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Patent Searching and Data


Title:
COMMENT DISTRIBUTION SYSTEM, COMMENT DISTRIBUTION SERVER, TERMINAL DEVICE, COMMENT DISTRIBUTION METHOD, AND RECORDING MEDIUM CONTAINING PROGRAM
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/108293
Kind Code:
A1
Abstract:
A comment distribution server (2) includes: a first comment information storage unit for storing comment information which contains comment data and a comment assignment time indicating the moment when comment data is assigned by using an elapse time from a dynamic image reproduction start moment and which information is correlated to the dynamic data; and a comment information distribution unit for reading out a plurality of comment information for distribution to a terminal device (3). The terminal device (3) has: a dynamic image reproduction unit which receives dynamic data distributed from a dynamic image distribution server (1) and reproduces the data; a comment information reception unit which receives a plurality of comment information correlated to a dynamic image from the comment distribution server (2); and a display unit which displays a dynamic image reproduced by a dynamic image reproduction unit, reads out comment data correlated to the moment indicated by the comment assignment time from the plurality of comment information, and displays the read out comment data together with the dynamic image.

Inventors:
KAWAKAMI NOBUO (JP)
KOIZUKA AKIHIKO (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/053623
Publication Date:
September 12, 2008
Filing Date:
February 29, 2008
Export Citation:
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Assignee:
DWANGO CO LTD (JP)
KAWAKAMI NOBUO (JP)
KOIZUKA AKIHIKO (JP)
International Classes:
G06F13/00; H04N7/173; H04N21/258; H04N21/44; H04N21/47
Foreign References:
JP2007036830A2007-02-08
JP2004362452A2004-12-24
JP2004297245A2004-10-21
JP2004040274A2004-02-05
Attorney, Agent or Firm:
SHIGA, Masatake et al. (Marunouchi Chiyoda-k, Tokyo 20, JP)
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Claims:
 動画データを配信する動画配信サーバと、動画に対するコメントを配信するコメント配信サーバと、端末装置とを具備するコメント配信システムであって、
 前記コメント配信サーバは、
  コメントデータが付与された時点を前記動画データの再生開始時点からの経過時間によって表示したコメント付与時間と前記コメントデータとを含み、前記動画データに対応付けられたコメント情報を記憶する第1のコメント情報記憶部と、
  前記第1のコメント情報記憶部に記憶された複数のコメント情報を読み出して、前記端末装置に配信するコメント情報配信部と
 を具備し、
 前記端末装置は、
  前記動画配信サーバから配信される動画データを受信して再生する動画再生部と、
  前記再生する動画に対応付けられた複数のコメント情報を前記コメント配信サーバから受信するコメント情報受信部と、
  前記コメント情報受信部が受信した複数のコメント情報を記憶する第2のコメント情報記憶部と、
  前記動画再生部によって再生される動画を表示するとともに、前記コメント付与時間が表示する時点に対応づけられたコメントデータを前記第2のコメント情報記憶部に記憶された複数のコメント情報から読み出し、読み出したコメントデータを動画とともに表示する表示部と
 を具備するコメント配信システム。
 前記複数のコメント情報は、コメント情報と該コメント情報に対応付けられたマスタコメント情報とを含み、
 前記コメント配信サーバのコメント情報配信部は、前記第1のコメント情報記憶部に記憶された前記マスタコメント情報に含まれるコメントデータを全て読み出して、前記端末装置に配信し、前記第1のコメント情報記憶部に記憶されたコメント情報に含まれるコメントデータのうち、予め決められた数のコメントデータを抽出して、前記端末装置に配信する
 請求項1に記載のコメント配信システム。
 前記コメント配信サーバは、
 前記コメント情報のうち、指定されたコメントデータを抽出して前記マスタコメント情報を生成し、該マスタコメント情報を第1のコメント情報記憶部に記憶させるマスタコメント設定部
 を具備する請求項2に記載のコメント配信システム。
 前記端末装置は、
 前記表示部によって表示された動画に対するコメント内容の入力を受け付けるとともに、前記コメント内容が入力された時点を前記動画の再生開始時点からの経過時間によって表示したコメント付与時間としてコメント内容とともにコメント情報として前記コメント配信サーバに送信する送信部
 を具備し、
 前記コメント配信サーバは、
 前記端末装置の送信部からコメント情報が送信される毎に、当該コメント情報を、前記第1のコメント情報記憶部のコメント情報に追加するコメント情報更新管理部
 を具備する請求項2または請求項3に記載のコメント配信システム。
 動画に対するコメントを配信するコメント配信サーバであって、
 コメントデータが付与された時点を前記動画データの再生開始時点からの経過時間によって表示したコメント付与時間と前記コメントデータとを含み、前記動画データに対応付けられたコメント情報を記憶するコメント情報記憶部と、
  前記コメント情報記憶部に記憶された複数のコメント情報を読み出して、配信するコメント情報配信部と、
 を具備するコメント配信サーバ。
 動画データと、該動画データに対するコメントとを受信して表示する端末装置であって、
 配信された動画データを受信して再生する動画再生部と、
 前記再生する動画に対応付けられた複数のコメント情報を受信するコメント情報受信部と、
 前記コメント情報受信部が受信した複数のコメント情報を記憶するコメント情報記憶部と、
 前記動画再生部によって再生される動画を表示するとともに、前記再生される動画の動画再生経過時間を表示するコメント付与時間に対応づけられたコメントデータを前記コメント情報記憶部に記憶された複数のコメント情報から読み出し、読み出したコメントデータを動画とともに表示する表示部と
 を具備する端末装置。
 動画データを配信する動画配信サーバと、動画に対するコメントを配信するコメント配信サーバと、端末装置とを具備するコメント配信システムにおけるコメント配信方法であって、
 前記コメント配信サーバが、コメントデータが付与された時点を前記動画データの再生開始時点からの経過時間によって表示したコメント付与時間と前記コメントデータとを含み、前記動画データに対応付けられたコメント情報を記憶する第1のコメント情報記憶部に記憶された複数のコメント情報を読み出して、前記端末装置に配信する第1の過程と、
 前記端末装置が、前記動画配信サーバから配信される動画データを受信して再生する第2の過程と、
 前記端末装置が、前記再生する動画に対応付けられた複数のコメント情報を前記コメント配信サーバから受信し、受信した複数のコメント情報を第2のコメント情報記憶部に記憶する第3の過程と、
 前記端末装置が、前記第2の過程によって再生される動画を表示するとともに、前記コメント付与時間が表示する時点に対応づけられたコメントデータを前記第2のコメント情報記憶部に記憶された複数のコメント情報から読み出し、読み出したコメントデータを動画とともに表示する第4の過程と
  を具備するコメント配信方法。
 動画に対するコメントを配信するコメント配信サーバが具備するコンピュータを、
 コメントデータが付与された時点を前記動画データの再生開始時点からの経過時間によって表示したコメント付与時間と前記コメントデータとを含み、前記動画データに対応付けられたコメント情報を記憶するコメント情報記憶部に記憶された複数のコメント情報を読み出して、配信するコメント情報配信部
 として機能させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
 動画データと、該動画データに対するコメントとを受信して表示する端末装置が具備するコンピュータを、
 配信された動画データを受信して再生する動画再生部、
 前記再生する動画に対応付けられた複数のコメント情報を受信し、コメント情報記憶部に記憶するコメント情報受信部、
 前記動画再生部によって再生される動画を表示するとともに、前記再生される動画の動画再生経過時間を表示するコメント付与時間に対応づけられたコメントデータをコメント情報記憶部に記憶された複数のコメント情報から読み出し、読み出したコメントデータを動画とともに表示する表示部
 として機能させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
Description:
コメント配信システム、コメン 配信サーバ、端末装置、コメント配信方法 及びプログラムを記録した記録媒体

