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Patent Searching and Data


Title:
RADIO COMMUNICATION TERMINAL DEVICE AND ADJACENT CELL MEASURING METHOD
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/102531
Kind Code:
A1
Abstract:
Provided are a radio communication terminal device and an adjacent cell measuring method which can reduce the waiting time for a measurement report of an adjacent cell. ST601 generates a measurement list for each of measurement types according to CMF values of cells contained in an adjacent cell list. ST602 generates a measurement instance from the generated measurement list. The number of measurement instances generated here is identical to the number of CMF values. ST603 generates a measurement sequence in which the generated measurement instances are ordered to be random.

Inventors:
TOH HONG TAT
CHIEN KOH WEI
TAN POY BOON
AOYAMA TAKAHISA
Application Number:
PCT/JP2008/000237
Publication Date:
August 28, 2008
Filing Date:
February 15, 2008
Export Citation:
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Assignee:
MATSUSHITA ELECTRIC IND CO LTD (JP)
TOH HONG TAT
CHIEN KOH WEI
TAN POY BOON
AOYAMA TAKAHISA
International Classes:
H04W36/00
Foreign References:
JP2006033894A2006-02-02
JP2003333638A2003-11-21
JP2003169011A2003-06-13
Attorney, Agent or Firm:
WASHIDA, Kimihito (Shintoshicenter Bldg.24-1, Tsurumaki 1-chom, Tama-shi Tokyo 34, JP)
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Claims:
 自装置が属するセルの周辺セルを示す隣接セルリスト及び前記隣接セルリストに含まれるセルの測定頻度を示すCMF情報を受信する受信手段と、
 前記隣接セルリスト及び前記CMF情報を用いて、セルを測定する順序である測定シーケンスを生成する測定シーケンス生成手段と、
 生成された前記測定シーケンスにしたがって、前記隣接セルリストに含まれるセルを測定する測定手段と、
 を具備する無線通信端末装置。
 前記測定シーケンス生成手段は、自装置の受信能力に基づいて、測定シーケンスを変化させる請求項1に記載の無線通信端末装置。
 前記測定シーケンス生成手段は、セルのサービス能力に基づいて、前記隣接セルリストに含まれるセルのCMF情報をオフセットする請求項1に記載の無線通信端末装置。
 前記測定シーケンス生成手段は、CMFカットオフ情報より小さいCMF情報のセルの測定を制限する請求項1に記載の無線通信端末装置。
 前記測定シーケンス生成手段は、複数のセルに共通のCMF情報を用いて、測定シーケンスを生成する請求項1に記載の無線通信端末装置。
 前記測定シーケンス生成手段は、周波数毎の測定頻度を示すMF情報を用いて、測定シーケンスを生成する請求項1に記載の無線通信端末装置。
 自装置が属するセルの周辺セルを示す隣接セルリスト及び前記隣接セルリストに含まれるセルの測定頻度を示すCMF情報を用いて、セルを測定する順序である測定シーケンスを生成する測定シーケンス生成工程と、
 生成された前記測定シーケンスにしたがって、前記隣接セルリストに含まれるセルを測定する測定工程と、
 を具備する隣接セル測定方法。
 
Description:
無線通信端末装置及び隣接セル 定方法

 本発明は、隣接セルを測定する無線通信 末装置及び隣接セル測定方法に関する。

 UMTS(Universal Mobile Telecommunication System)に いては、ユーザ(UE)は、ネットワークによっ 提供される情報に基づいて、自身の属する ルの周辺セル(以下、「隣接セル」という) 測定する。このネットワークによって提供 れる情報には、隣接セルのリストが含まれ おり、ブロードキャストチャネル又は専用 ャネルを介してUEに伝えられる。

 ネットワークによって提供される情報が ロードキャストチャネルを介してUEに送信 れる場合、隣接セルリストはSYSTEM INFORMATION ッセージに含まれることが非特許文献1に開 示されている。UEは、隣接セルリストを含むS YSTEM INFORMATIONメッセージを受信し、受信した 隣接セルリストを自身のメモリに格納する。

 一方、ネットワークによって提供される 報が専用チャネルを介してUEに送信される 合、隣接セルリストはMEASUREMENT CONTROLメッセ ージに含まれる。UEは、隣接セルリストを含 MEASUREMENT CONTROLメッセージを受信し、受信 た隣接セルリストを自身のメモリに格納す 。なお、ネットワークは、新しい隣接セル ストを作成してMEASUREMENT CONTROLメッセージを 送信することによって、UEは接続モード時に 接セルリストを上書きすることができる。

