Login| Sign Up| Help| Contact|

Patent Searching and Data


Title:
MOBILE COMMUNICATION SYSTEM AND BASE STATION APPARATUS
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/054337
Kind Code:
A1
Abstract:
A base station apparatus efficiently designates, to all mobile station apparatuses existing in a cell managed by the base station apparatus or to all mobile station apparatuses currently receiving a multicast service, reception quality management information to be used by the mobile station apparatuses during transmission of the reception quality information. A mobile communication system wherein a mobile station apparatus (200) transmits reception quality information selected thereby to a base station apparatus (100) and wherein the base station apparatus (100) performs a resource allocation based on the reception quality information received from the mobile station apparatus (200). The base station apparatus (100) transmits a broadcast signal or the like including reception quality management information to be used by a mobile station apparatus (200), which is existing in a cell controlled by the base station apparatus (100), during transmission of reception quality information, and the mobile station apparatus (200), when receiving the broadcast signal or the like, transmits the reception quality information, which is in accordance with the contents of the reception quality management information, to the base station apparatus (100).

Inventors:
SATO SEIJI
AIBA TATSUSHI
KATSURAGAWA HIROSHI
OH WAHOH
YAMADA SHOHEI
Application Number:
PCT/JP2008/068943
Publication Date:
April 30, 2009
Filing Date:
October 20, 2008
Export Citation:
Click for automatic bibliography generation   Help
Assignee:
SHARP KK (JP)
SATO SEIJI
AIBA TATSUSHI
KATSURAGAWA HIROSHI
OH WAHOH
YAMADA SHOHEI
International Classes:
H04J1/00; H04J11/00
Domestic Patent References:
WO2007052769A12007-05-10
Foreign References:
JP2007068180A2007-03-15
JP2007259346A2007-10-04
JP2007259358A2007-10-04
Attorney, Agent or Firm:
FUKUCHI, Takeo (Shibuya-ku Tokyo, 31, JP)
Download PDF:
Claims:
 移動局装置が選択したサブバンドについての受信品質情報を基地局装置に送信する移動通信システムにおいて、
 前記基地局装置は、前記基地局装置が制御するセル内のすべての移動局装置に対して、前記セル内のすべての移動局装置が同数のサブバンドを選択して受信品質情報を生成するための受信品質管理情報を報知信号により一括して送信し、
 前記セル内のすべての移動局装置は、前記受信品質管理情報に応じた数のサブバンドについての受信品質情報を前記基地局装置に送信することを特徴とする移動通信システム。
 移動局装置が選択したサブバンドについての受信品質情報を基地局装置に送信する移動通信システムにおいて、
 前記基地局装置は、前記基地局装置が制御するセル内のすべての移動局装置に対して、前記セル内のすべての移動局装置が同じ間隔で受信品質情報を送信するための受信品質管理情報を報知信号により一括して送信し、
 前記セル内のすべての移動局装置は、前記受信品質管理情報に応じた間隔で受信品質情報を前記基地局装置に送信することを特徴とする移動通信システム。
 移動局装置が選択したサブバンドについての受信品質情報を基地局装置に送信する移動通信システムにおいて、
 前記基地局装置は、前記基地局装置が制御するセル内のすべての前記移動局装置に対し、前記セル内のすべての移動局装置が同数のサブバンドを選択して受信品質情報を生成するとともに、同じ間隔で受信品質情報を送信するための受信品質管理情報を報知信号により一括して送信し、
 前記セル内のすべての移動局装置は、前記受信品質管理情報に応じた数のサブバンドについての受信品質情報を生成するとともに、前記受信品質管理情報に応じた間隔で受信品質情報を前記基地局装置に送信することを特徴とする移動通信システム。
 移動局装置が選択したサブバンドについての受信品質情報を受信する基地局装置において、
 前記基地局装置が制御するセル内のすべての移動局装置に対し、前記セル内のすべての移動局装置が同数のサブバンドを選択して受信品質情報を生成するための受信品質管理情報を報知信号により一括して送信する手段と、
 前記受信品質管理情報に応じた数のサブバンドについての受信品質情報を前記セル内のすべての移動局装置から受信する手段と、を備えることを特徴とする基地局装置。
 移動局装置が選択したサブバンドについての受信品質情報を受信する基地局装置において、
 前記基地局装置が制御するセル内のすべての移動局装置に対し、前記セル内のすべての移動局装置が同じ間隔で受信品質情報を送信するための受信品質管理情報を報知信号により一括して送信する手段と、
 前記受信品質管理情報に応じた間隔で送信された受信品質情報を前記セル内のすべての移動局装置から受信する手段と、を備えることを特徴とする基地局装置。
 移動局装置が選択したサブバンドについての受信品質情報を受信する基地局装置において、
 前記基地局装置が制御するセル内のすべての移動局装置に対し、前記セル内のすべての移動局装置が同数のサブバンドを選択して受信品質情報を生成するとともに、同じ間隔で受信品質情報を送信するための受信品質管理情報を報知信号により一括して送信する手段と、
 前記受信品質管理情報に応じた数のサブバンドについての受信品質情報であって、前記受信品質管理情報に応じた間隔で送信された受信品質情報を前記セル内のすべての移動局装置から受信する手段と、を備えることを特徴とする基地局装置。
Description:
移動通信システムおよび基地局 置

 本発明は、移動局装置が、基地局装置か 受信した信号の受信品質を測定し、受信品 情報を基地局装置へ送信する移動通信シス ム、この移動通信システムに適用される基 局装置に関する。

 近年、移動通信システムにおいては、デ タ通信の需要が高まっており、それに伴う 信データの増加に対応した、高い周波数利 効率が得られる様々な技術が提案されてい 。例えば、周波数利用効率を高める技術の1 つにOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Acces s:直交周波数分割多元接続)がある。このOFDMA 、セルで構成される通信エリアにおいて、 べてのセルで同じ周波数を用いて通信する の変調方式の技術に関するものであり、高 なデータ通信を実現することができる。

 OFDMAシステムにおける送信パケットのス ジューリングにおいては、広帯域のサブキ リアにおける下り回線状態の受信品質を示 情報であるCQI(Channel Quality Indicator)を移動局 装置が基地局装置に送信し、基地局装置は、 各移動局装置から送信された広帯域のサブキ ャリアのCQIに基づいて、パケットのスケジュ ーリングを行なうという方法が知られている 。

 また、複数のサブキャリアを用いるOFDM(Or thogonal Frequency Division Multiplexing:直交波周波 分割多重)システムにおける送信パケットの スケジューリングにおいて、移動局装置で下 りの各チャネル状態(周波数特性、すなわち 周波数に依存する伝送損失等の特性)を評価 、各チャネル状態を量子化した受信品質情 を基地局装置に送信し、基地局装置は、送 された受信品質情報に基づいて各移動局装 に割り当てるサブキャリアを決定するとい 技術も知られている(例えば、特許文献1参 )。

 図9は、従来の基地局装置と移動局装置と の通信方法について説明するための図である 。図9に示すように、基地局装置から受信品 測定に用いる下り回線の下りリンク情報を 信した移動局装置は、その下りリンク情報 基づいて各チャネルの受信品質を測定し、 搬路のチャネルプロファイルを作成する。

 移動局装置が作成したチャネルプロファ ルは、上り回線を用いて、受信品質情報と て移動局装置から基地局装置に送信される 基地局装置は、その受信品質情報に基づい 、基地局装置から移動局装置に対して送信 る信号に対して適応変調符号化や周波数選 スケジューリングの処理を行なう。

 この移動局装置による基地局装置への受 品質情報の送信に関して、国際的な標準化 ロジェクトである3GPP(3rd Generation Partnership Project)で検討されている第3世代無線アクセ の進化(Evolved Universal Terrestrial Radio Access) おいては、上りリンクのリソースをより効 的に使用するために、移動局装置からの受 品質情報の情報量を圧縮して基地局装置に 信する手法が提案されている(例えば、非特 文献1参照)。

 図10は、従来から知られている受信品質 報送信方法を説明するための図である。図10 に示すように、基地局装置から下りリンクの 情報を受信した移動局装置は、全帯域もしく は広帯域に対する受信品質の平均値(以下、 明を分かり易くするために全帯域に対する 信品質の平均値として説明する。)、並びに 例えば、i個に分割したサブバンド各々につ いての受信品質を測定する。図10で示される 信方法において、移動局装置は、測定した 帯域に対する受信品質の平均値と、i個に分 割したサブバンドのうちM個とを選択し、そ らの受信品質を差分情報で表現して基地局 置に送信する。

