-C(O)OR 7 及び-C(O)SR 7 から選ばれる少なくとも1つの置換基で置換されてもよいアミノ(チオカルボニル)アルキル;チオシアナトアルキル;アルコキシ;アルケニルオキシ;アルキニルオキシ;ハロアルコキシ;アルコキシアルコキシ;ハロアルコキシアルコキシ;アルコキシハロアルコキシ;ハロアルコキシハロアルコキシ;アルコキシアルコキシアルキル;アルキルチオ;アルコキシアルキルチオ;ハロアルコキシアルキルチオ;アルコキシハロアルキルチオ;ハロアルコキシハロアルキルチオ;アルキルチオアルキルチオ;ハロアルキルチオアルキルチオ;アルキルチオハロアルキルチオ;ハロアルキルチオハロアルキルチオ;アルキルチオアルコキシ;アルキルスルホニル;アルキルスルホニルアルキル;アルコキシカルボニルアルキル;アルコキシカルボニルアルコキシ;ヘテロシクリルアルキル;ヘテロシクリルオキシ;ヘテロシクリルアルコキシ;ヘテロシクリルアルコキシアルキル;ヘテロシクリルオキシアルキル;シクロアルキルオキシ;-OC(O)SR 7 ;-OC(O)OR 7 ;-C(O)OR 7 ;-C(O)SR 7 ;-C(S)OR 7 ;-C(S)SR 7 ;アルキル、シアノ、シアノアルキル、(アルキルチオ)カルボニルアルキル、アルキル(チオカルボニル)アルキル、-C(O)OR 7 及び-C(O)SR 7 から選ばれる少なくとも1つの置換基で置換されてもよいアミノアルキル;又はR 9 で置換されてもよい4,5-ジヒドロイソキサゾール-3-イルであり、R 6 はハロアルキル;ハロゲン;ニトロ;シアノ;アルキルチオ;アルキルスルフィニル;又はアルキルスルホニルであり、R 7 はアルキル;ハロアルキル;アルコキシアルキル;アルケニル;ハロアルケニル;アルキニル;又はR 10 で置換されてもよいアリールアルキルであり、R 8 、R 9 及びR 10 はそれぞれ独立にハロゲン;アルキル;又はアルコキシである}で表される除草性ベンゾイルピラゾール系化合物又はその塩と、(b)他の除草性化合物とを有効成分として含有する除草性組成物。
 (a)式(I)中、Qが-C(O)SR 3 である除草性ベンゾイルピラゾール系化合物又はその塩と、(b)他の除草性化合物とを有効成分として含有する請求項1に記載の除草性組成物。
 (a)式(I)中、R 1 がアルキル又はシクロアルキルであり、R 2 が水素原子又はアルキルであり、R 3 がアルキル;シクロアルキル;ハロアルキル;アルコキシアルキル;アルケニル;又はR 8 で置換されてもよいアリールアルキルであり、R 4 がアルキル;ハロアルキル;アルコキシ;ハロゲン;ニトロ;シアノ;アルキルチオ;アルキルスルフィニル;又はアルキルスルホニルであり、R 5 が水素原子;アルキル;ハロゲン;シアノ;シアノアルキル;ハロアルキル;アルコキシアルキル;ハロアルコキシアルキル;アルコキシ;ハロアルコキシ;アルコキシアルコキシ;ハロアルコキシアルコキシ;アルコキシハロアルコキシ;アルコキシアルコキシアルキル;アルキルチオ;アルコキシアルキルチオ;ハロアルコキシアルキルチオ;アルキルチオアルキルチオ;ハロアルキルチオアルキルチオ;アルキルチオアルコキシ;アルキルスルホニル;アルキルスルホニルアルキル;アルコキシカルボニルアルキル;アルコキシカルボニルアルコキシ;ヘテロシクリルオキシ;ヘテロシクリルアルコキシ;ヘテロシクリルアルコキシアルキル;-OC(O)SR 7 ;-OC(O)OR 7 ;-C(O)OR 7 ;-C(O)SR 7 ;又はR 9 で置換されてもよい4,5-ジヒドロイソキサゾール-3-イルであり、R 6 がハロアルキル;ハロゲン;ニトロ;シアノ;アルキルチオ;アルキルスルフィニル;又はアルキルスルホニルであり、R 7 がアルキル;ハロアルキル;アルコキシアルキル;アルケニル;ハロアルケニル;アルキニル;又はR 10 で置換されてもよいアリールアルキルであり、R 8 、R 9 及びR 10 がそれぞれ独立にハロゲン;アルキル;又はアルコキシである除草性ベンゾイルピラゾール系化合物又はその塩と、(b)他の除草性化合物とを有効成分として含有する請求項2に記載の除草性組成物。
 (a)式(I)中、R 1 がアルキル又はシクロアルキルであり、R 2 が水素原子又はアルキルであり、R 3 がアルキル;シクロアルキル;ハロアルキル;アルコキシアルキル;又はR 8 で置換されてもよいアリールアルキルであり、R 4 がアルキル;ハロアルキル;アルコキシ;ハロゲン;ニトロ;シアノ;アルキルチオ;アルキルスルフィニル;又はアルキルスルホニルであり、R 5 がアルキル;ハロアルキル;アルコキシアルキル;ハロアルコキシアルキル;アルコキシ;ハロアルコキシ;アルコキシアルコキシ;ハロアルコキシアルコキシ;ヘテロシクリルオキシ;ヘテロシクリルアルコキシ;ヘテロシクリルアルコキシアルキル;-OC(O)SR 7 ;-OC(O)OR 7 ;-C(O)OR 7 ;-C(O)SR 7 ;又はR 9 で置換されてもよい4,5-ジヒドロイソキサゾール-3-イルであり、R 6 がハロアルキル;ハロゲン;ニトロ;シアノ;アルキルチオ;アルキルスルフィニル;又はアルキルスルホニルであり、R 7 がアルキル;ハロアルキル;アルコキシアルキル;アルケニル;ハロアルケニル;アルキニル;又はR 10 で置換されてもよいアリールアルキルであり、R 8 、R 9 及びR 10 がそれぞれ独立にハロゲン;アルキル;又はアルコキシである除草性ベンゾイルピラゾール系化合物又はその塩と、(b)他の除草性化合物とを有効成分として含有する請求項3に記載の除草性組成物。
 (a)式(I)中、R 1 がアルキルであり、R 2 が水素原子であり、R 3 がアルキルであり、R 4 がアルキルであり、R 5 がアルコキシ;ハロアルコキシ;アルコキシアルコキシ;-C(O)OR 7 ;又は4,5-ジヒドロイソキサゾール-3-イルであり、R 6 がアルキルスルホニルである除草性ベンゾイルピラゾール系化合物又はその塩と、(b)他の除草性化合物とを有効成分として含有する請求項4に記載の除草性組成物。
 (a)式(I)中、Qが水素原子である除草性ベンゾイルピラゾール系化合物又はその塩と、(b)他の除草性化合物とを有効成分として含有する請求項1に記載の除草性組成物。
 (a)式(I)中、R 1 がアルキル又はシクロアルキルであり、R 2 が水素原子又はアルキルであり、R 4 がアルキル;ハロアルキル;アルコキシ;ハロゲン;ニトロ;シアノ;アルキルチオ;アルキルスルフィニル;又はアルキルスルホニルであり、R 5 がハロアルキル;アルコキシアルキル;ハロアルコキシアルキル;アルコキシ;ハロアルコキシ;アルコキシアルコキシ;ハロアルコキシアルコキシ;ヘテロシクリルオキシ;ヘテロシクリルアルコキシ;ヘテロシクリルアルコキシアルキル;-OC(O)SR 7 ;-OC(O)OR 7 ;-C(O)OR 7 ;又は-C(O)SR 7 であり、R 6 がハロアルキル;ハロゲン;ニトロ;シアノ;アルキルチオ;アルキルスルフィニル;又はアルキルスルホニルであり、R 7 がアルキル;ハロアルキル;アルコキシアルキル;アルケニル;ハロアルケニル;アルキニル;又はR 10 で置換されてもよいアリールアルキルであり、R 8 、R 9 及びR 10 がそれぞれ独立にハロゲン;アルキル;又はアルコキシである除草性ベンゾイルピラゾール系化合物又はその塩と、(b)他の除草性化合物とを有効成分として含有する請求項6に記載の除草性組成物。
 (a)式(I)中、R 1 がアルキルであり、R 2 が水素原子であり、R 4 がアルキルであり、R 5 がアルコキシアルキル、アルコキシ;ハロアルコキシ;アルコキシアルコキシ;又は-C(O)OR 7 であり、R 6 がアルキルスルホニルである除草性ベンゾイルピラゾール系化合物又はその塩と、(b)他の除草性化合物とを有効成分として含有する請求項7に記載の除草性組成物。
 (b)他の除草性化合物が、フェノキシ系化合物、芳香族カルボン酸系化合物、尿素系化合物、トリアジン系化合物、ウラシル系化合物、アニリド系化合物、カーバメート系化合物、ヒドロキシベンゾニトリル系化合物、4級アンモニウム塩系化合物、ジフェニルエーテル系化合物、環状イミド系化合物、ピリダジノン系化合物、ピラゾール系化合物、アリールオキシフェノキシプロピオン酸系化合物、シクロヘキサンジオン系化合物、スルホニルウレア系化合物、トリアゾロピリミジンスルホンアミド系化合物、イミダゾリノン系化合物、ピリミジニルサリチル酸系化合物、スルホニルアミノカルボニルトリアゾリノン系化合物、ジニトロアニリン系化合物、アミド系化合物、有機リン系化合物、フェニルカーバメート系化合物、クミルアミン系化合物、クロロアセトアミド系化合物、チオカーバメート系化合物、植物に寄生することで除草効力を示すとされているもの、ナプタラム、ナプタラムナトリウム、ベナゾリン、ベナゾリンエチル、キンクロラック、キンメラック、ダイフルフェンゾピル、ダイフルフェンゾピルナトリウム、フルオキシピル、フルオキシピル-2-ブトキシ-1-メチルエチル、フルオキシピルメプチル、クロロフルレノール、クロロフルレノールメチル、ピリデート、ベンタゾン、ベンタゾンナトリウム、アミカルバゾン、メタゾール、ペンタノクロール、オキサジアルギル、オキサジアゾン、スルフェントラゾン、カルフェントラゾンエチル、チジアジミン、ペントキサゾン、アザフェニジン、イソプロパゾール、ピラフルフェンエチル、ベンズフェンジゾン、ブタフェナシル、サフルフェナシル、フルポキサム、フルアゾレート、プロフルアゾール、ピラクロニル、フルフェンピルエチル、ベンカルバゾン、アミトロール、フルリドン、フルルタモン、ジフルフェニカン、メトキシフェノン、クロマゾン、スルコトリオン、メソトリオン、テンボトリオン、テフリルトリオン、イソキサフルトール、ジフェンゾコート、ジフェンゾコートメチルサルフェート、イソキサクロロトール、ベンゾビシクロン、ピコリナフェン、ビフルブタミド、フラムプロップ-M、フラムプロップ-M-メチル、フラムプロップ-M-イソプロピル、グリホサート、グリホサートナトリウム、グリホサートカリウム、グリホサートアンモニウム、グリホサートジアンモニウム、グリホサートイソプロピルアンモニウム、グリホサートトリメシウム、グリホサートセスキナトリウム、グルホシネート、グルホシネートアンモニウム、ビラナホス、ビラナホスナトリウム、シンメチリン、アシュラム、アシュラムナトリウム、ジチオピル、チアゾピル、クロルタール、クロルタールジメチル、ジフェナミド、エトベンザニド、メフェナセット、フルフェナセット、トリディファン、カフェンストロール、フェントラザミド、オキサジクロメフォン、インダノファン、ベンフレセート、ピロキサスルフォン、ダラポン、ダラポンナトリウム、TCAナトリウム、トリクロロ酢酸、MSMA、DSMA、CMA、エンドタール、エンドタールジカリウム、エンドタールナトリウム、エンドタールモノ(N,N-ジメチルアルキルアンモニウム)、エトフメセート、ソディウムクロレート、ペラルゴン酸、ホスアミン、ホスアミンアンモニウム、ピノキサデン、HOK-201、アクロレイン、スルファミン酸アンモニウム、ボラックス、クロロ酢酸、クロロ酢酸ナトリウム、シアナミド、メチルアルソン酸、ジメチルアルソン酸、ジメチルアルソン酸ナトリウム、ジノターブ、ジノターブアンモニウム、ジノターブジオールアミン、ジノターブアセテート、DNOC、硫酸第一鉄、フルプロパネート、フルプロパネートナトリウム、イソキサベン、メフルイジド、メフルイジドジオールアミン、メタム、メタムアンモニウム、メタムカリウム、メタムナトリウム、イソチオシアン酸メチル、ペンタクロロフェノール、ペンタクロロフェノールナトリウム、ペンタクロロフェノールラウレート、キノクラミン、硫酸及びウレアサルフェートからなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物である、請求項1に記載の除草性組成物。
 (b)他の除草性化合物が、(b-1)トウモロコシ圃場において選択的に有害植物を防除する化合物、(b-2)ムギ類圃場において選択的に有害植物を防除する化合物、(b-3)イネ圃場において選択的に有害植物を防除する化合物、或いは(b-4)非選択的に有害植物を防除する化合物である、請求項1に記載の除草性組成物。
 (b)他の除草性化合物が、フェノキシ系化合物、芳香族カルボン酸系化合物、尿素系化合物、トリアジン系化合物、ウラシル系化合物、アニリド系化合物、カーバメート系化合物、ヒドロキシベンゾニトリル系化合物、4級アンモニウム塩系化合物、ジフェニルエーテル系化合物、環状イミド系化合物、ピラゾール系化合物、アリールオキシフェノキシプロピオン酸系化合物、シクロヘキサンジオン系化合物、スルホニルウレア系化合物、トリアゾロピリミジンスルホンアミド系化合物、イミダゾリノン系化合物、ピリミジニルサリチル酸系化合物、スルホニルアミノカルボニルトリアゾリノン系化合物、ジニトロアニリン系化合物、有機リン系化合物、フェニルカーバメート系化合物、クミルアミン系化合物、クロロアセトアミド系化合物、チオカーバメート系化合物、植物に寄生することで除草効力を示すとされているもの、ベナゾリン、ベナゾリンエチル、キンクロラック、キンメラック、ダイフルフェンゾピル、ダイフルフェンゾピルナトリウム、フルオキシピル、フルオキシピル-2-ブトキシ-1-メチルエチル、フルオキシピルメプチル、クロロフルレノール、クロロフルレノールメチル、ピリデート、ベンタゾン、ベンタゾンナトリウム、アミカルバゾン、ペンタノクロール、オキサジアルギル、オキサジアゾン、カルフェントラゾンエチル、チジアジミン、ペントキサゾン、ピラフルフェンエチル、ブタフェナシル、サフルフェナシル、フルポキサム、フルアゾレート、ピラクロニル、フルフェンピルエチル、ベンカルバゾン、フルリドン、フルルタモン、ジフルフェニカン、メトキシフェノン、クロマゾン、スルコトリオン、メソトリオン、テンボトリオン、テフリルトリオン、イソキサフルトール、ジフェンゾコート、ジフェンゾコートメチルサルフェート、イソキサクロロトール、ベンゾビシクロン、ピコリナフェン、ビフルブタミド、フラムプロップ-M、フラムプロップ-M-メチル、フラムプロップ-M-イソプロピル、グリホサート、グリホサートナトリウム、グリホサートカリウム、グリホサートアンモニウム、グリホサートジアンモニウム、グリホサートイソプロピルアンモニウム、グリホサートトリメシウム、グリホサートセスキナトリウム、グルホシネート、グルホシネートアンモニウム、ビラナホス、ビラナホスナトリウム、シンメチリン、アシュラム、アシュラムナトリウム、ジチオピル、エトベンザニド、メフェナセット、フルフェナセット、トリディファン、カフェンストロール、フェントラザミド、オキサジクロメフォン、インダノファン、ベンフレセート、ピロキサスルフォン、ダラポン、ダラポンナトリウム、TCAナトリウム、トリクロロ酢酸、CMA、ホスアミン、ホスアミンアンモニウム、ピノキサデン、HOK-201、スルファミン酸アンモニウム、ボラックス、クロロ酢酸、クロロ酢酸ナトリウム、メチルアルソン酸、ジメチルアルソン酸、ジメチルアルソン酸ナトリウム、ジノターブ、ジノターブアンモニウム、ジノターブジオールアミン、ジノターブアセテート、DNOC、フルプロパネート、フルプロパネートナトリウム、イソキサベン、メフルイジド、メフルイジドジオールアミン、ペンタクロロフェノール、ペンタクロロフェノールナトリウム、ペンタクロロフェノールラウレート及びキノクラミンからなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物である、請求項10に記載の除草性組成物。
 (b)他の除草性化合物が、フェノキシ系化合物、芳香族カルボン酸系化合物、尿素系化合物、トリアジン系化合物、ヒドロキシベンゾニトリル系化合物、ジフェニルエーテル系化合物、環状イミド系化合物、スルホニルウレア系化合物、ジニトロアニリン系化合物、クロロアセトアミド系化合物、フルオキシピル、ピリデート、ベンタゾン、ベンタゾンナトリウム、カルフェントラゾンエチル、スルコトリオン、メソトリオン、グリホサート、グリホサートナトリウム、グリホサートカリウム、グリホサートアンモニウム、グリホサートジアンモニウム、グリホサートイソプロピルアンモニウム、グリホサートトリメシウム、グリホサートセスキナトリウム、グルホシネート、グルホシネートアンモニウム及びフルフェナセットからなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物である、請求項9又は11に記載の除草性組成物。
 フェノキシ系化合物が2,4-D、2,4-Dブトチル、2,4-Dブチル、2,4-Dジメチルアンモニウム、2,4-Dジオールアミン、2,4-Dエチル、2,4-D-2-エチルヘキシル、2,4-Dイソブチル、2,4-Dイソオクチル、2,4-Dイソプロピル、2,4-Dイソプロピルアンモニウム、2,4-Dナトリウム、2,4-Dイソプロパノールアンモニウム、2,4-Dトロールアミン、2,4-DB、2,4-DBブチル、2,4-DBジメチルアンモニウム、2,4-DBイソオクチル、2,4-DBカリウム、2,4-DBナトリウム、ジクロロプロップ、ジクロロプロップブトチル、ジクロロプロップジメチルアンモニウム、ジクロロプロップイソオクチル、ジクロロプロップカリウム、ジクロロプロップ-P、ジクロロプロップ-Pジメチルアンモニウム、ジクロロプロップ-Pカリウム、ジクロロプロップ-Pナトリウム、MCPA、MCPAブトチル、MCPAジメチルアンモニウム、MCPA-2-エチルヘキシル、MCPAカリウム、MCPAナトリウム、MCPAチオエチル、MCPB、MCPBエチル、MCPBナトリウム、メコプロップ、メコプロップブトチル、メコプロップナトリウム、メコプロップ-P、メコプロップ-Pブトチル、メコプロップ-Pジメチルアンモニウム、メコプロップ-P-2-エチルヘキシル、メコプロップ-Pカリウム、ナプロアニリド及びクロメプロップからなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物であり;芳香族カルボン酸系化合物が2,3,6-TBA、ジカンバ、ジカンバブトチル、ジカンバジグリコールアミン、ジカンバジメチルアンモニウム、ジカンバジオールアミン、ジカンバイソプロピルアンモニウム、ジカンバカリウム、ジカンバナトリウム、ジクロベニル、ピクロラム、ピクロラムジメチルアンモニウム、ピクロラムイソオクチル、ピクロラムカリウム、ピクロラムトリイソプロパノールアンモニウム、ピクロラムトリイソプロピルアンモニウム、ピクロラムトロールアミン、トリクロピル、トリクロピルブトチル、トリクロピルトリエチルアンモニウム、クロピラリド、クロピラリドオールアミン、クロピラリドカリウム、クロピラリドトリイソプロパノールアンモニウム及びアミノピラリドからなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物であり;尿素系化合物がクロロトルロン、ジウロン、フルオメツロン、リニュロン、イソプロチュロン、メトベンズロン、テブチウロン、ジメフロン、イソウロン、カルブチレート、メタベンズチアズロン、メトクスロン、モノリニュロン、ネブロン、シデュロン、ターブメトン及びトリエタジンからなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物であり;トリアジン系化合物がシマジン、アトラジン、アトラトン、シメトリン、プロメトリン、ジメタメトリン、ヘキサジノン、メトリブジン、ターブチラジン、シアナジン、アメトリン、シブトリン、トリアジフラム、ターブトリン、プロパジン、メタミトロン及びプロメトンからなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物であり;ヒドロキシベンゾニトリル系化合物がブロモキシニル、ブロモキシニルオクタノエート、ブロモキシニルヘプタノエート、アイオキシニル、アイオキシニルオクタノエート、アイオキシニルカリウム及びアイオキシニルナトリウムからなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物であり;ジフェニルエーテル系化合物がニトロフェン、クロメトキシフェン、ビフェノックス、アシフルオルフェン、アシフルオルフェンナトリウム、ホメサフェン、ホメサフェンナトリウム、オキシフルオルフェン、ラクトフェン、アクロニフェン、エトキシフェンエチル、フルオログリコフェンエチル及びフルオログリコフェンからなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物であり;環状イミド系化合物がクロルフタリム、フルミオキサジン、フルミクロラック、フルミクロラックペンチル、シニドンエチル及びフルチアセットメチルからなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物であり;スルホニルウレア系化合物がクロリムロンエチル、クロリムロン、スルホメツロンメチル、スルホメツロン、プリミスルフロンメチル、プリミスルフロン、ベンスルフロンメチル、ベンスルフロン、クロルスルフロン、メトスルフロンメチル、メトスルフロン、シノスルフロン、ピラゾスルフロンエチル、ピラゾスルフロン、アジムスルフロン、フラザスルフロン、リムスルフロン、ニコスルフロン、イマゾスルフロン、シクロスルファムロン、プロスルフロン、フルピルスルフロンメチルナトリウム、フルピルスルフロン、トリフルスルフロンメチル、トリフルスルフロン、ハロスルフロンメチル、ハロスルフロン、チフェンスルフロンメチル、チフェンスルフロン、エトキシスルフロン、オキサスルフロン、エタメトスルフロン、エタメトスルフロンメチル、イオドスルフロン、イオドスルフロンメチルナトリウム、スルフォスルフロン、トリアスルフロン、トリベヌロンメチル、トリベヌロン、トリトスルフロン、フォーラムスルフロン、トリフルオキシスルフロン、トリフルオキスルフロンナトリウム、メソスルフロンメチル、メソスルフロン、オルソスルファムロン、フルセトスルフロン、アミドスルフロン及びTH-547からなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物であり;ジニトロアニリン系がトリフルラリン、オリザリン、ニトラリン、ペンディメタリン、エタルフルラリン、ベンフルラリン、プロジアミン、ブトラリン及びジニトラミンからなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物であり;クロロアセトアミド系化合物がアラクロール、メタザクロール、ブタクロール、プレチラクロール、メトラクロール、S-メトラクロール、テニルクロール、ペトキサマイド、アセトクロール、プロパクロール、ジメテナミド、ジメテナミド-P、プロピソクロール及びジメタクロールからなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物である、請求項12に記載の除草性組成物。
 (b)他の除草性化合物が、2,4-D、2,4-Dエチル、ジカンバ、ジカンバジメチルアンモニウム、クロピラリド、クロピラリドオールアミン、フルオキシピル、リニュロン、アトラジン、メトリブジン、ターブチラジン、ターブトリン、ブロモキシニル、ブロモキシニルオクタノエート、ピリデート、ベンタゾン、ベンタゾンナトリウム、アクロニフェン、シニドンエチル、カルフェントラゾンエチル、スルコトリオン、メソトリオン、リムスルフロン、ニコスルフロン、プロスルフロン、ハロスルフロンメチル、チフェンスルフロンメチル、イオドスルフロン、イオドスルフロンメチルナトリウム、トリトスルフロン、フォーラムスルフロン、フルメツラム、メトスラム、フロラスラム、イマザモックス、イマザモックスアンモニウム、グリホサート、グリホサートナトリウム、グリホサートカリウム、グリホサートアンモニウム、グリホサートイソプロピルアンモニウム、グルホシネート、グルホシネートアンモニウム、ペンディメタリン、アラクロール、メトラクロール、S-メトラクロール、ペトキサマイド、アセトクロール、フルフェナセット、ジメテナミド及びピロキサスルフォンからなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物である、請求項13に記載の除草性組成物。
 (b)他の除草性化合物が、(b-1)トウモロコシ圃場において選択的に有害植物を防除する化合物である、請求項10に記載の除草性組成物。
 (b)他の除草性化合物が、フェノキシ系化合物、芳香族カルボン酸系化合物、尿素系化合物、トリアジン系化合物、ヒドロキシベンゾニトリル系化合物、ジフェニルエーテル系化合物、環状イミド系化合物、ピラゾール系化合物、スルホニルウレア系化合物、トリアゾロピリミジンスルホンアミド系化合物、イミダゾリノン系化合物、ジニトロアニリン系化合物、クロロアセトアミド系化合物、チオカーバメート系化合物、ベナゾリン、ベナゾリンエチル、ダイフルフェンゾピル、ダイフルフェンゾピルナトリウム、フルオキシピル、フルオキシピル-2-ブトキシ-1-メチルエチル、フルオキシピルメプチル、ピリデート、ベンタゾン、ベンタゾンナトリウム、アミカルバゾン、カルフェントラゾンエチル、サフルフェナシル、フルフェンピルエチル、ベンカルバゾン、フルリドン、クロマゾン、スルコトリオン、メソトリオン、テンボトリオン、イソキサフルトール、ジフェンゾコート、ジフェンゾコートメチルサルフェート、イソキサクロロトール、グリホサート、グリホサートナトリウム、グリホサートカリウム、グリホサートアンモニウム、グリホサートジアンモニウム、グリホサートイソプロピルアンモニウム、グリホサートトリメシウム、グリホサートセスキナトリウム、グルホシネート、グルホシネートアンモニウム、フルフェナセット、トリディファン、ベンフレセート、ピロキサスルフォン、ダラポン、ダラポンナトリウム、ジノターブ、ジノターブアンモニウム、ジノターブジオールアミン、ジノターブアセテート及びDNOCからなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物である、請求項15に記載の除草性組成物。
 (b)他の除草性化合物が、(b-2)ムギ類圃場において選択的に有害植物を防除する化合物である、請求項10に記載の除草性組成物。
 (b)他の除草性化合物が、フェノキシ系化合物、芳香族カルボン酸系化合物、尿素系化合物、トリアジン系化合物、アニリド系化合物、ヒドロキシベンゾニトリル系化合物、ジフェニルエーテル系化合物、環状イミド系化合物、ピラゾール系化合物、アリールオキシフェノキシプロピオン酸系化合物、シクロヘキサンジオン系化合物、スルホニルウレア系化合物、トリアゾロピリミジンスルホンアミド系化合物、イミダゾリノン系化合物、ピリミジニルサリチル酸系化合物、スルホニルアミノカルボニルトリアゾンリノン系化合物、ジニトロアニリン系化合物、フェニルカーバメート系化合物、クロロアセトアミド系化合物、チオカーバメート系化合物、ベナゾリン、ベナゾリンエチル、キンクロラック、キンメラック、フルオキシピル、フルオキシピル-2-ブトキシ-1-メチルエチル、フルオキシピルメプチル、ピリデート、ベンタゾン、ベンタゾンナトリウム、カルフェントラゾンエチル、チジアジミン、ピラフルフェンエチル、サフルフェナシル、フルポキサム、フルアゾレート、ベンカルバゾン、フルルタモン、ジフルフェニカン、スルコトリオン、ジフェンゾコート、ジフェンゾコートメチルサルフェート、ピコリナフェン、ビフルブタミド、フラムプロップ-M-メチル、フラムプロップ-M、フラムプロップ-M-イソプロピル、フルフェナセット、インダノファン、ピノキサデン、ジノターブ、ジノターブアンモニウム、ジノターブジオールアミン、ジノターブアセテート、DNOC及びイソキサベンからなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物である、請求項17に記載の除草性組成物。
 (b)他の除草性化合物が、(b-3)イネ圃場において選択的に有害植物を防除する化合物である、請求項10に記載の除草性組成物。
 (b)他の除草性化合物が、フェノキシ系化合物、芳香族カルボン酸系化合物、尿素系化合物、トリアジン系化合物、アニリド系化合物、カーバメート系化合物、ジフェニルエーテル系化合物、ピラゾール系化合物、アリールオキシフェノキシプロピオン酸系化合物、シクロヘキサンジオン系化合物、スルホニルウレア系化合物、トリアゾロピリミジンスルホンアミド系化合物、ピリミジニルサリチル酸系化合物、ジニトロアニリン系化合物、有機リン酸系化合物、クミルアミン系化合物、クロロアセトアミド系化合物、チオカーバメート系化合物、植物に寄生することで除草効力を示すとされているもの、キンクロラック、キンメラック、ピリデート、ベンタゾン、ベンタゾンナトリウム、オキサジアルギル、オキサジアゾン、カルフェントラゾンエチル、ペントキサゾン、ピラクロニル、フルリドン、ジフルフェニカン、メトキシフェノン、クロマゾン、メソトリオン、テフリルトリオン、ベンゾビシクロン、シンメチリン、ジチオピル、エトベンザミド、メフェナセット、フルフェナセット、カフェンストロール、フェントラザミド、オキサジクロメフォン、インダノファン、ベンフレセート、TCAナトリウム、トリクロロ酢酸、HOK-201及びキノクラミンからなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物である、請求項19に記載の除草性組成物。
 (b)他の除草性化合物が、(b-4)非選択的に有害植物を防除する化合物である、請求項10に記載の除草性組成物。
 (b)他の除草性化合物が、フェノキシ系化合物、芳香族カルボン酸系化合物、尿素系化合物、トリアジン系化合物、ウラシル系化合物、ヒドロキシベンゾニトリル系化合物、4級アンモニウム塩系化合物、スルホニルウレア系化合物、イミダゾリノン系化合物、ピリミジニルサリチル酸系化合物、ジニトロアニリン系化合物、ベナゾリン、ベナゾリンエチル、ダイフルベンゾピル、ダイフルベンゾピルナトリウム、クロロフルレノール、クロロフルレノールメチル、ペンタノクロール、ブタフェナシル、グリホサート、グリホサートナトリウム、グリホサートカリウム、グリホサートアンモニウム、グリホサートジアンモニウム、グリホサートイソプロピルアンモニウム、グリホサートトリメシウム、グリホサートセスキナトリウム、グルホシネート、グルホシネートアンモニウム、ビラナホス、ビラナホスナトリウム、アシュラム、アシュラムナトリウム、ダラポン、ダラポンナトリウム、TCAナトリウム、トリクロロ酢酸、CMA、ホスアミン、ホスアミンアンモニウム、スルファミン酸アンモニウム、ボラックス、クロロ酢酸、クロロ酢酸ナトリウム、メチルアルソン酸、ジメチルアルソン酸、ジメチルアルソン酸ナトリウム、フルプロパネート、フルプロパネートナトリウム、イソキサベン、メフルイジド、メフルイジドジオールアミン、ペンタクロロフェノール、ペンタクロロフェノールナトリウム及びペンタクロロフェノールラウレートからなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物である、請求項21に記載の除草性組成物。
 (b)他の除草性化合物が、植物の光合成を阻害する化合物である、請求項1に記載の除草性組成物。
 (b)他の除草性化合物が、尿素系化合物、トリアジン系化合物、ウラシル系化合物、アニリド系化合物、カーバメート系化合物、ヒドロキシベンゾニトリル系化合物、ピリデート、ベンタゾン、ベンタゾンナトリウム、アミカルバゾン、メタゾール及びペンタノクロールからなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物である、請求項23に記載の除草性組成物。
 (b)他の除草性化合物が、植物のアミノ酸生合成を阻害する化合物である、請求項1に記載の除草性組成物。
 (b)他の除草性化合物が、スルホニルウレア系化合物、トリアゾロピリミジンスルホンアミド系化合物、イミダゾリノン系化合物、ピリミジニルサリチル酸系化合物、スルホニルアミノカルボニルトリアゾリノン系化合物、グリホサート、グリホサートナトリウム、グリホサートカリウム、グリホサートアンモニウム、グリホサートジアンモニウム、グリホサートイソプロピルアンモニウム、グリホサートトリメシウム、グリホサートセスキナトリウム、グルホシネート、グルホシネートアンモニウム、ビラナホス、ビラナホスナトリウム及びシンメチリンからなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物である、請求項25に記載の除草性組成物。
 (b)他の除草性化合物が、植物のホルモン作用を攪乱することで除草効力を示す化合物である、請求項1に記載の除草性組成物。
 (b)他の除草性化合物が、フェノキシ系化合物、芳香族カルボン酸系化合物、ナプタラム、ナプタラムナトリウム、ベナゾリン、ベナゾリンエチル、キンクロラック、キンメラック、ダイフルフェンゾピル、ダイフルフェンゾピルナトリウム、フルオキシピル、フルオキシピル-2-ブトキシ-1-メチルエチル、フルオキシピルメプチル、クロロフルレノール及びクロロフルレノールメチルからなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物である、請求項27に記載の除草性組成物。
 (b)他の除草性化合物が、カロチノイドなどの植物の色素生合成を阻害し、白化作用を特徴とする除草効力を示す化合物である、請求項1に記載の除草性組成物。
 (b)他の除草性化合物が、ピリダジノン系化合物、ピラゾール系化合物、アミトロール、フルリドン、フルルタモン、ジフルフェニカン、メトキシフェノン、クロマゾン、スルコトリオン、メソトリオン、テンボトリオン、テフリルトリオン、イソキサフルトール、ジフェンゾコート、ジフェンゾコートメチルサルフェート、イソキサクロロトール、ベンゾビシクロン、ピコリナフェン及びビフルブタミドからなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物である、請求項29に記載の除草性組成物。
 (b)他の除草性化合物が、植物のタンパク質生合成あるいは脂質生合成を阻害することで除草効力を示す化合物である、請求項1に記載の除草性組成物。
 (b)他の除草性化合物が、クロロアセトアミド系化合物、チオカーバメート系化合物、エトベンザニド、メフェナセット、フルフェナセット、トリディファン、カフェンストロール、フェントラザミド、オキサジクロメフォン、インダノファン、ベンフレセート、ピロキサスルフォン、ダラポン、ダラポンナトリウム、TCAナトリウム及びトリクロロ酢酸からなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物である、請求項31に記載の除草性組成物。
 (a)式(I)の除草性ベンゾイルピラゾール系化合物又はその塩と、(b)他の除草性化合物との混合比率が、重量比で1:1000~1000:1である、請求項1に記載の除草性組成物。
 請求項1に記載の除草性組成物の除草有効量を、有害植物又はそれが生育する場所に施用し、有害植物を防除する方法。
 トウモロコシ圃場において有害植物を防除する、請求項34に記載の方法。
 トウモロコシが遺伝子組み換えされたものされたものである、請求項35に記載の方法。
 ムギ類圃場において有害植物を防除する、請求項34に記載の方法。
 イネ圃場において有害植物を防除する、請求項34に記載の方法。
 非選択的に有害植物を防除する、請求項34に記載の方法。
Description:
ベンゾイルピラゾール系化合物 含有する除草性組成物

