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Title:
DISPLAY DEVICE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/104519
Kind Code:
A1
Abstract:
A display device includes a condition judgment unit which judges whether a received email satisfies a predetermined condition. Moreover, the display device includes a data deletion unit which deletes attached data in an email from a recording unit if the condition judgment unit detects that the email does not satisfy the predetermined condition. Moreover, the display device includes a condition registration unit which receives a condition for storing attached data. The condition registration unit receives a transmission source email address of an email which a user desires to store. When an email is received by the email reception unit, the condition judgment unit judges whether the transmission source email address coincides with a part or whole of the reception-enabled address. If yes, the attached data is stored. Otherwise, the data is deleted.

Inventors:
SASAKI YOSHIHIRO (JP)
UEYAMA TOMOKI (JP)
MATSUSHIMA ATSUTO (JP)
MATSUDAIRA NAOHIKO (JP)
WATANABE KAZUHIKO (JP)
KAWAGUCHI MITSUHISA (JP)
KISHIMOTO YOSHINORI (JP)
KINOSHITA MASAHIKO (JP)
Application Number:
PCT/JP2009/052380
Publication Date:
August 27, 2009
Filing Date:
February 13, 2009
Export Citation:
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Assignee:
SANYO ELECTRIC CO (JP)
SANYO CONSUMER ELECTRONICS CO (JP)
SASAKI YOSHIHIRO (JP)
UEYAMA TOMOKI (JP)
MATSUSHIMA ATSUTO (JP)
MATSUDAIRA NAOHIKO (JP)
WATANABE KAZUHIKO (JP)
KAWAGUCHI MITSUHISA (JP)
KISHIMOTO YOSHINORI (JP)
KINOSHITA MASAHIKO (JP)
International Classes:
G06F13/00; A47G1/14; G09G5/00; H04N1/00
Foreign References:
JP2003296701A2003-10-17
JP2003141046A2003-05-16
Attorney, Agent or Firm:
INOUE, ATSUSHI (JP)
Atsushi Inoue (JP)
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Claims:
 画像の表示を行う表示部と、
 データの記録を行う記録部と、
 通信網に接続して通信を行う通信部と、
 前記通信部を用いて通信網より電子メールを受信して前記記録部に記録するメール受信部と
 を備えた表示装置において、
 前記メール受信部により受信された電子メールが予め定められた条件を満たすか否かを判定する条件判定部と、
 前記条件判定部により前記条件を満たさないと判定された電子メールに含まれる添付データを前記記録部から削除するデータ削除部とを備えたこと
 を特徴とする表示装置。
 電子メールの送信元メールアドレスの入力を受け付け、受け付けた前記送信元メールアドレスを受信許可アドレスとして前記記録部に記録する条件登録部を備え、
 前記条件判定部が、前記メール受信部により受信された電子メールの送信元メールアドレスと、前記記録部に記録されている前記受信許可アドレスの一部又は全部とが一致するか否かを判定し、一致する場合に、前記電子メールが前記条件を満たすとみなすこと
 を特徴とする請求項1に記載の表示装置。
 前記条件判定部が、前記メール受信部により受信された電子メールが予め定められた相手先からの電子メールであるか否かを判定し、
 前記データ削除部が、受信した前記電子メールが予め定められた相手先からの電子メールではないと前記条件判定部が判定した場合に、受信した前記電子メールに添付されている添付データを前記記録部から削除すること
 を特徴とする請求項1に記載の表示装置。
 前記条件判定部が、前記メール受信部により受信された電子メールが予め定められた相手先からの電子メールであるか否かを判定し、
 前記データ削除部が、受信した前記電子メールが予め定められた相手先からの電子メールであると前記条件判定部が判定した場合に、受信した前記電子メールに添付されている添付データを前記記録部から削除すること
 を特徴とする請求項1に記載の表示装置。
 前記メール受信部により受信された電子メールに含まれる添付データが再生可能であるか否かを判定する再生判定部を備え、
 前記データ削除部が、前記再生判定部により再生不可と判定された添付データを前記記録部から削除すること
 を特徴とする請求項1に記載の表示装置。
 画像を表示する表示部と、
 通信網に接続して通信を行う通信部と、
 前記通信部を用いて電子メールの送受信を行う送受信部とを備えた表示装置において、
 前記送受信部により受信した電子メールを解析し、予め定められた形式又は予め定められた範囲内のサイズの画像データが前記電子メールに付加されているかを判定するメール解析部と、
 前記メール解析部により前記画像データが前記電子メールに付加されていると判定された場合に、前記画像データを表示するよう前記表示部を制御する画像処理部とを備えたこと
 を特徴とする表示装置。
 前記送受信部により受信した電子メールに画像データが付加されており、且つ前記画像データが予め定められた形式又は予め定められた範囲内のサイズの画像データに該当しないことが前記メール解析部により判定された場合に、前記画像データの表示不可又は前記画像データの再送要求を示す通知メールを前記電子メールの送信元に送信するよう前記送受信部を制御する再送要求部を備えたこと
 を特徴とする請求項6に記載の表示装置。
 画像データを記録可能な記録部を備え、
 前記メール解析部が、前記送受信部により受信した電子メールに予め定められた形式又は予め定められた範囲内のサイズの画像データが付加されている場合に、前記画像データを一時記録画像として前記記録部に記録し、前記画像処理部に対して前記一時記録画像の表示指示を与え、前記一時記録画像の表示が成功した場合に前記一時記録画像よりも記録日時が古い一時記録画像を前記記録部より消去すること
 を特徴とする請求項6又は請求項7に記載の表示装置。
 電子機器に接続して画像データの入力を行う接続部と、
 前記接続部による電子機器からの画像データの入力を検知した場合に、入力された前記画像データを解析し、前記画像データが予め定められた形式又は予め定められた範囲内のサイズの画像データに該当するかを判定し、該当する場合に前記画像データを表示するよう前記表示部を制御する画像解析部とを備えたこと
 を特徴とする請求項6に記載の表示装置。
 人物の画像を表示可能な表示部と、
 前記表示部に物体が接触したか否かを検出する検出部と、
 前記検出部が接触を検出した位置に表示されている人物に関する情報を表示するよう前記表示部を制御する制御部とを備えたこと
 を特徴とする表示装置。
 通信部と、
 前記検出部が接触を検出した位置に表示されている人物に対して発呼を行うよう前記通信部を制御する制御部とを備えたこと
 を特徴とする請求項10に記載の表示装置。
 通信部と、
 前記検出部が接触を検出した位置に表示されている人物に対して電子メールの送信を行うよう前記通信部を制御する制御部とを備えたこと
 を特徴とする請求項10に記載の表示装置。
 通信部と、
 前記検出部が接触を検出した位置に表示されている人物に対する電子メールの作成画面を表示するよう前記表示部を制御する制御部とを備えたこと
 を特徴とする請求項10に記載の表示装置。
Description:
表示装置

 本発明は、デジタル画像データを表示す 電子式写真立て(以下、「電子式フォトフレ ーム」という)として利用される表示装置に するものであり、特に通信網に接続されて 信可能な表示装置に関する。

 近年、液晶パネル等を用いた薄型の表示 置が広く普及している。薄型表示装置は、 量且つ設置スペースが小さいため、その設 場所や設置角度をユーザが適宜変更できる いう利点を持っている。

 上記のような薄型表示装置の一つとして 電子式フォトフレームが実用化されている 電子式フォトフレームは、デジタルカメラ の撮影装置で撮像した画像を、従来の銀塩 真のように気軽に鑑賞できることを目的と た表示装置である。電子式フォトフレーム 、例えばSD(Secure Digital)メモリカードのよう な外部記録媒体や、LAN(Local Area Network)等の ットワークを経由して画像データを取り込 、表示することが可能である。

 上記に関連して特許文献1においては、電 子式フォトフレームのユーザが通信網を介し て新たな画像を取得したい場合に、画像送信 側のユーザに対して、容易に画像を要求でき る電子式フォトフレームが開示されている。

 また上記に関連して特許文献2においては、 スタンドアロンで使用する電子式フォトフレ ームであり、記憶媒体からデータを読み込む 手段を備え、ユーザがデジタルカメラ等で撮 像して記録媒体に蓄積した画像データの展開 及び表示が可能な電子式フォトフレームが開 示されている。

特開2002-278864号公報

特開平9-308558号公報

 しかしながら特許文献1においては、通信 網を介した画像の取得方法については記載さ れているが、取得後のデータ管理に関しては 開示も示唆もなされていない。このため、表 示装置が、電子メール受信機能のように定期 的にデータを取得する機能を備えている場合 、受信メールやその添付データにより空き容 量(=記録可能容量)が減少し、容量不足が発生 する可能性があった。

