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Patent Searching and Data


Title:
LAMP PACKAGE BODY
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/108052
Kind Code:
A1
Abstract:
A lamp package body contains a lamp bundle composed of lamps. Each lamp has a lamp body extending in the longitudinal direction and a first external electrode and a second external electrode projecting from a longitudinal first end and a longitudinal second end, respectively, of the lamp body. The lamp bundle includes a body part having the lamp bodies of the lamps and extending in the longitudinal direction. The lamp bundle has a first end surface composed of the first ends of the lamps and a second end surface composed of the second ends of the lamps. A first electrode cover has a tubular first side wall surrounding the first external electrodes of the lamps. A second electrode cover has a tubular second side wall surrounding the second external electrodes of the lamps. A lamp cover is in contact with both the outer peripheral surface of the first electrode cover and the outer peripheral surface of the second electrode cover, and the lamp cover covers the body part of the lamp bundle from a position spaced from the body part. The body part of the lamp bundle has a first end part joined to the first end surface, a second end part joined to the second end surface, and an intermediate part between the first end part and the second end part. The first electrode cover is in contact with the first end part of the lamp bundle. The second electrode cover is in contact with the second end part of the lamp bundle. The lamp package body can package the lamps so that the external electrodes are not bent.

Inventors:
TAKASAKI KOJI
WAKIMURA YUTAKA
Application Number:
PCT/JP2008/000086
Publication Date:
September 12, 2008
Filing Date:
January 25, 2008
Export Citation:
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Assignee:
MATSUSHITA ELECTRIC IND CO LTD (JP)
TAKASAKI KOJI
WAKIMURA YUTAKA
International Classes:
B65D85/42; B65D59/00; B65D77/26; B65D81/03
Foreign References:
JP2004203391A2004-07-22
JPS63199971U1988-12-22
JP2002211666A2002-07-31
JPH11349051A1999-12-21
Attorney, Agent or Firm:
IWAHASHI, Fumio et al. (1006, Oaza Kadoma, Kadoma-sh, Osaka 01, JP)
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Claims:
   長手方向に延びて、前記長手方向の互いに反対側の第1端と第2端とを有するランプ本体と、
   前記ランプ本体の前記第1端から突出する第1外部電極と、
   前記ランプ本体の前記第2端から突出する第2外部電極と、
をそれぞれ有する複数のランプを含み、前記複数のランプのそれぞれのランプ本体よりなって前記長手方向に延びる本体部を有し、前記複数のランプのそれぞれの前記第1端よりなる第1端面と前記複数のランプのそれぞれの前記第2端よりなる第2端面とを有するランプ束と、
前記複数のランプのそれぞれの前記第1外部電極を囲む筒形状の第1側壁を有する第1電極カバーと、
前記複数のランプのそれぞれの前記第2外部電極を囲む筒形状の第2側壁を有する第2電極カバーと、
前記第1電極カバーの外周面と前記第2電極カバーの外周面に当接して、前記ランプ束の前記本体部から離れて前記本体部を覆うランプカバーと、
を備え、
前記ランプ束の前記本体部は、前記第1端面に繋がる第1端部と、前記第2端面に繋がる第2端部と、前記第1端部と前記第2端部との間の中間部とを有し、
前記第1電極カバーは前記ランプ束の前記第1端部に当接し、
前記第2電極カバーは前記ランプ束の前記第2端部に当接する、ランプ包装体。
前記ランプカバーは、テンションの掛けられた状態で前記ランプ束と前記第1電極カバーと前記第2電極カバーとを封入する筒形状を有するフィルムよりなるサックである、請求項1に記載のランプ包装体。
前記サックは前記第1電極カバーと前記第2電極カバーをそれぞれ固定する両端部を有する、請求項2に記載のランプ包装体。
前記ランプカバーに繋がりかつ前記第1電極カバーの先端縁に当接する第1側板と、
前記ランプカバーに繋がりかつ前記第2電極カバーの先端縁に当接する第2側板と、
をさらに備えた、請求項1に記載のランプ包装体。
前記複数のランプを束ねる結束部材をさらに備えた、請求項1に記載のランプ包装体。
前記第1電極カバーは、前記第1端面に対向して前記第1側壁の前記筒形状を塞ぎかつクッション性を有する第1底部をさらに有し、
前記第2電極カバーは、前記第2端面に対向して前記第2側壁の前記筒形状を塞ぎかつクッション性を有する第2底部をさらに有する、請求項1に記載のランプ包装体。
前記第1電極カバーと前記第2電極カバーのそれぞれは、
   外側に設けられた外層と、
   内側に設けられて前記外層より軟らかい、前記ランプ束に当接する内層と、
を有する、請求項1に記載のランプ包装体。
Description:
ランプ包装体