 隣接セルリストにおけるセルは、測定タ プに基づいて、3種類の隣接セルに分類する ことができる。すなわち、測定中にUE受信周 数の切り替えを必要としないイントラ周波 (intra-frequency)セル、測定中にUE受信周波数の 切り替えを必要とするインター周波数(inter-fr equency)セル、サービス提供中のセルとは別の 線通信システムに属しているインターシス ム(inter-system)セルである。この分類におい は、測定タイプのそれぞれについて最大セ 数が32であり、これにより隣接セルリスト内 の最大セル数を96に制限できる。

 UEは、通常、セルの測定を一様な順序で 行するため、隣接セルリスト内の測定タイ が同じであるセルについて一度全て測定し いと、それらのセルのいずれについても2回 以降の再測定が行えない。セル測定の順序 、通常はUEのメーカー実装の環境設定に基 いて決まるが、ほとんどの場合、UEが受信す る隣接セルリストにおけるセルの順序に基づ く。

 一般的には、イントラ周波数測定が有効 あるときには、UEはイントラ周波数測定を 行する。UEがインター周波数測定及びインタ ーシステム測定を実行するタイミングについ ては、専用チャネルを介して送信されるメッ セージによって提供される情報に基づいて決 定される。なお、UEが同時に複数の周波数帯 用いた通信を行えない場合、インター周波 測定及びインターシステム測定を実行する は、コンプレストモード(compressed mode)が用 られる。

 また、隣接セルリスト内のセル測定に関 る優先度情報は、一般には存在しないが、 ントラ周波数測定には、特定の形式の優先 情報が提供される。この場合、セルのグル プ分けの方法として、Active cell set, Monitore d cell set, detected cell setが使用される。こ で、Active cell setとは、現在通信に使用して いるセルのセットであり、Monitored cell setと 、ネットワークから通知されたセルのうち Active cell setに含まれないセルのセットで る。また、detected cell setとは、上記2つのセ ット以外のセルのセットであり、UEが検出し セルで通信に使用されていないセルのセッ である。

 隣接セルリスト内の全てのセルをUEが測 完了するまでの時間は、隣接セルリストに まれるセル数に依存する。隣接セルリスト 含まれるセル数が多いと、測定サイクルが 了するまでの時間は長くなる。このため、UE がセル測定に要する時間を短縮するには、隣 接セルリストに含まれるセル数を最小限に維 持する必要がある。

 非特許文献2に記載されている方法では、 隣接セルリスト内のセルのうち最初に測定す べきセルを示す優先度インジケータが導入さ れている。この優先度インジケータは、制御 局の負荷バランシング方式に基づいて決定さ れるか、または正常なハンドオーバの統計デ ータに基づいて決定される。これにより、非 特許文献2に記載の技術では、セルの優先度 報を設定することによって、UEの測定挙動が 全体的に変更される。すなわち、隣接セルリ スト内のセルのうち、優先度の高いセルの全 てが最初に測定され、優先度の低いセルにつ いては、優先度の高いセルの測定が全て完了 するまで測定されない。よって、UMTSの測定 法と同様に、UEは、セルの測定を一様な順序 で実行するため、隣接セルリスト内の測定タ イプが同じであるセルの全てについて一度測 定しないと、それらのセルについて2回目以 の再測定が行えない。

 さらに、非特許文献2においては、隣接セ ルリスト内のセルのそれぞれは、UEのさまざ なサービス条件時に測定すべきセルに関す 情報であり、セルのサービス能力を示すイ ジケータを有する。このインジケータは、 ルのサービス能力(例えば、「非常に高いデ ータレート」、「高いデータレート」、音声 のみ)、依存性フィールド(dependency field)、LTE_ IDLEにおけるセルの再選択、無線アクセス技 などに基づいて、測定すべきセルをUEに選択 させるものである。例えば、「非常に高いデ ータレート」インジケータを有するセルにつ いては、UEはそのようなサービスが必要な場 のみ測定する。これにより、サービス能力 「高いデータレート」及び「音声のみ」で るセルを測定する必要性が減少する。

 このように、非特許文献2に記載の技術は、 セルの測定優先度を示すインジケータを用い ることにより、隣接セルリストにおける最初 に測定すべきセルをUEに伝えることができ、 た、セルのサービス能力を示すインジケー を用いることにより、測定中にUEが監視す セルの数を制限することができ、UEの測定プ ロセスをより効率的にすることができる。
3GPP TS25.331 V7.3.0“Technical Specification Gro up Radio Access Network; Radio Resource Control (RRC) ; Protocol Specification” 3GPP TSG-RAN WG2#56, R2-063189, “LTE neighbourh ood list and measurement organisation”, Riga, Latvia , 6th November - 10th November 2006.

