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Title:
ASSEMBLY DEVICE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2020/175682
Kind Code:
A1
Abstract:
Provided is an assembly device which can be reduced in size and with which a space saving can be achieved. This assembly device is an assembly device which, taking a cylinder block or a cylinder head as a workpiece, employs a predetermined sequence of steps to assemble bearing caps in each of a plurality of assembly positions arranged with an equal pitch in a predetermined direction in the workpiece, wherein the assembly device is provided, as a group, with a plurality of step executing portions for executing the sequence of steps in a distributed manner, and is provided with: a unit in which the plurality of step executing portions are disposed side by side in a predetermined direction, in the order in which the sequence of steps is executed, corresponding to the plurality of assembly positions; and a movement portion which, in accordance with the state of execution of the plurality of step executing portions, moves the unit relative to the workpiece in a predetermined direction.

Inventors:
HASEGAWA TAKU (JP)
MOTOYAMA MOTOAKI (JP)
Application Number:
PCT/JP2020/008364
Publication Date:
September 03, 2020
Filing Date:
February 28, 2020
Export Citation:
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Assignee:
ISUZU MOTORS LTD (JP)
International Classes:
B23P21/00
Foreign References:
JPH09203344A1997-08-05
JPS6417764U1989-01-30
JPH0731941Y21995-07-26
JP2006043855A2006-02-16
JPH0715704Y21995-04-12
Attorney, Agent or Firm:
WASHIDA & ASSOCIATES (JP)
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Claims:
\¥0 2020/175682 18 卩(:17 2020 /008364

請求の範囲

[請求項 1 ] シリンダーブロックまたはシリンダーヘッ ドをワークとし、 前記ワ

—クにおいて予め定められた方向に等ピッチで配置される複数の組付 位置のそれぞれにべアリングキャップを、 予め定められた一連の工程 により組み付ける組付装置であって、

前記一連の工程を分担して実行する複数の工程実行部を一組として 備え、 前記複数の工程実行部が前記複数の組付位置に対応して、 前記 予め定められた方向に前記一連の工程の実行順に並んで配置されてい る、 ユニッ トと、

前記複数の工程実行部の実行状態に応じて、 前記ユニッ トを、 前記 予め定められた方向に前記ワークに対して相対移動する移動部と、 を備える、 組付装置。

[請求項 2] 前記複数の工程実行部は、 前記べアリングキャップの取付面に対向 して配置されている、

請求項 1 に記載の組付装置。

[請求項 3] 前記一連の工程は、 前記べアリングキャップに識別情報を付するマ

—キングエ程、 および、 前記ベアリングキャップに付された前記識別 情報を撮像する撮像工程を含み、

前記マーキングエ程を実行する工程実行部および前記撮像工程を実 行する工程実行部は、 同一の組付位置に置かれた前記べアリングキャ ップに対して、 前記マーキングエ程および前記撮像工程を実行する、 請求項 1 または 2に記載の組付装置。

[請求項 4] 前記 _連の工程は、 前記組付位置に締結部材を供給する供給工程、 および、 前記組付位置に潤滑油を塗布する塗布工程を含み、

前記供給工程を実行する工程実行部および前記塗布工程を実行する 工程実行部は、 同一の組付位置に置かれた前記べアリングキヤツプに 対して、 前記供給工程および前記塗布工程を実行する、

請求項 1から 3のいずれか一項に記載の組付装置。 \¥0 2020/175682 19 卩(:171? 2020 /008364

[請求項 5] 前記 _連の工程は、 前記組付位置に締結部材を供給する供給工程を 含み、

前記供給工程は、 前記供給工程を実行する工程実行部が、 前記締結 部材が搬出される予め定められた搬出位置と予め定められた前記組付 位置との間を往復移動する、 移動工程を含み、

前記往復移動の移動方向は、 前記予め定められた方向と同じ方向で ある、

請求項 1から 4のいずれか一項に記載の組付装置。

[請求項 6] 前記複数の組付位置のそれぞれに別々の前記べアリングキャップが 置かれた状態で前記ワークを固定して支持する固定台と、

前記複数の工程実行部および前記移動部を制御する制御部と、 をさらに備え、

前記制御部は、 前記複数の工程実行部が、 それぞれ対応する工程を 、 前記別々のベアリングキャップに対して、 同時に、 かつ、 予め定め られたインターバルを空けて連続的に、 実行するように、 前記複数の 工程実行部を制御するとともに、 前記インターバルの間に、 前記ユニ ッ トを、 前記予め定められた方向に移動するように、 前記移動部を制 御する、

請求項 1から 5のいずれか一項に記載の組付装置。

[請求項 7] 前記 _連の工程は、 前記組付位置に締結部材を供給する供給工程を 含み、

前記供給工程は、 前記供給工程を実行する工程実行部が、 前記締結 部材が搬出される予め定められた搬出位置と予め定められた前記組付 位置との間を往復移動する、 移動工程を含み、

前記往復移動の移動方向は、 前記予め定められた方向と同じ方向で あり、

前記制御部は、

前記移動工程を前記インターバルの間に実行するよう、 前記移動部 \¥0 2020/175682 20 卩(:17 2020 /008364

を制御する、

請求項 6に記載の組付装置。

Description:
\¥0 2020/175682 1 卩(:17 2020 /008364 明 細 書

発明の名称 : 組付装置

技術分野

[0001 ] 本開示は、 組付装置に関する。

背景技術

[0002] 例えば、 内燃機関のシリンダーブロックに対してクラ ンクシャフトを支持 するため、 シリンダーブロックにべアリングキャップを ボルトによって組み 付ける技術が開示されている (例えば、 特許文献 1 を参照) 。

