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Patent Searching and Data


Title:
VIDEO DISPLAY DEVICE AND LIGHT SOURCE DRIVING METHOD THEREOF
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/044909
Kind Code:
A1
Abstract:
A video display device of a color sequential display type. A period from the start of writing image data into a display panel to the completion of image display on the basis of the image data in a sub frame is supposed to be a panel video writing period. A light source drive circuit generates a drive signal for gradually raising the luminance of the light source of a color corresponding to a display image in the present sub frame from zero to a predetermined value within the panel video writing period of the present sub frame and gradually lowering the luminance of the light source from the predetermined value to zero within the panel video writing period of the next sub frame. A light source driver makes the light source emit light according to the drive signal.

Inventors:
KATAOKA TOORU (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/068141
Publication Date:
April 09, 2009
Filing Date:
October 06, 2008
Export Citation:
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Assignee:
NEC DISPLAY SOLUTIONS LTD (JP)
KATAOKA TOORU (JP)
International Classes:
G09G3/36; G02F1/133; G03B21/14; G09G3/02; G09G3/20; G09G3/34; H04N9/31
Foreign References:
JP2003044007A2003-02-14
JP2000352701A2000-12-19
JP2003241714A2003-08-29
Other References:
See also references of EP 2187381A4
Attorney, Agent or Firm:
MIYAZAKI, Teruo et al. (16th Kowa Bldg.9-20, Akasaka 1-chome,Minato-k, Tokyo 52, JP)
Download PDF:
Claims:
 色順次表示方式の映像表示装置であって、
 カラー映像の表示に必要な複数の色の光を発光する複数の光源と、
 映像信号に基づいて、1フレームを構成する複数のサブフレームで前記色に対応する複数の画像を順次表示する表示パネルと、
 前記サブフレームにおける、前記表示パネルに対する画像データの書き込み開始から該画像データに基づく画像表示が完了するまでの期間をパネル映像書き込み期間としたとき、現サブフレームのパネル映像書き込み期間内で該現サブフレームの表示画像に対応する色の光源の輝度を零から所定値まで徐々に上昇させ、次のサブフレームの前記パネル映像書き込み期間内で前記現サブフレームの表示画像に対応する色の光源の輝度を所定値から零まで徐々に下降させる、前記サブフレーム毎の表示画像に対応する色の光源を点灯させるための駆動信号を生成する光源駆動回路と、
 前記駆動信号にしたがって前記光源を発光させる光源ドライバと、
を有する映像表示装置。
 前記光源駆動回路は、
 現サブフレームにおける前記画像データの書き込み開始と同時に該現サブフレームの表示画像に対応する色の光源の点灯を開始させ、現サブフレームにおける前記パネル映像書き込み期間が終了した時点で該光源の輝度が所定値となるように該光源の輝度を徐々に上昇させ、
 次のサブフレームにおける前記画像データの書き込みの開始と同時に前記現サブフレームに対応する色の光源の輝度の下降を開始させ、次のサブフレームにおける前記パネル映像書き込み期間が終了した時点で該光源が消灯するように該光源の輝度を徐々に下降させる請求項1記載の映像表示装置。
 前記光源駆動回路は、
 現サブフレームにおける前記画像データの書き込みが開始してから所定時間経過後に該現サブフレームの表示画像に対応する色の光源の点灯を開始させ、現サブフレームにおける前記パネル映像書き込み期間が終了した時点で該光源の輝度が所定値となるように該光源の輝度を徐々に上昇させ、
 次のサブフレームにおける前記画像データの書き込みの開始と同時に前記現サブフレームに対応する色の光源の輝度の下降を開始させ、次のサブフレームにおける前記パネル映像書き込み期間が終了する前であり、かつ該光源の輝度の下降が開始してから所定時間経過後に該光源が消灯するように該光源の輝度を徐々に下降させる請求項1記載の映像表示装置。
 前記表示パネルは、
 透過型の液晶パネルである請求項1から3のいずれか1項記載の映像表示装置。
 前記表示パネルは、
 DMDである請求項1から3のいずれか1項記載の映像表示装置。
 前記表示パネルは、
 反射型の液晶パネルである請求項1から3のいずれか1項記載の映像表示装置。
 前記光源は、
 LEDである請求項1から3のいずれか1項記載の映像表示装置。
 前記光源は、
 レーザ光を出力するレーザ発振器である請求項1から3のいずれか1項記載の映像表示装置。
 カラー映像の表示に必要な複数の色の光を発光する複数の光源と、
 映像信号に基づいて、1フレームを構成する複数のサブフレームで前記色に対応する複数の画像を順次表示する表示パネルと、
 前記サブフレーム毎の表示画像に対応する色の光源を点灯させるための駆動信号を生成する光源駆動回路と、
 前記駆動信号にしたがって前記光源を発光させる光源ドライバと、
を備えた色順次表示方式の映像表示装置における、前記光源を発光させるための光源駆動方法であって、
 前記サブフレームにおける、前記表示パネルに対する画像データの書き込み開始から該画像データに基づく画像表示が完了するまでの期間をパネル映像書き込み期間としたとき、
 前記光源駆動回路が、
 現サブフレームのパネル映像書き込み期間内で該現サブフレームの表示画像に対応する色の光源の輝度を零から所定値まで徐々に上昇させ、次のサブフレームの前記パネル映像書き込み期間内で前記現サブフレームの表示画像に対応する色の光源の輝度を所定値から零まで徐々に下降させる駆動信号を生成し、
 前記光源ドライバが、
 前記駆動信号にしたがって前記光源を発光させる光源駆動方法。
 前記光源駆動回路が、
 現サブフレームにおける前記画像データの書き込み開始と同時に該現サブフレームの表示画像に対応する色の光源の点灯を開始させ、現サブフレームにおける前記パネル映像書き込み期間が終了した時点で該光源の輝度が所定値となるように該光源の輝度を徐々に上昇させ、
 次のサブフレームにおける前記画像データの書き込みの開始と同時に前記現サブフレームに対応する色の光源の輝度の下降を開始させ、次のサブフレームにおける前記パネル映像書き込み期間が終了した時点で該光源が消灯するように該光源の輝度を徐々に下降させる駆動信号を生成する請求項9記載の光源駆動方法。
 前記光源駆動回路が、
 現サブフレームにおける前記画像データの書き込みが開始してから所定時間経過後に該現サブフレームの表示画像に対応する色の光源の点灯を開始させ、現サブフレームにおける前記パネル映像書き込み期間が終了した時点で該光源の輝度が所定値となるように該光源の輝度を徐々に上昇させ、
 次のサブフレームにおける前記画像データの書き込みの開始と同時に前記現サブフレームに対応する色の光源の輝度の下降を開始させ、次のサブフレームにおける前記パネル映像書き込み期間が終了する前であり、かつ該光源の輝度の下降が開始してから所定時間経過後に該光源が消灯するように該光源の輝度を徐々に下降させる駆動信号を生成する請求項9記載の光源駆動方法。
Description:
映像表示装置及びその光源駆動 法