 本発明は、動画コンテンツを再生しながら 再生中のコンテンツを利用してユーザ間の ミュニケーションを行うことができるコメ ト配信システム、コメント配信サーバ、端 装置、コメント配信方法、及びプログラム 記録した記録媒体に関する。
 本願は、2007年3月2日に、日本に出願された 願2007-53348号に基づき優先権を主張し、その 内容をここに援用する。

 従来から、例えば、放送されたテレビ番組 どの動画に対してユーザが発言したコメン をその動画と併せて表示するシステムがあ 。
 例えば、地域ごとに放送時間が異なるテレ 番組等に関する掲示板において、テレビ番 の1シーンに対する書き込みを、放送開始か らの正味時間に対応させて記憶しておき、掲 示板を閲覧する時間が異なっていても、以前 に書き込まれた内容がテレビ番組のシーンに 合わせて表示させるシステムがある(例えば 特許文献1参照)。このシステムによれば、ユ ーザは放送時間のタイムラグを感じることが なく、テレビ番組を見ながら、コメントを閲 覧して楽しむことができる。

特開2002-290949号公報

 しかしながら、上述した従来技術におけ システムにあっては、コメント数が多くな と、全てのコメントを表示しきれなくなっ しまうため、例えば、直近に書き込まれた1 00件などに表示するコメント数を制限すると 過去には面白味のあるコメントがあったに かかわらず、面白味の無いコメントのみを 示してしまうことがあるという問題がある

 本発明は、このような事情に鑑みてなさ たもので、その目的は、多量のコメントが き込まれても、面白味のあるコメントを表 することができるコメント配信システム、 末装置、コメント配信サーバ、コメント配 方法およびプログラムを記録した記録媒体 提供することにある。

 この発明は上述した課題を解決するため なされたもので、本発明のコメント配信シ テムは、動画データを配信する動画配信サ バと、動画に対するコメントを配信するコ ント配信サーバと、端末装置とを具備する メント配信システムであって、前記コメン 配信サーバは、コメントデータが付与され 時点を前記動画データの再生開始時点から 経過時間によって表示したコメント付与時 と前記コメントデータとを含み、前記動画 ータに対応付けられたコメント情報を記憶 る第1のコメント情報記憶部と、前記第1の メント情報記憶部に記憶された複数のコメ ト情報を読み出して、前記端末装置に配信 るコメント情報配信部とを具備し、前記端 装置は、前記動画配信サーバから配信され 動画データを受信して再生する動画再生部 、前記再生する動画に対応付けられた複数 コメント情報を前記コメント配信サーバか 受信するコメント情報受信部と、前記コメ ト情報受信部が受信した複数のコメント情 を記憶する第2のコメント情報記憶部と、前 動画再生部によって再生される動画を表示 るとともに、前記コメント付与時間が表示 る時点に対応づけられたコメントデータを 記第2のコメント情報記憶部に記憶された複 数のコメント情報から読み出し、読み出した コメントデータを動画とともに表示する表示 部とを具備する。

 また、本発明のコメント配信システムは 上述のコメント配信システムであって、前 複数のコメント情報は、コメント情報と該 メント情報に対応付けられたマスタコメン 情報とを含み、前記コメント配信サーバの メント情報配信部は、前記第1のコメント情 報記憶部に記憶された前記マスタコメント情 報に含まれるコメントデータを全て読み出し て、前記端末装置に配信し、前記第1のコメ ト情報記憶部に記憶されたコメント情報に まれるコメントデータのうち、予め決めら た数のコメントデータを抽出して、前記端 装置に配信してもよい。

 また、本発明のコメント配信システムは 上述のコメント配信システムであって、前 コメント配信サーバは、前記コメント情報 うち、指定されたコメントデータを抽出し 前記マスタコメント情報を生成し、当該マ タコメント情報を第1のコメント情報記憶部 に記憶させるマスタコメント設定部を具備し てもよい。

 また、本発明のコメント配信システムは 上述のいずれかのコメント配信システムで って、前記端末装置は、前記表示部によっ 表示された動画に対するコメント内容の入 を受け付けるとともに、前記コメント内容 入力された時点を前記動画の再生開始時点 らの経過時間によって表示したコメント付 時間としてコメント内容とともにコメント 報として前記コメント配信サーバに送信す 送信部を具備し、前記コメント配信サーバ 、前記端末装置の送信部からコメント情報 送信される毎に、当該コメント情報を、前 第1のコメント情報記憶部のコメント情報に 追加するコメント情報更新管理部を具備して もよい。

 また、本発明のコメント配信サーバは、 画に対するコメントを配信するコメント配 サーバであって、コメントデータが付与さ た時点を前記動画データの再生開始時点か の経過時間によって表示したコメント付与 間と前記コメントデータとを含み、前記動 データに対応付けられたコメント情報を記 するコメント情報記憶部と、前記コメント 報記憶部に記憶された複数のコメント情報 読み出して、配信するコメント情報配信部 を具備する。

 また、本発明の端末装置は、動画データ 、該動画データに対するコメントとを受信 て表示する端末装置であって、配信された 画データを受信して再生する動画再生部と 前記再生する動画に対応付けられた複数の メント情報を受信するコメント情報受信部 、前記コメント情報受信部が受信した複数 コメント情報を記憶するコメント情報記憶 と、前記動画再生部によって再生される動 を表示するとともに、再生される動画の動 再生経過時間を表示するコメント付与時間 対応づけられたコメントデータを前記コメ ト情報記憶部に記憶された複数のコメント 報から読み出し、読み出したコメントデー を動画とともに表示する表示部とを具備す 。

