Login| Sign Up| Help| Contact|

Patent Searching and Data


Title:
DOUGH WEIGHING CONVEYOR, AND DOUGH WEIGHING AND CUTTING DEVICE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/129985
Kind Code:
A1
Abstract:
A dough weighing conveyor (5) for weighing a food dough (1) comprises a weighing means (13) for weighing the food dough (1), a conveying means (17) for conveying the food dough (1), and dough pressing means (25A, 25B) for pressing the food dough against the conveying means (17) at positions above the conveying means to prevent the food dough from lifting. The frame of the weighing conveyor (5) is integrally provided with the dough pressing means (25A, 25B). A dough weighing and cutting device comprises a carrying conveyor (3) for loading the food dough onto the dough weighing conveyor (5), a cutting device (9) for cutting the food dough, and a weighting check conveyor (19) for checking the weight of the cut piece (1A) cut off from the food dough.

Inventors:
KURIBAYASHI EIJI
HIGUCHI KATSUMICHI
Application Number:
PCT/JP2008/057347
Publication Date:
October 30, 2008
Filing Date:
April 15, 2008
Export Citation:
Click for automatic bibliography generation   Help
Assignee:
RHEON AUTOMATIC MACHINERY CO (JP)
KURIBAYASHI EIJI
HIGUCHI KATSUMICHI
International Classes:
A21C9/08; A21C5/00
Foreign References:
JP2006101886A2006-04-20
JPS6094087U1985-06-27
JP2005312390A2005-11-10
JP2000342161A2000-12-12
JP2006015459A2006-01-19
JP2006101886A2006-04-20
Other References:
See also references of EP 2143333A4
Attorney, Agent or Firm:
MIYOSHI, Hidekazu et al. (2-8 Toranomon 1-chom, Minato-ku Tokyo 01, JP)
Download PDF:
Claims:
 食品生地の計量を行うための生地計量コンベアが、以下を含む:
 食品生地の重量を計量するための計量手段;
 前記食品生地を搬送するための搬送手段;及び
 前記搬送手段の上方において食品生地の切断片の浮き上りを防止すべく前記食品生地を前記搬送手段に押さえる生地押え手段。
 請求項1に記載の生地計量コンベアにおいて、
 前記生地押え手段は、上下調節可能に設けられている。
 請求項2に記載の生地計量コンベアにおいて、
 前記生地押え手段は、前記搬送手段のフレームに一体的に備えられている。
 請求項2に記載の生地計量コンベアにおいて、
 前記生地押え手段は、前記生地計量コンベアを載置する架台に備えられている。
 請求項4に記載の生地計量コンベアにおいて、
前記生地押え手段は、高さ位置調節機構を介して前記架台に備えられている。
  生地計量切断装置が、以下を含む:
 食品生地の計量を行うための生地計量コンベア;
 前記生地計量コンベアに対して食品生地の搬入を行うための搬送コンベア;
 前記生地計量コンベアと搬送コンベアとの間において食品生地の切断を行う切断装置;
 前記生地計量コンベアの下流側に配置され、前記食品生地から切断された切断片の計量チェックを行うための計量チェックコンベア;
 前記生地計量コンベアの上方において食品生地の切断片の浮き上りを押さえるための生地押え手段;及び
 前記計量チェックコンベア上に搬入された前記切断片の後端部を検出するための後端検出センサ。
 生地計量切断装置が、以下を含む:
 食品生地の計量を行うための生地計量コンベア;
 前記生地計量コンベアに対して食品生地の搬入を行うための搬送コンベア;
 前記生地計量コンベアと搬送コンベアとの間において食品生地の切断を行う切断装置;
 前記生地計量コンベアの下流側に配置され、前記食品生地から切断された切断片の計量チェックを行うための計量チェックコンベア;及び
 前記生地計量コンベアの上方において食品生地の切断片の浮き上りを押さえるための生地押え手段;
 上記構成において、
 前記生地計量切断装置は、前記切断装置による切断終了時からの前記生地計量コンベアの搬送時間が設定値に一致したとき、又は前記切断位置からの前記生地計量コンベアによる切断片の搬送距離が設定値に一致したときに、次に計量すべき部分の計量を前記計量コンベアにおいて開始する構成である。
Description:
生地計量コンベア及び生地計量 断装置

