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Patent Searching and Data


Title:
HUMIDIFIER
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/072324
Kind Code:
A1
Abstract:
A humidifier (1) which is improved in sterile filteration and antibacterial effects. A humidifier (1) comprises a humidification filter (500) for evaporating water, and a light irradiation section (700) for irradiating the humidification filter (500) to which water to be evaporated adheres with light. In this humidifier (1), the water to be evaporated by the humidification filter (500) contains silver ions.

Inventors:
IKEMIZU MUGIHEI
Application Number:
PCT/JP2008/064400
Publication Date:
June 11, 2009
Filing Date:
August 11, 2008
Export Citation:
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Assignee:
SHARP KK (JP)
IKEMIZU MUGIHEI
International Classes:
C02F1/30; F24F6/00; C02F1/46; F24F6/04
Foreign References:
JPS6133457Y21986-09-30
JP2007155182A2007-06-21
JPS57128391U1982-08-10
JP2006003042A2006-01-05
JP2003322368A2003-11-14
JP2001089968A2001-04-03
JP2006003042A2006-01-05
JP2003322368A2003-11-14
JP2001089968A2001-04-03
Attorney, Agent or Firm:
KODA, Kazuyuki (Yao-minami Garden Terrace84-2, Wakabayashi-cho 1-chom, Yao-shi Osaka 38, JP)
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Claims:
 水を蒸発させるための気化部(500)と、
 蒸発させるための水が付着した前記気化部(500)に光を照射するための光照射部(700)とを備え、
 前記気化部(500)において蒸発させられる水は銀イオンを含む、加湿装置(1)。
 銀を含有する電極(611,612)を備え、
 前記銀イオンは、電解によって前記電極(611,612)から溶出される銀イオンである、請求項1に記載の加湿装置(1)。
 前記光照射部(700)によって照射される光は、可視光を含む、請求項1に記載の加湿装置(1)。
 前記気化部(500)に供給する水を貯めるための貯水部(320)と、
 前記貯水部(320)に貯められた水に光を照射するための貯水部光照射部(700)とを備え、
 前記貯水部(320)に貯められる水は銀イオンを含む、請求項1に記載の加湿装置(1)。
 前記気化部(500)に供給する水を貯めるための貯水部(320)と、
 前記貯水部(320)に貯められた水に光を照射するための貯水部光照射部(700)と、
 前記貯水部(320)の水を前記気化部(500)に送るための送水部とを備える、請求項1に記載の加湿装置(1)。
Description:
加湿装置

 本発明は加湿装置に関する。

 従来、加湿装置としては、水を貯める貯 部と、貯水部の水を気化させる気化部(加湿 部)とを備えた構成のものが用いられている 気化部における加湿方式としては、水を加 して蒸発させる加熱方式、水を超音波など 空気中に霧状に放出して気化させる霧化式 吸水させた加湿フィルタ(気化フィルタ)に空 気を通過させて、加湿フィルタ中の水を気化 させる気化方式などが知られている。

 このように、加湿装置内には、室温で長 間、水を放置することになるため、菌の繁 やそれによる臭気の発生が問題になること ある。特に、気化式の加湿装置においては 加湿フィルタは加湿性能を確保するために 分を保持している必要があり、また、外気 送風して加湿フィルタと外気を接触させる 要があるため、加湿フィルタ上などに菌が 殖しやすいという課題があった。

 これらの問題を解決するものとして、特 2006-3042号公報(特許文献1)には、酸化チタン どの光触媒を担持した気化フィルタに、紫 線を照射する加湿器が記載されている。こ 加湿器では、加湿器の運転中や運転停止後 、気化フィルタに紫外線が照射されると、 外線が当たった部分で殺菌作用が発揮され 。

 また、特開2003-322368号公報(特許文献2)に 、水槽内の水に銀イオンを溶かし出す加湿 が記載されている。水槽内の水は、気化フ ルタに吸湿されて、気化される。

 また、特開2001-89968号公報(特許文献3)には、 銀系化合物等の抗菌活性金属化合物を含有す る、光触媒活性を有する抗菌性アクリロニト リル繊維が記載されている。

特開2006-3042号公報

特開2003-322368号公報

特開2001-89968公報

 しかしながら、特開2006-3042号公報(特許文 献1)に記載の加湿器では、気化フィルタの表 にスケールが析出し、気化フィルタの表面 スケールで覆われてしまうと、殺菌効果を 揮することが妨げられる。加湿器に使用さ て気化フィルタに吸着される水道水などの には、電解質などの溶存成分が存在する。 化フィルタ上では水分が蒸発するため、こ らの溶存成分がスケールとして加湿フィル 上に析出する。このように気化フィルタの 面がスケールで覆われると、気化フィルタ 表面への光の到達が妨げられるため、気化 ィルタ上に光を照射することができなくな 、気化フィルタに担持された光触媒の効果 発揮できない。そのため、気化フィルタ上 菌が繁殖することに加えて、気化フィルタ に存在するスケール部分でも菌の繁殖が抑 できないという課題があった。