 本発明は、外部電極が突出する両端部を れぞれ有して直線状に延びる複数のランプ 包装するランプ包装体に関する。

 図12は従来のランプ包装体1の側面図であ 。液晶パネルのバックライトユニットに備 られる蛍光ランプ11は包装体1に包装されて 送されて保管されている。包装体1は片面ダ ンボールと呼ばれ、平坦なライナー2と、ラ ナー2の片面に貼り付けられた波板3とを有す る。波板3の谷部に蛍光ランプ11が入れられる ことにより、包装体1は蛍光ランプ11を包装す ることができる。

 蛍光ランプ11は本体部の両端部から突出 る外部電極12を有する。包装体1は外部電極12 を特に保護しておらず、積み重ねられた状態 でカートンに箱詰めされる。蛍光ランプ11は ートンに箱詰めされた状態で衝撃試験や振 試験などの試験にかけられる。

 その試験に合格した蛍光ランプ11はバッ ライトユニットの所定の部位に実装される 作業者による手作業によって折曲げられて 断された外部電極12が端子に半田付けされる 場合には、外部電極12が折曲っていても作業 がそれを真っ直ぐに修正したり切除したり ることができるので、外部電極12の長さは 造しやすい値になっている。

 近年は、バックライトユニットを効率的 製造するために蛍光ランプ11は自動的に実 される。機械によって外部電極12が端子に挟 まれ又は挿し込まれることにより、半田付け することなく端子に接続される。したがって 、外部電極12は所定の長さが必要であり、外 電極12が折曲らないように包装体1に包装さ ることが必要である。

 図12に示す従来の包装体1は外部電極12を 分に保護していないので、衝撃試験や振動 験などの試験において外力が加えられるこ により外部電極12が折曲がる場合がある。折 曲った外部電極12により蛍光ランプ11を機械 自動的に実装することができない。あるい 、機械で外部電極12を端子に無理に接続する ことにより、蛍光ランプ11に大きな負荷が加 られて蛍光ランプ11が破損する場合がある

 特許文献1は、直管形蛍光ランプを包装す る、大きな吊下げ強度を有する包装箱を開示 している。特許文献2は片段ボール紙を折曲 て形成した直管形蛍光ランプ用個装ケース 開示しており、それはガラスバルブ壁面の れを抑制する。特許文献3は直管形蛍光ラン を収納する蛍光ランプ包装体を開示してお 、そこから直管形蛍光ランプを簡単に取り すことができる。

 特許文献1、2、3に開示された包装箱、個装 ース、蛍光ランプ包装体は、1つの蛍光ラン プを包装しており、多数本の蛍光ランプを一 括して搬送ないし保管することはできず、さ らに蛍光ランプ11の外部電極12を十分に保護 ることができない。

特開2004-175381号公報

特開2005-22751号公報

特開2005-306474号公報

 ランプ包装体は複数のランプよりなるラ プ束を収納している。ランプは、長手方向 延びるランプ本体と、ランプ本体の長手方 の第1端と第2端からそれぞれ突出する第1外 電極と第2外部電極とを有する。ランプ束は 、複数のランプのそれぞれのランプ本体より なって長手方向に延びる本体部を有する。ラ ンプ束は、複数のランプのそれぞれの第1端 りなる第1端面と複数のランプのそれぞれの 2端よりなる第2端面とを有する。第1電極カ ーは、複数のランプのそれぞれの第1外部電 極を囲む筒形状の第1側壁を有する。第2電極 バーは、複数のランプのそれぞれの第2外部 電極を囲む筒形状の第2側壁を有する。ラン カバーは、第1電極カバーの外周面と第2電極 カバーの外周面に当接して、ランプ束の本体 部から離れて本体部を覆う。ランプ束の本体 部は、第1端面に繋がる第1端部と、第2端面に 繋がる第2端部と、第1端部と第2端部との間の 中間部とを有する。第1電極カバーはランプ の第1端部に当接する。第2電極カバーはラン プ束の第2端部に当接する。