 電子式フォトフレームは、例えばフラッ ュメモリ等の記録媒体を備えている。フラ シュメモリは、HDD(Hard Disk Drive)等の磁気記 録媒体と比較して、コスト面では優れている が、データを記録できる容量が比較的小さい という欠点がある。このため、記録可能容量 の管理が重要となるが、手動のファイル削除 による容量管理は、ユーザに煩わしさを感じ させるという問題があった。

 また特許文献2の電子式フォトフレームに よれば、パソコンを保持しないユーザや、パ ソコンの扱いに不慣れなユーザであっても、 撮像した画像を容易且つ迅速に鑑賞すること ができる。

 しかしながら特許文献2に開示されている 電子式フォトフレームは、表示する画像の登 録及び選択を、直接電子式フォトフレームを 操作して行う必要があった。このように、表 示画像の切り替えを行うには、切り替えを行 うユーザが電子式フォトフレームの近傍に位 置する必要があった。

 従って例えば、外出先で撮像した写真を ぐに自宅の電子式フォトフレームに表示さ たい場合、撮像ユーザは電子式フォトフレ ムの近傍にいる他ユーザに対して画像を送 し、且つ音声通信等により表示切り替え操 を依頼する必要があった。

 また特許文献2の電子式フォトフレームに よれば、デジタルカメラ等で撮像した画像デ ータを容易にフォトフレームに表示できると いう利点があるが、表示している画像の人物 に対して容易に電子メールを送信したり、発 呼を行ったりすることはできなかった。

 本発明は、上記の問題を鑑みてなされた のであり、データ取得機能、特に電子メー によるデータ取得機能を備えた表示装置で って、データ取得に伴い記録可能容量が減 し、結果として記録不可となるのを、ユー 操作を必要とすることなく未然に防止する とが可能な表示装置を提供することを目的 する。

 また、ユーザが表示装置の近傍に位置し い場合であっても、撮像した画像を容易且 迅速に表示させることが可能であるととも 、表示している画像の人物に対して容易に 子メールを送信したり、発呼を行ったりす ことが可能な表示装置を提供することを目 とする。

 上記目的を達成するために本発明の表示 置は、画像の表示を行う表示部と、データ 記録を行う記録部と、通信網に接続して通 を行う通信部と、前記通信部を用いて通信 より電子メールを受信して前記記録部に記 するメール受信部とを備えた表示装置にお て、前記メール受信部により受信された電 メールが予め定められた条件を満たすか否 を判定する条件判定部と、前記条件判定部 より前記条件を満たさないと判定された電 メールに含まれる添付データを前記記録部 ら削除するデータ削除部とを備えたことを 徴としている。

 また上記目的を達成するために本発明の 示装置は、電子メールの送信元メールアド スの入力を受け付け、受け付けた前記送信 メールアドレスを受信許可アドレスとして 記記録部に記録する条件登録部を備え、前 条件判定部が、前記メール受信部により受 された電子メールの送信元メールアドレス 、前記記録部に記録されている前記受信許 アドレスの一部又は全部とが一致するか否 を判定し、一致する場合に、前記電子メー が前記条件を満たすとみなすことを特徴と ている。

 また上記目的を達成するために本発明の 示装置は、前記条件判定部が、前記メール 信部により受信された電子メールが予め定 られた相手先からの電子メールであるか否 を判定し、前記データ削除部が、受信した 記電子メールが予め定められた相手先から 電子メールではないと前記条件判定部が判 した場合に、受信した前記電子メールに添 されている添付データを前記記録部から削 することを特徴としている。

 また上記目的を達成するために本発明の 示装置は、前記条件判定部が、前記メール 信部により受信された電子メールが予め定 られた相手先からの電子メールであるか否 を判定し、前記データ削除部が、受信した 記電子メールが予め定められた相手先から 電子メールであると前記条件判定部が判定 た場合に、受信した前記電子メールに添付 れている添付データを前記記録部から削除 ることを特徴としている。

 また上記目的を達成するために本発明の 示装置は、前記メール受信部により受信さ た電子メールに含まれる添付データが再生 能であるか否かを判定する再生判定部を備 、前記データ削除部が、前記再生判定部に り再生不可と判定された添付データを前記 録部から削除することを特徴としている。

 また上記目的を達成するために本発明の 示装置は、画像を表示する表示部と、通信 に接続して通信を行う通信部と、前記通信 を用いて電子メールの送受信を行う送受信 とを備えた表示装置において、前記送受信 により受信した電子メールを解析し、予め められた形式又は予め定められた範囲内の イズの画像データが前記電子メールに付加 れているかを判定するメール解析部と、前 メール解析部により前記画像データが前記 子メールに付加されていると判定された場 に、前記画像データを表示するよう前記表 部を制御する画像処理部とを備えたことを 徴としている。

 また上記目的を達成するために本発明の 示装置は、前記送受信部により受信した電 メールに画像データが付加されており、且 前記画像データが予め定められた形式又は め定められた範囲内のサイズの画像データ 該当しないことが前記メール解析部により 定された場合に、前記画像データの表示不 又は前記画像データの再送要求を示す通知 ールを前記電子メールの送信元に送信する う前記送受信部を制御する再送要求部を備 たことを特徴としている。

 また上記目的を達成するために本発明の 示装置は、画像データを記録可能な記録部 備え、前記メール解析部が、前記送受信部 より受信した電子メールに予め定められた 式又は予め定められた範囲内のサイズの画 データが付加されている場合に、前記画像 ータを一時記録画像として前記記録部に記 し、前記画像処理部に対して前記一時記録 像の表示指示を与え、前記一時記録画像の 示が成功した場合に前記一時記録画像より 記録日時が古い一時記録画像を前記記録部 り消去することを特徴としている。

 また上記目的を達成するために本発明の 示装置は、電子機器に接続して画像データ 入力を行う接続部と、前記接続部による電 機器からの画像データの入力を検知した場 に、入力された前記画像データを解析し、 記画像データが予め定められた形式又は予 定められた範囲内のサイズの画像データに 当するかを判定し、該当する場合に前記画 データを表示するよう前記表示部を制御す 画像解析部とを備えたことを特徴としてい 。

 また上記目的を達成するために本発明の 示装置は、人物の画像を表示可能な表示部 、前記表示部に物体が接触したか否かを検 する検出部と、前記検出部が接触を検出し 位置に表示されている人物に関する情報を 示するよう前記表示部を制御する制御部と 備えたことを特徴としている。

 また上記目的を達成するために本発明の 示装置は、通信部と、前記検出部が接触を 出した位置に表示されている人物に対して 呼を行うよう前記通信部を制御する制御部 を備えたことを特徴としている。

 また上記目的を達成するために本発明の 示装置は、通信部と、前記検出部が接触を 出した位置に表示されている人物に対して 子メールの送信を行うよう前記通信部を制 する制御部とを備えたことを特徴としてい 。

 また上記目的を達成するために本発明の 示装置は、通信部と、前記検出部が接触を 出した位置に表示されている人物に対する 子メールの作成画面を表示するよう前記表 部を制御する制御部とを備えたことを特徴 している。

 上記の構成によれば、本発明の表示装置 、液晶パネル等を含む表示部と、インター ット等の広域通信網に接続可能な通信部と 通信部を用いて通信網に存在するメールサ バから電子メールを受信するメール受信部 を備えている。また、メール受信部により 信された電子メールが所定の条件を満たす 否かを判定する条件判定部を備えている。 らに、条件判定部により所定の条件を満た ない電子メールが検知された場合に、該当 子メールに添付されている添付データを記 部から削除するデータ削除部を備えている このため、ユーザが予め条件を定めておく とにより、ユーザ操作を必要とすることな 所定の添付データを削除できる。従って、 ータ管理に関するユーザの負担を低減する とができ、利便性が向上する。また、記録 の記録可能容量が不足し、電子メールの受 等を行えなくなるといった問題を回避する とができる。

 また上記の構成によれば、本発明の表示 置は、添付データを保存する電子メールの ドレス入力をユーザより受け付ける条件登 部を備えている。条件登録部は、ユーザが 存したいと考えている電子メールの送信元 ールアドレスを受け付ける。そして受け付 た送信元メールアドレスを、受信許可アド スとして記録部に記録する。条件判定部は メール受信部により電子メールが受信され と、その送信元メールアドレスと受信許可 ドレスの一部又は全部とが一致するか否か 判定する。そして一致する場合に、受信メ ルが上述の所定条件を満たすとみなし、添 データの保存を行う。一致しない場合は、 ータ削除部が添付データの削除を行う。こ ためユーザは、添付データを保存する電子 ールの条件を、送信元メールアドレスを用 て容易に設定することが可能である。

 また上記の構成によれば、予め定められ 相手先からの電子メールを受信すると、そ 電子メールに添付されている添付データを 動的に削除する。このため、ユーザ操作を 要とすることなく所定の添付データを削除 きる。従って、データ管理に関するユーザ 負担を低減することができ、利便性が向上 る。また、記録部の記録可能容量が不足し 電子メールの受信等を行えなくなるといっ 問題を回避することができる。