 また、特開2003-322368号公報(特許文献2)に 載の加湿器の場合、十分な殺菌効果を得る めには、水槽内の水に溶解する銀イオンの 度を高くする必要があるが、そのためには 量の銀を使用しなければならない。多量の を使用すると、コストの増大が課題となる けでなく、気化フィルタ上の析出物を増や ことになり、この析出物が加湿性能に悪影 を及ぼす恐れがある。

 また、特開2001-89968号公報(特許文献3)に記 載の抗菌性アクリロニトリル繊維では、水に 銀イオンや銀を含有する成分を溶かし出すこ とができないので、繊維の表面でしか抗菌作 用を得ることができない。

 そこで、本発明の目的は、気化部の除菌 よび抗菌の効果を高めることが可能な加湿 置を提供することである。

 この発明に従った加湿装置は、水を蒸発 せるための気化部と、蒸発させるための水 付着した気化部に光を照射するための光照 部とを備え、気化部において蒸発させられ 水は銀イオンを含む。

 銀イオンを含む水が気化部において蒸発 ることによって、気化部の表面には銀が析 する。光照射部が気化部に光を照射するこ によって、気化部の表面に析出した銀の殺 効果を向上させることができる。また、気 部の表面がスケールで覆われる場合にも、 化部において蒸発する水に銀イオンが含ま ているので、銀イオンを含む水が気化部に いて蒸発すると、気化部の表面を覆うスケ ルに混じって銀が析出したり、スケールの 側に銀が析出したりする。このようにする とにより、気化部の表面がスケールで覆わ ていても、気化部において析出した銀に光 照射することができるので、銀の抗菌作用 殺菌作用を向上させることができる。また 銀の使用量を低減することができる。さら 、気化部を洗浄することによって気化部に 出した銀が洗い流されても、その後、気化 において銀イオンを含む水が蒸発すると、 化部の表面には新たに銀が析出するので、 化部を洗浄しても、気化部の除菌、抗菌、 菌作用が失われない。

 このようにすることにより、気化部の除 および抗菌の効果を高めることが可能な加 装置を提供することができる。

 この発明に従った加湿装置は、銀を含有 る電極を備え、銀イオンは、電解によって 極から溶出される銀イオンであることが好 しい。

 このようにすることにより、銀イオンの 出量や溶出の有無を制御できる。銀イオン 溶出量を制御することによって、過不足な 銀を供給することができる。また、銀イオ の溶出の有無を制御することによっても、 の使用量を節減することができる。また、 解方式によって銀イオンが得られるので、 の方式で得られる銀イオンと比較して、光 射により高い殺菌作用を得ることができる

 この発明に従った加湿装置においては、 照射部によって照射される光は、可視光を むことが好ましい。

 このようにすることにより、殺菌作用を り向上させることができる。また、紫外線 照射による気化部や加湿装置内の樹脂など 劣化を防止することができる。

 この発明に従った加湿装置は、気化部に 給する水を貯めるための貯水部と、貯水部 貯められた水に光を照射するための貯水部 照射部とを備え、貯水部に貯められる水は イオンを含むことが好ましい。

 このようにすることにより、貯水部に貯 られる水に含まれる銀イオンの殺菌作用を 上させることができる。

 この発明に従った加湿装置は、気化部に 給する水を貯めるための貯水部と、貯水部 貯められた水に光を照射するための貯水部 照射部と、貯水部の水を気化部に送るため 送水部とを備えることが好ましい。

 このようにすることにより、貯水部と気 部とを離れたところに配置することが可能 なるので、加湿装置の設計の自由度を高め ことができる。

 以上のように、この発明によれば、気化 の除菌および抗菌の効果を高めることが可 な加湿装置を提供することができる。

本発明の一つの実施の形態における加 装置を前面側から見た斜視図である。 本発明の一つの実施の形態における加 装置を背面側から見た分解斜視図である。 本発明の一つの実施の形態における加 装置の内部と制御関係の構成を示す模式図 ある。 本発明の一つの実施の形態における加 装置の給水タンクを示す斜視図である。 本発明の一つの実施の形態における加 装置のトレイを示す斜視図である。 図5に示す加湿装置を、VI-VI線の方向か 見た断面図である。 本発明の実施の形態における加湿装置 電気分解部を模式的に示す模式図である。 試料への銀付着量と試料に存在する菌 との関係を示すグラフである。 白色蛍光灯の照度と試料に存在する菌 との関係を示すグラフである。 経過時間と試料に存在する菌数との関 係を示すグラフである。 付着される銀イオンの生成方法の種類 と試料に存在する菌数との関係を示すグラフ である。 光照射の有無による各銀イオン濃度と 菌数との関係を示す図である。