[0003] シリンダーブロックに対してクランクシャフ トを支持する前に、 ベアリン グキャップは、 シリンダーブロックに組み付けられた状態で 加工される。

[0004] ベアリングキャップをシリンダーブロックに 組み付ける場合、 次の工程を 経ている。 先ず、 シリンダーブロックにベアリングキャップを 仮置きする ( 第 1工程) 、 次に、 ベアリングキャップにおけるボルト座面との 接触面 (ボ ルト接触面) にオイルを塗布する (第 2工程) 、 次に、 ベアリングキャップ のボルト孔にボルトを揷入する (第 3工程) 、 次に、 ボルトを締め付ける ( 第 4工程) 、 次に、 ベアリングキャップに識別情報を刻印する (第 5工程)

、 次に、 識別情報の正誤判定を行う(第 6工程) 。

先行技術文献

特許文献

[0005] 特許文献 1 : 日本国特開 2 0 1 0— 2 4 2 6 3 1号公報

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0006] 上記ベアリングキャップを組み付ける際の自 動化においては、 上記の 1 ま たは 2つの工程を自動化する場合が一般的であっ 。 3つ以上の工程を自動 化する場合、 組付装置が大型化し、 また、 広い設置スペースが必要になると いう問題点があった。

[0007] 本開示の目的は、 小型化および省スペース化することが可能な 組付装置を \¥0 2020/175682 2 卩(:171? 2020 /008364

提供することである。

課題を解決するための手段

[0008] 上記の目的を達成するため、 本開示における組付装置は、

シリンダーブロックまたはシリンダーへッ ドをワークとし、 前記ワークに おいて予め定められた方向に等ピッチで配置 される複数の組付位置のそれぞ れにべアリングキャップを、 予め定められた一連の工程により組み付ける 組 付装置であって、

前記一連の工程を分担して実行する複数の工 程実行部を一組として備え、 前記複数の工程実行部が前記複数の組付位置 に対応して、 前記予め定められ た方向に前記一連の工程の実行順に並んで配 置されている、 ユニッ トと、 前記複数の工程実行部の実行状態に応じて、 前記ユニッ トを、 前記予め定 められた方向に前記ワークに対して相対移動 する移動部と、

を備える。

発明の効果

[0009] 本開示によれば、 組付装置を小型化および省スペース化するこ とができる 図面の簡単な説明

[0010] [図 1]図 1は、 本開示の実施の形態における組付装置の一例 を概略的に示す平 面図である。

[図 2]図 2は、 本開示の実施の形態における組付装置の一例 を概略的に示す正 面図である。

[図 3]図 3は、 複数の組付位置において実行される一連の工 程を示す図である

[図 4]図 4は、 複数の組付位置において実行される一連の工 程を示す図である

[図 5]図 5は、 複数の組付位置において実行される一連の工 程を示す図である

[図 6]図 6は、 複数の組付位置において実行される一連の工 程を示す図である \¥0 2020/175682 3 卩(:171? 2020 /008364

[図 7]図 7は、 複数の組付位置において実行される一連の工 程を示す図である

[図 8]図 8は、 複数の組付位置において実行される一連の工 程を示す図である

[図 9]図 9は、 複数の組付位置において実行される一連の工 程を示す図である

[図 10]図 1 0は、 本開示の実施の形態の変形例における組付装 置の一例を概 略的に示す正面図である。

[図 1 1]図 1 1は、 複数の組付位置において実行される一連の工 程を示す図で ある。

[図 12]図 1 2は、 複数の組付位置において実行される一連の工 程を示す図で ある。

[図 13]図 1 3は、 複数の組付位置において実行される一連の工 程を示す図で ある。

[図 14]図 1 4は、 複数の組付位置において実行される一連の工 程を示す図で ある。

[図 15]図 1 5は、 複数の組付位置において実行される一連の工 程を示す図で ある。

[図 16]図 1 6は、 複数の組付位置において実行される一連の工 程を示す図で ある。

発明を実施するための形態

[001 1 ] 以下、 本開示の実施の形態について、 図面を参照しながら説明する。

図 1は、 本開示の実施の形態における組付装置の一例 を概略的に示す平面 図である。 図 1 には、 X軸が描かれている。 図 1 における左右方向を X方向 又は水平方向といい、 右方向を 「十 X方向」 、 左方向を 「一X方向」 という

[0012] 図 2は、 本開示の実施の形態における組付装置の一例 を概略的に示す正面 \¥0 2020/175682 4 卩(:171? 2020 /008364

図である。 図 1 に示すように、 組付装置 1 0 0は、 シリンダーブロック (以 下、 ワークという) において X方向に等ピッチ で配置される複数の組付 位置にベアリングキャップ (以下、 部品という) を、 予め定められた一連の 工程により組み付ける。 なお、 部品〇は、 ボルト巳 (締結部材) によりワー ク に締結される。 図 1 には、 シリンダーブロックが倒立状態で描かれてい る。 また、 部品〇を締結するためのボルト巳が破線で描 かれている。