 本発明は色順次表示(FSC:Field Sequential Colo r)方式で動画像を表示する映像表示装置に関 る。

 図1は色順次表示方式の映像表示装置の一 構成例を示すブロック図である。

 色順次表示方式は、赤(R)、緑(G)、青(B)ま はそれらが2色以上混ざった色(例えば、イ ロー(Y)、シアン(C)、マゼンダ(M)、白(W、無色 ))に対応する画像を表示パネルに任意の順序 表示し、表示画像に対応する色の光を表示 ネルの表面または裏面から順次照射するこ で、フレーム毎のカラー映像を表示する方 である。

 図1に示すように、色順次表示方式の映像 表示装置は、映像処理回路1、スケーラー回 2、LED(光源)駆動回路3、液晶駆動回路4、LED( 源)ドライバ5~7、LED8~10、パネルドライバ11、 合成プリズム12、液晶パネル13及び投射レン ズ14を備えている。

 映像処理回路1は、外部から供給される映 像信号をA/D変換すると共に映像規格に応じた 所定のビデオ信号処理を実施する。

 スケーラー回路2は、表示パネルとして用 いる液晶パネル13の解像度に合わせて映像処 回路1から出力された映像信号のスケーリン グ(信号補間や縮小による解像度変換)を行う

 LED駆動回路3は、スケーラー回路2から出 された映像信号にしたがって、液晶パネル13 に照射するカラー映像の表示に必要な各色( (R)、緑(G)、青(B))の光源であるLED8~10を点灯さ せるための駆動信号を生成する。