符号の説明

 1:加湿装置、320:貯水部、500:加湿フィルタ 、611,612:電極、700:光照射部。

 以下、図面に基づいて本発明の実施の形 を説明する。

 図1~図7を参照して、本発明の一つの実施 形態における加湿装置の構成を説明する。 1は、本発明の一つの実施の形態における加 湿装置を前面側から見た斜視図であり、図2 、背面側から見た分解斜視図であり、図3は 加湿装置の内部と制御関係の構成を示す模 図である。図4は、給水タンクを示す斜視図 である。図5は、トレイを示す斜視図である 図6は、図5に示す加湿装置を、VI-VI線の方向 ら見た断面図である。図7は、加湿装置の電 気分解部を模式的に示す模式図である。

 図1~図3に示すように、本発明の一つの実 の形態における加湿装置1は、本体部100と、 給水タンク200と、貯水部320を有するトレイ300 と、気化部として加湿フィルタ500と、ファン 110と、電気分解部600(図6および図7参照)と、 照射部700と、制御部121~124とを主に備えてい 。加湿フィルタ500とファン110は、加湿装置1 内において水を蒸発させる加湿部を構成して いる。

 図1に示すように、本体部100の一方側面側 に給水タンク200を装着するための空間が形成 されている。図2に示すように、本体部100の 方には、本体部100の背面側からトレイ300が 脱される空間(トレイ装着部105)が設けられて いる。本体部100の他方側面には、縦にスリッ トの入った吸込口101が設けられている。本体 部100の内部には、吸込口101と対向する位置に エアフィルタ(図示せず)が設けられている。 体部100の前面側上部には、各種ボタンが形 された操作部103が設けられている。本体部1 00の背面側上部には、一方側面から他方側面 向けて複数のスリットが入った吹出口102が けられている。

 図2および図3に示すように、加湿フィル 500は、トレイ300に貯水させた水を気化させ ための加湿部を構成している。加湿フィル 500は、トレイ300の貯水部320の内部に収納さ た状態で、本体部100のトレイ装着部105に装 されている。加湿フィルタ500においては、 方体形状の枠体であるフィルターケース510 枠内に、繊維状のポリエステル樹脂からな 不織布を蛇腹状に繰り返し折りたたんだ形 のフィルタ520が収容されている。

 図3に示すように、光照射部700は加湿フィ ルタ500に光を照射するよう配置されて、制御 部124に接続されている。光照射部700は、貯水 部320に貯められた水に光を照射する貯水部光 照射部としても用いられている。制御部124は 、光照射部700の動作を制御する。

 光照射部700としては、蛍光灯、電球、発 ダイオード(LED)等を用いることができる。 照射手段は、殺菌灯、紫外線(UV)ランプ等の うに紫外域の光を主に含む光源、近紫外線 照射するブラックライト等のように近紫外 の光を主に含む光源、ハロゲンヒータ等の うに赤外域の光を主に含む光源であっても いが、蛍光灯、白熱灯、発光ダイオード(白 色、青色、赤色、緑色などのLED)、可視光レ ザー等のように可視光を主に含む光源を用 るのが好ましい。

 図3および図4に示すように、給水タンク20 0は、トレイ300に水を給水するためのもので り、本体部100に対して着脱可能である。給 タンク200の容器201の上部には、給水タンク20 0を使用者が保持して本体部100に対して着脱 るための取手部203が設けられている。給水 ンク200の蓋部202は、容器201の下部に形成さ ている開口部に対して着脱可能である。蓋 202には溝(図示せず)が設けられている。蓋部 202が容器201に取り付けられた状態の給水タン ク200をトレイ300に装着すると、蓋部202の溝を 介して容器201からトレイ300に水が給水される 。

 図5に示すように、トレイ300は、水を貯め るための貯水部320を有し、本体部100に対して 着脱可能である。トレイ300は、有底筒型のタ ンク挿入部310と、皿形状の貯水部320とを含ん だ樹脂製の一体成型品である。また、トレイ 300が本体部100のトレイ装着部105(図2参照)に装 着される。

 トレイ300の一方側面側(図5において左側) は、筒状のタンク挿入部310が形成されてい 。トレイ300がトレイ装着部105に装着される 、本体部100の一方側面ではタンク挿入部310 本体部100の外部に露出し、本体部100の内部 は貯水部320が収容される。また、本体部100 一方側面におけるトレイ装着部105の上方に 成されたタンク装着壁104と、トレイ300のタ ク挿入部310の円弧状壁312とが連なり、タン 挿入部310の内部とその上方空間に、給水タ ク200を装着するための円柱型のタンク装着 が形成される。

