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Patent Searching and Data


Title:
CHAIR TYPE MASSAGE MACHINE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/041347
Kind Code:
A1
Abstract:
A chair type massage machine that has a good external appearance and in which an airbag has a large amount of expansion. The chair type massage machine (1) has a seat section (2) and a backrest section (3). A cushion member (7) is placed at the seat section (2). The cushion member (7) includes a first cushion section (5) incorporating an airbag (4) inflated and shrunk by supply and discharge of air and also includes a second cushion section (6) foldably connected to the first cushion section and not incorporating an airbag. The second cushion section (6) is provided as a seat surface with the cushion member (7) folded.

Inventors:
TERADA KOJI (JP)
TSUTSUI SHINJI (JP)
SHIMIZU KEISUKE (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/066859
Publication Date:
April 02, 2009
Filing Date:
September 18, 2008
Export Citation:
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Assignee:
PANASONIC ELEC WORKS CO LTD (JP)
TERADA KOJI (JP)
TSUTSUI SHINJI (JP)
SHIMIZU KEISUKE (JP)
International Classes:
A61H7/00
Foreign References:
JP2005152202A2005-06-16
JPH0966087A1997-03-11
JP2005143823A2005-06-09
JP2002369847A2002-12-24
JP2001299849A2001-10-30
JP2006130101A2006-05-25
Attorney, Agent or Firm:
ONDA, Hironori et al. (Ohmiya-cho 2-chome Gifu-sh, Gifu 31, JP)
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Claims:
 座部と背もたれ部とを備える椅子式マッサージ機であって、
 前記座部に配置されるクッション部材を備え、該クッション部材は、
 空気の給排気で膨張・収縮するエアバッグを内蔵する第1クッション部と、
 前記第1クッション部に折り畳み自在に連結され、エアバッグを内蔵しない第2クッション部とを含み、
 前記クッション部材の折り畳み状態で前記第2クッション部を座面として設けたことを特徴とする椅子式マッサージ機。
 前記第1クッション部は、横に並べた複数のエアバッグを内蔵し、該複数のエアバッグは個別にエアバッグの膨らみ量を調整可能であることを特徴とする請求項1に記載の椅子式マッサージ機。
Description:
椅子式マッサージ機

 本発明は、椅子式マッサージ機に関する のである。

 従来より、図6の座部2にエアバッグ4を設 、このエアバッグ4にポンプからの空気の供 給で膨張させると共に、空気の排出で収縮さ せることで、施療者の大腿部のマッサージ効 果が得られるマッサージ機が知られている( えば、特許文献1参照)。

 ところが、上記特許文献1に見られる従来 例では、エアバッグ4が外部に現れて外観を ない、そのうえエアバッグ4の生地に弛みに るシワが目立ち、外観上の仕上がりが悪い いう課題を有していた。また大きな膨らみ が必要な場合は、生地に負担がかかりやす 、寿命が短くなるため、結局、膨らみ量を える必要があった。

 なお、エアバッグ4を覆う生地としてストレ ッチ性の生地を用いることも考えられるが、 ストレッチ性の生地は伸縮性に優れるものの 、一般に布帛が厚くなるため外観上の仕上が りが悪い。しかも硬くて膨らみ量を大きくで きなかったり、人体へのフィット感が低下し たりするなど、消費者の要求を満たす十分な マッサージ特性を得ることができないもので ある。

特開2006-255155号公報

 本発明は、外観がよく、しかもエアバッグ 大きな膨らみ量を確保できるクッション部 を備えた椅子式マッサージ機を提供する。
 本発明の第1側面は、椅子式マッサージ機で ある。座部と背もたれ部とを備える椅子式マ ッサージ機は、座部に配置されるクッション 部材を備え、該クッション部材は、空気の給 排気で膨張・収縮するエアバッグを内蔵する 第1クッション部と、第1クッション部に折り み自在に連結され、エアバッグを内蔵しな 第2クッション部とを含み、クッション部材 の折り畳み状態で第2クッション部が座面と て設けられる。

本発明の一実施形態に用いるクッショ 部材を示し、(a)は折り畳み状態を示し、(b)( c)は広げた状態を示す斜視図である。 同上のクッション部材を座部に配置し 椅子式マッサージ機の斜視図である。 (a)は同上のクッション部材が収縮した 態を示す使用状態側面図であり、(b)はクッ ョン部材が膨張した状態を示す使用状態側 図である。 (a)は同上の第1クッション部のエアバッ グが収縮した状態の説明図であり、(b)は第1 ッション部のエアバッグが膨張した状態の 明図である。 (a)(b)は本発明の他の実施形態の説明図 ある。 従来例の説明図である。