 LEDドライバ5~7は、LED駆動回路3から出力さ れた駆動信号にしたがって、赤(R)、緑(G)、青 (B)のLED8~10を点灯する。

 液晶駆動回路4は、スケーラー回路2から 力された映像信号にしたがって各色に対応 る画像を任意の順序で液晶パネル13に表示す るための画像信号を生成する。

 パネルドライバ11は、液晶駆動回路4から 力された画像信号にしたがって各色に対応 る画像を液晶パネル13に表示させる。

 色合成プリズム12は、赤(R)、緑(G)、青(B) LED8~10の発光した色、またはそれらが2色以上 混ざった色の光を液晶パネル13の裏面から照 する。

 液晶パネル13は、例えば透過型の液晶パ ルであり、液晶駆動回路4から出力された画 信号にしたがって各色に対応する画像を順 表示する。

 投射レンズ14は、液晶パネル13を透過した 映像をスクリーン15等に投影する。

 図2-1~図2-6は色順次表示方式の映像表示装 置の動作例の背景技術を示すタイミングチャ ートである。なお、図2-1~図2-6に示す色順次 示方式による液晶パネル13及びLED8~10の駆動 法は、例えば特開2003-241714号公報等にも記載 されている。

 図2-1は、1フレームを3つのサブフレーム(S ub Frame)に分割し、3つのサブフレームにて赤( R)、緑(G)、青(B)の順に液晶パネル13で1フレー の各色に対応する画像を表示し、表示画像 色に対応するLED8~10を順次点灯させてカラー 画像を表示する例である。

 図2-1に示す例では、1フレームの最初のサ ブフレームで液晶駆動回路4により液晶パネ 13に赤(R)の画像データを書き込み、液晶パネ ル13による画像表示完了後、LED駆動回路3によ り表示画像の諧調に応じた最適な輝度で赤(R) のLED8を点灯させている。

 同様に、1フレームの2番目のサブフレー で液晶駆動回路4により液晶パネル13に緑(G) 画像データを書き込み、液晶パネル13による 画像表示完了後、LED駆動回路3により表示画 の諧調に応じた最適な輝度で緑(G)のLED9を点 させている。

 さらに、1フレームの最後のサブフレーム で液晶駆動回路4により液晶パネル13に青(B)の 画像データを書き込み、液晶パネル13による 像表示完了後、LED駆動回路3により表示画像 の諧調に応じた最適な輝度で青(B)のLED10を点 させている。

 通常、液晶パネル13では、画素毎に配置 れた不図示のTFT(Thin Film Transistor)に対して 示対象の画像データが書き込まれてから、 際に該画像データに基づく画像が表示され までに時間を要する。図2-1~図2-6の(c)に示す パネル映像書き込み」期間は、TFTに対して 像データの書き込みを開始してから画像の 示が完了するまでに要する時間を考慮して め設定された時間である。

 図2-2は、1フレームを4つのサブフレーム 分割し、4つのサブフレームで白(W、無色)、 (R)、緑(G)、青(B)の順に液晶パネル13に1フレ ムの各色に対応する画像を表示し、表示画 の色に対応するLED8~10を順次点灯させてカラ ー画像を表示する例である。白(W、無色)の照 明は、赤(R)、緑(G)及び青(B)のLED8~10を同時に 灯し、それらの照明光を色合成プリズム12で 合成することで得られる。

 各サブフレームにおける液晶駆動回路4及 びLED駆動回路3の動作は点灯するLEDが異なる とを除けば、図2-1で示した例と同様である したがって、ここではその説明を省略する 以降の図2-3~図2-6で示す動作例についても同 である。

 図2-3は、1フレームを4つのサブフレーム 分割し、4つのサブフレームでイエロー(Y)、 (B)、緑(G)、赤(R)の順に液晶パネル13に1フレ ムの各色に対応する画像を表示し、表示画 の色に対応するLED8~10を順次点灯させてカラ ー画像を表示する例である。イエロー(Y)の照 明は、赤(R)及び緑(G)のLED8、9を同時に点灯し それらの照明光を色合成プリズム12で合成 ることで得られる。

 図2-4は、1フレームを5つのサブフレーム 分割し、5つのサブフレームでイエロー(Y)、 (B)、緑(G)、赤(R)、シアン(C)の順に液晶パネ 13に1フレームの各色に対応する画像を表示 、表示画像の色に対応するLED8~10を順次点灯 させてカラー画像を表示する例である。シア ン(C)の照明は、緑(G)及び青(B)のLED9、10を同時 に点灯し、それらの照明光を色合成プリズム で合成することで得られる。

 図2-5は、1フレームを6つのサブフレーム 分割し、6つのサブフレームでイエロー(Y)、 (B)、マゼンダ(M)、緑(G)、赤(R)、シアン(C)の に液晶パネル13に1フレームの各色に対応す 画像を表示し、表示画像の色に対応するLED8 ~10を順次点灯させてカラー画像を表示する例 である。マゼンダ(M)の照明は、赤(R)及び青(B) のLED8、10を同時に点灯し、それらの照明光を 色合成プリズム12で合成することで得られる