 また上記の構成によれば、予め定められ 相手先を除く相手先からの電子メールを受 すると、その電子メールに添付されている 付データを自動的に削除する。このため、 ーザ操作を必要とすることなく所定の添付 ータを削除できる。従って、データ管理に するユーザの負担を低減することができ、 便性が向上する。また、記録部の記録可能 量が不足し、電子メールの受信等を行えな なるといった問題を回避することができる

 また上記の構成によれば、本発明の表示 置は、受信メールに添付されている添付デ タが再生可能であるか否かを判定する再生 定部を備えている。再生判定部により再生 可である添付データが検知されると、デー 削除部が該当する添付データの削除を行う このため、保存を行う添付データの条件を ーザが予め設定しておく必要がない。また 再生不可である添付データが記録部に記録 れ、結果として無駄な記録領域が発生する を回避することができる。

 また上記の構成によれば、本発明の表示 置は、画像を表示する表示部、インターネ ト等の通信網に接続して通信を行う通信部 通信部を用いて電子メールの送受信を行う 受信部を備えている。また、受信した電子 ールに添付画像がある場合に、添付画像が め定められた画像形式、例えばBMP(Bitmap)形 やJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式である かを判定するメール解析部を備えている。ま たメール解析部は、添付画像が予め定められ た範囲内のデータサイズであるかの判定を行 う。上記判定の結果、受信画像が一部又は全 ての条件を満たす場合、画像処理部は表示部 を用いて添付画像の表示処理を行う。この結 果、液晶パネル等の表示部に表示される画像 が自動的に切り替えられる。このためユーザ は、電子メールに画像を添付して表示装置に 送信するだけで、画像の記録操作及び表示操 作を容易且つ迅速に行える。従って例えば、 外出先で撮像した写真をすぐに自宅の表示装 置に表示させたい場合に、表示装置の近傍に いる他ユーザに対して画像を送信して登録作 業を依頼する必要がなく、利便性が向上する 。

 また上記の構成によれば、本発明の表示 置は、画像データの再送要求を示す通知メ ルを、画像添付メールの送信元に対して送 する再送要求部を備えている。再送要求部 、メール解析部により受信メールの添付画 が予め定められた画像形式に該当しないと 定された場合や、添付画像のサイズが所定 囲を超えると判定された場合に、通信部を いて、再送要求を示す通知メールを画像添 メールの送信元へ送信する。このため画像 付メールを送信したユーザは、送信した画 が正常に表示されたかどうかを知ることが きる。例えば表示不可能な画像形式の画像 間違って送信した場合に、再送要求に従っ 適切な画像を再送信することにより、画像 表示をより確実に行うことができる。

 また上記の構成によれば、本発明の表示 置は、フラッシュメモリ等の記録部を備え いる。そしてメール解析部が、受信メール 添付画像が所定の画像形式であり、また所 の範囲内のデータサイズであると判定した 合に、添付画像を一時記録画像として記録 に記録する。また併せて画像処理部に対し 、今回記録した一時記録画像の表示指示を える。一時記録画像の表示が成功すると、 回記録した一時記録画像よりも記録日時が い一時記録画像、つまりこれまで表示して た画像に相当する一時記録画像を、記録部 り消去する。このため、常に最新の一時記 画像のみを記録し、以前に表示していた古 一時記録画像を自動的に消去できるため、 りある記録部の記録容量を有効に活用する とができる。

 また上記の構成によれば、本発明の表示 置は、外部の電子機器、例えば携帯電話や ジカメ等と接続してデータの入力を行う接 部を備えている。接続部は、例えば赤外線 信を行うためのIrDA(Infrared Data Association)ポ トや、USB(Universal Serial Bus)規格に則ったUSB 子等のデータ入力部を備えている。また、 れらのデータ入力部による画像データの入 を検知した際に、入力された画像データを 析する画像解析部を備えている。画像解析 は、入力された画像データが所定の画像形 に該当するかを判定する。また画像解析部 、入力された画像データが所定の範囲内の ータサイズであるかの判定を行う。上記判 の結果、受信画像が一部又は全ての条件を たす場合、画像解析部は表示部を用いて添 画像の表示処理を行う。このためユーザは 例えば携帯電話で撮像した画像を赤外線通 等で表示装置に送信するだけで、表示画像 切り替えて送信画像を自動的に表示するこ ができる。このように、表示する画像の記 操作や選択操作等を行う必要がないため、 ーザの利便性が向上する。

 また上記の構成によれば、ユーザは表示 れている人物の画像にふれるだけで、表示 れている人物に関する情報を表示すること できる。

 また上記の構成によれば、ユーザは表示 れている人物の画像にふれるだけで、表示 れている人物に対して発呼を行うことがで る。

 また上記の構成によれば、ユーザは表示 れている人物の画像にふれるだけで、表示 れている人物に対してメール送信を行うこ ができる。

 また上記の構成によれば、ユーザは表示 れている人物の画像にふれるだけで、表示 れている人物に対するメール作成画面を表 させることができる。

第一の実施形態に係る表示装置が備え 機能部の構成を示す機能ブロック図である 本発明の表示装置の内部構成を示すブ ック図である。 本発明の表示装置の外観を示す前面図 ある。 本発明の表示装置の外観を示す上面図 ある。 本発明の表示装置の外観を示す背面図 ある。 第一の実施形態に係る添付データ削除 理の処理フローを示すフロー図である。 第二の実施形態に係る表示装置が備え 機能部の構成を示す機能ブロック図である 第二の実施形態に係る添付データ削除 理の処理フローを示すフロー図である。 第三の実施形態に係る表示装置が備え 機能部の構成を示す機能ブロック図である 第三の実施形態に係る添付データ削除 処理の処理フローを示すフロー図である。 第一の実施形態に係る受信メール一覧 画面を示す画面図である。 第二の実施形態に係る受信メール一覧 画面を示す画面図である。 第四の実施形態に係る表示装置が備え る機能部の構成を示す機能ブロック図である 。 第四の実施形態に係るメール受信時処 理の処理フローを示すフロー図である。 第四の実施形態に係るデータ入力時処 理の処理フローを示すフロー図である。 第五の実施形態に係る表示装置が備え る機能部の構成を示す機能ブロック図である 。 第五の実施形態に係る表示装置の表示 画面を示す前面図である。 第五の実施形態に係る接触検出後処理 の処理フローを示すフロー図である。

符号の説明

   1   電子式フォトフレーム(表示装置)
   11  制御部
   11a メール受信部
   11b 条件判定部
   11c データ削除部
   11d 条件登録部
   11e 再生判定部
   11f 容量判定部
   11g メール送受信部(送受信部)
   11h メール解析部
   11i 再送要求部
   11j 画像処理部
   11k 画像解析部
   11l 移行受付部
   11m 表示切替部
   11n 報知部
   12  メモリ
   13  操作部
   14  タッチパネル(表示部、検出部)
   15  通信I/F部(通信部)
   16  通信制御部(通信部)
   19  データ入出力部(接続部)
   20  フラッシュメモリ(記録部)

 以下に本発明の実施形態を、図面を参照し がら説明する。なお、ここで示す実施形態 一例であり、本発明はここに示す実施形態 限定されるものではない。
[実施の形態1]
〈1-1.内部構成について〉

 図2は、本発明の第一の実施形態に係る電 子式フォトフレーム1(=表示装置)の内部構成 すブロック図である。電子式フォトフレー 1は少なくとも、制御部11、メモリ12、操作部 13、タッチパネル14(=表示部、検出部)、通信I/ F(Interface)部15(=通信部)、通信制御部16(=通信部 )、電源部17、メモリスロット18、データ入出 部19(=接続部)、及びフラッシュメモリ20(=記 部)を含むように構成されている。またメモ リスロット18に対して外部記録媒体であるメ リカード90を着脱可能である。

 制御部11は、電子式フォトフレーム1に含 れる各装置の制御を行う。これにより、フ ッシュメモリ20に記録されている画像や、 部より入力した画像の表示処理等を統括制 する。制御部11は、例えば複数のマイクロプ ロセッサから構成されている。また制御部11 、データの計算、加工処理等を行う中枢部 となっている。なお、制御部11が所定のプ グラムを実行することにより実現される各 能部(図1に示すメール受信部11a~条件登録部11 d)の詳細については後述する。

 メモリ12は、電子式フォトフレーム1が保 する各種データを一時的に記録する媒体で り、例えば書込可能なRAM(Random Access Memory) により構成されている。メモリ12は制御部11 によって各種処理が行われる際の処理データ や、ユーザから受けた指示命令等を一時的に 記録しておくためのバッファメモリとしての 役割を持つ。