 本発明は、例えばパン生地などのごとき 品生地の計量を行うための生地計量コンベ 及び当該生地計量コンベアを使用した生地 量切断装置に係り、さらに詳細には、計量 た重量に食品生地を切断装置によって切断 るとき、上記切断装置における切断刃によ 切断された食品生地が当該切断刃に付着(粘 着)して持上げられることを防止することが きる計量コンベア及び生地計量切断装置に する。

 例えばパン生地などのごとき帯状の連続 た食品生地が搬送コンベアによって計量コ ベア上に搬入され、計量コンベアの計量値 設定値になると、切断装置によって食品生 を所定重量に切断することが行われている 当該技術は、例えば日本国特許公報:特開200 6-101886号(特許文献1)において開示されている

 上記特許文献1において、連続的に搬送さ れる食品生地を所定の重量に切断するための 構成は次のとおりである。

 すなわち、図1に示すように、食品生地1 搬送する搬送コンベア3の下流側に、食品生 1の計量を行うための計量コンベア5が配置 てある。そして、この計量コンベア5と前記 送コンベア3との間には、前記食品生地1の 断を行うための切断刃7を上下動自在に備え 切断装置9が配置してある。この切断装置9 おける前記切断刃7は、例えばエアーシリン などのごとき適宜の上下動用アクチュエー 11の作動によって上下動されるものである

 前記計量コンベア5は、前記食品生地1の 量を計量するための計量手段としてのロー セル13を架台15上に備えており、上記ロード ル13上には食品生地1を搬送するための搬送 段としてベルトコンベア17が備えられてい 。そして、上記計量コンベア5の下流側には 切断された後の切断片としての食品生地の 量チェックを行うために、前記計量コンベ 5と同一構成の計量チェックコンベア19が配 されている。

 上記構成において、搬送コンベア3から計 量コンベア5上に食品生地1が搬入されて、計 コンベア5の計量値が予め設定された設定値 と一致すると、切断装置9が作動し切断刃7に って食品生地1の切断が行われる。そして、 切断分離された後の食品生地の重量が正確で あるか否かが計量チェックコンベア19におい チェックされ、前記切断装置9における切断 タイミングが制御されるので、食品生地1を め設定した重量に正確に切断することがで るものである。

 ところで、食品生地1から切断分離された 後の食品生地の切断片の重量が比較的大きい 場合には、切断装置9における切断刃7に付着( 粘着)して切断片が持ち上げられるようなこ はなく、切断直後に計量コンベア5及び計量 ェックコンベア19を早送りすることができ 等の問題はないものの、前記切断片が小さ なって軽量になると、前記切断刃7の上昇時 、切断刃7に切断片が付着して一体的に上昇 することがある。

 前述のように、切断装置9における切断刃 7に切断片が付着(粘着)して一体的に上昇する と、食品生地1の切断直後に計量コンベア5の 送りを開始しても、上記切断刃7の上昇途中 において切断片がベルトコンベア17上に落下 、このベルトコンベア17上において転がり を生じることがあり、下流の計量チェック ンベア19へ切断片を搬入するまで時間を要す ることがある。したがって、前記切断刃7に 断片が付着して一時的に持ち上げられるよ なことがあると、持ち上げられている時間 け切断片の移送に無駄を生じることがある

