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Title:
COMMUNICATION SYSTEM AND METHOD, AND WIRELESS CONTROL STATION AND BASE STATION
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/093542
Kind Code:
A1
Abstract:
Disclosed are a method and system for avoiding the production of a throughput exceeding the capability of mobile stations and for avoiding the deterioration of service quality, by managing communication quality. A control station (20) derives the management information of the communication quality (CQI margin, CQI upper limit value/lower limit value) on the basis of the predetermined parameters (MBR, GBR, PRIORITY, or the like) from a core network (10). A base station (30) performs the allocation of the bands between the base station (30) and mobile stations (40) on the basis of the values of CQI reports from the mobile stations (40) and the management information from the control station (20).

Inventors:
YANAGISAKO YOSHIFUMI (JP)
Application Number:
PCT/JP2009/050661
Publication Date:
July 30, 2009
Filing Date:
January 19, 2009
Export Citation:
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Assignee:
NEC CORP (JP)
YANAGISAKO YOSHIFUMI (JP)
International Classes:
H04W72/08
Foreign References:
JP2004180154A2004-06-24
JP2005244991A2005-09-08
Attorney, Agent or Firm:
KATO, Asamichi (20-12 Shin-Yokohama 3-chomeKohoku-ku, Yokohama-sh, Kanagawa 33, JP)
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Claims:
 端末と、
 前記端末と無線通信する基地局と、
 前記基地局と前記端末間の無線通信の通信品質に関する管理情報を導出し前記基地局に通知する無線制御局と、
 を備え、前記基地局は、前記無線制御局からの前記管理情報に基づき、前記基地局と前記端末間の帯域の割当を行う、ことを特徴とする通信システム。
 前記基地局は、前記端末から通知された通信品質の報告と、前記無線制御局からの前記管理情報とに基づき、前記基地局と前記端末間の帯域の割当を決定する、ことを特徴とする請求項1記載の通信システム。
 前記無線制御局は、コアネットワークからの所定のパラメータに基づき、前記通信品質に関する前記管理情報を導出する、ことを特徴とする請求項1又は2記載の通信システム。
 前記無線制御局は、QoS(Quality of Service)情報、最大送信速度(MBR)、保証伝送速度(GBR)のうちの少なくとも一つのパラメータに基づき、前記通信品質の前記管理情報として、前記通信品質のマージン、前記通信品質の上限値、前記通信品質の下限値のうち前記パラメータに対応する少なくとも一つの値を決定し、前記基地局に通知する、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信システム。
 前記無線制御局は、前記保証伝送速度(GBR)の通知がある場合、前記保証伝送速度(GBR)に基づき、前記通信品質の下限値を決定し、前記保証伝送速度(GBR)の通知がない場合、前記下限値を予め定められた最小値に設定する、ことを特徴とする請求項4記載の通信システム。
 前記無線制御局は、前記端末の能力に対応したカテゴリに対応させて、前記通信品質の上限値、下限値、伝送速度の対応関係を規定したテーブルを備えている、ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の通信システム。
 前記無線制御局は、QoSのクラスと前記通信品質のマージンとの対応関係を規定したテーブルを備えている、ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の通信システム。
 前記基地局は、QoS(Quality of Service)情報に基づき、前記通信品質の管理情報のうち、前記通信品質のマージンを導出する、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信システム。
 前記通信品質がCQI(Channel Quality Indicator)を含む、ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の通信システム。
 前記基地局は、前記無線制御局から通知されたCQIマージン、CQI上限値、CQI下限値の少なくとも一つ、および、前記端末からのCQI報告値を用いてCQIを決定する、ことを特徴とする請求項9記載の通信システム。
 端末と基地局とを備え、
 前記基地局が、前記基地局と前記端末間の無線通信の通信品質に関する管理情報を導出し、前記端末から通知された通信品質の報告と、前記管理情報に基づき、前記基地局と前記端末間の帯域の割当を行う、ことを特徴とする通信システム。
 前記通信品質がCQI(Channel Quality Indicator)を含む、ことを特徴とする請求項11記載の通信システム。
 前記基地局が、前記基地局と端末との間の無線通信に関する通信品質を前記端末から取得し、コアネットワークからのQoS(Quality of Service)、最大送信速度(MBR)、保証伝送速度(GBR)の少なくとも一つのパラメータに基づき、前記通信品質の管理情報として、CQIマージン、CQI上限値、CQI下限値のうち前記パラメータに対応する少なくとも一つの値を決定する無線制御部を備えている、ことを特徴とする請求項12記載の通信システム。
 前記QoS情報が、トラフィッククラス情報及び/又は優先度情報を含む、ことを特徴とする請求項4、7、8、13のいずれか1項に記載の通信システム。
 無線接続する端末との間の帯域の割当を行う基地局に接続する無線制御局であって、
 前記基地局と前記端末間の無線通信の通信品質に関する管理情報を導出する手段を備え、前記管理情報を前記基地局に通知する、ことを特徴とする無線制御局。
 コアネットワークからの所定のパラメータに基づき前記通信品質に関する管理情報を導出する、ことを特徴とする請求項15記載の無線制御局。
 QoS(Quality of Service)、最大送信速度(MBR)、保証伝送速度(GBR)の少なくとも一つのパラメータに基づき、前記通信品質の管理情報として、前記通信品質のマージン、前記通信品質の上限値、前記通信品質の下限値のうち前記パラメータに対応する少なくとも一つの値を決定し、前記基地局に通知する、ことを特徴とする請求項15又は16記載の無線制御局。
 前記保証伝送速度(GBR)の通知がある場合、前記保証伝送速度(GBR)により前記通信品質の下限値を決定し、前記保証伝送速度(GBR)の通知がない場合、前記下限値を予め定められた最小値に設定する、ことを特徴とする請求項17記載の無線制御局。
