Login| Sign Up| Help| Contact|

Patent Searching and Data


Title:
DYNAMIC IMAGE EDITING DEVICE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/136466
Kind Code:
A1
Abstract:
A dynamic image editing device is provided for making it possible to automatically edit dynamic images with an interesting story development along a certain theme. The dynamic image editing device is provided with a memory unit (13) that is comprised of an image database including metadata indicative of each scene content information of a plurality of dynamic image bases and each of image data, a relevancy database for storing their relevancy of the plurality of the dynamic image bases and an effect database for storing effects in the case of mutual combinations of the plurality of the dynamic image bases; an input unit (11) to which not less than one retrieval condition is input; and a processing unit (12) for retrieving the effect data base to extract a plurality of dynamic image bases arranged in a predetermined order.

Inventors:
ODE TOMIYASU (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/058208
Publication Date:
November 13, 2008
Filing Date:
April 28, 2008
Export Citation:
Click for automatic bibliography generation   Help
Assignee:
DEP CO LTD (JP)
ODE TOMIYASU (JP)
International Classes:
H04N5/91; G11B27/02; H04N5/262; H04N7/173; H04N21/432; H04N21/442; H04N21/854
Domestic Patent References:
WO2003088665A12003-10-23
Foreign References:
JP2005033619A2005-02-03
JP2006287319A2006-10-19
JP2005101906A2005-04-14
JP2001326881A2001-11-22
Attorney, Agent or Firm:
Takahashi, Hayashi and Partner Patent Attorneys, Inc. (5-24-2 KamataOta-ku, Tokyo 52, JP)
Download PDF:
Claims:
 複数の連続する映像素材であるショットのそれぞれの内容を示す情報であるショットメタデータを記憶するショットメタデータ・データベースと、前記複数の連続する映像素材のそれぞれの画像データを記憶する画像データベースと、複数の前記ショット同士の関連性データを記憶する関連性データベースとを有する記憶部と、
 前記複数の連続する映像素材を入力し、且つ1以上の検索条件を入力するための入力部と、
 前記検索条件に対応する結果を出力表示するための出力表示部と、
 前記入力部に前記検索条件が入力されると、記憶された1以上の前記ショット及び1以上の前記ショットと関連する映像素材を前記記憶部から抽出して、所定の順に配列して前記出力表示部に再生表示させる処理部と、を有する動画編集装置。
 前記動画編集装置は、ディスプレイ装置を含むデスクトップ・タイプ・パーソナルコンピュータ又は、ノート・タイプ・パーソナルコンピュータであることを特徴とする請求項1に記載の動画編集装置。
 前記処理部は、
 前記入力部に前記検索条件が入力されると、前記効果データベース、前記関連性データベース、前記カット構成パターン・データベース及び前記ショットメタデータ・データベースを検索し、検索された1以上の前記ショットを前記所定の順に配列して前記出力表示部に表示させるための配列順序を、前記ショットメタデータに基づいて記述するシーン構成部を有することを特徴とする請求項2に記載の動画編集装置。
 前記シーン構成部は、検索された1以上の前記ショットを検索条件に合致する項目の多い順に、且つ合致する項目数が同じ場合には前記所定の順に配列して前記出力表示部に表示させるための配列順序を、前記ショットメタデータに基づいて記述することを特徴とする請求項3に記載の動画編集装置。
 前記所定の順は、画像編集のために前記複数のショットのそれぞれのショットがユーザによって選択された選択回数をパラメータとする評価データの数値の大きい順であり、
 前記動画編集装置は、前記評価データを含む効果データを記憶する効果データベースを前記記憶部内にさらに有することを特徴とする請求項4に記載の動画編集装置。
 前記動画編集装置は、前記シーン構成部の作成した前記記述に従って、前記画像データベースから所望の1以上の前記ショットの画像データを抽出して配列し、前記出力表示部に出力表示させるシーン再生部をさらに有することを特徴とする請求項5に記載の動画編集装置。
 前記入力部から入力された複数の連続する映像素材を連続する複数の画像に分割して一つひとつの画像の内容を示す情報であるメタデータを抽出し、前後する2つの画像のそれぞれの前記メタデータの差分に基づいて前記複数の連続する映像素材を複数のショットに分割するショット自動認識部と、
 分割された前記複数のショット毎の前記ショットメタデータを抽出するショットメタデータ抽出部とを有するショット情報自動抽出部をさらに備えることを特徴とする請求項6に記載の動画編集装置。
 前記ショット自動認識部は、顔認識技術及び画像認識技術に基づいて、一つの画像の主な被写体と背景とを分離して前記メタデータを抽出することを特徴とする請求項7に記載の動画編集装置。
 前記ショットメタデータ抽出部は、前記入力部から前記複数の連続する映像素材を入力する際にユーザによって入力された所定の情報を、自動的に前記ショットメタデータに反映することを特徴とする請求項7に記載の動画編集装置。
 前記ユーザからの入力情報は、少なくともシーンタイトル、シーンタイプ及びシーン効果を含むシーン情報であることを特徴とする請求項9に記載の動画編集装置。
 前記動画編集装置は、前記ショット情報自動抽出部においてユーザが指定した既存の映画のシーンから前記ショットメタデータを作成し、作成された前記ショットメタデータとユーザによって入力された前記既存の映画のシーンの前記シーン情報とによって、前記既存の映画のシーンの構成パターンを分析して蓄積し、蓄積された複数の前記構成パターンから所望の映像効果に合わせシーンを構成するための前記ショットの組合せパターンを生成するカット構成パターン生成部をさらに有することを特徴とする請求項10に記載の動画編集装置。
 前記入力部はグラフィック・ユーザ・インタフェースによって構成され、ユーザの操作により、少なくとも検索条件入力画面と前記複数の連続する映像素材及び前記シーン情報を入力する映像素材入力画面とを選択できることを特徴とする請求項11に記載の動画編集装置。
 前記出力表示部は、
 ユーザの操作によって前記検索された1以上のショットの配列順序が変更された場合に、前記変更された順序に従ってショットを表示し、且つユーザの操作によって前記検索された1以上のショットの配列中に前記検索された結果以外の画像又はショットが任意に追加された場合に、前記検索された1以上のショットの中に前記追加されたショット又は画像を並べて表示する表示部と、
 前記関連性データに基づいて前記検索された1以上のショットと関連する前記検索された1以上のショット以外の画像又はショットを一覧表示する動画素材リスト部と、
 ユーザが選択した任意の前記画像上にユーザがキーボードからコメントを入力した場合に、前記選択された任意の画像上に前記コメントを併せて表示するコメント枠部とのうち少なくとも一つ以上を有することを特徴とする請求項12に記載の動画編集装置。
 前記検索された1以上のショット以外の画像又はショットが前記1以上のショットの配列中に任意に追加された場合に、
 前記追加された画像又はショットの情報及び前記入力された検索条件を前記検索された1以上のショットのそれぞれの前記関連性データ中に反映し、且つ、前記検索された1以上のショットの情報及び前記入力された検索条件を前記追加された画像又はショットのそれぞれの前記関連性データ中に反映することを特徴とする請求項13に記載の動画編集装置。
 前記検索された1以上のショット以外の画像又はショットが前記1以上のショットの配列中に任意に追加された場合に、
 前記追加された画像又はショットの前記効果データ中に前記入力された検索条件を反映することを特徴とする請求項13に記載の動画編集装置。
 前記検索された1以上のショット以外の画像又はショットが前記1以上のショットの配列中に任意に追加された場合に、
 前記入力された検索条件において前記画像又はショットが追加のために採用された回数を、前記追加された画像又はショットの前記入力された検索条件における評価として反映
することを特徴とする請求項13に記載の動画編集装置。
 前記検索された1以上のショットの配列順序がユーザによって任意に変更された場合に、変更後の前記複数のショットの配列順番を前記カット構成パターンとして前記カット構成パターン・データベースに記憶することを特徴とする請求項13に記載の動画編集装置。
 複数の連続する映像素材の一区切りであるショットのそれぞれの内容を示す情報であるショットメタデータを記憶するショットメタデータ・データベースと、前記複数の連続する映像素材のそれぞれの画像データを記憶する画像データベースと、複数の前記ショット同士の関連性データを記憶する関連性データベースと、および複数の前記ショット同士を組み合わせた場合の効果データを記憶する効果データベースとを有する記憶部を備えるサーバと、
 前記複数の連続する映像素材を入力し、且つ1以上の検索条件を入力するための入力部と、
 前記検索条件に対応する結果を出力表示するための出力表示部と、
 前記入力部に前記検索条件が入力されると、記憶された1以上の前記ショット及び1以上の前記ショットと関連する映像素材を前記効果データベース、前記関連性データベース、前記カット構成パターン・データベース及び前記ショットメタデータ・データベースから検索し、検索された1以上の前記ショットを所定の順に配列して前記出力表示部に表示させるための配列順序を、前記ショットメタデータに基づいて記述するシーン構成部を有する処理部とを備えるクライアントと、から構成されることを特徴とする動画編集装置。
 前記サーバは、前記入力部に前記検索条件が入力されると、記憶された1以上の前記ショット及び1以上の前記ショットと関連する映像素材を前記効果データベース、前記関連性データベース及び前記ショットメタデータ・データベースから検索し、検索された1以上の前記ショットを前記所定の順に配列して前記出力表示部に表示させるための配列順序を、前記ショットメタデータに基づいて記述するシーン構成部を有する処理部を備え、
 前記クライアントの前記処理部は、入力部から入力された検索条件を前記サーバの前記処理部に転送し、且つ、前記サーバの前記処理部から転送された前記所定の順に配列された前記検索された1以上のショットの画像データを前記出力表示部に表示させることを制御することを特徴とする請求項18に記載の動画編集装置。
 前記サーバは、
 インターネット上の動画投稿サイトから所定の映像素材をダウンロードして前記映像素材を複数のショットに分割し、
 前記複数のショットから画像データ及びショットメタデータを作成し、
 前記記憶部に記憶された画像データ及びショットメタデータと、前記分割された複数のショットの前記画像データ及びショットメタデータとを比較し、
 前記比較結果に基づいて同一のショットメタデータを有する前記所定の映像素材の所在情報をクライアントの出力表示部に表示することを特徴とする請求項19に記載の動画編集装置を用いた動画投稿サイト検索方法及び動画投稿サイト検索サービス。
Description:
動画編集装置