 また、本発明のコメント配信方法は、動 データを配信する動画配信サーバと、動画 対するコメントを配信するコメント配信サ バと、端末装置とを具備するコメント配信 ステムにおけるコメント配信方法であって 前記コメント配信サーバが、コメントデー が付与された時点を前記動画データの再生 始時点からの経過時間によって表示したコ ント付与時間と前記コメントデータとを含 、前記動画データに対応付けられたコメン 情報を記憶する第1のコメント情報記憶部に 記憶された複数のコメント情報を読み出して 、前記端末装置に配信する第1の過程と、前 端末装置が、前記動画配信サーバから配信 れる動画データを受信して再生する第2の過 と、前記端末装置が、前記再生する動画に 応付けられた複数のコメント情報を前記コ ント配信サーバから受信し、受信した複数 コメント情報を第2のコメント情報記憶部に 記憶する第3の過程と、前記端末装置が、前 第2の過程によって再生される動画を表示す とともに、前記コメント付与時間が捧持す 時点に対応づけられたコメントデータを前 第2のコメント情報記憶部に記憶された複数 のコメント情報から読み出し、読み出したコ メントデータを動画とともに表示する第4の 程とを具備する。

 また、本発明の第1の実施態様のコンピュ ータ読み取り可能な記録媒体は、動画に対す るコメントを配信するコメント配信サーバが 具備するコンピュータを、コメントデータが 付与された時点を前記動画データの再生開始 時点からの経過時間によって表示したコメン ト付与時間と前記コメントデータとを含み、 前記動画データに対応付けられたコメント情 報を記憶するコメント情報記憶部に記憶され た複数のコメント情報を読み出して、配信す るコメント情報配信部として機能させるプロ グラムを記録する。

 また、本発明の第2の実施態様のコンピュ ータ読み取り可能な記録媒体は、動画データ と、該動画データに対するコメントとを受信 して表示する端末装置が具備するコンピュー タを、配信された動画データを受信して再生 する動画再生部、前記再生する動画に対応付 けられた複数のコメント情報を受信し、コメ ント情報記憶部に記憶するコメント情報受信 部、前記動画再生部によって再生される動画 を表示するとともに、再生される動画の動画 再生経過時間を表示するコメント付与時間に 対応づけられたコメントデータをコメント情 報記憶部に記憶された複数のコメント情報か ら読み出し、読み出したコメントデータを動 画とともに表示する表示部として機能させる プログラムを記録する。

 この発明によれば、コメント配信サーバ コメント情報配信部は、複数のコメント情 を配信するので、少なくとも一方のコメン 情報には常に面白味のあるコメントデータ 含むようにすることで、他方のコメント情 から面白味のあるコメントデータが無くな たときでも、端末装置は、面白味のあるコ ントデータを表示するようにすることがで る。

この発明の一実施形態によるコメント 信システムの構成を示す概略概念図である コメント配信サーバの構成を示す概略 ロック図である。 コメント情報記憶部に記憶されるデー の一例を示す図である。 端末装置の構成を示す概略ブロック図 ある。 表示装置に表示される情報の一例を示 図である。 表示装置に表示される情報の一例を示 図である。 コメント配信サーバの動作について説 明するためのフローチャートである。 コメント配信サーバの動作について説 明するためのフローチャートである。 端末装置の動作について説明するため のフローチャートである。 端末装置の動作について説明するため のフローチャートである。

符号の説明

1    動画配信サーバ
2     コメント配信サーバ
3     端末装置
21   コメント情報記憶部
22   コメント情報配信部
23   コメント情報更新管理部
24   通信部
25   マスタコメント設定部
26   マスタコメント情報配信部
31   動画再生部
32   コメント情報受信部
33   コメント情報記憶部
34   表示装置
35   第1の表示部
36   第2の表示部
37   入力部
38   選択部
39   再生制御部
40   送信部
41   マスタコメント情報受信部

 以下、本発明の一実施形態によるコメン 配信システムについて図面を参照して説明 る。図1は、この発明の一実施形態によるコ メント配信システムの構成を示す概念図であ る。この図において、動画配信サーバ1は、 末装置3からの配信要求に応じて、動画デー を配信する。この配信は、例えば、ストリ ミング配信によって行われる。コメント配 サーバ2は、動画配信サーバ1が配信する動 に対するコメントを端末装置3から受信し、 の動画を閲覧する各端末装置3にコメント情 報とサービス管理者に指定されたマスタコメ ント情報とを配信する。端末装置3は、ネッ ワーク4を介して動画配信サーバ1とコメント 配信サーバ2に接続し、動画配信サーバ1から 信される動画を受信して表示するとともに コメント配信サーバ2から配信されるコメン ト情報とマスタコメント情報とを受信して動 画上に表示する。

  次に、図1におけるコメント配信サーバ2 、端末装置3について、図面を用いて更に説 する。図2は、コメント配信サーバ2の構成を 示す概略ブロック図である。この図において 、コメント情報記憶部21は、コメントの内容 、このコメント内容が付与された時点にお る、動画の再生開始時点からの経過時間を メント付与時間としてコメント内容と対応 けてコメント情報に記憶する。さらにコメ ト情報記憶部21は、コメント情報のうち、 にサービス管理者によって指定されたコメ ト内容からなるマスタコメント情報(後述)を 記憶する。

 このコメント情報記憶部21に記憶される ータの一例を図3に示す。コメント情報記憶 21には、動画配信サーバ1により配信される 画に対するコメントをスレッド毎にまとめ コメント情報が複数記憶されている。各コ ント情報は、動画を識別する動画IDとスレ ドを識別するスレッドIDの情報を含み、どの 動画に対するどのスレッドであるのかを識別 できるようになっている。さらに、当該スレ ッドに対するマスタスレッドのスレッドIDで るマスタスレッドIDを含み、当該スレッド コメントを表示する際に、常に表示すべき レッドを識別できるようになっている。そ て、コメント情報には、コメント付与時間 コメント内容の他に、そのコメントを付与( 言)した実際の時刻を示すコメント情報投稿 実時間(上述の実時間情報に相当)と、コメン を付与したユーザを識別する情報であるユ ザ名、コメントを動画上にどのように表示 せるのかを指定する情報であるコメント表 方法を対応付けたコメントデータが複数含 れる。当該動画IDの動画を再生しており、 つ当該スレッドIDのスレッドのコメントを閲 覧している端末装置3からコメントデータを 信した場合には、当該受信したコメントデ タがコメント情報記憶部21に追加保存される ようになっている。ここでは、スレッドIDが 画IDに対応づけて記憶されていることによ て、同じ動画であっても、異なるスレッド 複数設けても、それらを識別することがで る。

