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Title:
EMERGENCY INFORMATION DELIVERING METHOD, WIRELESS CONTROL APPARATUS, RADIO BASE STATION AND MOBILE TERMINAL
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/057588
Kind Code:
A1
Abstract:
An emergency information delivering method comprises a step in which a paging signal for activating the broadcast communication function of a mobile terminal is used to notify to the mobile terminal that emergency information to be received has been generated; a step in which the mobile terminal notifies, in response to the notification by the paging signal, to the user that the emergency information has been generated; a step in which detailed information of the emergency information is transmitted, as a broadcast communication message, to the mobile terminal; and a step in which after the broadcast communication function is activated by the paging signal, the mobile terminal displays the detailed information of the emergency information received as the broadcast communication message.

Inventors:
OHGUSHI RYOHEI
ENDOH EISUKE
Application Number:
PCT/JP2008/069541
Publication Date:
May 07, 2009
Filing Date:
October 28, 2008
Export Citation:
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Assignee:
NTT DOCOMO INC (JP)
OHGUSHI RYOHEI
ENDOH EISUKE
International Classes:
G08B27/00; H04M11/04; H04W4/90
Foreign References:
JP2006349358A2006-12-28
JP2007156766A2007-06-21
Other References:
See also references of EP 2219164A4
Attorney, Agent or Firm:
MIYOSHI, Hidekazu et al. (2-8 Toranomon 1-chom, Minato-ku Tokyo 01, JP)
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Claims:
 同報通信を用いて移動端末に対して緊急情報を配信する緊急情報配信方法であって、
 前記移動端末の同報通信機能を活性化するためのページング信号によって、該移動端末に対して、受信すべき緊急情報が生成されていることを通知する工程と、
 前記移動端末が、前記ページング信号による通知に応じて、ユーザに対して前記緊急情報が生成されていることを通知する工程と、
 前記移動端末に対して、同報通信用メッセージとして前記緊急情報の詳細情報を送信する工程と、
 前記移動端末が、前記ページング信号によって前記同報通信機能が活性化された後に、前記同報通信用メッセージとして受信した前記緊急情報の詳細情報を表示する工程とを有することを特徴とする緊急情報配信方法。
 前記ページング信号は、前記緊急情報の種別を含んでおり、
 前記移動端末は、受信した前記ページング信号に含まれている前記緊急情報の種別に対応する表示を行うことによって、前記ユーザに対する通知を行うことを特徴とする請求項1に記載の緊急情報配信方法。
 前記ページング信号は、前記緊急情報の概要を含んでおり、
 前記移動端末は、受信した前記ページング信号に含まれている前記緊急情報の概要を表示することによって、前記ユーザに対する通知を行うことを特徴とする請求項1に記載の緊急情報配信方法。
 前記ページング信号は、前記移動端末の動作を特定するための端末動作識別子を含んでおり、
 前記移動端末は、受信した前記ページング信号に含まれている前記端末動作識別子によって特定される動作を行うことによって、前記ユーザに対する通知を行うことを特徴とする請求項1に記載の緊急情報配信方法。
 前記移動端末は、受信すべき同報通信用メッセージを管理しており、
 前記移動端末は、前記受信すべき同報通信用メッセージとして管理されていない同報通信用メッセージであっても、前記緊急情報の詳細情報であることを識別する緊急情報識別子を含む同報通信用メッセージについては受信することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の緊急情報配信方法。
 同報通信を用いて移動端末に対して緊急情報を配信するように構成されている無線制御装置であって、
 前記移動端末の同報通信機能を活性化するためのページング信号によって、該移動端末に対して、受信すべき緊急情報が生成されていることを通知するように構成されており、
 前記移動端末に対して、前記ページング信号を送信した後に、同報通信用メッセージとして前記緊急情報の詳細情報を送信するように構成されていることを特徴とする無線制御装置。
 同報通信を用いて移動端末に対して緊急情報を配信するように構成されている無線基地局であって、
 前記移動端末の同報通信機能を活性化するためのページング信号によって、該移動端末に対して、受信すべき緊急情報が生成されていることを通知するように構成されており、
 前記移動端末に対して、前記ページング信号を送信した後に、同報通信用メッセージとして前記緊急情報の詳細情報を送信するように構成されていることを特徴とする無線基地局。
 同報通信を用いて緊急情報を受信するように構成されている移動端末であって、
 前記移動端末の同報通信機能を活性化するためのページング信号によって受信すべき緊急情報が生成されていることを通知された場合に、ユーザに対して前記緊急情報が生成されていることを通知するように構成されており、
 前記ページング信号によって前記同報通信機能が活性化された後に、同報通信用メッセージとして受信した前記緊急情報の詳細情報を表示するように構成されていることを特徴とする移動端末。
 受信した前記ページング信号に含まれている前記緊急情報の種別に対応する表示を行うことによって、前記ユーザに対する通知を行うように構成されていることを特徴とする請求項8に記載の移動端末。
 受信した前記ページング信号に含まれている前記緊急情報の概要を表示することによって、前記ユーザに対する通知を行うように構成されていることを特徴とする請求項8に記載の移動端末。
 前記ページング信号は、前記移動端末の動作を特定するための端末動作識別子を含んでおり、
 受信した前記ページング信号に含まれている端末動作識別子によって特定される動作を行うことによって、前記ユーザに対する通知を行うように構成されていることを特徴とする請求項8に記載の移動端末。
 受信すべき同報通信用メッセージを管理するように構成されており、
 前記受信すべき同報通信用メッセージとして管理されていない同報通信用メッセージであっても、前記緊急情報の詳細情報であることを識別する緊急情報識別子を含む同報通信用メッセージについては受信するように構成されていることを特徴とする請求項8乃至11のいずれか一項に記載の移動端末。
Description:
緊急情報配信方法、無線制御装 、無線基地局及び移動端末