 本発明は、動画編集装置に関し、特にメ データを付与された画像データを編集する 置に関する。

 従来、動画像や静止画像を編集してスト リー性のある動画(映画やテレビ番組、ビデ オクリップ等を含む)が作成されている。近 、デジタル技術の普及に伴い、動画の一部 なる動画像や静止画像(以下「動画素材」ま は「クリップ」と称する)がデジタルデータ としてデータ化されるようになっている。

 近年、動画素材のデジタルデータには、 示装置に画像を表示させるための情報(画像 データ)に加え、メタデータと呼ばれる付加 報を含まれる。メタデータとしては、動画 材の識別用の符合、タイトル、内容、撮影 時、出演者、その役柄、および著作権情報 どがある。

 メタデータは、近年、複数の動画を編集 るために利用されている。例えば、特許文 1には、動画素材の制作日時、出演者名、そ の内容を示すキーワード等をメタデータとし て登録することで、動画の各シーンに用いら れる動画素材を容易に検索できるようにした 動画編集装置が開示されている。

 また、特許文献2には、動画素材のデータの 他に、複数の動画素材の接続規則に関するデ ータを記憶装置に記憶させ、接続規則に関す る情報を各動画素材について登録しておくこ とで、自動的な動画編集を可能とする動画編 集装置が開示されている。

特開2005-303840号公報

特開平9-149318号公報

 特許文献1の動画編集装置は、複数の動画 素材をどのような順序で並べ、組み合わせる かが予め決定されている場合に、複数の動画 素材を自動的に並べ替え、編集作業を容易か つ迅速にすることに寄与する。

 ところで、ある動画素材をどのような他 動画素材と組み合わせ、どのような順序で なげるかは、動画の出来栄えを左右する。 かし、どのような動画素材をどのような動 素材と組み合わせれば、どのような動画の 果が得られるかは、これまで編集者の技能 ノウハウに依存しており、自動化されてい い。このため、動画の編集技能やノウハウ 持たない、いわゆる素人にとって、鑑賞に える面白い動画を作製することは容易では い。

 特許文献1の編集装置は、他の動画素材と の組み合わせや並び順が決定されていない動 画素材を自動的に編集できない。このため、 特許文献1の編集装置では複数の動画素材を べて鑑賞に堪える動画を自動的に作成する とはできない。

 また、特許文献2の動画編集装置では、人 や物等に焦点を合わせて画面がスムーズに連 続した動画を自動編集することが可能となる 。しかし、編集された動画に面白みのあるス トーリー展開を与えることはできない。

 本発明は上記課題に鑑み、あるテーマに って面白みのあるストーリー展開をする動 を自動的に作成できる動画編集装置を提供 ることを目的とする。

 具体的には、本発明は、複数の連続する 像素材であるショットのそれぞれの内容を す情報であるショットメタデータを記憶す ショットメタデータ・データベースと、前 複数の連続する映像素材のそれぞれの画像 ータを記憶する画像データベースと、複数 前記ショット同士の関連性データを記憶す 関連性データベースとを有する記憶部と、 記複数の連続する映像素材を入力し、且つ1 以上の検索条件を入力するための入力部と、 前記検索条件に対応する結果を出力表示する ための出力表示部と、前記入力部に前記検索 条件が入力されると、記憶された1以上の前 ショット及び1以上の前記ショットと関連す 映像素材を前記記憶部から抽出して、所定 順に配列して前記出力表示部に再生表示さ る処理部と、を有する動画編集装置を提供 る。

 本発明の動画編集装置は、ディスプレイ 置を含むデスクトップ・タイプ・パーソナ コンピュータ又は、ノート・タイプ・パー ナルコンピュータであっても良い。

 本発明の動画編集装置の前記処理部は、 記入力部に前記検索条件が入力されると、 記効果データベース、前記関連性データベ ス、前記カット構成パターン・データベー 及び前記ショットメタデータ・データベー を検索し、検索された1以上の前記ショット を前記所定の順に配列して前記出力表示部に 表示させるための配列順序を、前記ショット メタデータに基づいて記述するシーン構成部 を有しても良い。

 本発明の動画編集装置の前記シーン構成 は、検索された1以上の前記ショットを検索 条件に合致する項目の多い順に、且つ合致す る項目数が同じ場合には前記効果順に配列し て前記出力表示部に表示させるための配列順 序を、前記ショットメタデータに基づいて記 述しても良い。

 本発明の動画編集装置の前記所定の順は 画像編集のために前記複数のショットのそ ぞれのショットがユーザによって選択され 選択回数をパラメータとする評価データの 値の大きい順であり、前記動画編集装置は 前記評価データを含む効果データを記憶す 効果データベースを前記記憶部内にさらに しても良い。

 本発明の動画編集装置は、前記シーン構 部の作成した前記記述に従って、前記画像 ータベースから所望の1以上の前記ショット の画像データを抽出して配列し、前記出力表 示部に出力表示させるシーン再生部をさらに 有しても良い。

 本発明の動画編集装置は、前記入力部か 入力された複数の連続する映像素材を連続 る複数の画像に分割して一つひとつの画像 内容を示す情報であるメタデータを抽出し 前後する2つの画像のそれぞれの前記メタデ ータの差分に基づいて前記複数の連続する映 像素材を複数のショットに分割するショット 自動認識部と、分割された前記複数のショッ ト毎の前記ショットメタデータを抽出するシ ョットメタデータ抽出部とを有するショット 情報自動抽出部をさらに備えても良い。

 本発明の動画編集装置の前記ショット自 認識部は、顔認識技術及び画像認識技術に づいて、一つの画像の主な被写体と背景と 分離して前記メタデータを抽出しても良い

 本発明の動画編集装置の前記ショットメ データ抽出部は、前記入力部から前記複数 連続する映像素材を入力する際にユーザに って入力された所定の情報を、自動的に前 ショットメタデータに反映しても良い。

 前記ユーザからの入力情報は、少なくと シーンタイトル、シーンタイプ及びシーン 果を含むシーン情報であっても良い。

 本発明の動画編集装置は、前記ショット 報自動抽出部においてユーザが指定した既 の映画のシーンから前記ショットメタデー を作成し、作成された前記ショットメタデ タとユーザによって入力された前記既存の 画のシーンの前記シーン情報とによって、 記既存の映画のシーンの構成パターンを分 して蓄積し、蓄積された複数の前記構成パ ーンから所望の映像効果に合わせシーンを 成するための前記ショットの組合せパター を生成するカット構成パターン生成部をさ に有しても良い。

 本発明の動画編集装置の前記入力部はグ フィック・ユーザ・インタフェースによっ 構成され、ユーザの操作により、少なくと 検索条件入力画面と前記複数の連続する映 素材及び前記シーン情報を入力する映像素 入力画面とを選択できても良い。

 本発明の動画編集装置の前記出力表示部 、ユーザの操作によって前記検索された1以 上のショットの配列順序が変更された場合に 、前記変更された順序に従ってショットを表 示し、且つユーザの操作によって前記検索さ れた1以上のショットの配列中に前記検索さ た結果以外の画像又はショットが任意に追 された場合に、前記検索された1以上のショ トの中に前記追加されたショット又は画像 並べて表示する表示部と、前記関連性デー に基づいて前記検索された1以上のショット と関連する前記検索された1以上のショット 外の画像又はショットを一覧表示する動画 材リスト部と、ユーザが選択した任意の前 画像上にユーザがキーボードからコメント 入力した場合に、前記選択された任意の画 上に前記コメントを併せて表示するコメン 枠部とのうち少なくとも一つ以上を有して 良い。

 本発明の動画編集装置は、前記検索され 1以上のショット以外の画像又はショットが 前記1以上のショットの配列中に任意に追加 れた場合に、前記追加された画像又はショ トの情報及び前記入力された検索条件を前 検索された1以上のショットのそれぞれの前 関連性データ中に反映し、且つ、前記検索 れた1以上のショットの情報及び前記入力さ れた検索条件を前記追加された画像又はショ ットのそれぞれの前記関連性データ中に反映 しても良い。

 本発明の動画編集装置は、前記検索され 1以上のショット以外の画像又はショットが 前記1以上のショットの配列中に任意に追加 れた場合に、前記追加された画像又はショ トの前記効果データ中に前記入力された検 条件を反映しても良い。

 本発明の動画編集装置は、前記検索され 1以上のショット以外の画像又はショットが 前記1以上のショットの配列中に任意に追加 れた場合に、前記入力された検索条件にお て前記画像又はショットが追加のために採 された回数を、前記追加された画像又はシ ットの前記入力された検索条件における評 として反映しても良い。

 本発明の動画編集装置は、前記検索され 1以上のショットの配列順序がユーザによっ て任意に変更された場合に、変更後の前記複 数のショットの配列順番を前記カット構成パ ターンとして前記カット構成パターン・デー タベースに記憶しても良い。