 図2-6は、1フレームを6つのサブフレーム 分割し、6つのサブフレームでイエロー(Y)、 (B)、白(W、無色)、緑(G)、赤(R)、シアン(C)の に液晶パネル13に1フレームの各色に対応す 画像を表示し、表示画像の色に対応するLED8 ~10を順次点灯させてカラー画像を表示する例 である。

 色順次表示方式では、上述したように1フ レームを複数のサブフレームに分割し、赤(R) 、緑(G)、青(B)またはそれらが2色以上混ざっ 色の画像を順次表示することで、人の目の 像を利用してカラー画像を表示する方式で る。そのため、色順次表示方式の映像表示 置では、スクリーン等に表示した映像にフ ッカーや色割れ等が発生する問題が知られ いる。

 フリッカーは、例えば赤(R)、緑(G)、青(B) の3枚の液晶パネルを備える3板式の構成で 、人が不快に感じない程度に抑圧するには 画面の書き換え速度であるリフレッシュレ トを最低でも60Hz以上に設定する必要がある そのため、図1に示したような1枚の液晶パ ルを用いる単板式の構成では、少なくとも の3倍の180Hz以上のリフレッシュレートが要 される。

 従来の色順次表示方式の映像表示装置で 、1フレームを構成するサブフレームの数を 増やし、リフレッシュレートを上げることで フリッカーや色割れ等の問題に対処してきた 。具体的には、光源としてオン/オフを高速 行えるLEDやレーザ光を用いたり、表示パネ として液晶パネルよりもリフレッシュレー を上げることが可能なDMD(Digital Micro mirror D eice)を用いることでフリッカーや色割れ等の 題に対処してきた。

 しかしながら、DMDは、一般に高価である め、映像表示装置のコストの上昇を抑制す には表示パネルに液晶パネルを用いること 望ましい。但し、現状の液晶パネルでは、 、黒、白の順に表示するときの応答速度は いものでも1.5ms程度であり、パネルドライ のスルーレートや液晶パネルが備えるTFT(Thin  Film Transistor)に対する画像データの書き込 時間を考慮すると、1水平走査期間は最低で 約2μs程度必要になる。そのため、現時点で は1フレーム内のサブフレームの数は6つ程度 限界である。

 また、パネルドライバの動作周波数も150M Hz程度が上限値となるため、この点からも1フ レームを構成するサブフレームの数には限界 がある。

 したがって、色割れをより低減してスク ーン等に表示する映像の画質をさらに向上 せるためには、リフレシュレートを上げる 外の新たな手法が必要になってきている。

 そこで、本発明は、リフレシュレートを げることなく、スクリーン等に表示する映 の色割れを低減して画質を向上させること 可能な色順次表示方式の映像表示装置及び の光源駆動方法を提供することを目的とす 。

 上記の目的を達するため本発明の映像表示 置は、色順次表示方式の映像表示装置であ て、
 カラー映像の表示に必要な複数の色の光を 光する複数の光源と、
 映像信号に基づいて、1フレームを構成する 複数のサブフレームで前記色に対応する複数 の画像を順次表示する表示パネルと、
 前記サブフレームにおける、前記表示パネ に対する画像データの書き込み開始から該 像データに基づく画像表示が完了するまで 期間をパネル映像書き込み期間としたとき 現サブフレームのパネル映像書き込み期間 で該現サブフレームの表示画像に対応する の光源の輝度を零から所定値まで徐々に上 させ、次のサブフレームの前記パネル映像 き込み期間内で前記現サブフレームの表示 像に対応する色の光源の輝度を所定値から まで徐々に下降させる、前記サブフレーム の表示画像に対応する色の光源を点灯させ ための駆動信号を生成する光源駆動回路と
 前記駆動信号にしたがって前記光源を発光 せる光源ドライバと、
を有する。