 操作部13は、ユーザが電子式フォトフレ ム1に対して、画像の切り替え指示やユーザ 報の入力指示等の各種指示を行うためのも である。操作部13により入力された指示は 御部11により受け付けられ、指示の内容に基 づいて各種制御処理が行われる。操作部13は えば、複数の操作ボタンやスイッチ等から 成される。

 タッチパネル14は、ユーザによる接触操 により、電子式フォトフレーム1に対する各 指示を受け付ける。タッチパネル14は、フ ッシュメモリ20等の記録媒体に記録されてい る画像を表示するLCD(Liquid Crystal Display)等の 示部を備えている。またタッチパネル14は LCDに表示されたソフトウェアキーボードや イコン等に対する接触を検出する接触検出 (=検出部)を備えている。接触検出部は例え 、抵抗膜方式や静電容量方式等のように、 明な表面皮膜上に電極を生成することによ 接触の検出を行う。

 通信I/F部15は、電子式フォトフレーム1を 信ネットワークと接続するための物理的な ンタフェースである。通信I/F部15は例えば IEEE802.3規格に準拠した有線LANに接続するた のLANケーブルコネクタや、IEEE802.11規格に準 した無線LANに接続するための無線アンテナ を含むように構成されている。なお、電話 信網に接続するためのアナログ接続端子やI SDN通信網に接続するためのISDN接続端子を備 る形態であってもよい。

 通信制御部16は、通信I/F部15により接続さ れた外部装置、例えばメールサーバや情報配 信サーバ等と相互通信を行うための通信制御 を行う。これにより、電子メールの送受信を 行ったり、各種情報コンテンツを取得したり することが可能である。また通信I/F部15が無 アンテナを備える場合、無線通信網を介す 無線通信の制御を行う役割も持つ。

 電源部17は、外部電源(不図示)より電力の 供給を受け、電子式フォトフレーム1の各部 対して電源電圧を与える。電源部17は、外部 電源より電力供給を受けるための電源コード を接続する接続端子(図5に示す電源コード接 端子17a)を備えている。この接続端子は、電 子式フォトフレーム1の背面側等に設けられ いる。

 或いは電源部17は、電源として乾電池或 は二次電池を使用することにより、外部電 から切り離された状態で電子式フォトフレ ム1の駆動を可能とする形態であってもよい 二次電池としては例えば、充電式アルカリ 池やリチウムイオンバッテリ等を用いるこ が可能である。

 メモリスロット18は、SDメモリカード90等 外部記録媒体を接続して情報の伝送を行う ンタフェースである。SDメモリカード90には 例えば、デジタルカメラで撮影した静止画や 動画が記録されている。メモリスロット18は 御部11からの指示により、これらのデータ フラッシュメモリ20にコピーする。これによ り、外部から入力した画像をタッチパネル14 表示することが可能である。

 データ入出力部19は、外部の撮像装置や 録装置を有線或いは無線により接続して画 データの入力を行うための入力インタフェ スである。データ入出力部19は例えば、シリ アルケーブル接続用ソケットや、赤外線通信 を行うためのIrDAポート19a(図3)、或いはUSB接 端子(不図示)等を含むように構成されている 。

 フラッシュメモリ20は、電子式フォトフレ ム1が保持する各種データを記録する不揮発 の記録媒体である。フラッシュメモリ20は えば、通信I/F部15により受信した電子メール データや、データ入出力部19より入力された 像データ等を記録する。また、電子式フォ フレーム1の設定データや、メールアドレス 等の個人データを含むユーザデータを記録す る役割を持つ。
〈1-2.機能部の構成について〉

 ここで、本発明の第一の実施形態に係る 子式フォトフレーム1の添付データ削除処理 を実施するための各機能部の関係を、図1の 能ブロック図を用いながら説明する。

 図1に示すように本発明の添付データ削除 処理は少なくとも、制御部11が備えるメール 信部11a、条件判定部11b、データ削除部11c、 び条件登録部11dと、操作部13と、通信制御 16と、フラッシュメモリ20とにより実現され 。

 メール受信部11aは、IP通信網に接続され メールサーバと、通信I/F部15及び通信制御部 16を用いて通信を行う。これにより電子メー の受信を行うメールクライアント機能を備 ている。メール受信部11aは例えば、電子メ ルの受信サービスを提供するPOP(Post Office P rotocol)サーバと通信を行うことにより、電子 ールの受信を行う。或いは、通信事業者が 供する特定のサービス、例えば携帯電話サ ビスやLモードサービス等を利用することに より、携帯電話用無線回線や一般電話回線を 介して電子メールの受信を行う形態であって もよい。

 条件判定部11bは、メール受信部11aにより 子メールの受信が行われた際に、受信メー のヘッダ解析を行う。そして電子メールに 付データが添付されており、且つ受信メー の送信元を示すメールアドレス(以下、「送 信元アドレス」という)が、添付データの受 を許可するメールアドレス(以下、「受信許 アドレス」という)と一致するか否かを判定 する。判定結果は、次に説明するデータ削除 部11cに与えられる。

 データ削除部11cは、上記の判定結果にお て送信元アドレスと受信許可アドレスとが 致しない場合、該当メールの添付データを 除する。さらに添付データの削除を行った 子メールに対して、削除が実施されたこと 示すフラグ情報(=削除実施情報)を付加する この結果、添付データを除くデータ、例え ヘッダデータや本文データ等のみを含む電 メールがフラッシュメモリ20に記録されて る状態となる。なお、フラグ情報の中には 削除された添付データ名も含まれている。

 なお、フラグ情報が付加された受信メー は、受信メール一覧画面等において通常の 信メールと区別するため、色分け表示やア コンの付加等により強調表示される。この 例を、図11に示す画面図を用いて説明する

 図11は、本実施形態に係る受信メール一 画面の一例である。受信メール一覧画面は なくとも、メール情報表示領域51と、添付画 像表示領域52とを含むように構成されている またメール情報表示領域51内には、ユーザ 複数の受信メールの中から一受信メールを 択するためのカーソル53が含まれている。

 メール情報表示領域51には、左より順に 信元アドレス、件名、送信日時が表示され いる。また添付画像表示領域52には、カーソ ル53により選択中である受信メールに添付さ ている添付データの一覧が表示されている 図11の例では、送信元アドレスが「bbb@xxx.com 」である受信メールがに「×」印が付加され いる。これは、条件判定部11bにより受信許 アドレスと一致しないと判定されたメール あることを示している。

 このため、「bbb@xxx.com」に添付されてい 添付データ、つまり添付画像表示領域52に表 示されている「AAAAAAAA.BMP」~「CCCCCCCC.PNG」が データ削除部11cにより削除される。この結 、各添付データの右側に、削除されたこと 示す「×」印が付加されている。また、各デ ータの下に表示されているデータサイズも、 削除されたことにより0KByteとなっている。こ れによりユーザは、通常の受信メールと、添 付データの削除が行われた受信メールとを容 易に見分けることが可能である。

 なお、送信元アドレスと受信許可アドレ とが一致する受信メールに関しては、通常 受信処理を行うため、データ削除部11cは特 処理を行う必要はない。

 条件登録部11dは、受信許可アドレスの設 をユーザより受け付ける。具体的には、受 許可アドレス入力画面等の画面をタッチパ ル14に表示し、操作部13によるユーザ操作を 待ち受ける。そして操作部13により入力され 送信元メールアドレスを、受信許可アドレ としてフラッシュメモリ20等に記録する。

 なお、受信許可アドレスは複数設定するこ が可能である。また、入力する送信元アド スは必ずしもメールアドレスの形式をして る必要はなく、例えば「.com」のように、メ ールアドレスの一部を示す文字列の形式でも よい。
〈1-3.電子式フォトフレームの外観について

 ここで、本発明の第一の実施形態に係る 子式フォトフレーム1の外観を、図3の正面 、図4の上面図、及び図5の背面図を用いなが ら説明する。

 図3は、電子式フォトフレーム1の前面に えられた各装置部の一例を示したブロック である。図3に示すように電子式フォトフレ ム1の前面は、タッチパネル14及びIrDAポート 19aを含むように構成されている。また図4は 電子式フォトフレーム1の上面に備えられた 装置部の一例を示したブロック図である。 4に示すように電子式フォトフレーム1の上 は、メモリスロット18を備えている。

 図5は、電子式フォトフレーム1の背面に えられた各装置部の一例を示したブロック である。図5に示すように電子式フォトフレ ム1の背面は、通信I/F部15が備えるLANコネク 15a、電源部17が備える電源コード接続端子17 a、及び支持用脚部31を備えている。LANコネク タ15aはLANケーブルを接続することにより、電 子式フォトフレーム1をネットワークに接続 るための接続端子である。電源コード接続 子17aは電源コード(不図示)を取り付けて商用 電源から電力の供給を受けるためのものであ る。