 ところで、計量コンベア5の早送りを開始 して切断片を計量チェックコンベア19へ送る き、上記切断片が計量コンベア5の終端部付 近に移送されると、生産性の向上を図るため に、次に切断すべき食品生地1の先端部の一 は、上記計量コンベア5の始端部上に移送さ ている。したがって、次に切断すべき食品 地1の計量をより正確に行い切断するには、 切断された切断片を、計量コンベア5から計 チェックコンベア19上へ速やかに移送する必 要がある。すなわち、切断片と次に切断すべ き食品生地1の先端部の一部が共に計量コン ア5に搭載されている時間を可能な限り短く ることが望ましいものである。

 ここで、前述したように、切断片が切断 7に粘着(付着)して持上げられるようなこと あると、前記計量コンベア5上に切断片及び 次に切断すべき食品生地1の先端部の一部が に乗っている時間が長くなり、場合によっ は次に切断すべき食品生地の計量時には、 断すべき重量を超えてしまうこともある。 たがって、切断片が計量チェックコンベア19 上へ搬送された後に、次に切断すべき食品生 地の計量切断を行うとき、計量コンベア5の 量値が切断すべき設定値を超えないように 搬送コンベア3の搬送速度を遅くしなければ らない。従って、次に切断すべき食品生地 計量コンベア5上へ迅速に移送することがで きないため、生産性の向上を図る上において さらなる改善が求められていた。

 本発明は上述のごとき従来の問題に鑑み なされたものである。従って、本発明の目 は、計量した重量に食品生地を切断装置に って切断するとき、上記切断装置における 断刃により切断された食品生地が当該切断 に付着(粘着)して持上げられることを防止 ることができる生地計量コンベア及び生地 量切断装置を提供することにある。

 上記目的を達成するために、本発明に基 く第1アスペクトは、食品生地の計量を行う ための生地計量コンベアであって、以下を含 む:食品生地の重量を計量するための計量手 ;前記食品生地を搬送するための搬送手段;及 び、前記搬送手段の上方において食品生地の 切断片の浮き上りを防止すべく前記食品生地 を前記搬送手段に押さえる生地押え手段。

 前記第1アスペクトから従属する本発明に 基づく第2アスペクトは、前記生地計量コン アにおいて、前記生地押え手段が、上下調 可能に設けられている。

 前記第2アスペクトから従属する本発明に 基づく第3アスペクトは、前記生地計量コン アにおいて、前記生地押え手段は、前記搬 手段のフレームに一体的に備えられている

 前記第2アスペクトから従属する本発明に 基づく第4アスペクトは、前記生地計量コン アにおいて、前記生地押え手段は、前記生 計量コンベアを載置する架台に備えられて る。

 前記第4アスペクトから従属する本発明に 基づく第5アスペクトは、前記生地計量コン アにおいて、前記生地押え手段は、高さ位 調節機構を介して前記架台に備えられてい 。

 本発明に基づく第6アスペクトは、生地計 量切断装置であって、以下を含む:食品生地 計量を行うための生地計量コンベア;前記生 計量コンベアに対して食品生地の搬入を行 ための搬送コンベア;前記生地計量コンベア と搬送コンベアとの間において食品生地の切 断を行う切断装置;前記生地計量コンベアの 流側に配置され、前記食品生地から切断さ た切断片の計量チェックを行うための計量 ェックコンベア;前記生地計量コンベアの上 において食品生地の切断片の浮き上りを押 えるための生地押え手段;及び、前記計量チ ェックコンベア上に搬入された前記切断片の 後端部を検出するための後端検出センサ。

 本発明に基づく第7アスペクトは、生地計 量切断装置であって、以下を含む:食品生地 計量を行うための生地計量コンベア;前記生 計量コンベアに対して食品生地の搬入を行 ための搬送コンベア;前記生地計量コンベア と搬送コンベアとの間において食品生地の切 断を行う切断装置;前記生地計量コンベアの 流側に配置され、前記食品生地から切断さ た切断片の計量チェックを行うための計量 ェックコンベア;及び、前記生地計量コンベ の上方において食品生地の切断片の浮き上 を押さえるための生地押え手段; 上記構成 おいて、前記生地計量切断装置は、前記切 装置による切断終了時からの前記生地計量 ンベアの搬送時間が設定値に一致したとき 又は前記切断位置からの前記生地計量コン アによる切断片の搬送距離が設定値に一致 たときに、次に計量すべき部分の計量を前 計量コンベアにおいて開始する構成である