 本発明は、複数の連続する映像素材の一区 りであるショットのそれぞれの内容を示す 報であるショットメタデータを記憶するシ ットメタデータ・データベースと、前記複 の連続する映像素材のそれぞれの画像デー を記憶する画像データベースと、複数の前 ショット同士の関連性データを記憶する関 性データベースと、および複数の前記ショ
ット同士を組み合わせた場合の効果データを 記憶する効果データベースとを有する記憶部 を備えるサーバと、前記複数の連続する映像 素材を入力し、且つ1以上の検索条件を入力 るための入力部と、前記検索条件に対応す 結果を出力表示するための出力表示部と、 記入力部に前記検索条件が入力されると、 憶された1以上の前記ショット及び1以上の前 記ショットと関連する映像素材を前記効果デ ータベース、前記関連性データベース、前記 カット構成パターン・データベース及び前記 ショットメタデータ・データベースから検索 し、検索された1以上の前記ショットを所定 順に配列して前記出力表示部に表示させる めの配列順序を、前記ショットメタデータ 基づいて記述するシーン構成部を有する処 部とを備えるクライアントと、から構成さ ることを特徴とする動画編集装置を提供す 。

 本発明の動画編集装置の前記サーバは、 記入力部に前記検索条件が入力されると、 憶された1以上の前記ショット及び1以上の 記ショットと関連する映像素材を前記効果 ータベース、前記関連性データベース及び 記ショットメタデータ・データベースから 索し、検索された1以上の前記ショットを前 所定の順に配列して前記出力表示部に表示 せるための配列順序を、前記ショットメタ ータに基づいて記述するシーン構成部を有 る処理部を備え、前記クライアントの前記 理部は、入力部から入力された検索条件を 記サーバの前記処理部に転送し、且つ、前 サーバの前記処理部から転送された前記所 の順に配列された前記検索された1以上のシ ョットの画像データを前記出力表示部に表示 させることを制御しても良い。

 本発明の動画編集装置の前記サーバは、 ンターネット上の動画投稿サイトから所定 映像素材をダウンロードして前記映像素材 複数のショットに分割し、前記複数のショ トから画像データ及びショットメタデータ 作成し、前記記憶部に記憶された画像デー 及びショットメタデータと、前記分割され 複数のショットの前記画像データ及びショ トメタデータとを比較し、前記比較結果に づいて同一のショットメタデータを有する 記所定の映像素材の所在情報をクライアン の出力表示部に表示することで動画投稿サ ト検索方法及び動画投稿サイト検索サービ を提供しても良い。

 本発明では、複数の動画素材それぞれに その内容を示す情報(例えば、場面や登場人 物、その動作についての情報)をメタデータ して記憶させる。また、複数の動画素材同 を特定の順序で並べてあるテーマの動画に た場合の、これら複数の動画素材の並び順 関連性データベースとして記憶させる。さ に、複数の動画素材同士を特定の順序で並 た場合に得られる表現上の効果を効果デー ベースとして記憶させる。

 これにより、入力部に検索条件が入力さ ると、処理部は効果データベース、関連性 ータベース、および各動画素材のメタデー を検索して、検索条件に合致する複数の動 素材が面白みのあるストーリー展開をする うに並べられて表示される。

 本発明によれば、視聴者にとって面白み 感じさせるようにストーリー展開される動 が自動的に編集される。

ショットの構成要素を示す概略図であ 。 ショット情報に含まれる情報要素であ メタデータの一例を示す図である。 本発明の一実施態様に係る動画編集装 のブロック図。 本発明の一実施形態に係る動画編集装 のより詳細な構成を示すブロック図である 関連性データベースの内容の一例を示 図である。 画像データベースの内容の一例を示す である。 効果データベースの内容の一例を示す である。 本発明の一実施形態に係る画像編集装 における、ショット抽出の一例を示す図で る。 ショットメタデータの一例を示す図で る。 入力部(GUI)の一例を示す図である。 シーン構成ルールの一例を示す図であ る。 本発明の一実施形態に係る動画編集装 置におけるカット構成パターン自動生成を示 す概略図である。 上記動画編集装置を用いた動画編集手 順の一例を示すフロー図である。 本発明の一実施形態に係る動画編集装 置における動画編集動作のフローの詳細図で ある。 入力部への入力に応じた検索結果が表 示された状態の一例を示す図である。 出力表示部に動画素材が表示された状 態の一例を示す図である。

符号の説明

  10   動画編集装置
  11   入力部
  12   処理部
  13   記憶部
  14   出力表示部
  20   ショット情報自動抽出部
  21   ショット自動認識部
  22   ショットメタデータ抽出部
  23   シーン構成部
  30   ショットメタデータDB
  34   関連性DB
  35   効果DB
  40   ショット情報自動抽出システム
  50   シーン構成システム
  60   シーン再生システム

 以下、図面を用いて本発明について詳細 説明するが、まず、動画編集に関する用語 ついて、以下に説明する。但し、用語の意 はこれに限定されるものではない。

 本明細書において、一つの主題(テーマ) 沿って、内容が異なる2以上の画像が展開し なる映像を「動画」と称する。動画は、2以 上の静止画像または1以上の動画により構成 れ、映画を構成する静止画像のそれぞれ、 たは連続して展開される画像の一つ一つを 動画素材」と称する(以下において、映像素 という場合もある。)。

 本明細書において、一回の撮影で撮影され 連続的な映像素材(即ち、画像の連続。)を ショット」と称する。また、連続して視聴 ることが期待されている作品全体を「コン ンツ」といい、一定の場所の中での一区切 の動作を「シーン」といい、連続した撮影 ーン内での一区切りを「カット」という。 ち、複数のカットを時系列に並べることに りシーンが構成され、複数のシーンを時系 に並べることによりコンテンツが構成され 。また、「ショット」と「カット」の関係 、連続的な映像素材である「ショット」か 、連続する一区切りの映像として構成した のが「カット」である。なお、本発明の一 施形態に係る動画編集装置においては、「 区切り」とは、連続する画像から構成さ
れる一場面をいい、連続する2つの画像間に いて、画像の内容を示すデータであるメタ ータに含まれる情報要素の差分が所定の閾 を超える場合に、当該2つの画像の間で一区 りとされる。ここで、前記情報要素とは、 ブジェクトリストや映像空間対応、カメラ 動等のショット情報及び、オブジェクトタ プ、オブジェクトネーム、オブジェクトの 置等のキーオブジェクト情報である。また 前記所定の閾値は、ユーザが任意に設定す ことができる。

 また、本明細書において、「カメラ」と 、ビデオカメラ、映画撮影用カメラ等の動 撮影用のカメラを総称する。そして、映像 カメラで撮影した場合にカメラで撮影され 範囲(即ち、映像の枠)を「画像フレーム」 いい、一方、動画は連続した画像から構成 れているが、この映像の1コマ(即ち、それぞ れの画像)を単に「フレーム」という。

 さらに、撮影者が目的を持って撮影を行 ている限り、ショットは、概略次のような 成要素を含む。即ち、「キーオブジェクト 、「背景」、「映像空間」である。「キー ブジェクト」とは、撮影の主体となってい 人物、動物、モノ(例えば、自動車、飛行機 、列車等)をいい、山や建物等の静止物の場 もあるが、一般的にはカメラのフレームに って動くものが対象とされる。「背景」と 、撮影された空間上でカメラに映っている 、撮影者の主たる撮影対象でないものをい 、「映像空間」とは、撮影された映像を人 が認識する場合にフレーム内外に想定され 3次元の空間をいう。

 これを、図を基に説明する。図1は、ショ ットの構成要素を示す概略図である。図1に いては、キーオブジェクト101として、人物 表示している。画面の枠が画像フレーム102 ある。画像フレーム102内のキーオブジェク 101の以外が背景103であり、図1においては、 物の後ろの壁や床が背景103に該当する。ま 、図1からは把握しにくいが、画像フレーム 102の内外に想定される3次元の空間が映像空 104である。そして、一つのショットは、上 したように一回の撮影で撮影された連続的 映像であり(即ち、画像の連続)、従って、そ こにおいてはキーオブジェクト102の移動が生 じる場合がある。図1において、キーオブジ クト102の移動を矢印で示している。

 図1に示したような構成要素からなるショ ットには、多数の情報要素が含まれる。例え ば、ショット全体に関する情報要素であるシ ョット情報であり、また、撮影者の主な撮影 対象であるキーオブジェクトに関する情報要 素であるキーオブジェクト情報である。かか るショット情報及びキーオブジェクト情報等 を総称してメタデータという。図2は、ショ トに含まれる情報要素であるメタデータの 略である。図2に示すように、ショット情報 は、概略、オブジェクトリスト、映像キー 映像空間タイプ及びカメラ移動が含まれる キーオブジェクト情報には、概略、オブジ クトタイプ、オブジェクトネーム、オブジ クトショット、オブジェクトの位置、オブ ェクト移動等が含まれる。

[動画編集装置のシステム構成]
 以下に、本発明の一実施形態に係る動画編 装置のシステム構成について、図を基に説 する。図3は、本発明の一実施態様に係る動 画編集装置の構成を示すブロック図である。 図4は、本発明の一実施形態に係る動画編集 置のより詳細な構成を示すブロック図であ 。