 なお、図10における移動局装置が受信品質 報を差分情報で表現して基地局装置に送信 るとは、送信形態で示されるように、i個に 割したサブバンドのうちのM個の受信品質を 全帯域に対する受信品質との差分情報で表現 して基地局装置に送信することである。具体 例を挙げて説明する。例えば、全帯域を10個 サブバンドに分割し、そのうち5個(M=5)のサ バンドの受信品質が「15」、「12」、「10」 「8」、「5」だったとする。また全帯域に する受信品質の平均値が「10」だったとする 。この場合、各サブバンドの受信品質を全帯 域に対する平均値からの差分情報で表現する と、「5」、「2」、「0」、「-2」、「-5」と る。移動局装置は受信品質情報として、全 域に対する受信品質「10」と、差分情報とし て表現された5個のサブバンドに対する受信 質「5」、「2」、「0」、「-2」、「-5」を基 局装置に送信する。

特開2005-130491号公報 “CQI design and its impact to DL performance 、3GPP、TSG RAN WG1 Meeting #48、R1-071002、2007 2月

 しかしながら、上述したような従来の技 においては、移動局装置が何個の受信品質 報を基地局装置に送信するのか(以下、移動 局装置が送信する受信品質情報の個数を「受 信品質情報送信個数」と呼称する。)を、基 局装置から移動局装置に対して指定する方 が具体的に特定されていない。

 例えば、受信品質情報送信個数に関して 、基地局装置が管理しているセル内にある 動局装置のすべてに個別に送信して指定す ことが考えられる。しかしながら、セル内 あるすべての移動局装置に対して、同じ受 品質情報送信個数を指定する場合において 、すべての移動局装置に個別に送信する必 があり、下りリンクのリソースをセル内に る移動局装置の数だけ消費してしまうこと なる。また、セル内の一部の複数の移動局 置に同じ通信サービスを行なうマルチキャ トサービスが行なわれている場合に、セル のマルチキャストサービス受信中のすべて 移動局装置に同じ受信品質情報送信個数を 定する場合においても、セル内のマルチキ ストサービス受信中のすべての移動局装置 個別に行なわなければならず、非常に効率 悪いことも明白である。

 また、移動局装置から基地局装置に受信 質情報を一定時間間隔で送信する場合には その時間間隔(以下、「受信品質情報送信間 隔」と呼称する。)を基地局装置からセル内 ある各移動局装置に指定する必要があるが セル内にあるすべての移動局装置あるいは ルチキャストサービス受信中のすべての移 局装置に対して同じ時間間隔を指定する場 においても、上述した受信品質情報送信個 と同様に、基地局装置と各移動局装置が個 に通信する必要があり、非常に効率が悪い

 本発明は、このような実情に鑑みて為さ たものであり、基地局装置が管理するセル にあるすべての移動局装置あるいはマルチ ャストサービス受信中のすべての移動局装 に対して、移動局装置が受信品質情報を送 する際に使用する受信品質管理情報を効率 に指定することができる移動通信システム よび基地局装置を提供することを目的とす 。

 (1)上記の目的を達成するため、本発明は 以下のような手段を講じた。すなわち、本 明に係る移動通信システムは、移動局装置 選択したサブバンドについての受信品質情 を基地局装置に送信する移動通信システム おいて、前記基地局装置は、前記基地局装 が制御するセル内のすべての移動局装置に して、前記セル内のすべての移動局装置が 数のサブバンドを選択して受信品質情報を 成するための受信品質管理情報を報知信号 より一括して送信し、前記セル内のすべて 移動局装置は、前記受信品質管理情報に応 た数のサブバンドについての受信品質情報 前記基地局装置に送信することを特徴とし いる。

 (2)また、移動局装置が選択したサブバン についての受信品質情報を基地局装置に送 する移動通信システムにおいて、前記基地 装置は、前記基地局装置が制御するセル内 すべての移動局装置に対して、前記セル内 すべての移動局装置が同じ間隔で受信品質 報を送信するための受信品質管理情報を報 信号により一括して送信し、前記セル内の べての移動局装置は、前記受信品質管理情 に応じた間隔で受信品質情報を前記基地局 置に送信することを特徴としている。

 (3)また、移動局装置が選択したサブバン についての受信品質情報を基地局装置に送 する移動通信システムにおいて、前記基地 装置は、前記基地局装置が制御するセル内 すべての前記移動局装置に対し、前記セル のすべての移動局装置が同数のサブバンド 選択して受信品質情報を生成するとともに 同じ間隔で受信品質情報を送信するための 信品質管理情報を報知信号により一括して 信し、前記セル内のすべての移動局装置は 前記受信品質管理情報に応じた数のサブバ ドについての受信品質情報を生成するとと に、前記受信品質管理情報に応じた間隔で 信品質情報を前記基地局装置に送信するこ を特徴としている。

 (4)また、移動局装置が選択したサブバン についての受信品質情報を受信する基地局 置において、前記基地局装置が制御するセ 内のすべての移動局装置に対し、前記セル のすべての移動局装置が同数のサブバンド 選択して受信品質情報を生成するための受 品質管理情報を報知信号により一括して送 する手段と、前記受信品質管理情報に応じ 数のサブバンドについての受信品質情報を 記セル内のすべての移動局装置から受信す 手段と、を備えることを特徴としている。

 (5)また、移動局装置が選択したサブバン についての受信品質情報を受信する基地局 置において、前記基地局装置が制御するセ 内のすべての移動局装置に対し、前記セル のすべての移動局装置が同じ間隔で受信品 情報を送信するための受信品質管理情報を 知信号により一括して送信する手段と、前 受信品質管理情報に応じた間隔で送信され 受信品質情報を前記セル内のすべての移動 装置から受信する手段と、を備えることを 徴としている。

 (6)移動局装置が選択したサブバンドにつ ての受信品質情報を受信する基地局装置に いて、前記基地局装置が制御するセル内の べての移動局装置に対し、前記セル内のす ての移動局装置が同数のサブバンドを選択 て受信品質情報を生成するとともに、同じ 隔で受信品質情報を送信するための受信品 管理情報を報知信号により一括して送信す 手段と、前記受信品質管理情報に応じた数 サブバンドについての受信品質情報であっ 、前記受信品質管理情報に応じた間隔で送 された受信品質情報を前記セル内のすべて 移動局装置から受信する手段と、を備える とを特徴としている。

本発明の第1の実施形態に係る基地局装 置の概略構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る移動局装置の概略 構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る移動通信システム の基地局装置と移動局装置との間における処 理を説明するためのシーケンス図である。 本発明の第2の実施形態に係る移動通信 システムの基地局装置と移動局装置との間に おける処理を説明するためのシーケンス図で ある。 本発明の第3の実施形態に係る基地局装 置の概略構成を示すブロック図である。 第3の実施形態に係る移動局装置の概略 構成を示すブロック図である。 第3の実施形態に係る移動通信システム の基地局装置と移動局装置との間における処 理を説明するためのシーケンス図である。 本発明の第4の実施形態に係る移動通信 システムの基地局装置と移動局装置との間に おける処理を説明するためのシーケンス図で ある。 従来の基地局装置と移動局装置との通 方法について説明するための図である。 従来から知られている受信品質情報送 信方法を説明するための図である。

符号の説明

100、300 基地局装置
101 報知信号制御部
102 報知信号変調符号化部
103 送信データ制御部
104 送信データ変調符号化部
105 マッピング部
106 IFFT(逆高速フーリエ変換)部
107 無線送信部
108 無線受信部
109 FFT(高速フーリエ変換)部
110 デマッピング部
111 受信データ復調復号化部
112 受信データ抽出部
113 送信情報制御部
114 アンテナ
115 スケジューラ部
116 変調符号制御部
117 周波数選択スケジューラ部
120 送信部
130 受信部
200、400 移動局装置
201 送信データ制御部
202 送信データ変調符号化部
203 マッピング部
204 IFFT(逆高速フーリエ変換)部
205 無線送信部
206 無線受信部
207 FFT(高速フーリエ変換)部
208 デマッピング部
209 報知信号復調復号化部
210 報知信号抽出部
211 受信データ復調復号化部
212 受信データ抽出部
213 受信品質情報制御部
214 アンテナ
215 受信品質情報生成部
216 受信品質測定部
220 送信部
230 受信部
301 マルチキャスト専用信号制御部
302 マルチキャスト専用信号変調符号化部
303 送信データ制御部
304 送信データ変調符号化部
305 マッピング部
306 IFFT(逆高速フーリエ変換)部
307 無線送信部
308 無線受信部
309 FFT(高速フーリエ変換)部
310 デマッピング部
311 受信データ復調復号化部
312 受信データ抽出部
313 送信情報制御部
314 アンテナ
315 スケジューラ部
316 変調符号制御部
317 周波数選択スケジューラ部
320 送信部
330 受信部
401 送信データ制御部
402 送信データ変調符号化部
403 マッピング部
404 IFFT(逆高速フーリエ変換)部
405 無線送信部
406 無線受信部
407 FFT(高速フーリエ変換)部
408 デマッピング部
409 マルチキャスト専用信号復調復号化部
410 マルチキャスト専用信号抽出部
411 受信データ復調復号化部
412 受信データ抽出部
413 受信品質情報制御部
414 アンテナ
415 受信品質情報生成部
416 受信品質測定部
420 送信部
430 受信部