 前記通信品質がCQI(Channel Quality Indicator)を含む、ことを特徴とする請求項15乃至18のいずれか一項に記載の無線制御局。
 前記QoS情報が、トラフィッククラス情報及び/又は優先度情報を含む、ことを特徴とする請求項17記載の無線制御局。
 無線接続する端末から通知された通信品質の報告と、無線制御局で導出された通信品質の管理情報と、に基づき、基地局と前記端末間の帯域の割当を決定する手段を備えている、ことを特徴とする基地局。
 端末と無線通信する基地局であって、前記基地局と前記端末間の無線通信の通信品質に関する管理情報を導出し、前記管理情報に基づき、前記基地局と前記端末間の帯域の割当を行う手段を備えた、ことを特徴とする基地局。
 QoS(Quality of Service)、最大送信速度(MBR)、保証伝送速度(GBR)の少なくとも一つのパラメータに基づき、前記通信品質の管理情報として、前記通信品質のマージン、前記通信品質の上限値、前記通信品質の下限値のうち前記パラメータに対応する少なくとも一つの値を決定し、前記基地局に通知する、ことを特徴とする請求項21又は22記載の基地局。
 前記QoS情報が、トラフィッククラス情報及び/又は優先度情報を含む、ことを特徴とする請求項23に記載の基地局。
 無線制御局が、基地局と端末間の無線通信の通信品質に関する管理情報を導出し、
 前記基地局が、前記無線制御局からの前記管理情報に基づき、前記基地局と前記端末間の帯域の割当を行う、ことを特徴とする通信方法。
 前記基地局は、前記端末から通知された通信品質の報告と、前記無線制御局からの前記管理情報に基づき、前記基地局と前記端末間の帯域の割当を決定する、ことを特徴とする請求項25記載の通信方法。
 前記無線制御局は、コアネットワークからの所定のパラメータに基づき、前記通信品質に関する管理情報を導出する、ことを特徴とする請求項25又は26記載の通信方法。
 前記無線制御局は、QoS(Quality of Service)情報、最大送信速度(MBR)、保証伝送速度(GBR)のうちの少なくとも一つのパラメータに基づき、前記通信品質の前記管理情報として、前記通信品質のマージン、前記通信品質の上限値、前記通信品質の下限値のうち前記パラメータに対応する少なくとも一つの値を決定し、前記基地局に通知する、ことを特徴とする請求項25乃至27のいずれか1項に記載の通信方法。
 前記無線制御局は、前記保証伝送速度(GBR)の通知がある場合、前記保証伝送速度(GBR)に基づき、前記通信品質の下限値を決定し、
 前記保証伝送速度(GBR)の通知がない場合、前記下限値を予め定められた最小値に設定する、ことを特徴とする請求項28記載の通信方法。
 前記通信品質がCQI(Channel Quality Indicator)を含む、ことを特徴とする請求項25乃至29のいずれか1項に記載の通信方法。
 前記基地局は、前記端末からCQIの報告を受けた場合、前記無線制御局から通知されたCQIマージン、CQI上限値、CQI下限値の少なくとも一つ、および、前記端末からのCQI報告値を用いてCQIを決定する、ことを特徴とする請求項30記載の通信方法。
 基地局が、前記基地局と前記端末間の無線通信の通信品質に関する管理情報を導出し、前記管理情報に基づき、前記基地局と前記端末間の帯域の割当を行う、ことを特徴とする通信方法。
 前記基地局が、前記端末から前記通信品質としてCQI(Channel Quality Indicator)の報告を取得し、コアネットワークからの、QoS(Quality of Service)、最大送信速度(MBR)、保証伝送速度(GBR)の少なくとも一つのパラメータに基づき、前記通信品質の管理情報として、CQIマージン、CQI上限値、CQI下限値のうち前記パラメータに対応する少なくとも一つの値を決定する、ことを特徴とする請求項32記載の通信方法。
 前記QoS情報が、トラフィッククラス情報及び/又は優先度情報を含む、ことを特徴とする請求項28又は33に記載の通信方法。
 基地局と無線通信する端末であって、
 前記基地局に通信品質を報告し、
 無線制御局側又は前記基地局で導出された、前記基地局と端末間の無線通信の通信品質に関する管理情報と、前記端末からの前記通信品質の報告と、に基づき、前記基地局によって、前記基地局との間の帯域の割当が行われる、ことを特徴とする端末。
 無線制御局又は基地局において、
 QoS(Quality of Service)情報をクラス分けしたトラフィッククラス又はプライオリティに対応する、チャネル品質表示CQI(Channel Quality Indicator)のマージンを求め、
 移動局から報告されたCQI報告値とCQIマージンから、
 CQI報告値-CQIマージン
 を求め、
 前記基地局から前記移動局へのダウンリンク送信に割当てられるチャネルコード数として、CQI報告値-CQIマージンの値に対応する、チャネルコード数を求める、ことを特徴とする通信システム。
 前記無線制御局又は基地局において、
 CQI報告値-CQIマージンが、予め定められたCQI上限値を超えた場合、又は、予め定められたCQI下限値を下回った場合、
 前記基地局のスケジューラは前記CQI上限値又は前記CQI下限値を用いる、ことを特徴とする請求項36記載の通信システム。
 前記無線制御局又は基地局において、
 CQIの値と伝送速度との対応関係を規定した第1のテーブルを備え、
 前記第1のテーブルを参照して、コアネットワーク側から通知された最大伝送速度(MBR)に対応するCQI値を求め、CQI上限値とし、
 前記第1のテーブルを参照して、前記コアネットワーク側から通知された保証伝送速度(GBR)に対応するCQI値を求めてCQ下限値とし、前記コアネットワーク側から保証伝送速度が通知されない場合、CQIの最小値をCQI下限値とする、ことを特徴とする請求項37記載の通信システム。
 前記無線制御局又は基地局において、
 トラフィッククラスとCQIマージンとの対応関係を規定した第2のテーブルを備え、
 前記第2のテーブルを参照して、コアネットワーク側から通知されたトラフィッククラスに対応するCQIマージンを求める、ことを特徴とする請求項36又は37記載の通信システム。
 前記第1のテーブルが、CQIの値及び伝送速度と対応させて、前記基地局から前記移動局へのダウンリンク送信に割当てられるチャネルコード数を保持する、ことを特徴とする請求項38記載の通信システム。
 無線制御局又は基地局において、
 QoS(Quality of Service)情報をクラス分けしたトラフィッククラス又はプライオリティに対応する、チャネル品質表示CQI(Channel Quality Indicator)のマージンを求め、
 移動局から報告されたCQI報告値とCQIマージンから、
 CQI報告値-CQIマージン
 を求め、
 前記基地局から前記移動局へのダウンリンク送信に割当てられるチャネルコード数として、CQI報告値-CQIマージンの値に対応する、チャネルコード数を求める、ことを特徴とする通信方法。
 前記無線制御局又は基地局において、
 CQI報告値-CQIマージンが、予め定められたCQI上限値を超えた場合、又は、予め定められたCQI下限値を下回った場合、
 前記基地局のスケジューラは前記CQI上限値又は前記CQI下限値を用いる、ことを特徴とする請求項41記載の通信方法。
 前記無線制御局又は基地局において、
 CQIの値と伝送速度との対応関係を規定した第1のテーブルを参照して、コアネットワーク側から通知された最大伝送速度(MBR)に対応するCQI値を求めCQI上限値とし、
 前記第1のテーブルを参照して、前記コアネットワーク側から通知された保証伝送速度(GBR)に対応するCQI値を求めてCQ下限値とし、前記コアネットワーク側から保証伝送速度が通知されない場合、CQIの最小値をCQI下限値とする、ことを特徴とする請求項42記載の通信方法。
 前記無線制御局又は基地局において、
 トラフィッククラスとCQIマージンとの対応関係を規定した第2のテーブルを参照して、コアネットワーク側から通知されたトラフィッククラスに対応するCQIマージンを求める、ことを特徴とする請求項41又は42記載の通信方法。
 前記第1のテーブルが、CQIの値及び伝送速度と対応させて、前記基地局から前記移動局へのダウンリンク送信に割当てられるチャネルコード数を保持する、ことを特徴とする請求項43記載の通信方法。
Description:
通信システムと方法並びに無線 御局と基地局