 本発明は、同報通信を用いて移動端末に して緊急情報を配信する緊急情報配信方法 無線制御装置、無線基地局及び移動端末に する。

 気象庁は、平成19年10月1日から、一般向 (テレビ・ラジオや、防災行政無線や、集客 設における館内放送等)への緊急地震速報( 急情報)の配信を開始する予定であり、移動 末に対する緊急地震速報(緊急情報)の配信 ついても期待されている。

 また、各自治体からも、災害等の緊急時 おける大多数のユーザに対する緊急情報の 信の要望があり、大多数のユーザに対して テロや警報や大規模事故等の緊急情報を即 に配信することが求められている。

 しかし、現状の移動通信システム(メール 配信システム等)では、大多数の移動端末に して、即時に緊急情報を配信することは、 線リソース面から不可能であり、これらの 求条件を満たすためには同報システムが必 となる。

 かかる同報システムを実現するために、3GPP で標準規定されている方式として、CBS(Cell Br oadcast Service)や、MBMS(Mutimedia Broadcast Multicast Service)が知られている。  
 しかしながら、既存の同報システムの基盤 用いて大多数の移動端末に対して緊急情報 配信するためには、およそ10秒程度の時間 要してしまう。

 これは、移動端末が、同報通信機能(例え ば、CBS受信機能)を常に活性化した状態でい と、バッテリーの持続時間に大きく影響を ぼすため、ネットワークは、移動端末の同 通信機能を活性化させた後に、同報通信用 ッセージとして緊急情報を配信するためで る。

 緊急地震速報等の人命に関わる緊急情報 配信に要する時間を極力短くすることは、 命救助につながる可能性が大きいため、社 的にも強く求められており、配信に要する 間を数秒単位に短縮することが課題である

 また、自国以外の国におけるローミング ンユーザに対しても、緊急情報を配信する とが求められている。

 移動端末は、自身が保持する「受信IDリ ト(受信すべき同報通信用メッセージを識別 るメッセージ識別子のリスト)」に含まれて いるメッセージ識別子を含む同報通信用メッ セージのみを受信するように構成されており 、自国以外の国において、緊急情報を通知す る同報通信用メッセージを受信するためには 、緊急情報を通知する同報通信用メッセージ を識別するメッセージ識別子(緊急情報用メ セージ識別子)を、全世界で共通に定義して く必要がある。