 以下、本発明の実施形態について、図面 参照しながら説明する。なお、以下の説明 おいて、本発明を移動通信システムに具現 する場合について説明するが、これに限定 れるものではなく、移動通信方法としても 立するものである。また、以下の説明にお て、「受信品質情報送信個数」とは、移動 装置が送信する受信品質情報の個数のこと 意味する。また、「受信品質情報送信間隔 とは、移動局装置から基地局装置に受信品 情報を一定時間間隔で送信する場合の時間 隔のことを意味する。

 (第1の実施形態)
 本発明の第1の実施形態に係る移動通信シス テムは、基地局装置100と、移動局装置200とか ら構成される。図1は、本発明の第1の実施形 に係る基地局装置100の概略構成を示すブロ ク図である。図1に示すように、基地局装置 100は、報知信号制御部101、報知信号変調符号 化部102、送信データ制御部103、送信データ変 調符号化部104、マッピング部105、IFFT(逆高速 ーリエ変換)部106、無線送信部107、無線受信 部108、FFT(高速フーリエ変換)部109、デマッピ グ部110、受信データ復調復号化部111、受信 ータ抽出部112、送信情報制御部113およびア テナ114を備えている。

 送信情報制御部113は、スケジューラ部115 変調符号制御部116および周波数選択スケジ ーラ部117を含んでいる。なお、報知信号制 部101、報知信号変調符号化部102、送信デー 制御部103、送信データ変調符号化部104、マ ピング部105、IFFT(逆高速フーリエ変換)部106 よび無線送信部107は、送信部120を構成する また、無線受信部108、FFT(高速フーリエ変換 )部109、デマッピング部110、受信データ復調 号化部111および受信データ抽出部112は、受 部130を構成する。

 基地局装置100において、報知信号制御部1 01は、上位レイヤなどから入力された各移動 装置200に送信する報知信号に対して、送信 報制御部113の指示に従って、受信品質管理 報として受信品質情報送信個数の指定情報 組込み、報知信号変調符号化部102に出力す 。報知信号変調符号化部102は、報知信号制 部101から出力された報知信号に誤り訂正符 化および変調処理を施し、マッピング部105 出力する。送信データ制御部103には、各移 局装置200に送信される送信データが入力さ 、スケジューラ部115からの指示に従って、 信データ変調符号化部104に出力される。送 データ変調符号化部104は、変調符号制御部1 16が決定した変調方式および符号化率に基づ て、送信データ制御部103から出力される信 に対して、変調処理や誤り訂正符号化処理 施し、各データをマッピング部105に出力す 。

 マッピング部105は、周波数選択スケジュ ラ部117から出力される周波数選択スケジュ リング情報に基づいて、変調符号化部116か 出力されるデータを、各サブキャリア上に ッピングし、IFFT部106に出力する。IFFT部106 、マッピング部105から出力されるデータに IFFT(逆高速フーリエ変換)の処理を施し、時 列のベースバンドデジタル信号に変換し、 線送信部107に出力する。IFFT部106からの出力 号は、無線送信部107においてデジタル/アナ ログ変換され、送信に適した周波数にアップ コンバートされた後に、アンテナ114を介して 、セル内の各移動局装置200に送信される。

 無線受信部108は、アンテナ114から受信し 無線信号をアナログ/デジタル変換し、FFT部 109に出力する。FFT部109は、無線受信部108から 出力された信号にFFT(高速フーリエ変換)を施 、サブキャリア毎のデータに分離し、デマ ピング部110に出力する。デマッピング部110 、各サブキャリアにマッピングされている ータを取り出し、受信データ復調復号部111 送信する。受信データ復調符号化部111は、 マッピング部110から入力されるデータに復 処理および誤り訂正復号処理を施し、誤り 正復号後のデータを受信データ抽出部112に 力する。受信データ抽出部112は、受信デー 復調復号化部111から入力される誤り訂正復 後の受信データから受信品質情報を抽出し 送信情報制御部113へ出力する。また、受信 質情報以外の受信データは、上位レイヤな へ出力される。

 スケジューラ部115は、各移動局装置200が 用することのできるリソース領域、間欠送 信サイクル、送信データチャネルのフォー ット、バッファ状況などの制御情報に基づ 、下りリンクのスケジューリング、上りリ クのスケジューリングを行なう。また、移 局装置200に送信する受信品質情報送信個数 決定し、送信部120に通知する。変調符号制 部116は、移動局装置200から送信される受信 質情報に基づいて、各データに施す変調方 、符号化率を決定し、送信データ変調符号 104に出力する。周波数選択スケジューラ部1 17は、移動局装置200から送信される受信品質 報に基づいて、各データに施す周波数選択 ケジューリングの処理を行ない、その結果 マッピング部105に出力する。

 図2は、本発明の第1の実施形態に係る移 局装置200の概略構成を示すブロック図であ 。図2に示すように、移動局装置200は、送信 ータ制御部201、送信データ変調符号化部202 マッピング部203、IFFT(逆高速フーリエ変換) 204、無線送信部205、無線受信部206、FFT(高速 フーリエ変換)部207、デマッピング部208、報 信号復調復号化部209、報知信号抽出部210、 信データ復調復号化部211、受信データ抽出 212、受信品質情報制御部213およびアンテナ21 4を備えている。受信品質情報制御部213は、 信品質情報生成部215および受信品質測定部21 6を備えている。なお、送信データ制御部201 送信データ変調符号化部202、マッピング部20 3、IFFT部204および無線送信部205は、送信部220 構成し、無線受信部206、FFT部207、デマッピ グ部208、報知信号復調復号化部209、報知信 抽出部210、受信データ復調復号化部211およ 受信データ抽出部212は、受信部230を構成す 。

 移動局装置200において、送信データ制御 201には、基地局装置100に送信される送信デ タと、受信品質情報制御部213からの受信品 情報が入力され、それぞれのデータをどの うに送信するかを制御し、送信データ変調 号化部202に出力する。送信データ変調符号 部202は、送信データ制御部201から出力され 信号に変調処理や誤り訂正符号化処理を施 、各データをマッピング部203に出力する。 ッピング部203は、送信データ変調符号化部2 02から出力されるデータを、各サブキャリア にマッピングし、IFFT部204に出力する。IFFT 204は、マッピング部203から出力されるシン ル系列にIFFT(逆高速フーリエ変換)の処理を し、時系列のベースバンドデジタル信号に 換し、無線送信部205に出力する。IFFT部204か の出力信号は、無線送信部205においてデジ ル/アナログ変換され、送信に適した周波数 にアップコンバートされた後に、アンテナ214 を介して、基地局装置100に送信される。

 無線受信部206は、アンテナ214から受信し 無線信号をアナログ/デジタル変換し、FFT部 207に出力する。FFT部207は、無線受信部206から 出力された信号に高速フーリエ変換を施し、 サブキャリア毎のデータに分離し、デマッピ ング部208に出力する。デマッピング部208は、 各サブキャリアにマッピングされているデー タを取り出し、報知信号が含まれるデータと 、それ以外の受信データを分離して、それぞ れ報知信号復調復号化部209と、受信データ復 調復号化部211へ出力する。報知信号復調復号 化部209は、デマッピング部208から出力された 報知信号が含まれるデータに復調処理および 誤り訂正復号処理を施し、誤り訂正復号後の 報知信号を報知信号抽出部210に出力する。報 知信号抽出部210は、報知信号復調復号化部209 から出力された誤り訂正復号後の報知信号か ら受信品質情報送信個数を抽出し、受信品質 情報制御部213に出力する。また、受信品質情 報送信個数以外の報知信号は、上位レイヤな どに出力される。受信データ復調復号化部211 は、デマッピング部208から入力される報知信 号以外の受信データに復調処理および誤り訂 正復号処理を施した後、誤り訂正復号後の受 信データを受信データ抽出部212に出力する。 受信データ抽出部212は、受信データ復調復号 化部211から入力される受信データを上位レイ ヤなどに出力する。

 受信品質測定部216は、基地局装置100から 信する信号の受信品質を測定する。受信品 情報生成部215は、受信部230より出力された 信品質情報送信個数と、受信品質測定部216 によって測定された受信品質測定結果に基 いて、基地局装置100に送信する受信品質情 を生成する。