 ここで、マスタスレッドとは、過去に投稿 れたコメントの中から、サービス管理者な が選び出したコメントからなるスレッドで り、あるスレッドのコメントを表示すると には、そのスレッドのマスタスレッドのコ ントも併せて表示する。以降、マスタスレ ドのコメントをマスタコメント、マスタス ッドに指定されたコメント情報をマスタコ ント情報という。サービス管理者などは、 去に投稿されたコメントの中で面白味のあ コメントを、マスタコメントに指定してお ことで、コメント数が多量になったときで 、面白味のあるコメントを端末装置3にて表 示させることができる。コメント情報記憶部 21には、マスタコメント情報も、図3に例示し たコメント情報の形式で記憶されている。本 実施形態では、マスタコメント情報において は、マスタスレッドIDは空欄とするが、さら 他のスレッドのIDをマスタスレッドIDに設定 しておくことで、そのスレッドのコメントを 表示させるようにしてもよい。
 このコメント情報記憶部21が上述の第1のコ ント情報記憶部に相当する。

 次に、コメント情報配信部22は、コメン 情報記憶部21に記憶されたコメント情報を読 み出して、端末装置3に配信する。このとき コメント情報配信部22は、コメント情報記憶 部21に記憶された当該スレッドのコメント数 一定数を超えている場合は、最新のものか 一定数のコメントに関するコメント情報を み出して、端末装置3に配信する。なお、こ の一定数は、予め設定された定数でも良いし 、対応する動画の長さに基づき決まる数であ ってもよい。コメント情報更新管理部23は、 信部24を介して端末装置3から受信した、追 となるコメント情報を動画ID、スレッドIDに 従って、コメント情報記憶部21に追加して記 する。

 マスタコメント設定部25は、サービス管理 の操作指示に基づき、コメント情報記憶部21 に記憶されたコメントから、マスタコメント を抜き出し、これを新たなスレッドIDのコメ ト情報にしてコメント情報記憶部21に記憶 せる。このマスタコメント抜き出しの際は 操作指示により指定されたコメントとコメ トデータ投稿実時間がそれ以前の一定数あ いは一定時間のコメントをマスタコメント して抜き出すようにしてもよいし、それ以 の一定数あるいは一定時間のコメントをマ タコメントとして抜き出すようにしてもよ 。また、マスタコメント設定部25は、マスタ コメントを抜き出した元のコメント情報のマ スタスレッドIDに、生成したマスタスレッド スレッドIDを登録する。マスタコメント情 配信部26は、コメント情報配信部22が配信し コメント情報のマスタスレッドIDに登録さ ているスレッドIDのコメント情報をコメント 情報記憶部21から読出し、マスタコメント情 として、端末装置3に配信する。
  通信部24は、端末装置3と各種通信を行い 端末装置3から送信される情報をコメント情 更新管理部23に出力してコメント情報を追 して記憶させるための指示を出力したり、 メント情報配信部22にコメント情報の配信指 示を出力する。

 次に、端末装置3について、図面を用いて説 明する。図4は、端末装置3の構成を説明する 略ブロック図である。
  この図において、動画再生部31は、端末装 置3のユーザによって指定された動画の配信 求を動画配信サーバ1に送信し、動画配信サ バ1から配信される動画を受信して再生する 。コメント情報受信部32は、再生する動画に して入力されたコメント情報をコメント配 サーバ2から受信する。マスタコメント情報 受信部41は、コメントの中でもサービス管理 により指定されたマスタコメント情報をコ ント配信サーバ2から受信する。コメント情 報記憶部33は、コメント情報受信部32が受信 たコメント情報およびマスタコメント情報 信部41が受信したマスタコメント情報を記憶 する。このコメント情報記憶部33は、上述の 2のコメント情報記憶部に相当する。

 表示装置34は、液晶表示装置やCRT(Cathode Ray Tube)等であり、各種情報を表示する。第1の 示部35は、動画再生部31によって再生される 画に複数のレイヤーを重ね合わせた画像を 示装置34によって表示する。すなわち、第1 表示部35は、動画再生部31によって再生され る動画を表示するレイヤーと、コメント情報 記憶部33に記憶されたコメント情報のうち、 生する動画の動画再生経過時間を表示する メント付与時間が対応づけられたコメント 読み出し、読み出したコメントを表示する イヤーと、コメント情報記憶部33に記憶さ たマスタコメント情報のうち、再生する動 の動画再生経過時間に対応するコメント付 時間が対応づけられたコメントを読み出し 読み出したコメントを表示するレイヤーと 3つのレイヤーを重ね合わせた画像を表示装 34によって表示する。
  第2の表示部36は、コメント情報記憶部33に 記憶されるコメント情報とマスタコメント情 報とのコメントデータに基づいて、コメント のリストをコメント一覧として表示装置34に 示する。ここでは、コメントデータに含ま たコメント投稿実時間の情報の順に従って 示する。

 この表示装置34に表示される情報につい 、更に説明する。図5は、表示装置34に表示 れる情報の一例を示す図である。表示欄101 は、このコメント配信サーバにアクセスし 際のURL(uniform resource locator)が表示される。 示欄102には、再生される動画の動画IDが表 される。表示欄103には、現在表示されてい 動画が閲覧要求されたのべ回数が閲覧回数 して表示される。この閲覧回数は、他のユ ザが動画を再生(閲覧要求)した場合には、そ の時点で同じ動画を閲覧中のユーザのカウン ト数が増加され、カウント数が更新されて表 示される。表示欄104には、第1の表示部によ て表示される動画が表示される。表示欄105 、第2の表示部によって表示されるコメント 表示される領域であり、ここでは、表示欄1 04によって表示される動画上にコメントが表 される。また、ここでは、表示欄105は、表 欄104よりも大きいサイズに設定されており オーバーレイ表示されたコメント等が、動 の画面の外側でトリミングするようになっ おり、コメントそのものが動画に含まれて るものではなく、動画に対してユーザによ て書き込まれたものであることが把握可能 なっている。

 操作パネル106は、再生ボタン、停止ボタ 、巻き戻しボタン、早送りボタン、音量調 ボタン、動画全体のどのあたりを再生して るのかを示す再生状態表示欄、などが表示 れており、マウスによっていずれかのボタ にカーソルを合わせてクリックされること よって、そのボタンに応じた操作の入力を け付ける。表示欄107には、動画全体の再生 間長と、現在表示欄105に表示されている動 の動画再生経過時間とが表示される。入力 108には、動画に対して発言するユーザの名 が入力部37を介して入力される。ここで、 力欄108の近傍にチェックボックスを設けて き、このチェックボックスがチェックされ か否かに従って、メールアドレスを入力す か否かを選択させ、チェックボックスがチ ックされた場合に、入力欄108を2つにし、ユ ザの名前と、ユーザのメールアドレスとの 力を受け付けるようにしてもよい。入力欄1 09には、コメントの表示のさせ方を指定する 報が入力される。コメントの表示のさせ方 しては、例えば、コメントの動画上に表示 せる位置、フォント、文字のサイズ、移動 示させる開始位置と終了位置と移動表示さ る方向等を、オーバーレイ表示をさせるた の指定をする情報として設定可能である。 お、ここで、コメントの表示のさせ方につ ては、予め決めておき、ユーザが入力しな てもよいようにすることも可能である。