 (関連出願についての記載)
 本願は、先の日本特許出願2008-013761号(2008年 1月24日出願)の優先権を主張するものであり 前記先の出願の全記載内容は、本書に引用 もって繰込み記載されているものとみなさ る。
 本発明は、無線通信システムに関し、特に 基地局と端末の間のチャネルの割当技術に する。

 無線ネットワーク制御局(Radio network Contr oller;「無線制御局」、単に「制御局」とも略 記される)においては、無線基地局(「基地局 という)と端末(移動局)間で閉じて行われて たCQI(Channel Quality Indicator:チャネル品質表 )を用いた制御には関与していない。CQIは、 動局にてP-CPICH(Primary Common Pilot Channel)の受 信品質に基づいて決定され、BLER(Block Error Ra tio)<10%を達成するTFRI(Transport Format Resource  Index:タイムスロットに割りあてたコード数、 変調方式、データサイズを表す)を、1~30の数 で示す。

 この場合、例えば非優先呼のCQIが、優先 のCQI値よりも高いために、優先呼のスルー ットが低下することが予想される。

 また、コア・ネットワークから通知され 最大送信速度(MBR:Maximum Bit Rate)を基地局側 考慮していないため、基地局が移動局(UE:Use r Equipment)の能力以上のスループットを出し しまう可能性がある。

 さらに、ストリーミングサービスにおい は、移動局からのCQI報告値により、保証伝 速度(GBR:Guaranteed Bit Rate)を下回るチャネル り当てが行われる可能性がある。

 基地局は、端末から送信されたCQI(品質情 報)を用いて適切なTFRIを選択することで、HSDP A(High Speed Downlink Packet Access)の適応変調・ 号化(AMC: Adaptive Modulation and Coding)を実現す る。

 なお、特許文献1には、無線ネットワーク 制御局(RNC)が予め選択された時間、ノードNODE B#1(基地局)の目標SIR(信号対干渉比)の更新が われなかった場合、自律的に目標SIRを細か 刻みで更新する構成が開示されている。ま 特許文献2には、移動局と無線基地局との間 適応変調制御を実行する移動通信システム おいて、適応変調制御に用いるパラメータ 関する情報を、無線基地局の上位装置側に 信する送信処理部を備えた構成、及び、前 上位装置側において前記パラメータを用い 帯域制御を実行する帯域制御部を備えた構 の移動通信システムが開示されている。さ に、特許文献3には、無線基地局にて上りリ ンクの無線リソース制御を直接行う移動通信 システムにおいて、無線基地局間における上 り無線リソースを効率的に割り当て、各移動 局の上りリンクの通信品質劣化及び呼切断を 防ぐ無線リソース割当方法が開示されている 。この方法においては、無線基地局が当該無 線基地局の特定セルにおける総受信電力と無 線回線制御局から指定される第1の目標値と 比較し、前記総受信電力が前記第1の目標値 りも大きくない場合、前記特定セルをサー ングセルとするサービング移動局からの受 電力と当該特定セルを非サービングセルと る非サービング移動局からの受信電力との と、無線回線制御局から指定される第2の目 標値とを比較し、前記比が前記第2の目標値 りも小さくない場合、前記非サービング移 局に割り当てる上り無線リソースを変更す ことなく維持する。上記特許文献1乃至3に開 示された発明は、後の説明からも明らかとさ れるように、本発明とはその構成、作用効果 が全く相違している。