 図3は、本実施形態に係る移動通信システ ムの基地局装置100と移動局装置200との間にお ける処理を説明するためのシーケンス図であ る。図3に示すように、本実施形態に係る移 通信システムにおいては、まず、基地局装 100において、送信情報制御部113がセル内の べての移動局装置200に送信する受信品質情 送信個数をM=mとし、送信部120に通知する。 信部120は、送信情報制御部113から通知され 受信品質情報送信個数(M=m)を報知信号に含め て、誤り訂正符号処理および変調処理等を施 し、セル内にあるすべての移動局装置200に向 けて送信する(ステップ1)。以下、「ステップ 」のことを「ST」と表記する。

 次に、移動局装置200は、基地局装置100か 送信された報知信号を受信し、受信部230に 報知信号に復調処理および誤り訂正復号処 を施して、受信品質情報送信個数(M=m)を取 出す。次に、移動局装置200は、受信品質情 制御部にて各サブバンド毎の受信品質の測 を行ない、受信品質情報送信個数に基づい 、m個のサブバンドについての受信品質情報 作成し、送信部220に出力する。送信部220は 受信品質情報制御部213から入力されるm個の 受信品質情報に対して、誤り訂正符号化処理 および変調処理などを施して、基地局装置100 に送信する(ST2)。

 なお、基地局装置100において、セル内に るすべての移動局装置200から送信される受 品質情報の個数をM=mからM=nに変更する場合 は、報知信号に含める受信品質情報送信個 をM=mからM=nに変更した後、送信部120に通知 る。送信部120は、送信情報制御部113から通 された受信品質情報送信個数(M=n)を報知信 に組込み、誤り訂正符号化処理および変調 理などを施して、セル内にあるすべての移 局装置200に対して報知信号を送信する(ST3)。

 移動局装置200は、基地局装置100から送信 れる報知信号を受信し、受信部230にて報知 号に復調処理および誤り訂正復号処理等を して、受信品質情報送信個数(M=n)を取り出 。次に、移動局装置200は、受信品質情報制 部213にて各サブバンド毎の受信品質の測定 行ない、受信品質情報送信個数(M=n)に基づい て、n個のサブバンドについての受信品質情 を作成し、基地局装置100に対して送信部220 介して受信品質情報の送信を行なう(ST4)。

 なお、移動局装置200から基地局装置100に する受信品質情報の送信については、これ に限定されるものではなく適宜変更が可能 ある。例えば、移動局装置200が任意のタイ ングで送信してもよいし、基地局装置100か 何らかの手段で送信される受信品質情報送 要求を移動局装置200が受信した直後でもよ し、あるいは基地局装置100から移動局装置2 00に対して何らかの手段で送信される受信品 情報の送信時間間隔に基づいて一定の間隔 送信してもよい。

 このように、本発明の第1の実施形態に係 る移動通信システムでは、基地局装置100が、 受信品質送信個数を報知信号に含めて送信す る一方、移動局装置200が、この受信品質送信 個数に応じて受信品質情報を送信する。これ により、基地局装置100と各移動局装置200が個 別に受信品質情報送信個数を指定するための 通信を行なわず、報知信号にて一括して指定 することができるので、受信品質情報送信個 数を指定するために下りリンクリソースを無 駄に消費することがなくなり、基地局装置100 が管理するセル内にあるすべての移動局装置 200に対して効率的に受信品質情報送信個数を 指定することが可能となる。

 また、本発明の第1の実施形態に係る移動 通信システムによれば、セル内にあるすべて の移動局装置200について、受信品質情報送信 個数の値を同じ値で変更しようとする場合に おいても、基地局装置100が報知信号に含まれ る受信品質情報送信個数の値を変更し、報知 信号を送信するだけでよく、個別に変更する 必要はない。したがって、基地局装置100が管 理するセル内にあるすべての移動局装置200に 対して効率的に変更した受信品質情報送信個 数を指定することが可能となる。

 (第2の実施形態)
 次に、本発明の第2の実施形態に係る移動通 信システムについて図面を参照しながら説明 する。本発明の第2の実施形態に係る移動通 システムにおいては、報知信号に受信品質 報送信個数のみならず、受信品質情報送信 隔を含める点、或いは受信品質情報送信間 のみを含める点で、第1の実施形態に係る移 通信システムと相違する。なお、第2の実施 形態に係る移動通信システムにおいても、図 1および図2で提示した構成の基地局装置100お び移動局装置200から構成される。ただし、 の点が異なる。図1で提示される基地局装置 100の構成のうち、報知信号制御部101は、上位 レイヤなどから入力された各移動局装置200に 送信する報知信号に対して、送信情報制御部 113の指示に従って、受信品質管理情報として 受信品質情報送信個数および受信品質情報送 信間隔の指定情報を組込み、報知信号変調符 号化部102に出力する。また、スケジューラ部 115は、各移動局装置200が使用することのでき るリソース領域、間欠送受信サイクル、送信 データチャネルのフォーマット、バッファ状 況などの制御情報に基づき、下りリンクのス ケジューリング、上りリンクのスケジューリ ングを行なうとともに、移動局装置200に送信 する受信品質情報送信個数および受信品質情 報送信間隔を決定し、送信部120に通知する。

 また、図2で提示される移動局装置200の構 成のうち、報知信号抽出部210は、報知信号復 調復号化部209から出力された誤り訂正復号後 の報知信号から受信品質情報送信個数および 受信品質情報送信間隔を抽出し、受信品質情 報制御部213に出力する。また、受信品質情報 送信個数および受信品質情報送信間隔以外の 報知信号は、上位レイヤなどに出力される。 また、受信品質情報生成部215は、受信部230よ り出力された受信品質情報送信個数および受 信品質情報送信間隔と、受信品質測定部216に よって測定された受信品質測定結果に基づい て、基地局装置100に送信する受信品質情報を 生成する。

 図4は、本発明の第2の実施形態に係る移 通信システムの基地局装置100と移動局装置20 0との間における処理を説明するためのシー ンス図である。図4に示すように、本実施形 に係る移動通信システムにおいては、まず 基地局装置100において、送信情報制御部113 、セル内のすべての移動局装置200に送信す 受信品質情報送信個数をM=m、および受信品 情報送信間隔をT=t1として、送信部120に通知 する。送信部120は、送信情報制御部113から通 知された受信品質情報送信個数(M=m)および受 品質情報送信間隔(T=t1)を報知信号に含めて 誤り訂正符号処理および変調処理等を施し セル内にある移動局装置200に向けて送信す (ST11)。

 次に、移動局装置200は、基地局装置100か 送信された報知信号を受信し、受信部230に 報知信号に復調処理および誤り訂正復号処 等を施して、受信品質情報送信個数(M=m)お び受信品質情報送信間隔(T=t1)を取り出す。 動局装置200は、基地局装置100から送信され 受信品質情報送信間隔(T=t1)に従い、受信品 情報制御部213にて、サブバンド毎の受信品 を測定し、T=t1の時間間隔でm個のサブバンド についての受信品質情報を作成して、送信部 220に通知する。送信部220では、受信品質情報 制御部213から通知されたm個の受信品質情報 誤り訂正符号化処理および変調処理などを して、基地局装置100に送信する(ST12)。

 なお、基地局装置100において、セル内に るすべての移動局装置200から送信される受 品質情報の個数、および受信品質情報送信 隔をそれぞれM=mからM=n、T=t1からt2に変更す 場合には、送信情報制御部113が報知信号に める受信品質情報送信個数をM=mからM=n、受 品質情報送信間隔をT=t1からt2に変更した後 送信部120に通知する。送信部120は、送信情 制御部113から通知された受信品質情報送信 数(M=n)、受信品質情報送信間隔(T=t2)を報知 号に組込み、誤り訂正符号化処理および変 処理などを施して、セル内にあるすべての 動局装置に対して報知信号を送信する(ST13)

 移動局装置200は、基地局装置100から送信 れた報知信号を受信し、受信部230にて報知 号に復調処理および誤り訂正復号処理等を して、受信品質情報送信個数(M=n)および受 品質情報送信間隔(T=t2)を取り出す。次に、 動局装置200は、基地局装置100から送信され 受信品質情報送信間隔(T=t2)に従い、受信部23 0および受信品質情報制御部213にて各サブバ ド毎の受信品質を測定し、T=t2の時間間隔で 質のn個のサブバンドについての受信品質情 報を作成して、送信部220に通知する。送信部 220では、受信品質情報制御部213から通知され たn個の受信品質情報に誤り訂正符号化処理 よび変調処理などを施して、基地局装置100 送信する(ST14)。

