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Title:
CIRCUIT BOARD MODULE AND ELECTRONIC DEVICE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/090694
Kind Code:
A1
Abstract:
Provided are a circuit board module and an electronic device circuit board module which are reduced in thickness even a thick electronic component or the like is mounted, and an electronic device provided with such electronic device circuit board module. The circuit board module is provided with a board (1) having a mounting surface; a conductive first frame body (4) mounted on the mounting surface; a conductive second frame body (5), which is inside the first frame body (4) and is mounted on the mounting surface; an electronic component, which is between the first frame body (4) and the second frame body (5) and is mounted on the mounting surface; a resin section (6), which is between the first frame body (4) and the second frame body (5) and adhered to the electronic component, the mounting surface, the first frame body (4) and the second frame body (5); and a conductive cover section (7), which covers the electronic component and the resin section (6) arranged outside the second frame body (5), has a hole (72) at a portion corresponding to the second frame body (5), and is connected to the first frame body (4). An electronic component (first display device (D1)) (3), which protrudes upward from the hole (72) on the cover section (7), is arranged inside the second frame body (5).

Inventors:
NAGAIKE SHOTARO
Application Number:
PCT/JP2008/003010
Publication Date:
July 23, 2009
Filing Date:
October 23, 2008
Export Citation:
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Assignee:
PANASONIC CORP (JP)
NAGAIKE SHOTARO
International Classes:
H05K5/00; G02F1/133
Foreign References:
JPH09321446A1997-12-12
JPH01186699A1989-07-26
JPH0492686A1992-03-25
JPH02298061A1990-12-10
JPH01139440U1989-09-22
JPH11307968A1999-11-05
Attorney, Agent or Firm:
OGURI, Shohei et al. (7-13 Nishi-Shimbashi 1-chome,Minato-k, Tokyo 03, JP)
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Claims:
 実装面を有する基板と、
 前記実装面に実装される第1枠体と、
 前記第1枠体の内側にあって、前記実装面に実装される第2枠体と、
 前記第1枠体と前記第2枠体の間にあって、前記実装面に実装された電子部品と、
 前記第1枠体と前記第2枠体の間にあって、前記電子部品と前記実装面と前記第1枠体と前記第2枠体に密接する樹脂部と、
 前記電子部品と前記樹脂部とを覆うとともに、前記第2枠体に対応する部分に孔を有し、かつ、前記第1枠体に接続された蓋部と、
 を備える回路基板モジュール。
 請求項1に記載の回路基板モジュールであって、
 前記基板から前記第2枠体の上面までの高さは、前記基板から前記第1枠体の上面までの高さよりも低い請求項1に記載の回路基板モジュール。
 請求項1又は2に記載の回路基板モジュールであって、
 前記第2枠体の内側に第1表示装置を備える回路基板モジュール。
 請求項3に記載の回路基板モジュールであって、
 前記第1表示装置は、少なくとも一部が前記第2枠体の内側に収容された状態で前記蓋部の前記孔に取付けられている回路基板モジュール。
 請求項3に記載の回路基板モジュールであって、
 前記第1表示装置は、少なくとも一部が前記孔を突き抜けて前記蓋部の外まで突出した状態で前記基板に実装されている回路基板モジュール。
 請求項1から5のいずれか1項に記載の回路基板モジュールであって、
 前記基板の前記実装面とは反対面に沿って、前記第1枠体と略同じ大きさの第2表示装置を、前記第1枠体と略対応する位置に備える回路基板モジュール。
 請求項1から6のいずれか1項に記載の回路基板モジュールを備えた電子機器。
Description:
回路基板モジュール及び電子機

 本発明は、回路基板モジュール及び電子 器に関する。

 携帯電話等の電子機器100は、図6に示すよ うに、筐体101内に収容された回路基板102を備 え、筐体101の主表示開口101Aに回路基板102の 表示部103が主クッション材104を介して対向 れ、筐体101の副表示開口101Bに回路基板102の 表示部106が副クッション材107を介して対向 れている。 

 回路基板102は、基材108に実装された電子 品109を囲むように筒状の枠体110が基材108の 続端子111にハンダを介して接続されている 枠体110の内部に充填された充填剤112が固化 た後、枠体110にシールドカバー113が被せら る。シールドカバー113には、主表示部103(ホ ルダ103Aおよび液晶本体103B)が固定されている 。さらに、基材108の裏面に副表示部106(ホル 106Aおよび液晶本体106B)が設けられている。