 しかしながら、非特許文献2に記載の技術 又は既存のUMTSシステムでは、測定は依然と て一様な順序に基づいて行われ、UEは全ての セルを同じ頻度で測定するため、全体の測定 プロセスにおいて測定レポートを送信するま でに長い待ち時間が生じる。測定レポートを 送信するまでに要する時間は、隣接セルリス トに含まれるセル数が多いほど長くなる。GSM セルやUMTSセルなどのインターシステムセル 数多く含むことのできるLTE(Long Term Evaluation )通信システムでは、隣接セルリストに含ま るセル数は多くなる傾向にある。

 また、ハンドオーバ候補としてのネット ーク優先セルの測定レポートをUEがネット ークに送信できない場合にも問題が生じる 具体的には、ネットワークでは、通常、優 セルがネットワークの負荷バランシングポ シーあるいは以前の正常なハンドオーバの 録に基づいて割り当てられる。ところが、 ットワーク優先セルではないセルのみの測 レポートをネットワークが受信すると、UEは 望ましくないセルにハンドオーバしてしまう 。ここで、望ましくないセルとしては、この 優先セルに含まれないセルであり、例えば、 マクロセルと重なっているピコセルが挙げら れる。

 従って、ネットワークに送られる測定レ ートが大きく遅延すると、ハンドオーバ手 完了の遅れ、UEにおける非効率的な電力消 、高速移動時のハンドオーバの失敗、不適 なセルに対する過度なギャップスケジュー ング(gap scheduling)などの問題が生じる。

 本発明の目的は、隣接セルの測定レポー 待ち時間を短縮する無線通信端末装置及び 接セル測定方法を提供することである。

 本発明の無線通信端末装置は、自装置が するセルの周辺セルを示す隣接セルリスト び前記隣接セルリストに含まれるセルの測 頻度を示すCMF情報を受信する受信手段と、 記隣接セルリスト及び前記CMF情報を用いて セルを測定する順序である測定シーケンス 生成する測定シーケンス生成手段と、生成 れた前記測定シーケンスにしたがって、前 隣接セルリストに含まれるセルを測定する 定手段と、を具備する構成を採る。

 本発明の隣接セル測定方法は、自装置が するセルの周辺セルを示す隣接セルリスト び前記隣接セルリストに含まれるセルの測 頻度を示すCMF情報を用いて、セルを測定す 順序である測定シーケンスを生成する測定 ーケンス生成工程と、生成された前記測定 ーケンスにしたがって、前記隣接セルリス に含まれるセルを測定する測定工程と、を 備するようにした。

 本発明によれば、隣接セルの測定レポー 待ち時間を短縮することができる。

本発明の実施の形態1に係る無線通信シ ステムのセル構成を示す概念図 図1に示した無線通信システムにおける 複数のセルのセル送信周波数帯域幅を示す図 本発明の実施の形態1に係るUEの構成を すブロック図 E-UTRANからUEに送信されるSYSTEM INFORMATIO N BLOCKメッセージを示す図 E-UTRANからUEに送信されるMEASUREMENT CONTR OLメッセージを示す図 図1に示したセル1によって送信される 接セルリストを示す図 図3に示した測定シーケンス生成部にお ける測定シーケンス生成方法を示すフロー図 測定タイプ毎に生成される測定リスト 測定タイプ毎に生成される測定インス ンス 測定タイプ毎に生成される測定シーケ ス 複数のCMF値セットを含めた隣接セルリ ストを示す図 CMFオフセットを含めた隣接セルリスト を示す図 オフセットを適用した隣接セルリスト を示す図 本発明の実施の形態2に係るUEの構成を 示すブロック図 本発明の実施の形態2に係る隣接セル ストを示す図 本発明の実施の形態2に係る測定シー ンスを示す図 本発明の実施の形態3に係るUEの構成を 示すブロック図 本発明の実施の形態3に係る周波数リ トを示す図 本発明の実施の形態3に係る測定シー ンスを示す図

 以下、本発明の実施の形態について、図 を参照して詳細に説明する。ただし、実施 形態において、同一機能を有する構成には 同一符号を付し、重複する説明は省略する

 (実施の形態1)
 図1は、本発明の実施の形態1に係る無線通 システムのセル構成を示す概念図である。 の図では、任意の地理的領域を複数の隣接 るセル(無線サービスエリア)1~10に分割して る。この図において、セル1~10は、同じ無線 信システムに属しており、セル11及びセル12 は、別の無線通信システムに属している。セ ル1~10のネットワークは、セル11及びセル12を ンターシステムセルとして認識する。

 また、ここでは、複数のUEA~Cがセル1~12の に存在しているものとする。UEには、移動 、固定又は移動サブスクライバユニットの か、無線通信ステムにおいて動作可能な他 任意のタイプのデバイスなども含む。無線 信システムの例としては、モバイルネット ーク、すなわちマイクロ波アクセスネット ークによる世界規模のインターオペラビリ ィなどが挙げられる。