 なお、本実施形態においては、報知信号 受信品質情報送信個数および受信品質情報 信間隔の両方を含めた場合について説明し いるが、報知信号に含める信号については これに限定されるものではなく、受信品質 報送信間隔だけを含めて送信するようにし も良い。また、本実施形態においては、報 信号に含まれる受信品質情報送信個数と受 品質情報送信間隔とが同じタイミングで変 される場合について説明しているが、これ の変更タイミングについてはこれに限定さ るものではなく、異なるタイミングで変更 れるようにしてもよい。

 このように、本発明の第2の実施形態に係 る移動通信システムでは、基地局装置100が、 受信品質情報送信個数および受信品質情報送 信間隔、もしくは受信品質情報送信間隔だけ を報知信号に含めて送信する。これにより、 基地局装置100と各移動局装置200とが個別に受 信品質情報送信個数、受信品質情報送信間隔 を指定するための通信を行なわずに、報知信 号にて一括して指定することができるので、 受信品質情報送信個数、受信品質情報送信間 隔を指定するために下りリンクリソースを無 駄に消費することがなくなり、基地局装置が 管理するセル内にあるすべての移動局装置に 対して効率的に受信品質情報送信個数、受信 品質情報送信間隔を指定することが可能とな る。

 また、本発明の第2の実施形態に係る移動 通信システムにおいては、セル内にあるすべ ての移動局装置200について、受信品質情報送 信個数および受信品質情報送信間隔、もしく は受信品質情報送信間隔だけを同じ値で変更 しようとする場合においても、基地局装置100 が報知信号に含まれる受信品質情報送信個数 および受信品質情報送信間隔、もしくは受信 品質情報送信間隔のみの値を変更し、報知信 号を送信するだけでよく、個別に変更する必 要はない。したがって、基地局装置100が管理 するセル内にあるすべての移動局装置200に対 して効率的に変更した受信品質情報送信個数 、受信品質情報送信間隔を指定することが可 能となる。

 (第3の実施形態)
 次に、本発明の第3の実施形態に係る移動通 信システムについて図面を参照しながら説明 する。本発明の第3の実施形態に係る移動通 システムにおいては、基地局装置が、セル においてマルチキャストサービスを受信し いるすべての移動局装置に対して送信する ルチキャスト専用信号に受信品質情報送信 数を含める点で、受信品質情報送信個数を 知信号に含める第1の実施形態に係る移動通 システムと相違する。

 本発明の第3の実施形態に係る移動通信シ ステムは、基地局装置300と、移動局装置400と から構成される。図5は、本発明の第3の実施 態に係る基地局装置300の概略構成を示すブ ック図である。図5に示すように、基地局装 置300は、マルチキャスト専用信号制御部301、 マルチキャスト専用信号変調符号化部302、送 信データ制御部303、送信データ変調符号化部 304、マッピング部305、IFFT(逆高速フーリエ変 )部306、無線送信部307、無線受信部308、FFT( 速フーリエ変換)部309、デマッピング部310、 信データ復調復号化部311、受信データ抽出 312、送信情報制御部313およびアンテナ314を えている。

 送信情報制御部313は、スケジューラ部315 変調符号制御部316および周波数選択スケジ ーラ部317を含んでいる。なお、マルチキャ ト専用信号制御部301、マルチキャスト専用 号変調符号化部302、送信データ制御部303、 信データ変調符号化部304、マッピング部305 IFFT部306および無線送信部307は、送信部320を 構成する。また、無線受信部308、FFT部309、デ マッピング部310、受信データ復調復号化部311 および受信データ抽出部312は、受信部330を構 成する。

 基地局装置300において、マルチキャスト 用信号制御部301は、上位レイヤから入力さ るセル内にあるマルチキャストサービス中 すべての移動局装置400に送信するマルチキ スト専用信号に対して、送信情報制御部313 指示に従って、受信品質管理情報として受 品質情報送信個数の指定情報を組込み、マ チキャスト専用信号変調符号化部302に出力 る。マルチキャスト専用信号変調符号化部3 02は、マルチキャスト専用信号制御部301から 力されたマルチキャスト専用信号に誤り訂 符号化および変調処理を施し、マッピング 305へ出力する。送信データ制御部303には、 移動局装置400に送信される送信データが入 され、スケジューラ部315からの指示に従っ 、逐次送信データ変調符号化部304に出力さ る。送信データ変調符号化部304は、変調符 制御部316が決定した変調方式および符号化 に基づいて、送信データ制御部303から出力 れる信号に対して、変調処理や誤り訂正符 化処理を施し、各データをマッピング部305 出力する。

 無線受信部308は、アンテナ314から受信し 無線信号をアナログ/デジタル変換し、FFT部 309に出力する。FFT部309は、無線受信部308から 出力された信号にFFT(高速フーリエ変換)を施 、サブキャリア毎のデータに分離し、デマ ピング部310に出力する。デマッピング部310 、各サブキャリアにマッピングされている ータを取り出し、受信データ復調復号部311 出力する。受信データ復調復号化部311は、 マッピング部310から入力されるデータを復 処理および誤り訂正復号処理を行ない、誤 訂正復号後のデータを受信データ抽出部312 出力する。受信データ抽出部312は、受信デ タ復調復号化部311から入力される誤り訂正 号後の受信データから受信品質情報を抽出 、送信情報制御部313へ出力する。また、受 品質情報以外の受信データは、上位レイヤ どへ出力される。

 スケジューラ部315は、各移動局装置が使 することのできるリソース領域、間欠送受 サイクル、送信データチャネルのフォーマ ト、バッファ状況などの制御情報に基づき 下りリンクのスケジューリング、上りリン のスケジューリングを行なう。また、移動 装置400に送信する受信品質情報送信個数を 定し、送信部320に通知する。変調符号制御 316は、移動局装置400から送信される受信品 情報に基づいて、各データに施す変調方式 符号化率を決定し、送信データ変調符号部3 04に出力する。周波数選択スケジューラ部317 、移動局装置400から送信される受信品質情 に基づいて、各データに施す周波数選択ス ジューリングの処理を行ない、その結果を ッピング部305に出力する。

 図6は、本発明の第3の実施形態に係る移 局装置400の概略構成を示すブロック図であ 。図6に示すように、移動局装置400は、送信 ータ制御部401、送信データ変調符号化部402 マッピング部403、IFFT(逆高速フーリエ変換) 404、無線送信部405、無線受信部406、FFT(高速 フーリエ変換)部407、デマッピング部408、マ チキャスト専用信号復調復号化部409、マル キャスト専用信号抽出部410、受信データ復 復号化部411、受信データ抽出部412、受信品 情報制御部413およびアンテナを備えている 受信品質情報制御部413は、受信品質情報生 部415および受信品質測定部416を備えている なお、送信データ制御部401、送信データ変 符号化部402、マッピング部403、IFFT部404およ 無線送信部405は、送信部420を構成し、無線 信部406、FFT部407、デマッピング部408、マル キャスト専用信号復調復号化部409、マルチ ャスト専用信号抽出部410、受信データ復調 号化部411および受信データ抽出部412は、受 部430を構成する。

 移動局装置400において、送信データ制御 401には、基地局装置300に送信される送信デ タと、受信品質情報制御部413からの受信品 情報が入力され、それぞれのデータをどの うに送信するかを制御し、送信データ変調 号化部402に出力する。送信データ変調符号 部402は、送信データ制御部401から出力され 信号に変調処理や誤り訂正符号化処理を施 、各データをマッピング部403に出力する。 ッピング部403は、送信データ変調符号化部4 02から出力されるデータを、各サブキャリア にマッピングし、IFFT部404に出力する。IFFT 404は、マッピング部403から出力されるシン ル系列に逆高速フーリエ変換の処理を施し 時系列のベースバンドデジタル信号に変換 、無線送信部405に出力する。IFFT部404からの 力信号は、無線送信部405においてデジタル/ アナログ変換され、送信に適した周波数にア ップコンバートされた後に、アンテナ414を介 して、基地局装置300に送信される。

 無線受信部406は、アンテナ414から受信し 無線信号をアナログ/デジタル変換し、FFT部 407に出力する。FFT部407は、無線受信部406から 出力された信号に高速フーリエ変換を施し、 サブキャリア毎のデータに分離し、デマッピ ング部408に出力する。デマッピング部408は、 各サブキャリアにマッピングされているデー タを取り出し、マルチキャスト専用信号が含 まれるデータと、それ以外の受信データを分 離して、それぞれマルチキャスト専用信号復 調復号化部409と、受信データ復調復号化部411 へ出力する。マルチキャスト専用信号復調復 号化部409は、デマッピング部408から出力され たマルチキャスト専用信号が含まれるデータ に復調処理および誤り訂正復号処理を施し、 誤り訂正復号後のマルチキャスト専用信号を マルチキャスト専用信号抽出部410に出力する 。マルチキャスト専用信号抽出部410は、マル チキャスト専用信号復調復号化部409から出力 された誤り訂正復号後のマルチキャスト専用 信号から受信品質情報送信個数を抽出し、受 信品質情報制御部413に出力する。また、受信 品質情報送信個数以外のマルチキャスト専用 信号は、上位レイヤなどに出力される。受信 データ復調復号化部411は、デマッピング部408 から入力されるマルチキャスト専用信号以外 の受信データについて、復調処理および誤り 訂正復号処理を施した後、受信データ抽出部 412に出力する。受信データ抽出部412は、受信 データ復調復号化部から入力される受信デー タを上位レイヤなどに出力する。