 図3に示すように、本発明の一実施態様に 係る動画編集装置10は、入力部11、処理部12、 記憶部13、および出力表示部14を有する。

 入力部11は、表示装置等に表示されるGUI(Grap hical_User_Interface)からなる入力画面である。入 力部11は、図示はしないが、撮影した映
像素材をエントリーする映像素材エントリー 画面、検索条件を入力する検索条件入力画面 等からなり、それぞれの画面は、ファンクシ ョンキーや選択ボタンを選択することで表示 可能とされており、ユーザの選択によって目 的の入力画面が表示される。映像素材エント リー画面には、後の編集に必要なデータ、例 えば、「内容」、「撮影場所」、「撮影日時 」等を入力するフィールドが設けられ、ユー ザが必要な情報を入力できる。また、検索条 件画面には、ユーザの検索を容易にするため に、一例として、テーマ選択部、効果選択部 等の各種選択部が設けられる。各選択部は、 入力フィールドにカーソルが移動すると所定 のプルダウンメニューが表示されるように構 成されても良い。また、チェックボックス形 式のメニューであっても良い。

 処理部12は、CPUやRAM等から構成され、図4 示すように、内部にショット情報自動抽出 20、シーン構成部(シーン構成エンジンとい 場合がある。)23、シーン再生部(シーン再生 エンジンという場合がある。)24、シーン構成 ルール部25及びカット構成パターン生成部(カ ット構成パターン生成エンジンという場合が ある。)26を備える。そして、ショット情報自 動抽出部20は、さらに内部にショット自動認 部(ショット自動認識エンジンという場合が ある。)21及びショットメタデータ抽出部22を える。

 ショット自動認識部21は、顔認識技術や 像認識技術に基づいて、連続した複数の画 を分析する。即ち、連続する映像を、個々 フレームに分割して、フレーム毎にメタデ タ(ショット情報及びキーオブジェクト情報) 等の映像情報を抽出する。そして、連続する 画像から前後の映像情報の差分を抽出し、時 間の前後で大きく映像情報が異なる場合、そ の時点で1ショットが終了したとみなして連 する映像をショット単位に切り分ける。よ 具体的には、フレーム毎のメタデータを比 して、データの内容が大きく異なる場合、 の時点で1ショットが終了したとみなしても い。その上で、ショット毎に「ショット番 」と「ショットの開始・終了時間」の情報 付加する。

 ショットメタデータ抽出部22は、ショッ 自動認識部21からのフレーム毎のメタデータ 、ショット番号及びショットの開始・終了時 間から、1ショット中の各フレームに共通す メタデータである「ショットメタデータ」 抽出する。

 シーン構成部23は、入力部11からの入力に 基づいて、記憶部13に保存された膨大な映像 ータから目的に沿ったシーンを抽出して表 するためのシーン記述情報を作成して、シ ン再生部24に転送する。この時、詳細は後 するが、記憶部13内の、効果データベース( 下、効果DBと記す。)35を参照し、次いで関連 性データベース(以下、関連性DBと記す。)34を 参照することで、出力表示部14に効果順にシ ンを表示し、且つ関連するシーンも合わせ 表示することを可能とし、ユーザの任意編 を可能にしている。具体的なシーン記述情 の作成方法については後述する。

 シーン再生部24は、シーン構成部23からの シーン記述情報に基づいて、記憶部13に保存 れた膨大な映像データから、目的のシーン 抽出して出力表示部14に転送する。

 シーン構成ルール部25は、自動編集を行 、シーンを作成するためのルール記述(以下 これをシーン構成ルールという。)を保存す る。シーン構成部23の要求に応じて、シーン 成ルールを提供する。

 カット構成パターン生成部26は、ショット 選択する場合にテーマに沿って効果的に演 できるように予め決められたショットの組 せパターン(以下、これをカット構成パター という。)を記述する。カット構成パターン を作成するには、映画の編集ノウハウ
が必要であり、誰もが簡単に作れるものでは ない。本発明の一実施形態に係る動画編集装 置10は、詳細は後述するが、かかるカット構 パターンを自動生成する機能を有する。カ ト構成パターン生成部26は、このカット構 パターン自動生成において中心的な役割を す。なお、カット構成パターンは、映画で 用されているカット割等のノウハウに基づ て、予め一定のパターンが提供される。

記憶部13には、複数の動画素材の画像デー とそれらのメタデータ、特定のテーマで複 の動画素材を組み合わせる場合の並び順が 憶された関連性データ、および複数の動画 材がつなぎ合されてなる動画の評価を示す 報が記憶された効果データ等が記憶されて る。

 記憶部13は、エントリーされた映像デー を記憶するとともに、処理部12で処理された 結果である各種データを記憶する。図4に示 ように、記憶部13内部には、ショットメタデ ータ・データベース(以下、データベースを DB」と記す。)30、画像DB31、カット構成パタ ンDB33、関連性DB34、効果DB35を備え、さらに 像DB31内部には、ショットデータファイル32 有する。但し、これは一例であり、複数の ータが1つのデータベースに記憶されても良 。

 ショットメタデータDB30は、ショットメタ データ抽出部22で抽出されたショットメタデ タを記憶する。画像DB31は、エントリーされ た全ての映像データを記憶し、ショットデー タファイル32は、ショットデータを記憶する さらに、カット構成パターン33は、カット 成パターン生成部26で生成されたカット構成 パターンを記憶し、関連性DB34は、以前に特 のテーマに沿って複数の動画素材を組み合 せて映像を構成した際の動画素材の並び順 ある関連性データを、ショット毎に記憶す 。また、効果DB35は、関連性データにより記 される順番で展開される動画の表現効果を 憶する。そして、記憶されたこれらの効果 基づいて、効果の高い順に自動編集される 、詳細は後述する。

 図5に、関連性DB34に記憶された関連性デ タの一例を示す。関連性データは、特定の ーマに基づいて展開する複数の動画素材の 開順序を少なくとも含む。一つの関連性デ タは、2以上の動画素材を含み、一の関連性 ータはこの中に含まれている動画素材同士 関連性(より具体的には、並び順等。)を記 している。例えば、図5においてパターン1と された関連性データは、N1、N2、N3、N4という 画素材識別用の番号が付与された4つの動画 素材相互の関連性を記述している。

 関連性データは、好ましくは各動画素材 ついて、それぞれのシーンの内容を示す情 (動画素材内容情報)を含む。動画素材内容 報としては、ある動画素材に描かれた一定 場所、その動画素材に登場する(人)物、また はその動画素材の中での動作の一区切りを示 す情報等が挙げられる。動画素材内容情報は 、画像DB31に、各動画素材のメタデータとし も記憶されている。

 図6は、画像DB31の内容の一例を示す図で り、ある動画素材について、画像データに り表示される画像と、この動画素材のメタ ータとを示している。この例では、動画素 内容情報として、その動画素材に登場する (物)の数、種類(タイプ)、シチュエーション およびショットがメタデータとされている 但しこれは一例であり、画像DB31の内容は、 これに限定されない。

 なお、メタデータには、動画素材内容情報 外にも各動画素材に関する情報が含まれて よい。動画素材内容情報以外の情報として 、各動画素材の識別用の番号または記号(以 下、「識別符号」)、取得日時、著作権の有 や著作権管理者名等の著作権情報等が挙
げられる。また、各動画素材のタイトル、表 現スタイル(アニメ、実写等)、表現効果(驚き 、笑い等)等が挙げられる。さらに、各動画 材についての採用回数もメタデータとして 憶されるようにしておいてもよい。

 関連性データにより記述された順番で展 される動画の表現効果は、図7に示すように 効果DB35に記憶される。図7では、「お笑い」 いうテーマに分類される3パターンの動画の 組み合わせについて、表現効果の種類が「効 果」として「シリアス」、「コミカル」、「 奇妙」等と記述され、その優劣が「評価」と して数値化されて記述されている。但しこれ は一例であり、効果DB35の内容は、これに限 されない。

 出力表示部14は、検索条件に従って抽出 れた動画素材を表示する、表示装置に表示 れる画面である。詳細は後述するが、検索 れた動画素材を表示する動画素材リスト部 ユーザが任意に動画素材の配列を変更し、 た任意に他の画像を追加できる動画素材順 表示部、及びユーザが動画素材にコメント 記載するためのコメント枠等を有する。

 以上説明したように、本発明の一実施形 に係る動画編集装置10は、上述したシステ 構成を有し、また、記憶部13のそれぞれのDB 、上述の各種データを記憶する。そして、 画編集装置10では、これらのDBを備えること により、あるテーマ等が検索条件として入力 されると、その検索条件に合致して展開され る面白みのある複数の動画素材が自動的に選 択され、リスト化されて表示される。

 なお、本発明の一実施形態に係る動画編 装置10は、上記システム構成を充足するデ スプレイ装置とパーソナルコンピュータ(以 、パソコンと記す場合がある。)本体が分離 したデスクトップ・タイプ・パソコン、又は ディスプレイとパソコン本体が一つになった 、いわゆるノート・タイプ・パソコンのいず れであっても良い。この場合、ディスプレイ 装置又はディスプレイ部の画面が、入力部11 び出力表示部14を兼ねる。一方、パソコン 体が処理部12及び記憶部13である。さらに、 発明の一実施形態に係る動画編集装置10は ディスプレイを有する携帯型情報端末(Persona l_Digital_Assistants)や携帯電話であっても良く、 また、上記要件を充足するディスプレイを有 する他の情報端末であっても良い。

 以下、動画編集装置10を用いた動画編集 作について説明する。本発明の一実施形態 係る動画編集装置10の動画編集動作は、大き くシーン構成動作と、シーン再生動作に区分 される。また、これらの動作の前提として、 動画編集装置10に読み込まれる映像素材から 続する複数のショットを抽出し、ショット タデータを抽出してショットメタデータDB30 に記憶するショット情報自動抽出動作、及び 、シーンを構成する際に、映画の編集ノウハ ウを有しないユーザであってもカット構成パ ターンを作成できるようにするカット構成パ ターン自動生成動作が含まれる。以下、それ ぞれの動作を各部の動作を基に説明する。