 しかしながら、日本を始めとする各国で 、既に、通信キャリア毎に、緊急情報用メ セージ識別子を定義し、メモリに当該緊急 報用メッセージ識別子が書き込まれた移動 末が出回っており、全世界で共通な緊急情 用メッセージ識別子が「受信IDリスト」に 定されている移動端末と、通信キャリア独 の緊急情報用メッセージ識別子が「受信IDリ スト」に設定されている移動端末とが混在し た状態となってしまう。

 このような状況では、同報通信用メッセ ジとして緊急情報を配信するネットワーク は、全世界で共通な緊急情報用メッセージ 別子を含む同報通信用メッセージ及び通信 ャリア毎に独自に付与された緊急情報用メ セージ識別子を含む同報通信用メッセージ 送信する必要があり、各緊急情報用メッセ ジ識別子を含む同報通信用メッセージを受 する移動端末間での受信遅延の問題が発生 る。

 そこで、受信可否を判断する緊急情報用 ッセージ識別子として、キャリア独自の緊 情報用メッセージ識別子及び全世界で共通 緊急情報用メッセージ識別子を用いている 動端末が混在する状況で、各緊急情報用メ セージ識別子間での移動端末における受信 延を発生させず、通信キャリア独自の緊急 報用メッセージ識別子にも同報通信用メッ ージとして緊急情報を配信しつつ、全世界 共通な緊急情報用メッセージ識別子へ統一 せていくマイグレーション方法が課題とな 。

 そこで、本発明は、上述の課題に鑑みて されたものであり、既存の同報システムで 知するよりも早く、緊急情報の存在を各ユ ザに対して通知することができる緊急情報 信方法、無線制御装置、無線基地局及び移 端末を提供することを目的とする。

 また、本発明は、通信キャリア独自の緊 情報用メッセージ識別子が設定されている 動端末と全世界で共通な緊急通信用メッセ ジ識別子が設定されている移動端末とが混 している状況であっても、両移動端末にお る受信遅延が発生することなく効率的な緊 情報を配信することができる緊急情報配信 法、無線制御装置、無線基地局及び移動端 を提供することを目的とする。

  課題を解決するための手段
 本発明の第1の特徴は、同報通信を用いて移 動端末に対して緊急情報を配信する緊急情報 配信方法であって、前記移動端末の同報通信 機能を活性化するためのページング信号によ って、該移動端末に対して、受信すべき緊急 情報が生成されていることを通知する工程と 、前記移動端末が、前記ページング信号によ る通知に応じて、ユーザに対して前記緊急情 報が生成されていることを通知する工程と、 前記移動端末に対して、同報通信用メッセー ジとして前記緊急情報の詳細情報を送信する 工程と、前記移動端末が、前記ページング信 号によって前記同報通信機能が活性化された 後に、前記同報通信用メッセージとして受信 した前記緊急情報の詳細情報を表示する工程 とを有することを要旨とする。

 本発明の第1の特徴において、前記ページ ング信号は、前記緊急情報の種別を含んでお り、前記移動端末は、受信した前記ページン グ信号に含まれている前記緊急情報の種別に 対応する表示を行うことによって、前記ユー ザに対する通知を行ってもよい。

 本発明の第1の特徴において、前記ページ ング信号は、前記緊急情報の概要を含んでお り、前記移動端末は、受信した前記ページン グ信号に含まれている前記緊急情報の概要を 表示することによって、前記ユーザに対する 通知を行ってもよい。

 本発明の第1の特徴において、前記ページ ング信号は、前記移動端末の動作を特定する ための端末動作識別子を含んでおり、前記移 動端末は、受信した前記ページング信号に含 まれている前記端末動作識別子によって特定 される動作を行うことによって、前記ユーザ に対する通知を行ってもよい。

 本発明の第1の特徴において、前記移動端 末は、受信すべき同報通信用メッセージを管 理しており、前記移動端末は、前記受信すべ き同報通信用メッセージとして管理されてい ない同報通信用メッセージであっても、前記 緊急情報の詳細情報であることを識別する緊 急情報識別子を含む同報通信用メッセージに ついては受信してもよい。