[0013] 組付装置 1 0 0は、 図 1および図 2に示すように、 固定台 1 と、 ガイ ドレ —ル 2と、 ボルト搬出装置 3と、 複数の工程実行部 1 0と、 移動部 2 0と、 制御装置 3 0とを備える。

[0014] 固定部 1は、 ワーク を固定する。 具体的に、 固定部 1 には図 1 に示すよ うに、 ワーク の複数の組付位置 1 , P 2 , P 3 , 4 , 5には、 部品 〇がそれぞれ仮置きされている。

[0015] ガイ ドレール 2は、 図 2に示すように、 X方向に延在している。 ガイ ドレ —ル 2は、 スライダー 2 1 を X方向に案内する。

[0016] ボルト搬出装置 3は、 図 1 に示すように、 固定台 1 より一 X方向に配置さ れている。 ボルト搬出装置 3は、 搬出ステージ 3 3を有する。 ボルト搬出装 置 3は、 搬出ステージ 3 3上にボルト巳を 2列の状態で整列させるとともに 、 固定台 1 に最も近い先頭のボルト巳を予め定められた 搬出位置に送り出す 。 図 1 に示すように、 2列の間隔 1_ 1〇は、 部品〇を締結するための 2つのボ ルト巳の間隔 !_〇と同じである。 なお、 搬出位置は、 ボルト供給部 1 2 (後 述する) が搬出ステージ 3 3からボルト巳を取り込むときの位置である

[0017] 複数の工程実行部 1 0は、 予め定められた一連の工程を分担して実行す る 。 複数の工程実行部 1 0は、 一連の工程順に並んでスライダー 2 1 に装着さ れている。 組付装置 1 0 0は、 複数の工程実行部 1 0として、 油塗布器 1 1 、 ボルト供給部 1 2、 ナッ トランナー 1 3、 エアペン刻印機 1 4及び撮像装 置 1 5を備える。 図 1 には、 塗りつぶし模様を相互に異ならせることで複 数 種類の工程実行部 1 0を描いている。 なお、 油塗布器 1 1、 ボルト供給部 1 2、 ナッ トランナー 1 3、 エアペン刻印機 1 4及び撮像装置 1 5を、 それぞ \¥0 2020/175682 5 卩(:171? 2020 /008364

れ 「工程実行部」 という場合がある。

[0018] 複数の工程実行部 1 0は、 複数の組付位置に対応して配置されている。 こ こで、 「工程実行部が複数の組付位置に対応して配 置される」 とは、 工程実 行部が複数の組付位置に置かれた部品 0に対して工程実行部自身の工程を実 行可能な位置に配置されることを意味する。 例えば、 本実施の形態では、 複 数の工程実行部 1 0は、 ピッチ と等しいピッチ 1:で配置されている。 具体的には、 複数の工程実行部 1 〇は、 部品〇 (ベアリングキャップ) の取 付面に対向して配置されている。 図 1 に示すように、 部品〇を 2つのボルト 巳で締結するため、 複数の工程実行部 1 0は、 2列に配列されている。 2列 の間隔 !_ 1:は、 部品〇を締結するための 2つのボルト巳の間隔 !_〇と同じで ある。

[0019] 油塗布器 1 1は、 部品 0の取付面としてのボルト接触面(3 1 に潤滑油口 ( エンジンオイル、 図 2を参照) を塗布する (塗布工程) 。 具体的には、 油塗 布器 1 1は、 潤滑油口を所定の液量になるまで微少量ずつ ボルト接触面〇 1 に滴下する。 ボルト接触面<3 1 に潤滑油 0を塗布することで、 ボルト接触面 〇 1の粗度の影響を受けることなく、 所定のトルクでボルト巳を締め付ける ことが可能となる。 なお、 ボルト接触面<3 1の位置は、 本開示の 「組付位置 」 に対応する。

[0020] ボルト供給部 1 2は、 ボルト接触面(3 1 にボルト巳を供給する (供給工程 ) 。 具体的には、 ボルト供給部 1 2は、 ボルト接触面<3 1の中央に設けられ たボルト孔にボルト巳を入れる。 ボルト供給部 1 2には、 公知の手段が用い られる。 具体的には、 ボルト供給部 1 2は、 スライダー 2 1の移動により、 搬出ステージ 3 3 の搬出位置とボルト接触面<3 1の位置 (組付位置) との間 を往復移動する (移動工程) 。 つまり、 供給工程には、 移動工程が含まれる 。 ボルト供給部 1 2は、 図 1 に示す位置から一X方向に移動し、 搬送位置に あるボルト巳を取り込み、 +乂方向に移動して、 ボルト接触面<3 1の位置に ボルト巳を供給する。 移動工程における往復移動の移動方向は、 複数の組付 位置が配置される方向と同じ乂方向である。 \¥0 2020/175682 6 卩(:171? 2020 /008364

[0021 ] ナッ トランナー 1 3は、 ボルト供給部 1 2によってボルト接触面(3 1 に供 給されたボルト巳を締め付ける (締結工程) 。 ナッ トランナー 1 3には、 公 知の手段が用いられる。 具体的には、 ナッ トランナー 1 3は、 モーター (図 示略) の動力を例えば遊星歯車機構により増幅させ てボルト巳を締め付ける