[ショット自動抽出動作]
 上述したように、映像素材には、1つの映像 素材の中に複数のショットが存在することが 多い。例えば、子供の運動会を撮影したテー プにおいては、学校の全景ショット、開会式 のショット、徒競走のショット、家族みんな での昼食のショット等、様々なショットが含 まれるのが一般的である。従って、例えば子 供の成長を、毎年の運動会の様子によって編 集して表現する場合、何年分ものテープから 必要な箇所を抽出し、それぞれを編集で繋げ る作業は、編集ノウハウを有しない者には非 常に困難である。本発明の一実施形態に係る 動画編集装置10は、かかる編集を容易にする めに、映像素材をショット毎に自動的に分 してデータベースに記録し、且つ、後に目 の編集が自動的に行えるように、ショット のショットメタデータを自動的に作成する 能を有する。この機能を果すのが、処
理部12のショット自動認識部21及びショット タデータ抽出部22と、記憶部13のショットメ データDB30及び画像DB31である。図4に破線で すように、便宜上、これらをショット情報 動抽出システム40という。図4を基に説明す 。

 映像素材が入力部11の映像素材エントリ 画面からエントリーされる。この時、映像 材エントリー画面には、少なくとも撮影さ た内容、撮影場所、撮影日時を入力するフ ールドが表示される。さらに、撮影の対象 なったキーオブジェクトの名称等を入力で るようにしても良い。エントリーされた映 素材は、ショット情報自動抽出部20のショッ ト情報自動認識部21において分析されて、シ ット毎に分割される。映像は複数の連続し 画像から構成されている。デジタルカメラ において、人間の顔を抽出したり、それぞ の顔の特徴を分析したりすることができる とは良く知られている。いわゆる顔認識技 である。また、画像をドットの集合と認識 、各ドットの色彩、配列等から山や海とい た背景を抽出する画像認識技術もよく知ら ている。ショット自動認識部21は、かかる 術に基づいて映像素材を1つずつの画像に分 し、それぞれの画像からキーオブジェクト 背景を分離する。これによって、画像ごと 情報記述であるメタデータを抽出する。メ データの内容の概略については、既に述べ いるので詳細は省略する。

 次に、ショット情報自動認識部21は、連 する2つの画像ごとに、メタデータを比較し 前後の画像のメタデータの差分を取る。こ 時、前後の画面でメタデータの内容が大き 異なっている場合、前の画像と後の画像は 異なるショットの画像であると判断し、こ 箇所で1ショットが終了したと判断する。上 述した映像素材からショットを抜き出す例を 、図を基に説明する。図8は、本発明の一実 形態に係る画像編集装置10における、ショッ ト抽出の一例を示す図である。図8の第3画面 、第4画面では、キーオブジェクトの位置が 大きく異なり、従って、第3画面で前のショ トが終了し、第4画面から新たなショットが 始していることが判別できる。これを映像 材全体について実施することで、映像素材 ショット毎に分割する。分割されたショッ には、それぞれショット番号及びショット 開始・終了時間のデータが付与され、ショ トメタデータ抽出部22に転送される。

 ショットメタデータ抽出部22は、ショッ 番号によって1ショットを認識し、1ショット 毎に、そのショットの連続する画像に共通す るデータであるショットメタデータを作成す る。1ショット内のそれぞれ画像のメタデー を比較し、また連続する2つの画像における ーオブジェクトの位置や大きさ等から、撮 しているカメラが何れの方向に移動してい かの情報(カメラ移動データ)や、アップや ルショットといった、いわゆるショットの イプ情報(オブジェクトショットデータ)を得 る。図9は、ショットメタデータの一例であ 。上述した方法によって、ショット毎のシ ットメタデータを作成するが、ショットメ データのキーオブジェクト情報は、オブジ クトリストに記述されているオブジェクト とに作成する。ショットメタデータのうち 内容、撮影場所、撮影日時、オブジェクト ームは、ユーザによって映像素材のエント ー時に入力フィールドから入力されたデー である。

 作成されたショットメタデータは、記憶 13のショットメタデータDB30に記憶され、ま 、画像データ自体は、画像DB31に保存される 。なお、画像DB31には、膨大な画像データの から、目的の画像を素早く抽出できるよう 、ショットの主要なデータだけを記録する ョットデータファイル32が設けられ、所要な ショットデータが保存される。

 なお、本実施形態においては、画像編集装 10に既にたくさんの映像素材がエントリー れている場合において新たに映像素材がエ トリーされた場合に、ショット自動認識部21 及びショットメタデータ抽出部22が、ショッ メタデータDB30及び画像DB
31を検索するようにしても良い。即ち、映像 材がエントリーされた場合、ショット自動 識部21及びショットメタデータ抽出部22は、 分割した各画像や各ショットについて、抽出 された画像毎のメタデータやショット毎のシ ョットメタデータに基づいて、近似するメタ データ又はショットメタデータを有する画像 やショットを検索する。検索された画像又は ショットのキーオブジェクトと分割された画 像やショットのキーオブジェクトとを比較す ることで、同一のキーオブジェクトを検索で きる。従って、映像素材のエントリーに際し て、例えばオブジェクトネームが入力されな かった場合でも、欠落しているオブジェクト ネームを自動的に付加することができる。こ れは一例であるが、このように既に蓄積され たデータを検索し、不足しているデータを自 動的に付加することで、映像素材エントリー 時のユーザの操作を軽減できる。付加に際し て確認画面を表示し、ユーザの確認を得るこ とでより精度を向上できる。従って、ショッ ト情報自動抽出システム40には、ショットメ データDB30に加えて画像DB31が含められる。

[シーン構成動作]
 入力部11に検索条件が入力されると、本画 編集装置10のシーン構成部23は、検索条件を に、記憶部13の各DBに記憶されているデータ を検出して、その検索条件に合致して展開さ れる複数の動画素材を選択し、シーン記述情 報としてシーン再生部24に転送する。そして 本発明の一実施形態に係る動画編集装置10 、動画素材の自動選択に際して、複数の検 条件が入力された場合には、効果DB、関連性 DB、そして画像DBの順で検索を行い、検索条 にマッチする関連性データ(すなわち、動画 材の並びを指定するデータ)、または/およ 動画素材を選び、検索条件に対してマッチ る項目が多い順に並べるように構成されて る。

 より具体的には、検索条件にマッチする 画素材が複数検索された場合には、動画素 の展開パターンを記憶部13の効果DB35に記憶 れている評価の高い順に表示することを特 とする。また、複数の検索条件が入力され 場合には、まず全ての条件を満たすデータ 先に並べられ、以下検索条件にマッチする 目の多いデータ順に並べられる。そして、 索条件にマッチする項目数が同じデータ同 については、前述の効果DB35に記憶された評 価の高い順に並べられることを特徴とする。 しかも、表示順の基準となる効果は、ユーザ によって選択された回数等に応じて自動的に 更新されることを特徴とする。さらに、動画 編集の知識のないユーザであってもプロ並み の編集動画を作成することができるように、 選択されたデータが、一定の編集ルールに基 づいて不必要な画面が自動的にカットされて 、視覚的に美しい(言い換えれば、見やすい )映像が表示されることを特徴とする。

 図4及び図10を基に、具体的に説明する。 10は、本発明の一実施形態に係る動画編集 置10の入力部11の一例である。図10において 、検索条件入力画面が表示された状態を示 。ユーザが、図4の入力部11のGUI画面から、 ァンクションキーやボタンとして表示され 検索条件入力画面を選択することで、図10に 示す検索条件入力画面が表示される。この画 面から入力された検索条件が、シーン構成部 23に転送される。シーン構成部23は、記憶部13 のショットメタデータDB30、関連性DB34及び効 DB35を検索し、検索条件にマッチするショッ トメタデータを選択し、さらに入力されたテ ーマ条件で当該ショットと以前に映像を構成 した関連性を有するショットメタデータが抽 出される。シーン構成部23は、同時にカット 成パターンDB33を検索し、入力されたテーマ に沿って効果的に演出するためにカット構成 パターンを選択する。検索結果は、上述した ように効果の高い順で検索項目にマッチする 項目の多い順に並べられる。そして、次に、 並び順がカット構成パターンに沿って組立て られ、シーン構成ルール部25から提供される ーン構成ルールに基づいてルールに合致し い画像を除外される。そして、検索条件に 致するショットを所定の順番で再現できる うに、シーンを再現するために必要な情報 素であるシーン記述情報を作成する。

 ここで、シーン構成ルールは、自動編集 行い、シーンを作成するためのルールであ 。例えば、撮影した時系列に並べる、ロン のショットは除外する、アップショットの にはミディアムのショットを続ける等であ 。図11にシーン構成ルールの一例を示す。 11から把握されるように、かかるルールは編 集した映像を見やすくするルールであり、ま た、編集時に例えば映像に音楽を付ける場合 の絶対条件等である。従って、予め提供され 、シーン構成ルール部25に記憶されるが、一 のルールについては、検索条件入力時に、 えば映像に付ける音楽の時間等に合わせて 間条件を入力することで設定されるように ても良い。

 カット構成パターンは、シーンを作成する めに選択されるショットを効果的に演出す ための組合せパターンである。映画におい は、映画の撮影に先立って、実際のショッ の組合せパターンを記載した絵コンテが作 れ、絵コントを基に映像が撮影される。絵 ンテは、映画のショットの構図や撮影内容 ショットの時間が記述されており、例えば カットの識別子である「カット番号」、ど ような映像を撮影するかを記述した「映像 概略」、セリフや音声の効果を記述した「 声」、カットの時間を指定する「秒数」等 代表的な項目である。即ち、言い換えれば カット構成パターンは、シーンを作成する めに選択されるショットメタデータの情報 素上の内容をパターンとして記述したもの ある。
本動画編集装置10も、映画と同様に絵コンテ 相当するカット構成パターンによって、編 が行われる。そして、本発明の一実施形態 かかる動画編集装置10は、このカット構成 ターンを自動生成する機能を有するが、詳 については後述する。