 支持用脚部31は、電子式フォトフレーム1に 動自在に設けられ、電子式フォトフレーム1 を背後から支持するための部材である。支持 用脚部31は、電子式フォトフレーム1の表面の 傾斜を急にしたり、又は緩やかにしたり、適 宜調節可能な構成をしている。また支持用脚 部31は回動することにより、電子式フォトフ ーム1の上下の向きを変更することが可能で ある。
〈1-4.添付データ削除処理について〉

 ここで、本発明の第一の実施形態に係る 子式フォトフレーム1の添付データ削除処理 を、図6のフロー図を用いながら説明する。

 図6は、本発明に係る添付データ削除処理 の処理フローを示したフローチャートである 。本処理は、電子式フォトフレーム1の電源 起動され、且つ制御部11が電子メールの受信 指示を検知した際に開始される。なお電子メ ールの受信指示は、例えばユーザが操作部13 用いてメール受信操作を行った際に発行さ る。又は、周期的に受信処理を自動実施す ように設定されている場合、予め定められ 受信タイミングが到来した時点で発行され 。

 本処理の開始後、メール受信部11aはステ プS110において、通信制御部16により外部のP OPサーバ(不図示)から電子メールを取得可能 あるか否かを判定する。なお電子メールの 得は、例えばメール受信部11aがPOPリクエス をPOPサーバに対して送信することにより行 れる。

 電子メールを受信不可である場合、例え POPサーバに受信可能な電子メールが存在し い場合、削除処理を実施する必要がないた 、本処理を終了する。電子メールを受信可 である場合、メール受信部11aはステップS120 において、メール受信処理を実施し、受信し た一又は複数の電子メールをフラッシュメモ リ20に記録する。なおこの際、スピーカ(不図 示)により、電子メールの受信を報知する報 音を出力してもよい。

 次に条件判定部11bはステップS130において 、メール受信部11aが受信した電子メールの解 析を行う。なお複数の受信メールが存在する 場合、解析処理を行っていない一電子メール を任意に選択して解析を行う。そして解析の 結果に基づき、条件判定部11bはステップS140 おいて、受信メールに画像データ等の添付 ータが添付されているか否かを判定する。

 添付データが添付されていない場合、添 データ削除処理を行う必要がないため、後 するステップS180に移行する。添付データが 添付されている場合、条件判定部11bはステッ プS150において、電子メールの送信元メール ドレスが、予め条件登録部11dによりフラッ ュメモリ20に記録されている受信許可アドレ スと一致するか否かを判定する。

 一致する場合、後述するステップS180に移 行する。一致しない場合、データ削除部11cは ステップS160において、該当する電子メール 添付されている添付データの削除を行う。 お、複数の添付データが存在する場合、全 の添付データを削除する。次にデータ削除 11cはステップS170において、削除が実施され ことを示すフラグ情報を該当する電子メー に付加する。

 次に条件判定部11bはステップS180において 、ステップS120において受信された全ての電 メールに対して、チェック処理、即ちステ プS130以降の処理が行われた否かを判定する 全メールに対してチェック処理が完了して る場合、本処理を終了する。チェック処理 行われていない電子メールが存在する場合 再びステップS130に移行し、チェック処理を 継続して行う。

 以上に説明した本実施形態によれば、メー 受信部11aにより受信された電子メールに添 されている添付データを、ユーザ操作を必 とすることなく削除することができる。ま 削除に際しては、受信許可アドレスから送 されてきた電子メールは削除対象外とする このため、ユーザ操作を必要とすることな フラッシュメモリ20の空き容量を確保し、 量不足が発生するのを回避することができ 。
[実施の形態2]
〈2-1.内部構成について〉

 第一の実施形態と同内容であるため、ここ は説明を省略する。
〈2-2.機能部の構成について〉

 ここで、本発明の第二の実施形態に係る 子式フォトフレーム1の添付データ削除処理 を実施するための各機能部の関係を、図7の 能ブロック図を用いながら説明する。

 第二の実施形態の制御部11は、第一の実 形態のメール受信部11a~条件登録部11dに加え 再生判定部11eを備えている。また、条件判 部11b及びデータ削除部11cの機能が、第一の 施形態と一部異なる。

 再生判定部11eは、受信メールに添付され いる添付データが、再生可能なデータであ か否かを判定する。具体的な判定方法とし は例えば、添付データのファイル名等に含 れる拡張子の種別を取得する。そして取得 た拡張子が、予め定められた再生可能な拡 子と一致するか否かを判定する。判定結果 条件判定部11bに与えられる。

 例えば再生可能な拡張子としてJPG、BMP、W AV、MP3が予め設定されていたとする。このた 、例えば添付データの拡張子がGIF、PNG、AAC であった場合、これらの添付データを再生 可能であるとみなす。なお、再生可能な拡 子の種別情報は、予め工場出荷時等におい フラッシュメモリ20等に記録されている。 いは、制御部11が実行する制御プログラムの 内部に組み込まれている形態でもよい。

 第二の実施形態の条件判定部11bは、メー 受信部11aにより電子メールの受信が行われ 際に、再生判定部11eにより添付データが再 可能であるか否かを判定する。この判定結 を受けたデータ削除部11cは、上記の判定結 において再生不可である場合、該当する添 データを削除する。

 さらにデータ削除部11cは、添付データの 除を行った電子メールに対して、削除が実 されたことを示すフラグ情報(=削除実施情 )を付加する。なおこの際、再生可能な添付 ータと再生不可能な添付データが一電子メ ルに混在する場合、再生不可能な添付デー のみを削除する。再生可能な添付データは 通常通りフラッシュメモリ20に記録される

 添付データが削除された受信メールを示 画面の一例を、図12の画面図を用いて説明 る。図12は受信メール一覧画面の一例である 。図12の例では、送信元アドレスが「ccc@xxx.co m」である受信メールに添付されている添付 ータのうち、「FFFFFFFF.PNG」に「×」印が付加 されている。これは、再生判定部11eにより再 生不可と判定された添付データであることを 示している。なお、「DDDDDDDD.BMP」及び「EEEEEE EE.MP3」は再生可能と判定された添付データで ある。

 このため、「FFFFFFFF.PNG」はデータ削除部11c よりフラッシュメモリ20から削除され、デ タサイズも0KByteとなっている。しかしなが 削除時にフラグ情報が該当メールに付加さ るため、これに基づいて添付データ表示領 52に削除済みデータ名が表示される。このた め、ユーザは削除された添付データの存在を 容易に確認することが可能である。
〈2-3.電子式フォトフレームの外観について

 第一の実施形態と同内容であるため、ここ は説明を省略する。
〈2-4.添付データ削除処理について〉

 ここで、本発明の第二の実施形態に係る 子式フォトフレーム1の添付データ削除処理 を、図8のフロー図を用いながら説明する。 お、第一の実施形態と同内容の処理につい は、同じステップ番号を付加することによ 説明を省略するものとする。

 本処理の開始後、ステップS140を実行した 後、条件判定部11bはステップS155において、 生判定部11eを用いて、添付データが再生可 であるか否かを判定する。再生可能である 合はステップS180に移行する。再生不可であ 場合はステップS165に移行する。なお電子メ ールに複数の添付データが添付されている場 合、その中の一つでも再生不可データが存在 すればステップS165に移行する。

 次にデータ削除部11cはステップS165におい て、再生判定部11eにより再生不可であると判 定された添付データを、フラッシュメモリ20 り削除する。そして削除実施を示すフラグ 報を、削除添付データが添付されていた受 メールに付加する。なお再生可能な添付デ タと再生不可の添付データが一電子メール に混在する場合、再生不可の添付データの 削除する。

 ステップS170以降の処理については第一の 実施形態と同内容であるため、ここでは説明 を省略する。

 以上に説明した本実施形態によれば、再生 可の添付データが添付されている場合に、 ーザ操作を必要とすることなく、フラッシ メモリ20から削除することができる。従っ 、ユーザにとって利用価値の低い再生不可 ータがフラッシュメモリ20の記録容量を使用 し、結果として無駄な記録領域が発生するの を回避することができる。
[実施の形態3]
〈3-1.内部構成について〉

 第一の実施形態と同内容であるため、ここ は説明を省略する。
〈3-2.機能部の構成について〉

 ここで、本発明の第三の実施形態に係る 子式フォトフレーム1の添付データ削除処理 を実施するための各機能部の関係を、図9の 能ブロック図を用いながら説明する。

 本実施形態の制御部11は第二の実施形態 メール受信部11a~再生判定部11eに加え、容量 定部11fを備えている。また、条件判定部11b びデータ削除部11cの機能が、第一の実施実 形態及び第二の実施形態と一部異なる。

 容量判定部11fは、フラッシュメモリ20の き容量を常に監視する。そして空き容量が 定値を上回るか否かを判定する。なお所定 の値は運用の形態により適宜設定変更可能 ある。例えば、空き容量が記録容量全体の20 %を上回っている場合等に、所定値を上回る 判定する。判定結果はデータ削除部11c等に えられる。