 一方、本発明の光源駆動方法は、カラー映 の表示に必要な複数の色の光を発光する複 の光源と、
 映像信号に基づいて、1フレームを構成する 複数のサブフレームで前記色に対応する複数 の画像を順次表示する表示パネルと、
 前記サブフレーム毎の表示画像に対応する の光源を点灯させるための駆動信号を生成 る光源駆動回路と、
 前記駆動信号にしたがって前記光源を発光 せる光源ドライバと、
を備えた色順次表示方式の映像表示装置にお ける、前記光源を発光させるための光源駆動 方法であって、
 前記サブフレームにおける、前記表示パネ に対する画像データの書き込み開始から該 像データに基づく画像表示が完了するまで 期間をパネル映像書き込み期間としたとき
 前記光源駆動回路が、
 現サブフレームのパネル映像書き込み期間 で該現サブフレームの表示画像に対応する の光源の輝度を零から所定値まで徐々に上 させ、次のサブフレームの前記パネル映像 き込み期間内で前記現サブフレームの表示 像に対応する色の光源の輝度を所定値から まで徐々に下降させる駆動信号を生成し、
 前記光源ドライバが、
 前記駆動信号にしたがって前記光源を発光 せる方法である。

図1は、色順次表示方式の映像表示装置 の一構成例を示すブロック図である。 図2-1は、色順次表示方式の映像表示 置の動作例の背景技術を示すタイミングチ ートである。 図2-2は、色順次表示方式の映像表示 置の動作例の背景技術を示すタイミングチ ートである。 図2-3は、色順次表示方式の映像表示 置の動作例の背景技術を示すタイミングチ ートである。 図2-4は、色順次表示方式の映像表示 置の動作例の背景技術を示すタイミングチ ートである。 図2-5は、色順次表示方式の映像表示 置の動作例の背景技術を示すタイミングチ ートである。 図2-6は、色順次表示方式の映像表示 置の動作例の背景技術を示すタイミングチ ートである。 図3-1は、本実施形態の色順次表示方 の映像表示装置の動作例を示すタイミング ャートである。 図3-2は、本実施形態の色順次表示方 の映像表示装置の動作例を示すタイミング ャートである。 図3-3は、本実施形態の色順次表示方 の映像表示装置の動作例を示すタイミング ャートである。 図3-4は、本実施形態の色順次表示方 の映像表示装置の動作例を示すタイミング ャートである。 図3-5は、本実施形態の色順次表示方 の映像表示装置の動作例を示すタイミング ャートである。 図3-6は、本実施形態の色順次表示方 の映像表示装置の動作例を示すタイミング ャートである。 図3-7は、本実施形態の色順次表示方 の映像表示装置の動作例を示すタイミング ャートである。 図4は、本実施形態の映像表示装置が備 えるLED駆動回路及びLEDドライバの一構成例を 示す回路図である。 図5は、本実施形態の映像表示装置が備 えるLED駆動回路及びLEDドライバの一構成例を 示す回路図である。

 次に本発明について図面を参照して説明 る。

 本発明の映像表示装置は、LED(光源)駆動 路3が、現サブフレームのパネル映像書き込 期間内で現サブフレームの表示画像に対応 る色の光源の輝度を零から所定値まで徐々 上昇させ、次のサブフレームのパネル映像 き込み期間内で現サブフレームの表示画像 対応する色の光源の輝度を所定値から零ま 徐々に下降させるための駆動信号を生成す 。

 本実施形態のLED駆動回路3は、図1に示し LED(光源)ドライバ5~7に供給する駆動信号のレ ベルやパルス幅等を制御することで、赤(R)、 緑(G)、青(B)のLED8~10の輝度を制御する機能を えている。映像表示装置が備えるその他の 成及び動作は、図1に示した背景技術と同様 あるため、その説明は省略する。

 図3-1~図3-7は本実施形態の色順次表示方式 の映像表示装置の動作例を示すタイミングチ ャートである。

 図3-1は、1フレームを3つのサブフレーム(S ub Frame)に分割し、3つのサブフレームで赤(R) 緑(G)、青(B)の順に液晶パネル13に1フレーム 各色に対応する画像を表示し、表示画像の に対応するLEDを順次点灯してカラー画像を 示する例である。

 図3-1に示す例では、1フレームの最初のサ ブフレームで液晶駆動回路4により液晶パネ 13に赤(R)の画像データを書き込み、画像デー タの書き込み開始と同時にLED駆動回路3によ 赤(R)のLED8を点灯させ、対応するパネル映像 き込み期間が終了した時点で表示画像の諧 に応じた最適な輝度(所定値)となるように (R)のLED8の輝度を徐々に上昇させている。一 、赤(R)のLED8を消灯する際には、次のサブフ レーム(2番目のサブフレーム)における画像デ ータの書き込み開始と同時にLED駆動回路3に り赤(R)のLED8の輝度の下降を開始させ、対応 るパネル映像書き込み期間が終了した時点 赤(R)のLED8が消灯するように輝度を徐々に下 降させている。