 このランプ包装体は、外部電極が折曲ら いように複数のランプを包装することがで る。

図1は本発明の実施の形態1による包装 の斜視図である。 図2は実施の形態1による包装体におい ランプを包装する工程を示す正面図である 図3は実施の形態1による包装体におい ランプを包装する工程を示す正面図である 図4は実施の形態1による包装体の電極 バーの断面図である。 図5は実施の形態1による他の包装体の 極カバーの断面図である。 図6は実施の形態1による包装体の断面 である。 図7は実施の形態1による他の包装体の 面図である。 図8は本発明の実施の形態2による包装 の断面図である。 図9は実施の形態2による包装体の他の 極カバーの斜視図である。 図10は実施の形態2による包装体のさら に他の電極カバーの斜視図である。 図11は本発明の実施の形態3による包装 体の断面図である。 図12は従来のランプ包装体の側面図で る。

符号の説明

10  ランプ束
10A  第1端面
10B  第2端面
10E  第1端部
10F  第2端部
10G  中間部
11  ランプ
11A  第1端
11B  第2端
11C  長手方向
11D  ランプ本体
12A  第1外部電極
12B  第2外部電極
13  本体部
20A  第1電極カバー
20B  第2電極カバー
20C  第1側壁
20D  第2側壁
22  外層
23  内層
24A  第1底部
24B  第2底部
30  ランプカバー
40  結束部材
50  サック
51  両端部
62A  第1側板
62B  第2側板

 (実施の形態1)
 図1は本発明の実施の形態1による包装体1001 斜視図である。包装体1001は、第1電極カバ 20Aと第2電極カバー20Bと、ランプカバー30を える。

 図2は包装体1001において複数のランプ11を 包装する工程を示す正面図であり、ランプ束 10を示す。包装体1001は複数のランプ11よりな ランプ束10を包装する。ランプ11は、発光す るランプ本体11Dと、ランプ本体11Dに電気を供 給する第1外部電極12Aと第2外部電極12Bを有す 。実施の形態1ではランプ11は直管形の蛍光 ンプであり、液晶パネルのバックライトユ ットに備えられる。ランプ本体11Dは長手方 11Cに延びる。ランプ本体は長手方向の互い 反対側の第1端11Aと第2端11Bとを有する。第1 部電極12Aはランプ本体11Dの第1端11Aから突出 する。第2外部電極12Bはランプ本体11Dの第2端1 1Bから突出する。複数のランプ11よりなるラ プ束10は、複数のランプ11のランプ本体11Dよ なって長手方向11Cに延びる本体部13を有す 。また、ランプ束10は、複数のランプ11のそ ぞれの第1端11Aよりなる第1端面10Aと、複数 ランプ11のそれぞれの第2端11Bよりなる第2端 10Bとを有する。ランプ束10の本体部13は、第 1端面10Aに繋がる第1端部10Eと、第2端面10Bに繋 がる第2端部10Fと、第1端部10Eと第2端部10Fとの 間の中間部10Gとを有する。

 複数のランプ11は結束部材40によって束ね られていてもよい。結束部材40として、複数 のランプ11をそれらがばらばらにならない うに巻き付ける粘着テープが使用される。 着テープの貼着力は、ランプ11のランプ本体 11Dが割れないように粘着テープを剥がせるよ うに設定される。結束部材40は、ランプ本体1 1Dにこびり付かないゴムや紐であってもよい

 図3は包装体1001において複数のランプ11を 包装する工程を示す正面図であり、第1電極 バー20Aと第2電極カバー20Bが装着されたラン 束10を示す。第1電極カバー20Aは複数のラン 11のそれぞれの第1外部電極12Aを囲む筒形状 第1側壁20Cを有し、ランプ束10の第1端部10Eに 当接する。第2電極カバー20Bは、複数のラン 11のそれぞれの第2外部電極12Bを囲む筒形状 第2側壁20Dを有し、ランプ束10の第2端部10Fに 接する。電極カバー20A、20Bはランプ束10の 部10E、10Fに着脱可能にそれぞれ外嵌されて る。電極カバー20A、20Bは、衝撃試験や振動 験などの試験において加えられる外力から 部電極12A、12Bを保護するために、外部電極12 A、12Bに比べて端面10A、10Bから長く突出する すなわち電極カバー20A、20Bは外部電極12A、12 Bに比べて端面10A、10Bから離れている外端縁20 E、20Fをそれぞれ有する。