特開2002-344384号公報

特開2006-67433号公報

特開2006-254426号公報

 以下に本発明により関連技術の分析を与 る。

 関連技術においては、CQI(Channel Quality Ind icator)を用いた送信制御には関与していない め、非優先呼のCQIが優先呼のCQI値よりも高 ために優先呼のスループットが低下するこ が予想される。

 また、コア・ネットワークから通知され 最大送信速度(MBR:Maximum Bit Rate)を基地局側 意識(考慮)しないため、基地局が移動局(UE:U ser Equipment)の能力以上のスループットを出し てしまう可能性がある。

 さらに、ストリーミングサービスにおい は、移動局からのCQI報告値により保証伝送 度(GBR:Guaranteed Bit Rate)を下回るチャネル割 当てが行われる可能性がある。

 したがって、本発明の目的は、基地局と 末間の通信品質を管理することで、基地局 移動局の能力以上のスループットを出すこ を回避し、サービス品質の劣化を回避する 信システム、無線制御局、基地局、通信方 を提供することにある。

 本願で開示される発明は前記課題を解決 るため概略以下の構成とされる。本発明の1 つの側面によれば、端末(移動局)と基地局と 線制御局とを備え、前記無線制御局は、基 局と端末間の無線通信の通信品質に関する 理情報を導出し、前記基地局は、前記無線 御局からの前記管理情報に基づき、前記基 局と前記端末間の帯域の割当を行う通信シ テムが提供される。

 本発明によれば、無線接続する端末との の帯域の割当を行う基地局に接続する無線 御局であって、前記基地局と前記端末間の 線通信の通信品質に関する管理情報を導出 る手段を備え、前記管理情報を前記基地局 通知する無線制御局が提供される。

 本発明によれば、無線接続する端末から 知された通信品質の報告と、無線制御局で 出された通信品質の管理情報と、に基づき 基地局と前記端末間の帯域の割当を決定す 手段を備えている基地局が提供される。

 本発明によれば、端末と無線通信する基 局であって、前記基地局と前記端末間の無 通信の通信品質に関する管理情報を導出し 前記管理情報に基づき、前記基地局と前記 末間の帯域の割当を行う手段を備えた基地 が提供される。

 本発明によれば、無線制御局が、基地局と 末間の無線通信の通信品質に関する管理情 を導出し、
 前記基地局が、前記無線制御局からの前記 理情報に基づき、前記基地局と前記端末間 帯域の割当を行う、通信方法が提供される

 本発明によれば、基地局が、前記基地局 前記端末間の無線通信の通信品質に関する 理情報を導出し、前記管理情報に基づき、 記基地局と前記端末間の帯域の割当を行う 通信方法が提供される。

 本発明によれば、基地局と無線通信する 末であって、前記基地局に通信品質を報告 、無線制御局側又は前記基地局で導出され 、前記基地局と端末間の無線通信の通信品 に関する管理情報と、前記端末からの前記 信品質の報告と、に基づき、前記基地局に って、前記基地局との間の帯域の割当が行 れる端末が提供される。

 本発明によれば、基地局が移動局の能力 上のスループットを出すことを回避し、サ ビス品質の劣化を回避することができる。 の結果、優先呼のスループットを改善し、 ャネル割り当ての最適化を図ることができ 。

本発明の一実施例の動作を説明する流 図である。 本発明の一実施例の動作を説明する流 図である。 本発明を適用した場合と適用しない場 の効果を説明する図である。 本発明の一実施例のシステム構成を示 図である。 本発明の一実施例のシステム構成を示 図である。

符号の説明

 10 コア・ネットワーク
 20 制御局(無線制御局)
 21 CQI上限値決定部
 22 CQI下限値決定部
 23 CQIマージン決定部
 30 基地局(無線基地局)
 40 移動局
 50 無線制御部
 51 CQI上限値決定部
 52 CQI下限値決定部
 53 CQIマージン決定部
 54 無線伝送部

 本発明においては、無線制御局は、基地局 対して、QoS(Quality of Service)クラスやコア・ ネットワークから通知される最大送信速度(MB R:Maximum Bit Rate)・保証送信速度(GBR:Guaranteed B it Rate)を考慮したCQIマージン・CQI上限値/下 値を通知する。該基地局では、無線制御局 ら通知されたCQIマージン、CQI上限値/下限値 、端末(移動局)から通知されるCQI報告値と 基に、端末との間のチャネル割り当てを行 。なお、CQIは、端末(移動局)において、P-CPIC H(Primary Common Pilot Channel)の受信品質に基づ て決定され、
 BLER(Block Error Ratio)<10%
 を達成するTFRI(Transport Format Resource Index:タ イムスロットに割りあてたコード数、変調方 式、データサイズを表す)を1~30の数値で示す 以下実施例に即して説明する。