 同様に、1フレームの2番目のサブフレー で液晶駆動回路4により液晶パネル13に緑(G) 画像データを書き込み、画像データの書き み開始と同時にLED駆動回3により緑(G)のLED9を 点灯させ、対応するパネル映像書き込み期間 が終了した時点で表示画像の諧調に応じた最 適な輝度(所定値)となるように緑(G)のLED9の輝 度を徐々に上昇させている。一方、緑(G)のLED 9を消灯する際には、次のサブフレーム(3番目 のサブフレーム)における画像データの書き み開始と同時にLED駆動回路3により緑(G)のLED9 の輝度の下降を開始させ、対応するパネル映 像書き込み期間が終了した時点で緑(G)のLED9 消灯するように輝度を徐々に下降させてい 。

 さらに、1フレームの3番目のサブフレー で液晶駆動回路4により液晶パネル13に青(B) 画像データを書き込み、画像データの書き み開始と同時にLED駆動回路3により青(B)のLED1 0を点灯させ、対応するパネル映像書き込み 間が終了した時点で表示画像の諧調に応じ 最適な輝度(所定値)となるように青(B)のLED10 輝度を徐々に上昇させている。一方、青(B) LED10を消灯する際には、次のサブフレーム( のフレームの最初のサブフレーム)における 画像データの書き込み開始と同時にLED駆動回 路3により青(B)のLED10の輝度の下降を開始させ 、対応するパネル映像書き込み期間が終了し た時点で青(B)のLED10が消灯するように輝度を 々に下降させている。

 図3-2は、1フレームを4つのサブフレーム 分割し、4つのサブフレームで白(W、無色)、 (R)、緑(G)、青(B)の順に液晶パネル13に1フレ ムの各色に対応する画像を表示し、表示画 の色に対応するLEDを順次点灯してカラー映 を表示する例である。白(W、無色)の照明は 赤(R)、緑(G)及び青(B)のLED8~10を同時に点灯し 、それらの照明光を色合成プリズム12で合成 ることで得られる。

 各サブフレームにおける液晶駆動回路4及 びLED駆動回路3の動作は点灯するLEDが異なる とを除けば、図3-1で示した例と同様である したがって、ここではその説明を省略する 以降の図3-3~図3-6で示す動作例についても同 である。

 図3-3は、1フレームを4つのサブフレーム 分割し、4つのサブフレームでイエロー(Y)、 (B)、緑(G)、赤(R)の順に液晶パネル13に1フレ ムの各色に対応する画像を表示し、表示画 の色に対応するLEDを順次点灯してカラー映 を表示する例である。イエロー(Y)の照明は 赤(R)及び緑(G)のLED8、9を同時に点灯し、そ らの照明光を色合成プリズム12で合成するこ とで得られる。

 図3-4は、1フレームを5つのサブフレーム 分割し、5つのサブフレームでイエロー(Y)、 (B)、緑(G)、赤(R)、シアン(C)の順に液晶パネ 13に1フレームの各色に対応する画像を表示 、表示画像の色に対応するLEDを順次点灯し カラー映像を表示する例である。シアン(C) 照明は、緑(G)及び青(B)のLED9、10を同時に点 し、それらの照明光を色合成プリズム12で 成することで得られる。

 図3-5は、1フレームを6つのサブフレーム 分割し、6つのサブフレームでイエロー(Y)、 (B)、マゼンダ(M)、緑(G)、赤(R)、シアン(C)の に液晶パネル13に1フレームの各色に対応す 画像を表示し、表示画像の色に対応するLED 順次点灯してカラー映像を表示する例であ 。マゼンダ(M)の照明は、赤(R)及び青(B)のLED8 、10を同時に点灯し、それらの照明光を色合 プリズム12で合成することで得られる。

 図3-6は、1フレームを6つのサブフレーム 分割し、6つのサブフレームでイエロー(Y)、 (B)、白(W、無色)、緑(G)、赤(R)、シアン(C)の に液晶パネル13に1フレームの各色に対応す 画像を表示し、表示画像の色に対応するLED 順次点灯してカラー映像を表示する例であ 。

 図3-1~図3-6に示す動作例では、現サブフレ ームの画像データの書き込み開始と同時にLED を点灯させ、対応するパネル映像書き込み期 間が終了した時点で表示画像の諧調に応じた 最適な輝度となるように該LEDの輝度を徐々に 上昇させ、次のサブフレームの画像データの 書き込み開始と同時に該LEDの輝度の下降を開 始させ、対応するパネル映像書き込み期間が 終了した時点で該LEDが消灯するように輝度を 徐々に下降させている。