 カット構成パターンの内容は、一例とし 次のようなものが挙げられる。まず、シー は上述したように複数のカットから構成さ るため、カット構成パターンは、シーンを 述する内容の情報をメタデータとして持つ 例えば、「シーンタイトル」「シーンタイ 」「シーン効果」である。シーンタイトル 、まさにシーンの表題であり、例えば「二 の人物の会話」「走る人物」「愛し合う二 」等である。シーンタイプは、当該シーン 状況等を説明する内容であり、また、編集 に当該シーンを利用できる情報とも言え、 えば、「会話」「覗き見」といった記述で る。また、シーン効果は、シーンが持つ効 の記述で、例えば「サスペンス」「お笑い 等である。これらの情報は、映像素材のエ トリー時に、入力画面からユーザによって 力された内容に基づく。

 また、カット構成パターンには、映画の コンテと同様に、次のような内容の情報が 述される。即ち、カットのシーケンス(順序 番号)である「カット番号」。カットとして 用される映像の構成要素を記述した「ショ ト構成パターン」。ショットの構成パター にマッチするショットがショットメタデー DB30から見つからない場合に、カットに空白 生まれないようにするためにどのようなシ ットで埋め合わせるか、ショット構成パタ ンを複数記述した「オルタナティブショッ 構成パターン」。カットの秒数である「秒 」等である。このうち、ショット構成パタ ンは、カットとして編集される前の、ショ トの構成内容であり、ショットメタデータ 各構成要素に基づいて構成された情報であ 。ショットメタデータの、オブジェクトタ プ(一例として、「人物」)、オブジェクト ーム(一例として、「翔太」)、オブジェクト ショット(一例として、「フル」)、オブジェ ト移動(一例として、「前」)のデータから 成されたショット構成パターンの場合、「 子の翔太が画面上で向こうからフルショッ でやってくる」映像が選択されることにな 。

 入力された検索条件に応じて、シーン構成 23によって、上述したようなカット構成パ ーンがカット構成パターンDB33から選択され 。同時に、シーン構成部23によって、効果DB 35が検索され、さらに関連性DB34が検索される 。これによって、検
索条件にマッチするデータが、カット構成パ ターンに沿って、効果の高い順に並べ替えら れる。また、関連性DB34を検索することで、 択されたデータと関連性のあるデータの有 が検索される。即ち、複数の動画素材同士 特定の順序で並べてあるテーマの動画にし 場合の、これら複数の動画素材の並び順で る関連性データによって、検索条件として 力されたテーマに沿って以前に一度並べら た他のデータとその並び順を把握すること できる。従って、関連性データが存在する 合には、かかる他の動画素材も検索結果の 画素材の列に加えられる。シーン構成部23は 、抽出された関連性データに存在する他の動 画素材のショットメタデータを、ショットメ タデータDB30から選択する。そしてカット構 パターンに適合するように抽出して動画素 の配列を構成する。さらに、シーン構成ル ル部25から提供されたシーン構成ルールに基 づいて、ショットの配列をルールに適合する ように並べ替える。そして、その並びに従っ て、各シーンを再生するために必要な情報要 素であるシーン記述情報を作成する。

 上述したとおり、シーン記述情報は、シ ンを再生するために必要な情報が記述され おり、大きく分けて、選択されたショット 報(ショット番号等)、各ショットの配置順 ショットの秒数(ショットの開始・終了時間) 等から構成される。シーン構成部23によって 成されたシーン情報記述はシーン再生部24 転送され、シーン記述情報を受け取ったシ ン再生部24は、シーン記述情報に基づいて、 記憶部13の画像DB31から必要なショットを選択 し、シーン記述情報に記述された順番で、選 択したショットを出力表示部14に表示する。

 以上が、本発明の一実施形態に係る動画 集装置10におけるシーン構成動作であり、 かるシーン構成動作に関わるシーン構成部23 、シーン構成ルール部25及び記憶部13を総称 て、シーン構成システム50という。図4に一 鎖線で示した部分が、シーン構成システム50 である。なお、シーン構成システム50が構成 るのは、あくまでも検索条件に適合したシ ット番号やショットの配列順等であり、動 であるショット自体の画像データを直接選 して配列するわけではない。かかる動作は 後述するシーン再生動作であり、他のシス ムが担当する。

[シーン再生動作]
 次に、本発明に一実施形態に係る動画編集 置10によるシーン再生動作について、説明 る。上述したように、処理部12のシーン構成 部23によって、検索条件に適合するショット 記憶部13の各種データベースから選択され 出力表示の際の順番も含めてシーン記述情 としてシーン再生部24に出力される。シーン 再生部24は、シーン記述情報に記述された目 の映像データを、画像DB31のショットデータ ファイル32を基に抽出し、シーン記述情報に 述された順番で出力表示部14に表示する。 ち、シーン再生部24は、シーン記述情報で提 供されたショット番号等によって目的のショ ットを画像DB31から抽出し、抽出したショッ をシーン記述情報で指定された順によって 力表示部14に出力する。

 出力表示部14は、シーン再生部24から転送さ れたショットを順に表示する。なお、上述し たように、出力表示部14には、動画素材順番 示部が設けられ、ユーザが任意に検索され ショットの配列を変更し、又はコメント入 することもできる。このように配列が変更 れた場合や、別の動画素材が追加された場 、シーン記述情報が書き換えられたことに る。従って、最終的にユーザによって配列 変更や動画素材の追加が承認(即ち、画面上 で決定ボタンがクリックされたことを意味す る。)された場合、このシーン記述情報が出 表示部14からシーン構成部23にフィードバッ される。そして、シーン構成部23によって ショットメタデータ、関連性データ、効果 ータとして書き加えられる。それぞれのデ タは、ショットメタデータDB30、関連性DB34、 効果DBに記憶される。かかるフィードバック 能により、カット構成パターン、関連性デ タ及び
効果データが追加されることで、本動画編集 装置10の自動編集機能が益々高まっていく。

 以上が本動画編集装置10におけるシーン 生動作であり、かかるシーン再生動作に直 関連する(即ち、フィードバック機能を除く )シーン再生部24、画像DB31及び出力表示部14 、便宜上シーン再生システム60という。図4 おいて、2点鎖線で囲んだ部分がシーン再生 システム60である。

[カット構成パターン自動生成動作]
 上述したように、シーン構成にあたって、 画編集知識のないユーザが、プロのような 集をすることは非常に困難である。本動画 集装置10におけるシーン構成は、カット構 パターンに基づいてシーン構成部23で行われ るが、本動画編集装置10は、上述したように ット構成パターン自動生成機能を有する。 下、このカット構成パターン自動生成動作 ついて説明する。

 上述したように、本動画編集装置10は、 理部12内にショットの自動認識を行うショッ ト自動認識部21を有する。このショット自動 識部21は、既に説明したように、顔認識技 及び画像認識技術に基づいて、映像素材中 複数のショットをショット毎に分割し、且 、ショット内の一つ一つの画像のメタデー の差分を抽出することができる。このショ ト自動認識部21及びショットメタデータ抽出 部22によって、既存の映画のシーンで使われ いるカット割りからカット構成パターンを り出すことができる。

 図を基に詳細に説明する。図12は、本発 の一実施形態に係る動画編集装置10における カット構成パターン自動生成を示す概略図で ある。まず、入力部11(図示せず。)の映像素 エントリー画面から、既存の映画のシーン 入力する。例えば、ユーザが大好きなシー を入力する。また、本動画編集装置10が、デ ジタル放送を録画できるパソコンであれば、 ハードディスクに記憶した映像を指定して呼 び出すだけでよい。図12においては、4つのシ ョットを有する映像素材を例示的に示してい る。この時、映像素材エントリー画面には、 エントリーした映像素材のシーンタイトル、 シーンタイプ、シーン効果等のシーン情報を 入力するフィールドが表示され、それぞれの 情報をユーザが入力する。次に、エントリー された映像素材のシーンの中から、ユーザが カット構成パターンとして作成したいシーン を指定する。エントリーした映像素材が、画 面上に順番にサムネイル表示されるので、目 的のシーンの初めと終わりを指定するだけで 良い。

 ショット情報自動抽出部20のショット自 認識部21は、エントリーされたシーンを上述 した方法でショットに分割し、各ショットの 時間を計測する。ショット番号及びショット の開始・終了時間(ショットの秒数)のデータ 抽出される。このデータは、カット構成パ ―ン生成部25に転送される。ショット時間 計測が終了したショットは、ショットメタ ータ抽出部22において次の処理が行われ、各 ショットに対するショットメタデータが作成 される。作成されたショットメタデータは記 憶部13のショットメタデータDB30に記憶される とともに、カット構成パターン生成部25に転 される。カット構成パターン生成部25は、 ョット自動認識部21から転送されたショット 番号、ショット開始・終了時間のデータと、 ショットメタデータとを合成して、カット構 成パターンを生成する。図12においては、4つ のショットから、図12下側に示すカット構成 ターンが生成される。図12には図示しない 、生成されたカット構成パターンは記憶部13 のカット構成パターンDB33に記憶される。こ ようにして、多数の映画シーンからカット 成パターンを生成して記憶する。

