Title:
高収率で得られるケラチン誘導体とその使用方法
Document Type and Number:
Japanese Patent JPWO2018220739
Kind Code:
A1
Abstract:
収率が格段に高く、変性タンパク質の含量が軽減したケラチン誘導体とその使用方法を提供する。本発明のケラチン誘導体は、溶解、分解、誘導体へ変換が難しい毛表面のキューティクルの一部または全部を除去した毛から、過剰な薬剤を用いることなく得られたものである。特に、ジスルフィド結合（−Ｓ−Ｓ−）の一部又は全部を、アミノエタンチオールによってアミノエチルジスルフィド基に容易に変換したアミノエチルジスルフィドケラチンが、安定性と溶解性の観点よりケラチン誘導体として望ましい。また、ケラチン誘導体は高収率で得られ、さらには変性したケラチンが少なく、人工血管や縫合糸、創傷被覆シート、人工べっ甲、人工象牙、人工皮革、ウールナノファイバーなどに安価に成形することが出来る。
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Inventors:
Nomura Securities
Takayuki Tsuboi
Takayuki Tsuboi
Application Number:
JP2019521592A
Publication Date:
August 13, 2020
Filing Date:
May 31, 2017
Export Citation:
Assignee:
Little Scientist Co., Ltd.
International Classes:
C07K14/47; A61L15/32; A61L17/08; A61L27/36; A61L27/50; D06N3/12
Domestic Patent References:
| JP2009527274A | 2009-07-30 | |||
| JP2010524943A | 2010-07-22 | |||
| JPH037595A | 1991-01-14 | |||
| JP2013177384A | 2013-09-09 | |||
| JPH0616738A | 1994-01-25 |
Attorney, Agent or Firm:
Hiroe Associates Patent Office