 図2は、図1に示した無線通信システムに ける複数のセル(セル1~10)のセル送信周波数 域幅を示している。セルは、それぞれ異な 周波数帯域幅及び搬送波周波数を備えてい 。セル1~8の送信帯域幅は10MHzであり、セル9 びセル10の送信帯域幅は20MHzである。搬送波 波数に関しては、セル1~3は同じ搬送波周波 グループに属し、同様に、セル4及びセル5 セル6~8、セル9及びセル10がそれぞれ同じグ ープに属している。セル11及びセル12は、セ 周波数帯域幅及び搬送波周波数の構成が異 る別の無線通信システムのセルであるため 図2には示していない。

 また、図2には、UEA~Cの受信帯域幅も示し いる。UEA及びUECの受信帯域幅は10MHzであり UEBの受信帯域幅は20MHzである。UEの受信器に いてもさまざまな構成とすることができ、 えば、デュアル無線受信器、トリプル無線 信器、あるいはインターシステム受信がサ ートされるシングル無線受信器などが挙げ れる。

 図3は、本発明の実施の形態1に係るUEの構 成を示すブロック図である。図3に示すUEは、 受信部101、測定シーケンス生成部102、測定デ ータ収集部103、測定レポート生成部104、送信 部105を備えている。

 受信部101は、ネットワークから送信され SYSTEM INFORMATIONメッセージ又はMEASUREMENT CONTR OLメッセージを受信し、受信したメッセージ 含まれる隣接セルリストを測定シーケンス 成部102に出力する。

 測定シーケンス生成部102は、受信部101か 出力された隣接セルリストとUEの受信能力 に基づいて、隣接セルの測定順序を示す測 シーケンスを生成し、生成した測定シーケ スを測定データ収集部103に出力する。測定 ーケンス生成部102の詳細については後述す 。

 測定データ収集部103は、測定シーケンス 成部102から出力された測定シーケンスに基 いて、下位レイヤーに測定を指示し、下位 イヤーから隣接セルの測定結果を収集する 収集した測定結果は測定レポート生成部104 出力される。

 測定レポート生成部104は、測定データ収 部103から出力された測定結果を含めて測定 ポートを生成し、生成した測定レポートを 信部105に出力する。

 送信部105は、測定レポート生成部104から 力された測定レポートをネットワークに無 送信する。

 図4Aは、E-UTRAN(Enhanced Universal Terrestrial Ra dio Access Network)からUEに送信されるSYSTEM INFOR MATION BLOCKメッセージを示している。SYSTEM INF ORMATION BLOCKメッセージには、隣接セル測定を 実行するようにUEに指示する情報(隣接セルリ スト)を含めることができる。

 図4Bは、E-UTRANからUEに送信されるMEASUREMENT  CONTROLメッセージを示している。MEASUREMENT CO NTROLメッセージには、隣接セル測定を実行す ようにUEに指示する情報(隣接セルリスト)を 含めることができる。

 図4Aに示したSYSTEM INFORMATION BLOCKメッセー ジと、図4Bに示したMEASUREMENT CONTROLメッセー のいずれも、これらを使用して隣接セルリ トを送信及び更新することができる。

 図5は、図1に示したセル1によって送信さ る隣接セルリストを示しており、この隣接 ルリストは、複数の隣接セル(セル2~12)に関 る情報で構成されている。なお、隣接セル ストは、実際には、UMTSにおけるASN.1など任 の方法によって符号化できる。

 この隣接セルリストには、セル測定頻度( CMF)という情報要素(IE)が各セルに関連付けら ている。CMF値が高いセルほど、頻繁に測定 れ、CMF値が低いセルほど、少ない頻度で測 される。よって、CMF値の高いセルは、通常 有望なハンドオーバ候補としてのネットワ ク優先セルである。UEは、より頻繁に測定 れるセルに測定レポートをより早く送るこ ができ、このようなセルへのハンドオーバ 確率が向上する。

 なお、CMF値は、特定のネットワークエン ィティによって複数の条件に基づいて決定 れる。この条件としては、ネットワーク無 リソース管理(RRM)ポリシー、正常なハンド ーバの記録、ホームPLMNと外部PLMN(visiting PLMN )との間のローミング合意のほか、単純にネ トワーク制御局の環境設定に基づくことな が挙げられる。

 また、図5には示していないが、隣接セル リストは、複数のイントラシステムセル及び インターシステムセルで構成することができ る。イントラシステムセルとは、サービス提 供中のセルと同じ無線通信システムに属する セルであり、イントラ周波数セルとインター 周波数セルとに分類することができる。なお 、インターシステムセルの対象となる無線通 信システムとしては、例えば、GSM、UMTS、CDMA2 000などが挙げられる。図5の隣接セルリスト おいては、セル1内に存在しているUEAを基準 したとき、セル2~10がイントラシステムセル であり、セル11及びセル12がインターシステ セルである。