 図4は電極カバー20A、20Bの断面図である。 電極カバー20A、20Bは、外側に設けられた外層 22と、ランプ束10に当接する内層23とを有する 。外層22は硬質の部材よりなる。内層23はク ション性を有する軟質の部材よりなり、外 22より軟らかい。この構造により、電極カバ ー20A、20Bに外力が加えられても硬質の外層22 よって変形せず、かつ、この外力が軟質の 層23によって緩衝されてランプ束10の端部10E 、10Fに衝撃力が加えられない。軟質の内層23 ランプ束10の端部10E、10Fに密着する。

 図5は実施の形態1による他の電極カバー12 0A、120Bの断面図である。電極カバー120Aは、 4に示す電極カバー20Aに、ランプ束10の第1端 10Aに対向して第1側壁20Cの筒形状を塞ぎかつ クッション性を有する第1底部24Aをさらに有 る。第2電極カバー120Bは、図4に示す電極カ ー20Bに、ランプ束10の第2端面10Bに対向して 2側壁20Dの筒形状を塞ぎかつクッション性を する第2底部24Bをさらに有する。複数のラン プ11のいくつかが長手方向11Cに移動した場合 、底部24A、24Bにランプ11の外部電極12A、12B それぞれ突き刺さり、かつ変形しないよう するため、底部24A、24Bは軟質の部材によっ 形成されていることが好ましい。なお、電 カバー20A、20Bは、加えられた外力によって 部電極12A、12Bに押圧力が加えられないよう 変形する軟質の部材によって全体が形成さ ていてもよい。

 図6は実施の形態によるランプ包装体1001 断面図である。ランプカバー30の端部31A、31B は、電極カバー20A、20Bの一部にそれぞれ外嵌 される。電極カバー20A、20Bがランプカバー30 ら露出しているので、電極カバー20A、20Bが り付けられていることを視認することがで る。ランプカバー30の端部31A、31Bが電極カ ー20A、20Bの全体にそれぞれ外嵌されていて よい。この場合は、電極カバー20A、20B全体 軟質の部材によって形成されている。

 図7は実施の形態による他のランプ包装体 1002の断面図である。図7において、図6に示す ランプ包装体1001と同じ部分には同じ参照番 を付してその説明を省略する。図7に示すラ プ包装体1002は、図6に示すランプ包装体1001 電極カバー20A、20Bの代わりに図5に示す電極 カバー120A、120Bを備える。ランプカバー30の 部31A、31Bは、電極カバー120A、120Bの一部にそ れぞれ外嵌される。電極カバー120A、120Bがラ プカバー30から露出しているので、電極カ ー120A、120Bが取り付けられていることを視認 することができる。ランプカバー30の端部31A 31Bが電極カバー120A、120Bの全体にそれぞれ 嵌されていてもよい。この場合は、電極カ ー120A、120B全体が軟質の部材によって形成さ れている。

 ランプカバー30の端部31A、31Bが電極カバ 20A、20B(120A、120B)に外嵌されることにより、 ンプカバー30とランプ束10の本体部13との間 空間32が設けられる。ランプカバー30は、片 面ダンボールや発泡ウレタンのような軟質ボ ードなどの可撓性ボードによって形成される 。ランプカバー30は、外力が加えられたとき 空間32内で変形し、ランプ11を押圧すること がない。

 ランプカバー30は、上記可撓性ボードを1 又は複数周以上電極カバー20A、20B(120A、120B) に巻かれて粘着テープや輪ゴムなどによって 固定することにより形成される。片面ダンボ ールは平面と、その平面の反対側の波面とを 有する。ランプカバー30が片面ダンボールよ なる場合は、波面が内側になるように巻か る。

 複数のランプ11をそれぞれ包装した複数 ランプ包装体1001(1002)がカートンに箱詰めさ る。包装体1001(1002)の端部とカートンの内面 との間には、パットが介装される。