 本発明の第2の特徴は、同報通信を用いて 移動端末に対して緊急情報を配信するように 構成されている無線制御装置であって、前記 移動端末の同報通信機能を活性化するための ページング信号によって、該移動端末に対し て、受信すべき緊急情報が生成されているこ とを通知するように構成されており、前記移 動端末に対して、前記ページング信号を送信 した後に、同報通信用メッセージとして前記 緊急情報の詳細情報を送信するように構成さ れていることを要旨とする。

 本発明の第3の特徴は、同報通信を用いて 移動端末に対して緊急情報を配信するように 構成されている無線基地局であって、前記移 動端末の同報通信機能を活性化するためのペ ージング信号によって、該移動端末に対して 、受信すべき緊急情報が生成されていること を通知するように構成されており、前記移動 端末に対して、前記ページング信号を送信し た後に、同報通信用メッセージとして前記緊 急情報の詳細情報を送信するように構成され ていることを要旨とする。

 本発明の第4の特徴は、同報通信を用いて 緊急情報を受信するように構成されている移 動端末であって、前記移動端末の同報通信機 能を活性化するためのページング信号によっ て受信すべき緊急情報が生成されていること を通知された場合に、ユーザに対して前記緊 急情報が生成されていることを通知するよう に構成されており、前記ページング信号によ って前記同報通信機能が活性化された後に、 同報通信用メッセージとして受信した前記緊 急情報の詳細情報を表示するように構成され ていることを要旨とする。

 本発明の第4の特徴において、受信した前 記ページング信号に含まれている前記緊急情 報の種別に対応する表示を行うことによって 、前記ユーザに対する通知を行うように構成 されていてもよい。

 本発明の第4の特徴において、受信した前 記ページング信号に含まれている前記緊急情 報の概要を表示することによって、前記ユー ザに対する通知を行うように構成されていて もよい。

 本発明の第4の特徴において、前記ページ ング信号は、前記移動端末の動作を特定する ための端末動作識別子を含んでおり、受信し た前記ページング信号に含まれている端末動 作識別子によって特定される動作を行うこと によって、前記ユーザに対する通知を行うよ うに構成されていてもよい。

 本発明の第4の特徴において、受信すべき 同報通信用メッセージを管理するように構成 されており、前記受信すべき同報通信用メッ セージとして管理されていない同報通信用メ ッセージであっても、前記緊急情報の詳細情 報であることを識別する緊急情報識別子を含 む同報通信用メッセージについては受信する ように構成されていてもよい。

図1は、本発明の第1の実施形態に係る 急情報配信方式と従来の緊急情報配信方式 の相違点を説明するための図である。 図2は、本発明の第1の実施形態に係る 急情報配信システムの機能ブロック図であ 。 図3は、本発明の第1の実施形態に係る 急情報配信方法を示すシーケンス図である 図4は、本発明の第1の実施形態に係る 急情報配信方法を示すシーケンス図である

(本発明の第1の実施形態に係る緊急情報配信 ステムの構成)
 図1及び図2を参照して、本発明の第1の実施 態に係る緊急情報配信システムの構成につ て説明する。

 まず、図1を参照して、従来の緊急情報配 信方式と、本実施形態に係る緊急情報配信シ ステムを用いた緊急情報配信方式との相違点 について説明する。

 図1(a)に示すように、従来の緊急情報配信 方式では、移動端末は、同報通信用メッセー ジとして送信された緊急情報(詳細情報)を受 するまでは、ユーザに対して、緊急事態が 生していることを通知することができなか た。

 これに対して、図1(b)に示すように、本実 施形態に係る緊急情報配信方式では、移動端 末は、「緊急情報の種別」や「緊急情報の概 要」を含むページング信号を受信した際に、 ユーザに対して、緊急事態が発生しているこ とや緊急事態の種別や緊急事態の概要等を通 知することができ、その後、緊急情報の詳細 情報を受信した際に、ユーザに対して緊急事 態の詳細を通知することができる。