 図6は、図3に示した測定シーケンス生成 102における測定シーケンス生成方法を示す ロー図である。以下においては、先に示し UEAを例に説明する。UEAは、受信帯域幅が10MHz であり、セル1内に存在している。さらに、 ンターRAT(inter-RAT)通信を行う能力も備えてい るが、複数の異なる無線アクセスシステム及 び複数の異なる周波数帯に同時にアクセスす ることはできない。

 ステップ(以下、「ST」と省略する)601では 、測定シーケンス生成部102は、測定タイプに 基づいて、隣接セルリストからCMF値を含んだ 複数のリストを生成する。すなわち、イント ラ周波数測定リスト、インター周波数測定リ スト、インターシステム測定リストを生成す る。UEは、端末の受信能力に応じて最初に、 接セルリストをイントラシステムセルとイ ターシステムセルとに分類する。次に、イ トラシステムセルを2つのグループ、すなわ ち、イントラ周波数セルとインター周波数セ ルとに分類する。

 ネットワークによるダウンリンク信号に けるギャップのスケジューリングは、UEが ンターシステムセル及びインター周波数セ を測定できるように行われる。通常、イン ーシステムセルはインター周波数セルより 長い測定時間を要するため、インターシス ムセルの測定にはインター周波数セルの測 よりも多くのギャップが必要である。従っ 、これら3種類の測定を、測定時間及び測定 数に関してUEが同等に扱うことは効率的で ないので、UEは、測定インスタンス数の面か らこれらのセルを個別に処理する。

 また、複数の異なる無線アクセスシステ 及び複数の異なる周波数帯に同時にアクセ することができないUEでは、これらの異な 測定タイプを同時に実行できないことも異 るリストを作成する理由である。イントラ 波数セルとインター周波数セルとの間の分 は、UE側の複数の要因、例えば、UEの受信周 数帯域幅あるいは受信器の構成(これらは通 常はネットワークが判断できない)に依存す 。ネットワークは、隣接セルリストをブロ ドキャストチャネルまたは専用チャネルを して送信するとき、セル情報に加えて、セ の帯域幅及び搬送波周波数の情報を提供す 。UEは、セルの帯域幅を調べて、イントラ周 波数セルとインター周波数セルとを区別する 。

 図7A~Cは、セル1内に存在しているUEAによ て、測定タイプごとに3つのリストが生成さ ることを示している。UEAを基準としたとき イントラ周波数セルとして分類されるセル 、セル2、セル3、セル9、セル10である(図7A 照)。これに対して、セル4~8はインター周波 セル(図7B参照)に分類されており、セル11及 セル12はインターシステムセル(図7C参照)に 類されている。これらのリストには、隣接 ルリストからの各CMF値も関連付けられてい 。リストの数及びリストの内容は、能力の なるUE毎に異なっていてもよい。例えば、 在使用中の周波数帯による通信中に、その 用中の周波数帯とは異なる周波数帯によっ も通信できるUEの場合、イントラ周波数測定 リスト及びインター周波数測定リストという 2つのリストを作成する必要はない。

 また、現在使用中のシステムとの通信中 、その現在使用中のシステムとは異なるシ テムとも通信できるUEでは、インターシス ム測定専用のリストを作成する必要はない さらに、現在使用中のシステムとの通信中 、限られたシステムとのみ通信できるUEでは 、その限られたシステムのセルをイントラ周 波数測定リストに含めて、それ以外のシステ ムのセルはインターシステム測定リストにそ のまま格納しておくことができる。

 再度、図6を参照するに、ST602では、ST601 おいて生成されたリストのCMF値に基づいて 測定インスタンスを生成する。図6のST602に いてUEによって生成される3つの測定インス ンスを図8に示す。これらの測定インスタン は、それぞれ3種類の測定タイプ、すなわち 、イントラ周波数測定、インター周波数測定 、インターシステム測定に対応している。セ ルの測定インスタンスの数は、CMF値に等しい 。例えば、セル2のCMF値が1であるため、イン ラ周波数測定におけるセル2の測定インスタ ンスの数は1つである。セル3についても同様 あり、セル3の測定インスタンスの数はCMF値 に従って7である。

 次いで、ST603では、順序付けを行うこと よって、一連の測定インスタンスに対する 定シーケンスを生成する。ここでは、ST601や ST602と同様に、3つの測定シーケンスを生成す る。すなわち、イントラ周波数測定シーケン ス、インター周波数測定シーケンス、インタ ーシステム測定シーケンスである。測定イン スタンスの順序付けは、例えば、UEの測定プ ファレンスあるいはランダム化に基づく方 など、さまざまな方法によって行うことが きる。ただし、順序付けを行わなくてもよ が、良好に分散したランダムな測定挙動を るためには、測定シーケンスをできるだけ 雑化する(scramble)必要がある。図9は、順序 け後の、測定タイプ毎の3つの測定シーケン を示している。ST601の場合と同様に、これ の測定インスタンスは、能力の異なるUEごと に異ならせることができる。