 図4は、本発明の一実施例のシステム構成 を示す図である。図4を参照すると、本実施 の通信システムは、コア・ネットワーク10と 、無線制御局(RNC:以下「制御局」という)20と 基地局30と、端末(移動局)(UE:User Equipment)40 備えている。

 本実施例において、制御局20は、基地局30 と端末(移動局)40間の通信品質(例えば下りチ ネル)の管理情報を導出するための構成とし て、CQI上限値決定部21とCQI下限値決定部22とCQ Iマージン決定部23とを備えている。

 本実施例においては、制御局20のCQIマー ン決定部23で決定されたCQIマージンは、基地 局30に通知される。

 基地局30は、制御局20から通知されたCQIマ ージンを用いて、非優先呼のチャネル割り当 てを抑制することで、優先呼に多くのチャネ ルを割り当て、優先呼のスループットを改善 する。

 また、コア・ネットワーク10から制御局20 に通知される、MBRやGBRを基に、制御局20のCQI 限値決定部21、CQI下限値決定部22は、CQI上限 値とCQI下限値をそれぞれ決定し、基地局30に 知する。この結果、基地局30において、余 なチャネル割り当てを行うことが抑制され 最適なチャネル割り当てが行われる。

 図1は、本発明の一実施例における。制御 局20のCQIマージン・CQI上限値・CQI下限値を決 する手順を示すフローチャートである。

 CQIマージン値の決定とCQI上限値の決定は 例えば、新規呼を確立する時に行われる。

 制御局20は、新規呼を確立するときに、 ア・ネットワーク10より、GBR、MBRトラフィッ ククラス(Traffic Class)、アロケーション(割当) /リテンション(保持)・プライオリティ(Allocati on/Retention Priority)、トラフィックハンドリン ・プライオリティ(Traffic Handling Priority)な が通知される(ステップS1)。

 制御局20は、これらの値と、移動局(UE)40 能力(UE Category)を基に、CQIマージン・CQI上限 値/下限値を決定する。

 まず、制御局20のCQIマージン決定部23は、 トラフィッククラス、プライオリティにより 、CQIマージンを決定する(ステップS2)。

 次に、制御局20のCQI上限値決定部21は、MBR よりCQI上限値を決定する(ステップS3)。

 コア・ネットワーク10より制御局20に、GBR の通知がある場合(ステップS4のYES分岐)、制 局20のCQI下限値決定部22は、GBRによりCQI下限 を決定する(ステップS5)。

 コア・ネットワーク10より制御局20に、GBR の通知がない場合(ステップS4のNO分岐)、制御 局20のCQI下限値決定部22は、CQI下限値を最小 に設定する(ステップS6)。

 制御局20のCQIマージン決定部23、CQI上限値 決定部21、CQI下限値決定部22は、決定したCQI ージン、CQI上限値、CQI下限値を、基地局30に 通知する。

 以下、制御局20におけるCQI上限値とCQI下 値とCQIマージンの決定の仕方を説明する。

<CQI上限値の決定>
 制御局20は、CQI上限値決定部21において、コ ア・ネットワーク10より通知されるMBRを基に CQI上限値を決定する。以下の表1は、MBRをCQI 上限値にマッピングするテーブルの一例を示 している。表1のNumber of HS-PDSCHは、HS-PDSCH(Hig h Speed  Physical Down Link)送信に用いられるコ ード数(チャネルコード数)を表している。表1 のマッピングテーブルはCQI上限値決定部21内 保持される。

 コア・ネットワーク10より通知されたMBR 例えば1Mbps(メガビット/秒)である場合、制御 局20のCQI上限値決定部21は、CQI上限値とMBRの ッピングテーブル(表1)を参照して、CQI上限 を「14」と決定する。表1のテーブルにおい 、CQI値の「12」と「14」の間にビットレート1 Mbpsが存在するため、CQI上限値を「12」と決定 してもよい。

 本実施例において、マッピングテーブル 、UEカテゴリ(UE Category)とよばれる移動局の 能力毎に用意される。UEカテゴリは、呼確立 に、移動局40から基地局20を介して制御局20 通知されている。

<CQI下限値の決定>
 コア・ネットワーク10からGBRが通知された 合、制御局20のCQI下限値決定部22は、CQI上限 と同様に、表1のマッピングテーブルを用い て、CQI下限値を決定する。

 例えば、GBRが0.5Mbpsの場合、CQI下限値を「 9」に設定する。GBRがコア・ネットワーク10か ら報告されなかった場合は、CQI下限値を最小 値に設定する。なお、CQI下限値の決定処理は 、制御局20の代わりに、基地局30で行っても い。基地局30は、制御局20からGBRを通知され 場合もあり、この場合、基地局30にてCQI下 値の決定を行うことができる。

<CQIマージンの決定>
 制御局20のCQIマージン決定部23は、コア・ネ ットワーク10より通知されるQoSクラスである ラフィッククラス(Traffic Class)を基に、CQIマ ージンを決定する。

 下記の表2に、トラフィッククラスとCQIマ ージンのマッピングテーブルの一例を示して いる。表2に示すように、QoSクラスを、Conversa tional(会話)クラス、Streaming(ストリーミング) ラス、Interactive(インタラクティブ)クラス、B ackground(バックグランド)クラスの4つのトラフ ィッククラスに分ける。Conversational及びStreami ngクラスは実時間のトラフィック、Interactive びBackgroundクラスは、非実時間のトラフィッ であり、それぞれのトラフィック・クラス 対して、CQIマージンは0、2、4、8とされてい る。