 図2に示すように、本実施形態に係る緊急 情報配信システムは、緊急情報配信装置1と コアネットワーク装置2と、無線制御装置(或 いは、無線基地局)3と、移動端末4とを具備し ている。

 緊急情報配信装置1は、生成部11と、配信 12とを具備している。

 生成部11は、緊急事態が発生した場合に 急情報を生成するように構成されており、 信部12は、生成部11によって生成された緊急 報をコアネットワーク装置2に配信するよう に構成されている。

 コアネットワーク装置2は、受信部21と、 成部22と、配信部23とを具備している。

 受信部21は、緊急情報配信装置1から送信 れた緊急情報を受信するように構成されて る。

 生成部22は、受信部21によって受信された 緊急情報に基づいて、「緊急情報の種別」や 、「緊急情報の概要」や、「緊急情報の詳細 情報」や、移動端末4の動作を特定するため 「端末動作識別子」を生成するように構成 れている。

 配信部23は、生成部22によって生成された 「緊急情報の種別」や「緊急情報の概要」や 「緊急情報の詳細情報」や「端末動作識別子 」を、無線制御装置(或いは、無線基地局)3に 配信するように構成されている。

 また、配信部23は、無線制御装置(或いは 無線基地局)3に対して、当該緊急情報の配 エリアを指示するように構成されていても い。

 無線制御装置(或いは、無線基地局)3は、 信部31と、配信部32とを具備している。

 受信部31は、コアネットワーク装置2から 信された「緊急情報の種別」や「緊急情報 概要」や「緊急情報の詳細情報」や「端末 作識別子」を受信するように構成されてい 。

 配信部32は、移動端末4の同報通信機能を 性化するためのページング信号によって、 動端末4に対して、受信すべき緊急情報が生 成されていること(すなわち、緊急事態が発 していること)を通知するように構成されて る。

 具体的には、配信部32は、上述の「緊急 報の配信エリア」内に属する移動端末4に対 て、上述の「緊急情報の種別」や「緊急情 の概要」や「端末動作識別子」や等を含む ージング信号を送信するように構成されて る。

 また、配信部32は、上述のページング信 に、緊急情報の詳細情報であることを識別 る「緊急情報識別子」を含めるように構成 れている。

 また、配信部32は、移動端末4に対して、 ージング信号を送信した後(移動端末4の同 通信機能が活性化された後)に、同報通信用 ッセージとして「緊急情報の詳細情報」を 信するように構成されている。

 移動端末4は、受信部41と、緊急情報通知 42と、詳細情報表示部43とを具備している。

 受信部41は、無線制御装置(或いは、無線 地局)3から送信されたページング信号を受 し、かかるページング信号の受信を契機と て同報通信機能を活性化するように構成さ ている。

 また、受信部41は、同報通信機能を活性 した後に、無線制御装置(或いは、無線基地 )3から送信された同報通信用メッセージと ての緊急情報の詳細情報を受信するように 成されている。

 さらに、受信部41は、受信すべき同報通 用メッセージを管理するように構成されて る。

 具体的には、受信部41は、受信IDリストに よって、受信すべき同報通信用メッセージを 識別するためのメッセージ識別子を管理する ように構成されている。

 そして、受信部41は、基本的には、受信 べき同報通信用メッセージとして管理され いる同報通信用メッセージ、すなわち、受 IDリストによって管理されているメッセージ 識別子を含む同報通信用メッセージのみを受 信するように構成されている。

 しかしながら、受信部41は、受信すべき 報通信用メッセージとして管理されていな 同報通信用メッセージであっても、すなわ 、受信IDリストによって管理されているメッ セージ識別子を含まない同報通信用メッセー ジであっても、「緊急情報識別子」を含む同 報通信用メッセージについては受信するよう に構成されている。

 また、受信部41は、同様に、「緊急情報 別子」を含むページング信号については必 受信するように構成されている。

 緊急情報通知部42は、受信部41によって受 信されたページング信号によって「受信すべ き緊急情報が生成されていること(すなわち 緊急事態が発生していること)」を通知され 場合に、その旨をユーザに対して通知する うに構成されている。