 本発明は、(a)除草性ベンゾイルピラゾー 系化合物又はその塩と、(b)他の除草性化合 とを有効成分として含有する除草性組成物 関する。

 特許文献1には、一定のヒドロキシフェニル ピルビン酸ジオキシゲナーゼ阻害型の除草剤 と、一定の他の除草剤との混用につき記載が ある。特許文献2には、一定のピラゾール系 合物と、アトラジン、シアナジン、アラク ール又はメトラクロールとの混用につき記 がある。特許文献3には、一定のピラゾール 化合物が除草剤として有用であることが記 され、当該化合物と混用し得る他の除草剤 いくつかが例示されている。
 しかしながら、特許文献1~3には、下記式(I) 表される除草性ベンゾイルピラゾール系化 物と、他の除草性化合物とを有効成分とし 含有する除草性組成物について具体的に記 されていない。

国際公開公報 WO01/28341

特開昭62-63503

欧州特許出願公開第352543号

 現在、数多くの除草性組成物が開発され 用されているが、防除の対象となる雑草は 類も多く、発生も長期にわたるため、より 広い殺草スペクトラムを持ち、高活性で且 持続効果の長い除草性組成物の出現が望ま ている。また最近では、除草剤の施用地域 はその周辺への環境負荷を軽減する観点か 、有効成分の投下量を低減する技術が求め れている。

 本発明者は、前述の問題点等を解決するべ 研究した結果、実用性の高い除草性組成物 見出した。
 即ち本発明は、(a)式(I):

{式中、Qは-C(O)SR 3 又は水素原子であり、R 1 はアルキル又はシクロアルキルであり、R 2 は水素原子又はアルキルであり、R 3 はアルキル;シクロアルキル;ハロアルキル;ア ルコキシアルキル;アルコキシカルボニルア キル;アルケニル;又はR 8 で置換されてもよいアリールアルキルであり 、R 4 はアルキル;ハロアルキル;アルコキシ;ハロゲ ン;ニトロ;シアノ;アルキルチオ;アルキルス フィニル;又はアルキルスルホニルであり、R 5 は水素原子;アルキル;アルケニル;アルキニル ;ハロゲン;シアノ;シアノアルキル;シアノア ケニル;ハロアルキル;アルコキシアルキル; ロアルコキシアルキル;アルキル、シアノ、 アノアルキル、(アルキルチオ)カルボニル ルキル、アルキル(チオカルボニル)アルキル 、-C(O)OR 7 及び-C(O)SR 7 から選ばれる少なくとも1つの置換基で置換 れてもよいアミノ(チオカルボニル)アルキル ;チオシアナトアルキル;アルコキシ;アルケニ ルオキシ;アルキニルオキシ;ハロアルコキシ; アルコキシアルコキシ;ハロアルコキシアル キシ;アルコキシハロアルコキシ;ハロアルコ キシハロアルコキシ;アルコキシアルコキシ ルキル;アルキルチオ;アルコキシアルキルチ オ;ハロアルコキシアルキルチオ;アルコキシ ロアルキルチオ;ハロアルコキシハロアルキ ルチオ;アルキルチオアルキルチオ;ハロアル ルチオアルキルチオ;アルキルチオハロアル キルチオ;ハロアルキルチオハロアルキルチ ;アルキルチオアルコキシ;アルキルスルホニ ル;アルキルスルホニルアルキル;アルコキシ ルボニルアルキル;アルコキシカルボニルア ルコキシ;ヘテロシクリルアルキル;ヘテロシ リルオキシ;ヘテロシクリルアルコキシ;ヘ ロシクリルアルコキシアルキル;ヘテロシク ルオキシアルキル;シクロアルキルオキシ;-O C(O)SR 7 ;-OC(O)OR 7 ;-C(O)OR 7 ;-C(O)SR 7 ;-C(S)OR 7 ;-C(S)SR 7 ;アルキル、シアノ、シアノアルキル、(アル ルチオ)カルボニルアルキル、アルキル(チ カルボニル)アルキル、-C(O)OR 7 及び-C(O)SR 7 から選ばれる少なくとも1つの置換基で置換 れてもよいアミノアルキル;又はR 9 で置換されてもよい4,5-ジヒドロイソキサゾ ル-3-イルであり、R 6 はハロアルキル;ハロゲン;ニトロ;シアノ;ア キルチオ;アルキルスルフィニル;又はアルキ ルスルホニルであり、R 7 はアルキル;ハロアルキル;アルコキシアルキ ;アルケニル;ハロアルケニル;アルキニル;又 はR 10 で置換されてもよいアリールアルキルであり 、R 8 、R 9 及びR 10 はそれぞれ独立にハロゲン;アルキル;又はア コキシである}で表される除草性ベンゾイル ピラゾール系化合物又はその塩(以下、化合 Aという)と、(b)他の除草性化合物とを有効成 分として含有する除草性組成物に関する。ま た本発明は、前記除草性組成物の除草有効量 を、有害植物又はそれが生育する場所に施用 し、有害植物を防除する方法に関する。また 本発明は、化合物Aの除草有効量と、他の除 性化合物の除草有効量とを、有害植物又は れが生育する場所に施用し、有害植物を防 する方法に関する。

 本発明の除草性組成物、即ち、化合物Aと 他の除草性化合物とを含有する除草性組成物 は、農耕地又は非農耕地に発生する広範囲の 有害植物を防除できる。その除草効果は、意 外にも、それぞれ単独の除草効果が単に相加 的に加えられる以上の効果、即ち相乗的除草 効果を奏する。このような本発明の除草性組 成物は、各薬剤を単独で施用する場合に比し 低薬量で施用できるため、施用地域又はその 周辺の環境負荷の軽減にも有効である。また 、殺草スペクトラムが拡大され、さらには長 期間にわたって除草効果が持続する。

 2種の有効成分を組み合わせた場合の除草活 性が、その2種の有効成分各々の除草活性の 純な合計(期待される活性)よりも大きくなる 場合、これを相乗作用という。2種の有効成 の組合せにより期待される活性は、次のよ にして計算することができる(Colby S.R.、「We ed」15巻、20~22頁、1967年を参照)。
 E=α+β-(α×βí100)
α:除草剤Xをxg/haの量で処理した時の生育抑制 率
β:除草剤Yをyg/haの量で処理した時の生育抑制 率
E:除草剤Xをxg/ha及び除草剤Yをyg/haの量で処理 た時に期待される生育抑制率
 即ち、実際の生育抑制率(実測値)が上記計 による生育抑制率(計算値)より大きい場合に は、その組合せによる活性は相乗作用を示す ということができる。本発明の除草性組成物 は、上記式で計算した場合、相乗作用を示す 。

 式(I)に含まれる、R 1 、R 2 、R 3 、R 4 、R 5 、R 6 、R 7 、R 8 、R 9 又はR 10 について、以下に詳しく述べる。
 R 1 、R 2 、R 3 、R 4 、R 5 、R 6 、R 7 、R 8 、R 9 又はR 10 におけるアルキル又はアルキル部分は、直鎖 又は分枝状のいずれでもよく、その具体例と しては、メチル、エチル、n-プロピル、iso-プ ロピル、n-ブチル、iso-ブチル、sec-ブチル、te rt-ブチル、n-ペンチル、iso-ペンチル、ネオペ ンチル、tert-ペンチル、n-ヘキシル、iso-ヘキ ル、n-ヘプチル、n-オクチル、n-ノニルのよ なC 1-9 のものが挙げられる。
 R 1 、R 3 又はR 5 におけるシクロアルキル又はシクロアルキル 部分としては、例えば、シクロプロピル、シ クロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシ ルのようなC 3-6 のものが挙げられる。
 R 3 、R 5 又はR 7 におけるアルケニル又はアルケニル部分は、 直鎖又は分枝状のいずれでもよく、その具体 例としては、ビニル、1-プロペニル、2-プロ ニル、iso-プロペニル、アリル、1-ブテニル 2-ブテニル、3-ブテニル、1,3-ブタジエニル、 2-ペンテニル、4-ペンテニル、2-ヘキセニル、 4-ヘキセニル、2-ヘプテニル、4-ヘプテニル、 2-オクテニル、6-オクテニル、2-ノネニルのよ うなC 2-9 のものが挙げられる。

 R 5 又はR 7 におけるアルキニル又はアルキニル部分は、 直鎖又は分枝状のいずれでもよく、その具体 例としては、エチニル、プロパルギル、1-プ ピニル、1-ペンチニル、3-ペンチニル、1-ヘ チニル、1-ノニニルのようなC 2-9 のものが挙げられる。
 R 3 、R 4 、R 5 、R 6 、R 7 、R 8 、R 9 又はR 10 におけるハロゲン又は置換基としてのハロゲ ンとしては、フッ素、塩素、臭素又はヨウ素 の各原子が挙げられる。
 R 3 、R 4 、R 5 、R 6 又はR 7 における置換基としてのハロゲンの置換数は 、1又は2以上であってよく、2以上の場合、そ れらは同一でも相異なってもよい。又、ハロ ゲンの置換位置はいずれの位置でもよい。

 R 3 、R 5 又はR 7 における置換基としてのアルコキシ又はアル コキシ部分の置換数は、1又は2以上であって く、2以上の場合、それらは同一でも相異な ってもよい。又、それらの置換位置はいずれ の位置でもよい。
 R 3 又はR 7 における置換基としてのアリール又はアリー ル部分としては、フェニル、ナフチルなどが 挙げられる。アリール又はアリール部分の置 換数は、1又は2以上であってよく、2以上の場 合、それらは同一でも相異なってもよい。又 、それらの置換位置はいずれの位置でもよい 。

 R 3 のアリールアルキルを置換するR 8 の置換数は1又は2以上であってよく、2以上の 場合、それらは同一でも相異なってもよい。 又、各置換基の置換位置はいずれの位置でも よい。
 R 7 のアリールアルキルを置換するR 10 の置換数は1又は2以上であってよく、2以上の 場合、それらは同一でも相異なってもよい。 又、各置換基の置換位置はいずれの位置でも よい。

 R 5 の4,5-ジヒドロイソキサゾール-3-イルを置換 るR 9 の置換数は1又は2以上であってよく、2以上の 場合、それらは同一でも相異なってもよい。 又、各置換基の置換位置はいずれの位置でも よい。

 R 5 のアルコキシアルコキシは、アルコキシ基に 対して同一又は異なるアルコキシ部分が結合 していることを意味する。アルコキシ基を置 換するアルコキシ部分の置換位置はいずれの 位置でもよい。このことはハロアルコキシア ルコキシ、アルコキシハロアルコキシ、アル コキシアルコキシアルキル、アルキルチオア ルキルチオ、アルキルスルホニルアルキル、 アルコキシカルボニルアルキルなどについて も同様である。

 R 5 におけるヘテロシクリル部分としては、例え ば、O、S及びNから任意に選ばれる1種又は2種 上のヘテロ原子を1~4個含む5員環又は6員環 ものであって、飽和のものでも不飽和のも でもよく、具体的には、オキソラニル、1,3- オキソラニル、テトラヒドロフラニル、テ ラヒドロ-2H-ピラニルなどが挙げられる。ま た、ヘテロシクリル部分の置換数は、1又は2 上であってよく、2以上の場合、それらは同 一でも相異なってもよい。ヘテロシクリル部 分の置換位置はいずれの位置でもよい。

 式(I)の除草性ベンゾイルピラゾール系化 物の塩としては、農業上許容されるもので ればあらゆるものが含まれるが、例えば、 トリウム塩、カリウム塩のようなアルカリ 属塩;マグネシウム塩、カルシウム塩のよう なアルカリ土類金属塩;ジメチルアミン塩、 リエチルアミン塩のようなアミン塩;塩酸塩 過塩素酸塩、硫酸塩、硝酸塩のような無機 塩;酢酸塩、メタンスルホン酸塩のような有 機酸塩などが挙げられる。

 化合物Aは、以下の反応[A]から[AG]及び通常 塩の製造方法に従って製造することができ 。
 式(I)中、Qが-C(O)SR 3 である化合物は新規であり、下記反応[A]に従 って製造することができる。

(式中、R 1 、R 2 、R 3 、R 4 、R 5 及びR 6 は前述の通りであり、Zはハロゲンなどの脱 基である。)

 上記反応は、必要に応じて溶媒の存在下 行なうことができる。溶媒としては、反応 不活性な溶媒であればいずれのものでもよ 、例えば、塩化メチレン、クロロホルム、 クロロエタン、トリクロロエタンのような ロゲン化炭化水素類;ベンゼン、トルエン、 キシレンのような芳香族炭化水素類;酢酸メ ル、酢酸エチル、酢酸プロピルのようなエ テル類;アセトニトリル、N,N-ジメチルホルム アミド、ジメチルスルホキシド、スルホラン 、ジメトキシエタンのような非プロトン性極 性溶媒;ジエチルエーテル、ジオキサン、テ ラヒドロフランのようなエーテル類などが げられる。溶媒としては、これらの1種又は2 種以上を適宜選択することができる。

 上記反応は、必要に応じて塩基の存在下 行なうことができる。塩基としては無機塩 又は有機塩基のいずれでもよい。無機塩基 しては、例えば、水素化ナトリウム、水素 カリウムのようなアルカリ金属水素化物;水 酸化ナトリウム、水酸化カリウムのようなア ルカリ金属水酸化物;炭酸ナトリウム、炭酸 リウムのようなアルカリ金属炭酸塩;炭酸水 ナトリウム、炭酸水素カリウムのようなア カリ金属炭酸水素塩;水酸化カルシウムのよ うなアルカリ土類金属水酸化物;炭酸カルシ ムのようなアルカリ土類金属炭酸塩などが げられる。有機塩基としては、例えば、ト エチルアミン、ジイソプロピルエチルアミ のような第三級アミン類;ピリジン、4-(ジメ ルアミノ)ピリジン、2,6-ルチジンなどが挙 られる。塩基としては、これらの1種又は2種 以上を適宜選択、混合して使用することがで きる。

 上記反応の反応温度は、通常0℃~150℃、反 時間は、通常1分~48時間で行なうことができ 。
 上記反応は、第4級アンモニウム塩などの相 間移動触媒の存在下、水と、上記溶媒中で水 に不溶の溶媒との二相系で反応させることも できる。

 上記式(I-1)に含まれる下記式(III)

{式中、R 1 はアルキル又はシクロアルキルであり、R 2 は水素原子又はアルキルであり、R 4 はアルキル;ハロアルキル;アルコキシ;ハロゲ ン;ニトロ;シアノ;アルキルチオ;アルキルス フィニル;又はアルキルスルホニルであり、R 5-x は2以上のアルコキシで置換されたアルキル;2 以上のハロアルコキシで置換されたアルキル ;アルキル、シアノ、シアノアルキル、(アル ルチオ)カルボニルアルキル、アルキル(チ カルボニル)アルキル、-C(O)OR 7 及び-C(O)SR 7 から選ばれる少なくとも1つの置換基で置換 れてもよいアミノ(チオカルボニル)アルキル ;チオシアナトアルキル;2以上のアルコキシで 置換されたアルコキシ;2以上のハロアルコキ で置換されたアルコキシ;アルコキシハロア ルコキシ;ハロアルコキシハロアルコキシ;2以 上のアルコキシで置換されたアルコキシアル キル;2以上のアルコキシで置換されたアルキ チオ;2以上のハロアルコキシで置換された ルキルチオ;アルコキシハロアルキルチオ;ハ ロアルコキシハロアルキルチオ;アルキルチ アルキルチオ;ハロアルキルチオアルキルチ ;アルキルチオハロアルキルチオ;ハロアル ルチオハロアルキルチオ;アルキルチオアル キシ;2以上のアルキルスルホニルで置換さ たアルキル;2以上のアルコキシカルボニルで 置換されたアルキル;2以上のアルコキシカル ニルで置換されたアルコキシ;2以上のヘテ シクリルで置換されたアルキル;2以上のヘテ ロシクリルで置換されたアルコキシ;2以上の テロシクリルアルコキシで置換されたアル ル;-OC(O)SR 7 ;又はシアノ、シアノアルキル、(アルキルチ )カルボニルアルキル、アルキル(チオカル ニル)アルキル、-C(O)OR 7 及び-C(O)SR 7 から選ばれる少なくとも1つの置換基で置換 れてもよいアミノアルキルであり、R 6 はハロアルキル;ハロゲン;ニトロ;シアノ;ア キルチオ;アルキルスルフィニル;又はアルキ ルスルホニルであり、R 7 はアルキル;ハロアルキル;アルコキシアルキ ;アルケニル;ハロアルケニル;アルキニル;又 はR 10 で置換されてもよいアリールアルキルであり 、R 10 はハロゲン;アルキル;又はアルコキシである} で表される除草性ベンゾイルピラゾール系化 合物又はその塩は、新規化合物である。

 式(I)中、Qが-C(O)SR 3 であり、R 3 がR 3-a である化合物は、下記反応[B-1]に従って製造 ることができる。

(式中、R 1 、R 2 、R 4 、R 5 及びR 6 は前述の通りであり、R 3-a はアルキル;シクロアルキル;ハロアルキル;ア ルコキシアルキル;アルコキシカルボニルア キル;アルケニル;又はR 8 で置換されてもよいアリールアルキルであり 、R 8 は前述の通りである。)

 上記反応は、必要に応じて溶媒の存在下 行なうことができる。溶媒としては、反応 不活性な溶媒であればいずれのものでもよ 、例えば、塩化メチレン、クロロホルム、 クロロエタン、トリクロロエタンのような ロゲン化炭化水素類;ベンゼン、トルエン、 キシレンのような芳香族炭化水素類;酢酸メ ル、酢酸エチル、酢酸プロピルのようなエ テル類;アセトニトリル、N,N-ジメチルホルム アミド、ジメチルスルホキシド、スルホラン 、ジメトキシエタンのような非プロトン性極 性溶媒;ジエチルエーテル、ジオキサン、テ ラヒドロフランのようなエーテル類などが げられる。溶媒としては、これらの1種又は2 種以上を適宜選択することができる。

 上記反応は、必要に応じて塩基の存在下 行うことが出来る。塩基としては無機塩基 は有機塩基のいずれでもよい。無機塩基と ては、例えば、水素化ナトリウム、水素化 リウムのようなアルカリ金属水素化物;水酸 化ナトリウム、水酸化カリウムのようなアル カリ金属水酸化物;炭酸ナトリウム、炭酸カ ウムのようなアルカリ金属炭酸塩;炭酸水素 トリウム、炭酸水素カリウムのようなアル リ金属炭酸水素塩;水酸化カルシウムのよう なアルカリ土類金属水酸化物;炭酸カルシウ のようなアルカリ土類金属炭酸塩などが挙 られる。有機塩基としては、例えば、トリ チルアミン、ジイソプロピルエチルアミン ような第三級アミン類;ピリジン、4-(ジメチ アミノ)ピリジン、2,6-ルチジンなどが挙げ れる。塩基としては、これらの1種又は2種以 上を適宜選択、混合して使用することができ る。

 上記反応の反応温度は、通常0℃~150℃、反 時間は、通常1分~48時間で行なうことができ 。
 式(I)中、Qが-C(O)SR 3 であり、R 3 がR 3-b である化合物は、下記反応[B-2]に従って製造 ることができる。

(式中、R 1 、R 2 、R 4 、R 5 及びR 6 は前述の通りであり、R 3-b はアルケニルである。)

 上記反応は、必要に応じて溶媒の存在下 行なうことができる。溶媒としては例えば 塩化メチレン、クロロホルム、ジクロロエ ン、トリクロロエタンのようなハロゲン化 化水素類;ベンゼン、トルエン、キシレンの ような芳香族炭化水素類;酢酸メチル、酢酸 チル、酢酸プロピルのようなエステル類;ア トニトリル、N,N-ジメチルホルムアミド、ジ メチルスルホキシド、スルホラン、ジメトキ シエタンのような非プロトン性極性溶媒;ジ チルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロ ランのようなエーテル類などが挙げられる 溶媒としては、これらの1種又は2種以上を適 宜選択することができる。

 上記反応は、必要に応じて塩基の存在下 行うことが出来る。塩基としては無機塩基 は有機塩基のいずれでもよい。無機塩基と ては、例えば、水素化ナトリウム、水素化 リウムのようなアルカリ金属水素化物;水酸 化ナトリウム、水酸化カリウムのようなアル カリ金属水酸化物;炭酸ナトリウム、炭酸カ ウムのようなアルカリ金属炭酸塩;炭酸水素 トリウム、炭酸水素カリウムのようなアル リ金属炭酸水素塩;水酸化カルシウムのよう なアルカリ土類金属水酸化物;炭酸カルシウ のようなアルカリ土類金属炭酸塩などが挙 られる。有機塩基としては、例えば、トリ チルアミン、ジイソプロピルエチルアミン ような第三級アミン類;ピリジン、4-(ジメチ アミノ)ピリジン、2,6-ルチジンなどが挙げ れる。塩基としては、これらの1種又は2種以 上を適宜選択、混合して使用することができ る。

 上記反応の反応温度は、通常0℃~150℃、反 時間は、通常1分~48時間で行なうことができ 。
 上記式(IV-a)若しくは式(V-a)で表される化合 、又はそれらの混合物は、下記反応[C-1]に従 って製造することができる。

(式中、R 1 、R 2 、R 4 、R 5 及びR 6 は前述の通りである。)

 上記反応は、必要に応じて溶媒の存在下 行なうことができる。溶媒としては、反応 不活性な溶媒であればいずれのものでもよ 、例えば、塩化メチレン、クロロホルム、 クロロエタン、トリクロロエタンのような ロゲン化炭化水素類;ベンゼン、トルエン、 キシレンのような芳香族炭化水素類;酢酸メ ル、酢酸エチル、酢酸プロピルのようなエ テル類;アセトニトリル、N,N-ジメチルホルム アミド、ジメチルスルホキシド、スルホラン 、ジメトキシエタンのような非プロトン性極 性溶媒;ジエチルエーテル、ジオキサン、テ ラヒドロフランのようなエーテル類などが げられる。溶媒としては、これらの1種又は2 種以上を適宜選択することができる。

 上記反応は、必要に応じて塩基の存在下 行なうことができる。塩基としては、無機 基又は有機塩基のいずれでもよい。無機塩 としては、例えば、水素化ナトリウム、水 化カリウムのようなアルカリ金属水素化物; 水酸化ナトリウム、水酸化カリウムのような アルカリ金属水酸化物;炭酸ナトリウム、炭 カリウムのようなアルカリ金属炭酸塩;炭酸 素ナトリウム、炭酸水素カリウムのような ルカリ金属炭酸水素塩;水酸化カルシウムの ようなアルカリ土類金属水酸化物;炭酸カル ウムのようなアルカリ土類金属炭酸塩など 挙げられる。有機塩基としては、例えば、 リエチルアミン、ジイソプロピルエチルア ンのような第三級アミン類;ピリジン、4-(ジ チルアミノ)ピリジン、2,6-ルチジンなどが げられる。塩基としては、これらの1種又は2 種以上を適宜選択、混合して使用することが できる。

 上記反応の反応温度は、通常-10℃~150℃、反 応時間は、通常1分~48時間で行なうことがで る。
 上記式(IV-b)若しくは式(V-b)で表される化合 、又はそれらの混合物は、下記反応[C-2]に従 って製造することができる。

(式中、R 1 、R 2 、R 4 、R 5 及びR 6 は前述の通りである。)

 上記反応は、必要に応じて溶媒の存在下 行なうことができる。溶媒としては、反応 不活性な溶媒であればいずれのものでもよ 、例えば、塩化メチレン、クロロホルム、 クロロエタン、トリクロロエタンのような ロゲン化炭化水素類;ベンゼン、トルエン、 キシレンのような芳香族炭化水素類;酢酸メ ル、酢酸エチル、酢酸プロピルのようなエ テル類;アセトニトリル、N,N-ジメチルホルム アミド、ジメチルスルホキシド、スルホラン 、ジメトキシエタンのような非プロトン性極 性溶媒;ジエチルエーテル、ジオキサン、テ ラヒドロフランのようなエーテル類などが げられる。溶媒としては、これらの1種又は2 種以上を適宜選択することができる。

 上記反応は、必要に応じて塩基の存在下 行なうことができる。塩基としては、無機 基又は有機塩基のいずれでもよい。無機塩 としては、例えば、水素化ナトリウム、水 化カリウムのようなアルカリ金属水素化物; 水酸化ナトリウム、水酸化カリウムのような アルカリ金属水酸化物;炭酸ナトリウム、炭 カリウムのようなアルカリ金属炭酸塩;炭酸 素ナトリウム、炭酸水素カリウムのような ルカリ金属炭酸水素塩;水酸化カルシウムの ようなアルカリ土類金属水酸化物;炭酸カル ウムのようなアルカリ土類金属炭酸塩など 挙げられる。有機塩基としては、例えば、 リエチルアミン、ジイソプロピルエチルア ンのような第三級アミン類;ピリジン、4-(ジ チルアミノ)ピリジン、2,6-ルチジンなどが げられる。塩基としては、これらの1種又は2 種以上を適宜選択、混合して使用することが できる。