 本実施形態の映像表示装置は、現サブフ ームの画像データの書き込み開始と同時に サブフレームに対応するLEDを点灯させる必 はなく、現サブフレームのパネル映像書き み期間内の任意の時点で点灯を開始させて よい。また、本実施形態の映像表示装置は 次のサブフレームのパネル映像書き込み期 が終了した時点で現フレームの表示画像に 応する色のLEDを消灯させる必要はなく、次 サブフレームのパネル映像書き込み期間内 任意の時点で該LEDを消灯してもよい。

 図3-7は、各LEDを現サブフレームのパネル 像書き込み期間内の任意の時点で点灯を開 させ、次のサブフレームのパネル映像書き み期間内の任意の時点で該LEDを消灯させる 作例を示している。また、図3-7は、1フレー ムを3つのサブフレームに分割し、3つのサブ レームで赤(R)、緑(G)、青(B)の順に液晶パネ 13に1フレームの各色に対応する画像を表示 、表示画像の色に対応するLEDを順次点灯し カラー画像を表示する例を示している。

 図3-7に示す例では、1フレームの最初のサ ブフレームで液晶駆動回路4により液晶パネ 13に赤(R)の画像データを書き込み、該画像デ ータの書き込みが開始してから所定時間経過 後にLED駆動回路3により赤(R)のLED8を点灯させ パネル映像書き込み期間が終了した時点で 示画像の諧調に応じた最適な輝度(所定値) なるように赤(R)のLED8の輝度を徐々に上昇さ ている。一方、赤(R)のLED8を消灯する際には 、次のサブフレーム(2番目のサブフレーム)に おける画像データの書き込み開始と同時にLED 駆動回路3により赤(R)のLED8の輝度の下降を開 させ、該画像データの書き込みが開始して ら所定時間経過後(但し、次のサブフレーム のパネル映像書き込み期間が終了する前)に (R)のLED8が消灯するように輝度を徐々に下降 せている。

 同様に、1フレームの2番目のサブフレー で液晶駆動回路4により液晶パネル13に緑(G) 画像データを書き込み、画像データの書き みが開始してから所定時間経過後にLED駆動 路3により緑(G)のLED9を点灯させ、パネル映像 書き込み期間が終了した時点で表示画像の諧 調に応じた最適な輝度(所定値)となるように (G)のLED9の輝度を徐々に上昇させている。一 方、緑(G)のLED9を消灯する際には、次のサブ レーム(3番目のサブフレーム)における画像 ータの書き込み開始と同時にLED駆動回路3に り緑(G)のLED9の輝度の下降を開始させ、該画 像データの書き込みが開始してから所定時間 経過後(但し、次のサブフレームのパネル映 書き込み期間が終了する前)に緑(G)のLED9が消 灯するように輝度を徐々に下降させている。

 さらに、1フレームの3番目のサブフレー で液晶駆動回路4により液晶パネル13に青(B) 画像データを書き込み、画像データの書き みが開始してから所定時間経過後にLED駆動 路3により青(B)のLED10を点灯させ、パネル映 書き込み期間が終了した時点で表示画像の 調に応じた最適な輝度(所定値)となるように 青(B)のLED10の輝度を徐々に上昇させている。 方、青(B)のLED10を消灯する際には、次のサ フレーム(次のフレームの最初のサブフレー )における画像データの書き込み開始と同時 にLED駆動回路3により青(B)のLED10の輝度の下降 を開始させ、該画像データの書き込みが開始 してから所定時間経過後(但し、次のサブフ ームのパネル映像書き込み期間が終了する )に青(B)のLED10が消灯するように輝度を徐々 下降させている。

 図3-1~図3-7に示すように、本実施形態の映 像表示装置では、現サブフレームのパネル映 像書き込み期間内で液晶パネル13の表示画像 対応する色の光源(LED)の輝度を零から所定 まで徐々に上昇させ、次のサブフレームの ネル映像書き込み期間内で該現サブフレー の表示画像に対応する色の光源の輝度を所 値から零まで徐々に下降させている。その め、各パネル映像書き込み期間内では、隣 するサブフレームで照射した色またはそれ との合成色の照明が液晶パネル13に照射され る。そのため、サブフレーム間に、隣接する サブフレームで照射している色または2色以 混ぜた合成色に対応するサブフレームを挿 した場合と同様の効果が得られる。