 蛍光ランプ11は、包装体1001(1002)がそのカ トンに箱詰めされた状態で衝撃試験や振動 験などの各種試験にかけられる。外部電極1 2A、12Bは電極カバー20A、20B(120A、120B)に覆われ ているので、包装体1001(1002)に外力が加えら ても、電極カバー20A、20B(120A、120B)に止めら て外部電極12A、12Bに加えられず、外部電極1 2A、12Bは変形することがない。また、外力が ンプカバー30に加えられても、ランプカバ 30は空間32内で変形してランプ11に押圧力が えられないので、ランプ11が破損することは ない。図7に示す包装体1002では、ランプ11が 手方向11Cに移動したときに外部電極12A、12B 電極カバー120A、120Bの底部24A、24Bにそれぞれ 刺さることによって、電極カバー120A、12Bの 曲を防ぐことができる。

 そして、試験に合格した蛍光ランプ11は カートン及び包装体1001(1002)から取り出され バックライトユニットの製造に使用される 外部電極12A、12Bは折曲っていないので、端 に挟まれ又は挿し込まれることにより、ラ プ11を自動的に実装することができる。さ に、外部電極12A、12Bが折曲っていないので ランプ11の本体部13に負荷が加えられること なく、したがって、ランプ11が破損するこ がない。

 (実施の形態2)
 図8は、本発明の実施の形態2によるランプ 装体1003の断面図である。図8において、図1~ 6に示す実施の形態1によるランプ包装体1001 同じ部分には同じ参照番号を付し、その説 を省略する。ランプ包装体1003は、実施の形 態1によるランプ包装体1001のランプカバー30 して機能するサック50を備える。サック50は 蛍光ランプ束10と電極カバー20A、20Bを封入 る。

 サック50は、ビニールのように伸縮性を する樹脂によって予め成形された筒状のフ ルムに蛍光ランプ束10と電極カバー20A、20Bを 入れて、両端縁51をシール等の方法で封止す ことにより形成できる。または、樹脂のフ ルムをランプ束10及び電極カバー20A、20Bに き、重ね合わせた縁をシールすることによ て筒体を形成し、その後、フィルムの両端 51を封止してサック50を形成してもよい。

 サック50は、ランプ束10との間に空間52を 成し、かつ、テンションの掛けられた状態 、両端部53A、53Bによって電極カバー20A、20B 固定する。

 複数のランプ11をそれぞれ包装した複数 ランプ包装体1003はカートンに箱詰めされる このとき、サック50の両端部53A、53Bが電極 バー20A、20Bを固定しているので、電極カバ 20A、20Bがランプ束10から外れることなくラン プ包装体1003をカートンに箱詰めすることが きる。

 ランプ11は、実施の形態1と同様に、ラン 包装体1003に包装されてカートンに詰められ た状態で、衝撃試験や振動試験などの試験に かけられる。このとき、外力は電極カバー20A 、20Bに受け止められ、外部電極12A、12Bは変形 することがない。また、サック50のフィルム テンションを掛けた状態で、空間52を空け ランプ束10を筒状に囲繞しているので、外力 が側方から加えられても、フィルムが空間52 で変形し、蛍光ランプ11が損傷しないよう されている。

 試験に合格したランプ11は、実施の形態1 同様に、バックライトユニットの製造に使 される。

 図9は実施の形態2による他のランプ束210 斜視図である。ランプ束210は図3に示すラン 束10の電極カバー20A、20Bの代わりに電極カ ー220A、220Bを備える。電極カバー220A、220Bは 部電極12A、12Bに比べて端面10A、10Bから離れ いる外端縁220E、220Fをそれぞれ有する。図3 示す電極カバー20A、20Bの長手方向11Cに直角 断面は円形である。図9に示す電極カバー220 A、220Bの長手方向11Cに直角の断面は矩形であ 。図10は実施の形態2によるさらに他のラン 束310の斜視図である。ランプ束310は図2に示 すランプ束10の電極カバー20A、20Bの代わりに 極カバー320A、320Bを備える。電極カバー320A 320Bは外部電極12A、12Bに比べて端面10A、10Bか ら離れている外端縁320E、320Fをそれぞれ有す 。図10に示す電極カバー320A、320Bの長手方向 11Cに直角の断面は三角形である。これに限ら ず、電極カバーの長手方向11Cに直角の断面は 多角形であってもよい。また、これらの電極 カバーは、図5に示す電極カバー120A、120Bの底 部24A、24Bと同様の底部を有してもよい。