 上記反応の反応温度は、通常-10℃~150℃、反 応時間は、通常1分~48時間で行なうことがで る。
 式(I)中、Qが水素原子である化合物には新規 物が含まれ、下記反応[D]に従って製造するこ とができる。

(式中、R 1 、R 2 、R 4 、R 5 及びR 6 は前述の通りである。)
 上記反応は、必要に応じて溶媒の存在下に なうことができる。溶媒としては反応に不 性な溶媒であればいずれのものでもよく、 えば、塩化メチレン、クロロホルム、ジク ロエタン、トリクロロエタンのようなハロ ン化炭化水素類;ベンゼン、トルエン、キシ レンのような芳香族炭化水素類;酢酸メチル 酢酸エチル、酢酸プロピルのようなエステ 類;アセトニトリル、N,N-ジメチルホルムアミ ド、ジメチルスルホキシド、スルホラン、ジ メトキシエタンのような非プロトン性極性溶 媒;ジエチルエーテル、ジオキサン、テトラ ドロフランのようなエーテル類などが挙げ れる。溶媒としては、これらの1種又は2種以 上を適宜選択することができる。

 上記反応は、必要に応じて塩基の存在下 行なうことができる。塩基としては、有機 基でも無機塩基でもいずれでもよい。有機 基としては、例えば、トリエチルアミン、 イソプロピルエチルアミンのような第三級 ミン類;ピリジン、4-(ジメチルアミノ)ピリ ン、2,6-ルチジンなどが挙げられる。無機塩 としては、例えば、炭酸ナトリウム、炭酸 リウムのようなアルカリ金属炭酸塩;水酸化 ナトリウム、水酸化カリウムのようなアルカ リ金属水酸化物;シアン化ナトリウム、シア 化カリウムなどのアルカリ金属シアン化物 どが挙げられる。これら塩基類は、式(VII)の 化合物に対して0.01~100当量にて、これらの1種 又は2種以上を適宜選択、混合して使用する とができる。

 また上記反応では、必要に応じて触媒を添 することができる。触媒としては、アセト シアノヒドリンを、式(VII)の化合物に対し 0.01~10当量用いることが出来る。
 上記反応の反応温度は、通常0℃~150℃、反 時間は、通常1分~48時間で行なうことができ 。
 上記式(VII)で表される化合物は下記反応[E] 従って製造することができる。

 (式中、R 1 、R 2 、R 4 、R 5 及びR 6 は前述の通りである。また、式(VIII)で表され る化合物の塩としては、例えば塩酸塩、硫酸 塩、硝酸塩などが挙げられる。)

 上記反応は、必要に応じて、溶媒の存在 に行なうことができる。溶媒としては反応 不活性な溶媒であればいずれのものでもよ 、例えば、塩化メチレン、クロロホルム、 クロロエタン、トリクロロエタンのような ロゲン化炭化水素類;ベンゼン、トルエン、 キシレンのような芳香族炭化水素類;酢酸メ ル、酢酸エチル、酢酸プロピルのようなエ テル類;アセトニトリル、N,N-ジメチルホルム アミド、ジメチルスルホキシド、スルホラン 、ジメトキシエタンのような非プロトン性極 性溶媒;ジエチルエーテル、ジオキサン、テ ラヒドロフランのようなエーテル類などが げられる。溶媒としては、これらの1種又は2 種以上を適宜選択することができる。

 上記反応は、必要に応じて、塩基の存在 に行なうことができる。塩基としては、塩 としては無機塩基又は有機塩基のいずれで よい。有機塩基としては、トリエチルアミ 、ジイソプロピルエチルアミンのような第 級アミン類;ピリジン、4-(ジメチルアミノ) リジン、2,6-ルチジンなどが挙げられる。無 塩基としては、例えば、炭酸ナトリウム、 酸カリウムのようなアルカリ金属炭酸塩;炭 酸カルシウム、炭酸マグネシウムのようなア ルカリ土類金属炭酸塩;炭酸水素ナトリウム 炭酸水素カリウムなどのアルカリ金属炭酸 素塩;水酸化ナトリウム、水酸化カリウムな のアルカリ金属水酸化物などが挙げられる これら塩基類は、式(IX)の化合物に対して1~1 00当量にて、これらの1種又は2種以上を適宜 択、混合して使用することができる。

 上記反応の反応温度は、通常0℃~150℃、反 時間は、通常1分~48時間で行なうことができ 。
 上記式(IX)で表される化合物は下記反応[F]に 従って製造することができる。

(式中、R 4 、R 5 及びR 6 は前述の通りである。)
 上記反応において、ハロゲン化剤としては 例えばチオニルクロライド、オキザリルク ライドなどが挙げられる。ハロゲン化剤は 式(X)で表される化合物に対して1~100当量反 させることが出来る。

 上記反応は、必要に応じて溶媒の存在下 行なうことができる。溶媒としては、反応 不活性な溶媒であればいずれのものでもよ 、例えば、塩化メチレン、クロロホルム、 クロロエタン、トリクロロエタンのような ロゲン化炭化水素類;ベンゼン、トルエン、 キシレンのような芳香族炭化水素類;酢酸メ ル、酢酸エチル、酢酸プロピルのようなエ テル類;アセトニトリル、N,N-ジメチルホルム アミド、ジメチルスルホキシド、スルホラン 、ジメトキシエタンのような非プロトン性極 性溶媒;ジエチルエーテル、ジオキサン、テ ラヒドロフランのようなエーテル類などが げられる。溶媒としては、これらの1種又は2 種以上を適宜選択することができる。

 上記反応は、必要に応じて触媒を用いるこ ができる。触媒としてはDMFなどが挙げられ 。
 上記反応の反応温度は、通常0℃~150℃、反 時間は、通常1分~48時間で行なうことができ 。
 上記方法の他、式(VII)で表される化合物は 下記反応[G]に従って製造することができる

(式中、R 1 、R 2 、R 4 、R 5 及びR 6 は前述の通りである。また、式(VIII)で表され る化合物の塩としては、例えば塩酸塩、硫酸 塩、硝酸塩などが挙げられる。)
 上記反応で用いる脱水剤としては、例えば DCC(ジシクロヘキシルカルボジイミド)や1-エ チル3-(3-ジメチルアミノプロピル)-カルボジ ミド塩酸塩などが挙げられる。

 上記反応は、必要に応じて溶媒の存在下 行なうことができる。溶媒としては、反応 不活性な溶媒であればいずれのものでもよ 、例えば、塩化メチレン、クロロホルム、 クロロエタン、トリクロロエタンのような ロゲン化炭化水素類;ベンゼン、トルエン、 キシレンのような芳香族炭化水素類;酢酸メ ル、酢酸エチル、酢酸プロピルのようなエ テル類;アセトニトリル、N,N-ジメチルホルム アミド、ジメチルスルホキシド、スルホラン 、ジメトキシエタンのような非プロトン性極 性溶媒;ジエチルエーテル、ジオキサン、テ ラヒドロフランのようなエーテル類などが げられる。溶媒としては、これらの1種又は2 種以上を適宜選択することができる。

 上記反応は、必要に応じて塩基の存在下に なうことができる。塩基としては、トリエ ルアミン、ジイソプロピルエチルアミンの うな第三級アミン類;ピリジン、4-(ジメチル アミノ)ピリジン、2,6-ルチジンなどが挙げら る。これら塩基類は、式(X)で表される化合 に対して1~100当量にて、これらの1種又は2種 以上を適宜選択、混合して使用することがで きる。
 上記反応の反応温度は、通常0℃~150℃、反 時間は、通常1分~48時間で行なうことができ 。

 上記式(X)で表される化合物は、下記反応[ H]に従って製造することができる。

(式中、R 4 、R 5 及びR 6 は前述の通りであり、Lはアルキルなどの保 基である。)
 上記反応は、必要に応じて溶媒の存在下に うことができる。例えば、ベンゼン、トル ン、キシレンのような芳香族炭化水素類;ア セトニトリル、N,N-ジメチルホルムアミド、 メチルスルホキシド、スルホラン、ジメト シエタンのような非プロトン性極性溶媒;ジ チルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロ ランのようなエーテル類;メタノールやエタ ノールなどのアルコール類;水などが挙げら る。溶媒としては、これらの1種又は2種以上 を適宜選択することができる。

 上記反応は、必要に応じて塩基または酸 存在下で行うことができる。塩基としては 無機塩基又は有機塩基のいずれでもよい。 機塩基としては、水酸化リチウム、水酸化 トリウムのようなアルカリ金属水酸化物;炭 酸カリウム、炭酸ナトリウムのようなアルカ リ金属炭酸塩;炭酸カルシウム、炭酸バリウ のようなアルカリ土類金属炭酸塩などが挙 られる。有機塩基としては、例えば、トリ チルアミン、ジイソプロピルエチルアミン ような第三級アミン類などが挙げられる。 としては、例えば、塩酸、硫酸、過塩素酸 どが挙げられる。これら塩基類又は酸類は 式(XI)で表される化合物に対して1~100当量に 、これらの1種又は2種以上を適宜選択、混合 して使用することができる。

 上記反応の反応温度は、通常0℃~150℃、反 時間は、通常1分~48時間で行なうことができ 。
 上記式(XI)で表される化合物のうち、R 5 がR 5-a-1 である式(XI-a-1)で表される化合物は、下記反 [I]に従って製造することができる。

(式中、R 4 、R 6 及びLは前述の通りであり、R 5-a-1 はアルコキシ、ハロアルコキシ、アルコキシ アルコキシ、ハロアルコキシアルコキシ、ア ルコキシハロアルコキシ、ハロアルコキシハ ロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、ヘテ ロシクリルアルコキシ、シクロアルキルオキ シ、-OC(O)SR 7 、-OC(O)OR 7 、アルキルチオアルコキシ、アルコキシカル ボニルアルコキシ、アルケニルオキシ又はア ルキニルオキシであり、R α はアルキル、ハロアルキル、アルコキシアル キル、ハロアルコキシアルキル、アルコキシ ハロアルキル、ハロアルコキシハロアルキル 、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル 、シクロアルキル、-C(O)SR 7 、-C(O)OR 7 、アルキルチオアルキル、アルコキシカルボ ニルアルキル、アルケニル又はアルキニルで ある。)

 上記反応で用いる脱水剤としては、例えば DCC(ジシクロヘキシルカルボジイミド)や1-エ チル3-(3-ジメチルアミノプロピル)-カルボジ ミド塩酸塩、ジエチルアゾジカルボキシレ トなどが挙げられる。
 上記反応は、必要に応じて溶媒の存在下に なうことができる。溶媒としては、反応に 活性な溶媒であればいずれのものでもよく 例えば、塩化メチレン、クロロホルム、ジ ロロエタン、トリクロロエタンのようなハ ゲン化炭化水素類;ベンゼン、トルエン、キ シレンのような芳香族炭化水素類;酢酸メチ 、酢酸エチル、酢酸プロピルのようなエス ル類;アセトニトリル、N,N-ジメチルホルムア ミド、ジメチルスルホキシド、スルホラン、 ジメトキシエタンのような非プロトン性極性 溶媒;ジエチルエーテル、ジオキサン、テト ヒドロフランのようなエーテル類などが挙 られる。溶媒としては、これらの1種又は2種 以上を適宜選択することができる。

 上記反応は、必要に応じて塩基の存在下に なうことができる。塩基としては、例えば トリエチルアミン、ジイソプロピルエチル ミンのような第三級アミン類;ピリジン、4-( ジメチルアミノ)ピリジン、2,6-ルチジンなど 挙げられる。これら塩基類は、式(XII)で表 れる化合物に対して1~100当量にて、これらの 1種又は2種以上を適宜選択、混合して使用す ことができる。
 上記反応の反応温度は、通常0℃~150℃、反 時間は、通常1分~48時間で行なうことができ 。

 上記方法の他、式(XI-a-1)で表される化合 は、下記反応[J]に従って製造することもで る。

(式中、R 4 、R 5-a-1 、R 6 、R α 及びLは前述の通りである。Xはハロゲン又は タンスルホニルオキシ基などの脱離基を表 。)

 上記反応は、必要に応じて、溶媒の存在 に行なうことができる。溶媒としては反応 不活性な溶媒であればいずれのものでもよ 、例えば、塩化メチレン、クロロホルム、 クロロエタン、トリクロロエタンのような ロゲン化炭化水素類;ベンゼン、トルエン、 キシレンのような芳香族炭化水素類;酢酸メ ル、酢酸エチル、酢酸プロピルのようなエ テル類;アセトニトリル、N,N-ジメチルホルム アミド、ジメチルスルホキシド、スルホラン 、ジメトキシエタンのような非プロトン性極 性溶媒;ジエチルエーテル、ジオキサン、テ ラヒドロフランのようなエーテル類などが げられる。溶媒としては、これらの1種又は2 種以上を適宜選択することができる。

 上記反応で用いる塩基としては、無機塩 又は有機塩基のいずれでもよい。有機塩基 しては、例えば、トリエチルアミン、ジイ プロピルエチルアミン、ピリジン、4-(ジメ ルアミノ)ピリジン、2,6-ルチジンなどが挙 られる。無機塩基としては、例えば、炭酸 トリウム、炭酸カリウムのようなアルカリ 属炭酸塩;水酸化ナトリウム、水酸化カリウ のようなアルカリ金属水酸化物;水素化ナト リウム、水素化カリウムなどのアルカリ金属 水素化物などが挙げられる。これら塩基類は 、式(XII)の化合物に対して0.5~100当量にて、こ れらの1種又は2種以上を適宜選択、混合して 用することができる。

 上記反応は、必要に応じて、触媒の存在下 行なうことができる。触媒としては、例え 、ヨウ化カリウム、ヨウ化テトラノルマル チルアンモニウムなどが挙げられる。
 上記反応の反応温度は、通常0℃~150℃、反 時間は、通常1分~48時間で行なうことができ 。
 上記式(XII)で表される化合物は、下記反応[K ]に従って製造することができる。

(式中、R 4 、R 6 及びLは前述の通りである。)
 上記反応で使用されるルイス酸としては、 えばBBr 3 などが挙げられる。

 上記反応は、必要に応じて、溶媒の存在 に行なうことができる。溶媒としては反応 不活性な溶媒であればいずれのものでもよ 、例えば、塩化メチレン、クロロホルム、 クロロエタン、トリクロロエタンのような ロゲン化炭化水素類;ベンゼン、トルエン、 キシレンのような芳香族炭化水素類;酢酸メ ル、酢酸エチル、酢酸プロピルのようなエ テル類などが挙げられる。溶媒としては、 れらの1種又は2種以上を適宜選択することが できる。

 上記反応の反応温度は、通常0℃~150℃、反 時間は、通常1分~48時間で行なうことができ 。
 上記式(XV)で表される化合物は、下記反応[L] に従って製造することができる。

(式中、R 4 、R 6 及びLは前述の通りである。)
 上記反応は必要に応じて溶媒の存在下に行 ことができる。例えば、溶媒としては、メ ノールやエタノールなどのアルコール類;ベ ンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族 炭化水素類;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸 ロピルのようなエステル類;塩化メチレン、 ロロホルム、ジクロロエタン、トリクロロ タンのようなハロゲン化炭化水素類;アセト ニトリル、N,N-ジメチルホルムアミド、ジメ ルスルホキシド、スルホラン、ジメトキシ タンのような非プロトン性極性溶媒などが げられる。溶媒としては、これらの1種又は2 種以上を適宜選択することができる。

 上記反応は、必要に応じて、酸の存在下に 応させることができる。上記反応に使用で る酸としては、塩酸、硫酸などが挙げられ 。
 上記反応の反応温度は、通常0℃~150℃、反 時間は、通常1分~48時間で行なうことができ 。
 上記式(XI)で表される化合物のうち、R 5 がR 5-a-2 である化合物は以下の反応[M]に従って製造す ることができる。

(式中、R 4 、R 6 及びLは前述の通りであり、R 5-a-2 はアルキルチオカルボニルである。)
 上記反応は必要に応じて溶媒の存在下に行 ことができる。溶媒としては、反応に不活 な溶媒であればいずれのものでもよく、例 ば、ジエチルエーテル、ジオキサン、テト ヒドロフランのようなエーテル類;ベンゼン 、トルエン、キシレンのような芳香族炭化水 素類;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロピ のようなエステル類;塩化メチレン、クロロ ルム、ジクロロエタン、トリクロロエタン ようなハロゲン化炭化水素類などが挙げら る。溶媒としては、これらの1種又は2種以 を適宜選択することができる。

 上記反応においては、必要に応じて塩基 存在下に反応させることができる。塩基と ては、無機塩基又は有機塩基のいずれでも い。有機塩基としては、例えば、トリエチ アミン、ジイソプロピルエチルアミン、ピ ジン、4-(ジメチルアミノ)ピリジン、2,6-ル ジンなどが挙げられる。無機塩基としては 例えば、炭酸カリウム、炭酸ナトリウムな のアルカリ金属炭酸塩;水酸化ナトリウム、 酸化カリウムなどのアルカリ金属水酸化物; 水素化ナトリウム、水素化カリウムなどのア ルカリ金属水素化物などが挙げられる。塩基 としては、これらの1種又は2種以上を適宜選 、混合して使用することができる。

 上記反応の反応温度は、通常0℃~150℃、反 時間は、通常1分~48時間で行なうことができ 。
 上記式(XVIII)で表される化合物は、下記反応 [N]に従って製造することができる。

(式中、R 4 、R 6 及びLは前述の通りである。)
 この反応は、前述の反応[F]と同様に行うこ ができる。
 上記式(XIX)で表される化合物は、下記反応[O ]に従って製造することができる。

(式中、R 4 、R 6 及びLは前述の通りである。)
 上記反応における酸化剤としては、例えば 過マンガン酸カリウム、三酸化クロムなど 挙げられる。

 上記反応は、必要に応じて溶媒の存在下に なうことができる。溶媒としては、反応に 活性な溶媒であればいずれのものでもよく 例えば、アセトンやメチルエチルケトンな のケトン類;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸 プロピルのようなエステル類;ジエチルエー ル、ジオキサン、テトラヒドロフランのよ なエーテル類などが挙げられる。溶媒とし は、これらの1種又は2種以上を適宜選択する ことができる。
 上記反応の反応温度は、通常0℃~150℃、反 時間は、通常1分~48時間で行なうことができ 。
 上記式(XX)で表される化合物は、下記反応[P] に従って製造することができる。

(式中、R 4 、R 6 及びLは前述の通りである。)
 上記反応で用いる酸化剤としては、例えば N-メチルモルホリンオキシドなどが挙げら る。

 上記反応で用いる溶媒としては、反応に不 性な溶媒であればいずれのものでもよく、 えば、アセトニトリル、N,N-ジメチルホルム アミド、ジメチルスルホキシド、スルホラン 、ジメトキシエタンのような非プロトン性極 性溶媒;ジエチルエーテル、ジオキサン、テ ラヒドロフランのようなエーテル類などが げられる。溶媒としては、これらの1種又は2 種以上を適宜選択することができる。
 上記反応の反応温度は、通常0℃~150℃、反 時間は、通常1分~48時間で行なうことができ 。

 上記式(XI)で表される化合物のうち、R 5 がR 5-a-3 で表される化合物は下記反応[Q]に従って製造 することができる。

(式中、R 4 、R 6 及びLは前述の通りであり、R 5-a-3 はアルキルスルホニルアルキルである。)

 上記反応で使用する酸化剤としては、例え 、過酸化水素、過酢酸、メタクロロ過安息 酸などが挙げられる。
 上記反応で使用する溶媒としては、反応に 活性な溶媒であればいずれのものでもよく 例えば、塩化メチレン、クロロホルム、ジ ロロエタン、トリクロロエタンのようなハ ゲン化炭化水素類;アセトン、ジメチルエチ ルケトンなどのケトン類;ジエチルエーテル ジオキサン、テトラヒドロフランのような ーテル類;酢酸などが挙げられる。溶媒とし は、これらの1種又は2種以上を適宜選択す ことができる。

 上記反応の反応温度は、通常0℃~150℃、反 時間は、通常1分~48時間で行なうことができ 。
 上記式(XXII)で表される化合物は、下記反応[ R]に従って製造することができる。

(式中、R 4 、R 6 及びLは前述の通りである。)
 上記反応で使用する溶媒としては、反応に 活性な溶媒であればいずれのものでもよく 例えば、塩化メチレン、クロロホルム、ジ ロロエタン、トリクロロエタンのようなハ ゲン化炭化水素類;アセトン、ジメチルエチ ルケトンなどのケトン類;ジエチルエーテル ジオキサン、テトラヒドロフランのような ーテル類;酢酸;水;N,N-ジメチルホルムアミド ジメチルスルホキシド、スルホラン、ジメ キシエタンなどが挙げられる。溶媒として 、これらの1種又は2種以上を適宜選択する とができる。

 上記反応においては、必要に応じて、塩 の存在下に反応を行うことができる。塩基 しては無機塩基又は有機塩基のいずれでも い。有機塩基としては、例えば、トリエチ アミン、ジイソプロピルエチルアミン、ピ ジン、4-(ジメチルアミノ)ピリジン、2,6-ル ジンなどが挙げられる。無機塩基としては 炭酸ナトリウム、炭酸カリウムのようなア カリ金属炭酸塩;炭酸水素ナトリウム、炭酸 素カリウムのようなアルカリ金属炭酸水素 ;炭酸カルシウム、炭酸マグネシウムのよう なアルカリ土類金属炭酸塩;水酸化ナトリウ などのアルカリ金属水酸化物;水素化ナトリ ム、水素化カリウムなどのアルカリ金属水 化物などが挙げられる。塩基としては、こ らの1種又は2種以上を適宜選択、混合して 用することができる。

 上記反応の反応温度は、通常0℃~150℃、反 時間は、通常1分~48時間で行なうことができ 。
 上記式(XI)で表される化合物のうち、R 5 がR 5-a-4 である化合物は、下記反応[S]に従って製造す ることができる。

(式中、R 4 、R 6 及びLは前述の通りであり、R 5-a-4 はシアノである。)

 上記反応は、必要に応じて溶媒の存在下 行なうことができる。溶媒としては、反応 不活性な溶媒であればいずれのものでもよ 、例えば、塩化メチレン、クロロホルム、 クロロエタン、トリクロロエタンのような ロゲン化炭化水素類;アセトン、ジメチルエ チルケトンなどのケトン類;ジエチルエーテ 、ジオキサン、テトラヒドロフランのよう エーテル類;ピリジンなどが挙げられる。溶 としては、これらの1種又は2種以上を適宜 択することができる。

 上記反応においては、必要に応じて塩基の 在下に反応させることができる。塩基とし は、例えば、トリエチルアミン、N,N-ジメチ ルアミノピリジン、ジイソプロピルアミノピ リジンなどが挙げられる。塩基としては、こ れらの1種又は2種以上を適宜選択、混合して 用することができる。
 上記反応の反応温度は、通常0℃~150℃、反 時間は、通常1分~48時間で行なうことができ 。
 上記式(XXIV)で表される化合物は下記反応[T] 従って製造することができる。

(式中、R 4 、R 6 及びLは前述の通りである。)

 上記反応に使用する溶媒としては反応に 活性な溶媒であればいずれのものでもよく 例えば、メタノール、エタノールなどのア コール類;塩化メチレン、クロロホルム、ジ クロロエタン、トリクロロエタンのようなハ ロゲン化炭化水素類;アセトン、ジメチルエ ルケトンなどのケトン類;ジエチルエーテル ジオキサン、テトラヒドロフランのような ーテル類などが挙げられる。溶媒としては これらの1種又は2種以上を適宜選択するこ ができる。

 上記反応においては、必要に応じて酸又は 基の存在下に反応させることができる。酸 しては例えば、パラトルエンスルホン酸な が挙げられる。塩基としては例えば、酢酸 トリウムなどが挙げられる。
 上記反応の反応温度は、通常0℃~150℃、反 時間は、通常1分~48時間で行なうことができ 。
 上記式(XI)で表される化合物のうち、R 5 がR 5-a-5 で表される化合物は下記反応[U]に従って製造 することができる。

(式中、R 4 、R 6 及びLは前述の通りであり、R 5-a-5 はシアノアルキルである。)
 この反応は、前述の反応[S]と同様に行うこ ができる。
 上記式(XXV)で表される化合物は、下記反応[V ]に従って製造することができる。

(式中、R 4 、R 6 及びLは前述の通りである。)
 この反応は、前述の反応[T]と同様に行うこ ができる。
 上記式(XXVI)で表される化合物は、下記反応[ W]に従って製造することができる。

(式中、R 4 、R 6 及びLは前述の通りであり、Aはアルキルであ 。)
 上記反応は、必要に応じて溶媒の存在下に なうことができる。溶媒としては、反応に 活性な溶媒であればいずれのものでもよく 例えば、水;メタノール、エタノールのよう なアルコール類;ジエチルエーテル、ジオキ ン、テトラヒドロフランのようなエーテル などが挙げられる。溶媒としては、これら 1種又は2種以上を適宜選択することができる 。

 上記反応の反応温度は、通常0℃~150℃、反 時間は、通常1分~48時間で行なうことができ 。
 上記式(XXVII)で表される化合物は、下記反応 [X]に従って製造することができる。

(式中、R 4 、R 6 、L及びAは前述の通りである。)
 上記反応で使用するアルコール類としては メタノールやエタノールなどが挙げられる また、酸としては、例えば、塩酸やトルエ スルホン酸などが挙げられる。

 上記反応の反応温度は、通常0℃~150℃、反 時間は、通常1分~48時間で行なうことができ 。
 上記式(XXVIII)で表される化合物は、下記反 [Y]に従って製造することができる。

(式中、R 4 、R 6 及びLは前述の通りであり、Tはハロゲンであ 。Phはフェニルを、Meはメチルを各々表す。 )

 上記反応で使用する溶媒としては、反応に 活性な溶媒であればいずれのものでもよく 例えば、ジエチルエーテル、ジオキサン、 トラヒドロフランのようなエーテル類;ベン ゼン、トルエン、キシレンのような芳香族炭 化水素類;アセトニトリル、N,N-ジメチルホル アミド、ジメチルスルホキシド、スルホラ 、ジメトキシエタンのような非プロトン性 性溶媒などが挙げられる。
 上記反応は、必要に応じて塩基の存在下で うことができる。塩基としては、水素化ナ リウム(NaH);ノルマルブチルリチウムなどの ルカリリチウム試薬;ナトリウムアミド(NaNH 2 )のような金属アミドなどが挙げられる。

 上記反応の反応温度は、通常-80℃~150℃、反 応時間は、通常1分~48時間で行なうことがで る。
 上記式(XI)で表される化合物のうち、R 5 がR 5-a-6 である化合物は、下記反応[Z]に従って製造す ることができる。

(式中、R 4 、R 6 及びLは前述の通りであり、R 5-a-6 はアルコキシアルコキシアルキルである。)

 上記反応は、必要に応じて溶媒の存在下 行なうことができる。溶媒としては、反応 不活性な溶媒であればいずれのものでもよ 、例えば、メタノール、エタノールのよう アルコール類;酢酸メチル、酢酸エチル、酢 酸プロピルのようなエステル類;ジエチルエ テル、ジオキサン、テトラヒドロフランの うなエーテル類;アセトニトリル、N,N-ジメチ ルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ス ルホラン、ジメトキシエタンのような非プロ トン性極性溶媒などが挙げられる。溶媒とし ては、これらの1種又は2種以上を適宜選択す ことができる。

 上記反応は、必要に応じて塩基の存在下に なうことができる。塩基としては、水素化 トリウム、水素化カリウムなどのアルカリ 属水素化物などが挙げられる。
 上記反応の反応温度は、通常0℃~150℃、反 時間は、通常1分~48時間で行なうことができ 。

 上記式(XI)で表される化合物のうち、R 5 がR 5-a-7 である化合物は、下記反応[AA]に従って合成 ることができる。

(式中、R 4 、R 6 及びLは前述の通りであり、R 5-a-7 はアルキルチオ、アルコキシアルキルチオ、 ハロアルコキシアルキルチオ、アルコキシハ ロアルキルチオ、ハロアルコキシハロアルキ ルチオ、アルキルチオアルキルチオ、ハロア ルキルチオアルキルチオ、アルキルチオハロ アルキルチオ又はハロアルキルチオハロアル キルチオである。)

 上記反応は、必要に応じて溶媒の存在下 行なうことができる。溶媒としては、反応 不活性な溶媒であればいずれのものでもよ 、例えば、メタノール、エタノールのよう アルコール類;ジエチルエーテル、ジオキサ ン、テトラヒドロフランのようなエーテル類 ;アセトニトリル、N,N-ジメチルホルムアミド ジメチルスルホキシド、スルホラン、ジメ キシエタンのような非プロトン性極性溶媒; 水などが挙げられる。溶媒としては、これら の1種又は2種以上を適宜選択することができ 。

 上記反応は、必要に応じて塩基の存在下に なうことができる。塩基としては、水素化 トリウム、水素化カリウムなどのアルカリ 属水素化物;水酸化ナトリウムや水酸化カリ ウムのようなアルカリ金属水酸化物;水酸化 ルシウムなどのアルカリ土類金属水酸化物 どが挙げられる。
 上記反応の反応温度は、通常0℃~250℃、反 時間は、通常1分~48時間で行なうことができ 。