 コメント欄110には、入力部37を介してユ ザによってコメントが入力される。ボタン11 1は、クリックされることによって、コメン 欄110に入力されたコメントや、入力欄108に 力されたユーザの名前や、入力欄109に入力 れたコメントの表示のさせ方の情報をコメ ト配信サーバ2に送信する。表示欄112は、コ ントのリストであるコメント一覧が表示さ る領域である。このコメント一覧には、コ ントに付与された発言順序を示す番号(符号 112a)、マスタコメントであることを示すマー (符号112b)、コメントを入力したユーザの名 (符号112c)、コメントの書き込みをしたコメ ト付与時間(符号112d)、発言されたコメント 一部(符号112e)が、投稿された実時間情報の に従って表示される。この表示欄112に、表 欄112を画面上に表示させるか否かを指定す チェックボックス等の入力欄を設け、この 力欄に入力された表示の可否の指示に従い 表示をさせるあるいは、表示を隠すように ることも可能である。また、この表示欄112 表示させるコメントの一部の個数をユーザ 指示に従って、変更するようにしてもよい 表示欄113は、表示欄112に表示されたコメン 一覧のうち、ユーザのよってカーソルが合 せられたコメントの詳細が表示される。コ ントの詳細としては、コメントの全文や、 メントを発言したユーザの名前、メールア レスなどが表示される。

 チェックボックス114は、チェックマーク 入力しておくことによって、コメント欄110 入力されるコメントを1行として指定するも のである。例えば、チェックボックス114にチ ェックマークを入力しておき、コメントを入 力が完了し、例えばエンターキーなどを押下 して入力を完了すると、そのエンターキーを 押下した時点で、「書く」のボタンがクリッ クされたものとして、コメントがコメント配 信サーバ2に送信される。これにより、コメ トを手早く簡単に入力することが可能であ 。

 次に、図4に戻り、入力部37は、マウスや ーボード等の入力装置であり、ユーザから 各種情報の入力を受け付ける。選択部38は 第2の表示部36によって表示されたコメント リストのうち、入力部37を介して入力される コメントの選択の入力を受け付ける。再生制 御部39は、選択部38によって選択されたコメ トのコメントデータをコメント情報記憶部33 から読み出し、読み出したコメントデータの コメント付与時間が表示する動画再生経過時 間から、動画を第1の表示部によって再生さ 表示装置34に表示させるとともに、読み出し たコメントデータのコメント内容を第1の表 部35によって表示装置34に表示させる。

 送信部40は、第1の表示部35によって表示 れた動画に対するコメント内容のデータ入 を受け付けるとともに、コメント内容が入 された時点の動画再生経過時間をコメント 与時間としてコメント内容とともにコメン 配信サーバに送信する。また、送信部40は、 入力部37から入力された指示に従って、各種 報をコメント配信サーバ2や動画配信サーバ 1に送信する機能を有する。

 次に、上述したコメント配信システムの動 について説明する。ここでは、まず、コメ ト配信システムの動作の概略について説明 る。
  まず、端末装置3は、コメント配信サーバ2 にアクセスして、コメントの書込み時間が最 近のものである最新の更新コメント一覧のデ ータを受信し、表示装置34に表示する。この 、例えば、表示装置34には、図6に示すよう 、最新の更新コメント一覧として、動画名 スレッド名等が表示される。ここで、ユー によって閲覧したいスレッドが選択され、 のスレッドの名称がマウスによってクリッ されると、端末装置3は、クリックされたス レッドに対応する動画に設定されている動画 IDを動画配信サーバ1に送信し、動画の配信要 求を行うとともに、クリックされたスレッド に設定されたスレッドIDと動画IDをコメント 信サーバ2に送信し、コメント情報の送信要 をする。これを受けて、動画配信サーバ1は 、動画IDによって指定された動画を、配信要 をした端末装置3にストリーミング配信する 。一方、コメント配信サーバ2は、スレッドID と動画IDに対応するコメント情報とこのコメ ト情報のマスタコメント情報とをコメント 報記憶部21から読み出して、配信要求をし 端末装置3に配信する。

 端末装置3は、動画配信サーバ1から配信 れた動画を受信して表示装置34に表示すると ともに、コメント配信サーバ2から配信され コメント情報とマスタコメント情報とに基 いてコメント内容を動画上に表示する。こ では、動画の再生を開始してからの動画再 経過時間に合わせて、その動画再生経過時 に一致するコメント付与時間が設定された メント内容が順次動画上に表示される。

 次に、コメント配信サーバ2、端末装置3の 作について、順次説明する。
 まず、コメント配信サーバ2の動作について 、図7Aおよび7Bのフローチャートを用いて説 する。
 コメント配信サーバ2の通信部24は、コメン 情報の配信要求を端末装置3から受信したか 否かを検出する(ステップS101)。コメント情報 の配信要求を受信した場合には、通信部24は コメント情報配信部22にコメント情報の配 指示をする。ここでは、配信要求に含まれ 、コメント情報の動画ID及びスレッドIDがコ ント情報配信部22に出力される。コメント 報配信部22は、通信部24から出力された動画I D及びスレッドIDに対応するコメント情報のコ メント情報記憶部21から読み出し(ステップS10 2)、読み出したコメント情報を配信要求をし 端末装置3に配信する(ステップS103)。ここで は、動画ID及びスレッドIDに対応付けされて る各コメント情報を一括して送信する。

 さらに、コメント情報配信部22は、配信 たコメント情報のマスタスレッドIDを読み出 し、読み出したマスタスレッドIDのマスタコ ント情報の配信を、マスタコメント情報配 部26に要求する。このマスタスレッドIDを受 けたマスタコメント情報配信部26は、受けた スタスレッドIDをスレッドIDとするコメント 情報をコメント情報記憶部21から読出し(ステ ップS104)、読み出したマスタコメント情報を 末装置3に配信する(S105)。