 以下、本発明の一実施形態の椅子式マッサ ジ機1を添付図面に基いて説明する。
 図2は、椅子式マッサージ機1の一例を示し いる。
 本例の椅子式マッサージ機1は、座部2の後 部に背もたれ部3を略上方に向けて設け、背 たれ部3の内部に機械的施療動作を行なう機 構ブロック(図示せず)を上下移動自在に配置 て構成してある。施療者Mは座部2に座ると に背もたれ部3に背もたれした状態で、機構 ロックに設けた左右一対の施療子ユニット よる叩き動作、揉み動作等の機械的施療動 を行なえるようになっている。

 ここで、上記座部2には、図1に示すよう 略平板状をした上下2層構造のクッション部 7が配置されている。このクッション部材7 、エアバッグ4を内蔵する第1クッション部5 、内蔵しない第2クッション部6とに分割され ていると共に、これら第1クッション部5と第2 クッション部6の各々の一端部が連結部9を介 て折り畳み自在に連結されている。本例で 第1クッション部5の上面の2箇所に凹み10を べて設け、各凹み10内にエアバッグ4をそれ れ収納してあり、その上をストレッチ性の 地12で覆ってある。そして、クッション部材 7は、連結部9を軸にして図1(b)(c)のような第1 ッション部5と第2クッション部6とを広げた 態から図1(a)の折り畳んだ状態に開閉自在と れており、この折り畳み状態で図2のように 第2クッション部6を座面とするように座部2に 配置されている。なお、椅子式マッサージ機 1には、エアバッグ4にポンプからの空気を給 気する制御部(図示せず)と操作部(図示せず) とが備わっている。そして、各エアバッグ4 空気を供給することで、エアバッグ4が膨張 て第2クッション部6を持ち上げる状態(図4(b) )となり、各エアバッグ4の空気を排気するこ で、エアバッグ4が収縮して第2クッション 6が押し下げられる状態(図4(a))となり、この き第1クッション部5と第2クッション部6とが 重なり合うようになっている。

 一実施形態の椅子式マッサージ機1は以下の 利点を有する。
 (1)クッション部材7の折り畳み状態で第2ク ション部6を上向きにして座部2に配置してい る。これによって、外観上見える第2クッシ ン部6には、ストレッチ性の生地を使用する 要がなくなり、外観上の仕上がりがきわめ 良好となる。つまり座面となる第2クッショ ン部6にはエアバッグ4が内蔵されていないた 、エアバッグ4による外観低下を防止できる 。具体的に、第2クッション部6は膨張・収縮 るものではなく、第1クッション部5のエア ッグ4の膨張によって上方に持ち上げられた 、下方に押し下げられたりするだけである このため、第2クッション部6の生地には負 がかからなくなり、従って、ストレッチ性 生地を使用しなくても生地に弛みによるシ が生じにくくなり、外観が損なわれること ない。従って、第2クッション部6の生地には 、外観が良く、薄くて人体へのフィット感が 良い素材を選択できると共に、生地に負荷が かからないため、寿命を伸ばすことができる 。なお第1クッション部5はストレッチ性の生 12を使用しているが、このストレッチ性の 地12は第2クッション部6で覆い隠されるため 外観を損なうこともない。

 (2)第1クッション部5と第2クッション部6と は一端部のみでしか連結されていないので、 エアバッグ4を内蔵する第1クッション部5にお いて、エアバッグ4の膨張に対する負荷が少 くなる。これにより大きな膨らみ量が確保 き、マッサージやストレッチの効果が大き なり、消費者の要求を満たす十分なマッサ ジ特性を得ることができる。

 (3)第2クッション部6が上から第1クッショ 部5を押さえる形となるので、第1クッショ 部5に内蔵したエアバッグ4が位置ずれする心 配もなく、狙い通りのマッサージ効果が得ら れる利点がある。

 (4)第1クッション部5には複数(本例では2個 )のエアバッグ4を内蔵すると共に、各エアバ グ4の膨らみ量を調整可能とした。これによ り、個々のエアバッグ4の膨らみ量を調整す ことによって第2クッション部6の角度を変化 させることが可能となり、マッサージのバリ エーションが増加する。また、例えば座部2 前後方向に沿って2個のエアバック4を第1ク ション部5に配置し、後部のエアバッグ4の膨 らみによって、座面となる第2クッション部6 後部を前部に対して持ち上げることで、第2 クッション部6に対する乗り降りが容易にで る利点もある。

 なお、上記実施形態は以下のように変更し もよい。
 第1クッション部5に内蔵するエアバッグ4の 、位置は適宜設計変更自在である。例えば 5(a)のように連結部9の長さ方向と直交する 向に縦長の1組のエアバッグ4を設け、計2組 エアバッグ4を、連結部9の長さ方向に間隔を あけて配置してもよい。或いは図5(b)のよう 、連結部9の長さ方向と平行な方向に横長の1 組のエアバッグ4を設け、計2組のエアバッグ4 を、連結部9の長さ方向と直交する方向に間 をあけて配置してもよい。このようにさま まな配置のバリエーションを適宜採用可能 ある。