 上記式(XI)で表される化合物のうち、R 5 がR 5-a-8 である化合物は、下記反応[AB]に従って合成 ることができる。

(式中、R 4 、R 6 及びLは前述の通りであり、R 5-a-8 は酸素原子を2つ含むヘテロシクリルアルキ である。)
 上記反応に使用される溶媒としては、反応 不活性な溶媒であればいずれのものでもよ 、例えば、塩化メチレン、クロロホルム、 クロロエタン、トリクロロエタンのような ロゲン化炭化水素類;ベンゼン、トルエン、 キシレンのような芳香族炭化水素類;酢酸メ ル、酢酸エチル、酢酸プロピルのようなエ テル類;アセトニトリル、N,N-ジメチルホルム アミド、ジメチルスルホキシド、スルホラン 、ジメトキシエタンのような非プロトン性極 性溶媒;ジエチルエーテル、ジオキサン、テ ラヒドロフランのようなエーテル類などが げられる。溶媒としては、これらの1種又は2 種以上を適宜選択することができる。
 上記反応に使用される酸触媒としては、p- ルエンスルホン酸、ピリジウムp-トルエンス ルホネートなどが挙げられる。
 上記反応では、必要に応じ、反応によって じる水分を溶媒と共沸させるか、又は乾燥 を用いて、水分を除去することが好ましい
 上記反応の反応温度は、通常0℃~150℃、反 時間は、通常1分~48時間で行なうことができ 。

 式(I)中、Qが水素原子であり、R 5 がR 5-a-9 である化合物は、下記反応[AC]に従って合成 ることができる。

(式中、R 1 、R 2 、R 4 及びR 6 は前述の通りであり、R 5-a-9 はチオシアナトアルキルである。)
 上記反応は、必要に応じて溶媒の存在下に なうことができる。上記反応に使用される 媒としては、反応に不活性な溶媒であれば ずれのものでもよく、例えば、塩化メチレ 、クロロホルム、ジクロロエタン、トリク ロエタンのようなハロゲン化炭化水素類;ベ ンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族 炭化水素類;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸 ロピルのようなエステル類;アセトニトリル N,N-ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホ キシド、スルホラン、ジメトキシエタンのよ うな非プロトン性極性溶媒;ジエチルエーテ 、ジオキサン、テトラヒドロフランのよう エーテル類;メタノール、エタノール、プロ ノールなどのアルコール類などが挙げられ 。溶媒としては、これらの1種又は2種以上 適宜選択することができる。
 上記反応の反応温度は、通常0℃~150℃、反 時間は、通常1分~48時間で行なうことができ 。

 上記式(XI)で表される化合物のうち、R 5 がR 5-a-10 である化合物は、下記反応[AD]に従って合成 ることができる。

(式中、R 4 、R 5-a-5 、R 6 及びLは前述の通りであり、R 5-a-10 はアルキル、シアノ、シアノアルキル、(ア キルチオ)カルボニルアルキル、アルキル(チ オカルボニル)アルキル、-C(O)OR 7 及び-C(O)SR 7 から選ばれる少なくとも1つの置換基で置換 れてもよいアミノ(チオカルボニル)アルキル である。)
 上記反応に使用される溶媒としては、反応 不活性な溶媒であればいずれのものでもよ 、例えば、メタノール、エタノール、プロ ノールなどのアルコール類:塩化メチレン、 クロロホルム、ジクロロエタン、トリクロロ エタンのようなハロゲン化炭化水素類;ベン ン、トルエン、キシレンのような芳香族炭 水素類;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロ ルのようなエステル類;アセトニトリル、N,N -ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキ ド、スルホラン、ジメトキシエタンのよう 非プロトン性極性溶媒;ジエチルエーテル、 オキサン、テトラヒドロフランのようなエ テル類などが挙げられる。溶媒としては、 れらの1種又は2種以上を適宜選択すること できる。
 上記反応の反応温度は、通常0℃~250℃、反 時間は、通常1分~48時間で行なうことができ 。

 上記式(XI)で表される化合物のうち、R 5 がR 5-a-11 である化合物は、下記反応[AE]に従って合成 ることができる。

(式中、R 4 、R 6 及びLは前述の通りであり、R 5-a-11 はアルキル、シアノ、シアノアルキル、(ア キルチオ)カルボニルアルキル、アルキル(チ オカルボニル)アルキル、-C(O)OR 7 及び-C(O)SR 7 から選ばれる少なくとも1つの置換基で置換 れてもよいアミノアルキルである。)
 即ち、式(XI-a-11)で表される化合物は、アル ル、シアノ、シアノアルキル、(アルキルチ オ)カルボニルアルキル、アルキル(チオカル ニル)アルキル、-C(O)OR 7 及び-C(O)SR 7 から選ばれる少なくとも1つの置換基で置換 れてもよいアミン又はアンモニアと、式(XXII I)で表される化合物とを反応させることによ 製造することができる。
 上記反応は、必要に応じて溶媒の存在下に なうことができる。上記反応に使用される 媒としては、反応に不活性な溶媒であれば ずれのものでもよく、例えば、塩化メチレ 、クロロホルム、ジクロロエタン、トリク ロエタンのようなハロゲン化炭化水素類;ベ ンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族 炭化水素類;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸 ロピルのようなエステル類;アセトニトリル N,N-ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホ キシド、スルホラン、ジメトキシエタンのよ うな非プロトン性極性溶媒;ジエチルエーテ 、ジオキサン、テトラヒドロフランのよう エーテル類などが挙げられる。溶媒として 、これらの1種又は2種以上を適宜選択するこ とができる。
 上記反応は、必要に応じて塩基の存在下で うことができる。塩基としては、無機塩基 は有機塩基のいずれでもよい。無機塩基と ては、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムのよ なアルカリ金属炭酸塩;炭酸水素ナトリウム 、炭酸水素カリウムのようなアルカリ金属炭 酸水素塩;炭酸カルシウム、炭酸マグネシウ のようなアルカリ土類金属炭酸塩;水素化ナ リウム(NaH);ノルマルブチルリチウムなどの ルカリリチウム試薬;ナトリウムアミド(NaNH 2 )のような金属アミドなどが挙げられる。有 塩基としては、トリエチルアミン、N,N-ジメ ルアミノピリジン、ジイソプロピルアミノ リジン、DBU(ジアザビシクロウンデセン)の うなアミン類などが挙げられる。
 上記反応は、必要に応じて触媒の存在下に 応を行うことができる。触媒としては、例 ば、TBAI(ヨウ化ターシャリーブチルアンモ ウム)などが挙げられる。
 上記反応の反応温度は、通常0℃~150℃、反 時間は、通常1分~48時間で行なうことができ 。

 上記式(XI)で表される化合物のうち、R 5 がR 5-a-12 である化合物は、下記反応[AF-1]に従って合成 することができる。

(式中、R 4 、R 6 、R 5-a-11 及びLは前述の通りであり、R 5-a-12 はR 5-a-11 のアミノ部分にアルキル又はシアノアルキル が置換したものである。)
 上記反応は、必要に応じて溶媒の存在下で うことができる。溶媒としては、反応に不 性な溶媒であればいずれのものでもよく、 えば、メタノール、エタノール、プロパノ ルなどのアルコール類:塩化メチレン、クロ ロホルム、ジクロロエタン、トリクロロエタ ンのようなハロゲン化炭化水素類;ベンゼン トルエン、キシレンのような芳香族炭化水 類;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロピル ようなエステル類;アセトニトリル、N,N-ジ チルホルムアミド、ジメチルスルホキシド スルホラン、ジメトキシエタンのような非 ロトン性極性溶媒;ジエチルエーテル、ジオ サン、テトラヒドロフランのようなエーテ 類などが挙げられる。溶媒としては、これ の1種又は2種以上を適宜選択することがで る。
 上記反応は、必要に応じて塩基の存在下で うことができる。塩基としては、無機塩基 は有機塩基のいずれでもよい。無機塩基と ては、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムのよ なアルカリ金属炭酸塩;炭酸水素ナトリウム 、炭酸水素カリウムのようなアルカリ金属炭 酸水素塩;炭酸カルシウム、炭酸マグネシウ のようなアルカリ土類金属炭酸塩などが挙 られる。有機塩基としては、トリエチルア ン、N,N-ジメチルアミノピリジン、ジイソプ ピルアミノピリジン、DBU(ジアザビシクロウ ンデセン)のようなアミン類などが挙げられ 。
 上記反応の反応温度は、通常0℃~150℃、反 時間は、通常1分~48時間で行なうことができ 。

 式(I)中、Qが-C(O)SR 3 であり、R 5 がR 5-a-13 である化合物は、下記反応[AF-2]に従って合成 することができる。

(式中、R 1 、R 2 、R 4 、R 6 、R 5-a-11 及びZは前述の通りであり、R 5-a-13 はR 5-a-11 のアミノ部分に(アルキルチオ)カルボニルが 換したものである。)
 この反応は、前述の反応[A]と同様に行うこ ができる。

 上記式(XI)で表される化合物のうち、R 5 がR 5-a-14 である化合物は、下記反応[AG]に従って合成 ることができる。

(式中、R 4 、R 6 、L、T及びPhは前述の通りであり、R 5-a-14 はシアノアルケニルである。)
 この反応は、前述の反応[Y]と同様に行うこ ができる。

 本発明における他の除草性化合物としては 例えば以下のもの(一般名:一部ISO申請中を む、又は試験コード)が挙げられ、これらの1 種又は2種以上を適宜選択することができる また、特に記載がない場合であってもこれ 化合物に塩、アルキルエステル、水和物、 なる結晶形態、各種構造異性体などが存在 る場合は、当然それらも含まれる。
 (1)2,4-D、2,4-Dブトチル(2,4-D-butotyl)、2,4-Dブチ (2,4-D-butyl)、2,4-Dジメチルアンモニウム(2,4-D- dimethylammonimum)、2,4-Dジオールアミン(2,4-D-diolam ine)、2,4-Dエチル(2,4-D-ethyl)、2,4-D-2-エチルヘキ シル(2,4-D-2-ethylhexyl)、2,4-Dイソブチル(2,4-D-isob utyl)、2,4-Dイソオクチル(2,4-D-isoctyl)、2,4-Dイソ プロピル(2,4-D-isopropyl)、2,4-Dイソプロピルア モニウム(2,4-D-isopropylammonium)、2,4-Dナトリウ (2,4-D-sodium)、2,4-Dイソプロパノールアンモニ ム(2,4-D-isopropanolammonium)、2,4-Dトロールアミ (2,4-D-trolamine)、2,4-DB、2,4-DBブチル(2,4-DB-butyl) 2,4-DBジメチルアンモニウム(2,4-DB-dimethylammoni um)、2,4-DBイソオクチル(2,4-DB-isoctyl)、2,4-DBカ ウム(2,4-DB-potassium)、2,4-DBナトリウム(2,4-DB-sod ium)、ジクロロプロップ(dichlorprop)、ジクロロ ロップブトチル(dichlorprop-butotyl)、ジクロロ ロップジメチルアンモニウム(dichlorprop-dimeth ylammonium)、ジクロロプロップイソオクチル(dic hlorprop-isoctyl)、ジクロロプロップカリウム(dic hlorprop-potassium)、ジクロロプロップ-P(dichlorprop -P)、ジクロロプロップ-Pジメチルアンモニウ (dichlorprop-P-dimethylammonium)、ジクロロプロッ -Pカリウム(dichlorprop-P-potassium)、ジクロロプ ップ-Pナトリウム(dichlorprop-P-sodium)、MCPA、MCPA ブトチル(MCPA-butotyl)、MCPAジメチルアンモニウ ム(MCPA-dimethylammonium)、MCPA-2-エチルヘキシル(MC PA-2-ethylhexyl)、MCPAカリウム(MCPA-potassium)、MCPA トリウム(MCPA-sodium)、MCPAチオエチル(MCPA-thioet hyl)、MCPB、MCPBエチル(MCPB-ethyl)、MCPBナトリウ (MCPB-sodium)、メコプロップ(mecoprop)、メコプロ ップブトチル(mecoprop-butotyl)、メコプロップナ トリウム(mecoprop-sodium)、メコプロップ-P(mecopro p-P)、メコプロップ-Pブトチル(mecoprop-P-butotyl) メコプロップ-Pジメチルアンモニウム(mecopro p-P-dimethylammonium)、メコプロップ-P-2-エチルヘ シル(mecoprop-P-2-ethylhexyl)、メコプロップ-Pカ ウム(mecoprop-P-potassium)、ナプロアニリド(napro anilide)、クロメプロップ(clomeprop)のようなフ ノキシ系;2,3,6-TBA、ジカンバ(dicamba)、ジカン ブトチル(dicamba-butotyl)、ジカンバジグリコ ルアミン(dicamba-diglycolamine)、ジカンバジメチ ルアンモニウム(dicamba-dimethylammonium)、ジカン ジオールアミン(dicamba-diolamine)、ジカンバイ ソプロピルアンモニウム(dicamba-isopropylammonium) 、ジカンバカリウム(dicamba-potassium)、ジカン ナトリウム(dicamba-sodium)、ジクロベニル(dichlo benil)、ピクロラム(picloram)、ピクロラムジメ ルアンモニウム(picloram-dimethylammonium)、ピク ラムイソオクチル(picloram-isoctyl)、ピクロラ カリウム(picloram-potassium)、ピクロラムトリイ ソプロパノールアンモニウム(picloram-triisopropa nolammonium)、ピクロラムトリイソプロピルアン モニウム(picloram-triisopropylammonium)、ピクロラ トロールアミン(picloram-trolamine)、トリクロピ ル(triclopyr)、トリクロピルブトチル(triclopyr-bu totyl)、トリクロピルトリエチルアンモニウム (triclopyr-triethylammonium)、クロピラリド(clopyralid )、クロピラリドオールアミン(clopyralid-olamine) 、クロピラリドカリウム(clopyralid-potassium)、 ロピラリドトリイソプロパノールアンモニ ム(clopyralid-triisopropanolammonium)、アミノピラリ ド(aminopyralid)のような芳香族カルボン酸系;そ の他ナプタラム(naptalam)、ナプタラムナトリ ム(naptalam-sodium)、ベナゾリン(benazolin)、ベナ リンエチル(benazolin-ethyl)、キンクロラック(q uinclorac)、キンメラック(quinmerac)、ダイフルフ ェンゾピル(diflufenzopyr)、ダイフルフェンゾピ ルナトリウム(diflufenzopyr-sodium)、フルオキシ ル(fluroxypyr)、フルオキシピル-2-ブトキシ-1- チルエチル(fluroxypyr-2-butoxy-1-methylethyl)、フル オキシピルメプチル(fluroxypyr-meptyl)、クロロ ルレノール(chlorflurenol)、クロロフルレノー メチル(chlorflurenol-methyl)などのように植物の ルモン作用を攪乱することで除草効力を示 とされているもの。

 (2)クロロトルロン(chlorotoluron)、ジウロン( diuron)、フルオメツロン(fluometuron)、リニュロ (linuron)、イソプロチュロン(isoproturon)、メト ベンズロン(metobenzuron)、テブチウロン(tebuthiur on)、ジメフロン(dimefuron)、イソウロン(isouron) カルブチレート(karbutilate)、メタベンズチア ズロン(methabenzthiazuron)、メトクスロン(metoxuron )、モノリニュロン(monolinuron)、ネブロン(neburo n)、シデュロン(siduron)、ターブメトン(terbumeto n)、トリエタジン(trietazine)のような尿素系;シ マジン(simazine)、アトラジン(atrazine)、アトラ ン(atratone)、シメトリン(simetryn)、プロメト ン(prometryn)、ジメタメトリン(dimethametryn)、ヘ キサジノン(hexazinone)、メトリブジン(metribuzin) 、ターブチラジン(terbuthylazine)、シアナジン(c yanazine)、アメトリン(ametryn)、シブトリン(cybut ryne)、トリアジフラム(triaziflam)、ターブトリ (terbutryn)、プロパジン(propazine)、メタミトロ ン(metamitron)、プロメトン(prometon)のようなト アジン系;ブロマシル(bromacil)、ブロマシルリ チウム(bromacyl-lithium)、レナシル(lenacil)、ター バシル(terbacil)のようなウラシル系;プロパニ (propanil)、シプロミッド(cypromid)のようなア リド系;スエップ(swep)、デスメディファム(des medipham)、フェンメディファム(phenmedipham)のよ なカーバメート系;ブロモキシニル(bromoxynil) 、ブロモキシニルオクタノエート(bromoxynil-oct anoate)、ブロモキシニルヘプタノエート(bromoxy nil-heptanoate)、アイオキシニル(ioxynil)、アイオ キシニルオクタノエート(ioxynil-octanoate)、ア オキシニルカリウム(ioxynil-potassium)、アイオ シニルナトリウム(ioxynil-sodium)のようなヒド ロキシベンゾニトリル系;その他ピリデート(p yridate)、ベンタゾン(bentazone)、ベンタゾンナ リウム(bentazone-sodium)、アミカルバゾン(amicarb azone)、メタゾール(methazole)、ペンタノクロー (pentanochlor)などのように植物の光合成を阻 することで除草効力を示すとされているも 。

 (3)それ自身が植物体中でフリーラジカル なり、活性酸素を生成させて速効的な除草 力を示すとされているパラコート(paraquat)、 ジクワット(diquat)のような4級アンモニウム塩 系。

 (4)ニトロフェン(nitrofen)、クロメトキシフ ェン(chlomethoxyfen)、ビフェノックス(bifenox)、 シフルオルフェン(acifluorfen)、アシフルオル ェンナトリウム(acifluorfen-sodium)、ホメサフ ン(fomesafen)、ホメサフェンナトリウム(fomesafe n-sodium)、オキシフルオルフェン(oxyfluorfen)、 クトフェン(lactofen)、アクロニフェン(aclonifen )、エトキシフェンエチル(ethoxyfen-ethyl、HC-252) 、フルオログリコフェンエチル(fluoroglycofen-et hyl)、フルオログリコフェン(fluoroglycofen)のよ なジフェニルエーテル系;クロルフタリム(ch lorphthalim)、フルミオキサジン(flumioxazin)、フ ミクロラック(flumiclorac)、フルミクロラック ンチル(flumiclorac-pentyl)、シニドンエチル(cini don-ethyl)、フルチアセットメチル(fluthiacet-methy l)のような環状イミド系;その他オキサジアル ギル(oxadiargyl)、オキサジアゾン(oxadiazon)、ス フェントラゾン(sulfentrazone)、カルフェント ゾンエチル(carfentrazone-ethyl)、チジアジミン( thidiazimin)、ペントキサゾン(pentoxazone)、アザ ェニジン(azafenidin)、イソプロパゾール(isoprop azole)、ピラフルフェンエチル(pyraflufen-ethyl)、 ベンズフェンジゾン(benzfendizone)、ブタフェナ シル(butafenacil)、サフルフェナシル(saflufenacil) 、フルポキサム(flupoxam)、フルアゾレート(flua zolate)、プロフルアゾール(profluazol)、ピラク ニル(pyraclonil)、フルフェンピルエチル(flufenp yr-ethyl)、ベンカルバゾン(bencarbazone)などのよ に植物のクロロフィル生合成を阻害し、光 感過酸化物質を植物体中に異常蓄積させる とで除草効力を示すとされているもの。

 (5)ノルフルラゾン(norflurazon)、クロリダゾ ン(chloridazon)、メトフルラゾン(metflurazon)のよ なピリダジノン系;ピラゾリネート(pyrazolynat e)、ピラゾキシフェン(pyrazoxyfen)、ベンゾフェ ナップ(benzofenap)、トプラメゾン(topramezone, BAS -670H)、ピラスルフォトール(pyrasulfotole)のよう なピラゾール系;その他アミトロール(amitrole) フルリドン(fluridone)、フルルタモン(flurtamone )、ジフルフェニカン(diflufenican)、メトキシフ ェノン(methoxyphenone)、クロマゾン(clomazone)、ス ルコトリオン(sulcotrione)、メソトリオン(mesotri one)、テンボトリオン(tembotrione)、テフリルト オン(tefuryltrione, AVH-301)、イソキサフルトー ル(isoxaflutole)、ジフェンゾコート(difenzoquat)、 ジフェンゾコートメチルサルフェート(difenzoq uat-metilsulfate)、イソキサクロロトール(isoxachlo rtole)、ベンゾビシクロン(benzobicyclon)、ピコリ ナフェン(picolinafen)、ビフルブタミド(beflubutam id)などのようにカロチノイドなどの植物の色 素生合成を阻害し、白化作用を特徴とする除 草効力を示すとされているもの。

 (6)ジクロホップメチル(diclofop-methyl)、ジ ロホップ(diclofop)、ピリフェノップナトリウ (pyriphenop-sodium)、フルアジホップブチル(fluaz ifop-butyl)、フルアジホップ(fluazifop)、フルア ホップ-P(fluazifop-P)、フルアジホップ-P-ブチ (fluazifop-P-butyl)、ハロキシホップメチル(haloxy fop-methyl)、ハロキシホップ(haloxyfop)、ハロキ ホップエトチル(haloxyfop-etotyl)、ハロキシホ プ-P(haloxyfop-P)、ハロキシホップ-P-メチル(halo xyfop-P-methyl)、キザロホップエチル(quizalofop-eth yl)、キザロホップ-P(quizalofop-P)、キザロホッ -P-エチル(quizalofop-P-ethyl)、キザロホップ-P-テ フリル(quizalofop-P-tefuryl)、シハロホップブチ (cyhalofop-butyl)、フェノキサプロップエチル(fe noxaprop-ethyl)、フェノキサプロップ-P(fenoxaprop-P )、フェノキサプロップ-P-エチル(fenoxaprop-P-eth yl)、メタミホッププロピル(metamifop-propyl)、メ タミホップ(metamifop)、クロジナホッププロパ ギル(clodinafop-propargyl)、クロジナホップ(clodi nafop)、プロパキザホップ(propaquizafop)のような アリールオキシフェノキシプロピオン酸系; ロキシジムナトリウム(alloxydim-sodium)、アロ シジウム(alloxydim)、クレソジム(clethodim)、セ キシジム(sethoxydim)、トラルコキシジム(tralko xydim)、ブトロキシジム(butroxydim)、テプラロキ シジム(tepraloxydim)、プロホキシジム(profoxydim) シクロキシジム(cycloxydim)のようなシクロヘ サンジオン系;その他、フラムプロップ-M-メ チル(flamprop-M-methyl)、フラムプロップ-M(flamprop -M)、フラムプロップ-M-イソプロピル(flamprop-M- isopropyl)などのようにイネ科植物に特異的に 草効力が強く認められるもの。

 (7)クロリムロンエチル(chlorimuron-ethyl)、ク ロリムロン(chlorimuron)、スルホメツロンメチ (sulfometuron-methyl)、スルホメツロン(sulfometuron) 、プリミスルフロンメチル(primisulfuron-methyl) プリミスルフロン(primisulfuron)、ベンスルフ ンメチル(bensulfuron-methyl)、ベンスルフロン(be nsulfuron)、クロルスルフロン(chlorsulfuron)、メ スルフロンメチル(metsulfuron-methyl)、メトスル フロン(metsulfuron)、シノスルフロン(cinosulfuron) 、ピラゾスルフロンエチル(pyrazosulfuron-ethyl) ピラゾスルフロン(pyrazosulfuron)、アジムスル ロン(azimsulfuron)、フラザスルフロン(flazasulfu ron)、リムスルフロン(rimsulfuron)、ニコスルフ ン(nicosulfuron)、イマゾスルフロン(imazosulfuron )、シクロスルファムロン(cyclosulfamuron)、プロ スルフロン(prosulfuron)、フルピルスルフロン チルナトリウム(flupyrsulfuron-methyl-sodium)、フ ピルスルフロン(flupyrsulfuron)、トリフルスル ロンメチル(triflusulfuron-methyl)、トリフルス フロン(triflusulfuron)、ハロスルフロンメチル( halosulfuron-methyl)、ハロスルフロン(halosulfuron) チフェンスルフロンメチル(thifensulfuron-methyl) 、チフェンスルフロン(thifensulfuron)、エトキ スルフロン(ethoxysulfuron)、オキサスルフロン( oxasulfuron)、エタメトスルフロン(ethametsulfuron) エタメトスルフロンメチル(ethametsulfuron-methy l)、イオドスルフロン(iodosulfuron)、イオドス フロンメチルナトリウム(iodosulfuron-methyl-sodiu m)、スルフォスルフロン(sulfosulfuron)、トリア ルフロン(triasulfuron)、トリベヌロンメチル(t ribenuron-methyl)、トリベヌロン(tribenuron)、トリ スルフロン(tritosulfuron)、フォーラムスルフ ン(foramsulfuron)、トリフルオキシスルフロン( trifloxysulfuron)、トリフルオキシスルフロンナ リウム(trifloxysulfuron-sodium)、メソスルフロン メチル(mesosulfuron-methyl)、メソスルフロン(mesos ulfuron)、オルソスルファムロン(orthosulfamuron) フルセトスルフロン(flucetosulfuron)、アミドス ルフロン(amidosulfuron)、TH-547、国際公開公報WO2 005092104の請求項に記載されている化合物のよ うなスルホニルウレア系;フルメツラム(flumets ulam)、メトスラム(metosulam)、ジクロスラム(dicl osulam)、クロランスラムメチル(cloransulam-methyl) 、フロラスラム(florasulam)、ペノクススラム(pe noxsulam)のようなトリアゾロピリミジンスルホ ンアミド系;イマザピル(imazapyr)、イマザピル ソプロピルアンモニウム(imazapyr-isopropylammoni um)、イマゼタピル(imazethapyr)、イマゼタピル ンモニウム(imazethapyr-ammonium)、イマザキン(ima zaquin)、イマザキンアンモニウム(imazaquin-ammoni um)、イマザモックス(imazamox)、イマザモック アンモニウム(imazamox-ammonium)、イマザメタベ ズ(imazamethabenz)、イマザメタベンズメチル(im azamethabenz-methyl)、イマザピック(imazapic)のよう なイミダゾリノン系;ピリチオバックナトリ ム(pyrithiobac-sodium)、ビスピリバックナトリウ ム(bispyribac-sodium)、ピリミノバックメチル(pyri minobac-methyl)、ピリベンゾキシム(pyribenzoxim)、 リフタリド(pyriftalid)、ピリミスルファン(pyr imisulfan, KUH-021)のようなピリミジニルサリチ 酸系;フルカーバゾン(flucarbazone)、フルカー ゾンナトリウム(flucarbazone-sodium)、プロポキ カーバゾンナトリウム(propoxycarbazone-sodium)、 プロポキシカーバゾン(propoxycarbazone)のような スルホニルアミノカルボニルトリアゾリノン 系;その他グリホサート(glyphosate)、グリホサ トナトリウム(glyphosate-sodium)、グリホサート リウム(glyphosate-potassium)、グリホサートアン モニウム(glyphosate-ammonium)、グリホサートジア ンモニウム(glyphosate-diammonium)、グリホサート ソプロピルアンモニウム(glyphosate-isopropylammo nium)、グリホサートトリメシウム(glyphosate-trim esium)、グリホサートセスキナトリウム(glyphosa te-sesquisodium)、グルホシネート(glufosinate)、グ ホシネートアンモニウム(glufosinate-ammonium)、 ビラナホス(bilanafos)、ビラナホスナトリウム( bilanafos-sodium)、シンメチリン(cinmethylin)などの ように植物のアミノ酸生合成を阻害すること で除草効力を示すとされているもの。

 (8)トリフルラリン(trifluralin)、オリザリン (oryzalin)、ニトラリン(nitralin)、ペンディメタ ン(pendimethalin)、エタルフルラリン(ethalflurali n)、ベンフルラリン(benfluralin)、プロジアミン (prodiamine)、ブトラリン(butralin)、ジニトラミ (dinitramine)のようなジニトロアニリン系;ベン スリド(bensulide)、ナプロパミド(napropamide)、プ ロピザミド(propyzamide、プロナミド(pronamide))の ようなアミド系;アミプロホスメチル(amiprofos- methyl)、ブタミホス(butamifos)、アニロホス(anilo fos)、ピペロホス(piperophos)のような有機リン ;プロファム(propham)、クロルプロファム(chlorp ropham)、バーバン(barban)、カルベタミド(carbetam ide)のようなフェニルカーバメート系;ダイム ン(daimuron)、クミルロン(cumyluron)、ブロモブ ド(bromobutide)、メチルダイムロン(methyldymron) ようなクミルアミン系;その他アシュラム(as ulam)、アシュラムナトリウム(asulam-sodium)、ジ オピル(dithiopyr)、チアゾピル(thiazopyr)、クロ ルタールジメチル(chlorthal-dimethyl)、クロルタ ル(chlorthal)、ジフェナミド(diphenamid)などの うに植物の細胞有糸分裂を阻害することで 草効力を示すとされているもの。

 (9)アラクロール(alachlor)、メタザクロール (metazachlor)、ブタクロール(butachlor)、プレチラ クロール(pretilachlor)、メトラクロール(metolachl or)、S-メトラクロール(S-metolachlor)、テニルク ール(thenylchlor)、ペトキサマイド(pethoxamid)、 アセトクロール(acetochlor)、プロパクロール(pr opachlor)、ジメテナミド(dimethenamid)、ジメテナ ド-P(dimethenamid-P)、プロピソクロール(propisoch lor)、ジメタクロール(dimethachlor)のようなクロ ロアセトアミド系;モリネート(molinate)、ジメ ペレート(dimepiperate)、ピリブチカルブ(pyribut icarb)、EPTC、ブチレート(butylate)、ベルノレー (vernolate)、ペブレート(pebulate)、シクロエー (cycloate)、プロスルホカルブ(prosulfocarb)、エ プロカルブ(esprocarb)、チオベンカルブ(thioben carb)、ジアレート(diallate)、トリアレート(tri-a llate)、オルベンカルブ(orbencarb)のようなチオ ーバメート系;その他エトベンザニド(etobenza nid)、メフェナセット(mefenacet)、フルフェナセ ット(flufenacet)、トリディファン(tridiphane)、カ フェンストロール(cafenstrole)、フェントラザ ド(fentrazamide)、オキサジクロメフォン(oxaziclo mefone)、インダノファン(indanofan)、ベンフレセ ート(benfuresate)、ピロキサスルフォン(pyroxasulf one、KIH-485)、ダラポン(dalapon)、ダラポンナト ウム(dalapon-sodium)、TCAナトリウム(TCA-sodium)、 トリクロロ酢酸(trichloroacetic acid)などのよう 植物のタンパク質生合成あるいは脂質生合 を阻害することで除草効力を示すとされて るもの。