 タンク挿入部310の周囲には、半円形の壁3 11と、壁311と連なって壁311の高さよりも高い 弧状壁312とが設けられている。タンク挿入 310の底面において、最も高さの低い領域に 路313が形成され、水路313よりも高い領域に 円台315が形成されている。円弧状壁312の底 において、タンク挿入部310と貯水部320との 界に開口314が設けられ、水路313は開口314を して貯水部320内に通じている。円台315には 円柱330が設けられている。給水タンク200が レイ300に装着されたときに円柱330が蓋部202 押圧し、蓋部202の溝を介して給水タンク200 内部の水がタンク挿入部310に流れ込み、流 込んだ水が水路313および開口314を流れて貯 部320内に水が貯水される。

 図5および図6に示すように、貯水部320の 面には、前面側から背面側への略中央にお て、タンク挿入部310から他方側面へかけて 面形状が矩形の凹部322が設けられている。 部322上には、水が下方に浸透するように空 を有する網状の樹脂製の蓋部324が配置され いる。蓋部324と、底面部321とは同一平面上 位置付けられている。底面部321と蓋部324と らなる平面は、凸部323に対して凹部となり 加湿フィルタ500を装着するためのフィルタ 着部を形成する。すなわち、加湿フィルタ50 0は、底面部321および蓋部324で構成される平 と、凸部323との間にはめ込まれる。

 図6に示すように、網状の蓋部324の下に形 成された凹部322には、電気分解部600が設けら れている。電気分解部600は、トレイ300に貯め られた水に金属イオンを添加する動作をする ためのものである。電気分解部600は、電気配 線(図示せず)により、電気分解部600を動作さ るための制御部122(図3参照)および加湿装置1 の運転制御を行っている制御部121(図3参照)に 繋がっている。

 なお、本実施の形態における加湿装置1に おいて、トレイ300は本体部100から着脱可能に 構成されている。電気分解部600に接続される 電気配線(図示せず)に供給される電気は、コ ルを介した無接点電力伝送やコネクタ等を 用することにより、本体部100から供給され 。

 図3および図7に示すように、電気分解部60 0は、電気分解により貯水部320に貯水させた に除菌イオンを添加する動作をするための のである。電気分解部600の配置は、生成す 金属イオンを貯水部320に貯められた水に添 できれば特に限定されないが、本実施の形 では、電気分解部600は貯められた水と接触 るように配置されている。

 本実施の形態では、図7に示すように、電 気分解部600の内部には、2枚の板状の金属を む電極611,612が間隔をおいて配置されている 電極611,612は電極端子収納部620を介して電気 配線(図示せず)に接続されており、印加され 電圧に応じた電気的制御を受ける。電極611, 612が短絡しないように、電極611,612間を一定 隔に保つためスペーサー630が設けられてい 。貯水部320に水が供給されているときに、 極611,612間に電圧を印加することにより、電 分解部600の内部に金属イオンが溶出し、貯 部320に貯められている水に除菌および抗菌 果が付与される。

 電気分解部600は、電極611,612を構成する材料 を分解するための電気分解部である。また、 電気分解部600は、銀イオンを生成するように 構成されており、電極611,612のうち少なくと 一方は銀を含む材料である。銀を含む電極 陽極となった時に、下記の(式1)の反応が生 、貯水部320に貯められた水に銀系抗菌剤で る銀イオン(Ag + )が溶出する。

 Ag→Ag + +e -  (式1)
 電極を構成する金属は純銀に限定されず、 を含む電極であればよい。銀を含む電極か は、電圧印加により銀イオンが溶出する。 の溶出する銀イオンは、殺菌効果に優れて る。

 銀イオンの溶出方法としては、銀イオン 担持しているゼオライト、シリカゲル、ガ ス、リン酸カルシウム、リン酸ジルコニウ 、ケイ酸塩、酸化チタン、ウィスカー、セ ミックス等から成る構造体、またはこれら 物質を含む樹脂や繊維等を挙げることがで る。また、硝酸銀、塩化銀などの銀化合物 溶解するなどしてもよい。

 しかし、電解方式を使用することで、銀 オンの溶出量が電極間を流れる電気量にお むね比例するので、銀イオンの溶出量を制 することができる。また、殺菌作用は常に 要なわけではない。菌の増殖は数時間とい たオーダーで起こるので、例えば1時間おき に電解を実施するようにしてもよい。このよ うにして銀イオンの溶出を制御する場合には 、1時間おきに光の照射を停止するとともに 電解を停止して銀の溶出を停止する。また 銀イオンが所定値以上に残存する場合は、 の照射だけを行ってもよい。銀の溶出と光 照射は各々別個のシーケンスで行われても い。このように、光の照射と電解動作を制 することで、銀の使用量を節減することが きる。

 また、加湿が連続して行われているとき は、加湿フィルタ500にも十分に銀が供給さ 、光の照射による効果も十分に得ることが き、菌の繁殖は抑制される。そのため、運 時間が所定時間より長い場合には、溶出量 少なくしてもよい。銀の溶出を電解方式に ることによって、このような制御が容易と る。