 図9に示す電極カバー220A、220Bが底部を有 る場合は、十字形やT字形の型紙を折曲して 形成できる。図10に示す電極カバー320A、320B 底部を有する場合は、三角形と、その辺か それぞれ延びる四角形とを有する型紙を折 して形成することができる。また、多角形 筒形の電極カバーは長方形の型紙から形成 ることができる。いずれの電極カバーも、 囲にゴムバンドのような保形部材によって 定の形状が維持される。

 (第3の実施形態)
 図11は、本発明の実施の形態3によるランプ 装体1004の断面図である。図11において、図1 ~図6に示す実施の形態1によるランプ包装体100 1と同じ部分には同じ参照番号を付し、その 明を省略する。ランプ包装体1004は、外部電 12A、12Bをそれぞれ覆う電極カバー20A、20Bが 着された複数のランプ束10を収納するケー 60を備えている。

 ケース60は、ランプカバー68と、ランプカ バー68に繋がる側板62A、62Bとを備え、箱形状 有する。ランプカバー68は端面部63と底面部 61よりなる筒形状を有する。ランプカバー68 、図6に示す実施の形態1によるランプカバー 30として機能する。すなわち、ランプカバー6 8は、複数のランプ束10にそれぞれ装着された 電極カバー20A、20Bに当接している。側板62Aは 、複数のランプ束10にそれぞれ装着された複 の電極カバー20Aの外端縁20Eに当接する。側 62Bは、複数のランプ束10にそれぞれ装着さ た複数の電極カバー20Bの外端縁20Fに当接す 。したがって、側板62A、62Bの間隔は、電極 バー20A、20Bの外端縁20E、20Fの間隔と同じで る。

 ケース60内に複数のランプ束10が収納され ることにより、電極カバー20A、20Bはその位置 がケース60の側板62A、62Bに規制され、ランプ 10から外れない。ケース60は、側板62A、62B及 び端面部63の高さを電極カバー20A、20Bの外径 同じとし、そして、底面部61及び側板62A、62 Bの長さを電極カバー20A、20Bの外径と同じに ると、ケース60に1列にランプ束10を収納する ことができる。底面部61及び側板62A、62Bの長 を電極カバー20A、20Bの外径の整数倍とする 、ケース60は、その整数個のランプ束10を1 収納することができる。また、側板62A、62B び端面部63の高さを電極カバー20A、20Bの外径 の整数倍にすることにより、ケース60はその 数の段数だけのランプ束10を重ねて収納す ことができる。

 実施の形態3によるランプ包装体1004では 電極カバー20A、20Bの外径がランプ束10の本体 部13の外径よりも大きいので、ケース60の端 部63と、端面部63と隣り合うランプ束10の本 部13との間に空間64が設けられる。また、複 の電極カバー20Aが互いに当接し、さらに複 の電極カバー20Bが互いに当接することによ 、互いに隣りあうランプ束10の本体部13の間 に空間64が設けられる。電極カバー20A,20Bによ り、底面部61とランプ束10との間に空間が設 られる。

 ランプ11は、図11に示すようにランプ包装 体1004としてケース60に収納された状態で、衝 撃試験や振動試験などの試験にかけられる。 このとき、外力は電極カバー20A、20Bに受け止 められ、外部電極12A、12Bは変形することがな い。また、隣り合うランプ束10間の空間と、 ンプ束10とケース60間の空間64とは、ケース6 0に加えられた外力を緩衝し、ランプ11が損傷 することを防ぐ。試験に合格したランプ11は 実施の形態1と同様に、バックライトユニッ トの製造に使用される。

 実施の形態1~3におけるランプ11は、室内 使用される蛍光灯であってもよい。また、 ンプ束10の複数のランプ11は、結束部材40に って束ねられることなく、電極カバー20A、20 Bによって束ねられるようにしてもよい。

 本発明による包装体は、外部電極が折曲 ないように複数のランプを包装することが き、特に液晶パネルのバックライトに備え れている蛍光ランプを運搬、保管するため 包装体に有用である。




 
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