[0022] エアペン刻印機 1 4は、 部品〇に識別情報を刻印する (マーキングエ程)

。 エアペン刻印機 1 4は、 公知の手段が用いられる。 具体的には、 エアペン 刻印機 1 4は、 エアーの圧力で振動するペン先を有し、 ペン先で部品〇にド ッ トを打つことにより部品〇に識別情報 (例えば、 ロッ ト番号等) を描く ド ッ トマーキング装置である。

[0023] 撮像装置 1 5は、 エアペン刻印機 1 4が工程を実行する同じ組付位置に置 かれた部品 0に対して撮像装置 1 5自身が分担する工程を実行可能な位置に 配置されている。 撮像装置 1 5は、 被写体 (ここでは、 部品〇に刻印された 識別情報) の画像を取得する (撮像工程) 。 撮像装置 1 5には公知の手段が 用いられる。 撮像装置 1 5は、 例えば、 被写体から出た光を光学系によって 撮像素子の受光面に結像させ、 受光面における明るさの度合いを電気信号と して読み出す。 撮像装置 1 5としては、 具体的には、 〇〇〇イメージセンサ 一、 〇1\/1〇 3イメージセンサーなどが用いられる。

[0024] 移動部 2 0は、 スライダー 2 1 と、 動力部 (不図示) と、 移動機構 (不図 示) とを有する。

[0025] スライダー 2 1は、 前述するように、 ガイ ドレール 2によって、 X方向に 案内される。 スライダー 2 1 には、 複数の工程実行部 1 0が装着される。 こ れにより、 複数の工程実行部 1 〇は、 ユニッ ト化される。

[0026] 動力部は、 スライダー 2 1 を移動する場合の動力源である。 動力部には、 公知の手段が用いられる。 具体的には、 動力部には、 パルス数と運動量 (こ こでは、 スライダー 2 1の移動量) とが比例するステッピングモーターが用 いられる。

[0027] 移動機構は、 動力部の動力をスライダー 2 1 に伝達する機構である。 移動 機構には、 公知の手段が用いられる。 具体的には、 移動機構は、 動力部によ り回転するギヤードケーブルと、 ギヤードケーブルが正転した場合、 ギヤー ドケーブルの軸に沿って一方向 (例えば、 一X方向) に螺進し、 ギヤードケ —ブルが逆転した場合、 軸に沿って一方向とは反対の方向 (例えば、 + X方 向) に螺進するナッ トとを有する。 スライダー 2 1は、 ナッ トが螺進する場 合、 ナッ トと一体的に移動する。

[0028] 制御装置 3 0は、 C P U (Cent ra l Process i ng Un i t) 、 R A M (Random A ccess Memory) 、 R O M (Read On ly Memory) 、 入力装置、 および、 出力装 置を備える。 C P Uは、 R O Mに格納されたプログラムを R A Mに展開して 、 予め定められた制御を実行する。 具体的には、 制御部 3 0は、 撮像装置 1 5により取得された被写体 (部品 Cに刻印された識別情報) の画像を解析す る画像解析部 3 1 と、 画像解析により解読された識別情報と、 記憶部 (不図 示) に記憶された識別情報とを比較し、 部品 Cに刻印された識別情報が正し いか否かについて判断する正誤判定部 3 2とを有する。

[0029] 制御装置 3 0は、 複数の工程実行部 1 0がそれぞれの分担する工程を別々 の部品 C (ベアリングキャップ) に対して、 同時に、 かつ、 予め定められた インターバルを空けて連続的に、 実行するように工程実行部 1 0を制御する

[0030] また、 制御装置 3 0は、 インターバルの間に、 ボルト供給部 1 2が、 搬出 ステージ 3 aの搬出位置と予め定められたボルト接触面 C 1の位置 (組付位 置) との間を往復移動するように移動部 2 0を制御する。

[0031 ] 次に、 複数の組付位置に部品 Cを組み付けるための一連の工程について説 明する。 なお、 一連の工程の中には、 ワーク Wに部品 Cを仮置きする工程は 含まれない。

[0032] 一連の工程は、 部品 Cのボルト接触面 C 1 に潤滑油 Dの塗布する第 1のエ 程 (塗布工程) 、 ボルト Bを搬出ステージ 3 aの搬出位置から取り込み、 ボ ルト接触面 C 1の位置に供給する第 2の工程 (供給工程) 、 ボルト Bを締め 付ける第 3の工程 (締結工程) 、 部品 Cに刻印をする第 4の工程 (マーキン \¥0 2020/175682 8 卩(:171? 2020 /008364

グエ程) 、 部品〇に刻印された識別情報を撮像する第 5の工程 (撮像工程) を有する。 具体的には、 各ボルト接触面(3 1の位置 1 , P 2 3 , 4 , 5 (組付位置、 図 1 を参照) においては、 第 1工程から第 5の工程が順 番に実行される。 また、 ボルト接触面<3 1の位置 1 において第 1工程が実 行される場合、 ボルト接触面<3 1の位置 2においては、 第 2工程が実行さ れる。 さらに、 ボルト接触面<3 1の位置 3においては、 第 3工程が実行さ れる。 さらに、 ボルト接触面〇 1の位置 4においては、 第 4工程および第 5工程が実行される。