 次に、図1~図7を参照して、本実施の形態 おける加湿装置1の動作について説明する。

 図1~図5に示すように、内部に水が保持さ ている給水タンク200を本体部100のタンク装 壁104およびトレイ300のタンク挿入部310に装 する。給水タンク200の蓋部202の溝およびト イ300のタンク挿入部310の開口314(図5参照)を して、給水タンク200の内部の水が貯水部320 供給される。供給された水を貯水部320に貯 し、貯水した水を加湿フィルタ500に吸い込 せる。

 この状態で本体部100の操作部103により、 たはタイマー運転により、または湿度検知 置等の検知結果に基づいて加湿装置1の電源 をOnにすると、加湿部の動作が開始される。 実施の形態では、図3に示すように、制御部 123によりファン110を起動し、ファン110により 本体部100の吸込口101から吸込んだ空気を加湿 フィルタ500に送り込み、加湿フィルタ500に吸 水された水が急速に気化されて、気化された 水を含んだ空気が吹出口102から排出される。 この気化により、加湿フィルタ500から水分が 失われるが、加湿フィルタ500は随時、貯水部 320から水を吸水する。また、貯水部320は一定 水位となるように、随時給水タンク200から給 水される。このようにして、加湿装置1およ 加湿部が動作する。この時に、貯水部320の に含まれる銀イオンが加湿フィルタ500に付 し、担持されることになる。

 この実施形態では、貯水部320に蓄えられ 水を加湿フィルタ500が吸水することで水の 給を行なっているが、加湿装置は、貯水部3 20の水を加湿フィルタ500に送るための送水部 してポンプを使用する構造や、貯水部320の 置高さと加湿フィルタ500の設置高さとの落 を利用した自由落水装置等を送水部として 用して、加湿フィルタ500に送水し、拡散さ る構造でもかまわない。加湿装置をこのよ に構成した場合には、貯水部320と加湿フィ タ500を直に接するように配置する必要がな なり、貯水部320と加湿フィルタ500を離れた ころに配置することも可能になることから 設計の自由度を高めることができる。この うな構成は、特に、一体型の加湿器ではな 、大型の空気調和システムなどに応用する きに適した構成である。このように構成し 場合には、貯水部320と加湿フィルタ500のそ ぞれに光照射部を設けることが必要である

 このように、本発明の加湿装置1では、貯 水部320の水に銀イオンを溶解させ、その水を 加湿フィルタ500に吸水させ、その加湿フィル タ500に光照射部700から光を照射する。

 貯水部320に貯められている水には、電極6 11,612の電解によって、銀イオンが含まれてい る。貯水部320の銀イオンを含む水が加湿フィ ルタ500に吸着されることによって、加湿フィ ルタ500に銀イオンに由来する銀が含まれるこ とになる。この銀に光を照射することによっ て、加湿フィルタ500における殺菌作用を高め る効果を発揮することができる。

 また、このようにすることで、加湿フィ タ500の表面に付着するスケールに混じって 加湿フィルタ500の表面に銀が析出する。そ ため、スケール内部で繁殖する菌に対して 菌作用を発揮することができるとともに、 ケール表面で析出した銀が光の照射を受け 殺菌作用が高まる。

 光を照射することによって銀の殺菌効果 向上させることができるので、光照射部700 加湿フィルタ500に光を照射することによっ 、光を照射しない場合と比較して、銀の使 量を低減することができる。

 一般的に、気化式加湿器の加湿フィルタ スケールの析出によって、性能が低下する そのため、たとえば2週間に1回などの頻度 、加湿フィルタを定期的に洗浄する必要が る。しかしながら、加湿フィルタに抗菌剤 光触媒が担持されている場合、加湿フィル を洗浄すると、洗浄の際に抗菌剤や光触媒 脱落してしまう恐れがある。洗浄によって 菌剤や光触媒が脱落してしまうと、そのま では、加湿フィルタに光が照射されても、 触媒作用による効果が得られなくなってし う。

 本実施の形態の加湿装置1の場合には、水 に溶出した銀イオンによって加湿フィルタ500 に新たに銀を補給することができるので、加 湿フィルタ500を洗浄するときに銀が加湿フィ ルタ500から脱落しても、加湿フィルタ500にお いて銀イオンを含む水が蒸発するときに加湿 フィルタ500の表面に新たに銀が析出し、新た に析出した銀に光が照射されることによって 、加湿フィルタ500の表面において殺菌効果が 得られる。

 また、本発明では、光照射部700としては 可視光を含む光を照射する光源を用いる。 のようにすることにより、可視光で銀によ 殺菌作用が高まる効果を得ることができる 紫外線でなく、可視光を使用することで、 湿フィルタ500や加湿装置1内の樹脂などの劣 化を避けることができる。