 この回路基板102は、枠体110の頭頂部110Aの 同一面まで充填剤112の天面112Aが達するよう 、あらかじめ充填剤112の充填量が定められ いる。従って、充填剤112が固化した後、充 剤112の天面112Aがシールドカバー113を介して 表示部103を支持する。

 ところで、回路基板のなかには、基材上に けたホルダの孔に電子部品を収納するとと に、当該ホルダが主表示部を支持するよう 構成したものがある(例えば、特許文献1参 )。

特開平10-115835号公報

 近年では、携帯性や使い勝手などの観点 ら、電子機器の薄型化が求められている。 かしながら、図6に示す電子機器100において 、基材の表裏にそれぞれホルダを介して主表 示部103および副表示部106を配置するような場 合、薄型化をする上で不利になる。

 また、特許文献1の場合には、電子部品を 収納したホルダの面は、電子部品のために凹 凸形状面となる。この凹凸形状面上に主表示 部を配置すると、所定の押圧力が電子機器に かかった場合、応力集中が主表示部に生じ、 主表示部のガラスが破壊されるなどの不具合 が生じ得る。

 本発明は、前述した課題を解決するため なされたもので、その目的は、表示装置な のような厚手の電子部品を基板に実装させ 場合であっても、薄型化を可能とする回路 板モジュールおよび電子機器を提供するこ にある。

 本発明の回路基板モジュールは、実装面 有する基板と、前記実装面に実装される第1 枠体と、前記第1枠体の内側にあって、前記 装面に実装される第2枠体と、前記第1枠体と 前記第2枠体の間にあって、前記実装面に実 された電子部品と、前記第1枠体と前記第2枠 体の間にあって、前記電子部品と前記実装面 と前記第1枠体と前記第2枠体に密接する樹脂 と、前記電子部品と前記樹脂部とを覆うと もに、前記第2枠体に対応する部分に孔を有 し、かつ、前記第1枠体に接続された蓋部と を備えるものである。 

 上記構成によれば、蓋部の孔と第2枠体内 側とで画定される領域において、基板の実装 面から第2枠体の内側及び蓋部の孔を貫通し 蓋部の外に至るまで、基板の厚さ(上下)方向 に形成された空間(以下、「縦空間」とよぶ) 設けられている。これにより、例えば基板 実装面と蓋部との間では収まりきれないよ な厚い電子部品などを、この縦空間を利用 て実装できるようになる。

 本発明の回路基板モジュールは、前記基 から前記第2枠体の上面までの高さが、前記 基板から前記第1枠体の上面までの高さより 低い。

 上記構成によれば、基板から第2枠体の上 面までの高さが基板から第1枠体の上面まで 高さより低いので、第1枠体の上面の上に配 した蓋部の天井面を第2枠体が押し上げるこ とがない。その結果、その押し上げ動作によ って蓋部が外れる、といったことが回避でき るので、蓋部と第1枠体との間の接続が確実 なる。

 本発明の回路基板モジュールは、前記第2 枠体の内側に第1表示装置を備えるものであ 。

 上記構成によれば、第1表示装置が基板の 実装面と蓋部との間では収まりきれないよう な厚いものであっても、この第1表示装置を 述の縦空間に収容させることができるよう なる。即ち、第1表示装置の少なくとも一部 第2枠体の内側に収容させるとともに、残り を蓋部の孔から突出させることで、基板から 蓋部までの高さが低い回路基板モジュールで も第1表示装置を搭載できるようになる。従 て、例えば蓋部の上に厚い部品を積み上げ 配置するような場合に比べて、回路基板モ ュールの高さ寸法を低く抑えることができ の薄型化も可能となる。

 本発明の回路基板モジュールは、前記第1表 示装置を、少なくとも一部が前記第2枠体の 側に収容された状態で前記蓋部の前記孔に 付けてある。
 上記構成の場合にも、第1表示装置の少なく とも一部を第2枠体の内側に収容させること 、第1表示装置の全てを蓋部の上に配置する 合に比べて、回路基板モジュールの全体と ての高さ寸法を低く抑えることができる。