 受信品質測定部416は、基地局装置300から 信する信号の受信品質を測定する。受信品 情報生成部415は、受信部430より出力された 信品質情報送信個数と、受信品質測定部416 よって測定された受信品質測定結果に基づ て、基地局装置300に送信する受信品質情報 生成する。

 図7は、本実施形態に係る移動通信システ ムの基地局装置300と移動局装置400との間にお ける処理を説明するためのシーケンス図であ る。図7に示すように、本実施形態に係る移 通信システムにおいては、まず、基地局装 300において、送信情報制御部313がセル内の べてのマルチキャストサービス受信中の移 局装置400に送信する受信品質情報送信個数 M=mとし、送信部320に通知する。送信部320は 送信情報制御部313から通知された受信品質 報送信個数(M=m)をマルチキャスト専用信号に 含めて、誤り訂正符号処理および変調処理等 を施し、セル内にあるすべてのマルチキャス トサービス受信中の移動局装置400に向けて送 信する(ST21)。

 マルチキャストサービス受信中の移動局 置400は、基地局装置300から送信されたマル キャスト専用信号を受信し、受信部430にて ルチキャスト専用信号に復調処理および誤 訂正復号処理を施して、受信品質情報送信 数(M=m)を取り出す。次に、移動局装置400は 受信品質情報制御部413にて各サブバンド毎 受信品質の測定を行ない、受信品質情報送 個数に基づいて、m個のサブバンドについて 受信品質情報を作成し、送信部420に出力す 。送信部420は、受信品質情報制御部413から 力されるm個の受信品質情報に対して、誤り 訂正符号化処理および変調処理などを施して 、基地局装置300に送信する(ST22)。

 なお、基地局装置300において、セル内に るすべてのマルチキャストサービス受信中 移動局装置400から送信される受信品質情報 個数をM=mからM=nに変更する場合には、マル キャスト専用信号に含める受信品質情報送 個数をM=mからM=nに変更した後、送信部320に 知する。送信部320は、送信情報制御部313か 通知された受信品質情報送信個数(M=n)をマ チキャスト専用信号に組込み、誤り訂正符 化処理および変調処理などを施して、セル にあるすべてのマルチキャストサービス受 中の移動局装置400に対してマルチキャスト 用信号を送信する(ST23)。

 セル内にあるすべてのマルチキャストサ ビス受信中の移動局装置400は、基地局装置3 00から送信されるマルチキャスト専用信号を 信し、受信部230にてマルチキャスト専用信 に復調処理および誤り訂正復号処理等を施 て、受信品質情報送信個数(M=n)を取り出す 次に、移動局装置400は、受信品質情報制御 413にて各サブバンド毎の受信品質の測定を ない、受信品質情報送信個数に基づいて、n のサブバンドについての受信品質情報を作 し、送信部420に出力する。送信部420は、受 品質情報制御部413から入力されるn個の受信 品質情報に対して、誤り訂正符号化処理およ び変調処理などを施して、基地局装置300に送 信する(ST24)。

 なお、移動局装置400から基地局装置300に する受信品質情報の送信については、これ に限定されるものではなく適宜変更が可能 ある。例えば、移動局装置400が任意のタイ ングで送信してもよいし、基地局装置300か 何らかの手段で送信される受信品質情報送 要求を移動局装置400が受信した直後でもよ し、あるいは基地局装置300から移動局装置4 00に対して何らかの手段で送信される受信品 情報の送信時間間隔に基づいて一定の間隔 送信してもよい。

 このように、本発明の第3の実施形態に係 る移動通信システムでは、基地局装置300が、 受信品質情報送信個数をマルチキャスト専用 信号に含めて送信する一方、移動局装置400が 、この受信品質送信個数に応じて受信品質情 報を送信する。これにより、基地局装置300と マルチキャストサービス受信中の各移動局装 置400が個別に受信品質情報送信個数を指定す るための通信を行なわず、マルチキャスト専 用信号にて一括して指定することができるの で、受信品質情報送信個数を指定するために 下りリンクリソースを無駄に消費することが なくなり、基地局装置が管理するセル内にあ るすべてのマルチキャストサービス受信中の 移動局装置400に対して効率的に受信品質情報 送信個数を指定することが可能となる。

 また、本発明の第3の実施形態に係る移動 通信システムによれば、セル内にあるすべて のマルチキャストサービス受信中の移動局装 置400に対して、受信品質情報送信個数の値を 同じ値で変更しようとする場合においても、 基地局装置300がマルチキャスト専用信号に含 まれる受信品質情報送信個数の値を変更し、 マルチキャスト専用信号を送信するだけでよ く、個別に変更する必要はない。したがって 、基地局装置100が管理するセル内にあるすべ てのマルチキャストサービス受信中の移動局 装置400に対して効率的に変更した受信品質情 報送信個数を指定することが可能となる。

 (第4の実施形態)
 次に、本発明の第4の実施形態に係る移動通 信システムについて図面を参照しながら説明 する。本発明の第4の実施形態に係る移動通 システムにおいては、マルチキャスト専用 号に受信品質情報送信個数のみならず、受 品質情報送信間隔を含める点、或いは受信 質情報送信間隔のみを含める点で、第3の実 形態に係る移動通信システムと相違する。 お、第4の実施形態に係る移動通信システム においても、図5および図6で提示した構成の 地局装置300および移動局装置400から構成さ る。ただし、次の点が異なる。図5で提示さ れる基地局装置300の構成のうち、マルチキャ スト専用信号制御部301は、上位レイヤなどか ら入力された、マルチキャストサービス受信 中の各移動局装置400に送信するマルチキャス ト専用信号に対して、送信情報制御部313の指 示に従って、受信品質情報送信個数および受 信品質情報送信間隔の指定情報を組込み、報 知信号変調符号化部302に出力する。また、ス ケジューラ部315は、各移動局装置400が使用す ることのできるリソース領域、間欠送受信サ イクル、送信データチャネルのフォーマット 、バッファ状況などの制御情報に基づき、下 りリンクのスケジューリング、上りリンクの スケジューリングを行なうとともに、移動局 装置400に送信する受信品質情報送信個数およ び受信品質情報送信間隔を決定し、送信部320 に通知する。

 また、図6で提示される移動局装置400の構 成のうち、マルチキャスト専用信号抽出部410 は、報知信号復調復号化部409から出力された 誤り訂正復号後の報知信号から受信品質情報 送信個数および受信品質情報送信間隔を抽出 し、受信品質情報制御部413に出力する。また 、受信品質情報送信個数以外のマルチキャス ト専用信号は、上位レイヤなどに出力される 。また、受信品質情報生成部415は、受信部430 より出力された受信品質情報送信個数および 受信品質情報送信間隔と、受信品質測定部416 によって測定された受信品質測定結果に基づ いて、基地局装置300に送信する受信品質情報 を生成する。

 図8は、本発明の第4の実施形態に係る移 通信システムの基地局装置300と移動局装置40 0との間における処理を説明するためのシー ンス図である。図8に示すように、本実施形 に係る移動通信システムにおいては、まず 基地局装置300において、送信情報制御部313 、セル内のすべてのマルチキャストサービ 受信中の移動局装置400に送信する受信品質 報送信個数をM=m、および受信品質情報送信 隔をT=t1として、送信部320に通知する。送信 部320は、送信情報制御部313から通知された受 信品質情報送信個数(M=m)および受信品質情報 信間隔(T=t1)をマルチキャスト専用信号に含 て、誤り訂正符号処理および変調処理等を し、セル内にあるすべてのマルチキャスト ービス受信中の移動局装置400に向けて送信 る(ST31)。

 マルチキャストサービス受信中の移動局 置400は、基地局装置300から送信されたマル キャスト専用信号を受信し、受信部430にて ルチキャスト専用信号に復調処理および誤 訂正復号処理等を施して、受信品質情報送 個数(M=m)および受信品質情報送信間隔(T=t1) 取り出す。移動局装置400は、基地局装置300 ら送信された受信品質情報送信間隔(T=t1)に い、受信品質情報制御部413にて各サブバン 毎の受信品質を測定し、T=t1の時間間隔でm個 のサブバンドについて受信品質情報を作成し て、送信部420に通知する。送信部420では、受 信品質情報制御部413から通知されたm個の受 品質情報に誤り訂正符号化処理および変調 理などを施して、基地局装置300に送信する(S T32)。