 (10)MSMA、DSMA、CMA、エンドタール(endothall) エンドタールジカリウム(endothall-dipotassium)、 エンドタールナトリウム(endothall-sodium)、エン ドタールモノ(N,N-ジメチルアルキルアンモニ ム)(endothall-mono(N,N-dimethylalkylammonium))、エト メセート(ethofumesate)、ソディウムクロレート (sodium chlorate)、ペラルゴン酸(pelargonic acid、 ナン酸(nonanoic acid))、ホスアミン(fosamine)、 スアミンアンモニウム(fosamine-ammonium)、ピノ キサデン(pinoxaden)、HOK-201、アクロレイン(aclol ein)、スルファミン酸アンモニウム(ammonium sul famate)、ボラックス(borax)、クロロ酢酸(chloroace tic acid)、クロロ酢酸ナトリウム(sodium chloroac ete)、シアナミド(cyanamide)、メチルアルソン酸 (methylarsonic acid)、ジメチルアルソン酸(dimethyl arsinic acid)、ジメチルアルソン酸ナトリウム( sodium dimethylarsinate)、ジノターブ(dinoterb)、ジ ターブアンモニウム(dinoterb-ammonium)、ジノタ ーブジオールアミン(dinoterb-diolamine)、ジノタ ブアセテート(dinoterb-acetate)、DNOC、硫酸第一 鉄(ferrous sulfate)、フルプロパネート(flupropanat e)、フルプロパネートナトリウム(flupropanate-so dium)、イソキサベン(isoxaben)、メフルイジド(me fluidide)、メフルイジドジオールアミン(mefluidi de-diolamine)、メタム(metam)、メタムアンモニウ (metam-ammonium)、メタムカリウム(metam-potassium) メタムナトリウム(metam-sodium)、イソチオシ ン酸メチル(methyl isothiocyanate)、ペンタクロ フェノール(pentachlorophenol)、ペンタクロロフ ノールナトリウム(sodium pentachlorophenoxide)、 ンタクロロフェノールラウレート(pentachlorop henol laurate)、キノクラミン(quinoclamine)、硫酸( sulfuric acid)、ウレアサルフェート(urea sulfate) など。

 (11)ザントモナス キャンペストリス( Xanthomonas   campestris )、エピココロシルス ネマトソルス( Epicoccosirus   nematosorus )、エピココロシルス ネマトスペラス( Epicoccosirus   nematosperus )、エキセロヒラム モノセラス( Exserohilum   monoseras )、ドレクスレラ モノセラス( Drechsrela   monoceras )などのように植物に寄生することで除草効 を示すとされているもの。

 本発明の除草性組成物は、優れた除草効 を示す。その適用範囲は、水田、畑地、果 園、桑園などの農耕地、山林、農道、グラ ド、工場敷地などの非農耕地と多岐にわた 、適用方法も土壌処理、茎葉処理、湛水処 等を適宜選択できる。

 本発明の除草性組成物は、例えばイヌビ 、タイヌビエ、メヒシバ、エノコログサ、 キノエノコログサ、オヒシバ、カラスムギ セイバンモロコシ、シバムギ、ビロードキ 、ギネアキビ、パラグラス、アゼガヤ、イ アゼガヤ、スズメノカタビラ、スズメノテ ポウ、カモジグサのようなイネ科雑草;コゴ メガヤツリ、ハマスゲ、キハマスゲ、ホタル イ、ミズガヤツリ、タマガヤツリ、マツバイ 、クログワイのようなカヤツリグサ科雑草; リカワ、オモダカ、ヘラオモダカのような モダカ科雑草;コナギ、ミズアオイのような ズアオイ科雑草;アゼナ、アブノメのような ゴマノハグサ科雑草;キカシグサ、ヒメミソ ギのようなミソハギ科雑草;ミゾハコベのよ なミゾハコベ科雑草;イチビ、アメリカキン ゴジカのようなアオイ科雑草;オナモミ、ブ クサ、エゾノキツネアザミのようなキク科 草;イヌホウズキ、シロバナチョウセンアサ オのようなナス科雑草;アオビユ、アオゲイ トウのようなヒユ科雑草;サナエタデ、ハル デのようなタデ科雑草;タネツケバナ、ナズ のようなアブラナ科雑草;マルバアサガオ、 セイヨウヒルガオ、アメリカアサガオのよう なヒルガオ科雑草;シロザのようなアカザ科 草;スベリヒユのようなスベリヒユ科雑草;エ ビスグサのようなマメ科雑草;ハコベのよう ナデシコ科雑草;ホトケノザのようなシソ科 草;ヤエムグラのようなアカネ科雑草;エノ グサのようなトウダイグサ科雑草;ツユクサ ようなツユクサ科雑草などの各種有害雑草 防除することができる。よって、有用作物 例えばトウモロコシ、ダイズ、ワタ、コム 、イネ、オオムギ、エンバク、ソルガム、 ブラナ、ヒマワリ、テンサイ、サトウキビ 芝、ピーナッツ、アマ、タバコ、コーヒー どの栽培において選択的に有害雑草を防除 る場合において有効に使用される。特に本 明の除草性組成物は、トウモロコシ、ダイ 、ワタ、コムギ、イネ、アブラナ、ヒマワ 、テンサイ、サトウキビ、芝、ピーナッツ アマ、タバコ、コーヒーなどの栽培、その でもトウモロコシ、コムギ、イネなどの栽 において選択的に有害雑草を防除する場合 おいて有効に使用される。また本発明の除 性組成物は、非選択的に有害雑草を防除す 場合において有効に使用される。

 本発明の除草性組成物は、各種形質転換 物の栽培において、選択的に有害雑草を防 する場合において有効に使用できる。形質 換植物の一例としては、害虫耐性の形質転 植物、植物病原耐性の形質転換植物、植物 分に関する形質転換植物、化合物Aに耐性で ある形質転換植物、他の除草性化合物に耐性 である形質転換植物などが挙げられる。

 本発明の除草性組成物の適用場面の一例 しては、トウモロコシ圃場、ムギ類圃場、 ネ圃場、非農耕地などが挙げられる。他の 草性化合物は、適用場面に応じ1種又は2種 上を適宜選択し、使用することができるが その一例としては、以下のものが挙げられ 。

 トウモロコシ圃場において選択的に有害 物を防除する場合は、例えば、他の除草性 合物が、フェノキシ系化合物、芳香族カル ン酸系化合物、尿素系化合物、トリアジン 化合物、ヒドロキシベンゾニトリル系化合 、ジフェニルエーテル系化合物、環状イミ 系化合物、ピラゾール系化合物、スルホニ ウレア系化合物、トリアゾロピリミジンス ホンアミド系化合物、イミダゾリノン系化 物、ジニトロアニリン系化合物、クロロア トアミド系化合物、チオカーバメート系化 物、ベナゾリン、ベナゾリンエチル、ダイ ルフェンゾピル、ダイフルフェンゾピルナ リウム、フルオキシピル、フルオキシピル- 2-ブトキシ-1-メチルエチル、フルオキシピル プチル、ピリデート、ベンタゾン、ベンタ ンナトリウム、アミカルバゾン、カルフェ トラゾンエチル、サフルフェナシル、フル ェンピルエチル、ベンカルバゾン、フルリ ン、クロマゾン、スルコトリオン、メソト オン、テンボトリオン、イソキサフルトー 、ジフェンゾコート、ジフェンゾコートメ ルサルフェート、イソキサクロロトール、 リホサート、グリホサートナトリウム、グ ホサートカリウム、グリホサートアンモニ ム、グリホサートジアンモニウム、グリホ ートイソプロピルアンモニウム、グリホサ トトリメシウム、グリホサートセスキナト ウム、グルホシネート、グルホシネートア モニウム、フルフェナセット、トリディフ ン、ベンフレセート、ピロキサスルフォン ダラポン、ダラポンナトリウム、ジノター 、ジノターブアンモニウム、ジノターブジ ールアミン、ジノターブアセテート及びDNOC からなる群より選ばれる少なくとも1種の化 物である。

 更に望ましくは、2,4-D、2,4-Dブトチル、2,4 -Dブチル、2,4-Dジメチルアンモニウム、2,4-Dジ オールアミン、2,4-Dエチル、2,4-D-2-エチルヘ シル、2,4-Dイソブチル、2,4-Dイソオクチル、2 ,4-Dイソプロピル、2,4-Dイソプロピルアンモニ ウム、2,4-Dナトリウム、2,4-Dイソプロパノー アンモニウム、2,4-Dトロールアミン、2,4-DB、 2,4-DBブチル、2,4-DBジメチルアンモニウム、2,4 -DBイソオクチル、2,4-DBカリウム、2,4-DBナトリ ウム、ジクロロプロップ、ジクロロプロップ ブトチル、ジクロロプロップジメチルアンモ ニウム、ジクロロプロップイソオクチル、ジ クロロプロップカリウム、ジクロロプロップ -P、ジクロロプロップ-Pジメチルアンモニウ 、ジクロロプロップ-Pカリウム、ジクロロプ ロップ-Pナトリウム、MCPA、MCPAブトチル、MCPA メチルアンモニウム、MCPA-2-エチルヘキシル 、MCPAカリウム、MCPAナトリウム、MCPAチオエチ ル、MCPB、MCPBエチル、MCPBナトリウム、メコプ ロップ、メコプロップブトチル、メコプロッ プナトリウム、メコプロップ-P、メコプロッ -Pブトチル、メコプロップ-Pジメチルアンモ ニウム、メコプロップ-P-2-エチルヘキシル、 コプロップ-Pカリウムのようなフェノキシ 化合物;ジカンバ、ジカンバブトチル、ジカ バジグリコールアミン、ジカンバジメチル ンモニウム、ジカンバジオールアミン、ジ ンバイソプロピルアンモニウム、ジカンバ リウム、ジカンバナトリウム、クロピラリ 、クロピラリドオールアミン、クロピラリ カリウム、クロピラリドトリイソプロパノ ルアンモニウムのような芳香族カルボン酸 化合物;ジウロン、リニュロン、メトベンズ ロン、メタベンズチアズロン、モノリニュロ ンのような尿素系化合物;シマジン、アトラ ン、メトリブジン、ターブチラジン、シア ジン、アメトリン、ターブトリン、プロパ ンのようなトリアジン系化合物;ブロモキシ ル、ブロモキシニルオクタノエート、ブロ キシニルヘプタノエートのようなヒドロキ ベンゾニトリル系化合物;ビフェノックス、 オキシフルオルフェン、アクロニフェンのよ うなジフェニルエーテル系化合物;フルミク ラックペンチル、シニドンエチル、フルチ セットメチルのような環状イミド系化合物; プラメゾンのようなピラゾール系化合物;プ リミスルフロンメチル、プリミスルフロン、 リムスルフロン、ニコスルフロン、プロスル フロン、フルピルスルフロンメチルナトリウ ム、フルピルスルフロン、ハロスルフロンメ チル、ハロスルフロン、チフェンスルフロン メチル、チフェンスルフロン、イオドスルフ ロン、イオドスルフロンメチルナトリウム、 トリトスルフロン及びフォーラムスルフロン のようなスルホニルウレア系化合物;フルメ ラム、メトスラム、フロラスラムのような リアゾロピリミジンスルホンアミド系化合 ;イマザモックス、イマザモックスアンモニ ムのようなイミダゾリノン系化合物;ペンデ ィメタリン、エタルフルラリン、プロジアミ ンのようなジニトロアニリン系化合物;アラ ロール、メタザクロール、メトラクロール S-メトラクロール、ペトキサマイド、アセト クロール、プロパクロール、ジメテナミド、 ジメテナミド-Pのようなクロロアセトアミド 化合物;EPTC、ブチレート、トリアレート、 ルベンカルブのようなチオカーバメート系 合物;ベナゾリン;ベナゾリンエチル;ダイフ フェンゾピル、ダイフルフェンゾピルナト ウム;フルオキシピル;フルオキシピル-2-ブト キシ-1-メチルエチル;フルオキシピルメプチ ;ピリデート;ベンタゾン;ベンタゾンナトリ ム;アミカルバゾン;カルフェントラゾンエチ ル;サフルフェナシル;フルフェンピルエチル; ベンカルバゾン;フルリドン;クロマゾン;スル コトリオン;メソトリオン;テンボトリオン;イ ソキサフルトール;ジフェンゾコート;ジフェ ゾコートメチルサルフェート;イソキサクロ ロトシネートアンモニウム;フルフェナセッ ;トリディファン;ベンフレセート;ピロキサ ルフォン;ダラポン;ダラポンナトリウム;ジ ターブ;ジノターブアンモニウム;ジノターブ ジオールアミン;ジノターブアセテート;DNOCな どが使用される。

 ムギ類圃場において選択的に有害植物を 除する場合は、例えば他の除草性化合物が フェノキシ系化合物、芳香族カルボン酸系 合物、尿素系化合物、トリアジン系化合物 アニリド系化合物、ヒドロキシベンゾニト ル系化合物、ジフェニルエーテル系化合物 環状イミド系化合物、ピラゾール系化合物 アリールオキシフェノキシプロピオン酸系 合物、シクロヘキサンジオン系化合物、ス ホニルウレア系化合物、トリアゾロピリミ ンスルホンアミド系化合物、イミダゾリノ 系化合物、ピリミジニルサリチル酸系化合 、スルホニルアミノカルボニルトリアゾン ノン系化合物、ジニトロアニリン系化合物 フェニルカーバメート系化合物、クロロア トアミド系化合物、チオカーバメート系化 物、ベナゾリン、ベナゾリンエチル、キン ロラック、キンメラック、フルオキシピル フルオキシピル-2-ブトキシ-1-メチルエチル フルオキシピルメプチル、ピリデート、ベ タゾン、ベンタゾンナトリウム、カルフェ トラゾンエチル、チジアジミン、ピラフル ェンエチル、サフルフェナシル、フルポキ ム、フルアゾレート、ベンカルバゾン、フ ルタモン、ジフルフェニカン、スルコトリ ン、ジフェンゾコート、ジフェンゾコート チルサルフェート、ピコリナフェン、ビフ ブタミド、フラムプロップ-M-メチル、フラ プロップ-M、フラムプロップ-M-イソプロピ 、フルフェナセット、インダノファン、ピ キサデン、ジノターブ、ジノターブアンモ ウム、ジノターブジオールアミン、ジノタ ブアセテート、DNOC及びイソキサベンからな 群より選ばれる少なくとも1種の化合物であ る。

 更に望ましくは、2,4-D、2,4-Dブトチル、2,4 -Dブチル、2,4-Dジメチルアンモニウム、2,4-Dジ オールアミン、2,4-Dエチル、2,4-D-2-エチルヘ シル、2,4-Dイソブチル、2,4-Dイソオクチル、2 ,4-Dイソプロピル、2,4-Dイソプロピルアンモニ ウム、2,4-Dナトリウム、2,4-Dイソプロパノー アンモニウム、2,4-Dトロールアミン、2,4-DB、 2,4-DBブチル、2,4-DBジメチルアンモニウム、2,4 -DBイソオクチル、2,4-DBカリウム、2,4-DBナトリ ウム、ジクロロプロップ、ジクロロプロップ ブトチル、ジクロロプロップジメチルアンモ ニウム、ジクロロプロップイソオクチル、ジ クロロプロップカリウム、ジクロロプロップ -P、ジクロロプロップ-Pジメチルアンモニウ 、ジクロロプロップ-Pカリウム、ジクロロプ ロップ-Pナトリウム、MCPA、MCPAブトチル、MCPA メチルアンモニウム、MCPA-2-エチルヘキシル 、MCPAカリウム、MCPAナトリウム、MCPAチオエチ ル、MCPB、MCPBエチル、MCPBナトリウム、メコプ ロップ、メコプロップブトチル、メコプロッ プナトリウム、メコプロップ-P、メコプロッ -Pブトチル、メコプロップ-Pジメチルアンモ ニウム、メコプロップ-P-2-エチルヘキシル、 コプロップ-Pカリウムのようなフェノキシ 化合物;2,3,6-TBA、ジカンバ、ジカンバブトチ 、ジカンバジグリコールアミン、ジカンバ メチルアンモニウム、ジカンバジオールア ン、ジカンバイソプロピルアンモニウム、 カンバカリウム、ジカンバナトリウム、ジ ロベニル、ピクロラム、ピクロラムジメチ アンモニウム、ピクロラムイソオクチル、 クロラムカリウム、ピクロラムトリイソプ パノールアンモニウム、ピクロラムトリイ プロピルアンモニウム、ピクロラムトロー アミン、クロピラリド、クロピラリドオー アミン、クロピラリドカリウム、クロピラ ドトリイソプロパノールアンモニウム、ア ノピラリドのような芳香族カルボン酸系化 物;クロロトルロン、ジウロン、リニュロン 、イソプロチュロン、ジメフロン、メタベン ズチアズロン、メトクスロン、ネブロンのよ うな尿素系化合物;プロメトリン、メトリブ ン、シアナジン、ターブトリンのようなト アジン系化合物;プロパニル、シプロピッド ようなアニリド系化合物;ブロモキシニル、 ブロモキシニルオクタノエート、ブロモキシ ニルヘプタノエート、アイオキシニル、アイ オキシニルオクタノエート、アイオキシニル カリウム、アイオキシニルナトリウムのよう なヒドロキシベンゾニトリル系化合物;ビフ ノックス、オキシフルオルフェン、アクロ フェン、エトキシフェンエチル、フルオロ リコフェンエチル、フルオログリコフェン ようなジフェニルエーテル系化合物;シニド エチルのような環状イミド系化合物;ピラス ルフォトールのようなピラゾール系化合物; クロホップメチル、ジクロホップ、フェノ サプロップエチル、フェノキサプロップ-P、 フェノキサプロップ-Pエチル、クロジナホッ プロパルギル、クロジナホップのようなア ールオキシフェノキシプロピオン酸系化合 ;トラルコキシジム、ブトロキシジムのよう なシクロヘキサンジオン系化合物;クロルス フロン、メトスルフロンメチル、メトスル ロン、シクロスルファムロン、プロスルフ ン、フルピルスルフロンメチルナトリウム フルピルスルフロン、ハロスルフロンメチ 、ハロスルフロン、チフェンスルフロンメ ル、チフェンスルフロン、エトキシスルフ ン、イオドスルフロンメチルナトリウム、 オドスルフロン、スルフォスルフロン、ト アスルフロン、トリベヌロンメチル、トリ ヌロン、トリトスルフロン、メソスルフロ メチル、メソスルフロン、フルセトスルフ ン、アミドスルフロンのようなスルホニル レア系化合物;フルメツラム、メトスラム、 ロラスラムのようなトリアゾロピリミジン ルホンアミド系化合物;イマザモックス、イ マザモックスアンモニウム、イマザメタベン ズ、イマザメタベンズメチルのようなイミダ ゾリノン系化合物;ピリベンゾキシムのよう ピリミジニルサリチル酸系化合物;フルカー ゾン、フルカーバゾンナトリウム、プロポ シカーバゾン、プロポキシカーバゾンナト ウムのようなスルホニルアミノカルボニル リアゾンリノン系化合物;ペンディメタリン 、ブトラリンのようなジニトロアニリン系化 合物;バーバンのようなフェニルカーバメー 系化合物;ブタクロールのようなクロロアセ アミド系化合物;プロスルフォカルブ、トリ アレート、オルベンカルブのようなチオカー バメート系化合物;ベナゾリン、ベナゾリン チル、キンクロラック、キンメラック、フ オキシピル、フルオキシピル-2-ブトキシ-1- チルエチル、フルオキシピルメプチル、ピ デート、ベンタゾン、ベンタゾンナトリウ 、カルフェントラゾンエチル、チジアジミ 、ピラフルフェンエチル、サフルフェナシ 、フルポキサム、フルアゾレート、ベンカ バゾン、フルルタモン、ジフルフェニカン スルコトリオン、ジフェンゾコート、ジフ ンゾコートメチルサルフェート、ピコリナ ェン、ビフルブタミド、フラムプロップ-M- チル、フラムプロップ-M、フラムプロップ-M- イソプロピル、フルフェナセット、インダノ ファン、ピノキサデン、ジノターブ、ジノタ ーブアンモニウム、ジノターブジオールアミ ン、ジノターブアセテート、DNOC;イソキサベ などが使用される。

 イネ圃場において選択的に有害植物を防 する場合は、例えば、他の除草性化合物が フェノキシ系化合物、芳香族カルボン酸系 合物、尿素系化合物、トリアジン系化合物 アニリド系化合物、カーバメート系化合物 ジフェニルエーテル系化合物、ピラゾール 化合物、アリールオキシフェノキシプロピ ン酸系化合物、シクロヘキサンジオン系化 物、スルホニルウレア系化合物、トリアゾ ピリミジンスルホンアミド系化合物、ピリ ジニルサリチル酸系化合物、ジニトロアニ ン系化合物、有機リン酸系化合物、クミル ミン系化合物、クロロアセトアミド系化合 、チオカーバメート系化合物、植物に寄生 ることで除草効力を示すとされているもの キンクロラック、キンメラック、ピリデー 、ベンタゾン、ベンタゾンナトリウム、オ サジアルギル、オキサジアゾン、カルフェ トラゾンエチル、ペントキサゾン、ピラク ニル、フルリドン、ジフルフェニカン、メ キシフェノン、クロマゾン、メソトリオン テフリルトリオン、ベンゾビシクロン、シ メチリン、ジチオピル、エトベンザミド、 フェナセット、フルフェナセット、カフェ ストロール、フェントラザミド、オキサジ ロメフォン、インダノファン、ベンフレセ ト、TCAナトリウム、トリクロロ酢酸、HOK-201 及びキノクラミンからなる群より選ばれる少 なくとも1種の化合物である。

 更に望ましくは、2,4-D、2,4-Dブトチル、2,4 -Dブチル、2,4-Dジメチルアンモニウム、2,4-Dジ オールアミン、2,4-Dエチル、2,4-D-2-エチルヘ シル、2,4-Dイソブチル、2,4-Dイソオクチル、2 ,4-Dイソプロピル、2,4-Dイソプロピルアンモニ ウム、2,4-Dナトリウム、2,4-Dイソプロパノー アンモニウム、2,4-Dトロールアミン、2,4-DB、 2,4-DBブチル、2,4-DBジメチルアンモニウム、2,4 -DBイソオクチル、2,4-DBカリウム、2,4-DBナトリ ウム、ジクロロプロップ、ジクロロプロップ ブトチル、ジクロロプロップジメチルアンモ ニウム、ジクロロプロップイソオクチル、ジ クロロプロップカリウム、ジクロロプロップ -P、ジクロロプロップ-Pジメチルアンモニウ 、ジクロロプロップ-Pカリウム、ジクロロプ ロップ-Pナトリウム、MCPA、MCPAブトチル、MCPA メチルアンモニウム、MCPA-2-エチルヘキシル 、MCPAカリウム、MCPAナトリウム、MCPAチオエチ ル、MCPB、MCPBエチル、MCPBナトリウム、メコプ ロップ、メコプロップブトチル、メコプロッ プナトリウム、メコプロップ-P、メコプロッ -Pブトチル、メコプロップ-Pジメチルアンモ ニウム、メコプロップ-P-2-エチルヘキシル、 コプロップ-Pカリウム、ナプロアニリド、 ロメプロップのようなフェノキシ系化合物; クロラム、ピクロラムジメチルアンモニウ 、ピクロラムイソオクチル、ピクロラムカ ウム、ピクロラムトリイソプロパノールア モニウム、ピクロラムトリイソプロピルア モニウム、ピクロラムトロールアミン、ト クロピル、トリクロピルブトチル、トリク ピルトリエチルアンモニウムのような芳香 カルボン酸系化合物;リニュロンのような尿 素系化合物であり;シメトリン、プロメトリ 、ジメタメトリン、トリアジフラムのよう トリアジン系化合物;プロパニルのようなア リド系化合物;スエップのようなカーバメー ト系化合物;ニトロフェン、クロメトキシフ ン、ビフェノックス、アシフルオルフェン アシフルオルフェンナトリウム、オキシフ オルフェン、フルオログリコフェンエチル フルオログリコフェンのようなジフェニル ーテル系化合物;ピラゾリネート、ピラゾキ フェン、ベンゾフェナップのようなピラゾ ル系化合物;シハロホップブチル、メタミホ ッププロピル、メタミホップのようなアリー ルオキシフェノキシプロピオン酸系化合物; ロホキシジムのようなシクロヘキサンジオ 系化合物;ベンスルフロンメチル、ベンスル ロン、メトスルフロンメチル、メトスルフ ン、シノスルフロン、ピラゾスルフロンエ ル、ピラゾスルフロン、アジムスルフロン イマゾスルフロン、シクロスルファムロン ハロスルフロンメチル、ハロスルフロン、 トキシスルフロン、オルソスルファムロン フルセトスルフロン、TH-547のようなスルホ ルウレア系化合物;ペノクススラムのような トリアゾロピリミジンスルホンアミド系化合 物;ビスピリバックナトリウム、ピリミノバ クメチル、ピリベンゾキシム、ピリフタリ 、ピリミスルファンのようなピリミジニル リチル酸系化合物;オリザリン、ペンディメ リン、ブトラリンのようなジニトロアニリ 系化合物;ブタミホス、アニロホス、ピペロ ホスのような有機リン酸系化合物;ダイムロ 、クミルロン、ブロモブチドのようなクミ アミン系化合物;ブタクロール、プレチラク ール、テニルクロールのようなクロロアセ アミド系化合物;モリネート、ジメピペレー ト、ピリブチカルブ、エスプロカルブ及びチ オベンカルブのようなチオカーバメート系化 合物;キンクロラック;キンメラック;ピリデー ト;ベンタゾン;ベンタゾンナトリウム;オキサ ジアルギル;オキサジアゾン;カルフェントラ ンエチル;ペントキサゾン;ピラクロニル;フ リドン;ジフルフェニカン;メトキシフェノ ;クロマゾン;メソトリオン;テフリルトリオ ;ベンゾビシクロン;シンメチリン;ジチオピ ;エトベンザミド;メフェナセット;フルフェ セット;カフェンストロール;フェントラザミ ド;オキサジクロメフォン;インダノファン;ベ ンフレセート;TCAナトリウム;トリクロロ酢酸; HOK-201;キノクラミンなどが使用される。

 非選択的に有害植物を防除する場合は、 えば、他の除草性化合物が、フェノキシ系 合物、芳香族カルボン酸系化合物、尿素系 合物、トリアジン系化合物、ウラシル系化 物、ヒドロキシベンゾニトリル系化合物、4 級アンモニウム塩系化合物、スルホニルウレ ア系化合物、イミダゾリノン系化合物、ピリ ミジニルサリチル酸系化合物、ジニトロアニ リン系化合物、ベナゾリン、ベナゾリンエチ ル、ダイフルベンゾピル、ダイフルベンゾピ ルナトリウム、クロロフルレノール、クロロ フルレノールメチル、ペンタノクロール、ブ タフェナシル、グリホサート、グリホサート ナトリウム、グリホサートカリウム、グリホ サートアンモニウム、グリホサートジアンモ ニウム、グリホサートイソプロピルアンモニ ウム、グリホサートトリメシウム、グリホサ ートセスキナトリウム、グルホシネート、グ ルホシネートアンモニウム、ビラナホス、ビ ラナホスナトリウム、アシュラム、アシュラ ムナトリウム、ダラポン、ダラポンナトリウ ム、TCAナトリウム、トリクロロ酢酸、CMA、ホ スアミン、ホスアミンアンモニウム、スルフ ァミン酸アンモニウム、ボラックス、クロロ 酢酸、クロロ酢酸ナトリウム、メチルアルソ ン酸、ジメチルアルソン酸、ジメチルアルソ ン酸ナトリウム、フルプロパネート、フルプ ロパネートナトリウム、イソキサベン、メフ ルイジド、メフルイジドジオールアミン、ペ ンタクロロフェノール、ペンタクロロフェノ ールナトリウム及びペンタクロロフェノール ラウレートからなる群より選ばれる少なくと も1種の化合物である。

 更に望ましくは、2,4-D、2,4-Dブトチル、2,4 -Dブチル、2,4-Dジメチルアンモニウム、2,4-Dジ オールアミン、2,4-Dエチル、2,4-D-2-エチルヘ シル、2,4-Dイソブチル、2,4-Dイソオクチル、2 ,4-Dイソプロピル、2,4-Dイソプロピルアンモニ ウム、2,4-Dナトリウム、2,4-Dイソプロパノー アンモニウム、2,4-Dトロールアミン、2,4-DB、 2,4-DBブチル、2,4-DBジメチルアンモニウム、2,4 -DBイソオクチル、2,4-DBカリウム、2,4-DBナトリ ウム、ジクロロプロップ、ジクロロプロップ ブトチル、ジクロロプロップジメチルアンモ ニウム、ジクロロプロップイソオクチル、ジ クロロプロップカリウム、ジクロロプロップ -P、ジクロロプロップ-Pジメチルアンモニウ 、ジクロロプロップ-Pカリウム、ジクロロプ ロップ-Pナトリウム、MCPA、MCPAブトチル、MCPA メチルアンモニウム、MCPA-2-エチルヘキシル 、MCPAカリウム、MCPAナトリウム、MCPAチオエチ ル、MCPB、MCPBエチル、MCPBナトリウム、メコプ ロップ、メコプロップブトチル、メコプロッ プナトリウム、メコプロップ-P、メコプロッ -Pブトチル、メコプロップ-Pジメチルアンモ ニウム、メコプロップ-P-2-エチルヘキシル、 コプロップ-Pカリウムのようなフェノキシ 化合物;2,3,6-TBA、ジカンバ、ジカンバブトチ 、ジカンバジグリコールアミン、ジカンバ メチルアンモニウム、ジカンバジオールア ン、ジカンバイソプロピルアンモニウム、 カンバカリウム、ジカンバナトリウム、ジ ロベニル、ピクロラム、ピクロラムジメチ アンモニウム、ピクロラムイソオクチル、 クロラムカリウム、ピクロラムトリイソプ パノールアンモニウム、ピクロラムトリイ プロピルアンモニウム、ピクロラムトロー アミン、トリクロピル、トリクロピルブト ル、トリクロピルトリエチルアンモニウム クロピラリド、クロピラリドオールアミン クロピラリドカリウム、クロピラリドトリ ソプロパノールアンモニウム、アミノピラ ドのような芳香族カルボン酸系化合物;ジウ ロン、テブチウロン、イソウロン、カルブチ レート、モノリニュロン、ネブロンのような 尿素系化合物;アトラジン、ヘキサジノン、 ーブチラジン、シアナジン、アメトリン、 ロパジン、プロメトンのようなトリアジン 化合物;ブロマシル、ブロマシルリチウムの うなウラシル系化合物;ブロモキシニル、ブ ロモキシニルオクタノエート、ブロモキシニ ルヘプタノエートのようなヒドロキシベンゾ ニトリル系化合物;パラコート、ジクワット ような4級アンモニウム塩系化合物;スルホメ ツロンメチル、スルホメツロン、クロルスル フロン、フラザスルフロン、スルフォスルフ ロンのようなスルホニルウレア系化合物;イ ザピル、イマザピルイソプロピルアンモニ ム、イマザピックのようなイミダゾリノン 化合物;ビスピリバックナトリウムのような リミジニルサリチル酸系化合物;オリザリン 、プロジアミンのようなジニトロアニリン系 化合物;ベナゾリン;ベナゾリンエチル;ダイフ ルベンゾピル;ダイフルベンゾピルナトリウ ;クロロフルレノール;クロロフルレノールメ チル;ペンタノクロール;ブタフェナシル;グリ ホサート;グリホサートナトリウム;グリホサ トカリウム;グリホサートアンモニウム;グ ホサートジアンモニウム;グリホサートイソ ロピルアンモニウム;グリホサートトリメシ ウム;グリホサートセスキナトリウム;グルホ ネート;グルホシネートアンモニウム;ビラ ホス;ビラナホスナトリウム;アシュラム;ア ュラムナトリウム;ダラポン;ダラポンナトリ ウム;TCAナトリウム;トリクロロ酢酸;CMA;ホス ミン;ホスアミンアンモニウム;スルファミン 酸アンモニウム;ボラックス;クロロ酢酸;クロ ロ酢酸ナトリウム;メチルアルソン酸;ジメチ アルソン酸;ジメチルアルソン酸ナトリウム ;フルプロパネート;フルプロパネートナトリ ム;イソキサベン;メフルイジド;メフルイジ ジオールアミン;ペンタクロロフェノール; ンタクロロフェノールナトリウム;ペンタク ロフェノールラウレートなどが使用される