 一方、ステップS101にて判定したコメント 情報の配信要求ではなく、端末装置3から送 されたコメントデータを受信した場合(ステ プS106)、通信部24は、コメントデータをコメ ント情報更新管理部23に出力する。コメント 報更新管理部23は、コメント情報記憶部21を 参照し、通信部24から出力されたコメントデ タに含まれる動画ID及びスレッドIDに基づい てコメント情報を特定し、特定したコメント 情報に対し、受信したコメントデータを追加 保存する(ステップS107)。コメントデータが追 加保存されると、コメント情報配信部22は、 該動画IDの動画を再生している端末装置3で って、当該動画IDの動画とともに当該スレ ドIDのコメントを閲覧している端末装置3を 定し、その特定した端末装置3のそれぞれに 追加保存したコメントデータを配信する(ス テップS108)。ここで、同じ動画IDの動画を再 しており、且つ当該スレッドIDのスレッドの コメントを閲覧している端末装置3を特定す 方法としては、例えば、コメント配信サー 2にアクセスしてきた端末装置3とセッション を確立しておき、このセッションが有効な端 末装置3を動画閲覧中として特定することな がある。

 他方、ステップS101にて判定したコメント情 報の配信要求ではなく、ステップS106にて判 した端末装置3から送信されたコメントデー の受信もしていない場合に、マスタコメン の設定操作を受け付けたときは(S109)、マス コメント設定部25は、コメント情報記憶部21 に記憶されたコメントから、指定された範囲 のコメントをマスタコメントとして抜き出し 、これを新たなスレッドIDのコメント情報に てコメント情報記憶部21に記憶させる(S110)
 ステップS101にて判定したコメント情報の配 信要求でもなく、ステップS106にて判定した メントデータの受信でもなく、ステップS109 て判定したマスタコメントの設定操作でも いときは、ステップS101に戻る。

 次に、端末装置3の動作について図面を用い て説明する。図8Aおよび8Bは、端末装置3の動 を説明するためのフローチャートである。
  端末装置3の入力部37は、ユーザから動画 生の指示が入力されると(ステップS201)、指 された動画の動画IDを送信部40によって動画 信サーバ1に送信し、動画の配信要求をする とともに、コメント情報の配信要求をコメン ト配信サーバ2に送信する。そして、コメン 情報受信部32は、コメント配信サーバ2から 信されるコメント情報を受信したならば、 メント情報記憶部33に記憶する。また、マス タコメント情報受信部41は、コメント配信サ バ2から配信されるマスタコメント情報を受 信したならば、コメント情報記憶部33に記憶 る(ステップS202)。

 コメント情報とマスタコメント情報が受信 れコメント情報記憶部33に記憶されると、 画再生部31は、動画配信サーバ1から配信さ る動画を受信し、受信した動画を再生し、 1の表示部35によってこの動画のレイヤーを 示装置34に表示する(ステップS203)。動画の再 生が開始されると、第1の表示部35は、現在の 動画再生経過時間に基づいて、動画再生経過 時間に一致するコメント付与時間が設定され たコメントデータがあるか否かをコメント情 報記憶部33のコメント情報とマスタコメント 報とを参照して、判定する(ステップS204)。 画再生経過時間に一致するコメント付与時 が設定されたコメントデータがある場合(ス テップS205-YES)、第1の表示部35は、当該コメン トデータの表示位置を算出する(ステップS206) 。そして算出された表示位置に従って、動画 のレイヤーに重ね合わせたコメント情報のレ イヤーとマスタコメント情報のレイヤーとに コメントの表示制御を行う(ステップS207)。こ のとき、コメントデータがマスタコメントで あるか否かによって、フォント、色、文字サ イズ、表示位置、移動スピード(後述)などを 更するようにしてもよい。
 一方、動画再生部31は、再生が終了したか かを判定し、再生が終了していれば処理を 了し、再生が終了してなければ、ステップS2 04に移行する。

 一方、ステップS205において、表示させる コメントがなければ、送信部40は、入力部37 らコメントが入力されたか否かを検出する( テップS209)。コメントの入力があった場合 は、そのコメントが入力された時点(例えば 「書く」ボタン111がクリックされた時点)に おける、その動画を再生しているソフトウェ アのプレイヤーが指す再生時間(動画再生経 時間)を読み出す。その動画再生経過時間を メント付与時間とし、再生中の動画の動画I Dと、閲覧中のコメントのスレッドIDと、現在 の実時間情報(現在時刻の情報)と、端末装置3 のユーザのユーザ名と、入力されたコメント 内容と、コメント表示方法とを対応づけて、 コメント情報としてコメント情報記憶部33の メント一覧に追加保存する(ステップS210)。 して、送信部40は、追加保存したコメント 報をコメント配信サーバ2に送信し(ステップ S211)、ステップS208に移行する。

 ステップS209において、コメントの入力で はない場合、端末装置3はコメント情報受信 32によって、コメントデータを受信したか否 かを検出する(ステップS212)。コメントデータ を受信した場合、コメント情報受信部32は、 信したコメントデータをコメント情報記憶 33に追加保存し(ステップS213)、ステップS208 移行する。

 一方、ステップS212において、コメントデ ータの受信ではない場合、端末装置3の選択 38は、入力部37から、コメント選択操作の入 があったか否かを検出する(ステップS214)。 メント選択操作の入力があった場合、選択 38は、選択されたコメントデータのコメン 内容を再生制御部39に出力する。再生制御部 39は、この出力を受けて、選択されたコメン データに対応づけて記憶されたコメント付 時間をコメント情報記憶部33を参照して読 出し、読み出したコメント付与時間に応じ 動画再生経過時間に従って、動画再生位置 巻き戻し、あるいは早送りをすることによ て、コメントデータに対応づけて記憶され コメント付与時間に一致する動画再生経過 間から再生を行わせ(ステップS215)、そのコ ント付与時間のコメント内容を表示させ、 テップS208に移行する。

 次に、コメントが画面上に表示された場 について図面を用いて説明する。ここでは 図5の「最近のコメント一覧」において、「 有名シェフのオムライス」の動画に対応付け された「料理の感想を言おう!」というスレ ドが選択された場合について説明する。こ スレッドが選択されると、「有名シェフの ムライス」の動画が例えば、図5の表示欄104 領域内に再生される。そして、動画再生経 時間に応じてコメントが動画上に順次表示 れる。図5では、動画再生経過時間が9秒の 合の画面が示してあり、ここでは、コメン 付与時間が9秒のユーザFのコメントである「 おいしそう~!」が、画面の右側から左側に移 表示される(符号115)。