[0033] 制御装置 3 0は、 第 1の工程 (塗布工程) が実行される場合、 油塗布器 1

1がボルト接触面<3 1の位置 (組付位置) に位置するように移動部 2 0を制 御するとともに、 油塗布器 1 1がボルト接触面<3 1 に所定の液量を塗布する ように油塗布器 1 1 を制御する。

[0034] 制御装置 3 0は、 第 2の工程 (供給工程) が実行される場合、 ボルト供給 部 1 2がボルト接触面(3 1の位置に供給する制御を実行する。 また、 制御装 置 3 0は、 インターバルの間にボルト供給部 1 2が搬出ステージ 3 3の搬送 位置とボルト接触面<3 1の位置との間を往復移動するように移動部 2 0を制 御する。

[0035] 制御装置 3 0は、 第 3の工程 (締結工程) が実行される場合、 所定のトル クでボルト巳を締め付けるようにナツ トランナー 1 3を制御する。

[0036] 制御装置 3 0は、 第 4の工程が (マーキングエ程) 実行される場合、 部品 〇に識別情報を刻印するようにエアペン刻印 機 1 4を制御する。

[0037] 制御装置 3 0は、 第 5の工程 (撮像工程) が実行される場合、 部品 0に刻 印された識別情報の画像を取得するように撮 像装置 1 5を制御する。

[0038] 次に、 複数の組付位置 1 , P 2 P 3 4 , 5に部品 0を組み付け るための一連の工程について図 1から図 9を参照して説明する。 図 3から図 9は、 複数の組付位置において実行される一連の工 程を示す図である。 なお 、 以下の説明で、 組付位置 1 , P 2 P 3 4 , 5に対応するボルト 接触面<3 1の位置を、 同じ符号を付して示す。 \¥0 2020/175682 9 卩(:171? 2020 /008364

[0039] 先ず、 組付位置 1 において、 油塗布器 1 1は、 ボルト接触面<3 1 に潤滑 油口を塗布する (第 1の工程、 図 2を参照) 。 具体的には、 制御装置 3 0は 、 油塗布器 1 1がボルト接触面<3 1の位置 1 (組付位置) に位置するよう に移動部 2 0を制御するとともに、 油塗布器 1 1がボルト接触面<3 1 に所定 の液量を塗布するように油塗布器 1 1 を制御する。

[0040] 次に、 組付位置 1 において、 ボルト供給部 1 2は、 ボルト接触面<3 1 に ボルト巳を供給する (第 2の工程) 。 また、 組付位置 2において、 油塗布 器 1 1は、 ボルト接触面〇 1 に潤滑油 0を塗布する第 1の工程を実行する ( 第 1の工程、 図 3を参照) 。

[0041 ] 具体的には、 制御装置 3 0は、 ボルト供給部 1 2が搬出ステージ 3 3 の搬 送位置においてボルト巳を取り込み、 ボルト接触面 0 1の位置 1 (組付位 置) においてボルト巳を供給することができるよ うに移動部 2 0を制御する 。 また、 制御装置 3 0は、 油塗布器 1 1がボルト接触面<3 1 に所定の液量を 塗布するように油塗布器 1 1 を制御する。 なお、 ボルト供給部 1 2が組付位 置 1 に移動した場合、 油塗布器 1 1がボルト接触面<3 1の位置? 2 (組付 位置) に位置する。

[0042] 組付位置 1 における第 1の工程の終了から第 2の工程の開始までの間に 、 少なくともスライダー 2 1は、 第 1の工程の終了時の位置から +乂方向に ピッチ と同じ距離だけ移動する。 なお、 スライダー 2 1は、 インターバ ルの間に X方向に往復移動する。 これにより、 ボルト供給部 1 2は、 搬出ス テージ 3 3の搬送位置からボルト接触面<3 1の位置 1 (組付位置) にボル 卜巳を搬送することができる。

[0043] 次に、 組付位置 1 において、 ナッ トランナー 1 3は、 ボルト巳を締め付 ける (第 3の工程) 。 組付位置 2において、 ボルト供給部 1 2は、 ボルト 接触面<3 1 にボルト巳を供給する (第 2の工程) 。 また、 組付位置 3にお いて、 油塗布器 1 1は、 ボルト接触面〇 1 に潤滑油 0を塗布する (第 1のエ 程、 図 4を参照) 。

[0044] 具体的には、 制御装置 3 0は、 組付位置 1 におけるボルト巳を所定の卜 \¥0 2020/175682 10 卩(:171? 2020 /008364

ルクで締め付けるようにナッ トランナー 1 3を制御する。 また、 制御装置 3 0は、 ボルト供給部 1 2が搬出ステージ 3 3の搬送位置においてボルト巳を 取り込み、 ボルト接触面<3 1の位置 2 (組付位置) においてボルト巳を供 給することができるように移動部 2 0を制御する。 また、 制御装置 3 0は、 油塗布器 1 1がボルト接触面<3 1 に所定の液量を塗布するように油塗布器 1 1 を制御する。 なお、 ボルト供給部 1 2が組付位置 2に移動した場合、 油 塗布器 1 1がボルト接触面(3 1の位置? 3 (組付位置) に位置する。

[0045] 組付位置 1 における第 2の工程の終了から第 3の工程の開始までの間に 、 少なくともスライダー 2 1は、 第 2の工程の終了時の位置から +乂方向に ピッチ と同じ距離だけ移動する。