 カット構成パターンは、シーンの抽象的な 現でもあるので、同じシーン情報に対して 数の映画などのカット構成パターンを得る とができる。本動画編集装置10は、統計
分析機能を有し、シーン情報ごとに、それら のカット構成パターンの統計を採って分析す ることができる。即ち、映画の中でシーンが どのように構成されているかについての情報 的な分析を行う。例えば、シーン効果「サス ペンス」というシーン情報を有する蓄積され たカット構成パターンを分析することによっ て、映画の中でサスペンスシーンがどのよう にして盛り上げられているか、アクションシ ーンがどのようなショットの連続によって構 成されているかといった、映画のテクニック を定量的に分析することができる。そして、 分析した結果をカット構成パターンにフィー ドバックすることで、カット構成パターンを 充実させることができる。以上が、本発明の 一実施形態に係る動画編集装置10におけるカ ト構成パターンの自動生成動作である。

[シーン構成動作及びシーン再生動作のフロ ]
 次に、上述したシーン構成動作及びシーン 生動作が、検索条件入力時にどのように行 れるかフローチャートをもとに説明する。 13は、動画編集装置10を用いる動画編集動作 を示す全体フローの概略図である。また、図 14は、本発明の一実施形態に係る動画編集装 10における動画編集動作のフローの詳細図 ある。ここでは、図10に示した入力部11とし のGUI(Graphical_User_Interface)に、検索条件とし 動画のテーマが入力される場合について、 14を基に詳細に説明する。

 ステップS100において開始されると、ステ ップS101において、ユーザによって検索条件 入力部11から入力される。ここでは、図10に した入力部11としてのGUIに、検索条件とし 、選択されたテーマである「お笑い」が指 され入力された入力ステップが実行された 態を示す。ステップS102において、動画編集 置10の処理部12のシーン構成部23は、入力部1 1に検索条件が入力されると、検索条件であ テーマ「お笑い」を基に、記憶部13のショッ トメタデータDB30を検索して、前記入力条件 合致するデータを検索する。ステップS103に いて、シーン構成部23は、検索結果がある 否かを判断する。検索結果がある場合ステ プS104に進み、一方検索結果がない場合には ユーザに更なる検索条件、例えばキーワー や効果等を入力させるため、ステップS101の 検索条件入力画面に戻る。

 ステップS104において、シーン構成部23は さらに上記検索条件に合致する検索結果が つだけであるか複数あるかを判断する。検 結果が一つだけの場合はステップS106に進む 。一方、検索結果が複数ある場合、ステップ S105において、シーン構成部23は、さらに記憶 部13の効果DB35を検索し、効果DB35の検索結果 基づき、検索された複数のデータを効果の れた順に配列する。

 ステップS106において、シーン構成部23は さらに記憶部13の関連性DB34を検索し、前記 索されたデータと関連性を有する他のデー の存在を検索する。そして、ステップS107に おいて、前記検索されたデータの配列に、関 連性DB34から検索された関連するデータを追 し、併せてシーン構成ルールに適合するよ に不要な画像をカットする。

 ステップS108において、シーン構成部23は 検索結果の配列順をショットメタデータに って記述し(即ち、検索条件に合致するショ ットの表示順をショットメタデータの記述と して作成する。)、処理部12内のシーン再生部 24に転送する。

 転送された前記記述を受け取ったシーン 生部24は、ステップS109において、前記記述 従って記憶部13の画像DB31から検索条件に合 する画像データを抽出する。そしてステッ S110において、シーン再生部24は、画像DB31か ら抽出された画像データを、順に出力表示部 14に転送する。

 ステップS111において、出力表示部14は、 ーン再生部24から転送された画像データをGU Iからなる出力表示画面上に表示する。以上 ような方法によって、本動画編集装置10は、 入力されたテーマでの動画素材の展開パター ンを抽出する。また、処理部12は、このとき 上述したように各パターンについて効果DB 記憶されている評価の高い順に検索結果を 示するよう、構成されている。なお、詳細 後述するが、表示された検索結果について ユーザが検索結果である画像データの配列 任意に変更し、また、関連性のある画像デ タを前記配列中に任意に追加できるように 出力表示画面には、動画素材順番表示部及 動画素材リスト部が設けられている。また 検索された画像データの一つひとつに、ユ ザが任意でコメントを記載することができ コメント枠部を画像データ一つひとつに重 て表示するようにしても良い。

 ステップS112において、シーン構成部23は 出力表示部14の前記動画素材順番表示部及 動画素材リスト部等を使用して、ユーザに って出力された画像データの配列が変更さ 、又は配列中に他の画像データが追加され か否かを判断する。出力表示部14の前記動画 素材順番表示部及び動画素材リスト部が使用 された場合、使用された結果のデータをシー ン構成部23に転送するようにすれば良い。ス ップS112において、配列変更又は追加がある 場合、シーン構成部23はステップS101に戻り、 前記変更・追加情報による新たな検索条件が 入力されたものとしてステップS101からステ プS112を、ステップS112において変更・追加が されていないと判断されるまで、繰り返す。

 ステップS112において、変更・追加がされ ていないと判断された場合、ステップS113に いて、シーン構成部23は、ユーザによって配 列が変更された結果情報及びその時の入力さ れた検索条件を効果データ及び関連性データ として、必要な画像データのメタデータ等に 追加し、記憶部13の効果DB35及び関連性DB34に 憶する。

 さらにステップS114において、シーン構成 部23は、ユーザによって採用されて追加され 画像データの、効果データ中の評価データ 項目について、採用回数1回ごとに1をカウ トする。そしてステップS115において終了す 。本発明の一実施形態に係る動画編集装置1 0は、以上のようなステップによって、動画 編集することができる。

 なお、上述したように、本発明の一実施 態に係る動画編集装置10によれば、上記ス ップS101の入力ステップでは、複数の検索条 を入力することができる。以下複数の検索 件が入力された場合について説明する。

 例えば、入力部11は、図10に示したように 、効果DBに対する第1の検索条件が入力される テーマ選択部と、第2の検索条件が入力され 効果選択部とを備える。そして、入力ステ プで、テーマと効果とが検索条件として入 された場合は、処理部12は、効果DBを検索し 効果DBのデータの中から、検索条件にマッ するデータを選び、検索条件に対してマッ する項目が多い順に並べるように構成され いる。

 具体的には、テーマと効果という2つの検 索条件が入力された場合であれば、2項目の 索条件の両方に合致するデータが先に並べ れ、どちらか片方の検索条件に合致するデ タが次に並べられる。そして、検索条件に ッチする項目数が同じデータ同士(例えば、 ーマと項目の両方で合致する2以上のデータ )の中では、効果DBに記憶された評価の高い順 に検索結果を表示する。

 さらに、図10に示したこの例では、入力部11 は、検索条件として効果DB以外のDBを検索対 とできるように構成されている。具体的に 、図10に示すように、入力部
11にはテーマ選択部、効果選択部以外に、キ ワード選択部と素材キーワード選択部とが けられている。これらの選択部に、キーワ ドが入力されると、処理部12のシーン構成 23は、効果DB35、関連性DB34、そして画像DB31の 順で検索を行い、検索条件にマッチする関連 性データ(すなわち、動画素材の並びを指定 るデータ)、または/および動画素材を選び、 検索条件に対してマッチする項目が多い順に 並べるように構成されている(図15参照)。

 以上のように複数の検索条件が入力され シーン構成部23によって関連性データが抽 された場合、シーン再生部24によって関連性 DB34から読み出された関連性データにしたが て複数の動画素材が並んだ列が1以上、表示 れる。一方、シーン構成部23によって動画 材が抽出された場合は、1以上の動画素材が 示される。即ち検索されたデータによって 表示されるデータの内容が異なる。入力部1 1は、本実施態様では表示された動画素材の または動画素材を選択して指定する指示が 力される。出力表示された動画素材の列、 たは動画素材の中に、操作者が選択したい 画素材の列または動画素材が見出されない 合、上述したように別の検索条件で検索を るために上記ステップS101の入力ステップに ればよい。

 上述したように、シーン構成部23によっ 動画素材が指定されると、処理部12のシーン 構成部23は、さらに関連性DBを検索して、関 性データが存在する場合には、選択された 画素材が他の動画素材と組み合わされた動 の列を出力表示部14に表示する(図16参照)。 実施態様では、出力表示部14に表示された動 画素材は操作者による加工が可能とされてい る。

 具体的には、図16に示すように、出力表 部14は、上記ステップで抽出された動画素材 を表示順に並べて表示する部分(動画素材順 表示部)と、動画素材に重ねて表示する複数 コメント枠が選択されるコメント枠部とを する。コメント枠部は、入力部11を操作す ことにより、動画素材順番表示部に表示さ た各動画素材に重ねられるように構成され いる。また、各コメント枠は、入力部11にテ キストを入力することにより枠内に任意のテ キストが表示できるように構成されている。

 よって、出力表示部14に列状に並べられ 動画素材のそれぞれに、任意のコメント枠 付加され、コメント枠内にテキストを入力 ることができる。このため、操作者は動画 集の専門家のノウハウを活用したシーン展 パターンで展開する動画を簡易に作成でき とともに、動画素材を独自に加工して操作 オリジナルのストーリー作りをすることも きる。

 さらに、出力表示部14には、選択された 画素材と関連性の高い他の動画素材を一覧 示する部分(図16における動画素材リスト部) 設けてもよい。この場合、動画素材順番表 部に表示された動画素材を、動画素材リス 部に表示された別の動画素材と入れ替える とができる。

 動画素材リスト部から別の動画素材が選 れれば、関連性DBになかった並び順のパタ ンが作成されることになる。そこで、新た 作成されたこのパターンを関連性DBに新たに 記憶させることにより、関連性データベース を充実させることができる。