 また、本発明では、銀イオンとして電解 より溶出した銀イオンを使用する。これに って、銀イオンの溶出量や溶出の有無が制 できる。

 銀の溶出量を制御することによって、過 足なく銀を供給することができるとともに 溶出の有無を制御することによっても銀の 用量を節減することができる。たとえば、 湿フィルタ500における殺菌作用は、常に必 なわけではない。加湿フィルタ500上の菌の 殖は数時間といったオーダーで起こるので 例えば1時間おきに電解を実施して、貯水部 320内の水に銀イオンを供給するようにしても よい。このようにして銀の溶出を制御する場 合には、電解を行なわないときには、光の照 射を停止するとともに、電解を停止して銀の 溶出を停止することができる。このように、 光の照射と電解の実施とを連動して制御する ことで、銀の使用量を節減することができる 。

 また、銀の溶出は電解方式なので、他の 式と比較して光照射により高い殺菌作用を ることができる。

 以上のように、加湿装置1は、水を蒸発さ せるための加湿フィルタ500と、蒸発させるた めの水が付着した加湿フィルタ500に光を照射 するための光照射部700とを備え、加湿フィル タ500において蒸発させられる水は銀イオンを 含む。

 銀イオンを含む水が加湿フィルタ500にお て蒸発することによって、加湿フィルタ500 表面には銀が析出する。光照射部700が加湿 ィルタ500に光を照射することによって、加 フィルタ500の表面に析出した銀の殺菌効果 向上させることができる。また、加湿フィ タ500の表面がスケールで覆われる場合にも 加湿フィルタ500において蒸発する水に銀イ ンが含まれているので、銀イオンを含む水 加湿フィルタ500において蒸発すると、加湿 ィルタ500の表面を覆うスケールに混じって が析出したり、スケールの外側に銀が析出 たりする。このようにすることにより、加 フィルタ500の表面がスケールで覆われてい も、加湿フィルタ500において析出した銀に を照射することができるので、銀の抗菌作 、殺菌作用を向上させることができる。ま 、銀の使用量を低減することができる。さ に、加湿フィルタ500を洗浄することによっ 加湿フィルタ500に析出した銀が洗い流され も、その後、加湿フィルタ500において銀イ ンを含む水が蒸発すると、加湿フィルタ500 表面には新たに銀が析出するので、加湿フ ルタ500を洗浄しても、加湿フィルタ500の除 、抗菌、殺菌作用が失われない。

 このようにすることにより、加湿フィル 500の除菌および抗菌の効果を高めることが 能な加湿装置1を提供することができる。

 また、加湿装置1は、銀を含有する電極611 ,612を備え、銀イオンは、電解によって電極61 1,612から溶出される銀イオンである。

 このようにすることにより、銀イオンの 出量や溶出の有無を制御できる。銀イオン 溶出量を制御することによって、過不足な 銀を供給することができる。また、銀イオ の溶出の有無を制御することによっても、 の使用量を節減することができる。また、 解方式によって銀イオンが得られるので、 の方式で得られる銀イオンと比較して、光 射により高い効果を得ることができる。

 また、加湿装置1においては、光照射部700 によって照射される光は、可視光を含む。

 このようにすることにより、殺菌作用を り向上させることができる。また、紫外線 照射による加湿フィルタ500や加湿装置1内の 樹脂などの劣化を防止することができる。

 また、加湿装置1は、加湿フィルタ500に供 給する水を貯めるための貯水部320と、貯水部 320に貯められた水に光を照射するための光照 射部700とを備え、貯水部320に貯められる水は 銀イオンを含む。

 このようにすることにより、貯水部320に められる水に含まれる銀イオンの殺菌作用 向上させることができる。

 本発明の加湿装置における効果の実施例 して、銀イオンに由来する銀を付着させた 脂の殺菌効果と、銀を付着させた樹脂に光 照射したときの殺菌効果を調べた。殺菌対 の物質の一例としてポリエステルを用いて 銀イオンをポリエステルに付着させた後に 各種の光を照射することによって殺菌効果 有無を調べた。

 この試験に用いた試料は、平板状のポリ ステルに銀イオン水を付着させ、乾燥させ ものである。銀イオン水は、八尾市の水道 を用いて、銀電極から電解によって水中に イオンを溶出することによって作製した。 燥させた試料には、銀イオン由来の銀が、 道水中の溶存成分とともに蒸発残留物とし 析出した。