[0046] 次に、 組付位置 1 において、 エアペン刻印機 1 4は、 部品〇に識別情報 を刻印する (第 4の工程) 。 また、 組付位置 1 において、 撮像装置 1 5は 、 部品〇に刻印された識別情報の画像を取得す る (第 5の工程) 。 組付位置 2において、 ナッ トランナ _ 1 3は、 ボルト巳を締め付ける (第 3の工程 ) 。 組付位置 3において、 ボルト供給部 1 2は、 ボルト接触面<3 1 にボル 卜巳を供給する (第 2の工程) 。 また、 組付位置 4において、 油塗布器 1 1は、 ボルト接触面〇 1 に潤滑油 0を塗布する (第 1の工程、 図 5を参照)

[0047] 具体的には、 制御装置 3 0は、 組付位置 1 における部品 0に識別情報を 刻印するようにエアペン刻印機 1 4を制御する。 また、 制御装置 3 0は、 組 付位置 1 における部品〇に刻印された識別情報を撮像 するように撮像装置 1 5を制御する。 また、 制御装置 3 0は、 組付位置 2におけるボルト巳を 所定のトルクで締め付けるようにナッ トランナー 1 3を制御する。 また、 制 御装置 3 0は、 ボルト供給部 1 2が搬出ステージ 3 3の搬送位置においてボ ルト巳を取り込み、 ボルト接触面<3 1の位置 3 (組付位置) においてボル 卜巳を供給することができるように移動部 2 0を制御する。 また、 制御装置 3 0は、 油塗布器 1 1がボルト接触面〇 1 に所定の液量を塗布するように油 塗布器 1 1 を制御する。 なお、 ボルト供給部 1 2が組付位置 3に移動した \¥0 2020/175682 1 1 卩(:171? 2020 /008364

場合、 油塗布器 1 1がボルト接触面<3 1の位置? 4 (組付位置) に位置する

[0048] 組付位置 1 における第 3の工程の終了から第 4の工程の開始までの間に 、 少なくともスライダー 2 1は、 第 3の工程の終了時の位置から +乂方向に ピッチ と同じ距離だけ移動する。

[0049] 次に、 組付位置 2において、 エアペン刻印機 1 4は、 部品〇に識別情報 を刻印する (第 4の工程) 。 また、 組付位置 2において、 撮像装置 1 5は 、 部品〇に刻印された識別情報の画像を取得す る (第 5の工程) 。 組付位置 3において、 ナッ トランナー 1 3は、 ボルト巳を締め付ける (第 3の工程 ) 。 組付位置 4において、 ボルト供給部 1 2は、 ボルト接触面<3 1 にボル 卜巳を供給する (第 2の工程) 。 また、 組付位置 5において、 油塗布器 1 1は、 ボルト接触面〇 1 に潤滑油 0を塗布する (第 1の工程、 図 6を参照)

。 また、 組付位置 1 においては、 一連の工程を終了している。

[0050] 具体的には、 制御装置 3 0は、 組付位置 2における部品 0に識別情報を 刻印するようにエアペン刻印機 1 4を制御する。 制御装置 3 0は、 組付位置 2における部品〇に刻印された識別情報を撮 するように撮像装置 1 5を 制御する。 また、 制御装置 3 0は、 組付位置 3におけるボルト巳を所定の トルクで締め付けるようにナッ トランナー 1 3を制御する。 また、 制御装置 3 0は、 ボルト供給部 1 2が搬出ステージ 3 3の搬送位置においてボルト巳 を取り込み、 ボルト接触面<3 1の位置 4 (組付位置) においてボルト巳を 供給することができるように移動部 2 0を制御する。

[0051 ] 組付位置 2における第 3の工程の終了から第 4の工程および第 5の工程 の開始までの間に、 少なくともスライダー 2 1は、 第 3の工程の終了時の位 置から + X方向にピッチ と同じ距離だけ移動する。

[0052] 次に、 組付位置 3において、 エアペン刻印機 1 4は、 部品〇に識別情報 を刻印する (第 4の工程) 。 また、 組付位置 3において、 撮像装置 1 5は 、 部品〇に刻印された識別情報の画像を取得す る (第 5の工程) 。 組付位置 4において、 ナッ トランナ _ 1 3は、 ボルト巳を締め付ける (第 3の工程 \¥0 2020/175682 12 卩(:171? 2020 /008364

) 。 組付位置 5において、 ボルト供給部 1 2は、 ボルト接触面(3 1 にボル 卜巳を供給する (第 2の工程、 図 7を参照) 。 また、 組付位置 1、 2に おいては、 一連の工程を終了している。 なお、 制御装置 3 0による各工程実 行部 1 0の制御は、 上述する制御と同様であるため省略する。

[0053] 組付位置 5における第 1の工程の終了から第 2の工程の開始までの間に 、 少なくともスライダー 2 1は、 第 1の工程の終了時の位置から +乂方向に ピッチ と同じ距離だけ移動する。

[0054] 次に、 組付位置 4において、 エアペン刻印機 1 4は、 部品〇に識別情報 を刻印する (第 4の工程) 。 また、 組付位置 4において、 撮像装置 1 5は 、 部品〇に刻印された識別情報の画像を取得す る (第 5の工程) 。 組付位置 5において、 ナッ トランナ _ 1 3は、 ボルト巳を締め付ける (第 3の工程 、 図 8を参照) 。 また、 組付位置 1から 3においては、 一連の工程を終 了している。 また、 制御装置 3 0による各工程実行部 1 0の制御は、 上述す る制御と同様であるため省略する。