 本発明において、化合物Aと、他の除草性化 合物との混合比率は、化合物の種類、製剤形 態、気象条件、防除対象植物の種類や生育状 況などの各種条件により異なる為、一概に規 定できないが、重量比で、通常1:1000~1000:1で り、望ましくは1:800~100:1であり、更に望まし くは1:600~20:1である。
 本発明における他の除草性化合物は、特定 化合物に限定されるものではなく、また、 合物Aとの混合比率も特定の範囲に限定され るものではないが、本発明の一態様として、 一定の化合物につき、化合物Aとの混合比率 例示する。但し、この比率についても、上 同様、化合物の種類、製剤形態、気象条件 防除対象植物の種類や生育状況などの各種 件により変動する場合がある。

 他の除草性化合物がフェノキシ系化合物で る場合、(a)化合物Aと、(b)フェノキシ系化合 物との混合比率は、重量比で、通常1:1~1:500で あり、望ましくは1:1~1:100であり、更に望まし くは1:5~1:50である。
 他の除草性化合物が芳香族カルボン酸系化 物である場合、(a)化合物Aと、(b)芳香族カル ボン酸系化合物との混合比率は、重量比で、 通常1:1~1:500であり、望ましくは1:1~1:100であり 、更に望ましくは1:5~1:50である。
 他の除草性化合物がフルオキシピルである 合、(a)化合物Aと、(b)フルオキシピルとの混 合比率は、重量比で、通常1:1~1:500であり、望 ましくは1:1~1:100であり、更に望ましくは1:5~1: 50である。
 他の除草性化合物がトリアジン系化合物で る場合、(a)化合物Aと、(b)トリアジン系化合 物との混合比率は、重量比で、通常1:1000~1000: 1であり、望ましくは1:800~10:1であり、更に望 しくは1:600~5:1である。
 他の除草性化合物が尿素系化合物である場 、(a)化合物Aと、(b)尿素系化合物との混合比 率は、重量比で、通常1:1~1:500であり、望まし くは1:5~1:200であり、更に望ましくは1:10~1:80で ある。

 他の除草性化合物がヒドロキシベンゾニト ル系化合物である場合、(a)化合物Aと、(b)ヒ ドロキシベンゾニトリル系化合物との混合比 率は、重量比で、通常1:1~1:500であり、望まし くは1:1~1:100であり、更に望ましくは1:3~1:30で る。
 他の除草性化合物がベンタゾン又はその塩( 例えば、ベンタゾンナトリウムなど)である 合、(a)化合物Aと、(b)ベンタゾン又はその塩 の混合比率は、重量比で、通常1:1~1:500であ 、望ましくは1:1~1:100であり、更に望ましく 1:1~1:30である。
 他の除草性化合物がジフェニルエーテル系 合物である場合、(a)化合物Aと、(b)ジフェニ ルエーテル系化合物との混合比率は、重量比 で、通常1:1~1:500であり、望ましくは1:1~1:100で あり、更に望ましくは1:5~1:30である。
 他の除草性化合物が環状イミド系化合物で る場合、(a)化合物Aと、(b)環状イミド系化合 物との混合比率は、重量比で、通常1:50~100:1 あり、望ましくは1:50~50:1であり、更に望ま くは1:10~20:1である。
 他の除草性化合物がカルフェントラゾンエ ルである場合、(a)化合物Aと、(b)カルフェン トラゾンエチルとの混合比率は、重量比で、 通常1:100~100:1であり、望ましくは1:10~10:1であ 、更に望ましくは1:1~10:1である。

 他の除草性化合物がピリデートである場合 (a)化合物Aと、(b)ピリデートとの混合比率は 、重量比で、通常1:1~1:500であり、望ましくは 1:1~1:100であり、更に望ましくは1:10~1:30である 。
 他の除草性化合物がスルコトリオンである 合、(a)化合物Aと、(b)スルコトリオンとの混 合比率は、重量比で、通常1:100~10:1であり、 ましくは1:10~10:1であり、更に望ましくは1:5~2 :1である。
 他の除草性化合物がメソトリオンである場 、(a)化合物Aと、(b)メソトリオンとの混合比 率は、重量比で、通常1:1~1:100であり、望まし くは1:1~1:50であり、更に望ましくは1:1~1:10で る。
 他の除草性化合物がスルホニルウレア系化 物である場合、(a)化合物Aと、(b)スルホニル ウレア系化合物との混合比率は、重量比で、 通常1:100~100:1であり、望ましくは1:50~50:1であ 、更に望ましくは1:25~20:1である。
 他の除草性化合物がトリアゾロピリミジン ルホンアミド系化合物である場合、(a)化合 Aと、(b)トリアゾロピリミジンスルホンアミ ド系化合物との混合比率は、重量比で、通常 1:100~100:1であり、望ましくは1:50~10:1であり、 に望ましくは1:10~5:1である。
 他の除草性化合物がイミダゾリノン系化合 である場合、(a)化合物Aと、(b)イミダゾリノ ン系化合物との混合比率は、重量比で、通常 1:100~100:1であり、望ましくは1:50~10:1であり、 に望ましくは1:10~5:1である。

 他の除草性化合物がグリホサート又はその (例えば、グリホサートアンモニウムなど) ある場合、(a)化合物Aと、(b)グリホサート又 その塩との混合比率は、重量比で、通常1:1~ 1:500であり、望ましくは1:1~1:50であり、更に ましくは1:1~1:40である。
 他の除草性化合物がグルホシネート又はそ 塩(例えば、グルホシネートアンモニウムな ど)である場合、(a)化合物Aと、(b)グルホシネ ト又はその塩との混合比率は、重量比で、 常1:1~1:500であり、望ましくは1:1~1:100であり 更に望ましくは1:1~1:40である。
 他の除草性化合物がジニトリアニリン系化 物である場合、(a)化合物Aと、(b)ジニトリア ニリン系化合物との混合比率は、重量比で、 通常1:1~1:1000であり、望ましくは1:1~1:100であ 、更に望ましくは1:1~1:50である。
 他の除草性化合物がクロロアセトアミド系 合物である場合、(a)化合物Aと、(b)クロロア セトアミド系化合物との混合比率は、重量比 で、通常1:1~1:1000であり、望ましくは1:1~1:500 あり、更に望ましくは1:1~1:300である。
 他の除草性化合物がフルフェナセットであ 場合、(a)化合物Aと、(b)フルフェナセットと の混合比率は、重量比で、通常1:1~1:500であり 、望ましくは1:5~1:100であり、更に望ましくは 1:15~1:45である。
 他の除草性化合物がピロキサスルフォンで る場合、(a)化合物Aと、(b)ピロキサスルフォ ンとの混合比率は、重量比で、通常1:1~1:500で あり、望ましくは1:1~1:100であり、更に望まし くは1:1~1:50である。

 本発明における除草有効成分の施用量は、 合物Aと他の除草性化合物の種類、それらの 混合比、製剤形態、気象条件、防除対象植物 の種類や生育状況などの各種条件により異な る為一概に規定できないが、例えば、化合物 Aは、通常0.1~10000g/haであり、望ましくは1~2000g /haであり、更に望ましくは1~1000g/haであり、 の除草性化合物は、通常0.1~50000g/haであり、 ましくは1~10000g/haであり、更に望ましくは1. 5~10000g/haであり、化合物Aと他の除草性化合物 との合計施用適量は、通常0.2~60000g/haであり 望ましくは2~12000g/haであり、更に望ましくは 2.5~11000g/haである。
 本発明における他の除草性化合物は、特定 化合物に限定されるものではなく、また、 の施用量も特定の範囲に限定されるもので ないが、本発明の一態様として、一定の化 物につき、施用量を例示する。但し、この 用量についても、上記同様、化合物の種類 製剤形態、気象条件、防除対象植物の種類 生育状況などの各種条件により変動する場 がある。

 他の除草性化合物がフェノキシ系化合物で る場合、当該他の除草性化合物の施用量は 通常0.1~10000g/haであり、望ましくは1~2000g/ha ある。又、化合物Aと当該他の除草性化合物 の合計施用適量は、通常0.2~20000g/haであり、 望ましくは2~4000g/haである。
 他の除草性化合物が芳香族カルボン酸系化 物である場合、当該他の除草性化合物の施 量は、通常0.1~10000g/haであり、望ましくは1~2 000g/haである。又、化合物Aと当該他の除草性 合物との合計施用適量は、通常0.2~20000g/haで あり、望ましくは2~4000g/haである。
 他の除草性化合物がフルオキシピルである 合、当該他の除草性化合物の施用量は、通 0.1~10000g/haであり、望ましくは1~2000g/haであ 。又、化合物Aと当該他の除草性化合物との 計施用適量は、通常0.2~20000g/haであり、望ま しくは2~4000g/haである。
 他の除草性化合物がトリアジン系化合物で る場合、当該他の除草性化合物の施用量は 通常0.1~50000g/haであり、望ましくは10~10000g/ha である。又、化合物Aと当該他の除草性化合 との合計施用適量は、通常0.2~60000g/haであり 望ましくは11~12000g/haである。

 他の除草性化合物が尿素系化合物である場 、当該他の除草性化合物の施用量は、通常0 .1~10000g/haであり、望ましくは1~2000g/haである 又、化合物Aと当該他の除草性化合物との合 施用適量は、通常0.2~20000g/haであり、望まし くは2~4000g/haである。
 他の除草性化合物がヒドロキシベンゾニト ル系化合物である場合、当該他の除草性化 物の施用量は、通常0.1~10000g/haであり、望ま しくは1~2000g/haである。又、化合物Aと当該他 除草性化合物との合計施用適量は、通常0.2~ 20000g/haであり、望ましくは2~4000g/haである。
 他の除草性化合物がベンタゾン又はその塩( 例えば、ベンタゾンナトリウムなど)である 合、当該他の除草性化合物の施用量は、通 0.1~10000g/haであり、望ましくは1~2000g/haである 。又、化合物Aと当該他の除草性化合物との 計施用適量は、通常0.2~20000g/haであり、望ま くは2~4000g/haである。
 他の除草性化合物がジフェニルエーテル系 合物である場合、当該他の除草性化合物の 用量は、通常0.1~10000g/haであり、望ましくは 1~2000g/haである。又、化合物Aと当該他の除草 化合物との合計施用適量は、通常0.2~20000g/ha であり、望ましくは2~4000g/haである。

 他の除草性化合物が環状イミド系化合物で る場合、当該他の除草性化合物の施用量は 通常0.1~10000g/haであり、望ましくは1~2000g/ha ある。又、化合物Aと当該他の除草性化合物 の合計施用適量は、通常0.2~20000g/haであり、 望ましくは2~4000g/haである。
 他の除草性化合物がカルフェントラゾンエ ルである場合、当該他の除草性化合物の施 量は、通常0.1~10000g/haであり、望ましくは1~2 000g/haである。又、化合物Aと当該他の除草性 合物との合計施用適量は、通常0.2~20000g/haで あり、望ましくは2~4000g/haである。
 他の除草性化合物がピリデートである場合 当該他の除草性化合物の施用量は、通常0.1~ 10000g/haであり、望ましくは1~2000g/haである。 、化合物Aと当該他の除草性化合物との合計 用適量は、通常0.2~20000g/haであり、望ましく は2~4000g/haである。
 他の除草性化合物がスルコトリオンである 合、当該他の除草性化合物の施用量は、通 0.1~10000g/haであり、望ましくは1~2000g/haであ 。又、化合物Aと当該他の除草性化合物との 計施用適量は、通常0.2~20000g/haであり、望ま しくは2~4000g/haである。

 他の除草性化合物がメソトリオンである場 、当該他の除草性化合物の施用量は、通常0 .1~10000g/haであり、望ましくは1~2000g/haである 又、化合物Aと当該他の除草性化合物との合 施用適量は、通常0.2~20000g/haであり、望まし くは2~4000g/haである。
 他の除草性化合物がスルホニルウレア系化 物である場合、当該他の除草性化合物の施 量は、通常0.1~10000g/haであり、望ましくは1~5 00g/haである。又、化合物Aと当該他の除草性 合物との合計施用適量は、通常0.2~20000g/haで り、望ましくは2~2500g/haである。
 他の除草性化合物がトリアゾロピリミジン ルホンアミド系化合物である場合、当該他 除草性化合物の施用量は、通常0.1~10000g/haで あり、望ましくは1~2000g/haである。又、化合 Aと当該他の除草性化合物との合計施用適量 、通常0.2~20000g/haであり、望ましくは2~4000g/h aである。
 他の除草性化合物がイミダゾリノン系化合 である場合、当該他の除草性化合物の施用 は、通常0.1~10000g/haであり、望ましくは1~2000 g/haである。又、化合物Aと当該他の除草性化 物との合計施用適量は、通常0.2~20000g/haであ り、望ましくは2~4000g/haである。

 他の除草性化合物がグリホサート又はその (例えば、グリホサートアンモニウムなど) ある場合、当該他の除草性化合物の施用量 、通常0.1~50000g/haであり、望ましくは1~5000g/ha である。又、化合物Aと当該他の除草性化合 との合計施用適量は、通常0.2~60000g/haであり 望ましくは2~7000g/haである。
 他の除草性化合物がグルホシネート又はそ 塩(例えば、グルホシネートアンモニウムな ど)である場合、当該他の除草性化合物の施 量は、通常0.1~50000g/haであり、望ましくは1~50 00g/haである。又、化合物Aと当該他の除草性 合物との合計施用適量は、通常0.2~60000g/haで り、望ましくは2~7000g/haである。
 他の除草性化合物がジニトロアニリン系化 物である場合、当該他の除草性化合物の施 量は、通常0.1~10000g/haであり、望ましくは1~5 000g/haである。又、化合物Aと当該他の除草性 合物との合計施用適量は、通常0.2~20000g/haで あり、望ましくは2~7000g/haである。
 他の除草性化合物がクロロアセトアミド系 合物である場合、当該他の除草性化合物の 用量は、通常0.1~50000g/haであり、望ましくは 1~10000g/haである。又、化合物Aと当該他の除草 性化合物との合計施用適量は、通常0.2~60000g/h aであり、望ましくは2~12000g/haである。

 他の除草性化合物がフルフェナセットであ 場合、当該他の除草性化合物の施用量は、 常0.1~10000g/haであり、望ましくは1~2000g/haで る。又、化合物Aと当該他の除草性化合物と 合計施用適量は、通常0.2~20000g/haであり、望 ましくは2~4000g/haである。
 他の除草性化合物がピロキサスルフォンで る場合、当該他の除草性化合物の施用量は 通常0.1~10000g/haであり、望ましくは1~2000g/ha ある。又、化合物Aと当該他の除草性化合物 の合計施用適量は、通常0.2~20000g/haであり、 望ましくは2~4000g/haである。

 施用に際しては、有害植物への施用と、 れらが生育する場所(当該植物の発生前でも 、発生後でもよい)への施用を任意に選択で る。また、化合物Aと他の除草性化合物は、 々別々に製剤したものを散布時に混合して 用しても、両者を一緒に製剤して施用して よい。具体的な施用方法の一例として、以 のものが挙げられる。

 1.化合物Aと他の除草性化合物とを一緒に製 調製し、そのまま施用する。
 2.化合物Aと他の除草性化合物とを一緒に製 調製し、水等で所定濃度に希釈し、必要に じて各種展着剤(界面活性剤、植物油、鉱物 油など)を添加して施用する。
 3.化合物Aと他の除草性化合物とを別々に製 調製し、各々をそのまま施用する。
 4.化合物Aと他の除草性化合物とを別々に製 調製し、各々を水等で所定濃度に希釈し、 要に応じて各種展着剤(界面活性剤、植物油 、鉱物油など)を添加して施用する。
 5.化合物Aと他の除草性化合物とを別々に製 調製したものを水等で所定濃度に希釈する に混合し、必要に応じて各種展着剤(界面活 性剤、植物油、鉱物油など)を添加して施用 る。

 本発明の除草性組成物は、有効成分である 合物A又は他の除草性化合物を、通常の農薬 の製剤方法に準じて各種補助剤と配合し、粉 剤、粒剤、顆粒水和剤、水和剤、錠剤、丸剤 、カプセル剤(水溶性フィルムで包装する形 を含む)、水性懸濁剤、油性懸濁剤、マイク エマルジョン製剤、サスポエマルジョン製 、水溶剤、乳剤、液剤、ペースト剤などの 々の形態に製剤調製し、施用することがで るが、本発明の目的に適合するかぎり、通 の当該分野で用いられているあらゆる製剤 態にすることができる。
 製剤調製に際しては、化合物Aと他の除草性 化合物とを一緒に製剤調製しても、それらを 別々に製剤調製してもよい。

 製剤に使用する補助剤としては、珪藻土 消石灰、炭酸カルシウム、タルク、ホワイ カーボン、カオリン、ベントナイト、カオ ナイト及びセリサイトの混合物、クレー、 酸ナトリウム、重曹、芒硝、ゼオライト、 粉などの固形担体;水、トルエン、キシレン 、ソルベントナフサ、ジオキサン、アセトン 、イソホロン、メチルイソブチルケトン、ク ロロベンゼン、シクロヘキサン、ジメチルス ルホキシド、ジメチルホルムアミド、ジメチ ルアセトアミド、N-メチル-2-ピロリドン、ア コールなどの溶剤;脂肪酸塩、安息香酸塩、 アルキルスルホコハク酸塩、ジアルキルスル ホコハク酸塩、ポリカルボン酸塩、アルキル 硫酸エステル塩、アルキル硫酸塩、アルキル アリール硫酸塩、アルキルジグリコールエー テル硫酸塩、アルコール硫酸エステル塩、ア ルキルスルホン酸塩、アルキルアリールスル ホン酸塩、アリールスルホン酸塩、リグニン スルホン酸塩、アルキルジフェニルエーテル ジスルホン酸塩、ポリスチレンスルホン酸塩 、アルキルリン酸エステル塩、アルキルアリ ールリン酸塩、スチリルアリールリン酸塩、 ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エ ステル塩、ポリオキシエチレンアルキルアリ ールエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンア ルキルアリールエーテル硫酸エステル塩、ポ リオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩 、ポリオキシエチレンアルキルアリールリン 酸エステル塩、ポリオキシエチレンアリール エーテルリン酸エステル塩、ナフタレンスル ホン酸塩ホルマリン縮合物、アルキルナフタ レンスルホン酸塩ホルマリン縮合物のような 陰イオン系の界面活性剤や展着剤;ソルビタ 脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステ 、脂肪酸ポリグリセライド、脂肪酸アルコ ルポリグリコールエーテル、アセチレング コール、アセチレンアルコール、オキシア キレンブロックポリマー、ポリオキシエチ ンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン ルキルアリールエーテル、ポリオキシエチ ンスチリルアリールエーテル、ポリオキシ チレングリコールアルキルエーテル、ポリ チレングリコール、ポリオキシエチレン脂 酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタ 脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリ リン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン 化ヒマシ油、ポリオキシプロピレン脂肪酸 ステルのような非イオン系の界面活性剤や 着剤;オリーブ油、カポック油、ひまし油、 ュロ油、椿油、ヤシ油、ごま油、トウモロ シ油、米ぬか油、落花生油、綿実油、大豆 、菜種油、亜麻仁油、きり油、液状パラフ ンなどの植物油や鉱物油などが挙げられる これら補助剤は本発明の目的から逸脱しな かぎり、1種又は2種以上を適宜選択して使 することができ、また、例えば、増量剤、 粘剤、沈降防止剤、凍結防止剤、分散安定 、薬害軽減剤、防黴剤、発泡剤、崩壊剤、 合剤など通常使用される各種補助剤も使用 ることができる。化合物A又は他の除草性化 物と各種補助剤との配合割合は0.1:99.9~95:5程 度、望ましくは0.2:99.8~85:15程度である。

 本発明の除草性組成物は、他の農薬、肥 、薬害軽減剤などと混用或は併用すること でき、この場合に一層優れた効果、作用性 示すことがある。他の農薬としては、殺菌 、抗生物質、植物ホルモン、殺虫剤などが げられる。

 次に本発明の望ましい態様の一例を記載す が、本発明はこれらに限定されるものでは い。
(1)式(I)中、Qが-C(O)SR 3 である除草性ベンゾイルピラゾール系化合物 又はその塩と、他の除草性化合物とを有効成 分として含有する除草性組成物。

(2)式(I)中、R 1 がアルキル又はシクロアルキルであり、R 2 が水素原子又はアルキルであり、R 3 がアルキル;シクロアルキル;ハロアルキル;ア ルコキシアルキル;アルケニル;又はR 8 で置換されてもよいアリールアルキルであり 、R 4 がアルキル;ハロアルキル;アルコキシ;ハロゲ ン;ニトロ;シアノ;アルキルチオ;アルキルス フィニル;又はアルキルスルホニルであり、R 5 が水素原子;アルキル;ハロゲン;シアノ;シア アルキル;ハロアルキル;アルコキシアルキル ;ハロアルコキシアルキル;アルコキシ;ハロア ルコキシ;アルコキシアルコキシ;ハロアルコ シアルコキシ;アルコキシハロアルコキシ; ルコキシアルコキシアルキル;アルキルチオ; アルコキシアルキルチオ;ハロアルコキシア キルチオ;アルキルチオアルキルチオ;ハロア ルキルチオアルキルチオ;アルキルチオアル キシ;アルキルスルホニル;アルキルスルホニ ルアルキル;アルコキシカルボニルアルキル; ルコキシカルボニルアルコキシ;ヘテロシク リルオキシ;ヘテロシクリルアルコキシ;ヘテ シクリルアルコキシアルキル;-OC(O)SR 7 ;-OC(O)OR 7 ;-C(O)OR 7 ;-C(O)SR 7 ;又はR 9 で置換されてもよい4,5-ジヒドロイソキサゾ ル-3-イルであり、R 6 がハロアルキル;ハロゲン;ニトロ;シアノ;ア キルチオ;アルキルスルフィニル;又はアルキ ルスルホニルであり、R 7 がアルキル;ハロアルキル;アルコキシアルキ ;アルケニル;ハロアルケニル;アルキニル;又 はR 10 で置換されてもよいアリールアルキルであり 、R 8 、R 9 及びR 10 がそれぞれ独立にハロゲン;アルキル;又はア コキシである除草性ベンゾイルピラゾール 化合物又はその塩と、他の除草性化合物と 有効成分として含有する前記(1)の除草性組 物。

(3)式(I)中、R 1 がアルキル又はシクロアルキルであり、R 2 が水素原子又はアルキルであり、R 3 がアルキル;シクロアルキル;ハロアルキル;ア ルコキシアルキル;又はR 8 で置換されてもよいアリールアルキルであり 、R 4 がアルキル;ハロアルキル;アルコキシ;ハロゲ ン;ニトロ;シアノ;アルキルチオ;アルキルス フィニル;又はアルキルスルホニルであり、R 5 がアルキル;ハロアルキル;アルコキシアルキ ;ハロアルコキシアルキル;アルコキシ;ハロ ルコキシ;アルコキシアルコキシ;ハロアル キシアルコキシ;ヘテロシクリルオキシ;ヘテ ロシクリルアルコキシ;ヘテロシクリルアル キシアルキル;-OC(O)SR 7 ;-OC(O)OR 7 ;-C(O)OR 7 ;-C(O)SR 7 ;又はR 9 で置換されてもよい4,5-ジヒドロイソキサゾ ル-3-イルであり、R 6 がハロアルキル;ハロゲン;ニトロ;シアノ;ア キルチオ;アルキルスルフィニル;又はアルキ ルスルホニルであり、R 7 がアルキル;ハロアルキル;アルコキシアルキ ;アルケニル;ハロアルケニル;アルキニル;又 はR 10 で置換されてもよいアリールアルキルであり 、R 8 、R 9 及びR 10 がそれぞれ独立にハロゲン;アルキル;又はア コキシである除草性ベンゾイルピラゾール 化合物又はその塩と、他の除草性化合物と 有効成分として含有する前記(2)の除草性組 物。

(4)式(I)中、R 1 がアルキルであり、R 2 が水素原子であり、R 3 がアルキルであり、R 4 がアルキルであり、R 5 がアルコキシ;ハロアルコキシ;アルコキシア コキシ;-C(O)OR 7 ;又は4,5-ジヒドロイソキサゾール-3-イルであ 、R 6 がアルキルスルホニルである除草性ベンゾイ ルピラゾール系化合物又はその塩と、他の除 草性化合物とを有効成分として含有する前記 (3)の除草性組成物。

(5)式(I)中、Qが水素原子である除草性ベン イルピラゾール系化合物又はその塩と、他 除草性化合物とを有効成分として含有する 草性組成物。

(6)式(I)中、R 1 がアルキル又はシクロアルキルであり、R 2 が水素原子又はアルキルであり、R 4 がアルキル;ハロアルキル;アルコキシ;ハロゲ ン;ニトロ;シアノ;アルキルチオ;アルキルス フィニル;又はアルキルスルホニルであり、R 5 がハロアルキル;アルコキシアルキル;ハロア コキシアルキル;アルコキシ;ハロアルコキ ;アルコキシアルコキシ;ハロアルコキシアル コキシ;ヘテロシクリルオキシ;ヘテロシクリ アルコキシ;ヘテロシクリルアルコキシアル キル;-OC(O)SR 7 ;-OC(O)OR 7 ;-C(O)OR 7 ;又は-C(O)SR 7 であり、R 6 がハロアルキル;ハロゲン;ニトロ;シアノ;ア キルチオ;アルキルスルフィニル;又はアルキ ルスルホニルであり、R 7 がアルキル;ハロアルキル;アルコキシアルキ ;アルケニル;ハロアルケニル;アルキニル;又 はR 10 で置換されてもよいアリールアルキルであり 、R 8 、R 9 及びR 10 がそれぞれ独立にハロゲン;アルキル;又はア コキシである除草性ベンゾイルピラゾール 化合物又はその塩と、他の除草性化合物と 有効成分として含有する前記(5)の除草性組 物。

(7)式(I)中、R 1 がアルキルであり、R 2 が水素原子であり、R 4 がアルキルであり、R 5 がアルコキシアルキル;アルコキシ;ハロアル キシ;アルコキシアルコキシ;又は-C(O)OR 7 であり、R 6 がアルキルスルホニルである除草性ベンゾイ ルピラゾール系化合物又はその塩と、他の除 草性化合物とを有効成分として含有する前記 (6)の除草性組成物。