 具体的には、緊急情報通知部42は、受信 41により受信されたページング信号に含まれ ている「緊急情報の種別」に対応する表示( め決められている文字や画像や映像の表示) 行うことによって、上述のユーザに対する 知を行うように構成されていてもよい。

 例えば、移動端末4が、ローミング中であ る場合、緊急情報通知部42は、「緊急情報の 別」に対応する表示を、ローミング先の国 言語で行ってもよい。

 また、緊急情報通知部42は、受信部41によ り受信されたページング信号に含まれている 「緊急情報の概要」を表示することによって 、上述のユーザに対する通知を行うように構 成されていてもよい。

 また、緊急情報通知部42は、受信部41によ り受信されたページング信号に含まれている 「端末動作識別子」によって特定される動作 を行うことによって、上述のユーザに対する 通知を行うように構成されていてもよい。

 例えば、「端末動作識別子」によって特 される動作としては、所定のブザー音の鳴 や画面ポップアップの表示等といった任意 動作が想定される。 詳細情報表示部43は、 受信部41により受信されたページング信号に って同報通信機能が活性化された後に、同 通信用メッセージとして受信した「緊急情 の詳細情報」を表示するように構成されて る。

(本発明の第1の実施形態に係る移動通信シス ムの動作)
 図3及び図4を参照して、本発明の第1の実施 態に係る緊急情報配信システムの動作につ て説明する。

 第1に、図3を参照して、CBS方式を用いて 急情報(緊急地震速報)を配信する場合の動作 について説明する。

 図3に示すように、ステップS1001において 緊急情報配信装置CBE(Cell Broadcast Entity)が、 コアネットワーク装置CBC(Cell Broadcast Center) 対して、「緊急情報の配信エリア」や「緊 情報の種別(例えば、災害の種類)」や「緊急 情報の概要」や「端末動作識別子」といった 緊急情報の配信に必要な情報を配信する。

 ここで、「緊急情報の種別」として「緊 地震速報」しか存在しない場合、コアネッ ワーク装置CBCが「緊急情報の種別」を理解 ることができるので、「緊急情報の種別」 配信について省略することができる。

 また、コアネットワーク装置CBCにおいて 緊急情報の概要」を生成する場合は、「緊 情報の概要」の配信について省略すること できる。

 ステップS1002において、コアネットワー 装置CBCが、緊急情報配信装置CBEから受信し 情報に基づいて、「緊急情報の配信エリア に対応する無線制御装置RNC(或いは、無線基 局)に対して、通常のCBS用パラメータに加え て、「緊急情報識別子」や「緊急情報の種別 」や「緊急情報の概要」や「緊急情報の詳細 情報」や「端末動作識別子」や「緊急情報の 配信エリア」を送信する。

 具体的には、コアネットワーク装置CBCは TS25.419(SABP)に規定されている「Write-Replace」 パラメータに、「緊急情報識別子」や「緊 情報の種別」や「緊急情報の概要」や「緊 情報の詳細情報」や「端末動作識別子」や 緊急情報の配信エリア」についての情報要 を追加して送信する。

 ステップS1003において、無線制御装置RNC( いは、無線基地局)は、コアネットワーク装 置CBCから受信した「Write-Replace」のパラメー に「緊急情報識別子」が設定されている場 、「緊急情報の配信エリア」に属する移動 末UEに対して、CBS用ページング信号(RRC:3GPP T S25.331に規定)に、「緊急情報の種別」や「緊 情報の概要」や「端末動作識別子」を含め 通知する。

 ステップS1004において、CBS用ページング 号を受信した移動端末UEは、「緊急情報の種 別(緊急地震速報)」と「緊急情報の概要」と 連動させて、簡易的に、地震が起きたこと びその概要をユーザに対して通知する。