 上述本発明に基づく第1乃至第7アスペク によれば、食品生地から切断分離される切 片が小さく軽くなった場合であっても、切 装置における切断刃に付着して上昇するこ を回避できるため、生産性向上を図ること できる。

従来の構成を示す説明図である。 本発明の実施形態に係る生地計量切断 置の構成を示した正面図である。

本発明を実施するための最良の形態

 以上、図面を用いて、本発明の実施形態 ついて説明するに、前述した従来の構成と 一機能を奏する構成要素には同一符号を付 ることとして重複した説明は省略する。

 概念的、概略的に示す図2を参照するに、 本発明の実施形態に係る生地計量切断装置21 、食品生地1を搬送する搬送コンベア3の下 側に、食品生地1の計量を行うための生地計 コンベアとしての計量コンベア5が配置して あり、この計量コンベア5と搬送コンベア3と 間には切断装置9が配置してある。前記切断 装置9は、前記食品生地1の切断を行うための 断刃7を上下動自在に備えている。前記切断 刃7は、例えばエアーシリンダなどのごとき 宜の上下動用アクチュエータ11の作動によっ て上下動される。

 そして、前記計量コンベア5の下流側には 、計量チェックコンベア19が配置してある。 記計量チェックコンベア19は、架台15上に配 置されたロードセル13の上部に設けられてい 。更に、前記計量チェックコンベア19の上 端側の上方には後端検出センサ23が配置され ている。前記後端検出センサ23により、切断 れて搬送される前記切断片1Aの後端が検出 れる。

 前記計量コンベア5は、計量手段としての ロードセル13を前記架台15上に備えると共に 送手段としてのベルトコンベア17を備えてい る。

 したがって、生地計量切断装置21におい は、前記搬送コンベア3から前記計量コンベ 5上に搬入された食品生地1の計量値が予め 定した設定値と一致したときに前記切断装 9を作動して、食品生地1の切断を行うことが できる。そして、食品生地1から切断分離さ た切断片1Aを前記計量チェックコンベア19上 搬送して、当該切断片1Aの計量チェックを う。そして、食品生地1から切断分離された の前記切断片1Aの重量が正確であるか否か 前記計量チェックコンベア19においてチェッ クされることにより、前記切断装置9におけ 切断タイミングが制御される。従って、食 生地1から切断された前記切断片1Aを予め設 した重量に正確に切断することができる。

 つまり、この計量チェックコンベア19の 量チェックの結果に基づいて、前記切断装 9の切断タイミングを制御装置によって制御 ることにより、前記切断片1Aを、設定値に 致した重量に正確に切断することができる

 ところで、前記切断片1Aが小さくなりか 軽くなると、前記切断片1Aが切断装置9にお る切断刃7に付着して一体的に上昇し、上記 断刃7の上昇途中でベルトコンベア17上に落 し、転がることがある。したがって、ベル コンベア17上において切断片1Aが着地して安 定するまで時間を要し、計量チェックコンベ ア19の上流端側に備えた前記後端検出センサ2 3によって切断片1Aの後端が検出されるまでの 時間がかかり、前述したように、生産性の向 上を図る上において問題がある。

 そこで、前記計量コンベア5のフレーム( 示省略)に上下調節可能に取付けたブラケッ 24に、食品生地1の切断片1Aの切断面が切断 7に付着して一体的に持ち上げられることを 止して計量コンベア5に押さえるための押え 手段の1例としての押えローラ25A,25Bが回転自 に備えられている。上記押えローラ25A,25Bは 、前記計量コンベア5の上流端側の上方に備 られており、計量コンベア5の適宜位置に備 たサーボモータなどのごとき制御モータ27 チェーン,ベルト等を介して連動連結してあ 。なお、前記押えローラ25A,25Bは、切断片1A 粘着(付着)し難い材質であり、例えば超高 子量ポリエチレンなどであることが望まし 。