 本実施形態の条件判定部11bは、メール受信 11aにより電子メールの受信が行われた際に 受信メールの送信元アドレスが受信許可ア レスと一致するか否かを判定すると共に、 生判定部11eにより添付データが再生可能で るか否かを判定する。この判定結果を受け データ削除部11cは、上記の判定結果におい 両アドレスが一致し、且つ再生可能である 合のみ添付データを保存し、それ以外の添 データは削除する。
〈3-3.電子式フォトフレームの外観について

 第一の実施形態と同内容であるため、ここ は説明を省略する。
〈3-4.添付データ削除処理について〉

 ここで、本発明の第三の実施形態に係る 子式フォトフレーム1の添付データ削除処理 を、図9のブロック図と、図10のフロー図とを 用いながら説明する。なお、第一の実施形態 または第二の実施形態と同内容の処理につい ては、同じステップ番号を付加することによ り説明を省略するものとする。

 本処理の開始後、ステップS120を実行した 後、容量判定部11fはステップS125において、 ラッシュメモリ20の空き容量が所定値を上回 るか否かを判定する。所定値を上回る場合、 添付データの削除処理を実施する必要がない とみなし、本処理を終了する。

 所定値を上回らない場合、条件判定部11b ステップS135において、フラッシュメモリ20 記録されている保存電子メールのうち、解 処理を未実施である電子メールの中から一 子メールの解析を行う。なお、ここでいう 存電子メールは、ステップS120において受信 された電子メールも含まれるものとする。保 存電子メールが複数存在する場合、例えば受 信日時の最も古い保存電子メールから順にチ ェック処理を行うことが望ましい。

 解析の結果に基づき、条件判定部11bはス ップS140において、受信メールに画像データ 等の添付データが添付されているか否かを判 定する。添付データが添付されていない場合 、後述するステップS185に移行する。添付デ タが添付されている場合、条件判定部11bは テップS150において、電子メールの送信元メ ルアドレスが、予め条件登録部11dによりフ ッシュメモリ20に記録されている受信許可 ドレスと一致するか否かを判定する。

 一致しない場合、データ削除部11cはステ プS160において、電子メールに添付されてい る添付データの削除を行った後、ステップS17 0に移行する。一致する場合、条件判定部11b ステップS155において、再生判定部11eを用い 、添付データが再生可能であるか否かを判 する。再生可能である場合はステップS185に 移行する。再生不可である場合はステップS16 5に移行する。なお電子メールに複数の添付 ータが添付されている場合、その中の一つ も再生不可データが存在すればステップS165 移行する。

 次にデータ削除部11cはステップS165におい て、再生判定部11eにより再生不可であると判 定された添付データを、フラッシュメモリ20 り削除した後、ステップS170に移行する。ス テップS170においてフラグ情報の付加が実施 れると、ステップS185に移行する。

 次に条件判定部11bはステップS185において 、フラッシュメモリ20に記録されている全て 保存電子メールに対して、チェック処理、 ちステップS135以降の処理が行われた否かを 判定する。全ての保存電子メールに対してチ ェック処理が行われている場合、本処理を終 了する。チェック処理が行われていない保存 電子メールが存在する場合、再びステップS12 5に移行し、チェック処理を継続して行う。

 以上に説明した本実施形態によれば、フ ッシュメモリ20の空き容量が所定量を超え 減少した場合にのみ、削除処理を行う。従 て空き容量に余裕がある場合は削除処理を わないため、処理数を低減し、制御部11の処 理負担を軽減できる。また、受信した電子メ ールだけではなく、記録されている全ての保 存電子メールをチェック対象とするため、例 えば受信日時が古い電子メールの添付データ から、優先的に削除していくことが可能であ る。

 また本実施形態によれば、受信許可アドレ から送信されてきた電子メールではない電 メールの添付データを削除する。また、受 許可アドレスから送信されてきた電子メー の添付データであっても、再生不可の場合 削除する。このように複数の条件により添 データの削除を実施するため、フラッシュ モリ20の空き容量の確保をより確実に行う とができる。
[実施の形態4]
〈4-1.内部構成について〉

 第一の実施形態と同内容であるため、ここ は説明を省略する。
〈4-2.機能部の構成について〉

 ここで、本発明の第四の実施形態に係る 子式フォトフレーム1の表示切り替え処理を 実施するための各機能部の関係を、図13の機 ブロック図を用いながら説明する。

 図13に示すように本発明の表示切り替え 理は少なくとも、制御部11が備えるメール送 受信部11g(=送受信部)、メール解析部11h、再送 要求部11i、画像処理部11j、及び画像解析部11k と、タッチパネル14と、通信制御部16と、デ タ入出力部19と、フラッシュメモリ20とによ 実現される。

 メール送受信部11gは、IP通信網に接続さ たメールサーバと、通信I/F部15及び通信制御 部16を用いて通信を行う。これにより、電子 ールの送受信を行うメールクライアント機 を備えている。メール送受信部11gは例えば 電子メールの送信サービスを提供するSMTP(Si mple Mail Transfer Protocol)サーバや、電子メー の受信サービスを提供するPOPサーバ等に接 することにより、電子メールの送受信を行 。或いは、通信事業者が提供する特定のサ ビス、例えば携帯電話サービスやLモードサ ビス等を利用することにより、携帯電話用 線回線や一般電話回線を介して電子メール 送受信を行う形態であってもよい。

 本実施形態のメール送受信部11gは、予め められた所定の周期、例えば10分毎に外部 メールサーバに対して電子メールの取得リ エストを送信する。もし電子式フォトフレ ム1宛の受信メールがメールサーバ内に存在 る場合、メールサーバは電子式フォトフレ ム1に対して、該当の電子メールを送信する 。この結果、受信した電子メールがフラッシ ュメモリ20等に記録される。

 メール解析部11hは、メール送受信部11gに り受信された電子メールの解析を行う。そ て受信メールに画像データが添付されてい かの判定を行う。添付されている場合、添 画像の画像形式及びデータサイズを取得す 。そして取得した画像形式及びデータサイ が、予め定められている条件に一致するか うかを判定する。

 画像形式に関する条件としては、例えば ッチパネル14が表示可能な画像形式であるBM PやJPEG等と一致するかどうかを判定する。画 形式の確認は、例えば添付画像のファイル を取得し、ファイル名に含まれる拡張子(例 えば「.BMP」等)を参照することにより行われ 。或いは、画像データの所定の領域(例えば ヘッダ部等)に含まれる管理情報を参照する 態でもよい。

 またデータサイズに関する条件としては 画像データのデータサイズが所定範囲内で るか、例えば「10KByte以上500KByte以下」のよ に予め範囲制限を設ける。或いは画像デー の画素数が所定範囲内であるか、例えばSXGA (Super-XGA、1.3Mピクセル、1280×1024)以下の画素 であるか、のように画素数による制限を設 る形態でもよい。

 メール解析部11hは、上記の例のような予 定められた条件に一致する添付画像を検知 た場合に、その画像を一時記録画像として ラッシュメモリ20に記録すると共に、画像 理部11jに対して、記録した一時記録画像の 示指示を与える。そして表示が成功した場 に、フラッシュメモリ20に記録されている古 い一時記録画像、つまり今回表示を行った一 時記録画像よりも以前に表示されていた一時 記録画像を、フラッシュメモリ20より消去す 。

 逆に添付画像が予め定められた条件に一 しなかった場合、メール解析部11hは、再送 求部11iに対して再送要求メールの送信指示 与える。これを受けた再送要求部11iは、添 画像の表示失敗、及び画像の再送信を要求 るメッセージを含む再送要求メールを作成 る。そして作成した再送要求メールを、表 失敗画像が添付されていた電子メールの送 元アドレスに対して、メール送受信部11gを いて送信する。

 再送要求メールは例えば、ヘッダデータ タイトル欄に「画像表示に失敗」、本文デ タに「添付された画像は表示できない画像 式です。メールの再送を行って下さい。」 のメッセージを含む電子メールを送信する なおこの際、表示失敗のエラー種別に基づ 、メッセージ内容を切り替えることがより ましい。

 画像処理部11jは、各処理部からの指示に い、フラッシュメモリ20に記録されている 像データのデコードを行う。そしてデコー により得られた画像信号を、タッチパネル14 へ与えることにより、画像の表示を行う。

 画像解析部11kは、データ入出力部19の状 を監視し、データ入出力部19による画像デー タの入力が検知されたかどうかの判定を行う 。画像データの入力が検知された場合、入力 画像の画像形式及びデータサイズを取得する 。そして取得した画像形式及びデータサイズ が、予め定められている条件に一致するかど うかを判定する。なお、具体的な判定方法と しては、メール解析部11hが添付画像に対して 行う判定方法と同様であるため、説明を省略 する。