 更に、移動端末UEは、上述の通知を行う に、「端末動作識別子」によって特定され 動作を行う(例えば、ブザー音鳴動)。

 ここで、移動端末UEにおいて、「緊急情 の概要」用パラメータ、及び、移動端末4に って作成される規定のフォーマットに「緊 情報の概要」で通知された「緊急情報の概 」用パラメータを挿入する部分を、事前に めておくことで、送信すべき「緊急情報の 要」の情報量を最小化することが可能であ 。

 ステップS1005において、無線制御装置RNC( いは、無線基地局)は、移動端末UEに対して 同報通信用メッセージ(BMC CBSメッセージ)と して、緊急情報の詳細情報を配信する。

 ステップS1006において、緊急情報の詳細 報を受信した移動端末UEは、シリアル番号等 で指定された方法に基づいて、ブザー音の鳴 動や画面ポップアップの表示等と共に、緊急 情報の詳細情報を表示する。

 ステップS1007において、無線制御装置RNC( いは、無線基地局)が、コアネットワーク装 置CBCに対して「Report-Success」を送信し、ステ プS1008において、コアネットワーク装置CBC 、緊急情報配信装置CBEに対して「Report-Success 」を送信する。

 第2に、図4を参照して、MBMS方式を用いて 急情報(緊急地震速報)を配信する場合の動 について説明する。

 図4に示すように、ステップS2001において 緊急情報配信装置が、コアネットワーク装 BM-SC(Broadcast Multicast Service Center)に対して 「緊急情報の配信エリア」や「緊急情報の 別(例えば、災害の種類)」や「緊急情報の概 要」や「端末動作識別子」といった緊急情報 の配信に必要な情報を配信する。

 ここで、「緊急情報の種別」として「緊 地震速報」しか存在しない場合、コアネッ ワーク装置BM-SCが「緊急情報の種別」を理 することができるので、「緊急情報の種別 の配信について省略することができる。

 また、コアネットワーク装置BM-SCにおい 「緊急情報の概要」を生成する場合は、「 急情報の概要」の配信について省略するこ ができる。

 ステップS2002において、コアネットワー 装置BM-SCが、緊急情報配信装置から受信した 情報に基づいて、交換装置GGSN(Gateway GPRS Supp ort Node)/SGSN(Serving GPRS Support Node)を経由して 、「緊急情報の配信エリア」に対応する無線 制御装置RNC(或いは、無線基地局)に対して、 常のMBMS用パラメータに加えて、「緊急情報 識別子」や「緊急情報の種別」や「緊急情報 の概要」や「緊急情報の詳細情報」や「端末 動作識別子」や「緊急情報の配信エリア」を 送信する。

 具体的には、コアネットワーク装置BM-SC 、TS29.061(PDN)に規定されている「Session Start  Request(RAR(START))」のパラメータに、「緊急情 識別子」や「緊急情報の種別」や「緊急情 の概要」や「緊急情報の詳細情報」や「端 動作識別子」や「緊急情報の配信エリア」 ついての情報要素を追加して送信する(PDN/GTP /RANAP)。

 ステップS2003において、無線制御装置RNC( いは、無線基地局)が、コアネットワーク装 置BM-SCに対して、交換装置GGSN/SGSNを経由して 「Session Start Response」を送信する。

 ステップS2004において、無線制御装置RNC( いは、無線基地局)は、コアネットワーク装 置BM-SCから受信した「Session Start Request(RAR(STA RT))」のパラメータに「緊急情報識別子」が 定されている場合、「緊急情報の配信エリ 」に属する移動端末UEに対して、MBMS用ペー ング信号(RRC)に、「緊急情報の種別」や「緊 急情報の概要」や「端末動作識別子」を含め て通知する。

 ステップS2005において、MBMS用ページング 号を受信した移動端末UEは、「緊急情報の 別(緊急地震速報)」と「緊急情報の概要」と を連動させて、簡易的に、地震が起きたこと 及びその概要をユーザに対して通知する。

 ステップS2006において、コアネットワー 装置BM-SCは、移動端末UEとの間のMBMSセッショ ンの確立後、当該移動端末UEに対して、交換 置GGSN/SGSNを経由して、同報通信用メッセー (MBMSメッセージ)として、緊急情報の詳細情 を配信する。