 上記押えローラ25A,25Bは、前記制御モータ 27の駆動によって切断片1Aの送りを行う方向 回転されるものであって、その回転速度は 前記ベルトコンベア17が切断片1Aを搬送する 度よりも多少速い速度で切断片1Aの送りを うように回転されている。したがって、押 ローラ25A,25Bが切断片1Aの上面に接触してい ときは、上記切断片1Aの下面よりも上面の方 が速く送られる傾向にある。よって、切断装 置9における切断刃7によって食品生地1の切断 を行うときには、切断片1Aの切断面を前記切 刃7から離すように機能するものである。な お、前記押えローラ25A,25Bは、切断刃7に近接 てあればよく、単数でもよいものである。 た、前記押え手段としては、押えローラ25A, 25Bに限ることなく、例えば両押えローラ25A,25 Bにベルトを掛け回した状態のコンベアとす ことも可能である。なお、上記ベルトの表 に油分を含浸させると共に微細な凹凸面を 成して切断片1Aとの剥離性を向上させた構成 とすることが望ましい。

 前記後端検出センサ23は、切断片1Aの先端 部が計量チェックコンベア19上に搬入された に、上記切断片1Aの後端部が通過したこと 検知できればよいものであって、例えば光 センサを採用することができる。また、ブ ケット24の高さ位置を調節する構成としては 、例えばブラケット24の複数箇所に上下方向 長穴を備え、この長穴を貫通したボルトに ってブラケット24をベルトコンベア17のフレ ームに固定する構成とすることができる。前 記ブラケット24の高さ位置を調節することに り、前記押えローラ25A,25Bの上下位置が調節 可能になる。

 以上のごとき構成において、切断対象と る食品生地1の厚さに対応して、押えローラ 25A,25Bが食品生地1の上面に近接接触するよう 、又は僅かに押圧した状態に接触するよう 、ブラケット24の高さ位置を調節すると共 制御モータ27によって前記押えローラ25A,25B 回転し、搬送コンベア3側から食品生地1を計 量コンベア5におけるベルトコンベア17上に搬 入すると、食品生地1の上面は押えローラ25A,2 5Bによって押さえられる。そして、計量コン ア5における計量値が予め設定された設定値 に一致すると、切断装置9における切断刃7が 降して食品生地1の切断が行われる。

 この際、押えローラ25A,25Bは計量コンベア 5のフレームに一体的に備えられているので 食品生地1の切断片1Aが切断刃7に付着して持 上げられることのないように押えている押 力が計量コンベア5の計量値に影響を与える ことはないものである。また、押えローラ25A ,25Bの回転によって食品生地1における切断片1 Aの切断面は、切断刃7から離される傾向にあ ものであり、切断刃7に対する切断片1Aの付 が効果的に抑制されるものである。

 上記切断刃7が上昇するとき、切断された 切断片1Aは切断刃7に付着して一体的に持ち上 げられる傾向にある。しかし、切断片1Aの上 は、押えローラ25A,25Bによって押さえられて おり、かつ押えローラ25A,25Bの回転による送 作用によって切断刃7から離れる傾向にあっ 、切断片1Aが切断刃7によって持ち上げられ ようなことはない。

 したがって、切断片1Aは、食品生地1から 断分離されると直ちに計量チェックコンベ 19側へ速送りで移送され、計量チェックコ ベア19上に移送された切断片1Aの後端部を後 検出センサ23が検出すると、食品生地1の次 計量すべき部分が計量コンベア5によって計 量開始されるものである。

 ところで、上記例においては、後端検出 ンサ23を用いて次に計量すべき生地の重量 計量を開始するよう説明したが、切断され 生地片の持ち上がりが防止され、生地片が 量コンベア5の搬送に従って時間的に無駄な 計量チェックコンベア19上に移送されるよ になったことにより、例えばタイマーで所 搬送時間を計測したり、計量コンベア5の搬 距離に基づいて前記計量時間を開始するよ に構成することもできる。