(8)他の除草性化合物が、フェノキシ系化合 物、芳香族カルボン酸系化合物、尿素系化合 物、トリアジン系化合物、ウラシル系化合物 、アニリド系化合物、カーバメート系化合物 、ヒドロキシベンゾニトリル系化合物、4級 ンモニウム塩系化合物、ジフェニルエーテ 系化合物、環状イミド系化合物、ピリダジ ン系化合物、ピラゾール系化合物、アリー オキシフェノキシプロピオン酸系化合物、 クロヘキサンジオン系化合物、スルホニル レア系化合物、トリアゾロピリミジンスル ンアミド系化合物、イミダゾリノン系化合 、ピリミジニルサリチル酸系化合物、スル ニルアミノカルボニルトリアゾリノン系化 物、ジニトロアニリン系化合物、アミド系 合物、有機リン系化合物、フェニルカーバ ート系化合物、クミルアミン系化合物、ク ロアセトアミド系化合物、チオカーバメー 系化合物、ナプタラム、ナプタラムナトリ ム、ベナゾリン、ベナゾリンエチル、キン ロラック、キンメラック、ダイフルフェン ピル、ダイフルフェンゾピルナトリウム、 ルオキシピル、フルオキシピル-2-ブトキシ-1 -メチルエチル、フルオキシピルメプチル、 ロロフルレノール、クロロフルレノールメ ル、ピリデート、ベンタゾン、ベンタゾン トリウム、アミカルバゾン、メタゾール、 ンタノクロール、オキサジアルギル、オキ ジアゾン、スルフェントラゾン、カルフェ トラゾンエチル、チジアジミン、ペントキ ゾン、アザフェニジン、イソプロパゾール ピラフルフェンエチル、ベンズフェンジゾ 、ブタフェナシル、サフルフェナシル、フ ポキサム、フルアゾレート、プロフルアゾ ル、ピラクロニル、フルフェンピルエチル ベンカルバゾン、アミトロール、フルリド 、フルルタモン、ジフルフェニカン、メト シフェノン、クロマゾン、スルコトリオン メソトリオン、テンボトリオン、テフリル リオン、イソキサフルトール、ジフェンゾ ート、ジフェンゾコートメチルサルフェー 、イソキサクロロトール、ベンゾビシクロ 、ピコリナフェン、ビフルブタミド、フラ プロップ-M、フラムプロップ-M-メチル、フラ ムプロップ-M-イソプロピル、グリホサート、 グリホサートナトリウム、グリホサートカリ ウム、グリホサートアンモニウム、グリホサ ートジアンモニウム、グリホサートイソプロ ピルアンモニウム、グリホサートトリメシウ ム、グリホサートセスキナトリウム、グルホ シネート、グルホシネートアンモニウム、ビ ラナホス、ビラナホスナトリウム、シンメチ リン、アシュラム、アシュラムナトリウム、 ジチオピル、チアゾピル、クロルタール、ク ロルタールジメチル、ジフェナミド、エトベ ンザニド、メフェナセット、フルフェナセッ ト、トリディファン、カフェンストロール、 フェントラザミド、オキサジクロメフォン、 インダノファン、ベンフレセート、ピロキサ スルフォン、ダラポン、ダラポンナトリウム 、TCAナトリウム、トリクロロ酢酸、MSMA、DSMA CMA、エンドタール、エンドタールジカリウ 、エンドタールナトリウム、エンドタール ノ(N,N-ジメチルアルキルアンモニウム)、エ フメセート、ソディウムクロレート、ペラ ゴン酸、ホスアミン、ホスアミンアンモニ ム、ピノキサデン、HOK-201、アクロレイン、 スルファミン酸アンモニウム、ボラックス、 クロロ酢酸、クロロ酢酸ナトリウム、シアナ ミド、メチルアルソン酸、ジメチルアルソン 酸、ジメチルアルソン酸ナトリウム、ジノタ ーブ、ジノターブアンモニウム、ジノターブ ジオールアミン、ジノターブアセテート、DNO C、硫酸第一鉄、フルプロパネート、フルプ パネートナトリウム、イソキサベン、メフ イジド、メフルイジドジオールアミン、メ ム、メタムアンモニウム、メタムカリウム メタムナトリウム、イソチオシアン酸メチ 、ペンタクロロフェノール、ペンタクロロ ェノールナトリウム、ペンタクロロフェノ ルラウレート、キノクラミン、硫酸及びウ アサルフェートからなる群より選ばれる少 くとも1種である化合物と、化合物Aとを有効 成分として含有する除草性組成物。

(9)他の除草性化合物が、(b-1)トウモロコシ 場において選択的に有害植物を防除する化 物、(b-2)ムギ類圃場において選択的に有害 物を防除する化合物、(b-3)イネ圃場において 選択的に有害植物を防除する化合物、及び(b- 4)非選択的に有害植物を防除する化合物から る群より選ばれる少なくとも1種である化合 物と、化合物Aとを有効成分として含有する 草性組成物。

(10)他の除草性化合物が、フェノキシ系化 物、芳香族カルボン酸系化合物、尿素系化 物、トリアジン系化合物、ウラシル系化合 、アニリド系化合物、カーバメート系化合 、ヒドロキシベンゾニトリル系化合物、4級 ンモニウム塩系化合物、ジフェニルエーテ 系化合物、環状イミド系化合物、ピラゾー 系化合物、アリールオキシフェノキシプロ オン酸系化合物、シクロヘキサンジオン系 合物、スルホニルウレア系化合物、トリア ロピリミジンスルホンアミド系化合物、イ ダゾリノン系化合物、ピリミジニルサリチ 酸系化合物、スルホニルアミノカルボニル リアゾリノン系化合物、ジニトロアニリン 化合物、有機リン系化合物、フェニルカー メート系化合物、クミルアミン系化合物、 ロロアセトアミド系化合物、チオカーバメ ト系化合物、ベナゾリン、ベナゾリンエチ 、キンクロラック、キンメラック、ダイフ フェンゾピル、ダイフルベンゾピルナトリ ム、フルオキシピル、フルオキシピル-2-ブ キシ-1-メチルエチル、フルオキシピルメプ ル、クロロフルレノール、クロロフルレノ ルメチル、ピリデート、ベンタゾン、ベン ゾンナトリウム、アミカルバゾン、ペンタ クロール、オキサジアルギル、オキサジア ン、カルフェントラゾンエチル、チジアジ ン、ペントキサゾン、ピラフルフェンエチ 、ブタフェナシル、サフルフェナシル、フ ポキサム、フルアゾレート、ピラクロニル フルフェンピルエチル、ベンカルバゾン、 ルリドン、フルルタモン、ジフルフェニカ 、メトキシフェノン、クロマゾン、スルコ リオン、メソトリオン、テンボトリオン、 フリルトリオン、イソキサフルトール、ジ ェンゾコート、ジフェンゾコートメチルサ フェート、イソキサクロロトール、ベンゾ シクロン、ピコリナフェン、ビフルブタミ 、フラムプロップ-M、フラムプロップ-M-メ ル、フラムプロップ-M-イソプロピル、グリ サート、グリホサートナトリウム、グリホ ートカリウム、グリホサートアンモニウム グリホサートジアンモニウム、グリホサー イソプロピルアンモニウム、グリホサート リメシウム、グリホサートセスキナトリウ 、グルホシネート、グルホシネートアンモ ウム、ビラナホス、ビラナホスナトリウム シンメチリン、アシュラム、アシュラムナ リウム、ジチオピル、エトベンザニド、メ ェナセット、フルフェナセット、トリディ ァン、カフェンストロール、フェントラザ ド、オキサジクロメフォン、インダノファ 、ベンフレセート、ピロキサスルフォン、 ラポン、ダラポンナトリウム、TCAナトリウ 、トリクロロ酢酸、CMA、ホスアミン、ホス ミンアンモニウム、ピノキサデン、HOK-201、 ルファミン酸アンモニウム、ボラックス、 ロロ酢酸、クロロ酢酸ナトリウム、メチル ルソン酸、ジメチルアルソン酸、ジメチル ルソン酸ナトリウム、ジノターブ、ジノタ ブアンモニウム、ジノターブジオールアミ 、ジノターブアセテート、DNOC、フルプロパ ネート、フルプロパネートナトリウム、イソ キサベン、メフルイジド、メフルイジドジオ ールアミン、ペンタクロロフェノール、ペン タクロロフェノールナトリウム、ペンタクロ ロフェノールラウレート及びキノクラミンか らなる群より選ばれる少なくとも1種の化合 である前記(9)の除草性組成物。

(11)フェノキシ系化合物が2,4-D、2,4-Dブトチ 、2,4-Dブチル、2,4-Dジメチルアンモニウム、 2,4-Dジオールアミン、2,4-Dエチル、2,4-D-2-エチ ルヘキシル、2,4-Dイソブチル、2,4-Dイソオク ル、2,4-Dイソプロピル、2,4-Dイソプロピルア モニウム、2,4-Dナトリウム、2,4-Dイソプロパ ノールアンモニウム、2,4-Dトロールアミン、2 ,4-DB、2,4-DBブチル、2,4-DBジメチルアンモニウ 、2,4-DBイソオクチル、2,4-DBカリウム、2,4-DB トリウム、ジクロロプロップ、ジクロロプ ップブトチル、ジクロロプロップジメチル ンモニウム、ジクロロプロップイソオクチ 、ジクロロプロップカリウム、ジクロロプ ップ-P、ジクロロプロップ-Pジメチルアンモ ニウム、ジクロロプロップ-Pカリウム、ジク ロプロップ-Pナトリウム、MCPA、MCPAブトチル 、MCPAジメチルアンモニウム、MCPA-2-エチルヘ シル、MCPAカリウム、MCPAナトリウム、MCPAチ エチル、MCPB、MCPBエチル、MCPBナトリウム、 コプロップ、メコプロップブトチル、メコ ロップナトリウム、メコプロップ-P、メコ ロップ-Pブトチル、メコプロップ-Pジメチル ンモニウム、メコプロップ-P-2-エチルヘキ ル、メコプロップ-Pカリウム、ナプロアニリ ド及びクロメプロップからなる群より選ばれ る少なくとも1種の化合物であり;芳香族カル ン酸系化合物が2,3,6-TBA、ジカンバ、ジカン ブトチル、ジカンバジグリコールアミン、 カンバジメチルアンモニウム、ジカンバジ ールアミン、ジカンバイソプロピルアンモ ウム、ジカンバカリウム、ジカンバナトリ ム、ジクロベニル、ピクロラム、ピクロラ ジメチルアンモニウム、ピクロラムイソオ チル、ピクロラムカリウム、ピクロラムト イソプロパノールアンモニウム、ピクロラ トリイソプロピルアンモニウム、ピクロラ トロールアミン、トリクロピル、トリクロ ルブトチル、トリクロピルトリエチルアン ニウム、クロピラリド、クロピラリドオー アミン、クロピラリドカリウム、クロピラ ドトリイソプロパノールアンモニウム及び ミノピラリドからなる群より選ばれる少な とも1種の化合物であり;尿素系化合物がク ロトルロン、ジウロン、リニュロン、イソ ロチュロン、メトベンズロン、テブチウロ 、ジメフロン、イソウロン、カルブチレー 、メタベンズチアズロン、メトクスロン、 ノリニュロン及びネブロンからなる群より ばれる少なくとも1種の化合物であり;トリア ジン系化合物がシマジン、アトラジン、シメ トリン、プロメトリン、ジメタメトリン、ヘ キサジノン、メトリブジン、ターブチラジン 、シアナジン、アメトリン、トリアジフラム 、ターブトリン、プロパジン及びプロメトン からなる群より選ばれる少なくとも1種の化 物であり;ウラシル系化合物がブロマシル及 ブロマシルリチウムでありからなる群より ばれる少なくとも1種の化合物であり;アニ ド系化合物がプロパニル及びシプロミッド らなる群より選ばれる少なくとも1種の化合 であり;カーバメート系化合物がスエップで あり;ヒドロキシベンゾニトリル系化合物が ロモキシニル、ブロモキシニルオクタノエ ト、ブロモキシニルヘプタノエート、アイ キシニル、アイオキシニルオクタノエート アイオキシニルカリウム及びアイオキシニ ナトリウムからなる群より選ばれる少なく も1種の化合物であり;4級アンモニウム塩系 合物がパラコート及びジクワットからなる より選ばれる少なくとも1種の化合物であり; ジフェニルエーテル系化合物がニトロフェン 、クロメトキシフェン、ビフェノックス、ア シフルオルフェンナトリウム、アシフルオル フェン、オキシフルオルフェン、アクロニフ ェン、エトキシフェンエチル、フルオログリ コフェンエチル及びフルオログリコフェンか らなる群より選ばれる少なくとも1種の化合 であり;環状イミド系化合物がフルミクロラ クペンチル、シニドンエチル及びフルチア ットメチルからなる群より選ばれる少なく も1種の化合物であり;ピラゾール系化合物 ピラゾリネート、ピラゾキシフェン、ベン フェナップ、トプラメゾン及びピラスルフ トールからなる群より選ばれる少なくとも1 の化合物であり;アリールオキシフェノキシ プロピオン酸系化合物がジクロホップ、ジク ロホップメチル、、シハロホップブチル、フ ェノキサプロップエチル、フェノキサプロッ プ-P、フェノキサプロップ-Pエチル、メタミ ップ、メタミホッププロピル、クロジナホ ププロパルギル及びクロジナホップからな 群より選ばれる少なくとも1種の化合物であ ;シクロヘキサンジオン系化合物がトラルコ キシジム、ブトロキシジム及びプロホキシジ ムからなる群より選ばれる少なくとも1種の 合物であり;スルホニルウレア系化合物がス ホメツロンメチル、スルホメツロン、プリ スルフロンメチル、プリミスルフロン、ベ スルフロンメチル、ベンスルフロン、クロ スルフロン、メトスルフロンメチル、メト ルフロン、シノスルフロン、ピラゾスルフ ンエチル、ピラゾスルフロン、アジムスル ロン、フラザスルフロン、リムスルフロン ニコスルフロン、イマゾスルフロン、シク スルファムロン、プロスルフロン、フルピ スルフロンメチルナトリウム、フルピルス フロン、ハロスルフロンメチル、ハロスル ロン、チフェンスルフロンメチル、チフェ スルフロン、エトキシスルフロン、イオド ルフロンメチルナトリウム、イオドスルフ ン、スルフォスルフロン、トリアスルフロ 、トリベヌロンメチル、トリベヌロン、ト トスルフロン、フォーラムスルフロン、メ スルフロンメチル、メソスルフロン、オル スルファムロン、フルセトスルフロン、ア ドスルフロン及びTH-547からなる群より選ば る少なくとも1種の化合物であり;トリアゾ ピリミジンスルホンアミド系化合物がフル ツラム、メトスラム、フロラスラム及びペ クススラムからなる群より選ばれる少なく も1種の化合物であり;イミダゾリノン系化合 物がイマザピル、イマザピルイソプロピルア ンモニウム、イマザモックス、イマザモック スアンモニウム、イマザメタベンズ、イマザ メタベンズメチル及びイマザピックからなる 群より選ばれる少なくとも1種の化合物であ ;ピリミジニルサリチル酸系化合物がビスピ バックナトリウム、ピリミノバックメチル ピリベンゾキシム、ピリフタリド及びピリ スルファンからなる群より選ばれる少なく も1種の化合物であり;スルホニルアミノカ ボニルトリアゾリノン系化合物がフルカー ゾン、フルカーバゾンナトリウム、プロポ シカーバゾンナトリウム及びプロポキシカ バゾンからなる群より選ばれる少なくとも1 の化合物であり;ジニトロアニリン系化合物 がオリザリン、ペンディメタリン、エタルフ ルラリン、プロジアミン及びブトラリンから なる群より選ばれる少なくとも1種の化合物 あり;有機リン系化合物がブタミホス、アニ ホス及びピペロホスからなる群より選ばれ 少なくとも1種の化合物であり;フェニルカ バメート系化合物がバーバンであり;クミル ミン系化合物がダイムロン、クミルロン及 ブロモブチドからなる群より選ばれる少な とも1種の化合物であり;クロロアセトアミ 系化合物がアラクロール、メタザクロール ブタクロール、プレチラクロール、メトラ ロール、S-メトラクロール、テニルクロール 、ペトキサマイド、アセトクロール、プロパ クロール、ジメテナミド及びジメテナミド-P らなる群より選ばれる少なくとも1種の化合 物であり;チオカーバメート系化合物がモリ ート、ジメピペレート、ピリブチカルブ、EP TC、ブチレート、プロスルホカルブ、エスプ カルブ、チオベンカルブ、トリアレート及 オルベンカルブからなる群より選ばれる少 くとも1種の化合物である前記(10)の除草性 成物。

(12)他の除草性化合物が、フェノキシ系化 物、芳香族カルボン酸系化合物、尿素系化 物、トリアジン系化合物、ヒドロキシベン ニトリル系化合物、ジフェニルエーテル系 合物、環状イミド系化合物、スルホニルウ ア系化合物、ジニトロアニリン系化合物、 ロロアセトアミド系化合物、フルオキシピ 、ピリデート、ベンタゾン、ベンタゾンナ リウム、カルフェントラゾンエチル、スル トリオン、メソトリオン、グリホサート、 リホサートナトリウム、グリホサートカリ ム、グリホサートアンモニウム、グリホサ トジアンモニウム、グリホサートイソプロ ルアンモニウム、グリホサートトリメシウ 、グリホサートセスキナトリウム、グルホ ネート、グルホシネートアンモニウム及び ルフェナセットからなる群より選ばれる少 くとも1種の化合物である前記(8)又は(10)の除 草性組成物。

(13)フェノキシ系化合物が2,4-D、2,4-Dブトチ 、2,4-Dブチル、2,4-Dジメチルアンモニウム、 2,4-Dジオールアミン、2,4-Dエチル、2,4-D-2-エチ ルヘキシル、2,4-Dイソブチル、2,4-Dイソオク ル、2,4-Dイソプロピル、2,4-Dイソプロピルア モニウム、2,4-Dナトリウム、2,4-Dイソプロパ ノールアンモニウム、2,4-Dトロールアミン、2 ,4-DB、2,4-DBブチル、2,4-DBジメチルアンモニウ 、2,4-DBイソオクチル、2,4-DBカリウム、2,4-DB トリウム、ジクロロプロップ、ジクロロプ ップブトチル、ジクロロプロップジメチル ンモニウム、ジクロロプロップイソオクチ 、ジクロロプロップカリウム、ジクロロプ ップ-P、ジクロロプロップ-Pジメチルアンモ ニウム、ジクロロプロップ-Pカリウム、ジク ロプロップ-Pナトリウム、MCPA、MCPAブトチル 、MCPAジメチルアンモニウム、MCPA-2-エチルヘ シル、MCPAカリウム、MCPAナトリウム、MCPAチ エチル、MCPB、MCPBエチル、MCPBナトリウム、 コプロップ、メコプロップブトチル、メコ ロップナトリウム、メコプロップ-P、メコ ロップ-Pブトチル、メコプロップ-Pジメチル ンモニウム、メコプロップ-P-2-エチルヘキ ル、メコプロップ-Pカリウム、ナプロアニリ ド及びクロメプロップからなる群より選ばれ る少なくとも1種の化合物であり;芳香族カル ン酸系化合物が2,3,6-TBA、ジカンバ、ジカン ブトチル、ジカンバジグリコールアミン、 カンバジメチルアンモニウム、ジカンバジ ールアミン、ジカンバイソプロピルアンモ ウム、ジカンバカリウム、ジカンバナトリ ム、ジクロベニル、ピクロラム、ピクロラ ジメチルアンモニウム、ピクロラムイソオ チル、ピクロラムカリウム、ピクロラムト イソプロパノールアンモニウム、ピクロラ トリイソプロピルアンモニウム、ピクロラ トロールアミン、トリクロピル、トリクロ ルブトチル、トリクロピルトリエチルアン ニウム、クロピラリド、クロピラリドオー アミン、クロピラリドカリウム、クロピラ ドトリイソプロパノールアンモニウム及び ミノピラリドからなる群より選ばれる少な とも1種の化合物であり;尿素系化合物がク ロトルロン、ジウロン、フルオメツロン、 ニュロン、イソプロチュロン、メトベンズ ン、テブチウロン、ジメフロン、イソウロ 、カルブチレート、メタベンズチアズロン メトクスロン、モノリニュロン、ネブロン シデュロン、ターブメトン及びトリエタジ からなる群より選ばれる少なくとも1種の化 物であり;トリアジン系化合物がシマジン、 アトラジン、アトラトン、シメトリン、プロ メトリン、ジメタメトリン、ヘキサジノン、 メトリブジン、ターブチラジン、シアナジン 、アメトリン、シブトリン、トリアジフラム 、ターブトリン、プロパジン、メタミトロン 及びプロメトンからなる群より選ばれる少な くとも1種の化合物であり;ヒドロキシベンゾ トリル系化合物がブロモキシニル、ブロモ シニルオクタノエート、ブロモキシニルヘ タノエート、アイオキシニル、アイオキシ ルオクタノエート、アイオキシニルカリウ 、アイオキシニルナトリウムからなる群よ 選ばれる少なくとも1種の化合物であり;ジ ェニルエーテル系化合物がニトロフェン、 ロメトキシフェン、ビフェノックス、アシ ルオルフェン、アシフルオルフェンナトリ ム、ホメサフェン、ホメサフェンナトリウ 、オキシフルオルフェン、ラクトフェン、 クロニフェン、エトキシフェンエチル、フ オログリコフェンエチル及びフルオログリ フェンからなる群より選ばれる少なくとも1 の化合物であり;環状イミド系化合物がクロ ルフタリム、フルミオキサジン、フルミクロ ラック、フルミクロラックペンチル、シニド ンエチル及びフルチアセットメチルからなる 群より選ばれる少なくとも1種の化合物であ ;スルホニルウレア系化合物がクロリムロン チル、クロリムロン、スルホメツロンメチ 、スルホメツロン、プリミスルフロンメチ 、プリミスルフロン、ベンスルフロンメチ 、ベンスルフロン、クロルスルフロン、メ スルフロンメチル、メトスルフロン、シノ ルフロン、ピラゾスルフロンエチル、ピラ スルフロン、アジムスルフロン、フラザス フロン、リムスルフロン、ニコスルフロン イマゾスルフロン、シクロスルファムロン プロスルフロン、フルピルスルフロンメチ ナトリウム、フルピルスルフロン、トリフ スルフロンメチル、トリフルスルフロン、 ロスルフロンメチル、ハロスルフロン、チ ェンスルフロンメチル、チフェンスルフロ 、エトキシスルフロン、オキサスルフロン エタメトスルフロン、エタメトスルフロン チル、イオドスルフロン、イオドスルフロ メチルナトリウム、スルフォスルフロン、 リアスルフロン、トリベヌロンメチル、ト ベヌロン、トリトスルフロン、フォーラム ルフロン、トリフルオキシスルフロン、ト フルオキスルフロンナトリウム、メソスル ロンメチル、メソスルフロン、オルソスル ァムロン、フルセトスルフロン、アミドス フロン及びTH-547からなる群より選ばれる少 くとも1種の化合物であり;ジニトロアニリ 系がトリフルラリン、オリザリン、ニトラ ン、ペンディメタリン、エタルフルラリン ベンフルラリン、プロジアミン、ブトラリ 及びジニトラミンからなる群より選ばれる なくとも1種の化合物であり;クロロアセトア ミド系化合物がアラクロール、メタザクロー ル、ブタクロール、プレチラクロール、メト ラクロール、S-メトラクロール、テニルクロ ル、ペトキサマイド、アセトクロール、プ パクロール、ジメテナミド、ジメテナミド- P、プロピソクロール及びジメタクロールか なる群より選ばれる少なくとも1種の化合物 ある前記(12)の除草性組成物。

(14)他の除草性化合物が、2,4-D、2,4-Dエチル ジカンバ、ジカンバジメチルアンモニウム クロピラリド、クロピラリドオールアミン フルオキシピル、リニュロン、アトラジン メトリブジン、ターブチラジン、ターブト ン、ブロモキシニル、ブロモキシニルオク ノエート、ピリデート、ベンタゾン、ベン ゾンナトリウム、アクロニフェン、シニド エチル、カルフェントラゾンエチル、スル トリオン、メソトリオン、リムスルフロン ニコスルフロン、プロスルフロン、ハロス フロンメチル、チフェンスルフロンメチル イオドスルフロン、イオドスルフロンメチ ナトリウム、トリトスルフロン、フォーラ スルフロン、フルメツラム、メトスラム、 ロラスラム、イマザモックス、イマザモッ スアンモニウム、グリホサート、グリホサ トナトリウム、グリホサートカリウム、グ ホサートアンモニウム、グリホサートイソ ロピルアンモニウム、グルホシネート、グ ホシネートアンモニウム、アラクロール、 トラクロール、S-メトラクロール、アセト ロール、フルフェナセット、ジメテナミド びピロキサスルフォンからなる群より選ば る少なくとも1種の化合物である前記(13)の除 草性組成物。

(15)他の除草性化合物が、2,4-Dエチル、ジカ ンバジメチルアンモニウム、クロピラリドオ ールアミン、リニュロン、アトラジン、メト リブジン、ターブチラジン、ブロモキシニル 、ブロモキシニルオクタノエート、ピリデー ト、ベンタゾンナトリウム、カルフェントラ ゾンエチル、スルコトリオン、リムスルフロ ン、ニコスルフロン、プロスルフロン、イオ ドスルフロンメチルナトリウム、トリトスル フロン、フォーラムスルフロン、グリホサー トアンモニウム、グルホシネートアンモニウ ム、ペンディメタリン、S-メトラクロール、 トキサマイド、アセトクロール、フルフェ セット及びジメテナミドからなる群より選 れる少なくとも1種の化合物である前記(14) 除草性組成物。

(16)他の除草性化合物として、植物の光合 を阻害する化合物と、化合物Aとを有効成分 して含有する除草性組成物。

(17)他の除草性化合物が、尿素系化合物、 リアジン系化合物、ウラシル系化合物、ア リド系化合物、カーバメート系化合物、ヒ ロキシベンゾニトリル系化合物、ピリデー 、ベンタゾン、ベンタゾンナトリウム、ア カルバゾン、メタゾール及びペンタノクロ ルからなる群より選ばれる少なくとも1種の 合物である前記(16)の除草性組成物。

(18)尿素系化合物がクロロトルロン、ジウ ン、フルオメツロン、リニュロン、イソプ チュロン、メトベンズロン、テブチウロン ジメフロン、イソウロン、カルブチレート メタベンズチアズロン、メトクスロン、モ リニュロン、ネブロン、シデュロン、ター メトン及びトリエタジンからなる群より選 れる少なくとも1種の化合物であり;トリアジ ン系化合物がシマジン、アトラジン、アトラ トン、シメトリン、プロメトリン、ジメタメ トリン、ヘキサジノン、メトリブジン、ター ブチラジン、シアナジン、アメトリン、シブ トリン、トリアジフラム、ターブトリン、プ ロパジン、メタミトロン及びプロメトンから なる群より選ばれる少なくとも1種の化合物 あり;ウラシル系化合物がブロマシル、ブロ シルリチウム、レナシル及びターバシルか なる群より選ばれる少なくとも1種の化合物 であり;アニリド系化合物がプロパニル及び プロミッドからなる群より選ばれる少なく も1種の化合物であり;カーバメート系化合物 がスエップ、デスメディファム及びフェンメ ディファムからなる群より選ばれる少なくと も1種の化合物であり;ヒドロキシベンゾニト ル系化合物がブロモキシニル、ブロモキシ ルオクタノエート、ブロモキシニルヘプタ エート、アイオキシニル、アイオキシニル クタノエート、アイオキシニルカリウム、 イオキシニルナトリウムからなる群より選 れる少なくとも1種の化合物である前記(17) 除草性組成物。

(19)他の除草性化合物として、植物のアミ 酸生合成を阻害する化合物と、化合物Aとを 効成分として含有する除草性組成物。

(20)他の除草性化合物が、スルホニルウレ 系化合物、トリアゾロピリミジンスルホン ミド系化合物、イミダゾリノン系化合物、 リミジニルサリチル酸系化合物、スルホニ アミノカルボニルトリアゾリノン系化合物 グリホサート、グリホサートナトリウム、 リホサートカリウム、グリホサートアンモ ウム、グリホサートジアンモニウム、グリ サートイソプロピルアンモニウム、グリホ ートトリメシウム(スルホサート)、グリホサ ートセスキナトリウム、グルホシネート、グ ルホシネートアンモニウム、ビラナホス、ビ ラナホスナトリウム及びシンメチリンからな る群より選ばれる少なくとも1種の化合物で る前記(19)の除草性組成物。

(21)スルホニルウレア系化合物がクロリム ンエチル、クロリムロン、スルホメツロン チル、スルホメツロン、プリミスルフロン チル、プリミスルフロン、ベンスルフロン チル、ベンスルフロン、クロルスルフロン メトスルフロンメチル、メトスルフロン、 ノスルフロン、ピラゾスルフロンエチル、 ラゾスルフロン、アジムスルフロン、フラ スルフロン、リムスルフロン、ニコスルフ ン、イマゾスルフロン、シクロスルファム ン、プロスルフロン、フルピルスルフロン チルナトリウム、フルピルスルフロン、ト フルスルフロンメチル、トリフルスルフロ 、ハロスルフロンメチル、ハロスルフロン チフェンスルフロンメチル、チフェンスル ロン、エトキシスルフロン、オキサスルフ ン、エタメトスルフロン、エタメトスルフ ンメチル、イオドスルフロン、イオドスル ロンメチルナトリウム、スルフォスルフロ 、トリアスルフロン、トリベヌロンメチル トリベヌロン、トリトスルフロン、フォー ムスルフロン、トリフルオキシスルフロン トリフルオキシスルフロンナトリウム、メ スルフロンメチル、メソスルフロン、オル スルファムロン、フルセトスルフロン、ア ドスルフロン、TH-547及び国際公開公報WO200509 2104の請求項に記載されている化合物からな 群より選ばれる少なくとも1種の化合物であ ;トリアゾロピリミジンスルホンアミド系化 合物がフルメツラム、メトスラム、ジクロス ラム、クロランスラムメチル、フロラスラム 及びペノクススラムからなる群より選ばれる 少なくとも1種の化合物であり;イミダゾリノ 系化合物がイマザピル、イマザピルイソプ ピルアンモニウム、イマゼタピル、イマゼ ピルアンモニウム、イマザキン、イマザキ アンモニウム、イマザモックス、イマザモ クスアンモニウム、イマザメタベンズ、イ ザメタベンズメチル及びイマザピックから る群より選ばれる少なくとも1種の化合物で あり;ピリミジニルサリチル酸系化合物がピ チオバックナトリウム、ビスピリバックナ リウム、ピリミノバックメチル、ピリベン キシム、ピリフタリド及びピリミスルファ からなる群より選ばれる少なくとも1種の化 物であり;スルホニルアミノカルボニルトリ アゾリノン系化合物がフルカーバゾン、フル カーバゾンナトリウム、及びプロポキシカー バゾンナトリウム及びプロポキシカーバゾン からなる群より選ばれる少なくとも1種の化 物である前記(20)の除草性組成物。

(22)他の除草性化合物として、植物のホル ン作用を攪乱することで除草効力を示す化 物と、化合物Aとを有効成分として含有する 草性組成物。

(23)他の除草性化合物が、フェノキシ系化 物、芳香族カルボン酸系化合物、ナプタラ 、ナプタラムナトリウム、ベナゾリン、ベ ゾリンエチル、キンクロラック、キンメラ ク、ダイフルフェンゾピル、ダイフルフェ ゾピルナトリウム、フルオキシピル、フル キシピル-2-ブトキシ-1-メチルエチル、フル キシピルメプチル、クロロフルレノール及 クロロフルレノールメチルからなる群より ばれる少なくとも1種の化合物である前記(22) の除草性組成物。