 光照射条件を、白色蛍光灯、ブラックライ 、光照射なしの3条件とし、試料の表面への 銀付着量を0(銀イオン水の付着処理なし)、5 10、20ng/cm 2 とした。抗菌試験は、抗菌製品技術協議会の 光照射フィルム密着法にて行った。この方法 は、試料に約1.0×10 5 CFUの菌を含む菌液を付着させ、照射時間とし て24時間経過した後の菌数を測定する方法で る。菌としては、黄色ブドウ球菌を用いた 白色蛍光灯は、20Wのものを使用し、サンプ 付近の明るさ(照度)が5000ルクスとなる距離 サンプルを置いた。ブラックライトも同様 20Wのものを使用し、光源とサンプルの距離 、白色蛍光灯と同じになるようにした。

 その結果を表1と図8に示す。表1は、各光 射条件と銀付着量毎の試験後の菌数(単位:CF U)との関係を示す。図8は、試料への銀付着量 と試料に存在する菌数との関係を示すグラフ である。なお、グラフは、菌数の測定値が下 限値(10CFU)以下のときの菌数を10CFUとみなして 作図している。

 表1と図8に示したように、光を照射しなく も、銀付着量が20ng/cm 2 であれば、十分な殺菌作用が認められた。

 また、光を照射することによって、殺菌作 が向上していることがわかる。銀付着量が1 0ng/cm 2 の試料では、ブラックライト、白色蛍光灯の 照射で殺菌作用が向上しているが、銀付着量 が5ng/cm 2 のような銀付着量が少ない条件では、主に可 視光を含む白色蛍光灯を照射する方が、主に 近紫外光を含むブラックライトを照射するよ りも殺菌作用が向上することが認められた。

 この試験での試料表面の蒸発残留物は、 に溶解させた銀イオンが水道水中の溶存成 とともに析出したものであり、加湿装置に いても、この蒸発残留物と同様のものがス ールとして加湿フィルタに析出していると える。従って、加湿装置の加湿フィルタの ケールにおいても、同様に光の照射による 果が発揮される。また、水に一定の濃度で イオンを溶出することで、スケール中の銀 割合は一定の割合となるので、スケールの 出が非常に多くなった場合でも、スケール に一定の割合の銀が含有され、銀による殺 効果が発揮される。

 この条件では、銀付着量が5~10ng/cm 2 の時に光の照射の有無による殺菌効果の差が 大きく、銀付着量が20ng/cm 2 では、光の照射の有無にかかわらず十分な効 果が得られている。

 従って、銀付着量を、5~10ng/cm 2 として光を照射することで、銀付着量20ng/cm 2 と同程度の効果が得られ、少ない銀使用量で 効率よく殺菌できる。このように銀付着量を 制御するには、銀の溶出量を制御する必要が あり、そのためには銀を電解方式によって溶 出することが望ましい。

 また、このような光の照射による殺菌効 の向上は、通常のバルクの金属銀や銀化合 では得られていない。いったん水に銀イオ を溶解し、析出した場合に得られる効果で る。この理由として、銀イオン水の析出物 に含まれる銀は、微粒子状態にあることが えられる。そのため、例えばナノ粒子にお る表面プラズモンのように、電子が表面近 に局在し、光との相互作用が起こりやすい その結果として、析出物中の銀でこのよう 光の効果が得られると考えられる。

 また、上記の試験にて、銀付着量が5ng/cm 2 の試料に、主に可視光を含む白色蛍光灯を照 射し、その照度(ルクス)を変化させた場合に いて試験後の菌数(単位:CFU)の変化を調べた その結果を図9に示す。図9は、白色蛍光灯 照度と試料に存在する菌数との関係を示す ラフである。

 図9に示すように、光照射なしのときの菌数 は8.0×10 4 CFUであるのに対して、照度が1000ルクスのと の菌数は3.20×10 3 CFUであり、照度が5000ルクスのときの菌数は10 CFU以下程度であった。このように、光の強度 (照度)によって本発明の方法による殺菌作用 変化が認められた。銀イオンを付着させた 質に少なくとも所定の照度以上で光を照射 ることにより、殺菌作用をより向上させる とができることがわかる。

 また、グラフから読み取ると、光照射な に対して菌数が2桁減少するのは1900ルクス 近であった。今回実施した光照射フィルム 着法では、抗菌効果の有無の判定を菌数が2 減少しているか否かで判定する。また、菌 が2桁減少するというのは、JIS Z2801やJIS L19 02などでも用いられており、一般的な抗菌効 の判断基準である。従って、殺菌作用を向 させるという観点から、所定の照度以上で を照射するのが望ましいが、照射対象の位 での照度が1900ルクス以上であれば、より望 ましい。

 さらに、上記の試験にて、銀付着量が5ng/cm 2 の試料に、主に可視光を含む白色蛍光灯を照 度5000ルクスで照射し、その照射時間を変化 せた場合(銀あり光あり)において試験後の菌 数(単位:CFU)の経時変化を調べた。比較として 、銀付着量が5ng/cm 2 の試料に光を照射しない状態で時間を経過さ せたもの(銀あり光なし)、銀イオンを付着さ ないで白色蛍光灯を照度5000ルクスで照射し 、その照射時間を変化させたもの(銀なし光 り)、銀イオンを付着させないで光も照射し い状態で時間を経過させたもの(銀なし光な し)についても、菌数の経時変化を調べた。 の結果を図10に示す。図10は、経過時間と試 に存在する菌数との関係を示すグラフであ 。