 本発明の回路基板モジュールは、前記第1表 示装置を、少なくとも一部が前記孔を突き抜 けて前記蓋部の外まで突出した状態で前記基 板に実装させてある。
 上記構成の場合にも、第1表示装置の少なく とも一部を第2枠体の内側に収容させること 、第1表示装置の全てを蓋部の上に配置する 合に比べて、回路基板モジュールの全体と ての高さ寸法を低く抑えることができる。

 本発明の回路基板モジュールは、前記基 の前記実装面とは反対面に沿って、前記第1 枠体と略同じ大きさの第2表示装置を、前記 1枠体と略対応する位置に備えるものである

 実質的に電子部品が配置されていない反 面は凹凸が小さい。上記構成によれば、凹 の小さい反対面に沿って、第1枠体と略同じ 大きさの第2表示装置がその第1枠体と略対応 た位置に配置されている。そのため、例え 第2表示装置が外部から押圧された場合、凹 凸の小さい反対面を介して、第1枠体全体で 一に力を受けることができる。また、第1枠 全体の内部には樹脂が埋められており、第1 枠体自体の剛性も高められている。これによ り、第2表示装置に割れやすい部材が含まれ いる場合でも、その部材が割れる可能性を く抑えることができる。

 本発明の電子機器は、上記の回路基板モ ュールを備えたものである。

 本発明によれば、第2枠体よりも外側に設 けた電子部品と樹脂部とを覆うとともに、第 2枠体に対応する部分に孔を設けた蓋部を有 ており、第1表示装置のような厚手の電子部 などを基板側に実装させる場合であっても 少なくともその電子部品の一部を第2枠体の 内側に確保された空間に収容させることがで き、その分だけ薄型化が可能となる回路基板 モジュール及びこれを備えた電子機器が提供 できる。

本発明の実施形態に係る回路基板モジ ールを示す分解斜視図 図1におけるII-II線矢視断面図 本発明の実施形態に係る回路基板モジ ールの第1枠体と第2枠体との高さの関係な を示す要部破断断面図 本発明の実施形態に係る回路基板モジ ールの変形例を示す要部断面図 その変形例の回路基板モジュールの変 例を示す、図4におけるV-V線矢視断面図 従来の携帯端末機器などの基板構造を す要部断面図

符号の説明

 1 基板
 2 電子部品
 3 電子部品(第1表示装置)
 4 第1枠体
 5 第2枠体
 6 樹脂部
 7 蓋部
 72 孔
 10 回路基板モジュール
 h 1  基板から第1枠体の上面までの壁の高さ
 h 2  基板から第2枠体の上面までの壁の高さ
 D 1  第1表示装置
 D 2  第2表示装置
 δh 隙間
 S 空間

 以下、本発明の実施形態について、添付 面を参照しながら詳細に説明する。

 図1は、本発明の実施形態に係る回路基板モ ジュール10を示すものであり、この回路基板 ジュール10は、電子機器の一種である図示 ない携帯電話機の筐体内部に設置されてお 、基板1と、電子部品2と、電子部品3である 1表示装置D 1 と、第1枠体4と、第2枠体5と、樹脂部6と、蓋 7と、第2表示装置D 2 とを備えている。

 基板1は、通常のものよりも薄いプリント基 板などで構成されており、一面(実装面;図1で 上面)側に、電子部品2や蓋部7などが設置され ている。また、この基板1の前記一面と反対 の反対面(図1では下面)側には、液晶又は有 ELなどで構成した、第1枠体4と略同じ大きさ 大型の表示部である第2表示装置D 2 を、第1枠体4と略対応する位置に搭載してい 。

 電子部品2は、例えばデジタル(電子)回路 どを含んだ、厚さが比較的薄い電子部品で 成されており、実装面である基板1の一面の 、大枠である第1枠体4の内部であってかつ小 である第2枠体5の外部の領域に実装されて る。

 電子部品3は、基板1の実装面から蓋部7の天 面までの高さに収まりきれない、(厚さが比 較的薄い)通常の電子部品2よりも厚さが厚い 子部品であって、本実施形態では第1表示装 置D 1 が用いられており、蓋部7の後述する孔72に取 り付けられている。この第1表示装置D 1 は、厚さ方向の一部分が第2枠体5の内側に収 されており、上側の一部が蓋部7の上面から 突出している。