 コア・ネットワーク10より通知されたト フィッククラスが、例えばインタラクティ (Interactive)の場合、制御局20のCQIマージン決 部23は、CQIマージンを「4」と決定する。

 この例の場合、制御局20のCQIマージン決 部23は、トラフィッククラスのみを考慮して いるが、アロケーション/リテンション・プ イオリティ(Allocation/Retention Priority)やトラフ ィックハンドリングプライオリティ(Traffic Ha ndling Priority)などを用いて細かな割り当て制 を行うようにしてもよい。アロケーション/ リテンション・プライオリティでは、「0」~ 15」の差別化が行え、トラフィックハンド ングプライオリティでも「0」~「15」の差別 を行うことができる。なお、CQIマージンは の数を設定してもよい。

 CQIマージンの決定処理は、制御局20の代 りに、基地局30側で行うようにしてもよい。

 基地局30は、制御局20からスケジューリン グプライオリティ(Scheduling Priority)とアロケ ション/リテンション・プライオリティの通 を受けるため、これらの値を考慮して、CQI ージンを決定することも可能である。

 ただし、基地局30でCQIマージンの決定処 を行う場合、トラフィックハンドリングプ イオリティの代わりに、スケジューリング ライオリティ・インディケータを用いるこ になる。

 上記のように、制御局20は、CQIマージン CQI上限値/下限値を決定し、基地局30に通知 ることになる。

 図2は、基地局30におけるCQI値の決定手順 示すフローチャートである。以下に、図2及 び図4を参照して、基地局30におけるCQI値の決 定を説明する。

 基地局30は、移動局40よりCQIが通知される (ステップS11)。

 基地局30は、移動局40よりCQIの通知を受け た場合(ステップS12のYES)、制御局20から通知 れたCQIマージンとCQI上限値、および、移動 40から通知されるCQI報告値を用いて、移動局 40の実際のCQIを、例えば式(1)のように決定す (ステップS13)。

 CQI=Median(CQI上限値,(CQI報告値-CQIマージン), CQI下限値)  ・・・(1)

 上式(1)において、Medianは中央値である。 式(1)で決定されたCQIを基地局30のスケジュ ラ(不図示;チャネル割当等の無線伝送のスケ ジューリング制御を行う)に入力する(ステッ S14)。

 例えば、
 “(CQI報告値-CQIマージン)>CQI上限値”とな った場合、通常、移動局40の能力以上のスル プット(MBR)を出すことになるが、本実施例 おいては、CQI上限値の導入により、移動局40 の能力以下に基地局30のスループットを抑え ことが可能になる。すなわち、制御局20か 基地局30に通知されるCQI上限値により、基地 局30のスケジューラにおいて、基地局30から 送信速度等が、移動局40の能力以下を超える ことは回避される。

 また、“(CQI報告値-CQIマージン)<CQI下限 値”となった場合、保証すべきサービス品質 を下回ったスループットにすることになる。 しかしながら、本実施例によれば、CQI下限値 により、サービス品質低下を抑えることが可 能になる。

 また、移動局#1(図4参照)がトラフィック ラスとして、会話(Conversational)を行っており 移動局#2(図4参照)がバックグランド(Background )を行っていたとする。

 このとき、移動局#1のCQI報告値が「12」、移 動局#2のCQI報告値が「14」であった場合、通 だと(すなわち本発明を適用しない場合)、表 1のマップテーブルから、
 移動局#1に3コードを割り当て、
 移動局#2に4コードを割り当てることになる

 これに対して、本発明によれば、CQIマージ の導入により、表2から、トラフィッククラ スが会話(Conversational)のCQIマージンは「0」、 ラフィッククラスがバックグランド(Backgroun d)のCQIマージンは「8」となり、
 移動局#1:CQI報告値(=12)-CQIマージン(=0)=12
 移動局#2:CQI報告値(=14)-CQIマージン(=8)=6
 となり、
 移動局#1には、CQI=12に対応する3コード、
 移動局#2には、CQI=6に対応する1コード
 が割り当てられることになる。すなわち、 動局#1に対して、優先的にチャネルを割り てることが可能になる。

 図3は、本発明を適用した場合と適用しな い比較例とを対比して示す図である。図3に いて、破線は、移動局より通知されるCQI値 時間変化を示している。実線は、本発明に たがってCQI上限値とCQI下限値を用いた場合 おける、基地局30のスケジューラで使用され るCQI値を示している。

 図3に示すように、CQI報告値がCQI上限値を 超えると、本発明が適用されない場合には、 基地局のスケジューラは、コア・ネットワー クより通知されたMBR以上のチャネルリソース を割り当てようとしてしまう(図3のCQI上限値 超えた破線参照)。

 これに対して、本実施例においては、CQI 限値を設けることで、余分なチャネルリソ スを割り当てないように動作することがで る。

 また、本発明が適用されない場合、CQI報 値がCQI下限値を下回ると、基地局スケジュ ラはコア・ネットワークより通知されたGBR 下のチャネルリソースしか割り当てないよ にしてしまう(図3のCQI下限値より下方の破 参照)。

 これに対して、本実施例によれば、CQI下 値を設けることで最低限のサービス品質を つだけのチャネルリソースを割り当てるよ に動作することができる。

 以上説明したように、本実施例において 、以下の作用効果を奏する。

 本実施例によれば、MBRを考慮してCQIの上 を設けているため、基地局が移動局(UE)の能 力以上の送信速度を出すことがない。

 本実施例によれば、GBRを考慮してCQIの下 を設けているため、サービス品質を劣化さ ないことを可能としている。

 本実施例によれば、トラフィッククラス( Traffic Class)やプライオリティ(Priority)などのQo S(Quality of Service)を考慮して、CQI値の変更を ているため、サービスの差別化を行うこと できる。