 測定シーケンス生成部102がセル測定シー ンスを生成すると、測定データ収集部103は その測定シーケンスに従ってセルの測定を 行する。セルのCMF値が0である場合、そのセ ルについては測定インスタンスが割り当てら れないので、そのセルは測定されない。測定 シーケンスのサイクルが完了すると、リスト の順序付けを行った後、または順序付けを行 わずに、測定シーケンスを最初から繰り返す ことができる。なお、ランダムな測定挙動を 維持するためには、順序付けを毎回実行する ことが望ましい。

 UEは、更新された隣接セルリスト、また CMF値のみが更新された隣接セルリストを受 した場合、既存の測定シーケンスを削除し 、新しい隣接セルリストに基づいて、新し 測定シーケンスを生成する必要がある。こ 手順は、図6に記載したものと同じである。

 隣接セルリストを複数に分けてUEに送信 ることもできる。隣接セルリストには、予 定義されたセル測定タイプと、予め定義さ ていないセル測定タイプとを含めることが きる。GSMやUMTSなどの無線通信システムにお る隣接セルリストに対しては、セル測定タ プとして、イントラ周波数セル、インター 波数セル、及び、インターシステムセルが め定義されている。本実施の形態では、予 定義されていないセル測定タイプをLTEシス ムに使用することを前提にCMF値を適用した 、これは説明を目的としており、予め定義 れたセル測定タイプへの適用を排除するも ではない。予め定義されたセル測定カテゴ を採用する無線通信システムにおいても、C MF値を適用することができる。GSMシステム及 UMTSシステムの場合、セルカテゴリが予め定 義されているため、UEは、ブロードキャスト ャネル又は専用チャネルを介して隣接セル ストを受信したときに、UE能力に基づいて ルを分類する必要がない。

 セル測定シーケンスとしては、上述した 成以外の構成も可能である。ギャップを利 した測定(gap assisted measurement)の全てにおい て共通のギャップ割り当てが使用されるよう に無線通信システムが構成されている場合、 インター周波数セル及びインターシステムセ ルの測定を、同一の測定(いずれの測定時に ギャップの形成が要求される)として扱うこ ができる。この場合、インター周波数測定 びインターシステム測定が1つの測定方式に 統合され、同一の測定シーケンスを使用する 。UEは、ギャップを利用しない測定シーケン と、ギャップを利用した別の測定シーケン とを生成する。

 無線通信システムにおいてギャップ割り てが統一されていない場合、UEは、ギャッ を利用しない測定シーケンスと、ギャップ 利用した複数の測定シーケンスとを生成す 。ギャップを利用した複数の測定タイプと ては、インターシステム、インター周波数 GERAN、UTRAN、イントラ3GPP WLAN(intra-3GPP WLAN)、 インター3GPP WLAN(inter-3GPP WLAN)、3GPP2などが挙 げられる。

 ネットワークによるギャップ割り当てを 要とせずにUEがインター周波数測定及びイ ターシステム測定を実行できる場合、UEは、 上述した測定タイプの全てに対して単一の測 定シーケンスを使用する。さらに、UEは、独 した測定方式のそれぞれに対して複数の測 シーケンスを使用することもできる。

 ネットワークは、UEの移動状態やUEのアク ティブなサービスなどの要因に基づいて、隣 接セルリストにおいて複数のCMF値セットを伝 えることができる。図10は、高速移動条件用 CMF値セット(CMF_Hi-Mob)と、MBMSが起動されてい るときにMBMSを提供できるセルを選択するた のCMF値セット(CMF_MBMS)とを含めた隣接セルリ トを示す。

 例えば、高速移動中のUEは、高速移動条 用のCMF値セット(CMF_Hi-Mob)を利用する。高速 動状態にあるUEをサポートできるセルは、CMF _Hi-Mobにおいて高いCMF値に設定される。

 また、UEは、MBMSなど自身の現在アクティ なサービスを反映した、カスタマイズされ CMF値セットを持ち、例えば、MBMSが起動され ているときにMBMSを提供できるセルを選択す ためのCMF値セット(CMF_MBMS)を利用する。MBMS起 動時用のCMF値セットにおいては、MBMSをサポ トできるセルのCMF値を高く設定する。

 また、ネットワークは、上述したように 数のCMF値セットを伝える代わりに、CMF値を んだ隣接セルリストと共にオフセット情報 伝えることができる。オフセット情報は、U EがCMF値を特定のセルグループに調整するた の情報である。例えば、隣接セルグループ 、MBMS対応セルとMBMS非対応セルとで構成され ている場合、UEは、ネットワークからのオフ ット情報を使用して、MBMSが起動されている ときにMBMS非対応セルをオフセット処理する とができる。ネットワークは、例えば、MBMS Mobility性、データ、音声、QoSベースに関す 複数のオフセット情報などを提供すること できる。