 なお、基地局装置300において、セル内に るすべてのマルチキャストサービス受信中 移動局装置400から送信される品質の良い受 品質情報の個数、および受信品質情報送信 隔をそれぞれM=mからM=n、T=t1からt2に変更す 場合には、送信情報制御部313がマルチキャ ト専用信号に含める受信品質情報送信個数 M=mからM=n、受信品質情報送信間隔をT=t1から t2に変更した後、送信部320に通知する。送信 320は、送信情報制御部313から通知された受 品質情報送信個数(M=n)、受信品質情報送信 隔(T=t2)をマルチキャスト専用信号に組込み 誤り訂正符号化処理および変調処理などを して、セル内にあるすべてのマルチキャス サービス受信中の移動局装置400に対してマ チキャスト専用信号を送信する(ST33)。

 マルチキャストサービス受信中の移動局 置400は、基地局装置300から送信されたマル キャスト専用信号を受信し、受信部430にて ルチキャスト専用信号に復調処理および誤 訂正復号処理等を施して、受信品質情報送 個数(M=n)および受信品質情報送信間隔(T=t2) 取り出す。移動局装置400は、基地局装置300 ら送信された受信品質情報送信間隔(T=t2)に い、受信部430および受信品質情報制御部413 て各サブバンド毎の受信品質を測定し、T=t2 時間間隔でn個のサブバンドについて受信品 質情報を作成して、送信部420に通知する。送 信部420では、受信品質情報制御部413から通知 されたn個の受信品質情報を誤り訂正符号化 理および変調処理などを施して、基地局装 300に送信する(ST34)。

 なお、本実施形態においては、マルチキ スト専用信号に受信品質情報送信個数およ 受信品質情報送信間隔の両方を含めた場合 ついて説明しているが、マルチキャスト専 信号に含める信号については、これに限定 れるものではなく、受信品質情報送信間隔 けを含めて送信するようにしてもよい。ま 、本実施形態においては、マルチキャスト 用信号に含まれる受信品質情報送信個数と 信品質情報送信間隔とが同じタイミングで 更される場合について説明しているが、こ らの変更タイミングについてはこれに限定 れるものではなく、異なるタイミングで変 されるようにしてもよい。

 このように、本発明の第4の実施形態に係 る移動通信システムでは、基地局装置300が、 受信品質情報送信個数および受信品質情報送 信間隔、もしくは受信品質情報送信間隔だけ をマルチキャスト専用信号に含めて送信する 。これにより、基地局装置300と各移動局装置 400とが個別に受信品質情報送信個数および受 信品質情報送信間隔、もしくは受信品質情報 送信間隔だけを指定するための通信を行なわ ずに、マルチキャスト専用信号にて一括して 指定することができるので、受信品質情報送 信個数、受信品質情報送信間隔を指定するた めに下りリンクリソースを無駄に消費するこ とがなく、基地局装置300が管理するセル内に あるすべてのマルチキャストサービス受信中 の移動局装置400に対して効率的に受信品質情 報送信個数、受信品質情報送信間隔を指定す ることが可能となる。

 また、本発明の第4の実施形態に係る移動 通信システムによれば、セル内にあるすべて のマルチキャストサービス受信中の移動局装 置400について、受信品質情報送信個数および 受信品質情報送信間隔、もしくは受信品質情 報送信間隔だけを同じ値で変更しようとする 場合においても、基地局装置300がマルチキャ スト専用信号に含まれる受信品質情報送信個 数および受信品質情報送信間隔、もしくは受 信品質情報送信間隔だけの値を変更し、マル チキャスト専用信号を送信するだけでよく、 個別に変更する必要はない。したがって、基 地局装置100が管理するセル内にあるすべての マルチキャストサービス受信中の移動局装置 400に対して効率的に変更した受信品質情報送 信個数、受信品質情報送信間隔を指定するこ とが可能となる。

 以上、本発明の各実施形態について図面 参照して詳述してきたが、具体的な構成は 記実施形態に限定されるものではなく、こ 発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も特 請求の範囲に含まれる。

 本発明は、基地局装置が管理するセル内 あるすべての移動局装置あるいはマルチキ ストサービス受信中のすべての移動局装置 対して、移動局装置が受信品質情報を送信 る際に使用する内容が指定される受信品質 理情報を効率的に指定可能とするものであ 、産業上の利用可能性を有する。

 上述のとおり、本発明に係る移動通信シ テムは、移動局装置が選択した受信品質情 を基地局装置に送信し、前記基地局装置が 記移動局装置から受信した受信品質情報に づいてリソースの割り当てを行なう移動通 システムであって、前記基地局装置は、制 しているセル内のすべての前記移動局装置 受信品質情報を送信する際に使用する受信 質管理情報を報知信号に含めて送信し、前 移動局装置は、前記報知信号を受信した場 、前記受信品質管理情報の内容に応じて受 品質情報を前記基地局装置に送信すること 特徴としている。

 このように、基地局装置が、移動局装置 受信品質情報を送信する際に使用する受信 質管理情報を報知信号に含めて送信する一 、移動局装置が、この受信品質管理情報の 容に応じて受信品質情報を送信することか 、基地局装置と各移動局装置がそれぞれ個 に通信する必要がなくなるため、受信品質 理情報を指定するために下りリンクリソー を無駄に消費することがなく、基地局装置 管理するセル内にあるすべての移動局装置 対して効率的に受信品質管理情報を指定す ことが可能となる。

 また、本発明に係る移動通信システムは 移動局装置が選択した受信品質情報を基地 装置に送信し、前記基地局装置が前記移動 装置から受信した受信品質情報に基づいて ソースの割り当てを行なう移動通信システ であって、前記基地局装置は、制御してい セル内においてマルチキャストサービスを 信しているすべての前記移動局装置が受信 質情報を送信する際に使用する受信品質管 情報をマルチキャスト専用信号に含めて送 し、前記移動局装置は、前記マルチキャス 専用信号を受信した場合、前記受信品質管 情報の内容に応じて受信品質情報を前記基 局装置に送信することを特徴としている。

 このように、基地局装置が、移動局装置 受信品質情報を送信する際に使用する受信 質管理情報をマルチキャスト専用信号に含 て送信する一方、移動局装置が、この受信 質管理情報の内容に応じて受信品質情報を 信することから、基地局装置と各移動局装 がそれぞれ個別に通信する必要がなくなる め、受信品質管理情報を指定するために下 リンクリソースを無駄に消費することがな 、基地局装置が管理するセル内においてマ チキャストサービスを受信しているすべて 移動局装置に対して効率的に受信品質管理 報を指定することが可能となる。

 また、本発明に係る移動通信システムに いて、前記受信品質管理情報は、前記移動 装置がいくつの受信品質情報を選択して送 するかを指定する受信品質情報送信個数を むことを特徴としている。

 このように、移動局装置がいくつの受信 質情報を選択して送信するかを指定する受 品質情報送信個数が受信品質管理情報に含 れることから、受信品質情報送信個数を指 するために下りリンクリソースを無駄に消 することがなく、基地局装置が管理するセ 内にあるすべての移動局装置に対して効率 に受信品質情報送信個数を指定することが 能となる。

 また、本発明に係る移動通信システムに いては、前記受信品質管理情報は、前記移 局装置が受信品質情報を送信する時間間隔 指定する受信品質情報送信間隔を含むこと 特徴としている。

 このように、移動局装置が受信品質情報 送信する時間間隔を指定する受信品質情報 信間隔が受信品質管理情報に含まれること ら、受信品質情報送信間隔を指定するため 下りリンクリソースを無駄に消費すること なく、基地局装置が管理するセル内にある べての移動局装置に対して効率的に受信品 情報送信間隔を指定することが可能となる

 また、本発明に係る基地局装置は、移動 装置から受信した受信品質情報に基づいて ソースの割り当てを行なう基地局装置であ て、制御しているセル内のすべての前記移 局装置が受信品質情報を送信する際に使用 る受信品質管理情報を決定するスケジュー 部と、前記スケジューラ部で決定された前 受信品質管理情報を報知信号に含めて送信 る送信部とを備えることを特徴としている

 このように、基地局装置が、移動局装置 受信品質情報を送信する際に使用する受信 質管理情報を報知信号に含めて送信するこ から、基地局装置と各移動局装置がそれぞ 個別に通信する必要がなくなるため、受信 質管理情報を指定するために下りリンクリ ースを無駄に消費することがなく、基地局 置が管理するセル内にあるすべての移動局 置に対して効率的に受信品質管理情報を指 することが可能となる。