 さらに、本実施例によれば、3GPPで標準化 が進んでいるLTE(Long Term Evolution)では、制御 と基地局が一体化されているため、上記全 の情報(MBR/GBR/Priority)を、基地局で知ること 可能である。したがって、図5に示すように 、CQI上限値決定部51、CQI下限値決定部52、CQI ージン決定部53を、基地局30(eNodeB)側の無線 御部50に備えた構成としてもよい。

 LTEでは、既存のW-CDMAのHSDPA(High Speed Down  Packet Access)方式とは異なり、サブキャリアの 本数をダイナミックに移動局に割り当てるこ とで、スループットを改善する。

 上記のチャネルをサブキャリアに置き換 ることで、MBR/GBR/Priority(優先順位)を考慮し 、割り当てるサブキャリア数に制限を設け ことが可能である。

 CQI上限値・CQI下限値により、サブキャリ の割り当て数の上限・下限を決定し、CQIマ ジンによりサブキャリア割り当て数に優先 位に応じた差別化を行う。

 また、LTEと並行して3GPPで検討が進められ ているHSPA Evolutionでは、アクセス方式は従来 の通りCDMA方式を採用するが、制御局と基地 が一体化されることを想定している。この 合、LTEと同様に基地局だけで、MBR/GBR/Priority 知ることができる。この場合、図5に示すよ うに、CQI上限値決定部51、CQI下限値決定部52 CQIマージン決定部53を、基地局30の無線制御 50に備え、無線伝送部54のスケジューラ(不 示)にて、チャネル数の割り当てを行うこと なる。

 上記した実施例は以下の通りである。

[1] 実施例の通信システムは、端末と、前 端末と無線通信する基地局と、前記基地局 前記端末間の無線通信の通信品質に関する 理情報を導出し前記基地局に通知する無線 御局と、を備え、前記基地局は、前記無線 御局からの前記管理情報に基づき、前記基 局と前記端末間の帯域の割当を行う。

[2] [1]の通信システムにおいて、前記基地 は、前記端末から通知された通信品質の報 と、前記無線制御局からの前記管理情報と 基づき、前記基地局と前記端末間の帯域の 当を決定する。

[3] [1]又は[2]の通信システムにおいて、前 無線制御局は、コアネットワークからの所 のパラメータに基づき、前記通信品質に関 る前記管理情報を導出する。

[4] [1]乃至[3]のいずれか1つの通信システム において、前記無線制御局は、QoS(Quality of S ervice)情報、最大送信速度(MBR)、保証伝送速度 (GBR)のうちの少なくとも一つのパラメータに づき、前記通信品質の前記管理情報として 前記通信品質のマージン、前記通信品質の 限値、前記通信品質の下限値のうち前記パ メータに対応する少なくとも一つの値を決 し、前記基地局に通知する。

[5] [4]の通信システムにおいて、前記無線 御局は、前記保証伝送速度(GBR)の通知があ 場合、前記保証伝送速度(GBR)に基づき、前記 通信品質の下限値を決定し、前記保証伝送速 度(GBR)の通知がない場合、前記下限値を予め められた最小値に設定する。

[6] [1]乃至[5]のいずれか1つの通信システム において、前記無線制御局は、前記端末の能 力に対応したカテゴリに対応させて、前記通 信品質の上限値、下限値、伝送速度の対応関 係を規定したテーブルを備えている。

[7] [1]乃至[6]のいずれか1つの通信システム において、前記無線制御局は、QoSのクラスと 前記通信品質のマージンとの対応関係を規定 したテーブルを備えている。

[8] [1]乃至[3]のいずれか1つの通信システム において、前記基地局は、QoS(Quality of Service )情報に基づき、前記通信品質の管理情報の ち、前記通信品質のマージンを導出する。

[9] [1]乃至[8]のいずれか1つの通信システム において、前記通信品質がCQI(Channel Quality In dicator)を含む。

[10] [9]の通信システムにおいて、前記基地 局は、前記無線制御局から通知されたCQIマー ジン、CQI上限値、CQI下限値の少なくとも一つ 、および、前記端末からのCQI報告値を用いて CQIを決定する。

[11] 実施例の通信システムは、端末と基地 局とを備え、前記基地局が、前記基地局と前 記端末間の無線通信の通信品質に関する管理 情報を導出し、前記端末から通知された通信 品質の報告と、前記管理情報に基づき、前記 基地局と前記端末間の帯域の割当を行う。

[12] [11]の通信システムにおいて、前記通 品質がCQI(Channel Quality Indicator)を含む。

[13] [11]又は[12]の通信システムにおいて、 記基地局が、前記基地局と端末との間の無 通信に関する通信品質を前記端末から取得 、コアネットワークからのQoS(Quality of Servi ce)、最大送信速度(MBR)、保証伝送速度(GBR)の なくとも一つのパラメータに基づき、前記 信品質の管理情報として、CQIマージン、CQI 限値、CQI下限値のうち前記パラメータに対 する少なくとも一つの値を決定する無線制 部を備えている。

[14] [4],[7]、[8]、[13]のいずれか1つの通信シ ステムにおいて、前記QoS情報が、トラフィッ ククラス情報及び/又は優先度情報を含む。

[15] 実施例の無線制御局は、無線接続する 端末との間の帯域の割当を行う基地局に接続 する無線制御局であって、前記基地局と前記 端末間の無線通信の通信品質に関する管理情 報を導出する手段を備え、前記管理情報を前 記基地局に通知する。