 また、別の例としては、インター周波数 定及びインターRAT測定に対して上述したよ にギャップ割り当てが統一されている場合 あるいは、UEがいくつかの周波数帯または くつかのRATを同時に受信できる場合、イン ー周波数測定シーケンス及びインターRAT測 シーケンスにオフセットを適用することが きる。UEがいくつかの周波数帯を同時に受信 できる場合、イントラ周波数セル及びインタ ー周波数セルに対して共通する1つのリスト 使用することができる。この場合、一般的 はインター周波数セルに必要な測定頻度の がイントラ周波数セルに必要な測定頻度よ 小さいため、インター周波数セルの測定頻 にオフセット値を適用することができる。 えば、図11Aにおけるセル6のCMF値は6であるが 、オフセットの適用後(図11B参照)には、図12 示したように3に変更される。なお、図12は 図11Aの隣接セルリストに図11Bのオフセット 適用したリストを示している。

 また、ネットワークは、CMFカットオフ値( CMF cut off value)を伝えることもできる。この 値は、CMF値がCMFカットオフ値よりも小さいセ ルについてUEが測定しないように制限するも である。隣接セルリストに含まれるセル数 多いとき、別の重要な測定を実行するため リソースがCMF値の小さいセルによって占有 れるのを回避するため、CMF値の小さいセル 測定する必要がないようにすることができ 。従って、CMFカットオフ値を使用すること より、ネットワーク負荷バランシング手順 おいて良好なパフォーマンスを達成するこ ができ、UEはCMF値の高いセル(通常はネット ーク優先セルに属する)のみ測定すればよい 。

 このように実施の形態1によれば、隣接セ ルリストに含まれるセルのCMF値に基づいて、 測定タイプ毎に測定リストを生成し、生成し た測定リストから測定インスタンスを生成し 、さらに、生成した測定インスタンスを順序 付けして測定シーケンスを生成することによ り、CMF値の高いセルの測定回数を増やすと共 に、CMF値の低いセルの測定回数を減らすこと になるので、優先セルについてはCMF値を高く して測定回数を増やし、非優先セルについて はCMF値を低くして測定回数を減らせば、優先 セルの測定レポート待ち時間を短縮すること ができる。

 (実施の形態2)
 図13は、本発明の実施の形態2に係るUEの構 を示すブロック図である。図13が図3と異な 点は、測定シーケンス生成部102を測定シー ンス生成部1301に変更した点である。

 測定シーケンス生成部1301は、受信部101か ら出力された隣接セルリストとUEの受信能力 に基づいて、隣接セルの測定順序を示す測 シーケンスを生成し、生成した測定シーケ スを測定データ収集部103に出力する。ここ 、測定シーケンス生成部1301は、隣接セルリ ストに含まれていないセルに対して共通のCMF 値を設定し、設定したCMF値に基づいて測定シ ーケンス生成する。

 図14は、本発明の実施の形態2に係る隣接 ルリストを示す図であり、この隣接セルリ トは、共通のCMF値として新たに初期CMF値(D_C MF)を有する。この初期CMF値は、隣接セルリス トに含まれないセルに対して使用されるもの であり、具体的にはUMTSにおいてdetected セル 呼ばれ、端末が検出したが隣接セルリスト 含まれていないセルに対して使用される。

 例えば、端末がセル4及びセル5を検出し 場合、セル4及びセル5は図14に示す隣接セル ストに含まれていないので、この2つのセル には、初期CMF値である2をCMF値として割り当 る。このとき生成される測定シーケンスは 15に示すようになり、セル4及びセル5の測定 ンスタンスの数はそれぞれ2つである。

 このように実施の形態2によれば、隣接セ ルリストに少ないセルしか含まない運用のネ ットワークに接続し、端末が隣接セルリスト に含まれていないセルを検出した場合にも、 隣接セルリストに含まれていないセルを測定 することができる。

 なお、本実施の形態では、実施の形態1に おいて説明した端末の受信能力による動作に ついては説明の便宜上省略したが、実施の形 態1と本実施の形態とを組み合わせて実施す ことも可能である。

 なお、基地局が初期CMF値を1つだけ設定し てもよいし、RAT毎に設定してもよい。RAT毎に 設定する場合には、例えば、LTEのdetected セ 用に1つ、UMTSのdetected セル用に1つ、GSMのdete cted セル用に1つ設定することなどが考えら る。