[0055] 組付位置 5における第 2の工程の終了から第 3の工程の開始までの間に 、 少なくともスライダー 2 1は、 第 2の工程の終了時の位置から +乂方向に ピッチ と同じ距離だけ移動する。

[0056] 次に、 組付位置 5において、 エアペン刻印機 1 4は、 部品〇に識別情報 を刻印する。 また、 組付位置 5において、 撮像装置 1 5は、 部品〇に刻印 された識別情報の画像を取得する (第 5の工程、 図 9を参照) 。 また、 組付 位置 1から 4においては、 一連の工程を終了している。 なお、 制御装置 3 0による各工程実行部 1 0の制御は、 上述する制御と同様であるため省略 する。

[0057] 組付位置 5における第 3の工程の終了から第 4の工程および第 5の工程 の開始までの間に、 少なくともスライダー 2 1は、 第 3の工程の終了時の位 置から + X方向にピッチ と同じ距離だけ移動する。

[0058] 上記実施の形態における組付装置 1 0 0によれば、 ワーク において予め 定められた方向に等ピッチ で配置される複数の組付位置のそれぞれに部 \¥0 2020/175682 13 卩(:171? 2020 /008364

品〇 (ベアリングキャップ) を、 予め定められた一連の工程により組み付け る組付装置 1 0 0であって、 一連の工程を分担して実行する複数の工程実 行 部 1 0を一組として備え、 複数の工程実行部 1 〇が複数の組付位置に対応し て、 予め定められた方向に一連の工程の実行順に 並んで配置されている、 ユ ニッ トと、 複数の工程実行部 1 〇の実行状態に応じて、 ユニッ トを、 X方向 に移動する移動部 2 0と、 を備える。

[0059] —連の工程を分担して実行可能な複数の工程 実行部 1 0を一つのユニッ ト に組み込み、 工程実行部 1 〇の実行状態に応じて、 複数の工程実行部 1 〇を ユニッ ト単位で全体的に移動するように構成してい るため、 組付装置 1 0 0 を小型化することが可能となる。 また、 組付装置の設定スペースを縮小する ことが可能となる。

[0060] また、 エアペン刻印機 1 4および撮像装置 1 5は、 同一の組付位置に置か れた記部品 0に対して、 識別情報の刻印および識別情報の撮像を実行 する。 これにより、 所定方向 (実施の形態では X方向) に組付装置 1 0 0を小型化 することが可能となる。 また、 複数の組付位置について一連の工程を実行す る場合の所要時間の短縮化を図ることが可能 となる。

[0061 ] また、 ボルト供給部 1 2が搬出ステージ 3 3 の搬出位置と組付位置との間 を往復移動する場合、 往復移動の移動方向は、 複数の組付位置が配置される X方向と同じ方向である。 これにより、 組付装置 1 0 0が X方向と直交する 方向で嵩張らないため、 装置 1 0 0の小型化を図ることができる。

[0062] また、 ボルト供給部 1 2の往復移動はインターバルの間に行われ、 他のエ 程実行部 1 〇はインターバルを空けて連続的にそれぞれ の工程を実行する。 これにより、 一連の工程の中に無駄な時間がないため、 一連の工程を実行す る場合の所要時間を短縮することができる。

[0063] また、 一連の工程を実行する場合、 例えば、 組付位置 1 における第 1の 工程の終了から第 2の工程の開始までの間に、 少なくともスライダー 2 1は 、 第 1の工程の終了時の位置から +乂方向にピッチ と同じ距離だけ移動 する。 これにより、 工程実行部 1 〇の無駄な移動がないため、 この点からも \¥0 2020/175682 14 卩(:171? 2020 /008364

、 複数の組付位置について _連の工程を実行する場合の所要時間の短縮 を 図ることができる。

[0064] なお、 上記実施の形態では、 ワーク をシリンダーブロックとし、 本開示 の構成をシリンダーブロックに適用したが、 シリンダーへッ ドに適用しても よい。 シリンダーへッ ドに対してカムシャフトを支持するために、 シリンダ —へッ ドにベアリングキャップをボルトによって組 み付ける。 シリンダーへ ッ ドに対してカムシャフトを支持する前に、 ベアリングキャップは、 シリン ダ—ヘッ ドに組み付けられた状態で加工される。

[0065] 次に、 本実施の形態の変形例における組付装置 1 0 0について、 図 1 0か ら図 1 6を参照して説明する。 図 1 0は、 本開示の実施の形態の変形例にお ける組付装置の一例を概略的に示す正面図で ある。 図 1 1から図 1 6は、 複 数の組付位置において実行される一連の工程 を示す図である。 変形例の説明 において、 上記実施の形態と異なる構成について主に説 明し、 同じ構成につ いては同一番号を付してその説明を省略する 。

[0066] 上記実施の形態においては、 油塗布器 1 1およびボルト供給部 1 2は、 別 々の組付位置に置かれた記部品 0に対して、 それぞれ潤滑油口を塗布し、 ま た、 ボルト巳を供給する。 これに対して、 変形例においては、 油塗布器 1 1 およびボルト供給部 1 2は、 同じ組付位置に置かれた記部品 0に対して、 そ れぞれ潤滑油口を塗布し、 また、 ボルト巳を供給する。