 第1枠体4は、基板1の実装面に複数実装さ ている電子部品2とその周囲の樹脂部6を取 囲むように設置されており、具体的には、 面略矩形を有し略角筒形状を呈する大枠の 体が基板1の一面である実装面に実装されて る。この第1枠体4は、蓋部7とともに電子部 2に対して電磁シールド(高周波的なシール を含む)を行うことによって、第1枠体4及び 部7から外部への電磁輻射の漏れを防止する ともに外部からの不要輻射の侵入を阻止す 。このため、第1枠体4は、導電性を有する 料で形成されている。また、この第1枠体4は 、底面が基板1に電気的に接続されているだ でなく、図3に示すように、蓋部7とも電気的 に接続されており、基板1のグランドに電位 落とすように構成されているが、同時に蓋 7を機械的に着脱可能に固定させるために外 面の全周にわたって複数の接点41が設けら ている(図3)。

 第2枠体5は、第1枠体4に比べて小さな断面略 矩形を有し略角筒形状を呈する小枠のもので あり、特に基板1の一面である実装面におい 第1枠体4の内側に設けている。即ち、この第 2枠体5は、図2に示すように、蓋部7の後述す 孔72に対応してその孔72の直下に配置されて り、この第2枠体5で囲まれる内側の面積と 72の面積とが略同じか、第2枠体5のほうが孔7 2よりも若干面積が広くなるように設置され いる。
 また、本実施形態の第2枠体5でも、第1枠体4 と同様、底面が基板1と電気的に接続されて 板1のグランドと同電位となるように構成さ ている。

 さらに、本発明では、図3に示すように、基 板1の実装面から第2枠体5の上面までの高さ(h 2 )のほうが、基板1の実装面から第1枠体4の上 までの高さ(h 1 )よりも低い。つまり、第1枠体4と第2枠体5と 、図3に示すように、それぞれの壁の高さh 1 、h 2 について、(1)の式の関係が成立するように形 成している。

 このため、第1枠体4の上面に当接配置し 蓋部7の天井面を第2枠体5が押し上げること なく、その押し上げ動作によって蓋部7が外 ることが回避できるので、蓋部7と第1枠体4 の間の接続がより確実になっている。

 また、この第2枠体5と第1枠体4は、お互いの 壁の高さが上述した(1)式の関係を有するので 、図3に示すように、第2枠体5の上面と蓋部7 天井面との間に僅かな隙間(δh)からなる空間 Sが形成されている。これにより、例えば第1 示装置D 1 に外力が作用するなどしても、これを取り付 けている蓋部7が空間Sを利用して下方へ変異 ることで外力の大部分を吸収させ、第1表示 装置D 1 の破損を回避できる。

 樹脂部6は、第1枠体4と第2枠体5の間にあ て、電子部品2と、基板1の実装面と、第1枠 4と、第2枠体5とに密接するように設けられ いる。このように、樹脂部6は、基板1の一面 に搭載させることにより、補強用の金属板な どを別に設けなくても、しかも従来のものよ り薄い基板1を用いてあっても、携帯電話機 どの電子機器の筐体に対して、薄さを保持 ながら同時に一定の強度を確保できるよう なっている。別言すれば、薄手の基板1の一 に薄く形成したこの樹脂部6によって、携帯 電話機の筐体部分に対して、一定の強度を確 保するのと同時にその薄型化が実現可能とな っている。

 なお、本実施形態の樹脂部6は適宜の熱硬 化樹脂材料で形成されている。また、この樹 脂部6の樹脂材料は、基板1の一面に充填させ 熱炉内で熱硬化させたときに、熱膨張や熱 縮を行うことなく硬化させることができる 換言すれば、熱硬化後にそりなどを発生さ ないような工夫が施されている。

 蓋部7は、電子部品2と、第2枠体5と、樹脂 部6とを物理的に一体に覆うようになってい が、第1枠体4と同様に導電性を有する材料で 形成されて電磁シールド機能が付与されてい る。これにより、蓋部7及び第1枠体4から外部 への電磁輻射の漏れを防止するとともに外部 から蓋部7及び第1枠体4への不要輻射の侵入を 阻止できる。

 なお、本実施形態の蓋部7には、前述した ように、第1枠体4に対して機械的に着脱可能 固定させるのと同時に電気的にも第1枠体4 接続させるために、第1枠体4の接点41に嵌合 る嵌合孔71を外周面全体にわたって多数設 ている。このように構成することで、前述 たように、蓋部7は、第1枠体4を介して基板1 グランドと同電位となるように構成してお 、グランドの電位をより一定に保つ、即ち グランドを強化することが出来るといった 果も付与している。