 また、初期CMF値を周波数毎に設定しても い。ここで、周波数毎に異なる初期CMF値を 用する例として、CSG(Closed Subscriber Group)セ (通称、Home eNB、Home Node B、home基地局、家 内基地局)が考えられる。このCSGセルは、全 ての端末が無条件にアクセスできるわけでは なく、特定の端末(例えば、家庭においてはHo me eNBの持ち主、店舗などにおいてはその来 、会社においてはその従業員など)にのみア セスを許可するものである。CSGセルの運用 として、CSGセルとセルラーを構成するマク セルとを異なる周波数帯域で運用すること 考えられる。また、CSGセルは1つのマクロセ ルに数多く存在することが考えられる。この ような場合において、全てのCSGセルに対して 個別のCMF値を送信すると、大きなオーバーヘ ッドとなってしまうため、初期CMF値を使用す ることにより、マクロセルとCSGセルの測定頻 度を効率よく制御することができる。具体的 には、CSGセルを多く含むようなエリアが存在 する場合には、CSGセルの存在する周波数の測 定頻度を上げることが考えられる。

 なお、本実施の形態においても、実施の 態1で説明したように、隣接セルリストには オフセット情報を通知することができる。こ こで、初期CMF値と共にオフセット情報を送信 することにより、detected セルに対するオフ ット情報を設定することも可能である。

 また、この初期CMF値の設定はセル間で共 の場合もあるし、異なる場合もある。端末 、選択又は接続しているセルが送信する初 CMF値を使用する。

 また、実施の形態1と同様に、本実施の形 態で示した隣接セルリストは報知情報で送信 されてもよいし、個別の信号で送信されても よい。

 (実施の形態3)
 図16は、本発明の実施の形態3に係るUEの構 を示すブロック図である。図16が図3と異な 点は、測定シーケンス生成部102を測定シー ンス生成部1601に変更した点である。

 測定シーケンス生成部1601は、受信部101か ら出力された隣接セルリストとUEの受信能力 に基づいて、隣接セルの測定順序を示す測 シーケンスを生成し、生成した測定シーケ スを測定データ収集部103に出力する。ここ 、測定シーケンス生成部1601は、周波数毎の 測定頻度をMF(Measurement Frequency)値として定義 ている。

 図17は、本発明の実施の形態3に係る周波 リストを示す図であり、周波数毎にMF値が 定されている。ここでは、周波数f2のMF値を2 、周波数f3とf4のMF値を1としているので、周 数f2に属するセルの測定を周波数f3とf4に属 るセルの2倍の頻度で行うことになる。

 周波数f2としてセル2及びセル3が、周波数 f3としてセル4及びセル5が、周波数f4としてセ ル6及びセル7が端末に検出された場合、生成 れる測定シーケンスは図18に示すようにな 、検出されたセルの周波数に対応するMF値分 の測定インスタンス数が各セルに設けられる 。

 このように周波数毎にMF値を設定するこ により、セル単位ではなく、周波数間で測 の優先順位付けを行うことが可能である。 れは、セルラーを構成するマクロセルが存 する周波数と、CSGセルが存在する周波数帯 の間で優先順位付けを行う場合に適用可能 ある。

 なお、CSGセルとしても、家庭用のセルと 舗等に設置する来客用のセルと2種類が異な る周波数帯で設置されるようなことも考えら れる。このような場合に、家庭用のセルと店 舗用のセルとの測定頻度をこの周波数単位の MF値で制御することが可能である。

 また、端末が基地局に接続して通信を行 ているような場合(すなわち、LTEなどでのRRC _CONNECTED状態)では、端末がアクセスできるCSG ルが存在するか否かを検出可能である。そ ような場合に、端末がアクセスできるCSGセ が存在する場合には、その周波数のMF値は0 外に設定し、端末がアクセスできるCSGセル 存在しない場合には、その周波数のMF値は0 設定することにより、端末は不要な測定を 避することができる。

 なお、上記各実施の形態では、本発明を ードウェアで構成する場合を例にとって説 したが、本発明はソフトウェアで実現する とも可能である。

 また、上記各実施の形態の説明に用いた 機能ブロックは、典型的には集積回路であ LSIとして実現される。これらは個別に1チッ プ化されてもよいし、一部または全てを含む ように1チップ化されてもよい。ここでは、LS Iとしたが、集積度の違いにより、IC、システ ムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称される こともある。

 また、集積回路化の手法はLSIに限るもの はなく、専用回路または汎用プロセッサで 現してもよい。LSI製造後に、プログラムす ことが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array) 、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成 能なリコンフィギュラブル・プロセッサー 利用してもよい。

 さらには、半導体技術の進歩または派生 る別技術によりLSIに置き換わる集積回路化 技術が登場すれば、当然、その技術を用い 機能ブロックの集積化を行ってもよい。バ オ技術の適応等が可能性としてありえる。

 2007年2月23日出願の特願2007-44093及び2007年1 2月28日出願の特願2007-339845の日本出願に含ま る明細書、図面及び要約書の開示内容は、 べて本願に援用される。

 本発明にかかる無線通信端末装置及び隣接 ル測定方法は、LTE通信システムなどの移動 通信システム等に適用できる。