 画像解析部11kは、予め定められた条件に一 する入力画像を検知した場合に、その画像 一時記録画像としてフラッシュメモリ20に 録すると共に、画像処理部11jに対して、一 記録画像の表示指示を与える。そして表示 成功した場合に、フラッシュメモリ20に記録 されている古い一時記録画像、つまり今回表 示を行った一時記録画像よりも以前に表示さ れていた一時記録画像を、フラッシュメモリ 20より消去する。
〈4-3.電子式フォトフレームの外観について

 第一の実施形態と同内容であるため、ここ は説明を省略する。
〈4-4.メール受信時処理について〉

 ここで、本発明の第四の実施形態に係る 子式フォトフレーム1のメール受信時処理を 、図14のフロー図を用いながら説明する。

 図14は、第四の実施形態に係るメール受 時処理の処理フローを示したフローチャー である。本処理は、電子式フォトフレーム1 電源が起動している状態において、任意の イミングで開始可能である。

 本処理の開始後、メール送受信部11gはス ップS210において、メール取得時刻が到来し たかどうかの判定を行う。なおメール取得時 刻は、予めユーザ設定により指定可能である 。例えば毎時0分を受信時刻に指定すること より、一時間毎に自動的にメールサーバに クセスし、メールの取得を行うことが可能 ある。或いは時刻指定ではなく、所定の時 経過毎、例えば10分毎にメールの取得を行う ことも可能である。

 メール取得時刻が到来していない場合、 テップS210に再び移行する。メール取得時刻 が到来した場合、メール送受信部11gはステッ プS220において、外部のメールサーバに対し メールの取得リクエストを送信する。この 果、メールサーバに受信メールが存在する 合は、メールデータの取得処理が行われる

 次にメール解析部11hはステップS230におい て、メール送受信部11gによるメール受信に成 功し、且つ受信メールに画像データが添付さ れているかどうかの判定を行う。画像データ が添付されていない場合、或いはメールサー バに受信メールが存在しない等によりメール 受信に失敗した場合、ステップS210に再び移 する。

 画像データが添付されていた場合、メー 解析部11hはステップS240において、画像デー タの解析を行う。これにより、画像データの 画像形式やデータサイズを取得する。次にメ ール解析部11hはステップS250において、画像 ータが、予め定められた表示可能条件、例 ば所定の画像形式と一致するか、或いは所 範囲内のデータサイズであるか等を判定す 。

 表示可能条件を満たさない場合、ステッ S255に移行する。表示可能条件を満たす場合 、ステップS260に移行する。なお複数の画像 電子メールに添付されている場合、メール 析部11hは添付されている全ての画像データ 対して解析及び判定を行い、表示可能条件 満たす画像が一つでも存在すればステップS2 60に移行する。

 ステップS255に移行した場合、メール解析 部11hは再送要求部11iに対して、再送要求メー ルの送信指示を与える。この指示を受けた再 送要求部11iは、添付画像の表示失敗及び画像 の再送要求を含む電子メールを作成し、画像 添付メールの送信元アドレスへ送信する。送 信の完了後、再びステップS210に移行する。

 ステップS260に移行した場合、メール解析 部11hは添付されている画像データを、一時記 録画像としてフラッシュメモリ20に記録する なお複数の画像データが添付されており、 つ表示可能条件を満たす画像が複数ある場 、所定の条件により一画像データのみを選 して、一時記録画像として記録する。例え 、最もデータサイズの大きい画像を優先し 一時記録画像とする。或いは、優先的に表 する画像形式を設定可能とする形態でもよ 。

 次にメール解析部11hはステップS270におい て、画像処理部11jに対して一時記録画像の表 示指示を与える。この指示を受けた画像処理 部11jはフラッシュメモリ20より一時記録画像 読み出してデコードを行うことにより、タ チパネル14に表示を行う。この結果、これ で表示されていた画像が、一時記録画像に り替わることとなる。

 次にメール解析部11hはステップS280におい て、画像処理部11jによる一時記録画像のデコ ード及び表示が正常終了したかどうかの判定 を行う。表示に成功した場合、メール解析部 11hはステップS290において、フラッシュメモ 20に記録されている古い一時記録画像、つま り記録日時が最新ではない一時記録画像の消 去を行った後、ステップS210に移行する。逆 データ破損等により表示に失敗した場合、 ール解析部11hはステップS285において、ステ プS260で記録した一時記録画像をフラッシュ メモリ20から削除した後、ステップS255に移行 する。

 以上に説明した処理フローは、例えば電 式フォトフレーム1の電源停止指示が検知さ れること等により、電子式フォトフレーム1 機能を停止する際に終了される。上記の処 フローによれば、メール送受信部11gにより 信した電子メールに添付画像があり、且つ 付画像が所定の条件を満たす場合に、表示 像の切り替えを自動的に行うことができる

 このためユーザは、電子メールに画像を 付して電子式フォトフレーム1のメールアド レスに送信するだけで、外出先からでも表示 画像を切り替えることができる。従って、電 子式フォトフレーム1の近傍にいる他ユーザ 対して画像を送信し、登録作業を依頼する 間を省くことができる。

 また、添付画像が所定の条件を満たさない 合に再送要求部11iが再送要求メールを送信 る。このためユーザは、送信した画像が正 に表示されたかどうかを知ることができる また、表示に用いる一時記録画像のうち、 新の一時記録画像のみをフラッシュメモリ2 0に記録し、古い一時記録画像は自動的に消 されるため、限りある記録容量を有効に活 することができる。
〈4-5.データ入力時処理について〉

 ここで、本発明の第四の実施形態に係る 子式フォトフレーム1のデータ入力時処理を 、図15のフロー図を用いながら説明する。

 図15は、本発明に係るデータ入力時処理 処理フローを示したフローチャートである 本処理は、電子式フォトフレーム1の電源が 動している状態において、任意のタイミン で開始可能である。

 画像解析部11kはステップS310において、デ ータ入出力部19による画像データの入力が行 れたかどうかの判定を行う。画像データの 力が検知されていない場合、ステップS310に 再び移行する。

 画像データの入力が検知された場合、画 解析部11kはステップS320において、画像デー タの解析を行う。これにより、画像データの 画像形式やデータサイズを取得する。次に画 像解析部11kはステップS330において、画像デ タが予め定められた条件、例えば所定の画 形式と一致するか、或いは所定範囲内のデ タサイズであるか等を判定する。

 条件を満たさない場合、ステップS310に移 行する。条件を満たす場合、ステップS340に 行する。なお複数画像の入力を検知した場 、画像解析部11kは入力された全ての画像デ タに対して解析及び判定を行い、条件を満 す画像が一つでも存在すればステップS340に 行することが望ましい。

 ステップS340に移行した場合、画像解析部 11kは入力され画像データを、一時記録画像と してフラッシュメモリ20に記録する。なお複 の画像データが入力され、且つ表示可能条 を満たす画像が複数ある場合、所定の条件 より一画像データのみを選択して、一時記 画像として記録する。

 次に画像解析部11kはステップS350において 、画像処理部11jに対して記録した一時記録画 像の表示指示を与える。この指示を受けた画 像処理部11jはフラッシュメモリ20より一時記 画像を読み出してデコードを行うことによ 、タッチパネル14に表示を行う。この結果 これまで表示されていた画像が、読み出し 一時記録画像に切り替わることとなる。

 次に画像解析部11kはステップS360において 、一時記録画像のデコード及び表示が正常終 了したかどうかの判定を行う。表示に成功し た場合、画像解析部11kはステップS370におい 、フラッシュメモリ20に記録されている古い 一時記録画像、つまり記録日時が最新ではな い一時記録画像の消去を行った後、ステップ S310に移行する。逆にデータ破損等により表 に失敗した場合、画像解析部11kはステップS3 65において、ステップS340で記録した一時記録 画像をフラッシュメモリ20から削除した後、 テップS310に移行する。

 以上に説明した処理フローは、例えば電子 フォトフレーム1の電源停止指示が検知され る等により、電子式フォトフレーム1が機能 停止する際に終了される。上記の処理フロ によれば、外部機器から画像データを入力 、且つ入力画像が所定条件を満たす場合に 表示画像を自動的に切り替える。このため ーザは、例えば携帯電話で撮像した画像を 外線通信等で表示装置に送信するだけで、 示画像を自動的に切り替えることができる 従って、表示する画像の記録操作や選択操 等の各種操作を省略して手間を省くことが きる。
[実施の形態5]
〈5-1.内部構成について〉

 第一の実施形態と同内容であるため、ここ は説明を省略する。
〈5-2.機能部の構成について〉

 ここで、本発明の第五の実施形態に係る 子式フォトフレーム1の電子メール送信処理 を実施するための各機能部の関係を、図16の 能ブロック図を用いながら説明する。

 図16に示すように本発明の表示切り替え 理は少なくとも、制御部11が備える移行受付 部11l、表示切替部11m、及び報知部11nと、操作 部13と、タッチパネル14と、通信制御部16と、 フラッシュメモリ20とにより実現される。