[0067] 図 1 0に示すように、 油塗布器 1 1は、 ボルト供給部 1 2が工程を実行す る同じ組付位置に置かれた部品〇に対して油 塗布器 1 1 自身が分担する工程 を実行可能な位置に配置されている。 同じ組付位置に置かれた部品〇に対し て、 第 1の工程および第 2の工程を同時に実行できるため、 複数の組付位置 について一連の工程を実行する場合の所要時 間が、 上記実施の形態における 所要時間よりも短縮することが可能となる。

[0068] 図 1 0においては、 油塗布器 1 1およびボルト供給部 1 2は、 同じ組付位 置 1 に置かれた部品〇に対して、 第 1の工程および第 2の工程を実行する 。 具体的には、 制御装置 3 0は、 ボルト供給部 1 2が搬出ステージ 3 3 の搬 \¥0 2020/175682 15 卩(:171? 2020 /008364

送位置においてボルト巳を取り込み、 ボルト接触面 0 1の位置 1 (組付位 置) においてボルト巳を供給することができるよ うに移動部 2 0を制御する 。 また、 制御装置 3 0は、 油塗布器 1 1がボルト接触面 <3 1 に所定の液量を 塗布するように油塗布器 1 1 を制御する。 なお、 油塗布器 1 1およびボルト 供給部 1 2は、 ボルト供給部 1 2がボルト接触面(3 1の位置? 1 (組付位置 ) に移動した場合、 油塗布器 1 1がボルト接触面 <3 1の位置 1 に潤滑油口 を塗布可能なように配置される。

[0069] 組付位置 1 における第 1の工程および第 2の工程の終了から次の第 1の 工程および第 2の工程の開始までの間に、 少なくともスライダー 2 1は、 第 1の工程および第 2の工程の終了時の位置から +乂方向にピッチ と同じ 距離だけ移動する。

[0070] 図 1 1 に示すように、 油塗布器 1 1およびボルト供給部 1 2は、 同じ組付 位置 2に置かれた部品〇に対して、 第 1の工程および第 2の工程を実行す る。 また、 図 1 2に示すように、 油塗布器 1 1およびボルト供給部 1 2は、 同じ組付位置 3に置かれた部品〇に対して、 第 1の工程および第 2の工程 を実行する。 また、 図 1 3に示すように、 油塗布器 1 1およびボルト供給部 1 2は、 同じ組付位置 4に置かれた部品〇に対して、 第 1の工程および第 2の工程を実行する。 また、 図 1 4に示すように、 油塗布器 1 1およびボル 卜供給部 1 2は、 同じ組付位置 5に置かれた部品◦に対して、 第 1の工程 および第 2の工程を実行する。

[0071 ] また、 図 1 5に示すように、 組付位置 5に置かれた部品◦に対して、 ボ ルト巳を締め付ける工程 (第 3の工程) が実行される。 また、 組付位置 4 に置かれた部品〇に対して、 識別情報を刻印する工程が実行される (第 4の 工程) 。 また、 組付位置 4に置かれた部品◦に対して、 識別情報を撮像す る工程が実行される (第 5の工程) 。 なお、 組付位置 1から 3において は、 一連の工程を終了している。

[0072] 図 1 6に示すように、 組付位置 5に置かれた部品◦に対して、 識別情報 を刻印する工程が実行される (第 4の工程) 。 また、 組付位置 5に置かれ \¥02020/175682 16 卩(:171? 2020 /008364

た部品〇に対して、 識別情報を撮像する工程が実行される (第 5の工程) 。 なお、 組付位置 1から 4においては、 一連の工程を終了している。

[0073] 上記の変形例においては、 同じ組付位置に置かれた部品〇に対して、 第 1 の工程および第 2の工程を同時に実行できるため、 複数の組付位置について _連の工程を実行する場合の所要時間が、 上記実施の形態における所要時間 よりも短縮することが可能となる。

[0074] その他、 上記実施の形態は、 何れも本開示の実施するにあたっての具体化 の一例を示したものに過ぎず、 これらによって本開示の技術的範囲が限定的 に解釈されてはならないものである。 すなわち、 本開示はその要旨、 または その主要な特徴から逸脱することなく、 様々な形で実施することができる。

[0075] 本出願は、 201 9年2月 28日付けで出願された日本国特許出願 (特願

201 9 -035682) に基づくものであり、 その内容はここに参照とし て取り込まれる。

産業上の利用可能性

[0076] 本開示は、 小型化および省スペース化することが要求さ れる組付装置を備 えた製造ラインに好適に利用される。

符号の説明

[0077] 巳 ボルト

ロ!^ロロ

〇 1 ボルト接触面

ワーク

1 固定台

2 ガイ ドレール

3 ボルト搬出装置

1 0 工程実行部

1 1 油塗布器

1 2 ボルト供給部

1 3 ナツ トランナー \¥02020/175682 17 卩(:171? 2020 /008364

1 4 エアペン刻印機

1 5 撮像装置

20 移動部

2 1 スライダー

30 制御装置

3 1 画像解析部

32 正誤判定部

1 00 組付装置