[16] [15]の無線制御局は、コアネットワー からの所定のパラメータに基づき前記通信 質に関する管理情報を導出する。

[17] [15]又は[16]の無線制御局は、QoS(Quality  of Service)、最大送信速度(MBR)、保証伝送速度( GBR)の少なくとも一つのパラメータに基づき 前記通信品質の管理情報として、前記通信 質のマージン、前記通信品質の上限値、前 通信品質の下限値のうち前記パラメータに 応する少なくとも一つの値を決定し、前記 地局に通知する。

[18] [17]の無線制御局は、前記保証伝送速 (GBR)の通知がある場合、前記保証伝送速度(GB R)により前記通信品質の下限値を決定し、前 保証伝送速度(GBR)の通知がない場合、前記 限値を予め定められた最小値に設定する。

[19] [15]乃至[18]のいずれか1つの無線制御局 は、前記通信品質がCQI(Channel Quality Indicator) 含む。

[20] [17]の無線制御局は、前記QoS情報が、 ラフィッククラス情報及び/又は優先度情報 含む。

[21] 実施例の基地局は、無線接続する端末 から通知された通信品質の報告と、無線制御 局で導出された通信品質の管理情報と、に基 づき、基地局と前記端末間の帯域の割当を決 定する手段を備えている。

[22] 実施例の基地局は、端末と無線通信す る基地局であって、前記基地局と前記端末間 の無線通信の通信品質に関する管理情報を導 出し、前記管理情報に基づき、前記基地局と 前記端末間の帯域の割当を行う手段を備える 。

[23] [21]又は[22]の基地局は、QoS(Quality of Se rvice)、最大送信速度(MBR)、保証伝送速度(GBR) 少なくとも一つのパラメータに基づき、前 通信品質の管理情報として、前記通信品質 マージン、前記通信品質の上限値、前記通 品質の下限値のうち前記パラメータに対応 る少なくとも一つの値を決定し、前記基地 に通知する

[24] [23]の基地局において、前記QoS情報が トラフィッククラス情報及び/又は優先度情 を含む。

[25] 実施例の通信方法においては、無線制御 局が、基地局と端末間の無線通信の通信品質 に関する管理情報を導出し、
 前記基地局が、前記無線制御局からの前記 理情報に基づき、前記基地局と前記端末間 帯域の割当を行う。

[26] [25]通信方法において、前記基地局は 前記端末から通知された通信品質の報告と 前記無線制御局からの前記管理情報に基づ 、前記基地局と前記端末間の帯域の割当を 定する。

[27] [25]又は[26]の通信方法において、前記 線制御局は、コアネットワークからの所定 パラメータに基づき、前記通信品質に関す 管理情報を導出する。

[28] [25]乃至[26]のいずれか1つの通信方法に おいて、前記無線制御局は、QoS(Quality of Serv ice)情報、最大送信速度(MBR)、保証伝送速度(GB R)のうちの少なくとも一つのパラメータに基 き、前記通信品質の前記管理情報として、 記通信品質のマージン、前記通信品質の上 値、前記通信品質の下限値のうち前記パラ ータに対応する少なくとも一つの値を決定 、前記基地局に通知する。

[29][28]の通信方法において、前記無線制御局 、前記保証伝送速度(GBR)の通知がある場合 前記保証伝送速度(GBR)に基づき、前記通信品 質の下限値を決定し、
 前記保証伝送速度(GBR)の通知がない場合、 記下限値を予め定められた最小値に設定す 。

[30] [25]乃至[29]のいずれか1つの通信方法に おいて、前記通信品質がCQI(Channel Quality Indic ator)を含む。

[31] [30]の通信方法において、前記基地局 、前記端末からCQIの報告を受けた場合、前 無線制御局から通知されたCQIマージン、CQI 限値、CQI下限値の少なくとも一つ、および 前記端末からのCQI報告値を用いてCQIを決定 る。

[32] 実施例の通信方法においては、基地局 が、前記基地局と前記端末間の無線通信の通 信品質に関する管理情報を導出し、前記管理 情報に基づき、前記基地局と前記端末間の帯 域の割当を行う。

[33] [32]の通信方法において、前記基地局 、前記端末から前記通信品質としてCQI(Channel  Quality Indicator)の報告を取得し、コアネット ワークからの、QoS(Quality of Service)、最大送 速度(MBR)、保証伝送速度(GBR)の少なくとも一 のパラメータに基づき、前記通信品質の管 情報として、CQIマージン、CQI上限値、CQI下 値のうち前記パラメータに対応する少なく も一つの値を決定する。

[34] [28]又は[33]の通信方法において、前記Q oS情報が、トラフィッククラス情報及び/又は 優先度情報を含む。

[35] 実施例の端末は、基地局と無線通信す る端末であって、前記基地局に通信品質を報 告し、無線制御局側又は前記基地局で導出さ れた、前記基地局と端末間の無線通信の通信 品質に関する管理情報と、前記端末からの前 記通信品質の報告と、に基づき、前記基地局 によって、前記基地局との間の帯域の割当が 行われる。

 なお、上記の特許文献1、2、3の各開示を 本書に引用をもって繰り込むものとする。 発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内に いて、さらにその基本的技術思想に基づい 、実施形態ないし実施例の変更・調整が可 である。また、本発明の請求の範囲の枠内 おいて種々の開示要素の多様な組み合わせ いし選択が可能である。すなわち、本発明 、請求の範囲を含む全開示、技術的思想に たがって当業者であればなし得るであろう 種変形、修正を含むことは勿論である。