 図10に示すように、銀付着量が5ng/cm 2 の試料に、主に可視光を含む白色蛍光灯を照 度5000ルクスで照射し、その照射時間を変化 せた場合(銀あり光あり)、非常に短時間の照 射時間(1時間)で菌数が減少していることがわ かる。したがって、加湿器の運転中などに光 を照射することによって殺菌作用を向上させ ることができる。

 さらにまた、上記の試験にて、試料に付着 れる銀イオンの生成方法を異ならせた場合 おいて試験後の菌数(単位:CFU)を調べた。銀 オンの生成方法としては、上記の試験と同 に、水道水に浸漬した銀電極から電解(電気 分解)によって水中に銀イオンを溶出するこ によって得られた銀イオン水(電解銀イオン )を使用して作製した試料と、試薬の塩化銀 (AgCl)を水に溶かして得られた銀イオン水(AgCl 溶液)を使用して作製した試料と、試薬の塩 化銀(Ag 2 O)を水に溶かして得られた銀イオン水(Ag 2 O水溶液)を使用して作製した試料とを用いた

 各銀イオン水の銀イオン濃度は900μg/Lとな ようにした。また、各試料の銀付着量を5ng/c m 2 とした。各試料に、主に可視光を含む白色蛍 光灯を照度5000ルクスで照射し、照射時間と て24時間経過した後の菌数を調べた。比較と して、各試料に光を照射しない状態で24時間 過した後の菌数も調べた。その結果を図11 示す。図11は、付着される銀イオンの生成方 法の種類と試料に存在する菌数との関係を示 すグラフである。

 図11に示すように、電解銀イオン水を使用 、電解銀イオン水に由来する銀を付着させ 試料では、AgCl水溶液、Ag 2 O水溶液を使用して銀を付着させた試料に比 て、光照射後の菌数の減少の度合いが大き 、光照射後に最も菌数が減少していること わかる。AgClの溶解度積から、銀イオン濃度 1.5mg/L程度まではAgClは溶解するので、AgCl水 液中に含まれるAgは銀イオンとして存在し 状態としては通常の銀系抗菌剤から溶出さ る銀イオンと同じような状態だと考えられ 。このように、電解によって銀イオンを溶 すると、他の方法よりも殺菌効率がよいこ が分かる。

 次に、銀イオン水に菌液を添加したもの 光を照射する試験を実施した。照射する光 光源としては、白色蛍光灯を用い、サンプ の位置での照度を10000ルクスとなるように 置した。光の照射時間は10分間とし、菌とし ては緑膿菌を用いた。所定の量の菌を含む銀 イオン水を、可視光を透過する容器に入れ、 10分間の光の照射を行った。また、光を照射 ない場合の試験も同時に実施するため、同 容器に同じ菌を含む銀イオン水を入れ、ア ミホイルで完全に光を遮断して、他は同じ 件で試験を実施した。試験実施中のサンプ 付近の温度は26℃であった。

 また、この試験では、オートクレーブに って滅菌した水道水を用い、その水に浸漬 た銀電極から電解(電気分解)によって水中 銀イオンを溶出することによって得られた イオン水を用いた。銀イオン濃度は、0、30 90ppbとした。

 この試験の結果を図12と表2に示す。図12 、光照射の有無による各銀イオン濃度と菌 との関係を示す図である。また、表2は、光 射の有無による各銀イオン濃度と菌数との 係において、光を照射しないときの菌数を1 00%とした場合に光を照射したときの菌数を% 示す。

 図12と表2に示す結果から、銀イオン濃度 0ppbでは、光の照射の有無に関わらず、初期 菌数とほとんど変化がないが、銀イオン濃度 が高くなるにつれて、銀による殺菌効果とと もに、光の照射による殺菌効果も増大してい ることがわかる。

 なお、この試験において、光源からの光の 外線強度は2μW/cm 2 で、紫外線単独による殺菌効果はない。

 このように、銀イオン水に光を照射する とによって、水に対する殺菌の効果を向上 せることができる。したがって、貯水部の に銀系抗菌剤を含ませ、光を照射すること よって、殺菌作用を向上させることができ 。

 以上に開示された実施の形態および実施 はすべての点で例示であって制限的なもの はないと考慮されるべきである。本発明の 囲は、以上の実施の形態と実施例ではなく 請求の範囲によって示され、請求の範囲と 等の意味および範囲内でのすべての修正や 形を含むものである。

 この発明の加湿装置は、気化部の除菌お び抗菌の効果を高めることができる。