 なお、上述した実施形態においては、コメ ト一覧にコメントが追加されて、追加され コメントがユーザによってクリックされた 合に、コメントに設定されているコメント 与時間に一致する動画再生経過時間から再 され、コメントが表示される場合について 明した。追加されたコメントがクリックさ なければ、動画再生経過時間が、追加され コメントに設定されているコメント付与時 に到達した時点で、そのコメントが動画上 表示される。
  また、仮に自分が閲覧している動画に対 て、他のユーザによってコメントが書き込 れたとしても、実時間の順でコメント一覧 表示されるので、その追加されたコメント クリックすることによって、そのコメント 書き込まれた時点に巻き戻しあるいは早送 をして、コメントを閲覧することができる また、ここでは、動画が巻き戻しされるこ によって、新たに追加で書き込まれたコメ トも含めて、それまでに書き込みされたコ ントがコメント付与時間に応じて、動画再 経過時間に従って、順次表示される。

 また、ここでは、操作パネル106の再生状態 示欄のスライドバーを移動させることによ 、再生時間の巻き戻し、早送りをすること 可能であるが、この操作であると、動画が き戻しあるいは早送りされてしまい、見た コメントがすぐに画面上から消え、見つか にくい場合があるが、コメント一覧から選 することにより、見たい場面からみること 可能である。
  また、上述した実施形態においては、コ ント配信サーバ2から配信されたコメントデ タを端末装置3が受信して画面に反映して表 示させる場合について説明したが、自身の端 末装置3において、ユーザから入力されたコ ントについては、コメントが入力された時 ですぐに(コメント配信サーバ2に送信してコ メント配信サーバ2側で受信される前に)画面 表示させるようにしてもよい。具体的には 図8BのステップS209においてコメントが入力 れると、その入力されたコメントを自身の 末装置3において表示し、ステップS210に移 し、入力されたコメントをコメント一覧に 加保存し、その後、コメント配信サーバ2に 信するようにしてもよい。

 次に、コメントの表示について説明する。
 入力されたコメントは、画面上の上段、中 、下段など、表示させる位置や、コメント 移動表示させる表示時間を入力欄109に入力 ることによって設定することが可能である また、表示時間を設定する場合は、例えば 画面の上段にコメントを一定時間(例えば、 4秒)表示させて消すようにすることができる また、画面の表示領域内に現れてから領域 に移動して消えるまでの時間を指定して(例 えば、4秒)、移動スピードを調整することも 能である。また、ある動画再生経過時間に 数のコメントが集中して入力された場合等 おいて、それらを表示させると同じ高さの インで重なってしまう場合は、画面上の高 を変えて表示あるいは、移動表示させるこ が可能である。また、表示時間が設定され ことによって、コメントの文字列の長さに じて移動スピードが異なる場合は、コメン が移動し終わる前に次のコメントが追いつ てしまう場合もあるので、このような場合 も、次のコメントを違う高さのラインに表 または、移動表示させるようにしてもよい

 また、コメントは、文章を入力するだけ なく、文字や記号等を並べ、アスキーアー (テキストアートともいう)をコメントとし 入力することも可能である。この場合、チ ックボックス114の「1行」のチェックを外し 数行に渡って文字や記号を記述することで 風景描写や写実画を描くことも可能である ここでは、アスキーアートの全ての行が画 内に収まるように、必要に応じて、文字フ ントを拡大あるいは縮小させるようにして よい。

 また、実時間に基づいて、コメントの新 を判断し、実時間において古い時点で入力 れたコメントを表示した一定時間後に半透 に表示させ、そののち、消すようにしても い。また、コメントに重要度を設定し、重 度に応じてコメントの文字サイズを変更す ようにしてもよい。例えば、レスポンスコ ント数が多いものについては、重要度が大 いものとして判断し、ルートのコメントの 字サイズを大きくするようにすることがで る。また、コメントの縦方向(画面の鉛直方 向)における表示位置を重要度に応じて変更 るようにしてもよい。例えば、重要度が高 コメントは、画面上段のラインに表示させ 重要度が低いコメントは、画面下段のライ に表示させるようにしてもよい。

 なお、上述した実施形態において、動画配 サーバ1とコメント配信サーバ2とが別のサ バである場合について説明したが、同一の ーバで、動画配信サーバ1とコメント配信サ バ2との機能を実現するようにしてもよい。
  また、上述した実施形態においては、本 ービスにおけるコメントと動画の閲覧を行 場合に、コメント配信サーバ2にアクセスし 、最近の更新コメント一覧のデータを受信 、表示装置34に表示された最近の更新コメ ト一覧から動画とスレッドとを選択する場 について説明したが、この動画とスレッド を指定して、コメントと動画の閲覧できるUR Lを作成し、インターネット上に公開するよ にしてもよい。具体的には、動画IDとスレッ ドIDが含まれ、クリックをするとその動画の 生とそのスレッドのコメント情報とを受信 ることができるURLをブログやインターネッ のサイト上の掲示板に書き込みをして他の ーザにクリックさせるようにしてもよい。 た、このようなURLをサムネイル画像等に設 しておき、クリックをさせるようにしても い。

 また、上述した実施形態においては、本サ ビスにおけるコメントと動画の閲覧を行う 合に、コメント配信サーバ2にアクセスして 、最近の更新コメント一覧のデータを受信し 、表示装置34に表示された最近の更新コメン 一覧から動画とスレッドを選択する場合に いて説明した。コメントと動画の閲覧は、 スタスレッドの一覧のデータを受信し、表 装置34に表示されたマスタスレッド一覧か 動画とマスタスレッドを選択して、動画と メントの閲覧およびコメントの入力を行な ようにしてもよい。この場合、入力された メントは、新規のスレッドに登録されるの 、あるスレッドをマスタスレッドとするス ッドが複数生成される。
 また、マスタスレッド一覧から当該スレッ をマスタスレッドとするスレッドのコメン 一覧のデータをコメント配信サーバ2から受 信し、表示装置34に表示されたこのコメント 覧から動画とスレッドを選択して、動画と メントの閲覧およびコメントの入力を行な ようにしてもよい。

 また、このような最近のコメント一覧に いて、動画とコメントの閲覧をしている画 (例えば、図5)において、その画面の右側や 方に、サムネイル画像を表示したり、アク ス数が多いスレッドをランキングとして表 させておき、ユーザにクリックさせ、その リックされたサムネイル画像に設定された レッドを表示させるようにしてもよい。

 また、上述した実施形態においては、動 ID及びスレッドIDを指定する場合について説 明したが、その動画IDに代表スレッドIDを予 登録してき、動画IDのみが指定された場合、 その代表スレッドを表示させるようにしても よい。また、どのスレッドに書き込むのかに ついて指定されずに、単に動画に対してコメ ントが入力された場合、代表スレッドに書き 込みが行われるようにしてもよい。また、ス レッド内にコメントが一定件数(例えば、100 )が発言された場合に、新たなスレッドをコ ント配信サーバ2あるいはユーザが生成する ようにしてもよい。