 したがって、表示パネルの応答速度が遅 、例えば1フレームを3つのサブフレームに か分割できないような場合でも、スクリー 15等に投影される表示画像の色割れが改善さ れる。

 さらに、本実施形態の映像表示装置では パネル映像書き込み期間でも複数のLEDが点 しているため、スクリーン15等に投影され 表示画像の輝度が向上する。このような効 は、1フレームを構成するサブフレーム数が くなるほど大きくなる。

 図4及び図5は本実施形態の映像表示装置 備えるLED駆動回路及びLEDドライバの一構成 を示す回路図である。なお、図4及び図5では 、LEDドライバについて、図1に示した赤(R)のLE D8を駆動するためのLEDドライバ5の構成例のみ を示している。緑(G)のLED9を駆動するためのLE Dドライバ6及び青(B)のLED10を駆動するためのLE Dドライバ7も、図4及び図5に示した回路と同 の構成を採用できる。

 図4はLED駆動回路3にD/A変換器31を備え、LED ドライバ5にオペアンプIC1及びLED8に電流を供 するためのトランジスタQ1を備えた構成で る。

 図4に示す構成では、LED8に流れる電流が ペアンプIC1によって入力信号に比例するよ に制御される。したがって、LED駆動回路3は 現サブフレームのパネル映像書き込み期間 でLED8の輝度が零から所定値まで徐々に上昇 し、次のサブフレームのパネル映像書き込み 期間内でLED8の輝度が所定値から零まで徐々 下降するように、オペアンプIC1に供給する 動信号を制御すればよい。

 一方、図5はLEDドライバ5にエミッタが共 に接続された2つのトランジスタQ2,Q3を備え 構成である。トランジスタQ3のベースには2 の抵抗器によって電源電圧を分圧した一定 圧が供給されている。また、トランジスタQ2 のベースにはLED駆動回路3からパルス状の駆 信号が供給される。なお、トランジスタQ2の エミッタからはベースに供給されたパルス状 の駆動信号がLED駆動回路3へ帰還される。

 図5に示すような構成では、LED8に流れる 流がLED駆動回路3から出力されるパルス状の 動信号のデューティ比に比例する。すなわ 、ロウ(Low)レベルの期間に対するハイ(High) ベルの期間の比率が大きいほど、LED8に流れ 電流が大きくなる。したがって、LED駆動回 3は、現サブフレームのパネル映像書き込み 期間内でLED8の輝度が零から所定値まで徐々 上昇し、次のサブフレームのパネル映像書 込み期間内でLED8の輝度が所定値から零まで 々に下降するように、パルス状の駆動信号 デューティ比を制御すればよい。

 図4及び図5に示すLED駆動回路3は、図4に示 したD/A変換器31、並びにプログラムにしたが て動作するCPUやDSPあるいは各種の論理回路 組み合わせることで実現できる。

 LED駆動回路3及びLEDドライバ5は、上述し ようにLED8の輝度を現サブフレームのパネル 像書き込み期間にて零から所定値まで徐々 上昇させ、次のサブフレームのパネル映像 き込み期間にて所定値から零まで徐々に下 させることができれば、図4及び図5に示し 構成に限定されるものではなく、どのよう 構成であってもよい。

 なお、上記説明では、表示パネルとして 過型の液晶パネル13を用いた映像表示装置 例にして説明しているが、本発明の映像表 装置は、表示パネルとして周知のDMDを用い 構成、あるいはLCOS(Liquid crystal on silicon)の うな周知の反射型の液晶パネルを用いた構 にも適用可能である。

 さらに、本発明は、液晶パネルの背面に (R)、緑(G)、青(B)のLEDが敷き詰められた直視 の液晶表示装置、あるいは液晶パネルの側 に赤(R)、緑(G)、青(B)のLEDが配置され、液晶 ネルの背面に拡散板が配置された直視型の 晶表示装置にも適用可能である。

 また、上記説明では、表示パネルに対し カラー映像の表示に必要な各色の光を照射 る光源としてLEDを用いた例を示しているが 本実施形態の映像表示装置は光源としてレ ザ光を出力するレーザ発振器を用いた構成 あってもよい。

 以上、実施形態を参照して本願発明を説 したが、本願発明は上記実施形態に限定さ ものではない。本願発明の構成や詳細は本 発明のスコープ内で当業者が理解し得る様 な変更が可能である。

 この出願は、2007年10月4日に出願された特 願2007-260832号を基礎とする優先権を主張し、 の開示の全てをここに取り込む。