 ステップS2007において、緊急情報の詳細 報を受信した移動端末UEは、シリアル番号等 で指定された方法に基づいて、ブザー音の鳴 動や画面ポップアップの表示等と共に、緊急 情報の詳細情報を表示する。

(本発明の第1の実施形態に係る緊急情報配信 ステムの作用・効果)
 本実施形態に係る緊急情報配信システムに れば、従来の基盤(CBSやMBMS)を用いた同報シ テムにおいて、同報通信用メッセージ(緊急 情報の詳細情報)を配信する前に、ページン 信号によって緊急情報の概要を移動端末に 知することが可能となり、ユーザが一次行 を早く取ることを支援し、災害等の緊急事 による人命への影響を小さくすることが可 となる。

 また、本実施形態に係る緊急情報配信シ テムによれば、ページング信号に端末識別 を含めることで、緊急情報の概要を受信し 際の移動端末が行うべき動作も指定可能で る。

 また、本実施形態に係る緊急情報配信シ テムによれば、今後、緊急情報の配信への り組みが国際的に実施され、国際的に緊急 報用メッセージ識別子が定義された場合、 信キャリアで独自に利用している緊急情報 メッセージ識別子を受信するように設定さ た移動端末と全世界で共通に利用される緊 情報用メッセージ識別子を受信するように 定された移動端末とが混在している状況で っても、既存の通信キャリアで独自に利用 ている緊急情報用メッセージ識別子を利用 ることにより、一回の送信で両移動端末に いて緊急情報を受信することができ、緊急 報用メッセージ識別子を通信キャリア独自 緊急情報用メッセージ識別子から全世界で 通な緊急情報用メッセージ識別子へとスム ズに移行させることが可能となる。

 なお、上述の移動端末や無線基地局や無 制御装置の動作は、ハードウェアによって 施されてもよいし、プロセッサによって実 されるソフトウェアモジュールによって実 されてもよいし、両者の組み合わせによっ 実施されてもよい。

 ソフトウェアモジュールは、RAM(Random Acce ss Memory)や、フラッシュメモリや、ROM(Read Onl y Memory)や、EPROM(Erasable Programmable ROM)や、EEPR OM(Electronically Erasable and Programmable ROM)や、 ジスタや、ハードディスクや、リムーバブ ディスクや、CD-ROMといった任意形式の記憶 体内に設けられていてもよい。

 かかる記憶媒体は、プロセッサが当該記 媒体に情報を読み書きできるように、当該 ロセッサに接続されている。また、かかる 憶媒体は、プロセッサに集積されていても い。また、かかる記憶媒体及びプロセッサ 、ASIC内に設けられていてもよい。かかるASI Cは、移動局UE及び無線基地局eNB内に設けられ ていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプ ロセッサは、ディスクリートコンポーネント として移動局UE及び無線基地局eNB内に設けら ていてもよい。

 以上、上述の実施形態を用いて本発明に いて詳細に説明したが、当業者にとっては 本発明が本明細書中に説明した実施形態に 定されるものではないということは明らか ある。本発明は、特許請求の範囲の記載に り定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱する となく修正及び変更態様として実施するこ ができる。従って、本明細書の記載は、例 説明を目的とするものであり、本発明に対 て何ら制限的な意味を有するものではない

 なお、日本国出願第2007-280557号(2007年10月2 9日出願)の全内容が、参照により、本願明細 に組み込まれている。

産業の利用可能性

 以上のように、本発明によれば、既存の 報システムでよりも早く、緊急情報の存在 各ユーザに対して通知することができる緊 情報配信方法、無線制御装置、無線基地局 び移動端末を提供することができる。

 また、本発明によれば、通信キャリア独 の緊急情報用メッセージ識別子が設定され いる移動端末と全世界で共通な緊急通信用 ッセージ識別子が設定されている移動端末 が混在している状況であっても、両移動端 における受信遅延が発生することなく効率 な緊急情報を配信することができる緊急情 配信方法、無線制御装置、無線基地局及び 動端末を提供することができる。