 また、本発明に係る基地局装置は、移動 装置から受信した受信品質情報に基づいて ソースの割り当てを行なう基地局装置であ て、制御しているセル内においてマルチキ ストサービスを受信しているすべての前記 動局装置が受信品質情報を送信する際に使 する受信品質管理情報を決定するスケジュ ラ部と、前記スケジューラ部で決定された 記受信品質管理情報をマルチキャスト専用 号に含めて送信する送信部とを備えること 特徴としている。

 このように、基地局装置が、移動局装置 受信品質情報を送信する際に使用する受信 質管理情報をマルチキャスト専用信号に含 て送信することから、基地局装置と各移動 装置がそれぞれ個別に通信する必要がなく るため、受信品質管理情報を指定するため 下りリンクリソースを無駄に消費すること なく、基地局装置が管理するセル内におい マルチキャストサービスを受信しているす ての移動局装置に対して効率的に受信品質 理情報を指定することが可能となる。

 また、本発明に係る基地局装置において 前記送信部は、前記受信品質管理情報に、 記移動局装置がいくつの受信品質情報を選 して送信するかを指定する受信品質情報送 個数を含めることを特徴としている。

 このように、移動局装置がいくつの受信 質情報を選択して送信するかを指定する受 品質情報送信個数が受信品質管理情報に含 れることから、受信品質情報送信個数を指 するために下りリンクリソースを無駄に消 することがなく、基地局装置が管理するセ 内にあるすべての移動局装置に対して効率 に受信品質情報送信個数を指定することが 能となる。

 また、本発明に係る基地局装置において 前記送信部は、前記受信品質管理情報に、 記移動局装置が受信品質情報を送信する時 間隔を指定する受信品質情報送信間隔を含 ることを特徴としている。

 このように、移動局装置が受信品質情報 送信する時間間隔を指定する受信品質情報 信間隔が受信品質管理情報に含まれること ら、受信品質情報送信間隔を指定するため 下りリンクリソースを無駄に消費すること なく、基地局装置が管理するセル内にある べての移動局装置に対して効率的に受信品 情報送信間隔を指定することが可能となる

 また、本発明に係る移動局装置は、基地 装置からの受信信号に基づく受信品質情報 生成して前記基地局装置に送信する移動局 置であって、前記基地局装置により前記移 局装置が受信品質情報を送信する際に使用 る受信品質管理情報を報知信号から抽出す 抽出部と、前記受信品質管理情報の内容に づいて受信品質情報を生成する生成部と、 記生成部により生成された受信品質情報を 記基地局装置に送信する送信部とを備える とを特徴としている。

 このように、移動局装置が受信品質情報 送信する際に使用する受信品質管理情報を 知信号から抽出し、当該受信品質管理情報 内容に基づいて受信品質情報を生成するこ から、基地局装置との間でそれぞれ個別に 信する必要がなくなるため、受信品質管理 報を指定するために下りリンクリソースを 駄に消費することがなく、基地局装置が管 するセル内にあるすべての移動局装置に対 て効率的に受信品質管理情報を指定するこ が可能となる。

 また、本発明に係る移動局装置は、基地 装置からの受信信号に基づく受信品質情報 生成して前記基地局装置に送信する移動局 置であって、前記基地局装置により前記移 局装置が受信品質情報を送信する際に使用 る受信品質管理情報をマルチキャスト専用 号から抽出する抽出部と、前記受信品質管 情報の内容に基づいて受信品質情報を生成 る生成部と、前記生成部により生成された 信品質情報を前記基地局装置に送信する送 部とを備えることを特徴としている。

 このように、移動局装置が受信品質情報 送信する際に使用する受信品質管理情報を ルチキャスト専用信号から抽出し、当該受 品質管理情報の内容に基づいて受信品質情 を生成することから、基地局装置との間で れぞれ個別に通信する必要がなくなるため 受信品質管理情報を指定するために下りリ クリソースを無駄に消費することがなく、 地局装置が管理するセル内にあるすべての 動局装置に対して効率的に受信品質管理情 を指定することが可能となる。

 また、本発明に係る移動局装置において 前記抽出部は、前記受信品質管理情報とし 、前記移動局装置がいくつの受信品質情報 選択して送信するかを指定する受信品質情 送信個数を抽出することを特徴としている

 このように、抽出部により、移動局装置 いくつの受信品質情報を選択して送信する を指定する受信品質情報送信個数が受信品 管理情報として抽出されることから、受信 質情報送信個数を指定するために下りリン リソースを無駄に消費することがなく、基 局装置が管理するセル内にあるすべての移 局装置に対して効率的に受信品質情報送信 数を指定することが可能となる。

 また、本発明に係る移動局装置において 前記抽出部は、前記受信品質管理情報とし 、前記移動局装置が受信品質情報を送信す 時間間隔を指定する受信品質情報送信間隔 抽出することを特徴としている。

 このように、抽出部により、移動局装置 受信品質情報を送信する時間間隔を指定す 受信品質情報送信間隔が受信品質管理情報 して抽出されることから、受信品質情報送 間隔を指定するために下りリンクリソース 無駄に消費することがなく、基地局装置が 理するセル内にあるすべての移動局装置に して効率的に受信品質情報送信間隔を指定 ることが可能となる。

 また、本発明に係る移動通信方法は、移 局装置が選択した受信品質情報を基地局装 に送信し、前記基地局装置が前記移動局装 から受信した受信品質情報に基づいてリソ スの割り当てを行なう移動通信方法であっ 、前記基地局装置は、制御しているセル内 すべての前記移動局装置が受信品質情報を 信する際に使用する受信品質管理情報を報 信号に含めて送信し、前記移動局装置は、 記報知信号を受信した場合、前記受信品質 理情報の内容に応じて受信品質情報を前記 地局装置に送信することを特徴としている

 このように、基地局装置が、移動局装置 受信品質情報を送信する際に使用する受信 質管理情報を報知信号に含めて送信する一 、移動局装置が、この受信品質管理情報の 容に応じて受信品質情報を送信することか 、基地局装置と各移動局装置がそれぞれ個 に通信する必要がなくなるため、受信品質 理情報を指定するために下りリンクリソー を無駄に消費することがなく、基地局装置 管理するセル内にあるすべての移動局装置 対して効率的に受信品質管理情報を指定す ことが可能となる。

 また、本発明に係る移動通信方法は、移 局装置が選択した受信品質情報を基地局装 に送信し、前記基地局装置が前記移動局装 から受信した受信品質情報に基づいてリソ スの割り当てを行なう移動通信方法であっ 、前記基地局装置は、制御しているセル内 おいてマルチキャストサービスを受信して るすべての前記移動局装置が受信品質情報 送信する際に使用する受信品質管理情報を ルチキャスト専用信号に含めて送信し、前 移動局装置は、前記マルチキャスト専用信 を受信した場合、前記受信品質管理情報の 容に応じて受信品質情報を前記基地局装置 送信することを特徴としている。

 このように、基地局装置が、移動局装置 受信品質情報を送信する際に使用する受信 質管理情報をマルチキャスト専用信号に含 て送信する一方、移動局装置が、この受信 質管理情報の内容に応じて受信品質情報を 信することから、基地局装置と各移動局装 がそれぞれ個別に通信する必要がなくなる め、受信品質管理情報を指定するために下 リンクリソースを無駄に消費することがな 、基地局装置が管理するセル内においてマ チキャストサービスを受信しているすべて 移動局装置に対して効率的に受信品質管理 報を指定することが可能となる。

 また、本発明に係る移動通信方法におい 、前記受信品質管理情報は、前記移動局装 がいくつの受信品質情報を選択して送信す かを指定する受信品質情報送信個数を含む とを特徴としている。

 このように、移動局装置がいくつの受信 質情報を選択して送信するかを指定する受 品質情報送信個数が受信品質管理情報に含 れることから、受信品質情報送信個数を指 するために下りリンクリソースを無駄に消 することがなく、基地局装置が管理するセ 内にあるすべての移動局装置に対して効率 に受信品質情報送信個数を指定することが 能となる。

 また、本発明に係る移動通信方法におい 、前記受信品質管理情報は、前記移動局装 が受信品質情報を送信する時間間隔を指定 る受信品質情報送信間隔を含むことを特徴 している。

 このように、移動局装置が受信品質情報 送信する時間間隔を指定する受信品質情報 信間隔が受信品質管理情報に含まれること ら、受信品質情報送信間隔を指定するため 下りリンクリソースを無駄に消費すること なく、基地局装置が管理するセル内にある べての移動局装置に対して効率的に受信品 情報送信間隔を指定することが可能となる