 移行受付部11lは、操作部13又はタッチパ ル14からの操作を受け付け、その操作に基づ いて表示切替部11mやフラッシュメモリ20等を 御するためのものである。

 表示切替部11mは、タッチパネル14に画像を 示するか否かを制御するためのものである
〈5-3.電子式フォトフレームの外観について

 第一の実施形態と同内容であるため、ここ は説明を省略する。
〈5-4.接触検出後処理について〉

 ここで、本発明の第五の実施形態に係る 子式フォトフレーム1の接触検出後処理を、 図18のフロー図を用いながら説明する。

 まず、タッチパネル14に表示されている 物にふれた場合に電子式フォトフレーム1が のような動作を行うかを、ユーザが予め登 する。例えば、画像データのある特定の位 (図17のタッチパネル14の点線で囲った領域10 0)に対応付けて、実施する動作(例えば、プロ フィールの表示、電話発呼、メール作成画面 の表示等)に関する設定をフラッシュメモリ20 に格納する。併せて、表示するプロフィール のデータや電話番号のデータ、メールアドレ スのデータ等も予めフラッシュメモリ20に格 する。

 以上の登録が完了した後に、図18に示す ロー図の処理を実行することが可能である 制御部11はステップS410において、タッチパ ル14が含む接触検出部に指等が接触したこと を示す信号を、タッチパネル14から受信する 、ステップS420へ処理を進める。

 制御部11はステップS420において、接触検 部が接触を検出した位置の人物に対応する 理がプロフィール表示であると判定すると ステップS430へ処理を進め、そうでなければ 、ステップS440へ処理を進める。なお上記判 は、予めフラッシュメモリ20に格納されてい る設定情報を参照することにより行う。

 具体的には、制御部11は、接触検出部が 触を検出した位置に該当する人物がフラッ ュメモリ20に格納されているか検索し、格納 されていれば、S420ステップで、その人物に 応して実行する処理がプロフィール表示で るか否か判定する。なお、人物が表示され いる領域に対する接触を検知していない場 、ステップS420以降の処理には進まない。

 制御部11はステップS430において、ステッ S410で接触検出部が接触を検出した位置に表 示されている人物に対応するプロフィールを 、フラッシュメモリ20から読み込み、タッチ ネル14に表示させる。

 制御部11はステップS440において、接触検 部が接触を検出した位置の人物に対応する 理が電話発呼であると判定すると、ステッ S450へ処理を進め、そうでなければ、メール 作成画面表示が対応する処理であると判定し 、ステップS460へ処理を進める。

 制御部11はステップS450において、通信制 部16を制御することにより、ステップS410で 触検出部が接触を検出した位置に表示され いる人物に対応する電話番号を、フラッシ メモリ20から読み込み、通信制御部16により ダイヤル発信させる。

 制御部11はステップS460において、通信制 部16を制御することにより、ステップS410で 触検出部が接触を検出した位置に表示され いる人物に対応するメールアドレスをフラ シュメモリ20から読み込み、メール作成画 をタッチパネル14に表示させる。

 なお、ステップS460において、メール作成 画面を表示させるのではなく、予め定められ た定型文を相手先に自動的に送信する構成と してもよい。

 なお、上記の実施形態では、タッチパネ 14が備える接触検出部を指でふれることに り所定の動作を実行する構成としたが、指 はなくタッチペン等の部材を接触検出部に てることにより、所定の動作を実行する構 としてもよい。

[その他の実施の形態]
 以上、好ましい実施の形態及び実施例を挙 て本発明を説明したが、本発明は必ずしも 記実施の形態に限定されるものではなく、 の技術的思想の範囲内において様々に変形 て実施することができる。

 従って本発明は、以下の形態にも適用可能 ある。
 (A)上記実施形態では、上記の各処理に関わ 各種機能部が、マイクロプロセッサ等の演 処理装置上でプログラムを実行することに り実現されているが、各種機能部が複数の 路により実現される形態でもよい。

 (B)また上記実施形態では、本発明の各処 を実施する表示装置として電子式フォトフ ーム1を例として説明しているが、メール送 受信機能を備えた表示装置であれば、これ以 外の装置において本発明を実施することが可 能である。例えば、携帯電話、PDA、カーナビ 、テレビジョン装置等において実施する形態 であってもよい。

 (C)また上記実施形態では、データ削除部1 1cが削除する添付データとして、画像ファイ や音楽ファイル等を例に説明を行っている 、これ以外の添付データに対しても同様の 除処理を実施することができる。例えばド ュメントデータや圧縮データ等についても 同様の処理により自動削除を行うことが可 である。

 (D)また上記実施形態では、メール受信部1 1aが受信メールの添付データを一旦フラッシ メモリ20に記録した後、データ削除部11cが 除処理を行っているが、フラッシュメモリ20 に記録する前の段階で削除処理を行う形態で もよい。例えば、メール受信部11aがメール受 信処理を開始し、且つ電子メールのヘッダ部 を受信した時点で、データ削除部11cがメール 受信部11aに対して割り込みを発生させる。こ れによりメール受信部11aは、一旦メール受信 処理を停止する。この状態においてデータ削 除部11cは受信済みのヘッダ部を解析し、削除 対象の添付データが存在することがヘッダ部 に記述されているか否かを判定する。記述さ れていない場合、受信処理を再開する。記述 されている場合、添付データの部分のみ受信 を行わないように、メール受信部11aに指示す る。これにより例えば、メール受信時におい て添付データを記録する容量がフラッシュメ モリ20に存在しない場合に、受信エラーが発 することなく、電子メールのヘッダ部及び 文のみを受信することができる。

 (E)また上記実施形態では、受信メールの 信元アドレスと受信許可アドレスとが完全 一致することを添付データ保存の条件とし いるが、部分一致の場合も条件を満たすみ す形態でもよい。例えば受信許可アドレス して「c@xxx.jp」という受信許可アドレスが 定されているとする。この場合、「abc@xxx.jp や「ccc@xxx.jp」は部分一致するとみなされる 。この結果、上記アドレスの受信メールに添 付されている添付データは保存される。この ように部分一致を条件として使用することに より、一つの条件設定で複数の受信メールを 保存対象として指定することができる。なお 部分一致を使用する場合、設定する受信許可 アドレスは必ずしもメールアドレスの形式(=@ を含む文字列)をとる必要はなく、例えば「.c om」のような文字列でも構わない。

 (F)また上記実施形態では、添付データが 生可能であるか否かを拡張子の種別により 定しているが、これ以外の方法により判定 る形態でもよい。例えば試験的に添付デー を実行することにより判定する形態でもよ 。また、添付データの先頭から所定アドレ の情報を読み出し、データ種別が記述され いるか否かを確認する形態でもよい。

 (G)また上記第三の実施形態では、フラッ ュメモリ20の空き容量が所定値を下回る場 に、フラッシュメモリ20に記録されている全 ての受信メールに対してチェック処理を行っ ているが、一部の受信メールに対してのみ、 チェック処理を行う形態でもよい。例えば、 ステップS120において直近に受信された電子 ールにのみチェック処理を行う形態でもよ 。又は、フラッシュメモリ20に記録されてい る電子メールのうち、ユーザが閲覧済みであ る電子メールに対してのみ、チェック処理を 行う形態でもよい。

 (H)また上記実施形態では、予め定められ 相手先以外の相手から来た電子メールにつ て添付ファイルを自動的に削除する構成と たが、予め定められた相手先から来た電子 ールについて自動的に添付ファイルを削除 る構成としてもよい。

 (I)また上記実施形態では電子メールの一 を表示する際に、添付ファイルを自動的に 除した電子メールについてバツ印を付与し 表示することにより、ユーザに添付ファイ を自動的に削除した電子メールであること 報知したが、電子メールの内容を表示する に、ユーザに添付ファイルを自動的に削除 た電子メールであることを報知する構成と てもよい。

 (J)また上記第四の実施形態では、添付画 及び入力画像の表示可能条件を、画像形式 びデータサイズにより条件設定しているが これら以外の条件を用いて表示/非表示の判 定を行ってもよい。例えば送信元メールアド レス、メール受信時間、添付画像枚数、画像 の属性情報等を用いる形態でもよい。これに より例えば、所定のメールアドレス以外から 受信したメールの添付画像を表示しないよう にすることができる。この結果、迷惑メール 等に添付されている不要な画像を表示しない という効果が得られる。また例えば、画像の 属性情報に視聴年齢制限を示す情報が含まれ ている画像を表示しないようにすることがで きる。この結果、子供部屋等に設置されてい る電子式フォトフレーム1に不適切な画像が 示されるのを防止するという効果が得られ 。




 
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