 このとき、新たに選ばれた動画素材や、こ を含む新しい関連性データについて、入力 11に入力された検索条件を、効果DBや動画素 材のメタデータに自動的に付与するように構 成すれば、関連性DBや効果DBを半自動的に作 できる。上記ステップS113の動作である。さ に、各動画素材、あるいは各関連性データ ついて、その採用回数が自動的に記憶され ようにすれば、効果DBに設けられた、各パ ーンの効果の優劣(評
価)を半自動的に数値化できる。上記ステッ S114で説明した動作である。

 以上説明したように、本発明によれば、 画素材を抽出してあるストーリーに沿って 開させるための検索は、画像DBのメタデー としてテキスト情報形式で記述されている 報の検索により行われる。よって、容量の さい情報処理装置でも迅速かつ簡易にスト リー性のある動画を製作できる。このため 本発明のプログラムは、様々な情報処理端 に実装でき、本発明に係る情報処理装置は パーソナルコンピュータ、携帯型情報端末(P DA)、携帯電話等で構成できる。

(第二の実施形態)
 上述したように、本発明の一実施形態に係 動画編集装置10は、パソコン等で簡易に構 し、ユーザが自宅等でプロ並みの動画編集 行うことができる。しかし、本発明に係る 画編集装置10は、かかる構成に限定されるも のではない。即ち、上記動画編集装置10では 記憶部13が、入力部11、処理部12、および出 表示部14が搭載された情報処理装置に備え れている構成とされている。しかし、記憶 13は、入力部11、処理部12、および出力表示 14が搭載された情報処理装置とは別の情報処 理端末に備えられていてもよい。本発明の第 二実施形態は、動画編集装置10を、サーバ機 びクライアント機で構成される、サーバ・ ライアントシステムとした例である。

 本発明に係る動画編集装置10は、ユーザ 、自宅等で簡易にプロ並みの動画編集をす ことを可能にする。しかし、動画等のデー は文書データに比して容量が大きく、家族 思い出を撮影したビデオテープ等の映像素 は、長年蓄積されると膨大なデータ量とな 。従って、自宅のパソコンのハードディス 資源を圧迫し、パソコン本体の動作に影響 与える場合もある。また、通常パソコンは ハード及びソフトの進歩に伴い数年単位で 機種に買い換えるため、機種変更の都度デ タを保存するのは非常に面倒であり、従っ 、データのみをパソコン本体以外に蓄積で れば、機種変更時の煩わしい作業から開放 れ、また、容量を気にする必要もなくなる そこで、本発明の第二実施形態に係る動画 集装置10を、サーバ・クライアントシステム として提供する。

 図4に示した、本動画編集装置10のシステ 構成において、記憶部13をサーバ機に設け 。これによって、膨大なデータ量となる映 素材を、大容量のサーバ機に確実に記憶し 存することができる。容量が増えれば、サ バ機のハードディスクを増設すれば良い。 の場合、クライアント機には、入力部11、処 理部12及び出力表示部14が設けられる。そし 、入力部11から検索条件が入力された場合に 、サーバ機の記憶部13とLAN又はインターネッ 等を介してデータの転送を行うために、処 部12内に一般的なデータ転送機能を設けれ よい。

 また、サーバ機の処理能力及びクライア ト機の処理能力によっては、処理部12の処 機能の一部又は大半をサーバ機に設けても い。一般的にサーバ機の処理能力はクライ ント機の処理能力より上回るため、より高 な処理を可能にするためである。一例とし 、処理部12のショット情報自動抽出部20、シ ン構成部23、シーン構成ルール部25及びカッ ト構成パターン生成部26をサーバ機に設ける この場合は、クライアント機には、入力部1 1、出力表示部14のほかに、処理部12内に、デ タ転送機能とシーン再生部24が設けられ、 ライアント機は、サーバ機で作成された検 条件にマッチするシーン記述情報に従って サーバ機から目的のショットの画像データ 抽出して、順に出力表示部14に表示させる動 作のみを行う。但しこれは一例であり、これ に限定されるものではない。

[変形実施例1]
 この、サーバ・クライアントシステムによ 本動画編集装置10は、例えば、インター
ネットプロバイダの会員向けサービスとして 実施することもできる。本第二実施形態の変 形実施例は、インターネットプロバイダの会 員向けサービスの一環として、実施する例で ある。

 即ち、インターネットプロバイダは、会 向けにメール保存サービス等各種のサービ 機能を提供している。そこで、本発明の第 実施形態に係る動画編集装置10を、プロバ ダのサーバ機に会員個人の映像素材を保存 る、いわば会員向けサービスの一環として 「個人映像アルバム」作成保存機能として 供するのである。即ち、上述したサーバ・ ライアントシステムのサーバ機の機能を、 ロバイダのサーバ機に持たせ、会員個人の ソコンであるクライアント機と、インター ットを介して接続することで、上述のサー ・クライアントシステムを構築することが きる。これによって、会員向けに簡易動画 集機能を容易に提供することができ、他の ロバイダとの差別化を図ることができる。 員個人のクライアント機とのデータ転送に しては、パスワード等のセキュリティイ機 を設けることで、データの秘密性を確保す ば良い。会員にとっては、パソコンを買い えても、また、データが膨大な量になって 、インターネット接続によりプロバイダの ーバ機からいつでも必要な画像データを得 ことができ、データの保存に煩わされるこ がない。

[変形実施例2]
 また昨今、ウィルスソフトによって、個人 パソコンに保存していた動画データが不正 他人に盗まれ、インターネット上の動画投 サイトに勝手に投稿される事件が相次いで る。権利者が不正投稿された1つのコンテン ツを発見して削除措置を講じても、また別の 他人によって同じような映像が投稿されるた め、違法映像・不正映像の取締りが非常に困 難なのである。現状の対策としては、権利を 有する元映像と違法に投稿された映像との相 違点を見つける方法や、映像の中に、いわゆ るウォーターマークを入れることで映像の同 一性をチェックする方法がある。しかし、こ れらの方法によっても、元の映像をトリミン グし、他の情報(例えば、字幕など。)を付け えてしまっていた場合には、直接比較して 同じものであるかを判断することが非常に 難である。また、家庭用ビデオ機で撮影し 個人の動画データの場合、一般にウォータ マークを入れることは容易ではない。本発 の第二実施形態に係るサーバ・クライアン システムによる動画編集装置10の機能を応 すれば、ウォーターマーク等を利用するこ なく、かかる画像データの不正投稿をいち く発見し、不正投稿された画像データを削 するための措置を早期に講じることができ 。

 即ち、違法映像・不正映像のカット構成 ターンを抽出し、そのカット構成パターン ショットメタデータやその秒数が完全に一 しているシーンがあったとすれば、この二 の映像が同じものである蓋然性が非常に高 。なぜなら、ショットの組立が偶然に似る とはあるが、ショット毎の時間が完全に一 したシーンは、意図しない限り全く別個に ることは非常に困難だからである。従って 違法性が疑われる映像のカット構成パター 及びショットメタデータを抽出し、比較す ことができれば、ウォーターマーク等がな ても、映像の同一性を判断できる。

 上述したように、本動画編集装置10は、装 内のショット自動認識部21でエントリーされ た映像素材をショット毎に分割し、ショット メタデータ抽出部22で、ショット毎のメタデ タを抽出することができる。さらに、かか 機能を活用し、カット構成パターン生成部2 6において、エントリーされたシーンをショ トに分割し、各ショットの時間を計測する とで、ショットメタデータと併せてカット 成パターンを生成できる。かかるショット 動認識機能及びカット構成パターン生成機 をプロバイダのサーバ機に持たせる。そし 、会員からの要請に基づき、違法性が疑わ る映像についてネット上を検索してダウン ードし、前述のショット自動認識機能及び ット構成パターン生成機能によ
って、ダウンロードした映像のカット構成パ ターンを生成する。そして、当該サーバ機内 に記憶された前記会員の元映像のカット構成 パターン等と比較する。これによって、映像 の同一性を簡易に判断できる。

 また、別の方法として、ショットメタデ タによってネット上をサーチすることも可 である。会員のクライアント機に処理部12 機能を設ける。クライアント機からデータ エントリーすると、上述のショット自動認 機能及びカット構成パターン生成機能によ て、エントリーされた映像のショットメタ ータ及びカット構成パターンが生成され、 像データと関連付けられて、サーバ機の記 部13のそれぞれのデータベースに記憶される 。この時、画像データと関連付けられたショ ットメタデータ及びカット構成パターンにつ いて、会員パスワード等によってガードし、 会員以外の第三者が関連付けを変更、或いは 書き換えられないようにする。そして、会員 が、必要に応じて画像データを自己のクライ アント機に保存する場合には、必ず、関連付 けられたショットメタデータ及びカット構成 パターンが付着して保存されるようにする。 これによって、例えば、会員のクライアント 機からウィルスソフトによって画像データが 盗まれた場合であっても、盗まれた画像デー タには、必ず前記のショットメタデータ及び カット構成パターンが付着していることにな る。サーバ機から、ショットメタデータによ ってネット上の動画投稿サイトを自動的にサ ーチすることで、不正に投稿された盗まれた 画像データを簡易に発見できる。プロバイダ のサーバ機によって、会員のショットメタデ ータを基に定期的にサーチすることで、早期 の発見が可能となる。

 以上説明したとおり、本発明の第二実施 態に係るサーバ・クライアントシステムを 用した動画編集装置10によれば、インター ットプロバイダによる個人映像のアルバム 存機能や不正投稿サーチ機能等を提供する とができる。なお、上記は一例であり、本 明は、これらに限定されるものでない。