 すなわち、前記切断装置9による切断終了 時からの時間を計時手段(図示省略)によって 時し、この計時時間が制御装置に予め設定 てある設定時間(切断片1Aが切断位置から計 コンベア5の終端付近に達する時間)に一致 たときに、前記制御装置の制御の下に前記 量コンベア5によって次に計量すべき部分の 量を開始する構成とすることができる。ま 、前記切断装置9の切断位置から前記計量コ ンベア5の終端までの距離は一定であるから 計量コンベア5におけるベルトコンベア7の回 転を測定することによって、前記切断位置か らの切断片1Aの搬送距離を計測し、この搬送 離の計測値が制御装置に予め設定してある 定値と一致したときに、前記制御装置の制 の下に前記計量コンベア5によって次に計量 すべき部分の計量を開始する構成とすること ができるものである。

 上記説明より理解されるように、食品生 1から切断片1Aを切断分離するとき、軽く小 な切断片1Aが切断刃7に付着して持ち上げら ることが防止されるので、切断片1Aが計量 ンベア5におけるベルトコンベア17上におい 、落下して転がるようなことがなく、計量 ェックコンベア19方向への搬送を安定して円 滑に行うことができる。したがって、切断片 1Aの搬送を迅速に行うことができ、生産性の 上を図ることができるものである。すなわ 、実験によれば、従来の構成において数10g 軽く小さな切断片1Aを食品生地1から切断分 するとき、例えば1分間当り70回の切断であ たのを、1分間当り90回の切断にすることが き、約20%~30%の生産性向上を図ることができ た。

 尚、前述の実施形態では、前記押えロー 25A,25Bが生地計量コンベアとしての前記計量 コンベア5のフレームに一体的に備えられて るが、更に具体的には、搬送手段としての 記ベルトコンベア17のフレームに一体的に備 えられている態様であってもよい。

 更に、当該態様に限定されることはなく 例えば、前記押えローラ25A,25Bが、前記計量 コンベア5のフレーム又は前記ベルトコンベ 17のフレームを介さず、直接前記架台15に設 てもよい。この場合における前記押えロー 25A,25Bが回転自在に備えられた前記ブラケッ ト24の高さ位置を調節する別の実施態様によ 構成を以下に説明する。

 図2に2点鎖線にて示すように、架台15にベ ースブラケット29を設け、当該ベースブラケ ト29に高さ位置調節機構31を設ける。更に、 前記ブラケット24の下部に連結した下部ブラ ット33を前記高さ位置調節機構31と連結する 。前記高さ位置調節機構31は、サーボモータ どのごとき制御モータ、ネジ、ガイド部材 よる機構又はリニアモータ、ガイド部材に る機構若しくはアクチュエータ、ガイド部 による機構により構成されている。

 上記構成により、生産ロットの変更に伴 前記切断片1Aの厚さが変化しても、前記高 位置調節機構31により前記押えローラ25A,25B 高さ位置が正確に調節される。また、生産 ットの変更に伴う加工ラインの段取り時間 短縮することができ、生産性の向上を図る とができる。これにより、切断装置の切断 に付着して上昇することが回避されるとと に、前記切断片1Aに対して前記押えローラ25A ,25Bが与える押圧力を最小限にすることがで る。従って、前記切断片1Aの前記押えローラ 25A,25Bの押圧力を最小限に留めることができ 当該切断片1Aによる製品の品質又は次工程で の品質を向上させることができる。

 本発明は、上述の他、前述の発明の実施 形態の説明に限るものではなく、適宜の変 を行うことにより、その他種々の態様で実 可能である。

 尚、日本国特許出願第2007-108535号(2007年4 17日出願)の全内容が、参照により、本願明 書に組み込まれている。