 また、蓋部7には、前述したように、第2 体5に対応してこの第2枠体5の直上に孔72を開 口させており、別言すれば、第2枠体5の開放 た内側と蓋部7の開口した孔72とが上下に連 って縦(上下)方向に大きな空間(縦空間)が形 成されている。本発明では、この縦空間を利 用して、厚さが厚く基板1の実装面と蓋部7と 間の空間に収まりきれない電子部品3を配置 できるようになっているわけである。

 さらに、本実施形態の蓋部7には、この縦空 間を利用して配置した電子部品3を固定させ ため、図2に示すように、電子部品3である第 1表示装置D 1 が孔72に取り付けられている。これにより、 1枠体4と蓋部7とで形成する縦方向の空間の さが薄くても、これより厚い第1表示装置D 1 が固定した状態で配置可能となっている。し かも、この第1表示装置D 1 は、基板1の実装面に対しては非接触状態で 置されており、蓋部7が湾曲などの変移動作 行うことで厚さ(上下)方向にある程度自由 変移できるように構成されている。その結 、前述したような外力がこの第1表示装置D 1 に作用しても、蓋部7とともに第1表示装置D 1 が変移することで、第1表示装置D 1 に含まれているガラスなどの脆弱な部品が破 損するのを回避できる。

 なお、本実施形態の第1表示装置D 1 は基板1の実装面から離間した非接触状態と っているので、基板1などとの電気的な接続 、基板1との間で適宜の接続手段を設けて行 っている。また、本実施形態のような構成の ほかに、例えば図4及び図5に示すように、基 1の実装面に第1表示装置D 1 を直接実装させる構成であってもよい。この ような構成の回路基板モジュールは、第1表 装置D 1 に外力が作用したとき、本実施形態に比べて 効果は小さいが基板1自身の湾曲動作などを 用して外力を逃がすことが可能である。他 、この図4及び図5に示す回路基板モジュール は、第1表示装置D 1 と基板1との間の電気的な接続が本実施形態 回路基板モジュール10に比べて容易に行える 。

 また、本実施形態の回路基板モジュール10 おいては、枠体がなく、実質的に電子部品 配置されていない反対面(図1では下側)は、 凸が小さい。上記構成によれば、凹凸の小 い反対面に沿って、第1枠体4と略同じ大きさ の第2表示装置D 2 が、第1枠体4と略対応した位置に配置されて る。そのため、例えば第2表示装置D 2 が外部から押圧された場合、凹凸の小さい反 対面を介して、第1枠体4全体で均一に力を受 ることができる。また、第1枠体4全体の内 には樹脂が埋められており、第1枠体4自体の 剛性も高められている。これにより、第2表 装置D 2 に割れやすい部材(ガラスなど)が含まれてい 場合でも、その部材が割れる可能性を低く えることができる。
 また、本実施の形態では、第1枠体4及び第2 体5の断面形状を略矩形として説明したが、 矩形に限らず円形や多角形であってもよい。

 なお、本発明は上述した種々の形態で実 し得るものである。また、本実施形態では 回路基板モジュール10を電子機器の一種で る携帯電話機の筐体内部に設置してあるが この携帯電話機としては、ストレート型、 りたたみ型等の各種の筐体内部に設置可能 ある。さらに、この回路基板モジュールを 置する電子機器としては、この携帯電話機 他に、例えばPDA(Personal Digital Assistant)やPHS(P ersonal Handyphone System)或いはこれ以外の各種 電子機器に設置することが可能である。

 以上、本発明の各種実施形態を説明した 、本発明は前記実施形態において示された 項に限定されず、明細書の記載、並びに周 の技術に基づいて、当業者がその変更・応 することも本発明の予定するところであり 保護を求める範囲に含まれる。

 本出願は、2008年1月15日出願の日本特許出 願(特願2008-005460)に基づくものであり、その 容はここに参照として取り込まれる。

 本発明の回路基板モジュールによれば、 手の電子部品などを基板に実装させる場合 あっても、少なくともその電子部品の一部 第2枠体の内側に確保された空間に収容させ ることができ、その分だけ薄型化が可能とな る効果を有し、例えば携帯電話機、PDA、PHS、 或いはこれ以外の各種の電子機器等に設置す るのに有用である。