 また、コメント一覧については、コメン が動画上に一度表示されたもの、あるいは ユーザがコメント一覧の中からクリックし 閲覧したものについては、コメント一覧に いて、閲覧済みであることを特定できるよ にしてもよい。例えば、文字色を変えたり 閲覧済みであることを示すマークを表示す ようにしてもよい。

 また、ユーザ毎に個別のユーザ識別子を付 し、例えばコメントにユーザ識別子を対応 けてコメントデータとするようにしてもよ 。これにより、誰が発言したコメントなの を識別することが可能である。さらに、ユ ザ識別子に応じて、コメントを異なる文字 によって表示するようにしてもよい。これ より、発言したユーザを識別することが可 となる。
  また、事前にシステムにアクセスしてき ユーザにユーザIDを割り振り、このユーザID コメントデータに含めて記憶することによ 、各ユーザが発言したコメントを例えばポ プアップ表示等により一覧表示できるよう してもよい。なおこのユーザIDは、事前の ーザ登録によって各ユーザに割り当てても いし、端末装置を識別する情報を用いるよ にしてもよい。この端末装置を特定する情 を用いる場合、例えば、その端末装置を特 する情報を元にハッシュ関数によって演算 、その演算結果をユーザIDとしてもよい。

 また、端末装置3が表示する図5に示すよう 画面に削除ボタンを設けておき、表示欄112 表示されているコメント一覧にてユーザが メントを選択し、さらに削除ボタンを押す 、端末装置3が該操作指示を受けて、該コメ トの削除要求をコメント配信サーバ2に送信 するようにしてもよい。この場合、コメント 配信サーバ2は、コメントの削除要求を受け と、コメント情報記憶部21に記憶されている 該コメントに非表示のフラグを立て、当該ス レッドのコメントを閲覧中の端末装置3に該 メントの削除要求を送信し、これを受信し 端末装置3は、該当するコメントデータをコ ント情報記憶部33から削除する。また、以 、コメント配信サーバ2は、端末装置3へコメ ント情報を配信する際に非表示のフラグが立 っている当該コメントのコメントデータを配 信しない。あるいは、非表示のフラグが立っ ているコメントについては、これを受信して も端末装置3は表示しない。
 さらに、コメント配信サーバ2にて、ユーザ 管理を行ない、このコメントの削除要求につ いては、対象となるコメントが含まれるスレ ッドの管理ユーザからのもののみコメント配 信サーバ2が受け付けるようにしてもよい。

 また、1つの動画に対して、複数のスレッ ドを持つことができるので、日本語、英語、 ハングルなどの言語毎にスレッドを分けても よい。端末装置3は、これらの言語毎のスレ ドを、選択できるボタンを表示しておき、 ーザの操作指示により切り替えられた言語 スレッドのレイヤーを動画のレイヤーに重 合わせて表示するようにしてもよい。また れらの言語毎のスレッドが複数選択された きは、動画のレイヤーに、選択された複数 言語の各レイヤーを重ね合わせて表示する うにしてもよい。

 また、本実施形態において、マスタコメ トは、サービス管理者が指定したコメント ータを、コメント配信サーバ2のマスタコメ ント設定部25が抽出してマスタコメント情報 生成するとして説明したが、端末装置3から ユーザが指定したコメントデータを表す情報 を、コメント配信サーバ2のマスタコメント 定部25が受けて、マスタコメント設定部25が スタコメント情報を生成するようにしても い。さらに、この場合、コメント配信サー 2はユーザIDを登録管理し、各スレッドを管 するユーザのみが、該スレッドのマスタコ ント情報の生成を指示できるようにしても い。

 また、本実施形態において、マスタコメン 情報は、コメント情報と同様のデータ形式 あるとして説明したが、スレッドIDとコメ トデータ投稿実時間などによるコメント情 への参照情報であってもよい。
 また、本実施形態において、マスタコメン 情報は、マスタコメント設定部25がコメン 情報から抽出して生成するとして説明した 、マスタコメント設定部25に直接入力された コメントデータをマスタコメント情報として コメント情報記憶部21に記憶させるようにし もよい。

 このように、コメント配信サーバ2のコメ ント情報配信部22がコメント情報を配信する ともに、マスタコメント情報配信部26が該 メント情報に対応付けられたマスタコメン 情報を配信し、端末装置3の表示装置34は、 画とともにこれらコメント情報とマスタコ ント情報とに含まれるコメントデータを表 する。したがって、マスタコメント情報に 白味のあるコメントデータを登録しておく とで、コメントの投稿数が多量になってし い、コメント情報に面白味のあるコメント ータが含まれなくなったときであっても、 末装置3は、面白味のあるコメントデータを 示することができる。

 また、以上説明した実施形態において、 2におけるコメント情報配信部22、コメント 報更新管理部23、通信部24、マスタコメント 設定部25、マスタコメント情報配信部26の機 を実現するためのプログラム、あるいは、 4における、動画再生部31、コメント情報受 部32、第1の表示部35、第2の表示部36、入力部 37、選択部38、再生制御部39、送信部40、マス コメント情報受信部41の機能を実現するた のプログラムをコンピュータ読み取り可能 記録媒体に記録して、この記録媒体に記録 れたプログラムをコンピュータシステムに み込ませ、実行することによりコメントの 信、コメントの表示制御を行ってもよい。 お、ここでいう「コンピュータシステム」 は、OSや周辺機器等のハードウェアを含むも のとする。

 また、「コンピュータシステム」は、WWWシ テムを利用している場合であれば、ホーム ージ提供環境(あるいは表示環境)も含むも とする。
 また、「コンピュータ読み取り可能な記録 体」とは、フレキシブルディスク、光磁気 ィスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュ タシステムに内蔵されるハードディスク等 記憶装置のことをいう。さらに「コンピュ タ読み取り可能な記録媒体」とは、インタ ネット等のネットワークや電話回線等の通 回線を介してプログラムを送信する場合の 信線のように、短時間の間、動的にプログ ムを保持するもの、その場合のサーバやク イアントとなるコンピュータシステム内部 揮発性メモリのように、一定時間プログラ を保持しているものも含むものとする。ま 上記プログラムは、前述した機能の一部を 現するためのものであっても良く、さらに 述した機能をコンピュータシステムにすで 記録されているプログラムとの組み合わせ 実現できるものであっても良い。

 以上、この発明の実施形態を図面を参照 て詳述してきたが、具体的な構成はこの実 形態に限られるものではなく、この発明の 旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。

 この発明は、インターネットを介した動 ストリーム配信に対して、コメントを付与 るコメント配信システムに用いて好適であ が、これに限定されない。