(24)フェノキシ系化合物が2,4-D、2,4-Dブトチ 、2,4-Dブチル、2,4-Dジメチルアンモニウム、 2,4-Dジオールアミン、2,4-Dエチル、2,4-D-2-エチ ルヘキシル、2,4-Dイソブチル、2,4-Dイソオク ル、2,4-Dイソプロピル、2,4-Dイソプロピルア モニウム、2,4-Dナトリウム、2,4-Dイソプロパ ノールアンモニウム、2,4-Dトロールアミン、2 ,4-DB、2,4-DBブチル、2,4-DBジメチルアンモニウ 、2,4-DBイソオクチル、2,4-DBカリウム、2,4-DB トリウム、ジクロロプロップ、ジクロロプ ップブトチル、ジクロロプロップジメチル ンモニウム、ジクロロプロップイソオクチ 、ジクロロプロップカリウム、ジクロロプ ップ-P、ジクロロプロップ-Pジメチルアンモ ニウム、ジクロロプロップ-Pカリウム、ジク ロプロップ-Pナトリウム、MCPA、MCPAブトチル 、MCPAジメチルアンモニウム、MCPA-2-エチルヘ シル、MCPAカリウム、MCPAナトリウム、MCPAチ エチル、MCPB、MCPBエチル、MCPBナトリウム、 コプロップ、メコプロップブトチル、メコ ロップナトリウム、メコプロップ-P、メコ ロップ-Pブトチル、メコプロップ-Pジメチル ンモニウム、メコプロップ-P-2-エチルヘキ ル、メコプロップ-Pカリウム、ナプロアニリ ド及びクロメプロップからなる群より選ばれ る少なくとも1種の化合物であり;芳香族カル ン酸系化合物が2,3,6-TBA、ジカンバ、ジカン ブトチル、ジカンバジグリコールアミン、 カンバジメチルアンモニウム、ジカンバジ ールアミン、ジカンバイソプロピルアンモ ウム、ジカンバカリウム、ジカンバナトリ ム、ジクロベニル、ピクロラム、ピクロラ ジメチルアンモニウム、ピクロラムイソオ チル、ピクロラムカリウム、ピクロラムト イソプロパノールアンモニウム、ピクロラ トリイソプロピルアンモニウム、ピクロラ トロールアミン、トリクロピル、トリクロ ルブトチル、トリクロピルトリエチルアン ニウム、クロピラリド、クロピラリドオー アミン、クロピラリドカリウム、クロピラ ドトリイソプロパノールアンモニウム及び ミノピラリドからなる群より選ばれる少な とも1種の化合物である前記(23)の除草性組 物。

(25)他の除草性化合物として、カロチノイ などの植物の色素生合成を阻害し、白化作 を特徴とする除草効力を示す化合物と、化 物Aとを有効成分として含有する除草性組成 。

(26)他の除草性化合物が、ピリダジノン系 合物、ピラゾール系、アミトロール、フル ドン、フルルタモン、ジフルフェニカン、 トキシフェノン、クロマゾン、スルコトリ ン、メソトリオン、テンボトリオン、テフ ルトリオン、イソキサフルトール、ジフェ ゾコート、ジフェンゾコートメチルサルフ ート、イソキサクロロトール、ベンゾビシ ロン、ピコリナフェン及びビフルブタミド らなる群より選ばれる少なくとも1種の化合 である前記(25)の除草性組成物。

(27)ピリダジノン系がノルフルラゾン、ク リダゾン及びメトフルラゾンからなる群よ 選ばれる少なくとも1種の化合物であり;ピラ ゾール系がピラゾリネート、ピラゾキシフェ ン、ベンゾフェナップ、トプラメゾン及びピ ラスルフォトールからなる群より選ばれる少 なくとも1種の化合物である前記(26)の除草性 成物。

(28)他の除草性化合物として、植物のタン ク質生合成あるいは脂質生合成を阻害する とで除草効力を示す化合物と、化合物Aとを 効成分として含有する除草性組成物。

(29)他の除草性化合物が、クロロアセトア ド系;チオカーバメート系;エトベンザニド、 メフェナセット、フルフェナセット、トリデ ィファン、カフェンストロール、フェントラ ザミド、オキサジクロメフォン、インダノフ ァン、ベンフレセート、ピロキサスルフォン 、ダラポン、ダラポンナトリウム、TCAナトリ ウム及びトリクロロ酢酸からなる群より選ば れる少なくとも1種の化合物である前記(28)の 草性組成物。

(30)クロロアセトアミド系化合物がアラク ール、メタザクロール、ブタクロール、プ チラクロール、メトラクロール、S-メトラク ロール、テニルクロール、ペトキサマイド、 アセトクロール、プロパクロール、ジメテナ ミド、ジメテナミド-P、プロピソクロール及 ジメタクロールからなる群より選ばれる少 くとも1種の化合物であり;チオカーバメー 系化合物がモリネート、ジメピペレート、 リブチカルブ、EPTC、ブチレート、ベルノレ ト、ペブレート、シクロエート、プロスル カルブ、エスプロカルブ、チオベンカルブ ジアレート、トリアレート及びオルベンカ ブからなる群より選ばれる少なくとも1種の 化合物である前記(29)の除草性組成物。

(31)前記(1)~(30)の除草性組成物の除草有効量を 、有害植物又はそれが生育する場所に施用し 、有害植物を防除する方法。
(32)化合物Aの除草有効量と、他の除草性化合 の除草有効量とを、有害植物又はそれが生 する場所に施用し、有害植物を防除する方 。

(33)トウモロコシ圃場において有害植物を 除する、前記(31)又は(32)の方法。

(34)トウモロコシが遺伝子組み換えされたも である、前記(33)の方法。
(35)ムギ類圃場において有害植物を防除する 前記(31)又は(32)の方法。
(36)イネ圃場において有害植物を防除する、 記(31)又は(32)の方法。
(37)非選択的に有害植物を防除する、前記(31) は(32)の方法。

 化合物Aの代表例につき合成例を記載する。
合成例1
 5-(エチルチオ)カルボニルオキシ-1-メチルピ ラゾール-4-イル 3-(メトキシカルボニル)-2-メ チル-4-(メチルスルホニル)フェニル ケトン 合成(後記化合物No.1)
 5-ヒドロキシ-1-メチルピラゾール-4-イル 3-( メトキシカルボニル)-2-メチル-4-(メチルスル ニル)フェニル ケトン(290mg、0.82mmol)を乾燥 トラヒドロフラン(15mL)に溶かし、これにト エチルアミン(166mg、1.64mmol)を加えた。そこ 、予め96 %クロロチオール蟻酸 S-エチル(107 mg)を乾燥テトラヒドロフランに溶かした溶液 (4mL)を氷水冷却下に少量ずつ加え、反応温度 徐々に室温まで上げながら90分間攪拌した 反応溶液を氷水へ投入し、酢酸エチルで抽 した。抽出液を無水硫酸ナトリウムで乾燥 て溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲル ラムクロマトグラフィー(n-ヘキサン:酢酸エ ル=6:4)で精製し、無定形固体の目的物(202mg 0.46mmol)(収率56%)を得た。

合成例2
 1-エチル-5-(エチルチオ)カルボニルオキシピ ラゾール-4-イル 3-(メトキシカルボニル)-2-メ チル-4-(メチルスルホニル)フェニル ケトン 合成(後記化合物No.2)
 5-ヒドロキシ-1-エチルピラゾール-4-イル 3-( メトキシカルボニル)-2-メチル-4-(メチルスル ニル)フェニル ケトン(510mg、1.39mmol)を乾燥 トラヒドロフラン(20mL)に溶かし、これにト エチルアミン(281mg、2.78mmol)を加えた。そこ 、予め96%クロロチオール蟻酸 S-エチル(217  mg)を乾燥テトラヒドロフランに溶かした溶液 (4mL)を氷水冷却下に少量ずつ加え、反応温度 徐々に室温まで上げながら90分間攪拌した 反応液を氷水へ投入し、酢酸エチルで抽出 た。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し 溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカ ムクロマトグラフィー(n-ヘキサン:酢酸エチ =6:4)で精製し、オイル状の目的物(417mg、0.92m mol)(収率66%)を得た。

合成例3
 5-(エチルチオ)カルボニルオキシ-1-メチルピ ラゾール-4-イル 3-(メトキシ)-2-メチル-4-(メ ルスルホニル)フェニル ケトンの合成(後記 合物No.35)
(1)3-メトキシ-2-メチル-4-(メチルスルホニル)  安息香酸(340mg、1.39mmol)と5-ヒドロキシ-1-メチ ピラゾール塩酸塩(230mg)を無水塩化メチレン (10mL)中で攪拌下、DCC(ジシクロヘキシルカル ジイミド)(315mg)及びトリエチルアミン(260mg) 室温で加え、2時間攪拌した。反応混合物を ライトでろ過し、ろ液を濃縮後、残渣を10mL の無水アセトニトリルに溶解し、トリエチル アミン(260mg)とアセトンシアノヒドリンを触 量加え、室温で一晩攪拌した。反応混合物 、150mLの酢酸エチルを加え1規定の塩酸水溶 で1回洗浄し、飽和食塩水で1回洗浄した。有 機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下 で溶媒を留去し得られた残渣をシリカゲルカ ラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:メタノ ル=9:1)で精製し、5-ヒドロキシ-1-メチルピラ ゾール-4-イル 3-メトキシ-2-メチル-4-(メチル ルホニル)フェニル ケトン(115mg)を得た。
  1 H-NMR(400MHz CDCl 3  δppm):2.31(s,3H),3.20(s,3H),3.66(s,3H),3.92(s,3H),7.1(br s,1H),7.29(d,1H,J=7.6Hz),7.30(s,1H),7.85(d,1H,J=7.6Hz).

(2)5-ヒドロキシ-1-メチルピラゾール-4-イル 3-メトキシ-2-メチル-4-(メチルスルホニル)フ ニル ケトン(100mg、0.3mmol)を乾燥テトラヒド ロフラン(5mL)に溶解し、トリエチルアミン(61m g)、続いて96%クロロチオール蟻酸 S-エチル(50 mg)を室温で加えた。反応溶液を1時間攪拌し 後、150 mLの酢酸エチルを加えた。その混合 を飽和食塩水で2回洗浄し、有機層を無水硫 酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下で溶媒を 留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマト グラフィー(n-ヘキサン:酢酸エチル=2:1)で精製 し、オイル状の目的物を得た。

合成例4
 5-(エチルチオ)カルボニルオキシ-1-メチルピ ラゾール-4-イル 2-メチル-4-(メチルスルホニ )-3-(4,5-ジヒドロイソキサゾール-3-イル)フェ ニル ケトンの合成(後記化合物No.39)
 5-ヒドロキシ-1-メチルピラゾール-4-イル 3-( 4,5-ジヒドロイソキサゾール-3-イル)-2-メチル- 4-(メチルスルホニル)フェニル ケトン(100mg、 2.75×10 -4 mol)を無水テトラヒドロフラン(5mL)に溶解し、 トリエチルアミン(55mg)、続いて96%クロロチオ ール蟻酸 S-エチル(45mg)を室温で加えた。反 溶液を1時間攪拌後、150mLの酢酸エチルを加 、飽和食塩水で2回洗浄した。有機層を無水 酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で溶媒を留 した。残渣をシリカゲルカラムグラフィー( n-ヘキサン:酢酸エチル=6:4)で精製し、オイル の目的物(82mg)を得た。

合成例5
 5-(エチルチオ)カルボニルオキシ-1-メチルピ ラゾール-4-イル 3-(ジフルオロメトキシ)-2-メ チル-4-(メチルスルホニル)フェニル ケトン 合成(後記化合物No.38)
(1)3-(ジフルオロメトキシ)-2-メチル-4-(メチル ルホニル) 安息香酸(500mg、1.78mmol)と5-ヒド キシ-1-メチルピラゾール塩酸塩(288mg)を無水 セトニトリル(10mL)中で攪拌下、1-エチル-3-(3 -ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩 塩(443mg)、トリエチルアミン(360mg)及びジメ ルアミノピリジン(217mg)を室温で加え、12時 攪拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、 渣を100mLの塩化メチレンに溶解した。この溶 液を100mLの水で洗浄後、有機層を無水硫酸ナ リウムで乾燥し、減圧下で溶媒を留去した 残渣を10 mLの無水アセトニトリルに溶解し トリエチルアミン(260mg)とアセトンシアノヒ ドリンを触媒量加え、室温で一晩攪拌した。 反応混合物に150mLの塩化メチレンを加え1規定 の炭酸カリウム水溶液で抽出し、水層を2規 の塩酸で酸性とした。得られた酸性の水溶 を塩化メチレン(100mL)で2回抽出し、有機層を 合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶 媒を減圧下で留去し、得られた粗生成物をシ リカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エ ル:ヘキサン=1:1~9:1)で精製し、オイル状の5- ドロキシ-1-メチルピラゾール-4-イル 3-(ジフ ルオロメトキシ)-2-メチル-4-(メチルスルホニ )フェニル ケトンを得た。
  1 H-NMR(400MHz acetone-d 6  δppm):2.37(s,3H),3.28(s,3H),3.61(s,3H),6.90(d,1H,J=75.2Hz ),7.27(s,1H),7.59(d,1H,J=8.4Hz),7.96(d,1H,J=8.4Hz).

(2)前記工程(1)で得た5-ヒドロキシ-1-メチル ラゾール-4-イル 3-(ジフルオロメトキシ)-2- チル-4-(メチルスルホニル)フェニル ケトン (89mg)を乾燥テトラヒドロフラン(5mL)に溶解し トリエチルアミン(50mg)続いて96%クロロチオ ル蟻酸S-エチル(40mg)を室温で加えた。反応 液を1時間攪拌した後、150mLの酢酸エチルを えた。その混合物を飽和食塩水で2回洗浄し 有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した後 減圧下で溶媒を留去した。残渣をシリカゲ カラムクロマトグラフィー(n-ヘキサン:酢酸 エチル=2:1)で精製し、オイル状の目的物を得 。

合成例6
 5-(エチルチオ)カルボニルオキシ-1-メチルピ ラゾール-4-イル 3-(2-メトキシエトキシ)-2-メ ル-4-(メチルスルホニル)フェニル ケトンの 合成(後記化合物No.55)
(1)窒素ガス雰囲気下、水素化ナトリウム(60%,2 20mg,5.32mmol)を無水N,N-ジメチルホルムアミド(10 mL)中に懸濁させ、3-ヒドロキシ-2-メチル-4-(メ チルスルホニル) 安息香酸メチル(1g,4.09mmol) 室温で加えた。30分間攪拌した後、2-ブロモ チルメチルエーテル(1.13g,8.18mmol)及び触媒量 のヨウ化カリウムを加え、60℃で12時間攪拌 た。反応溶液に200mLの酢酸エチルを加え、飽 和食塩水で2回洗浄した。有機層を無水硫酸 トリウムで乾燥し、減圧下で濃縮した。残 をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n- キサン:酢酸エチル=1:2)で精製し、オイル状 3-(2-メトキシエトキシ)-2-メチル-4-(メチルス ホニル) 安息香酸メチル(680mg)を得た。
  1 H-NMR 400MHz(CDCl 3  δppm):2.53(s,3H),3.26(s,3H),3.46(s,3H),3.78(m,2H),3.91(s, 3H),4.19(m,2H),7.71(d,1H,J=8.4Hz),7.84(d,1H,J=8.4Hz).

(2)前記工程(1)で得た3-(2-メトキシエトキシ)-2- メチル-4-(メチルスルホニル) 安息香酸メチ (680mg,2.25mmol)をメタノール(10mL)に溶解し、20 量%濃度の水酸化ナトリウム水溶液(2mL)を室 で加えた。30分間攪拌後、反応溶液に1規定 塩酸100mLを加え、酢酸エチル(200mL)で抽出し 。有機層を飽和食塩水で2回洗浄し、無水硫 ナトリウムで乾燥した。減圧下で溶媒を留 し、3-(2-メトキシエトキシ)-2-メチル-4-(メチ ルスルホニル)安息香酸(570mg)を白色固体とし 得た。
  1 H-NMR 400MHz(acetone-d 6  δppm):2.56(s,3H),3.31(s,3H),3.41(s,3H),3.80(m,2H),4.21(m, 2H),7.81(s,2H).

(3)3-(2-メトキシエトキシ)-2-メチル-4-(メチル ルホニル) 安息香酸(195mg,6.76mmol)をクロロホ ム(15mL)に溶解し、オキザリルクロライド(0.5 mL)及び触媒量のDMFを加えた。反応混合物を室 温で30分間攪拌し、溶媒を減圧下で留去した 残渣を無水THF(20mL)に溶解し、5-ヒドロキシ-1 -メチルピラゾール塩酸塩(136mg,1.01mmol)、トリ チルアミン(136mg)及びN,N-ジメチルアミノピ ジン(250mg)を加え、1時間加熱還流した。反応 混合物を室温まで冷却し、酢酸エチル(200mL) 加え、飽和食塩水で2回洗浄した。有機層を 水硫酸ナトリウムで乾燥した後、溶媒を減 下で留去した。残渣を無水アセトニトリル( 10mL)に溶解し、トリエチルアミン(136mg)と触媒 量のアセトンシアノヒドリンを加え、室温で 12時間攪拌した。溶媒を減圧下で留去し、粗5 -ヒドロキシ-1-メチルピラゾール-4-イル 3-(2- トキシエトキシ)-2-メチル-4-(メチルスルホ ル)フェニル ケトンを得た。
  1 H-NMR (400MHz CDCl 3  δppm):2.39(s,3H),3.29(s,3H),3.46(s,3H),3.71(s,3H),3.81(m, 2H),4.24(m,2H),7.34(s,1H),7.35(d,1H,J=7.6Hz),7.92(d,1H,J=7.6 Hz).

(4)前記工程(3)と同様の方法で得た粗5-ヒド キシ-1-メチルピラゾール-4-イル 3-(2-メトキ シエトキシ)-2-メチル-4-(メチルスルホニル)フ ェニル ケトンを無水THF(10mL)に溶解し、トリ チルアミン(190mg)及び96%クロロチオール蟻酸  S-エチル(151mg)を加え室温で1時間攪拌した。 得られた反応混合物に酢酸エチル(200mL)を加 、飽和食塩水で2回洗浄した。有機層を無水 酸ナトリウムで乾燥し減圧下で溶媒を留去 た。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ ィー(n-ヘキサン:酢酸エチル=1:1)で精製し、 的物(250mg)を得た。

合成例7
 5-(エチルチオ)カルボニルオキシ-1-エチルピ ラゾール-4-イル 3-(2-メトキシエトキシ)-2-メ ル-4-(メチルスルホニル)フェニル ケトンの 合成(後記化合物No.16)
(1)3-(2-メトキシエトキシ)-2-メチル-4-(メチル ルホニル) 安息香酸(200mg,6.90×10 -4 mol)をクロロホルム(15mL)に溶解し、オキザリ クロライド(0.5mL)及び触媒量のDMFを加えた。 応混合物を室温で30分間攪拌し、溶媒を減 下で留去した。残渣を無水THF(20mL)に溶解し 5-ヒドロキシ-1-エチルピラゾール塩酸塩(134mg ,9.01×10 -4 mol)、トリエチルアミン(139mg)及びN,N-ジメチル アミノピリジン(170mg)を加え、1時間加熱還流 た。反応混合物を室温まで冷却し、酢酸エ ル(200mL)を加え、飽和食塩水で2回洗浄した 有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した後 溶媒を減圧下で留去した。残渣を無水アセ ニトリル(10mL)に溶解し、トリエチルアミン(1 39mg)と触媒量のアセトンシアノヒドリンを加 、室温で12時間攪拌した。溶媒を減圧下で 去し、粗5-ヒドロキシ-1-エチルピラゾール-4- イル 3-(2-メトキシエトキシ)-2-メチル-4-(メチ ルスルホニル)フェニル ケトンを得た。
  1 H-NMR (400MHz CDCl 3  δppm):1.40(t,3H,J=7.0Hz),2.39(s,3H),3.25(s,3H),3.42(s,3H) ,3.76(m,2H),4.02(q,2H,J=7.0Hz),4.20(m,2H),7.28(s,1H),7.31(d, 1H,J=7.6Hz),7.87(d,1H,J=7.6Hz).

(2)前記工程(1)で得た粗5-ヒドロキシ-1-エチ ピラゾール-4-イル 3-(2-メトキシエトキシ)-2 -メチル-4-(メチルスルホニル)フェニル ケト を無水THF(10mL)に溶解し、トリエチルアミン( 139mg)及び96%クロロチオール蟻酸 S-エチル(111m g)を加え室温で1時間攪拌した。得られた反応 混合物に酢酸エチル(200mL)を加え、飽和食塩 で2回洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウ で乾燥し減圧下で溶媒を留去した。残渣を リカゲルカラムクロマトグラフィー(n-ヘキ ン:酢酸エチル=1:1)で精製し、目的物(170mg)を 得た。

合成例8
 5-(エチルチオ)カルボニルオキシ-1-メチルピ ラゾール-4-イル 3-(2,2-ジメトキシエトキシ)-2 -メチル-4-(メチルスルホニル)フェニル ケト の合成(後記化合物No.209)
(1)3-ヒドロキシ-2-メチル-4-(メチルスルホニル ) 安息香酸(300mg,1.30mmol)をN,N-ジメチルホルム ミド(10mL)に溶解し、炭酸カリウム(360mg,2.72mm ol)及びブロモアセトアルデヒドジメチルアセ タール(660mg,3.90mmol)を室温で加えた。反応混 物を80℃に加熱し、32時間攪拌した。反応混 物を室温まで冷却し、100mLの水と0.5Nの水酸 ナトリウム水溶液(10mL)を加えた。その後、 酸エチル(200mL)で抽出し、有機層を無水硫酸 ナトリウムで乾燥した。減圧下で溶媒を留去 し、オイル状の3-(2,2-ジメトキシエトキシ)-2- チル-4-(メチルスルホニル) 安息香酸 2,2-ジ メトキシエチルを得た。
  1 H-NMR 400MHz(CDCl 3  δppm):2.54(s,3H),3.31(s,1H),3.39(s,6H),3.44(s,6H),4.06(d, 2H,J=5.4Hz),4.31(d,2H,J=5.4Hz),4.73(t,1H,J=5.4Hz),4.87(t,1H, J=5.4Hz),7.76(d,1H,J=8.4Hz),7.82(d,1H,J=8.4Hz).

(2)前記工程(1)で得た3-(2,2-ジメトキシエトキ )-2-メチル-4-(メチルスルホニル) 安息香酸 2 ,2-ジメトキシエチルをメタノール(20mL)に溶解 し、20重量%濃度の水酸化ナトリウム水溶液(2m L)を室温で加えた。30分間攪拌後、反応溶液 1規定の塩酸100mLを加え、酢酸エチル(200mL)で 出した。有機層を飽和食塩水で2回洗浄し、 無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下で溶 媒を留去し、3-(2,2-ジメトキシエトキシ)-2-メ ル-4-(メチルスルホニル) 安息香酸(390mg)を 色固体として得た。
  1 H-NMR 400MHz(acetone-d 6  δppm):2.56(s,3H),3.31(s,3H),3.44(s,6H),4.06(d,2H,J=5.2Hz) ,4.88(t,1H,J=5.2Hz),7.82(br s,2H).

(3)前記工程(2)で得た3-(2,2-ジメトキシエトキ )-2-メチル-4-(メチルスルホニル) 安息香酸(39 0mg,1.23mmol)をクロロホルム(15mL)に溶解し、オ ザリルクロライド(0.5mL)及び触媒量のDMFを加 た。反応混合物を室温で30分間攪拌し、溶 を減圧下で留去した。残渣を無水THF(20mL)に 解し、5-ヒドロキシ-1-メチルピラゾール(132mg ,1.35mmol)、トリエチルアミン(250mg)及びN,N-ジメ チルアミノピリジン(300mg)を加え、1時間加熱 流した。反応混合物を室温まで冷却し、酢 エチル(200mL)を加え、飽和食塩水で2回洗浄 た。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し 後、溶媒を減圧下で留去した。残渣を無水 セトニトリル(10mL)に溶解し、トリエチルア ン(250mg)と触媒量のアセトンシアノヒドリン 加え、室温で12時間攪拌した。溶媒を減圧 で留去し、粗5-ヒドロキシ-1-メチルピラゾー ル-4-イル 3-(2,2-ジメトキシエトキシ)-2-メチ -4-(メチルスルホニル)フェニル ケトンを得 。
  1 H-NMR (400MHz CDCl 3  δppm):2.38(s,3H),3.29(s,3H),3.47(s,6H),3.70(s,3H),4.09(d, 2H,J=5.2Hz),4.1(br s,1H),4.83(t,1H,J=5.2Hz),7.32(s,1H),7.35 (d,1H,J=8.4Hz),7.91(d,1H,J=8.4Hz).

(4)前記工程(3)で得た粗5-ヒドロキシ-1-メチ ピラゾール-4-イル 3-(2,2-ジメトキシエトキ )-2-メチル-4-(メチルスルホニル)フェニル  トンを無水THF(10mL)に溶解し、トリエチルア ン(250mg)及び96%クロロチオール蟻酸S-エチル(2 00mg)を加え室温で1時間攪拌した。得られた反 応混合物に酢酸エチル(200mL)を加え、飽和食 水で2回洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリ ムで乾燥し減圧下で溶媒を留去した。残渣 シリカゲルカラムクロマトグラフィー(n-ヘ サン:酢酸エチル=1:1)で精製し、目的物(150mg) を得た。

 次に、式(I)中、Qが-C(O)SR 3 である化合物の代表例を第1表に挙げ、それ の 1 H-NMRスペクトルデータを第2表に挙げる。また 、式(I)中、Qが水素原子である化合物の代表 を第3表に挙げ、それらの 1 H-NMRスペクトルデータを第4表に挙げる。これ らの化合物は、前記合成例或いは前記した式 (I)の種々の製造方法に基づいて合成すること ができる。尚、第1~4表中、No.は化合物番号を 示す。又、第1表及び第3表中、Meはメチル基 、Etはエチル基を、n-Pr基はノルマルプロピ 基を、i-Prはイソプロピル基を、c-Prはシクロ プロピル基を、s-Buは第二級ブチル基を、t-Bu 第三級ブチル基を、Phはフェニル基を、Bnは ベンジル基を各々示す。

実施例1
 1/1,000,000haポットに畑作土壌をつめ、各種植 物の種子を播種した。その後、植物が一定の 葉令に達したとき、所定量の除草性組成物を 300L/ha相当の水で希釈し、小型スプレーで茎 処理した。
 薬剤処理後14~28日目に、植物の生育状態を 眼で観察調査し、下記評価基準に従って生 抑制率(実測値)を求めた。また、前記コルビ ーの方法に従って生育抑制率(計算値)を算出 た。結果を第5-1表~第5-137表に示す。各表に いて、化合物Aは前記第1表又は第3表におけ 化合物番号を記載し、他の除草性化合物は 般名を記載した。
 生育抑制率(%)=0:無処理区同等~100:完全枯殺

実施例2
 1/1,000,000haポットに畑作土壌をつめ、各種植 物の種子を播種する。その後、植物が一定の 葉令に達したとき、所定量の除草性組成物を 300L/ha相当の水で希釈し、小型スプレーで茎 処理する。
 薬剤処理後14~28日目に、植物の生育状態を 眼で観察調査し、実施例1の評価基準に従っ 生育抑制率(実測値)を求める。また、前記 ルビーの方法に従って生育抑制率(計算値)を 算出する。
 化合物Aと他の除草性化合物とを、以下の有 効成分量、混合比率にて使用した場合、相乗 除草効果を示す。化合物Aは前記第1表又は第3 表における化合物番号を記載し、他の除草性 化合物は一般名を記載する。

 化合物Aとして化合物No.2-1、No.2-19、No.2-41 No.2-161又はNo.2-191を、他の除草性化合物とし てターブチラジンを各々用い、(a)化合物Aの1~ 100g/haと、(b)ターブチラジンの40~2000g/haとを、 重量比3:1~1:550の割合で混合使用する。

 化合物Aとして化合物No.2-1、No.2-19、No.2-28 No.2-41、No.2-161又はNo.2-191を、他の除草性化 物としてアラクロールを各々用い、(a)化合 Aの1~100g/haと、(b)アラクロールの100~1600g/haと 、重量比1:1~1:220の割合で混合使用する。

 化合物Aとして化合物No.2-1、No.2-19、No.2-41 No.2-161又はNo.2-191を、他の除草性化合物とし てアセトクロールを各々用い、(a)化合物Aの1~ 100g/haと、(b)アセトクロールの100~1600g/haとを 重量比1:1~1:220の割合で混合使用する。

 化合物Aとして化合物No.2-1、No.2-19、No.2-41 No.2-161又はNo.2-191を、他の除草性化合物とし てペトキサマイドを各々用い、(a)化合物Aの1~ 100g/haと、(b)ペトキサマイドの100~1600g/haとを 重量比1:1~1:220の割合で混合使用する。

 化合物Aとして化合物No.2-1、No.2-19、No.2-41 No.2-161又はNo.2-191を、他の除草性化合物とし てピロキサスルフォンを各々用い、(a)化合物 Aの1~100g/haと、(b)ピロキサスルフォンの50~1000g /haとを、重量比1:1~1:100の割合で混合使用する 。

 本発明の除草性組成物は、農耕地又は非農 地に係わらず、広範囲の有害生物を低薬量 防除でき、また、長期間に亘って除草効果 持続できるため、産業上の利用可能性は極 て高いものがある。
 
 なお、2007年2月2日に出願された日本特許出 2007-024866号及び2007年6月8日に出願された日 特許出願2007-152676号の明細書、特許請求の範 囲、図面及び要約書の全内容をここに引用し 、本発明の明細書の開示として、取り入れる ものである。